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2008年09月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 第47回日本SF大会 DAICON7レポートその2

  第47回日本SF大会 DAICON7レポートその1 の続き。

・二日目入場前
 24日朝。さっそく会場の浪切ホールへと再び向かうが、途中で地元の人も同じ方向に向かっているのに気付き、「お?」となる。それも一人二人ではなく、ホール前に至るとかなりの人数になる。なにかと思うと、入り口前でお囃子の演奏が。「まさかSF大会歓迎……なわきゃーないか」とか考えてると、大ホール前に町内会ごとに別れた受付と、大量の地元の方が。同日、大ホールでは午前中、だんじり祭に向けての安全大会が開催されていることをタイムテーブルを見て知る。道理で。
 少し早めに来たので一度会場を出て飲み物を買ってから戻ると、再入場はディーラーズルーム前の小さな入り口に制限されてて、行列に……まあ、このくらいの行列はなんてことはないですが。
 そんなこんなで二日目の開始。

・二日目一企画目「SFアニメの45年史」
・氷川竜介氏が演者
・今年のBSアニメ夜話は10月に収録
・アトムが1963年
・アニメの面白さは物語とは別?
・アニメが何故面白いかわからない。けど面白い→その矛盾が面白い
・錯覚ベースの芸術
・動かないはずのものが動けばアニメではない
・動きが鍵
・SF的な視点転換と関係あるのかも
・フィルム自体が断絶の連続・モンタージュ技法
・視覚は危険認知・予期のシステム
・動きの予知、ずれが快楽
・脳の感じる時間は?
・相似形、フラクタクル構造
・小構造も大構造も時間をコントロールできる
・ダブルアクション(カット切り替えを時間通りにしない)
・アニメは即物を描いてない。残像(空)を喚起させる
・アニメは脳をハックしてる?
・海外のアニメーションと日本のアニメは根本的に違う(アメリカではボードビル)
・日本のアニメは世界観が豊か
・アニメは理詰めで理系向きの芸術
 講演には二つのテーマを用意してきたのだけど、タイトルの「アニメ史」の方は後回しにして「何故アニメを見て楽しいか」という話を準生理的な視点をベースに分析。そしたらアニメ史の方はほとんど話す時間がなくなったという、結果的に看板に偽りあり企画。けど、面白い内容でした。アニメ史の方は基本的に2年前の企画で話したことと重複してたらしいし。
 「アメリカではボードビル」というのを補足説明すると、アメリカではアニメはそういうステージショーの延長線上で発展してきたと言う意味。

・二日目二企画目「スクリーミング・マッド・ジョージの不思議な世界」
・「SF軍事解説」がいっぱいで入れなかったので、適当に入室
・ホラー特殊メイクで有名なSMジョージ氏のトークショー
・アメリカ市民権を得てたけども家庭の事情で帰国、活動の場を日本に
・オリジナル短編映画「BOY IN THE BOX 箱の中の少年」の上映会
・デビルマンレディの実写写真集のメイキング(永井豪体型のモデルさんを探すのが大変だったとか)
・サウンドホライズンのビデオも
・ミュージシャンのミュージックビデオも作成してるが、やりすぎてテレビ放映は出来ないものに(でもミュージシャン自身には大好評)
 行き当たりばったりで入ったが入ったが、左脳企画の後の右脳企画でバランスが良かった。

・二日目三企画目「宇宙船レッドドワーフ号」
・今年20周年
・ゲストはキャット役を演じたダニー・ジョン・ジュールズ(マジ)
・元々ダンサー出身。(今は膝を痛めてしまってるとか)
・キャット初登場時のピンクのジャケットはダニーがオーディションの時着ていたもののコピー
・しかもお父さんのウェディングジャケットを塗り直したもの
・オーディションには30分遅れた。しかも遅れたことに気づかず、審査員に謝らなかった
・演技をしたらすぐ追い出された。怒ったのではなく、演技を見て審査員はほとんどダニーに決めたのだとか。
・山寺宏一の葺き替えに関してはとても満足、Perfectだ、と。
・好きなepisodeは「バック・トゥ・リアリティ」
・その他、キャストや撮影時のエピソードも。
・映画版は資金調達でストップ。
・近作は映画「サッカー・パンチ」とBBCのドラマ「M.I.High」(共に日本公開未定)
 サッカーパンチはインタービジョンと配給の交渉中なので、インタービジョンに嘆願メールを送って欲しいとのこと。

・閉会式
 若干三企画目とかぶったのでその前にあったと思われる授賞式は結果は不明。
 暗黒星雲賞と星雲賞は以下の通り。
暗黒星雲賞
企画部門:手づくりプラネタリウム 次点ボーカロイド
ゲスト部門:トニーたけざき 次点岸和田市長
コスチューム部門:なっちゃん(ななこ) 次点バニーボーイ
自由部門:四階への長い階段 次点実行委員長市長大阪環状線だんじりの太鼓なかなか終わらない当日受付
幸運部門:(一般参加者なので伏せておきます)

星雲賞
日長:図書館戦争シリーズ/有川浩
海長:輝くもの天より墜ち/ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、浅倉久志
日短:沈黙のフライバイ/野尻抱介
海短:ウェザー/アリステア・レナルズ、中原尚哉
コミック:20世紀少年・21世紀少年/浦沢直樹
メディア:NHK「電脳コイル」/礒光雄、電脳コイル製作委員会
アート:加藤直之
ノンフィクション:星新一−一○○一話をつくった人/最相葉月
自由:初音ミク/クリプトン・フューチャーメディア
特別賞:野田宏一郎(昌宏)
 暗黒星雲賞のトニーたけざき氏は、なんだかガンダム企画でへろへろの状態でひたすら安彦絵を描き続けた姿が受賞理由とか。
 20世紀少年は浦沢氏が直接に現われて受賞。これには会場中がびっくり。お忙しいだろうに本人がわざわざ現われたってのは、どういうことなんだろう?
 で、閉会式。閉会の挨拶と、来年の日本SF大会である T-CON2009 からの挨拶。T-CON2003は非常に良い合宿型大会だったので、同じホテルニュー塩原での開催(これがホテル側が非常にノリが良かった)ということもあって、二日間の開催になってしまうけど期待。そしてOPの続きのムービーが流れて閉幕。
 帰りは知人が一緒に車に乗せてくださるというのでお言葉に甘えたら、新幹線が大雨で遅れたと帰り着いてから聞いてちょっと冷や汗ものでした。ありがたやありがたや。


2008年09月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#28とキバ#30

  ゴーオン #28「相棒グンペイ」。今回は気配を消して人々をさらう「マンホールバンキ」を探しに動いたゴーオンジャーたちが、連続失踪事件の犯人と間違われ誤認逮捕。それを助けたのが軍平の元相棒の柏木左京刑事。彼は軍平が警察を辞めてまでなったゴーオンジャーに興味を持ち、共にマンホールバンキを探す。

 マンホールバンキがさらう人々の共通項が「鉛筆回しが上手い人」で、その理由がキタネイダスが作ったマシンを起動させるのに鉛筆回しが必要だから、って……鉛筆回しで世界を滅ぼすな!w
 ゲストの軍平の元相棒は、多分「相棒」の水谷豊の演技を真似してるんだよなぁ。件の番組見てないから多分だけど。
 そいでもってとても二十代に見えないその左京の口から、軍平が警察を辞めたのは私服警官の辞令が下る前だったという事実が明らかに……つまり「元刑事」ってのは嘘かよ!w


  キバ #30「開演vib.キバの正体」。実家から出てきた弟に家に連れ戻されそうになり、必死に拒絶する恵。ルークと遭遇するも、まったく歯が立たず、相手にもされない。
 渡は渡で深央の様子がおかしいのは静香がついた子供っぽい嘘のせいだと知らず、嫌われてるのかと思い込み落ち込む。悩みはそれだけではなく、健吾が怪我でもうギターが弾けないということを告げられず、すぐに治ると嘘を吐いていたことを気に病んでいた。だが、健吾は看護婦の立ち話で事実を知ってしまい、嘘を吐いていたことで渡をなじる。
 そんな渡に声をかけ相談に乗ろうとしたのは名護。だが彼の本当の目的は、渡がどうして過去真夜に渡したボタンを持っているか、それを知ることだった。
 そんなとき、ファンガイアのキングを捜す男が、再びキングと疑わしい、不思議な力があると思われる人間たちを襲い続けていた。
 一方過去では、音也たちが協力してルークを倒そうとしてるのを知ってしまったゆりが、彼らを出し抜いてルークを倒そうとするのだが……

 なんだかいろんな話が絡まってるなぁ。大まかには、キング復活に向かってるのだろうけど。深央は静香のいたずらで静香と渡がフィアンセだと誤解するが、渡の落ち込んだ様子を見てやり過ぎと悟った静香がホントのことを言って二人の仲は元通りに。でもクイーンはキングと結ばれるのが定め。そうすんなり行くわけもないよなぁ。
 そのキングが、渡ではないかと疑う名護。「キングは人間として育てられた」という情報もあり、疑いつつも切り出すことが出来ない。しかし、キバから変身解除する渡を見てしまう。キバが危険だと思いこんでる名護だけど、どう出るんだろう? 映画みたいに普通に青空の会に溶け込むのか?
 映画みたいにというと、映画でもちょっと出てた健吾もどうもこのままでは済まないようで。音楽への道を断たれ、どうも道を誤りそうな感じ。

[アニメ] マクロスF#21と潜脳調査室#22

  マクロスF #21「蒼のエーテル」。ミシェルはゼントラーディ化で無防備なクランを守るために小型ヴァジュラの手にかかり、宇宙空間に投げ出される。突然の大きすぎる犠牲に悲しみとヴァジュラへの怒りをあらわにするルカたち。ランカもミシェルの犠牲を悲しみつつも、憎悪を剥き出しにする彼らの姿にとまどいも覚える。そしてルカが提案した作戦は、ランカの身を大きく危険にさらすものだった。アルトはその作戦に戸惑いつつも、ヴァジュラ攻撃によるフロンティア全滅の危機を前にランカを説得する以外の選択肢を持ち得なかった。

 ルカの作戦とルカに意図的にその作戦を行わせた三島の判断により、ヴァジュラの危機からとりあえず助かるフロンティア。だが、その傷跡は大きく、三島はクーデターを隠しおおし、フロンティアの全権を握る。事実を知るオズマとキャサリンも救助待ちの身で行方不明扱いとなっていた。アルトたちのヴァジュラへの憎悪を見てしまい、また共感できるヴァジュラたちを消滅させたことにより精神を疲弊させたランカは、小型ヴァジュラへと羽化したアイを見て、彼を仲間の元へ返すことを決意する。それはアルトたちとの別離の決意でもあった。いやまー、個人的にはどうでもいいんですけどね?<酷い
 ただ、とは言ってもこのままだと異種生命体同士の悲惨な消耗戦が継続するのは間違いなく、ランカの存在が鍵になるのは確実なのだけど、今のところランカ以外にヴァジュラも感情を持ちある種仲間への愛情を持っていることを知る者はいないから、ランカを追うアルトたちがそれを知る、ということになるのかなぁ。


  潜脳調査室 #22「静かなる海」。久島が誘拐され、彼が不在のまま気象分子の稼働を本格化させることが決定する。その久島の義体が、脳殻が抜き出された状態で見つかった。何者かが久島の脳を抜き出したのだが、抜き出される直前、久島は自分の意識をメタルに放出させていた。久島の脳殻とメタルに散った意識、その二つを見つけねばならず、ソウタ・ホロンと、波留・ミナモの二手に分かれてリアルとメタルでそれぞれ捜索を開始する。が、何者かが事件の現場から彼らを締め出そうとしていた。

 捜査に行き詰まったソウタはタカナミを頼るが、ひとまずタカナミは犯人ではないよう。けど、状況を流れのままに利用した感じではあるけど……真犯人は久島を行方不明にさせ株価操作を企むチンピラなのだけど、ジェニー・円が手引きなりなんなりした様子ではあるよなぁ。
 波留も必死に久島の意識を探し、無理なダイブを続けて危機に陥るのだが、例のダイバー兄弟がミナモの頼みに応じて波留のサポートに駆けつける。他のダイバーたちは企業に雇われ機密事項だらけの久島を宝探しか何かのように探してるのだが、彼らは純粋に好意と恩義。久島、思ったより人徳があるのかないのか。
 久島の意識は結局サルベージできたのだが、初期化されそうになっていた久島の脳殻を救い出すため、ホロンが装置に誤認識させ自分の電子頭脳を初期化させてしまう。バックアップを復旧させることは可能なのだが、それが行われたのは三ヶ月前……つまり、波留の介護をミナモに依頼した第一話の時点。久島は助かったものの、ソウタは大事な時間の記憶をホロンの中から失ってしまうという結果に。人間の脳ならば忘れたといってもその断片は残っているものだけど、ホロンは完全に機械。失われたデータは多分戻らない。
 そいでもって気になるのが未だ意識を取りもどさない久島と、自分の行動に躊躇を感じ始めているらしいタカナミ。でもタカナミが意思を翻しても、ジェニー円らがそれをよしとするわけもないよなぁ。

[その他] ネタがないと天下国家を語る

 まあ、そういうことで。
 突然のタイミングで辞意を発表した福田首相だけど、個人的な意見では、外交に関して言えばかなり上出来な状態にしての退陣かと。経済政策は良く知りません。経済音痴なので。
 米国大統領選が民主当選の公算が大きい上にそれも不安定という状況で、中国との関係を改善したというのは、それだけで両国を翻弄できる状況を作ったということでしょう。眉中だなんだと陰口をたたく向きもありますが、現在中国共産党を抑えている胡錦涛は、少なくとも日本との関係を良好にしておくことが国益と考えている。それは中国が日本の国益のために動く、ということではないけど、そんなのはどこの国でも一緒。それを考えれば外交的にはこの状態は悪くはない。
 まあ、それ以外にも問題は山積ですが、正直福田首相が留任すればカタを付けられるというものではなく、どの段階で次に渡すかだけの問題でしょう。その意味ではこのタイミングがベストかはわからないけど、経済動向的には国政の混乱を起こすとは見られていない模様。で、どうしてこのタイミングなのか、がわからないけど、やはり小沢代表が無選挙で三選した民主党を意識して、ということもあるのかなと。その他のタイミングなのかもしれませんが。
 一般からすれば「でっていう」ともっぱら映るかもしれないけど、民主が現在の体制に内在的反発を抱え、また離反劇なども起こった状況では民主にとってあまりプラスにはならんでしょうね。そう考えると民主党対策に手堅いタイミングで辞意を表明したのかな、とも思える。無論そうでない可能性もありますが。
  まず総選挙。話はそれからだ だなんてこと言ってる向きもありますが、個人的にはまったくその通りと思います。もちろん民主党のことですが。え? 選挙で代表を決めることに圧力をかけ対抗候補を迫害する独裁的な政党に民主主義のトップを任せようとおっしゃるので? おやおや、それはどんな冗談でw

 それはそうと google chrome 、ちょっと使ってみたけど、表示が異様に早いですな。Firefoxも3になって信じられんくらい早くなったと思ったけど、それを上回ってる。エラーが発生したらまるごと落ちる、を回避してウェブアプリを普及させる土壌を作ろうというのが目的なのは違いないだろうけど、シンプルで表示の速いタブブラウザを求める層にはいいのかもしれない。けど、2kに対応してないのでウチのメインPCには使えませんな。どうせマルチプラットフォームにするんだから対応させたっていいじゃん。ケチ。


2008年09月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#21

  マクロスF #21「ノーザン・クロス」。ヴァジュラの襲撃により壊滅的な打撃を受けたフロンティア船団。厳しい統制が敷かれるようになった船団内で、人々に生きる勇気を与えようと歌手活動を再開したシェリルだったが、そのシェリルから微弱なフォールド波が検出された。シェリルの病気はヴァジュラの体液由来であり、末期症状になると治療は不可能になるのだが、その代わりに微弱ながらヴァジュラと同様のフォールド波が発信されるようになるのだった。レオンはそんなシェリルに近づき、フロンティアが生き残るためとランカの代替に据えようとする。
 一方ランカがヴァジュラと共に消えたことにショックが醒めやらぬアルトだが、フロンティアが生き残るためにはヴァジュラを殲滅するしかないと思いこむ。そんなとき、自分の命を省みず活動するシェリルを見て黙っていられなくなったクランが、シェリルの命が残り幾ばくもないことをばらしてしまう。強がるシェリルを前に、最後の瞬間まで一緒にいることを誓うアルト。
 そんな時、正式に大統領に就任したレオンの決定でSMSが軍に統合されるとの情報がもたらされる。生還したオズマたちからレオンが大統領暗殺を実行したことを聞かされ、SMS部隊は真実を見極めるため、ある決断を下す。

 傭兵から海賊への鞍替えってwww まあ、中世の傭兵は山賊と大して違いはしないかったですが。それに艦長だとか、どう見ても海賊の方が似合ってるし。
 しかし、シェリルを最後まで見ていると約束したこともあり、アルトはSMSの離反には荷担しない。レオンとグレイスがすべての元凶だと知らないからだけど、現状に胡散臭さは感じてるようだから、ランカがどうしてヴァジュラと共に消えたのかを知ろうとするだろうなぁ。しかし、このままだとやっぱランカルートか……このまますんなりシェリルが人生を終えるとも思えないのだけど。それに、シェリルはどこでヴァジュラの体液を浴びたのだろう? そこらへんはスルーされる可能性もあるけど……シェリルも、基本的に小娘でいいようにレオンに利用されていたランカと違って、レオンが腹に一物あることは感じていそうなものだけど。
 一方で、レオンとグレイスは醜い仲違いを……レオンがクーデターまで起こした理由は、ヴァジュラに関する何かを握ってフロンティアのみならず銀河の覇権を得ようと言うことか。グレイスはグレイスで義体の凶悪さが明らかになってるし。しかし、トミー・リー・ジョーンズ似のエージェントが……


2008年09月07日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#29とキバ#31

  ゴーオン #29「大翔ヲトメロ」。新しいアイテム、ゴローダーGTを開発する大翔だが、使用しているパワーソウルでは暴走してしまいどうしても上手く行かない。そんな時、復帰したヨゴシュタインが復讐に燃えて新たな蛮機獣・ハンマーバンキを生み出した。他の大臣たちとの協力も拒むヨゴシュタインが自信満々で生み出しただけあって、一瞬で街を更地に変えてしまうハンマーバンキのパワーにゴーオンジャー、ウィングスは手も足も出ない。しかも戦いの最中美羽が大けがを負ってしまい、大翔はいつもの冷静さを失い、復讐のために未完成なゴローダーGTを持ち出し一人でハンマーバンキに挑む。ゴローダーのパワーはハンマーバンキにも通じるのだが、怒りのソウルで起動したゴローダーは暴走し、街を破壊し始めてしまう。

 新しい商品……もとい、新しい仲間・ゴローダーGT登場。元はこぶし大のタイヤだけど、ソウルをセットすることで巨大化。さらに巨大化して、ロボットにもなる。サポートロボットのパターンですな。
 で、大翔は怒りのあまり一人で突っ走ってしまい、ゴローダー暴走を招く。その姿を、ヨゴシュタインに「我と一緒だな」と言われ、動揺してしまう。そこに仲間が駆けつけてというのはお約束なのだけど、「仲間も協力もいらない」と言ってた割には暴走してゴーンジャーに向かって無策に突っ込むハンマーバンキを止めようとしたりして、ヨゴシュタイン、基本的に良い奴だよなぁ。再び失意のヨゴシュタインを暖かく迎えるキタネイダス、ケガレシアもだけど。


  キバ #31「喝采・母に捧げる変身」。名護にキバの正体がばれてしまった渡。驚く名護だが、渡ならキバの力を正しく使えるだろうと、その存在を認める。だが、健吾をさしおいて渡を弟子にしようとしてるのを健吾本人が聞いてしまい、渡からも名護からも裏切られたと感じた彼は失意のまま飛び出してしまう。
 一方恵は弟に実家に帰れと言われ一層ルーク殲滅に執念を燃やし、母・ゆりが残したルークに関する資料を見付け、肩が弱点であることを知る。だが必死になりすぎるあまり弟に「母さんは本当はあなたに戦士になって欲しかった! 私はその代わり」と言い捨ててしまう。
 22年前、ルークのパワーに歯が立たない音也たち四人だったが、彼らがルークを倒そうとしてるのを知ったゆりが、作戦があると言う。その作戦のためにイクサを自分に貸してくれと言うゆりだが、結局ゆりはイクサを勝手に持ち出し逃走。何を考えたのか、ルークに助けを求め、それを渡してしまう。

 いやぁ、いろいろめちゃめちゃですな。そんな中でも際だってるのは名護さんの非道っぷり。w あれだけ執念を燃やしていたキバをあっさり受け入れ、おなじあっさりさで健吾を見捨てる名護さん。やっぱり名護さんは名護さんだなぁ。
 恵関連もやっぱりめちゃくちゃで、恵を家に戻そうとする弟が再び宝くじを当てて、特殊な能力を持つ者がキングではないかと襲い続けるウォートホッグファンガイアに襲われたり。ホント行き当たりばったりな展開だなぁ。
 でも一番の行き当たりばったりは、ルークの顛末というか。現代では十分良いことをしたと考えた彼は「後は死んで天国に行くだけ」と恵たちに戦いを挑んでくるのだが、肩が弱点って、いかにもいきあたりばったりな……現代では肩の飾りの片方が壊れてるとかしとけばまだ伏線になったものを。過去はそれに輪をかけて行き当たりばったりで、ゆりの作戦にはまってダメージを負ったルークは三モンスターと音也イクサによってとどめを刺す寸前になったところで、音也にイクサを渡されたゆりが決着を付ける。え? ルーク死んじゃうけどいいの? と思ったら、「何度でも甦る」って……なんつー行き当たりばったりぶり。大ちゃんのときは単に復活したてで寝ぼけてただけなのか。
 っつーわけでルークが倒されてしまい、せっかく四人揃ったチェックメイト・フォーは揃った早々「チェックメイト・スリー」に。が、それと入れ替わりにキングが登場し、深央もキバが渡だと知らないままファンガイアに変身して襲いかかる。クィーンのファンガイア態、初めて出たなぁ。って、ビショップもキングもまだ出してませんが。しかもモノアイなのでモチーフはなんだろうと思ったら、真珠貝……それはアリなのか?
 キングも登場だけど、変身後の姿は敵ライダーらしい。演じる山本匠馬は劇場版で白峰を演じてたんだけど……別に関係はなさそう。つか、キューティハニーTHE LIVEで早見青二を演じてたので、いつ「なんてデモーニッシュなんだ!」と言い出さないかとか思ったり。

[その他] 寝倒し×散財

 今日は昼に買い物して、三時くらいに一度仮眠を取ろうと床に入ったら、目が醒めたら九時……休日に寝倒したのは久しぶりですわ。八月末はイベント続きだったし、その前は暑くてそれどころではなかったし。やっぱ寝倒せるのは幸せ。
 時間は遡って昨日、持ち歩いてるUSBメモリを紛失したので、新しいのを購入しに外出……のはずが、なくしたメモリは一つなのに、なんで三つも買ってきてるんですかね、私は?
 いや、4GBのメモリがそれなりに安く出たので思わず買って、蓋付きだと蓋がよく紛失するのでコネクタがスライド式の2GBのメモリを買って、帰って近所の文房具屋に行ったら、さらにコンパクトなスライド式のがあってそれが以前より安くなってたので、思わず買ってしまったり。
 仕方ないので、4GBは予備用に、最初に買ったスライド式のメモリは仕事用に、後に買ったコンパクトな2GBの方は個人用にキーホルダーに付けることにしました。
 すげームダ。
 そして同じ日に、近所のホームセンターに行ったら、型落ちなのか、3Lの圧力鍋が二千五百円程度で売っていたので、思わず買ってしまったり……
 圧力鍋が手に入ったのが嬉しくってマッシュポテトの下茹でに使ったり *1 、手羽中の煮込みを作ったり。欲しいときには欲しいけど、使わないときには使わないから結構置き場所とかにも困りそう。
*1:  下茹でしたジャガイモを潰して、焼いたベーコン、クリームチーズを混ぜ、粗挽き胡椒、塩で味付け。深+でレシピを聞いてきた。


2008年09月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ネトスタ9月号を見てざらっと

 OPが流れてすぐに「?」。初音ミクじゃなくて人間の声じゃね? 今回限りは実は番組中にも出演した、ニコニコ動画で流暢な日本語の歌をアップしている香港在住の女子高生「ほんこーん」さんによるもの。
 文字は追わずにイラストだけ見てたら、ゲストの一人は白田先生と判ったけど、もう一人の元気そうなキーボード抱えた女の子の本体は? 実はモモーイですた。あー、なんとなくわかる。
 今回は視聴者のたれ込み特集ということでいろいろ。各項目ごとにたれ込み件数が明示されるのだけど、わりと淋しい数……というかあからさまな組織票があるじゃんw
 そしてぬるーいこの番組は、キシュツのネタにも優しい。天の声がすでにネタにしてる「ウッウーッウマウマ」も垂れ込みとあればちゃんと取り上げる。ちゃんと元ネタとして「ぽぽたん」OPとCARAMELのCARAMEL DANSENを。てか、CARAMELの中の人のコメントをちゃんと取ってきて放映したのってテレビじゃ初めてじゃないか? 本人は著作権侵害とか目くじら立てず楽しんでるみたいですが。それと、ゲストがモモーイなのはこれ(ぽぽたん)もあってか。そのモモーイ、初音ミクで「触ってみたけど結構難しい……というか、自分で歌った方が早い」は流石。つか、モモーイを歌手・声優ではなくライターとして紹介したこの番組も流石。
 「ヘタリア」はちとどうなんかなぁ、という気が。いや、ネタはネタとしても、イタリア軍パスタ伝説を本気で信じて載せてるみたいだし。ネタはネタとして割り切った方がいいってことなのだろうけど。う〜ん。
 「性転換ハルヒ」のネタでさりげに角川のMADの限定的公開認可の話も。そして「歌ってみた」のたれ込みでは三人が紹介。いさじアニキ、らっぷびとさん、そして前述のほんこーんさん。特にほんこーんさんはスタジオに招かれ、歌も披露。ところどころ不安定なところもあったけど、声の綺麗さと情感が圧倒的。ニコニコで絶賛されるわけだ。スタジオでももじもじとする彼女に特に女性陳が「萌え〜!」を連発。自重しる。
 そして取扱が難しい東方Projectにも果敢に挑戦。自ら飛び込んで経験する白田先生がステキ。東氏だと、悪気はなくても上から目線になってしまいがちだものなぁ。それを見越しての今回のゲストだろうか? だとしたら絶妙。
 東方(というか弾幕系シューティング全般)が「反射神経を競うよりはパズル」ってのは、やはりみなそう感じるのか。製作者のzun氏も初顔見せ。こういう人なんだ。
 オタクに優しい番組で今回も面白かったけど、札の中に「小丸力也」があったのはなんなんだ。みんなそんなにテレビで純情中年が小悪魔人妻にイジられるのを見たいのか? 漏れも見たいけど。w

[その他][アニメ] 秋の新番組とか

 秋に何が始まるのかなぁ、とか思ってたら、なんか本屋で「 今日の5の2 」の単行本に「アニメ化」の帯がかかってるんですけど……どっちでアニメ化よ!? と思ったら、製作はXEBECで、監督の長澤剛氏はこれが初監督作品らしい。「みなみけ」の例はどちらも参考にはならないのか。どうなるんだろう。
 他に「え?」と思ったのは ヴァンパイア騎士Guilty 。前期が中途半端で終わったのでどうかと思ったけど、第二期前提だったのね。あと 黒塚 とか。 地獄少女三鼎 (みつかなえ、でいいのかな?)は「閻魔あい、もう成仏したじゃん!」と思ったらあっさり復帰してるし。ええんか!? いや、必殺でも生死不明で前シリーズの幕を閉じたと思ったらあっさり何事もなかったかのように出てきた人もいますけどね。晋松とか晋松とか晋松とか。


2008年09月10日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#23

  潜脳調査室 #23「人間律」。助かったものの意識はネットに拡散してしまった久島。三ヶ月間のデータが消えミナモたちと会う前に戻ってしまったホロンも電理研に戻され、久島の代理として働くソウタのフォローにつくことに。そしてミナモもまた、人工島記念式典の前夜祭ボランティアとして忙しくなるため、波留の事務所にしばらく顔を出せないことを伝える。
 その前夜祭パーティの最中、久島誘拐の首謀者との噂が広められたタカナミはミナモと出会う。彼女がソウタの妹と気付き話すうち、タカナミは「人工島の人々の未来のため」という初心を思い出し、いまだ意識を取りもどさない久島のいる電理研へ、気象分子計画反対の真意を調べるために現われる。しかし久島の脳にほとんど情報が残っていないという事実に、どうすることもできないと思われたのだが……

 本質的にメカだから仕方ないとは思っていても、ホロンが本当に欠片もここ最近の記憶が消えてしまってるのが……他のホロンタイプと同じような無機さの態度に、ソウタも苛立ちを隠せない。
 そんなソウタの元に現われるタカナミ。出会いは授賞式のときだったのか。タカナミは書記長就任以来政治家としての活動が主だったけど、元は久島やソウタと同じく真実と人々の幸福を求める気持ちを持っていて、それは消えたわけではないけど政治のしがらみで見失いかけていたのを、ミナモの「信用を失っても、最初からやり直せばいい」という言葉に、初心を取りもどす。ソウタも重要人物らしからぬ彼女の純粋な部分に惹かれてたのか。
 だが消えた久島の脳の情報を回収できないという事実に、久島の真意は永遠に闇の中かと思われたが、久島がいざというときのために残していた会話プログラムを組み込んだAIにより、事実が明かされる。気象分子の活動が活発になることで海面温度が局地的に異常な上昇を示し、大災害を引き起こすことを感づいて久島は気象分子凍結を提案していた。地球律と呼ばれる地球磁気のゆらぎもそれが原因らしい、ということまで突き止めていたのだが、それがジェニー円の陰謀で阻止される。
 「明確な事実でないと断定をしない」ってのは、確かにこれまで示されてきた久島の性格ですわ。これまでの事件で無関係と思われた諸々のことが終盤の展開になって繋がるってのは、やっぱ気持ちがいいなぁ。
 でも久島の真意を知り気象分子を凍結しようとするタカナミを、円は逆に背任行為の疑いで書記長権限凍結の決議を行ってしまう。タカナミが道を踏み誤ったら、こうなってたのか。
 って、それで済む話ではなく、このままでは未曾有の災害が起こるのだけど、波留たちになすすべがありそうに思えないのが……久島の意識とか、ホロンの消えたデータとか、まだいろいろ決着がついていないし、どう転がるのかがホントに読めない。

 それはそうと、ルルーシュ君は「悪逆皇帝」などというイカス名前よりも「ウッカリ皇帝」と呼んであげた方がいいと思うのココロ。


2008年09月11日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#10とイタKissちょっとだけ

  ワールドデストラクション #10「カラクリロボには108の原則がある」。デストラクトコードについての本を書いたワニ師を訪ねてクロックタウンを訪れたキリエたち。獣人に変装して街に潜り込むが、獣人の命令しか聞かないカラクリロボたちのためにあっという間に見やぶられ、彼らがデストラクトコードを持っていることを知るワニ師の差し金でカラクリロボたちに追い詰められる。たまたま撲滅委員会対策の「チビクマ族の命令は聞かない」という付帯原則が付け加えられていなかったカラクリロボのおかげでトッピーだけは難を逃れ、デストラクトコードを持って一時逃げる。だがワニ師に捕まったキリエとモルテを助けるため、トッピーはそのカラクリロボ・28号と共にクロックタワー最上部に向かうのだが……

 多いな、原則。
 ワニだから時計モチーフなのか、今回は珍しく複数回にわたって敵になりそうなワニ師が登場。デストラクトコードの研究を行い、その力を制御し我が者にしようとして、キリエたちを迎え撃つ。
 が、トッピー対策に「クマ族の命令は聞かない」とカラクリロボの原則を改造していたのだけど、トッピーがチビクマ族だと知って「手配書は間違いだったのか!」って、その手配書、例の偽撲滅委員会……こんなところで登場とはw
 モルテはデストラクトコードのことを知るため敢えて捕まりワニ師の前に引っ立てられるのだけど、「起動させればみんな元素の砂に還るのだぞ」と言われても「それでいいのよ」と、絶望をたたえた目で答える。RPG原作なのに戦闘より三人の珍道中が中心で、それも弟の死で世界への絶望に凝り固まったモルテの心を解きほぐすものなのだよなあ。これまでの経験を通しても、いまだモルテは世界を憎み続けてるのか。
 そしてトッピーは、原則と命令に従うだけのはずの28号と友情に似た交流を持つ。「自分は命令に従うだけ」という彼に、「心があるということは、命令じゃなく自分の意思で行動を決定することだ」と言うトッピー。その言葉に何かを感じたかのように、ワニ師の命令に逆らい、トッピーたちを逃すために犠牲になる28号……って、生きてるのかよ!
 トッピーの「自分の意思で生きる(クマ)」という命令に「難しいけどやってみます」と言って別れる28号。
 そのトッピー、次回予告ではついにクマと認めてしまってる……まあ、冬眠じゃなぁ。
 それと、次回登場の竜の谷はリュウ族にゆかりの深いところらしいけど、当然リ・アが絡んでくるんだよね? キリエへのデレが今回もなくてちと欲求不満……

 それとイタKiss、ついにそろそろ原作で描かれてなかったラストにさしかかるよう。2クールという長さの制限上、わりとはしょった感じの構成なのがちょっと残念ではあるのだけど。

[その他] テレビ局には二通りある

 って、いかん。トッピーの口癖がうつった。
  キー局の持ち株会社化でローカル局はいよいよ正念場IT-PLUS )。主にはスポンサー離れとデジタル化設備の重い負担、場合によってはネットの普及なども多少は関係してるのか、やはりこれまでのキー局−ローカル局という体制には無理が出てきた模様。ローカル局のドキュメンタリーとか深夜番組とか、結構特異なものがあって面白くはあるのだけど、キー局からの番組配信を中心とした経営体質というのが、スポンサー不審の昨今テレビ局再編の動きになる、というのはそうなのだろうなぁ。
 深夜アニメの番組とかを見ると各局の独自の動きが結構あるのだけど、やっぱ広告収入が最も多い時間帯だとそうでもないのか。現行の局ネット体制が崩れて、どうなるんだろう。
 しかし見れば見るほど、現在の地上波デジタル化戦略って混乱ばかり招いてるよなぁ。
 お役所のやることと来たら……


2008年09月12日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#23

  マクロスF #23「トゥルー・ビギン」。ヴァジュラ襲撃のダメージのためにジリ貧のフロンティア船団。 アルトはシェリルと恋人のような日々を過ごすアルトだった。しかしそのシェリルは対症治療も中断して「対ヴァジュラ兵器」として利用されてまで歌い続け、アルトの行動が同情ゆえだと悟っていた。
 アイを仲間の元へ送り届けるためにヴァジュラの星に向かうランカとブレラだったが、ランカは次第に幼い頃の記憶を取りもどしつつあった。そして、記憶の中にブレラとおぼしき少年がいるのに、戸惑う。
 そしてキーマンとしてレオン、ビルラーに呼び出されるアルト。彼らの野望を感じつつも人類の存亡を盾にされ戸惑うアルトだが、兄弟子の矢三郎に、そしてクランに「本当に自分がしたいこと」を問われ、「ランカのために軍人となったが、ランカが人類に仇なす存在となったのなら、自分の手でランカを殺す」と思い詰めた心情を吐露する。その言葉を、シェリルも影で聞いていた。
 そして、ヴァジュラの本星を目前にブレラの意識がグレイスに乗っ取られ、SMSも野望の中心であるそこへ向かい、レオンの決断により、フロンティア船団も最後の希望としてそこに向かうのだった。

 なんかシェリルがデレまくってるんですが。ノンアルコールのシャンパン様飲料で酔っぱらうシェリル萌え? つまり、シャンメリーで酔っぱらう? いや、未成年で飲酒? とかは思ってたのですが、まさかシャンメリーとは……(シャンメリーちゃうって) それもアルトの心が本当はランカに向きながら、自分に同情でも気持ちを寄せてくれているというのが、とても切なくはありますが。でも、「だっこ」をせがむのはちょっと、いや、かなり萌えた。
 当のアルトは軍に配属されて、部下に「シェリルと付き合ってるんですって?」とからかわれ、「女のことでからかうバルキリー乗りは突然撃墜されるってジンクスが」って、柿崎ですか!? 柿崎ですか!? いや、今回ジンクス敗れまくりですが。パイン・サラダとか。
 グレイス、レオン、ビルラーの野望の中心はヴァジュラの体内でのみ精製されるフォールドクォーツなんでしょうけどね。それのために嫌が応にもランカは事態の中心となり、ようやく兄ということが明かされたブレラはグレイスにより強制モードに移行、ヴァジュラの星が戦場になることに……ランカは実験体とかではなく、V型感染症に感染した母体から生まれた、偶然のテストケースだったのか。
 しかし、野望を抱き陰謀を繰り広げる三勢力と比べ、アルトが事態をちっとも把握してないのが……個人的にはそれ以上にシェリルが不憫なんですけどね? 気持ちを確かめ合った途端、想い人を亡くしたクランもですが。


2008年09月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 山籠りしてました

 この三日間山の中に篭もってました。
 どうにか帰ってきましたが、疲れ果てててちと更新は今日は無理……


2008年09月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#30とキバ#33

  ゴーオンジャー #30「友情ノパンチ」。新アイテム・ゴローダーに興味津々な走輔。闘魂ソウルの代わりにエンジンソウルをセットしたらどうかと、本人に無断でスピードルのソウルを差し込んでしまう。が、炎神にとってゴローダーにセットされるのは大変な苦痛を伴うことだった。走輔の勝手な行動に怒ったスピードルは、走輔をなじった挙げ句パートナーとして失格とまで言い出す。そんなとき、ストローバンキが現われ人々に加えさせたストローから毒を吐き出させた。ゴーオンジャー・ウィングスの活躍でストローバンキを追い詰めるが、走輔とスピードルの喧嘩のせいでチームワークが乱れ、結局取り逃がしてしまうことに……
 しかしストローバンキが持っていたドリンクを調べようと、した走輔と連がうっかりそのドリンクを浴び、二人はまるで人が変わったように悪事を働き出す。

 なんだか「ヒーローにだって生活があるんだよ!」の言葉が妙に切ないのは、連がいたからでしょうか? いっつも卵料理だものなぁ。
 セットするエンジンソウルによってボイスが変わるらしいゴローダーのおもちゃの宣伝を兼ねて、スピードルのソウルをセットしたら、というのが今回の話。予告でチンピラ化した走輔ととっくみあいをするゴローダーが出たから何かと思ったら、ガイアークのドリンクのせいで悪に染まってしまった走輔を更生させるために、スピードルが苦しいのをおしてゴローダーに入って走輔とぶつかりあうシーンでした。こういう使い方があるのか。
 しかし、チョイ悪の走輔に胸キュンする美羽……ちょっと趣味が悪いかも。


  キバ #33「新世界・もう一人のキバ」。お互いの正体を知らぬまたキバ・クイーンとして傷つけ合う渡と深央。人間の姿ではお互いの怪我を気遣い絆を深め合うが、クイーンである深央はキングと結ばれることが運命づけられている。
 それを知らない渡はキバを正しい方向に導くためとバウンティハンターの仕事を名護にさせられるが、気弱な渡に凶悪犯の相手が出来るわけがない。ピンチに陥った渡を助けたのは、なんと幼い頃渡と仲が良かった大河。童心に返って砂遊びをしながら旧交を温める二人に、それを呆れ怒る名護。だが、大河の正体は実はファンガイアのキングであり、しかもキングの使命は「人類の躍進をなす存在を消すこと」だった。IT企業の年若き社長としての顔を持ち、新技術への投資を行いながらめぼしい技術を開発者もろとも葬り去る大河。そして深央も、クイーンとして人間を愛したファンガイアを殺す任務を強要される。
 22年前。ひとまずとは言え母の敵も討ち果たし、ゆりは音也との将来を具体的に夢見るようになる。
 音也はそんなゆりといちゃつきながらも、これまでと違う勝手に戸惑いをわずかに覗かせる。そしてその反動のように真夜と距離を近付けていく。特に真夜のバイオリンのセンスには音也でさえも舌を巻き、逆に自分の演奏を正確にコピーされ「どうしてコピーできたと思う?」と宿題を出される。
 だが、真夜の正体を察した力が真夜に襲いかかり、音也の目の前でファンガイアのクイーンとしての姿をさらす。

 ルークが退場し、過去編はようやくこれから現代につながる展開になりそう。つか、時系列がイマイチわからないので不鮮明なのだけど、大河は真夜と前のキングの息子、ということでいいのかな? だとすると、やはり渡とは腹違いの兄弟ということになるけど……まだ大河は渡の正体には気付いてないのかな?
 ゆりを運命の女と定めた音也だけど、かつてのギラギラしたところがなくなったゆりを、冗談でじゃれ合いながらも、ゆりから心が離れかけてるかのような描写が。そして音也は真夜の正体を知ってしまうのだけど、音也がファンガイアだからと無闇に敵対視するわけはないので、どう転ぶのかなぁ。
 現代編では、何と言っても名護の「どうして私がバウンティハンターをやってるか、わかりますか?」に対し渡が「ボタン集めのため……ですか?」が大笑い。名護は「違う! 修行のためだ!」と言ってるけど、絶対渡の言ってることが正解だよなぁ。
 そして、キバの戦いを見守るキバそっくりなライダー。キングの正体だと思うけど、と、いうことは嶋が言っていた「かつてキバは世界を危機に陥れた」というのは、キバではなくこっちの可能性があるのか。
 しかし、やっぱり名護さんへの渡の答えが今回は……<まだ言うか。


2008年09月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#24とその他短めに

  潜脳調査室 #24「地球律」。気象分子プラントの危険性を訴え稼働中止を訴える波留たちだが、悲願である計画を実現させるため、ジェニー円はタカナミの権限を停止、独断で計画を進めてしまう。直接久島の見いだした危険性を訴えに行くが、データの不確かさを盾にあくまでつっぱねられた彼らは、最後の手段として実力行使でプラント稼働を阻止しようとする。
 だがスタンドアローンのメタル空間を持つプラントに干渉するには、物理的に接触して回線を開くしかない。ソウタがその役を買って出、波留とダイバー兄弟がメタルでそのサポートをすることになるのだが、ソウタの前に軍用義体を持つ円が立ちはだかる。

 ダイバー兄、前回から「やってやるぜ」連発しすぎw いや、たしかに声が矢尾一樹なんだけどさ。今回は「やってやったぜ!」などのバリエーションも。見るところが違う?
 円は円で人類を脅かすまでになった気象異常を克服し、人類の未来を切り開こうとしている理想は純粋なもの。だが、計画に入れ込むあまり波留たちが示した危険性に一切耳を貸そうとしない。だが、わざわざ侵入したソウタの前に単身立ちはだかる。
 生身の格闘術を極めようとするソウタだが、軍用義体の前には歯が立たない。波留たちもサポートをするのだが、それでも痛めつけられ、追い詰められていく。だがソウタは何者かの援護により波留たちが手助けされ、余裕の出来た波留たちのサポートで満身創痍ながら円を下す。
 しかし、傷つき切ったソウタは目的を果たすことが出来ず、ついにプラントが稼働してしまう……
 なすすべもなく散布される気象分子を見つめる波留たちだったが、波留が突然「久島が呼んでる」と言ったのは、どういうことなんだろう? 地球律の波動は何か関係してくるの?


 いよいよgdgdになって楽しくなってきた「コードギアスR2」だけども、今回初めて玉城が活躍らしい活躍を見せたのが驚いたよ。これは死亡フラグなのか?
 「もしかしたら実はただのいい人かもしれない」と戦々恐々としていたシュナイゼル閣下が、善意の短絡思考の主だったのは、斜め下にがっかりすべきなんだろうか。ダモクレスの剣とか言ってるけど、それってあまりネーミングがそぐわないような。ソドムの火とか呼んだ方が近い気がするが。
 「せめて罪を背負います」と言いながら大量殺戮兵器の発射スイッチを命じられるままに押すナナリーを見ては「確かにあの兄たちにしてこの妹ありだわ」と思ったりだとか。
 ま、そんなことはともかく、私が言いたいことはひとつ。コーネリア殿下を返せ!

 ソウルイーター、マカたちの努力もむなしく、ついに復活してしまう鬼神。なんつーか、いろいろキモイのがすごいんですが、それにも増して次回予告がこないだからはじけすぎなんですけど? 前回の退場に未練たらたらなメデューサに続き、あらゆる質問に「ストレッチ」としか答えない鬼神が……本編の方は死神校長が本気を出したりと、シリアスそのものなのにねえ。

  ポルフィの長い旅 #25「二人で見る景色」。バス代をケチって歩いて移動していたポルフィの前に現われたセントバーナード犬。首輪に「ベルナルド」とあるのだが、飼い犬らしからずポルフィにやたらとまとわりつきついてくる。
 って、パトラッシュ! パトラッシュじゃないか! だなんて冗談で言ってたら、旅の途中で休ませてくれた教会の神父さんが見せてくれた絵……おいおい。例のアニソンが脳内で勝手に流れて来ちゃうじゃないか。でも中身はパトラッシュと大違いの駄犬だよなぁ……と思ったら最後に泣かせに入るとは。
 折角出来た恋人を振り切ってポルフィについていくアポロが何気に漢だw


2008年09月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#11とお稲荷さま#23

  ワーデス #11「力には二通りある」。クロックタワーで見た幻影を元に、冬の大陸の「竜の谷」に向かうキリエたちだが、彼らがデストラクトコードの導きに従ってることに気付いたワニ師が、リ・アを唆し竜の谷への道への先導とする。
 世界を滅ぼそうとするモルテに異様な敵意を燃やすリ・アだが、デストラクトコードを我が物にしようとするワニ師の戦闘型カラクリロボの攻撃で谷底に落下。彼女を追ってきたナジャも彼女を追い、キリエたちも谷に滑落しかけたところを九死に一生を得るが、デストラクトコードはつにワニ師に奪われてしまう。

 リ・アが300才ってのはキャラクター紹介見て知ってたけど、ナジャが人間と獣人の間に生まれた半獣人だったとは。彼らが何の結果も出さないことに業を煮やした救済委員会のトップ・ワシ師は自らデストラクトコードをダッシュしようとするが、ワニ師とは完全に対立してる模様。しかしナジャはこれまでのキリエたちの行動を見て、彼らが本当に世界撲滅を欲しているのかと、ワシ師の命令への疑惑を口にする。
 でも300才と言ってもメンタルは幼いリ・アにとってはモルテが口にする「世界撲滅」はどうしても許し難いところがある模様。もはや誰一人いなくなった竜の谷と関係あるのかな?
 モルテも口では世界撲滅を繰り返すけど、キリエやトッピーとのやりとりで心を揺らがせてるところもないではない。
 最終回に向けて撲滅委員会、リ・アとナジャ、ワシ師、ワニ師とよつ巴の争いになりそうだけど、ナジャはどうも基本的に良い奴っぽいから、キリエたちに協力することになるのか? タイトルも「世界撲滅の六人」だし。


  我が家のお稲荷さま。 #23「お稲荷さま、初詣をする」(最終回)。年末、大掃除の指揮を執る昇だが、天性の不器用なコウと、はなっからやる気のないクーのダメダメさ加減に逆に疲れ果てるはめに。仕方なく二人の分まで働くが、近所で無料餅つき大会があるというチラシを見て貧乏性な性格を発揮。透と一緒にチラシの場所へと行く。
 仕方なしに留守番をしていたクーたちだが、いつまでたっても返ってこない二人をいぶかしみ、恵比寿のところに餅つきのことを聞きに行くが、恵比寿はそんなイベントは知らないと言う。
 クーの予感通り、昇たちはクーを封印した三槌の家系を憎む玉耀がクーの代わりに復讐をしようと、二人を洞穴の中に封印してしまっていた。昇たちを助けようとするクーとそれを邪魔しようとする玉耀とで争いになり、結局はクーの気持ちに折れる玉耀。しかし、三槌の血をどうしても許せない玉耀は、「高上の兄弟にもう手を出さない代わりに、二人の前から姿を消せ」と取り引きを持ち出す。

 ちょっと早めの最終回。これって前半と後半、二話にしても良かった気がするけど。
 理屈ではクーを封印したのは高上兄弟ではないとはわかっていても、自分を封印した者の末裔と仲良く過ごすクーを見て、身内を封印された怒りと嫉妬がどうしても抑えきれない玉耀。
 その玉耀が出した取り引きを、二人のためと一度は飲むクーだが、三槌の本家に戻ったクーを追って昇たちがやってき、姑息ながらもほほえましい手段で必死にクーに戻って貰おうとする姿を見て、約束を破ってしまう。
 年が明けていつものみんなと初詣に行く高上家の一同だったが、クーは姿を隠しながら見張っていた玉耀を呼び出す。
 第一話は凡庸な退魔物でこれを見続けるのは辛いなぁ、と思ってたのだけど、どんどんぐーたら狐のいるだらだらな日常へと移って行くにつれ、気軽に見られながらも楽しめる番組になってった。(絵柄は基本的に低調ではあったけどね)
 空幻はだらだらしてても締めるところは締める、のはお約束なのだけど、居丈高に見下ろして道を語ったりするわけじゃなく、その行動原理はあくまで高上家を守ること。むしろ話の決着をつけるのは高上兄弟のどちらかということが多かった。その空幻も、最初は三槌家のおばばとの約束と美夜子との思い出のために高上家を守っていたのだけど、段々と高上家そのものを家族と思うようになっていった。
 設定だけ見ればあざといハーレムものラノベなのだけど、恋愛関係とかが中心ではないところとか、大事件が起こらない(襲われて死にかけるとかも十分事件と言えば事件なんだけど)、このゆるい空気がいつの間にか好きになってました。
 原作がたまったら第二期とかやってほしいなぁ。


2008年09月20日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#24

  マクロスF #24「ラスト・フロンティア」。最後の手段としてヴァジュラの星を目指すフロンティア船団と、野望のためにそれを迎え撃とうとするグレイス。SMSはグレイスの真の目的を探り当て、悲劇を回避しようとする。
 だが、そのことを知らないアルトはランカがヴァジュラに取り込まれたと思い込みヴァジュラの兵器にされるくらいならとランカを殺す決意で出撃し、シェリルも自分の本心を押し殺して「ランカちゃんを助けてきなさい」と押し殺し、ヴァジュラの連絡網を乱すべく歌いつづける。
 だが、その彼らの前にブレラを通じてグレイスの支配下に取り込まれたランカが立ちはだかる。そして「人類こそが侵略者だ」と断罪するのだった。

 シェリルが何者かわからなかったけど、マオ・ノームの孫娘だったのか。孤児なのが養子になったのかと思ったけど、グレイスの言葉からするとどうも実の孫らしい。そしてイヤリングはマオからフォールド・クォーツを材料として記念品に娘へ、そして娘からシェリルに渡されたものらしい。ノーム姓の理由とイヤリングの謎はちと駆け足気味に明かされてしまいましたな。
 そいでもってランカの失っていた記憶の方も復活。第117調査船団はヴァジュラの研究を行っており、その研究の過程で体液を浴びたランシェはV型感染症にかかったことに気づかずランカを妊娠、出産。ランカは生まれついてV型感染症に抵抗を持ち、共感能力も持つという稀有な存在となった。が、それに気づかぬまま歌ってしまったのが悲劇の元。それを女王の信号と間違えたヴァジュラの大量襲撃により、第117調査船団が壊滅。自分の引き起こした悲劇の前に、兄であるブレラの「何が起こったか、すべて忘れろ」という言葉が暗示となり、すべてを忘れていた。
 グレイスは二人の身元を知りながら、マオとランシェへのゆがんだコンプレックスの発露として二人を道具として使い捨てるという凶行を引き起こしてたのだなぁ。そしてその野望は、ヴァジュラのハイパーフォールド通信とインプラント技術を利用した全人類の精神リンクを構築すること。ただし、自分が優位性のあるノードとなることによりそれにより全人類の支配者として君臨して。その手段として、ヴァジュラを同時に人類への恐喝の道具として使おうとしている。それに気づいたSMSだが……何もしてないんですが、まだ。次が最終回だし、次は大活躍ですよね? ね?
 そんなことと知らずヴァジュラと戦いつづけるアルトとシェリルだが、ランカがヴァジュラの歌姫として立ちはだかる。そしてブレラが「人類こそが侵略者だ!」と断罪するけど……確かに、最初の接触は不幸にしてヴァジュラに高い知性があることに気づかなかった人類が彼らの生活圏内に侵入した形だったけど、そのあとのことは明らかにグレイスが人類・ヴァジュラ双方を不幸に叩き込んでるよなぁ。そのグレイスがぬけぬけと「星を守るのにこれほどふさわしい歌はないわ」と言ってランカに歌わせたのは「愛・おぼえてますか」。グレイスは映画マニアだったんか? (作中世界ではマクロスTVは史実を元にしたTVドラマ、劇場版はその映画版という設定)
 そしてランカの歌に押されるシェリルの歌とフロンティア。その中で、ブレラに撃墜されるアルト……ホントに死んでるとは思わないけど、SMSが早いとこ到着しないとグレイスの思うつぼに……ああ、レオンもまだいたっけ。


2008年09月21日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#31とキバ#33

  ゴーオン #31「歌姫(アイドル)デビュー」。街中に突如怪物が現れるが、ガイアーク反応はなぜか出ない。不思議に思いながらも暴れる怪物を攻撃するゴーオンジャーたちだが、攻撃を受けた怪物は逆に巨大化してしまう。驚きつつもさらに攻撃しようとするゴーオンジャーたちの前にガイアーク三大臣が現れて彼らを止める。
 三大臣によれば、その怪物はサウンドワールドの生き物であるロムビアコ。雑音を食べて成長するロムビアコに攻撃を仕掛けても効かないどころか、攻撃の雑音でますます大きくなってしまうのだという。ガイアークにとっても汚すべき地球がロムビアコによって滅亡するのは本意ではないのだ。そこでガイアークとゴーオンジャーは手を結んでロムビアコを倒そうとするのだが、その手段は……アイドル?

 これまで出てきたワールドはヒューマン、マシン、ジャンク、サムライ、そして今回出てきたサウンドワールドか。全部のワールドが出てくるのかな? でも怪獣の名前、コロンビアレコード、苦情言わないのかなぁ……まあ、大丈夫だと思いますが。
 汚い音を食べて成長し、逆に美しい音に弱いロムビアコを倒すため、イエロー、シルバー、そしてケガレシアがユニットを組んでアイドル化することに……いや、お一人平均年齢を引き上げてる方がいるだなんて言ってませんともええ。
 彼女らが特訓をしてる間にもどうにかしようとするその他のメンバーたちだが、逆にロムビアコを大きくしてしまう始末。ボンバの解析によればロムビアコが苦手とする波長は人間の女性の声にきわめて近いとか、かなり強引な理屈。百歩譲って生声が必要だとしても、振り付けの練習はぜんぜんする必要ねーだろ!w そもそもゴーオンジャー(とケガレシア)がやる必要もないんだけど、本人たちが必要性を超えてノリノリだったからなぁ……発声練習(?)と称して絶叫マシーンで訓練をするも、一人だけ本気でおびえてるケガレシア様が可愛いですが。
 でも三大臣の歌、悪くないと思うんだけどなぁ……ヨゴシュタインとキタネイダスのデュエットは論外ですが
 この次は新しい炎神が出てくるらしいけど、エンジンオーG12って、ダイラガーに挑戦する気か?


  キバ #33「スーパーソニック・闘いのサガ」。人間を愛するファンガイアの抹殺にも躊躇から失敗し、キバも倒せず、クイーンとしての役目を果たせない深央は落ち込む。渡はそんな深央を慰めるが、遊びに行った大河のところで彼の婚約者として深央を紹介され、ショックを受けてしまう。深央は弁解しようと渡の家に行くが、事情を察した静香にけんもほろろに追い返され、溝は深まったまま。
 渡は二人のために深央への想いを吹っ切ろうと二人を祝福しようとするが、事情を知らない大河に「好きな人に婚約者がいるからって諦めるなんて!」と励まされ、逆にますます落ち込む。
 22年前、真夜がファンガイアだと知った音也。だが自分の理解者である真夜を攻撃しようとはせず、自分の演奏が彼女にコピーできた理由を聞く。真夜は「あなたがあなたに相応しいバイオリンを手にしてないからよ」と答え、音也にバイオリン造りを薦める。大村の言葉を思い出し、音也は真夜の指導の下、自分のためのバイオリンを造り始める。その二人を見て自分の立ち入れない絆に堪えきれず、ゆりは家を飛び出してしまった。

 なんだか名護さん、ここのところ飛ばしまくりじゃないですか? 突然人んちの風呂に現われて「この風呂が気に入った」って……事態をどんどん悪い方向に持ってくし、名護さん面白すぎるw
 そいでもって無自覚に渡を苦しめる大河。わざとじゃないみたいだけど、たちが悪いなぁ。深央もファンガイアの掟に逆らえず流されるままだし。しばらくはこの状況が続きそうだけど……予告で深央が訪ねた相手って……真夜!? 死んだんじゃなかったの!? てか、渡の母親って、真夜、だよね? 実は違うのか?
 過去編ではすっかり丸くなってしまったゆりと音也が倦怠期に突入し(違)、真夜と浮気……もとい、自分だけの演奏のためにバイオリンを作成する。ストラディバリの弟子って……東洋人で弟子になれたのか? つか、クイーンの世代交代って何年だ? 数十年単位だと思ってたけど、そうでもないのか。
 そいでもって、深央が倒しきれなかった人間を愛し人間のための発明を行おうとするファンガイア。「水からエネルギーを生み出す」って、むっちゃ怪しいんですが……触媒で水を水素と酸素に分解して、ではないですよね? 井上さんはトンデモ学説をときどきさらっと出すから油断ができない。
 そして大河が変身したサガが本格的に参戦。なんだか変身ユニットがよくわからないですが、モチーフはヘビですか……そして必殺技は……三味線屋の勇次? ちょっとそれはやりすぎだろう……

[その他][特撮][アニメ] あれ? どこかおかしい?

 ヤングアニマル嵐に掲載されてる後藤羽矢子の裁判傍聴マンガ、ヤクザである被告の罪状(思い出し怒りによる恫喝)のドギツい内容と奥さんの弁護で語られたプロポーズ時の身体を張った優しさに「同じ人物のことを語ってるとは思えん」とコメントされてたのだけど……どこかおかしいのかと思ってしまった自分は、相当ダメな人間だと自覚しました(いや、「可笑」しくはあるんだけど)。けど、こういう人って少なくなったんだろうなぁ、そっち系の方でも。(そこまで筋金入りだとわかってたから被害者男性もわざと意識を昏倒させてたんだろうし。よっぽど怖かったんだな)

 今日は用があってあちこちを回ったのだけど、XPを入手しようとして寄ったPCショップではちょっと考え直して、新マシンを組んでバンドルのXPを購入しようかと思い直したり。PCスペックが段々きつくなってきてるのは事実だものなぁ。これまでの例に倣ってAMDで組むつもりだけど、ちょっと色々調べないとな。
 そいでもってホームセンターに行っていろいろ買ってきたのだけど、帰ってから作業用革手袋を買い忘れてたのを思い出しました。orz そもそもそれを買いに行ったのに。来週また行くか。トホホ。

 ケータイ捜査官7、押井守監督回があったりゼロワンがぐれた過去が語られたりとあったけど(あのバディ連続殉職ぶりは、ほとんどギャグだった。やられた当人にしてみればたまらないけど)、今回は事故で盲目になった女性とゼロワンの話。不幸に遇いながらも憎しみを持つことを拒否する彼女に、ゼロワンはこれまで犯罪を唆してきた連中と違う、別の行動原理が人間にはあるのではないかと思い始める。ゼロワン、ツンデレ化ですか?
 しかしゼロワン反乱時で相当数のブレイブフォンがやられてたって、アンダーアンカーって結構現状ボロボロだったのね……

 レスキューフォース、ついにダーエンとの決着。って、大淵だから「ダーエン」だって初めて気付いた。最後の登場なのに。R1のマックス装着が反則気味の強さ。(販促気味、と出てきて、修正したけどもこの変換もあながち間違いではないとも思ったり) まあ、弱体化してくんでしょうが。しかし次のボスは……車? トミカ的にそれはいいのか? てか、ちょっとこの展開は想像できなかったですわ。

 テレパシー少女蘭、なんだか最近各エピソードの冒頭に必ず翠の大食いエピソードが入ってません? 最初の頃の人に心を許さず、皮肉で辛らつな言葉を投げていたミステリアスなキャラは完全に消えてません? それになんで毎回大食い大会に出かけてるんだ? 喰輪杯(喰いリンピック)に出たいのか? 出たいんか?

 コードギアス、シュナイゼル閣下の幼稚な思考を振りかざす期待裏切りっぷりはさておき、それも今回の生きていたコーネリアで全部チャラにしましょう。ギルバートはどうでもいいです。はい。
 しかしホント役に立たないなぁ、玉城の意地。


2008年09月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 普通に出勤してました

 しかし施設がところどころ閉まってて仕事がはかどらない。orz
 時刻表も休日のになってるのを忘れてうっかり乗り損ねかけるし、休日出勤はちょっといろいろ気をつけないと……

  逆転裁判、宝塚舞台に毎日 )。え〜、想像通りのビジュアルです。

  「正しい」怒り方、教えます:自分の怒りに気付いて、解消する方法ITmedia )。ITmediaのこういう非テクノロジー系の記事がなんか最近面白いんですが…… ZDnet Japanモノマネ芸人に学ぶ英語の発音矯正法--エリック松永の英語道場 でも「400円で入手できる良い教材がある」と書いてあったので、「またタイアップか」と思ったらNHK英語講座。w 確かにこれを活用しない手はないよなぁ。

 自民党総裁選もやっぱり麻生氏で決まり、11月に解散総選挙があるとかないとかという話だけど、微妙にしらけムードという感じも。というのも両陣営、奥歯に物がはさまったような言い方しか出来ない(あるいはそうでなければ大風呂敷)ので、「実際には何をやるのか」が見えないからではあるのだけど、小沢民主代表は政局を気にしてなお一層政権奪取後の行動が見えないのがなぁ……元々説明不足な人と言うことだけども、政局を操って喜んでるような印象があるからなぁ。
 しかし民主支持のマスコミも小沢氏については敬遠みたいな感じなのがなんとも。この辺、利害関係というより、感情とか成り行きとかそんなものが強いのかなぁ。

[アニメ] 軽く

 薬師寺涼子、なんだか身内の争いっぽい展開になってきたけど、この手の奴はやっぱ怪優がいないと締まらないなぁ……たとえば岸田森とか。

 隠の王、なんだかぐだぐだな展開に……服部が何やりたかったんだってのもあれだけど、あれだけ死ぬ死ぬ言ってて一向に死なない宵凪が……この辺は文法の文化の違いなんだろうか?


2008年09月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 涅槃でどんな気持ちなのか

  故沖雅也さんの養父逮捕スポーツ報知 )。う〜ん、沖雅也も、涅槃でどんな気持ちで待ってることか……ちょっと切ない。

  初代新幹線「ひかり」12月にさよなら運転ニチスポ )。新幹線ってえと、やっぱ真っ先に思い浮かぶのはこのビジュアルなのだよなぁ。とうにひかりとしては運行してなかったってのは知らなかったけど、世代交代は当然とはいえちょっと時代の流れに切なくなる。

[アニメ] 潜脳調査室#25

  潜脳調査室 #25「ラストダイブ」。波留たちの努力も空しく、気象分子プラントが活動開始してしまった。それからしばらくの間、何事もないように世界は巡っていたが気象分子の活動と思える天候の変化が不気味な変調を来し始める。
 そんな中、これから世界に起ころうとしていることを知るため、波留はメタルの中に溶け込んだ久島の意識に会いに行くことを決める。それに向けて準備を進める波留たちに、ミナモは自分も一歩を踏み出す決意をする。

 ラストバトル(?)前夜。メタルの海に溶け込んで答えを得ようとした久島。そして波留がそれを受け取りに来ることを期待してると理解した一同。そしてジェニー円も気象分子の起こす微妙な不調に、久島の言の正しさを遅巻きながら認め始める。今更なぁ。
 今のところは渇水地域における集中豪雨程度だけども、最後の方ではついに「海が燃え」る。
 けど、この突発的な災害は、夏の異常な集中豪雨とか思い出すと、ちょっと洒落になってないんだよなぁ。
 皆が自分のすべき事があり、それがわかっている中で、自分だけ出来ることがないミナモは、波留にランチを作ることくらいしかできない。そして、その席上で介護士になる決意を波留に告げる。まだ何もできないけども、それが出来るようになりたいという決意でもある。
 けど、学生ボランティアの介護の最中、気象分子による海面の異常発熱現象が……ユタの森の現象が解決のヒントになるのかな? 最後でいよいよダイブした波留は、何を見るんだろう?


2008年09月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#12とイタKiss#24,25

  ワーデス #12「過去には二通りある」。ワニ師にデストラクトコードを奪われるも、なんとか命は助かったキリエたち。しかし彼らが避難した洞窟は迷い込んだ者を過去の幻影の中に死ぬまで引きずり込む恐るべき場所だった。モルテ、トッピー、キリエはそれぞれ過去の幻影の中に迷い込むのだが……

 三人の過去がそれぞれ示されるのが今回だが、弟のみならず父と母まで獣人の犠牲となったモルテはともかく、トッピー、軽すぎやしないかい……? チビクマギャルにもてたいだけって……
 幸せだった過去に耽溺していくモルテの記憶を補完するように、モルテの弟の記憶を見ていくキリエ。キリエはレジスタンスに参加してたことなどないし、見たこともない記憶が何故か甦る。キリエ自身の記憶って、第一話の街にたどり着いたところしか出てなかったし、しかも何故かモルテの弟が死んだ時に倒れていたキリエそっくりの青年……
 奪ったデストラクトコードを通じてそれを見たワニ師はキリエの正体に気付いたみたいだけど……あまりに腑抜けだからデストラクトコードが反応してもあまり気にしてなかったけど、キリエって何者? 実は覚えてるつもりの過去も偽物?
 モルテも記憶の中に両親に世界に必要なのは撲滅することではなく変えていくことだと諭されたけど、次回はいよいよ最終回。やっぱり未来は……クマ?


  イタKiss 最終回スペシャル、#24「ハッピー・ラブ・カーニバル」#25「ハロー・アゲイン」。琴子の妊娠、出産、そして数年後、と、ちょっと急ぎ足すぎたきらいのある実質上の最終回の#24。妊娠中に頑張って働きすぎで琴子が倒れたり、いざ出産前に松本裕子が十二指腸穿孔を再発させて入江が初の執刀医として立たなくてはならなくなったり、波瀾はあるのだけど、やはり全体的な尺の短さが残念。深夜帯だと2クールが限界なのか。普通に夕方に放送しても良い番組だと思うのだけど、ビデオの普及により視聴時間帯がばらけている現実があるとは言え「この時間帯にこの層を引き寄せる・安心して見てもらう」という明確な思想や視聴者の育成がテレビ局に出来なくなったしわ寄せとも思える。視聴者層も狙いも曖昧なバラエティばかりをゴールデンに占領させ、それ以外を「マニアから金を取る」というビジネスモデルにどんどん追い込んでるのだから、縮小も予想されるこの先の市場でテレビ離れが促進するばかりだろうな。
 で、#25はちょっと番外編ぽく、入江の実家の話。なんということはない話だけど、家族はずっと続いてく、ということを暗示する話で、締めとしては悪くなかったと思う。
 けど、返す返すも尺の長さゆえの急ぎ足が残念。

 で、次回からは「 のらみみ2(に) 」。のらみみと半田の出会いは前期の最終回に持ってったから、今度は半田の煩悶をクライマックスに持ってくのかな? ドッタリ君に加えて、コバチさんが欠かせないから、今度はコバチさんの登場も期待できそう。
 しかし返す返す、テレビ局は放送する時間帯を間違ってる……


2008年09月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#25

  マクロスF #25「アナタノオト」。フロンティア船団に立ちふさがるヴァジュラの群れとそれを率いるランカの立体映像。アルトの機体も撃墜され、壊滅間近と思われたところに、クォーターがフォールドアウトし、これらがグレイスの首謀したギャラクシーによる陰謀であることを暴露する。ランカの立体映像に偽装していたバトルギャラクシーの正体が暴かれ、ランカもシェリルの歌とメサイアに乗り換えたアルトの攻撃により自分を取りもどす。だがグレイスはヴァジュラ・クィーンと接続、強制的なフォールド波でヴァジュラを支配し、フロンティアのみならず銀河中の人類の支配圏に攻撃を開始する。
 完全な統率を持ったヴァジュラの群れになすすべのない人類。シェリルも病に倒れ、もはや打つ手なしかと思われたとき、響いたのはランカの歌声だった。

 え〜、どこから驚けばいいのかがアレなんですが……つまり、これはハーレムエンドですか? いや、だってアルトが「お前たちが俺の妻だ!」って……え? 「翼だ!」って言ってたって? やだなぁ。空耳ですよ。きっと。
 ヴァジュラが全体で知性を持つ群生生物、ってのは、フレデリック・ブラウンの「さあ、気ちがいになりなさい」(COME AND GO MAD)のネタと同じ。まあ、ナポレオンの誇大妄想は出てきませんが。個々では強大な戦闘力を持つものの知性としては虫けらなのだけど、全体ではプロトカルチャーすら憧れを抱いた存在だが、人類たち、プロトカルチャーの子供たちと接触したのはどうも初めてっぽい。だから自分(たち)とは全く異質の人類の存在を理解できず、ランカを自分たちの仲間と誤認識してしまったのが全てのはじまり。そしてやはりフォールド波を出すようになったシェリルの存在が「個体がリンクしない生物」というものを認識するきっかけになった。
 で、そのシェリルだけど……元々金髪でもピンク髪でもなく(ピンクはそりゃないだろ)、亜麻色髪だったのか〜! って、マオの孫なんだからそうか。「ヴァジュラの心はお腹にある」ってのも、いろいろ成人漫画的なネタにされるだろうなぁ、と思ってゴメンナサイ。シェリルのV型感染症の病原体が頭からお腹に移動したのは、シェリルは助かったってことなんだよなぁ、多分。
 シェリルとランカの競演でグレイスのフォールド波プロトコルを打ち破り、ヴァジュラたちを味方に付けていき、そしてグレイスも倒す。
 マクロスクォーター、最終回でようやく変形したバトルフロンティア、そしてもちろんモンスターにも見せ場を持たせ、レオンも大統領暗殺の事実を暴かれ、駆け足気味だったけど文句なしのハッピーエンド。ビルラーはランカたちの活躍に、ミンメイの写真を見て涙してたけど……私心で銀河の流通を支配しようとしてたわけではなく、ミンメイのように自分なりに銀河の人たちを繋ぎたいと思っていた、ってことなのかな。
 まあ、三角関係の決着が付かなかった、初のシリーズということになりはしますが……
 って、マクロスF劇場版って……総集編とかなのか? それともフロンティアが降り立ったヴァジュラの星での話になるのか?


2008年09月28日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#32とキバ#34

  ゴーオンジャー #32「秘宝ヲサガセ」。ガイアーク反応のあったとある山中にやってきたゴーオンジャーたち。だが、山の入り口で幼い兄妹に邪魔をされる。兄妹の父はこの山にあるという宝を探そうとしていて、発掘の邪魔をされないようにしようとしてたのだ。ゴーオンジャーは「一攫千金のために子どもをこんなところに済ませるなんて、どうせロクな親じゃない」と最初言っていたのだが、父親の望みは子供たちが絵に描いた「親子三人で暮らす家」を叶えることと聞き、一転、宝探しを手伝うことになる。だがそこのドリルバンキが現われ、その山に眠るという伝説の蛮機獣をめぐってゴーオンジャーたちは戦うことになる。

 新しい炎神たちが登場……なのだけど、飛翔族登場時以上に行動が謎。最初エンジンオーを攻撃しドリルバンキは伝説の蛮機獣と勘違いしたのだけど、やっぱりドリルバンキも同じように攻撃される。なんだか暴走状態に見えるのだけど……(列車型の炎神だけに?)
 発掘親子の件は、走り去ってく暴走炎神を宝である「黄金の竜」と思った子供たちが、父親の言ってることが間違ってなかったと喜ぶ姿を見て、財宝や家が子供たちの幸せだと思っていたのが間違いだったことを悟って一件落着。
 新炎神は一体なんで暴走してたんだろう? それと伝説の蛮機獣の反応は?


  キバ #34「ノイズ・破壊の旋律」。失恋したと思い込み落ち込む渡。そんな彼を励まそうと恵は遊園地に連れて行くのだが、深央とのいきさつを知らない大河が深央と二人で加わって渡を励まそうとし、逆にますます落ち込ませることに。深央も自分の本心を必死で訴えるのだが、渡は身を引こうとして聞く耳を持たない。
 そんなことと知らず渡を励ませたと無邪気に喜ぶ大河だが、新たに人類に発展をもたらす発明に近づいていた。それは別の個体の能力を人間に移すことが出来る技術だったが、大河はその技術はファンガイアに有用なものになりうると、その発明者神田をしばらく見逃すことにする。
 その神田は元青空の会のメンバーだったが、ファンガイアの力を人間に移すことでファンガイアに対抗しようとし、それに反対する嶋と離別したのだった。そしてその命を受けて手下の楓がファンガイアを襲いつづけていたのだが、肝心の渡のブラッディローズが失意の渡に反応するように割れてしまった。
 一方、ビショップにクィーンを辞めたいと訴える深央だったが、相手にもされない。そしてその言葉に従い、先代のクィーンである真夜を探し当てる。

 予告の通り、真夜が現代編で生きてるってのは、どういうこと? ビショップは大河を唯一絶対の王にしようと「偽りの王」としてキバを襲うが、「お前の両親は誰だ」と言ってるってことは、真夜が渡を生んだことを知らない? あるいは渡は真夜の子ではない?
 過去編では音也が真夜の指導でブラッディ・ローズを完成させたが、現代編では何故かそれが割れてしまう。そしてそれと連動するように出てきた変わり果てた真夜。片目を眼帯で覆い地下で隠れるようにしているのだけど、少なくとも「人間を愛した」として処刑されてない、あるいは処刑の対象になってないのだけど、真夜はなんでクィーンを辞めたのか、辞めた後、一体どうなったのか。渡の出自と関係ありそうな……
 そしてもう一人すっかり変わったのが健吾。夢破れ渡たちにも裏切られたと思い込み(いや、名護はホントに裏切ってるんだけど)、そのネガティブパワーで青空の会の戦士として復活……はいいのだけど、名護や渡にあからさまな敵意を向ける。嶋も神田を非人道的と避難してる割に、かなり性格が破綻してるなぁ。


2008年09月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] コードギアスR2#25

 力尽くで綺麗にまとめた最終回。力技が上手い監督だなぁ。(誉め言葉)
 「この世界ではルルーシュとタメを張れるほど頭が良い人間はシュナイゼルだけ」という設定だから「ルルーシュが悪役を一手に引き受けてその後の世界が平和になる」という無茶な結末ができるのだけど、ツッコミ入れ捲りながらもそこを受け入れれば、生き残った他のみんなはハッピーエンドですが、やはりどう考えてもそこのところがおかしい(性格的にどうしても突っ込まずにいられない)のでやっぱり力技。
 でも、それを踏まえれば、「ルルーシュは偽悪をまとってナナリーのために行動する」という行動律に乗っ取った最後だったし、娯楽として楽しめました。
 まあ、ギアスの謎絡みが途中から脇にまわったので「ギアスとは人の願いに似てる」云々とか無理矢理綺麗にまとめたりとか、「あの動きで(偽)ゼロがスザクだって気付よ!」とか、「玉城、バーのマスターかよ!」とか、いろいろ言いたいことはあるんですが、まあ、楽しめたので無問題。
 ともかく、うっかりが世界を救う、ってことで。え? 違うって? どこが?


2008年09月30日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] テレビの話

  NHK総合ゴールデン視聴率初の単独1位朝日 )。民放涙目www って本音はさておいて、今年は五輪があったとは言えNHKが上位に上がってきてる傾向はここ数年のものらしいので、偶然とか五輪頼みってわけでもないはず。これを契機に、民放も頑張ってはほしいんだけど……けど……

  必殺仕事人2009放送予定 ……いや、やらなくていいって。地獄少女で満足だからさ、ね?
 主演がジャニーズでも演技がヤバくっても殺しのシーンのCGがダメダメでもまあ我慢できなくはないんですが、あの壊滅的なストーリーだけはせめて何とかして欲しい。けど、期待は出来ないんだろうなぁ。

 昨日麻生氏の総理就任所信表明があったわけですが、攻勢に出てますなw 民主がまともに答えられないところだと思うので、おそらく「アーアーアーキコエナーイ」を繰り返しつつ、これまでと同じ戦術を繰り返すんだろうなぁ。しかし、有名人の候補を立て、耳障りの良い公約を空手形で発行し、ってのを見てると、バカバカしくなってくる。このバカバカしい戦術がそれなりに効果的だというのがさらにバカバカしいんだけど。

 「日教組はガン」発言で辞任した中山元国交相だけど、なんであの発言を強固に撤回しなかったんだろう、と考えると、やっぱり腑に落ちない。 この辺りIZA! )を見ればそれなりに文脈があったことはわかるものの、マスコミに総叩きに遇うことは冷静になればわかるだろうし、選挙を控え、不利にもなる。感情的なものが発露だと思うけど、文科相時代のことと、問題を少なからずはらんだ公務員労組を票田にしてるのに官僚叩きとそれを利用した自民叩きをやってる民主の態度にブチ切れた、と思える。一家が官僚だってんだから、官僚ばかり叩いて自民攻撃の材料にしてその他の問題にはほっかむりしていることには腹も据えかねるだろうし。
 まあ、実際のところはわかりませんが。

[アニメ] 隠の王と薬師寺涼子の最終回

 隠の王、う〜ん、きわめて無難なせんに落ち着いた割に、カタルシスも何もない……確かに「自分を消して現実をやり直す」って選択肢が正しいとは思えないけど、でもこれだったらホントに消してしまった原作の方がまだとんがってるかと。
 テーマがぼやけまくたシリーズになってしまったなぁ。

 薬師寺涼子、まあ、こんなものかと。あの傍若無人振りは好きではないけど我慢できないほどでもなく。田中芳樹原作にありがちな主人公万能臭がちと鼻につくっちゃつくけど。
 まあ、「怪奇大作戦」のオマージュと考えれば、流してみる分にはそこそこ楽しめました。