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2013年06月13日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#17とウィザード#39

  獣電戦隊キョウリュウジャー #17「ガチだぜ!キョウリュウグレー」。世界中にゾーリ魔たちが出現。いつもどおり駆けつけるキョウリュウジャーたちだったが、ゾーリ魔はじめ敵が何故か格段にパワーアップしている。しかも、古のデーボモンスター「デーボ・ナガレボーシ」まで現れる。キョウリュウジャーたちの攻撃はナガレボーシの硬い体に傷ひとつつけられず、ゴールドの一撃がようやく通じ、その隙に逃げ出す。
 ゾーリ魔たちが強くなったりナガレボーシが出現したのはデーボスが復活に近づいているかららしい。このままではパワーアップしたデーボス軍には対抗できないと頭を悩ませるが、そこに古のキョウリュウジャー「キョウリュウグレー」が現れる。だが、グレーは彼らの闘いを見てがっかりしたという。彼の相棒獣電竜ブンバッキーが五人とともに戦う日を夢見て自らを瀑布の中で鍛え続けたというのに、ゴールド以外はてんでダメと落第点を出す。なおも食い下がる五人に、グレーが課した修行とは……?

 新たな獣電竜・ブンバッキーの登場なのだけど、その相棒の先輩キョウリュウジャーであるグレーがまた面倒くさい性格……とにかく、修行、修行の固い……もとい、石頭な性格。その彼の課した修行をクリアしなくてはブンバッキーは託さない、と言われ、空蝉丸以外の五人がその修業へ。厳しいながらも自分の力を信じ、課題をクリア……と思いきや、ダイゴは他の皆より厳しい修行を、早々とクリアしていた。さすがキング、と仲間が称賛する中、グレーは何やら思案顔。
 そこに再びデーボス軍が現れるのだが、レッド以外の四人の攻撃はナガレボーシに通じるようになっていたが、何故か軽々と修行をクリアしたレッドだけが攻撃が通じない。かろうじて乱入したブンバッキーにより事なきを得るが、グレーはその理由を「己の弱さを知らないダイゴは今以上に強くなれない」と言い、「ダイゴを追放し空蝉丸をリーダーにしなければブンバッキーを託せない」と言い出す……
 かなーり無茶なことを言い出すグレーだけども、ダイゴもおめおめ追放を受け入れたりはしない……はず。ちなみにグレー=鉄砕を演じるのはボウケンシルバー役を演じた出合正幸氏。なんかスキンヘッドになってるみたいでしたが……

  仮面ライダーウィザード #39「ピッチの忘れ物」。面影堂に訪れた謎の男から魔法石を差し出され、指輪の作成を依頼される輪島。だが、自分はもう晴人の力になる以外の指輪は作らない、と言う。男は「笛木」と名乗り、「この指輪を作ることは晴人のためにもなる」っと無理やり魔法石を置いて太刀去ってしまう。
 一方、バハムートに和也を襲われた晴人はビーストと協力してなんとかその攻撃から逃れる。だが、腕とは言え和也怪我を負ってしまった事を責める直美。そもそも和也が無理をしてピッチで練習してたのは、晴人に今の自分の姿を見せるためだというのだ。
 和也の今の気持ち・決意に応えるためには自分も今できることをするしかない。そう改めて決意する晴人は、今度こそ自分が和也を守ると宣言。瞬平と凛子も直美に晴人に守らせてくれとたのみこむ。
 病院に夜襲をかけてきたバハムートを直美の協力の下、身代わり作戦で撃退。晴人の決意、そして直美もそれに理解を示し始めてることを知り、和也は改めてかつて晴人と交わした約束を思い出し……

 そろそろ最終展開に向けて、いろいろ動き出した感じ。輪島のもとに指輪依頼をした男・笛木は、晴人にコヨミとウィザードライバーを託した白い魔法使い。輪島は過去にも彼から指輪作製の依頼を受けたことがあるらしく、そのせいで晴人たちが被害に会ったと思っているらしい。でも笛木はかなり強引。そもそも、紫の魔法石の指輪が「晴人を助けるためになる」ってのは? その割には晴人は使えず、白い魔法使いが奪ってっちゃったけど。
 そして、晴人の過去編はかつての夢ときっちり決別することで決着。バハムートもインフィニティスタイルで撃破……って、最初からインフィニティになっとけば良かったんでは? いやまあ、晴人の心理状態とかぶせてスタイルを使わないと演出にならないってのはわかってるんだけど。
 次回予告では、白い魔法使いと一緒に消えた、もう一人の「絶望を乗り越えたゲート」真由が再登場。ベルトをつけてるようだけど、え〜っと、それって劇場版の再利用……げふんげふん。


2012年06月13日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 這いニャル#10

  這いよれ!ニャル子さん #10「超時空の覇者」。未来の銀河から精神転移で珠緒に憑依したイースからの使者・イス香。そのドジのせいで真尋とニャル子の精神が入れ替わってしまう。未曾有の危機に、ニャル子はこの状況を力の限り悪用する。

 まあ、ストーリーとかじゃなくってネタしかないんですが、精神交換銃、カラーリングからしてデルタドライバでしょ。他にもエイジデバイス出すし、原作当時の時事ネタだけじゃなくって最近の声優ネタまで……でも、個人的に気になったのはイス動(るぎ)の作った精神交換装置、「三つ目がとおる!」の「脳みそをところてんにする装置」だろう……
 とにかくパロディを詰め込むだけ詰め込むというその意気やよし! ええ、その他のストーリー展開は添え物です。っつってもシリアスになり過ぎないさじ加減(てか、徹底的におちょくったような展開なんだけど)もまたパロディを邪魔しないために大事なんですけどね?(主従逆転)
 で、もうそろそろ最終回展開のはずなんだけど、原作では出てこないキャラが……あれ? ニャル夫は? それにまだハス太の黄衣の王バージョンが出てきてないよ?


2011年06月13日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#17とオーズ#38

  ゴーカイジャー #17「すごい銀色の男」。トリィの予言で「すごい銀色の男」を探すゴーカイジャーたち。それにやたらと絡んでくるスーパー戦隊マニアの男。というわけで追加戦士ゴーカイシルバー登場。
 なんか今公開してる映画で11戦隊の「大いなる力」を得てしまったようで、のっけからゴセイジャーの力をお披露目。今いくつめの大いなる力だっけ?
 で、次の手がかりを探すのだけど、空振りばかりだわ、変な男に絡まれるわ、でもその戦隊マニアの男、伊狩鎧こそが6人目のゴーカイジャー、ゴーカイシルバー。マーベラスも存在を知らなかったのだけど、どういうこと? そして、大いなる力をみっつも持ってるっぽい。で、次回二号ロボ登場なのだけど、それがロボと恐竜とドリル、だそうで。恐竜とドリルって言うと、アバレンジャーだろうけど、あと残りは、ジュウレンジャーか何か?


  仮面ライダーオーズ #38「事情と別れと涙のバース」。なんか「酒と泪と男と女」みたいなタイトルだな。前回、一億の報酬と引き替えに真木側に寝返った伊達。紛争地域に医療の学校を作る夢の為とは言え、にわかに伊達の裏切りが信じられない後藤たち。後藤は一億円確保できれば伊達は考え直すと思い、鴻上に借金を申し込むのだが、欲望やファウンデーションへの貢献度で算定された後藤の評価額は八万円弱。「無駄なプライドもなくなったが、伊達のサポートの地位に満足して欲望も小さくなった」と言われてしまう。
 そしてそれでも身体を張って伊達を説得しようとするのだが、伊達は一億を稼ぐのは自分の頭の中の弾丸を闇医者に取り出して貰うためだと明かす。伊達の欲望とは、自分が生き延びることだった……それを知った後藤だが、「自分が信じた伊達の夢を受け継ぐ」と宣言。それこそが伊達を死なせない、ということだと。
 それを聞いた伊達は再度裏切り……というか表返り、というべきか。伊達の離反は元々鴻上の指示で、真木をグリードにしないために説得するための行動。しかし伊達の裏切りも想定していた真木は、バースに仕掛けてあった自爆装置を起爆しようとする……が、自爆装置は不発。伊達と違いマニュアルを読んでいた後藤が、真木が離反してすぐに解除していたのだった。ってオイオイ。
 しかし真木が念の入れて待機させていたカザリ、メズール、ガメルを呼び出し伊達はピンチに。助けようとする映司も真木により紫のメダルを共鳴させられ、変身できない状態に。そしてついに三グリードの攻撃で伊達の変身が解け、その場に崩れ落ちる。
 その窮地にバースのベルトを手にし、伊達の意思を受け継ぐと断言したのは後藤。かつてないほどの強い意志で変身した後藤は伊達を斃された怒りと、マニュアルに目を通した者の強みで三グリードを窮地に追いやる。けど、それを助けたのは成長し自我が目覚め始めたアンク(ロスト)。これまでは無邪気な子どものようだったのが、冷酷な意思を覗かせ始める。
 いずれにしても窮地を脱し、倒れた伊達にかけよる後藤だったが、伊達はひょっこりと置き「退職金、俺の口座に振り込んどいて」と……バースの装着者をやめた伊達には鴻上から退職金、危険手当諸々含めて五千万が手渡される。その手当の中には、後継者としての後藤の教育係としての費用も……最初から全部会長の手のひらの上で転がされてたんかい!
 最初に使った窮地を脱するためのライドベンダーの使い方と言い、真木が伊達に友情を感じ始めていたことを吐露するところといい、伊達がちゃっかりしながらも、「夢の為に生き延びること」をこっそり漏らしたことと言い、たまにある「ライダー引き継ぎ回」としても、かなり面白い回でした。
 ところで伊達の言ってる法外な金額の闇医者って、もしかして顔につぎはぎがあって黒づくめだったりしませんか?


2010年06月13日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#18

  ゴセイジャー #18「地球を浄める宿命の騎士」。ウォースターに続き現れた封印されていた幽魔獣たち。しかしそれと同時にゴセイナイトと名乗る戦士も復活、圧倒的な力で幽魔獣を倒すが、ゴセイナイトはゴセイジャーたちと共闘しようとはしない。のみならず、地球を汚すものは人間の工場であっても破壊しようとするゴセイナイトにアラタたちは戸惑うばかり。
 マスターヘッドからの連絡によると、ゴセイナイトと呼ばれる護星天使の記録はなく、いにしえの護星天使と共に戦ったゴセイヘッド・グランディオンが、戦いの途中で行方不明になったことは書き残されているという。
 そんなとき、幽魔獣の新たな刺客・ミイラのゼイ腐(ブ)がテレビジャックをし、電波を通して人間を包帯に変えてしまっていた。放送を止めるためにテレビ局にやってきたゴセイジャーたちだったが、ゴセイナイトと鉢合わせる。アラタたちは中に残っている人間ごとテレビ局を破壊しようとするゴセイナイトを説得し、五分のうちに幽魔獣を倒してくると約束するのだが……

 地球と人類を護ろうとするアラタたちと違い、地球の環境を護ることだけを使命とするゴセイナイト。つか、護星界はどっちがどっちかってのは明確に指令を出してないんかいな。
 まあ、人間とはそもそもがまったく別の存在だしなぁ。
 しばらくはゴセイジャーとゴセイナイトが立場を異にしながら共闘、って感じなのか。ただでも薄いメンバーの影が、どんどん薄くなってくような気もしますが。
 彗星のブレドラン改めチュパカブラの武レドランも改めてゴセイジャーの前に姿を現すけど、元々幽魔獣だったのがウォースターに入り込んだってことでいいのかな? どうにも武レドランの立ち位置がよくわからん。
 で、今回の敵はゼイリブが元ネタ。テレビ局で最後の攻防があるって辺りが一応元ネタに沿ってるのか。


2009年06月13日() 旧暦 [n年日記]

[その他] いや、流石になんと言えばいいか……

  小沢氏「麻生内閣、自民党政権は自分たちの地位をいかにして守るかで頭がいっぱいだ」産経 )。さすがに「お前が言うな」しか言葉が出ないのですが……政権交代以降のビジョンも見えないし、西松献金問題にも形ばかり代表を辞任し、影響力をあからさまに残してるし。もうちょっとまともになれば、政権党としての候補にも登るのだけど。

  新総務相、郵政西川社長の続投容認産経 )。まあ、確かに民間会社となったものを国が横やりで社長交代ってのは、筋が違うのは確かなんだよなぁ。NHKに口を出すなと言う割に、この辺はマスコミはあまり言わないなぁ。あと、この問題は感情的な糾弾ばかりが先に立ってどういう状況なのか、よくわからないというのが印象。ほんと、どうなってるんかなぁ。

  英BAEシステムズ、「FX」採用ならユーロファイターの技術情報を開示日経 )。う〜ん、ホントなのかな? アメリカが(実際にはほぼ確実に可能性のない)F-22の供給を匂わせたりしたことに対抗してるのだろうけど……ただ、こっち方面まったく詳しくないのですよね。ユーロファイターが日本側の希望に適合してるかとか、その他どんな問題が考えられるかとか。ただ、ヨーロッパは交渉事においてはとにかくしたたかという印象があるので、それがどうなのか、ってのがとても気になる。


2007年06月13日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「この人、××です!」

 あ〜、今日生まれて初めて「この人、痴漢です!」な現場を見ましたわ。別に被害者の女の子がその台詞を言った訳じゃないですけどね。
 通勤途中で、やけに停車時間が長いんで「おや?」と思ってすぐそこの扉を見ると、駅員が扉を閉じようとするのを運転士に連絡して止めている。なにかと思い更に見てみると、近くに中学生くらいの女の子が二人いて、なにか電車の中を指してその駅員と話していた。忘れ物か、盗難かな、と思ったのだけど、そうしていること一分ばかり、駅員が電車の中に入ってきて、つり革に捕まってた数人を指さしていき、「この人? 違う? こっちの人?」と女子中学生に確認。で、その男性に「申し訳ありませんが、ちょっと駅の方でお話をお聞かせ願えませんか」……
 あ、そういうことですか。
 被害を訴えてた女子中学生が大人しそうな感じで、駅員に連れて行かれた男性はふてくされた感じなので、それっぽいのですが、実際に被害があったとしても、冤罪だとしても、どっちにしても大変だなぁ、と思った次第。


  回収紙をナプキンに、ようじ再使用も…中国紙報道読売 )。このニュースで、つまようじからエイズウィルスまで検出されたってあるんで「?」だったんですが、それってつまり、使用者がエイズに感染してたってことですわな……中国じゃ水面下でものすごい勢いでエイズが広がってる(まあ、日本も人のことは言えないのだけど)とは聞いてたけど、こういう形で思い知らされるとは……


  「朝鮮総連を助けるため購入」元公安調査庁長官会見ANN )。どういうつもりで助けると言ってるのかって、どういうつもりもそういうつもりしかないか。ずぶずぶだなぁ。それともそういうもの?

[アニメ] ウエルベール#11

  ウエルベール #11「慟哭の章」。仲違いのために一日ロスしてしまったリタとティナ。公開処刑の期日を迎え、開戦はもはや免れ得ないが、それでもグリーダムに向かおうと船に乗る。だが、船は給油のためサンガトラスに寄港する。
 一方、ゲルニア王子が連続殺人犯だと知り決別したガラハドは山間の村に身を寄せていた。ゲルニア王子はそんな彼を裏切り者と見なし、刺客を差し向けようとする。。しかし、その刺客はガラハドの恋人のジャミルだった。

 タイムリミットを迎え、それでもグリーダムに行って親書を渡そうとするリタとティナだけど、どうやらサンガトラスで直接対決ということになりそう。
 で、元凶の変態王子は、小さい頃に母親の浮気を見てしまい、それで歪んでしまったということらしいが、でもそれで母親を崖に突き落として殺すって、相当な歪みっぷりですな。
 で、ジャミルはガラハドの命乞いをするのだけど、代償に左目を差し出すことに……ガラハドにサンガトラスに戻るように説得するのだけど、勿論堅物のガラハドが首を縦に振るわけがない。戻らなければ処刑するしかないのだけど、決闘の体裁を取り、わざと狙いを外して自分が撃たれることでガラハドを助ける。ジャミルがゲルニアの凶状を知ったのは、王子の要求に応じて連れて行った娘が、連続殺人の被害者として発見されたことから。知らず共犯者になってたことからガラハドにも言えず、離反することもできずという立場だった模様。って、連続殺人犯と知らなかったとしても、ほいほい娘さんを連れて行きなさんなって……でもこのへっぽこ感がまた癖になる。
 結局主君転じて恋人の仇と、ガラハドはゲルニアの命を狙うことに……この分だと、前の白獅子&黒獅子団長の件も、王子とサンガトラス王家が関わってそうだなぁ。
 で、次回はやっぱりサンガトラスでなにやら起こるらしい。旅はサンガトラスが終着点になるのか。


2004年06月13日() 旧暦 [n年日記]

[その他] たとえ話

 たとえ話というのは上手く使えば話の趣旨がよく納得いかない相手を納得した にさせられるのだけども、下手な相手に使うと現実とたとえ話の些細な違いだとか、たとえ話をたとえ話と理解できてないくだらない揚げ足取りをされることもままある、諸刃の剣になったりもする。
 でも、まあそれでもよく出来てるたとえ話だと思うので 建築業界が文化庁にロピー活動を行うと を紹介。まあ、今の著作権法改定( しく まってるとは思えないので、改正とは呼ばない)の変なところってのはこういうところだよなぁ。
 もうひとつ付け加えると、たとえばこれを本に置き換えてみるといい。翻訳した本では一部省略されていたり、翻訳に不正確っぽいところがあるらしく、原書を取り寄せてみたい。が、「同等品(翻訳書)が市場に出回っているので、輸入品は取り扱えません」と書店に断られるというわけだ。翻訳版と原書はもちろん同じものでは全然ない。
 中古販売や貸与権の規制についても同様。知りたいことが書いてある本があるのだが、マイナーな本で既に絶版あるいは重版未定になっている。それを知るためには図書館なり、古書店に頼らざるを得ないのだが、「著作者の利益を侵害するからダメ」とそれらを制限される。絶版は対象からはずすとしても、重版未定の場合、権利だけが出版社に死蔵され、実際には利益になるもならないもないのに、一方的に泥棒扱いされる。かくして日本は知財立国どころか知財亡国となるわけだ。AMEN。
 知人はこういった著作権の暴走を指して「金の卵を産むガチョウの腹を裂く行為」と言ったが、自分としては 主体農法 的と呼びたい。土壌(市場)の生産力(購買力)には自ずと限界がある。一度吸い上げた土壌を回復させるにはきちんと休ませるか、肥料を与えるなどして地力を回復させねばならない。さもなければ農地(シェア)自体を増やし、生産力を上げるしかない。しかしそれをせず、農地に従来の倍の密度で農作物を植えたりする真似をすればどうなるか。北朝鮮ではそれを、農業を知らない為政者が「大発見」のように行い、今日の北朝鮮の飢餓状態の一因となった。日本の土壌はどうなるのだろうか?

[特撮][その他] 番組とかニュースとか

  デカレンジャー は、去年アバレンジャーでもやった時代劇村ネタ。今年は新選組便乗ネタですが。まあ、センちゃんの近藤やホージーの土方はなかなか似合っていた。この際、沖田は美青年でもなんでもなかったらしいという話は脇に置いておきましょう。微妙にラスト・サムライっぽくもあり、宇宙人があんなチャチなトリックに騙されるかなぁと思いつつ、面白かったのでよし。
  ブレイド は、話は進行しているのだけどもドラマは転がりきっていないようなちょっとそんな微妙な欲求不満。虎太郎のレギュラーメンバー中での立ち位置がイマイチ不鮮明なせいだろうか? 去年の啓太郎は、やっぱり無力でバカだったけど、結局その無垢さ加減が他人を拒んでいた巧にまで変化を及ぼした。しかし、虎太郎が剣崎と始の心を大きく動かした場面がないため、どうにもしっくり来ない。これが橘だったらまだ納得行くのだけど……そんな中でも清楚な美人に扮したオーキッド・アンデッドの登場とかは良かった。あと、橘さんの特訓もバカバカしくていい。あ、特訓する「たちばな」というと、「おやっさん」。つまり、あの特訓はイカデビルへの特訓のオマージュだったんだ! な、なんだって〜!(バカ) 次回は會川昇氏の脚本で、「アギト」で小沢さんを演じた藤田瞳子がゲスト出演。
  作者も知らなかった萌えるSoftEther本 。え〜、他は置いといて「人気漫画家の小梅けいと先生」って表現は、微妙すぎる気がする。いや、好きな作家さんなんですけど、「ね○○こマシン猛レース」とか「イ○ラ○病棟24時」とか「お○子のくに」が人気漫画かっつーと、わりと、まあ、ごにょごにょ。
  「盗み家族に知られたくない」と本名黙秘中日新聞 )。本名を黙秘したままだと情状酌量が認められず、実刑を食らうかもしれない、と言われても「それでも家族・知人に知られたくない」と言っているそうで……一体何故そこまで? っつーか、現代社会でわりと簡単に本名を使わずに生活できるのだなぁ。
 どこまで本当かはわからない、と断った上で コリアンジョーク23スレの504518,519 。例の 生ゴミ餃子問題朝鮮日報 )に絡んでの話。
 韓国内での不衛生餃子の報道直後、書き込み主の会社に韓国業者から餃子の具の取引の申し込みがあり、まだ日本国内ではまったく報道されてなかった時期なので普通に商談を進めていたところ日本国内でも生ゴミ餃子の件が報道。商談を断ろうとするも例の調子で苦情をまくしたてられ、政府の輸入一時禁止でどうにか断りの口実ができるも商品を「ミンチ」と偽り勝手に出荷される。当然税関でばれて止められ、当然受け取り拒否、向こうも引き取るわけもなく、おそらく廃棄処分になる見通し。金銭的には損害はなかったものの、韓国のメーカーと取引のあった国内企業に数えられてとばっちり、という実に哀れなお話。まあ、海外の企業(だけとも限らないけど)と取引のあるところでは多かれ少なかれ交渉の苦労はあるでしょうが、ことの経緯がいかにも「らしい」ので紹介。
 これもまた「すべき報道をしなかった」ことによる被害である。なんて。
 ちなみに「ジョークスレ」で紹介されてますが、どうも「韓国と仕事で困ったことスレ」と間違えて投稿された模様。

[その他] 韓国ブームの裏側

  パク・ヨンハの来日スケジュールが完全リーク 。「6月16日(水) 11時35分 成田空港到着」と日時と場所が完全にさらされています。そりゃ、演出はハッタリではあるが、見え透いた演出はうんざりする。


2002年06月13日(木) 旧暦 [n年日記]

市井の人々って、誰?

 「つーっ」と掲示板巡回をしていると、ROMってる掲示板で「 アギト は『市井の人々のために』って姿勢がなかったからイヤ」ってな意見が書きこまれていた。その手の意見は去年の本放送時から(特に時代の推移にとりのこされたような旧ライダー信奉者とかに)言われていたのでいまさらナニをかいわんやなのだけど、ただ、その意見を言った人が以前はアメリカ軍を非難するような書きこみをしていた記憶があり、「?」となった。
 たぶん、私以外の人にはどういうことかさっぱりわからないと思うので解説。昨年のWTCテロに端を発する米軍の報復としての(誰がどうとりつくろっても、あれは報復的意味合いが強い)アフガニスタン進攻で、軍事アレルギー的なところのある(別に私が主戦論者ということではない)日本人から「とにかく戦争はいけないからやめろ」と紋切り型の意見が出まくったのだけど、アフガン進攻の是非と効果はさておいといて、ジャイアニズムと揶揄されるアメリカの軍事行動は、主にアメリカ国民およびアメリカと権益を共有する諸国の国民の安寧と海外の権益を守るための行為であり、これは視点によっては正義である。少なくとも、日本人はその恩恵を少なからず受けている。だから批判するなってこともなくって、視点が違えば正義が違うのは当然の話。米軍の軍事行動、アメリカのジャイアニズムを批判している人ってのは、要は他者の視点を無視して自国の正義を押し付けるその姿に嫌悪を示していると思っていた。しかし、返す刀で「力づく」で押し付けの正義を振りまく正義の味方を神格化し、そうでない「ヒーロー」を嫌うというのは、私にとってはさっぱりわからないんである。第一、突然誰かが超人的な能力を手に入れて、「じゃあ、明日から正義のために戦わないとなぁ」ってのはワタシ的には不自然極まりない。いじめられっ子だった私にとって、人間というのは笑って悪意無く他人を殴れる生き物である。多分、笑いながら人だって殺せるようになるだろう。「正義」とはそんな人間が自分の立場で勝手に規定するもの、ということ。せいぜい私にとって納得出来る正義の味方の言は、夢幻魔魅也の「それでも目の前で子犬がおぼれてたら手を差し伸べちまうんでね」くらい。職業・立場に絡まないなら、それ以上の大仰な正義感なんざうそ臭くてたまらない。
  HAPPY☆LESSON に関して、わりと日記でたくさん書いてるけど、それは「ごちそう」ってことじゃなくって、「おししい駄菓子」ってことです。たとえ「美味しんぼ」で駄菓子を思いっきり持ち上げて「なんてすばらしいの!」とか「駄菓子なんて名前は失礼だ、改めるべきだよ」と言おうが駄菓子は駄菓子。高尚ぶるより、子供たちに喜んでポリポリと食べてもらえるのが駄菓子の本来の趣旨なので、あまり大上段に構えてとられて期待されて失望されるのも、ちとなんだかなあ。まあ、元の企画がキワモノの駄菓子でも、きちんと作られてるのならばちゃんと評価しないとね。
 ゆうべの .hack//SIGN を見ていて、どうしてこの番組が気になるかようやくわかった気がする。「あ、こういうヤツいるいる」という感じで、他人のチャットやネットRPGのプレイを覗き見てる感じ? まあ、ピーピング・トムですな。
 おととい日記に書いた「やたらと前向きな魔女が主人公のマンガ」は コミックビーム でなく コミックバーズ だったらしい。どっちもパイの小ささ的には似たようなものなんだけど。
  イギリス・ロシアなどでは日本のワールドカップの観戦態度はきわめて高評価らしい 。ちとうれしいですな。


2001年06月13日(水) 旧暦 [n年日記]

芸人根性

 って誰が芸人やねん。(セルフ突っ込み)
 時々ウケ狙いに走ってしまうのは私の悪い癖の一つである。(悪い癖は12よりたくさんある)
 昨日の日記なども、書きながらつい「あ、こうしたらウケが取れるかなぁ」と考えてる内にあんなことに。関係者各位からの苦情は届いてないので、冗談だと取ってくれたのでしょう。呆れてものも言えないだけかもしれないけど。
 あ〜、書く事がもう切れた。
 ストックを探してみると…え〜っと、ジョン・ウーの鳩? ジョン・ウーの鳩ってのが何時頃から出てくるかってのは全作品見てるわけじゃないから正確には知らないけど、今のスタイルが確立したのは「ワイルド・ブリット」(Bullet in the Head)からじゃないかと思います。
 出世作(正確には返り咲きだけど)兼代表作の挽歌1ではジョン・ウー映画の三種の神器、鳩、教会、炎の内、炎しか出てきてない。廟は出てくるけど、これは教会じゃないしねえ。三種の神器が典型的なのは「狼/男たちの挽歌 最終章」でこれは見事に三種の神器が出揃ってる。
 「ワイルド・ブリット」では、ベトナム戦争の時代に誤って人を殺し、香港から脱出した主人公たちが一旗上げようとベトナムに渡るのだけど、ついた早々爆弾テロに巻き込まれ、テロの一味ではないかとその場にいた人たちとひとからげにMPたちに銃を突き付けられるという場面がある。この場所が教会前(だったか?)の公園で、鳩が遊ぶ平和な光景が一転して地獄絵図に変わるんである。ジョン・ウー映画の中でも最も残酷な描写の作品の一つでもあるが、この対比が鮮やかで、更に残酷さを増していた。ジョン・ウー映画には珍しく、子供まで殺してこの地獄を描いている。
 「挽歌最終章」ではどうだろう? 主人公の殺し屋チョウがしばしば打ち合わせなどに使う教会、ここに、最終決戦前に屋内に鳩が出てきている。前のもそうだが、教会はウーにとっては神聖な、平穏であるべき場所である。ここがクライマックスでは血みどろの抗争の場所になる。この時の鳩は「ワイルド・ブリット」と異なり、単純に平和の象徴ではない。まもなく破られるべき静けさの予兆を孕んでいる。
 ここにジョン・ウー文法の鳩は完成していると思う。ジョン・ウー作品の主人公の多くは罪びとである。ヤクザ者のマーク、偽金作りに手を染めた為に父親を死に追いやるはめになったホー、無関係の女性を巻き込んでしまった殺し屋のチョウ、過ちとは言え人を殺してしまったベン、フランク、ポール、自らが生き残った代償に息子を失ったアーチャー。殆ど彼らはその罪をあがなう為に行動を起こす。鳩はその罪びとたちが得ようとして得られない平穏、一発の銃声で雲消霧散する心の安らぎである。だから主人公が罪びとでない「ハード・ターゲット」や「MI−2」の鳩は限りなく存在が軽いのだ。ジョン・ウーの鳩は主人公が望んで得られぬ心の平穏と共に、主人公たちの背負う罪の重さも表しているのである。