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2009年07月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] はとやまは逃げ出した

 しかしまわりこまれてしまった!
  鳩山代表:個人献金5.9億円、匿名が6割 友政懇関連毎日 )。擁護意見に「本当に隠したいなら五万円以下の記載義務なしの献金に紛らせちゃえばいいじゃないか(だからこれは意図的に隠したわけじゃない)」というものがありましたが、こっちの方もとっくに不自然でした……「匿名献金」と言っても本当に匿名でされてるのではなく、収支報告書に記載義務がないだけで振り込みの記録などは残ってるはずなので、そこから調べることは可能なのですよね。
 しかし120万→160万→600万→2100万と来て、一気に億越えとは……
 新聞とテレビの温度差がかなりあるようですが、いろいろとなんなんだかなぁ。

[アニメ] イヴの時間#5と涼宮ハルヒ#13

  イヴの時間 #5「act5:CHIE&SHIMEI」。今回クローズアップされるのは「イヴの時間」常連のうちチエとシメイ。一見孫と祖父だが、ここに来るからにはどちらかがアンドロイドに違いないと疑っていたマサキは、父親のPCから育児アンドロイドの試験についての報告書を見つける。シメイがそうではないか、と匂わす発言に、リクオは珍しく一人で「イヴの時間」にやってくる。だが、シメイがおらずチエも一人きり。シメイの正体が気になるリクオはついチエを詰問するような口調になってしまい、自己嫌悪に陥る。
 今回はリクオがピアノを止めた理由、そしてロボットにどこか親近感を持ちつつも遠ざけてきたかが明らかに。ロボットの演奏に感動してしまったことでロボットに対する潜在的な嫌悪感が生まれ、ピアノまでやめてしまっていた。が、彼がいることを知らず彼の演奏を見よう見まねで拙くまねるサミィを見て、人かアンドロイドかとか、ロボットに追い越されるんじゃないかとか、そんなことはどうでもいいんだと気づき、再び鍵盤を叩く。
 次回はマサキにスポットライトがあたるっぽいのだが、なんかイヤな予感……


  涼宮ハルヒ #13「エンドレスエイト」。やっぱりサブタイトルは前回と同じ……なのだけど、原作ではこれで終わるはずの繰り返しが終わらない……続く、なのか? なんでここまで引き延ばすのか、意図がわからん。消失への伏線を作るんだろうか?


2009年07月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

  アスラクライン #13「呪われた罪人の烙印」。あ〜、最終回、結構楽しめましたわ。世界観とか何をしたいかとかかなりよくわからないまま話が進んでたんですが、アスラマキーナは射影体の魂を削りながら活動し、最終的には射影体の核となっている人物を消滅させてしまうということが明らかになる。それも、マキーナを失ったハンドラーは、エクス・ハンドラーとしてその罪の刻印を残されて……
 よく考えれば、ここ数話のドタバタはこの展開を強調するための布石だったのだよなぁ。
 告知された二期シリーズがそう楽しみでもないけど、ちょっと最終回前の展開で楽しめました。それまでは退屈きわまりなかったですが。

  夏のあらし! #13「プレイバックpart1」。前回で終わってればいい終わりだったのに……
 #1の「プレイバックpart2」を踏襲するかのようなドタバタ。でも、いろいろ変わっていて……って、場面転換ごとにキャラの衣装が替わってる、しかも変な衣装に、というのは、新房監督だからこのくらい当たり前と思うべきでしょうか?
 とりあえず柔王丸と桜姫はなんなんだかと。で、最後の「タイトルは……忘れてしまったのだけど」がそれか。なんと言うか……

  宇宙をかける少女 #26「あしもとに宇宙」。え〜、最初、「設定がとっちらかった」という印象を持ってましたが、結局最終回もそうでした。orz
 レオパルドの成長ものかと思ったらネルガルが罪を認めるようになるまで成長するようにしたことでオチをつけただけじゃん(レオパルド自身はまったく成長してない)、というアレはともかく(そもそも成長したレオパルドなんて想像できないんですが)、QTってなんなのかとか、生徒会の存在意義はとか、途中でシリーズ構成が変更したせいか、とにかくgdgdに……
 シリーズ通して一番成長したのがネルガルと馬場つつじってのはどうなのよ?


2009年07月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#12とうみもの#2

  バスカッシュ #12「リーグ・リーグ・リーグ」。ついにタービンシティでのOCBチャンピオンシップが始まる。ダンたち「チームバスカッシュ」は初戦の対戦相手「トライスターズ」との試合に臨む。最初、余裕ぶってジャンプボールをわざと譲るダンだったが、トライスターズのトリックを使ったプレイに翻弄されて意外な苦戦をしてしまう。
 一方、順調に初戦を勝利するエクリップスだったが、OCBプロモーターのジェームズの元へとある目的のために直談判に行く。それは、彼女たちにとって決して譲れないことだった。

 今夜も一挙二話……って、前半と後半に詰め込んだだけやんw OPは「忙しい人のためのバスカッシュOP」かと思いました。後半は完全にエクリップスバージョンのOP。新素材はほとんどないので、体勢立て直しのための省力なのかな?
 トライスターは三つ子の子どもたちのチームで、かなりセコイトリックを使ったプレイでダンたちを惑わせるのだが、アイスマンには通じない。試合中の外部からのアドバイスって禁止なの? まあ、放っておいた方が面白いってのはあるだろうけど。w
 後半は、エクリップスにこのOCBチャンピオンシップの本当の意味を問いただされたジェームズが、彼女らに真実を語った……っぽい。いや、何が語られたのかはわからないんで。冒頭に流れた「バスケは神々の世界創造の再現」ってわざとらしいナレーションと関係してるのかな? 例の遺跡のこととかあるし。
 ただ、ジェームズ自身はダンたちに肩入れしてるようだけども、ダンたちが「本命」ということでもないらしい。
 話のテンションは、詰め込み気味のせいか下がってるような。心配だなぁ。


  うみものがたり #2「指輪の心・巫女の心」。夏音の指輪を見つけたウリンが謝って石棺の封印を解いてしまう。ウリンを見つけたマリン、夏音だが、その目の前で石棺のすぐそばにあった亀の石像が、本物のウミガメになるのに度肝を抜かれる。そのウミガメこそが「海人」たちの間で語り継がれている、「そら」に行ったまま帰ってこなかった亀の長老だった。
 かつて海人と空人が協力して封印した魔物・セドナ。その半身の封印の解放を予見し、そのために石像として備えていたのだという。そして、マリンこそがセドナを封印しうる「海の巫女」と告げる。
 みんなを助けるためならと海の巫女となることをあっさり了承するマリンだが、突然立ってしゃべる亀が現れ、夏音は完全にパニック状態。長老がマリンに渡した巫女の力の源を「霊感商法の石」と決めつけ、怒ってその場を去ってしまう。
 夏音を気にするマリンと裏腹に気にも留めず説明を続ける亀の長老。彼はセドナは半身では力は不完全で、世界を破滅させる力がないこと、そのために海に封印されてるもう半身を解放しようとしてること、一方でこちらも海の巫女と対をなす空の巫女がいないとセドナに十分対抗できないことを教える。
 マリンたちの話を信じないまま帰途につく夏音だったが、途中、海から変な女が上がってくるのに出くわす。またマリンたちと同じ霊感商法かと疑うが、その女は全身を変形させながら、夏音の「邪悪な心」を吸収しようと襲ってくる

 おっと、まさかのバトルものw
 バトルものとしてもプリンセスチュチュみたいな変なバトルかと思ったら、思ったより普通。ただ、相手を倒すのではなく、セドナによって本来の姿をゆがめられた海の仲間を、その正体を見破ることで元の姿に戻すというのは、佐藤監督らしい。それそうおうの攻撃力と決め技は持ってるみたいなのだけど。
 そして、あっさり夏音が「空の巫女」であることが発覚。「なんで自分が!」と拒絶する夏音だったが、ウリンが勇気を振り絞ってセドナの復活は自分のせいだと告白、苦戦するマリンを助けてと懇願することで、自分が指輪を投げ捨てたせいでセドナ復活に結びついたと、空の巫女を引き受けることに。
 セドナの魔力に操られてた彼女を解放し、夏音も今度は素直に指輪を受け取るのだけど、一話目で指輪がなんかセドナの力を帯びてた描写があったよなぁ。ラスボスは夏音?
 しかし、一応形式としては「変身少女(魔法少女)もの」なのだけど、佐藤監督らしいテイストで安心しました。次回もほのぼの日常話らしいし。

 「うみねこのなく頃に」は録画してあるけどまだ見てない。SF大会行く前になんとか。


2009年07月05日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#20とディケイド#23

  シンケンジャー #20「海老折神変化」。ことはの誕生日を控え、それを祝おうと準備を進めるシンケンジャーたち。だがそんなとき街に現れたウタカサネを迎え撃とうとするが、ことはの魂がウタカサネに食われてしまう。
 ウタカサネを倒して魂を取り戻さないとことはをはじめ魂を食われた人たちは一日で死んでしまうが、ウタカサネは三途の川に引きこもって出てこないことを告げて逃げてしまう。
 どうにかことはを助ける方法を考えるが、三途の川に攻めに行く方法も、ウタカサネを引きずり出す方法も思いつかない。焦る丈留の前に腑破十臓が現れ、人が生きたまま三途の川に行く方法を教えるが、それは生きたまま外道に堕ちることだった。

 ことはを助けるためなら何でもする、という千明たちをいさめる丈留だが、その実、自分が外道に堕ちてすべてを背負い込もうとしていた。それを見抜いた千明たちに、自分たちが助けるのはことはを助けたいのと同じ、大事な人を失う悲しみを誰にも味あわせないため、やるならみんな一緒だと言われる。
 揃って外道に堕ちる覚悟を決めたところで源太登場。外道に堕ちずともウタカサネを引っ張り出す方法があるという。その方法は、海老折神を完成させること。実はウタカサネに海老折神と同じモヂカラを打ち込んでおり、完成した海老折神にウタカサネを引き寄せる。
 なんか源太が便利キャラ化。w まあ、本当に洒落にならない展開になっても困るんだけど。
 で、巨大戦はことはが欠けているためシンケンオー欠席で、海老折神が変形する「ダイカイオー」が登場。海老折神の鳴き声って、なんか聞き覚えあるんだけど? なんかのUFO音?
 ダイカイオーの特徴としては顔が秘伝ディスクとリンクしており、「東西南北」に対応した四つの顔に変化、それと共に戦い方が変わる。
 今回、途中までかなりシリアスな流れになっていたけど、結局海老折神=ダイカイオーに食われた感じか。それと共に、源太のポジションも、基本的に真面目で思い詰めがちなシンケンジャーたちを良い意味で引っかき回す存在、という感じで決まりか。
 次回はシンケンジャーはお休みだけど、ディケイドが「シンケンジャーの世界」で、シンケンジャーが登場。いや、巨大戦ではディケイド役に立たないだろう……


  ディケイド #23「エンド・オブ・ディエンド」。ローチたちやこの世界に襲われる士たちライダー。しかしそんな中で、慎は大樹を許さず攻撃を止めない。だが、慎を春香が止める。フォーティーンに操られる人々に追われ、士と大樹は再び慎らと別れるが、いつも傍観者を気取る大樹が真剣になる姿を見て、今のお前なら信頼できると手を組むことを持ち出す。しかし、大樹はあくまでそれを拒もうとする。
 そこに再び慎たちが現れる、今の大樹の目が純一とそっくりだという春香に説得され、慎は一度だけ大樹を信用して共闘しようと申し出る。
 そんな二人に当て身を食らわし、あくまで一人で兄の純一を取り戻そうとする大樹だが、もう一度士に共闘を説得される。今お前を信じる俺の心が、お前の望むお宝だ、と……
 士はフォーティーンの前に夏海と引き替えに大樹を引き返すと純一に伝え、夏海を取り戻すと共にフォーティーンを倒そうとする。もちろんそんな作戦はバレバレで、士は操られた夏海に羽交い締めにされ、ディエンドに変身した大樹はグレイブに変身した純一に追い詰められる。そのピンチに、ランスとラルクが駆けつける。

 剣映画「ミッシングエース」では当て馬もいいところだった三ライダーだったけど、今回は結構いい役所。特に「もう一体のジョーカー」だった純一は、二転三転する物語のキーマンに。いや、フォーティーンはあっさり倒されすぎだけど。もうちょっと、対フォーティーン戦でランスやラルク、ディエンドと共闘するのを見せても良かったんではないかと。
 純一は、ミッシングエースと同じく裏切り者の役所なのだけど、こっちはちょっとは救いがある。「今の大樹が昔の純一と同じ目をしてる」ってことは、「大樹の真剣な部分を純一も持ってる」ってことで、おそらくフォーティーンに変わって世界に君臨しようとする純一の、そこらへんがちょっとだけ救いになってる。完全に救いきるのではなく、今の問題の根源を倒してその後は残った人たちに任せる、というのが、無責任と言えなくないけど。まあ、元々通りすがりの仮面ライダーだしなぁ。
 大樹がお宝を集める理由が、信じていたものに裏切られ、何も信じられなくなった心の隙間を、お宝を集めることで埋めようとしてる、と突きつける士。唐突すぎない? と思うけど、大樹がその後ムキになったから図星だったんだろうなぁ。さすが脈絡なくライダーの図星を指すライダーw
 しぶしぶながら士の作戦に乗る大樹。稚拙な作戦ながら他に手がないとは言え、これまでの大樹だったら従わないだろうなぁ。
 もう少し尺があれば大樹が士に共闘していく過程になるのだろうけど、多分8月末までだと、「仮を返す」くらいまでだろうなぁ。
 あと、今回ユウスケがクウガに変身してディケイドと戦う展開になるかと思ったらキバーラのご機嫌取りで終わってたのは残念。その分、映画版では期待できそうだけど。


2009年07月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] SF大会行ってました

 レポート(というか覚え書き)は後ほど。
 今日のところはSF大会行ってきましたの報告だけで。


2009年07月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エレメントハンター#1とプリンセスラバー!#1と咲#14

  エレメントハンター #1「異世界へ!」。地球上では謎の元素消失が起こり、一部のエリートはコロニーへと批難してしまった未来。中学生のレン、キアラ、ホミは帰り道に忽然と現れた古城へと忍び込むが、彼らの前にアンドロイドのユノが出現、彼らを消失した元素を取り戻す「エレメンタルハンター」として有無を言わさず失われた元素が存在する「ネガアース」に送り込まれる。
 NHK教育の、ジーンダイバーとかそれ系統の作品なんですかね? スタッフに韓国分が多いけども、今のところ気にならないかなぁ。
 冒険もので元素のことを勉強しよう、という主旨なんですかね? まあ、とりあえずは元素と元素記号、それとその元素で出来てるものを関連付けようというところか。第一話の窒素だと、爆発性窒素化合物とか、アンモニアとか。
 なんとも強引な展開でエレメントハンターになってしまう第一話だけども、ユノを使ってレンたちをスカウトしたカー博士や、正規のエレメントハンターが本格的に出てきてからの判断ですかね。

  プリンセスラバー! #1「馬車と姫君」。普通にそば屋の息子として育ったはずの哲平。しかし両親は何故か、世を騒がせる金持ちばかりを狙った連続殺人事件に巻き込まれて殺されてしまう。両親の敵を討つために実は母方の祖父であった大富豪有馬一心の養子となることを決意する。しかし、そのお披露目会場へ向かう途中、たちの悪いチンピラの車に追われているお嬢様風の少女を見かける。思わず助けに入る哲平だが、そのお嬢様の乗ってる車は……馬車?

 え〜っと、乳解禁で陰影強めの「しゅごキャラ!」? 見ると主要スタッフがかなりかぶってる。18禁ゲーム原作としてはかなり力の入った作画だけど、話の方がどうなのかはまだ不明。
 ただ、ちょっと珍しいところでは出てきたメインヒロインらしい二人の声優が、中堅と言ってもいい柚木涼香と豊口めぐみなこと。若手新人を使うことの多いこの手のアニメでは珍しい。


  #14「存在」。和の独壇場である流れを変えようとする透華。意地と目立ちたがりを優先してデジタルを捨てた打ち方で高めの役で上がり一矢報いるが、続く局であり得ない振り込みをしてしまう。その振り込みで上がった相手は、まったく存在を感じさせなかった鶴賀学園の東横桃子だった。

 これがステルスモモですか。つか、この前髪は明らかに変なのでは……なんだかニセモノ線に見える。
 影が薄く他人に気付かれにくいという体質(つか、もはや超能力の部類だよな。他人の意識に自分の存在が映らない人々が描かれた「 魔法 」って小説もありましたが)を生かして、自分の捨て牌やリーチコールさえも無視させてしまうという必殺技を持ってる……って、やっぱりこれ技とかそういう問題じゃないよ。
 これまで画面から見切れてたりなんだりで、ほとんど初登場も同然なのだけど、その分印象を強くするためにか部長の加治木ゆみとの百合エピソードが差し挟まれてる……
 前半は和の独壇場で、ようやく巻き返しかと思いきや伏兵に見せ場を取られる透華お嬢様、可愛そうに。(あまり思ってない)


2009年07月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] うみねこのなく頃に#1と宙のまにまに#1と懺さよなら絶望先生#1

  うみねこのなく頃に #1「EpisodeI-I opening」。孤島である六軒島に次々と訪れる財閥右代宮(うしろのみや)家の一族。年に一度の一族の集会という名目ではあったが、実際には余命三ヶ月と宣告された党首・右代宮金蔵の遺産を巡っての話し合いのためだった。大人同士の醜い罵りあいが行われる中、次男の息子、戦人(バトラー)は雨の中姿を消した妹まりあを捜す。しかし見つけた彼女はこの島の言い伝えられる魔女ベアトリーチェに会ったと言い出す。

 いや、なんというか冒頭の登場人物紹介で腹筋大崩壊。「戦人」で「バトラー」って……いや、他の名前もおかしいんだけど。
 ツッコミ所が多すぎてツッコミに困るのだけど、ひぐらしで横溝の山陰ものをやったから、今度は孤島ものを、ってことでしょうかね。眼鏡が加わったくらいで、あまりキャラに代わり映えがしない気もしますが。
 とりあえず様子見。


  宙(そら)のまにまに #1「天文部へようこそ!」。転勤族の父親が単身赴任したことで、高校入学と同時に生まれ故郷の町に帰ってきた朔。しかし彼にとってこの町に戻ってきた事は悪夢でしかなかった。というのも幼なじみの美星に無理矢理野山に引っ張り出された、本好きのインドア少年だった朔にとって苦痛でしかない思い出があったからだった。
 だが、年頃になってる彼女がそのままなわけがなく、ましてや偶然出くわすなどありえないだろうと思った矢先の初登校、学校の屋上から星の紙吹雪をばらまき、天文部の新入部員を募る、記憶にある強引さそのままの美星に出くわしてしまう。

 アフタヌーン連載の天文学園もののアニメ化。いや、原作ほとんど見てないけど。
 話自体はアフタヌーンらしい、今的な萌えとかなんとかはない作りなんだけど、物語やキャラクターのツボは押さえているので安心して楽しめる。っつーか今時こんなベタな展開でこの俺様が釣られクマー!的な嬉し恥ずかし展開。
 美星も小さな身体で回りを引っかき回すトラブルメーカーぶりを遺憾なく発揮。でも邪気がないので主人公の朔も幼い頃のわだかまりが誤解と分かってからはおとなしく天文部に入る。まあ、声があむちゃんだけど。
 でもやっぱり生徒会長さんか……


  懺・さよなら絶望先生 #1「落園への道」「春の郵便配達は二度ベルを鳴らす」。「怖い怖い」と言い続けたおかげで第三期。まあ、いつも通りのいつもの面々です。まあ、こんな春の便り、どれも返事を出したくないですわ……


2009年07月09日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] かなめも#1とうみもの#3と狼と香辛料II#1とバスカッシュ#13

  かなめも #1「はじめての、ひとりぼっち……」。両親と死に別れ、たった一人の身内の祖母も亡くしてしまった中学生の中町かな。家財が処分されていくのを見て自分もどこかにやられてしまうと勘違いしたかなは、身の回りのものだけ持って逃げ出してしまう。しかし行く当てなどないかなはどこか住み込みで働けるところを探すが、身寄りのない中学生を引き受けてくれるところなどどこにもない。落ち込みかけて空元気を出したところに、夕刊の新聞配達の自転車にぶつかってしまう。気絶した彼女が再び目を覚ますと、そこは変なお姉さんたちと所長代理と名乗る小学生が暮らす、風新新聞専売所だった……

 中学生が住み込みで働いたり小学生が所長代理だったり、キャラクターが異様にエキセントリックだったり、「おいおい」なのだけど、自転車での新聞配達のシーンとか、専売所のシーンとか、生活道具一式がない辺りの妙な切なさとか、その辺はいいかも。
 悲惨なんだけどけなげでほのぼの、という線っぽく、キャラの突飛なところは心配だけど、この路線で行くなら見続けられそうかな?


  うみものがたり #3「近づく心」。セドナの刺客にされた海の生き物を元に戻したマリン。夏音はもう二度と会わないつもりで別れるが、翌朝目を覚ますと、何故かマリンたちが母親の都たちと居間でくつろいでるのにずっこけてしまう。都の許可でマリンたちが地上にいる間滞在することになったことに迷惑そうにしながらも、どこかマリンを憎めないでいた。
 大学進学の資金のために占い師のバイトに行くが、ついてきたマリンにまたもつっかかる。しかし占いのテントに同級生の鈴木がやってくる。

 邪悪邪悪と言われ続けてる夏音だけども、理解者(?)の鈴木。でも夏音は彼女が苦手そう。昔からの知り合いで、いっつも怒ってとげとげしい夏音だけど、鈴木はそんな彼女をみんなが嫌がることを進んで引き受ける、優しい子だと話す。
 そんな鈴木から逃げる夏音だけど、それは鈴木の向けるような無垢な信頼に慣れておらず、怖いから。亀の松本さんからも邪悪なオーラを消してピュア100%にならないといけない、と言われて、人と仲良くしようとすれば裏目に出てしまい、人と親しくなることが怖くなってしまっている。それがマリンや鈴木を遠ざけた理由でもあるのだけど、マリンが新たなセドナの刺客に苦しめられてるのを見かねて、もうならないと決めた空の巫女としてマリンを助ける。
 もう一度人に近づくことを始めてみようと思った夏音は、鈴木に占いのチケットを持って行く。
 しかし、なんか夏音はセドナの手下のエサ扱いのような。


  狼と香辛料II #1「狼とふとした亀裂」。ホロの故郷ヨイツを目指し、クメルスンに向かうホロとロレンス。その途中アマーティという年若い商人に出会う。ホロの姿に心奪われたらしいアマーティの紹介で祭が近いクメルスンに宿を取ることが出来、釘を売って固く儲けを出したロレンスは、ホロとささやかながらお祝いで飲み明かす。しかし、今は残っていない都市ヨイツの位置の曖昧さに、不安になったロレンスは、自分は最寄りの町まででいいんじゃないかとつい口にしてしまう。

 作画的にはそこそこながらも、雰囲気は出ていた第一期に続いての第二期目。制作会社は変わっても話的には完全に続きです。この辺、原作はすぐ株式相場の話だっけ? ちょっと良く憶えてませんが。
 この様子だと、原作一冊に3,4話をかけるというスタイルは同じでしょうね。だとすると、どの話までやるんだろう?
 今のところ制作会社変更の影響はさほどなく、普通に楽しめます。ただ、やはりOP、EDは第一期のものの印象が強くはありますが……とりあえず問題なく視聴継続。


  バスカッシュ #13「シーユー・オン・ザ・ムーン」。OCBリーグ準決勝、チームバスカッシュは前回引き分けに終わったエクリップスとの再戦を迎える。今度こそ悔いのない試合を、と誓い合うダンとルージュだったが、その二人を嫉妬の入り交じった複雑な視線で見つめるみゆき。
 しかし準決勝の試合中、ルージュが突然倒れて試合は中断、ダンたちの決勝進出という煮え切らない結果に終わってしまう。
 消化不良のまま苛立ちを募らせるダンたちの元に、その晩、エクリップスのシトラスとヴィオレットが訪れる。彼女らはバスカッシュのために特殊な肉体強化を施されていること、ルージュは強化された肉体維持に必要な薬を、ダンとのフェアな勝負にこだわって飲まないでいたため試合中倒れたこと、OCBリーグ敗退し月に引き上げることを告げる。

 OCBリーグの本当の意味を知ったエクリップスの戦線離脱、みゆきの嫉妬と、転換点の含みは持たせてるのだけど、微妙な感じは。
 月へと他のメンバーに先駆けて発つルージュに、バウンドでエクリップスの曲を奏でて見送るダン。月で待ってる、という言葉がダンが月を目指す新たなモチベーションになる。
 ただ、そこまでダンのモチベーションになったかというと微妙。う〜ん。みゆきの嫉妬もこの後つながるのかも、嫉妬が唐突で不明だし。
 監督変更の影響なのかなぁ。体勢立て直しもあるので、ある程度話が崩れるのは仕方ないのだけど。


2009年07月10日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 化物語#1とハルヒ(2)#14とCANAAN#1

  化物語 #1「ひたぎクラブ 其ノ壹」。阿良々木暦は階段から落ちた病弱な同級生・戦場ヶ原ひたぎを反射的に受け止めるが、その身体が異様に軽かったことに興味を持ち、学級委員長の羽川翼に彼女のことを聞く。中学の頃は快活明朗で今とはまったく違っていたという話を聞いた帰り、教室の出口で突然文房具を持ったひたぎに襲われ、口止めを強要される。しかし、「蟹に体重を奪われた」という彼女の話に暦は、「力になれるかもしれない」と、忍野メメという男に引き合わせる。

 新房監督今期二作品目。頑張るなぁ。
 西尾維新は戯言シリーズを3冊くらい読んだのみだけど、相変わらずそれっぽい衒学をでっちあげて雰囲気づくりと目くらましをする作風。結局のところは厨房設定なのだけど、雰囲気作りは上手いかなぁ。
 今のところ、まだなんとも判断しかねるので様子見。


  涼宮ハルヒ #14「エンドレスエイト」(三回目)。いや、なんつーか……五回目も決定だそうで、一体何を考えてるんだか。「監督、コンテ、演出、作監の違いによる妙をお楽しみください」? 短編ならともかく、30分番組で、間違い探しみたいなことやらされるのもなぁ。エンドレスエイトの最後の話までは流し見。


  CANAAN #1「洪色魔都」。チュンソフトの「428 〜封鎖された渋谷で〜」のオマケシナリオからのスピンオフらしい。一話の印象は良く動くなぁ、ということと、お姐ちゃんがたくさん出てるねえ、ということか。どうも元のオマケシナリオの続きらしく、いきなり人間関係がよくわからない。世界設定も今よりちょっと未来みたいな感じだし。その辺、どうも説明不足の感は否めない。
 あと、PA worksらしく質の高い動作画なんだけど、このガンアクションはあまり来るものはないなぁ……


2009年07月12日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ディケイド#24

  ディケイド #24「見参侍戦隊」。新たな世界へやってきた士たち。だが、そこでは何故か士は黒子の姿に……どんな世界だかわからない彼らの目の前に突然然化け物たちが現れ、変身して迎え撃とうとする。しかしそこに陣太鼓と共に大量に現れた黒子たち。彼らの掲げる陣幕から現れたのは、白装束の五人の若者たち……シンケンジャーと名乗る彼らはその化物=外道衆たちを倒し、立ち去っていく。が、気付くと士の姿もない……どうやらシンケンジャーのお供の黒子と一緒に行ってしまったようなのだ。
 その頃、志葉家では士は黒子としてこの世界が何なのか、シンケンジャーが何者なのかを探ろうとする。が、志葉家では体調が悪いのに丈留たちを心配して病院にいかない彦馬と、それを心配して無理にでも病院に行かせようとする丈留とが喧嘩をしだしてしまう。
 一方、海東は源太の元からこの世界の宝・折神を盗み出す。取り戻そうと追ってきた源太と一戦を交えるが、そこに士たちが何者か調べようとするシタリが使わしたアヤカシ・チノマナコが乱入。無双の怪力を誇るチノマナコに源太も海東も手も足も出ず、逆にディエンドライバーを奪われてしまう。
 士を心配してやっぱり黒子に扮して志葉家に忍び込んだユウスケにわかったことを説明する士だが、その前にボロボロになって逃げてきた海東が……ディエンドライバーが奪われたと聞いた士は喜んで「貸しを作ってやる」とディケイドに変身してチノマナコを倒そうとする。しかし、電王ライナーフォームを呼び出し電車斬りを放とうとした瞬間、チノマナコに逃げられてしまう。
 逃げたチノマナコは外道衆の活動限界である水切れの時刻になっても平気そうどころか、ディエンドライバーを使い仮面ライダーに変身してしまう……

 戦隊物と仮面ライダーの初のコラボ。仮面ライダーの抱える問題を解決することで世界を救ってきた士だが、この世界ではその仮面ライダー自体が存在しない。自分は本当に世界にとって必要な存在なのか、迷う士。一方、夏海は仮面ライダーのいないこの世界に強い違和感を抱く。
 シンケンジャー内部も丈留と彦馬に不和の危険が訪れたりしてる上に、ディケイドたちが現れたせいでこの世界に初めてのライダー……それも、悪のライダーが誕生してしまう。
 しかし鳴滝さんはいっつも思わせぶりなこと言ってるけど、何を知ってるのかがよくわからないのが……


2009年07月13日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その4

  東のエデン #11「さらにつづく東」。結託したセレソンNo.1、No.2、No.10により「迂闊な月曜日」の再現がさらに大規模になって行われようとしていた。その企みを潰そうとする滝沢だが、彼の根城であるシネコン跡に彼がドバイに送り出した二万人のニートが全裸で帰ってくる。
 東のエデンメンバーらと共に滝沢が迂闊な月曜日の首謀者ではないかという疑念を持った咲だったが、滝沢とNo.1物部らの会話を携帯を通じて聞いて、滝沢が迂闊な月曜日首謀者どころか、二万人のニートを募りミサイル被害から人々を救った張本人であることを知る。しかし同時に、滝沢が助けた人々、一緒に活動したニートたちから疑いと批難を受け、絶望し、自ら記憶を消した過去も知る。
 いまだに滝沢が全ての首謀者だと思い込んだニートたちは滝沢を求めて荒れ狂うが、そこに全部を背負う覚悟を決めた滝沢が姿を現す。

 謎が色々放り投げっ放しよりなにより、二万人ニート全裸祭wwwww 迂闊な月曜日はNo.10結城亮が日本の社会全部に絶望し、全部を一度リセットするために仕掛けたもので、滝沢はそれをセレソン携帯で知り、二万人のニートを募って警官に偽装させ、避難誘導しミサイル攻撃から人々を助けていた。が、世間や助けたはずの人々から疑念の目を向けられ、のみならず一緒に行動したニートたちからすら疑いの目を向けられた滝沢は、絶望しながらも自分が全てを背負うためにニートたちには自分がミサイル攻撃の首謀者だと偽り、ニートたちを世間の攻撃から守るためにドバイに期間限定で送り込んでいた。
 咲は迂闊な月曜日について「誰も犠牲が出なかったなんてがっかり。もっと面白いことがおこれば良かったのに」と言ったことを思いだし、自分も滝沢を追い込んだ「世論」の一部だったことを知って愕然とする。
 しかし咲の聞いた滝沢の会話、そして板津が命がけで送ったセレソン携帯の履歴を見て、東のエデンメンバーらと共に立ち上がる。
 そして一度は全てに絶望したはずの滝沢の選択は、人々の批難も無邪気な敵意も全て一身に背負い、それでも彼らと共に社会を守ることだった。
 「東のエデン」サイトでニートたちのアイデアを募り、ジュイスに最もミサイル攻撃を防ぐ効果的なアイデアを検索させ、それを実行させる。色々謎やら詳細は不明なのだけど、むしろ舞台劇的な作品だったのだろうなぁ、と思う。最後、滝沢はこの国の王様になって人々の不満、敵意も一身に背負うという選択をしたことも含めて。
 今の日本見てると、この雰囲気とか構図とか色々身につまされますわ。マスコミのイメージ戦略だけで国民からの悪意を買ってる指導者とか見てると。一億二千万の眠れるニートは、目覚める日が来るのかねえ。
 あ、映画はもちろん見に行きます。あとパンツが生きてて良かった。w


  リストランテ・パラディーゾ #11「リストランテの人々」。オルガの誕生日が近づく中、まだ未練が断ち切れないクラウディオに平然と会いに来るガブリエッラに腹を立て、ニコレッタは彼女にクラウディオを傷つけていると突きつけてしまう。ガブリエッラはニコレッタの気持ちとクラウディオの優しさに甘えていたことを認め、しばらくカゼッタ・デ・ロルソには顔を出さないとクラウディオに告げる。
 そしてオルガの誕生パーティ、ニコレッタから「是非来てくれ」と言われたガブリエッラも参加し、気心の知れた人々同士の歓談が繰り広げられる。そんなとき、オルガの目の前に運ばれてきたバースデーケーキ。それが、ニコレッタから彼女へのプレゼントだと聞かされたオルガは、ニコレッタを捨てたも同然にしてしまった良心の呵責がついにあふれ出し、ニコレッタが自分の娘だと参列者の前で暴露してしまう。

 原作の良さもあるんだけど、これ、ホントにクリスタルブレイズと同じ監督? いや、スタッフやら諸々の条件で作品の出来って大きく変わるんだなぁ、という好例になりましたわ。
 オルガの告白を聞いたロレンツォは案の定ニコレッタがオルガの娘だと気付いていたのだけど、その理由が「笑顔がとても良く似てたから」という、異父兄弟のジジとまったく同じ理由なのが、心憎い。オルガもニコレッタのことを想っていなかったわけではなく、でも女としてロレンツォに嫌われるのが怖くて何も言い出せなかった、というさじ加減の演出が絶妙。思い出したように母親らしいことをしようとするのも、その良心の呵責からだったのだよな。
 そしてクラウディオ。ガブリエッラとの生活を忘れられず、結婚指輪を付けっぱなしで、一度心の整理がつけられないまま指輪を外そうとしてニコレッタにパスタをかけられてたけど、今度はちゃんと気持ちに区切りを付けた上で、自然に指輪を外す。まあ、だからと言ってニコレッタの気持ちを受け入れたわけじゃないんだけど、小洒落た憎い結末ではありますな。


  けいおん 番外編「冬の日!」。う〜ん、つまらないわけではないし、作画は間違いなくいいんだけど、世間様で騒ぐような熱狂する何かは最後まで見出せませんでしたわ。「京アニクォリティに加えてどういう『いい話』を作ればファンを釣れるか」という計算が丸見えで。いや、それは商売と言うことを考えれば別に悪いことじゃないんですけどね。ただ、妙な自意識を感じてしまうのが。ハルヒのエンドレスエイトループでもそれを感じ始めてます……


2009年07月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 咲#15とまにまに#2と化物語#2とループ

  #15「魔物」。その気になれば自分の存在感もろとも捨て牌、リーチまでも同卓の相手に気付かせないように出来る東横桃子の特技がいよいよ本領を発揮し、またもや透華はあり得ない振り込みをしてしまう。しかし目の前の卓をPC画面に置き換えてしまうことで100%デジタル打ちの力を発揮できるようになった和には通じず、結局各校横並びのまま大将戦へ。
 各校満を持して実力者を送り出す最終決戦、注目は当然大会を荒らしまくった怪物・天江衣だが、まったく無名の咲が二連続で嶺上開花で上がり、好気の目を一身に集めることになる。

 透華まったく目立たず副将戦終了って……仲間からも「一番高い役を上がったのにねえ」「記録に残るより記憶に残る麻雀ってわけだ」とかからかわれてるし。愛されてるねえ。一は別の愛し方の気がするけど。
 で、大将戦。注目度No.1の衣に去年の雪辱を狙う池田とのカードが注目されていたけども、のっけからいきなり嶺上開花を出す咲に一気に注目が移る。それに対しやはり無名の鶴賀の加治木が一か八かの牽制をかけ、曲者の伏兵ぶりを見せつける。つか、池田ってこれまで「福地先輩好き好き」しかイメージがないけど、ホントに強いの? あと、ホントに衣がこれまで言われている通りの強さなら、衣の独壇場に咲が一矢報いる展開になりそうな。
 それとやっぱり制作会社が変わってました。まあ、GONZOが今アレだからなぁ。


  宙のまにまに #2「ファーストスター」。最後の部員が集まらず廃部の危機だというのに緊張感なく一年の朔の教室に入り浸る美星。そんな彼女をいらだたしげな目で見つめる蒔田姫。彼女は受験当日、落ち込んでいたところを朔の何気ない一言で救われ、それから密かに朔に心を寄せていた。なんとかして美星を朔から遠ざけようとする姫だが、美星に無理矢理引っ張られた屋上での天体観測でこれまで思って見なかった星空に一瞬心を奪われる。が、それよりなによりつきあってると誤解していた朔と美星がなんでもないと知り、一気に攻勢に出るべく天文部に入部することになる。

 なんつーか、キャラは地味めな割に妙にハイテンションなのな。美星を始めとして、江戸川とか、朔のお母さんとか。ふーみんも何気にハイテンションだし、部長は部長でハイテンション……なのかな?
 話としてはライバル登場+天文部本格始動ですか。しかし文芸部は全天候対応というか、そりゃインドアじゃ天候関係ないわな……つか、文芸部こそ余所様の理解を得られない部活の代表のような。まああの会長なら無理矢理理解を得るんでしょうけど。


  化物語 #2「ひたぎクラブ 其ノ貳」。めだかボックスでもそうだったけど、羞恥心のない美女、ってのは、西尾維新のパターンなのか? まあなんでもいいけど。
 重し蟹についていろいろ語ってたけど、よく考えたら一番結びつけそうな「オモイカネ」は出てこなかったのな。重さを取り戻した後のひたぎのあの態度は、暦の願望混じりの幻想なのか何なのか。
 ところで今回OPがついてたけど、なんかヒロインごとに変わるっぽい? つか、本編でもそうだけど実写の多用はいつもの新房作品ながら、どれだけ視聴者がついてくるのかなぁ。まあ延々ループよりは大丈夫でしょうが。


 で、 ループ 。なんか「この後の新作部分は全部エンドレスエイト」って噂も出てきてるようで……まあ、やっても今の京アニなら不思議ではないけど。いくら京アニでも、ホントにやったら悪い意味で伝説になると思うのだけどなぁ。


2009年07月16日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#14とうみもの#4とかなめも#2

  バスカッシュ #14「スプラッシュ・ダッシュ・クラッシュ」。ついに決勝戦、ファルコン率いる「キング・オブ・キングス」と対戦するチームバスカッシュ。しかしアランは妙な胸騒ぎを感じ、はるかもまた念の為にガンツにあることを頼んでいた。
 試合はセンタータービンの風車と巨大ホテルのスカイラウンジに取り付けられた特設ゴール。難関ゴールであることとチームワークばっちりのキングオブキングスに一方的にリードを広げられる。しかも突然の嵐で足場のグリップが効かない。そんなとき、お使いに行ってたガンツがようやく戻ってくる。彼が運んできたものとは、雨天用の新シューズだった。

 セラ、アイスマン、ダン、それぞれの想いを乗せた最終試合が始まる……んだけど、なんか妙に肩の力が抜けてるというか。しかし本来の実力が出せても相手は強豪。立ち上がりの悪さに加え、突然の雨というアクシデントによって前半はファルコンたちの一方的な試合。
 しかし後半に新シューズが届き、ダンたちの追い上げが始まる。セラもアイスマンも復讐ではなく自分の過去を乗り越えるため、勝利を目指す。そんな中、試合前から異常の兆候を見せていたアイスマンの左腕にはっきりとした異常が起こる。苦痛をこらえ、左手を潰しながらもファルコンとの競り合いで手にしたボールをダンに託し、更に猛追するファルコンをかわし、無理にでも自身でゴールを狙うのではなくセラにパスを託すという、これまでのダンでは考えられないプレイで勝利を手にする。
 が、喜びに浸る暇もなくアイスマンの左腕の異常、セラの父親の暗殺、ダンを「伝説の男」と呼ぶジェームスたちと、この後の波乱を感じさせる展開に。
 監督交代後一時落ち込んでたみたいだけど、無闇に勢いがある展開が復活してきた模様。
 OP・EDも後半になって変更してる。前半のも好きだったんだけどなぁ。後半の展開にはこっちの方が合ってる、ってことなんだろうか?


  うみものがたり #3「試される心」。セドナを封印するためには一刻も早く空の巫女である夏音の心を純粋にしなくてはいけない。そう考えた亀の松本は夏音に離れ小島にある心をピュアにする宝物を取ってくるように言う。自分がピュアになればマリンたちも早く海に帰れるかも、とちょっと思った夏音は、松本に貰った洞窟の地図を手に、離れ小島へ。
 だがそこには海賊船と海賊の宝があるという言い伝えがあり、洞窟内で迷った夏音とマリンはその海賊船を見つけてしまう。そしてその海賊船で彼女らを襲った者の正体とは……

 今度の海は、サムがいっぱーい。って、サムとワリン、もう出ないかと思ったら意外にも再登場。サムは何も考えなしのさわやかキャラだけど、ワリンはそらは危険な場所だと思い込み、マリンたちを心配して追いかけてきたのはいいのだけど、その思い込みが激しくて空人である夏音にやたらと攻撃的。つか、やたらと戦闘力高くないですか?
 夏音がマリンの相方である空の巫女と言われてなお疑うワリン。だけど、セドナの影響と夏音が邪悪オーラを発散させてしまったせいで海賊が復活、邪悪な魂を奪おうと夏音を襲う。でも、まあワリンはマリンを心配するあまり攻撃的になったとしても、都さんは天然に邪悪じゃないですか? あと、急速に距離を縮めるマリンと夏音に嫉妬するウリンも邪悪をため込んできてるような……セドナの力を浴びたとおぼしき指輪も預かってしまうし。
 そういえば元鰈はいまだにセリフのある出番がないですな……


  かなめも #2「はじめての、新聞配達」。風新新聞専売所の一員として初めて迎える朝、誰もいないのにアブダクションかとびびりまくるが、実際はもちろん懲戒の配達に出払ってただけ。朝食を準備が終わった後、順路帳を片手に配達先を回るが、変質者が出ると脅されびびりまくって帰ってくる。試しで夕刊を配ることになるが、かなが配達に必須とも言える自転車に乗れないことがわかり、急遽特訓することに。
 ボロボロになりながらもちっとも自転車に乗れるようになれないかなだが、持って配れる範囲でということで初めての配達に。しかし配達途中に雨に降られ、雨宿りしてるところをやっぱり新聞の束を抱えた少女に出くわす。
^  相変わらず性格破綻者ばっか。けど、趣味嗜好はどん引きするほど異常だけど、行動とかは結構まともなんだよなぁ。不審者対策もばっちりやってるところがアレだけど。
 自転車の練習もはるかのどん引き妄想以外はちゃんとやってるし。
 そして新聞配達でライバルキャラ登場。って、釘宮声の(元)お嬢様って、ベタだなぁ。
 主にはるか辺りの変態ぶりがマジ引きだけど、雰囲気が出てるのでなんか妙に気になってしまう。突然藁の中の七面鳥とか。


2009年07月17日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 大正野球娘#1と東京マグニチュード8.0#1

  大正野球娘 #1「男子がすなるという、あれ」。鈴川小梅は良家の子女が集まる東邦星華女学園に通う、洋食屋の娘。親友で真性のお嬢様の小笠原晶子に突然有無を言わせずある約束をさせられる。それは。「一緒に野球をしてくれ」というもの。「野球って、男の方がしているという、アレ?」というくらいの知識しかない小梅は晶子やその他誘いに応じた級友たちと一緒に近所の大学の野球部へ練習を見に行くが、そのスパルタな練習に級友たちは皆逃げ出してしまう。逃げるタイミングを失った小梅はなし崩しに二人きりでメンバー集めからやることになってしまう。

 ライトノベル原作のアニメ化。大正時代に女の子がスポーツをする、ってのはあり得ないんだけど、そのあり得ないを「IF」として「実際にやっちゃったらどうなのか」というのを基本に描いてるのは好感。
 でも、だからってのっけから「ナベチャンタラギッチョンチョンデパイノパイノパイ」は……いや、面白いですが。
 特にエキセントリックなことやらせなくても、カルチャーギャップを丹念に描くことで面白いものは作れるんだなぁ、という第一話。問題なく視聴継続。


  東京マグニチュード8.0 #1「お台場、沈む」。中学一年生の未来は夏休みを目前にしていろんなことにうんざりしていた。海外旅行に行く友人をよそに仕事ばかりで旅行どころかまともに家で顔を合わせることも少ない両親、自分や親に気を使いまくる弟、夏休みの課題として出された「将来の自分」……
 弟の悠貴はまとまらない家族を目にし、特に全部をバカにしているかのような未来をなんとかしようと、自分が行きたい展示をやってると言って無理矢理未来をお台場に引っ張り出す。
 未来は相変わらず文句を言い、全部がつまらないことのように言いながらも「面白そうなこと」に他人の横やりが入るのに勝手にすねてしまい、悠貴を一人でトイレに行かせ、屋外で待っていたその時、突然激しい揺れが襲ってくる。そして彼女が見たのは沈む建物、崩壊していく橋だった……

 のっけにリアルさを強調するかのようにシミュレーションしたことを告知してるけど、本編の方もリアリティーを出すためにかなり等身大の女の子を主人公にしてる。見た目は「それでも町は回ってる」の歩鳥? と思ったけど、石黒氏は別にスタッフに絡んでないよう。中身は、中学生くらいの女の子にありがちな、世間をどこかつまらなさそうに、さげすんだように見ている、どこにでもいそうな子。まったく世の中に飽きてるかと言えば、そうではなくって面白いことが何か、どう探せばいいか見失っているだけなのだけど、面白いと思ったこと、良いと思った物がほんのちょっとしたタイミングで水を差されたと感じてしまう。
 そして、その鬱憤を晴らすために「こんな世界、壊れちゃえばいいのに」と携帯メールに書いた瞬間、それは起こる。
 彼女の何気ない言葉の通り壊れていく世界。そして何が起こってるのか理解した瞬間、思い浮かんだのは弟のことだった。
 ノイタミナ枠はかなりそうだけど、これも地味めながらかなり面白い(って言うと題材が題材だから何だけど)話になりそう。
 ところで最後の滝川クリステルのアナウンスは、お約束なの?


2009年07月20日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#21とディケイド#25

  シンケンジャー #21「親子熊」。源太が烏賊折神を奪った海東を追いかけてた頃、街で暴れる人々が急増した原因を探るシンケンジャーたち。調査中千明と茉子の休憩していたファミレスで、突然軽い感じの中年男が割り込んでくる。彼は千明の父親。フレンドリーに接してくる彼に、千明はあからさまにイヤそうな顔をする。侍らしさのかけらもない父親のせいで自分は実力的にみんなより劣ると信じているためだった。
 そんなとき、アヤカシ・ササマタケによって凶暴化させられたサラリーマンが乱入、人質を取って立てこもる。千明と茉子は人質を助けてサラリーマンの身柄を確保しようと作戦を立てるが、何故か千明の父が茉子に絡んで作戦の邪魔をする。

 親子熊って……まあ、折神が熊だからでしょうけど。  師匠でもある自分が弱かったから自分も弱いのだと思い込んでいる千明。その父親を千明は毛嫌いし、人質を助けようとしてたのを邪魔されたことで余計に反発が大きくなる。だが、人質の女性を助けるために飛び込もうとしていた茉子は、千明父の行動は女性のそばに赤ちゃんがいたことに自分が気付いていなかったため、茉子の邪魔をすることで赤ちゃんと茉子の両方を守ったのだということに気付く。
 千明に明るく育って欲しいと願って育てたこと、そして父が軽薄な態度と裏腹に今まで気付かなかった「すごさ」を持つことに千明は気付く。
 千明が他のメンバーにすぐ追いつくわけではなく、段階を経て成長していくわけか。相変わらず上手いなぁ。


  ディケイド #25「外道ライダー、参る!」。シンケンジャーの殿様・丈留と対峙する士。しかし、鳴滝から「ライダーは世界を破壊する」と聞いていたシンケンジャーたちは士をあからさまに警戒する。ひとまず話を聞くために士と一緒に光写真館にやってきた丈留、そしてその丈留を追ってきた流ノ介たちは、ここ最近の異変は士がこの世界にやってきたせいでないかと問い詰める。解放されていた海東に、海東から烏賊折神を取り戻すべく乗り込んできた源太も含め大騒ぎになったところで、士をこの世界から追い出そうとする彼らに切れた夏海が、「なんで士君が否定されなきゃいけないの!」と叫ぶ。
 当の士も自分が世界にとって何の意味もないのか悩み始めており、何も言えなくなってしまう。その時、街中にディエンドになったアヤカシ・チノマナコが現れ暴れまくる。

 士が訪れることで異分子である彼への拒絶反応により、その世界は崩壊する……って、これまでの世界を見てる限りそうは思えないのだけどなぁ。実際はともかく、少なくとも鳴滝はそう思い込んでいるよう。
 その鳴滝の言葉を真に受けて、シンケンジャーたちは右往左往し、士自身も世界に拒絶されてるのを感じて自分がいるべき世界などないのではないかと迷う。
 それを一喝したのは夏海。士の帰る場所、それは光写真館……必ず帰ってくると信じて士たちのために写真館で料理を作って待つ栄次郎、その栄次郎の姿に、自分も丈留たちのための帰る場所であり続けようと決意を新たにする彦馬、そして自分を待っていてくれる人たちがいることを実感する士。
 丈留もまた、鳴滝の言葉に惑わされず自らの目で士を判断し、決して世界の破壊者などではないと断言する。
 ディエンドチノマナコを倒すためユウスケ=クウガ、シンケンジャー、ディケイドが協力し、倒す。
 しかしファイナルフォームライドカード、ディエンドが呼び出したライダーでも使えるのか……
 次回は仮面ライダーBlack RXの世界。そして映画と連動して大ショッカーがついに登場。天本英世もだけど、菅貫太郎が生きていればなぁ……


2009年07月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 咲#16とエレメントハンター#3

  #16「結託」。大将戦のっけから大番狂わせの咲の嶺上開花二連続で幕を開けるが、加治木の一か八かの牽制により、勢いを削がれる。さらに怪物、天江衣がその真価を発揮、海底撈月二連続で一気に場の空気を飲み込んでしまう。まるで思うような手が揃わず、各校は衣の支配下で苦しむことになる。

 なんつーか、オカルト麻雀の真打ちって感じですな。いや、麻雀知らないけど。さすがにそれはありえんわー。
 咲の活躍、加治木の曲者ぶりもあっという間にかすむ衣の絶対的なオカルト力。しかも満月の晩になればなるほどその力が増すって、素人目に見てもありえねー。
 加治木のサポートで咲が一矢報いた以外はまったく良いところナシの前半戦だけど、後半戦では突破口を見いだせるのかねえ。つか、池田がいいとこなさすぎじゃね?


  エレメントハンター #3「オレたちの再結晶!」。元素消失とか、かなり無理矢理な設定だなーと思ってたら、今回その深刻さを演出で強調する回。天災と同じように特定地域の元素が消失してしまうことがどんなことを引き起こすか。人命を落としかねない事故もそうだし、銀盤写真の銀が消失することで思い出すらも奪われることを描く。先回人間を構成する元素数を挙げていたけど、つまり人間の大量死が起こるような事故も起こってるってことだよな。今回回収された炭素なんて必須も良いところだし。
 あと、サポートアンドロイドのユノには元になった人格があることも示唆されてたけど、それって話の根幹に関わるのかなぁ。


2009年07月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 懺絶望#3と宙まに#3

  懺絶望 #3。本編はいつも通りなんですが、最後の絵描き歌が……麦人にこんなことやらせるなんて新房監督くらいのものですわ〜。流石。


  宙まに #3「プラネタリウム」。相変わらず美星に振り回される朔は、毎晩天体観測に連れ回されるのに流石にうんざりして放課後美星に強制連行される前に逃げ出してしまう。逃げ出した街の図書館で生徒会長とばったり出くわすが、そこで生徒会長と話す内、美星に引っ張り回されて、なんだかんだ言って星が好きになっている自分に気付く。

 ふーみんが文芸部の権勢を誇るシーンは、元文芸部としては嬉しい限りですよ。現実の文芸部はむしろこっちの天文部並に一般に理解されないマイナー部ですから……
 で、美星に振り回されて体力を削られる上、目立たない立ち位置にいたいのに美星がお騒がせ発言連発のせいで目立ちまくりなのにさすがにうんざりしてエスケープ。でも、星を見るのが好きになってるのに気付いて、美星にブッチしたことを誤りに行く。美星も小夜に強引さを叱られて反省してたのだけど、やっぱり全然懲りてないのが、相変わらず。
 で、やる気を盛り返した美星だけども梅雨に突入して星が見られず、一気にテンションダウン。そこにふーみん登場で活動してないことを責め立てられたところで朔がプラネタリウムに行くことを提案する。
 こないだのSF大会で 手作りプラネタリウム を見ましたが、やっぱ見せ方によってはとても面白い。真っ暗な中で投影された星の光だけが見えるというのは、作り物とわかってても、なんか人間の本能に訴えるものがあるんでしょうな。いや、長野の山奥で見る本物の星空も本当に手に届きそうな錯覚に陥るのですが。
 そんな私はまったく天体マニアではないのですが……


2009年07月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] NEEDLESS#1とバスカッシュ#15

  NEEDLESS #1「アダム・ブレイド」。日本が世界と戦争をした後、東京に生まれた不毛地帯「ブラックスポット」。そこではまれに不思議な力を操る人々「ニードレス」が生まれていた。そのニードレスを狩るためにブラックスポットの人々を襲う巨大企業シメオン。そのシメオンにあらがうレジスタンスの一人クルスは、仲間が全滅し、唯一の身内である姉も彼を救うために犠牲になる。
 ただ一人になってしまったクルスは地下道を逃げるが、シメオンのロボット兵器・テスタメントに追い詰められる。だが、そこで神父の姿をした不思議な男と出会う。

 あ〜、なんつーか、非常に微妙な感じ。と言ってもそれは原作からそうなのだけど。
 今wikipediaの記述を見たら、学生時代にノートに書いた2000ページのマンガが元だということで、なんとなく納得。
 独特なノリが肌に合えば気に入るのだろうけど、個人的にはあんまり……まあ、ジャンクフード的に楽しめればいいのではないかと。


  バスカッシュ #15「ラウンドトリップ・トラップ」。OCBリーグに優勝し、月での大会参戦権を得たダンたち。地上から月へ向かう唯一の移動手段・ムーンキャノンのあるスカイブルーム王国へとやってくるが、そこは異様なまでに潔癖なルールで雁字搦めだった。しかしダンはそれにかまわず子どもたちの前でバスカッシュをやってみせようとして、逮捕されてしまう。
 ダンが伝説の男ではないかと睨んでいるジェームズは王国と交渉するが、恩赦を出すにしても一年はかかるという。切羽詰まった彼は、とんでもない行動に出る。

 あ〜、アイスマンの左手足って義手義足だったのか。再起不能ってわけじゃないけど、逆に手足を失った理由が気になる。
 で、アラン=フローラ姫の故郷であるスカイブルームに舞台は移動。有名人のアランは正体がばれないようにこそこそしてるけど、ダンは相変わらず空気を読まずにとんでもないことに。
 なんでスカイブルーム王国がそこまで潔癖なのか、よくわからないなぁ。景観の保護政策が過剰になってしまった結果、ということなんだろうか?
 で、窮地に陥ったダンを救いに現れた救世主・ミスターパーフェクト……って、どう見てもジェームスですやん。はるか曰く「昔はもっとバカだった」って、そっち方面のバカですか。
 ジェー……ミスターパーフェクトの手引きで刑務所を破壊し脱出したダンは仲間と合流、ムーンキャノンにギリギリで間に合う。ムーンキャノンに飛び乗るシーンは、ホントに間に合わないかとちょっとどきどきした。
 けど、無事月に行けるという余韻を味わう暇もなく事態は再び急展開。弾道がそれ、ムーニーズへと向かうはずが月の裏側に……そこでダンたちが見たのは砂漠の街で見たのと同じような遺跡、そこで発掘する巨人の人影、そして巨大な光る手……光る手によってはじき飛ばされたムーンキャノンはアースダッシュへと逆戻り……ええ?! これからどうなるの!?


2009年07月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] うみもの#4

  うみものがたり #4「光を覆う心」。皆既日食目当てに訪れた観光客で賑わう島。稼ぎ時と宮守親子。亀の松本もその邪悪さに呆れて夏音に日食の瞬間に注意しろと言われる。心にわずかにでも邪悪があれば闇に心を蝕まれ、戻って来れなくなるのだと言う。そんな中、ウリンの様子がおかしい。いつもマリンにべったりだったのが、夏音が現れたことにより、疎外感を感じるようになっていた。
 そして日食が始まり、直前に元カレの小島からの電話で心乱される夏音を心配するマリンたちだったが、寂しさから夏音に憎まれ口を叩くウリンに、突然マリンが心ない言葉を浴びせる。

 マリンがピュア100%だから大丈夫、と太鼓判を押されていた割に、日食の影響を受けて心の中にわずかに芽生えた邪悪さが引き出されてしまう。そんなことを言うつもりではなかったマリンだが、口に出た言葉はもう戻らない。後悔しながら飛び出したウリンを探すが、意外にも二人のために冷静に行動するのが夏音。これまで自分の中にあった嫉妬、怒り、恐れなどの邪悪さの経験から、マリンをなぐさめ、ウリンの行きそうな所を考え出す。
 しかしウリンは初めて大好きなマリンから罵られたショックで心の中に芽生えた邪悪さが増大し、セドナの妖気をあびた指輪が反応する。やっぱり予想通りな展開だけど、姉妹対決になってしまうのか。
 あと、もう一人ツインテールの人影が出てたけど、あれは公式のキャラクター紹介に出てなかったよな……


2009年07月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#22とディケイド#26

  シンケンジャー #22「殿執事」。源太が志葉家にやって来て頼み事があると言い出す。最近屋台寿司に常連が出来たのだが、大財閥の御曹司である彼は財産目当ての女に群がられてうんざりしてるのだという。そこで偽の婚約発表をしようと、ことはに婚約者役をしてもらえないかと源太を介して頼んできたのだった。
 ことはが令嬢、丈留はお付きの執事という役割になり、偽の婚約発表は成功。しかし御曹司は本気でことはを口説き出す。実は今回の依頼は半ば口実で、以前会ったことはの、相手の身分など気にしない優しさに心奪われてしまっていたのだった。
 だが、アヤカシ・ウラワダチが御曹司に取り憑いており、その甘い気持ちを生命ごとくらい始める。

 殿執事言いたかっただけちゃうんかと>サブタイトル
 絵に描いたような逆タマコースをたどることはだけど、御曹司に特別な気持ちを抱いていない……というか、シンケンジャーとしての使命が第一でそんなことなど考えられない様子。けど正面から気持ちをぶつけられて、断ることもできない。
 そこに付け入ったのがウラワダチ。御曹司の恋心に取り憑いてしまっており、命を吸いきるまで離れることがない。そこでことははわざと丈留にヒドイ罵声を浴びせ、金目当てであるかのように振る舞う。ことはに失望した御曹司からウラワダチが引き離され、烈火斬刀大筒モード→イカダイカイオーでとどめ。
 御曹司はことはの態度が自分を助けるための演技だと理解するが、丈留がことはの想い人と誤解し勝手に身を退く……いずれにしても思い込みの激しい坊ちゃんだ。
 来週はなにより、高橋元太郎がゲスト出演。格さん+うっかり和尚? 兄弟拳バイクロッサーは?


  ディケイド #26「RX!大ショッカー襲撃」。なんだか昭和テイストあふれた世界にやってきた士たち。士の格好もなんだか時代遅れなファッションに……そこに、士のことを「霞のジョー」と呼び、クライシス帝国のシュバリアンが戦闘員を引き連れ襲ってくる。そして士を守るために現れた男、南光太郎。彼は仮面ライダーBlack RXに変身し、シュバリアンたちと戦う。が、その最中、何故かファンガイアとイマジンが現れRXはピンチに……士はディケイドに変身し苦戦するRXを助けるが、敵を倒した後で光太郎が士を世界の破壊者と呼び逆に襲いかかろうとする。
 夏海が間に入って光太郎はお互い話をすることに。クライシス帝国と戦う光太郎だが、最近別の勢力が暗躍しており、その調査をしていた仲間、霞のジョーも行方不明になったのだという。その為に戦っているという光太郎に、「そんなことのために一生戦えるのか?」と言い残し立ち去る士。世界をめぐってライダー世界を救っても自分の帰る世界は見つからない。そのために戦い続ける意義に疑念が出てきていた。
 そこに現れるアポロガイスト。彼は「大ショッカー」を名乗り、士を抹殺しようとする。その士を庇い、倒れる夏海。
 夏海は命こそ取り留めているものの、意識不明のまま衰弱していく。突然病院に現れた鳴滝も「ディケイドに関わる者はすべて消え行く」と言い残し、自分はやはり破壊者なのではないかと思い悩む士。その前に海東が現れ、全ライダー世界の悪の組織が手を組んだ大組織「大ショッカー」が誕生しつつあること、Xライダーの世界のアポロガイストもその一員で、パーフェクターというアイテムで人々から生命エネルギーを奪い余命を引き延ばしてるのだという。
 パーフェクターを奪うためにアポロガイストと戦う決意をした士。南光太郎も現れ、士からの問いかけに「仲間のためになら、ずっと戦い続ける」と言う彼と共闘する。パーフェクターを狙うディエンドも現れ四つ巴の戦いが繰り広げられるが、世界の壁を自在に乗り換えるアポロガイストたちに苦戦を強いられる。そしてアポロガイストに別の世界に送られる士だが、別の世界のはずが何故かそこにも南光太郎が……しかしその南光太郎はディケイドの姿を見て「世界の破壊者」と呼び襲いかかってくる。

 Black≠Black RX。見てないけど特番でそういう設定があったのをふまえているらしい。
 あと、「全ライダー集合」的な展開のために「ひとつの世界」だった昭和ライダーも別々の世界の存在、ということになってるっぽい。
 士が戦う意義に悩み出す展開は唐突な気がするけど……「戦い続ける」ことに倦んできたってことなのか? まあ、根無し草で終わりの見えない戦いを続けるのは嫌んなるだろうけど……
 そこでようやく登場した、超世界的悪の組織「大ショッカー」。いや、このネーミングセンスはすごいですわ。
 その尖兵として、クライシス帝国と手を結ぶためにやってきた大幹部のアポロガイスト。Xライダーは余りよく憶えてないんだよなぁ。けど、デザイン的にそんなに古びてないよな。むしろシュバリアンの左右非対称な腕のデザイン(特に左腕)が……
 夏海の危機に面し、自分の帰る家のため、待っていてくれる夏海のために戦おうとする士。でも、別世界に送られる。しかもそこはRXの世界とよく似た別世界「Blackの世界」。何も知らないそこの光太郎に襲われることに……これが原作Blackの世界だったら面白いのに。って、今回前半でディケイドがカメンライドしたのがアギトってのは、アギトが原作Blackの設定からの影響が大きいことのオマージュ?
 大ショッカー設定は映画にそのままつながるのだろうけど、結末が映画、ってことはないよな……電王映画方式で、大ショッカーとの決着を付け、士の正体とかの決着に入るのかな?
 次回は平行世界設定でなければありえないBlack×Black RXの揃い踏み。


2009年07月28日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 咲#17

  #17「悪夢」。衣の独走で終わった前半戦。意気消沈するしかない咲たちだが、咲は和から「自分を打ち負かした時の自身に満ちあふれた打ち筋はどこへ行ったのか」と言われ、衣の雰囲気に飲まれまくっていたことに気付く。
 一方、衣は藤田プロから「お前は麻雀を打っていない。打たされているだけだ」と言われる。

 とりあえず池田、いいところなしというか、当て馬もいいところというか。衣の残酷な遊び心で点数を0点調整され、飛ぶ寸前にさせられてしまうし。もし他校が上がっても風越から上がれば池田が飛んで衣の勝利確定。にっちもさっちも行かない中、自分が嶺上開花で上がると見せかけて、わざと池田に上がらせる咲。なんか池田、いいように使われてますなぁ。
 他はピンチに陥った三校の百合ん百合んな慰め合戦とか。タコスが京太郎に本気なのかどうなのか。

[その他] いろいろと

 死にたいとか言うと誤解されそうだから、代わりに消えたい、とでも書いておこう。正直なんもかも投げ出せればいいのに、と思う。「俺のせいか!? 違うだろ!?」と思ってる自分もいるけど、そう思ったところで誰かが全部肩代わりしてくれるわけでもない。
 とりあえずどうにもならんので、豚バラチャーシューと半熟煮卵でも作る日がな一日。
 茄子とメロンの皮のぬか漬けはちょっと漬けすぎてしょっぱくなりすぎた。キュウリならどんだけ漬けても食えるのだけど。


2009年07月29日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 宙まに#4とガンダム祭

  宙まに #4「夜明けまで」。夏合宿の計画を立てる天文部。文化部、しかも生徒会からバリバリに目を付けられてるのに合宿なんて予算が下りるのか、という不安とうらはらに、意外にもすんなり申請が通る。が、合宿所のある東北の湖畔で、琴塚会長率いる文芸部とばったり……文芸部と引率する副顧問の予定の都合で文芸部との同時合宿になってしまい、しかも文芸部は立派な宿泊所、天文部はボロの廃墟とその差が激しい。しかし、そんな中でも天文部の本番である夜がやってくる。

 この学校って関東圏だったよな。観光地の湖畔に合宿所って、実は金持ち学校?
 そもそも文芸部が合宿ってのが、天文部の合宿以上に意味が不明なんだけど……
 それはともかく、文芸部と格差を見せつけられてる合宿なのだけど、キャンドルでの夕食で暗闇に目を慣らし、一晩中の天体観測へ。これはこれでロマンがあるのだろうけど、夜が明けて合宿所に戻って雑魚寝状態の所を琴塚会長に見られて、不純異性交遊を言い立てられるらしい。なんかそういうのと最も縁遠い連中だと思うのだけど……
 あと、何気に江戸川が活躍してたな。天体観測と写真は切っても切れない(と思う)からなぁ。


 それと、NHK-BSで五夜連続でやってるガンダム祭。つけたら0083やってたんで思わず見てしまった。


2009年07月30日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#16

  バスカッシュ #16「アンダーグラウンド」。巨大な手により月から地球に押し戻されてしまったダンたち。しかも落下地点近くの巨大な穴に、アイスマンが謎めいた言葉を残して飛び込んでいってしまった。
 アイスマンを追って穴の中に続くダンだったが、その先にはどこにも居所のなくなったあぶれ者の集う街・アンダーグラウンドが広がっていた。何故か捉えられ、牢屋に放り込まれるダンだったが、同室になった男・プライスから選ばれることはチャンスだが、悲劇でもあると意味深なことを言われる。
 そしてダンが選ばれ、引っ張り出された先は命を奪い合う闘技場だった。

 これまた急展開。アイスマンの左手足に因縁のある街、アンダーグラウンド。月に行くどころか逆に地底に行ってしまい、ダンも仲間とはぐれてしまい命を取るか取られるかという状況に追い込まれる。それでもバスケ・バスカッシュでしか勝負しないという矜持を貫く。
 けどそのせいでアンダーグラウンド全体を敵に回すことに……さらに、エクリップスのマネージャー・ヤンが伝説の男かもしれないダンを消すために暗躍。アースダッシュと月の危機を救うヒーローを演出するのが野望なのか?
 さらにアイスマンとダンを追ってミユキたちもアンダーグラウンドに潜入するのだけど……アラン=フローラ姫のバイトが……スタッフ、わざとやってるなぁ……でもそこは「モ、モ、モ、モルグに送ってくれるわ〜〜〜!」でないと。
 ミユキはミユキで修理用パーツの買い出し中に、祖父と因縁のありそうなキャラに出くわすし。そういえばOPにも出てたな。新しいOPに出てまだ出てないキャラが何人かいるみたいだけど……


2009年07月31日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] うみもの#5とガンダム大全

  うみものがたり #5「堕ちる心」。皆既日食で増大した邪悪な心に影響されてしまうマリン、そしてウリン。ウリンは夏音に付けてもらったリングのチェーンを引きちぎり、指にはめてセドナの影響下に入ってしまう。そうと知らないマリンたちはウリンを探すが、初めての邪悪な心に戸惑うマリンは立ち往生し、夏音もそんなマリンを励ますので手一杯。日食が終わりマリンの中から邪悪な心は消えるが、初めて感じた感情に戸惑い続ける。
 そして家に戻ったマリンはウリンの無事を喜ぶが、邪悪な心に捕らわれたウリンにはもはやマリンの言葉は届かず……

 邪悪な心を全否定するわけじゃなくって、それとの折り合いをつけられる夏音の一面を強調。おそらくは、邪悪な心も肯定する前振りなんだろうけど、純粋なマリン万々歳という展開にはならなさそうで安心した。
 しかしマリンに芽生えた邪悪な心は一過的なものだったが、ウリンはセドナの邪悪な気に取り込まれてしまう。そして先週ちょっとだけ顔出ししたセドナの手下とおぼしきツインテールの人影。セドナの手下かと思いきや、ウリンによると「セドナの力にあらがってる」と……しかもウリンによって邪悪な力を吸い取られた姿は、亀? 松本の関係者?
 マリンたちはまだ気付いてないけどウリンが完全に敵方に陥ってしまい、セドナの尖兵に仕立てられながらもそれにあらがったらしい新キャラも出てきて、島唄歌ってた不思議ちゃんも意味深なことを言い出すし、いろいろ新展開がありそう。


 で、今NHK-BS2で五夜連続ガンダム大全をやってるんですが、昨夜はZZのピックアップ放送をしてたわけで。自然黒歴史的になって語られることの少ないZZですが、ある意味Zガンダムに対するアンチテーゼをぶつけつつ、商業的なところからシリアス方面に振り直したこの作品は、ある意味、20年ばかり早い作品だったのかなぁ、と……美少女キャラいっぱい、オタク受けするビジュアル、わかりやすさの追求、と……それはもくろみ通りには行かなかったのだけど、改めて見てちょっと再評価しました。ZZの作りが必ずしも正しいというわけではないけど、そこに込められた意図は、今でも通じるものだと思う。