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2013年06月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#18とウィザード#40

  獣電戦隊キョウリュウジャー #18「つかんだッ!カンフーひっさつけん」。キョウリュウグレーからキョウリュウジャー脱退を勧告されたダイゴ。しかし素直にそれを受け入れるわけもなく、グレーは最後のチャンスと、彼に試練を与える。他のメンバーはダイゴが気になるが、そんなときパワーアップしたデーボ・ナガレボーシが現れる。

 ダイゴの修行編後編。実は一番最初のキョウリュウジャーだったグレー=鉄砕。家族や仲間、ことごとくを失いながら闘い、そのため自分の弱さをイヤというほど知り尽くしていた。そのため現キョウリュウジャーたちにも自分の弱さと向き合い、強くなることで自分の味わった気持ちを味あわせたくないからこその、厳しい修行だった。
 ダイゴに対する厳しい態度も、彼がまだ「本当に恐ろしいこと」を知らない、ただの「怖いもの知らず」だから。これまで一人で父の背中を追いかけてきたダイゴは何事にもがむしゃらに向かっていくばかりだったが、キョウリュウジャーの仲間たちと出会い、認め合うことで、何者にも代えがたい「仲間」であることを知り、その仲間と共に闘い、守るために強くなる決意をする。
 そしてそのことがブンパッキーに認められ、キョウリュウジンはキョウリュウジンカンフーへ。いや、鉄球とハンマーって、カンフーあんま関係ないwwwww 超打撃戦特化型ですな。
 残る獣電竜は三体。他の二体はともかく、あと一体がかなり曲者らしい。三号ロボなのかな?


  仮面ライダーウィザード #40「自転車に乗りたい」。知り合いからお古のマウンテンバイクを貰った瞬平はご満悦。だが、かつてマウンテンバイクにまたがり移籍を巡っていた仁藤はそれ以上に喜色満面。そんな時、子どもの悲鳴が聞こえ、仁藤は瞬平のマウンテンバイクに奪うようにまたがると、声の元へ……
 そこにはファントムに襲われる中学生・譲が……人間体から怪人態に変身したファントム・シルフィが譲へ襲いかかろうとするのを、仁藤もビーストに変身し、マウンテンバイクでアタック。グールたちもそのまま蹴散らし、シルフィを退散させてしまう。
 怪人に襲われたことにしばし呆然とする譲だったが、気を取り直すと、仁藤に自転車を教えてくれ、とたのみこむ。譲は幼い頃、近所のお姉さんの朱里の自転車に乗せてもらい、慣れぬ自転車のためトラックを避け切れずに大怪我をしてしまった。そのことを譲の母から激しく責め立てられた朱里は、それ以後ずっと譲とぎくしゃく。
 しかし朱里が引っ越してしまうことになり、その前に未だに苦手な自転車に乗ってみせて自己は朱里のせいではないと見せてやりたいというのだ。
 そういうことならばと、護衛も兼ねて仁藤は自転車のコーチを快諾。晴人も白い魔法使いの正体である笛木のことを調べた後で駆けつけると約束する。
 そして、猛特訓の末、譲は自転車に乗れるようになるのだが……

 今回のファントムはシルフィ=シルフィード(風の妖精)。華麗なイメージと裏腹に、人間体はキモイキモイw でも風を操る能力はかなりのものの上、かなり陰湿な策謀家。ゲートである譲の願いが朱里の前で自転車に乗ってみせることだと知り、しばらく静観……に見せかけ、実は自転車に乗りやすいようサポートし、朱里の目の前での本番、今度は一気に邪魔。自転車を吹き飛ばし朱里に怪我をさせた上、譲に自分では何も出来ない、大事な人間を傷つけるだけだと絶望の言葉を囁く。
 笛木のモンタージュを公安0課で作成し仁藤たちのところへ駆けつけようとする晴人の前には、メデューサが。仁藤もグールに足止めを食らって何も出来ない中、譲の絶望が始まってしまい……
 そして、晴人の前に立ちふさがるメデューサに、もう一人の人影が……それは、メデューサを生み出したゲート・美紗の双子の妹、真由。絶望を乗り越え、魔法使いになる資格を得、白い魔法使いのもとで修行した彼女は魔法使いメイジへと変身……って、量産型かよ! まあ、TVシリーズで初めての女性ライダーだし、贅沢は言えないか。
 そいでもって絶望した譲も、絶望を乗り越えて魔法使いになるよう真由に誘われるようだけど……譲はとりあえず断るみたいだけど、魔法使いを増やして白い魔法使い=笛木は何するつもりなんだ? それに、そのわりにはビーストのことは敵視してるみたいだし。魔力を食うからか?


2011年06月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#12とあの花#10とC#10

  花咲くいろは #12「じゃあな。」。自分の実家である喜翠荘のことを悪く書いた母を許せず、なんとか今の喜翠荘を見てもらおうとする緒花は、思い詰めて誘拐を計画。緒花を追って来た民子は呆れるが、意外にも徹は協力してもいいという。だが、その交換条件は孝一も一緒に連れていくことだった……

 緒花、全力で空回るの回。要は徹は考一と話をするチャンスをくれたのだけど、それと気付かず、というかそれ以前に孝一にどんな顔して会ったらいいのか迷う緒花。結局全力空回りは母親や喜翠荘記事のことから徹との間をどうするかに向かってしまい、自分は今の徹にとっては邪魔者だとまで思い詰める。っつーかその設定に浸ってしまう。
 「もし私たちが登場するドラマがあったら、私が悪役だよね……」って、いいえ、違います。コメディリリーフです。
 結局勝手に距離を作って孝一にはその件は切り出せず、別れ際の挨拶がいつもと違ったというだけで「もう前の関係には戻れないんだ」と一方的に落ち込む。孝ちゃん、早く積極的に行動に移さないと勝手に過去の男にされちゃいますよ?
 でも、最後の最後に意外な来訪者が……緒花の母親が、突然休みが取れたと言って喜翠荘に行くという。でも突然休みが取れたというのは嘘で、昔自分も女将に同じ事を言ったのを思い出したため。子どもの気持ちを大人の理屈で潰されることに怒ってたはずが、逆に潰す側になった、しかも緒花の言ってることは女将と同じ正論。いくら神経が図太くとも、何十年かぶりに顔を見せる実家は気まずかろうに……
 しかし徹の何気ない年上属性とかなんとかよりも、回想シーンの「喧嘩しちゃやだぁ」と泣く縁が、なんつーか、心当たりがありすぎてorz。


  あの日見た花の名前を僕たちは知らない #10「花火」。ついにめんまを成仏させるための花火作りは佳境へ。しかし、花火作りにむけて超平和バスターズの皆は目的を同じにしてるはずなのだが、めんまばかりを見てるじんたんを見るのがつらいあなる、そんなあなるにじんたんに嫉妬する自分を重ねるゆきあつ、そのゆきあつを見て心をゆさぶられるつること、心は必ずしもまとまってはいなかった……

 めんまの成仏を目前にして、ずっとくすぶっていた気持ちが再度表に出始めた皆。じんたんも、めんまのために、と言いながら、めんまに消えて欲しくないという気持ちを再認識し、複雑な気持ちで作業をし続ける。また、めんまの家族も、いなくなっためんまに様々な感情を露呈する。
 しかし時間は過ぎ、皆の感情がからまったまま、花火打ち上げの日を迎えてしまう。なくなっためんまのことばかりで自分の事を見ない母親に反感を抱いていためんまの弟がやってくるが、花火に反発していためんまの両親も遠くから打ち上げを見に来ていた。
 だが、打ち上げの瞬間、止めようとするじんたん。しかし、花火は上がってしまうのだが、なぜかめんまはそのまま……めんまのお願いってのは、花火じゃなかったみたいなのだけど、関係ももつれにもつれたまま、めんまもそのままってのは、どうなるの?


  C #10「collision(衝突)」。東南アジア金融街で突如始まった「C」。Cに飲み込まれた各国金融街は大きなダメージを負い、「未来」を失っていく。日本金融街もCに巻き込まれればただではいられず、三國壮一郎は金融街の「輪転機」を稼働させることを決断。日本の未来と引き替えに、Cをしのぐだけのミダスマネーを発行し、それで日本の金融崩壊を防ぐ。しかしその結果は、未来を失った「今」の姿だった。それを目にした公麿は、未来を失ってまで守る「今」に決定的な違和感を覚え、「C」の再度の襲来にさらに輪転機を回そうとする三國を止めようとするIMFのサトウに協力するのだが……

 話はクライマックス。未来を担保に今を守るのか、それとも未来を守るのか、という話なのだけど、この点で三國と公麿の意見は完全に対立する。今は維持されても絶望しか示されないのでは……という公麿に対し、今がなくては未来もない、という三國。しかし、三國にデュエルを仕掛けたサトウは敗北し、資金差を埋め合わせるために日本円の価値を崩壊させるという作戦も間に合わず、日本の未来がさらに失われるだけかと思いきや、公麿の持ってたカードが三國と同じく、輪転機を動かす権限を持つブラックカード。
 で、バトル突入で最終回にも突入、なのだけど、未来を担保に今を守る、とかってわりと比喩でもなんでもないよなぁ。「C」の表現はちと即物的ですが。ところで、羽奈日って、ヒロインってより状態のわかりやすいリトマス試験紙なのね……


2009年06月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 涼宮ハルヒの憂鬱#12

  涼宮ハルヒの憂鬱 #12「エンドレスエイト」。新作話二話目。短編なので、一話で終わる話かと思ったら……その割に「エンドレスエイト 前編」ではないのだよな。大体、後半の演出が読めた。ファンのネットを媒介しての盛り上がりを演出する、ってのは悪いと思わないけど、いい加減最近やり過ぎだと思うのだけど。>京アニ
 この手の煽り方は京アニは神がかって上手いのだけど(それだけではなく、動作画もすごいのだけど)、なーんか違和感があるのですよね。視聴者の思考力に期待してないというか、なんというか。まあ、昨今の傾向ではやむを得ない部分もあると思うのですが、それでもなんだかなぁ、と思うところもあるわけで。
 まあ、とりあえず後半を見てからの判断となりますが。
 あと、新作話分OPが初公開だけど、下手にポップにしようとしてる分、やや滑ってるような。まあ、見慣れたら印象が変わるかもしれません。でも、やっぱりダンスはヤマカンの個人芸だったのだなぁ。


2008年06月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] テレパシー少女蘭#1

  テレパシー少女蘭 #1「蘭、テレパシー!〜ねらわれた街」。中学に上がったばかりの少女・磯崎蘭は陸上部に入ったりと、新しい生活を精一杯楽しもうとしていた。そんなとき、時折頭の中に不思議な声が聞こえるようになり幼なじみの留衣に相談する。留衣も疑いこそしないものの深刻に捉えようとはしない。同時に街では自殺者が増えるという不吉なことが起こっていた。そして、留衣と街を出歩いていた蘭に、今度ははっきりと例の声が話しかけてきた。

 「バッテリー」で有名なあさのあつこのジュブナイルシリーズが原作。あ、原作は未読です。超能力に目覚める思春期の少女というオーソドックスな話だけども、母がホラー作家というわりとありがちな特別家庭な設定の傍らで、父親が漬け物会社勤務の研究員だったり、兄が料理が得意なおデブさんだったりと、三枚目っぽいずれ方もある辺り、ちょっと「願望充足」とは違うかなと思ったり。
 第一話はまだ話がはじまったばかりだけど、転校生の少女の挑発で蘭が本格的に超能力に目覚めたりというところ。ライバルの超能力少女はツンデレ? いや、まだ話ははじまったばかりなんだけど。

[アニメ] ヤッターマンちょっとだけ

 なんだかこないだの一時間スペシャルに続いて「ドロンボーの歌」が復活しててびっくりした。つか、段ボールで偽物を作る村って……いろいろギリギリだな。
 それにしても見覚えのある鳥も出たのだし、偽孫悟空の中に孫田空作もいるかと思ったのだけど……それは鬼門なのか?

[その他] すいません。まったく意味不明です

  朝日新聞6/21コラム 。「 カタカナの看板は「ヌシハウス」「スンハウス」と微妙に間違えていた。日本人客を呼ぼうと、店主が無理をしたのだろう」無理? 別に日本で間違えた英語がメニューにあってもあまり英語が得意じゃなかったんだなって思うだけで「無理をした」とは思わないけどなぁ……
 「 わが同胞は行儀、静かさ、苦情の少なさなどの項目で点を稼いだ。」「同胞」? あまり新聞社説では聞かない単語ですね。日常会話でもあまり聞きません。むしろ某半島のメディアで見かけるような。
 「 旅に出てまで気を使い、評判だけいいのは悔しくもある。それで割引があるわけじゃなし」。旅に出て羽根を伸ばすってのは「ワガママを言い散らかして王様気分になる」「俺は客だぞ!」と威張りちらすってのとは違うと思いますよ。多分、日本人ならわかると思いますが。なんだか海外へ買春旅行に行く人間を擁護してるようにも見えますね。w
 「 わがままな上客というのもある。」でも普通はワガママは嫌われるだけですけどね。言及してるアンケートでもその結果が出てるわけで。
 一体この朝日の中の人は何人なのでしょうね?


2004年06月24日(木) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] 買い物

 「東京赤ずきん」は連載間隔があいていたり掲載誌が移ったりで伏線とかのつながりがよくわからなかったのが、単行本だと結構よくわかる。しかし、今月号連載分まで収録されてるのだなぁ。
 「悪夢交渉人」は「KUROKO」の後日談的話「リセット」が収録。マガジンZで掲載されたときは、どうせすぐに単行本に入るだろうとタカをくくってたのだけど……
 「カオシック・ルーン」は魔界編。でも必殺ナレーションは含まれず。ショボーン。チャンピオンの今週掲載分では久我マコトに関する意外な……でもない秘密が明らかに。いや、でも、こういう明かされ方をするとは思ってなかった。

[必殺][その他] いちおう

 明日からテレビ東京系列で「必殺からくり人血風編」の再放送(月〜金AM11:35〜)が。時代は戊辰戦争で今まさに官軍が江戸に上ろうとしてる頃。時代背景もあってか救われない話が多いのだけど、前期必殺が全国ネットで再放送されるのは久しぶりだし、全十一話という短期シリーズなので、興味のある方はお付き合いください。
 P.S.必殺シリーズでも特に 必殺からくり人Onlyのサイト なんて特異すぎるサイトを見つけたので思わずリンク *1 。すげえ。濃すぎる。

 京都方面で再放送してるらしい「必殺仕置人」が、第四話「人間のクズやお払い」 *2 を飛ばして放映されたらしく、「なんでだろう? タイトルがまずいのだったら『ならず者〜』で放映すればいいし、内容がまずいのだったらその前の第三話『はみだしものに情なし』の方がずっとまずそうだけど」と疑問が出されてた。が、どうやら第四話の冒頭でゲストの悪役・黒沢年男演じる聖天の政五郎が 敵対ヤクザの首をカミソリでかき切るシーンが時節柄まずいんじゃないか という意見が。あ〜、なるほど。それじゃしばらくは「必殺必中仕事屋稼業」も再放送できなさそう…… *3

  講談社コミックス8月の予定表に、「仮面ライダーファイズ 正伝異形の花/井上敏樹」が…… ファイズ関連書籍がまだ出ることにもびっくりしたけど、コミックスで井上敏樹??? タイトルからするとシャッチョさんがからむのかしらん?
 世間で「ペプシブルー」なるものが話題なので、ちょっと飲んでみる。一応きちんとコーラの味がするのは驚いたのだけど、なんで色が青いんだろう? 身体に悪そうだ……いや、向こう(アメリカ)の飲料って結構こういう合成着色料バリバリのものが多いんだけど。
 先日イラクの武装グループに韓国人の金鮮一氏が殺害された事件だけども、抗議活動が激しく、 焚書を行う姿も……Y!hl )って、まさかコーラン燃やしてるんじゃなかろうな?! 多分遠目には記事が載ってるかなんかの新聞だと思うが、もしコーランなんて焚書した日には……ただでも 6月はじめに犯人グループから人質の映った脅迫ビデオがAP通信の手に渡り、韓国政府に韓国人拉致の事実確認を行ったが無視された朝鮮日報 )という報道で政府が批難されているらしい。被害者は5月末に誘拐され、韓国政府はイラクへの追加派兵を決定するまで半月以上このことを伏せていた、という可能性が出てきた。派兵自体についてはどうこうというつもりはないけど、このやり方は批難されて当然だろうなぁ……
*1: 「からくり人」は「必殺からくり人」「からくり人血風編」「新からくり人東海道五十三次殺し旅」「からくり人富嶽百景殺し旅」の四作成作されている。相互の関連性は薄く、まさかOnlyサイトなんて作ってる人がいるとは思わなかった。すいません。DVDは全部持ってます。
*2: 再放送時にはタイトルが「ならず者成敗します」になることも。「人間のクズ」がまずいらしい。
*3: 主役の一人、緒方拳演じる「知らぬ顔の半兵衛」の殺し技が、血しぶきが飛ばぬよう手ぬぐいを当てながら、かみそりで相手の頚動脈をかき切るというもの。出来自体は非常に評価の高いシリーズなのに、そんなことで……


2002年06月24日(月) 旧暦 [n年日記]

ホラーを見ました。

 っつーか、下手なホラーの方がよっぽどマシなのが日本の主要マスコミの異常な情報統制っぷり。昨日、たまたまテレビをつけてやっていたバラエティ番組・報道番組・サッカー番組は、完璧なまでに韓国に不利な発言が禁止されてます。あきらかに不自然な韓国マンセーぶり。それに対して、日本に好意的な発言をしてくれたイタリアや、日本を負かしたものの、気持ち良い試合を見せてくれた古くからの親日国のトルコを馬鹿にして笑い者にする始末。外国人選手のインタビューや、海外報道が情報源の記事も、無理やりゆがめられてて、韓国に好意的な情報に早変わり。他にももっとあからさまなこともいろいろ。こりゃあ、韓国への罪悪感からとかそういうレベルじゃないぞ、どう見ても。日本のマスコミに最初から期待なんてしてませんでしたが、ここまで簡単に情報統制されると、ふがいないを通り越して恐ろしいです。今、本当に2002年? 1930〜40年代なんじゃないの?
  この飯島愛発言 はネットで流れてたんで見ましたが(確かに飯島愛はヒステリックに反応し過ぎだけども)、「あたしが守ってあげるから寺島さん、本当のこと言って!」という飯島(どうやって守るんだか……)に対し、爆笑問題田中が「どうやって守るんだよ! 無責任なこと言うなよ!」とうっかり突っ込んでるのは笑えた。本当に圧力かけられてるんだなぁ。
 いやな話題は忘れて、 コレ 読んでたら、「わざわざ特殊部隊による暗殺計画を新聞に発表するブッシュ大統領の神経がわからん」というのに笑った。ブラフである可能性も否定はできなくはないけど、先日読んだ特殊部隊の本に「本当に大変なのは上層の理解を得ること」とかなんとか書いてあったのを思い出した。どこでも最大の敵は身内にこそいるんだろうか?
 昨日 林氏 と晩飯食ってるときに「安永航一郎のマンガって、アレなのばっかなのにどうしてアレな割にいつもうまくまとめられるのかねえ」と聞かれる。うーん、確かにネタはアレなのばっかなんだけど、筋とかオチとかを見ると、案外とマトモなんである。人物やネタとかが最後までアレなんで、ぱっと見わかりにくいけどね。ドタバタコメディのわりに、あれもこれも、と欲張らず、どの要素も方向性が一定してるからなんとかまとめられるんじゃないかなぁ。と答える。だいたい下手な人ほど、目先の展開を変えようとしていろいろキャラクターやら設定をポンポンと作りだし、結局自滅する。ナニとは言わないが、アレとかソレとかな。
 昨日の野尻氏のサイン会のついでに、丸善で「クリプトノミコン」1〜3と、Sハンターの新刊を買ってくる。クリプトノミコンは、最初はやっぱり冗長っぽくて、とっつきが悪い。「スノウ・クラッシュ」や「ダイヤモンド・エイジ」でも同じだったなぁ、ニール・スティーブンスン。これを乗り越えればあとはガーっと面白くなるハズなので、まあなんとかがんばりますか。でも、出だしのしつこさに比べて、ラストがあっさりしすぎなのもこの作家の特徴なんだよなぁ。うーん。


2001年06月24日() 旧暦 [n年日記]

大陸浪人

 本日謎のイヤガラセグッズ購入。ある意味旬のものだけに時期をはずすと面白くも何ともないなぁ。さて、誰に送ってあげようか…
 本日の アギト はある意味今後のアギトとギルスの関係を決定付ける重要な話か。お互い変身前でも知り合いながら、お互いの正体を知らないままだからなおこんがらがりそう。しかしギルスが出てくると途端戦闘がドハデになる。 ジョン・ウー ? フィーラーはムチやヌンチャクってより「錘」的な使い方なのか。
  デジモンテイマーズ は子供向けのセンを抑えながらもきっちり面白く仕上げてる。小中構成、なかなかやるなぁ。
 ちょっと移動時間中に胡桃沢耕史「闘神」を読む。胡桃沢氏というと「とんでる警視」とかの軽いものの印象が強いのだけど(ってえかワシの印象がってことだな)、これは実在した「大陸浪人」伊達順之助の伝記。何でも胡桃沢氏は名刺に「注文随意 締切厳守」(どんな仕事でも受けます、締切は必ず守ります)と印刷していたそうで、これには舌を巻かざるを得ない。注文随意というのもすごいのだが、その上で締切は必ず守るというのだから。随意の仕事の中には、出版社が喜ぶ数が出るものも数多ではあったが、その一方でこういう骨太なものも書いてたから二重に吃驚。
 「大陸浪人」というのは、昭和の初期頃、アジア民族の自主独立や大陸での活躍を夢見て大陸に渡っていった若者たちのことを言う。それには華族や士族の非嫡子のような、食うには困らないが、出世の見込みや家を継ぐことがなく、身を持て余してた人物が多い。つまり、悪く言えば彼らの持て余した暇で増幅した勝手な夢で大陸に乗り込まれるのだから乗り込まれる方としては必ずしもありがたいわけではない。伊達順之助も、血筋的には嫡流ながら家系的に仙台伊達の傍流の宇和島伊達家の末子で、このでんに漏れない。が、少し変わってるのは別に必ずしも曖昧な理想のみで大陸に乗り出したわけでなく、行動が日本国内では収まらない規格外、まあ暴れ者過ぎてはみ出して大陸に行かざるを得なかったという事情がある。最初は有象無象の大陸浪人と同じく、大陸への漠然とした青臭い理想のみだった順之助が、朝鮮総督府、そして張作霖の軍事顧問と転々とするにつれ、彼なりにアジアの自主独立を真剣に考えていき、日本国籍を捨て中国人となるまでに到る。その姿勢は生涯変わらず、日本とアジアの掛け橋になる夢が破れた後も日本とアジアの将来を憂い、そして戦後戦犯として処刑されるまでを描く。
 順之助の一般的イメージと言うと馬上で活躍する馬賊というのが広く流布してるのだが、実際には順之助が馬賊であったことはない。あくまで時代錯誤の略奪集団だった中国の軍隊に徹底した軍規を持つ近代的方法論を持ち込んだ人物でもある。また満映の甘粕、石原莞爾など、当時の情勢を語る上で欠かせない人物らとの交流もあり、ただの腕力で押し通した乱暴者とは違うことがわかる。破格の人物の生涯を追うだけでも十分楽しめる。