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2011年06月29日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#13

  花咲くいろは #13「四十万の女〜傷心MIX〜」。皐月をつれて喜翠荘に戻って来た緒花。今の喜翠荘を見て見直させようとするのだが、縁ばかりか、女将のスイまでもずっと不在だった身内に心穏やかではなく、さらに皐月は旅館のサービスにかなり適格な指摘を入れる。皐月の真意がわからない緒花たちだったが、スイは不可侵の原則を破って板場を借りる。緒花もまた、喜翠荘の方針を再確認し、菜子に皐月の部屋の準備を変わってもらう。

 う〜ん、孝ちゃん、本格的に過去の男にされてるな、こりゃ。
 まあ、勝手に傷心モードに入った緒花はともかく、皐月の来襲に、話でしか知らない旅館の面々はもちろん、幼い頃からいびられ続けてた縁と、男と家を出て行った娘に言いたいことが山ほどある女将も穏やかではいられない。
 その都度客の立場になったり母親の立場になったりと相変わらず調子の良い皐月だけども、幼い頃からお客大事ばかりをスイに言われていた彼女にとって、「客」の立場として喜翠荘での仕事を見るのは始めて。スイが家族を二の次にしてでも守ってきたものを、ようやく理解する。
 スイや緒花も、旅館としての「分」をやや越えて、好物の小鉢をつけたり、抱き毛布を準備したり、「一見だけど一見じゃない」微妙に家族だからこそのサービスをする。
 そいでもって蚊帳の外の縁……まあ、女同士の会話もわかるけど、なんか哀れだのう。

[アニメ] 最終回その1

  DORORONえん魔くんメ〜ラめら 。なんだかめちゃめちゃな最終回。天国がエネルギー貯蔵のため人類の大殺戮をしようとし、地獄もそれにどういしてしまったため、頼みの綱はえん魔くんたちだけになってしまうのだが……これが相変わらず頼りにならないというか。根本的に価値観が違うの仕方ないのもあるのだけど、それ以前にいい加減な性格だからなあ。
 結局ピンチに陥ったえん魔くんは炎かぶりで封印されていた「真の力」が解放される。つーか、やりたい放題だな。
 えん魔くんの両親がえん魔くんの力を内側から封印してたのだけど、その声が野沢雅子と坂井寿美江で、旧作でえん魔くんと雪子姫を演じた声優というのが、さりげにゲスト。

  アスタロッテのおもちゃ 。妖魔界の異物として、もし居続ければ存在が消えてしまうと知らされた直哉たちは、涙ながらにロッテたちの別れを迎えるのだけど……
 まあ、お約束と言えばお約束の展開。けど、まあ、そういうのも悪くない。話の内容的には「13歳の時にもうけた娘とはタネ違いの妹とのほのぼの恋愛、という、「どこがほのぼのやねん」とツッコミ入れてしまうアレだけども、雰囲気とか、音楽とか、わりと好きだったかも。


2010年06月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 夢パテ#38とキルミン#38

  夢色パティシエール #38「とざされた未来」。パティシエコンクール決勝戦。実力では遥が上のチーム天王寺に勝とうと200%の力を出し切ろうとそれぞれ出来ることをやり尽くし決戦に挑むいちごたちだが、予告の通り徹夜で無理をした樫野が途中で倒れ、大きなタイムロスを出してしまう。勝負の結果は、まあ詳しくは語らないとして、結果として僅差で負けてしまう。樫野が倒れなければ、というのはあるけど、ここまで肉薄したのも相手のミスがあってのことだから、結果にもの申すほどではないか。なんだかんだでアンリ先生が健闘を認め、パリでのコンクールにいちごたちも招待することになり、いよいよ舞台はパリへ……となるのか?
 今回、リンゴのケーキに必要なリンゴのカスタードクリームを作るのに試作を重ねて中島いくえに試食してもらうのだけど、いちごの腕がめざましく上がっていること、何度ダメ出しされても気持ちを折らずに再チャレンジするその気持ちの強さを認め、ついにリンゴのカスタードの作り方を教える。
 よく考えると、これまでの話ってバックには最初アンリの推薦で入学したけども実力はまったくなく七光りと見られていたいちごがクラスメイトに受け入れられてく話があったんだなぁ。その最後の一人として、当初意地悪をし続けた中島が彼女を認め応援するというのは実に王道。
 次回からはパリ行きを睨んでか、いちごのおばあちゃんのレシピ帳が話の中心になりそうだけど……
 ところでハチミツ豚もといハニー様、何気に性格悪いのな。


  キルミンずぅ #38「キキカイカイ!ヒョウ仮面現る!?」。獣医のフーコ先生が夜中に頭が豹の男が現れたと大騒ぎ。これはここ数日町で騒がれているヒョウ仮面に違いないとキルミンズが調査開始するのだが、なんだかリコは季もそぞろ。何かをごまかすようにタマオを勝手にパートナーに指名して調査に行ってしまう。しかしリコだけでなく、ケンも何か悩みがあるのか浮かぬ表情で調査にも手が着かない様子で……

 ヒョウ仮面の正体は、中途半端に変身してしまい元に戻れなくなった牙組の地井。リーダーに指名されたものの重責のストレスで思うように変身できなくなってしまった。のだけど、ヒョウ仮面って、グインですか? いや、チーターだけど。
 で、リコとケンの悩みは、リコの方は単純に虫歯がうずいてたのをごまかそうとしてただけだけど、ケンの方は自分がいまだにネズミ以外に変身できないことを気に病んでのこと。リムがカモノハシに変身したのもあってネズミの仲間以外にも変身できないわけではないのだし、しかもいつの間にかタマオも自在にではないがいろんな鳥に変身できるようになっていて、ハヤブサに変身したタマオにネズミの本能で怯えてしまったこともあり、かっこ悪いのと気まずいので誰にも相談できないでいた。
 事件の方は地井をリコが褒めちぎって自信回復させ、一件落着なのだけど、ケンの悩みはまだまだ引っ張ってるし、ママがようやく町にアニマリアンがいることに気付く。いや、なんつーか、リコたちから話聞いてるはずだし、ミサたちが町にいることも知ってるのだから、察しててもよさそうなものだけど……
 ケンの方は、来週自信回復するのかな? でも、カノンもお婿捜しをいよいよせっつかれて、そっちも絡んでくるのか?


2009年06月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その2

  初恋限定。 #12「ハツコイリミテッド」。楠田、財津、曽我部はそれぞれ傷心を乗り越えるために、自転車でひたすら東へ向けて走り出す。しかし楠田たちが家出したと騒ぎになり、あゆみ、慧、名央、小宵は三人を連れ戻すためにその後を追うのだが……

 本当は慧のことが好きなのだが、彼女と自分の容姿の差にコンプレックスを持ってつい憎まれ口を叩き、思わず大嫌いだと言ってしまった楠田。片思いしていた美咲が有原兄を好きになってしまい、結果として失恋してしまった財津。想いを寄せていた千倉名央の悲しい恋の終わりを目にしながら、何も出来ない自分を痛感するしかなかった曽我部。それぞれの恋心を引きずるしかない自分に嫌気がさし、変わるためにただひたすら東へと向かう少年たち。でも、その旅の内容は……食料はと言えば駄菓子しか持ってこないし、持ち金も雀の涙。ろくに地図も読めないので本当に東に向かってるのかもわからない始末。
 それでも旅をあきらめず東へ向かう彼ら。それを追う少女たちは、彼らが何を考えているのか理解できず、「何でこんなバカなことを」とくらいにしか思っていない。しかし本気で心配してる彼女らは、ついに少年たちに追いつく。それも、海辺で夕日に向かってそれぞれ思いの丈をぶつけている恥ずかしい場面に……
 原作は打ち切りではあったけど、女の子サイドだけではなく男の子サイドの初恋もきっちり完結させ、アニメもそれを丁寧にアニメ化したという印象。尺の関係で詰め込み気味の話もあったけど……ただ、話はちゃんと全部つながってるのだよなぁ。この辺の構成はお見事。
 この見事な構成といい丁寧な作りといい、今期では思わぬ拾いものでした。


  蟲師 #26「草を踏む音」。フジテレビ一局放送で放送打ち切りだったものに、本来放送予定でBSフジで放送した6話を加えた完全版の最終回。数字取れなきゃ即打ち切りのフジ一局放送で放送するものじゃないよなぁ……むしろNHK-BSで放送されて、ようやく本来あるべきところで放送されたという感じ。人間や普通の動植物とは違う有り様の生き物である「蟲」。その蟲にまつわる障りを解決し、また蟲のもたらす奇妙な物品を売りさばくことを生業としている「蟲師」ギンコ。そのギンコの関わる蟲が起こす事件を一話完結形式で描いていったけど、蟲は特に人間を害する意図無く、しかし人間に気遣うでもなく、ただその有り様のままに行動し、時に事件を起こす。その事件は、必ずしも不幸ともなんとも言い難いものばかり……
 「蟲」という架空の生態を生み出し、「違うもの」との関係を淡々としかし情緒的に描き出すのは、やっぱりこれは民放では厳しかった気がするなぁ。秀作だけに、今回の一挙放映まで分散してしか放送されなかったのが惜しい。プラットホームって大事だなぁ。


2008年06月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] キバ##22

  キバ #22「序曲・運命の交差点」。次狼からのプロポーズに戸惑うゆり。まんざらでもないのも確かだが、音也が気になることもあって強引な次狼への反応に困る。そんな時、音也が合コンで再開した幼なじみに、金の無心をされる。兄が怪我をして仕事が出来なくなったからだと言うのだが、端で聞いていたゆりは怪しむ。案の定、彼女を高級ブティックで見かけ、それが欲しがっていた服と音也が無心されていた金額が同じ事で確信し、そのことを音也に伝えるのだが、音也は「彼女の兄が怪我をしてるというのが本当でなくて良かった」と心底安堵する。ゆりはその底なしのバカさ加減に呆れるのと同時に、やはり音也に対しても心揺れる自分に気付く。
 現代、渡は合コンの焼き肉屋のバイト深央が気弱なところが自分と似ていて気になったのだが、健吾が彼女のことを気に入ってしまったと聞き、つい身を引いてしまう。だが、ひたすら押せ押せの健吾に、押されたら断れない深央は振り回されて消耗してしまう。そんな深央は、自分を変えるために渡に一緒に買い物に付き合ってくれと頼み込む。彼女はこれまで店員に勧められるままに服を買っていたのを、克服しようとしていた。

 なんだかキバがいないのにすっかり過去編がメインだなぁ。しかし音也が「病気の子どもがいなくて良かった」ってのは、さすがにそういうキャラじゃないような。まあ、口説いてる女性限定なのかもしれないけど。いずれにしても自分が騙されてもすぐ忘れそうな気はする。しかも騙されていたばかりでなく、騙していた女がファンガイアの犠牲者になりそうだというので、囮にまでなってるし。いい人というわけでもなく、でもいい意味でホントバカだよなぁ。次狼も憎まれ口を叩くが、憎々しげだが最初の頃のような歯牙にもかけないという感じではない。ただ、現代編を考えれば音也は最後には幸せなことになるとは思えないのだよなぁ。
 現代編では深央の話が一段落付くけど、芳賀優里亜のコメントを見ると深央はしばらくレギュラーらしい。しかも以前出てきたアーチェリー選手のマミもまた出てくるらしい。結構これまでのキャラがいろいろ絡む話になるのかなぁ。
 って、予告に「力に好きな人が出来たんだって」というラモンのアレは何?

[アニメ] コードギアスちょっとだけ

 なんかいきなり小夜子がいろいろ肩書きがついてるんですけど? 単なる身辺の世話だけじゃなく、アシュフォード家が護衛に付けていたSPってことだけど、それだけじゃなく監視って意味もある気も。更にルルーシュに「小夜子は天然だからな」といつの間にか天然宣言。
 学園祭に増してのバカ騒ぎだったわけだけど、「前期であれだけ終盤ぐちゃぐちゃにして、よくいまさらこんなのやるなぁ」と思ったら、最後にオレンジがアンチギアスを……行方しれずのコーネリアも再登場していきなり世界の危機とか言い出してるし。


2007年06月29日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ま、別にいいんですが

 今日昼のうちに連絡すれば今日中に間に合ったことを、夜中に電話してきて「明日絶対来い」と悪びれもせず一方的に言ってくるってのはどうなのかねぇ。別に期待も何もしてないからいいけどさ。


  弟の自宅にミイラ化した姉遺体「母が届けるなと…」zakzak )。この手の事件は別に今始まったことではないのだけど、ただ、家族で届け出てなかった、ってのが、なんというか。最初は動転してたけど、次第に届け出るに届け出れなくなって、ということなのかな……なんともようわかりませんわ。

[アニメ] DARKER#13

  DARKER THAN BLACK #13「銀色の夜、心は水面に揺れることなく…(前編)」。イツァークとベルタという二人の能力者が黒たちのチームを探ろうとしていた。観測霊を捕らえることができるイツァークの能力に、銀の観測霊が捕らえられ、銀は観測霊に引き寄せられおびき出されてしまう。一方エーリスというピアニストが北欧から日本にやってきて、久良沢探偵事務所にキルシーという少女を捜してくれと依頼していた。が、そのキルシーとは受動霊媒になる前の銀のこと。イツァークにおびき寄せられた銀を探す黒たちと久良沢だが、休みを取っていた久良沢の助手のキコががたまたま放浪していた銀を見つけてしまう。

 受動霊媒の銀の過去編、なのだけど、ピアノをやっていたらしく、エーリスはそのときの家庭教師。ただ、キルシー=銀の母親との間で恋愛感情があったらしく、それが彼女にも少なからず影を落としているらしい。
 で、今回の敵のイツァークとベルタは、それぞれ観測霊を捕獲する能力と超音波により物体を粉砕する能力を持つ契約者。いかにも町の労働者風のイツァークの対価は詩吟で、ベルタはたばこ。と言っても吸うのではなく、食べてしまうこと……この二人、お互い組むのは初めてっぽいけど、なにか大きな組織に属してるのかな? 目的が黒たちの素性と能力の調査「だけ」ってのも気になるし。
 でも黒たちはそんなイツァークたちの目的なんて知るよしもないので(知ってても大して変わるとも思えないけど)、イツァークたちの抹殺、あるいは場合によっては銀の始末までも行おうとする。黄は受動霊媒は簡単に替えが利くと言って銀をすぐに始末することを主張するのだが、黒はそれにはなんだかんだと言って反対。二人のやりとりを聞いていると、黄は黒が感情を失っていないことを知らないし、黒も黄にそれを隠しているような……つまり、組織も黒がヘブンズゲートの崩壊に居合わせた特殊な契約者だということを知らない? それにしても前エピソードのニックといい、黒、(猫(マオ)は本体を失ってるから特殊な例としても)イツァークも感情を失いきってるように見えないし、「契約者は感情を持たない」というのは必ずしも正しくないのか?
 で、今回は久良沢凱と茅沼キコが出てるので脱力パートでもあったり。エーリスの久良沢の名前を聞いての反応を見ると、どうも人違いで依頼したっぽい感じがぷんぷんと……猫は以前久良沢に追い回されたことで警戒しているが、その猫も「俺が面が割れてる」と黒に言うが、「大丈夫、良くある顔だ」と言われるのが……黒、わざとやってる?
 で、恐い者知らずのキコが身柄を保護した銀を無理矢理笑い顔を作らせたり、猫耳つけたり。意外な接点が出てきたなぁ。むしろ「ノートに名前書くですぅ!」の方が恐い気もするけど。w
 で、次回はキコの「一回は必要ですぅ! みんなも期待してるですぅ!」という強固な主張で温泉回……になるわけないか。


2006年06月29日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いぬかみ#12-13とウィッチブレイド#13とゼーガペイン#13

  いぬかみっ! #12「だから死にたい私の歌っ!」#13「だけど俺にはお前の歌っ!」。死神に巨万の富を約束された代わりに一族の者の死を契約した財閥・新堂家。その最後の生き残り、ケイから死神を倒してくれと依頼されるのだが、その死神「暴力の海」の圧倒的な力に、啓太もようこもなすすべがなく……
 前後編の話なのだけど、これまでになくシリアス。啓太にしても執事のセバスチャンにしてもこれ以上は退けないところでの意地ってのがあるわけで。っても、結局どっちでも脱ぐんだけど(笑)。まあ、最後はおちゃらけで終わるのは、啓太の照れ隠しってのが流石にわかってきたからあれなんだけどね。ただ、これまでになく啓太の真剣ってのが描かれた話ではあった。あと、何気にようこの正体バレ。ようこは本当の意味での犬神ってわけではなく……だから、タイトルに偽りありなんだってば(笑)。
 あと、ゲストキャラの名前が名前だから真堂圭が声やったら面白げではとは思ったんだけど……あ、歌唱力に難ありか……


  ウィッチブレイド #13「別」。実の親子でないことを知らされ、動揺する雅音と梨穂子。だが今更別れることなど考えることもできない。雑居ビルの面々の手助けも得て、二人は児童福祉局から再び逃れることにするのだが……
 やはり、梨穂子の実の母は玲奈だったか。その報告を聞いて、ファーザーは「自分で子供を産むなど、非効率的なことを」と無関心そう。ファーザーの興味はいまやバージョンアップしたクローンブレイドとその候補者マリアにのみ向かっているようなのだが、どうもファーザーの歪み方が気になる。父親に何かコンプレックスを抱いてるようだが。
 雅音は雅音で、意地でも別れない! と突っ走ってはみたものの、このままでは梨穂子を小学校に行かせることも出来ない現実を思い知る。そして、梨穂子を浚おうとしたNSWFのノーラから、梨穂子を守った玲奈に、「あなたは母親の義務を果たしていない」と言われ、苦渋の選択を……玲奈は玲奈で親の本当の役割をわかってないようなのだよなぁ。完全な飼育者であれば親として完全である、ってことではなかろうに。雅音も幼いところがあるので、それで動揺してしまうのはいたしかたないくはあるのだが、歯がゆい。無言の次回予告も……
 あと、雅音の持ってた母子手帳って、元々は玲奈の持ってた偽造手帳だったらしい。なんで玲奈が偽名を使って梨穂子を産み落としたのかとか、NSWFが梨穂子を狙う理由とかが気になる。それと、どうして雅音がウィッチブレイドの適合者なのかも……
 最強とも思えたノーラは今回で退場。でも、玲奈のクローンブレイドにも崩壊の兆候が。いまだ実戦には参加してないが、凶暴なまでの強さを暗示させるマリアの本格投入も気になるところ。


  ゼーガペイン #13「新たなるウィザード」。セレブラントとして目覚めたリョーコは、ウィザードとしての類まれなる才能により、早速オケアノスに登録をされることになる。キョウちゃんと一緒ならどこまでも飛べる……キョウと戦うことを決意したリョーコは、シミュレーションで異様なまでの成績を残す。それを見て、シマは彼女がガンナーとのデータリンクを行える特殊なウィザード「ウィッチ」であると確信する。自分の定位置だったキョウのバックシートを占めるリョーコを、複雑な表情で眺めるシズノ。トリガイもセレブラントとしての目覚めの兆候を強め、また物怖じしないリョーコも、オケアノスの幻体やAIたちと打ち解ける。そして初実戦。軽い威力偵察を交えた、たいした事の無い任務のはずだったのだが……
 あまりに平穏な描写に、中盤辺りから逆にどんどん不安が募ったんですが、最後の二分で危惧していた事態が……しかもそれはかつてキョウの失敗により敵に解析されたゼーガペインのデータから生み出された「アンチゼーガ」による結果。
 一般の人格データもセレブラントとして目覚めるという設定が判明した時点で「キョウの親しい人物もセレブラントになり、犠牲になるのでは」とは予想してけど、まさかここまで親しすぎる人物が、とは思わなかった。キョウにとっては、守るべき日常の象徴ですらあろうに。これでサーバ内ではリョーコは「いないのが当たり前」「どうしてか会えないけど誰も疑問に思えない」という存在になってしまうのか……守ると決意した相手を守れなかったキョウは、どうやって立ち直るんだろう?


2004年06月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 自衛隊の多国籍軍への参加

 え〜、参加の是非自体は論じるつもりはありませんので。とりあえず。
  安倍幹事長「民主党の反対は約束違反」時事通信 )というのを見て、そういやそんな話もあったかなぁ、と思い検索してみると、 あったあったY!hl )。確かに菅直人氏(当時民主党代表)がはっきりと「国連主導なら多国籍軍への参加を支持」と述べている。これは党首として、党を代表しての発言だろうか。それとも個人としての発言だろうか。いずれにしても党の総意が反対ならば、この時点で菅元代表を糾弾してなければならず、非常に場当たり的で一貫していない政党という印象はまぬがれない。別に自民党がベストとは思わないが、こいつら(総体としての民主党)はひどすぎる。本当に「多国籍軍への参加」が選挙の争点になったら、困るのはこの風見鶏ぶりをさらしてる民主党なんじゃない?
 また、実質上はともかく、形式的には先日のイラクの暫定政権への統治権委譲にともない、条件は満たされることになる。 イラク暫定政権からの多国籍軍支援要請は国連全会一致で可決されており産経 )、これに反対するということは国連決議に違反しろ、ということでもある。多国籍軍への参加が云々と言ってる政党やマスコミは、このへんのことをわかって言ってるのだろうかと思うのだが……マスコミの報道の偏り方にもほどがあるってもんだ。

[必殺] 怒りが火を吹く紅い銃口

 「からくり人血風編」第三話。大店の伊勢屋は五人組の強盗が入り全財産を失い、借金を返すことができず倒産した。しかし、実はこの強盗は狂言で、幕府に勝ち目なしと踏んだ伊勢屋は全財産を盗まれたことにして官軍に供出、維新後の政府の取引を一手に引き受けようという腹なのだ。そんな中、直次郎は土左ヱ門が官軍の密偵と睨みつきまとい、始終目を光らせる。土左ヱ門はあまりのしつこさに閉口するが、直次郎の遊び仲間三人が死体で見つかる。彼らと伊勢屋とのつながり、そして伊勢屋と官軍のつながりがあると知った直次郎は、土左ヱ門に伊勢屋との関係を問い詰める。そのうえ、直次郎のもう一人の遊び仲間が直次郎の目の前で狙撃・射殺され……

 官軍の密偵としての土左ヱ門、心を開かない土左ヱ門に疑いの目を向ける直次郎との間の立場を超えた友情と、二人が元締めのおりくに向けるほのかな思慕と、シリーズを通しての関係がここで築かれることになる。そして、この話があってこその最終話である。
 遊び仲間が目の前で殺された直次郎が怒り、土左ヱ門に襲い掛かる。土左ヱ門は直次郎に殺されかけながら、「お前に殺されるんなら俺は幸せだ」、「俺は心底お前たちの仲間になりたいんだ」。それをきっかけにお互いを認め合い始めた二人がおりくへの思慕をはさんで急速に距離を縮めだすも、手がかりの狙撃手を目の前で殺され、再び直次郎は土左ヱ門に疑いの目を向ける。しかし、土左ヱ門抜きで官軍への供出金を奪おうとするからくり人たちを救ったのは、同士のはずの官軍に向けた土左ヱ門の銃口だった。
 静かに熱い話。それだけに、最終回は悲しい。

[マンガ] 今日の買い物

 「グレイトフル・デッド」は面白いんだけど、おまけがないのは物足りないかも。続きがあるのかどうかがわからないのが微妙に不安なのだよなぁ。「ナポレオン」は、OURsのあの解説は誰が書いてるのかと思っていたら、市井のナポレオン研究者(?)に書いてもらってるということ。今巻からその解説も載ってます。最近の長谷川氏の絵柄の「目」の書き方はちょっと気に入らないのだけど、刑吏シャルル・アンリ・サンソンとマラー殺しのコルデーのくだりは、非常に目の表情の付け方が良い、と思った。これは連載のときから思ってたけど。
  朝目新聞 さんの 「○○○様が見てる」特集水木しげる版ジョジョ「ゲゲゲの承太郎」
 本体にたかるスタープラチナと妙に怖いような怖くないようなクリーム、ワロタ。


2003年06月29日() 旧暦 [n年日記]

ハードでソフトな物語

 朝起きて、ビデオの予約が入ってなかったことに気付く。がっくり。ダマラム一生の不覚。折角のファイズが、アバレンジャーが、カレイドスターが……まあ、アバレンジャー以外は関東の友人に融通してもらえそうではあるので、我慢しよう。しくしく。
 朝、昨日店からの電話にあった通り、 Let's note light W2 が届く。ソフトケースだのLANケーブルだの、最低限のものを揃えにちょっと外出。で、せっかくなんで家庭内乱、もとい、家庭内LANの設定をする。ルータ経由での外への接続は容易に完了したのだけど、あれ? ルータにぶら下がっているPC間の参照が上手くいかない……フォルダ共有しても、ワークグループ設定しても、全然見えない。なんでやねん、といじっていたがどうも上手くいかない。どうやらノート側ではなく、元からあるPC側らしいと気付き、もしや、とパーソナルファイアウォールを止めたら……犯人はこれですた。フォルダ共有可能な設定し直して、ようやく設定完了。たったこれだけのことに、とても疲れた……
 あとはメールやらなんやらの環境を整えれば、ひとまずOK。ウィルスチェッカーとかはどうしようかなぁ。入れないのは流石にまずいだろうし。
 で、いろいろ買い足しに行ったついでに小川一水氏の短編が載っているSFマガジンの最新号を購入。近所の書店にいつの間にか入らなくなっていたのだものなぁ、SFマガジン。
 小川氏の短編は「老ヴォールの惑星」。話自体は面白かったし、ネタになっている話題もホットなものだったのだけど、しかし、あくまでこれは小川氏の作品の評価ではないと断っての話だけども、どうしてハードSFポジティブ方面の人って、人間と全く異なる知性体が人間と同じメンタリティを持ってることを、わりとあっさりスルーしてしまうのかなぁ。化学・物理学的には確かに「ハード」なんだけども、文化人類(?)学、民俗学的にはちっともハードでないものもしばしばある。無論、メンタリティや文化からきちんと構築していった名作も多数あり「ハードSFの人間は……」と一般化するつもりはないのだけど、読む方はやはり二の次、三の次、という気がする。よく出来た設定と世界を見るのは確かにとても楽しいのだけど、人間の、それも、現代人のメンタリティそのものの異星人を見ると、ナルニア国物語のラストで最後の審判の出来の悪いコピーを見せ付けられるのと同じくらい萎えてしまう。
 とりあえず、「老ヴォールの惑星」の設定に関して私が突っ込みたいところは、どんな生き物であっても生き物である以上「最も機能的なサイズ」があるはずで、ちと、その辺の考察が見当たらなかったなぁ、ってことと、たとえ同質であってもすべてが均質な社会ってのは、なんか違和感があるなぁ、ってくらいです。ハイ。
  ノートパソコンに搭載可能な小型燃料電池開発日経 )。900グラムだそうで、ちと重いかなぁ、とも思うけど、稼働時間40時間というジオン脅威のテクノロジーを見せられては、納得せざるをえない。それに、世代が進めば軽量化もされるだろうし。しかし、どのタイプの燃料電池なのかなぁ。石油ストーブばりに灯油とか入れて燃料補給とかだったら面白いが。
  t.A.T.u.会見「謝るつもりない」産経 )。コミュニケーション不足が原因、って言い訳もどうだかなぁ、と思うけども、そんなことはともかく、やはりユーリャは可愛いと思う。しかし、リェーナはこの年齢にして、ちと太り気味の朝貢が出てないかい?(写真のアングルが悪いのか?)


2002年06月29日() 旧暦 [n年日記]

トルコ料理

 頭を冷やすまで、ワールドカップでの韓国のことは良い事も悪い事も書かない。でないと、また暴走しそうだ。
 で、昼に近場のトルコ料理店「 オリエンタルの青い月 」に行く。最近まで知らなかったのだけど、在日トルコ人千数百名のうち、およそその三分の一近くを名古屋にいる人が占めるのだそうな。大須にもトルコ料理のお店があったりして、何気に多いと思ったら。今日は土曜日ということでランチはやっておらず。残念。だけど、ケバブとライスのセットを頼む。やっぱり味付けは濃くって香辛料が利いてる。だけど、そんなに辛い感じではなくって、食べやすい。ちょっとバテ気味だったのだけど、食ったら元気になってきた。って腹が減ってただけって話もありますが。トルコ・チャイもちょっと濃いめの紅茶でおいしかった。お店は常連さんとか多くって、一人では少しだけ肩身が狭かった。でも、お店の雰囲気は良い感じ。昼はまだいいけど、夜はさすがに一人だと腰が引ける。でも、 ラク を飲んでみたいので是非行きたいのだよなぁ。現在ニガヨモギを入れての製造が禁止されているらしお酒「アブサン」も、水で割ると濁るのだとか。トルコアイスクリームも面白い食感でなかなか病みつきになるかも。
 OURs8月号購入。なんつーか……「J」「カムナガラ」「1812−崩壊−」と読んでるこちらの神経が磨り減りそうな引き込み方をするものが多かったという印象。でも、これって結局対岸から火事を楽しんでる野次馬の楽しみ方にすぎないのだろうか?
  .hack//SIGN は、話の流れはいつもどおりまったり。でも、話のキーアイテム「キー・オブ・ザ・トワイライト」の探求が始まるなど、転換の回。しかし個人的には、現実の司はどうも女の子らしいのに、どうして「男だよ」と言い続けてるのかが気になる。嘘をついてごまかしてるふうでなく、本当にそうだと思ってる感じ。司が女の子だというのは、単なるミスリーディングなのかなぁ?
  ラーゼフォン 第十八楽章。面白いし、好みなんだけど、この番組の場合、ついストーリーというよりはBGV的な見方をしてしまう。それが悪いとか、そういうことでなく、何故自分がそういう見方をしてしまうのかが……うーん、うまく違和感が言い表せない。
 しかし、このところずっと眠い……
 何が真実かわからず、混乱するなかでただひたすらに情報を流し続けるのはやはり混乱を促進させるだけではないかと思いつつ、やはりあげないわけにはいかない。 ウルトラマンコスモス無実? 無論、この記事にも不審な点はある。しかし、嘘であるという証拠もない。おそらくは、現段階ではただ混乱のもとになるだけの情報。でも、それでもあげたのは、おそらく自分に都合の悪い話は黙殺すると思われたくないという、見栄のため。悲しいことに、自己嫌悪がほとんど浮んでこない。


2001年06月29日(金) 旧暦 [n年日記]

おもいででぽろぽろ

 今テレビで「おもいでぽろぽろ」をやってるのだけど、なんと言うか、面白い、面白くない以前として、奇妙に違和感を感じつづける。キャラクターの動きとか絵の書き込み方が、実写を意識してるのがわかるのだが、だとすると何故アニメでこれをやるのか、という部分で合点がいかない。紅花畑のなかからおじさんやおばさんが笑顔で迎えて来るシーン、絵に描いたようなやさしい笑顔なのだが(そりゃ絵に描いてるのだけど)、なんというか、なんか違うと見てて感じる。夜が明けて畑に朝日が落ちるシーン、それも綺麗なのだが、なんかが違う。そりゃ本物ではないのだからあたりまえだ。しかし、何故アニメでなきゃいけないのか。これがどうしてもひっかかって仕方がない。実写でも十分出来るだろうし、むしろその方が良いのではないかと思う。とても綺麗ですごいのだけど、それでも実写映画の絵コンテを見せられてるような変な感じが付きまとう。まだ私のものを見る力が全然未熟ってことなのかなぁ…
 2chで伊藤明弘氏関連のスレッドをはじめて見る。多分あるだろうと思いつつ今まで探さなかったのは、書いてあることに自分がどんな反応をするか想像がつかなかったから。けど、なんかなんとなく探してしまった。まあ魔が差したというところか。一通り読んで、殆どが非常に妥当な意見であることに驚くと共に、非常に落ち込む。伊藤明弘氏の最近の問題点が実に適切に指摘されてるからだ。おそらく私もコアなファンの部類に属するとは思うのだけど、先鋭化したファン向けにどんどん作品傾向も先鋭化してくのは良いとは思ってない。自分のとこの掲示板でもそういう話ばかりしてる人間の言うことではないかもしれないけど、無条件の肯定が良いことだとは思わない。ただ、問題点を適切に、納得の行くように、尚且つ角が立たないように指摘することはとてつもなく難しい。意識的に排除したつもりはないが、結局そういう意見の出にくい環境というものを作り上げてしまっていたかもしれない。それを半ば意識してはいたものの、あえて特に変えようとしなかったのは、卑怯な言い方ではあるが、「ものを作るのは結局作家の作業で、ファンは所詮どこまで行っても傍観者である」という、どこか突き放した考え方をしていたからだ。それは今でも間違いだとは思ってない。けれどもこう歴然と「コアなファンだけが楽しむ作りにどんどん走っていってしまっている」という傾向が指摘されていると、コアなファンの影響がどれほど出てしまったのだろうかと心配になる。どれが間違ってたのか、どうすれば正しかったのか、どうすれば良いのか。多分万事についてそうなのだが、誰が悪いというわけでなく、なんか妙に悲しい。