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2011年10月18日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] fate/zeroで一言言いたい

 いや、内容云々じゃないんですけどね……
 主人公?の武器がトンプソン・コンテンダーで、のっけに弾詰め替えを持って来るって、どう考えても「 ハード・ターゲット 」の敵の傭兵隊長やりたかっただけだよね? Wikipedia 見ると色々理屈つけてるけど?


2010年10月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 中国の反日デモ

 なんかあっちこっちで過激な反日デモが起きてるみたいですが、まあ、大変ですねとしか。
 元々中国では反体制を掲げるデモが厳しく取り締まられてるのは周知の事実。それなら反日デモだって取り締まろうと思えば取り締まれるじゃん、という意見もあるようですが、そんなん簡単に行きませんわな。
 中国人は根本的に政府に対して距離を置いてるというか信頼していないので(ってより権力者対民衆という対立構造がどこか思想の根っこにある)体制が反体制を弾圧することにはある意味納得するのですが、反日まで弾圧すると「政府は日本に屈するのか!」となる。しかも反体制デモ禁止は受け入れると言っても鬱憤は溜まるので、その分の鬱憤まで含めて爆発してしまう可能性がある。なので、ガス抜きとしても反日デモは見逃してるというのが正直な所だと思います。
 とは言えその辺は結構中国もバランスを取るのに苦慮していて、日本の抗議に対して言葉の上では結構高圧的に突っぱねたりしてますが、その実ちゃんと首謀者などは後日きちんと身柄を拘束したりしてます。「建前」と「本音」ってところですね。
 ここで誤解のないように言っておきたいのは、私は別に親中ではないということです。右翼でもないけど。ただ、国の成り立ちとして共産党軍の抗日神話が正当性に使われてしまっている以上、反日的な部分はどうしても出てきてしまうし、国を解体してもう一度作り直せと言ってもそれは現実的ではないでしょう。それに、思想的にも政治的にも過度に反日的な政策を推し進めた江沢民時代と違い、現在の胡錦濤は現実路線、経済重視主義であり、なんだかんだ言っても日本との経済強調を重視してます。その辺の建前と本音の二重構造がわかってないといろいろ読み誤るってことです。
 が、一般人が読み誤るんだったら大した害はないんですが、問題は現政権が読み誤ってる、っつーか、なーんもわかってない、ってのが一番の問題。しかも左側の方向に。
 元々日本の左の思想は親中、ってより「中国は日本の可哀相な被害者」って「教義」が根幹にあるので、その教えに従った対応をしないといけない。理屈じゃないんです。宗教ですから。
 でも実は共産党政府は(少なくとも現政権は)そんなことちーっとも望んでないのですよね。何故なら、及び腰で出た相手にはさらに一歩踏み込む、ってのが中国の交渉の常識だから。もしそうしなかったら、逆に政府が民衆からバッシングの対象になります。(民衆の政府に対する暴発を最も恐れてるのは前述の通り) だから中国側としては日本も強気に出てきて腹芸と水面下のやりとりで適当になあなあで済ましてしまうのが一番楽。実際これまではそうしてきたわけです。ところが宗教がかった現政権の首脳はそういう腹芸を理解できない、というより、教義に反するのでしようとしない。そうすると中国も落としどころを探す前にさらに踏み込まねばならず、いつまでたっても事態の収集が付けられないという困ったことに。それでも中国政府はなんとか全力でうやむやにしようとしてるのですが、日本側だって中国人民と同程度の人間はいますから、そういう連中が「なんで中国に弱気なんだ!」と騒ぎ出す。そうすると中国側もそれに釣られて反応してまた反日デモが、という悪循環なのが現状です。
 仙谷官房長官が「中国のデモはいつものことだから日本側はもっと冷静な対応を」ってのは、ある意味間違った発言ではないのですが、前提としてすっぽ抜けてるのが「そもそも現政権がその前提に従った行動を取ってない(大衆の不満を上手く分散することが出来てない)し、中国と上手く落としどころを取れていない」という事実があるので、まさしく「お前が言うな」なわけです。
 今回、中国側をどう思うか、反中デモをどう思うかは、人それぞれではありましょうが、政治のやり取りの上での話をすると「菅・仙谷がアホ」としか言いようがないわけです。
 ああ、ホントアホだ。どうにかしてくれ。


2009年10月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#34とダブル#7

  シンケンジャー #34「親心娘心」。ハワイに移住していた茉子の父親が突然屋敷にやってくるが、その目的は茉子にシンケンジャーをやめさせハワイに連れて行くこと。茉子の母がそれを望んでいるらしいのだが、茉子はそんな気はさらさらない上に、幼い頃自分を祖母に預けハワイに行ってしまったきりほとんど顔もあわせてない母親のそんな発言を身勝手とすら感じる。
 そんなとき、小学校に外道衆が現れたとの知らせが。シンケンジャーは名無し連中と戦うが、外道衆に子どもたちを連れ去られてしまう。外道衆のアクマロは子どもたちの涙で現世に「賽の河原」を作り出し、三途の川を現世に引き込もうとしていたのだ。

 ひとつ積んでは母のため〜、って、地蔵和讃って今時わかるのかなぁ。
 地蔵菩薩ってのは子どもの守護者にされていて、幼くして死んだ子どもが父母を偲んで石を積み上げては獄卒にそれを崩されることを繰り返す賽の河原で、現れて子どもたちを救っていくわけだけども、よく考えたら三途の川とかの用語が出てたシンケンジャーで賽の河原が出てくるのは至極当然だよなぁ。
 それと幼くして両親と別れ、心のどこかで「親に捨てられた」と感じている茉子の話が進んで行く。先代のシンケンジャーの戦いは丈留の父親が命を落としたりと壮絶なものだったのだけど、先代ピンクである茉子の母親も生き残りこそしたものの、心と体に深い傷を負っていた。それを癒すために茉子を置いて移住したのだけど、茉子もそれを聞いて受け入れられるほど十分に大人になっていた。
 しかし、親の身勝手と知りつつも茉子に引退を勧める父親の申し出を受けるかはまた話が別。茉子は両親を許しつつも、シンケンピンクとして戦い続けることを選ぶ。
 今回はロボ三体そろいぶみだったけど、次回はついに全部合体らしい。ダイゴヨウは合体しないから、11合体か。つか、いろいろくっつけすぎ……ってより、牛折神、モウギュウダイオーになったら縮んでない?


  仮面ライダーダブル #7「Cを探せ/フィリップはそれを我慢できない」。今日も片っ端から「地球の本棚」の本を調べまくっているフィリップ。だが、一冊封印されて読めない本を見つけてしまう。その本に書かれているのは「ヘブンズトルネード」について。関連事項について検索したフィリップはそれが新鋭のストリートダンサー、弾吾が関係してるらしいことを知る。
 そんな時、事務所に石にくくりつけられた投げ文が投げ込まれる。文の内容は正体不明の依頼で、風花高校に怪しい人物が現れるから捕まえてくれというものだった。
 依頼云々より乱暴な依頼人に頭に来た翔太郎はその正体を知るべく捜査を開始、手がかりを求めて風花高校へ向かう。だが、フィリップは「ヘブンズトルネード」に取り憑かれて勝手に事務所を抜け出て弾吾を探しに行ってしまう!
 高校に着いた翔太郎だったが、到着早々怪しい人影を見かける……しかし、自身が不審者と間違われて警備員に取り囲まれる羽目に。振り切って怪しい人影を探すが、校長室から悲鳴が上がる。ゴキブリの力を持ったコックローチドーパントが校長を殺そうと今まさに迫っていた。ダブルに変身して追い詰める翔太郎だったが、いいところでフィリップが弾吾を見逃しそうになって動揺、結局取り逃がしてしまう。
 一方、弾吾に追いついたフィリップと亜樹子だったが、弾吾は彼らが鳴海探偵事務所の人間と聞いて動揺、突然駆けだした彼を追いかけてフィリップたちがたどりついたのは風花高校だった。
 ドーパントの目的を知るために情報通の女子高生から情報を得ていた翔太郎は、今高校生の間で話題になってる「闇の仕置人」裏サイトのこと、校長はそこで「駆除」を依頼された標的「星野」という女生徒と同姓だったため間違えて襲われたことを知る。
 一方、弾吾は学園内でかつてパートナーだった星野千鶴を探し求める。鳴海探偵事務所に正体不明の依頼をしたのは実は彼だった。のみならず、裏サイトで星野の駆除依頼をしたのも彼であることが判明する。どうして自分で駆除と護衛を同時に頼んだのか……わけがわからないままドーパントと戦うダブルだったが、弾吾と千鶴が仲違いしている限り、ヘブンズトルネードは見られないと知ったフィリップが動揺。その隙を突かれコックローチドーパントに超スピードでルナとトリガーのメモリーを奪われてしまう。

 ダブル、臨機応変に能力を変えられるし強いんだけど、メモリがかなり簡単に奪われてしまうのな……しかも、フィリップの旺盛すぎる好奇心が、かなりの弱点……チームワークが上手く行けばアノマロカリスの時みたいにお互いの長所を生かし合うけど、逆だとそれ以前にちぐはぐ……
 依頼は、どうもかつて風花高校の生徒だった弾吾はなんらかの理由でパートナーだった千鶴と袂を分かち、そのことを怨みに思い裏サイトに駆除を依頼した物の、すぐにそれを後悔し翔太郎たちに彼女を守るように依頼したらしい。そして、彼らの繰り出す大技が「ヘブンズトルネード」で、二人が解散したために本棚の本も参照できなくなってしまったと。一旦興味を持つと納得できるまで諦めることを知らないフィリップは、それを見るまで当分使い物にならなさそうだけど、元々弾吾たちは不仲で別れたみたいな上に、弾吾が千鶴の駆除を依頼したと彼女に知られ、かなり絶望的なような。
 しかも今回の敵のコックローチドーパントはかなり強敵。戦闘力自体はそんなに高くないけど超スピードで翻弄する戦法に対抗するにはルナトリガーの曲がる弾道くらいしかない。しかもしつこいし、ルナとトリガーのメモリーを奪われて、どう対抗するのか。
 てか、コックローチドーパント、力入りすぎててぶっちゃけキモイ。w^  そしてダブルを抹殺するために園崎ファミリーが遣わしたのは、飼い猫にメモリを刺したスミロドン(サーベルタイガー)ドーパント。こういうのもアリか。


2008年10月18日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 再開します

 しょうこともない日記ですが、再開します。
 きわめて私的なことですが、14日に友人が亡くなりました。16日に通夜があり、17日に葬儀でした。葬儀には出席しませんでしたが、16日にお別れをしてきました。
 喪に服してた、ということでもないのですが、通夜の準備と、さすがに数日はふざけたことを書く気力が奪われてしまい、数日日記を休むことにしました。
 故人は、私が知る中でもっとも尊敬すべき人物の一人です。このようなことは私は普通は絶対に言わないのですが、それでも「神様は連れて行く人の順番を間違えてる」と言わざるを得ない、そんな人でした。
 お別れを済ましてきても、まだ実感がわきません。電話で、いつもの調子で明るい声が聞こえてきそうな、そんな気がして仕方がありません。「もういない」ということを身体が理解できていないのです。私だけではなく、友人一同皆同じ思いを口にしてました。
 彼を覚えてる人々が生きている限り、その中にある彼の一部はまだこの世界と関わりを持てると考えるしかありません。願わくば私もその人々の中の末席に加われますよう。
 もうひとつ願わくば、彼のことで私たちがいましばらく悲嘆にくれることを、どんなに自分が苦しくても自分のことをいつも後回しにしようとした彼が許してくださいますよう。


2007年10月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[読書] 死せる魔女がゆく/キム・ハリスン

  上巻下巻
 異界保安局の刑事である魔女・レイチェルは、上司の度重なる嫌がらせについにキレて契約を破棄して局を辞める。共に局を抜けた吸血鬼のアイヴィ、助手であるピクシーのジェンクスとともに私立探偵を始めるが、莫大な違約金を払わないレイチェルに局は黒魔法の罠や狼男やフェアリーの刺客を送り命を狙う。局に手を出させないには、やはり違約金を払うか、ぐうの音も出ない手柄を挙げて局に貸しを作るしかない。レイチェルが目を付けたのは違法ドラッグ取り引きの噂のある大物実業家トレント。しかし敵は異界保安局より冷徹で情け容赦のない相手だった。
 「アークエンジェル・プロトコル」がわりとハードな出だしだったにもかかわらずその実はハーレクインロマンスだったり、「ティンカー」もイマイチ好みに合わなかったりで、これも大して期待せずに読んだのだけど、思ってたのよりは面白かった。「魔物や魔術が当たり前の世界での魔術会社もの」というと古典はハインラインの「魔法株式会社」だと思うのだけど、わりとそんな感じで読めた。魔術や魔物が普通に存在する「IF」の世界を、結構魅力的に描いている。しかも、意外とちゃんと探偵小説してる。
 トレントはその気になればレイチェルを一気に抹殺することも可能な危険な実力者なのだが、それゆえにレイチェルの行動をどこかあなどり気味な余裕をもって俯瞰し、逆にヘッドハンティングすらしようとする。そこにかろうじてレイチェルたちのつけいる隙がある。
 元教会に住み込み探偵を旗揚げすることになったレイチェルとアイヴィが、特殊能力や魔法を駆使してトレントの犯罪の証拠を掴もうとするのは、あくまで魔法が「必殺技」ではなく、「道具」としての位置づけなので、違和感なく読める。
 結末がどうなるかは書かないが、シリーズ化前提の消化不良の伏線がいくつもあり、それは気になる。が、全体としてはライトノベル嗜好の勘違い訳出かと思っていたら、意外に骨子がしっかりしてて楽しめた。

[その他] 手抜きで玉ねぎペーストは作れないか

 そうだ、カレーを作ろう。
 ということでカレーを作り始めたのだけど、今回はちょっと玉ねぎペーストも作ってみようということで玉ねぎを二つ刻んだが、以前やったときは(当たり前だけど)えらい時間がかかったので、どうにか手抜きできないかと考える。
 まず、刻んだ玉ねぎを器に入れ、ラップをかけないで15分電子レンジでチン。このくらいなら大分時間短縮になっただろうと、フライパンにバターとニンニクのみじん切りを入れ、そこで炒めるが、五分もしないうちに飽きる。
 そこでまた電子レンジ様にお願い。五分回してみる。段々あめ色になってきて、良い感じ。そこで調子に乗ってさらに五分回してみる。
 焦げますた。orz
 電子レンジで(原理が極性分子(水)の高周電磁波による振動なので)カラカラになることはあっても焦げることはあるまいという考えが甘かった。何がいかんかったかというと、陶器の器を使ったのがまずかった。つまり、陶器は比熱が高いのでひたすら熱量を蓄え続ける。玉ねぎのみじん切りは水分がなくなれば電磁波で発熱することはなくなるが、陶器は蓄えられた熱を逆に玉ねぎに渡すことになる。つまり、陶器に接していた面が焦げたのでした。
 上の方は大丈夫だったので、大丈夫なところは使いましたが、ちとこれは考慮の余地在りだなぁ。
 最後の五分以外は良い感じだったので、器の選定、ラップのあるなしなども含め、ちょっとそこらへんを考えてみよう。
 ところで今回のカレーはジャガイモ六個を皮剥いただけで丸のまま入れてたりする。煮込んでもジャガイモが煮くずれにくいコツがあるのだけど、それはいずれ。

[アニメ] ドラゴノーツ#2

  ドラゴノーツ #2「逢瀬−新しい世界−」。ISDAの本部へと連行されたジン。そこで一般には秘匿されている、崩壊した冥王星の破片群の秘密を知らされる。冥王星の崩壊と同時期に「タナトス」という存在が来襲。秘密裏に地球はそれに対抗していた。そして、同じく飛来した謎の存在「ドラゴン」のこと。しかしそのようなことより、ジンがショックを受けたのは、ジンの乗っていたシャトルの事故は、ジンの父が原因ではなそのタナトスによるものだということだった。タナトスのことを秘密にするため父に無実の罪を着せていISDAに反発し、「一員になれ」という誘いも断る。そしてISDAのリンドブルムユニットの一員になっていたかつての親友カズキとも再開するのだが、ジンは事実を知っていて口をつぐんでいた彼にも反発する。
 返事の可否はさておき、しばらくISDAの管理下に置かれることになったジンだが、彼の前に再び、トアが現れる。そのことにしばしの安らぎを覚えるが、本当の狙いはトアだったISDAが確保の行動に出る。逃げるトアとジンだが、リンドブルムユニットの一員アマギと彼のパートナー・スピリタスが暴走、任務を超えてジンを殺そうと襲ってくる。

 二人一組がやけに目立つなぁ、と思ったら、やっぱり公式で名字なしの方はドラゴン。つか、トアもドラゴン。自分の家族を殺した相手と同じ姿なんだけど、もはや唯一トアが心のよすがになりかけてる(って、展開早いな)ジンは、その事をどう受け止めるのか。
 そして第二話でもやはり確定された「乳の大きさ=存在感」。
 ただ、ちと敵の存在が不明確なのが……アマギの暴走を仕掛けたらしい、先週の巨乳女幹部はなんなの?


2006年10月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 家具が暴れる恐怖の一夜

 必殺シリーズ第十四弾「翔べ!必殺うらごろし」第九話。( DVD3巻DVD-BOX上巻

 山中で嵐が近づき、一軒家の中で一夜を過ごそうとする正十とおねむ。ちょうどその家の主人である茂作が出稼ぎから帰ってくるが、家で待っているはずの女房・おかよが消えているという。独り寝の寂しさに逃げ出したのではという正十が先生を紹介しようとする矢先、誰もいないのに家の中の家具が暴れ回りだした。茂作はそれをおかよが異変に巻き込まれた徴だと言っておかよを探しに飛び出してしまう。
 正十は嵐の中座禅を組んでいた先生の元へ駆けつけ、化け物屋敷のことを話す。先生は件の一軒家に向かい調べようとするが、家の中には捕り物帰りの役人たちがいて嵐を逃れていた。捕らえられていたのは麓の町で商家に押し入った盗賊たち。盗賊の二人は親分である父親が報復しに来ると脅す。
 一方、先生たちと別れ麓に降りようとしていたおばさんは山中で迷っていた時、小屋を見つける。だがそこは実は盗賊一家の家。盗賊が捕り方たちに報復しようとしてるのを聞いてしまい先生にそのことを知らせようとするが、落雷で倒れた木に巻き込まれてしまう。
 例の化け物屋敷ではさらに巡礼姿の盲目の娘と炭焼きの老人が加わたが、そこに主の茂作がけが人を抱えて帰ってくる。抱えてこられたのは気絶したおばさん。先生たちはあわてて介抱するが、おばさんは目を覚まさない。ところが茂作は盗賊一味がつけていた女物の柄の布きれに目をつける。それは彼がおかよに買ってきた着物と同じ柄だという。逆上して盗賊たちにつかみかかる茂作。
 そんなとき、盗賊たちの脅しの通り、外に出ていた下っ引きが死体で見つかった。

  必殺仕置人第十五話「夜が牙むく一つ宿」 と同じ、陸の孤島と化した山中の一軒家で一人一人殺されていくというシチュエーション。登場人物たちの背景は単純でサスペンスとしてはあちらに劣るが、盗賊一味が潜り込んだ一軒家の中で命をねらわれる、なかなかスリリングな展開。
 今回の怪奇現象はポルターガイストだが、一軒家で異変があったこととおかよの遺体が埋められた場所を示すのに使われたくらい。被害者夫婦の描写が薄かった分、ちと印象は薄い。
 正十のからかいや盗賊たちの悪口に、女房が自分を裏切ったと思ってしまう茂作だが、盗賊たちの持っていた布きれがひとりでに舞ったことから先生が床下におかよと一味が隠した千両箱を発見。息を吹き返したおばさんによって炭焼きの松造が一味の頭だとわかり盗賊たちを全員取り押さえる。しかし実は盗賊の一味だった巡礼の娘が乱入してきて形勢逆転。捕り方たちと茂作は斬り殺され、先生たちは縛り上げられた上に火をかけられた家内に取り残される。
 純朴そうに見えてとんでもない悪党だった娘とか、役人の宮本が命乞いして分け前を要求する(が、あっさりと松造に後ろから刺される)辺りがちょっと面白い。だけどもうちょっと人間のえぐ味・深味が欲しかったかも。
 ぎりぎり夜明けになり、朝日を浴びたことで力を得た先生が縄を引きちぎり一行は助かるのだが、なんで盗賊一味は先生たちを殺しておかなかったのだろう?
 後ろから旗指物持って追いかけてくる先生から逃げる一味。さぞ怖いだろうなぁ。棒っ杭でで人を刺し殺す男が追ってくるんだから。(笑) 実はここが一番オカルトか?
 若は時間稼ぎしようとした手下を撲殺し、先生はなおも追いすがって松造を始末。おばさんは先回りして娘が逃げてくるのを待ち受け、物陰から飛び出して一突き。
「悪い親を持ったねえ…… 今度はまともに生まれておいでよ! ……いいね?」
 近頃の甘やかすだけの親とは違います。(汗)

[その他] がっかりだ……と言っていいかと

  北朝鮮核実験、民主党が周辺事態法適用反対へ読売 )、 小沢氏 外相の核問題発言批判NHKニュース )。 「核問題という大きな問題を閣僚が勝手に発言するのは考えられない」と批判。ん〜、結局従来通りの反自民の戦略を取ることしか出来ないのだなぁ、と、小沢民主にがっかりです。党内政治的にそうまとめているという事情は推測できるのですが、そんなんじゃ日本の舵取りを任せられる政党になれるわけがなくって、党内政治を改変するのを期待したのですが、その期待は空回りだったようで……しょーもなー、と言っておきましょうか。


  少女買春の常連は日本人 カンボジア年2万人iza! )。あ〜、どんどん逮捕してどんどん罰してください。むしろ積極的に。


  意味不明な天声人語朝日 )。何を主張したいか、意味不明。どうも代理出産のことではないかとは思えるのだが……デキの悪いポエムなんか載せるな! 否定するならするで、きちんとした反論を載せろ。


  米下院慰安婦決議案「事実上廃棄」中央日報 )。そりゃそうだろ。
 と、とりあえず言っておきますが、実はこの記事見出し、後半があるのです。
  米下院慰安婦決議案「事実上廃棄」…日本、また執拗なロビー
 おいおい……


 MASTさんからの指摘。 あ、広告収入か。 その視点は何故かすっぽり抜け落ちてました。ご指摘感謝。


2005年10月18日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 困ったもんだ

 靖国参拝をめぐるドタバタ劇は、笑って見ているのと同時に「どうしたもんかなぁ」でもある。落としどころがどこかわからない。
 「そこまでして行かなきゃいけないもの?」と言われるとYESとは言えないが、これが他国の横槍で「禁止された」となると、憲法により保障された「信仰の自由」の侵害となり、さらには他国による主権侵害ということになる。なんとなれば、政教分離というのは政治が特定宗教に肩入れするのを禁止していることであり、宗教的行事への関与自体を否定するものではない。従って公式参拝だからと必ずしも禁止される対象ではない。私的参拝となればなおさらで、横槍を入れる法的根拠はまるでない。中国側の理屈として「A級戦犯の合祀」云々ということがあるが、無論中国がA級戦犯の名誉回復の動きについて当時知らなかったわけはなく、この理屈もかなり変。中国としては「日本はいつかは折れるだろうし、そうすればまた一つカードが手に入る」くらいのつもりかもしれないが、いつまでも折れなかった時のことは考えてないんじゃないかとも思える。
 同時に懸念するのは、中国(とついでに朝鮮半島)の抗議に対する反発として、慰霊された人たちの神格化が行われるのではないかという点。「そんなバカなことが起こるわけはない」と言われるかもしれないが、構図としてはそういう単純なストーリーに落とし込まれる危険性がある。「それはそれ」「これはこれ」で、当時の問題をきちんと認識しつつ、慰霊を行いたいものが慰霊する、ということでいいんじゃないかと思えるが、横槍とそれに対する拒否反応はやはり邪魔臭い。
 まあ、どっちもアホらしいからほっとけ、というのが個人的な意見。17日午前にあったことなのに当日に中国も韓国も反対運動やってるところで仕込みの反応ってのが丸分かりだし。
 海外メディアでは(中国系韓国系を除いて)感情的な反応を見せてるのは NYタイムズの記事のよう時事 )だが、調べてみると相変わらず 大西哲光(NORIMITSU ONISHI)氏の記事 。もはや大西記者の署名はギャグのサインにしかなってないような。批判にしてももうちょっとまともな記者能力のある人にやらせてくれ。
 それはどーでもいいが、夕方に何気なく外を見たら血のように真っ赤な夕焼けでびびった。本当はややオレンジがかってたのだけど。


2004年10月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの裏切りどう思う

 必殺仕業人第六話。 DVD上巻
 主水の同僚・島忠助は早上がりをして島から帰ってきた甚八を出迎える。甚八は十五年前に大恩ある益田屋の若旦那が芸者を殺したのを、上方に逃がした罪で島送りになったのだ。
 息子の勘太との再会を楽しみにする甚八だが、勘太は五年前に奉公先を飛び出し行方知れずになっていることを聞かされる。
 寺の門前で飴屋をやりながら勘太を探す甚八だが、益田屋が取り潰されたこと、さらに廻船問屋大黒屋によって上方に逃がされたはずの若旦那が、海に投げ出されて死んでいたことを知る。島はすべて知っていたが、あまりのことに甚八に真実を告げることができなかったのだ。大黒屋の裏切りを知り、甚八は大黒屋に乗り込むが、刃物を持った大黒屋の手下に取り囲まれ、そのうちの一人を刺してしまう。しかし、大黒屋はせせら笑うように今甚八が刺した相手こそが、捜し求めていた息子の勘太だと告げる……呆然としたまま奉行所に引き渡される甚八。大黒屋の非道を牢内から訴えるが誰も耳を貸さない。ただ、主水のみが処刑の朝、恨みを金で晴らしてやろうと持ちかけるのだった。

 逃がし屋と称しつつ金だけ取って依頼人を海へと投げ捨てていた悪辣な廻船問屋が悪人だが、わが身を犠牲にして庇った行為がすべて無駄にされたのみならず、息子まで自分の手に掛けて殺してしまった甚八の悲惨がじっくりと描かれる。その甚八を演じるのは大木実。実直で不器用な男の人生を表現する。
 仕置はまず捨三が大黒屋の船に乗り込み裏を取るが、「船に乗るのは初めてだ」とはしゃいでいたのが、船酔いで寝込んで「船はもうこりごりだ」とぼやくことに。
 仕置は船の中と陸の上の大黒屋たちの二箇所で行う。剣之介に仕置料の五両すべてを渡し、これを見せ金にカモのふりをして船に乗り込めと言う主水。剣之介に金を全部預けることを渋るやいとや。「じゃ、おめえが代わりに船に乗るか?」と言われ、しぶしぶ剣之介に金を渡す。剣之介の身ではなく金を心配して「絶対に死ぬんじゃねえぞ」と、信頼感のないやりとりはドライだがユーモラス。
 中村家の間借り人だった妾のお澄は、久々のダンナとの情事の声が激しく、せんに言われて主水が追い出すことに。結局やいとやに頼んで占いで引っ越させることに成功。人を乗せる分には上手いやいとやだが、出陣前に足袋の止め具が壊れたのをあわてて燃やしてしまい、新しい足袋を下ろすゲンの担ぎ方はやっぱり占いマニア。
 レギュラーである主水の同僚の老同心・島は、いつもは職場や家族に疎まれながらも飄々と主水に宮仕えの極意を講義したりするのだが、今回ばかりは良く知っていた男の無残な結末に肩を落とす。出戻り銀次もたいやきを手土産にまた牢に戻ってきたりもするが、まあ、本当はこの時代たいやきなんてないのだけどそこはご愛嬌。

[アニメ][特撮] 新番組幾つか

 と書きつつ実はのっけから新番組ではないけど。
  ウォーターシップダウン はあまりに厳しいピグウィグのやり方にネズミのハンナが反発、ウォーターシップダウンを出て行ってしまう。確かにピグウィグのやり方はスパルタで反感を買うけど、でも正しいところもあり、またウーンドウォート将軍とは異なり、口は悪いが仲間への思いやりがあってのこと。その証拠に、行方知れずになったハンナを身の危険を顧みず必死で探す。ハンナもふくろうに襲われそうになったピグウィグを命がけで救う。次回はいよいよ最終回。
  デカレンジャー は、ゲストキャラの老刑事もいい味を出していたけど、それよりなにより予告で次回、石野真子が変身……劇場版でも他の星のスペシャルポリスが変身していたけど、きちんとデザインも違うし、設定を上手く使ってるなぁ。
  ブレイド は、虎姐さんイカシまくりで、更にカリスがパワーアップ。でもデザイン的にはちと微妙かな。エクシードギルスみたいなトゲトゲ触手ってわけにはいかなかったんだろうか?
 で、新番組の方。
  舞-HiME 。マンガ版がいまいちぱっとしないのだけど、一話見て納得。登場人物多い、ギミック多い、新人さんではあれを上手くまとめるのは難しいだろう。むしろ頑張っている方か。じゃ、アニメの方はとっちらかってるかと言うと、そんなことはなく、むしろ単純で頭の悪い作品(誉め言葉)。きちんと突っ込めば突っ込みどころが多いが、あざとさもそんなに感じないし、キャラの表情が良く動きテンポがいいし、何より流し見するには悪くない。視聴継続。
  神無月の巫女 。要約すると、巫女+伝奇+百合+巨大ロボット。女が女に告白するのも当たり前の世界のようだけども、なんなんだかなぁ。主人公たちはロボに乗るわけじゃないみたいだし、ロボに乗る主人公の幼馴染は主人公のアウト・オブ・眼中みたいだし。ちと焦点がどこにあるのかわからない作品だが、作画はきれいだしひとまず様子見。
  砂ぼうず 。コミックビーム連載の同名原作のアニメ化。原作のちょっとおどろおどろしい線に対してライトな絵と動きになってしまってるものの、悪くはない。ただ、乳が過剰に揺れすぎってのと、BGMをどうせならマカロニウェスタン調にして欲しいってくらいか。あと、砂ぼうずのえげつなさとお調子者のところをどれだけ出せるかかな。しばらく様子見。
  双恋 。……ごめん、これだけはあたしゃダメですわ。他の新作アニメだって決して高尚でも頭が良くもないけど、ここまで頭が悪いと……ちょっとノリ的にもついていけないし。まっとうな人間が出てこない上、ローテンション。ううむ、ごめん。これは早々に切る。
 他の溜まってる作品も、消化したらおいおい感想を上げていきます。


2003年10月18日() 旧暦 [n年日記]

KILL BILL NIGHT

 録画しておいた深夜番組を見たら、名古屋のライブハウスで KILL BILL 上映に先駆けて「 KILL BILL NIGHT 」っつーイベントが……どんなイベントじゃ。仕事上がりに行ってしまうかもしれん!
 で、それでふと、そろそろ 「リバーダンス」日本公演 の時期だと気付いて、今年こそは見に行くぞと調べたら……ずげ、名古屋公演はDAINA☆CONの日程と重なってる! 今年も諦めるしかないんかとか思ったら、大阪公演はまだチケットがあり、日程的にもどうにかなりそう。ってわけで、11/2の18:00からの公演のチケットをゲット。今まで見たい見たいと思いながら一度も見たことがなかったから、無茶苦茶楽しみ。
 ここ連日、いろいろ(遊びで)週末が忙しくて、回復する余裕がなく、ちと体調崩し気味だったので、今日は思いっきり一日ごろごろ。大分回復してきた感じ。
 久々にNHK歌壇を見る。なんてえか、わずか31文字で時間と空間と動きを感じさせ、そしてその隙間に感情を織り込む技術を持った人はいるのだなぁ、と改めて思う。やっぱそういうのってすごい。
  英エコノミスト誌「中国へのODAを打ち切るべし」Yahoo!hl )。海外からも言われてるよ。いや、御説ごもっともなんですが。
  孫社長、スイスで「ブロードバンド世界一は日本」日経BP )。いや、そう自負する気持ちはわかるんですけど、なんてか、ねえ……
  不審船対策で海自のP3Cなどの塗装塗り替え時事 )。P3Cってのは こんなかんじ の哨戒機。ちょっとしたことなんだけど、ちょっとぞくっとしてしまう。平和が一番なのは間違いないんだけど、隣国に気が許せない世の中でもあるのだ。
  知られざる売春大国・中国NewsWeek )。日本の会社の集団売春旅行疑惑が糾弾されてるわけですが、逆に言えばそういう供給があるところだからこそ、そういう疑惑も発生するわけでして。その中国社会の歪みを考慮せずにあからさまな(政策的)反日広報活動だけを是とするのは、なんかおかしいよなぁ。世の中、そんなに綺麗なものではないのだよなぁ。
  ロシア、神舟五号の成功に「ただ同然で技術コピーされた」産経 )。中国ってのは昔っからそういう国なんだらか、付き合うとしたらそのくらいは最初から覚悟しなきゃいけないんだよ。
 それと、まだ記事をちゃんと読んでないけどメモ。 最後のフロンティア、宇宙へNewsWeek )。
  京極夏彦 巷説百物語 #3。友人が「これは百介萌えだ」と言ってたけど、確かに萌えだ。今期ではトップクラスだな。
  鋼の錬金術師 #2。いろいろ詰めが甘いところはあるけど、今期ではAクラスではないかと。


2001年10月18日(木) 旧暦 [n年日記]

停滞宣言

 山篭りの為、土曜日まで日記はお休みです。更新されてたら山ごもりから逃げ出したと思ってください。