不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2011年06月 来月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
HNS logo

2011年06月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知るII#8といろは#9

  神のみぞ知るセカイII #8「はじめてのおつかい/3人でお茶を」。インターミッション話。桂馬のゲーム好きにエルシィが古間触れる話と、ハクアの始末書書きに桂馬が振り回される話。桂馬の二次元趣味に歩み寄ろうとして桂馬の代りにお使いをするエルシィだけど、まあ、お約束。しかし「はんこ絵」とか、危険なタームが結構出てたな……
 後半はハクアの判りやすいツンデレ話。モザイクがかかってたところは何をやってたんだろう? つか、あれはハクアの自業自得だよな。そして最後の最後に……あれ? 天理は出ないのかと思ってた。女神編はやらないだろうけど、天理攻略はやるのか?


  花咲くいろは #9「喜翠荘の一番長い日」。喜翠荘のピンチに、街での結婚式に出席してる徹を呼びに行ったいろは。けど、手がかりもなく式場を駆け回り、見つからない。そんな時、考一からまた電話があり……

 女将さん不在なのにお客が殺到して混乱する喜翠荘で、緒花が女将さんの心を受け継いで奔走する後編。まあ、頓珍漢な徹さがしがほとんどでしたが。そいでもって考一受難。つか、最初から喜翠荘に予約入れてたと思ったよ。曲がりなりにも観光地で週末なんだし。でも最後にバイトシーンで出てきた女性は誰? 緒花は考一に感謝してるんだけど、肝心の考一は徹の声が電話越しに聞こえたことからかなりへこみ気味だったし、乗り換え?
 事態を引っかき回し気味だった崇子と次郎丸も、まあ一応独自に重点サービスをやらかすくらいで済ませて、余計なことはしなかったし。もっとも彼らが目を付けた雑誌ライター候補は当然的外れだったんだけど。
 で、次回はキャラクター原案の岸田メル氏が絶賛した十話。緒花の進退に関わる話っぽいけど。


2011年06月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ああ、なるほど

 内閣不信任案、不成立。この結果自体はさほど驚かなかったし、直前になって小沢氏が「自由投票にする」と方向性を切り替えたのもさして意外ではない。自由投票と言っていても実質「反対に入れろ」と言ってるも同然で、ちゃぶ台返しもいいところ。小沢氏が離反を口にするということは、これはかなりプレッシャーを意図しており、そのプレッシャーに相手が屈した場合、立場をあっさりと変えることは想像がついていた。
 その相手とは、間違いなく菅首相だろう。明確な期限を切ってないとは言え、退陣を口に出したのはそれだろう。しかも仙谷氏が首相の辞意を明確に否定した直後に。
 けど、行動は予測できても意図と目的がわからない。なんでだろうと思ったら、今日の結果を見てなんとなく納得。今回、小沢氏の一人勝ちである可能性が高い。そうじゃないかもしれないけどね。
 まず、基本的に小沢氏は今選挙をしたくない。小沢氏が落ちることはまずないが、急造の小沢チルドレンたちは多くが落選になる。となると、数が力である国会で大きな損失になってしまう。しかし現在も蟄居状態で、民主が政権を持ったまま菅・仙谷勢力の力を殺いで自分の影響力を伸ばしたいのは間違いない。
 今回の結果を見ると、完全にその布石が出来ている。
 仙谷氏の首相辞意の否定の一時間後に首相が辞意を漏らしてる。これは、両者の離反がかなり進んでるという印象。仙谷氏がいないとまともに運営さえ出来ない菅氏と、菅氏がいないと自身には首相になる求心力がない仙谷氏。両者は共生関係なわけだけど、その仲は決して良いわけではない。おそらく解散総選挙になっても小沢氏との和解を拒んだ仙谷氏と、それを無視して小沢氏への降伏を決めた首相、という図だろう。
 菅氏としては「震災対策が一段落つくまで」としか言っておらず、「まだ震災対策は一段落ついていない」とずるずると居座り続けられるという腹だろうし、多分何もなければそうするだろう。そこはどうなってるのかはわからないけど、小沢氏がそれで手打ちにしたということは、曖昧な言質以外の何かの担保があるだろうと推測される。ただ、その何かがわからないのだけど。
 そして、うかうかと小沢氏に乗せられ、大損をしたのが自民党。あと任期まで二年以上あるのに、「天下の宝刀」たる不信任決議を使ってしまったのだ。
 小沢氏がここからどう盤面を塗り替えるつもりなのかはわからない。だが、もしそれが成功したら、小沢氏の天下になるだろうね。自民党にはもう不信任決議はない。党内の旧社会党や菅派閥が小沢に 反発しても、自民との大連立を言い出せば良い。自民としても不信任ができない以上、菅よりはまだ小沢の方がマシと乗るしかない。それをちらつかされれば、反対勢力も押さえ込めるし、自民か、その他の党と連立してもいい。どうとでも抑えられる。
 社民党、共産党が今回の決議を欠席したのは、泥沼政局の茶番だからではなく、どう転んでも自分たちには旨味はない、むしろ批難されるリスクしかないことをわかっていたからだろう。賛成しても泡沫政党ではいつ切り捨てられるかわからず、反対は民主に擦り寄ったと思われるし、特に社民は一度関係を切った以上体面にかかわる。妙な体面にこだわるからなぁ。
 おそらく逃げ続けようとする菅氏をどう辞任においやるか、の部分があれば、まあ多分この通りのシナリオになるんじゃないかと思う。
 しかし、ホントに姿をくらませてたと思ったら予測もしてない戦況に塗り替えるよなぁ。善し悪し、好き嫌いはともかく。


2011年06月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] シュタゲ#8とC#7

  シュタゲ #8。電話レンジ(仮)で過去にメールを送れることがわかった上、謎の人物から「救世主になれる」と言われてしまう鳳凰院凶真(本名岡部倫太郎)。過去にメールを送るたびに少しずつ現実が変わっていき、それを認識しているのは自分だけ。しかもメールの内容に直接関係する以外のところまでも影響は波及し……
 まあ、しかしそんなことよりルカ子は女の子になったのかだ! もしなったら、小林ゆうキャラではおそらく初の変人でも女装男子でもなんでもないちゃんとしたおしとやかな女の子だぞ?
 ただ、あのメールからどうやって他に波及したのだろう? まあ、その恐怖感が今回の肝なんだけど。
 あと、バタフライ効果って、微妙に解説が間違ってるような、そうでもないような。むー。

  C #7はインターミッション。三國が金融街に関わることになったきっかけと、金に対する価値観を得た経緯が前半。後半はアセットである真朱から見た公麿の話。公麿が真朱を人間のように扱うことから、真朱の方も変り始める。でも、なんで真朱がああいう姿なのか、アントレの未来を体現したのがアセットであり、三國のアセット「Q」も、三國の意識不明の妹の姿そっくりなのだから、真朱も公麿に関わりがある人物の姿を模してることになる。羽奈日には似てないし、誰なんだろう?
 それと、最初の対戦相手、破産してなかったんだ……見た目に反して案外いい人。


2011年06月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#16とオーズ#37

 ちょっと岐阜まで蕎麦食いに行ってたので簡単に。
  ゴーカイジャー は、バスコ編の後半。さらわれた仲間と引き替えにレンジャーキーとゴーカイガレオン(ついでにナビー)の引き渡しを要求されるマーベラス。「何かを得るには、何かを捨てないといけない」というどこかで聞いた等価交換の法則のようなバスコの言葉が重なるのだけど、まあ、そこは海賊流で。そもそも少数を多数でぼっこぼこにするのは戦隊の方が専売特許だからなあ。
 15本の追加戦士のレンジャーキーが集まり、ゴーカイにも追加戦士が。どうもスーパー戦隊にあこがれて押しかけてくる、シンケンジャーの源太タイプっぽい。でも、先行で画像流出したフォームチェンジの姿、ちょっとこれはキモイだろう……ジンメン?


  オーズ は、ウヴァ退場、メズール、ガメル復活で新展開。真木がまずはオーズをなんとかしようとグリードの勢力を結集させたのだけど、それだけでは飽き足らず、伊達をバースシステムごとヘッドハンティングしてしまう。
 頭の中に銃弾が入っており、普通にしててもいつどうなるかわからないのにバースになって戦うなど論外な伊達は、一億のために鴻上ファウンデーションや映司たちを裏切ってしまう。っつーか、いや、頭に埋まってる銃弾が「45ACP」と聞いて「え?」となったんですが。
 45ACPはマンストッピングパワーが高い、つまり、人体に当たると当たった部分周辺の組織を破壊しやすい銃弾で、警察や一般家庭の護身用には、アメリカ国内の裝弾数制限の関係もあり普及してる。まあ、確かに軍用の拳銃にも使われてますが、普通は拳銃ってのは他の武器がなくなった時に使うもので、どういう状況で弾丸が撃ち込まれたのか……つか、伊達さんよく生きてたなぁ。
 爆発物の破片とか、もっと小口径の銃弾の方が設定的に良かったんでない?
 次回は伊達の真意が掴めぬまま、後藤にバースが移る、って話っぽいけど、伊達さんの頭にどうやって45ACP弾が撃ち込まれたのかの方が気になる……


2011年06月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知るII#9

  神のみぞ知るセカイII #9「2年B組長瀬先生」。長瀬純編開始。トリになるにはちょっとキャラが弱いような。まあ、尺的に仕方ないんだけど。
 桂馬ですら苦手とする「女教師キャラ」で、しかも教育実習生。さらにジャンボ鶴「間」のファンという、微妙なキャラ付け。桂馬曰く「生徒として見られたらひっくり返すのが大変だ」と生徒として見られないよう逃げ回るのだけど、桂馬を問題児と認識して熱血になった長瀬が逆に桂馬に接近してくる。エルシィなんかは喜ぶのだけど、桂馬としては「恋愛対象と見られにくくなった」と不満げ。
 さらに、純は一見多少空気が読めない熱血教師キャラかと思いきや、過去になにかあったっぽい。その心の隙間を駆け魂につけこまれたのだけど、次回で攻略完了とはならなさそうな。あと、前回出てきた天理はちゃんと出番あるの?


2011年06月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#10

  花咲くいろは #10「微熱」。キャラ原案岸田メル氏が関係者ラッシュ見て絶賛の第十話。前回ひとつ大きな山を越えた喜翠荘で、緒花が頑張りすぎたのか熱を出して倒れてしまう。冷たく「自己管理が出来ないなんてプロとしての自覚がない!」と言う崇子の言葉に珍しく同意する女将。でも、何気に緒花の様子を見に来たりして、心中は気にかけているよう。緒花は緒花で、自分がいなくて大丈夫だろうかという心配が、自分がいなくても喜翠荘はどうにかなる、自分は必要ないんじゃないか、と弱気な考えに至ってしまう。けど、緒花がいないことでみんなどこか気もそぞろで、緒花の心配とは裏腹に既に緒花は喜翠荘の一員だと皆が認識することに。
 そして、緒花の夢の中で緒花を励ましたのは考一。また考一に感謝する緒花だけど、もっと考一に優しくしてやれよw でないとバイト先のメガネ子に取られちゃうぞ?


2011年06月13日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#17とオーズ#38

  ゴーカイジャー #17「すごい銀色の男」。トリィの予言で「すごい銀色の男」を探すゴーカイジャーたち。それにやたらと絡んでくるスーパー戦隊マニアの男。というわけで追加戦士ゴーカイシルバー登場。
 なんか今公開してる映画で11戦隊の「大いなる力」を得てしまったようで、のっけからゴセイジャーの力をお披露目。今いくつめの大いなる力だっけ?
 で、次の手がかりを探すのだけど、空振りばかりだわ、変な男に絡まれるわ、でもその戦隊マニアの男、伊狩鎧こそが6人目のゴーカイジャー、ゴーカイシルバー。マーベラスも存在を知らなかったのだけど、どういうこと? そして、大いなる力をみっつも持ってるっぽい。で、次回二号ロボ登場なのだけど、それがロボと恐竜とドリル、だそうで。恐竜とドリルって言うと、アバレンジャーだろうけど、あと残りは、ジュウレンジャーか何か?


  仮面ライダーオーズ #38「事情と別れと涙のバース」。なんか「酒と泪と男と女」みたいなタイトルだな。前回、一億の報酬と引き替えに真木側に寝返った伊達。紛争地域に医療の学校を作る夢の為とは言え、にわかに伊達の裏切りが信じられない後藤たち。後藤は一億円確保できれば伊達は考え直すと思い、鴻上に借金を申し込むのだが、欲望やファウンデーションへの貢献度で算定された後藤の評価額は八万円弱。「無駄なプライドもなくなったが、伊達のサポートの地位に満足して欲望も小さくなった」と言われてしまう。
 そしてそれでも身体を張って伊達を説得しようとするのだが、伊達は一億を稼ぐのは自分の頭の中の弾丸を闇医者に取り出して貰うためだと明かす。伊達の欲望とは、自分が生き延びることだった……それを知った後藤だが、「自分が信じた伊達の夢を受け継ぐ」と宣言。それこそが伊達を死なせない、ということだと。
 それを聞いた伊達は再度裏切り……というか表返り、というべきか。伊達の離反は元々鴻上の指示で、真木をグリードにしないために説得するための行動。しかし伊達の裏切りも想定していた真木は、バースに仕掛けてあった自爆装置を起爆しようとする……が、自爆装置は不発。伊達と違いマニュアルを読んでいた後藤が、真木が離反してすぐに解除していたのだった。ってオイオイ。
 しかし真木が念の入れて待機させていたカザリ、メズール、ガメルを呼び出し伊達はピンチに。助けようとする映司も真木により紫のメダルを共鳴させられ、変身できない状態に。そしてついに三グリードの攻撃で伊達の変身が解け、その場に崩れ落ちる。
 その窮地にバースのベルトを手にし、伊達の意思を受け継ぐと断言したのは後藤。かつてないほどの強い意志で変身した後藤は伊達を斃された怒りと、マニュアルに目を通した者の強みで三グリードを窮地に追いやる。けど、それを助けたのは成長し自我が目覚め始めたアンク(ロスト)。これまでは無邪気な子どものようだったのが、冷酷な意思を覗かせ始める。
 いずれにしても窮地を脱し、倒れた伊達にかけよる後藤だったが、伊達はひょっこりと置き「退職金、俺の口座に振り込んどいて」と……バースの装着者をやめた伊達には鴻上から退職金、危険手当諸々含めて五千万が手渡される。その手当の中には、後継者としての後藤の教育係としての費用も……最初から全部会長の手のひらの上で転がされてたんかい!
 最初に使った窮地を脱するためのライドベンダーの使い方と言い、真木が伊達に友情を感じ始めていたことを吐露するところといい、伊達がちゃっかりしながらも、「夢の為に生き延びること」をこっそり漏らしたことと言い、たまにある「ライダー引き継ぎ回」としても、かなり面白い回でした。
 ところで伊達の言ってる法外な金額の闇医者って、もしかして顔につぎはぎがあって黒づくめだったりしませんか?


2011年06月14日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知るII#10とあの花#8

  神知るII #10「スクール☆ウォーズ」。長瀬純編攻略編。桂馬は純攻略のためなんとか教え子の範囲から逃れようとするが、「問題生徒」として熱血モードの純に逆に「攻略対象」として見られてしまい、打つ手打つ手が空振り。搦め手で学生時代の先輩でもある二階堂先生に攻略の糸口を求めるが、桂馬のことを知り尽くしてる二階堂には小手先の手練手管は通じない。でも、それは純のトラウマに関わることで……

 「年上」で「教師」という、桂馬のもっとも苦手パターンの純が相手。うっとうしいくらい熱血教師ぶりを見せる上に実習生という半端ポジション。しかも桂馬を逆に獲物として見てるのでちょっとやそっとの揺さぶりでは揺らがない。桂馬も正攻法で地道に攻略するしかないかと思いきや、二階堂から意外なヒントが……つか、二階堂先生、普通に攻略対象にして良くね? ロボはひどいだろ、ロボは。まあ、言わんとすることはわかるけど。

  あの花#8 「I wonder…」。めんまの望みというのは、子どもの頃みんなで作ろうと言っていた花火のことではないかと推測するじんたん。「超平和バスターズ」のメンバーを集め、花火作りをしようと言うのだけど、皆の心は相変わらずばらばら。特に、めんまのことはじんたんの狂言とみんなが思っているので、ゆきあつは特に反感を強める。さらに、めんまの母親がめんまの死に対しじんたんたちに恨み辛みをぶつけたり、あなるもじんたんがめんまのことばかり言っていることに耐えられずくすぶり続けてた想いを吐露したり、超平和バスターズ事態が再びバラバラの危機に。
 「みんなと一緒にいたい」と願うめんまは、皆がばらばらになりつつあるのを目の当たりにして、とある行動に出る。

 他の誰にも見えないが、めんまが近くにいる、と訴えるじんたんだけど、ただでも信じられない話の上、皆めんまの死のことを引きずり続けてるだけに、様々な思いをめぐらす。特にゆきあつはめんましか知らないはずの「パッチン」の話をじんたんがしたことで半信半疑ながらも、じんたんがかつての栄光を懐かしんでめんまのことをダシに皆を集めようとしてると「思おうとしてる」。
 もう一人、耐えられないのがあなる。かつての仲間のもうひとりの中心であり、想いを寄せていたじんたんがおぼろげな感情ながらも好きだったことを察していて、めんまと母親の死でじんたんがどんどん外の世界から逃げてそして再びめんまの名を出したことに、じんたんと再び接触が持てたこと、じんたんが自分をかばってくれたことのうれしさ以上に抑え続けてたくすぶりの方がついに爆発してしまう。
 でも、唯一じんたんに協力的なぽっぽでさえ、じんたんの言うことを本当に信じているのではないことを知っためんまは、皆の前で日記帳に自分の存在をアピールする落書きを書き込む。
 生きてる人間だけじゃなく、めんままでも「変わること」を選んだのだけど、めんまの願いって、本当に花火を作ることなのかな? それに、めんまがじんたんの前にしか現れてない理由がわからないままなのだけど。皆にとって新たな一歩を踏み出すラストにつながるのだろうか? なんかつらい別れが待っていそうな……


2011年06月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#11

  花咲くいろは #11「夜に吼える」。楽しみにしてた青鷺温泉街特集で、喜翠荘の評価がさんざんで落ち込む緒花。でも点数が悪かったのは喜翠荘のみではなく、温泉街の旅館が軒並み低い点数にされていた。それで怒った緒花は東京の出版社まで押しかけて担当編集に会わせろと詰め寄るのだけど、なんとまあ、その外部編集者とは緒花の母親。いつの間にか男と切れて戻って来ていたのにも呆れるのだけど、自分の実家のことをボロクソに書いた母親に緒花も怒髪天を突く。っつーか、確かに実物を見ずに記事を書く、ってことはざらにあるけど、旅行誌が取材対象をボロクソに貶めるのは流石にまずいでしょ? 多分、新しく出来るリゾート施設が手を回したんだろうけど。
 まあ、理屈としては一理あるとわかりつつも納得できない緒花は母親に座り込みの抗議行動をするのだけど、考ちゃんのことが気になりバイト先に行くと、バイトの後輩と良い雰囲気そうな姿が……告白されて放置だから仕方ないにしても、距離が離れるとやはり人間関係の変化は避けられないところはあるのだよな。
 とは言え、緒花にとって踏んだり蹴ったりのエピソードになりそう……
 それにしても緒花の母親、やっぱり最低だよな。


2011年06月16日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 犬日#11とまりあら#10

  DOG DAYS #11。なんかライブシーンが叩かれてたんで、気になっていたのですが、普通に良く動く吉成動画でした……「作画崩壊」とあげつらわれてたシーンも、驚きで瞳が小さく描かれているというシーンで、意図的か、流れの読めないかわいそうなゆとりっ子による無意味な騒ぎでした。「この動きはなんの意味があるんだろう」という好奇心がないと、何やっても無意味なんだなぁ。アニメーターの待遇を改善しろ、というわりに、どんなアニメーターがいて、どんな技量を持ってるかには無関心なのだなぁ。
 しかし姫様は百合展開で、主人公は親衛隊長ルートか……さらに何気に子安が嫁候補ゲットしてるし。この後は主人公帰還のためのミッションみたいだけど、いや、まあ彼女候補も出来たしこのままフロニャルドにいていいんじゃない?

  まりあ†ほりっく あらいぶ #10。ううむ、なんというか、新房監督作品のギャグものは二期目になるとどれも同じテイストになってしまうのであまり触れるところもなくなってしまうのですが(それこそ「うまいけどみんなカレー味」状態)、マヨネーズネタが出たのでダイエット話が来るかと思いきや、それはパスなんですな……おそらくラスト前は周年忌話で締めるのだとは思うけど、ちょっと座りが悪いような。
 OPが一期の「HANAJI」のインパクトが強すぎたので、二期目のが単なる「ネタ」にしか見えなくなってしまったのも痛いかも。「妄想戦士 宮前かなこ」はどう考えてもネタソングなのだけど、「るんるんりる らんらんらら」は嫌いじゃないんだけどなぁ。EDの「もうどうにもとまらない」は、そこそこだけど、それも一期の「君に胸キュン」には及ばなかった感が。
 新房監督のギャグものの二期目のこのダラダラ感は、そこそこ見れてしまうけどもあまりよろしくない気も。


2011年06月19日() 旧暦 [n年日記]

[特撮][映画] ゴーカイジャーVSゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

 Vシネマ・劇場で恒例の新旧戦隊のVSシリーズの最新作。今回は特にスーパー戦隊35周年ということもあって、全戦隊総登場で、過去の出演者もゲスト出演。
 冒頭にテレビ第一話でちょっとだけ描かれた「レジェンド大戦」がゴセイジャーたちの視点で描かれ、ザンギャックから地球は守られる。が、ザンギャックの新たな艦隊がやって来、お宝目的の海賊であるゴーカイジャーたちに業を煮やしたゴセイジャーたちは、レンジャーキーになった自分たちの力をマーベラスたちから取り戻そうとする。
 お宝しか興味がないマーベラスたちに、護星天使としての使命を越え、地球の一員として地球を護ろうとするアラタたちは不信の念をぬぐえない。しかし、過去に歴代戦隊により敗れ去った侵略者たちの怨念の集合体「黒十字王」が二戦隊の不破に付け込み、三つの世界に送られてバラバラにされてしまう。最初は不信感から共闘どころではない二戦隊だったが、次第に誤解が解け、共闘へ、という例年の展開。これに加え、過去の全戦隊も集結してのクライマックスに。
 また、記念作品でもあるので過去の出演者として、大葉健二(デンジブルー)や菊池美香(デカピンク)、和田圭市(リュウレンジャー)、逢沢りな(ゴーオンイエロー)、高橋光臣(ボウケンレッド)、鈴木勝吾(シンケングリーン)、相馬圭祐(シンケンゴールド)が戦隊としての力を失いながら市井の中で暮らす元戦隊メンバーとして登場。特に最初の三人はお互いの絡みもあり、結構重要な役所。その他にも歴代戦隊の魂としてゴーカイジャーたちに語りかける歴代戦隊として誠直哉(アカレンジャー)、宮内洋(ビッグワン)、春田純一(ゴーグルブラック)、萩原佐代子(ダイナピンク)、坂本亮介(レッドワン)、佐藤健太(レッドターボ)が出演してる。
 他にも、シーイックゴセイグレートが海賊モチーフなのをネタにしたり、細かいお遊びも満載。定番ながらも話もまとまりもあり、短めの上映時間ながらもファンサービスとしてかなり楽しめました。個人的にはメレとレオも戦隊側として登場してたのは嬉しいかな。(ただしデカマスター、デカスワン、シグナルマンなどと同じくサポート戦士としての位置づけ)  あと、結局「11の大いなる力」ってのが何なのか明示されなかったけど(ゴレンジャーとゴセイジャーは多分含まれる)、元出演者が顔出ししたことから、デンジマン、ダイレンジャー、ジャッカー電撃隊、ゴーグルファイブ、ダイナマン、バイオマン、ターボレンジャー、ボウケンジャー、ゴーオンジャーなのかな?(デカレンジャーとシンケンジャーの宝は入手済みなので)
 この次にはテレビで三つの戦隊の「大いなる力」が出るらしいけど、恐竜とドリルって組み合わせからアバレンジャーは含まれそう。今回入手したのも含めて現在17(+3)の大いなる力が手に入ったことになるけど、アバレンジャーの元メンバーは出ないのかな……って、あの人が出るのか。え? でも生きてたの?
 そして、ゴーカイオーとの連動の次の大いなる力は「ハリケンジャー」らしい……シュリケンジャーならいくらでも出せそうだけど、あの人もリタイアしたはずでは……


2011年06月20日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガード#23

  ヴァンガード #23「運命の出会い」。地区大会を終えて、アイドルグループ・ウルトラレアがいるというカードショップ「PSY」に興味を持ったカムイに引っ張られるように案内させられるアイチ。成り行きでミサキとカツミも同行するのだが、店の場所が判らず迷っていたところ、導かれるようにして再び再度「PSY」にたどり着く。(但しカツミ以外)
 しかしそこで待ち受けていたのはウルトラレアのメンバーだけではなく、ヴァンガードファイト前年全国チャンピオン・鈴ヶ森レン。とぼけた雰囲気のレンなのだけど、ウルトラレアのコーリンが勝負を挑むと、雰囲気が変わり……

 どうもラスボスの顔見せっぽい。それと、ヴァンガードファイトに隠された裏設定の第二段、というか。
 つーか女ユニットばかりのデッキ、って、小休止とは言え、あざとかないか? おっきなお友達向け?
 とは言え、お互いの優位を削ろうとするわりと頭脳戦で、それなりに緊迫した戦い。結局、コーリンが負けてしまうのだけど、レンが普段から女性ユニットばかりのデッキを使い慣れてたらとてもやだよな……
 それは冗談だけど、実戦向きでないお遊びデッキでどれだけ最適戦略を導き出せるか、というテストで、カードのアピールとの兼ね合いが相変わらず上手いなぁ。
 しかし何気なショコラのドジっ娘アピールはどうなんだ。
 次回はミサキの当番回らしい。このままヒロインになっていいんじゃね?


2011年06月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知るII#11

  神のみぞ知るセカイII #11「いつも心に太陽を」。独りよがりな熱血教育でクラスから浮き始めた長瀬純。かつてバスケ部で同じことを起こし、女子バスケ部を潰してしまったことがトラウマになっていることを見抜いた桂馬は、逆にそのトラウマを刺激して「女教師キャラ」攻略を行なおうとする。

 いやあ、長瀬純、普通に暴走しすぎでしょ。でも桂馬は過去のトラウマを思い出させつつ、そのまま他人を気にせず理想を押し付ろと後押しする。作者自身が、週刊少年誌連載にこだわり続け、遅咲きのヒットを飛ばしたから、「常識」「諦め」を当り前のように振りかざすのが許せないのだろうなぁ。それは正しいと思うけど。
 純の満足はエンディングまで桂馬の計算により導かれた「計算どおり」なのだろうけど、彼女の迷いを振り切らせたのは間違いわな。教師が日和って小さくまとまってたら、教えられる子もさらに小さくまとまるだけだし。あと、計算どおりの展開とはいえ、桂馬がプロレス観戦中の予想外の接触に動揺しまくりだったり。
 でもクラス全員マラソン大会強制参加はいくらなんでも暴走しすぎだと思う。やっぱり。


2011年06月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] これはないw

  「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」アニメ化 。不安半分、期待半分、でしょうか。キャストについては、亡くなられた方々は勿論、他もオリジナルには拘りません。いくら健康に気を使い研鑽を積んでいても、声の変化出てくるのは致し方ないことなので、今役に相応しい方を選んで下されば。
 質云々については今から言っても仕方ないですし、初代ガンダムが映像的には古く、アメリカで受け入れられなかったことからSEEDでリセットを計ったバンダイとしては(ガンプラ的には失敗ではなくとも目論見通りとも言い難い)、これを「ガンダムのスタンダード」としたい目論見もあるでしょう。商業的な目論見は目論見として、期待します。

 問題はこっち。 来期の仮面ライダー「仮面ライダーフォーゼ」 。……いや、龍騎や、555や、剣や、Wのデザインが出てきた時も、相当物議をかもしましたが、いや、さすがにこれは……ディケイドコンプリートフォームでもOKを出したんですが。
 組み合わせのフォームチェンジも、W(2)→オーズ(3)の後で4箇所の組み合わせという安易な路線だし、不安を裏切ってくれればいいのですが……いや、ちとこれはさすがになぁ。二号ライダーはグランゼルってことか?


2011年06月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 星橋#11とシュタゲ#12とまりあら#11

  星空に架かる橋 #11「雨にふられて」。なんか大したイベントもないのに、何故かメインヒロインルートに突入するというアレ。メインヒロイン、ホント食ってるだけだよなぁ。つか、浅沼晋太郎が毒にも薬にもなってないのが! あのつぶやき芸を無駄にしてしまうとは……

  Steins;Gate #12「制止境界のドグマ」。タイムトラベルは不可能ながらも、タイムリープは出来るという紅莉栖の提案により、記憶を過去に送る改良型の電話レンジを開発した未来ガジェット研究所。しかし鳳凰院凶真こと岡部倫太郎は事態が自分の手に負えなくなるなるのを感じ、それを実験せず、公表してしかるべき機関に託そうとするのだが、もはや事態は引き返せない時点に……
 今まで意味不明だった人間関係が、徐々に明らかに、つか、まゆしぃがとんでもないことに。これで折り返し点。これまではまだほのぼの日常系だったけど、なんかこれから築いた人間関係がいろいろ変わりそうな感じ。ホントどうなるんだ?
 ってのはさておき、まあ、側頭葉で記憶するとか、人工ブラックホールで情報圧縮だとか、理論があまりに無茶苦茶なのは、スルーすべきなんだろうな。うん、多分……

  まりあ†ほりっく あらいぶ #11「妹の秘密」。かなこの妹、ミキ登場。でも、原作じゃイレーヌとのからみとか母親に対するいろいろなアレがあるんだけど、そういう含み無視して、ぽっと出のキャラが鞠也に告白した、という流れにしかなってないような。
 これは新房作風の悪い点が原作の流れをぶった切ってる形だよなぁ。うーん。


2011年06月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#12とあの花#10とC#10

  花咲くいろは #12「じゃあな。」。自分の実家である喜翠荘のことを悪く書いた母を許せず、なんとか今の喜翠荘を見てもらおうとする緒花は、思い詰めて誘拐を計画。緒花を追って来た民子は呆れるが、意外にも徹は協力してもいいという。だが、その交換条件は孝一も一緒に連れていくことだった……

 緒花、全力で空回るの回。要は徹は考一と話をするチャンスをくれたのだけど、それと気付かず、というかそれ以前に孝一にどんな顔して会ったらいいのか迷う緒花。結局全力空回りは母親や喜翠荘記事のことから徹との間をどうするかに向かってしまい、自分は今の徹にとっては邪魔者だとまで思い詰める。っつーかその設定に浸ってしまう。
 「もし私たちが登場するドラマがあったら、私が悪役だよね……」って、いいえ、違います。コメディリリーフです。
 結局勝手に距離を作って孝一にはその件は切り出せず、別れ際の挨拶がいつもと違ったというだけで「もう前の関係には戻れないんだ」と一方的に落ち込む。孝ちゃん、早く積極的に行動に移さないと勝手に過去の男にされちゃいますよ?
 でも、最後の最後に意外な来訪者が……緒花の母親が、突然休みが取れたと言って喜翠荘に行くという。でも突然休みが取れたというのは嘘で、昔自分も女将に同じ事を言ったのを思い出したため。子どもの気持ちを大人の理屈で潰されることに怒ってたはずが、逆に潰す側になった、しかも緒花の言ってることは女将と同じ正論。いくら神経が図太くとも、何十年かぶりに顔を見せる実家は気まずかろうに……
 しかし徹の何気ない年上属性とかなんとかよりも、回想シーンの「喧嘩しちゃやだぁ」と泣く縁が、なんつーか、心当たりがありすぎてorz。


  あの日見た花の名前を僕たちは知らない #10「花火」。ついにめんまを成仏させるための花火作りは佳境へ。しかし、花火作りにむけて超平和バスターズの皆は目的を同じにしてるはずなのだが、めんまばかりを見てるじんたんを見るのがつらいあなる、そんなあなるにじんたんに嫉妬する自分を重ねるゆきあつ、そのゆきあつを見て心をゆさぶられるつること、心は必ずしもまとまってはいなかった……

 めんまの成仏を目前にして、ずっとくすぶっていた気持ちが再度表に出始めた皆。じんたんも、めんまのために、と言いながら、めんまに消えて欲しくないという気持ちを再認識し、複雑な気持ちで作業をし続ける。また、めんまの家族も、いなくなっためんまに様々な感情を露呈する。
 しかし時間は過ぎ、皆の感情がからまったまま、花火打ち上げの日を迎えてしまう。なくなっためんまのことばかりで自分の事を見ない母親に反感を抱いていためんまの弟がやってくるが、花火に反発していためんまの両親も遠くから打ち上げを見に来ていた。
 だが、打ち上げの瞬間、止めようとするじんたん。しかし、花火は上がってしまうのだが、なぜかめんまはそのまま……めんまのお願いってのは、花火じゃなかったみたいなのだけど、関係ももつれにもつれたまま、めんまもそのままってのは、どうなるの?


  C #10「collision(衝突)」。東南アジア金融街で突如始まった「C」。Cに飲み込まれた各国金融街は大きなダメージを負い、「未来」を失っていく。日本金融街もCに巻き込まれればただではいられず、三國壮一郎は金融街の「輪転機」を稼働させることを決断。日本の未来と引き替えに、Cをしのぐだけのミダスマネーを発行し、それで日本の金融崩壊を防ぐ。しかしその結果は、未来を失った「今」の姿だった。それを目にした公麿は、未来を失ってまで守る「今」に決定的な違和感を覚え、「C」の再度の襲来にさらに輪転機を回そうとする三國を止めようとするIMFのサトウに協力するのだが……

 話はクライマックス。未来を担保に今を守るのか、それとも未来を守るのか、という話なのだけど、この点で三國と公麿の意見は完全に対立する。今は維持されても絶望しか示されないのでは……という公麿に対し、今がなくては未来もない、という三國。しかし、三國にデュエルを仕掛けたサトウは敗北し、資金差を埋め合わせるために日本円の価値を崩壊させるという作戦も間に合わず、日本の未来がさらに失われるだけかと思いきや、公麿の持ってたカードが三國と同じく、輪転機を動かす権限を持つブラックカード。
 で、バトル突入で最終回にも突入、なのだけど、未来を担保に今を守る、とかってわりと比喩でもなんでもないよなぁ。「C」の表現はちと即物的ですが。ところで、羽奈日って、ヒロインってより状態のわかりやすいリトマス試験紙なのね……


2011年06月26日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#18とオーズ#39

  ゴーカイジャー #18「恐竜ロボットドリルで大アバレ」。ゴーカイジャー6人目の男として突如姿を現した伊狩鎧。なんでも子どもを助けるために大けがを負い意識不明になった時に、夢枕にドラゴンレンジャー、タイムファイヤー、アバレキラーがジュウレンジャー、タイムレンジャー、アバレンジャーの大いなる力と共に、ゴーカイセルラーとゴーカイシルバーのレンジャーキーを託したのだという。だが、その大いなる力がなんなのか、鎧にもわからない。
 ともかく、ゴーカイジャーの仲間になれたと喜ぶ鎧だったが、マーベラスはレンジャーキーとセルラーを取り上げると、仲間になりたければマーベラスが欲しがるだけの自分のとりえを示してみろと要求する。
 絶対にとりえを見つけてみせる、とガレオンを降りた鎧だが、ザンギャックが活動してるのを見つけ、変身も出来ないのにがむしゃらに向かっていく。

 ゴーカイシルバー登場後編。そして二号ロボ「豪獣神」登場。
 ひたすら暑苦しい性格の鎧なのだけど、そのがむしゃらさが既に死んだ追加戦士たちの魂に認められ、6人目としてアイテムを与えられた。って、仲代先生、すっかり良い者になってますな。いや、そりゃ最後は改心してアバレキラーのスーツの自爆に、他人を巻き込むまいとトップゲイラーと共に大空に散って行ったんだけど。しかし、追加戦士、死亡、恐竜型ロボ、という共通項で、案外とうまくまとまったというか……
 とにかくお調子者だけど無性に熱い鎧を認めたマーベラス。「三つの力」である「豪獣神」はドリルタンク、恐竜ロボ、人型ロボの三つのモードを持つ、子供心をくすぐりそうなアレ。なんか変形パターンを見てると、多分ゴーカイオーとの合体がありそうな感じ。
 あと、伊狩鎧役の役者さん、良く動くねえ。あんだけアクションが出来るのは、かなりすごいかと。


  仮面ライダーオーズ #39「悪夢と監視カメラとアンクの逆襲」。アンクは力をつけつつあるアンク(ロスト)の恐怖から、映司たちからも見限られ自分の意識も奪われるという悪夢を見る。だが、いらだつアンクとは関係なく、クスクシエでも大事件が持ち上がる。新しく町内会長になった下田が、町内中に監視カメラを取り付けた挙句、不審者である映司とアンクに町から出て行くように要求したのだ。態度は物腰が低いがやってることは横暴な下田に怒った加世子が文句を言いに行くが、下田は居留守を使い、奥さんの反応ものれんに腕押しでまるで話にならない。
 しかもその欲望に目を付けたアンク(ロスト)がヤミーを生み出す。
 軍鶏ヤミーに成長したヤミーと戦うオーズだが、バースが駆けつけず取り逃がしてしまうことに。実は、後藤がバースの正装着者となったのにあわせて里中がそのサポート役になったのだが、契約にある休憩時間だからと里中がヤミーセンサーであるゴリラカンドロイドの電源を切ってしまっていたのだった。ビジネスライクな里中に後藤も頭を痛める。

 急成長したアンク(ロスト)が活発化し、アンクが不安な予感に苦しみながらも、なんだかまた個性が強すぎるゲストが。物腰は低いが町内を思いのままに支配しようとする新町内会長、下田。ところが、本当に支配をたくらんでるのは下田ではなく、その妻。化母天下もここに極まりというか……
 そして、個性豊かなのはゲストだけでなくヤミーも。軍鶏ヤミーなのだけど、何故かムエタイ使い。ムエタイのファイティングポーズを取り、しかも結構強い。
 そんな中、泉刑事の誕生日がアンクの誕生日と伝わってしまい、加世子がお祝いをしようと言い出す。まるで興味を示さないアンクだが、ただの無関心というより、もう一人のアンクに対する不安の方が強いっぽい。そのアンクの態度に、「もう少し身体を使っていてもいい」と言った比奈も、本当は映司がらみでそう言ったらしい。平成ライダーはヒロインとの恋愛沙汰はないから、「もしアンクを追い出すとしたら、映司に無理をさせてしまう」と思ってのことだろうなぁ。
 しかし、戦闘中に泉信吾の身体が危険に陥ったことから、映司がこのままの状態でいいのかと悩むことに……そのせいか、次回、アンクとアンク(ロスト)の直接対決があるっぽいけど、どう考えても不利……
 バースチームも、里中をサポート役に再編成、なのだけど、「秘書」と「秘書補佐」の立場を強調したり、就業時間どおりにしか動かなかったり、着替えに時間がかかりすぎてたりで、能力的には高いけどなんとも後藤も気苦労が絶えないことに……後藤バースは、直感で武器を使い状況を見極めた戦いをしてた伊達バースと違い、バースの性能を熟知した上で体当たりな戦いをして、結構良い感じなののだけど、このコンビも大丈夫なのか知らん?
 つか、町内会長の妻、つみきみほだったのか……


2011年06月28日(火) 旧暦 [n年日記]

[映画] 最近見たもの

  プリンセストヨトミ 。万城目学の法螺小説の映画化。原作と大筋は同じながら、尺の関係などから、いろいろと設定は変わっています。一番大きいのは、三人の検査官のうちの二人、鳥居と旭の性別が入れ替わっていること。これは、天然キャラの鳥居を綾瀬はるかにキャスティングするためで、キャラの性格付けもそれにより変わってます。が、一番大きいのは「大阪国」内の役割の設定かと。 原作では、大阪国に所属するのは男のみで、父親から息子に伝えられる、男の間でだけ伝えられる伝統……と思いきや、実は女も知ってる公然の秘密で、男同士のやんちゃを、大阪中の女が「しょーもないなー」と暖かく見守ってる、という構図だったのが、松平の過去にクローズアップすることもあり、男側の設定にシフトしてしまっている。その分、原作のなんかのほほんとした大家族的設定は失われたものの、映画として見る分には筋が通っている。
 ただ、旭が男になり、大阪国の設定が変わったため、旭の最後のセリフが微妙にはまらなくなってしまい、残念。原作では大阪の女同士のエールだったのが、映画では出来の悪いサスペンスの締めゼリフになってしまったかも。とは言え、全体的に見て飽きの来ない映画でした。

  そらのおとしもの 時計仕掛けの哀女神(エンジェロイド) 。空飛ぶパンツの大群の映像で一躍有名になった、非日常系ハーレムコメディアニメの劇場版。ところが半分は総集編でした……う〜ん。
 話は、原作でカオス編のすぐ後にあった風音日和編。桜井智樹に想いを寄せることを公言するという、ある意味希有な存在なのだけど、時折ある世界設定描写と密接に絡む存在として、映画の中心に。単品映画としては成り立たないものだけど、戦闘描写やらは相変わらずすごかったです。でもパンフが1200円など、相変わらずのオタクボッタクリ商売ぶり。地元の劇場も物販にめっさ力入れてました。(まあ、うちらみたいな吝嗇い客じゃ成り立たないから、稼げる時に稼いで貰わないと)

  マイキー&ニッキー 。1976年の映画なのだけど、ビデオで出回っていたらしいが劇場公開は今回が初の、ピーター・フォーク、ジョン・カサベテス主演の映画。ええ、そうです。ピーター・フォークの訃報を聞いていても立ってもいられず見に生きました。
 カサベテス演じるニッキーが、組織を裏切って窮地に陥り、幼なじみで親友でもあるフォーク演じるマイキーに助けを求めるのだけど、疑心暗鬼に陥ったニッキーは自分が呼んだにもかかわらずマイキーすらも容易に信じようとはせず、また、自棄になったかのような行動を見せマイキーを振り回す。一方、マイキーもニッキーに振り回されながらも彼を逃がそうとするが、実はマイキーも組織からニッキーの居場所を殺し屋に教えるように指示されていた。
 組織と友人の板挟みになり、組織にニッキーの行き先を連絡しつつ、ニッキーの逃亡を助けるという裏腹な行動を取るマイキーに、疑心暗鬼に陥り、自棄もあって我が儘放題をしながらも最後にすがるのがマイキーしか思いつかないニッキー、という、美しいとはいいがたい、でも、リアルに純な友情が描かれていて、ほろにがく、だけどどこか甘美な印象を与える映画。舞台立てがとてもシンプルで、二人の葛藤と慟哭にしぼられてるだけに、より強くそれを感じる。

  アリス・クリードの失踪 。登場人物は誘拐された娘と、二人組誘拐犯の計三人のみで舞台も主に監禁先の超低予算映画。入念に計画された身代金目当ての誘拐事件、と思いきや、ある事実がスクリーン上で明らかになるのを皮切りに、当初思ってたのと違う構図になり、裏切りと疑いが入り交じる泥沼の展開へ。それは誘拐事件にも影響し、順調だったはずの計画が、どんどん狂っていく……
 こういう低予算テイストが大好きなので(センスもいい)、個人的には楽しめたけど、こういうのは最近では受けが悪いのかも。でも、リメイクのオファーがハリウッドからあることからも、あっちの業界からはきちんと評価されてるよう。
 ちなみにポスターや公式サイトの印象と違い、アリスは画面上ではわりとぽっちゃりさんです。

[アニメ] 神知るII#12

  神のみぞ知るセカイII #12「サマーウォーズ」。駆け魂狩りも一段落で、ギャルゲの消化にいそしむ桂馬。その最中、いかにも外れな絵柄の、ワゴンセールで買ったゲームに着手するが、その崩れた絵柄のゲームのヒロイン、「よっきゅん」に思いもせずはまってしまう。

 ……原作見てた時は気付かなかったけど、「よっきゅん」の元ネタって、もしかして「メガネっ娘が存在し得ない顔パーツ配分」の、あの絵師のゲームなんでしょうか……っつーか前期最終回のエンドカードを担当してましたなぁ……
 こうしてアニメにされると、「作者、ホントにギャルゲ(エロゲ)が好きなんだなぁ」と思いますので、そういう方向で理解するのが一番かと。
 一応、しゃべらないのも含め過去のヒロイン(攻略対象キャラ)総登場で、それどころか以後攻略キャラたちも。今回は前期と違い、次シーズンは未定なようではあるけど……
 まあ、第一期OPと共に一応ゲームにしか目を向けなかった桂馬が「クソゲーの中に理想があったように、現実の中にも希望があるのかもしれない」と、「現実なんて、クソゲーだ!」という発言を踏まえてなんとなく「イイハナシダナー」っぽく納めてるけど、まあ、基本、桂馬は変わらないのだよなぁ。
 次期があるとしたら、ヒロイン(攻略対象)よりも、ハクアの契約者の方を是非見たい所存。桂馬も認める、「時間はかかるが、効率的」という、アレを。


2011年06月29日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#13

  花咲くいろは #13「四十万の女〜傷心MIX〜」。皐月をつれて喜翠荘に戻って来た緒花。今の喜翠荘を見て見直させようとするのだが、縁ばかりか、女将のスイまでもずっと不在だった身内に心穏やかではなく、さらに皐月は旅館のサービスにかなり適格な指摘を入れる。皐月の真意がわからない緒花たちだったが、スイは不可侵の原則を破って板場を借りる。緒花もまた、喜翠荘の方針を再確認し、菜子に皐月の部屋の準備を変わってもらう。

 う〜ん、孝ちゃん、本格的に過去の男にされてるな、こりゃ。
 まあ、勝手に傷心モードに入った緒花はともかく、皐月の来襲に、話でしか知らない旅館の面々はもちろん、幼い頃からいびられ続けてた縁と、男と家を出て行った娘に言いたいことが山ほどある女将も穏やかではいられない。
 その都度客の立場になったり母親の立場になったりと相変わらず調子の良い皐月だけども、幼い頃からお客大事ばかりをスイに言われていた彼女にとって、「客」の立場として喜翠荘での仕事を見るのは始めて。スイが家族を二の次にしてでも守ってきたものを、ようやく理解する。
 スイや緒花も、旅館としての「分」をやや越えて、好物の小鉢をつけたり、抱き毛布を準備したり、「一見だけど一見じゃない」微妙に家族だからこそのサービスをする。
 そいでもって蚊帳の外の縁……まあ、女同士の会話もわかるけど、なんか哀れだのう。

[アニメ] 最終回その1

  DORORONえん魔くんメ〜ラめら 。なんだかめちゃめちゃな最終回。天国がエネルギー貯蔵のため人類の大殺戮をしようとし、地獄もそれにどういしてしまったため、頼みの綱はえん魔くんたちだけになってしまうのだが……これが相変わらず頼りにならないというか。根本的に価値観が違うの仕方ないのもあるのだけど、それ以前にいい加減な性格だからなあ。
 結局ピンチに陥ったえん魔くんは炎かぶりで封印されていた「真の力」が解放される。つーか、やりたい放題だな。
 えん魔くんの両親がえん魔くんの力を内側から封印してたのだけど、その声が野沢雅子と坂井寿美江で、旧作でえん魔くんと雪子姫を演じた声優というのが、さりげにゲスト。

  アスタロッテのおもちゃ 。妖魔界の異物として、もし居続ければ存在が消えてしまうと知らされた直哉たちは、涙ながらにロッテたちの別れを迎えるのだけど……
 まあ、お約束と言えばお約束の展開。けど、まあ、そういうのも悪くない。話の内容的には「13歳の時にもうけた娘とはタネ違いの妹とのほのぼの恋愛、という、「どこがほのぼのやねん」とツッコミ入れてしまうアレだけども、雰囲気とか、音楽とか、わりと好きだったかも。


2011年06月30日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その2

  Aチャンネル 。そろそろ年度を変わり目を意識する季節になって、徹は受験でまたルンと離ればなれになると、受験の年を控えたルンを考えまた落ち込んでしまう。四人組の一人が学年違い、というちょっと珍しい設定を生かした最終回。なんとなくマトリョーシカを思わせるキャラデザ(どんな喩えだ)とか、メインキャラのキャラが薄いだとか、並み居る女子高生日常萌え四コマ原作に埋もれがちではあったけども、丁寧な作りと、OPのセンスは結構好きでした。毎回、キャラソンが入るのはややあざとさを感じましたが……

  星空へ架かる橋 。地元有志がさしてイベントもなくその気もなかった二人を無理やりカップル成立させるなう、の回。その昔、かわすみひろし作で「巨大こけしが祀られる田舎町で外の男が地元の女と出来、町に取り込まれていく」みたいなマンガがありましたが、なんかそれ思い出した……なんとなく他のヒロインのフラグを立て損なったために救済措置的にあてがわれたヒロインルートって感じも。積極的に嫌う要素もないし最後までなんとなくは見れてしまうのですが、いかにもなギャルゲ原作アニメという感じでした……

  DOG DAYS 。こっちもアスタロッテのおもちゃとネタがかぶってるな。こちらはさらに輪をかけてご都合主義の設定が怒濤の勢いで展開していくけど、まあ、元々陰鬱な展開なし、が前提のようだから、まあ、これはこれでアリなんじゃないでしょうかね。
 疲れてるとこういう歯ごたえのないものの方が自律神経が休まるかもしれない。

  まりあ†ほりっく あらいぶ 。かなこの誕生日。つか、シリアス設定、ホントにざっくり削除なんだなぁ。それはそれとしてアリなんだろうけどなんか微妙に喜べないというか……