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2012年06月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#18とフォーゼ#40

  ゴーバスターズ #18「地底3000メートルの共同作業」。エネトロンタンクから離れた山中にメガゾード反応が出現。どうやらエネトロンを直接採掘しようとしているらしい。ヒロムが無謀にもゴーバスターエースで穴の中に降りようとするが、意外にもマサトがそれに賛成。BC-04のクレーンでゴーバスターエースを穴の中に降ろし、ゴリラがそれをサポートすることに。しかしドリルロイドが出現、ヨーコとビート・J・スタッグが出動することに……

 まだ暫く続くビートバスター・スタッグバスター編。今回はヨーコとビートの絡み。カブトムシは好きだけどなんとなく偉そうなビートのことは虫が好かないヨーコ。虫だけに。と、そんなことはさておき、反発していた二人だけど最終的には息ぴったりに。でも、それは二人の気持ちが通じ合ったからではなく、ビートがマサトの「ヨーコと息を合わせろ」という指示に忠実に従ったから。でもそれで二人の絆の強さを感じたヨーコはビートたちを見直し、マサトもバスターズのチームワークを再認識。
 次回は二号ロボ? バスターヘラクレスの登場。スタッグ部分がゴリラ、ラビットと換装可能なタイプの合体か。


  仮面ライダーフォーゼ #40「理・念・情・念」。流星は杉浦とゴルフ対決をすることになるがインターハイ優勝の杉浦に対し、流星はまったくの素人。経験者である準と美羽が猛特訓をすることに。一方弦太郎は自由な校風を守っていた杉浦がゾディアーツ化した理由を探り、その原因と思われる入院中の生徒会長・彩加に事情を聞く。
 彩加が入院することになった原因、それは不良グループの更生を信じ寛大な処置を取ったことが裏目に、彼らがつけあがり、屋上でのバーベキューを咎めたのを突き飛ばされ階段を転げ落ちたからであり、そのことで杉浦は徹底的な規則こそが真の正義だと信じるようになってしまったのだという。
 ゾディアーツながらも杉浦にも正義があることに、悩む弦太郎だったが……

 結局賭けで制約を課す、ってタウラスの能力はフェイクで、無条件で魂を奪って操れたのか。なんかがっかり。
 そいでもってもうひとつがっかりは、2つの正義の板挟みになる弦太郎だけど、実は杉浦は理想のために行動してたのではなく、密かに慕っていた彩加を傷つけられた復讐をしていただけ、というジレンマの解決の仕方。杉浦が本当に理念のために行動してたら、どういう結論を出すつもりだったんだろう……?
 と、ストーリー上の瑕疵はともかく、シリーズ的には急展開。ヴァルゴの正体は賢吾の父の元同僚・江本だったこと、その正体を知ってしまった友子がダークネビュラ送りになってしまったこと……
 改心したタウラスもダークネビュラに送られ、ホロスコープスの残る二人、ジェミニとピスケスを探すためにどんどん攻勢に出てくるよう。友子を皮切りに、コズミックステイツを崩すためにライダー部員たちに狙いを定めるよう……そして皆を戦いから遠ざけるために地上に降りてきたタチバナさんの特訓?! タチバナさんって言ったらやっぱり特訓なのか!? っつーか長期宇宙滞在してていきなり地上で特訓とか大丈夫なのか、タチバナさん?


2011年06月26日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#18とオーズ#39

  ゴーカイジャー #18「恐竜ロボットドリルで大アバレ」。ゴーカイジャー6人目の男として突如姿を現した伊狩鎧。なんでも子どもを助けるために大けがを負い意識不明になった時に、夢枕にドラゴンレンジャー、タイムファイヤー、アバレキラーがジュウレンジャー、タイムレンジャー、アバレンジャーの大いなる力と共に、ゴーカイセルラーとゴーカイシルバーのレンジャーキーを託したのだという。だが、その大いなる力がなんなのか、鎧にもわからない。
 ともかく、ゴーカイジャーの仲間になれたと喜ぶ鎧だったが、マーベラスはレンジャーキーとセルラーを取り上げると、仲間になりたければマーベラスが欲しがるだけの自分のとりえを示してみろと要求する。
 絶対にとりえを見つけてみせる、とガレオンを降りた鎧だが、ザンギャックが活動してるのを見つけ、変身も出来ないのにがむしゃらに向かっていく。

 ゴーカイシルバー登場後編。そして二号ロボ「豪獣神」登場。
 ひたすら暑苦しい性格の鎧なのだけど、そのがむしゃらさが既に死んだ追加戦士たちの魂に認められ、6人目としてアイテムを与えられた。って、仲代先生、すっかり良い者になってますな。いや、そりゃ最後は改心してアバレキラーのスーツの自爆に、他人を巻き込むまいとトップゲイラーと共に大空に散って行ったんだけど。しかし、追加戦士、死亡、恐竜型ロボ、という共通項で、案外とうまくまとまったというか……
 とにかくお調子者だけど無性に熱い鎧を認めたマーベラス。「三つの力」である「豪獣神」はドリルタンク、恐竜ロボ、人型ロボの三つのモードを持つ、子供心をくすぐりそうなアレ。なんか変形パターンを見てると、多分ゴーカイオーとの合体がありそうな感じ。
 あと、伊狩鎧役の役者さん、良く動くねえ。あんだけアクションが出来るのは、かなりすごいかと。


  仮面ライダーオーズ #39「悪夢と監視カメラとアンクの逆襲」。アンクは力をつけつつあるアンク(ロスト)の恐怖から、映司たちからも見限られ自分の意識も奪われるという悪夢を見る。だが、いらだつアンクとは関係なく、クスクシエでも大事件が持ち上がる。新しく町内会長になった下田が、町内中に監視カメラを取り付けた挙句、不審者である映司とアンクに町から出て行くように要求したのだ。態度は物腰が低いがやってることは横暴な下田に怒った加世子が文句を言いに行くが、下田は居留守を使い、奥さんの反応ものれんに腕押しでまるで話にならない。
 しかもその欲望に目を付けたアンク(ロスト)がヤミーを生み出す。
 軍鶏ヤミーに成長したヤミーと戦うオーズだが、バースが駆けつけず取り逃がしてしまうことに。実は、後藤がバースの正装着者となったのにあわせて里中がそのサポート役になったのだが、契約にある休憩時間だからと里中がヤミーセンサーであるゴリラカンドロイドの電源を切ってしまっていたのだった。ビジネスライクな里中に後藤も頭を痛める。

 急成長したアンク(ロスト)が活発化し、アンクが不安な予感に苦しみながらも、なんだかまた個性が強すぎるゲストが。物腰は低いが町内を思いのままに支配しようとする新町内会長、下田。ところが、本当に支配をたくらんでるのは下田ではなく、その妻。化母天下もここに極まりというか……
 そして、個性豊かなのはゲストだけでなくヤミーも。軍鶏ヤミーなのだけど、何故かムエタイ使い。ムエタイのファイティングポーズを取り、しかも結構強い。
 そんな中、泉刑事の誕生日がアンクの誕生日と伝わってしまい、加世子がお祝いをしようと言い出す。まるで興味を示さないアンクだが、ただの無関心というより、もう一人のアンクに対する不安の方が強いっぽい。そのアンクの態度に、「もう少し身体を使っていてもいい」と言った比奈も、本当は映司がらみでそう言ったらしい。平成ライダーはヒロインとの恋愛沙汰はないから、「もしアンクを追い出すとしたら、映司に無理をさせてしまう」と思ってのことだろうなぁ。
 しかし、戦闘中に泉信吾の身体が危険に陥ったことから、映司がこのままの状態でいいのかと悩むことに……そのせいか、次回、アンクとアンク(ロスト)の直接対決があるっぽいけど、どう考えても不利……
 バースチームも、里中をサポート役に再編成、なのだけど、「秘書」と「秘書補佐」の立場を強調したり、就業時間どおりにしか動かなかったり、着替えに時間がかかりすぎてたりで、能力的には高いけどなんとも後藤も気苦労が絶えないことに……後藤バースは、直感で武器を使い状況を見極めた戦いをしてた伊達バースと違い、バースの性能を熟知した上で体当たりな戦いをして、結構良い感じなののだけど、このコンビも大丈夫なのか知らん?
 つか、町内会長の妻、つみきみほだったのか……


2010年06月26日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ

 そろそろあれこれ最終回なので。

  いちばんうしろの大魔王 #12「おしまいは完璧?」。う〜ん、実にわけのわからない展開でw 原作だと、人類の管理システムである神が百年に一度魔王を生み出しているとか、神と同調するためには自動律と呼ばれる存在が必要で現代ではけーながそれだとか、もっと詳しく色々書かれてるんだけど、尺の都合でそういうのは全部省略。なのでわけのわからないことになってしまってるんですが。
 特にゆうこの体内の魔獣の因子は以前の犬の魔獣と違い神が信徒を管理するタグのために一度神を殺してリセットしないと外せないとか、望一郎との戦いで阿九斗が見せたマナスクリーンを使っての分身が絢子の乳が見せた技を阿九斗がコピーしただとか。そもそも大和望一郎が時間旅行者だということ自体が結構あやふやだったんですが。(大和望一郎=T.P.ぼん。ついでにV2=バケ田バケル)
 ハーレム型のドタバタコメディとして結構楽しかったけど、やっぱ尺の短さで構成の苦しさがもろに出てしまったのが残念。アクの強いキャラのドタバタだとか、時折見られる妙にフェティッシュの強い作画だとか。もっとゆったりした作りだったらもっと楽しめたと思うのだけどなぁ。
 個人的には、ふんどしがセオリーどおり完全に当て馬だったけども、けーながあまりメインヒロインというにはラブコメっぽい絡みをしないので、実質メインヒロインっぽくって良かった。


  薄桜鬼 #12「剣戟の彼方」。鳥羽伏見の戦いからこっち、下り坂の新撰組がついに賊軍の汚名を受けて京都を追い出される……のは描写が細かくていいのだけど、土方が変若水(おちみず)を飲んで羅刹になったりとか、展開が急すぎ。しかも中途半端なところで終わり……と思ったら、秋から第二期開始の、変則2クールだったようで。
 新撰組のマニアックな描写とかが結構あって楽しめたけど、やっぱりちょっと構成に無理があるかなぁ、というのが正直なところ。第二期では巻き返しがあるのかしらん?
 ところで、山崎烝を船上から水葬にするのは司馬遼太郎の創作で、実際にはちゃんと埋葬されてるはずだけど……


  B型H系 #12「僕らのために世界は回る さよなら…B型H系 他」。いろいろなエロトラブルを巻き起こしながら、お互いの気持ちを確信(?)して、ついに初Hにたどり着こうとしている山田と小須田。しかし、もはや誰も邪魔者はいないはずなのにお互いにテンパリ過ぎた二人は……

 主人公である山田の目的が直截に「初H」だったり、小須田の方も必ずしも純愛一辺倒というわけではなく山田一途ではあるんだけどエロにはやっぱり興味津々だったりと、ある意味際どいネタなんだけどもあくまで基本はお互い素直に気持ちを伝えられなかったり(山田の場合はそれ以前の問題なんだけど)、どう接したらいいかがわからず七転八倒紆余曲折しながらのラブコメで、安定して楽しめましたわ。
 いや、本当に骨子自体は今時あり得ないくらいまっすぐなラブコメなんですけどね……
 ネタがネタじゃなければ地上派の夕方に放映しても問題なかったと思います。ええ、山田のエロ妄想さえなければ。(^^;
 ともあれ、今期では「誰得?」っぽい見方をされていたものの、終わってみれば非常に安心して楽しめるレベルの番組でございました。第二期とかは、コアなファンがいないとむずかしいのかなぁ。


  ANGEL BEATS! #13「Graduation」。う〜ん、なんというか、嫌いだとか酷いとか貶めるつもりもないし、ジャンクフード的には必ずしも嫌いではないんですが、全般的にツッコミどころだらけなのが、非常に感情移入を妨げるわけで……
 いや、最終回のオチにしても「タイトルが伏線だった!」とか言いたいのかもしれませんが、「そんなものは伏線とは言いません」としか。
 これは尺の問題じゃなく、作劇の問題だと思う。
 まあ、そういうジャンクフードであること前提に見るのであれば、そういうものでよろしいんではないでしょうか、としか。
 いや、微妙に他人の不幸話楽しんでるところがある自分もイヤなんだけど、作り手側の「不幸話をやれば受ける」という打算も透けて見えて、世界観の広がりもないのが「そういうんでいいの?」という感想が常に浮かんできて、それが引っかかって素直に楽しめなかった、という感じ。嫌いだとか、全否定とかではなく、「どうしてそういう引っかかりを残すんだろう?」という感じ。これが非常にぺーぺーの若手ならともかく、それなりに実績のある人がそれで良しとするのは、なんだかなぁ、としか言えない。
 最後のあの展開も唐突で、おそらくタイトルが伏線、とか制作側は言いかねないけど、そんなものは伏線に入りません、としか言いようがないです。はい。


2009年06月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その1とその他ちょっと

  鋼殻のレギオス #24「胎動する都市」。え〜、どう判断すればいいのか。何が主題かわからないまま話が進んで、結局最後は「異世界からの侵略はこれからだ!」というオチとは……いや、レイフォンが過去の挫折から立ち直り、再び刀を手にするまで、を主軸にしたかったのはわかるんだけど、いろいろ中途半端すぎる……洋画もどきも本編にちょっとだけキャラがからんでくるだけで、意味がわからないままだったし。
 まあ、でも最後の二話に「クソ死ね」な魔女が出てきたから、それで良しとしますか。

  黒神 The Animation #23「道」。え〜……レギオスの構成もどうかと思いましたが、それに三重くらいに輪を掛けてどうしようもないとしかw
 黎真が倒され倉木がその野望を達成して世界を管理し始める、まではちょっと面白くなってきたかな、と思ったのだけど、その後の展開がグダグダすぎて……特に最終回。誰得? というか……サンライズ、ちとすべりましたな。

 あと、ファントムは第二部第三部のキーパーソンになるキャル(XX歳)登場、って、声がみゆきちですか。まあ、意図はわかるんですが。

 ハヤテのごとく!!では、話は聞いてたけど版権取得で伊藤静の声で「残酷な天使のテーゼ」。原作では(多分版権取得して歌詞を載せてもネタにならないと思って)「著作権的に配慮した歌詞」になってたのだけど、「原作で著作権的に配慮した歌詞の部分を本当に版権を取って歌わせる」というのがネタになると判断したのか(ややこしいな)、この展開に。まあ、見るのはオタクばっかりだし、原作者も多分喜ぶだろうからいっか。


2007年06月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] こうなるとなんでもアリですな

  ミート社、ミンチに大量の化学調味料 社内で「万能だ」朝日 )。もうめちゃくちゃですな。社長が「安いものを喜んで買う消費者も悪い」と居直ったらしいですが、それは一理あるものの、見えないところでめちゃくちゃやってた人間が言うことではないですな。まあ、消費者も想像力を持たねばならんのでしょうが。自分ちにディープフリーザーがあれば楽なんだけどなぁ。


  日本の生活に絶望、北朝鮮へ帰国=脱北女性「誘拐された」と主張時事 )。( ´_ゝ`)フーン。異国の地で対人的なことのフォローのないまま過ごす日々は辛いとは思いますが、「 中国への脱出は「強制的に連れて行かれたものだった」と強調した」ってそれはダメでしょう……欺されたのにせよ、自分の意思で決めたことなのだから。帰りたければ帰ればいいけど、後で泣き言を言わないでいただきたい。つか、戻りたいなんて言わないでね?


  オーバビー名誉教授「9条の精神 世界へ」沖縄タイムズ )。だったらそういう主張は御自国でしてください。

[アニメ] 聖十月#25

  聖十月 #25「ロリ聖戦!信じて見つめて超正義!」。リバース社に乗り込んだ黒ロリたちは、それぞれ操られたヨシュアや猟兵、アルティスタたちと戦うことになる。相手に手を出せず(約一名は一方的にやられてただけだけど)苦戦するが、それぞれに絆を取り戻すことで勝利する。それによって支配の石板の影響も消えていき、ただ一人残ったエスメラルダも、エルロックが消滅の可能性を知りながら再度ジャッジメントと戦ったのは自分が知らない間にクルツに人質にされていたせいだと聞かされ、混乱してしまう。が、ジャッジメントの力を恐れたクルツが逃げ出したユアンを再び奪取。ユアンを無理やり石板の姿に戻すと、なんとその石板を食べてしまう……

 いや、上に書いたので本当に話は終わってるんですが。
 ただ、白ロリと功士朗の相手の倒し方が……白ロリは逆ギレしてドS気炸裂。まあ、しおらしい白ロリはらしくはなかったのは確かだけど……功士郎は、アルティスタに思い出したくない過去(女に振られたことばっか……)を見せつけられるのだけど、娘っこどもとの日常ですっかり打たれ強くなっていて、実は攻撃が効いてないw アルティスタに「お前が占い師になったのは、過去じゃなくって未来を見せるためだろう」と説得。元に戻すのだけど、昔の女のことをほじくりかえされてやっぱりしまらない。
 で、赤ロリは、運命の人はヒロシ・ピロシキ・ロマノフの方かい! まあ、なんというか……
 あとはクルツを倒すだけ、というところで、次回最終回。え? クルツに食われたユアン君? ま〜、どうでもいいんじゃない?<おいおい


 それにつけても成長したエポニーヌは美人だ。


2006年06月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 昔から食ってたんだけど

 実家に帰った時に実家の畑で育ててるサンチュを一袋ばかり貰ってきた。でも、焼肉やるわけにもなぁ、と言ったら、鯖を煮付けたのでもいいというので、鯖の味噌煮を作って包んでみる。なる程、クセの強い、味の濃いものなら焼肉とかでなくても合うんだな。

 なぜかこの日記のアクセスログにreffererが残ってた このはてな日記 で(私の日記へのリンクが貼られているようには見えないので「なぜか」)、そこで引用されていた文がちょっとだけ気になった。(引用すると孫引きになるのでしない。 このエントリ の「小林先生に会った時、聞いてみた。」で始まる段落)
 いや、なにが気になったかというと、おそらくこの部分自体は「政治家・代議士・議員としての心構えの問題」を語っているのでそれはそれで構わないのだが、愛国心強制云々の時に時々誰かが言う「強制するより、愛国心を自然と抱ける国にしろ」というのは、聞くたびに首を捻っていたからだ。
 一見、正論のように見えるが、本当にそうだろうか? 皆が自然と愛国心を持つ、などという状況は存在しうるのだろうか? ある人が気に入る部分は別の人は嫌うかもしれない。そもそも政府と国を別物として切り離して考え、政府に対しては常にあらを探し文句を言う人だって消えないだろう。じゃ、愛国心を強制するのが正しいか、というと、むしろ考えは逆で、愛国心は必須ではない(必要ではない、ではないので注意)と考える。
 ただし、愛国心は持たなくても別にいいから、社会契約上の義務は果たす気持ちは持って欲しい。義務感でもいい。義務を果たさなかった場合受けるペナルティへの畏怖でもいい。要は、義務さえ果たせばあとは個人的にはあまり気にしない。
 皆が自然と愛せる国、というのは理想だが、逆にユートピア論的すぎて、個人的には実際的ではないと考える。使うシチュエーションによっては「国を愛せないのは俺のせいじゃない! 国のせいだ!」と言ってるようにも聞こえる。前述の引用の使われ方とはシチュエーションが違うが。
 要はむしろ「別に愛さなくてもいいから、最低限義務は果たせ」と思うんだが、ってこと。

[特撮] カブト#21

  カブト #21。新たなライダー・ガタックの資格者探しが行われるZECT。しかし凶暴なガタックゼクターのために、何人もの被験者が病院送りとなっていた。加賀美の上司である田所も被験者となるが、やはりガタックゼクターのために重症を負う。思わしくない資格者探しにZECTの上層部である陸は、息子である加賀美を被験者にすることをほのめかす。そんな折、加賀美は廃工場でワームに襲われるが、一人の少年に救われる。マコトと名乗る工場唯一の生き残りらしい少年と打ち解け、「ムーンボウ」という月にかかる虹を見たいという夢を聞かされる。しかし再びワームに襲われ、加賀美はマコトを安全な部屋に逃がすのに手一杯。自身に擬態したワームに襲われたところを間一髪、ザビーとシャドウに救われる。しかしザビーである影山から「この工場に人間は一人も残っていない。その少年もワームだ」と聞かされ、加賀美は俄かに信じがたい。それでも戻って助けると約束したんだ、と願う加賀美は、田所の見舞いに訪れた病院で三島から新たなライダー・ガタックのことを聞かされる。マコトを助けるためにガタックゼクターに挑む加賀美だが、結果は他の被験者同様、病院送りになってしまう……
 なんだか愛すべき凡人、加賀美らしいなぁ。相手はワームかもしれないと知りつつ、少年が立てこもる工場に一斉攻撃が行われると聞いて、少年を助けるためガタックの力を得ようとする。加賀美の場合、ザビーの時もそうだったけど力の為に力を欲するんじゃなくって、常に他人の為なんだよな。加賀美に代わって少年を助けて欲しいと岬に頼まれるが、断る天道。でもその実、加賀美に擬態したワームから加賀美をこっそり守ったり、本当に天道はツンデレだなぁ。(笑)
 前回スコーピオンワームであることが判明した神代だが、やはりワームになっている間の記憶はないよう。爺の言動がどうも神代の正体も知ってるっぽいが……その爺、爺の料理を食べた天道が「この味は……」と爺の身元に心当たりがあるよう。まさか天道の身内とかってことはなかろうな?
 カブトに匹敵するというガタックに、本当に加賀美がなるのかとか、ライダーシステムの適合者の資格だとか、色々気にはなるな。


2005年06月26日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 食いすぎ

 久々に、と思い近場のトンカツ屋「ぱせり」で昼飯を食う。食ったのだけど……ここ、量が半端じゃないんだよなぁ。頼んだのは味噌カツ丼なのだけど、ここのカツ丼が半端ではない。(カツ丼だけじゃないんだけど)
 何がというとまず器。ラーメンどんぶりである。いや、嘘じゃないって。そのラーメンどんぶりに山盛りご飯が盛られ、その上に味噌だれのかかった揚げたてのカツが乗るわけなんですが、そのカツがラーメンどんぶりが普通のどんぶりもののどんぶりに見える大きさ。さらに実はそれだけじゃなく、カツの下には卵二個分の目玉焼きが敷かれ、さらにサービスのつもりなのか串カツまで一本ついてくる始末。味噌汁付でこれで750円だから、量で考えればコストパフォーマンスはいい。いいんだけど……
 食い切れんっちゅーねん!(笑) つか、ほとんどドカ食い専門店。不味いってことはなくってコロモはサクサク肉はふっくらジューシー、油も胸焼けしにくい質の良いものなのでたまに食べたくなるのだけど、この量が、量が……今日? 暑さにやられて脳がどうにかしてたんです。カツ丼一杯で今日一日はダウンしてました。いや、マジで。

 NHKスペシャル「戦争請負人」を見る。う〜ん、民間軍事会社の現場の映像を見られたことは貴重なのだけど、全体的な構成は中途半端に過ぎ×。P.W.シンガーの「戦争請負会社」の内容に匹敵するものを、というのは最初から無理だし期待はしてないのだけど、最後の方の感想はと言われれば「南アフリカの現状は大変だね」というのと「戦争って悲惨だね」としか言いようがない。「何故そうなのか」とか、民間軍事会社がなくてはならない現状(イラク以外でも)というのは徹底的に無視されている。前述の書を読めばわかるが、民間軍事会社の勃興と隆盛というのは「戦争とは国が公に属する組織(軍)を使って行うもの」というこれまでの概念をひっくり返しつつある。そこを抜きに待遇の問題等だけをアピールしても、なにごともわかったことにはならないしなにも問題の解決につながらない。前半の部分はかなり興味深かっただけに残念。

[アニメ][特撮] マジレンは休みか

 残念。
  エウレカセブン は序盤最初の山場? コーラリアンとか、今まで出てきたけど一体なんなのか……エウレカやアネモネとも関係のある存在みたいだけど。アネモネは、自身だけでなく駆っているLFOジ・エンドがニルヴァーシュとそっくりなことから、エウレカと相同の存在ではあるんだろうな。でもキレっぱなし(笑)。あと薬の注射が結構えぐい……
 思わせぶりが多くてなんだかよくわからないところが多いが、リフのシーンの爽快感だけでも許せてしまう気になるのも、まあ何か間違ってるんだろうなぁ。

  響鬼 は見たけど……まあいいや。


2004年06月26日() 旧暦 [n年日記]

[必殺][その他] 消されてる!?

 「必殺からくり人血風編」を見ていてエンディングでなにか違和感があり、何度か見直してみると、最後の「製作」のところにあった「大阪朝日放送」の文字が消されている!? なんで気が付かなかったかというと、白く塗りつぶされてたとかではなく、文字が丸ごと消えていたから。エンディングは海に小船が浮かんでるという単純なものとは言え、静止画像ではないのにどうやって消したのだろう? とりあえず、消えた部分の波の反射に不自然な部分はなかったのだけど……
 あ、ちなみに必殺シリーズではサブタイトルのつけ方にパターンがあるものが多く、「血風編」では「〜〜の い〜〜」というもの。変則パターンは必殺仕置人で、サブタイトルの頭文字を順番に取って行くと「いろはにほへと〜」になる。だからタイトルだけで何話目かがわかりやすい。

[アニメ][マンガ] 今週の絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイクは……

 その前に、ゲーム版 絢爛舞踏祭 (「ザ・マーズ・デイブレイク」は付かない)の情報が雑誌に流れ始める。アニメとはだいぶ違っていて、グラムは主人公じゃないし、「夜明けの船」船長のエリザベスはマッチョおばさんでなく肉布団になってるし、ヤガミはアリアンじゃなくソーイチローだし、副長は140歳の幼女ではないし、まあ、色々。期待してるけど。ポイポイダーは出るし。(ポイントはそこか?)
 で、 アニメの方 は花嫁を拾う話。救出した後、ジャージに着替えさせてるのが笑える。惚れっぽいアキは彼女に振り回された形だけど、後味は悪くない。これまで存在感がほとんどなかった東原恵もちゃっかり存在をアピールしてたし。が、しかし、エンディングテロップ見て改め見るとこの番組、声優が豪華だなぁ。一城みゆ希に家中宏、兵藤まこに高島雅羅、玉川紗己子だものなぁ。洋画吹き替えファン垂涎ですよ。
  光と水のダフネ はラストスパート。実は失われた海底都市唯一の生き残りだったマイアをめぐり、その記憶が邪魔な勢力に彼女がさらわれて……成績優秀だったはずのマイアが何故海洋庁の試験に落ちたかとか、おまじないの話とか、例の犯罪者兄弟とか、きちんと物語が収束していってる快感を覚える。レナも実はマイアのことを思いやってるのだけど、ウェットなところは決して見せないとか、キャラ立てもバッチリ。しかし、今回のトリを飾ったケビンと、実は先週の予告から綺麗につながっている支店長の地味〜な雄姿がやはりいいかと。
 そういや、チャンピオンレッドで連載している「プラレスラーVAN」で、先月の三四郎とか成田とかより、今月のスパーク石松の方がカッコイイと思ってしまう自分はなにかまちがってるんでしょうか? いや、多分瞬殺されるんだろうけど。
  マガジンZ は今月も微妙なライン一直線だけど、永井豪新人賞(永井豪の名を冠した新人賞ってのもどうかと思うが)ストーリー部門受賞の「逃し屋クリス&ジングル」がちょっと興味を惹いた。「逃し屋」なんていまどき珍しくないじゃん、と思うかもしれないけど、実は主人公はネズミ。子供のあきっぽさゆえの残酷さとか、ネズミのものの見方の面白いデフォルトとか、かなりの力作。
 友人がIRCで「コミックバンチ」連載の「ガウガウわー太」の連載打ち切りを知らせてくれたのだけど、後で 作者ホームページ を見ると編集部との交渉で一旦中断、秋もしくは冬から連載再開という形になったとのこと。雑誌の路線変更や読者層とずれてきた等の理由での古くからの連載の打ち切りはさほど珍しくない業界とは言え、「バンチ」の中では絶妙な緩衝帯になってた作品だけにひとまず安心。濃ゆい絵柄の連載を見たいだけなら、バンチなど漫画サンデーでも漫画ゴラクでもソレ系の雑誌はいくらでもあるし、もし昔の漫画のリバイバルを柱に据えるという方針なら、それにも共感できないし。とは言え、本当に再開されるのかとか、一旦こういう話が出たということで予断は許さないことには違いないかもしれないのだけど。

[その他] それってスリって言うのか?

  韓国人武装スリ集団の事件産経 )が報道されたわけだけども、報道を聞くと「4〜5人で老女を囲んで手荷物を奪い〜」と言っていて、それって「スリ」って言うのか? と疑問を覚える。武装強盗団だよなぁ。これらの武装スリ集団は 産経のコラム によると、捕まっても強制送還程度の罰則しか施されないことが多いためその後密入国により犯行を繰り返す場合が多いことなどが書かれている。交流とかなんとか言ってないで、ビザ発行の簡易化を行うならこういった犯罪への罰則規定をもっと強化すべきでは? 穴を狙うモラルの低い奴はいくらでもいるのだから。(それやこれやも考えると、民主党には絶対投票できんな……)


2003年06月26日(木) 旧暦 [n年日記]

未知との不遭遇

  ソラリスの陽のもとに/スタニスワフ・レム を読了。いままでタルコフスキーの映画も原作も読んだことありませんですた。マインド・イーターもの(?)の元祖だとか粗筋だとかは知っていたので、ホラー系、パニック系の鬱々とした話かと思ったら、そうではなかった。連星の二つの太陽を戴き、知性を持つ海を持った惑星、ソラリスの基地へ調査のためにやってきた科学者、クリス。しかし、到着する直前に先任の三人の科学者のうち一人は自殺し、一人は姿を見せず、もう一人はなぞめいた忠告をする。そしてクリスの前に、決してそこにいるはずのない人間、過去に自殺した妻のハリーが現われる。彼女は何者なのか、ソラリスの海が彼女をクリスの元に送ったのか、ソラリスの海とはいかなる知性体なのか。これは人間が他の知性体と出会う「ファーストコンタクト(初接触)もの」なのだけど、出会う相手は人間との共通点とがまったくない知性体である。何を考えているのか、それとも意識と呼べるものがあるのかすらもわからない。しかし、ただ「知性体」であることだけはわかっている。作者のスタニスワフ・レムの意図は、後書きにある原著の序文に記されている。西側SFの異星人ものにありがちな「どっちかが勝つ・負ける、あるいは共存する」ではなく、「そもそも共通点の存在しない生命体と遭遇したら」ということである。それは「他者」ではなく、もはや「現象」としてしか相対しようがないものになる。今度、再度映像化された映画が公開されるそうだけど、これだけ叙情的なSFを(まさしく、SF的な意味で叙情的である)、きちんと映像化できるかというと、疑問ではある。
 しかし、レムってアメリカのSF読めてたんかいな? 以前レム原作の「顔をなくした男」(だっけか?)原作のテレビ映画を部分的に見たけど、想像により映像化されたアメリカのヒッピーが、なんつーか、まるで阿片窟から這い出てきたアヘン中毒患者だったというかなんというか……あと、ソ連時代の「想像によるジャズ音楽ってのはこんな感じ?」ってことで作られた曲を聞いたけど、ジャズとは似ても似つかぬものですた。むしろ前衛芸術。永遠に追いつけません? いや、ひょっとしたら本当は闇ルートで知ってるんだけども、知ってるとわかったら粛清くらうからわざと似ても似つかぬものにした可能性はありますが。まるで「時間どおりに出勤してきた工員は、西側の(正確な)時計を持っているにちがいないという理由で投獄された」ってアネクドートみたいですのう。
 ふう、これでようやく マルドゥック・スクランブルの二巻 に行ける。(ごめん。 第六大陸 は後回し)。
  乗馬器具が糖尿病に効果産経 )。あ〜っと、気のせいかもしれないけど、この名大保体センター佐藤研って、後輩が行ったところのような気が……こんな研究しとるんかよ。
 あと、ここ数回「ボンバーマンジェッターズ」見てますが、面白いですわ。コレ。最初から見てなかったのが悔やまれるなぁ。
P.S.なんだかんだ言ってますが、 これが私の御主人様 は買いました。つか、いずみが16歳未満でさえなければ……( シカゴ在住の元ボクサーのパスタのゆで方に一家言のある私立探偵のポリシーに従い


2002年06月26日(水) 旧暦 [n年日記]

にわかWC観戦者

 それも韓国の騒ぎでにわかに見出したヤツがえらそうに昨日の試合を語るのは、本当のサッカーファンにもうしわけないので、次の二言以外は言わない。
 ドイツおめでとう。ほぼ完全にドイツのペースだったけど、負けても、こういう試合ばかりならば気持ち良く韓国を応援できたのに。
 あ、二言だけって言ってなんだけど、 これ も追加。素人目に見ても、昨日の試合はスピードの韓国と堅実なドイツ、という試合に見えたのだけど……やっぱり「韓国と違い十分休んだドイツに疲れがなかった(アンフェアな)試合」ということにしたのだろうか?(最後の一文は笑えるが、あえて無視) この話題、今日はこれで終わり。
 今日の試合はトルコ対ブラジル。下馬評では圧倒的にブラジル有利らしいけど、個人的にはトルコを応援する。いや、チームがどうとかはわかんないんだけど、セネガル戦は素人が見ても楽しめたし、 エルトゥールル号のことだなんて、日本人がとっくに忘れたことに恩義を感じて イランイラク戦争のときに在留日本人の危機を救ってくれまでした (当時ニュースを聞き、「アメリカでも西欧でもなく、どうしてトルコなんて国が?」と不思議に思ったのはかすかに覚えてる)、今の日本人には不相応な好意にはむくいたい、って気持ちがあったりする(別に、ブラジルに負けて欲しいわけではないよ)。サッカーファンでもなんでもないんで、こんな応援のしかたになってしまう。ちゃんとしたファンの人、ごめん。
 帰りに吹上付近の サンクス に寄ると、なななななななんと、夢にまで見た「 ワールドタンクミュージアム 」が! 名古屋のコンビニで見たのははじめてだー! 思わず箱買い……なんて大人げないことはしないで、六個買い(十分大人げねえよ)。全部買ったら後から来た人に申し訳ないものね。中身はシャーマン冬季迷彩、88mm高射砲欧州戦線、四号J型単色迷彩、T34/35対空識別、エレファント冬季迷彩。前に買ったヴィットマン007号戦車とも併せても、ティーガーIだけがなぜか出ず。うぐ。それぞれの戦車についてるリーフレットの解説が笑える。T34/85に「良い戦車なんだけどねえ」(居住性最悪だから乗りたくはねえ、って意味)、シャーマンには「たとえ戦車戦には弱くっても勝てばいいのだ!」(シャーマンは対戦車戦を意識したものでなく、歩兵のサポートを想定して作られた戦車)とか、四号戦車は「後からいろいろ付け足してったら最初と全然変わっちゃいました」(本当に A型 と最終型の J型 では全然違う!)とか、エレファントにいたっては「すぎたるはなおおよばざるがごとし」(現れもしなかった、「ティーガー以上の強力な砲の戦車」の出現を恐れて作られたのがエレファント、だそうで)……簡潔な言葉の中に各国の戦車設計におけるスタンスが見える、非常にいいコメントばかりです。笑えることも含めて。(^^;
  あずまんが大王 。リリカル方面にかたよってるので、あまり好みではない話だが、原作のキャラが好きな人には楽しめる話なんでないかとは思える。日曜に林氏やO川さんと話した限りでは、よみ、榊あたりの人気は固そうだ。個人的には、よみもいいが意外と常識人の神楽だけどナー。(レギュラーでない、初登場時から目をつけてた)
  HAPPY☆LESSON 。最終回。一応。先に放映した地域からは作画の乱れが伝わってきて不安になったが、そんな言うほどではなかった。あからさまに変だった部分も、みなづきのシーンだったので個人的にはまったく問題無し。妹萌えなんてものは飾りです。妹を持たん連中にはそれがわからんのですよ。
 最終回なのに実は 委員長(ふみつき)話だという罠。しかも見てると、実はこの番組はまともな(設定の)番組なんでないかと錯覚しかける演出。あぶないあぶない。(この話では、「ママ」というのは母親というより、家族のように親密な5人に対する親近さと感謝を込めた名称だと暗示している) 本気で5人の同居人に感謝し、守ろうとするチトセ、知ってしまった真実に困惑しつつ、5人がチトセに大事な存在だと悟り、悩むふみつき。なんかイイ話じゃないか、これじゃ。でも終了2分前にデウス・エクス・マキナ登場。イイ話台無し(笑)。
 まあ、非常にらしいラストといえばらしいラストでした。で、次回からは「ハッピーレッスンpure」が始まるそうです。(嘘)
 「クリプトノミコン」はまだ本当に最初の部分で、全体の方向性をつかむのに一生懸命の段階なんだけど(だってまだプロローグなんだもの)、この人の小説、ガジェットから世界観までがきっちりと組み上げられてるので、その繋がりさえ見えてくれば、門外漢でも面白くなってくると思います。だから頭がすっきりした状態で読みたいってこともあって、読み進みは遅いです。(泣)


2001年06月26日(火) 旧暦 [n年日記]

雑誌編集で見る

 今更まだガンダムでこれだけ商売が出来るというのは間違っている気もするが、「 ガンダムエース 」に安彦良和氏の「ガンダム」が。しかしそれよりやまむらはじめ氏の「私的黒歴史」が載ってるのにびっくり。そういえばずぅっと以前、そっち関係の仕事がどうとかと小耳に挟んだような気も。他の漫画は特に見るべきものは…沖一氏の「エース列伝」でものっけてくれればいいのに。
 増刊ヤングマガジンに新連載の「クラーマン」っつー漫画に、企画協力として「犬丸りん」が何故かクレジット。「犬丸りん」って、おじゃる丸の「犬丸りん」だよなぁ…
  イダタツヒコ 氏の「ゴルディアス」は、マーリオンが夢見る毒電波少女ぶりを発揮。多分怨念のこもった手編みセーターを贈ってきたりするタイプです。こええ。
 「 コミックガム 」は、ここ数ヶ月で幾つかの連載がバタバタと終る雰囲気。今にも潰れるという話も聞かないので、てこ入れの為の誌面刷新の準備か?
 と、バタバタと最近発売の漫画誌の気になったところを上げたりしてるわけだけど、以下それとは何の関係もない話。
 雑誌において雑誌編集の色というのは如実に表れる。それは情報誌の類のみならず、漫画誌においてもそうだ。(多分文芸誌もそうなのだけど、詳しい事は知らない。)
 漫画誌の場合、どのような作風の作家を起用するかのみだけでなく、作品によりけりだが、担当編集との共同作業的な部分もある。だから編集さんの手腕で作品の善し悪しががらっと変わるということは結構ある。特に、作風が固まりきるまでの期間、どのような編集さんと仕事をしたかはその作家のその後の作風を決定する事もままあるので、非常に重要なわけである。
 例えば、「ウルトラジャンプ」などは比較的そういう「育てる」のが上手い部類だと想う。具体名を挙げると齟齬をきたしかねないのだが、正直箸にも棒にも引っかからなかった某連載が、どうにか箸くらいにはひっかかるようになってきている。但し、これは「=雑誌編集の上手さ」とは限らない。長編連載において途中で過去の因縁話が挿話されるというのはよくあるのだが、さすがに同時期に何本もこのエピソードに入るのはちと問題がある気がする。その他にも、作品のカラー分けが明確に出来てないなど、雑誌全体のバランス取りは悪い所はある。例えば揚げ物ばかりの弁当を買ってる気分にはなる。もうちと口直しが欲しい気も。逆にそういう惣菜的な位置づけを目指してるのかもしれない。
 逆に、例えば「サンデーGX」などは、雑誌全体でのメリハリのバランス取りというのはポイントを押さえている。パラパラとなんとなくページをめくっていて、ページをめくり続ける気にはさせられる。弁当の彩りがあるのでつい手にとって箸を運んでしまうというところだろうか。しかし、明確な読者の想定が出来ていないのか、ピントがいまいちぼけたような部分がある。狙いが最大公約数的というか、なんかそんな感じがするのだ。一般的なオカズは揃ってるが、逆に誰を想定してるのかわかりにくい。所詮はマニア向けなので、それが腰の弱さにつながる。もっと明確にそれぞれの作品が「ここに突っ込む」という事がはっきりすれば、多分良い雑誌になるのだけどね。
 読者の想定でうならされるのは実は「電撃大王」。好きな連載が少なくなって来たし、そろそろ購読を止めようかという絶妙のタイミングで見たい連載が始まる(先日の紅鉄絢氏の件とかね)。一度なら偶然だが、何度かこれが繰り返されてるので一体どんな層が読んでいるか、そしてそれを掴む為に何を補わねばならないかの判断がきちっとなされているのだろう。もっともマニア層だから市場は広くないのだけど。それとトレカは要らん。(多分それもそういう「層」があるからということで補充されてるんだけどね)
 こういう試行錯誤を眺めてるだけでも、どんな作品が次に来るかのある程度の想定ができるし、編集さんも大変だというのがわかる。