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2012年06月02日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] アキバレンジャー#8と君と僕。2#9

  アキバレンジャー #8「痛戦隊、解散。」。再度妄想世界の壁を破り現実でステマ乙の怪人と戦ったアキバレンジャーたち。本物のヒーローに近づいたことを無邪気に喜ぶ信夫たちだったが、博世はとある懸念から彼らの変身アイテム・モエモエズッキューンを取り上げてしまう。
 そんな折、再び塚Pからの連絡があり、公認戦隊になるためなんとしても再度アキバレンジャーになろうとする信夫だったが、それに対し他の二人はあっさり現状を受け入れてしまう。
 アキバレンジャーを諦めきれない信夫はコスプレまでするが完全に空回り。しかし博世のところからズッキューンを盗み出すなど正義の味方としてできないと悶えるとき、浮浪者風のおじさんが信夫にモエモエズッキューンを手渡す。胡散臭さを感じるものの、再度の重妄想への誘惑に抗えずズッキューンを受け取り再度重妄想する信夫だったが……

 折り返しも過ぎていよいよ敵の全容が……っつーか、矢尾一樹なにやってんの!w モエモエズッキューンを作り、アキバレンジャーのお膳立てを整え、さらに彼らに妄想の壁を破らせるよう仕向けたツヅキタケヒロあらためドクターZ。それが葉加瀬博世の父なのは既にわかってたことだけど、葉加瀬がズキューン葵の主役声優、十夜月朱里って、え? いきなりすぎません? っつーか、葵の話題に妙に距離を置いてると思ったら……
 しかもドクターZとの間の確執の理由が葵の声優に選ばれたから? なんて痛い家族なんだwww
 まあ、ドクターZはクリエイター志望で葵の初期設定に関わりながら人格に難がありすぎて制作から外されたんで、いろいろ鬱屈してるんだろうけど。
 そして、いろいろ大変な事態を起こしながらもこれまでのお遊びの延長線上の感覚が抜けなかった信夫たちだけども、それが敵の罠だったことを知り、その結果現実世界が大変な目にあってるのを目にして、変身も出来ないのに敵の神田アルパカに立ち向かう。でも神田だったらもんじゃじゃなくカレーかそばじゃね?
 その信夫の過剰な想いに応えるかのようにただのフィギュアだったはずのズッキューンが反応、なんと現実世界で重妄想してしまう。妄想世界での変身は戦隊伝統のバンクシーンだったけど、現実での初変身はゴーバスターズや平成ライダーのような通常のアクション・立ちポーズからの変身。アキバレンジャーのくせにかっこいいんですが???
 なんだかルサンチマンを溜め込みすぎたオタクの私怨的な背景みたいだけども、オタクの変身願望から本物のヒーローになってくって展開は、やっぱ結構じわじわと来ますな。
 正直イロモノ企画としか見てなかったけど回を追うごとにどんどん面白くなってますな。あとモモーイ自重w


  君と僕。2 #9。祐希の初バイト。は、いいんだけど、やってることがちょっとひどい。笑えればいいんだけど、仕事や客をないがしろにしてるだけなので笑えない。もっとひどいのはファミレスの店長。バイト初日の新人に指導役も付けずいきなりオーダー取らせたりとかしておいて、バイトに責任を問う、って、それは完全に管理職失格です。っつーか無能の域。法的に言っても、初日クビはまだしも、使用者責任があるのでバイト代全引きは違法だし、無能の証明。そんな人間が労働について語っても説得力の欠片もない……WORKING!みたいに徹底的に開き直ってダメ人間ならギャグになるのだけど、変にいい話にしようとするので不快感が出てしまう。
 ぬるいコミュニティを描く趣旨の作品で現実の厳しさを描くのは難しいですなあ。


2011年06月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ああ、なるほど

 内閣不信任案、不成立。この結果自体はさほど驚かなかったし、直前になって小沢氏が「自由投票にする」と方向性を切り替えたのもさして意外ではない。自由投票と言っていても実質「反対に入れろ」と言ってるも同然で、ちゃぶ台返しもいいところ。小沢氏が離反を口にするということは、これはかなりプレッシャーを意図しており、そのプレッシャーに相手が屈した場合、立場をあっさりと変えることは想像がついていた。
 その相手とは、間違いなく菅首相だろう。明確な期限を切ってないとは言え、退陣を口に出したのはそれだろう。しかも仙谷氏が首相の辞意を明確に否定した直後に。
 けど、行動は予測できても意図と目的がわからない。なんでだろうと思ったら、今日の結果を見てなんとなく納得。今回、小沢氏の一人勝ちである可能性が高い。そうじゃないかもしれないけどね。
 まず、基本的に小沢氏は今選挙をしたくない。小沢氏が落ちることはまずないが、急造の小沢チルドレンたちは多くが落選になる。となると、数が力である国会で大きな損失になってしまう。しかし現在も蟄居状態で、民主が政権を持ったまま菅・仙谷勢力の力を殺いで自分の影響力を伸ばしたいのは間違いない。
 今回の結果を見ると、完全にその布石が出来ている。
 仙谷氏の首相辞意の否定の一時間後に首相が辞意を漏らしてる。これは、両者の離反がかなり進んでるという印象。仙谷氏がいないとまともに運営さえ出来ない菅氏と、菅氏がいないと自身には首相になる求心力がない仙谷氏。両者は共生関係なわけだけど、その仲は決して良いわけではない。おそらく解散総選挙になっても小沢氏との和解を拒んだ仙谷氏と、それを無視して小沢氏への降伏を決めた首相、という図だろう。
 菅氏としては「震災対策が一段落つくまで」としか言っておらず、「まだ震災対策は一段落ついていない」とずるずると居座り続けられるという腹だろうし、多分何もなければそうするだろう。そこはどうなってるのかはわからないけど、小沢氏がそれで手打ちにしたということは、曖昧な言質以外の何かの担保があるだろうと推測される。ただ、その何かがわからないのだけど。
 そして、うかうかと小沢氏に乗せられ、大損をしたのが自民党。あと任期まで二年以上あるのに、「天下の宝刀」たる不信任決議を使ってしまったのだ。
 小沢氏がここからどう盤面を塗り替えるつもりなのかはわからない。だが、もしそれが成功したら、小沢氏の天下になるだろうね。自民党にはもう不信任決議はない。党内の旧社会党や菅派閥が小沢に 反発しても、自民との大連立を言い出せば良い。自民としても不信任ができない以上、菅よりはまだ小沢の方がマシと乗るしかない。それをちらつかされれば、反対勢力も押さえ込めるし、自民か、その他の党と連立してもいい。どうとでも抑えられる。
 社民党、共産党が今回の決議を欠席したのは、泥沼政局の茶番だからではなく、どう転んでも自分たちには旨味はない、むしろ批難されるリスクしかないことをわかっていたからだろう。賛成しても泡沫政党ではいつ切り捨てられるかわからず、反対は民主に擦り寄ったと思われるし、特に社民は一度関係を切った以上体面にかかわる。妙な体面にこだわるからなぁ。
 おそらく逃げ続けようとする菅氏をどう辞任においやるか、の部分があれば、まあ多分この通りのシナリオになるんじゃないかと思う。
 しかし、ホントに姿をくらませてたと思ったら予測もしてない戦況に塗り替えるよなぁ。善し悪し、好き嫌いはともかく。


2010年06月02日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 鳩山首相辞意表明だそうですが

 特に感想もなし。選挙対策の人気回復が主な理由(あと、鳩山氏がヘタレた)なのは目に見えてるし。むしろこれで何か好転するわけでもないのに、「もうちょっと民主政権に期待してみようかしら?」なんてのがそれなりに出てくるんだろうなぁ、って方が気が重い。
 総選挙まで居続けた麻生氏に比べれば潔い、なんてトチ狂った意見も多少聞こえないではないですが、あの時、リーマンショック直後で、しかもすぐに補正予算、次年度予算の審議に入る状態で、民主政権が政権取ってたら、さぞかし素晴らしい国会運営になったと思ってるのでしょうね。現状を見てそう思える理由がわかりませんが。
 ま、それでもそれなりに感慨がないわけではないので、去年の衆院総選挙から日記に書いた要所要所のコメントを振り返ってみると……

  それでは三ヶ月後の反応、主にマスコミの報道を楽しみにしております。 (2009/8/30)
 まあ、これは選挙前日ですが、その三ヶ月後のコメントは……

  風向きが変わってきましたかねえ (2009/11/14)
 正確には二ヶ月半後ですが、補正予算凍結により景気回復に水を注され、まともにそれに替わる景気対策を行わなかったことへのマスコミの反応ですね。その後、自民の決定ほぼそのままの対策案を提出、可決するのですが、なんなんだかなぁ。

  もういい加減KY連呼はどうかと (2009/12/21)
 そう言えば、「KY」って言葉、すっかりマスコミでは見られなくなりましたね。「 本当に空気が読めない 」というものがどういうものか、どんなに恐ろしいことか、わかったからでしょうか? 空気が読めない以前に自民党への反発しかなかったんですが。

  なんか疲れてきた (2009/12/23)
 この頃にはわりと政権バッシングの記事も増えてきましたが、叩く内容が「前から言われてたことだろ」というものばかりで、流石に私も疲れてきてたようです。はは……

  「2020年までに環境、健康、観光の3分野で100兆円超の需要を創造して400万人以上の新規雇用を創出する目標を提示。」 (2009/12/30)
 そういえばこんなこと言ってたって、私もすっかり忘れてましたわ。多分 鳩山氏本人も忘れてる んじゃないでしょうかね? 流石にこの頃はマスコミも「具体性がないが、大丈夫か?」という、否定と不安のニュアンスが強かったですが、そういう問題ではなかったことは、今になってみればご理解いただけたことと思います。

 まあ、明日以降の報道と民主の動向がどうなるか、期待せずに楽しみにしております。


2007年06月02日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 先日の話の続き

 あちこちを見ていたら、松岡農相の自殺について こういう話行政調査新聞 )を見かけた。この話が本当か、というのは勿論あるのだが(勿論、安倍総理が松岡氏を殺した、と同様に疑ってみなければいけない)、そういった事情があるのならば、安倍内閣が松岡氏を下ろすわけにはいかなかった、というのも道理だしわかる。松岡氏が農政に関し太いパイプをあちこちに持っていたというのはどうやら本当らしいし。
 そうなると「安倍内閣に逃げ場を奪われた」という主張も、一面的なものに過ぎないことになる。もちろん、これは「この話が本当なら」という仮定の上での話ではある。でも、不透明なまま糾弾を行う、ってのは、ちとなんだよなぁ、と思う。特にマスコミ、野党など糾弾側にいたっては、その意図が公益のためだったのかという疑いもあるということだし。(元々ほとんど建前にすぎないのはわかっているけど、辞任させた場合と継続させた場合、どちらが公益が大きいか、ということを見据えていたのか、どちらが大きかったのか、という視点も必要になる、ということ)
 いずれにしても、自分もだけど、なにもわからんうちからごたごた言うのは拙速ではありましたな。見えないところを「見えない」と意識するのは、やっぱ難しいですわ。日々精進ですね。

[その他] 昔のSFみたいだ……

  世界初、完全再利用ロケット開発へ 宇宙機構グループ朝日 )。「  発射から2分半で高度100キロまで上昇した後、スペースシャトルのように滑空しながら降下。全地球測位システム(GPS)などを使って、打ち上げ地点に自動的に戻る。着陸時は機体を垂直に戻し、4本の脚で接地する。」だそうで……昔のSFに出てくるロケットみたいだ。(まあ、発想の大元はそこなんでしょうけど) 実際のコストダウンに繋がるのかなぁってところはあるけども、面白いのでアリの方向で。


  英BAE、三菱重と戦闘機の生産ライセンス供与で交渉朝日 )。これも米に対する揺さぶりなのか、本気なのか……本当にユーロファイターが選定されたら、それはそれで面白いですけどね。


 アニメ話だけど、現在 RED GARDEN 全話が一挙無料配信だそうで。と思ったら こんなOVA が……って、 全員キャラクターが裏返ってる!?

[アニメ] 電脳コイル#4

  電脳コイル #4「大黒市黒客クラブ」。優子の転入した翌日に、同じく転入してきた勇子。メガ婆に依頼されたフミエは勇子の目的を調べようと探りを入れるが、相手にされない。ガキ大将のダイチも自分の「大黒市黒客クラブ」に勧誘するが、これもつれなくされる。
 勇子の態度に腹を立てたダイチは電脳で嫌がらせをしかけるが、「暗号屋」の勇子にかなうわけがなく、返り討ちにされる。それでも給食をこぼす、など、執拗な嫌がらせの果て、放課後に電脳戦を仕掛けることを画策する。
 そんなダイチたちをよそに、優子は勇子と仲良くしようと接近するが、勇子は拒絶。
 のみならず勇子は、「前の学校でイジメに加わっていたか、受けていた」という優子の秘密を看破し、その事実を突きつける。

 子供たちの無邪気な電脳遊び、では済まないもうひとつの要素が出現。優子のやたらとフレンドリーな態度は転校したてだから、ということばかりではなく、前の学校でトラブルが起こっていたことが原因とわかる。それを「イジメ」と勇子は看破するが、してた方か、されていた方なのかは不明。なんとなくだけど、イジメを見て見ぬふりをした上、強要されて加わったことがある、ってところかな。
 勇子は必要以上の干渉をして欲しくないと、優子たちだけにではなく、誰にもつっけんどんな態度を取り続ける。その態度がダイチたち「大黒市黒客クラブ」の反感を買い、放課後に電脳戦を仕掛けられることに。ダイチたちのアイテムは直進ミサイルの「直進くん」に、ちょっと高価な自動追尾ミサイルの「追跡くん」、「カンシャク玉」など、攻撃的なものばかり。ネットの電脳駄菓子屋でアイテムを購入してるそうだけど、大丈夫かいな。
 結局勇子はダイチたちの使っていたツール、電脳ペットやアイテムを送り込めるゲートを好きな場所に開ける「ショートカット」を解析し逆用。ダイチたちの「追跡くん」を奪取して、偽情報で旧理科室におびき出し、返り討ちに……しかし、この戦闘に乗じてフミエが勇子の情報を得ようとクラッキングを仕掛ける。「イマーゴ」という、思考するだけで電脳メガネを操作できる隠し機能を駆使する勇子に苦戦するフミエだが、意表を突いて「ショートカット」を使うことで、勇子の情報を引き出すことに成功。データは壊れていたけど、中には都市伝説になっている電脳中の万能の存在「ミチコ」の名前が……勇子の目的?
 今回も面白かったけど、メガネは休み時間中は上げて使ってなかったかと思うと、授業中は下ろしてたり、どういうルールなんだろう? あと、メガネはお年玉二年分ということも判明w 結構高価なものなのだなぁ。

  あ、 電イルは 6/16に#1〜5を連続再放送 するそうです。どんだけ力入れてるんだ、NHKw
#しかし意外と見られてないのだなぁ、電イル。


2006年06月02日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] やる気なさ杉

 おそらく個人情報収集目的の、「逆援交」系のスパムメールが持ってるメアドのうちの一つに矢鱈と届くんですが(もちろん読まずに、というかダウンロードすらせずに捨ててる)、最近届いたのが、差出人名の部分が「あなたの名前」でした……
 多分、メーラーの設定でデフォルトでそうなってるのを、編集せずに使ってるんでしょうね。いくらなんでもやる気なさ杉。 送信元偽り、出会い系サイトメール送信 会社員を逮捕朝日 )なんてふうに、逮捕される場合だってあるんだから、もっとパリッとしようよ。パリッとされたところで、別に読みはしませんが。


  ワールドの記事 「前法王の列聖急ぐ」ローマ法王が表明 ( CNN )。なんだか認定早過ぎねえっすか? あと、確か聖人は二回の奇跡を起こしてないといけないと聞いたような……奇跡認定自体が普通なら大変だと思うけど。実はその辺(規約)はフレキシブルなんかな?


  共謀罪、民主党は採決応じぬ方針朝日 )。今朝は 共謀罪法、民主党案受諾へ 与党一転、今国会成立も と報道されてたのに、なんじゃそりゃ、という感じでわけわからん。民主は自分たちも採決を受け入れないような案を提示してたのか、ってのはともかく(ま、民主ってそういう党だし)、自民は元々民主がこう出ることを予測してたのか、その狙いはどの辺か、とか。

[特撮] ガタックについて

  先の日曜の日記 で「ガタックは映画オンリーのライダー」と書いたけど、違ったみたい。HypperHobbyその他によると、テレビでも出るようです。しかも装着者は 加賀美らしい。マジっすか? あと、アフターストーリーってのも違って、アナザーワールドの話になるらしい。
 映画オンリーのライダーはヘラクス、コーカサス、ケタロスの三体で、それぞれヘラクレス、コーカサス、ケンタウロスオオカブトがモチーフ。でもマスクドモードは発表されてなかったり、ゼクターの装着位置がザビーと同じく腕だったり、武装等が共通だったり、なんだか変な感じ。

[アニメ] .hack//Roots#9とゼーガペイン#9

  .hack//Roots #9「Melle」。いよいよクライマックスに向けて、それなりに盛り上がり。ハセヲたち黄昏の旅団はキー・オブ・ザ・トワイライトの鍵となるウィルスコアを集め、入り口となる五本の塔にやってくるが、それはTaNの罠。俵屋の持つコアを奪おうと戦いを挑む匂坂に、脱退しながらも旅団のことが気にかかるBセット、オーヴァンを狙うゴードと、全員集合。つか、Bセットってずっと「ビンセント」だと思ってたよ……名前が適当すぎだ……ゴードはゴードで、「ありもしないものを探させられた」とオーヴァンを恨んでるのに、「キー・オブ〜」の取得と邪魔しようと現れたり、変だぞ、お前、と思ったら、ハセヲと戦ってるうちになんだかわからないまま裏切り御免、もとい旅団に復帰。お前、ただのツンデレか!
 TaN、というより直毘の目的は、キー・オブ〜を横から奪取することではなく、オーヴァンのキャラクターデータ。TaN自体もその目的のためだけに作られたギルドらしい。しかも俵屋は使い捨てっぽい。運営サーバーに不正アクセスとかもしてたりして、こいつらなんなんだろうなぁ。俵屋は妙に味があるから、無事でいて欲しいんだが。
 ただ、SIGNと違ってRootsは主人公も共通のゲームの前日譚なので、ちゃんと終わるかどうかが……


  ゼーガペイン #9「ウェットダメージ」。真実をすべて受け入れ、偽りとはいえ日常生活に戻るキョウ。廃部寸前だった水泳部も、元の仲間二人にシズノが入部し、廃部回避の五人まであと一人になった。キョウは難しい作戦への参加と引き換えに、シマに水泳部廃部決定延期を申し出る。不思議にそれをたやすく受け入れるシマ。そしてクリスとアーク夫妻も、条件として舞浜サーバー内に入ることを申し出る。しかしキョウがクリスたちから聞いた話は、キョウには衝撃的なことだった。
 様子がおかしかったアークは、やはり「壊れかけ」の模様。サーバの性質上、転送時にデータの複製が行われず、転送時に少しずつデータのロスが発生する。通常それは補正可能の範囲内なのだが、アークは過去に転送事故が起こり、記憶データに重大な被害を受け、転送ダメージが蓄積していくようになっていた。「自分はそのうち死ぬ」と告白するアーク。そしてキョウも、過去重大なダメージを受け、過去の記憶の大部分を失ってリメイクされたことを知らされる。
 それは十分予想の範囲内だったのだけど、シマとミナトのやりとりからすると、どうも舞浜サーバ内はやはり「夏休み」は越せないらしい。多分、破滅が起こり始めるまでの時期しか繰り返せないのだろう。次回、どうもその関連の話になるようなのだけど……


2004年06月02日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 迷惑な発言

  著作権法改正――「原案通り可決」の可能性高まるITmedia )。「(CDの輸入が阻害されるような事態は)まず起こらないだろうと申し上げる」そうならないという保証は誰がするのだろう? 法文では明らかにない。五大メジャーレーベルも実は全然保証の言葉など口にしていない(言質取られる下手は打たんわな)。この依田とかいう奴(エイベックス代表)か、文部科学大臣(河村建夫)・文化庁か? 責任の取りきれん発言は迷惑だからしないで欲しい。
 これでコンテンツ大国とか寝言言ってるんだから勘弁して欲しい。お上は海底油田とメタンハイドレートの確保の方に注力してくれ。

[マンガ][その他] 著作権法修正案(予想通り)無事通過

 あ、「無事」ってのは当然嫌味ですんで。
 詳しくは facethemusic さん参照。予想通りとはいえ、ショックはないがあまりのバカバカしさに腹が立つやら悔しいやら。で、怨みごとでも書こうかと思ったが、 今月の「コミック乱」 の「風雲児たち 幕末編」が、なんだかこの状況にいろんな示唆を与えている気がするのでそれを紹介する。
 ペリーが二度目の来日を果たし *1 、日米修好通商条約の折衝中、米国の小笠原諸島領有権を主張しだした。日本が小笠原を発見し、過去殖民を行っていたとする古文書はあったが、国際的に通用する記録を求められる。当然鎖国の日本にそんなものがあるわけもなく、困り果てた幕府を救ったのは、一冊の本だった。これは大学者かつ寛政の三奇人の一人林子平がしたためた書物で、「 三国通覧図説 」という。実は幕府から焚書を食らっていたこの本が、有志の蘭学者の手により海外に渡り、フランスで出版されていた。この蘭学者が前野良沢らと共に「解体新書」を訳出した桂川甫周。そして海外に流出した「三国通覧図説」は日本からの漂流民などの協力により翻訳、パリで出版された。
 皮肉なことに小笠原諸島の領有を救ったのは、幕府が弾劾し、焚書を行った人物と、それをひそかに海外に流出させた人物、そして幕府が帰国を認めなかった漂流民だった。 *2
 この話をどう受け止めるかは、個々におまかせしたいと思う。少なくとも国会議員と官僚全員に、「風雲児たち」を必読書として読ませたいものだ。
*1: 通俗的なイメージでは黒船の襲来に日本国民は一方的に慌てふためいたと思われがちだが、慌てふためいたのは幕府上層部だけで庶民は逆に物見遊山だったし、幕府ですら、お台場砲台を半年で完成(?)させ、逆にペリーの度肝を抜いている。だからこの辺のことを知りたければ読めってば
*2: もう一つ皮肉なことには、実はペリーはこの本の存在を知っていたのみならず、渡日に際し持って来ていた。同じく領有権を主張するイギリスに対しこれを示し、領有を諦めさせていた。知っててすっとぼけていたんである。まあ、国際社会ってのは今も昔もそういうもので

[その他] 小ネタ

 「英霊システムはゾンビ屋れい子のパクリ」というネタを考えたがどうだろう?(どうだろう、って) *3
 「アフタヌーンの時代劇マンガに対する功績」というと、やはり「侍大冒険」ですね?(違 *4
*3: IRCで友人たちに試しに言ったところ、誰もゾンビ屋れい子を知らなかった。ネタはマニア向けに走りすぎてはいけない
*4: アフタヌーン掲載じゃないってば

[その他] 近頃の若いモンは……

  佐世保の女子小学生殺害事件朝日 )だけども、それ自体は大変痛ましい事件で心中お察し申し上げますとしか言えないのだけども、「チャットが凶悪化させた」みたいなマスコミのステロタイプな報道には失笑せざるを得ない。つーか、以前中学生によるバスジャック事件などがあったときにも「若年層の凶悪事件の増加が云々」と報道していたが、実は少年少女の凶悪犯罪というのは別に増えていない。 少年犯罪のデータベース 13歳以下 を見てもらえば一目瞭然である。マスコミはある事実は伏せ、ある事実は報道することで(場合によっては事実の捏造を行うこともあるが、それは置いておく)印象操作をたびたび行う。マスコミは(特にこういう場合)面白おかしいストーリーを作って報道してるにすぎない。これが/.Jあたりだったら、私なら「余計なもの」「荒らし」のモデレートだな、この報道は。
P.S.(6/3追加)人様の悪口だけでは良くないので、建設的な話も。 こちらの記事朝日 )にある、NEC社員によるチャットなどインターネットの注意事項の講習会のボランティアは、私の友人も参加しており、関東だけでなく地方での開催も依頼があれば行っています。連絡窓口はわかりませんが、おそらくNECに問い合わせればわかるんじゃないかと思います。「危険だから」とか「怖いもの」と忌避せず、ナイフや包丁と同じで危険な部分に気をつけて、きちんと使うというのが大事なのではないかと。
(同6/3追加) 谷田貝さんの日記去年の長崎の中学生による幼児誘拐殺害事件時に、1980年前後に起こった少年による殺人事件の報道を調べたあらまし がリンクされていたので追加。当時はかなり論調が違うのがわかる。また80年代か。普通に小学校→中学校とすごしてきたから気づかなかったけど、80年代ってのはこれまで思っていた以上に重大なパラダイムシフトが起きた年代なのかもしれない……う〜ん。


2003年06月02日(月) 旧暦 [n年日記]

不調続き

 日曜も不調。二、三時間寝て、スギ薬局で解熱剤を買ってきて、それでなんとか押さえ込む。日曜に済ませねばならない作業があったので突貫で済ませる。月月火水木金金。
  ファイズ は、恵子編後編、そしてラッキクローバーのジェイ退場。うわ、この戦闘シーン、ごっつ燃え。クリムゾンスマッシュ(大キック)→グラインドインパクト(ジャンプ大パンチ)のコンボで、ファイズはあと十年は戦えますよ? 恵子の話の方も、導入の強引さのわりに綺麗にまとまった。啓太郎がまともに活躍する話なんてはじめてじゃないのか?
  カレイドスター は、先週に続いて悪くない(つか、良い)話。ナージャとかハリポタみたいに理由もわからず回りが守り立てすぎ、ってことはさすがにないのだけど、それでもあまりとんとん拍子だとちと萎えるからなぁ。これくらいの話がしばらく続くといいのだけど。それでも、根底に流れる「ショービジネスのプロフェッショナッリズム」ってのは崩れてないので、それが崩れないうちは見よう。
 リンドバーグ著「孤高の鷲」読了。リンドバーグは反戦派なのだけども、「個人のポリシーと国民としての義務は別」と、軍籍への復帰を希望するのだけど、主戦派のルーズベルトににらまれて思うように行かない。で、どうやってクリアしたかというと、軍籍でないまま無理矢理軍にもぐりこんでしまうという……オイオイ。で、目的だった日本軍との交戦の部分は1944年のところで、そこでは軍の将校の談話として、投降した日本兵が「ちょっとした出来事があって」消えてしまったりとか、投降してきた日本兵を問答無用で射殺したりとか、記念品に日本兵の鼻や耳を削いでいく米兵がいたりとか、日本兵の首を骨だけにするために蟻塚に突っ込む話だとか、チェロキー族出身の米兵がペーパーナイフにするために日本兵の脛の骨を持って帰ったりだとか、日本兵の遺体から金歯やら所持品を略奪する米兵だとか、日本兵の遺体を穴に放り込んでブルドーザーでならすだとか、日本兵捕虜を輸送中の飛行機から叩き落すだとか……まあ、伝聞が多いとは言え、枚挙に暇がない。略奪だの投降兵の射殺などは、日本軍側でも行われてはいたのであろうけども、談話はしばしばエスカレートするものだから、100%信じるべきではないにしても、一般的にイメージで刷り込まれた「日本軍は捕虜を虐待したが、連合国はきちんと取り扱った」ってのは実は大嘘だということがわかる。いや、そりゃ知ってる人は知ってるだろうし、人によっては当たり前の話なんだろうけどさ。連合軍占領下のドイツでも略奪や暴行が続いていた記述があり、戦争ってのは絶対そういうものが伴うのだと、思い知らされる。
 他には占領統治下のドイツに行き、メッサーシュミット博士とかに会うくだりとかが面白かった。
 正確な事実はどうだったのかははっきりわからないのでなんとも言えないけど、反戦の立場の作者の記述ながら、イデオロギーに引きずられすぎることなく、比較的冷静に自分の意見を書き込まれた日記で、文章も読みやすく、なかなか読みごたえがあった。当時の生の声を知る資料としても、それなりに意味はあると思う。
 で、続けて コリアン世界の旅 を読み始める。在日韓国人・朝鮮人に取材し、一体在日コリアンとはなんなのか、を紐解こうと言うノンフィクション。まだ第一章を読んだところで、全体の評価は出来ない。第一章は早々に帰化した半島系であることをカミングアウトしたにしきのあきら氏のドキュメンタリーで、「特にカミングアウトに抵抗はなかった」という氏にとって「在日とはなにか」を追うことによって、在日コリアンの新世代の台頭を示している。「見えない存在」と本書中で在日コリアンを表現しているが、「見えない存在」にしているのは日本国民なのか、それとも当の在日たちなのか、あるいはもう少し複雑なものなのか。本で何かはっきりしたものが得られるとは思わないけど、何が示されるのかは興味がある。


2002年06月02日() 旧暦 [n年日記]

魂の自由を信じる俺って人間のシンボルだぜ

 今週の 龍騎 はむちゃくちゃ盛り上がった。 2ch龍騎スレ でも浅倉タン祭りワショーイ状態。いかにもヤバゲな浅倉のキャラクターもさることながら、これまでバラバラのつながりだったライダーたちが一気にすべて繋がっていくという怒涛の展開が受けたのだろうなぁ。後ろの店に客がいるのに、浅倉に平気で銃を向ける警官とか、一瞬で警官をすりぬけ女の子を人質にする浅倉だとか、なんで日本なのにそんなゴツイ銃を入手できるねんな浅倉だとか(ウチのTVは画面が小さいのでちゃんとわからないけど、多分ハードボーラーのロングスライドあたりだよなぁ)、つっこみどころはあちこちにあるけど、欠点が問題にならんくらい面白かった。
 拘置所を脱獄して服を着替える浅倉が、蛇革のジャケットを着たところで思わず「オイオイ」とツッコミ。浅倉(仮面ライダー王蛇)の契約モンスターは確かに蛇型だけど、それじゃアンタ、ニコラス・ケイジだって、と思ったら、 東映龍騎サイト によると、本当にこの蛇革ジャケットは「ワイルド・アット・ハート」を見た浅倉役の荻野氏が思わず衝動買いした、荻野氏の私物だという話。マジでニコラス・ケイジかよ! ここは一発、浅倉に「魂の自由を信じる俺って人間のシンボルだぜ」と言って欲しいものですな。
 ちなみに女性ライダー登場はどうも本当っぽく、一部では 加藤夏希 がその役だという噂が。「がんばれ! ロボコン」のリメイク「燃えろ! ロボコン」でロビンならぬロビーナ役で登場した時には、はっきり言ってメイクがかなり怖かった。(^^; 当人はノーメイク(っつーか普通のメイク)だとかなりかわいいのだけど。昔のロビンもこんなんだっけ? と思ったら、 そんなん でした。思い出って美化されるのね〜。気をつけないと。
 晩飯にひさびさに 飛鳥 にうどんを食べに行く。一年くらいぶりか? ここのうどんは、お値段はまあお手頃で、とてもおいしい。名古屋というと味噌煮込みとすぐに思うだろうが、実は名古屋では「ころ」と呼ばれるうどんも結構普及している。 「ころ」というのはいわばただの冷やしうどんなんだけど 、名古屋ではこれを一年中出してる店が多い。冷やしてあるのでそれ以上熱が通りすぎることがなく、おいしいうどんを一番おいしく食べる方法である。嘘だと思ったら試してみるといい。
 龍騎の前に、羽緒レイ氏が出てるという 旬が好き! を見てみる。押しの強い姉と、ビジュアル系だけどもちょっとおとなしめの感じの弟がゲストを迎えて旬の素材を料理する(主に弟)というドラマ仕立ての料理番組。多分、羽緒氏の本人のイメージにはこちらの方が近いのだろう。髪はさすがにばっさり切ってたけど、イメージ結構変わるなぁ。
 先日亡くなったという話のしんがぎん氏だけども、実は友人の知人だということを初めて知る。大学時代、同じサークルだったのだそうだ。その筋の確認から、やはり本当に亡くなられていたとのこと。これからの人が亡くなるのは、やっぱり気が滅入る。


2001年06月02日() 旧暦 [n年日記]

リメンバー・パールハーバー

 昨日「 メトロポリス 」も見てきたのだけど、せっかく今日は「 パールハーバー 」の公開日なんで、この映画に関して思うことを。
 この映画で話題になってるのは「日本人を意図的に悪者に演出している」という辺りで(実際にそうかは見てないんで知らないが、まあ善玉ではないだろうな)、米国内の反日感情を煽るのではないかとか、まあそういった辺りである。
 「真珠湾奇襲」の批判への反論としてよく出てくるのは、「日米開戦は米国により誘導された」「宣戦布告はされてはずだったが、大使館側の手違いで結果的に奇襲になった」「米国は事前に真珠湾攻撃を知っていた」「真珠湾攻撃は軍事ポイント攻撃であったが、日本本土空襲・原爆攻撃は非戦闘員に対する無差別殺戮である」etc.etc. パターンとしてはこの辺かな?
 正直見てるとうんざりしてくる。子供の「お前が悪いんだ〜」「悪いのはお前の方だ!」というやり取りと同レベルだからだ。部分部分で言われてることは、確かにそれなりに正しいところもある。そしてその被害により亡くなった方、人生を狂わされた方は悲劇であり、戦争だからで済ませられる問題とは思わない。日本が開戦に到った状況も良く知らない人間に真珠湾という「部分」だけを見て「やい卑怯者!」とか言われて何か言い返したくなる気持ちもわかるのではある。
 が、こういった反論も結局は「部分」に過ぎないのである。例えば、宣戦布告が大使館側の不手際で非通知だったというのも、これにも諸説あるがそれが正しいとしても、そんな国の大事に不手際を起こすような大使館だったというだけで既に問題がある。アメリカ側としては、開戦に際してこれほど国際世論的正義を背景にできる材料もないのだから、そりゃ利用だってするだろう。それに戦争に到る経緯にしても、日本が追い込まれていったのは確かなのだがそれまでの日本の対外行動を見てるといくらでも避けようはあったのではないかと思える。勿論後から俯瞰で見てるからというのはあるのだろうが、それにしたって日本の国際感覚と情勢知識の欠如が足を引っ張った部分があるのは間違いない。
 だから私は、日本が全ての元凶とは思わないし、特に言う程卑怯だったとも思わないが、愚かで無能だったのは間違いないと思う。愚かで無能は自己完結してるのなら別に罪ではないが、他者にそのツケを回した場合、それは十分犯罪だと思ってる。
 だから部分部分を取って言い争いしてるのを見ると苛ついてくるのだ。
 それと全く同じ理由で「パールハーバー」にも苛ついている。宣伝のし方、端々に聞く評判を聞くと、「憎むべき日本対正義のアメリカ」という作りではあるらしい。作り事なのだから気にするな、という意見もあるが、史実を元にしている以上、プロパガンダ映画、と言うと言い過ぎだが、しかし観客に対する影響力と言うのは無視できない。部分のみを取り上げて卑怯な日本と言うイメージを広げることの責任、という観点が作り手から欠如してるのである。言わば「日米戦争はアメリカの方が悪い!」と言うのと同程度の認識を広めているというのにそのことを認識してない、あるいは都合よく無視してる、その愚かさ加減に腹が立つのだ。他人にツケを回す愚かさは罪である。つまりはどちらも鬱陶しいのだ。
 だから思う。どっちのバカももっと静かにやってくれ!