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2012年10月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#33とウィザード#6

  ゴーバスターズ #35「タテガミライオー 吼える!」。突然出現した謎のライオン型巨大ロボ。エースも歯が立たないそのロボに心あたりがある様子のマサキと黒木司令。エネルギー管理局以外でそのようなものを作れるのは、かつてエネルギー管理局を失意の内に去った天才・葉月博士以外にありえないというのだ。
 事実を探るため、山奥の葉月博士の邸宅に向かう途中、ヴァグラスに襲われる女性を見つける。ヴァグラスを蹴散らすバスターズだが、彼女こそが葉月博士の娘、ミカ。しかし彼女はバスターズのことを毛嫌い。しかも博士は既になくなっているという。そして父の残したバディゾード・タテガミライオーこそが父の無念の証だというのだ。

 新戦力メカ、バディゾードのタテガミライオー登場。バディゾードというのは人間サイズのバディロイドとメガゾードとに分けていたものを一体に合わせたものだという。まあ、確かにJだけでもややこしいのに、これ以上キャラが増えたらややこしくなるものなぁ。
 そして、バディゾード以上にややこしいのがその製作者・葉月博士。演じるのは水木一郎という辺りで想像がつく通り、天才らしいんだけど「ズバババーン!」とか「ズキューン!」とか、やたらと擬音語を多用した意味不明な喋り方をし、人間的にもマサキが戸惑うほど癖がありまくったらしい。そのため上層部から疎まれ管理局を去ることになったのだが、その後も開発を続け、自力でライオーを作製していた。技術はともかく、どんだけ資力があるんだ……
 娘のミカは父を追い出した管理局を恨み、ライオーはその復讐のために作られたと信じていたが、水木一郎が演じるのがそんな陰湿なキャラなわけがない。ライオーは元々エースとの連携を前提に設計されており、しかもライオー自身がエースとパイロットに挑んで試し、認めた場合にだけその力を貸すように設定されていた。なんてめんどくさいことを……
 エースのサポートゾードでありながらエースを上回るライオーだけども、案の定バディロイドたちが突然の新入りにストを決行することになるらしい……ニックはその力を認めてるようだけども、ヒロムがライオーに乗り込むのはさすがに複雑だろうなぁ……


  仮面ライダーウィザード #8「新たな魔法石」。いつもどおり騒がしい面影堂に飛び込んできた白いガルーダ。瞬平たちが捕まえようと追い掛け回すが素早く逃げまわり、持っていた箱を落として去ってしまう。中に入っていたのは新たな魔法石だが、コヨミは「嫌な感じがする」と……
 そんな時、ゲートらしき少年がグールに襲われる。コヨミの知らせで駆けつけた晴人はグールたちを蹴散らすが、少年に逆に誘拐犯呼ばわりされ、警察を呼ばれることに。
 誤解は解けるが、少年の危機を伝え護衛の許可を貰いに行ったその少年・洋樹の母親は、晴人と顔なじみ。事故で亡くなった晴人の両親が運び込まれた病院の看護婦であり、ショックに打ちひしがれる晴人を見て慰めた過去があった。
 一方グールでは力不足とわかったファントムたちは洋樹への刺客を選ぶが、監視役に飽きたフェニックスが自分がやると言い出す。メデューサは渋るが、彼らに君臨する「ワイズマン」が許可を出す。

 今回はウィザードパワーアップ話の前編。これまで小物感が半端無かったフェニックスが直に乗り出すのだけど、これまでの小物感が嘘のような強さ。ウィザードフレイムスタイルの炎を上回り、ウォータースタイルでも太刀打ちできず、ランドスタイルでも大ダメージを負う。理由があってワイズマンから直接出ることを抑制されてたらしいのだけど……あの性格のせいじゃないよね?
 そして今回は最初からゲートがわかっているが、その母親から語られたのは両親を失った晴人の過去。自動車事故で重症を負い事切れようとする両親を目の前に絶望に打ちひしがれようとしていた幼い晴人は、両親の「あなたが生きてることが私達の希望」という言葉に支えられ、なんとか絶望を乗り越えた。それでワイズマンの企てにも絶望せずファントム化を免れたのか。
 そしてワイズマンの言う「子どもには効果的な作戦」というのも、それ絡みっぽい。コヨミが新たな魔法石を「嫌な感じ」というのも。白い魔法使いはホントに味方?
 それと瞬平と洋樹の服装がそっくりなのって、二人が同レベルってこと……?


2011年10月23日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#35とフォーゼ#8

  ゴーカイジャー #35「次元ノムコウ」。ゴーカイガレオンにロボットが突然飛び込んで来た。助けを求めて訴えてきたそのロボットはボンパー。「炎神戦隊ゴーオンジャー」と共にガイアークと戦ったのだが、ガイアークの生き残りが異世界「ガンマンワールド」を支配し、元ゴーオンレッドである走輔に助けを求めてきたらしい。
 その話をゴーカイジャーたちから聞いた走輔はすぐさまガンマンワールドを助けに向かおうとするが、マーベラスは「助ける理由がない」と協力を断る。しかし、「走輔は協力しないからと言ってレンジャーキーを返せとは言わなかった」とアイムに言われ……

 ゴーオンジャー編。劇場版で大いなる力自体はゴーカイジャーが受け取ったものの、一度も使ったことなし。そのゴーオンジャーの炎神たちが異次元世界を侵略しようとするガイアークの生き残りとの戦いで力を失い、助けを求めたのが発端。
 スピードル、バスオン、ベアールVはガンマンワールドを支配したチラカシズキーに倒されて閉まってたのだけど、それを助けに向かって聞いたのは、スピードルとベアールVが結婚してたという事実! 普通に意味わかりません。「アバレンジャー」の三条とえみぽんの結婚以上に唐突ですよ? しかもいつの間にか子どもが出来ていて、その子がぐれまくって爆走中という……
 チラカシズキー自体は倒したものの、その裏にいる黒幕がガンマンワールドに作った次元の亀裂を閉じてしまい、元の世界(ヒューマンワールド)に戻れない事態に。その鍵を握るのが絶賛ぐれまくり中のスピードルとベアールVの子ども、マッハルコンみたいなのだけど……最後の玩具連動みたいだし、これはこれでおもしろいけど、ゴーオンジャー、やっぱ妙に持ち上げられてね? 三大臣たちの絡みがむしろ見たいのだけどなあ。


  仮面ライダーフォーゼ #8「鉄・騎・連・携」。ハウンドゾディアーツをもう少しのところで追い詰めながら、大文字隼の横槍で機会を失い、さらにスコーピオンの介入で取り逃がしてしまう。
 しかも、弦太朗たちは補習を抜け出していたために、追加の課題で校庭のローラー掛けを命じられる。しかしその課題を受けたのは弦太朗たちだけではなく、弦太朗たちを邪魔するために補習を抜け出した隼も。補習担当教官の佐竹は「隼ももはや黒と混じって灰色になった。白でない以上、洗い流す」と言うのだが、隼はそんな屈辱を受けたにもかかわらず一人でグランド整備をしようとする。
 隼が学園のキングとしての立場に固執し、弦太朗たちを目の敵にする理由。それは、学園理事である父親からの欲求に答えようとしていたからであり、しかし父親の言うがままにすればするほど、周囲の人間を傷つけ、回りから人が離れていくことへの苛立ちの裏返しだった。

 仮面ライダー部メンバー候補で、一番難しそうな大文字隼のエピソードの後編。これまで高圧的に弦太朗たちに接していたのだけども、その理由は父親からの抑圧。父の期待に応えようと、ガールフレンド選びから部活の方針まで、全部言うがままになっていたのだけど、当人がそれに疑問を感じていた上、その歪みから部員との軋轢が生じ、暴力沙汰になったのがそもそもの今回の特別補習の理由。
 父親に従う以外の道を知らないながらも父親の言うがままになっていたために回りの人間が離れていく自分と、トラッシュのはずなのに段々人が周囲に集まっていく弦太朗との立場比較して嫉妬してってのはあったのだろうけど、単純に嫉妬してるだけだったのではなく、美羽ですら身体を張って学園を守ろうとしているのを見て、そんな自分に疑問を持つ。
 そいでもって父親の呪縛を離れて操縦に体力を要するパワーダイザーのパイロットになるのだけど、まずパワーダイザーがそんだけ活躍するかってのと、大文字って歪んでるからこそ面白いキャラだと思うのだけどなぁ。早々に歪みが解消されたら、今後どうなるんだろう?
 いや、今回は面白かったから全然ノー・プロブレムですが。

[アニメ] 新番組その7

 すいません。ちょっと引っ越しで時間がないんで概要だけ。

  UN-GO 。ノイタミナ枠。坂口安吾の推理小説が原作のようなんですが、舞台設定は近未来になり、戦後日本を投射したような世界観。そこで「敗戦探偵」と呼ばれる結城新十郎と、彼の助手っぽい少年「因果」が、社会の裏に隠れた事件の真相を暴く、という方向性のよう。正直、わりと好み。本性は人外っぽい因果の位置づけとか、主人公の厭世的妥協的なポジションにいて、その歪みをどんどん押し付けられそうだとか、面白そうです。
 戦後に投射した世界観の始末のしかただけが気になりますが。


  ギルティクラウン 。これもノイタミナ枠。これも「GHQ」とか出てくるあたり、戦後の世界観が基本らしいのですが……正直、全然わかりません。巻き込まれ型の主人公で、まあ、いろいろあるっぽいのですが……ノイタミナ枠でこういう敷居が高いのをやるってのは、結構アレだなぁ。


  僕は友達が少ない 。蓋を空けてみれば、今期では一番の期待枠かも。監督が「そらおと」の斎藤久ってのは、関係あるのかどうなのか。
 個人的には良いアニメ化と思いますよ?


2009年10月23日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ささめき#3とにゃんこい#2

  ささめきこと #3「ファーストキス」。忘れ物を取りに来た汐と純夏は教室でキスをする女子二人を見てしまう。逆行で誰かはわからなかったものの、それに当てられて汐は「私もキスしたい……」とまたまた暴走し出す。純夏は自分が名乗り出ようとするもののいつものように自爆。理科室の人体模型まで練習相手にしようとする汐だったが……

 「自分より背がちっちゃい人じゃないと」、と言われてしまった純夏。「あの子だったらいいのになぁ」と朱宮の女装姿・アケミの名前を出してしまわれて、意中の純夏に逆に睨まれる朱宮君があわれ。
 ファーストキスはやっぱロマンチックにしたいよね、という汐は「そうだ! 練習しよう!」と思い立つが、「練習したらそれがファーストキスになっちゃうじゃん! ダメじゃん!」と……気付よw
 自分より背の低い相手じゃないと、という汐に振り回される純夏だが、朱宮との会話を聞かれて汐に好きな人が出来たと誤解され、「練習相手になってあげる」と……誤解もいいところなのだが、それでも汐とキスができる(ただしお面越し)と、つい言葉に甘えてずるずると……そしてその二人を見守る別の女子……もうそろそろ女子部発足か?


  にゃんこい! #2「その男、下僕?」。呪いのために仕方なく猫の頼みを聞く日々が続く潤平。せめてもの憩いは目前に迫った文化祭でやるクラスの出し物・メイド喫茶で楓のメイド姿が見れること。しかしそんなささやかな幸福をぶちこわしにするのが幼なじみの住吉加奈子。ギャル丸出しのマンバファッションになりはててしまった彼女とは何時の頃からか犬猿の仲の天敵になってしまっていた。が、そんな学校にもニャムサスとタマが……どうも学校に棲み着いた野良猫から依頼があるらしい。教師に見つかってしまい住み家を移らないといけなくなったが、その前によく世話をしてくれた女子生徒を見つけて、お礼を伝えたいという。
 野良猫の世話をするだなんてどんな心優しい乙女だろうと妄想する潤平だったが、その場に現れたのは天敵の加奈子だった……

 第二ヒロイン(当て馬とも言う)、加奈子登場。小さい頃から男友達のようにつきあってきた彼女だが、ある日、彼女から貰ったニャムサスのぬいぐるみを別の女生徒にあげているところを見られ、それ以来あってさわると喧嘩ばかり。高二になって同じクラスになってしまい無視し続けるわけにもいかなくなってしまったのだけど……中学生のときはまだ可愛かったのに、高校デビューひどすぎw
 そんな彼女に猫のお礼を伝える依頼を受けてしまった潤平だが猫と話をしてるところを見られてしまい、それをネタに脅され文化祭で振り回される。彼女が一体何をしたいのかわからない潤平だったが、加奈子の啖呵から小学校時代のぬいぐるみのことをようやく思い出す。
 しかし考えている最中にどっかの生徒が横着して窓から捨てた水が加奈子に……そして化粧が恐ろしいことにw ぬいぐるみのことに思い当たった潤平は誤解を解こうとするが、その矢先二人を見つけた楓が化粧どろどろの加奈子を見て、着替えと化粧直しに連れて行ってしまう。そいでもって、新生加奈子w なんでヤマンバメイクなんかしてたんだか……
 結局、実はぬいぐるみはあげたわけではなく、見せていただけ。それを加奈子が誤解したのだが、世話してた猫がいなくなって落ち込む加奈子に、その事を伝え、「きっとあの猫もお前のことを忘れないよ」と……臭いセリフに笑いまくりの加奈子だったが、それでも潤平の心遣いに感謝する。そいでもってフラグ立ちまくり。楓よりこっちとくっついちゃえばいいじゃん。

[その他] HMOがNHKに出演

  「アニソンSP.2」追加アーティスト発表!!!NHK )。無論中の人でなく楽曲だとおもいますが。元曲であるYMOの許可も得て一般流通でCDも出したわけなので、何隠れるところもないわけなのですが……アニソンじゃないだろう、と野暮なツッコミもしてしまったり。でも楽しみなのは間違いないです。録画を忘れないようにしないと。
参考: PAW LABORATORY (初音ミクオーケストラ(HMO)の楽曲頒布してるサークル)


2008年10月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] やっぱりなんかおかしいと思うのだけど

  視聴率ほしい民放テレビ局がNHKに負けるジレンマIT-Plus )。ドラマ、バラエティの不調として民放はゴールデンのドキュメンタリーを増やすらしいけど、下請け、さらに孫請けに丸投げして少ない予算、短い納期でやらせたんじゃ、同じ事だと思うけどなぁ、というのは以前書いたとおり。このコラムでちょっと面白いのは、根本的には民放テレビ局側は視聴率低下の理由は自分たちにある、と本気で思ってないのではないか、と感じられるところ。オリンピックについてはNHKがいいところを持って行った、と僻み嫉みを持つのはまだわからないではないけど、NHKをまねて安易にドキュメンタリーってあたり、「NHKの人気はドキュメンタリーだけではない」とドラマなども上げられてることと対比して見ると、「単に番組作りに対して確固たる独自の指針を失ってるだけじゃないか」とも思える。
 また、10年ほど前のエピソードとして、筆者が番組撮影中に中学生がテレビクルーより最新型のノートパソコンにばかり興味を示し、テレビに対する無条件のあこがれというものが既に存在していなかったことにショックを受けた、という出来事を紹介している。実は先週末、NHK名古屋のスタジオ公開に行って来たのだけど、長寿番組「中学生日記」のセットを見ているとき、案内をしてくだすったスタッフの方が「最近の中学生は、度胸があるというか、テレビが特別なものと思ってないのか、カメラ向けられても別に緊張とか萎縮とかしないんですよ」という話をしていた。ご存じかとは思うが、「中学生日記」に出演する中学生は皆公募で集められた一般の生徒さんたちである。
 現場で一般視聴者にふれる機会が多いスタッフはともかく、そうでないスタッフあるいは幹部は、実はこの実態をまるで感じていない、テレビは無条件にあこがれと敬意の対象である、と思ってるのではないのか。
 麻生氏が「ホテルのバーは(銀座とかのバーに比べて)安い」と言ったことに対し「庶民感覚がない!」と恥ずかししげもないバッシングをしてる報道の過剰さを見ていると、「テレビが指し示せば視聴者は皆そっちを向くはずだ」と信じている一部テレビの人間がもはやそうではないという現実を認められず、自己確認のために一生懸命世間を煽ろうと必死になってるだけではないか、とも思える。
 テレビが変えなければいけないのは番組編成とかの小手先のことではなく、もっと根本的な認識だと思うのだけどなぁ。

[アニメ] とらドラ!#4とのらみみ2#4

  とらドラ! #4「あのときの顔」。今日も大河の朝ご飯を作りに来た竜児。そのついでに片付けをしてると、大河が隠し撮りして集めた北村の写真ばかりのアルバムを見つける。だが、あまりのピンボケぶりに思わず、「俺が撮ってやる」と約束してしまうはめに。

 大河、かわいいけどとことんダメ人間だなぁ……よくこれで今まで無事に暮らしてこれたものだ。つか、ダメというかなんというか、本来マドンナ役であるみのりが傍目から見ても「痛い子」なのが珍しいか。
 それにしても、昔北村の方から大河に告白したってのが、ちょっとびっくり。しかし、北村の告白もどうかと思うよ、さすがに。
 それと、原作一巻では出てこなかった五人目のメインキャラがようやく登場ですか? 声が喜多村英梨だけに、なんだかどこぞのエロ小学生かと。


  のらみみ2 #4「ドリーム・ジャンボリー」。宝くじで大金を当てにわか金持ちになったのらみみ。成金ぶりを他のキャラたちに自慢しまくるが、実はそれは夢。目が覚めるとハローキッズ59号店の前に行きだおれていた羊型キャラを見つけ、介抱する。夜になった目覚めた彼はシープ・ストロガノフと名乗り、好きな夢を見せる能力があること、そしてとある事情から一日三時間くらいしか起きていられないことをあかす。
 「金魚ツアーズ」。退屈して町をぶらついていたシナモン。チョコハット団の集まりをなんとなく見ていると、金魚型のキャラに話しかけられる。名前もまんま「きんぎょちゃん」というそのキャラの平凡さに最初歯牙もかけなかったシナモンだが、彼女に町のあちこちにある不思議スポットを案内されることに……

 う〜ん、第一期のように破壊力のあるエピソードがまだ出ないなぁ。味わい深くはあるんだけど。
 前半の話は、羊キャラが子安。ぬいぐるみみたいなかっこして、ずいぶん渋いな。あ、トッピーもそうか。少佐声のにわとりってのもいたな。
 二重生活という悲惨な過去の結果わずかな時間しか起きていられなくなったシープだけど、どちらかといえば夢うつつなシープの世界がメインなような。しかしシナモン、微妙にゆがんだ夢を見るな……
 後半は、地味だけどちょっとじんとくる話。行為も持たず近づいた子に連れられるうち、その子の言う「町の秘密」に引きずり込まれるシナモン。どれも大したことはないことなのだけど、金魚がそこから膨らませた想像の世界に、シナモンも引き込まれていく。そして、新しい子供のいる町に向かうためキャラバスに乗る金魚に、初めて友情のような気持ちを吐露する。平凡だけど突飛な想像力を持つ金魚を、新谷良子が演じてる。上手くなったなぁ。


2007年10月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ#3

  みなみけ #3「玉蹴り番長再び」。藤岡番長、カナにリベンジ……って、告白のですが。「実は藤岡は本当に自分に告白してるんじゃないか?」と気付きかけたカナだけど、チアキの余計な一言のせいで、またもやあらぬ方向に……で、番長を取り込むためカナが家に招待した藤岡に、チアキがなついてしまう……あれだけ誤解を振りまいておいて……(普通は誤解はしないが) でも、一応藤岡はカナの運命の人(のはず)なんだけどなぁ。三姉妹に絡む中では一番常識的な男子なんだけど、女の趣味ばかりは……
 次回はハルカがらみの男・保坂が登場。つか、暑苦しいけど。

[その他] 体調が悪いと愚痴の一つも言いたくなる

 けど、後の火消しが大変になるかもしれないので言わないw
 とりあえず、どんなことにも複数人が関わることは、「自分の行動のためのコスト」以外のコストが必要なわけで。言ってみれば公共のための投資で、維持・活動のためのコストだから、回り回って間接的には自分のためでもあるのだけど、誰かがやってるとわりと他の人ってその人に任せっきりになったりするのよね。酷い場合には、誰もなにもしなくても自然に維持できてる、と思う人が出たり。そんなわけないだろうに。
 維持・活動以外に見返りを求めてるわけじゃないのでそれは別にいいのだけど、意に沿わぬ方向に転がり出すと、不平不満、場合によっては陰口という形で噴出したりする。合理的に考えて、それを防ぐには「各々が責任の分担を実感できるようにする」「なんでも言える雰囲気にする」が大事だし、そういう努力もすべきなのはわかる。が、不平不満があるなら「公共のためのコスト」を意識して、自分で動いてよ、とも思う。「自分が仕切れ」ってことではなく、適切な意見の伝達とか、アイデアの提示とか、アドバイスとか。
 場合によっては事態が進みすぎて、ほとんどどうにもならないまでなる場合もあるけど、そうではない場合は、文句だけ言われてもなぁ、という気持ちもどうしても出てきてしまったりする。それ以前に、その前段階でなにも出来なかったってことは、あまりあり得ないのだけどね。


2006年10月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 徹之進#41とおとぎ銃士#17

  徹之進 #41「てつのしん ルミに正体がばれる」。徹之進たちが慰安旅行をしているうちに、各地の犬楽園支部がネオによって次々壊滅させられる。守りを固めるセトたちだが、ネオは徹之進の飼い主のルミをさらってしまう。犬楽園総出でルミを奪還しようとするのだが……

 前回、緊迫感ねーなー、と思ったけど、案の定ネオたちにつけ込まれることに。牧歌的なんだか緊迫してるんだか。
 ルミが隠された倉庫を突き止めるが、その助ける方法が、セトの魔法でみんなをルミに変身させ、混乱したところを救い出すという……いや、脈絡がなんだかもうよくわかりません。(笑) 犬楽園の仲間が変身した変なルミを出したかっただけちゃうんかと。このへんのオフビートな笑いがなんとも癖になる。
 実は案の定犬楽園の犬たちをおびき出すための罠だったのだけど、危機に陥ったルミが徹之進を助けようと暴走、間違って火薬庫に火をつけて窮地を脱する。が、燃えさかる倉庫に置き去りにされたルミをセレブナイトになって助け出した徹之進の正体が変身時間切れでばれてしまう。掟に従い徹之進が犬にされるかと思いきや……あれ? ルミの方が犬に? そう来たか!
 ルミ救出に入った徹之進を仲間に知らせようとするが、「麗華が同じ目にあったらどうするんだ!」と説得され、ルミの居所を教えるジョン。バカだけど悪人になりきれない奴だね。


  おとぎ銃士赤ずきん #17「灰の降る町」。灰の降る谷に伝わる二つの世界と少女のおとぎ話を聞く草太。宿を得るために入った屋敷で、おとぎ話のように姿見の中に吸い込まれてしまい、その中でおとぎ話の少女に出会う。

 おとぎ話の少女の名前はマレーンなのだけど、灰が降る町だし、元の名前ははしばみの町だし、どう見てもサンドリヨンです。本当にあり(ry
 って、草太、ついにサンドリヨン様までフラグ立てですか……
 サンドリヨンがファンタヴェーレを侵略しエルデの鍵である草太を求めるのは、単に野心以外の理由があるっぽいが……わりと無理矢理気味な季節外れの水着での導入と、友達二人のうわさ話とうらはらに一向に草太との仲を進展させれないりんごワロタw。つか、あの二人また出てくるとは思ってなかった。

[その他] 花の巴里なんて今でも思われてるんですね。

  日本人旅行者、夢と現実のギャップで「パリ症候群」ロイター )。う〜ん、そこまでショックを受けるものなのかな? 年12人ってのは多いのか少ないのか……でも、盗聴されてるとかの妄想は、正直、元々別のものを患っていたのでは……


  東雲さんの崩壊日記改 さん経由で、 「ギャラクシーエンジェる〜ん」に旧GAメンバーが乱入!?AV watch )。あ〜、出るんですか。七話ってことはテコ入れではなく当初からの予定だと思いますが、でも、登場すればいいってものでもないんですが……いや、旧作の全力投げっぱなしオチなし15分アワーとどうしても比較してしまって、ね?


  <日教組>中川政調会長の毎日新聞「闘論」発言で抗議文Y!hl )。う〜ん、でも、下品な先生って、確かにいるんですよね……別に活動に参加してる先生全部が、ではないんですが。いや、こないだそういう方と会ってしまいまして。人様の名刺を片手で受け取った挙げ句、本人の目の前で机の上に放り投げるのはどうかと。「始末書」の意味もわかってないご様子でしたし。


  「技術のソニー、どうしたことか」甘利経産相が苦言朝日 )。閣僚からも言われてしまいましたか……


  11万円超の高級炊飯器、団塊層中心にバカ売れzakzak )。「 イガー魔法瓶は9月、日本伝統の土鍋を釜に使った「炊きたて」シリーズを発売した」土鍋で十分と思えるのだけど……まあ、食べてみないことにはなんとも言えないですが。


2005年10月23日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ようやく身体が動く

 今朝まで風邪がぶり返してほとんど身体が動かず。今日になって近場に外出できる程度には回復したけど、遠出は無理。日中寝込んでいたら良くなってきたけど、まだ時々寒気がする。うう。

[アニメ][特撮] 寝ながら見た

  絶対少年 #22「消えたものと産まれたもの」。理絵子はあの晩に二種類の光を一緒に見たホームレス=羽鳥と再会する。それがきっかけで自分たちの閉塞に気付き、自分たちのしなければならないことを理解する。正樹と二人で、希紗のために何かできないかと模索する。
 りえぞ〜、開き直ったなぁ。羽鳥の「見たいものは他人が見ている自分」ということを指摘され、いい子で自分を飾ることからの脱却を目指す。希紗も、成基も、ついでに正樹も友達で、だから友達のためにできることをする。とても単純なことだけど、それが見えなくなるほどにみんな迷走していた。
 結果として希紗のブンちゃんを壊してしまったことを煩悶する歩も、夢枕にオカカ婆が立ったという阪倉からの電話で自分が次にしなければならないことを心定める。
 と、みんな前向きになってきたところで、希紗の作ったオブジェが変化。しかしそれはブンちゃんではなく、羽の生えた玉子のような姿だった。それに戸惑う希紗だが、さらに横浜上空に巨大な物体がよりはっきりと具現化する。
 多分、これからクライマックスに向かって一直線?

  BLOOD+ #3。TBS土曜夕方アニメ枠のプロデューサー、竹田青磁氏は、なんか結構サヨクっぽい発言をインタビューなんかでしてるけど、まあ、それでも本編ではそんなにイデオロギー色は出ていない。あんまりそういうこと気にして番組見たくないんだけどなぁ。
 物語の進行はかなりゆっくり目。自分の正体を知らされる小夜。あくまで家族として娘を守ろうとするジョージ。まだ強烈に物語として訴求するものはないけど、スロースターターなんかなぁ。

  マジレンジャー響鬼 。マジレンジャーはなんかン・マが倒されちゃってるんですけど……で、次回からはインフェルシアの神々ですか、ハァ……これまでは劇場版限定のロボだったセイントカイザーも登場、そういう展開的には上手い。響鬼は朱鬼編後編。やはり朱鬼はあきらのための反面教師だったのかな。あきらが朱鬼の最期をどう捕らえているかが不明でもやもやするけど。結局は鬼VS鬼にはならなかったが、鬼=職業という旧プロデューサーの描き方とのズレも、やはり気になるといえば気にはなる。鬼=超人というアプローチでは、納得はするが。威吹鬼が結構ヘタレ化してるんですけど……役回り上仕方ないとは言え、損な役回りだ。

  ゾイドG #29。バイオゾイドの秘密を探りに、コトナの生まれ故郷アイアンロックに潜り込むラ・カンとコトナ。「呪われた町」と言われていたが、実は太古の技術を闇の一族が守る町だった。そして一族から逃げ出したコトナは、実の妹に命を狙われることに。
 という本編よりも、あのEDはやはり……「ムシキングサンバ」で慣れたつもりだったけど、あれとはやはりポイントがずれてましたわ。無意味に眼鏡姿や水着姿が差し挟まられるし。狙ってる層があからさま。本編の方向性とは、やはりずれてるような……こういうのが嫌いだなどと聖人面はしませんが、 ミリタリー・クラシックス を見たときの脱力感、と申しましょうか。昨今の風潮って、こんなんなのかなぁ。


2003年10月23日(木) 旧暦 [n年日記]

ときめくお名前です

 こないだ遊びに行ったときに話したダメトークがきっかけで、ふと、「そういえば、映画でときめいた女性って誰がいたっけ?」と考えてみた。あまり、映画の登場人物の女性に(そういう意味で)ときめいたことってないんだよなぁ。せいぜいが「ダイハード3」の女テロリストとか、「恋しくて」のメアリー・スチュアート・マスターソンが演じる男女・ワッツくらいしか思い浮かばないなぁ。ダメじゃん。>ワシ
  しあわせの理由/グレッグ・イーガン 読了。 順列都市 で、「ううむ」と思いまして。いや、すごいのだけど、なんか騙されているような感じがどうしてもしてしまい、落ちもなんだかなぁ、と思ってしまった。で、それ以降イーガンの小説はほとんど読んでなかったのだけど、先日のSF大会で山岸さんに色々失礼を働いてしまった負い目もあって、わりと前に購入。で、積読。とりあえず手近に発掘できたんで、読んだのだけど……ううむ、こっちがイーガンの本領だったが。物理学・生理学・医学など、多岐に渡る知識を駆使し、それの与える意識との結びつきを克明に描いていく。「これぞSF」と言う人が多いのも頷ける。ただ、美術に関する記述ほどには、他の分野にはそこまで血が通ってなかった気がしたのだけど、あくまでほんのわずかであり、瑕疵としてはささいなことなので、文句をつけるようなことではない。The SF of SFかはともかく、「SF的ガジェットさえあればSF、ではない」ということを如実に(良い意味で)表した短編集。
  ボーリング・フォー・コロンバイン 。劇場公開時にはタイミングが合わず、その後ずるずると見るのを延ばしてきたのだけど、ようやく拝見。先入観としては「ラブ&ピースに頭が侵されたアメリカ人が拳銃社会に一方的に文句つけるドキュメンタリーかなぁ」というのは少なからずあったのだけど、ある意味一方的ではあるけども、とてもよくできたドキュメンタリーでした。しかも、娯楽とのバランスもとれている。コロンバイン事件を皮切りとして、アメリカ社会の異常な点を次々にあぶりだしていく。かなりの部分は不安を煽るメディアが責を負っており、それは不安を煽ることで消費を上げようという企業と、世論を都合の良い方に誘導しよう、あるいは自己のイメージを良くしようという政治家とのもちつもたれつの関係も存在している。それだけではなく、アメリカのすぐ近くにあり、比べてみれば銃の所持率や失業率も決して良くはないのにアメリカのような拳銃による殺人事件件数は起こらないカナダとの対比、また、メディアでは決して長されない貧困地域や軍需産業地域などのアメリカの陰の部分を、テンポ良く、しかし、少し注意深く見ればあくまでマイケル・ムーアは「なにが責任」と明確には言っていないことがわかるように、観客に呈示されている。ラストの(前)全米ライフル協会会長チャールトン・ヘストンへのインタビューで示されるムーアのメッセージは、実にシンプル。「どうして、そんなに隣人を疑い、ありもしない脅威に怯えながら、拳銃の所持にこだわるんですか?」と。単純なようで複雑であり、複雑なようで単純な問題かもしれない。ラストに流れるアレンジされた「What A Wonderful World」がかなり皮肉。
 これを見た後で、アカデミー授賞式時にマイケル・ムーアがああいうコメントを残した流れが、なんとなくわかる気がした。内外に脅威を煽り、マスコミと一致団結して国が(実際にそこにいるかどうかはともかく)敵の存在を喧伝することで、安易にそれにのせられ、外に対してばかりか同じ国民同士に対してさえも疑心暗鬼に勝手に陥る、アメリカ国民へのいらだちでもあるのだ。
 結局それって、チベットとかに攻め込んで虐殺したり、台湾の独立反対を声高に訴えてみたり、あの手この手で反日世論を都合よく操っている、中国と大して変わらない内政政策なのだよなぁ。


2001年10月23日(火) 旧暦 [n年日記]

正義の味方はあてにはならない

 昨日の続き。なんだけど、ちょっと日曜にやってた立川談志師匠がベネズェラだったかどっかに行って現地邦人の為に寄席をやったドキュメントの話を。
 談志師匠の経歴も交えての番組だったのだけど、「落語とは、人間の業の肯定である」とする師匠がその信念に揺らぎを覚えている、ということだった。理由は至極簡単で、落語で語られる社会とは、今の日本の社会が大きくかけ離れてしまったから。落語に限らないが、こういった感情に訴えるものというのは、聞く側見る側の体験の追体験を引き起こさせる。その元となる体験のない人間が増えてしまった。そうなってしまうと、一体落語には何の意味があるのか? むしろ、ベネズェラの密集住宅の中にいる師匠の方が生き生きしているように感じられた。社会様式の変化は仕方ない部分が大きいとは言え、確かにさみしいものはある。しかし、追体験を覚える事が出来ない者にそれを責めても何の意味もないし、詮無い事なのだ。
 もう一つ、子供にたまたま持っていた栞をあげた時に言った言葉。「昔は赤んぼ用の物は除いて、子供用のものなんてなかったんだ。自転車の三角乗りとかでもそうだけど、大人用の物を工夫して使ってたんだ。子供ってのはちっちゃい大人だからね」。その後はまあこんなに子供用のものを溢れさせるんだったら子供に毎月二十万は小遣いをやれ、でなきゃ子供なんか作るな、とか何時もの無茶な論法だったのだけど、前半部はなんとなく、わかる。また、子供用である事と云うのはそんなに重要なのだろうか、とも思わされる。子供はいずれ大人になる。背伸びして、大人の流儀を覚えていく。その過程ってのは商業主義が主流になり過ぎた現在、軽視され過ぎてないだろうか。子供向けがあってはいけないという事ではないが。
 そこから昨日の続きへ。子供にわかりやすく、どんな子供でも理解できるように、と云う意味での「子供向け」(言葉は悪いが「子供騙し」と云う事も出来る)であれば、例えば世界征服を企む悪の組織が出てきて、正義の味方が出てきてバーン、で十分だろう。それだって簡単な訳ではないが。しかし、もし子供が一旦外の社会に目を向けたらどうだろう? 世界征服後の社会構造なんて高度な疑問は持たなくても、単純な話、幼稚園のスクールバスをハイジャックするショッカーとニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機を突っ込ませるテロリストと、どちらがより恐ろしいか、と云う事だ。今日日、バスのハイジャックくらいはキレた17歳だってするご時勢だし、より物騒になってるとも、嫌な事だが虚構に現実が追いついてるとも云える。無論虚構と現実は違いはするのだが、しかし個人的にも後者の方により恐ろしさを感じて欲しい。アギトでアナザーアギト(木野薫)を演じてる菊地隆則氏が自身のサイトのBBSで「本当にヒーローになれるものなら、変身してビルにぶつかる前に飛行機を止めたい」と漏らしたように、現実の前では虚構の慰めは極めて無力とも言える。
 え〜っと、何を言いたいかと云うと、別にリアルならいいと云うことじゃないけど、現実への橋渡しを考えた際はあまりに現実のそれを無視して能天気一方なものばかりと云うのはどうだろう、って事なんだけど。別になくたって子供たちは勝手に大人になるだろうし、逆に現実の重苦しさを引きずったものばかりでも困るのだけど。
 アギトの前番組であるクウガでは、悪役は世界征服を企んだりする秘密結社ではなく、快楽殺人者的な集団である「グロンギ族」という設定だった。個人的にはメンタリティなどの諸々の設定において「意図的な悪」的なわざとらしさはどうしても感じて不満なところは多いのだけど、これはある意味旧態然としたヒーロー物の悪役が、実状と合わないのではないかと云う表われだと思う。アギトにおいても、敵は一定の彼らの規範においてある特定の人間を「刈り取って」いるのみで、基本的に人間全般に敵意を持ってるわけではない。いや、昔からレインボーマンの死ね死ね団(旧日本軍に虐待され、その復讐に日本を混乱させようとする東南アジア系秘密結社)とか、その手の問題提起はされてきてはいたのだけど。
 虚構にのめり込み過ぎて現実の怖さに目を向けないのもいけない。虚構としては、現実に負け過ぎてのめり込めないのも失格。アギト、クウガの敵役設定は、そう云う微妙なバランスのタイトロープ上でどうするかと云う問題設定をし、それぞれ導き出した答えだと思う。それは仮面ライダーが始まった時の企画意図を考えれば正当な後継だとも云える。能天気な悪役を決して否定はしないが、能天気な悪役でないからと云って否定するのも間違っている。糖衣に包んだ子供向けも、子供に現実の苦みを教える橋渡しをする子供向けも、どっちもあってもいいじゃないか。と、小学校低学年の時にワイルド7を読んでた身としては思うわけよ。