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2010年10月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

  けいおん!! #24「卒業式!」。番外編があと二話あるらしいし、そもそもストーリーらしいストーリーもないアレなんで鬱陶しいあらすじ略。
 世間では若干「友達と同じ大学にと進路変更するのはおかしい」って声もありましたが、いや、だってこれそういうアニメだから。延々と変化せず、ただ可愛いキャラがショートコントを繰り返すのを眺める、って言う。勿論、それだけで持つわけがないので環境の変化とか、若干成長を暗示させることを入れたりする。けど、キャラは変化させない。一期目との変化も、成長というよりあまり不快感を与えないよう、ソフトになるように微修正、という感じだし。
 よくよく考えて見れば、高校時代とかにクラスメイトとかの別離で大泣きしたとしても、進学してすぐに別の環境になって薄れるのがほとんどだし、更に時間がたてば、言われて「あれ?そうだっけ?」と苦笑いしながらそう言えば思い出すというような感じがほとんどと思える。薄れた痛みこそがそういう年代のリアリティなのだ。とすれば、「けいおん!!」は実に的確にそういうおっさん向けのアニメだったのだ。いや、日記書きながら自分でも今気付いた。
 高校時代の楽しかったふわふわとした思い出だけで、別離の痛みは年相応の不感症に薄らいでく。現実逃避だけでなく、そういう年代の共感を呼び起こすものとして作られたものだったのだとすると、ある意味、マーケティング的にも作劇的にも納得がいった。いや、考えてみるものだ。
 で、なんか映画化らしいけど、「とりあえず見に行こうか、どうしようかなあ」という気も起こさせない映画化告知は流石に初めて。映画化の具体的なイメージが浮かばないこともあるけど。

  生徒会役員共 #13「生徒会役員共、乙!」。最終回なのに新キャラ登場。って、これ出していいのか? いや、そもそも横島先生が出てきた時点で手遅れではあったんですが。で、後半は何故か最終回で総集編。捏造も含めてw 流石に終盤浅沼氏のツッコミのキレも流石に疲れが見えてきた気もしますが。
 全般的に楽しめたし、スタンプの微妙すぎるツッコミが特に楽しみだったです。「俺の嫁が非処女だったと知ってネットで暴れる野郎『共』」とか。ここらへんのツッコミ具合好きだったんですが、売り上げ的には微妙だろうなぁ。

  あそびにいくヨ! #12「みつけきにました」。原作では「やめてとめてのうちゅうせん」のサブタイトルのエピソードなんですが、特に「やめてとめてやめてとめて」ってセリフは原作動同様ありませんでしたなぁ。がっかりだ! 仕置屋稼業的に!
 その割にはテッカマンブレードになったり、確かに「WOWOWアニメ」的なアレでした。まあ、こちらのツボは90年代より60〜80年代前半だからなんですけどね。そこらへんのネタを振っておきながらさらっと流してしまうので、こちらとしてはなんとも。そもそもそんなの知らない世代は、どこらへんに引っかかるんだろう。やっぱ乳掘り出しとかか。そんなのしか育ててこなかったんだなぁ、今まで。


2009年10月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#25

  バスカッシュ #25「アバヴ・ザ・リム」。月ではアースダッシュとの激突をふせぐための伝説リーグが続いていたが、アルティニウムは活性化せず、参加チームも月の人々も疲弊しきっていた。「星渡りの船」でムーニーズに降り立ったダンたちは、その様子を見て意欲を燃やし、また、アイスマンとの再戦に全力を尽くすことを誓う。
 そしてアイスマン、ファルコンチームとの対決直前、彼らのチームに突如スラッシュが参戦する。スーパープレイヤーの揃った相手チームを見たアランは、ある決意をし、宣言する……

 いよいよ月とアースダッシュの衝突が迫り、絶望的な状況下、ダンたちが到着。最後の希望を託しての試合に臨むのだが……んんん〜〜? なんか微妙に違和感が。ダンが伝説視されることを許容してるような? なんか、ちょっと違うような。むしろヤンの「人は自らの意思で行動を決定するから人なのだ!」というセリフの方が、納得できるような。
 でも、アイスマンの憎まれ口がちょっと心憎い。
 そして明かされるスラッシュの正体。彼は月とアースダッシュに別れたスカイブルーム王家の血筋。現国王レガリアの実の兄だった。予言にある月とアースダッシュの衝突が現実になろうとしていたことを知った彼は王家の秘術を使い、アルティマイトの力で若返りの秘術を行った。そして、アルティマイトを活性化させる「神々の玉遊び」を模すための人造の巨人=ビッグフットの作製、人体強化技術の提供、そして伝説候補の捜索を密かに行っていた。そのスラッシュが満を持しての舞台、その意図を察したアランはバスカッシャーとしての自らの役者不足を認め、その座をルージュに譲る。それに対するダンの言葉は、これでいいようなひどいような……ダンなりにアランを慰め励ましてたんだろうけど、これまでのダンだったら、「ごちゃごちゃ考えるな! バスカろうぜ!」で終わらせてたような。なんか妙にダンが大人になってしまったような……これも、遺跡から聞こえてきた声の影響?
 そんな中で開催される最後の試合。ヤンたちが月破壊のために用意したレジェンドバレットもあるし、素直に無事終わるとは思えないのだけど……

[アニメ] Pandora Hearts#25とアラド戦記#26

  Pandora Hearts #25「否定の彼方へ」。オズが「アビスの意思」との繋がりを持つがゆえに特別な存在であることが明らかになった。バスカヴィルがオズを狙う理由もそれだったのだが、そのバスカヴィルの首魁でオズをアビスに堕としたのが、オズの父親だと発覚する。ショックを受けるオズだが、アリスに発破をかけられ、自分の気持ちに決着をつけるために父親に会うためにバスカヴィルの本拠地へ行く。

 なんだか無理矢理持ち込まれたみたいな最終回展開。それまでの流れと断絶してるし。実際、オリジナル展開っぽい。第二期も可能なように、という意図も見えるけど、う〜ん、どうなのかな。人気次第なのだとは思いますが。
 いろいろツッコミどころは満載ながらも、キャラの雰囲気やらなんやらはわりと好きだったので、最終回展開の強引さはちょっと残念。


  アラド戦記 #26「さよならパーティ これにて解散!?」。あらすじ解説は略。「鬼化の呪い」をめぐっての騒動は一段落。いや、リヴァイアサンの涙をたくさん集めれば、もっとたくさんの人が救えたのでは……というか、リヴァイアサンが涙を流したのは奇跡なのかたまたま今回が千年に一度だったからなのかとか、なんかもろもろ色々放り堕してません? とか、あることはあるのだけど。
 まあ、そんなこと突っ込んでも仕方ない話だからいっか、と思えるのが低クォリティアニメのいいところ(?)。まあ、元々MMORPGなのでエキセントリックなキャラがワイワイガヤガヤしてるので正しいのだろうなぁ、とは思う。
 原因が良くわからない奇跡が頻発したりロクシーの存在の意味がいまいち不明だったりとかはわりと引っかかってはいますが。


2008年10月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#26

  潜脳調査室 #26「リアルドライブ」。気象分子の暴走が始まり、海が燃えだした人工島。それを止めるために溶けてしまった久島の意識を探し求め、メタルを通して地球律にダイブした波留。そこで波留は久島の意識と再会し、地球律の正体を知る。

 ちょっと地球律とかが現実の感覚の延長線上ではないので感情移入しにくいのだけど、その点は演出でカバーの方針。やっぱこの点がネックになってしまったか。いや、作画の良さで相当底上げはされてるんですが。
 ただ、地球の神秘を追い求めた男二人の目的の達成と別れ、ということではあるのか。気象分子の暴走により地球律の異常を止めるため、ソウタはメタルの初期化を決断する。それはメタルに溶けた久島の意識が消え去ることを意味していたが、久島はメタルを通し地球律、更に海へとその意識を浸透させていた。波留も久島と共に海に溶け込もうとするが、波留の中にある躊躇に気付き、ある「贈り物」をして「海に来ればいつでも会える」と波留を現実に戻す。
 って、地球律万能だな! いや、基本的にネタはほとんど伏線が張られていたことではあったんだけど。
 地球律というネタがやっぱりどうしてもストーリー上引っかかってしまうのだけど、雰囲気とか、結構好きでしたわ。ソウタとホロンも落ち着くところに落ち着いたみたいだし。メタルが人工と自然の仲介をなし、アンドロイドであるホロンも人間の意識に近づきつつある、ということなのかな?


2007年10月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろいろ最終回

 ・もえたん:なんだか好き放題でカオスったシリーズでしたが、最後は魔法に頼らず、大学合格って辺りで、めでたしめでたし、なのかな。話題性が高い割には予算がそんなでもないところが見えたけども、その辺をめちゃくちゃなノリで乗り切った感じ。ようやりましたわ。って、いろいろええんかいな、ってところもあるけども、最終回放送できたんだからいいんでしょう。多分……
 ・ゼロの使い魔〜双月の騎士:う〜ん、一応「妖精に助けられた」って話が伏線になってたとは言え、突然というか、イマイチまとまりきってなかったというか……第三部の色気もある感じがして、ちとなんだかなぁ、というところもあったり。コルベール先生の下りから、才人がルイズのために自分が死を覚悟する下りは良かったんだけど。
 ・らき☆すた:作画、演出上で言えば、確かに良くできた最終回だったんだけど……(ED除く)やっぱり断片を見せられてる感はぬぐえず。動画数は劣ってるけど、「まなびストレート」学園祭後夜祭の演奏シーンの方が心が動かされた。良く作られてるんだけど、なにかがこちらとかみ合わない。終始そんな感じ。
 ・風の少女エミリー:最後は少女じゃなくなってましたが(でも、等身はそんなに変化してなかった)、夢を見、挫折、死別、そして再起、と、なかなかに心動かされました。特に最終回は、エリザベス伯母さんのツンデレっぷりが……エリザベス伯母さんはあるときは厳しく、またあるときはきびしくエミリーを見守ってた訳ですが……って、厳しいばっかやん! 自身は家を守るために身を尽くし、全ての誇りをそれに賭けたけども、いつしか自由に羽ばたける翼を持つエミリーに憧れ、その夢に託すことを望み、夢を諦めようとしたエミリーにそれを吐露する。バーンズ先生の臨終の意味が薄れがちだけど、これはこれでよし。次週からは「少女チャングムの夢」の再放送なので、見なくて済むなぁ。
 ・ロミオ×ジュリエット:話が途中から「どこが『ロミオとジュリエット』やねん」だったわけですが、最終回付近でそれが極まり。いや、だから世界の命運を賭けたラスボスとの対決はいらんっちゅーねん。っちゅーかむしろそれで世界を滅ぼしかけてるし、結局助けようとしたヒロインが自己犠牲で世界を助けてるし。意思の齟齬が生じてますよ? それがロミジュリだって言えばそうなのかもしれないけど……最初から「ロミオとジュリエット」として見なければ、印象もまた変わったかも知れませんが……いや、そんなに変わらないかも。余計なものを入れすぎたし。シェークスピアの原作って、良くできてたんだなぁ、と。モンターギュ公の切れっぷりと、マキューシオの顛末はなかなか良かったですが。
 ・地球へ…:なんかビミョー。いや、シリーズとしてはまとまってるんですが、原作との違いを見ると、一般化してひよったなぁ、という印象もなきにしもあらず。だってジョミーが三重苦にもならないし、結末が特に全然違う。スケール感が現代になって小さくなったってのは、一般化するためには仕方ないのか。
 ・ギガンティック・フォーミュラ:予定調和な最終回。最終回に感情移入できなかった最大の理由は、搭乗者とOX-IIの関係が、スサノオと主人公二人組くらいしか描かれなかったので、OX-IIの意思が突然だってことでしょうか……いや、他にも問題点はあったんですが。さておき、国がなくなっても地域紛争が起こるだけだってのは、突っ込んじゃダメなんでしょうかね?

 それと、グレンラガン最終回のタイトル、ブラウンってのは当然分かってますんで。


2006年10月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#31とカブト#35

  ボウケンジャー #31「亡国の炎」。ピンクとシルバーの珍しい取り合わせ。結界の中に二人だけで突入したシルバーとピンク。気まぐれなシルバーとクールなピンクで火と水の組み合わせなのだけど、ピンクも実は熱い性格だというお約束の展開。元自衛隊の特殊部隊というかなり無茶な設定のピンク。名家である家への反発からと言うこれもお約束な動機で自衛隊、そしてボウケンジャーに飛び込んでるけど、熱いところを見せながらクールに締めるのは、いいかも。その意気に感じたシルバーも身体を張って任務を遂行。
 しかしすべてを焼き尽くす亡国の炎って、案外と弱いというか、気合いでどうにかなるのか?


  カブト #35。ハイパーゼクターを手にした天道はもはや道を阻む者はいないと、ゼクター集めを続けようとするが、その前に立川という男が現れ、「ゼクター集めはやめてくれ」という。しかも天道の呼び出したカブトゼクターを自在に操ってみせる。その立川をワームから守れという命令が加賀美に下るが、ワームに襲われる彼は、角のあるワームの幼虫に変身。その上ドレイクゼクターを呼び出し、ドレイクにまで変身してみせる。彼が言うには「人間がライダーになってワームを倒してくれないと、我々ネイティブが困る」と言うのだが……
 一方、影山はザビーゼクターを返してもらうため天道に取り入ろうとするのだが、そのためのテストの料理でずるをしたことがバレ、逆ギレして飛び出してしまう。そんな影山に間宮が「頼みを聞いてくれればザビーを取り戻してやる」と持ちかける。その内容は立川を殺せというもの。しかし立川を守るゼクトルーパーに阻まれ、さらに「あなたはゼクトを裏切る人ではない!」という言葉に動揺し、間宮に役立たずと始末されそうになる。

 影山の転落劇が哀れだなぁ。彼にも何かあったからこそ、ザビーの適格者になったんだろうに、自分を見失ったあげく、ワームの手先として働くことに……自分の堕ち様に気づいた影山は一気に奈落の底へ。そこへ現れたのは矢車。そいでもって影山はホッパー二号ことパンチホッパーに……地獄のネガティブ兄弟誕生か。(笑)
 すべてのゼクターを集め続けようとする天道と、神代のためにサソードゼクターを取り戻そうとする加賀美は決定的に決裂。おまけにこれまでと違う、自らを「ネイティブ」と呼ぶ立川も現れ、事態はますます複雑に。幼稚園の保父をやってるらしい立川。社会に紛れ込んでると言うより溶け込んでるという感じなのだが、どういう勢力なのか……さらに、普通のワームと違う立川の変身したワームの幼虫体は、かつて天道の両親を殺した相手と同じもの。どうもワーム側の事情もあるっぽいが、ライダー計画の謎といい、本当に収集がつくのか?
 次回、加賀美陸が再登場。カブトとガタックの秘密を天道に話すらしいが、また小出しなんだろうなぁ……


2005年10月01日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ご期待に応えてみる

  NHK「番組改変」報道、相応の根拠 本社第三者委朝日 )。第三者委を見ると「どこが第三者やねん」なのは置いといて、中身をちゃんと読んで解釈すると、タイトルは腰砕けもいいところなのがわかる。
1月の記事については相応の根拠があり、「真実と信じた相当の理由はある」と認めた。ただし、一部については確認取材が不十分だったとする厳しい見解を示した。
 だったらその「相応(相当)の根拠」とやらを示せばいいのだ。それが録音テープでも、倫理的な云々と言われるだけで法的には問題はなかろう。それが出来ないというのならその「根拠」は第三者にとってはちっとも「相応の根拠」ではなく、この言い様は単に朝日新聞が「私が悪うござんした、もうこれ以上突っ込まないでくださいよ。でも記事は捏造ってわけじゃないよ」という見苦しい撤退の際の捨て台詞にしか他ならない。
 ここまでしてどうしても「誤報でした」「先走りでした」ってことにしたくないのは、どこら辺が理由なんだろう? 記事を書いた本田記者をどうしてもかばいたいのか、田中県知事絡みの問題にさらにこの上ダメージを負いたくないのか。
 ただ、 毎日新聞社説 (10/1)などで攻撃が激しいのが気になる。まあ同業他社でライバルなんだけど、そこまで関係悪いのかってのは、ちょっとピンと来ない。田中知事関係の朝日の記事のきっかけも、毎日記者だっけ?

[アニメ] 元恋人がホームレス! あんたどうする!?

  絶対少年 #19「翼の生えた魚」。
 先週あの後どういう別れ方をしたのか激しく気になるが、ブンちゃんを破壊されたことにより希紗は迂闊に歩に会ったことを後悔し、恐らく歩からの連絡が入る携帯を破壊してしまう。希紗がこれだけの激しさを見せるのも初めてだが、携帯を壊したという事は、これまでかろうじて残していた他人との接触のきっかけを完全に放棄する意思表示、とも取れる。しかし、最後で必死にブンちゃんを直そうとする希紗の傍らで、作りかけの魚のオブジェがわずかに光を発したのは、どういうことなのだろう? しかもブンちゃんの発した寒色系の光ではなく、暖色系なのだが……
 りえぞーも成基との直接の対話を執拗に求めるなど、携帯を主軸にした関係が微妙に崩れ始めている。
 しかし今回のメインは希紗ではなく、横浜のウォールアートを求めて田菜から来た藤堂麻子。「ときみや」との意外なつながり、そして鍵になる人物と思われる羽鳥次郎との関係が明かされる。本筋とのつながりはイマイチ不明だが、昔の男がホームレス同然だったり容赦ない言葉を浴びせたりと、なかなかスゴイ展開。「空白の十年」の一端をうかがわせる。そりゃ、あれだけしたたかにもなりますわ。
 ちなみに伊藤和典氏の 昔書いた小説 に「藤堂麻子」なる人物が出てくるが、関係は不明。

  ハチミツとクローバー 最終回。まあ、落としどころとしてはここでしょうね。総合的に非常に良くできてるんじゃないかとは思う。無論、原作のいろんなものを落としている(そうせざるを得ない)のはわかっている。その落とし方がやや気に入らないというのはあくまで個人的な感想。他のスタッフとの相性もあるのだろうが、黒田洋介氏の、この手のシナリオライターとしての技量の高さはやはり高い、と思い知らされる(作家としてはどうかってのは、ノーコメント。少なくとも好きではない)。ただ、北の果てで見てきた風景についてのやりとりは削らないで欲しかったんだが……基本的にトレンディドラマ化ってことか。

  極上生徒会 も最終回。ここまで徹底して毒にも薬のならなさを徹底していれば、文句もない。これ、一応誉め言葉。こっちも黒田氏脚本なんだけどね。
 心に残るものは特にないが、性質上別にどうということはなかろう。

[映画] のんだくれハードボイルド

 こないだH氏とO氏と一緒に深+に行った時にマスターに「こん中でこれがわかるのは鈴木かなぁ」とビデオを渡された映画があった。ジャン・ギャバンとジャン・ポール・ベルモンドが競演している珍しい映画「冬の猿」だ。
 「次の映画の日には返せよ」と念を押されていた事もあり見終わったのだが……あ〜、久々に「映画見た」って感じになりましたわ。
 胸の中に昔と同じ想いを抱きながら、安定を求めるがゆえそんな彼の「爆弾」を不安に思う妻のため、酒と共に思い出を封じる男、カンタンだが、内に同じ熱さを秘め、そして酒によりそれを発散させるしかない旅行者フーケにより、その封印を再び解いていく。
 「銃撃戦のないハードボイルド」と言われたのだが、これはなんと言えばいいのか。冒険小説読みで、酒飲みで、多分もう一つ言えば妻帯者ならば文句なしにカンタンとフーケに感情移入するのではないだろうか?
 訳知り顔で退屈な周囲、安定を求める妻。それらが悪いわけではないのだが、それらに決して理解されない充足感の欠如。そんな自分たちをカンタンは中国で聞いた「冬の猿」の話にたとえる。冬になると、猿の子供が人恋しさに町に下りてくる。その猿と自分たちは同じだと。
 ああ、いや、これはもうなんと言ってもいいのか。別にヤクザや悪者は出てこないし、銃声の一発も鳴らない。(もっとも冒頭、爆撃と迎撃のシーンはあるし、あと、別のものもクライマックスで鳴るのだが)ある意味派手なところはない。でもこれはいい映画だし、ハードボイルドだろう。
 「口が悪くなるだけなら飲むな。彼は下劣なやつらを忘れるために飲む」
 ジャン・ギャバンの台詞がとにかく痺れまくる。


2004年10月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ブリーダーズプログラム

  bk1 とか amazon とかには、ブリーダーズプログラムとかアソシエイトプログラムとか言う、紹介してそれで購入をしてもらうと、ポイントなどで幾分紹介者にバックされる、というシステムがある。で、私はこれに登録している。
 先日H氏と会ったとき、「ブリーダーとかアソシエイトとかどうよ?」と聞かれる。「自分で買って、ポイントが加算されるなら」ということらしい。bk1は明らかにOKで、amazonはどうなのかよくわからない、という感じ。まあ、私も自分で買ってポイントバックがあるくらいなら、というつもりで登録し、日記とかにもついででそれでリンクしている。本来書籍は書店に並んでいるのを見て買うのが普通と考えてるので、まあ、棚ぼた的にたまにポイントが入ればいいなぁ、くらいで、事実、登録してから半年以上、自分以外でポイントが入ったことは一度もなかった。それ目的じゃないから、つまらないものはつまらないと書くし。
 が、なにがどう間違ったのか、先月分の決算を見ると、初めて私以外のポイントが……うわ、ありがとうございます。でも、二冊のうち、一冊は日記で紹介したものじゃないんですが……bk1の場合、ブリーダーズプログラムでホームページにアクセスして、そのページからそのまま検索などで別の本のページに行くと、やはりブリーダーズの紹介と加算されてしまうシステムのようなのではあるが……うう、すいません。そういうつもりじゃなかったんですが。
 でもその私が紹介したんじゃない方の本、持ってない本で、しかもかなりツボ突きまくりで、ちょっと欲しいと思ってしまったり。ポイントの意味ナシ。

[その他] 週末予定

 若干仕事が残ってるにも関わらず……航空自衛隊浜松基地の THUNDERBIRDS の展示飛行を見に行く予定。しかし心配事がひとつ。職場の連中が発表してる学会が、丁度今週末に浜松でやってるんだよなぁ……鉢合わせたら気まずいかも。「鈴木君、なにやってるの?」とか言われて。
 いきつけのPCショップのポイントカードが切り替えになったとかで、切り替え作業を。ところがこの一連の作業がネット前提らしく(環境がない人にはそれなりの手続きがあるんだろうけど)、家に帰って登録とかなんとかをシコシコと。カードはプラスチックから紙のカードに変わって、ちょっと安っぽい感じ。システム入れ替えとかなんかなのかなぁ。
  中国“反日仕掛け人”の素顔 ネットで知った日本に反発京都新聞 )。「反日と同時に「中国政府は日本に譲歩しすぎ」という不満も抱えている」だそうで、詳細を聞いてみたい気も(いや、問い詰める、わけではなく)します。日本の2ちゃんねらーとかと同じ、と評してるサイトもありますが(まあ、2ちゃんねらーの無責任発言も正しくはないけど)、概ね何を批判しても自由な日本の個人と、公での政府の批判は禁止されていて(仲間内での会話レベルは別)、捌け口に日本が用意されてる中国の個人とを等価比較するのもどうかって気もしますが、中国側の感情の一サンプリングとしては興味深いです。
 ま、正直和気藹々としてる中で、中国の方に「中国の反日感情はどうなんですか?」ってのも聞きにくいんですけどね。(中国で紹介される日本についての誤解とかは、非常に面白い話が聞ける。)
  クジラ取引解禁を提案 2日ワシントン条約会議Y!hl )。捕鯨関連もねえ。いろいろきな臭い背景(自然保護利権だとか)は聞くんですが、イマイチ捕鯨自体は利権になりにくいせいか、難しいようで。そういや、今週のヤングサンデーのインタビューマンガで哀川翔が「牛は殺して良くって、犬は殺してはいけないのはなぜ?」って質問で「牛はうまそうじゃん」って答えていたのがあったけど、「鯨は可愛そうだから殺しちゃダメ! 牛は美味しそうだからOK!」ってのも、まあ、同じ程度のエゴの話なのだよなぁ。無論、先のインタビューはそれ(エゴ)を前提で答えてるわけですが。
  日本の常任理事国入り、国連参加国の四分の一が支持共同 )。四分の一ってのも、微妙な割合の気が。まあ、反対をはっきり表明している国(今のところ中国くらいしか報道されてない気もするけど)の数を比較しないとなんとも言えませんが。個人的には今回のコレで常任理事国入りできる公算はさほど高いとは思ってませんが、このデータいかんによっては中国韓国が良く使う「アジアの国の反発」云々への反論のデータが出来るんではないかという程度の期待はしています。最低限でも敵国条項の削除はして欲しいものですが。(これがある限り、国連の「戦後」は終わらんだろう……)
 先日、出産おめでとう電報を送った身内から、産まれた子供の写真等が届く。まあ、さすがにまだ猿っぽいけど、美人になりそうな素質はあります。名前は有理だそうだけど、 毛沢東のバッジでも探して送ってやろうかと思った のはナイショ。まあ、洒落がわかる相手でないとこれはさすがに出来んて。


2003年10月01日(水) 旧暦 [n年日記]

いまから一歩、これから一歩

 敵制圧地域を匍匐前進で前進中なくらいの速度だけど、どうにかこうにか前へ。いそがなきゃいけないのも事実なんだが、まずは一歩ずつ。
 いままで意図的に言及を避けていたのだけど、 おねがい☆ツインズ について。前作に当たる おねがい☆ティーチャー ほどではないにしろ、「ギャルゲフィーチャーも大概にしとけよ?」ってのが正直なところ。自分が最近の萌えブームで苦々しく思ってるのは、「どんなキャラクターか」ばかりで、「それが物語でどう変わり、物語をうねらせるか」とは無縁なものが多すぎること。ゲームのアニメ化とか、そういうある意味コレクターアイテムなものについては、そういう需要なんだろうとしか思わない。けど、元の作品自体がコレクターアイテムってのはどんなもんよ、ってな感じなんだが。で、おねてぃにしろおね2にしろ、要は「キャラのためのシチュエーションの羅列」があるだけで、そこに物語はない。イベントを羅列しても物語にはなりえんのですよ。まあ、これが長期連載ラブコメだとかしたりすれば、そういう繰り返しパターンてのは、シチュエーションの反芻を求める読者と、それを供給する作者という構図が見える。けど、全12話という短い話では、そういった作品の、良くてパロディとしか思えない。本来作品としての体裁をつけるための頭と尻尾をおざなりに、だらだら延ばすための胴体の部分だけ持ってきたようだ。まあ、そういった胴体も読者を引きつけるんだから、求心力はあるんではある。けど、言ってみれば、刺激が欲しいからといって棍棒でぶん殴ってるようなもので、面白みのかけらもない。パロディとして見ても面白みはイマイチ。あくまで個人の嗜好の評価軸に沿っての話だが、文句の言いがいもない。
 あと、黒田氏脚本のアニメ作品で映像作品として中の中以上のものを見たことがないのだけど、これだけ作品を連発していてこうだと、スタッフに恵まれてないってより、黒田脚本自体が映像向きではないんでないかと思えてしまう。ただ、ぶん殴る「棍棒」を確実に見つけてくることに関しては、素直にすごいとは思う。
 ってワケで、好きな人ごめん。やっぱワシ的には合わんわ。
 なんか週刊マガジンで先週に続いて読み切り。だけど、先週に続いて微妙というか、なんというか。マガジンの戦略としてはこの読み切り攻勢は「萌え」狙いなんだろうけど、はっきり言って外してる。意図が良くわからんというか、なんというか。なにか考えがあるってならとやかく言う筋合いではないが、安易な萌え商売であぶく銭を狙ってるのなら勘弁してくれというか、なんというか。
 今日は文句ばっかでごめん。
  原えりすんさんとこのファーストガンダムの呪縛論 (9/28〜10/02)を読んで、キャラクター商品としての展開の1stガンダムと作品としての1stガンダムのギャップに漠然と感じていたことが、氷解したような気分。1stガンダム自体はキャラクターとしてのロボットが蔓延していた中でわざとそれとずれたもの(キャラクター性はないわけではない。当然)として作られてたのに対し、結局ガンダムがキャラクター化してるという現在の流れに対し、そもそも1stのブームは二段階あった、という説は、ぎりぎり体験世代としては「なるほど」である。まあ、微妙に違和感のあるところはあるのだけど、作品としての1stガンダムとキャラクターとしてのそれとはそもそも出自からはっきり分けていいというのは、まあ個人的にコロンブスの卵。
  THE FANIMATRIX をダウンロードして見る。本家と並べて見れば、それはやっぱ本家はすごかったんだなぁ、と思ってしまうのだけど、本家上映後に作られたこの手の映像としては頭一つ抜きん出てる。プロの役者やスタントマン等が参加してるらしく、納得ではある。
  才田通信 さん経由で ボンバーマンジェッターズ最終回リンク集 。あ〜、もうちょっとで少しは語れそう。未だに第二期OP流すと泣けてくるヲイラ。およよ。
  北朝鮮が国連演説で米国批難CNN )。「現状では米朝双方が互いに銃をつきつけたまま、先に銃を下ろすよう相手に求めている。これは道理に合わない。」って、まあ、保安官と極悪非道のならずものではねえ。ちなみに、悪徳保安官ってのも西部劇ではいないことはないですが。「われわれの要求は謙虚で単純だ。」単純はともかく、謙虚はどうかと。(10/3補足。悪徳保安官ってのは米国を誉めすぎか。要はヤクザ同士の喧嘩と似たようなものだから、チャカ突きつけあって弱い方がいかにもビビってへたりながら「同時に銃を下ろそう、それが公平ってもんだろ、な?」とか言い出してる図に似てる。しかも相手が銃を下ろしても自分は下ろさないのが見え見えだし。どっちにしても、米国もそう簡単に下ろさないだろうし、北朝鮮もわかって言ってるんだろうが)


2002年10月01日(火) 旧暦 [n年日記]

KB-Bridge has fallen down♪

 パラオの KBブリッジ なのだけども、1996年という、インターネットが整備されきっていない頃の事故のせいか、どうにも「韓国の会社が工事を落札した」というニュースとかが見当たらない。本当に韓国の会社なのかなぁ、と英語ページを調べていたら、 ありました 。しかも韓国の有数の企業グループ・大宇(Daewoo)の傘下の会社っぽいです。オイオイ。
  遠い南の島に、日本の歌を歌う老人がいた ( 2ch ハングル板)。自称元従軍慰安婦の証言とかを疑ってかかるからには、人非人と言われても、こういう話も当然疑ってかかるべきなのだけども、パラオで全滅した日本軍を語るパラオの人たちの話をほうぼうで見るにつけ、根拠はないけど本当ではないか、と思えてきてしまう。軍国主義ばんざいとかでないけども、そういうこともあったかもしれないと、単純に思う。何時の新聞のコラムに載ったのか、確かなところは不明なのだけども、(おそらく)引用元のスレでは「 ロッキード事件の頃の毎日新聞に載っていた 」という記述もある。いずれにせよ、ただのお涙頂戴の作り話かもしれないけど、こういう単純なものに単純に感動してしまうのも事実。
 いまさらだけど、 さいたまのリンク集 (特別企画)。なんで「さいたま」なんだろう? さっぱりわからないが、インパクトはある。さいたま県民の感想キボン。
  PS2にテレビ番組録画機能搭載 。え〜っと、ひょっとして、ゲームしてると録画できませんか?(;_;) そりゃ四六時中ゲームしているわけではないけど、ハード単体の付加価値をつけても、頭打ち、もしくは縮小傾向にあるゲーム市場の底入れがなくては根本的解決にならない気も。って、買い控えしようかどうしようか、私が迷ってるだけですが。
  邦画の海外上映、国が支援 。う〜ん、大丈夫かいな、なんとなく。
 メモ。
  スペース・ボール NHK-BS 10/08
  ポストマン (原作は結構面白かったんだけどねえ)
  あなたに降る夢 (ニコラス・ケイジが出てるってだけ)
  サンダカン八番娼館 (よく考えると、通して見たことがない気が)
  赤頭巾ちゃん気をつけて (前にバーのマスターに(原作を)薦められて読んでませんでした。ハイ)
    プライベートライアン NHK-BS2 10/26
  サイレント・ランニング NHK-BS 10/20
  金曜アニメ館(ゲスト:富野由悠季) NHK-BS 10/11


2001年10月01日(月) 旧暦 [n年日記]

今日の検索ワード

 「温泉+論文+化学平衡」ああ、すいません。まともな学術的な話は殆どなくって。(^^;
 ギルス新形態についてもにわかに興味が高まっているようで、検索ワードに多いです。映画で演出とか見るとあのデザインで正解と思えるのだけど、デザインだけ見るとなんだこりゃと思ってしまうだろうなぁ……ちなみに情報が早いのは児童誌です。<おいおい
 昨日の アギト は、つおいぞ、バーニングフォーム、から始まり。アギトへの誤解もあっさり解けて、なんか変身後の後遺症もなくなってしまったらしい涼。「俺にしか出来ない事を」云々。いや、それはいいですけどね、全体的に弱体化してませんか? 感情の爆発云々と氷川クンに言われてたように、何か怒りとか悲しみとかそういう感情があってこそのギルスの活躍ってのはわかるんですがね、いきなり後遺症も消え失せたとはどういうことじゃ、クラァ! 不幸のズンドコでないギルスなんかギルスじゃないやい! ワシのギルスを返せ!<誰のだ
 初期設定では胸のモノリス(アギトの胸の真ん中にある奴ね)がない為力の制御が出来ず、アギトのモノリスを狙う刺客になるという話だったらしいのだが、どうもギルスが人気があって涼もどんどんナイスガイになっていってしまったので狭視野的にアギトを付けねらうとかがキャラ的に難しくなったからだとは思うのだけど……替わりに出てきたのが木野アギトことアナザーアギト。あかつき号リーダーの木野薫がアギトに変身するというのは事前情報で知ってはいたけど、まさかブラックジャックだったとは思ってもみませんでした。大笑い。おまけにアギトをギルスに近づけてちょっと怪人ナイズしたようなデザイン、背中から生えるマフラーもどきの羽根と通好み。でも翔一アギトやギルスは邪魔くさそう。そんな裏表の激しい彼も、次号予告で真魚に「あの人キライ」と言われてます。おじさんショック? ちなみに木野薫を演じる 菊地隆則さん は公式ページの掲示板見るとムチャクチャいい人っぽいです。アットホームな雰囲気なんで暖かく見守るだけにしてあげてね。演劇教室も主催していて、クウガのオダギリジョーも教え子、ギルス役の友井雄亮くんは同じ事務所の後輩という間柄らしいです。しかしシンビアンというと「禅銃」を思い出してしまうよなあ。
 なんか今回イマイチ蚊帳の外っぽかった翔一君、「なによ。それじゃまるで俺が能天気みたいじゃない」自覚は全くないようです。ハイ。
 テイマーズは、全国より一週間遅れでデジタルワールドへ。どんなにデジデジしてるかと思いきや、空には「リアルワールド球」が浮かんでてダストパケットがタンブル・ウィードよろしく転がって来る以外はなんか普通の荒野。でもやっぱり普通じゃない。デジモンたちはただ戦いにあけくれ相手のデータをロードしたりされたり。返り討ちにしてちょっと仲良くなったメラモンがあっと言う間にジャガモンの暴走に巻き込まれてやられてしまう。でもそれがそこのルールな非情な世界。能天気にポケモンバトルという世界とはちと違う。いや、ポケモンが悪いとは言わないが。
  PPG は、ウーマンリブな理屈を振りかざす悪者登場。口先で丸め込まれて「女の悪人だからといって苛めるのはおかしい!」と言い出すけど、むしろそれが男女平等じゃないと気付く話。何気に教育的だ。
 最終回のエンジェリックレイヤーは、はっきりしたのは何が奇跡のルーキーかと言うと、どうして勝つのか、何が強いのかさっぱりわからないけど勝つという辺りが多分奇跡なんだろうなぁということと、何が無敵のチャンピオンかと言うと軽量級を主張してるのにどう見ても重量級な戦い方をするところと、格闘戦で飛び道具使ってもお咎めなしなところが無敵なんだろうということか。話的には先週で終ってるので、まあ後はイメージ映像ということになるんだけど、弱点である格闘戦をクライマックスに持ってきてしまったのはやっぱ間違いでないかい? 盛り上がりに欠ける。
 今日は映画の日だったけど、研究室の用事やらなんやらで抜けられず。でも何も見ないのも悔しいので クイーン・コング を見てくる。配給がアルバトロスという辺りで知ってる人にはピンと来るでしょう。悪趣味映画です。(^^; 80年代に作られてあまりのつまらなさにお蔵入りになってたのを、アルバトロスの人が見つけ出して「これだ!」とばかりに権利を買ってきてしまったんだろうなあ。でもそれだけじゃさすがに見ててつらいので、広川太一郎、小原乃理子を使ってアドリブバシバシ吹き替え。でもイマイチ乗り切らないのか、寒さを倍増させているのだが、ああ、そうか、屑映画ってこんなんだったっけ、と思い出す役には立った。悪趣味映画マニア、不眠症の方以外には薦められません。こんなん定額で見る気にはならないものなぁ。本当は千円だって出し過ぎだが、そこは広川太一郎料ということで。0.1点。
 本当は今週末であっと言う間に終了する ファイナル・ファンタジー・ザ・ムービー も見に行きたかったのだが(これも定額出す気になれん)、ちと行ききれなかった。うーむ。