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2011年06月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#11

  花咲くいろは #11「夜に吼える」。楽しみにしてた青鷺温泉街特集で、喜翠荘の評価がさんざんで落ち込む緒花。でも点数が悪かったのは喜翠荘のみではなく、温泉街の旅館が軒並み低い点数にされていた。それで怒った緒花は東京の出版社まで押しかけて担当編集に会わせろと詰め寄るのだけど、なんとまあ、その外部編集者とは緒花の母親。いつの間にか男と切れて戻って来ていたのにも呆れるのだけど、自分の実家のことをボロクソに書いた母親に緒花も怒髪天を突く。っつーか、確かに実物を見ずに記事を書く、ってことはざらにあるけど、旅行誌が取材対象をボロクソに貶めるのは流石にまずいでしょ? 多分、新しく出来るリゾート施設が手を回したんだろうけど。
 まあ、理屈としては一理あるとわかりつつも納得できない緒花は母親に座り込みの抗議行動をするのだけど、考ちゃんのことが気になりバイト先に行くと、バイトの後輩と良い雰囲気そうな姿が……告白されて放置だから仕方ないにしても、距離が離れるとやはり人間関係の変化は避けられないところはあるのだよな。
 とは言え、緒花にとって踏んだり蹴ったりのエピソードになりそう……
 それにしても緒花の母親、やっぱり最低だよな。


2010年06月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#36

  キルミンずぅ #36「ゾウもビックリ!洞窟のお宝だゾウ!?」。ケンの父親がなにやら密かに「宝探し」に出かけようとしてるらしい。それをたまたま知ったケンはリコたちにその宝を探しに行こうと持ちかけるが、皆まともに取り合おうとしない。たまたま逃げ損ねたリコだけが引っ張られてつきあわされることに……
 ケン父の後をつけて離島の洞窟に入る二人だったが、途中で出口への道が崩れ、洞窟の中に取り残されてしまう。

 ここのところアニマリアングループがほのぼの路線から外れてきてるような展開が多かったのだけど、今回はそういうこともなし。今回はケンの父親の「宝」を探そうと、ケンとリコが宝探しをしてトラブルに……
 そのトラブルの大元はアニマリアン牙組の大造サンダースのゾウの姿を見られたことなのだけど、まあ、あまり大造は話にからまなかったなぁ。むしろ、牙組各個の勝手な行動を統率できないとして、獅子山がリーダー免責の危機に……
 洞窟の中で迷ったリコたちの方は、宝とおぼしき宝石を見つけるものの、出口が見つからず立ち往生することに。そこでケンが「万が一の時はネズミを食え」と、リコに決死の言葉をかけるのだけど……ヒカリゴケ? ケンの侠気にほれてまうやろ、というところなのだけど、そうならないところがこの番組らしいのか。でも多少はリコもケンを見直すのかなぁ。
 でもお宝の正体、あんな湿度の高いところであんなでっかい結晶が見つかるとは思えないんだけど……


2009年06月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他][特撮] 次の仮面ライダーとか色々

 商標登録情報によると、次の仮面ライダーは「仮面ライダーW(ダブル)」らしい。撮影情報などもぼちぼち見え始めていて、左右のカラーリングが異なってるキカイダー的デザインとのこと。左右のカラーリングの組み合わせでフォームチェンジするとか。うーん、微妙にわかりにくそうな。噂通り戦隊とは半年ほどずれて、9月開始になるらしい。
 そいでもってディケイド。海東の世界編の後は、シンケンジャーとのコラボの話が入るらしい。って、全然ライダー世界じゃないじゃん! 撮影目撃情報が入ってるので確度は高いのだけど、ただしネットでの映画宣伝エピソードじゃないかという話もあって、実際の所はよくわからない。まあ、あっても不思議ではないのがディケイドなんだけど……

  なぜ別人が!? 『仮面ライダーディケイド』意味不明キャストの深い理由Livedoor ニュース )。何ヶ月前の記事かと錯覚しそうになりますが、オリジナルキャストにオファーすら行ってないことを取り上げ「オファーくらいしても良かったのでは?」と書いてるのだけど……オリジナルキャストで全部揃えるのは最初からまず無理でしょ。さらに、二、三話程度でオリジナルのラストと整合性のある話を作るのもかなり至難。だったら、オリジナルを換骨奪胎しよう、という発想になるのは、そんなに不思議じゃないんだけど……オリジナルにオファー出してOK貰ったら、その調整も大変になるからそうそう出せないでしょ。オリジナルと違うキャストが大半だけど、それでもスタッフの思い入れが出てて、良いのだけどなぁ。デビット伊東のヒビキみたいに、オリジナルとの落差(基本的にうさんくさい)が生きてる話もあったし。「どうして違うのか説明されてない」って書いてるけど、平行世界は九つだけじゃないことが今週明らかにされて、オリジナルの世界もそれぞれにある、ということが暗に示されてるのだから、タイミングが悪すぎる記事としか言いようがない。まあ、オリジナルキャストに出て欲しいってのはないではないけど、これも悪くないんだけどなぁ。

  民主第三者委:法相指揮権発動に言及…検察・識者疑問の声毎日 )。なんつーか、西松建設側からの「献金しないと妨害される」とかの発言はまるっと無視ですか……完全に出来レースの御用委員会。第三者とは片腹大激痛。小沢氏のこういった疑問に切り込まずに報道のあり方ばかり糾弾してもねえ。更に恐ろしいのは 民主政権では「局長以上は辞表を」 鳩山幹事長語るJ-CAST )。おいおい。本気で言ってるのか? 事実上の恐怖政治宣言じゃん! ってことをかねてから言ってるのですよね。「国策捜査ではないか」どころの話じゃない。これと指揮権発動を軽々しく言及するなど、こんな信じられないことを平然とやってるから、信用できないというのに。


2008年06月15日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#18

  ゴーオン #18「庶民ヒーロー」。ウィングスとの力の差をみせつけられ、対抗心を燃やすゴーオンジャー。一方、ゴーオンゴールドはゴーオンジャーのことを歯牙にもかけていなかったが、ゴーオンシルバーはどうしてゴーオンジャーが自分たちより弱いのにヒーローをやってるのかわからず、「それなら自分が彼らを教育してあげよう」と、ゴーオンジャーたちを街に連れ出す。

 やっぱりいつゴールドが「パーフェクトハーモニー」とか、「いいよなぁ、お前たちは」とか言い出すか気になってしまう。
 シルバーはシルバーでブラコン全開でことあるごとにゴールドと比較。でもバキュームバンキに誘拐されるという……妹を人質に取られて、計算と情の間で苦悩するゴールドだけど、走輔が思いっきり情に偏った行動に出て、結局それが解決に繋がる。ゴールドはまだゴーオンジャーを認めてないみたいだけど、シルバーはレッドの熱血にちょっと自分たちとは違うゴーオンジャーの強さを認めたよう。
 しかし早輝、あっさりドレスに釣られるって……

[アニメ] ドルアーガの塔#11

  ドルアーガの塔 #11「ただ一枚の盾として」。最上階にたどりついたジルたちだが、同時にアヌの夏の終わってしまう。しかもあまりに巨大なドルアーガの姿に、残った塔頂者たちも臆してしまう。しかしニーバとパズスはそれぞれ奥の手を使い、ドルアーガを倒そうとするのだが。

 いよいよ最終局面。このドルアーガはどうも偽物らしいけど、それでも強力すぎるほど強力。ニーバは仲間を騙して死地に赴かせるけど、その窮地を見逃せないジルは彼らを助けに飛び込む。以前、仲間そっちのけでニーバを助けたことで「仲間を見捨ててまで人を助けに行くのか」ということを責められたのだけど、今回はジルの行動がきっかけでドルアーガ戦になだれ込んだ中で、アーメイが戦死することに……ウトゥが危なく、カリーに続いて殉職かと思ったところをジルが助けてるので、ジルの行為はムダではなかったのだけど、アーメイが死んだことでジルは自分を責めだしてしまう。まあ、それはカイの幻影に叱咤されることで自分が目指すことを見いだすのだけど、ジルがみんなの希望になりそうな中で、ニーバが暴走しそうなのが。ドルアーガを柩を使って倒そうとしたパズスも殺してしまうし。しかしあの柩はなんだったんだろう?
 それにしてもあと一話で終わるのかなぁ。ジルが受ける三回の裏切りもなんなんだろう?


2007年06月15日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DARKER#11

  DARKER THAN BLACK #11「壁の中、失われた物を取り戻すとき……」。黒の次の任務はゲートの周囲を取り囲む「壁」の研究施設への侵入。「流星のかけら」と呼ばれるものが目当てなのだが、清掃局員として黒と同時期に入ってきたカリーナ・モクはまともにゲートの影響を受け、精神に変調をきたす。そして、そのカリーナが死体で見つかり、黒が犯人ではないかと疑われ、尋問を受ける。
 ひとまず尋問から解放される黒だが、その後で見たゲート内の映像に、他の人間には見えない、血を流す少女の姿を見る。

 黒の妹、白の初登場、かな?(って、第一話冒頭で出てきた少女がそれっぽいですが) 五年前、南米のヘブンズゲート消滅時に行方不明になってるそうだけども、黒の動揺を見ると、それだけでは済まなさそう。
 で、前回予告で出てきた二人の女のうち、一人が早速死んでるw 壁の研究施設に向かうバスの中で挨拶を交わしただけだけども、それでこれか。黒の呪いはすごいな。ハヴォックのときもそうだけど、ゲートに近づいただけで影響を受けることがあり、カリーナはその影響を受ける。カリーナはCIAの運び屋で壁から「流星のかけら」を持ち運ぶことになっていたのだが、それが哀れ、何者かに始末されることに。電撃を受けたみたいだけど、黒の電撃、ではないよなぁ。何者が? って、いかにも怪しげな人物も出てるんですが。
 黒に「本物の星空を見せる」と言って望遠鏡を覗かせた研究員ニック。常識が歪むゲート付近の性質を利用して、「本物の星空」を黒に見せるのだが、つまりは、その本物の空もまた偽物なのだよなぁ。
 もうひとりは、黒と同じ組織に属し、「草」として研究員として入り込んでいたミーナ・カンダスワミ。諜報員としては素人で、こっちは表も裏もなさそうなのだけど、実際にそうなのか。なにしろ、黒と深く関わった女性は死ぬか悲惨な目に遇うからなぁ。
 次回は怪しいニックとやっぱり一悶着ありそう。で、黒の妹についてももうちょっとわかるのかな?


2006年06月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウィッチブレイド#11とゼーガペイン#11

  ウィッチブレイド #11「危」。酔いつぶれた鷹山を自宅に運んだ雅音。初めて母のボスである鷹山に会う梨穂子だが、最初の印象は好印象。二日酔いに苦しむ鷹山に、味噌汁を作ろうと買い物に出かけるが、その先で体調不良で倒れてしまう。
 冒頭で新しい敵であるネオジーンの「マリア」の危険性を印象付けまくり。仲間を訓練で殺してしまって(しかも五人目……)、まったく動揺もしない。かなりヤバげな相手。
 梨穂子は外出先で倒れてしまい、それを聞いた雅音は後先考えず飛び出し、梨穂子の行動を追っていた玲奈も、応急処置をする。って、母親合戦? 玲奈が利穂子の実の母だとすると、多分実の父は鷹山……ってことは、実は父娘の対面? 和銅が単なる小物で終わるとは思えなかったりとか、いろいろ入り組んできそうだなぁ。
 と、考えてる間もなくNSWFのボスである「ファーザー」の腹心であるノーラが雅音に襲い掛かり、その身柄の拘束に成功してしまう。NSWF本部に運び込まれる雅音だが、NSWFに潜入してた斗沢がその姿を見……今のところ鷹山にポイント奪われまくりだから、斗沢のポイント挽回なるか? って、そういう話じゃないって?
 まあ、鷹山はエクスコンやアイウェポンについて、確固たる信念をもって取り扱ってるようで、利益優先の俗物ではなさそう。


  ゼーガペイン #11「残るまぼろし」。傭兵夫妻であるクリスとアーク。アークのデータの限界が来ていることを知りつつ、舞浜サーバーでつかの間のひと時をキョウ、シズノ、そしてリョーコと過ごす二人。そして、夫妻にとって最後の出撃のときが……
 いろいろきっつい話だなぁ。シズノとアークの会話とかも実は伏線なんだろうけど、そんなのがどっかにいってしまうくらいに、自分の最後が近いことを知りつつのアークの言動が……そして、愛妻と共に逝くことを覚悟していたクリスへの、アークの行動も……
 所詮データでしかない自分が消え去ることに対し、「リョーコの写真の中に自分は残る」とキョウたちをなぐさめるアークの言葉が、とてもつらい。
 キョウによって二人と関わってしまったリョーコが、これによってセレブラントへの覚醒を加速されることになるんだろうか? むっちゃ思わせぶりな次回予告が、どう転がるのかが……

[その他] つかの間のなぐさみ

 相手にとってどうだったのかは、イマイチわからないけど、今日の飲みはこちらにとっては大変有用でした。まあ、できるだけいっぱいいっぱいにならないようにとは思ってはいるけど、そうでなくても一回り近く違う子らへの気配りは、しようと思ってもなかなかはできないもので……多分相手に気を遣わせるばかりだったのだろうなぁ、と思うと、申し訳なくも思ったり。


2005年06月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 田舎のシルエット

 夕べ友人と 絶対少年 のことで話してて、私が「面白い」というのに対し、その友人は「わからない」といつまでたっても平行線。私が面白がっているのが田舎の雰囲気だとか人間関係だとかなのに対し、むしろその友人は田舎に来た都会の人間の視点で話を見ようとしている。私は田菜ほどじゃないけど田舎の出身で、その友人は転勤族の家庭で都市部で過ごすことが多かったらしい。まあ、つまりはそういうところからの視点の違いなんだろうなぁ。こういうこともあるので評価ってのは難しい。
 ってなこと言ってもあんまり納得してない様子。「あれって田舎?」みたいなことを言う。聞いてみると「自分が行った田舎は、一族しか住んでなくって店とかもなくって……」
 それってどこの横溝正史の小説の舞台よ? それは田舎を通り越して「へき地」と言うんですぜ、ダンナ。

[その他] 韓国関係

 人様の日記で 日本人必見 韓国人から見た日本・・・ 斬り!!今だからこそ・・・ 韓国斬り !! )を見る。あ〜、なるほど、こういう国と付き合っていかねばならないわけだ。知らなさ過ぎっつーか、踊らされてるなぁ、というか。わざわざ仲悪くしようとは思わないけど、「友情年」なる単語の、なんと空しく響くことよ。敵対的なものを煽ろうとは思わないけど、障壁は厚くそこそこ高い。
 しかしこのブログ、大変面白い……

  NHK BSディベートアンケート投稿状況 がすごいことになっていてどういう風に番組を作るのだろうと言われていたのだけど、その出演者について。 小此木政夫教授の食糧支援論を評す現代コリア研究所 )と NHKハングル講座講師の小倉紀蔵の特集! 。後者は良くわからないけど、前者は……つか、韓国に詳しい人ってのは正しいのだけど、韓国よりの人出してどうしようってのか……祭の悪寒。

[アニメ] ユーシィ再放送

  ぷちぷり*ユーシィ がNHK-BS1で再放送してて、それに合わせてサイトも復活したらしい。独自ドメインたぁ剛毅なこって。これってクレジットには特に明記してないけど、どう見ても「プリンセスメーカー3」が原案。クレジットされなかったのはNHKだからなのか、それとも本放送当時ですら古いゲームになっていたからなのか。クライマックスには「プリンセスメーカー1」のヒロイン(娘)まで出てくるし。この当時のガイナックスは「まともに話を終わらせられない」と言われていたけど、これはそれなりにきちんとまとまってるんだよなぁ……

  創世のアクエリオン #11。相変わらずの一人よがりっぷり。この空回り感が楽しいというなら特に言うことはなし。けどいろいろまともな作りはしていない。2クールかける作品じゃないと思う。

  エマ #11。この時点でこのエピソードってことは、着地点はどうするんだろう……?

  甲虫王者ムシキング #11。今回はトラウマエピソードはナシ。新キャラ登場エピソードに終わっていた感じ。むしろ来週、OPに出てくる金髪の少年が登場するのが興味津々。OPではポポとパムとこの少年(ソーマ)のみが人間での登場キャラなので、サーカスの人たちより重要な人物なのだと思われる。


2004年06月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 聞き耳

 仕事中、隣の茶飲み部屋でしていた話が聞こえてきたので耳を立てる。
A「電子レンジって、原理どうだっけ? 赤外線?」
(ここで思わず椅子に座ったままコケかける)
B「バカ、違うよ」
(「そうだ、言うたれ言うたれ」)
B「電子線だよ」
(思いっきり椅子ごとコケる)
 え〜、電子レンジはコタツでもなければブラウン管でもありません。これが理系の会話なんですから、日本の理系教育の建て直しは急務だと思いますた。
 やさしいオイラは失笑するだけにしておきましたが、ボスがいたら、思い切りバカにされますよ? いや、そりゃ原理を知らなくても使えることは使えますけどね。

[その他] なんじゃこりゃ?

 なんでも知らん間に「小泉総理レイプ疑惑裁判」なんてのが起こっており、 小泉総理は当然否定朝日 )。本当だとしたらとんでもないとちょっと調べたのだが、この訴訟内容の方がよっぽどとんでもなかった。 こちらのサイト に疑惑と訴状の内容が記載されてるのだけど、読めば読むほど笑う他ない。ホームページに載っていたことを裏付けも取らずに糾弾している上に、書いていることが面白い。
小泉純一郎は、 1967年 4月、慶応大学の4年生(中略)であったときに、婦女暴行事件を起こして、神奈川県警に逮捕されたことがある。場所は、湘南であり、相手は慶応大学の女学生であった。(当時) 当時、防衛庁長官であった父親の小泉純也氏が 政治的圧力を使い、この事件をもみ消したが、学内でうわさの広まるのを恐れ、小泉純一郎氏を急遽1967年の5月にロンドンに留学という口実で日本から出した。
 とある。簡単に調べられることとしては、小泉首相の父、小泉純也氏が防衛庁長官を勤めたのは1964年から1965年で、 1967年当時は防衛庁長官ではない 。この程度の調べもしていない記事を、信じろって方がかなり難しい。その他も噂の域を脱せず、当時の関係者に当たった様子がまったくない。
 しかも「当時防衛庁長官だった云々」というのは訴状にも記されているそうで。お粗末。
小泉氏および飯島秘書官はこれが事実と違うのであれば、事実と違うということを証明していただきたいものである。
 とあるが、この人は 悪魔の証明 という言葉を知らないのだろうか? 「ある事象が存在しない」という証明は事実上不可能である。「ある」と主張する側が「ある」と信ずるに足る証拠を出さねばらない。大変なことかもしれないが、それなしに他人を勝手に糾弾できるのならそれこそ大変なことになる。
 しかも訴訟の内容だが、
著述業者は「日本国民である原告に計りがたい屈辱と苦悩を与えた」などとして
だそうで、被害者(がいたとして)とはまったく関係ない人間が、事実かどうか不明のまま訴訟を起こしたんである。「それじゃおまえはソレが事実かどうか調べたのか?」と聞きたくもなる。本人と無関係のところで立てられた噂の場合、そんなものまで本人の責任に帰属するのか? どうも原告の経歴や主張を見るに、小泉を中傷できればなんでもいい、という雰囲気がある。別に小泉総理をかばうわけじゃないが、こんな訴訟が通ったらそれこそ世の中おかしい。「図りがたい屈辱と苦悩を受けた」として訴訟を起こしたいくらいである。
 被害者や当時の関係者が出てこない限り、まともに取り合うような話じゃない。
 ホントにバカバカしい。こんなのマスコミがまともに取り上げないのも当然だ。
 この合理的論理組み立ての欠如も、理系教育の不足を感じさせる。なんて言ってみたり。


2003年06月15日() 旧暦 [n年日記]

自己防衛の社会

 深夜番組録画のビデオを見てたら、いきなり「ミニミニ大作戦」という文字が……なんだ、またテレビ東京系で再放送するのか、ってアレ? 今の録画、TBS系の録画だったはずだよなぁ、と、巻き戻してみると、ち、ちがう、ワシの知ってる「ミニミニ大作戦」じゃない。なんか「オーシャンズ11」とか「バンデッツ」みたいな、いまどきの犯罪映画ですよ? そう言えば、リメイクをするって話は聞いた気がするけど……探したら、 リメイク版の公式ページ が見つかった。うう、テーマ曲が例の「We are the self preservation society」ってヤツじゃなくなってるっぽいんですが、しかしそれは百歩譲るとしても、エリザベス女王が心のアイドルの愛国ギャング・ブレッジャーさんはどこへ? それ以前に、舞台がアメリカ??? あの、原題は「The Italian Job」のままのはずですよね? あの、「Italian」だからイタリアじゃないんですか? 前作ではそうだったんですけど。おかしいですよ、カテジナさん! って、冒頭の部分は一応ベニスが舞台なのか。う〜ん、イマイチ、看板にイツワリあり、の気も。日本では「ミニモニ大作戦」と読み違えて劇場に入る人はいますかね? いませんね。すいません。
 研究室の恒温槽の中の、こないだ単離した細胞をチェック。どうやら生きてるっぽい。それにしても、恒温槽の中のにおいが……誰か、絶対痛んだ細胞をそのまま放置してるぞ。誰だろう。
 で、そのついでに大須へ。そろそろノートパソコンが欲しいので、見て回る。ねらい目はヒトバシラー覚悟で この辺り なのだが、新製品なため品薄。しょうがなく、取り寄せだけ頼んで帰ってきたら……帰宅途中の住宅街の中のパソコンショップに在庫アリで置いてあった……しかも、値段もそんなに変わらない……うう、しまった。盲点だった。
 まあ、大須では巫女喫茶の店頭販売で冷しあめを飲めたし、それでよしとしよう。
 しかし、相変わらず大須にも赤いジャケットを着たY!BBの人たちが多い。けども、イマイチ往時の元気がないような。ただ単に暑くなってきたからなのか。 Y!BBのモデムの所有権転売可能に/.JP )ってな話もあって、個人情報の流出が云々ってことも言われてるけど、どちらかと言えば不良在庫かしがちなADSLモデムを証券化することによってそこらへんの会計を云々、ということらしい。ただ、9万円という買取価格はどう考えても適正な価格とは思えず( このへん を見ても、9万円のADSLモデムって……とは思う)、なにが、いなんだろうなぁ、という感じが。
 朝、カレイドスターの録画時にビデオ残量がなくって、カレイドスターはリアルタイムで見つつ、テープを巻き戻し。う〜む、ファイズの前に気付いて良かった。と、思ったら、今日はゴルフ中継でお休みでやんの……そういえばそうだった。
  カレイドスター は、前回二週間の限定興行とは言えレイラの代わりに主役に抜擢され、「レイラのように」と意気込むそらだが、意気込みとは逆に客の反応は芳しくない。「レイラと同じことをしても客は満足しない」ということに気付いてしまうが……現実味で言えば、演出家や他の共演者の了解を取らずに勝手に筋書きや演技を変える(しかも興行期間中に)ってのは突っ込みどころなんだろうけど、他の共演者との衝突や、自分なりの解釈をして役を作り上げていくところってのが描くことの主眼だし、その部分は良く描けてたので満足。ラストでレイラが自分とは違うタイプのそらのことをライバルとして認識する暗示で締めってのも、王道的。でも、関東では視聴率あまりかんばしくないらしいのだよなぁ……大丈夫かな?


2002年06月15日() 旧暦 [n年日記]

宇宙で土方

 TVでアルマゲドンをやってたので見る。小惑星に穴掘るから掘削のプロを送れという冒頭にイキナリ萎える。そりゃそうだ。親子の確執だとか、ロマンスだとか、アホだとか、ブラッカイマー勝利の方程式。当たるのはわからんではないけど、大笑いの方の当たり方だよな、どっちかと言えば。ディープ・インパクトと比べてどうこうってのが公開当時あったけど、たとえ隕石が火の玉になって降って来ても比べるだけディープ・インパクトに失礼ってもんである。音楽で盛り上げようとこれみよがしに感動系の音楽を流すのがミスマッチでまた笑える。これで気を良くしてパールハーバー作ってこけちゃう(別に本当はこけたわけじゃないけど)わけですな。ネタにするには事欠かない映画だなぁ。
  こういうこと もあるんだろうなぁとは思ったけど、案の定ありました。バイロム社って、今回の件ですごく評判が悪いみたいだけど、どんなもんなんだろう?  こんな記事 もあったりするみたいだけど。 こういう記事 もあったりして、なんかこれを間に受けると実にヒドイ会社のようだけども……
  エース桃組 で掲載中の「鋼鉄の少女達」( 関連リンク )で少女兵の陵辱シーンがあったってことがそれなりに話題になっているけど、個人的にはどっちかというと最前線の兵がどんな衛生状態にあるのかということの方がむしろ気になる。他ならまだしも、最前線となると多分すごいことになってるんだろうなあ。いや、戦争のはらわたで出たソ連の女性兵士ですらかなりあれな感じだったし。
 いや、要は小奇麗な感じがしてる時点で、どうもサービスシーンにしか見えないってことなんですけどね。
  コミックビーム で連載中の「エマ」。近世イギリスのいいとこのおぼっちゃんと、その元家庭教師の家で働いている侍女との淡い恋愛を軸にしてるマンガなのだけど、今回の掲載ではっきりと「身分の違い」を打ち出してるのは感心した。メイド(侍女)ってのは、実はそんなに歴史が古いわけじゃない。昔は男の召使がその役を果していたのだけど、郷士など、市民階級の台頭に伴う貴族階級の没落などが要因となり(人件費の上昇もあって)これまでのように男の召使を大勢抱え維持することが難しくなった(工業社会になったから、男手は工場に働きに出ちゃうわけね)。そうして、人件費の安い地方の婦女子を雇い入れたのが今日的なイメージのメイド。そして、イギリスは今に至るまで厳然とした階級が残る社会。上流階級と中流、下層ははっきりと分かれている。だから、メイドに手を出してなんてのはB級映画とかではよくあるし、また本当にあったけど、それはもっぱら恥ずべきことだった。そういうことすら知らないで「メイド萌え〜」とか言ってるオタクを見ると「逝ってよし」とか思うんだけどね。まあ、「エマ」はきちんと考証が出来たメイドマンガってことで。


2001年06月15日(金) 旧暦 [n年日記]

プロバイダトラブル発生中

 現在、メインで使ってるプロバイダの認証サーバーのトラブルでそっちのメールの方とかがまったく使えない状況。
 連絡、苦情等がある人はCc: でssuzuki@renge.sakura.ne.jpにも送信求む。なんかこういうことばっかりあると、プロバイダ乗り換えようかとか思っちゃうよな。sigh。

追加
 16日0050現在、漸くメールサーバーが復帰。重要な連絡とかはなさそうで安心。

危険な正義

 サイバッチのメルマガは取ってません私ゃ影響されやすい人間なんで、ああいう偏ったもの読み過ぎると影響される一方の気がするんで。(今の自分が偏ってないというわけじゃないけど)
 セキュリティは、結局コスト対危険の期待値の兼ね合いなんすよねえ。おそらくそう遠からずADSL化されるであろうことを考えると、今セキュリティのためだけにルーターをぽんと買うだけの経済的体力はナシ。結局今の環境をだましだまし使ってくしかないのだよなぁ。
 昨日の日記書いた後ふと思ったのだけど、 パワー・パフ・ガールズ (PPG)と アギト は似てるところがある。どこらへんがと言うと、ヒーローものなのにヒーローがヒーローである前提というものがスコンと抜け落ちてる辺りだったりする。それが、「アギトは熱い正義感が見られない」とか言われる所以なんだろうけど、私に言わせると、「正義感って何?」と聞きたくはなるんである。多分小さい頃私をいじめてた子にもその子なりの「正義」はあったろうし、どんな犯罪者にもその人なりの「正義」はあるだろう。個人的にはお仕着せの「正義」を刷り込むより「正しいというのはどういうことか」ってのを考え続ける、その事を訴えた方がいいと思うのだけど、「正しいと信じる信念を貫く」ことや、「強い者が弱者を守る心」を子供に訴える方が大事と思う人もいるだろうし、その辺は人によって考え方は違うだろうからまあいいや。
 PPGは、ある種ヒーローもののパロディである。悪人や正義の味方は、何か脈絡があって悪事を働いたり悪人を懲らしめたりしてるというより、それが「役目」、言ってみれば「仕事」だからしてるという方がしっくりくる。昨日は問題は起こらないと書いたがそれは間違いで、問題は起こるのだがそれは悪人の悪事というより、主人公や悪人のプライベートな悩みやトラブルだったりする。そこんところをどう解決(『円満解決』とは限らない。場合によっては「問題自体の消滅」というような解決法を取る事もあるが、「解決」することこそが重要なのだ)するかが主視点なので、場合によっては別にモンスターや悪党が退治されずに放っておかれても問題はないのである。そこんとこがおいおいと突っ込みたくなると言うか、潔いのである。
 「アギト」もヒーローが怪人を倒す、その事が問題解決になってるのではなく、それは実際には全体のほんの一パーツで、主視点はむしろ「なんでヒーローと怪人の対立が起こってるか」「怪人が人間を襲う事にどんな意味があるか」と言う方なので、怪人退治に比重を大きく置かれないし、置き過ぎる事はむしろ間違いである。しかしその代わりに一回一回のカタルシスというのを犠牲にしてる面があるのは否めない。それは「正義が行われている」という爽快感を損なってはいる。
 しかし、本来的に「正義とは何」という問い掛けは忘れてはいけないのである。「正義感」とは甘美であると共に危険なものなのだ。きっとユダヤ人を排斥してた熱狂的ナチの支持者だって、自分が正義を行ってる事は信じて疑わなかっただろうから。