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2011年06月28日(火) 旧暦 [n年日記]

[映画] 最近見たもの

  プリンセストヨトミ 。万城目学の法螺小説の映画化。原作と大筋は同じながら、尺の関係などから、いろいろと設定は変わっています。一番大きいのは、三人の検査官のうちの二人、鳥居と旭の性別が入れ替わっていること。これは、天然キャラの鳥居を綾瀬はるかにキャスティングするためで、キャラの性格付けもそれにより変わってます。が、一番大きいのは「大阪国」内の役割の設定かと。 原作では、大阪国に所属するのは男のみで、父親から息子に伝えられる、男の間でだけ伝えられる伝統……と思いきや、実は女も知ってる公然の秘密で、男同士のやんちゃを、大阪中の女が「しょーもないなー」と暖かく見守ってる、という構図だったのが、松平の過去にクローズアップすることもあり、男側の設定にシフトしてしまっている。その分、原作のなんかのほほんとした大家族的設定は失われたものの、映画として見る分には筋が通っている。
 ただ、旭が男になり、大阪国の設定が変わったため、旭の最後のセリフが微妙にはまらなくなってしまい、残念。原作では大阪の女同士のエールだったのが、映画では出来の悪いサスペンスの締めゼリフになってしまったかも。とは言え、全体的に見て飽きの来ない映画でした。

  そらのおとしもの 時計仕掛けの哀女神(エンジェロイド) 。空飛ぶパンツの大群の映像で一躍有名になった、非日常系ハーレムコメディアニメの劇場版。ところが半分は総集編でした……う〜ん。
 話は、原作でカオス編のすぐ後にあった風音日和編。桜井智樹に想いを寄せることを公言するという、ある意味希有な存在なのだけど、時折ある世界設定描写と密接に絡む存在として、映画の中心に。単品映画としては成り立たないものだけど、戦闘描写やらは相変わらずすごかったです。でもパンフが1200円など、相変わらずのオタクボッタクリ商売ぶり。地元の劇場も物販にめっさ力入れてました。(まあ、うちらみたいな吝嗇い客じゃ成り立たないから、稼げる時に稼いで貰わないと)

  マイキー&ニッキー 。1976年の映画なのだけど、ビデオで出回っていたらしいが劇場公開は今回が初の、ピーター・フォーク、ジョン・カサベテス主演の映画。ええ、そうです。ピーター・フォークの訃報を聞いていても立ってもいられず見に生きました。
 カサベテス演じるニッキーが、組織を裏切って窮地に陥り、幼なじみで親友でもあるフォーク演じるマイキーに助けを求めるのだけど、疑心暗鬼に陥ったニッキーは自分が呼んだにもかかわらずマイキーすらも容易に信じようとはせず、また、自棄になったかのような行動を見せマイキーを振り回す。一方、マイキーもニッキーに振り回されながらも彼を逃がそうとするが、実はマイキーも組織からニッキーの居場所を殺し屋に教えるように指示されていた。
 組織と友人の板挟みになり、組織にニッキーの行き先を連絡しつつ、ニッキーの逃亡を助けるという裏腹な行動を取るマイキーに、疑心暗鬼に陥り、自棄もあって我が儘放題をしながらも最後にすがるのがマイキーしか思いつかないニッキー、という、美しいとはいいがたい、でも、リアルに純な友情が描かれていて、ほろにがく、だけどどこか甘美な印象を与える映画。舞台立てがとてもシンプルで、二人の葛藤と慟哭にしぼられてるだけに、より強くそれを感じる。

  アリス・クリードの失踪 。登場人物は誘拐された娘と、二人組誘拐犯の計三人のみで舞台も主に監禁先の超低予算映画。入念に計画された身代金目当ての誘拐事件、と思いきや、ある事実がスクリーン上で明らかになるのを皮切りに、当初思ってたのと違う構図になり、裏切りと疑いが入り交じる泥沼の展開へ。それは誘拐事件にも影響し、順調だったはずの計画が、どんどん狂っていく……
 こういう低予算テイストが大好きなので(センスもいい)、個人的には楽しめたけど、こういうのは最近では受けが悪いのかも。でも、リメイクのオファーがハリウッドからあることからも、あっちの業界からはきちんと評価されてるよう。
 ちなみにポスターや公式サイトの印象と違い、アリスは画面上ではわりとぽっちゃりさんです。

[アニメ] 神知るII#12

  神のみぞ知るセカイII #12「サマーウォーズ」。駆け魂狩りも一段落で、ギャルゲの消化にいそしむ桂馬。その最中、いかにも外れな絵柄の、ワゴンセールで買ったゲームに着手するが、その崩れた絵柄のゲームのヒロイン、「よっきゅん」に思いもせずはまってしまう。

 ……原作見てた時は気付かなかったけど、「よっきゅん」の元ネタって、もしかして「メガネっ娘が存在し得ない顔パーツ配分」の、あの絵師のゲームなんでしょうか……っつーか前期最終回のエンドカードを担当してましたなぁ……
 こうしてアニメにされると、「作者、ホントにギャルゲ(エロゲ)が好きなんだなぁ」と思いますので、そういう方向で理解するのが一番かと。
 一応、しゃべらないのも含め過去のヒロイン(攻略対象キャラ)総登場で、それどころか以後攻略キャラたちも。今回は前期と違い、次シーズンは未定なようではあるけど……
 まあ、第一期OPと共に一応ゲームにしか目を向けなかった桂馬が「クソゲーの中に理想があったように、現実の中にも希望があるのかもしれない」と、「現実なんて、クソゲーだ!」という発言を踏まえてなんとなく「イイハナシダナー」っぽく納めてるけど、まあ、基本、桂馬は変わらないのだよなぁ。
 次期があるとしたら、ヒロイン(攻略対象)よりも、ハクアの契約者の方を是非見たい所存。桂馬も認める、「時間はかかるが、効率的」という、アレを。


2010年06月28日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][映画] 宇宙ショーへようこそ

 夏紀は将来の夢がヒーローという、過疎気味な村川村の祖父の家に引っ越してきたばかりの元気な女の子。両親が特産の山葵畑での慣れない農作業に勤しむ傍ら、夏紀は既に村に溶け込んでいた。しかし仲の良いはずの従妹の周(あまね)とは、微妙にぎくしゃくとしていた。というのも学校で飼っていたウサギのぴょん吉を夏紀が逃がしてしまい、ぴょん吉を可愛がっていた周にどう接したらいいかわからなくなってしまったせいだ。
 そんな中村で恒例の小学生だけの一週間の合宿が始まる。過疎のせいで全学年でも五人だけの学校だが、夏休みに子供だけということで子供達のテンションはいやがおうにも盛り上がる。
 だが、宇宙人好きの康二が見つけたミステリーサークルで、傷付いた不細工な犬を見つけた事から普通のはずの夏休みが一変する。
 実は犬と思ったのは犬型の宇宙人ポチ・リックマン。喋りだしたポチにビックリする子供達を前に、ポチは自分が地球にしか生えていない植物の研究にやってきたこと、その植物を狙った密猟者との戦闘で怪我を負っていた事を説明する。
 そしてポチは助けてくれたお礼を申し出るのだが、子供達は六年生がたったひとりだったため修学旅行に行けなかった清兄ちゃんのために、修学旅行に連れてってくれとお願いする。
 快諾したポチはアダムスキーUFO型の宇宙タクシーを呼んで一路月へ……クレーターやアポロ月着陸船に興奮する子供達だが、人類の知らない間に宇宙人の中継ステーションになっていた月の裏側に驚愕! なにもかもが見たことのない光景におおはしゃぎする。特に全宇宙に海賊放送されてる「宇宙ショー」には皆興味津々。しかし、宇宙ショーの花形スター・マリーを見るポチの表情は冴えない。
 あっという間に一日が過ぎ、いざ地球へ帰ろうとしたところ、思ってもいなかった事態が発生する。密猟者取締強化を申請したポチのレポートが予想以上の効果を上げ、早々に地球行きの便は運航停止になってしまったのだ!
 責任を感じたポチは迂回経路で彼らを地球に戻そうとするが、それには大金が必要。子供達も働いてお金を貯めようとするが、夏紀が持ってきた山葵が思ってもいない高値で売れてあっという間に資金が貯まってしまう。実は山葵こそがポチが研究し、密猟者たちが狙っていた伝説の植物・ズガーンだったのだ。
 ともあれ、地球に戻るお金が出来、子供達はどこか頼りないポチに連れられて彼の故郷でもあるプラネット・ワンにむかう。しかし、夏紀がズガーンを持っていると知った密猟者たちもそれを狙い虎視眈々とついて来る。さらに、密猟者たちの黒幕も動き出す。
 うーん、面白くないかと言えば、スロースターターながらそんなこともないんだけど、全体の感想となると今一歩感は拭えない。
 「かみちゅ!」スタッフによるぬるぬるぬめぬめした動きだとか、宇宙人たちのグロテスクだけどもユーモラスな造形だとか、比較的「どこにでもいそう」な子供達の喜びや好奇心や戸惑いだとかは、見ていて楽しい。けど、主題と「誰に見せたいか」がイマイチぼやけてしまってる。
 以下ネタバレ回避反転
 子供達が非日常に巻き込まれての冒険譚であるのは勿論なのだけど、話の展開の中心になるのは夏紀と周のわだかまりとなる。同居するようになって、年上であることを過剰に意識してお姉さんぶってしまう夏紀。一方周はお姉さんぶるようになった夏紀に違和感を覚えて、そんな態度をやめてもらうためにしっかりしてるところを見せようと必要以上に気を張ってしまう。
 その二人の間のわだかまりは、ぴょん吉の逃走で決定的なものになる。失敗を挽回しようとした夏紀は、「新しいウサギを買ってくるから」と口走ってしまうのだが、当然周の気を悪くしないわけがない。ただ、これが焦ったあまり思い詰めたのか、ぴょん吉への思い入れがなかったせいか……いずれにしても無神経と映るのは免れない。
 また、話のバックグラウンドとなるポチとネッポ・マリーの因縁も描写不足。両者が袂をわかったのは伝説の宝ペットスターを巡っての意見の違いのせいらしいのだが、ペットスターが何で、どういうものか、そもそもメッポたち宇宙ショーがペットスターを狙っていたとわかるのが相当後なので、一番大事な対立の軸が、最後の一騎打ちの会話で説明されるだけになってしまっている。
 後から考えると、夏紀と周のわだかまりもヒーローに憧れる夏紀が周の気持ちを無視し、護ってるつもりで周の気持ちを踏みにじってたからだし、メッポたちの行動も弱い生き物を独善で強く改造しようという、暴走した庇護欲が原因だった。最年長の清もみんなをまとめる立場ながら、「人の役に立ちたい」という漠然とした将来の夢を持ってるものの、とりあえずの夢としている医者に本当になりたいのか、まよっているのがポチの父の診療所を見て、具体的な夢へと昇華させる。
 敢えてこじつけるなら途中で出てきた銀河超特急の元ネタとおぼしき「銀河鉄道の夜」の「本当の幸い」をモチーフとしてるのだろうけど、どうにもイマイチテーマが話をまとめ切れていない(別にテーマなんか大上段に構えなくてもいいことはいいのだけど、話にまとまり感がないと散漫としてしまう)。
 見てるだけで楽しいからいい、というのであれば、別にそれを否定もしないのだけど。
 あと、演出や作りがアニメオタ向けなのか、一般向けなのか、イマイチわからずどっちつかずの印象を受けてしまった。一般向けとしては「オタクの考える『こういうもの』」といった印象が強く、オタク向けとしては一般向け演出の模倣と思えるところが結構目に付く。柔軟に受け取る人は受け取るのだろうけど、やはり中途半端には違いなく、きちんと考え抜いてない、というか、最初の思考の土台が何か間違ってたんじゃないかとも思える。結局の所映画ではなく「アニメのためのアニメ」になってしまってる。
 とは言え、丁寧に作ってあったし、楽しくはあったので貶める意図は毛頭ない。ただ、これだけの質でこれだけの手間のかかったものを作ったのだから、もう一歩……とは思えてしまい、そこが返す返す残念。


2009年06月28日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#19とディケイド#22

  シンケンジャー #19「侍心見習中」。仲間として皆に受け入れられた源太。しかし、流ノ介だけは、粗野で品のない源太の振る舞いに、彼が侍を名乗るのが我慢できない。源太はどうして流ノ介が自分を侍と認めてくれないのか理由がわからず、千明たちに相談するがやっぱりよくわからない。そこで源太は、黒子のふりをして流ノ介に一日中付き従い、その理由を探そうとする。それを知った丈留は一度は呆れて止めようとするものの、思い直してやるだけやってみろと許可を出す。
 黒子として一日流ノ介に付き従う源太だが、時計のように規則正しい流ノ介の生活に、逆に音を上げそうになる。そんなとき、ランニングの途中で女性の悲鳴が聞こえてくる……

 新規参入した仲間と旧来のメンバーとの絡み編。まずは順当に一番ソリの悪い流ノ介。源太とは無駄に暑苦しいところは同じなのだけど、性格はと言うとおおざっぱで江戸っ子な源太と、生真面目で品格を重視する流ノ介では正反対。件は邪道ながらも腕前と心意気は認めて共に戦うことは了承したが、やっぱり源太が調子に乗って侍ぶっているのは気にくわない。折角あこがれの侍になれたのに、どうして認めてもらえないのかと悩む源太だが、その解決策が、黒子のふりって……
 でも、トレーニングの流ノ介を源太が追跡中、外道衆による事件が。流ノ介と、実は流ノ介に正体がばれていた源太が現場に向かうと、骨のシタリとアヤカシ・オイノガレの姿が。ドウコクが地上で暴れられるよう、三途の河を地上にあふれさせるために結界内で12人の少女を生け贄にしようとしていたのだが、たまたま結界の近くを通りかかった二人は声で聞きつけてしまったというわけ。結界内で仲間への連絡が取れず、多勢に無勢もあってひとまず隠れることに。源太だけでもこの場から逃がそうとする流ノ介に、源太は「自分を他人扱いするな!」と食ってかかる。
 共闘することになったものの二人きりでどうにかするしかない、という源太に、「丈留たちが必ず来る」と断言する流ノ介。その理由は、時間にうるさい流ノ介が書の稽古の時間になっても自主トレに戻ってこなかったから……まあ、ここまで時計じみてたら立派なものですわな。
 次回は、今回ちょっと出てきた海老折神と烏賊折神の合体、「ダイカイオー」登場。スタイルはあんまり良くないような……シンケンオーとも合体するの?


  ディケイド #22「ディエンド指名手配」。世界は九つだけではなかった……ネガの世界でそれを知り、旅を続けることを決意した士たちがやってきたのは、ディエンドの世界。一見うららかな田舎町だが、そこには海東大樹の指名手配写真が所狭しと貼られていた。海東は一体この世界で何をしたのか? それを調べるために警察署に向かったユウスケたちだが、その世界の住人は異様なまでに親切。ユウスケは感動しまくるが、この世界での役割であるサラリーマンとしてとりあえず働いた士は、流石に不自然なものを感じる。
 そんな時、遅刻ギリギリで遅れそうな中学生が自転車で士にぶつかりかけ、挨拶もそこそこに立ち去ろうとする。だがそこに「この世界のルールを忘れたのか……」と姿を現したのは、ダークローチ。ディケイドに変身して中学生を救う士、そこに二人の男女が現れ、仮面ライダーランス、ラルクに変身、撃退する。だが、士がライダーに変身するのを見た村人たちはそれまでの親切な様子もどこへやら、鎌や鍬を手に、ライダーである士を排除しようとする。村人たちから逃げる二人の男女を追って士も逃げるが、二人は士を警戒して事情を話そうとしない。ただ、この世界はライダーを排斥しているということだけを帰化される。
 戻った士はユウスケが海東の話を聞きたいという警察の偉い人に会うというのを聞いて、自分もそれについて行く。ついて行った先にいたのは、エリア管理員会次官と名乗る男、海東純一だった。
 「海東?」
 「はい。海東大樹は、私の弟です」
 大樹はこの世界を破壊しようとした反逆者だと言う純一。もしなにか情報を得たら教えてくれと言う順一に、海東のことは毛嫌いしてる癖に何かうさんくさいものを感じる士。
 だがこの世界の親切に感動して警戒心をまったく抱かないユウスケがダークローチに襲われ、連れ去れれる。また、士たちも再びダークローチに襲われるが、その戦いの最中、ランスは大樹に襲いかかる。「純一がああなったのはお前のせいだ!」と。純一たちはかつては彼らと共に戦っていたのだ。そして、純一を救いたいという海東に耳を貸さないランスは、かつて大樹がローチたちの手下だったと、衝撃の事実を明かす。

 これまで士の事情を知ってるふうながらも「各世界のお宝を盗んで回る」という独自の目的のために動き、だいたい敵対したり、ごくたまに協力したりしていた海東。だが、この世界ではどうも海東の様子が違う。
 海東は極悪犯として指名手配されている一方、人々は異様なまでに親切。海東の謎もさることながら、あきらかにおかしいのだが……
 謎を探るうち、住人たちに親切を強要するダークローチ、弟を反逆者として追う純一、そして彼らの上に立ってこの世界を管理しているらしい「フォーティーン」……
 かつて純一と一緒に戦っていた慎=ランス、遥香=ラルクは、純一が豹変したのはかつてフォーティーンの下で働いていた海東のせいだと責めるのだが……海東も兄を解放しようとしているらしい。ディエンドの力自体そのために手に入れたようだし、他のお宝も、ひょっとしてそのために?
 一方、この世界に警戒心を抱かなかったユウスケは、老女に優しくする夏美をほほえましく見ていたのが「親切をしなかった」と見なされ、ダークローチたちに攫われ、思想改造をされることに……改造人間がNGが昨今、まるっきり初代ライダーの改造シーンですな。
 次回は「エンド・オブ・ディエンド」だそうで、海東退場じゃあ、ないよな……まだ2ヶ月くらい残ってるし。


2007年06月28日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんかボンボンが休刊とか言う話が……

  痛いニュースさんのエントリ からなんですが……いしかわじゅん氏の日記がニュースソースなのでまだ確定ではないのですが、 ここ近年の部数の落ち込み を見る限り、あながち根拠がないこととも言えないよう。迷走してるなぁとは思ったけど、ここまでだったとは。昔はタイアップがほとんどどくせんだったガンダムも角川に取られてイマイチぱっとしなくなったし。


 
「正義のための闘い」称賛=慰安婦決議案で米下院議長時事 )。で、その下院議長がどこからせっつかれていたかってのも報道されてたり。
中国系反日団体が圧力産経 )。結局金、ということがはっきりしすぎてるんで逆になんともしがたいってのがどうとも……広告で散漫に訴えるんではなく、影響力のある人間にピンポイントで行くべきなのでしょうね。なので 「広告なんか出して逆に反感を買った!」なんて言ってる
もいたりするけど、なに言ってるのかなぁ、という感じですね。この人たちの「政治観」にはパワーバランスというものは存在しないのかな? まあ言論の自由の日本ということで。


 
で、中国の反応zakzak )。米の批難決議に関しては、中国の方が洒落にならないはずなんですけどね……まあ、中国がそんなものさして気にしてるとも思えませんが。(気にしてないわけでもないだろうけど)


 で、もうひとつ中国がらみで あいかわらず外しまくってる「早い話が」毎日 )。本来はエスカレーターの上は歩いちゃいけないんで右よりも左よりもないんですけどね。つまり、「都がキャンペーンをしなくてはいけない」ってのは危険行為の推奨になるのでそもそもあるわけがない。習慣の違いを紹介したかったのだろうけど、変なバイアスがかかってるからこういう変なことを言い出すのだろうなぁ。
 北京五輪の場合、そんなことを気にしてるどころじゃなくなるだろうのが、まあ、ご愛敬というところですか。

[アニメ] 藍蘭島#13

  藍蘭島 #13「会いたくて、行人」。すずがなにやらこそこそ料理をしているのを見つける行人。聞けば、とんかつの誕生日を祝うために特大の冷や奴でお祝いをしようとしてるのだという。それでとんかつに内緒で豆腐を作っていたのだが、大きすぎて崩れ、なかなか上手く行かない。
 行人も手伝うことになったのだが、その行人の姿が突然消える。行人の荷物の中に女の子と写っている行人の写真をすずが見つけ、ひやかしに来たあやねがそれを見て「行人が日本に残してきた恋人だ」と言い出す。行人が日本に残してきた恋人のことを思い出して帰りたくなったのではとすずは気もそぞろだが、他の女の子たちはそんな行人をなぐさめていいところを見せようと集まってくる。

 行人が海を思案げに眺めていたり海に繰り出したりして行人が帰ろうとしてるのではとすずは慌てるのだけど、実際はにがりづくりというオチでした……って、にがりなしで豆腐作ろうとしてたの、すず? いや、凝固剤になるものがあればにがりでなくてもいいんだけど、すずたちの場合、漂流の時代的ににがりが主だと思うのですが……もちろん藍蘭島でも塩は作ってるだろうから、副産物として出来るはずだし。ちなみに個人的な経験から言うと、固まった後でちゃんと水にさらしてにがり抜きをしないと冷めた後にがりのえぐみが結構気になります。にがりが少ないと固まりにくいし、多いとえぐみを抜きにくくなるし、なかなか大変なのですよね。
 と、まああまり本筋じゃないところはおいといて(おいおい)、もうひとつのオチは写真の女の子は行人の妹の美咲だということ。とんかつと美咲の誕生日が同じだったということで里心がついたのは確かなのだけど、今はまだ焦って帰るつもりはなく、周りの空騒ぎ、というか行人のお騒がせ。美咲との「誕生日に一緒に買い物をする」という約束を守れなかったことも、手紙を入れた瓶を大渦の外へ投げることで、連絡がつくことを期待する。
 EDは特別仕様でとんかつのキャラクターソング。渡辺明乃の無駄遣い(笑)。
 次回は新キャラ登場っぽい。それにしてもからあげの声、渋いな。


2006年06月28日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ブラクラ#12(最終回)

  BLACK LAGOON #12「Guerrillas in the Jungle」。テロリスト・タケナカ編後編で最終回。一応自分の立場についてそれなりにふっきれたかのように見えたロックだけども、やはり日本社会からドロップアウトしたタケナカから「君に信念はあるのか?」と突きつけられて、わりと行き当たりばったりなことを思い知る。そいでもってレヴィに騙され吸わされたはっぱでバッドトリップ(笑)。そう前向きな奴とも思えないんだけどなぁ、そもそも。タケナカはロックに自分の立場について、どれだけ信念を持ってるか問い詰めるが、それも自身の信じたものをもはやかつてほどは信じられないからこそ。ただ、信じたものにすべてを注いだ過去の自分を信じる以外にない。息子の復讐というゆるがない動機があるイブラヒムと自分との違いを痛感しもしたのだろう。結局、タケナカは自分の信じるものは外にあるのではなく、「公共の敵(パブリック・エネミー)」としての自分の生き方にのみ見出す。ある種、怪物の誕生に見えるのは自分だけなのかなぁ。
 と、いうシリアスパートの底流があるんだけど表層はグダグダ(笑。ほめてます)。レヴィとシェンホァはキルマーク競争するし、レガーチはもうラリりまくりでグダグダ。「プレイメイツ軍の襲撃だぁ!」はホントにテレビでやるとは、ちょっと思ってなかった(笑)。
 最終エピソードとしてはシリーズの歯切れが悪い部分もあるのだけど、ひとつのエピソードとしてはそれなりに見ごたえがありました。唯一の心残りは「大地康雄」の名前が結局聞けなかったことだな……

[アニメ] シムーン#12

  シムーン #12「姉と妹」。ドミヌーラは突如、カイムとアルティの姉妹にパルを組むよう命令する。しかし妹のアルティを嫌っているカイムはそれに不服。命令には抗いようがないが、不満をぶつけまくる。そんなカイムを見て、彼女を慕うアルティは自分を責める。カイムがアルティを嫌うのは、ある事件がきっかけとなっていたのだが……
 うわ、妙に生臭い話だなぁ。姉妹レズってのもそうなんだけど(まあ、そもそも一定年齢まで少女しかいないんだけど)、カイムがアルティを求めた晩、本当にはなにが起こったのかってのは不明で、アルティが誘ったのか、カイムの弱気がアルティの同情を誘ったのかというのが……カイムは罪の意識ゆえに、その記憶を「アルティが自分を誘った」と無理やり意味づけていた。それをアーエルに指摘され、混乱するカイム。アルティも、幼いころ自分をかばってくれたカイムの力になりたいだけ、とネヴィリルに語るが、ネヴィリルは、「自分だけ強くなっても、本当の意味で相手を抱きしめられない」と返す。それはネヴィリルの後悔に根ざす言葉なんだろうか?
 カイムとアルティの関係は、ある意味ひと段落が着くのだけど、完全決着のハッピーエンドというわけではなく、それはアーエルとネヴィリルの関係にまで影響する?

[その他] ニュースとか

  楽天店舗、減少惨状…課金増に悲鳴、続々退店zakzak )。楽天の厳しい出店状況についてはたまに伝え聞くが、実際数字としても響いてたんだなぁ。自身をたとえた「楽市楽座」とは、逆のベクトルに向かってるとも思えるが……


  安倍晋三内閣官房長官、麻生太郎外相など、小泉後継の候補といわれる人たちの周辺からも“平和憲法の香り”は漂ってきません中日 )。いや、無条件肯定はいずれにせよしないけどさあ、とりあえず突っ込むよ? 「どんな香りだよ!」風の息遣いとか虫も都教委員のスパイに思えるとかとおなじ類か?


  ブログ上でWinFSの開発中止を表明PC watch )。え〜!? Vistaの売りだったはずなのになぁ。一応開発されたテクノロジーは他製品に生かされはするみたいだけど……Vistaの魅力は、わりと個人的にdown。


2005年06月28日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] 今日は軽く……

 ちと今日は飲みがあったので、あくまで軽く。
  まほらば 最終回。非常に綺麗な終わり方でした。怒涛のクライマックス! とは無縁だけども、逆にそれがこの作品らしかったとも。切羽詰った問い詰めに対してあの答えはぬるいっちゃぬるいんだけど、それがこの作品のテイストだしね。梢の他の人格も受け入れるってのは、非常に正しい結末だったかと。これは夕方の一般向け時間帯に流してもいい番組だった気がするなぁ。

  ゾイドジェネシス #12。わりとソツなく、という感じ。RPG的なところは否めないけども、ガラガが実はイメージに反して状況が読めるところとか、キャラの立て方が案外ときちんと取り回し出来ている。ちょっと主人公に好き勝手させてる部分はあるけど、周囲がちゃんとした大人ってのはそれだけで安心できるかも。

  ファンの皆様へ(sakusaku、ジゴロウ・ペパー(ご意見番)出演終了について) 。番組で権利関係でもめて、って話はたびたびあるのでその意味では「またか」なのだけど、ひたすら視聴者が無視されての顛末というのは腹立たしい。無論権利者の方はいろいろ考えた末の権利引き上げであろうし、むしろそれは支持する。腹立たしいのは、それに対する「儲け口」としか見ていない権利の収奪者に対してである。あまりにありすぎていまさらとやかく言うことではないかもしれない。それでも腹立たしい。

  サイパン島慰霊訪問の天皇夫妻に対する韓国人団体抗議に対する現地民のボイコット呼び掛けオーストラリアabc 英文)。ちと見出しだとわかりづらいけども、サイパンの太平洋戦争の犠牲者慰霊碑へ両陛下が慰霊のため訪問なされている。それにあわせ現地韓国人団体が戦争時の日本軍の残虐行為(具体的になにを指すのかは不明である。その根拠も。)のアピールをしようとしたところ、現地民がそれに対し、韓国企業のボイコットという形でカウンターアクションを起こした模様。
 細かく分析すると長々しくなるが、短く言ってしまえば、韓国人団体に対して「空気嫁」といったということ。だろうな。確かに空気読まなさすぎ。


2004年06月28日(月) 旧暦 [n年日記]

[読書] 在日・強制連行の神話/鄭大均

 ま、いつものアレだとお考えください。でもかなりお薦め。
 「在日は強制連行により日本につれられて来た者の子孫である」という「神話」を、実態との乖離、成り立ち、そして「神話」を声高に唱えるものへの批判と、順序だてて進めていく。
 「強制連行」の意味するものの曖昧さを指摘し、戦前戦中戦後の資料を引き、そして実際に日本にやってきた世代の聞き取り調査を載せ、「神話」とそのイメージを切り崩し、欺瞞を糾弾していく様は安定感がありかつ読み応えがある。特に、在日本大韓民国青年団発行の「アポジ聞かせてあの日のことを」からの引用は衝撃的ですらある。第二世代以降の在日韓国人による渡日第一世代への聞き取り調査なのだが、「無理矢理連れてこられた」という者はそれほど多くなく、あるいは食えなくなったため出稼ぎに、あるいは学問のため日本に渡ったという動機が多く見られる。中には正規の手続きではなく密航してきたと言う者も少なくない。これらは引用で恣意的に拾われている可能性もあり、統計的なものではない。それよりそれらのコメントには言葉の違いや差別に苦しみながら、あるいは割合恵まれた環境で働く、世界のどこにでも見られるだろう出稼ぎ労働者や移民の姿が克明に浮き出されている。
 鄭氏は劣悪な環境や差別や、強制的に連れてこられた人たちの存在を決して否定しているわけではない。しかし、それがすべてではないし、そういったものと戦いながら日本にやってきて生活基盤を築いたのは在日朝鮮民族の自発性であると主張する。そして「強制連行神話」の跋扈により無制限に被害者としての立場を取ることが可能になり、その立場に依存するのは、異邦の地にやって来てそこで生活を築いていく人々にとってはマイナスにしかならない、という信念が見える。おそらく氏が強制連行神話を糾弾する最大のモチベーションはそこにあるのだろう。
 そんなわけで、基本的に氏の語り口は引用元をはっきり示し論説は簡潔明快で非常に理性的なのだが、無責任に学術的にいいかげんな論で強制連行を主張する文化人に対してはかなりはっきりと糾弾している。
 在日への地方参政権付与や対韓国・北朝鮮の外交についていろいろ取りざたされているからこそ、読んでおきたい本である。
 金嬉老事件自体についても個人的に若干思うところがあるが、それはいずれ機会があれば。その機会はないかもしれないが。
 あと、この本に若干関連して 岡田民主代表「日韓両国で共通の歴史教科書を持つ必要があるのではないか」 (元は読売の記事。googleのキャッシュ)。無制限の被害者の立場を主張する韓国側と共通の教科書を持つべきと日本側の政治家が言っている現実に、少なからずぞっとする。

[映画][その他] 京極堂シリーズ映画化

  京極堂シリーズ映画化。主演は堤日スポ )。いや、主演とかなんとかよりか、榎木津役は阿部宏ですか。中村敦夫じゃないのか。ところで中村まこと役はもちろん藤田まことですよね?
 知人のところで紹介されてたので 火の鳥 の後番 ポワロとマーブル のキャスト見たら、一話のゲストが草笛光子じゃん! おせいさんでおりくさんですよ! 俺たちは無様に生き残ったんだ、無様に生きましょうや。

[必殺] 非道にたてつく紅い刃

 「必殺からくり人血風編」第二話。土左ヱ門は仲間の密偵とひそかに落ち合い、榎本武揚暗殺の密命を受ける。直次郎の元には中年女・お梅が尋ねてくる。色町に捨てられていた直次郎にとっては育ての親の一人。娘夫婦のところから飛び出てきて、飯盛り女に雇ってくれるところを探し、玉転がしの直次郎を頼ってきたのだ。さすがにどこからも断られて仕方なく白濱屋が引き取る。さすがに客も引くが山下という気の弱い幕軍の兵士を半ば無理矢理なじみにしてしまい、そこそこ上手くやっていく。しかし実はお梅の娘おさわの亭主はおさわにも内緒で官軍の密偵をやっていた。また、山下の仲間の悪い連中がお梅が小金を貯め込んでいることを知り、その小金を掠め取ろうと算段する。
 今回は浅香光代演じるお梅が主役を食っている。特に「品川心中」ばりのくだりには思わずニヤニヤ。しかし女の子たちに頼られながらも彼女らの斡旋先に苦慮する直次郎に、貯めた小金を貸し出す人情に篤いところも。そのふてぶてしくもたくましいお梅中心のユーモラスな前半が一転、そのお梅が小金のために殺されるというすさんだ時代ゆえの無慈悲な結末に。お梅から奪った金で白濱屋のつけを払う兵士たちに、怒りを押し隠しながらお梅の命銭を拾い集めるおりくの演技も良い。話はお梅中心の直次郎の側と、仲間の密偵が殺される土左ヱ門側との二つにわかれてるのだが、お梅の娘さわと榎本暗殺も絡めて要所要所で上手く話が分散しないようにしてある。巧みな語り口。また、直次郎の過去と土左ヱ門の密偵としての顔と、それぞれからくり人たちの素顔にもクローズアップしている。からくり人同士の不和も感じさせ、次回への期待をもたせる話。
 どうしてからくり人たちがお梅殺しの犯人を知っていたのかが謎だが、最後に隊列の中の山下が登場しているところを見ると、お梅殺しを知った山下が白濱屋に駆け込んだんじゃないかと思えて仕方ないのだが……


2003年06月28日() 旧暦 [n年日記]

いろいろネタはあったはずなのに

 雑事や仕事を済ませた後だと、すっかり忘れてしまうなぁ。メモはちゃんととっておかないと……
 ここんところ、NHK歌壇とNHK俳壇がビミョーに楽しみな土曜の朝ですが、和歌、川柳と俳句では、NHK歌壇の方がどうやら直観的に性にあってる気がする。季語とかなんとか、そういうルールは置いといて、5・7・5・7・7は「言葉」になるが、5・7・5では「文」を書くのがやっとという気がする。見てるだけで言葉の配置や選び方で雰囲気や含めるものがこれだけ変わると、いろいろ慧眼させられる。いや、マジで。
  t.A.T.u.、ミュージックステーション出演ドタキャンに対しテレ朝抗議朝日 )。まあ、抗議もするだろうなぁ。 来日イベントを企画したユニバーサルミュージックの企画イベントもドタキャンを危惧して中止産経 )だそうで。別にイベントとかは興味なくって「らしいなぁ」って程度なんですが、でも、「奇矯な行動でファンをがっかりさせるだけ」なのはやめて欲しい。同じ奇矯な行動でも、ファンを喜ばせることだってできるはずだし。
 ところで秋葉原でPVのゲリラ撮影をしようとして断られたらしい(許可取ってないから。渋谷でも断られたらしい)けども、 秋葉いつき と言い、露西亜人は秋葉原が好きなんか? つか、秘密裏でいいから許可くらい取れ。
  2ch軍事板 あなたのおじいさまの戦争体験を教えて スレの 480 の書き込み。まあ、今から見ると万歳連呼ってのはどうかって感じるけども、意図的に無視されてるのか、それとも無視されるように誘導されているのか、当時の米軍の行動ってのは間違いなく民間人の大量虐殺だったわけで(そうするに至った事情は当然それはそれで存在する)。身内に被害者や当事者もいないのでそれを今責めてどうこう、ってことはないですが、「虐殺を受けてる側だった」って認識って、多分ないのだろうなぁ……
 友人に TWO突風(トップ) ネタを振ったらほとんど誰も反応してくれませんでした。亜美ちゃんって言ったらゴツいオヤジストリートギャングの亜美潟ですぜ? ヒガチューって言ったら火達磨比嘉忠ですぜ? すいません、座羅月が妙に気に入ってます。こんな苗字ありえねー!
  さくら出版の原稿流出事件で弘兼憲史氏、まんだらけを提訴へ朝日 )。いや、新人・中堅漫画家の立場は弱く、原稿権利についてきちんと契約を取り交わしてない場合も多く、事件が起こっても裁判を行えるだけの経済的体力もないので、大御所漫画家が動くってことは、非常に良いことだとは思うのですよ。でも、これってまんだらけを訴訟してことが済む話なのかなぁ、と思う。ちと盗品の古物売買に関する法律を色々調べたけども、盗品と知らずに買い、店頭に並べたことに対する罰則は当然ない。遺失(盗難含む)した古物の無傷の返却は、遺失から一年以内なら可能のようだけども、今回の件は少しそれとは様子が違うように思える。漫画家の権利をしっかりさせなきゃいけないとは思うけども、それが誰かの権利を抑圧する形でないことを願う。
 それと、この件に関連する話題でちと気になることを耳にしたのだけど、アクションで「女子校生」を連載してる「大島永遠」女史って、まさかとおもうけど、大島やすいち氏のお身内? つか、具体的に御息女? それっぽい話を小耳に挟んだだけで、事実関係が全然つかめないのですが……全然違ってたらどうしよう。
  首締められてナイフで反撃は正当防衛に認められず中日 )。いやー、状況がわからないのでなんとも言えませんが、 首締められて冷静に「あ、ナイフはやりすぎだな」なんて状況判断できる とでも思ってるんでしょうか、警察は。イラクの自衛隊派遣について火器携帯とか交戦規定をぐたぐた言ってる人たちと似ているような気が。
 注文していた Let's note light W2 がようやく届いたと、PCショップから連絡が。遅いですよ? まあ、サービスを付け加えてくれるなら良しとしましょうか。宅配便で送ってもらって、明日届くように手配。設定してる余裕あるかなぁ。
 それと、「不定期日誌の人」とか言われても、なんつか、中の人などいませんよ?
#「感染るんです」が連載して何年もしてどうしてこのフレーズが流行るんだか。


2002年06月28日(金) 旧暦 [n年日記]

少し頭を冷やしながら

 「自分の無知に気付かない、気付こうともしない」と指摘されたけども、実際のところ、頭が冷えてきて部分的には気付いてきている……と思う。おそらく、全部ではないけど(すぐに気付くのであれば、そもそも愚かな言動など繰り返さない)。要素要素だけの段階なので、思いつくままに羅列。
  • ひとつの情報が信用できないからと言って、もう片方の情報が真とは限らない。
  • 根拠なく、あるいは薄いまま一方の情報に入れ込むのは、もう一方に入れ込むのと結果的に変わらない。
  • その場合、「どちらを正しいと思うか」は「なぜそれを正しいと思いたいのか」ということでもある。
  • 「踊らされる」ではない。「踊っている」である。責任の所在はどこにあるか。
 実際的な話としては、
  • ひとつには、これまでマスコミ、教科書などの言葉を無反省に取り入れてたことにより作られた無意識的な虚像。
  • それは、一種の思考停止である。理解の努力の放棄であり、それは韓国側となんら変わらない。
  • おそらく、韓国の真実はどれも正しくない。あるいはどれかが正しいかもしれない。自分で調べ、演繹的に推測し、間違っていると思われる情報を排除し、この責任で組み立てるしかない。
  • 「何も信用できない」では生きていけない。どれを信用するか。
  • どの情報を選択し、ふるいにかけるか、かけないかは自分の自由であり、また自分で責任を取るしかない。
 うーん、まだ言いたいことはあるはずなのに、まだ言葉になってこない。情報も、情報の分析も足りない。少し待つしかない。

最近のキーワード

  パクリ王国 。まあ、なんとなくナニを探してるかはわかるけど……
  PFA+分子構造 。生理学実験のテキスト読んでください。
  心臓 右軸変移 。すいません。右軸 偏位 でした。

その他

  七人のナナ 最終回。オイオイ、半年引っ張ってこのオチかい! と思わず吹き出してしまうラスト。と、言いつつ実はむちゃくちゃきれいな落とし方&まとめ方。この落とし方のためにすべてきちんと組み立てられていた。うーん。すごい、としか言えない。中盤で作画が荒れ、少し話も中だれ気味になったのが少し気になった番組だったけど、それ以外は文句のつけようがない。DVDには未放映の26話目が収録ということだけど……やっぱ後日談になるのかな?
 ラーゼフォンとか.hack//SIGNとかも見たけど、半徹夜でちょっと疲れてる。また後日。

追加

 昨日、「韓国のことはまだ嫌いじゃないと思う」と書いたのは、ひょっとしてこの国とは、まだ好き・嫌い以前の段階なんじゃないだろうか、と思ったからです。その他のいろんな感情がごちゃまぜで、それがどういうものなのか、これ以降影響しつづけるかがわからないので、曖昧な書き方をしたわけです。正直言って、本当にまだ好きか嫌いか、わかりません。それはかの国をちゃんと知ってからの話だと思う。そういうことです。


2001年06月28日(木) 旧暦 [n年日記]

「(ぉ」撲滅推進週間

 ネットでのテキストには独特の文化があって、スマイリーマーク(「(^_^)」とか「:-)」とかの顔文字)や「(ぉぃ」とか「(笑」とかの表現があるわけっす。
 これもコミュニケーションツールという意味では一種の言語と言えば言語で、雰囲気や意志を伝達する以外に、スラングとかジャーゴンのように「同じ文化圏に属してる」という認識子でもある。ファッションとかと同じ。町中で外見見れば誰が同じ価値感を共有する文化圏に属してるのがわかるように、文章を目にすればどんな文化圏に属するかが判別できる。しかし、こういったものは認識子、言語としての意味以外にも目にして単純に「うざい」「うっとうしい」「センス厨房」(2ch用語。厨房=中(学生)坊(主)、転じて精神的お子様)といった感想を引き起こすこともある。特に異なる文化圏に属する人間が目にして、何度も何度も工夫も何もなく使われてるのを見ればバカにされてるのかと思ってしまう。そりゃ私も使わないわけではないが、一応相手によって使ったり使わなかったり、使うにしても頻度を変えたりとかそれなりに注意はしてる…つもり。
 特に「(ぉ」とか「(おい」とかは、要は自己突っ込みなのだけど、何度も何度も同一文章内で繰り返されてるのを見ると、まるでTV番組でつまらん芸人の芸に笑い屋の自動的な笑い声の効果音がかかってくるのを耳にするのと同じで「こっちは面白くもなんともないんじゃ!」とちゃぶ台の一つもひっくり返したくなってくる。
 「使うな」ではない。「少しは使いどころを考えろ」ということだ。こういうのも結局センスなのよ。
  PS2 Linux Kitハードウェアレポート に続いて 実際に動かしてみたというレポート 。基本的に普通のLinuxらしい。そりゃそうか。でもLinuxのCD-ROMが読めないのは痛い。
 関東では既に 光ファイバー通信が秒読み段階。おまけにADSLも値下げ だそうな。うらやましい。通信速度も最大帯域ではなく、実用帯域に言及してるのはさすがにNTTも分かってきたということか。
 ちと「レナモンはメスか?」という疑問に自分で答えるべく、検索で調べたらデジモンは生殖としての意味での性別は存在しない(データにしか過ぎないから)が、性格設定上は女ということになってるらしい。ストイックでクールな女戦士。吉原昌宏氏の描くキャラみたいやね。おまけに同性愛者だったりして。
  パワーパフガールズ は身体が入れ替わってました。(見てない人にはわからんぞそれ) なんつーか、間の取り方が非常にいい。アクションもチャーリーズエンジェル的で笑える。次回からは時間帯が移るのだけど、後番は個人的にはどーでもいい(どうでもよすぎる)ので見ないでしょう。
  ムリョウ は相変わらずペース配分が良すぎ。NHKというスポンサーがバックについてるからというのもあるけど、作画の安定だけでなくって展開のテンポ、キャラの見せ方も上手くはまってる。イチオシとかいう番組ではないけど、まず見て損はないという出来。