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2008年08月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#17

  マクロスF #17「グッバイ・シスター」。ランカを使ったヴァジュラ攻撃の実験に不信感を抱くオズマ。キャシーもまたこの件に関しては裏があると、調べ始める。ミシェルも、シェリルがこっそり託したグレイスの薬の分析を手配する。
 自分がランカを守るという想いに突き動かされたオズマは、グレイスたちが何か隠していると生物研に侵入して調べる。が、その前にブレラが現われ、「ランカを守るためにランカの歌が必要なのだ」と意味深な言葉を吐くのだが、その時、フロンティアへのヴァジュラの来襲が通達される。

 パ、パインはらめぇ〜! と思ったら、超肩すかしw
 なんのことかは伏せといて(でもほとんど伏せる意味がない)、グレイスのランカ周囲の取り込みの激しさが……ルカやナナセを引きずり込もうとするのは、ルカは御曹司だからだろうけど、ナナセは自分たちから足抜けするのを防ぐためだろうなぁ。でも、シェリルも影でいろいろ動いて、ミシェルにグレイスから渡されていた薬を託し解析して貰ったり……と思ったら、ラストで正面衝突だよ。おい。来週はシェリルにとっては辛い回になりそうだなぁ。
 グレイスやビルラーたちの目的は、ヴァジュラの体内でのみ生成される物質。シェリルのイヤリングやビルラーの指輪に使われていたのと同じもの。それがハイパーフォールドに必要なものらしいのだけど、恐らくはそれにより銀河の交通流通を牛耳ろうとするブレラーと違い、グレイスたちはそれ以上のことを目論んでるらしいが、ろくでもないことのような気がするなぁ。
 キャシーもレオンの行動に不審を抱き、オズマとその目的を探ろうとするが、その過程で明らかになったのはヴァジュラの超進化能力。昨日まで有効だった武器が今日は通じなくなると言う恐怖。しかし超シスコンのオズマは熱血で突っ込んでいき……まあ、結論はミシェルに同感。w
 のっけからファイアボンバーのナンバー連発だったり、キャシーもファイアボンバーを聞いててオズマへの気持ちが切れてないことを示したり、7ファンにはちょっと嬉しい?
 クランもデートだと思ってたのを肩すかしされて起こったりとラブコメ要素も忘れません? クラン、あれで女子大生か……
 しかし、タイトルのシスターって、オズマとランカじゃなく、シェリルとグレイス(姉妹じゃないけど、姉妹のようなものなので)だったんかな?

  毎日新聞「手前みそだが、こちらの方が説得力はある」毎日 )。毎日新聞はどうしてこう、炎上の始末が下手なのか……つか、燃料投下が下手なのか? 会社が大きいと言うこともあるだろうけど、「自分だったらこういうときは絶対やらない」という行動を取ってばかりいるのだものなぁ……自分が毎日のトップなら「ネットを敵視する社説等は控える」「例の海外サイトについては謝罪や周辺動向も含め、末端は一切触れない」を徹底させるのだけど。危機管理ができてないというか。

[アニメ] 西洋骨董洋菓子店#4

  西洋骨董洋菓子店 #4。橘の幼なじみで彼の家で働いている千影が、橘を心配してアンティークに押しかけてくる。サングラスをかけた強面な外見と裏腹に気が弱くなにをやらせてもダメな千影の扱いに橘も困るが、さらに困ったことに小野がつい魔性のゲイの本領を発揮。ノンケのはずの千影は彼に惚れてしまい、彼に付き合ってくれと申し込む。
 それを受け入れた小野だが、幼なじみを虜にしてしまったと橘に知られるのを恐れ、そのことを秘密にしていた。そんなことと知らずにこのままでは落ち着かないので千影をアンティークの従業員にしようと言い出す橘。さらに、小野な奔放なプレイゲイさに、純真な千影は傷つき、小野は軽い調子でそれをあやそうとして更に彼を傷つけてしまう。二人のやりとりを見て事情を察した橘は……

 み、三十路男が二人して雨の中でくるくる回ってうふふあははってありえねえw
 そこら辺はまるっきりギャグなのだけど、魔性のゲイの魔力に引っかかってもやっぱり純真な千影に、ただれた交際関係を持つ小野は交際をOKしながらも戸惑ってしまう。そして肉体関係ばかりを意識して千影のプラトニックな気持ちを踏みにじってしまったことに気付くが、自分に言い訳をして千影の純真さと向き合うことから逃げようとする。それをひっぱたくのが橘。橘は高校時代に酷いことを言ったことをまず謝罪し、悪いことをしたなら謝れ、と小野の背中を押す。なんかすごいいい人みたいだな、オヤジ。すべての元凶のくせに。w
 しかしこの作品のデフォルメ顔ってどこかで見た覚えがあると思ったら、モーニングで不定期連載してる「きのうなに食べた?」(ゲイカップルの日常食生活を中心にした日常漫画)の作者の原作だったのか。


2008年08月02日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] レスキューフォース#18

  レスキューフォース #18「新人それとも大先輩? R5登場」。意味ありげに5人目のメンバーが登場で多分中の人はあの人だろうなと思ったら思ったとおり石黒隊長。しかもしばらく謎の人で行くかと思ったら正体丸バレで行くし。でも妙にスーツを装着するのを嫌がってると思ったら、スーツを着ると性格が豹変して暑苦しさいつもの400%増しで暴走。強いことは強いのだけど熱く、強く、そして鬱陶しい性格に……だから本人も嫌がってたのか。
 話の方は珍しい前後編で、石黒と一緒に第一期レスキュフォースだった男がダーエンの正体で彼が人間に絶望して超災害を引き起こそうとしてる理由が今後の鍵になるのか。

[アニメ] S・A#17

  S・A #17「遠慮・笑顔」。学園祭を前にお祭り好きの光は大はしゃぎだが、明が浮かない顔をしてるのが気にかかる。学園祭に何か心配事が? とすっかり仲良くなった桜にお願いして黒泉館の学園祭を下調べに見せて貰うことに。だが、明の心配事はそこではなく、時々上の空で宙を見つめている。明のことが好きな八尋はそんな明の様子に気付くが、これまで酷いことをしてきたという誤解は解けたとはいえ明に話しかける勇気が出せないでいた。
 そんな時、明が携帯を紛失してしまい、桜がそれを面白がって全校を巻き込んだイベントにしてしまう。商品目当ての参加者が殺到する中、八尋はただ明に話しかけるきっかけが出来ればと、斜に構えた態度をかなぐり捨てて携帯を探し回る。

 なんか作画が妙に少女漫画してるというか、この力の入りようはどうよ、って感じ。しかも可愛い女の子大好き(レズではない)の暴力女・明が妙に可愛いし。
#可愛い女の子が好きなのは金目当てで近づいてくる連中を過度に警戒した八尋が明から遠ざけてたせいで、同性の友だちに飢えてたせいではあるのだけど。
 おまけに何かあるとストレスの吐け口にしていた宙を、八尋への誤解が解けた辺りから妙に意識しだしてるし。って、実はそれは昨日今日の話じゃなさげ、という回想シーンが。
 どうもバタバタとカップル化が連続する感じなのだけど、小さい頃から明一筋だった八尋はちょっと可愛そうな気が。


2008年08月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#24とキバ#27

  ゴーオン #24「最初ノエガオ」。森の中でいきなり止まってしまうギンジロー号。連が修理に取りかかるが、その間に早輝がいなくなってしまう。子供のころであった少年にそっくりな子を見かけ、それを追いかけて行ったのだ。早輝を追いかけるゴーオンジャーだが、森で幽霊やお化けを見かけ、脅される。実はゴーオンジャーへの恨みで幽霊となったヒラメキメデス改めウラメシメデスが、幽霊を動員してゴーオンジャーたちを脅していたのだ。
 そのことがわかったゴーオンジャーだが、実体を持たない自分の代わりにサムライワールドで出会った妖魔・伐鬼をけしかけてくる。

 基本は早輝話で、映画との連動企画なのだけど、なんと言ってもヒラメキメデスの扱いの凋落ぶりが……
 ゴーオンウィングスの当て馬なのは登場時からなのだけど、強敵からどんどんポジションを落としていって、一癖ありそうなキャラまでも崩れてって、最後はこれだものなぁ。哀れを感じる。
 逆に、ここまで使い倒されれば序盤の強敵としては本望だ、と考えた方がいいのかな? まあ、今回はヒラメキメデスの供養話だったということで。
 しかしそっちばっかに意識が行って、本来の早輝と古木の精霊の交流がどんなだったかほとんど記憶に残ってないのがなんですが……


  キバ #27「80's・怒れるライジングブルー」。イクサのバージョンアップが行われ新たにファンガイアに臨もうとする「素晴らしき青空の会」だが、その矢先に突然、恵、嶋とメンバーが次々と逮捕され組織は壊滅状態に。唯一残った名護も強盗犯として追われる身になるが、逃亡中に彼の前に現われた男、棚橋から、これは復讐だと告げられる。かつて画家だった彼は至上のモデルに出会い、生涯の最高傑作を描こうとしていた。だが、ファンガイアと間違えたイクサに襲われ、一年の昏睡状態に。その間にモデルの女は姿を消し、その事に意気消沈した彼のインスピレーションも消失してしまった。その復讐を果たすため警察組織を動かすポジションにまで上り詰め、今、復讐を遂げようとしてるのだ。
 真相を知りながらもどうすることもできず逃げまどう名護だが、その彼の前に次狼が現われる。「ある人物との約束で、青空の会を潰すわけにはいかない」と言う彼は、キャッスルドラゴの力を使い、棚橋の事件が起こった22年前に名護を飛ばす。
 突然川沿いの欄干の上に転送された名護を、自殺者と間違えてもつれた挙げ句、一緒に川に投げ出された男は、なんと音也。音也とゆりは丁度今日から同棲をはじめようとしていたところだった。つかみ所のない音也と、本当に22年前に転送されたという事実に戸惑いつつも、名護は棚橋の事件を起こさせまいとこの時代のイクサ装着者を捜そうとする。
 一方音也は気まぐれに弾いていた演奏を聴いた男に、絵のモデルが退屈しないよう、演奏をしてくれないかと言われる。その男こそが22年前の棚橋だった。最初取り合おうともしなかった音也だが、モデルが真夜だと知って態度を豹変。その依頼を受けることに。
 一方、アテもなくイクサ装着者を捜す名護だったが、ファンガイアに遭遇。止めようとしてピンチに陥ったところを、逆にその時代のイクサである音也に救われる。
 探していたイクサ装着者が音也だと知った名護は、22年後の青空の会を救うため、音也からイクサフィストを奪おうとする。

 こっちも映画連動企画。渡の数少ない友だちの大河ってのは、映画版オンリーライダーのレイの装着者なのだろうけど、でもそれは話に関係なさげ。
 音也と名護だと徹底的にソリが合わないだろうなぁ、と思ってたけど、名護の視野の狭さが幸いして、目的外の音也はとりあえず視界に入ってなかった模様。けど、助けて貰ったのにいきなり音也にイクサを渡せと殴りかかる名護。おいおいw
 今回から登場のライジングイクサは、マスクが更にオープンしてより仮面ライダーっぽく。でも、専用アイテムのイクサライザーがまさか口のパーツになってるってのは、ちょっと意外と言うか、度肝を抜かれすぎと言うか。アリなんか、そんなの?
 あと、棚橋が22年の歳月があるとはいえ、一介の画家崩れから警察を自由に動かすまで上り詰めるのは不自然だけど、まあ、都知事だしな!


2008年08月04日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] これはこれでありでね?

  「20世紀少年」カンナ役、平愛梨さんに決定 痛いニュース )。ああ、どっかで聞いた覚えがあると思ったら、DA PAMPのISSAの妹オーディションの入賞者か。ちょっとそれ以外はわからないので役に合ってるかどうかはわからないのだけど、2chでは他の配役含め、もっぱら否定的なようで……
 でも、配役見ると思わず吹き出すぐらい似合ってるのが結構いるんだけど。
万丈目胤舟=石橋蓮司

神様=中村嘉葎雄
 石橋蓮司の万丈目なんざ他にいないだろうってくらいのハマリ役だし、松っつぁん、ついに神様になっちゃうし。いや、神様役にしては目に皮肉がないんだけど。
 わりとオールスタームービーっぽい感じではあるけど、これはこれでアリの気がしてきた。

[アニメ] ヤッターマン

 今日のヤッターマンを見て、ボヤッキーの言ってることとスタンスにむしろ共感してしまう自分は、何か間違ってしまったのだろうかと思わないでもなかったり。


2008年08月05日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 毎日新聞とか、民主党とか

  毎日新聞社内で何が起きているのか(上)C-NET blog 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 )。本当かどうか、というところは結局確かめようがないのだけど、毎日新聞の記事傾向のばらつき具合と今回の騒動の反応の不統一を見ると、もっともらしく見える。
 この記事を信じるなら、今回の騒動で火が点いたのは社内における今回の事件やネットへの意見が不統一だと言うことと、ネットに対して理解を示さない勢力が主流だということが原因になる。確かに、毎日新聞の記事で結構面白く読んでるものもあるから、今回の騒動にはちゃんとした対応を取って収束して欲しい、というのがひとつ。もうひとつは、既存マスメディアとネット世論の関係に変化が迫られている、ということ。主に、マスメディア側のネットに対する認識と戦略を改める必要性があると思うけど。どっちが正しい、ではなく、適応戦略の問題。さて、どうなるんかなぁ。

  麻生発言に小沢代表が反論、民主は「ナチスどころか正反対」読売 )。 「民主党なんて、ナチスどころか正反対で、いつもバラバラだといわれているぐらい、非常に民主的な党だ。どういう思いで言ったのか理解できない」って、どう考えても自爆です。本当にありがとうございました。
 いや、まとまりがないことと民主主義的であることとは何の関係もない、ってえか「政党」という仕組とそもそも相容れないのですが。さらにそれを自慢するって……

  シンガーソングライターの河井英里さんの公式サイトで逝去が報告 。始め名前聞いてもピンと来なかったんですが、調べてみたらARIAシリーズのOPの作詞をはじめ、聞いたことがある曲がいくつも。
 特に吃驚したのが以下の。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1217918875/4
4 :( ^ω^)デーブおまコンφ ★:2008/08/05(火) 15:49:08 ID:???0 ?PLT(12122)
>>2
53 名前: 露華濃(三重県)[] 投稿日:2008/08/05(火) 15:42:26.43 ID:UcP5EPNr0 ?PLT(12050)
ソース見たらCMのほうが活躍してるね

■ CM歌唱
CM ユニチャーム「ムーニーマン」
CM ライオン「ソフトインワン」
CM CS放送LaLaTV(サウンドロゴ)
CM 養命酒
CM アース製薬「花咲きポット」
CM コーセーコスメニエンス「潤肌精」
CM 花王「ロリエF」
CM ライオン「ビトイーンMaxi」(サウンドロゴ)
CM 第一三共ヘルスケア「ガスター10」
CM ソフィーナ「大人の毛穴ケア ひきしめエッセンス」
CM 第一製薬「システィナC」
CM アース製薬「バスロマン」
CM シュガーレディ
CM キャノン 写真DV
CM ヤクルト「蕃爽麗茶」
CM 花王「ビオレ」
CM バファリン
CM コカコーラナショナルビバレッジ「爽健美茶」
CM トヨタ「グラシア」
CM クレアラシル スキンケアパッド
CM スリムビューティハウス
CM ユニチャーム「ムーニー」
CM フレックスパワーEX錠
CM コスモ石油
CM 花キューピット
CM 札幌ステラプレイス
CM 銀座ダイナスティ
 聞いたことあるのがたくさん……意識してなかったこと自体がショックですわ。お悔やみ申し上げます。


2008年08月07日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#5と潜脳調査室#18とイタKiss

  ワーデス #5「男には二通りある」。森で野営中、トッピーそっくりの影に襲われてしまうキリエとモルテ。その一帯はコロシアムに出すために人間を狩る、危険な一帯だった。無理矢理獣人との決闘をさせられるキリエたちだが、モルテのおかげでどうにか勝ち抜き続けていた。
 一方、キリエたちとはぐれたトッピーは街で二人の行方を捜していたが、ならずものに絡まれていた女の子を助けた直後、同じチビくま族の獣人に出会う。彼は、勇者になると言うトッピーと志を同じくして故郷を出てきた旧友のヤッピー。旧交を温め合う二人だったが、ヤッピーは勇者の夢に挫折し、コロシアムのための人さらいを繰り返す小悪党になりさがっていた。それを知らないトッピーはキリエたちがコロシアムに囚われてると知って助けに入るのだが、興業主の金を盗もうとしていたヨッピーにはめられ、コロシアムに捉えられてしまう。

 今回、世界救済委員会の二人、出てこなかったなぁ。
 話はトッピーの因縁話。だけど、トッピーそっくりの旧友の声が……いや、わざとやってるのはわかってるんだけどね。語尾が「ベア」って……
 過去、誤って殺人をおかしてしまったことで夢に挫折した彼は、昔通りトッピーが理想の勇者になったために女の子を助けたのだと思い、助けようとしても動けなかった自分と比べてしまい嫉妬する。
 そのため、自分の手で彼を始末しようとすらするのだが、興業主の金を盗んだことがばれそうになったとき、トッピーが「世界撲滅委員会」を名乗り、自分の仕業だと宣言する。
 トッピーは立場が重要なのではなく、その志を失わない限りどんな境遇でも勇者でアリ続けられると言い残して去っていくのだけど……やっぱ声・台詞と格好が似合わねえw
 あと、チビくま族って無茶苦茶強かったんだな。
 次回は人間と獣人の共存を理想としてろ象師のところに行くらしいけど、額面通りに受け取っていいのかどうか。


  潜脳調査室 #18「ジュタの森」。今回波留の元に持ち込まれた依頼は、自然公園に指定されている南海のとある小島の調査。メタルも十分につながらない人の手もほとんど入っていない僻地だが、そこから奇妙な信号がメタルに流れ込んでいるのだという。世界の各地で植物の異常成長が報告されており、その森でもそれが観測されていることからそれとの関係も疑われ、波留に実地調査が持ち込まれたのだ。たぐいまれな地球律との共感能力があるとはいえ波留は老人、しかも足が不自由とあってソウタは反対するのだが、ホロンのサポートもあるとなって押し切られる。
 島に到着した一行は科学技術を拒絶しあざ笑うかのような島の自然に圧倒されるのだが、島からはやはり不可思議な波動が流されていて、波留とソウタの電脳が影響されて二人は不調に。しかも、無事かと思えたホロンまで体調を崩したように倒れてしまう。

 ミナモ、どんどん野生児化してるな。w
 文明に依存すればするほど自然を感じられなくなる、というオチかと思いきや、どうもそう単純な話ではないようで。ソウタは電脳テロの可能性を訴えるが、そうでもなさそう。地球律がらみかと思ったけど、波留やミナモは特に何も感じず、電子機器の固まりのホロンが真っ先に深刻な影響を受ける。具体的に電脳が介在してる現象なのか。
 しかも、この前の話(「透明な力」)以来、アンドロイドらしからぬ表情を時々垣間見せていたホロンだけど、分析的な発言だけではなく、情緒的とも取れる発言を繰り返す。それにソウタも気付いたのか、妙に気にし続けてるようだけど……ああ、ホロン風俗もあったし、そっちの能力も一応あるのか。
 今回は直接地球律が作用してるわけではなさそうだけど、前後編って、結構重要な話なのかな?


  イタズラなKiss 。入江と琴子が婚約したと思ったら入江母の強引なやり口で結婚させられたり(でも、ずっと婚約状態だとささいな喧嘩で婚約解消とか騒ぎになって回りが振り回されるのは目に見えているので入江母の判断は正しいと思う)、金之介がついに琴子一筋からクリスに方向転換したり(琴子に「すまん」と言ってからクリスを追いかけるのが妙に律儀なところだよなぁ)、結構長い連載を2クールにまとめるだけあって怒濤の展開だけど、旧友グループが卒業に向かい琴子も看護科に編入したこともあり、今回からOPが旧友グループから看護科グループに。これまた癖が強そうなのが。
 なんだかんだでイヤミのない王道で、するすると楽しめて見てしまえるのは流石と言うべきか。


2008年08月09日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#18

  マクロスF #18「フォールド・フェーム」。病院を抜け出しグレイスに様々な疑問をぶつけるシェリル。しかしその疑問に対しグレイスがシェリルにあざけるように告げたのは、シェリルがノイ型感染症にかかり、余命幾ばくもないという事実だった。
 一方アルトは入院中のオズマに呼び出され、ランカ計画が額面通りのものとは思えないこと、ランカを陰謀から守ってくれと、上官としてではなく、兄としてのオズマに頼まれる。
 同じ頃、ミシェルとクランもシェリルが飲んでいた薬がノイ型感染症の発症を抑えるものであること、グレイスがその薬の開発グループにおり、シェリルは治験患者であったことを知る。シェリル自身も知らなかった事実に驚く二人だが、その場に現われたシェリルもその事実を知ることになる。
 歌手生命のみならず本当の生命まで終わりを告げられ、「アルトには黙っていて」と言い残し飛び出すシェリル。ミシェルの連絡で詳細な事情を聞かされぬまま出奔したシェリルを探すアルトだが、見つけたシェリルにはもはや強がる気力さえも残っていなかった。

 今回から新OP。前回のが新OPだと(番組OPとしては)微妙だなぁ、と思ってたのでちょっと安心。
 上り調子のランカと世間から急速に忘れられつつあるシェリル、と対照的に見える二人だけど、残酷な事実を突きつけられたシェリルだけでなく、ランカにもまた暗い影が見え隠れする。グレイスたちの陰謀は単にランカを利用するというレベルではなく、どうもランカにとっても致命的になりそうなことらしい。突如襲ってきたヴァジュラの大群になすすべもないアルトたちをを救うため、ランカは志願して対ヴァジュラ戦に参加。その機を逃すまいと長距離フォールド計画を前倒しで行うフロンティア。すべては上手く行ったかに見えたが、掃討されるヴァジュラに反応するかのように、ランカは苦しむ。もしランカが実験体だとすると、ヴァジュラとの共感能力が付与されてるのは確実そう。つまり、一方通行ではなく双方向であり、ヴァジュラの苦痛もまたランカをむしばむのかもしれない。
 しかし意外だったのがどこで関わるのかわからなかったマオ・ノーム。「マクロス・ゼロ」のヒロインの一人で、オズマの台詞からもこの時代にまだ健在、それも医者であることはほのめかされていた。けど、それがシェリル、グレイスとも関わりがあったのが……のみならず、ランカの母とおぼしきランシェ・メイも同じグレイス、マオと同じ研究チームに……ミシェルたちはランシェのことを知らないのでグレイスの方ばかりに注意が行ってるようだけど。
 ここまでの情報からの予測だと、第117調査船団で研究されたランカはランシェの遺伝子を使ったヴァジュラとのコミュニケーション、あるいは対抗手段として研究されていた実験体というところか。いくらなんでも実子でそんなマッドな実験をやるとは思えないけどなぁ……(あ、でもギャラクシーだと人体改造は合法なんだっけ)
 ガリア4でグレイスがシェリルを使い捨てにしようとしてたのも、対症治療薬の副作用が強くなりこれ以上は使い物にならないと判断したからなのか。
 これまで発言の端々で匂わされた通りシェリルはストリートチルドレンでグレイスに拾われたのだけど、だとしたらなんで母の形見としてフォールド・クォーツのイヤリングを持ってたんだろう? グレイスもそれがフォールド・クォーツだと気付かないわけはないのだけど。量的に実用転化できるサイズではなかったから、疑問はあったけど放置してた、ってことかな? 結構行き当たりばったりみたいだからなぁ。
 しかし今回のラストでシェリルが早乙女家に保護されたのが意外。ミスマクロスフロンティアコンテストで一度源造と会っただけの縁だと思ってたのだけど。これまで何があろうとツンデレ台詞は忘れてなかったのに、強がりが言えないほど心身共に打ちのめされてるのも……

[その他] 昭和の懐古ものが嫌い

 なんだか暑さのせいか調子が狂いっぱなしなついでに、ネガなことを吐き出し。
 昨今の政治やら社会情勢を考えていて、一見脈絡もなく思ったのは、「昭和という時代を持ち上げる気持ちがわからない」ということ。大きな戦争があったとは言え(思いっきりいろいろたたみ込んでますが、それを敢えて書かない意図は察してください)、確かに日本も上り調子で閉塞感漂う今から見るとうらやましいと思えるのもわかる。けど、今の状況の原因の多くは昭和時代で確定したことが非常に多い、という事実を忘れてるんじゃないかと、昭和懐古番組、記事を見るたびに思う。ひとつひとつは気にしないで流せばいいや、と思うのだけど、偶然にでも連続して出くわすと、ちょっと。
 別に昭和が嫌いってわけじゃない。その時代に頑張った人たちの努力を評価してないわけでもない。でも、そこに戻りたいというだけでは「現実逃避じゃね?」というのが正直なところ。
 どうせなら、もう一歩踏み込んで「昭和の発展」の基礎を作り出した明治大正昭和初期の日本人の頑張り、というにはあまりに血みどろな必死さを評価すべきじゃね? 「日本人の勤勉さ」ってのは、おそらくこのころに方向性が定められたことだし。
 昭和が諸悪の根源だとは言わないしそのつもりもない。けど「どうして発展したか」の下地に目を向けないとただのねたみ混じりの羨望になる。
 全部が全部みならえとは思わないけど、昨今の情勢で見直すべきは昭和ではなくその前段階というのが私の雑感。
 もっと言うなら更に遡って維新、幕末期にも目を向けるべきかもしれないけど、そこまでは私の知識不足でどうこういうことが出来ない。スマソ。


2008年08月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#25

  ゴーオン #25「母上(オカン)サヨナラ」。ヒーローに夏休みはない。はずなのに、バカンス気分全開のギンジロー号のゴーオンジャーたち。ゴーオンジャーのオカンこと連は仕方なしに仲間を自分の実家の旅館に連れて行く。超有名温泉旅館での休暇を堪能するゴーオンジャー&ウィングスだが、当の連だけが様子がおかしい。言葉遣いがいつもと違ったり、物思いにふけったりする彼を気にかけるゴーオンジャーたち。実は連は幼い頃母親をなくしており、皆をなごませる雰囲気も、卵料理も全部病床の母をなぐさめるために身につけたことだった。そして、隠しきれない辛いことは海岸沿いにある石地蔵に打ち明けていたのだった。実家に戻ったことで辛い思い出を甦らせた連だが、その心の支えでもあった石地蔵を求めて何故かキタネーダスとケガレシアがやってくる。実は連が石地蔵だと思っていたのは三大臣より先にマシンワールドから追い出され、石となって休眠していたガイアークの戦士・ウズマキホーテだった。それを聞いて連は地蔵を破壊しようとする大翔、奪おうとするガイアークから地蔵を守ろうと運んで逃げ出してしまう。

 ヨゴシュタイン、ヒラメキメデスの忌中につき今回未登場w
 今回は連の話であると同時に敵の新しい勢力が。ウズマキホーテと、それが仕えているらしい「ニゴール」がそれ。味方戦力の増強を臨んでる割に、ケガレシアがその名前を聞いて嫌がってるけど……ストーカーか?
 連って確かレース関係の仕事に就きたくて実家を飛び出したんじゃなかったっけ? すぐに帰れるって、実家との確執とかってなかったの?
 小さい頃の母の思い出と因縁深い地蔵が壊されそうになって、持って逃げる連だけど、大翔が破壊しようとするのはわかるが、意外にも軍平が連を庇う。「連は自分を殺して仲間のためにいつも頑張ってる。今回は連のやりたいようにやらせてやれ」と。結局破壊する決断をしなければならないことはわかってて、でも連を信じてそれを連自身に委ねようというのは、軍平もいつの間にか仲間をそれだけ信じてたってことか。
 しかし連がなりたかったのは「オカン」というのが……いいんか、それで?


2008年08月12日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 体温計で室温が計れる

 そんな今日この頃。
 あまりに暑いので図書館に逃げて、ついでにリーバス警部シリーズを借りてきてしまったり。


2008年08月13日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 紹介屋

 う〜ん、なんか最近、「こういう人、知り合いにいたら紹介してくれない?」って頼まれごとが連続してるなぁ。なぜなんだろう? 大体心当たりがあって渡りをつけられるのもなぜなんだかなんだけど。
 自分の利益にならなくても紹介した方・された方の相互利益になるつなぎは好きだからいいんだけど、人付き合いが得意でもないのにこういうことをしてるのがなんだか妙な感覚なので。

[アニメ] 潜脳調査室#19と夏目友人帳#6

  潜脳調査室 #19「巡る雫」。森の出す電磁波の影響で、波留たちの電脳だけではなくホロンも活動停止に陥ってしまう。ホロンと彼女を見守るために居残ったソウタを残し、波留たちはノイズの中心である巨木にたどり着く。レンジャーのウムランは人間の生み出す汚染物質にむしばまれつつも、それを長い時間をかけて浄化しようとする自然の作用を語る。ノイズの原因は一体何なのか。それを知るために、波留はノイズの源泉へとダイブする。

 「自然の生み出すものに悪いものなんてない」とか「マイナスイオン効果」とかははっきり言ってどうかと。
 ただ、話としては実はメンタルなものが影響していた波留の足の回復と、ホロンが自我を持ち始めてるとおぼしき描写がキモか。それに、今回は直接に関係はしてこなかったけど、地球律とメタルの関係性も関連してきそう。
 ノイズの原因自体は異分子として入り込んできた気象観測子を排除しようとするための森の変調だったのだけど、その現象自体は自然に収まり解決。でも、解決よりも波留が立ったことを密かに喜ぶ久島。ホントにツンデレ……じゃないか。素直クールか。
 しかし、波留の足が動くようになったことの影響もだけど、ホロンとソウタの間にマジで恋愛展開とかあるのか? ソウタ的にはそれでもOKそうだけど、世間的には変態扱いされそうな……つか、書記長と簡単に切れられるとは思えないけど。


  夏目友人帳 #6「水底の燕」。友人たちとダムに釣りに行った貴志だが、ダムは水不足で干上がり、湖底に沈んだ廃屋が現われてる状態。しかも貴志はそこにいた何かに取り憑かれてしまう。それに気付いたにゃんこ先生によって引き剥がされたそいつは、ダムに村が沈む前に世話になった恩人に再会したいという。珍しく友人帳絡みではない頼み事を貴志は引き受け、その人物を捜し当てはするのだが……

 笹田のポジションはあんなんですか。つか、「孤独だった」とかいう設定の割にクラスの連中と普通になじんでるな、貴志。
 今回頼み事をしてきた妖怪は燕の死霊で、死後恨みで下等な鬼となったところを野良犬と間違われた人間に餌をもらうようになり、そのことで怨霊になりきらずに済んだ。
 貴志はそんな彼女のために恩人捜しに奔走するが、その恩人を見付けはするものの、普通の人間に妖怪が見えるわけがない。望みが叶ったと言いつつも淋しげな彼女のために、 「人間に変身することができる浴衣」が賞品として出る妖怪の運動会へ、危険を承知で出場する。って、夜は墓場で運動会!?
 まあ、何はともあれ燕は可愛かったけど、成仏したのか、今後の登場はなさそう。OPにも出てきてないし。


2008年08月14日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他][映画] キサラギ

 あ、そういえば今日「 キサラギ 」がテレビでやるんだった。最初の方ちょっと見逃した。
 焼身自殺したマイナーアイドルの一周忌にそのファンたちがオフ会をやるのだけど、そこで「自殺ではなく他殺ではないか?」と一人が言い出したことから話が意外な方向へ転換していく、という話らしい。
 けど、それより集まったアイドルオタクたちの痛々しさがアレだと聞いてたので、一度見てみたかった。ユースケサンタマリアや小栗旬がアイドルオタクなのだものなぁ。しかし、こういう変なものをやるのは地上波ではテレ東くらいになってしまったのか。

P.S.うわー、最後の最後でファン泣かせだよ。
P.S.2いい話で終わったと思ったら、更に多段落ちかよw

[アニメ] ワーデス#6

  ワーデス #6「夏には二通りある」。夏の大陸にやってきたキリエたちだが、あまりの暑さに行き倒れかけたところを通りかかったアガンに助けられ、近くにあった救護院に運び込まれる。そこはゾウ師によって運営される、人間も獣人も分け隔てなく治療され暮らす楽園だった。こんな獣人もいるのかと素直に感動するキリエとトッピーに対し、不信感を顕にし続けるモルテ。しかしその救護院にモルテたちを追う世界救済委員会の二人が現れ、ゾウ師を見るなりその驚くべきその過去を口にした。

 声が青野武だし、実際にいい人だろうとは思ったけど、思わせぶりな演出が結構あって最後までちょっと迷った。
 ゾウ師はかつて人間との戦争の中で「砂漠の殺戮王」と呼ばれていた戦士だった。が、その過去を悔い、人間も獣人も分け隔てなく治療することでその罪滅ぼしをしていたのだが、モルテはそれを知ってたわけじゃないけどゾウ師に心を許そうとしない。それは獣人を憎んでいたせいだと思ってたけど、モルテが憎んでいたのは獣人だけではなかった。これまでキリエが幻視して来たモルテが立ち会ってた葬式は、モルテの弟のものだった。獣人と人間との争いの中で幼いのにレジスタンスに参加し、その争いに巻き込まれ死んだのだった。だから、モルテは獣人だけを滅ぼそうとしてるのではなく、人間と獣人の争いが絶えないこの世界自体を憎み、滅ぼそうとしていると言うことか。
 しかし実はゾウ師を村と家族の仇ではないかと疑い潜入していた医者が復讐を果たそうとしたとき、救護院の子供たちがゾウ師をかばう姿を見て、少しだけ心を動かす。そして、モルテの心もキリエたちに解きほぐされるかもしれない、というゾウ師の言葉によって、三人で再び一緒に旅をする決意をする。
 このゾウ師に復讐しようとした医者の動きがダミーになって、筋立て自体は単純なのにちょっと迷わされたんだよなぁ。単純な筋立てでも見せ方次第ということですか。
 しかし、リ・ア、助けてくれた人にも「クソたわけ」はさすがにやめようね。


2008年08月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#19

  マクロスF #19「トライアングラー」。突然の超長距離フォールドの成功をアピールする大統領府。ランカはその看板に祭り上げられ、記念ライブが開催される。一方、早乙女家に保護されたシェリルが気になり、もう戻らないと宣言した手前、正面から入れず実家に潜り込むアルト。「もう歌うのに飽きた」と引退を宣言するシェリルの言葉が本心でないことを察するが、彼女が余命いくばくもないことを宣告されたことまではわからない。そしてシェリルも、彼女を通してアルトを芸の道に引き脅そうとする兄弟子の矢三郎の言葉に、ステージに立つ快楽が忘れられるのかと突きつけられる。
 もう歌えない絶望とそれでも歌いたい本心との葛藤の中でアルトに救いを求めるシェリル、絶頂にありながら自分のしていることに疑問を持ち、その中で本当に自分の歌を聴いて欲しい人が誰かを知ったランカと、ミッシェルに自分の気持ちと向き合えと言われシェリルを追ったアルトは、美星学園の屋上で邂逅する。
 それと同時に、レオン三島が己の野望をついに実行させ始めた。

 重要な話なのに、作画がいろいろ残念なことにw
 小芝居をするのに、作画枚数が絶対的に足りないのだもなぁ。
 しかしそれを除いては、とても重要な回。葛藤するシェリルはもちろん、自分が本当にしたいことと望まぬ名声との間で揺れ動くランカ、何も気がつかないふりをして決断することから逃げてきたアルトと、前半のOP「トライアングラー」がサブタイトルでEDもトライアングラー。
 しかもその裏で動くレオン三島の野望。オズマとキャシーがそれを暴こうとするのだが、一歩遅く、凶弾が大統領を襲うことに……急がずともいずれ大統領を狙えるだろうに、それを狙ってキャシーとも婚約してたのだろうに、なぜ今になって急ぐんだろう? やっぱヴァジュラの存在が急がせてる? グレイスの手の上で泳がされてる感バリバリ。
 そしてついに均衡が崩れる三角関係。これまでの流れを見るとアルトは結構保護欲をかき立てられる相手に弱そうだから、やっぱランカに流れるのかなぁ、という気が。普通に行けばミシェルは芸道に生き、ランカは普通の女の子に戻る、というのが順当な流れなのだけど、ここは意外と逆に……ってのはないのか? アルトがパイロット続けるのか、それとも芸の道に立ち戻るのかというのもあるけど。
 ここで一番収まりがいいのはやはりアルトが女装してシェリルとランカとユニットを組んでですな……

[特撮] ゴーオン#26

  ゴーオン #26「恋愛カンケイ」。かつてマシンワールドを攻めてきたアレルンブラ家の王子ニゴールを復活させた三大臣。だが、ガイアークなのに美しいものを賞賛するニゴールを苦々しく思うケガレシアだが、その実力は本物。べアールの突然の不調もあってゴーオンジャーたちを追い詰めるのだが、なぜかあと一歩のところで攻撃をやめてしまう。
 ひとまず助かったゴーオンジャーだが、様子のおかしかったベアールが早輝に相談したのは、なんとジェットラスに惚れたという告白。パートナーにちょっかいを出されたようで面白くない美羽に「人を好きになるととてつもない力が出せる」と言う早輝。その言葉に、美羽は走輔のピンチに身体が勝手に動いたことを思い出してしまうのだが、そこにニゴールが現れ、突然のプロポーズをする。そのプロポーズの相手は……

 ウズマキホーテに続いてニゴール登場。そして退場。(おい
 っつーか、ほんとにこいつら何しに出てきたんだというくらいのスピード退場。話自体はベアールVと美羽の恋愛話で面白かったけど。
 ベアールVの方は元の木阿弥っぽくなったけど、美羽の方は引っ張るよう。これまでなかった関係だなぁ。
 美しいと言われ動揺したけどやっぱりガイアークの生き方を選んだケガレシアも今後に尾を引くのか? 範人との件もあるし。


  キバ #28「リクエストD.C. 時を変える戦い」。「素晴らしき青空の会」崩壊の危機を救うため、その原因となった過去を変えようと1986年にやってきた名護。その原因である過去のイクサの正体が音也であることを知るが、イクサフィストを奪おうとしても簡単にいなされてしまう。過去の嶋たちに未来の窮状を訴えても信じてもらえず、やけ気味に真正面から力ずくで解決しようとすることしかできない名護。しかも棚橋のアトリエにまで乗り込み、モデルをしていた真夜に「芸術を理解しない」とひっぱたかれてしまう。無理解な過去の人間に憤慨しつつも、何故か真夜が気になる名護。思わず後をつけてしまう彼の前に音也が現れ、それが恋であること、そして名護に心の余裕が足りないことを見かねたように「恋でもして遊び心を身につけろ」と言い残す。
 しかし相変わらず人の言うことに耳を傾けない名護は、ゆりを人質にして音也からイクサフィストを奪おうとするが、二人の連係プレイの前に失敗。改めて音也の助言を真剣に考え、再び真夜に接触する。

 名護にまで人生を説く音也。ここまで行ったら本物だw
 でもその音也も、真夜へのくどき文句で「お前は俺の芸術を始めて理解した女だ」と言ったのを逆手に取られ「じゃ、あなたは私に会うまで誰にも理解されなかったのね」と言われてしまう。しかも、いつもの音也とは違う表情を見せる。自由奔放に見えて、理解者に飢えている、ってことか? ゆりを愛してるのは間違いないだろうけど、しかしゆりは音也の芸術に真の理解は示しそうにないからなぁ。音也の心が揺らぐ要素はあるわけだ。ゆりも音也に近づく真夜に異様な警戒心を示してるし。二人に自分のわからない共通の価値観があることに、危機感を感じてるのだろうなぁ。
 で、実は今回は名護の成長話だったのだけど、告白する以前の段階で、自分が真夜に一目ぼれしたことを認め、一番最初に入手したボタンを真夜に渡す。いやぁ、名護さんも成長したなぁ……って、それって確か自分の父親のボタンじゃなかったか? いい話なんだかなんなんだか。
 そしてその直後に真夜がファンガイアであることを知ってしまう。それでも襲い掛からなかったんだから、まあ、成長したのか。
 棚橋の恨みの真相はファンガイアと間違えられたわけではなく戦いの余波で怪我を負ったのだと気づいた名護は、音也イクサを邪魔することで過去を変えてしまう。その分未来での被害者が増えてるわけですが……名護さん的にはOKそうだな。
 そしてなし崩し的に渡が真夜に渡したボタンを持ってることを知った名護。渡がハーフファンガイアだと気付いたのか? とか思う間もなく、前回突然出てきた「大河」が真夜の子供って……なんかいろいろ怒涛の展開過ぎません? 無理やりとも言いますが。
P.S.一つ忘れてた。「遊び心云々」というのがクライマックスの戦闘シーンに繋がってるという意味では、本筋と戦闘がバラバラなことがほとんどな井上脚本では珍しいかも。それも著しい成長ではないという微妙なあたりが、実は計算尽くなのかも。


2008年08月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] コードギアスR2とか

 コードギアスR2。ついにゼロ=ルルーシュの正体がばれ、ギアスやらなんやらネタが全部割れちゃったうえにルルーシュのうっかりが全部悪意で解釈されて、黒の騎士団造反でゼロ四面楚歌。根本的にワガママぼっちゃんなのに、最後の最後でカレンだけは助けようとするのがツメの甘さというか、諦めが早いというか。だから若本皇帝に勝てないのになぁとか思ってると、意外なことにロロが騎兵隊に……献身的に命を捨ててルルーシュを守るロロだけど、これまでの状況の半分くらいはこいつが原因だと考えると、なんと言うか……でもゼロの失墜は免れ得なかったのだから、トータルで見るとルルーシュが「うっかり」ロロを生かしておいたのは、結果として正解になったのか? ある意味ボロぞうきんのように死んだけど、ルルーシュの思うようにではなかったのはやっぱりうっかり。
 しかし相変わらず高笑いしてる皇帝が……あと、シュナイゼルはやっぱりただのいい人でFA?

 薬師寺涼子の怪奇事件簿を見てて、一体どう解釈して良いのかわからなかったけど、今回のマングローブの話で「美神令子で怪奇大作戦」だとわかった。
 じゃ、岸田森の牧史郎が出てこなきゃダメじゃん。


2008年08月20日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 冷蔵庫が壊れたかもしれん

 正確には冷凍庫部分なんだけど。様子を見はするのだけど、ホントに壊れてた場合、来週は出張なので新しい冷蔵庫を購入・受け取りしてる暇がない。
 壊れてた場合は冷凍庫の中のもの全廃棄だし。
 まったくタイミングが悪いなぁ。

[アニメ] 潜脳調査室#20

  潜脳調査室 #20「その足で」。波留の足が動くようになり、失われたものを取りもどす希望を持ち、歩く練習をする彼を見るミナモ。波留が歩けるようになるのは嬉しいのだが、そうなると自分が波留のそばにいる意味がなくなるのではないか、と複雑な思いに駆られる。
 波留が歩けるようになっても自分が出来ることはなにかないか、と悩む彼女は、友人のサヤカの「だったら電脳化すればいい」という言葉に目を輝かせる。電脳化すればこれまでできなかったこともできるし、何より波留と一緒にダイブできると喜ぶ。
 そのために体質検査を受けに行くのだが、そこで同じく検査を受けに来た若い頃の波留そっくりな青年と出会う。

 服飾デザイナーってwww しかも霞八十郎ってwwww もうすぐ九十郎だったり。
 いや、声が藤原啓士なんで「あれ?」と思ったんですが。メンテナンス時の予備の義体を波留そっくりにするなんて、どれだけ波留を愛してるんだかw
 しかし身分を偽ってはいるものの、自分の役割については現実を微妙に投影させた言動を取る。すべてをコーディネイトしながらも自身ではその恩恵を預かることができないというのは、久島の屈折した情熱の根源なのだろうなぁ。
 そしてその上で「イルカになりたい」というミナモに「イルカは生まれたときからイルカではないのか?」とアドバイスする。ミナモはミナモだから波留の心の支えになってるのだということなのだろうけど、それで納得してしまうミナモもどうかと。いや、多分事実そうなんだろうけどさ。
 次回はソウタの話らしいけど……ここのところ妙な感じのホロンとの関係も絡んでくるんだろうか?


2008年08月21日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#7

  ワーデス #7「仲間には二通りある」。涼みに入ろうとした宿屋の前でいつも通り言い争いをしているモルテとトッピー。人間の宿屋に入るのにトッピーがクマのぬいぐるみのふりをするかで揉めていたのだが、獣人もOKということで結局無駄骨に。だがそんなことよりも、その一帯で「世界撲滅委員会」の偽物が出没すると聞き、名誉に関わるとトッピーは勇んで偽物探しに出ようとする。
 キリエは厄介事に首を突っ込もうとするトッピーを止めようとしたが振り払われ、その拍子にモルテのスカートをやぶってしまう。キリエは偽撲滅委員会より、次第にほつれていくスカートがいつモルテにばれるかと戦々恐々とする。

 次第にほつれていくスカートにおびえるキリエという構図の理由が先週はわからなかったけど、そういうことかw
 しかしそんな時限爆弾が発生しながら、話のメインは偽撲滅委員会探し。食堂で無銭飲食する三人の偽物だが、口八丁の濃いめの顔のナンパ男に、礼儀正しい褐色娘、でかい図体だけど大人しいクマ獣人と、全然似てねえw 藤原啓治は口先男がすっかりはまり役だなぁ。
 けど、こいつらも根っからの悪人ではなくお調子者のキリエの偽物(ヤマト)に振り回されてはいるが、仲間で平和に暮らせる新天地を目指して旅をしていた。骨董屋荒らしとかする連中には見えないなぁと思ったら、偽物はもう一組。って、そんなバレ方でいいのかよw しかも何気に声優が豪華だぞ。おいおい。
 偽撲滅委員会の情報に踊らされてあちこち振り回されたリ・アも怒り心頭で場をめちゃくちゃに。って、(おびえて)モルテにくっついてたキリエに嫉妬……かどうかはわからんなぁ、これじゃ。
 結局、仲間を想う偽撲滅委員会(その1)に打たれたトッピーは彼らを見逃し、彼らが一緒に暮らせる場所を提供する。けど、経営センスなさそうだけど大丈夫かなぁ。
 本物の方も本物の方でひどいことに。ゲームじゃキリエがモルテに一目惚れしてついてくるらしいんだけど、全然そんな姿が想像できない……


2008年08月22日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#20

  マクロス F#20「ダイヤモンド・クレバス」。屋上でシェリルと抱き合うアルトを見てしまったランカ。だがその時、フロンティア内部で密かに孵化していた小型のヴァジュラが大量発生する。阿鼻叫喚の渦に巻き込まれるフロンティアシティ。自分の歌はたった一人に聞いて欲しいものだと気付いてしまったランカは、シェリルとアルトが抱き合う姿を見てしまったことで感情がざわめき、歌うことが不可能に。そんな彼女に「プロならどんなときでも歌いなさい」とシェリルが叱咤激励する。
 だが、ヴァジュラを沈静化させるはずの彼女の歌声はその気持ちに従うように逆にヴァジュラを凶暴化。街の混乱は一層深まる。ショックを受けるランカを励ましつつ、SMS本部に向かい体勢を立て直そうとするが、途中ナナセが重傷を負い、同じ事故に巻き込まれたが無事だったシェリルは彼女と一緒にシェルターに避難。アルトたちもSMS本部に到着するが、そこも既に襲撃された後だった。
 シェルターの中のシェリルは絶望に打ちのめされる人々を目にし、自分にしか出来ないことがあると、一度は諦めた歌を人々のために再び歌い出す。
 一方アルトたちはSMS本部本部を取りもどすためにクランをまずゼントラーディ化させようとするが、その間にもヴァジュラは次々と襲ってくる。決死の行動の前にクランに「お前の恋はどこにある!」と言われたミシェルは、次々に身動きの取れないクランに襲いかかろうとするヴァジュラを目の当たりにし……

 メインキャラでついにおそらく死者が発生。会話が微妙に死亡フラグっぽかったですが……ただ、死体は出ていないので、まったく望みがないわけではないけど。
 シェリルはアルトに「お前が歌を捨てられるわけがない」と言われたことで復活。逆にランカはアルトとシェリルの間を誤解したことで歌声の力を失う。まあ、幼い頃の大惨事があるとはいえ、くぐった修羅場の数が違うだろうしなぁ。ああ、いや、そっちの修羅場の話ではなく。
 この事態はグレイスも想定していなかったらしく、ブレラは外部からのヴァジュラに向かわされる。つまり、ほとんど制御不能なものをずっと勝手に実験し続けてたって事か。はた迷惑なんてものじゃないだろ。
 一方大統領暗殺でクーデターを目論んでたレオンは、一度はヴァジュラ発生で失敗に終わるが、その混乱に乗じて抹殺に成功してしまう。キャシーは連絡しなかったのか? てか、できるわけがないか。あの混乱じゃ一般通信網は麻痺してただろうし。
 それにしても先週、観客の中に変なコスプレのがいるなぁ、とは想ってたんだけど、あまりに周りが普通にしてたんで、ホントにヴァジュラだったとは流石に……


2008年08月24日() 旧暦 [n年日記]

[その他] SF大会終了、即出張

 第47回日本SF大会DAICON7に行って参りました。充実してたけど疲れた。ふぅ。
 そいでもって明日すぐ出張。レポート等は出張中にメモを見ながら上げていきます。


2008年08月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#27とキバ#29

  ゴーオンジャー #27「孫娘ハント!?」。異次元からヒューマンワールドに何かが飛来し、その正体を探しに山中を散策するゴーオンジャー。だが、範人が足を滑らせ滑落、不法投棄のゴミ捨て場に落ちたところを、ゴミを拾い集める老婆・お仙に助けられる。その恩をたてに、お仙のゴミ拾いの手伝いをさせられる範人。だが、お仙が落とした少女の写真が死んだ孫娘であり、独り身の寂しさをまぎらすためにゴミ集めをしてると聞き、範人はなんと、お仙をなぐさめようと女装してお仙の手伝いをしだす。連絡の付かなくなった範人を探してたゴーオンジャーはその範人の姿を見てあっけにとられるが、突然現れたダウジングバンキとキタネイダスがお仙とお仙が拾った冷蔵庫をさらってしまう。

 以前アンテナバンキが出たときもそうだったけど、妙に老人受けがいい範人。今回は老婆にこき使われることに……でもこのお仙、ただの世をすねた老婆ではなく、実はジャンクワールドの科学者。飛来した謎の物体というのはお仙ことオーセンと彼女の開発した世界のゴミを百倍にする装置。って、冷蔵庫なんですが。
 キタネイダスは一気にヒューマンワールドを侵略するために彼女を呼んだのだけど、範人とふれあうことでヒューマンワールドの人間がまんざらでもないと知ったお仙は、逆に集めたゴミを消してしまう。二ゴールとかもそうだったけど、「汚いが正しく、きれいは間違ってる」というジャンクワールドの価値観は一般的なものではあるけど、いろんな人間がいるってことか。
 それはさておき、範人の女装姿がそれなりに似合ってたのは、なんというか。
 次回は「相棒」のパロですか。いや、元ネタ見てないんでなんですが。


  キバ #29「聖者の行進・我こそキング」。深央から再び連絡があり、渡は有頂天だがそんな二人に嫉妬してるのが渡の保護者を自認してる静香。表面上は二人を祝福しながらも、執拗に小姑な言動を深央に対し繰り返す。
 一方、恵も突然やってきた弟・光秀に面食らう。光秀は「青空の会」への多額の寄付と引き替えに、恵を実家に連れ戻そうとしていた。母親の意志を継ぎ、その目的であったルーク打倒を果たすまでは、となんとか弟をごまかそうとする恵。
 そのルークは、思いつく限りのありとあらゆる「ゲーム」をやりつくしてしまい、途方に暮れていた。が、公園で母親が娘に読み聞かせていた童話から「いいことをすれば天国へ行ける。天国はなんだか面白そうな所だ」と、今度は「いいことをして天国に行くゲーム」をし出すのだった。
 一方、22年前では音也に次郎からの連絡が入る。次郎とラモン・力のモンスターたちと、イクサである音也が力を合わせてルークをどうにか倒そうという相談だった。聞く耳持たずさっさと帰ろうとする音也だったが、「ゆりのためでもある」という言葉に、「ゆりには知らせない」という条件でその話に乗るのだった。
 そして現代では、次々に占い師や手品師をその手にかけるファンガイアが出現していたが、そのファンガイアは自分を「次のキングだ」と称していた……

 基本的に、話の中心は恵の実家のごたごたかなぁ。母の無念を晴らそうとしてる恵だけど、ゆりは老舗の呉服屋に嫁いだようで、音也と結ばれなかったわけだけど、どういう心境だったのだろう? なんとなく、恵が思ってるように母の敵を討てなかったことに固執してたふうでもないけど……
 このへん、弟が恵を連れ戻すためにした多額の寄付の出どこか「宝くじ」っていい加減さは、相変わらず井上俊樹っぽいけど。
 そしてゆりにとって仇であるルーク。ついにゲームが出尽くしてしまい、退屈をもてあまし出す。ルーク退場の前兆かなぁ。そしてそれと連動するように出現した自称「次期キング」。先週の終わりからすると次期キングは「大河」とかいうヤツなのだけど、今回のが大河? なんかそれっぽくないのだよなぁ。
 どうも「クイーンはキングと結ばれる」というファンガイア社会のルールがキーになってくっぽいのだけど、渡はともかく、音也の状況がそれがどういうふうに絡んでくのかが皆目見当が付かない。ゆりと別れて真夜と結ばれる、しかも真夜には渡の他に子供がいる、ってどういう状況だ?
 ああ、それと静香の小姑ぶりが実にいい感じにイヤな感じでした。(どっちだ?) 子供っぽい嫉妬なんだけど、ファンガイアがらみだとわりと洒落にならないことになるかもしれないんだよなぁ。
 それはそうと、ゆり役の高橋優って、恵役の柳沢ななより年下なのですよね……80年代メイクを落とした顔を見て、役との乖離にマジびびりました。実はそれまでおばさんくさいなぁとか思ってました。メイクのせいだったのですね。ごめんなさい。


2008年08月28日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ポルフィ#34と潜脳調査室#21

  ポルフィ #34「天使へのプレゼント」。信じていた相手に裏切られ利用され、失意のまま次の街に向かうポルフィ。トラックに同乗させてくれたおじさんの町に滞在することになったポルフィ。村の人々は素朴で親切なのだが、老人や老いたロバに対し「そろそろかね」「そろそろだね」という言葉を交わすのが気になる。そして町の外れにある、天使の意匠が施された井戸にのみ花が咲き誇っている不自然さに、ポルフィは夜井戸へと向かうのだが……

 なんかサイコホラーなんですが? 実際はどうだったのか、結局は真実は明かされずに終わるのだけど、町の人々の身体が不自由になった老人、ロバ、壊れた人形に対する不自然な対応に、ポルフィはおびえ、早々に町を旅立つが、町に入るときは疲れて寝込んでいて気づかなかった、まるで町の人々を隔離するようにそびえ立つ町の周囲の外壁にまた恐怖を覚える。
 ここのところミーナがらみではいい感じの話が続いてたんですが、ポルフィの方は話をのばすのにひどい話(出来が悪いという意味ではなく)が続いてるのが、また。天使の井戸の底がどうなってるのかが気になる。


  潜脳調査室 #21「永遠」。気象分子による天候の管理を目指す書記長ことファースト・プリンセス=タカナミだが、久島から計画への異議が申し立てられていることに違和感を抱き、久島と共に地球律の調査を行う波留に会いに来る。表面上は波留の引き抜きの体裁を取りつつ、地球律への取り込みの態度を計るタカナミ。
 しかし同じ頃、タカナミの恋人であるソウタは、ホロンに惹かれつつある自分をより自覚し、タカナミとの関係を清算することを決意する。
 そんなタイミングで開催された緊急評議会で、久島は気象分子の運用延期を提案するのだが……

 いまいち書記長ことタカナミとソウタの関係がつかめんなぁ。ソウタの純粋さをタカナミが囲っておきたかったのはなんとなくわかるのだけど、ソウタは何故タカナミとつきあってたのだろう? 打算で、ということができるとは思えないのだけど。
 しかしソウタも生真面目なだけあってホロンとのことをまじめに考え、結ばれないながらも自分がホロンに惹かれていることを自覚し、その気持ちに素直になるためにタカナミとの関係にけりをつけることを持ち出すとは……タカナミは余裕ぶって対応してるけど、どうも本気だったっぽい。重圧の中でソウタの存在は救いだったのだろうなぁ。それに気づかないソウタもソウタらしいけど。
 ホロンの方も同型機と明らかに違ってきてるらしい上、ソウタへのプレゼントまで買い出すのだけど、ただでも成立困難なカップルの上、微妙にタカナミの嫉妬がかぶさってきそうな……自分がモデルのアンドロイドに恋人を寝取られたんじゃなぁ。
 まあ、それだけなら痴話なのだけど、それが久島が提案した気象分子稼働延期提案が絡み、久島誘拐の事態に……そろそろこれまで出てきた要素が一本につながっていくのかな?


2008年08月29日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 帰宅

そして即録画消化orz
SF大会レポート上げられなかった……メモしてないOP・ED等の記憶が鮮明な内に、どうにかして上げます。


2008年08月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] とりあえず新しい冷蔵庫

 amazonでも設置まで頼めるという話を聞いたけど、実物を見れないのは不安なので近所のマツヤデンキで購入。前のより若干大きく、送風式なので霜取りがいらない……というコピーがあったけど、実際はどうなのか。まあ、前のは十年選手では利かない年齢だったので、それよりは格段にいいのは間違いないんですが。
 設置スペースがもそっと広ければ、もっと大きいのを買えたのにのう。

[その他] 第47回日本SF大会 DAICON7レポートその1

 もう先週になりますが、8/23・24と大阪府岸和田市は浪切ホールで開催された DAICON7 のレポートをば。基本的に箇条書きのメモ書きベースになりますが、時間の都合なのでその点はご配慮を。orz

・開場前
 当日朝、新幹線で新大阪→地下鉄でなんば→南海電鉄で岸和田に。単純に ジョルダン の検索結果に従っただけだったのだけど、後で聞くとJRの環状線でなんばに向かおうとした人が結構違うところに行ってしまたとか。(環状線だと市内なので新幹線料金でなんばまで行ける) 南無。
 岸和田で降りて飲み物でも調達しようと駅前のファミマに入って出ると、出入り口でばったりU氏と出くわす。無論示し合わせたわけじゃないけど、まあ、駅降りてすぐのコンビニなのでものすごい偶然というわけでもないだろうなぁ。でも、深夜バスで関東から来たようなので、(多分)同じ車両で岸和田についたのはそれなりに偶然。
 で、U氏と一緒に会場の岸和田市浪切ホールへ。折しも来月にだんじり祭を控えてるということで飾り付けやら雰囲気がなんとなくそれっぽくなっていってる商店街を抜けて浪切ホールにたどり着くが、U氏がデジカメのSDカードの予備がないというので、隣接するショッピングモールにSDカードを買いに行く氏と一度別れる。
 何故か浪切ホールの前に立ってる浪切神社にお参りしてから、入り口に向かう……が、長蛇の列。事情が掴めず、列が引くまで待つか、とショッピングモールへ用足しに。そしたらカメラショップでまたU氏とばったり。受付はこんな状況だったよ、と話し、どういうことかということで一緒に再度会場に向かったのだが、今度はさほどの行列でもない。あれ? どうやらすごい行列だったのは当日受付の列だった模様。事前登録はそんなでもなく、ほとんどスルーで入場。当日配布物でだけちょっと並んだ感じ。この当日受付の列は結局大会を通じて行列になっており、暗黒星雲賞候補にまでなってました。

・オープニング・開会式
 入場後ちょっとディーラーズルームを回ってからメインホールに入り、開会式を待つ。15分程遅れて開始。オープニングムービーは特撮。実行委員会の母体が映像グループなのかな。
 開会の挨拶に続いて、小松左京氏の挨拶。が、本人体調不良のため、ビデオでの挨拶に。ところが音声ばかりで映像が流れない。途中から映像が復帰したのだけど、お言葉が聞き取りにくい部分があったので、字幕が見られず話が把握できなかったところも……
 次に岸和田市長の挨拶。岸和田市長はだんじりの浴衣での登場で、結構トークが面白い。でもこれがゲスト部門になるのも違うなぁ、と思いつつ、続いて大会の注意事項などで終わり。若干遅れがあったとは言え、吸収できる範囲内で終了。トラブルも、まあSF大会だから、な範囲で。

・一日目 一企画目「はやみ。の早見表」
・「メイド刑事」作者である早見裕司氏小説家デビュー20年を記念してのパネル。基本は幼少時の原体験及び作家としての歩み
・PNの由来は早見優
・メイド刑事のアイデアは高屋良樹氏から
・「となりのウチナーンチュ」は当初ウェブ上コラムとして話題を振ったものを「これは小説の方がいいんじゃないか?」と編集さんに言われ小説として執筆。それを「これは児童文学として出した方がいいのではないか?」と別の編集さんが企画して出版、そしたら夏休み課題図書に。
 会場では早見氏がファンに寄贈された過去作品を「今書庫を整理中だけど、頂き物だから、捨てるわけにもいかないので」ということで希望者に配布してました。

・一日目 二企画目「ボーカロイドが世界を侵食する」
・ちょっwwww野尻さんなにやってんのwwww
・最初そんなに売れると思わなかったので用意してた冊子が千冊だけ
・当初はパッケージングも手作業
・ブレーシングはクリプトンからの要求した仕様
・9・4にはすでに葱を持つ
・10月にはオリジナルプロモーション映像が
・クリプトンはもともとヒップホップ向けの著作権クリアに音素材のビジネス
 後中盤は野尻さんの初音ミクガジェットワンマンショー(^^;
 ニコニコの動画では「先生、仕事しろ」のオンパレードだったが、一応SFマガジンにミクネタで書いてるからこれで少しは「仕事の一環」と言えるとか。
 話は音楽ソフトの枠を越えて拡散する動きに「なにかすごいことが起こってるのではないか」という期待感と、どこかで躓かないか、あるいは著作権などの既存のシステムが追いつかなくなってることの不安などが語られたり。

・一日目 三企画目「SF出版社のサイト運営」
ゲスト:東京創元、早川書房、国書刊行会の樽本さん、徳間の牧さん(現アニメージュ編集長)、小学館
・サイト担当者は兼任が多い
・ウェブフォームでの問い合わせ・感想などは? の問い。
・ウェブフォームの使用は若年層からが多い?それ以外はむしろメールが多いかも
・メールやフォームでウェブ管理会社や結構痛い人の原稿売り込みも多い。
・アニメージュはアンケートはがきがあるので問い合わせフォームは少ない。でもはがきもここ三年で減ってる
 他にもいろいろあったのですが、どれだけ流していいのかわからないのでとりあえず自重。
 国書刊行会は他より縛りが弱いらしく、担当の樽本さんの裁量が大きいのだとか。「今回来たゲストは結局、創元、早川、アニメージュ、小学館、そして樽本さんなんですね」という冗談も。
 他にはウェブ独自コンテンツについてのあれこれや、携帯サイト、ウェブでの直販についての話も。

・夜
 U氏および同じく知り合いのSK氏、T氏と出くわし、この後どうするのかと聞かれたが、大葉健二氏の講演か、本多猪四郎氏の講演、あるいは早見裕司氏が企画最後に言ってた食事会に行こうか考えてたのだけど、U氏らと一緒に飲みに行くことに。特に誰がリーダーシップを持ってるわけでもなかったので、店を選びあぐねていたが、だんじりの太鼓の練習をしてるのが聞こえたのでそっちにふらふらと。そこで足が止まったので、その一番近くの飲み屋に入ることに。飲み始めてたら、顔に見覚えのある作家さんたちが店内に……あれ? 確かSF作家クラブ懇親会は? とか思ったり。
 結局この日は看板まで飲んでましたが、帰りはかなりの雨。宿キャンセルして近くのスパに行けば良かったなぁ。
P.S.そういえば、この時に一緒に飲んでた全員がWILLCOM03持ちでした……


2008年08月31日() 旧暦 [n年日記]

[映画] デトロイトメタルシティとスカイクロラ見てきた

 八月後半は飲み続けだったせいでちと肝臓が辛い……
 そんな状況で見てきました。
 DMCは、原作のエピソードを再構成してジャックとの対決をクライマックスに持って行っている。松山ケンイチの、根岸時のナヨナヨクネクネ走りがちと作りすぎに感じたり、元々違う流れのシーンを持ってきたために前半は少しちぐはぐ感があったり、クライマックスにかけて感動ものな展開になったりと、特に最後のは「DMCで感動ものなんて!」と原作ファンからしてみたら反発が出そうな気もする。けど、クライマックスにかけてはかなり盛り上がる。新幹線の運転席の写真は、DMCファンの人と一緒に「流石クラウザーさんだぜ!」とか言いそうになってしまった。感動ものの要素も、一本の映画として引っ張るための縦糸以上のものではなく、オチではきっちり原作のギャグで落としてる。根岸君、正体バレすぎ、と思わないでもなかったけど、ラストのネタを見て納得。「ヘルヴェタ」などの名前も出てたので、続編作ろうと思えば作れるなぁ。相川さん関連は 「やっぱり根岸君なわけないわよね。あんな人と勘違いしてゴメンナサイ。やっぱりDMCってサイテー」の一言でなかったことに出来そうだし。
 スカイクロラは、ほぼ原作通り。しかしCGでの空戦シーンは、距離によってわざと精細度を落としたりと、CGにありがちな「画面全体に焦点が合っていて不自然で目が疲れる」ということはない。他にも、流石だなぁと思う部分が多々。
 前評判通り話はほぼ原作通り(省かれたエピソードや、構成の都合上若干変更されたところはある)だけど、ラストは変えられている。エンディングロールで立ち去った人がいたけど、上映時間と時計を見比べてなんだかおかしかったので「もしや」と思ったら案の定、エンディングロールの後にシーンが。人によって評が割れると思いますが、個人的にはあのシーンは蛇足だと思いました。無理矢理いつもの巡還ネタにせんでも。