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2012年09月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 銀河へキックオフ!!#18とか

  銀河へキックオフ!! #18「初ゴール」。都大会決勝リーグ。昨年練習試合に辛勝したが相手だが、前半、竜持を中心にした攻撃とチャレンジとフォローの守備で圧倒。つか、それもストロングポイントとはわかってはいるものの竜持の狙ってのオウンゴールは相手の心理的動揺を誘い完全に相手のリズムを崩すという意味で実に有効なんだけど、やっぱ改めて見るとえげつなよなぁw
 後半、前半で稼いだ点差を保険に新しい戦術を試したりして各々自由な攻撃を。しかし、守備とフォーメーションの指示に徹し決定的活躍をしていなかった翔に、三つ子がちょっとしたプレゼントを……コーナーキックからの翔のダイビングヘッドでのゴール。そしてそれが翔の公式戦初ゴール。個人技では明らかに劣るものの、戦術眼と皆の精神的中心となったことで翔を名実共のリーダーと認めての、チーム全員の総意。
 チームがようやくしっかりと一丸となったのだけど、次は強敵のヘブンリー。小柄ながらも超小学生級の個人技で異様なまでの得点力を誇る、個人技のラテン系を体現するかのような選手。勝つにはチームワークが重要だろうけど、ライバル心を燃やす虎太がどう動くのか……

  境界線上のホライゾンII 。人類が衰退しかつての繁栄を取り戻すため「歴史再現」を行うことが世界全体の義務として課されている世界。変な種族がいたり変な術を使ったりでよっぽど繁栄してる気もするけど、断片的にしか旧世界の情報が残っていないためいろいろなんか変な世界になってて、今回はイレギュラー的に世界を敵にし放浪することになった極東がイギリスとスペインのアルマダ海戦の再現にイギリス側傭兵として参加することになる。
 スペインの無敵艦隊(祝福艦隊)をイギリス海軍が破るという史実の再現は確定なのだけど、どのように再現するかで各勢力の思惑が絡む。
 で、そこでかっこいいのがスペイン(三征西班牙)総長フェリペ・セグンド。くたびれた中間管理職という外見でそれで生徒会長というギャップが大きい人物なのだけど、レパントの海戦の歴史再現で、予定されていた敗北とはいえそのことで妻子含め多大な犠牲を払ってしまったことを引きずり続け、一見やる気のない態度を見せ続ける。が、アルマダ海鮮では旗艦及び数隻のみを残し他の艦を離脱、帰還させ、ゲリラ戦で討ち死に必死で極東側の武蔵に可能な限りのダメージを与えようとする。
 過去彼に助けられた過去を隠しつつ側にいたフアナの告白も気づかぬふりをし、死地に向かっていくという「なにそれただのくたびれ中年じゃなかったの?」というかっこ良さ。
 今回のもう一人の主役は、極東所属の器用貧乏忍者、点蔵・クロスユナイト。まあこのアニメ出てくるキャラこぞってオタクで点蔵もその例にもれないのだけど(まだ軽度の方だけど)、ブラッディ・メアリーの歴史再現で処刑されそうになるメアリーを助けるため、ロンドン塔に向かう。ブラッディ・メアリーったって蒙古斑のある方のマリーさんじゃないよ?
 しかしまあ、盛り上がってるのだけど、主人公が出てくるとほとんど全裸、たまに服を着てると女装ってのはどうにかならんのだろうか……

  ゆるゆり♪♪ 。誰得のトラウマEDやらあいかわらう妙なところで監督の悪乗りが入るのだけど、サザエさん的巡還をメタネタで茶化してる……巡還するたびに木刀増えてくのか???


2011年09月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 野田なのだ!

 野田政権、今のところニュースを見てると、「バランスを取りつつ舵取りするのかなぁ」というあわい期待をことごとく裏切られてます。閣内不一致な民主党政権の当初の姿が甦っただけというか。まあ、菅政権よりはおそらくマシですが、さっさと潰れた方がいいには違いなさそうという印象。
 野田首相は松下政経塾の出身と言うことですが、折角育てた人材がこれでは幸之助翁もうかばれまい。第二次世界大戦時の参謀本部と同じで間違ったリート意識で凝り固まった学閥集団でしかなさそう。

[アニメ] シュタゲ#23

  Steins;gate #23「境界面上のシュタインズゲート」。まゆりの確定された死とSERNに支配されるディストピアな未来を、紅莉栖の犠牲で回避したと思いきや、β世界線の鈴羽から連絡が来る。いわく、岡部の世界線の修正により、第三次世界大戦が起こる未来になってしまったという。それを避けるために再度の時間修正を求められるのだが、幾度ものまゆりの死と、紅莉栖の覚悟を経験した岡部はそれを受け入れがたく……

 いよいよクライマックスなんですかね? 最初の方のジョン・タイターの存在だとかが結実してく展開。紅莉栖の死を避けようとして裏目に出てしまい、なんとか奮い立たせた心がまた折れるも、未来の自分と、まゆりに励まされ、再度の時間修正に挑むことに……
 まあ、いろいろおかしいんだけど、それはそこ、ノリということで。結局SERNも第三次世界大戦を避けるために管理社会にした、ってことなんかなぁ。
 とりあえず貧乳助手のための最終展開ということで個人的にはオールOK。できれば同じ声でも黄河の歌姫の方がいいけど。


2010年09月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#48

  キルミンずぅ #48「カノンはどこだ!キノコランドへGO!GO!GO!」。怪盗ビューティバットの正体がカノンであることに驚くリコたち神浜キルミンズ。話を聞こうと逃げるカノンを追うが、その彼らの前に二ツ木の気球が現れ、カノンを乗せて去っていってしまう。友達だと思ってたカノンが怪盗だったことにショックを受け、リムが御子神博士のパソコンとドクトルを盗んだのもカノンでは? と口にするが、リコがカノンはそんなことをする子ではないと言い張り、タマオも「キノコ男に騙されて利用されてるのでは?」と言ったことから、カノンを助け出して話を聞こうという事になる。ナギサへの連絡のためにリムを残し、リコたちは気球を追って神浜自然公園までたどり着くが、リコとケンは二ツ木の秘密施設の中に閉じ込められてしまう。

 あと三話ということもあって話は佳境。ビューティバットの正体がカノンということがわかり、リコたちがアニマリアン(少なくとも独自で変身可能な)ではないこともばれてしまう。今のリコたちならカノンの正体も十分受け入れられるはずなのだけど、カノンがテンパったり、二ツ木の陰謀でわずかながらリコたちもカノンに疑いを抱いてしまったりで、話はどんどん妙な方向へ。カノンが二ツ木にさらわれたと思ったリコとケンはカノンを助け出そうとするのだけど、ケンが変身解除のタイミングを逃しタイムリミットを過ぎてしまい、ネズミになったまま戻れなくなってしまう。カノンはそんなケンを一生懸命落ち着かせようとするのだけど、本能までネズミになってしまったケンにカノンの声は届かない。しかし、リコの呼びかけにケンが元の姿に戻ったのを見たカノンは、自分がケンに拒否されたと勘違いしてしまい……まあ、キルミンのことをほとんど何にも知らないから仕方ないんだけど、これがまた変な方向に行かなければいいのだけど。
 ミサもまた、カノンが二ツ木に連れて行かれたと聞いて勝手な行動ばかり取る二ツ木の元へ押しかけようとするのだけど、二ツ木はミサからのアクセスを拒否。これまでの不審も積もり積もって、ついにミサも二ツ木との全面対決を決定する。けど、柩を隠したのは羽鳥シロウからの依頼としても、二ツ木は羽鳥シロウの意図を知らないみたいだし、羽鳥シロウもまた、二ツ木の動きを掴み切れてないんじゃないだろうか。シロウとミサの会話を聞いてると、シロウはミサの母親への復讐心からの過激な「革命」をやんわりと妨害し、その恨みが和らぐのを待とうとしてるように思えるのだけど……
 ミサがルーファス・シェーンベルクに会うのを邪魔してるって、ルーファス・シェーンベルクってどんな人物なんだろう?
 それと、大関警部が「われわれはサルやオランウータンじゃないんです」って、一応外見は自認してたのね……

[その他][特撮] twitterのオーズのハッシュタグがかぶってるらしい

  スラッシュドット.jpで仮面ライダーオーズの公式推奨のハッシュタグがOpenOffice.Orgとかぶってた/,JP )って話題が出てたんですが、この話題そのものよりも、 こちら 経由で、石ノ森章太郎がかつて「ちいたかわしわし ごりらんらん」という絵本を描いていたということを初めて知った。寡聞にして今まで知らなかったんですが、「チーターの脚、タカのくちばし、ワシの羽、ゴリラの腕力」にあこがれてた男の子がそれがかなうのだけど、ものすごい格好になってしまって、というものらしい。でも、これってまんまオーズのフォームチェンジだよなぁ。
 当然石ノ森プロがこれを知らないわけがなく、オーズの企画でそれが意識されないわけもない(平成ライダー企画時には、過去の石ノ森デザイン(アイデア段階も含む)に類似のデザインがあるかどうかで石ノ森らしさから外れないように毎回石ノ森プロがチェックする)。実際に、上の動物でオーズに登場未定なのはワシだけだし。(もっとも、ショッカーマークのオマージュのつもりでタカを持って来たら、後で「ショッカーマークのはワシですよ」と突っ込まれたとか)
 例の事前に色々言われてた「タカ! トラ! バッタ! タ・ト・バ、タトバ! タ・ト・バ!」って変身時の歌声も、先の「ちいたかわしわし〜」の音感からとしても不思議ではない。
 まあ、その辺は考えすぎても意味がないのだけど、どんなデザインや企画を持って来てもひっくり返せばどこかで類似のものが出てくる石ノ森章太郎のアイデア袋の深さには感心する以外ない。


2009年09月07日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 出張中

 まあ、そんなわけです。むぅ。
 週末には戻ります。


2008年09月07日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#29とキバ#31

  ゴーオン #29「大翔ヲトメロ」。新しいアイテム、ゴローダーGTを開発する大翔だが、使用しているパワーソウルでは暴走してしまいどうしても上手く行かない。そんな時、復帰したヨゴシュタインが復讐に燃えて新たな蛮機獣・ハンマーバンキを生み出した。他の大臣たちとの協力も拒むヨゴシュタインが自信満々で生み出しただけあって、一瞬で街を更地に変えてしまうハンマーバンキのパワーにゴーオンジャー、ウィングスは手も足も出ない。しかも戦いの最中美羽が大けがを負ってしまい、大翔はいつもの冷静さを失い、復讐のために未完成なゴローダーGTを持ち出し一人でハンマーバンキに挑む。ゴローダーのパワーはハンマーバンキにも通じるのだが、怒りのソウルで起動したゴローダーは暴走し、街を破壊し始めてしまう。

 新しい商品……もとい、新しい仲間・ゴローダーGT登場。元はこぶし大のタイヤだけど、ソウルをセットすることで巨大化。さらに巨大化して、ロボットにもなる。サポートロボットのパターンですな。
 で、大翔は怒りのあまり一人で突っ走ってしまい、ゴローダー暴走を招く。その姿を、ヨゴシュタインに「我と一緒だな」と言われ、動揺してしまう。そこに仲間が駆けつけてというのはお約束なのだけど、「仲間も協力もいらない」と言ってた割には暴走してゴーンジャーに向かって無策に突っ込むハンマーバンキを止めようとしたりして、ヨゴシュタイン、基本的に良い奴だよなぁ。再び失意のヨゴシュタインを暖かく迎えるキタネイダス、ケガレシアもだけど。


  キバ #31「喝采・母に捧げる変身」。名護にキバの正体がばれてしまった渡。驚く名護だが、渡ならキバの力を正しく使えるだろうと、その存在を認める。だが、健吾をさしおいて渡を弟子にしようとしてるのを健吾本人が聞いてしまい、渡からも名護からも裏切られたと感じた彼は失意のまま飛び出してしまう。
 一方恵は弟に実家に帰れと言われ一層ルーク殲滅に執念を燃やし、母・ゆりが残したルークに関する資料を見付け、肩が弱点であることを知る。だが必死になりすぎるあまり弟に「母さんは本当はあなたに戦士になって欲しかった! 私はその代わり」と言い捨ててしまう。
 22年前、ルークのパワーに歯が立たない音也たち四人だったが、彼らがルークを倒そうとしてるのを知ったゆりが、作戦があると言う。その作戦のためにイクサを自分に貸してくれと言うゆりだが、結局ゆりはイクサを勝手に持ち出し逃走。何を考えたのか、ルークに助けを求め、それを渡してしまう。

 いやぁ、いろいろめちゃめちゃですな。そんな中でも際だってるのは名護さんの非道っぷり。w あれだけ執念を燃やしていたキバをあっさり受け入れ、おなじあっさりさで健吾を見捨てる名護さん。やっぱり名護さんは名護さんだなぁ。
 恵関連もやっぱりめちゃくちゃで、恵を家に戻そうとする弟が再び宝くじを当てて、特殊な能力を持つ者がキングではないかと襲い続けるウォートホッグファンガイアに襲われたり。ホント行き当たりばったりな展開だなぁ。
 でも一番の行き当たりばったりは、ルークの顛末というか。現代では十分良いことをしたと考えた彼は「後は死んで天国に行くだけ」と恵たちに戦いを挑んでくるのだが、肩が弱点って、いかにもいきあたりばったりな……現代では肩の飾りの片方が壊れてるとかしとけばまだ伏線になったものを。過去はそれに輪をかけて行き当たりばったりで、ゆりの作戦にはまってダメージを負ったルークは三モンスターと音也イクサによってとどめを刺す寸前になったところで、音也にイクサを渡されたゆりが決着を付ける。え? ルーク死んじゃうけどいいの? と思ったら、「何度でも甦る」って……なんつー行き当たりばったりぶり。大ちゃんのときは単に復活したてで寝ぼけてただけなのか。
 っつーわけでルークが倒されてしまい、せっかく四人揃ったチェックメイト・フォーは揃った早々「チェックメイト・スリー」に。が、それと入れ替わりにキングが登場し、深央もキバが渡だと知らないままファンガイアに変身して襲いかかる。クィーンのファンガイア態、初めて出たなぁ。って、ビショップもキングもまだ出してませんが。しかもモノアイなのでモチーフはなんだろうと思ったら、真珠貝……それはアリなのか?
 キングも登場だけど、変身後の姿は敵ライダーらしい。演じる山本匠馬は劇場版で白峰を演じてたんだけど……別に関係はなさそう。つか、キューティハニーTHE LIVEで早見青二を演じてたので、いつ「なんてデモーニッシュなんだ!」と言い出さないかとか思ったり。

[その他] 寝倒し×散財

 今日は昼に買い物して、三時くらいに一度仮眠を取ろうと床に入ったら、目が醒めたら九時……休日に寝倒したのは久しぶりですわ。八月末はイベント続きだったし、その前は暑くてそれどころではなかったし。やっぱ寝倒せるのは幸せ。
 時間は遡って昨日、持ち歩いてるUSBメモリを紛失したので、新しいのを購入しに外出……のはずが、なくしたメモリは一つなのに、なんで三つも買ってきてるんですかね、私は?
 いや、4GBのメモリがそれなりに安く出たので思わず買って、蓋付きだと蓋がよく紛失するのでコネクタがスライド式の2GBのメモリを買って、帰って近所の文房具屋に行ったら、さらにコンパクトなスライド式のがあってそれが以前より安くなってたので、思わず買ってしまったり。
 仕方ないので、4GBは予備用に、最初に買ったスライド式のメモリは仕事用に、後に買ったコンパクトな2GBの方は個人用にキーホルダーに付けることにしました。
 すげームダ。
 そして同じ日に、近所のホームセンターに行ったら、型落ちなのか、3Lの圧力鍋が二千五百円程度で売っていたので、思わず買ってしまったり……
 圧力鍋が手に入ったのが嬉しくってマッシュポテトの下茹でに使ったり *1 、手羽中の煮込みを作ったり。欲しいときには欲しいけど、使わないときには使わないから結構置き場所とかにも困りそう。
*1:  下茹でしたジャガイモを潰して、焼いたベーコン、クリームチーズを混ぜ、粗挽き胡椒、塩で味付け。深+でレシピを聞いてきた。


2007年09月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 書店にならんでいなかった

 「 どくそせん 」目当てに書店に行ったけど、まだ並んでませんでした……出版社サイトの発売日9/10の記述が正しいのかな?

 まあ、それとはまるで関係ないんですけどね。今日、地下鉄のトイレに寄ったんですよ。用を足しながらぼーっとしてたんですが、ふと気付くと、便器から人が離れた後で水音がしない……って、ええ!? 手を洗わずに出てる!?
 全員が全員じゃないんですが、三人に二人はそんな感じ……いや、その、自分のをさわった手でドアノブ持ったり握手したりしてるんですか? 吉良吉影の気持ちがちょっとだけわかった。

[アニメ] DARKER#22

  DARKER #22「粛正の街は涙に濡れて…(後編)」。アンバーたちによって掠われた猫(マオ)とノーベンバー。そこでやはり誘拐されたゲート研究の第一人者シュレーダー博士から、博士の研究に関する驚くべき事実が明かされる。
 実は、博士が研究していたのは「契約者」を地球上から一掃してしまう方法。本来は「流星の欠片」が必要なのだが、博士はその代替物で達成する方法を開発していた。しかも、実はその計画には国連組織の「パンドラ機関」をはじめとして、各国が協力していた。黒たちの属する「組織」もその例外ではない。アンバーたちはそれを阻止しようと活動していたのだ。
 力を使うことで次第に幼くなっていくアンバーから、「このままだと、契約者がすべて滅びる未来が来る」と言われるノーベンバーは、「まるで未来を見てきたようだな」と皮肉を返すのだが、アンバーは未来を見てきた証拠に、ノーベンバーがこの部屋から出たら死ぬと予言する。
 そこに、猫を助けるために契約者らしからぬ無謀を冒す黒がアンバーたちの隠れ家に侵入してくる。

 これまで不明だったアンバーの動機が明かされる。能力も、やっぱり時間移動能力らしい。しかも、対価は「年齢逆行」のよう……「老化」が対価の契約者もいたけど、「若化」の場合はしばらく力を使わなければ、無制限に、しかもいつまでも若くいられる。逆に、使い続ければ最終的にはどうなるのか……だけど、アンバーはそんなことすらいとわず能力を使っているらしい。アンバーの奇妙な挙動は、未来を知ればこそのことであって、実はその根本は黒と契約者の未来を救おうとしてた、ってことか。
 今回、最初は猫の独白でおちゃらけ気味に、しかし後には自分たちの破滅を組織が計画してると知らされたノーベンバーが取った「契約者には人間性が欠如してる」という「常識」の破綻。合理的な思考は性質のようだが、感情や情動は依然としてある、ということか。
 そして、それがゆえに、ノーベンバーの取った行動は……誇りのための行動だったんでしょうかね。出来る限り自分一人でことを収める、以外は、どう考えても「合理的」ではないのに……
 猫からアンバーの真意を聞かされる黒たちと、ノーベンバーから後事を託されたフェブラリーとジュライ、そしてアンバーたち。世界を相手取ってどう動くのか。
 って、次回は初の一話完結ものっぽい。それも、アンバーが退場? へっぽこ探偵たちも関わる?


2006年09月07日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ストパニ#22ちょっとといぬかみ#23とウィッチブレイド#22とゼーガペイン#23

  ストロベリー・パニック! #22「決闘」。ワタクシの自論、「ショートでつり目に悪人はいない」がまたしても証明されました。以上。


  いぬかみっ! #23「しぼむ象さんっ!」。大妖狐と赤銅斎の戦いは町じゅうを巻き込む大惨事へ。啓太たちは人々を避難させるために尽力するのだが、その中で薫となでしこの様子がおかしい。何故か「赤銅斎の手助けをする」という彼らと、啓太・ようこは戦うことになるのだが……

 はた迷惑も省みず町中で戦う大妖孤と赤銅斎だが、実際はすべて赤銅斎の思惑の中。赤銅斎は術で大妖孤を捕え、その妖力で「大殺界」のエネルギーを満タンにしてしまう。薫の裏切りもエネルギーを満タンにした大殺界に、なにか願いをかなえてもらうためらしいのだが、それはあの結晶の中に閉じ込められた薫そっくりな少女が関係してるらしい。なでしこ以外の犬神たちに隠し事があることを知られてしまった薫は、彼女らにその秘密を話そうとするのだが……「あのね」商法かよ! って、次回には明かされるんですが。
 啓太は赤銅斎の企みを阻もうとするのだけど、逆に大殺界の力で手玉に取られ、赤ん坊の姿に……「しぼむ象さん」ってタイトルはコレのことだったのね。啓太たちも仮名四郎から薫の秘密を聞かされることに。
 一緒に住んでて、特になにもしてなかったカッパも危険だからと逃げさせられるのだけど、あのカッパ、なにか最後の展開にからむのかな?


  ウィッチブレイド #22「告」。雅音は梨穂子を守るためにウィッチブレイドと共に滅びることを決意。梨穂子に間もなく自分がいなくなることを告白するため、近くの公園にピクニックに連れて行く。
 一方和銅らはウィッチブレイドを捕獲するためにエクスコンの生き残りの回収と偽り、アイウェポン三体を向かわせる。それとは別に、まりあもまた、選抜した新たなネオジーン・あさぎを連れ、ウィッチブレイドを確保し、自分の望みをかなえる力を得ようとするのだが……

 ウィッチブレイドの宿命に抗うことを諦めた雅音だが、自分が死んでしまうことを梨穂子に告白しようとする。タイトルの「告」とはそのこと。「ママはね、もうすぐ見えなくなっちゃうんだ……」との言葉で、雅音の死を覚る梨穂子。まあ、聡い子だから当然気付くわな。
 和銅らはウィッチブレイドをアイウェポンで攻撃するが、満を持したはずの三体のアイウェポンも命の残り火を燃やし尽くすかのようなウィッチブレイドのパワーにあえなく撃破。自分の立場ばかり気にしてパニックに陥る和銅に、瀬川も早々と愛想を尽かしぎみ。逆に和銅と手を組んでいるNSWFの西田は進化しつづけるウィッチブレイドのパワーを目にし、瞳に異様な輝きを宿らせる。こっちも別の意味でいっちゃってるわな。
 まりあは少数精鋭とばかりにあおいに適当な人材を見繕わせるのだが、その眼鏡にかなったのは優秀だけどけだるげでどこか覚めた少女あさぎ。エンディングイラストで、あおいの後ろに小さく描かれてるベリーショートの子ですな。まりあと面会し、「大人ぶってるけど、中身は子供じゃん」と見透かすなど、これはこれでちょっと食わせ物。野心家な感じはしないけど、あまりまりあに素直に従いそうなタマでもなさそうだなぁ。ショートでつり目だけど。(だったらなんでもええんかい!>自分)
 鷹山はウィッチブレイドの新形態に合わせた制御コードをアイウェポンに組み込み、ひとまずなんとか暴走を抑える。だが、旧コードのまま出荷されたアイウェポンが日本近海にまだおり、それがウィッチブレイドの力に反応して暴走の兆しを……雅音、まりあたちと暴走アイウェポンの三つ巴の戦いになるのか?


  ゼーガペイン #23「沈まない月」。いよいよ最終作戦へ突入するセレブラントたち。圧倒的なガルズオルムの戦力に次々落とされる仲間たちに守られ、オケアノスは遂に北極のガルズオルムの地上での本拠地に突入、そこの施設を使い、一気に月へ量子転送する。だが、アビスとシンは一度アンチゼーガ・コアトリクエでキョウたちをサポートする仲間のオケアノス級戦艦に特攻した後、新たな身体で新しいアンチゼーガ、「マインディエ」を駆り、その圧倒的な力でキョウたちを追い詰めていく。
 月面基地最下層のサーバルームでも構わず攻撃を仕掛けてくるマインディエを迎え撃つキョウたちだが、一番中心にあったサーバに接触した瞬間、サーバ内にゼーガペインごと転送されてしまう。そしてサーバ内で出会ったのは、なんと人類を滅ぼし、ガルズオルムを組織した張本人、ナーガの残存パーソナルデータだった……

 シマのオリジナルと接触して身体を再生してもらう予定だったのに、これは接触失敗ってこと? それとも、実はシマのオリジナルはナーガで、シマが人類側に送り込まれたのはシマ自身も知らなかったが罠ってこと? う〜ん。
 サーバの中で人類を滅ぼしてもサーバ内で進化実験を行った自らの狂気を語るナーガ。正確にはその残存データなんだけど。ナーガ本来の人格データは、サーバ内で拡散してしまってるらしい。生まれつき痛覚を持たぬがゆえに他者の痛みを解さぬというナーガに、「あんたが理解できないのは身体の痛みじゃない! 心の痛みだ!」と熱血するキョウ。おお、ヒーローものの主人公らしくなってきた。「俺のこの拳で!  この上腕二頭筋で!  魂で! お前をぶん殴る!」は名(迷?)台詞か? でも予告からすると、作戦は失敗、ということらしい。結局キョウたちは甦らない、ってことなのか?

[その他][アニメ] エヴァ新作劇場版って本気ですか?

 早売りアニメ誌の情報が流れてるんだけども、総集編とかではなく全四本の完全新作として作成するとか……う〜ん。


  「デスノート」の人気漫画家、銃刀法違反で逮捕読売 )。 他のニュースzakzak )によると、最悪、映画の公開見合わせもありうるとか。まあ、犯罪は犯罪だけど、児童売春とかと比べれば比べるべくもないと思うのだけどなぁ……そこまで過敏に反応するものだろうか?


  【こぼれ話】通説に反してネズミはチーズが嫌い=英学者が研究OCN news )。え〜!? って、普通考えればそりゃそうか。ネズミとチーズの関係の俗説って、どこから生まれたんかなぁ。


2005年09月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] 読了記録

  ホメずにいられない/福野礼一郎
  ホメずにいられない2/福野礼一郎
  ぴよぴよキングダム/木村航
  ぴよぴよキングダム2 ときのしおり/木村航

 とりあえず「読んだ」という記録だけ。現在はちょっとした難物の スターリングラード 運命の攻囲戦1942−1943/アントニー・ビーヴァー を攻略中。ソ連との開戦当時、ドイツ軍だけでなく世界各国でソ連が圧倒的に劣勢だろうと予測した中で、日本のみがノモンハン事件(ハルハ河の戦い)からソ連兵の頑強さを評価していた、というくだりがあり、ああ、なるほど、そういう見方も出来るものなのか、とちょっと目から鱗。

[アニメ] 公式ページ更新キター!

  絶対少年 の公式ページが更新。のっけからネタバレで来週登場のキャラが……キャラクター紹介にも追加されています。誰かっていうと、知りたい人は見てください。知りたくない人は見ないで。

  奥さまは魔法少女
 出だし、どう見てもイロモノだったはずなのに、多すぎと思われたキャラクターたちがきちんと役割を果たしていく。嬉子の過去の行動は、世界の守護者としてはともかく、人間としては失敗だらけだったけど、巽にすべてを打ち明け、支えられることで、自分が傷つけてしまった人とも、正面から対峙する勇気を得る。
 さやかもまた、巽の心が嬉子に向いていると聞いて居場所はない、と思い込んでいたが、実はちゃんと居場所が出来ていたことを知る。それが、第一回で自分が魔法で変えようとしていた学校を今度は守ろうとする行為に結実されている。
 指輪は嬉子にとっては「過去」の象徴。良いものも悪いものも全部含めた「過去」。間違いがあっても都合の良いものだけを選択することは出来ない。だからどうするか。この話はそういう話なんだと思う。
 ネットを見てると最終回間近な現時点まで見て、全否定な意見が結構あって、「つまらないのに見つづけてるなんて、じゃ、なんのために見てるの?」と思ったりもする……え? お前が言うなって? 響鬼をさんざん文句しか言わずに見てたくせにって? いや、まあまったくその通りで。
 自分の場合、響鬼は自分の価値観の外側になにかあることは感づいていて、見つづけることで、あるいは誰かが私に突っ込んでくれることがきっかけでその価値観をつかむきっかけが得られるんじゃないかと思ってたってことがあるんですが(Yさんすいません&ありがとうございます)。ネットで現時点まで見つつ全否定な人も、それを望んでるんだろうか? だったら突っ込んであげた方がその人は喜ぶんだろうか?

  アクエリオン は今回は良い出来。シリーズ構成としてはひどくいびつであることを忘れれば、だけど、今回は忘れてしまうだけの勢いはあった。自分がアクエリオンで嫌いなところは寒々しい熱血ギャグなのだけど、同時に嫌いでも認めざるを得ないのが3D-CGでのロボットアクションの見せ方だったりする。今回は前者少なめ、後者多めで、なおかつ余計な奇麗事も少なめで、単発回としてはきちんと熱血アクションとして見れた。なんだ、やれば出来る子なんじゃないか。
 もっともシリーズ構成の不味さはやっぱり否定できないんだけど。


2004年09月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 食えなければ江戸へどうぞ

 必殺からくり人 第九話。
 へろ松のところへ、田舎で食いつめて江戸にやってきた百姓・弥助が転がりこんでくる。おりしも人返し令が施行されており、身寄りや知人がいないと江戸にはとどまれない。
 へろ松は処遇に困って仇吉のところに連れていくが、話を聞くと一度人返しで江戸を追いだされたが、一緒に人返しになった地元のおさななじみ・すえがいつまでたっても戻ってこず、捕まれば死罪になる危険も省みないで彼女を探しに江戸へ戻ったとか。
 話を聞いてしまえば追いだすわけにもいかないが、後ろ暗いところのある花乃屋にいつまでも置いておくわけにもいかない。弥助と一緒に藤兵ヱがすえを探し岡場所にまで足をのばす。果たしてすえはそこに女郎として働いていたが、弥助の呼びかけにすえは答えず、弥助と藤兵ヱは廓の用心棒に叩き出される。
 これはなにか事情があると睨んだ仇吉は、天平を客としてもぐりこませ話を聞かせようとするがとんぼが大反発、結局とんぼが髪結いに扮して話を聞こうとするが、口をつぐみ何も聞き出せない。
 どうやら女郎屋に口利きした女衒に口止めをされていると踏み、その女衒・吉五郎に探りを入れる。やがて浮かんできたのは奉行所の役人と女衒・口入屋がグルになった悪巧みだった。

 決して悪い話ではないのだが、薄い。
 必殺としては十分及第点レベルなのだけども、いかにも普通の必殺シリーズっぽく、悪人もひねらずストレート。今回は早坂暁脚本ではなく、「秘めごとは白い肌にどうぞ」に続いて中村勝行氏であるためか、緒形拳のスケジュールの都合上、時次郎が未登場のせいか。
 役人・女衒・口入屋が結託して人返しになった女を江戸に戻してやると説得しつつ、ただ同然で買い叩いては暴利をむさぼるのだが、背景としては天保の大飢饉による地方の困窮がある。地方で食えねば、江戸に出てくるしかない。しかし農民の土地離れと、ただでも過密だった江戸の人口増化を嫌い、幕府は人返し令を発する。まあ、そこを狙ったセコイ悪事と言えばセコイ悪事。
 ただ、おすえはただ騙されたわけではなく、田舎に戻って食いつめて野垂れ死にするくらいなら身を売った方がマシと確信しての行動だし、弥助も面の割れた天平や藤兵ヱに代わって騙された田舎の娘たちの居場所をさぐるなど、あまりか弱い依頼人というふうでもない。この辺の、田舎者のバイタリティがもっと出せていればいつもと違うながらももっと面白くなったのじゃないかと思うのだけど。
 今回も金にならない仕事だが、口入屋の高田屋から金をちゃっかりせしめている。
 明日は「お上から賞金をどうぞ」。キリシタン取り締まりにかこつけ、私怨を晴らそうとする岡引が出てくる話なのだけど、これも早坂脚本ではない。でも明後日・再明後日の「鳩豆」と「殺陣をどうぞ」は必見。(いい加減しつこいか?)

[その他] ブーム

 妹からメール。近況とか世間話がてらこちらのこれからの身の振り方を心配してくれて、それはありがたいのだけど、世間話の部分がちと笑ってしまった。
 まあ、要は韓流、っつーかヨン様話なのだけど、お昼のワイドショーほとんどそのままだったんで。
#お昼のワイドショーは当然見ているわけではないけど、ネットとかで見かじり聞きかじりで。
 ワイドショーの言ってることが正しいか間違ってるかは知らないけども、あまりにこちらの実感とギャップがあるので、やっぱ人って見るものに影響されてるんだなぁ、というところか。
 こちらの周囲では「マスコミでそう騒いでるね」くらいの感じで、冬ソナすら見ている人は周りにいない。だから「見なくちゃいけないのかな」という空気もない。
 多分ブームの作り方ってのはそういうところがあって、「なんかよくわかんないけど見ないといけない」という雰囲気を作り出すことが大事なのだろうけど、冬ソナブームの場合にはF2層(35〜49歳女性)と受けている層がはっきりとしており、しかも主婦層が多いためそこから他になかなか普及していかない。最初からまとまったコミュニティで受けており、しかも他のコミュニティに伝播しにくいコミュニティのため、そこで完結してしまう。
 もうひとつ、冬ソナに便乗して他の韓国ドラマや映画も、という動きもあるが、これがなかなか上手く行かない。「ブラザーフッド」や「シルミド」などの(宣伝費に比しての)失敗はさすがになにも考えなさすぎだと思うが(日本人にはあまりなじみのない朝鮮戦争物を、ロマンスとかなしでやっても……)、そもそも冬ソナブーム自体が冬ソナやその出演者限定で、しかも出演者の他の出演作品にもなかなか波及しないという特殊性を持っている。その理由は、と考えてもよくわからないのだけど、女のオタクで似たような傾向がある。男のオタクというのは関連作品とかに波及し、作品そのものへの拘泥はそれほどしないのだが、女のオタクの場合関連作品などにはまったく見向きもせず、その作品だけに没入し、ファンのコミュニティを形成する傾向がある。あくまで傾向であって全員がそうではないけども、それと根は同じなのかもしれない。ペ・ヨンジュンが人気というのも「冬ソナのペ・ヨンジュン」が人気であり、そのタレントそのものが受けているわけではない可能性がある。
 と、まあここまでが状況分析。私が独自に考えたことですらない。
 常々不思議に感じるのは、マスコミのブームの煽り方である。昼のワイドショーなどは主な視聴者は主婦層、つまりもろにF2層だろうのでわかるのだが、ゴールデンタイムのバラエティなどでも一時期やたらと韓国ブームを演出していた。「冬ソナを見てない」と言っただけで苦情の電話がかかり、タレントが謝罪を余儀なくされたという異常な事例もある。
 ここでまた視聴者層の話になるのだけど、今のゴールデンタイムというのはF1層(20〜34歳女性)をメインターゲットにしているそうだ。視聴者層としての比率もさることながら、可分所得(所得のうち趣味や遊興、娯楽に使える分)が多いためだそうだ。私は時代劇が結構好きで、時代劇番組の数が減ったのは何故だろうと調べたことがあるのだけど、この辺も関係しているらしい。
 閑話休題、ゴールデンタイムで大々的にキャンペーンを張るということは、F1層への波及を狙ってはいた(る)のだろう。が、結果としてはどうも笛吹けど踊らずの感が強い。主婦層のコミュニティの間で回る話題以上にはならなかった、ということだろう。
 もうひとつ、冬ソナはNHK−BSで最初放映されていたのだけども、視聴率はそれほどふるわず、むしろその後のレンタルビデオやDVDの売上が伸びたのだという。
 このパターン、オタクだと非常に覚えがあるんですけど……そう、深夜アニメのビジネスモデル。(放送局にもよるけど)視聴率はさほど重視せず、スポンサー料ではなくコアなファン層へのDVD販売により採算を取る、というパターン。冬ソナはそれを狙ったわけではなかろうが、パターンとしてはそれにすっぽりはまってしまった。言ってしまえばマスコミの冬ソナ煽りは「たまたまDVD売上が良かった深夜アニメをゴールデンタイムでやたらと宣伝している」という状況に近い。それが当たらない、とは断言できない。しかし、音頭をとっても踊らないのに延々と意地になってやるようなことでもない。ちょっと苦笑物ではある。
 結果としては韓国ブームの演出は、その足がかりとなるはずの「冬ソナ」を、「わりとみんな見ていない」という印象を与えた時点で失敗に終わった。これは映画のCM等でよくある「感動しました」と観客に言わせる(というと語弊があるかもしれないけど)映像を延々と流す捻りのない宣伝が是とされるのと通じる部分があるのかもしれない。
 明らかにマーケティングと見込みのミスだと思うのだが、不思議なのはプロのテレビ屋さんがそれを見抜けないとは思えないことだ。それが、他社番組なのにも関わらず各社一斉に煽り始めた。その後の足並みはわりとバラバラでちょっと安心してるのだけど、韓国での日本の番組等の解禁などが絡んでいるとしても、一体誰が音頭を取っていたのだろうということも含めちょっと不思議な現象だった。
 あと、テレビ屋さんと視聴者の感じてる感覚の温度差も出たように思える。う〜む。必殺のDVDでも見ていよっと。


2003年09月07日() 旧暦 [n年日記]

脳がいてえ

 う〜ん、どうも身体のあちこちが調子が悪い。金曜にすっ転んだときにあちこち打ったからなぁ。あまりに調子が悪いようなら、病院に行かないと。いちおう、身体は事故慣れてるはずなんだが(嫌な慣れだな)。
 まあ、本当は土曜に出勤するはずだったのが、出てもあちこち痛くてまともに動けないし、なにより左手人差し指が1.5倍くらいにまで脹れていた。そんな状態で行ってもなにもできないだろうということで休んだので、流石に今日は出ないとどうしようもない。まあ、指の脹れや身体の痛みも少しはマシになってきたので、なんとか作業できるだろうと言うことで。お世話になってる隣席のT氏に言わせれば「二時間で出来る」という作業だが、もろもろ作業時間を計算すると、どう考えてもその時間では不可能。う〜む。まあ、それでも作業が終わりかけたところで眩暈やら身体の痺れやらが……むむむ、これはもしや、金曜に頭を打ったせいか? とびびるが、体温はかったら37.3℃でした。あちこち打ったんで、その後遺症でしょうな。あと、ここ数日の体調不良。「生活が不順だからだ」とか(多少の嫌味も込めて)言われたけど、昔の生活サイクルに比べたら今の生活なんて健康的そのものですって。たぶん、残暑にやられたんだろうなぁ、としか思えない。
 でもまあ、そう言われても今むちゃくちゃ立場が弱いもので言い返すこともできず(立場の問題でなく、生来の性格のせいの気もするが)、そうするとストレスがたまりまくる。で、そのストレスの発散のしようがないと、また体調を崩す、という悪循環。 深+ のマスターとかには行くたびに「お前はなにしでかすかわからん」とアブナイ奴呼ばわりされてからかわれているが、ストレスがたまってくるとマジで自分がなにしでかすかわからなくなってく気もするので、実は言われるとおりかもしれない。自分はそんなことはしないとも思うが、本当にしないかというと、自分を信用しきれなくもあるのだよなぁ。
 まあ、要はイヤな感じにストレスたまってるよなぁ、ってことなんですが。
 少なくとも首はちと痛い。
 んなグチを言い続けてもしかたないので、上で出てる 深+ のマスターに借りた本の中から「裁くのは俺だ/ミッキー・スピレイン」を読み始める。ミッキー・スピレインっつーとハードボイルドの代表格だけども、実は未見。だって見つからないし。と思ったら、ちゃんと調べてみれば、今でも簡単に手に入るスピレインの本って少しはあったんだなぁ。店頭にはないだけで(きゅう)。「銃弾の日」くらいは押さえておきたいが、さて。まあ、それはそうと、大昔「裁くのは俺だ」の映画を日曜昼の洋画時間帯に見た記憶があるのだが、中学生くらいだったこともあってお色気とか殺伐とした場面だとか、そのくらいの記憶しかなし。まあ、お色気とかなんとか覚えてたのは、そういう多感なお年頃だったからと思ってください。見たのが50年代の奴か、82年のリメイクかはさっぱり覚えてません。そんなに出来がいいとは思わなかったから、リメイクの可能性高し。でも、「俺がハマーだ!」の直パロ元であるにもかかわらず、こんなものも見てなかったんですな、ヲイラは。トホホ。というわけで読中。
 ちなみに、原題は“I, The Jury”で、英語だとかっこいいんだけど、日本語にすると「俺が陪審だ」……「裁くのは俺だ 俺のスタンドだ」(後半間違い)で大正解だよなぁ。オラオラオラ!
 読み終えたのはマリみての二冊目 黄薔薇革命 。まあ、一冊目同様、軽く、楽しんで読める作品。「革命」とか仰々しいタイトルはちとどうかと思うけど。
  ファイズ は、木場を信じたい巧は、澤田を信じる真理に自分を重ね合わせ、「澤田が人間の心を失ってなかったら、もう一度木場を信じよう」と決意するが……草加やら啓太郎・海堂の二人組のせいでどんどん木場と巧の中はこじれるばかりに。でも、草加はともかく、啓太郎も海堂も「変わる変わる」と言いつつ、悪い部分も良い部分も全然変わってない辺りが……しかし今回の火事のシーン、今後に影響あるのか? あと、そろそろベルトの持ち主に変動が出たり、真理の身になにかが起きそうだったり、「転」の序盤にさしかかりそう。
 世間ではいろいろ事件・ニュースが起こってるんだけども、あまりにニュースが多くってメモですらしきれない。うむむ……
 とりあえず 「日本海」呼称問題、5日に日韓事務レベル協議日経 )。結果がどこにも報道されてないんで気になるんですが……この件に関しては外務省は腰抜けではない、と思いたいけど……参考として 外務省日本海呼称問題のページ
  牛乳嫌い対策に「炭酸入りミルク」米国で発売CNN )。いや、これはなんと言っていいか、流石に……つか、そんなに好きなんか、炭酸?
  ロシア軍、北朝鮮難民脱出を想定しての訓練毎日 )。きな臭さが高まってきたなぁ。よしんば牽制の意味合いが強いとしても。


2001年09月07日(金) 旧暦 [n年日記]

大いなる眠り

 今朝家に帰って6時過ぎに就寝したら9時に母上から電話。いや、わりと大事な用件だったのだけど、逆にそのおかげで頭がはっきりしてしまい、その後眠れなく。まあこんな生活してるこっちが悪いって言えばそうなんだけど、今朝はちとタイミングが悪かったっす。
  ビバップ の映画で「説明不足」とかなんとかいう声がわりと聞こえるけど(例えば モノレールの中で手榴弾を爆発させたヴィンセントは自らはどうやって爆発から逃れた のかとか、 何故ヴィンセントが異常に強いのか説明がない とか もう一つの敵役のはずの火星軍とCHERIOS MEDICALがどうなったか描かれてない とか)、私は「アホか?」と言いたい。いや、テレビの時からずっと説明不足とか御都合主義とか文句言い続けてたりとか、今回初めて映画でビバップを見たとかいう人ならわかるが、テレビを喜んで見て(そして今でも同じように喜んで見れて)、映画になってそういうこと言い出すってのは、「『カウボーイ・ビバップ』ってのはそういう番組だ」ってことを忘れてるとしか言い様がない。第一 火星軍とかCHERIOS MEDICALとかは物語の背景に過ぎず、物語の主要人物ではない。組織とか政治がらみの話より個人と個人の話。ビバップってずっとそういう作りだったじゃん。
 結局、カウボーイ・ビバップってのは「『探偵物語は好きか?』『おーっ!』」「『ルパン三世は好きか?』『おーっ!』」「『キャプテン・フューチャーとかスターウルフとかどうよ?』『おーっ!』」「『ジョン・ウーを愛してるか?』『おーっ!』」「『じゃ、ルパン8世は?』『おー…え? ナニソレ?』」というノリなんだってば。良くも悪くもB級のスタイリッシュさを追求してるってこと。
 話は飛ぶけど、2chのSF板の 途中で放り出した本(SF)スレッド 。「ニューロマンサー」とか「スキズマトリックス」が結構名前が上がっててそういうものか、と半分納得、半分意外。「ニューロマンサー」は文章とかがお世辞にも引き込む、読ませるとは言いがたいけど、面白い事は面白いから。でも「カウント・ゼロ」はきつかったな。ちなみに「女王天使」は上巻の途中までで止まってます。(^^;
 ついでにもひとつ。私の スクライド 評は「かなり本気でカスだと思う」です。