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2003年09月02日(火) 旧暦 [n年日記]

電信柱と郵便ポスト

 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXが残り二話を残して盛り上がってきたなぁ。
 OURs読んで、「J」で、昔、モーニングに読みきりで「SUMO BEUTIFUL」って読み切りの漫画が載ってたなぁ、ってことを思い出した。相撲の番付が全ての世界で、取り組みに勝った力士が負けた力士を食べてその力を自分のものとするっつー、なんだかなぁ、な相撲ディストピアな世界。なんか、Jはある意味「MANGA BEUTIFUL」っつか、漫画中心のディストピア世界って気がしてきた。カリカチュア化してる部分が大きいから、まあディストピア呼ばわりも野暮なんだけど。
  韓国、竹島監視にヘリ導入infoseek )。連中、マジでいっぺんシメた方がいいんじゃないでしょうかね?  外務相の竹島問題サイト を見ても、例の如くアホなことしか言ってないし。こういう「国益」の問題(しかも99%こちらに利がある問題)で韓国や北朝鮮に遠慮なんかする義理も必要もないんですって。
  亀井静香議員の総裁選マニフェストzakzak )。zakzakの記事だからわりと眉唾と思いつつ、言ってるのが亀井静香だけに信憑性が……と思ってる自分がいたり。これ見て「よし、亀井静香を支持しよう」って人っているのかなぁ。「ああ、コイツは口からでまかせばっかりだ」と思われるのがオチではないかと、つか、それしかありえん。
  中国、正規軍10万を北朝鮮国境に移動、警備強化Yahoo!hl )。中国もあの手この手で北朝鮮の手綱をどうにか締めようと苦労してるようですなぁ。こんな国なくなりゃいいと思いつつ、実際に武力行使となったらその後の戦後処理とかが(国際バランス上)果てしなく面倒なのだからたちが悪い。
  「幸運を呼ぶアクセサリー」通販会社社長、脱税容疑で逮捕中国新聞 )。え〜っと、ひょっとして「部分軌道爆撃系人工精霊」? 税務署までは爆撃してくれなかったようで。
  北朝鮮、「六ヶ国協議を邪魔した」と日本を批難毎日 )。電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな日本が悪いのよ、あ〜コリャコリャ、と。いや、電信柱と郵便ポストは併合統治時代に日本が資金持込で導入したんで、確かに日本のせいと言えなくはないんだけど。六ヶ国協議で核開発をちらつかせて総スカンくらったんで、拉致問題をネタに日本にすりよってきておいてコレだから、もうやってられません。などと、拉致被害者及びその家族のことを考えるとそうも言ってもられないのだよなぁ。もうしっちゃかめっちゃか。
  インドでゲーム産業ブレイクか?Yahoo!hl )。貧富の差が激しいとはいえ、やっぱ人口が多いだけのことはありますわ。やはりここはインド向けにマサラ・ゲームを作ってみるとか。いきなりみんな踊りだす……ってそれは「マイケル・ジャクソンのムーンウォーカー」じゃ。
  カレイドスター は、仮面スターの中の人、どうもやっぱ王道っぽいようで……しかし、相変らずロゼッタのディアボロの動画が気合入りまくり。その煽りかディオは一言も喋らず。う〜む。
  ファイズ は巧と木場は海堂・啓太郎の伝言ゲームのおかげでますます険悪の状態に。まあ、緊迫した事態を知らんのだし、こういう役回りとは言え、海堂・啓太郎の二人組のこのアホさ加減はなぁ……役者は悪くない(特に海堂)だけに、後の挽回を期待したいが。
 あ〜、某ゲームのショートでつりめで眼鏡で二挺拳銃イカレポンチのヒロインが、性格が滅茶苦茶歪んでいて無茶苦茶イイカンジ。ゲーム自体は傑作でも名作でもないんだけど。


2003年09月03日(水) 旧暦 [n年日記]

帰ってきたら時間が既にない

 う〜む。これで仕事がはかどっていれば言うことないんだが。
  朝鮮人坑夫向けに労務慰安婦確認北海道新聞 )。ん? なんかいろいろ引っかかるんだが。普通に職斡旋、もしくは出稼ぎで来ていた朝鮮人労働者のための慰安所を、朝鮮の業者に委託していた、としか読めないんだけど……(当事、売春は合法です) 「人身売買やだまされるなどして」というのなら人身売買したのやだましたのはその朝鮮の業者で、日本の会社側はそれを知ってて黙認してたかもしれないけど、直接に行った立場ではないよなぁ。だからってそれが人道的ということではないけど、同時に「と当事の貧農地区では(日本・朝鮮を問わず)見られたことであり、なーんか主張の主旨が激しく偏って見えてしかたない。
  自爆銀行強盗の写真をFBI公開CNN )。んな映画みたいなことが……としか言いようのない事件。いったい、誰が、なんのために。被害者はピザ配達員ってことだから、ピザの注文先で、ってこと? う〜ん。
  イラク戦争の救出劇の主役の手記、一千万ドルで契約TBS )。話に聞いたところでは、米国では婦人団体の圧力により、一定数前線に女性兵士を送り込むことになっているらしい。なんつか、その婦人団体がどういうものかは全然知らないけども、前線で女性が捕まった場合どんなことが起こるかくらい、想像がつくだろうに。つか、これってそんな注目を受けるようなことだったんかなぁ。救出されたのは良いことだったのだろうが、なにがそんなに注目に値するのか、私にはさっぱりわからない。
 マガジンで氏家ト全氏の「女子大生家庭教師・濱中アイ」が新連載。別冊ヤングマガジン(現在はヤングマガジン本誌に移籍)の「妹は思春期」はてらいのない下ネタばっかでちと個人的には……だったのだけど、こういうソフトお色気系もできるとは知らなかった。オーソドックスだけど、逆にちょっと見直し。しかし、ギャグで週刊連載二本ってのはつらい気がすのだけど……
  ステルヴィア は前半の「どうするよ、コレ」的な低調が嘘のように最近面白い。人間関係はやっぱこんぐらがってナンボだよなぁ。


2003年09月04日(木) 旧暦 [n年日記]

メモ書き

  11月1日から「ふたつのスピカ」放映開始 。いや、ある意味、非常にNHK向きな漫画なんだが……でも地味ですよ? プラネテスといい、NHKには日本宇宙作家クラブの手のものでもいるんじゃぁないか?

変移抜刀霞斬!

  原えりすんさんところ で、 カムイ外伝のヴィネット が出ていたことを知る。な、なんだって〜〜!?(MMR風に) リカヴィネなんて買ってる場合じゃないですよ、ダンナ! 十文字霞崩しがないのが惜しまれるが、ああ、なんだってこうツボを抑えてるんだか……「日本から去れ!」の一言には大同意。週末は大須のプライズ店舗を回りまくりますわよ。
  朝鮮の歴史は人類の歴史?  なんの教科書かはさっぱりわかりませんが、まあ、そっち系の教科書なんだろうなぁ。ハイ、ここ笑うところ。
  /.JP より イギリス開発の水陸両用車goo )。なんとなく、「ナチスの科学力は世界一ィィィィィ!」版な シュヴィムワーゲン に見えるのって、私だけかなぁ。イギリスではこの手ので船舶免許が要らないというのは初めて知った。(本当に要らないらしい)
 同じく /.JP より 絵で見るセキュリティ情報 。正直MSはあこぎとは思っているが、これはなかなか大したことだと思う。まあ、それでもなんだかさっぱりわからんという人はいるのだろうけど。
 昨日のマシンロボレスキューは、多分子供には受けが悪かっただろうなぁ、と思う。悪かっただろうけど、良い話だった。警察からの募集を父親から知らされ、幼い頃から警察にあこがれていた誠はマシンロボレスキューをやめて警察に行くべきか、心を揺らせる。そんなとき、たまたま行った病院で同じく特殊才能育成法によって子供にして医者であるアキと出会い……ともすれば陳腐になる話を、手を抜かずに作っている。MRR、たまにこういうきちっとした仕事を見せてくれるから切れないのだよなぁ。
 で、なんで毎回毎回こんなクォリティで作れるのかが謎なのがボンバーマンジェッターズ。バグラーの危機に、ついにあの男復活? シロボンとゼロの関係も、最終局面を前にまた一歩踏み込まれている。今週のMRRもそうだけど、キャラクターの心情が上手く、きちんと描かれ、それが使われている作劇ってのは、見ていて胸がすく。


2003年09月05日(金) 旧暦 [n年日記]

衝突事故

 ただし、自転車と自転車。もっと言えば、接触はしてなくって、急に前の自転車が鋭角に方向転換しようとしたので急ブレーキですっころんだだけなんですが。でも、結構スピード出してたんで勢いあまって縁石に頭ぶつけるわ、胸打ってしばらく呼吸困難になるわ。一番酷かったのが左手の被害。変についてしまったらしく、ひとさし指が生爪がはがれかけ、中指がちょっと突き指気味。左手はわりと酷い状態です。特に左手人差し指は仕事に関わるかも。すごい腫れてるし。(今も結構苦労しtキーボード打ってます) ここまで酷いとは直後気付かなかったから、特に何も言わずに帰ってきてしまった。もう少し文句くらい言えば良かった。しかし、なんであそこであんな方向転換をしようとしたのか、さっぱりわけがわからんのだよなぁ。
 通勤途中の7-11に寄って、カムイ外伝ヴィネットを4箱購入。霞斬り×2、飯綱落し×2……赤目と死闘が出ない。ショボン。しかし、この躍動感はただものじゃない。並べて売られてた「高橋留美子の世界」が可愛そうになるくらい。相手が悪すぎたとしか言いようがない。しかも、重心や「どの方向から見ても構図的に安定する」ことを配慮して、さらにその上でパーツ分割まで計算し尽くし、もう造詣師の頭の中はどうなってるんだって感じである。見かけたら買え! 萌えなんかなくてもその価値は十二分にある!
 いかんん。指が痛いんで今日はそろそろ限界だ。


2003年09月07日() 旧暦 [n年日記]

脳がいてえ

 う〜ん、どうも身体のあちこちが調子が悪い。金曜にすっ転んだときにあちこち打ったからなぁ。あまりに調子が悪いようなら、病院に行かないと。いちおう、身体は事故慣れてるはずなんだが(嫌な慣れだな)。
 まあ、本当は土曜に出勤するはずだったのが、出てもあちこち痛くてまともに動けないし、なにより左手人差し指が1.5倍くらいにまで脹れていた。そんな状態で行ってもなにもできないだろうということで休んだので、流石に今日は出ないとどうしようもない。まあ、指の脹れや身体の痛みも少しはマシになってきたので、なんとか作業できるだろうと言うことで。お世話になってる隣席のT氏に言わせれば「二時間で出来る」という作業だが、もろもろ作業時間を計算すると、どう考えてもその時間では不可能。う〜む。まあ、それでも作業が終わりかけたところで眩暈やら身体の痺れやらが……むむむ、これはもしや、金曜に頭を打ったせいか? とびびるが、体温はかったら37.3℃でした。あちこち打ったんで、その後遺症でしょうな。あと、ここ数日の体調不良。「生活が不順だからだ」とか(多少の嫌味も込めて)言われたけど、昔の生活サイクルに比べたら今の生活なんて健康的そのものですって。たぶん、残暑にやられたんだろうなぁ、としか思えない。
 でもまあ、そう言われても今むちゃくちゃ立場が弱いもので言い返すこともできず(立場の問題でなく、生来の性格のせいの気もするが)、そうするとストレスがたまりまくる。で、そのストレスの発散のしようがないと、また体調を崩す、という悪循環。 深+ のマスターとかには行くたびに「お前はなにしでかすかわからん」とアブナイ奴呼ばわりされてからかわれているが、ストレスがたまってくるとマジで自分がなにしでかすかわからなくなってく気もするので、実は言われるとおりかもしれない。自分はそんなことはしないとも思うが、本当にしないかというと、自分を信用しきれなくもあるのだよなぁ。
 まあ、要はイヤな感じにストレスたまってるよなぁ、ってことなんですが。
 少なくとも首はちと痛い。
 んなグチを言い続けてもしかたないので、上で出てる 深+ のマスターに借りた本の中から「裁くのは俺だ/ミッキー・スピレイン」を読み始める。ミッキー・スピレインっつーとハードボイルドの代表格だけども、実は未見。だって見つからないし。と思ったら、ちゃんと調べてみれば、今でも簡単に手に入るスピレインの本って少しはあったんだなぁ。店頭にはないだけで(きゅう)。「銃弾の日」くらいは押さえておきたいが、さて。まあ、それはそうと、大昔「裁くのは俺だ」の映画を日曜昼の洋画時間帯に見た記憶があるのだが、中学生くらいだったこともあってお色気とか殺伐とした場面だとか、そのくらいの記憶しかなし。まあ、お色気とかなんとか覚えてたのは、そういう多感なお年頃だったからと思ってください。見たのが50年代の奴か、82年のリメイクかはさっぱり覚えてません。そんなに出来がいいとは思わなかったから、リメイクの可能性高し。でも、「俺がハマーだ!」の直パロ元であるにもかかわらず、こんなものも見てなかったんですな、ヲイラは。トホホ。というわけで読中。
 ちなみに、原題は“I, The Jury”で、英語だとかっこいいんだけど、日本語にすると「俺が陪審だ」……「裁くのは俺だ 俺のスタンドだ」(後半間違い)で大正解だよなぁ。オラオラオラ!
 読み終えたのはマリみての二冊目 黄薔薇革命 。まあ、一冊目同様、軽く、楽しんで読める作品。「革命」とか仰々しいタイトルはちとどうかと思うけど。
  ファイズ は、木場を信じたい巧は、澤田を信じる真理に自分を重ね合わせ、「澤田が人間の心を失ってなかったら、もう一度木場を信じよう」と決意するが……草加やら啓太郎・海堂の二人組のせいでどんどん木場と巧の中はこじれるばかりに。でも、草加はともかく、啓太郎も海堂も「変わる変わる」と言いつつ、悪い部分も良い部分も全然変わってない辺りが……しかし今回の火事のシーン、今後に影響あるのか? あと、そろそろベルトの持ち主に変動が出たり、真理の身になにかが起きそうだったり、「転」の序盤にさしかかりそう。
 世間ではいろいろ事件・ニュースが起こってるんだけども、あまりにニュースが多くってメモですらしきれない。うむむ……
 とりあえず 「日本海」呼称問題、5日に日韓事務レベル協議日経 )。結果がどこにも報道されてないんで気になるんですが……この件に関しては外務省は腰抜けではない、と思いたいけど……参考として 外務省日本海呼称問題のページ
  牛乳嫌い対策に「炭酸入りミルク」米国で発売CNN )。いや、これはなんと言っていいか、流石に……つか、そんなに好きなんか、炭酸?
  ロシア軍、北朝鮮難民脱出を想定しての訓練毎日 )。きな臭さが高まってきたなぁ。よしんば牽制の意味合いが強いとしても。


2003年09月08日(月) 旧暦 [n年日記]

病院へ行こう!

 朝起きてメールチェックすると、姉から一言「病院行け」というメールが……だからってわけじゃないけど、どうにも体調が回復してないみたいなので職場のすぐそこの病院に。病院が近いと嫌なことは、夜中にしょっちゅう救急車のサイレンが止まる瞬間が聞こえること。良い事は仕事の合間に行っては戻っては、が出来ること、ということで、初診料(紹介状なんて当然ないので)1,575円(税込)を覚悟して行って来ましたよ。ここ十数年、病院にかかった記憶なんてないのに。
 一時間半待ち(つっても待ち時間の間は職場に戻って仕事してた)の後、
 「これまで健康診断で何か言われたことは?」──血圧高いですね、くらいしか 「確かに高いですね」(まあ、そのとおりなんだけどね……)  「タバコやお酒は?」──タバコはやりません。お酒は少し……(すいません、嘘つきました)
 とかなんとか、適当な問答をして、「感染症後の症状の可能性がありますね。ちょっと血を採ってみましょう」とか言われて、採血しておしまい。血液検査の結果は水曜日。まあ、そんなものか。しかし、血液検査だけで(自己負担)二千ナンボかとられるとは。ううむ。でも、採血の注射針、なんであんなに太いんだろう? もっと細い奴あるはずなのに……
 「裁くのは俺だ/ミッキー・スピレイン」読了。なんとサイテーなことに、映画の内容はほとんど覚えてないのに、オチだけはキッチリ覚えていやがった……でも、なんつか、余韻もへったくれも切って落とす落とし方はやっぱ妙に好きだなぁ。なんつっても、犯人を撃ち殺してそれで終わりなんて終わり方は現在では考えられまい(いや、この作品においては意味があるんだが)。しかし、フィリップ・マーロウだったらぐだぐだと結果を回避しそうだし、サム・スペイドだったらなにかあるまで官憲に最後は任せそうなのに、これとは。ううむ。
 で、今は 死者を侮るなかれ/ボストン・テラン を読み始める。前作、 神は銃弾 はカルト集団のリーダーに娘をさらわれた男が、そのカルト集団の元信者だった女性と共に娘を取り返すべく追跡をする、という内容だったが、今回は麻薬密売の濡れ衣を着せられ、殺されかけた保安官が自分を巻き込んだ陰謀を追う、というもの。こういう話を書く人が「 ヴードゥー・キャラック 」を薦めるというのもよくわからん。
 話題変わって 北朝鮮、射程4千キロの新型ミサイル開発か?朝日 )。ってな話が出てたりだとか、 「宿敵日本と血の決算をしなければならない」( TBS )てなことを言ってるのも見ると、ああ、北朝鮮だなぁ、と思うわけで。この国の行動は正気とは思えん。ってのは、大概の独裁者国家の末期について言えることですが。
  「首に爆弾」過去にコロンビアで類似事件TBS )。これが初めてではなかったんだ……ううむ、実は過去、かなり類似の事件があったようで。
  「漫画原稿を守る会」が初会合朝日 )。さくら出版からの原稿流出事件がきっかけ(参考: さくら出版原稿流出事件を考える )に、ここまで事は大きくなったようで。ただ、権利は当然保障されるべきだけども、それで妙な縛りが出来ないかなぁ、というのも反面心配だったり。
  ISSへの日本分担費用、一兆円超Yahoo!hl )。ちとこれはさすがに、と思う。これだったらこの費用、日本国内の宇宙開発に回した方がナンボ有用か。米国の米露融和政策によって端に追いやられた日本が、ここまで出さなきゃいけない理由はこれっぽっちもない。
 それと、wav→mp3でもっともポピュラーなソフトは、 午後のこ〜だ とか Lame とかかなぁ。


2003年09月09日(火) 旧暦 [n年日記]

ベタなボケ

 まだ脹れが引かないんで、夕べも左手人差し指に湿布を貼って寝たわけですよ。ところが起きてみると、何故かその指が脹れてずきずき痛む。「何故?」と思い、貼った湿布を良く見てみたら……裏紙のビニールをはがさずに貼ってました(マジ)。ってなことを研究室のLさんに話したら受けてた。いや、素でボケてたんですが。
  韓国、世界知的所有権機関の議長国に中央日報 )。あ〜いや、選出された方は、きっと立派な方なんだと思いますよ。多分。知らないけど。でも、なんか見出しだけ見ると悪い冗談としか思えないよなぁ。
  「中国はODA貰っても感謝せず、文句ばかり」鴻池氏発言朝日 )。え〜、公職の人間が言うのはどうかと思いますが、多分みんな思ってることです。
  脱北者ら、朝鮮総連に抗議NNN )。朝鮮総連曰く「コメントする価値のない問題である」って、う〜ん、そうなんかなぁ。あまりそうは思えないけど。 こういう動き産経 )もあるみたいだし。
  朝鮮総連本部、納税拒否で差し押さえ朝日 )。コレ系ばっかですいません。ただ、都での課税及び差し押さえ措置は各地の地方自治体に影響を与えている模様。そう言えば 北朝鮮の建国祭は、軍事動員はしなかった産経 )みたいですな。流石に北朝鮮もあからさまに証拠の残る形で米国(米日、と書けないのが悔しいが)を挑発したくはないんだろうなぁ。昨日書いた射程4千キロのミサイルってのが本当かどうかは興味があるところだったけど。
  イタリアの「ヒットラーワイン」に独政府猛烈抗議CNN )。あ〜、まあ、イタリアだしなぁ。やっぱりこの次はイタリア抜きで(略)
  「翻訳できず、ゴメンなさい」ハリー・ポッターの海賊翻訳版CNN )。「ラテン・アメリカ地域での出版権を持つホセ・ファレス氏は「海賊版の翻訳者は、原作者J・K・ローリング氏の本来の作品の意図をくみ取っているとは思えない」とその能力をけなしている。」って、まあ、そらそうだろう。
  カレイドスター は、フリーダムライツの演技シーンはいつもながら素晴らしい動画。裏で活躍のメイドの声は島涼香。で、レイラにもフールの姿が……なんだけど、ちとこの部分はソツがなさすぎて物足りないかな、という気も。このレベルで楽しませてもらってそこまで求めては贅沢だけども。ついにそらとレイラの、「紅天女」をめぐる対決ばりの確執が! と思いきや、「幻の大技」って、ペアでやる技っぽい。う〜む。これだけ楽しませてもらって文句っぽいこと言うのはなんだけど、「一話完結」の型にきっちりはまってる分、ちとそこからはみ出てしまった部分が惜しくもあるのだよなぁ。レイラとレイラ父の間の複雑な関係とか。
  死者を侮るなかれ は未だ読中。


2003年09月10日(水) 旧暦 [n年日記]

で、検査の結果

 血液検査の結果。リンパ球の値がやや低い以外はまったく正常。ヘマトクリット値(血液中における血球の体積比率)も0.439でまったく正常。
 「う〜ん、よくわかりませんねえ」(ま、そんなことだろうとは思ったけどさ)
 で、漢方を処方してもらって終わり。二週間分で千いくらかだから、まあ悪くはないわさ。
 で、帰りがけに「血液検査の結果、どうします? 持っていかれますか?」──(力強く)もちろん!
 あちらもこちらが生理学の研究者だってわかってて聞いた節もなきしにもあらず(問診のときにこちらから言ったし)。あとでちゃんと見て遊んでみよう。
 朝起きていつも見に行くスレをチェックしたら、 韓国人と仕事で困ったことスレ で、明け方の捕り物実況中継が。詳しい状況は良くわからないのだけど、大阪の会社でニューカマーのグラフィッカー(?)が逆切れの挙句に製作中のソフトの原版&データを持ち逃げ、元データをズタズタにして逃走、東京に夜行バスで向かうという情報から大阪からの追手+東京からの迎撃組が待ち構えての捕り物、ということだったらしい(追加:一つ大事なこと書き忘れてた。持ち逃げされた&ズタズタにされたデータってのは、そのニューカマーが描いたものでは「まったく」ありません)。まあ、事実関係の確認が出来ないような書き方(事実だったとしても、関係者に迷惑がかかるだろうしね)なので真偽はイマイチはっきりしないのだけど、被害や事後処理など見ると、なんとなく洒落になってないなぁ、と……こうなると下衆な根性で、めちゃくちゃにされたのがどういう企画だったのかなぁと知りたくもなるけども、流石に特定されるようなことになったら関係者へのダメージはかなりのものだろうから、詳細は結局闇の中だろうし、そうなるのがいいのかも。
  MRR は、先週ほどじゃないけど地味目で子供受けの悪そうな話。だけど、ジジイの泣かせ話ってだけでヲイラの涙腺緩み度は200%UP。タイトルからして「め組の大吾」のあの話が元のアレなんだろうなぁ、って気はするけど。ちなみに中身は完全別物。シナリオの完成度は前回ほどじゃないけど、良かった。個人的にはジジイ話ってだけで評価50%UP。
  ボンバーマンジェッターズ は相変わらず泣かせる。ボン婆さんの「ゼロはマイティじゃない」発言といい、バーディの「今度はお前がゼロを救ってやれ」と言い、ここまでの基本がちゃんと出来てて押さえる部分を押さえていると、もうどんなでも泣けるんだなぁ。
 どうでもいいが、CLAMPの「ツバサ」で「アメンオサ(暗行御史)」とかいう単語を見て「新暗行御史」しか連想できないってのは、「新暗行御史」がそこそこ成功を収めてるということだと考えていのかなぁ。最近の展開を見ると、まあ、やっぱ韓国か? と思わなくもないけど。
 ちなみに「死者を侮るなかれ」は、まだまだ読中。


2003年09月11日(木) 旧暦 [n年日記]

サンタになれ!

 ちょっと前の話だけど、友人から 島本和彦のラジオ番組が元ネタのサンタ談義 (swf)を教えてもらう。で、「こんなこと言えるのは、島本和彦くらいだよなぁ」というのに対し、「いや、富士鷹ジュビ……もとい、藤田和日郎も……」と反論してしまったけども、良く考えたら藤田和日郎の場合は、「俺がサンタになる!」とまず言い出すかもなぁ、と思いなおす。「吼えろペン!!」の最新刊でもそうだけども、熱い漫画家と言っても島本和彦は外に向かう(敢えて言えば「他人を煽る」)タイプなのに対し、藤田和日郎は「まず自分が」という、良い意味なのか悪い意味なのかはわからないが、「まずは内に向かう」タイプの気がする。だから島本和彦の熱血は揮発性なのに対し、藤田和日郎はかなり粘着性の熱血なのだよなぁ。
 週刊チャンピオンの「虹色ラーメン」で、どっかで見た人が……いや、いつかは出ると思ってたけどさ、中谷内。「神の舌」VS「ラーメンバカ」の対決は実現するのか!?(いや、多分しないけど) あと、「カオシックルーン」のあのスクール水着はナニよ? いつの間にか待望の「摩擦係数0の恐怖!」掲載の二巻も出てたけど。
 ちょっと前のネタだけど 海保押収の覚醒剤、7割が北朝鮮製TBS )。そりゃかなりの数だとは思ってたけど、まさか七割にも上るとは……これは冗談抜きで本腰入れて対策するべき数字だと思うけど。
  ガンダムゲーム出荷累計一千万本突破GAMES )。え〜っと、LEDの「軌道戦士ガンダム」からの計上でしょうか、というのが気になる。
  捕鯨反対23ヶ国の抗議書Yahoo!hl )。そういうことは臨海していない国にも投票させるような真似をやめてから言えや。ゴルァ!
 石原都知事が、田中外務審議官の自宅に不審物を設置されたことに対し「当たり前」と言ったことに テロは悪い、と釈明産経 )。いわんとしてることはわからんではないけど、やっぱ誤解のないよう、言葉は選ばなきゃ.選んでもどうかという気もするけど。
  米国、人身売買問題で北朝鮮など3カ国を制裁措置へ産経 )。こういうのはあまり気にしてなかったんで、言われて見れば当然あるよなぁ、という感じ。実際、どのくらいのものなんだろう?
 今日は、件の9.11テロから二年。そうか、もう二年か、という感慨が強い。その与えたショックは言わずもがなだが、それでも少しずつ、それの影響は変質していっている気がする。特に米国とその他の国の温度差が出てきて、米国内での評価が他国からは分かりにくくなってきている気もする。大統領選やら北朝鮮情勢やら、そういった情勢の変化に対し、位置付けはどう変わっているのか。そう言えば「闇のイージス」で「9.11テロ」のエピソードが出てたっけ。
  米の“親密な同盟国"で日本が七位に急浮上zakzak )という記事を見ると、やはり複雑な感じはする。
 ところで「死者を侮るなかれ」はやっぱり読中。加害者も被害者も、追う者も追われる者も、深い傷を抱えてお互い交わりあう、この闇に塗りたくられたかのようなストーリー展開は読んでいて引き込まれる。


2003年09月13日() 旧暦 [n年日記]

疲れてます……

 五時間ばかりサイゼリヤに居座って延々テストの採点をしてもまだ終わりが見えなかったり、二時間ばかり夜道を歩くことになったり。
 とにかく疲れた。メモだけでも「ロッキーホラーショー」「殺しのドレス」「イージーライダース」


2003年09月15日(月) 旧暦 [n年日記]

駆け込みパラダイスロスト

  仮面ライダー555劇場版 パラダイス・ロスト の全国ロードショーがこの連休で終わりだそうなので、ぎりぎり駆け込みで見てくる。救世主伝説とかなんとか、「北斗の拳かマッドマックスの見すぎなんとちゃう〜?」な粗筋に期待せず見に行ったのだけど、実は意外なことに楽しめた。
 部隊はテレビ版のパラレルワールドのような世界。巧は行方不明、世界はオルフェノクに支配され、僅かに残った人間が細々と空しい抵抗を繰り返していた。その人間のレジスタンス活動に身を投じていた真理は、巧が生きていることを信じ続けていたが……
 まずネタバレなしで。サブタイトルから連想される通り、人類の殆どがオルフェノクと化したディストピア社会の映画でもあるのだけども、正直、ディストピア映画としては「 リベリオン 」あたりよりはるかにマトモな出来になっている。ディストピアを作るものはなにか。権力者もそうかもしれないが、それ以前のものがあることをきっちり下敷きにしている。お祭映画としても、少し位置付けや性格の変わったキャラもいるが、それぞれに見せ場が用意されてる。映画の完成度としては穴があるが、ひとつのテーマを主軸にそれをはずしてないので、一旦乗ってしまえば気にせず楽しめる。
 で、少しネタバレ。 上にも書いた通り穴は色々あって、海堂がいきなり結花に愛の告白をするとか、真理はどうして誰もいるはずないと思いつつ企画した仮面舞踏会に行く余裕があったのかとか、最後にどうしてオルフェノクに寝返った木場が真理をかばったかとか、描写不足というか、見ていて「なんで?」という部分はある。でも、既存のキャラクターのイメージを下敷きにテレビのテーマを使って映画を使うということでは、過去三回の平成ライダー映画化ではもっとも出来がいいと思う。実のところ話の主軸は巧ではなくって真理で、巧の復活を信じ、木場たちを信じてスマートブレインと戦いつづけ、実は巧がオルフェノクだったと知り、でも変わらない巧の態度に大事なのはオルフェノクだとか人間だとかいうことではない、ということを体験で知っていく、それが結局のところはテーマと世界設定に直結している。テレビでも、来週ついに巧が……ということになりそうな。今年は製作側の情報管理が徹底したのかネタバレが漏れてこないのだけど、逆に楽しみですな。
 で、テレビの方の ファイズ 。琢磨、落ちるところまで落ちていってるなぁ。巧が啓太郎に渡したファイズギアを、啓太郎はその本性も知らずに草加に渡す。そしてラッキークローバーに入った澤田がデルタギアを流星塾生に渡すことで、草加の元に三本のベルトが全て揃うことに。澤田言うところの「失敗作」である草加が、いったいナニを考えてるか、未だにわからないところがあるのだよなぁ。澤田は澤田で北崎から「飽きた」と渡されたデルタギアをあっさり流星塾生に渡してスマートブレイン社長の怒りを買ってるし、よくわからん。怒りのあまり変身した社長の正体はローズオルフェノク。と言っても、頭のクリアパーツから脳が見えてるというハカイダー風味。ラッキークローバーをどのオルフェノクにするか、製作側で話をしたときに、既に上がっていたデザインからワニとムカデを抜き出し「残り二人はエビと龍で」と、なんか成り行きでハカイダー四人衆に決まったそうなのだけど。雑誌インタビューで村上社長役の村井氏が「ハカイダー好きだからラッキークローバーが四人衆と聞いて『やりたかったのに』と悔しかったけど、自分のオルフェノク体のデザイン見て満足」みたいなこと言っていて、なんでかなぁ、と思ったけど、道理で。巧は巧で、来週ついに……?
 映画の行き帰りに「死者を侮るなかれ」読み終わったけど、感想は後日。


2003年09月16日(火) 旧暦 [n年日記]

個人じゃ佐○急便なんか良く使われへんちゅーねん!(ムキー!)

 バイト先の専門学校のテストの答案用紙が送られてきて、この連休はその採点でほぼ潰れる。まあ、それはいいのだけど、同封されていた採点済み解答用紙の返送用の伝票が佐○急便……あのー、一人身の、平日昼に自宅にいない人間のこと、考えてませんね? 仕方ないんで、黒○さんに放り込んで来ましたよ、ええ。配送も佐○急便だったんで、(配送時間が早く終わるから)結局土曜日まで受け取り出来なかったし。ここらへん、文句言っといた方がいいのかなぁ。でもまだ追試の問題作ってないのだよな。トホホ。
 先週の土曜に、H氏からのお誘いがあって 深+ に。マスターに「太った?」と言われる。6月に行ったときよか痩せてるんだけど、8月から9月にかけて体重の変動が激しかったからなぁ。お土産に余っていたカムイ外伝ヴィネットの「変移抜刀霞斬り」を持っていったら、受けた。マスターはもろ60年安保とか、その辺の年代だから、カムイ外伝ってより、カムイ伝の方に思い入れあるだろうなぁと思ったらドンピシャ(知らない人のために解説。「カムイ伝」は日置という藩で農民が暗愚な藩主に対し反乱を起こす話で、学生運動時にはバイブルとして活動家の学生に愛読されたとのこと)。「なんでお前そんなの好きなんだ」みたいなこと言われる。カムイ外伝のアニメのせいでごじゃりますよ。それでも再放送だったけど。大学入って初のバイト料で買ったのがカムイ伝全巻だったし。ついでにマスターに長年引っかかっていた「カムイ伝で子供の頃のカムイが 処刑 された後に唐突に 双子の兄弟が主人公交代 ってのは、どうなんでしょうかねえ」とか聞いたら、歌舞伎の話にまで遡って説教されました。ハイ。いや、でもやっぱり納得行かないよなぁ。
 で、その日H氏と先月の総火演の時にH氏の車に置き忘れたデジカメを受け取るはずが、双方うっかり忘れていて、たまたま後日近所を通るというので落ち合う。いや、近所のガストでテストの採点中だったんですが。その時に、水木しげるが白土三平と会った時の衝撃をつづった カモイ伝 ってのがあるんですよ、と言ったら、「なんじゃそりゃ」みたいな顔をされる。まあ、白土三平ファンで且つ水木しげるファンでもなければ、知らんだろうなぁ。
  死者を侮るなかれ/ボストン・テラン 。警官のヴィクター・ジョン・サリーは、麻薬密売の現場を挙げた犯人がおおがかりな不正にたまたま関わっていたことから、その黒幕の愛人のディ・ストーリーとその娘シェイ・ストーリーに殺されかけるが、九死に一生を得る。だが、濡れ衣を着せられ、社会的に抹殺される。11年後、「ランドシャーク」と名乗るフリーライターからその冤罪事件には黒幕がいた事を知らされる。そして成長したシェイに近づき、過去の清算をしようとする……ストーリーが複雑で説明しようとしても簡単には出来ない。復讐というより、11年前の墓場から抜け出るために事件の真相に迫るヴィクター・ジョン・サリー=ヴィク・トライ、魔人とも言える母親ディと、その影響から抜け出すことを願う娘シェイ、ライターとして接触したはずなのに、いつの間にか深く事件に関わることになったランドシャーク……それぞれが抱えた傷ゆえに、それを精算しようとするがゆえに事件に巻き込まれていく展開、そしてなによりキーパーソンであるディ・ストーリーによって徹底的に引っ掻き回されていく物語はわき見することすら許してくれない。この語り口はあいかわらず見事。唯一不満を挙げるならば、クライマックスの展開はあまりに複数の視点が入り混じりすぎ、テンポと爽快感を削いでいることか。
 夕べ、テレ朝系列で北朝鮮拉致事件の番組をやっていた。けど、見ていて正直胃がムカムカしてきた。理由は、拉致事件が世間で問題視されなかったのは政府のせいで、マスコミは何も知らなかったし知らされなかった、という自己弁護に終始した番組だったからだ。去年の9月17日日朝会談の前後において、系列の朝日新聞や自局で放映した番組が、どうコメントしたか、忘れたというのだろうか? 金曜にフジ系列で拉致問題を日の目に当てた人たちのドラマをやっていたが、それとも雲泥の差がある。北朝鮮の事情を良く知る老人が「金日成は満州で馬賊をやっていて、身代金誘拐と阿片密売が稼業だった」と糾弾したのが唯一の痛快事だった。
 名古屋の大曽根で 立てこもり犯がビルで爆破、犯人、人質、警官の三名が死亡産経 )。流石に唖然。どうコメントのしようもない。とりあえず、帰りの地下鉄には影響なかったけど……
  阪神優勝で5300人が道頓堀に飛び込み、7人が逮捕朝日 )。やっぱりゴルゴムが(略)


2003年09月17日(水) 旧暦 [n年日記]

ラーメン興亡史

 仕事の生き返りの途中、たくさんラーメン屋があるわけで。ラーメン屋というと人気商売のかわりに競争も激しく、人気のない店はすぐにつぶれていってしまう。生き残る店、潰れる店、それぞれがはっきりしている。個人的には「なかなかいいな」と思った店でも、立地条件が悪くなくても潰れてしまったり、よくわからないものでもある。で、職場の最寄の駅にラーメン屋が出来たので興味があって行ってみる。ちょっと懐かしい感じの醤油ラーメンなんだけど、こってり嗜好の強い昨今にあわせて、えび油を足すことも可。昔風の味なんだけど、今風のアレンジがきいていて、個人的にはなかなか良いと思った。ありそうでなかった駅前のラーメン屋さんなんだけど、本格派指向と夜10時閉店という早めの営業時間が吉と出るか凶と出るのか。
 ラーメン屋は、立地さえ良ければわりと開店直後は混むのだけど、お客ってのは現金なもので、数ヶ月もすると生き残るか否かがはっきりと客足に出てしまうのだよなぁ。あれも不思議だ。
 昨日あった 名古屋の軽急便爆発事件産経 )なんだけども、軽急便のフランチャイズシステムの形態が、悪徳商法じみているという評判も。もう結構前の話になるけど、類似の武富士弘前支店での強盗事件の犯人も、 宅配業の為に購入した軽トラの資金が財政を圧迫した東央日報 )ってな話もあって、多分軽急便の経営について、これからさぞ取りざたされていくことになるんだろうなぁ。
  北朝鮮「拉致は解決した問題」Yahoo!hl )。まー、いまさらなにか突っ込む気力もないわけですが。ここは米軍に思いっきり協力して「先生、やっておくんなまし」と三河屋風の台詞の一つも言いたくなってしまうよなぁ。
 やっぱり北朝鮮、 「臨検演習、軍事的挑発行為」毎日 )。お前だ、お前。
 そんなことやってるから 世論の八割「拉致事件の対応、物足りない」TBS )ってなことになるんだよなぁ。でも制裁措置のオプション抜きでの交渉は、両手を縛られてるも同然のところがあるんだけど……
  オックスフォード「知らずに買っても盗品なんだから返せ」毎日 )。せめて買い戻しとか、そういう交渉ならまだしもねえ。
 ひさびさに 週刊ちまみれ 見に行ったら、 bloodstained が更新してた。あと、いつの間にか Psycotrigger も。まあ、ゆっくりとでも進んでいるのはありがたい。
 なぜか「ノックの音が/星新一」を読み直し。何故かは秘密。


2003年09月19日(金) 旧暦 [n年日記]

体調悪し

 原因不明の体調不良で早退。熱は殆ど出てないけども、始終ふらふらする感じがして気持ち悪い。明日にゃ治ってるといいが。
  韓国タンカー、また漁船に衝突西日本新聞  速報の為、すぐに消える可能性有り)。なんでこんなにいつもいつもぶつかるんだろう? 主要マスコミはなぜか取り上げようとしないし。きちんとした処置を講じるべきなんじゃあないか? 関係ないけど、日本って四方を海に囲まれてるから、海上保安庁が実質国境警備隊なのだよなぁ、と、今更気付く。なにを今更。
  Monty Python & Holy Grail、ミュージカル化Yahoo!(米) )。こないだ深+に行った時、「持ってるDVDで好きな順に三つ上げてみろ」と言われて「ワイルドバンチ」、「新・夕日のガンマン」と「モンティパイソン・アンド・ホーリーグレイル」を挙げたからなぁ(「挽歌」がないって? いや、あれLDでも持ってるし)。ラストシーンとかはどうするんだろう? そういえば、日本でもホーリーグレイルを演劇化した劇団がいたよなぁ。
  イスラエルのアラファト追放決議を国連安保理が反対決議Yahoo!hl )。内政干渉を内政干渉でキャンセル。もーわけがわからん。
  亀井「天皇は文化的存在だから権力の象徴の江戸城からは移っていただく」日経 )。この人は相変らずです。いまどき江戸城が権力の象徴かよ。江戸城を首相官邸にでもしたいのだろうか。
  北朝鮮への援助米、民衆の口に行かずに即時軍隊に朝鮮日報 )。こういう記事をちゃんと書くから、まあ電波はあっても朝鮮日報は韓国マスコミの中でもまだ信用する気になるんだよなぁ。冬を目の前にして、大規模な食糧不足が予測されてる中、外国からの食糧援助が頼みの状況でこういう話が出てくるのは、北朝鮮にとっては痛い話だろうし、実際問題、援助自体の根本に関わる。援助自体はなされるだろうけど、規模は小さくなるだろうなぁ。中国との国境に置かれた軍の規律も乱れまくってるようだし、食糧援助でもないと軍の統制はかなりきかなくなってるようではある。これって歓迎すべきことなのか否なのか。
  仮面ライダー555の劇場版 を見に行ったら、卑怯にも開場前に7・8話「夢の守人(前後編)」で流れたギターソロ曲「夢のかけら」と「Four Divertimentos,op."n"1」が流れててもうそれだけで思い出し泣きしそうになったので、帰ってから7・8話の録画を引っ張り出して見返す。「夢ってのは呪いとおなじだ。かなえられなきゃ、永遠に呪われたままだ」と言った海堂が夢を断ち切る話なんで、特撮番組特有の脇の甘さはあるんだけども、でもやっぱり泣ける。しかし、このギター二曲は何故か映画版のサントラに収録されてたり。うむむ。
 週刊チャンピオンを見ると、「えん×むす/瀬口たかひろ」がなにげに最終回。ここんとこの展開が急すぎるんで、まあそんな気はしてたんだが。この話も、出だしは良かったんだけどなぁ……黒さを纏め上げられなかったという感じか。「サムライジ/倉田英之・山田秋太郎」は、ええとなんというか……これは読者になにを見せたいんだろうか? と思ってしまうのは私の傲慢さか。いろいろやりたいのは伝わってくるんだけど、端的に言えばそれしか伝わってこないというか。つか、男の道を語ってる姿が寒いギャグにしか見えない時点で失敗してるよなぁ。
 「ボンバーマンジェッターズ」を見る。相変らず泣かせる。「誰が悪いのでもない。じゃが、誰にも責任がある」「わしらはシロボンたちにすべてを押し付けて死ぬしかないんじゃ」「兄ちゃんが大丈夫って言ったから大丈夫なんだ!」「ボクに全部押し付けるな!」「大丈夫! ボクを信じて!」甘えん坊のままなんだけど、きちんとシロボンが成長してるってのが描かれてるのはすごい。って、ここでヒキかよ! あと一話だけなのに!


2003年09月20日() 旧暦 [n年日記]

やっぱり体調悪し

 寝りゃあ治るかとも思ったんだけども、相変らず具合はよろしくない。もっと睡眠とらないとだめかなぁ。
 なんかここ数日、妙に日記にnew visitorが多いなぁと思ったら、殆どが「軽急便」で検索してきてる人。(まさか犯人自身も爆発までするとは思ってなかっただろうけど)あれだけ派手なことが起こった事件だけに、注目度も高いらしい。軽急便の運営がどうなのかはお上の調査なりにまかせるしかないのだけど、 国民生活センター のサイトでは 軽貨物運送代理店内職の被害事例 が掲載されている。業者名はつまびらかにされていないが、色々と闇が深い業界ではありそうだ。
  自民総裁選、小泉現総裁が圧勝毎日 )。まあ、こうなるだろうとは思ったけど、それにしても圧倒的だなぁ。時流と時流に乗る力のある者は強い、ということだろうか。
 昨日書いた韓国タンカーの日本漁船への衝突の記事、 日経で出てた 。他のマスコミでは見当たらず。相変らず奇妙に弱腰だなぁ。
  中国建国に協力した日本人朝日鳥取 )。う〜ん、そういう話があったとは。もっと詳しい話がわかればなぁ。文集とかの発行はしてないんだろうか?
  空自精密誘導弾を導入へYahoo!hl )。ううん。北朝鮮との交渉が進む一方で、こういう準備も進んでいるようで。なにごともないのが一番だけど、なにごとかがあったらでは遅くもある。ただ、対北朝鮮でどのような戦略を想定してるのかなぁ、という気も。
 夏に会った人から「 ジェイソンX が笑える」と言われて、なんとなくレンタル屋に行ったらDVDがあったので借りてみる。わはは。確かにこりゃ笑える。つか、軍曹カコイイ! 「一度刺したくらいじゃ俺は殺せん!」とか言ってもう一回刺されて「そうだ、それでいい」とか、無意味なタフネスさを発揮(しかも死んでない)。最後の最後で宇宙服一つでジェイソン道連れに大気圏突入。イカしすぎ(笑)。
  世界不思議発見!トルコの特集 。のっけからトルコ料理が食いたくなるなぁ。イラン・イラク戦争のときのトルコ航空による邦人救出劇を枕に、かの エルトゥールル号事件 (flash)とそれを期にトルコに渡ることになった山田虎次郎なる人物の話を主軸に。周辺の話ってのはかなり初耳の話が多かった。しかし、冒頭の好きな国のアンケートで、日本が二位の国を引き離して二倍くらいの得票で一位というのは……これもまた圧倒的だなぁ。


2003年09月21日() 旧暦 [n年日記]

今週のファイズ(だけ)

  555 はついに今シリーズで最大の仕掛が発動。 映画版 では一足先に明らかになっていたし、ある程度予想していた人も多かったけど、やっぱりこれはわかっててもショックだよなぁ。今回の件のシーンではさりげなく啓太郎が良かった。あと、その仕掛には関係してないけど、海堂受難。助けた子供が会いたがってるというので行くと、「どうしてお父さんとお母さんも助けてくれなかったんだよ! 役立たず!」と罵倒されるはめに。子供にとっては自分が助かったことよりも親がいなくなってしまった、その現実の方が重くのしかかってくるのだろうけども、ちとやりきれない。海堂、素では子供になんだかんだと好かれそうな性格なんだけどなぁ。「九死に一生を得た孤児」は真理や流星塾生もそうだし、今のスマブレ社長の村上も情報を集めてるし、で、あの子供が今後関わってきそうなんだけども。あと、流星塾生がまた一人退場したり、デルタギアの正式装着者が決まったりと、ストーリー的な動きの多い話だった。しかし、やっぱり終盤の展開が一番……でも映画と違ってあまりCGは使えなさそう。残念。

豆腐を作ってみる

 体調のこともあって外出はあきらめ、家で豆腐を作ってみる。と言っても流石に豆乳から作るのは無理なので、豆乳とにがりを買ってきて。出来は、味は確かにむちゃくちゃ濃いのだけど、触感がボソボソしてイマイチ。豆乳を温めるときの温度が高すぎたのか、にがりが多すぎたのか。奴っこで食うのはイマイチなので、豆腐サラダに。次はもうちょっと上手くやろう。
 で、どうしても鰯が食いたくなって、小ぶりのが四尾100円で売ってたのを買ってきて、三枚におろして両方の身はフライに、真ん中は油で良く炒めて骨せんべい風味に。ウマーですた。静岡県民は子供の頃から黒ハンペン(鰯のミンチ(つみれ)で作ったハンペン。静岡でハンペンと言ったら普通はコレを指す)をおやつ代わりに育つので、鰯分が不足すると巨大化して暴れだすのだ(後半嘘)。でも 鰯の漁獲量は減少の一途 で、それを補うかのように 輸入量が増加している 。秋の味覚として親しまれる秋刀魚は、漁獲高は毎年かなり変動するけど、それでも15万トン〜30万トンらしい。加工用を含めてと言っても、とんでもない量の鰯が消費されていることがわかる。下魚とか言われつつも、日本人には欠かせない魚のひとつなんだろうなぁ。
  555 の展開が(ある意味予想通りとはいえ)もの凄かったので後回しになってたけど、 アバレンジャー もそっちはそっちで面白い展開になっている。
 敵の一人リジェそっくりの少女によって心の奥底に封じ込めていた記憶をよみがえらせるアスカ。それは、恋人と幼馴染の生死不明に焦り、勝手に持ち出した伝説の鎧ガイルトンの呪いによって味方まで襲った忌まわしき記憶だった。しかしいつの間にか鎧を解除されたのかはわからず、漠然と不安を抱えたまま新しい力を生み出そうとする。一方、リジェを懐柔してエヴォリアンの本拠地に乗り込み、その親玉に居座った中代=アバレキラーは、アバレンジャーたちを呼び出し、新たなゲームを始めようとする。
 アバレンジャーで面白いところはキャラクター配置で、従来の戦隊ものだと5人組+1人、もしくは3人+2人追加+1人なのに対し、アバレンジャーは今のところ3人+α(1人)+1人。従来ならば司令役の役どころがそのまま4人目になり、5人目は折り返し点を過ぎてもいまだ敵対したまま。おもちゃ販売の戦略からそろそろ6人目が出る時期なのだけど、どうもその6人目もこれまでとは違う形らしい。また、敵味方も単純な敵対でなく、敵幹部のジャンヌはアバレブラックのアスカの恋人の身体を乗っ取って(ということになっている)いて、同じく敵幹部の幼女リジェは、どうもアスカとマホロ(=ジャンヌ)との間に出来た娘らしいのだけど……なぜ二人が敵側にいるかとかは、単純に「操られている」ということでもなさそう。
  カレイドスター はどんどんスポ魂ものの道に。鉄球特訓もかなりすごかったけども、今週も輪をかけてすごい。こんだけベタなスポ魂ものをやってのけるのも、昨今ではたいしたものだと思う。ってアレ? カレイドスターってスポーツものだっけ? まあ、そんなに遠くはないと思うけど。これまでいいとこなしだったいじめっ子二人組も今回ちょっと名誉挽回。大森玲子声はいまだに使えない奴だが。

三度目の「第六大陸」

  第六大陸 ・( 2巻 )を読んでからこっち、なんでこんなに引っかかるんだろうと思ってたんだけども、なにが引っかかってるのか、急に腑に落ちた。他でよく言われてるラストのアレについては、実はそんなに引っかかっていない。P・K・ディック読んでりゃ、アレくらいは唐突ではない(上手く出来た仕掛けとも思わないけど)。なぜかもやもやと気になっていたのは、中年のおっさんや爺さんがかっこよく ない ということだった。異論がある人がいるだろうけど、話を続ける。宇宙もの(と言って良いかは微妙だが)の映画で スペースカウボーイ ってのがある。クリント・イーストウッド監督・主演で、40年前に宇宙飛行士になりそこねた老人達が再び宇宙を目指す、という内容のもの。考証のいい加減さ、地球の危機に対して、今度こそ宇宙飛行士になるために自分達のわがままを無理矢理政府に聞かせるところとか、はっきり言ってむちゃくちゃな映画なんだけど、実はこの映画、嫌いではない。なぜ嫌いではないか、第六大陸の登場人物と比較して、ようやくわかった。この映画は欲望の肯定をしていて、第六大陸は肯定しきっていない。前に第六大陸の感想でNASDAの野田篤司氏や作家の野尻抱介氏を引き合いに出して「絵に描いた餅を美味そうに見せるのが上手い」と書いたけど、それはとりもなおさず「自分が宇宙開発をしたいのは、自分自身が宇宙に行きたい・宇宙を見たい・宇宙船に乗りたいからだ」という欲望をはっきりと肯定していることだと思う。自分だけでなく、他の人もそう思っていいのだと。「宇宙に行きたいんだから宇宙開発をする」ということをまず肯定している。もちろんそれで済む話ではなく、「では具体的にどうするか」というのにも余念がない。だが、基礎研究の現場でもそうだが、最後の最後ではいかに強い欲望を持っているか、持ち続けることができるかが強さになる、というところがある。現実に自分が生きてる間は無理だから、せめて子供の世代、孫の世代に、という人もいる。けど、そういう人だって自分の世代で達成できるなら、自分が達成できるならそれにこしたことはないだろう。だから、後進にあっさりと道を譲ったりしてあきらめる「第六大陸」の老人達を見ると違和感が残る。そのほかでも第六大陸は文章や表現や設定で読ませる話だったけど、「月旅行がしたい」という、多くの人が一度は夢見ただろう、単純な欲望の肯定は描けなかった。この一点で、著者の目的からすると失敗である、と私は思う。作品として失敗であるとは言わないけど。


2003年09月22日(月) 旧暦 [n年日記]

寝込みうどん

 昨日は結局不調で動けず。休んだおかげで、今日は大分調子よくなったけど。で、昨日はほぼ一日かけて(休み休み)借りたビデオの消化。
  イージー・ライダー 。マリファナの密売で金を稼ぎつつ、バイクでアメリカ中を渡り歩くキャプテン・アメリカ(ヘンリー・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)。自由気ままに国中を渡り歩く彼らの末路とは……
 実は、まともに見たのは初めて。どうしてちゃんと見たことがなかったかと言うと、60年代のヒッピー文化は私にとって理解の埒外、というか共感の埒外で、おそらく見ても共感するものがなかろうと思ったから。その予感は当たっていた。まあ、ミュージッククリップとしては悪くはない、という程度の評価しか出来ない。何故彼らが「自由」という幻想に溺れ、麻薬を肯定し何者にも束縛されない道を選んだか、そのバックグラウンドが共感できないのだからしかたない。とりあえず、古典として。
  テルマ&ルイーズ 。女が主人公のロードムービーでの傑作はこれくらいしか知らん、と 深+ のマスターに言われたので「え〜、リドリー・スコット〜〜〜?」と思いつつも見る。ハンニバルやらグラディエーターやらブラックホーク・ダウンやらで、アレでソレで安易に客に媚び媚びなのを見て、大分失望してたからなんだけども、コレ見てちょっと見直しましたわ。
 主婦のテルマと友人のウェイトレスのルイーズは、週末を利用して友人の別荘に遊びに行く。ところがテルマがレイプされかけ、ルイーズが相手の男を射殺したために歯車が狂い始め……
 個人的には女版「明日に向かって撃て!」といった感じ。でも構成や演出が実に上手い。妙に媚びすぎた感じもない。暴力的な旦那に抑圧されていた自分を段々開放していくテルマと、テキサスでの過去を引きずりつづけるルイーズ。この二人の女性が「本当に自分らしい自分」を完成させていく様がきちんとエンタテイメントになっている。深+のマスターに「女が主人公のロードムービーで気に入ったもの」として バタフライ・キス を挙げたけども、もしマスターが見たら、次行ったときに(言葉で)八つ裂きにされるだろうなぁ……いや、好きだとは自信をもって言えますが。
 今日買った本。 夢の10セント銀貨/ジャック・フィニイバジリスク二巻/せがわまさき 。あ、なんで深+に夢の10セント銀貨が置いてあるんだと思ったら、訳が山田順子女史(日本冒険小説協会副会長)だったからか。
 なんか、昨日の大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の巌流島の決闘の評判が悪いっぽい(大森玲子声で)。土曜日に見てみよう。武蔵というと東映映画村の 仮面ライダー555VS宮本武蔵イベント 。どんな対決じゃ。
 要約更新された 東映555サイト 。明日の 富士急ハイランド公開録画&トークショーイベント の出演予定者に啓太郎と海堂がいねえ。これだけで見に行きたい気持ち50%減。実は映画の555で好きな場面は、スマブレ社長の村上(映画版では首だけ)が「オルフェノクが人間を襲うのは、愛ゆえの行為なのですよ」とうそぶくのに対し、木場が反論するのに先んじて海堂が「ふざけんな。ほとんどの人間は(オルフェノクになれずに)死んじまうじゃねえか」と村上に詰め寄るシーンと、さらわれた真理を助けに行こうとする巧に(お前には無理だ)といわれつつも啓太郎が「嫌だ! 一緒に行く! 絶対行くから!」と言うシーンだったりする。 仮面ライダー555File でも、再三にわたり、「(啓太郎は)バカかもしれないけど、その純真さが巧を変えていく」と書いてあり、陰のキーマンだよなぁ、と思う。それだけに実は巧がオルフェノクだった(いい加減、ネタバレOKだろう)と知った啓太郎がどう行動するかは気になる。まあ、活躍はせんでもいいけど。


2003年09月23日(火) 旧暦 [n年日記]

豆腐は難しい

 豆腐作りに再挑戦。一度豆乳が煮立つ直前で火を止め、少し冷ましてから、今度はこの前よりにがりを少なめに。こないだよりはマシだけど、やっぱりなめらかにならない。難しいなぁ。
  ARTIFACT 人工事実 さんところで 今のオタクは文脈よりグルーヴ と、 ガンダムシード擁護論 を見る。  「文脈よりグルーヴ」ってのは、ある意味納得出来る話で、一つにはジャンルが長くなればなるほど、後からは全体像ならともかく、個々の番組・作品をフォローするのは大変になる。もう一つは、全体の流れを変えてしまうようなエポックメイキングとなる作品が、ここ数年出ていない、ということがある。「××ってなんだったのか」と後で見返すようなことは少ないと思う。そういや、今日自転車で街中走ってて、信号待ちのときにいろんな学校ごちゃ混ぜっぽい女子高生の集団が「今度、ファーストガンダムやろうよ」とか話していたけど、一体あれは……
 「ガンダムシード擁護論」は、私自身は数回見てさっさと切ってしまった番組なのだけども、友達で楽しんで見てる人もいる。「面白い」という人からすれば「面白くない」と押し付けられるのは迷惑だろうし、「面白くない」という人からすれば「面白い」と押し付けられるのも迷惑だろう。作品論は別だが、私は見ていないので作品云々は言えない。上の「文脈論」がらみで言えば、ガンダムシードは結局文脈語られざる現在の中に置かれた作品なので、文脈的重要性は初代とは比較にはならないだろうが、別にそれも楽しい楽しくないとは別の話だし。そもそも主軸のぶれた話の気がするんだけどなぁ。まあ、議論自体を楽しんでるのだろうけど。
 イラクの駐在米軍はかなり大変そう。銃撃を受けてヘリが民家を攻撃とか、お祝いの空胞を攻撃と勘違いして発砲・民間人死亡とか。原因の一部は米軍の兵員不足にもあるらしい。まあ、民族・宗教対立の火種をわんさか抱え込んでいるのだから、ただでも大変なのだけど。安易に「米軍は出て行け」で済む話でもない。原状ではそれこそ悲惨なことになるし。長い戦いになるんだろうな。
  日本の電気街から消えていく韓国製朝鮮日報 )。低価格勝負だった韓国製品が、中国製品や東南アジア諸国で生産された日本企業ブランドに追いやられてきている、という話。低賃金をアドバンテージとした低価格戦略からの転換を余儀なくされていることは前からわかっていたことだけど、サムソン以外はそれが上手く行ってるように見えないのだよなぁ。ってなことをたまたまそのことで友達と雑談もしたけど。海外工場進出では、やはりノウハウのある日本の方に一日の長があるようだし。昼にテレビ東京系で「緊急提言!日本経済は蘇る」って番組をやっていて、独自技術の道、独自市場を切り開くことで生き残りをはかる日本企業のレポートがあったっけな。同時に、知・技術の移動性が低い日本の体制の問題点も指摘されてはいたのだけど。
  福岡の一家四人殺害事件産経 )だけども、元中国人留学生が数万円で殺人を請け負ったという話は、そういう世界だとわかっているつもりでも、やっぱりやりきれない。
  韓国人船員、起訴事実を認めるYahoo!hl )。日本ではろくすっぽ報道すらされなかった第十八光洋丸にパナマ船籍の韓国タンカーフン・ア・ジュピター号が激突した事件の裁判。この事件では事件における韓国船側のあまりのいい加減さも呆れたけど、それ以前に国内でまったく報道しない主要マスコミもそれに増して不気味。以後衝突事故が続出したことから考えても、もっと注目されてしかるべき事件の気がするけど。
  ダイナコン18 に参加申し込み。今まで一度も行ったことがないのだけども、まあ一度行ってみるのも面白いかもしれない、と思って。友人も企画で参加するみたいだし、会場まで 自転車で行ける場所みたい だし。
 書店に寄ったら グレイトフル・デッド/久正人 が出ていたので購入。清代末期が舞台のキョンシーものなのだけども、センスがいい。なんで4話だけで終わっちゃったのかなぁ。
  楽天市場の555DVDvol.1の解説文 。いや、そりゃ子供向けとしては結構入り組んだ話だし、必ずしも間違いと言い切れない部分はあるんだが……


2003年09月24日(水) 旧暦 [n年日記]

ジェッターズ、ちょっとすごいかも

  ボンバーマンジェッターズ 最終回。なんつか、ここまで最終回で満足しきった作品って久々だなぁ。不鮮明な点はある。理屈で考えれば納得行かないところもある。でも、もやもやするところはまったくない。キャラクターの一人一人にまで愛情が注がれてる。しばらく「満足」以外に語る言葉が出なさそう。
 半年くらい前、GWに会った人とアニメの話をしてて、「(原画の)線が単純になってはいけない」「玩具の宣伝番組に戻ってはいけない」みたいなことを言われた。私は「なんでいけないのか?」と聞き返した。線が複雑でなくても、玩具の宣伝番組でも面白いものはある。私にとって重要なのは面白いか否かで、そういったことは付随的なことに過ぎないからだ。その相手は何も答えなかった。答えられなかったのか答えなかったのか、どちらなのかは知らない。でも、ジェッターズではっきり答えが出たと思った。なにもいけないことはない。
  amazon で注文した ロッキーホラーショーバタフライキス が届く。ほんとなら未見のホラーショーの方から見るべきなんだけど、バタフライキスから。the cranberriesを知ったのはこの映画でなので、その意味で思い入れもある。今見てもイカレてて、切ない。万人向けじゃあないけど、やっぱ好きだなぁ。
  NTT東西が韓国企業とオンラインゲームコンテンツの検証Yahoo!hl )。NTTに法則の危機が、危機が……おじいちゃん、逃げて〜〜〜! って冗談はさておき、通信費で稼げない以上有料コンテンツの充実を目指すのは当然だし、そのひとつとしてオンラインゲームってのは案外目の付け所が悪くないかもしれない。ただ、ゲームは水ものって面が強すぎるからなぁ。
  HIV陽性の母二人に無事無感染で幼児出産朝日 )。男親が感染していた場合に精子とHIVウィルスを分離して、という技術は既存だけども、母体が感染していたときに、というのはやはりすばらしいと思う。抑制剤の発達で感染者のQOLが上がっていることもあるし。ただ、だからと言って日本のエイズに無関心・無防御な態度ってのはかなりどうかと思いますが。自分で人生滅茶苦茶にする分には勝手だけど、人の人生も滅茶苦茶にしてしまう可能性もあるんだから。


2003年09月25日(木) 旧暦 [n年日記]

まあ、ニュースっぽいことだけ

  野尻ボード 経由で 岩崎書店掲示板 より、 冒険ファンタジー名作選のラインナップ。
1 ロスト・ワールド
コナン・ドイル作/久米穣訳/竹本泉絵
2 火星のプリンセス
エドガー・R・バローズ作/亀山龍樹訳/山本貴嗣絵
3 27世紀の発明王
ヒューゴー・ガーンズバック作/福島正実訳/大塚あきら絵
4 いきている首
アレクサンドル・ベリヤーエフ作/馬上義太郎訳/あさりよしとお絵
5 ぬすまれたタイムマシン
レイ・カミングス作/南山宏訳/御米 椎絵
6 ついらくした月
ロバート・C・シェリフ作/白木茂訳/竹本 泉絵
7 黒い宇宙船
マレイ・ラインスター作/野田昌宏訳/赤石沢貴士絵
8 キャプテン・フューチャーの冒険
エドモンド・ハミルトン作/福島正実訳/秋恭摩絵
9 次元パトロール
S・マーウィン・ジュニア作/中上守訳/山田卓司絵
10 うそつきロボット
アイザック・アシモフ作/小尾芙佐訳/山田卓司絵
すげえ、オタクだ。オタクすぎる。岩崎書店の編集さんって、こんなツテもあったのか。つか、秋恭摩挿絵の「キャプテンフューチャー」、激しく見てえ。
  「マクロス」の著作権、第二審もタツノコに軍配毎日 )。デザインはスタジオぬえに、作品はタツノコに、という、わりとめんどくさいことに。まあ、別に過去作品の焼き直しを何度も見せてもらう必要もないと言えばないわけですが。
  「拉致は日本のせい」北朝鮮大使、国連での川口外相演説を拒否朝日 )。アホちゃうか言うか、こういうのを「らちがあかん」と言うんでしょうかね。挙げてる反論、全部根拠のない無茶苦茶だし。あ〜、なんでこんな国ができちゃったんだろ。
 で、たのみの綱の中国にも 中国科学院、中朝条約の軍事同盟部分削除を求める産経 )なんてこともされたり。北朝鮮の逃げ場がそがれていくと共に、その後の処理問題がどんどん現実のものに……
  合弁企業社名の「昭和」、侵略戦争想起と中国で反発中国情報局24時 )。まあ、なんてか、あほらしいというかなんというか。もっとも今の中国においては安い労働力と為替と、国内市場を餌にした外資誘致が武器なので、こういう手段も多少なりとも有効なんだろうなぁ。でも、長期的に見て将来の芽があるようには見えないんだけども、中国はその辺どう考えてるんだろう?
 で、周囲の国に威圧的に出てるから ベトナム艦、中国漁船を拿捕Yahoo!hl )なんてことも。周辺諸国もいっぺんばしっといっとかないかんと思うのだけど。日本も含めて。
  NTTドコモ、スクウェアエニックスとDQ・FF一作目のFOMA移植開発infoseek )。確かにDQはエポックメイキングなんだけど、DQIとFFIの間には世代差が……
  宇宙のステルヴィア は、それなりに綺麗な終わり方をしたとは思うのだけど、ジェッターズのショックが大きくて、感情的に全然動かない。あとで一回見直さないと判断もできん。
 週刊チャンピオンの「カオシック・ルーン」は、まさか棗クランの兄貴が元から超外道だったとは、ちとやられた。さすが山本賢治氏。


2003年09月26日(金) 旧暦 [n年日記]

やっぱりニュース

 お前の日常はどうなんだとか言う人もいないでしょうが、とりたてて書くほどのこともないのですよ。助教授のNさんと話して「コラゲナーゼはヤク○トかシ○マのが安定してる」とか聞いたなんてのは書いてもつまらんのですよ。酵素は同じメーカーでもロットによって出来不出来の差が激しすぎ。和○のが今回大ハズレロットだったので、Worthin○tonのを購入。これは当たり。って結局書いてるし。
  製麺機に巻き込まれて死亡中日 )。 高橋葉介の「腸詰工場の少女」 を連想したり。不謹慎すぎだが。圧延機とかでの事故は良く聞くけど、製麺機とは……
  韓国「最も嫌いな国は日本」朝鮮日報 )。ま、そらそうなんでしょうけどね。こういう無条件の敵意を向けられ続けてると、いい加減うんざりもするもの。北朝鮮への高感度が上がっててなおかつ米国の高感度も上がってるってのが、こいつらおめでたいなぁ、と言うか。
  イラク戦争終結後の米兵の死者80人に日経 )。戦争で勝てば戦争が終わりではない。まあ、戦前から分かってたことではあるのだけど、アメリカはどれだけこの痛みに耐えられるんだろう。
  年内自衛隊派遣へ朝日 )。派遣の是非についてはなにも言わない。ただ、自衛官達の行動を束縛し、身体生命の危険を高めるような規則や規定で縛っては欲しくない。臨機応変な運用が可能なようにして欲しい。マスコミやら世間はときとして自衛官の命も人命だということを忘れているように見える。
  自衛官変死で自殺説への作為河北新聞 )。2chとかでたまに取りざたされていた話だけど、にわかに信憑性を帯びてきた。いったいなにが起こったのか、下世話な興味ではあるが、やはり気になる。
  夢の10セント銀貨/ジャック・フィニイ 読了。サラリーマンのベンは仕事にも家庭生活にも疲れて倦んだ社会の敗残者。しかし、たまたま手にした珍しいダイム・コインを手にしたことで、自分が別の人生を歩んだ平行世界へと紛れ込んでしまう。妻はかつての最愛の恋人、仕事は順調とこれぞばら色の人生、と大喜び。しかし、向こうの世界では自分の妻だった女性が今度結婚すると知り、にわかにいてもたってもいられなくなり……人生の幸福ってなに? という、ペーソスとウィットに富んでいて、少し切なくてほのぼのする作品。
 帰りがけに 銭 一巻/鈴木みそ鋼鉄の少女たち・3/しけたみがの を購入。後者は、まあ特には。この作品は簡単に言及するにはちと難しい。前者は、雑誌掲載を飛び飛びで読んでて、今回始めてまとめ読み。人を殺しもするし、生かしもする「金」。人命は金では買えないけども、それでもときとして人命や人生は金に換算される。普段あまり考えない経済・お金のことを、今回は人身事故・マンガ雑誌・アニメ・コンビニの経済を解き明かしていく。それのみでなく、それぞれの「経済活動」に関わる人々の姿、お金は大事だけども、「お金以外のもの」と両立させるためにがんばる姿も描いている。なかなかの佳作。
 「天地無用!魎皇鬼」の第三期がリリースされたと言うので見てみる。第一期は好きだったけど、第二期は反吐が出るほどダメ作品だったので、途中で見るのをやめてた。第三期は持ち直すかなぁ、と思って見てみたが、どうも第二期に近い評価になりそう。音響ダメ、演出ダメ、構成ダメ、台詞回しダメ、と誉めるところナシに近い状態。第一期が面白かったのは、やっぱ第二期以降は下ろされた監督の林宏樹氏と脚本の長谷川菜穂子氏の力だったんかなぁ。第二期以降の戦犯探しは敢えてしませんが。


2003年09月27日() 旧暦 [n年日記]

スパム、スパム、スパム、スパム

 明日は神戸に行く用事があり、新幹線の割引チケットを買いに行くついでに大須をぶらぶらと回る。で、沖縄食品の店「沖縄宝島 にらい」に寄る。入ったのは初めてだけども、前から興味はあった。で、ぶらぶら回ってると軽食コーナーがあってソーキそばだとか、タコライスとかも食えたり(いや、食ったわけではないけど)、スパムがひとそろいあったり……思わず一缶買ってしまいました。で、会計に行ったら、レジのところに ナビィの恋 の平良とみ刀自の写真とサインが。全国的にはNHK朝ドラ「ちゅらんさん」のお婆さん役って言った方が通りがいいか。まあ、沖縄の店なんだから不思議はないっちゃないんだけど。
 で、ここ数ヶ月ワイヤレスマウスの調子がおかしかったので充電池も買ってみる。入れ替えると快適に。単に電池がヘたってたのか。
 先週の 世界ふしぎ発見! を見てから無性にトルコ料理が食いたくなり、近所のトルコ料理屋へ。ピラウ・ウスツ・ドネルを注文。まあ、早い話がピラフ(ピラウ)の上にドネル・ケバブをのっけたものなんですが。スライスした玉ねぎとトマトも乗っかって、これがウマイ。けど、昼飯時にしては客の入りが悪かったけど、大丈夫なんだろうか?
  情報収集衛星打上げ延期。打ち上げは11月以降の可能性も朝日 )。失敗を許してくれない環境のために、延期は一種恒例行事化してるところもあるんだけど、残念。とは言え、失敗して衛星もH2A F6もパーになるよりずっといいのだけど。しかし、朝日の書き方、微妙にひっかかる書き方だなぁ。
  野中氏、拉致問題解決への期待感示すTBS )。……横田めぐみさんの両親の手記の記述によると、この人、直談判で家族会が拉致問題を訴えに行ったら「(そんなことしても)めぐみは帰ってこないんだよ!」とそれは心無い罵声を浴びせたとか。その状況状況で判断とかできる事とかはそりゃ変わってくるんだけど、野中氏に限らず、「票が稼げる」となると本当に態度を急変させるなぁ。信頼感もへったくれもない。
  小沢氏「日本人は特殊人間、特殊学級」発言朝日 )。政治家のこの手の発言ってのは見てると動物園のようで大変楽しいです。ウキっ。
  中国人犯罪者「日本の刑務所、中国生活より楽」Yahoo!hl )。ま、わかってはいた問題なんですけどね。相対的に刑が軽いのだけど、それはなかなか具体策がない。いっそのこと、中国に(強制送還でなく)送り返し、中国の刑法で裁いてもらうってのはいかがでしょう? たぶん刑の重さ一気にUP。……無理だな。
  マガジンZ でたかしげ宙原作・曽我篤士作画「緑の王」連載開始。以前見たことのあるネタの気がするけど、気のせいかな。冒頭でいきなり「トリフィド時代」が引用されてるのは、まあ、オマージュってことなんだろうか。
 少年エースで、「クロノアイズ・グランサー」がひっそり(と言うほどでもないけど)終了。う〜ん、悪いとは言わないけど、やっぱり知り切れトンボの感は少ししてしまう。
 週刊新潮だったか文春だったかに、栗山千秋が「 KILL BILL 」に大抜擢と言う記事が載っていたのだけど、役名は書かなくていいのかなぁ。「GOGO夕張」と言うんだけど……(マジ)
 テレ東系列の番組「キラリ!自分流」にみなもと太郎氏が出演。「風雲児たち」にクローズアップしてのもの。こないだのBSマンガ夜話と言い、みなもと太郎がさりげにブーム? 江戸時代の始まりから延々と幕末に至るまでの過程を描いて、やっと幕末というところで雑誌(コミックトム)休刊。リイド社の雑誌で連載再開という紆余曲折ぶり。いったいどこで終わりにするのかなぁ、というか、そこまで行くのに画伯は生きておられるだろうかとかそんな心配までしてしまうのだけど、それでも面白い。「楽しい脱線人生」と番組では評されていたが、今月の連載でも早速脱線。でも、この脱線がまた面白いのだからなんと言うか。


2003年09月28日() 旧暦 [n年日記]

神戸行ってきますた

 つっても、用事の方で時間が潰れて、観光とかそんな余裕はなかったわけですが。用事そのものが楽しかったんで良かったんですが、帰りに大阪駅でとんかつ食ったくらいです。ハイ。
 帰ってから 555 とか アバレンジャー とかを見る。アバレンジャーは新戦士・アバレマックスの登場。なにげにアバレンジャー、これまでの戦隊ものの常識破りだよなぁ。六人目の戦士はアバレッドのパワーアップフォーム。5人目のアバレキラーは未だ敵のままだし、ジャンヌはどうもまほろが乗っ取られたとか単純な話ではない様子。長官役のアバレブラックは来週、どうも……のようだし。
 555は、ひとつだけ言ってもいいでしょうか? 巧、555になるよりオルフェノク体の方が強くないですか? ま、それはともかく、澤田を倒した巧はSB社社長の村上に掛け合い、SB社の謎の技術により真理を生き返らせてもらう。しかし、巧がオルフェノクと知った啓太郎たちとはどこかぎこちない。さらにラッキークローバーの琢磨と冴子の急襲に、ファイズギアも奪われ、やむを得ず巧はオルフェノクに変身する。が、巧のオルフェノク体を見た真理は、同窓会のときに一体のオルフェノクが流星塾生を次々と襲った記憶を蘇えらせる。それは、巧の変身したウルフオルフェノクだった……
 井上敏樹脚本だからいつの間にかうやむやになってる可能性もないではないですが、めっさ面白いですよ、今の展開。先日の富士急ハイランドでの公開撮影のレポートによると、○○が555に変身する展開もあるみたいだし……ただ、折角新デルタの中の人になったというのに、巧周りの展開が怒涛過ぎてイマイチ目立たない三原君が哀れ。
  ロッキーホラーショー を神戸の往復で見終える。まっとうな筋立てではないんで、ヲイラのいつもの評価軸が全然適用できない。でも、変態映画としてエポックメイキングになったのが非常に良く分かる。音楽とテンポがいいんで、展開に整合性がなくてもついつい見入ってしまうしね。しかし、これを気に入るだろうと深+のマスターに薦められたのは複雑な気分だなぁ。それが当たってたとしても。
 ボンバーマンジェッターズの、見てなかった最初の方の部分を見る。終盤から最終回の展開を見てると、最初の方では「?」だった細かいイベントも後につながってきて泣ける。ただ、第14話「栄光のヒゲヒゲ団」は笑えすぎ。すげえ。徹底しすぎてる。
 ちとあるアレで、某マンガ雑誌編集が持ち込みのアマチュアに対して言った言葉を見る。別に悪気はないのはわかるし、仕事としてはわからないではないのだけど、マンガ編集としてそれはどうよ、ってな感じが、マンガ読みとしてはびしびしするんですが……いや、どうりでその雑誌は全般的に(ピー)だと思った。それでも頑張ってる連載作家さんたちの戦う姿勢にはますます頭が下がる思いでしたが。


2003年09月30日(火) 旧暦 [n年日記]

つめの形

 あたくしはつめの形がちんちくりんなんでございますよ。友人の言うところによると、だいたい普通の人のつめの形は4:3の縦長らしいのだけど、ヲイラのは中指と人差し指がほとんどまん丸なんですよ。ところが、こないだ左手の人差し指の生づめがはがれかけたんで、3週間近くぐるぐる巻きにしてたわけです。で、いいかげん治って来たんでぐるぐる巻きをやめてみると……あれ? つめの形が変わってるような? 右手の人差し指と比べてみると、たしかにちょっと違う。少し縦長になってる。あの、ひょっとして、ワタクシのつめが短かったのって、単に深づめのせいですか? そういや他の家族とはつめの形が違うから、変だとは思ってたのだよなぁ。
  カレイドスター は、ついに幻の大技の資格を得るそらとレイラ。毎回毎回コンスタントな出来で、それでいて熱くまとめてくるなぁ。綺麗にまとまり過ぎてるのがちょっと物足りないといえば物足りないが、奇をてらうだけのものが氾濫してる中でこういう王道は悪くない。
  ロッテリアでキムチシェーキ販売 。なんでもアンケートによって販売が決まったらしいけど……おまえら、本当に飲むんか? しかしまあ、商品開発のひともよくこんなゲテモノを作ったものだ。仕事とは言え、涙が出てくる。
  北朝鮮「日本は拉致国家」と批難TBS )。毎度のこととはいえ、要はがなりたてるネタがあればなんでもいいのね。
  アニメ製作会社契約社員放火で逮捕。「給料安くてイライラしてた」TBS )。泣ける話や……って、ほとんどの下っ端アニメーターはその安い給料で頑張ってるのだから、放火の正当性にはちっともなりませんがな。
  バンダイがなつかしのアニメ主題歌CD付き菓子を販売日本工業新聞 )。あ〜、面白そうだけど、ダブりが出ても、これはどうしようもないからなぁ。その辺がちょっと微妙。
  宇宙開発事業団、ロシア宇宙船を購入・展示京都新聞 )。数百万円か。確かに安いのだろうな。日本の有人宇宙船計画の話も、これで注目を受けると面白いのだけど。そういえば、明日から統合してJAXAが発足するんでしたっけ?
 OURS購入。ジオブリ100回記念特集で人気投票とか新展開とか。田波君は生きてたけど、なんとなく欝展開になりそうな予感も。これまでのどこか馴れあい的な神楽と化け猫のどたばたの構図が崩れ、造反化け猫の襲撃も本格化。ここから以前伊藤さんがインタビューで言っていた第二部の展開へとつながっていくんだろうか? 第二部は怒涛の展開らしいけど(でも、そのインタビューも何年も前の話だからなぁ)。ところでヲイラ、憎まれ役ですか? それと「ナポレオン〜獅子の時代〜」1巻、10/24発売。
 しかしいろいろ鬱になったり鬱になったり。鬱は慣れてるが、出口が見えないのはつらいなぁ。
 それはさておき、 そんな貴方にジェッターズ。