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2010年02月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#17

  キルミンずぅ #17「潜入!庭にはワニが二匹いる!?」。おおきなお屋敷に肉屋の配達に来たケン。上等の肉をペットに食べさせると聞き、どんな動物がペットなのか興味を持つが、ペットの部屋を覗こうとしたところを屋敷の主人の有賀に見つかって追い返されてしまう。
 きっと怪獣がいるんだと勘違いしたケンは有賀の屋敷を嗅ぎ回ってると、聞き込み調査に来ていた小結刑事からこの辺りでペット失踪事件が起こってると聞く。ますますもって怪しいとキルミンフォーゼして屋敷の中を調べると、そこにいたのは二匹のワニだった。
 これはこのワニがペットを食べていたに違いないと、リコたちを招集。しかしナギサの提案で、まず本当にワニが犯人なのか調べようということになる。

 ミサたちの裏の顔が今回明らかに。って、ミサさん、黒豹のアニマリアンなの? 親子でも同じ動物に変身するとは限らないんだなぁ。
 リコたちはケンの推理でワニがペット連続失踪事件の犯人じゃないかと疑い潜入捜査するけど、カノンの方もケンたちのやってることに興味を持ってその後を追いかける。ミサに子供扱いされて裏の活動を秘密にされてることの反動もあるのだろうけど。それでケンたちが探偵をやってること、ミサが「怪盗レディパンサー」であることを知って、ケンに追いかけ回してもらうために怪盗になる決意をする。って、まるっきり子供の遊びだなぁ。まあ、なんか色々暗躍してるっぽいから、平和に話が進む内は平和な方がいいのか。
 結局ワニ騒動は有賀がワニのメスが孵化するまで玉子を枯れ草の中に隠し守る習性を利用して自分の金を守っていたのだけど、別に脱税とかじゃないし、善人じゃないけど悪人ってわけでもないよな。つか、ミサさん思いっきり大関警部たちの前で顔をさらしてるんですが……
 あと、結局ペット失踪事件は謎のままで、今後の伏線になってるのか?


2010年02月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンパイアバンド#4

  ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド #4「インタビュー ウィズ ヴァンパイア」。ミナたち吸血鬼が歴史の闇から表舞台に出てきたことは、まだ世間的には非現実か関係ない出来事としか捉えられていなかった。しかし水面下でヴァンパイアと日本政府の交渉は着々と進み、全世界報道機関を招いての会見が開かれることに。
 その一方でアキラたちの学園では、夜の学園が何者かに襲われ居残っていた生徒会長の東雲ななみが行方不明となる。ミナたちの隠蔽工作により何も知らされていないアキラたちは彼女の安否を心配する。
 記者会見が着々と迫る中、吸血鬼社会の中の実力者、デルマイユ公が来日、ミナ直属の人狼部隊である「地の一族」からその権力で無理矢理警護の役目を奪い取る。
 しかし会見目前になりデルマイユ公が連れてきた警備兵の一人が失踪、ヴェラと地の一族はそれが吸血鬼によるミナ暗殺テロの予兆と見る。しかし、吸血鬼にとっては「真祖」の正統後継者を殺すことは、吸血鬼すべてを滅ぼす、自殺行為に他ならないはずだった……

 やはり作風と内容がどこかちぐはぐ感はあるものの、ようやくらしい展開に。日本政府の横っ面を札束で引っぱたくような交渉だが、主流派とは既に合意済み。しかしそれでも存在する抵抗勢力に、ミナは自信を崩さないが……原作では実にえげつない手を使ったけど、それはアニメでもやるのかな? やらないとアニメ化した意味がないと思うけど。
 むしろ問題は吸血鬼社会のいざこざ。名家の威光を嵩に着たデルマイユ公の口出しで、地の一族は警備の役目から外されることに。一応ヴァンパイアバンド設立に反対する吸血鬼グループのテロも警戒するものの、本気で吸血鬼によるミナ暗殺までは考えていない。と、いうのも、吸血鬼の最初の正統血統の末裔最後の一人であるミナを殺せば、吸血鬼全てが滅んでしまうから。が、そのあり得ない事態が発生してしまう。
 原作からははしょられてるけど、流れは概ね同じ。デルマイユの部下に偽装して潜入した吸血鬼が、DNA検査で人間として会見へのパスを得たジャーナリストを吸血鬼化。しかも暗殺の方法は近付けなくてもかまわない、高性能爆弾を裂いた腹の中に隠してという吸血鬼でなくてはできないもの。
 しかしそれを予期していたヴェラとヴォルフにより、テロは未然に防がれ、さらに吸血鬼化したジャーナリストが心臓に杭を突き立てられ灰と化すところが全世界に流され、吸血鬼の存在を否応なく認めざるを得ないことに。
 結果を予想し出しゃばり屋のデルマイユに以後大きな口を叩かせないために警護をまかせたミナの采配もあれだけど、吸血鬼との共存を今度は人間側が真剣に対峙しないといけなくなる。原作ではそれは政治レベルと学園での出来事レベルが平行していったけど、どういう構成になるのかな?


2010年02月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ソラヲト#5とデュラララ#4とバカテス#5

  ソラヲト #5「山踏ミ・世界ノ果テ」。ある日、突然カナタ、クレハ、ノエルの若年組が呼び出されて、フェリシアから「遠足」を言い渡される。しかしそれは旧時代の監視装置の運転確認と、重装備での強行軍である実質上の「任務」。カナタたちは「重い荷」を背負いながらも任務を全うしようとするのだが……

 あれ? ネットでの反応とか特に見られなかったけど、普通に面白かったような。「助けを呼びたかったらラッパを!」「発砲を許可する!」のくだりとか。ただ、自動装填なのに特に装填手とかポジション的に存在するんでしょうかね? 他の部隊ではそういう兵器が普通とかいうことかもしれませんが。
 まだかいかぶりかもしれないけど、「砦の乙女」が、「ノーマンズランド」との境界の「世界の果て」近くで赴任してること、そこで軍紀とは逸脱した生活を送ってるってことには、何か意味があるのかなぁ、と。単にこのままダラダラ終末世界の日常生活で終わるのかも知れませんが。


  デュラララ #4「形影相弔」。今回は都市伝説の中心的存在、首なしライダーことデュラハンのセルティ・ストゥルルソン。つか、彼女(?)と同居している岸谷新羅が主観。アイルランドの妖精である彼女が何故日本に来たか、どうして首なし馬から乗り換え黒バイクのライダーになったかが語られるが、一番おどろいたのは、首なしライダーのセルティに声があったこと(つっても肉声ではなく、独白の心の声だけど)。しかもみゆきちですか。
 ある日気付いたらどこかに消えていた自分の首を求め、それが日本にあると漠然と感じて渡航してきた彼女。密航してたのをみつけた新羅がその事を告げた父・森厳により保護され今日に至るのだけど、保護の条件が「一度解剖させてみてくれ」ってのが……しかも息子にも解剖させる始末。その新羅は新羅で、かつて彼女を見たらしいホームレスの画家が彼女の首の美しさにとりつかれつつも描けず悩んでるのを「首なくてOK!」と言い切る変態度合い。まあ、変態だらけの作品だからなぁ。
 化物なのにも関わらず、現実主義で意外と常識的なセルティと好対照と言うか。


  バカテス #5「地図と宝とストライカー・シグマV」。学園長のとある(興味本位の)意図でいきなり開催されたオリエンテーリング大会。解いたテストの答えが賞品の場所を示すというルールに意気消沈気味のバカのF組だけども、とある理由で明久は俄然張り切る。

 壊れてしまった葉月のストラップの代わりをゲットするために、同じストラップが賞品になってるオリエンテーリングでやる気を見せる明久。でも、バカだから基本的にどうしようもないんですが。
 本当にこいつらバカなんだなぁ、としか言いようが……解決手段が鉛筆転がししかないのが、また。しかし何気にこれでF組でもバカのランク分けが分かったのと、明久がなんか特殊アイテムらしいリングを得たのが重要なのか。


2010年02月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イナズマイレブン#68

  イナズマイレブン #68「集結!日本代表!!」。エイリア学園編が終わって、新展開突入。今度はフットボールフロンティアインターナショナルということで、日本代表と世界各国の代表との戦いっぽい。世界各国の強豪がちょっと顔出ししてるけど、なんか円堂を名指しで対戦希望してるのは、誰なんだ?
 日本の方は響木が代表監督として雷門イレブンを中心にした22人を招聘。その中から16人を代表に選ぶと言い、そのために紅白試合を行う。でも、その中には元エイリア学園のメンバーだけならともかく、帝国学園の佐久間らを利用していた不動も……響木の意図が分からず、珍しく鬼道が動揺する。
 さらにお嬢様が海外留学と称し雷門中を離れる。が、それは実は円堂に関わる何かを調べるためらしい。出番が減るのかと思ったが、そうでもなさそう。
 しかしエイリア学園レーゼ改め緑川リュウジ、キャラ変わりすぎ……つか、目金、いきなり双子の弟って……

[アニメ] エレメントハンター#30

  エレメントハンター #30「小悪魔ブリザード」。ネガアースに存在するシェイプシフターと名付けられた謎の金属生命体の存在が明らかになり、しかも地球の元素消失の鍵を彼らが握っている疑いが浮上する。彼らの一部族「モノ族」との接触に成功し謎のパーツを受け取ったレンたちは、次なる種族「ディ族」との接触を試みるが、極寒地域に住む彼らとの接触目前、雪崩に巻き込まれ、地球チームはキアラが、コロニーチームはハンナが行方不明になってしまう。
 その緊急事態に、火星への人類移住を進めようとするコロニー上層部からコロニーチームへパーツを地球チームから奪うよう、指令が下る。
 それを受けたハンナは、キアラにあからさまな懐柔を試みるのだが、ことごとく警戒されてしまい……
 しかしそんな彼女らの避難先に、ブリザードが迫っていることが知らされる。

 ハンナが良いキャラになってるよなぁ。様々な懐柔を行いつつ、キアラには流石に通じず、「やっぱ女には通じないか」とかw
 でも、結局自分の出自を利用してキアラをほだし、騙してパーツを盗み出すのだけど、「自分には生まれた時から家族もいない。一人きり」と言っていたのを、ホミから妹(強化人間のバージョン違いということかも)だと言われ、動揺し、その場を逃げ出す。パーツを盗み出したものの、どうやらディ族だったらしい巨大蛾に襲われ、二つめのパーツも地球チームに。
 シェイプシフターは何か人類を監視し、見定めようとしてるらしいけど、それは何なんだろう?
 次回はカー博士が犯した過去の過ちと、レンの祖父が実は関わっていたという話らしい。それは初耳。レンのウチは単なる中華料理屋じゃなかったの? 番組初期から何か曰くありげだったユノについても再度強調されてるし。いや、本編で伏線張ろうよw


2010年02月07日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#49とW#21

  シンケンジャー #49「侍戦隊永遠」。薫から預かった志葉家のディスクを使い、ドウコクに挑むシンケンジャーたち。しかし火の力を打ち込もうとして失敗。ドウコクの力の前になすすべなく敗れ去ろうとした。が、ドウコクはさらに圧倒的な力の差を見せつけるべく、薫の命を狙おうとする。シンケンジャーたちは傷ついた身体でさらに戦おうとし、薫もまた、今一度志葉家のディスクを作るために身の危険も顧みず渾身のモヂカラを振るっていた。

 って訳で最終回。圧倒的なドウコクの力の前に、志葉家のディスクを使っての作戦しかない。が、その作戦は一度は破れ、もう一度、薫が無理をおして作ったディスクを使うのだけど……最初と違い、丈留が囮。その丈留に気を取られている間に千明、茉子、ことは、源太がドウコクを押さえつけ、丈留と同等の力を持つ流ノ介がとどめを刺す。
 引き続き二の目も現れるが、シンケンハオー→ダイテンクウシンケンオー→シンケンオーとストリッピングしながら吶喊、渾身のモヂカラを打ち込むという、最後の力業展開。最終回だからこういうダイナミックな展開もアリか。
 そして外道衆がいなくなった志葉家で、丈留と皆との別れ。流ノ介が別れの舞を舞う中で、一人一人言葉を残して去っていくのだけど、流ノ介だけ、ただ傅き頭を下げ、丈留もそれで全部分かったというように頷く、無言のやり取りなのが良かった。
 これまでの戦隊ものを踏襲しつつそのお約束とは違うことをやったりして、でも最後は全部丸くまとめた、非常にいいシリーズだったなぁ。伊吹吾郎も最後まで良い味出してたし。デカレンジャー以来の出来でしたわ。一年間ご苦労様でした。


  仮面ライダーW #21「還ってきたT/女には向かないメロディ」。風都署超常課では、組織にメモリの捜査情報を流す内通者が署内にいると、密かに内定をし、氷室という刑事に目を付けていた。が、組織との取引の現場でツノを生やしたドーパントが現れ、氷室を始末する。
 しかし氷室以外にもいるはずの内通者の捜査を続行しようとしていた矢先、ニューヨーク帰りの女刑事・綾が超常課に配属される。彼女に一目惚れした真倉刑事は照井を出し抜きいいところを見せようと普段は毛嫌いしている翔太郎に協力を依頼。やっぱり照井を快く思っていない翔太郎もその依頼を受けることに。
 翔太郎たちはウォッチャマンから得た情報で、阿久津という評判の悪い刑事が最近食にあぶれた者たちに声をかけ、そこかに連れ去っていると知り、彼をマークする。ところがやはり阿久津に目を付けていた照井たちを見て真倉が暴走、先走って捜査を台無しにしてしまう。
 しかしそれでも阿久津を追う照井の前に、例のドーパントが出現。阿久津はそいつのことを「溝口」と呼んだ。
 悪徳警官でも殺させるわけにはいかないと、アクセルとダブルが変身して対抗するが阿久津は逃亡、ドーパントも姿を消してしまう。
 溝口というのは半年前に汚職事件で警察を追われ、その末に自殺したとされる刑事だが、その汚職は氷室と阿久津による陰謀。彼らの悪事を知った溝口を共謀してはめたのだという。そして綾はかつてその溝口の相棒だった。
 その溝口が実は生きていて復讐をしているのか。やはり復讐が行動の動機の照井はその気持ちといまだに彼を慕う綾に理解を示すが、真倉は空気を読まず「復讐なんてとんでもない! 刑事なら逮捕して法の裁きにゆだねるべきだ!」と言ってしまう。

 デカイエローの木下あゆ美ゲスト出演。プラス、普段嫌味が多い小者の真倉刑事にスポットが当たる回。
 普段は毛嫌いしている翔太郎に依頼を持ち込んだため、フィリップもその動機に興味を持つのだが、それがしょうもない小者らしい見栄のためと知り、がっかり。でもハードボイルドが似合う照井に「一度キッチリしめておかないとな」と対抗意識を燃やす翔太郎とは利害が一致する。
 悪徳警官の阿久津と氷室は単に捜査情報をミュージアムに流していただけではなく、無職者たちを斡旋し新型メモリの実験台としていたことが判明。翔太郎も怒りに燃えるが、その彼らにかつてはめられた溝口と思われるドーパントが次々に彼らを始末する。
 自分もダブリューのメモリの男に家族を殺された照井は復讐を否定しないが、空気の読めない真倉は溝口の復讐を否定し悪口を言い、照井に殴られる羽目に……まあ、小者だから。
 でも、小者は小者なりに「殴られたけど、やっぱり復讐は良くないと思う」と綾に言い続ける。こういうところ、憎めないキャラだよなぁ。
 しかし、実はその綾こそが復讐者ドーパントの正体。「トライセラトップス(トリケラトプス)」のメモリで溝口をはめた悪徳警官たちを始末していた。
 次回予告では、綾ならメモリの魔力に打ち勝つのでは? と言う翔太郎に、それでもやっぱり復讐は良くないと言う真倉の声がかぶる。小者の呼びかけは綾に届くのか?


2010年02月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ハートキャッチプリキュア!#1とキルミン#18

  ハートキャッチプリキュア! #1「私、変わります!変わってみせます!!」。両親共々祖母と同居するため転校してきた花咲つぼみ。彼女は内気で消極的な自分を、これを機会に変えようとするが、出鼻を転入先の騒々しいクラスメイト、来海えりかにくじかれてしまう。どうにも悪気はないのだが相手の都合を考えず思ったことを口に出してしまうえりかに、強引に部活に誘われたりしてつぼみも思わず声を荒げてしまう。
 しかもえりかとはたまたま家が隣同士だと知り、びっくりするやら困惑するやら。早速家に引っ張り込まれ彼女の作ったワンピースを渡されるのだが、強引な勧誘のこともあり、つい言い争いに。
 気分転換にと近所を散歩に行くつぼみだったが、公園で空から降ってきたぬいぐるみのようなものに正面衝突。妖精だと名乗るぬいぐるみに「こころの花のところまで連れて行って欲しい」と頼まれる。実はつぼみは毎晩夢で「こころの大樹」を守るキュアムーンライトとダークプリキュアとの戦いを見ており、その時に彼女らがこころの花について話しているのも聞いていた。
 夢のこともあり、半ば仕方なく二匹をかくまうつぼみだったが……

 大きなお友達向けに振っていた前シリーズとは打って変わって、今度は小さなお友達向けに方向修正?
 それに加えて、これまでプリキュアの主人公というと活発担当だったのが、今度は自分を変えたいと思ってる消極的な女の子で、もう一人の方が積極的(というかほとんどバカ)な子。
 しかも主役はメガネっ子ですが、一話で早速キャストオフ。
 妖精を追って来た悪の手先は、つぼみとのやり取りで失敗したと落ち込むえりかにつけ込み、そのこころの花を刈り取り「デザトリアン」を生み出す。って、いきなりパートナー被害者!? 妖精はつぼみがキュアムーンライトの夢を見てたと知り、彼女の志を継いでプリキュアになってくれと頼むが、第一声「いや、ムリだから」。なんてやる気がない、というか身も蓋もないヒロインなんだか。
 でも結局自分を変えるきっかけになるかも、と変身。でも次回予告だと、史上最弱のプリキュアだとか……それは電王のプラットフォームが史上最弱のライダーみたいな? ってことは四種類のキュアパフュームが乗り移るのか!(それはない)
 あと、他にはシリーズ初の悪のプリキュア(プリキュアの偽物とかコピーとかは出てたけど)だとか、冒頭の戦闘シーンがまるで「キャシャーンSin」だとか。つか、歴代のプリキュア(過去シリーズとは別だけど)がいる世界なのね。次のプリキュア全員集合ではキュアムーンライトはサクッと無視されるんだろうなぁ。
 まあ、あのキャラデでシリーズのウリのアクションとかがどうかと思ったけど杞憂のようで、ギャグシーンでは逆に上手いこと生きていてなかなか楽しみですな。


  キルミンずぅ #18「怪盗ビューティ・バット参上!?」。リコたちと探偵団をやってるケンの気を引くために怪盗をやることを思いついたカノン。早速衣装を揃えるが、何を盗めばいいのか、思いつかない。そんな時美術の宿題のためにリコがショッピングセンターのからくり時計の妖精人形を参考にすると聞き、それを盗むことに決める。
 不得意な日本語でなんとか予告状を書くが、リコのドジのせいで内容が読めなくなってしまい、キルミンズは見当違いな場所を警護。業を煮やしたカノンは追加の予告状を出したりと、余計な世話を焼く羽目に……

 ケンの気を引くためにカノンの涙ぐましい努力。というか、根本的にこんなことしても何の進展もないんじゃ……
 どっちも間抜けなんだけど、けーこりんとドジを踏んで居残りをくらってた桐野を引き連れてたカノンが、動物化には一日の長があることとけーこりんと桐野のぼけた行動が結果的に相手を混乱させ、まんまと人形の奪取に成功。
 そのまま逃げようとするカノンを、時計台から必死の思いで飛び降り追いかけたリコに第二の変化が……ただの子猫ではなく、大型ネコ科獣サーバルに変身する。その前にキルミンコンパクトが「キルミン深度レベル2」とか言ってたから、使えば使うほど機能が上がってくのか。とりあえず、その種族の別の動物になれる、ってことか。でも、まだ犬のナギサはともかく、ウサギのリムは、どのウサギ科でも代わり映えしないような。
 まあ、しばらくこの調子でほのぼの行きそうですな。

[映画] インビクタス/負けざる者たち

 1990年南アフリカ共和国。人種隔離政策が行われていたこの国で、白人たちから最も危険な男と見られていた政治犯ネルソン・マンデラが釈放される。その二年後、初の黒人を含めた総選挙によりマンデラは同国初の黒人大統領に就任、人種隔離政策は撤廃される。
 しかし経済、政権不安など、様々な困難が彼に押し寄せる。中でも、黒人の復讐を恐れる白人と、これまでのうさを晴らそうとする黒人の中の過激な意見の対立は深刻だった。
 そんな時、南アフリカのラグビーチーム「スプリングボクス」がイギリスとの親善試合で大敗を喫する。元々白人優越の象徴で黒人からは憎悪の大勝だったボクスを解体しようという案が紛糾。マンデラの説得により可決は回避されるが、南アでのラグビーワールドカップを目前にしてボクスのふがいなさは国民からの非難の的だった。
 その非難に苦悩するボクスのリーダー、フランソワ・ピナールは、ある日一本の電話を受ける。「誰からの電話だ?」と聞く家族に、「プレジデント(大統領)だ……」と信じがたい表情で答えるピナール。マンデラからのお茶会の誘いに応じたピナールは、黒人偏見の激しい家庭環境からは考えられなかったマンデラの人柄に触れ、軌跡のワールドカップ優勝へと真剣に向かい合う。
 おそらく南アでのサッカーW杯に合わせての企画で、そういうところはあざといぐらいめざといけど、それだけじゃなくって話も面白いですわ。
 基本的にマンデラの黒人と白人融和に向けての戦いと、彼の不屈の精神に感化されたピナールのW杯優勝への戦いが描かれるのだけど、マンデラの偉大さが直接的に描かれるのではなくピナールを通して描かれるので、嫌味があまりない。また、もう一つの視点としてマンデラのボディガードチームが描かれる。
 最初、黒人だけのチームだったのを、マンデラがわざと前大統領のチームも加える。もちろん新参は白人ばかり。反発する黒人チームにマンデラが「いつも自分と一緒に映るボディガードは自分の政策の象徴だ」と説得する。最初は嫌々命令に従う彼らで、話も主義もまったく合わない彼らだが、プロとしてつきあい、またマンデラの人柄に触れる内にチームとしてまとまっていく。
 いやまあ、冷静な部分で考えると「ということは、今の南アの治安状況も予測済みで一気に隔離政策を解放したのか」とか思うけども、それでもそういった一時的な崩壊を必要と割り切り乗り越えてでも理想の実現へ突き進むのは、すごいと思う。
 単なるマンデラよいしょ映画だったら鼻についただろうけど、そういうこともない、ラグビーを通して人種を越えて人々がいっときでも心を通わせる様に、素直に感銘を受ける。

[映画][アニメ] 涼宮ハルヒの消失

 あらすじは略。基本的に見に行く人はシリーズの概略知ってるだろうし、知らない人向けは前提の設定とか書かないと意味不明になるし。
 原作シリーズでも屈指の人気の「消失」のアニメ化。それも映画化。
 一部ファンには、というか私も、再アニメ化と称した第二期でアニメ化を期待してたのに「エンドレスエイト」を8回やるなんて何考えてるんだとか、商売っ気出しやがってとか(いや、商売でやってるんだから商売っ気出すのは当たり前なんですが)思ってたんですが、まあ、なんだかんだ言っても見に行ってしまうだろうなと。
 と、案の定昨日見に行ったわけですが、二日前のネット予約でなんとか席が選べたのがレイトショー。あのー、終了時間は終電時刻に間に合うかのギリギリなんですけど? と思ったのは予約してしまった後。
 まあ、なんとかなるか。いざとなったら歩いて帰るか、ネカフェに泊まるかすれば、の精神で行きましたが、なんと言いますか、まさしく「くやしい、でもかn(ry」でした。
 正直、最近の京アニ作品は作動画レベルの高さを見せつけるかのような演出が鼻につくこともままあるのですが、今回についてはプラス方向に働いてると言わざるをえません。
 最初キョンの日常から入り、事態が動き出すのが三十分、キョンが完全に何が起こったのかを把握したのが一時間ほどなのですが、それまでの間を京アニ演出で持たせるわけです。そこら辺の描写も実は後で意味があることがわかるのだけど、ただ見てたのでは単なる日常の同じ繰り返しなのを持たせたのは、京アニレベルの作画演出なしではありえない、というのは嫌が応でも認めざるを得ません。
 その後もその作画演出がいかんなく発揮されるのは当然ながら(多くの読者を長門派に転向させた原作をいかんなく暴力的に映像で再現してる)、それより脚光は浴びにくいだろうが、作風についても非常に感心した。
 パンフレットにも「(ストーリーとしては)恋愛ものとして作った」とある通り、シリーズ全体で言えばキョンが巻き込まれた部外者から積極的にハルヒの生み出す世界を守る側に身を投じたとか、SOS団の関係が微妙に変化したとか、そういうそうじゃない部分はあるのだけど、ハルヒに振り回される日常を迷惑だというポーズを取っていたキョンが、いざその迷惑がなくなり、みくるからは嫌われたものの平穏日常で、かわいらしい性格になった長門からはうれしはずかしのアプローチを受け、それでもハルヒとの異常な日常がないことに狂乱する姿が描かれる。
 というか、長門の側にスポットが向けられがちだし実際自分も原作を読んだ時はそうとしか思えなかったのだけど、物語の中心でありながら、世界の確信には触れられない究極の部外者で、なおかつ狂言回しという矛盾しており物語上扱いづらい存在でありながら、実は「一番まっとうに恋愛ものしてるキャラ」という事実が、理解してなかったわけじゃないけど端的に示されてたのはすごいと思った。
 正直、消失をアニメ化すると長門がヒロインになってしまいハルヒは単なるガジェットにならざるを得ないだろうと思ってたのだけど、ハルヒなしではストーリーも成り立たない、本妻の立場は確固としてつらぬいたのが、ちょっとすごいと思った。
 後付だったとしても、映画化する意味があった、それでテレビシリーズで作ったより確実に面白くなってる、という点で、エンドレスエイトの水増しはともかく、あざとく「消失」を映画にしたということは全肯定せざるをえませんわ。ハルヒを見て面白いと思った人は、再アニメ化の内容で見放すことにしたと思ったとしても見に行くべき。


2010年02月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ffftp更新

  Gumblar系マルウェアによりアカウントとパスワードが盗まれ、サイトが改変される原因になる窓の杜 )と報じられてたffftpですが、有志の手によりその問題への対応がなされた 新バージョンがアップロード窓の杜 )されたようです。対策としてffftpを削除はしたが、やはり使い慣れたものの方が……という方には朗報かと。


2010年02月11日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 超電磁砲#18とはな幼#6とデュラララ#5とソラヲト#6とバカテス#6

  とある科学の超電磁砲 #18「あすなろ園」。鬼の寮監に日々苦しめられてる黒子は、休日いそいそと出かける彼女を見て後を付け、児童養護施設にたどり着く。実は寮監がそこに出入りしている男性教師にホの字らしいと知り、そのいじましさに黒子はこれまでの怨みも忘れ彼女を応援しようと画策する……もちろん美琴たちを巻き込んで。

 黒子が良いキャラだよなぁ。彼女を見てるとうっかり中の人がかつては 正統派メインヒロインを演じてた ことをうっかり忘れそうになってしまいます。いやまあ、あれも暴走と言えば暴走だけど。
 しかし寮監に目を付けるとは、スタッフは目の付け所が違いますな。まあ、結果はお約束だけど。ちなみにメガネはかけていた方がいいと思います。


  はなまる幼稚園 #6「はなまるな探偵/はなまるな初恋」。後半は普通にほほ笑ましい話なんですが、前半がつっちー、ダメ人間過ぎる……ガシャポンネタは手前味噌というか、なんと言うか。自社ネタですか>GAINAX


  デュラララ!! #5「羊頭狗肉」。ゴシップ記者・贄川は次のネタに「池袋最強」を取材するが、言う人ごとにまちまちでまったく方向性が定まらない。が、そんなこととは関係なく帝人たちは中学生日記な放課後を満喫するのだった……

 杏里が消えた友人のこと、その彼女がいない日常が当たり前になってきてその事を受け入れつつある自分への罪悪感を帝人たちに語る。学級委員に立候補したのも友人が立候補したかった代わりをすることで、彼女への劣等感を越えられる気がしたからだと告白する。が、その杏里に、帝人は「そうやって僕たちに言うことが一番ずるいと思う」と、思わぬ事を……語ることで罪悪感から逃れようとしてた彼女に、友人を越えようとすることは間違った事じゃない、だから胸を張ってればいいんだ、と主人公らしいことを珍しく言う帝人。それで杏里も、そして正臣も少しだけ救われるが、まだ表立っていない正臣の事情がちらほらと。臨也と、黄巾党とそれは関わってるらしいけど……正臣は正臣で罪悪感を抱えていそう。それが「帝人を守ろう」という動機になってるよう。
 そして、友人を捜す杏里を気にかけたため、トラブルに巻き込まれかける帝人。そしてちょっとだけセルティに続く第二の異形「罪華」に関わる。巷を騒がせる切り裂き魔らしいけど、セルティにすら未知の存在らしく、中身は常識人なセルティとは違ってこっちは完全に危険人物っぽい。
 しかし「宇宙人が怖い訳じゃないんですよ?」って、怖いんだ、セルティ……


  ソラノヲト #6「彼方ノ休日・髪結イ」。初の給料日後の休暇で街に出るカナタ。が、教会に養われてる孤児であるミシオが珍しくトラブルを起こして飛び出してしまったらしく、それを探すことに……そしてカナタの給料袋にも実は秘密が……

 序盤の茶番、何かと思ったらホントに茶番でした……つか、あんな茶番でギャングを騙せるって辺りが茶番という茶番の二重構造。スタッフ、悪ノリしきれなかったか。これはちょっと庇い切れん。(^^;
 いやまあ、途上国の軍隊じゃ給料が出ないんで山賊化したりマフィア化したりなんて日常茶飯事なんで、密造酒の製造と販売くらいなら、まだ……まあ、地元のヤクザさんが良い方ばっかなんでしょうな、基本的に。
 しかし、組木細工の箱といい、妙に日本テイストなのはなんでだろう? 多分意味はないんだけど。あと、「見えない悪魔」ってのが気になる。生物兵器かなんかか?
 それと、 ソラノヲトの聖地巡礼に行った方 がいるらしい。海外から日本に聖地巡礼に来る方もいるとは言え、これはすごい。情熱の無駄遣いだが、私は支持する。


  バカとテストと召還獣 #6「ボクとプールと水着の楽園――と、」。明久と雄二は休日にフルコンタクトなバカ騒ぎの挙句、学校のシャワーを無断で使おうとして見つかり、罰としてプール掃除を言い渡される。が、その代わりプールを自由に使っていいと言われ、瑞希たちも誘うのだが……

 なんだか「木下秀吉という第三の性」がやたらとプッシュされてませんか? 「ワシは男じゃ」と言いつつ上半身がはだけると必ず手で隠したり、気付かず女物の水着を着たり、洗髪が「ティモテー」だったりってのは、無自覚ですかそうですか。胸の大きさで戦闘力を計りながら秀吉には適用されないのがまた。
 Fクラスのいつもの面々が参加なのはもちろんだけど、A組代表の翔子、美波の妹葉月、美波を求めて飛び入りの美春はともかく、エロセリフ担当の愛子が出てきたのに見せ場がほぼないのが残念。
 いや、それでもamazonの予約ランキングで今期新作のトップになったらしいですが。


2010年02月14日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 天裝戦隊ゴセイジャー#1とW#22

  天裝戦隊ゴセイジャー #1「天裝戦隊、降臨」。惑星を守るため人知れず戦い続ける護星天使たち。やむを得ぬ事情で見習ながら地球の護聖天使となった「ゴセイジャー」の一人、ゴセイレッドのアラタは、友達に謝る勇気を出せない少年、望の心にささやきかけてる最中、うっかり姿を見せてしまう。自分の事は内緒と口止めしていくアラタだが、彼が去った後に落ちていたカードを望が拾ってしまう。
 その頃、アラタ抜きで地球征服を企むウォースターと戦うゴセイジャーたちの元にアラタも駆けつけるが、変身に必要なカードがないことに気付く。

 「侍」というコンセプトが明確だった「シンケンジャー」に続いての作品だけど、今度は微妙にわかりづらいような。つか、ベルリン天使の歌ですか?
 もろにファンタジー路線の戦隊なのだけど(SFもの戦隊は最近では少ないからなぁ。ゴーオンジャーはどっちに分類するか分からんけど)、地球を守る天使、という設定がどれだけ受け入れられるかかなぁ。天使モチーフといえども、実際は宇宙人とか異世界人とかとそう変わらない感じだし。(宗教的にあまり突っ込んだこともできないだろうし)
 その他は第一話を見る限りは標準的な出来というところでしょうか。変身アイテムが携帯電話でなくなってるのが最近ではめずらしいですが。顔型の変身アイテムってのはどうなんだろう?
 個人的には他には、敵の首領と幹部が、飯塚昭三、小山力也、飛田展男ってのが気になるのと、名前が「デレプタ」「ブレドラン」ってのが……プレデターにブレードランナー? モンス・ドレイクってのは何だろう?
 あと、レギュラーキャラに山田ルイ五十三世が出るのな。ヴァンプ将軍!?


  仮面ライダーW #22「還ってきたT/死なない男」。かつての同僚の仇を取った綾。敢えて彼女が復讐を果たすのを見逃した竜だったが、もう必要ないはずだと、ガイアメモリの引き渡しを要求する。しかし彼女を信じようとする翔太郎と揉め、綾はその隙に姿を消す。
 フィリップからこれまでのガイアメモリのせいでおかしくなった被害者たちを忘れたのかと叱責され、不安になった翔太郎は彼女を捜し出しメモリを渡すように説得するが、綾は「まだ本当に復讐しなければならない相手がいる」と引き渡しを拒否。それが終わってから出頭し、メモリも引き渡すという彼女の言葉を翔太郎は信じる。
 一方、竜の携帯に「ダブリューの男」からの電話が入る。家族の仇を取るために指定された場所に向かう竜だったが、待ち合わせ場所に大量の鉄骨が降ってきて……

 同僚の復讐に燃え、また悪徳刑事を憎んでいた綾。翔太郎にも悪の根源をつきとめると約束するが、彼女が取った行動は冴子に迫り、阿久津の後釜に座る代わりに翔太郎たちの始末をつけると取引することだった……
 冴子によるとドライバを介さずメモリを使用した場合、その使用者の悪意や憎悪など負の感情とメモリの影響が混ざり合っていくのだという。もはやメモリに浸食されてしまっていた綾は、「溝口を見殺しにしたのは風都」と言い切り、溝口との思い出の場所である風都タワーすら破壊しようとする。
 そこに駆けつけたのは半死半生の照井竜。竜を呼び出した電話は綾による偽のもの。冷静さを欠いた竜を始末する算段だったが、計略にもかかわらず竜は生きていた。アクセルに変身し巨大化し風都タワーに向かうトライセラトプスドーパントを追うが、圧倒的質量と破壊力にアクセルですら危機に陥る。そこに駆けつけたのは、自走型ロボット。バイクフォームのアクセルと合体し、圧倒的な火力でトライセラトプスドーパントを殲滅する。
 粉々になったメモリを目にして倒れ、気を失う瞬間に綾が見せた笑みは、狂気なのか憎悪からの解放への喜びなのか。ただ、綾がドーパントだったことを知りショックを受けた真倉がそれでも「きっと彼女、ガイアメモリなんかに手を出さなきゃ言い警官だったと思うんですよ」と彼女を惜しみ、彼女のために悲しんでたのがせめてもの救いか。まあ、その後割増料金込みの多額の請求書を突きつけられるわけなんですが。


2010年02月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 花咲ける青少年#39(最終回)とキルミン#19

  花咲ける青少年 #39「約束の空」。日本の由依の元に花鹿からの手紙が届く。それは、側近であるツァオの暴走によって囚われの身になったリーレンを救いに行く顛末が記されていた……

 美少年ハーレムもの(もっとも最初の原作者の構想では花鹿は男の子だったそうだけど)と思ったら政変になり、そこから更に幾多の危機を乗り越えお互いの気持ちを花鹿と確かめ合いファン一族から離れようとしたリーレンが、彼を総帥にとどめようとするツァオにより花鹿の命をネタにゆすられ、花鹿との離別を強要されるという展開に……どう考えても最初そんな展開まったく考えてなかったのに、なんだかんだで全部のキャラに見せ場と存在感があってしかも大団円、ってのは、正直かなりびっくりしたし感心した。
 途中、監督が今千明女史から亀垣一氏に交代になっても、原作がしっかりしてるせいか、大きなブレは感じられなかった。NHK-BSであってもこういうのを夕方とかに昨今はやれないんだなぁ、と残念に思いつつも、エンタテイメントとしての見事さには思わず拍手してしまいますわ。


  キルミンずぅ #19「輝け!匂いは虹色に!?」。リコはケンからの電話で、クラスメイトのアカネの弟トシキが家出してしまったと知らされ、その捜索にキルミンズが出動することに。しかし折からの大雨で頼みの綱のナギサの鼻が利かず、追跡は暗礁に乗り上げてしまう。

 先週のリコのパワーアップに続いてナギサのパワーアップ回。雨で鼻が利きにくい上、駐車場の雑多な人の匂いに紛れてトシキの匂いが特定できなくなってしまうが、「匂いに色を感じる」ことを意識したことからキルミン第二段階に進化、より匂いに鋭敏なシェパードに変身できるようになる。
 でも、それより地下水道に迷い込んでしまったトシキを助けるためにケンが何気に活躍してるのが。バカ丸出しと言えばそうなんだけど。何気にどのキャラにも見せ場があるのがいいなぁ。
 次回はリムがメインの回で、恐らく順番から言ってもリムのパワーアップ回なんだけど、ウサギにそんなにバリエーションがあると思えないんだけど……


2010年02月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 浅倉久志逝去

 あちこちで触れられてるのでニュースとしてはいまさらと思われるかもしれませんが、SF翻訳の第一人者、浅倉久志氏が亡くなられたそうです。
 正直人となりは存じ上げないのでショックと言うと微妙に違う気はしますが、気がつけば読んでいたものの訳者が「あ、また浅倉さんだ」ってのは尽きないほどあるので、「SF翻訳」という概念の半分くらいがごっそり削られてしまったような喪失感はあります。
 浅倉氏の翻訳作品で真っ先に思いつくものは人によって違うと思いますが、何故か自分は「ニューロマンサー」と「高い城の男」でした……って、ニューロマンサーは浅倉氏じゃなくって黒丸尚氏だって。ギブスン作品の翻訳が多いのと、「クローム襲撃」は浅倉氏翻訳だから、イメージが混同してるのかも。


2010年02月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] はな幼#6とソラヲト#7とデュラ#6

  はなまる幼稚園 #6「はなまるなプール はなまるな作戦/はなまるなお兄ちゃん はなまるなお泊まり」。前半はプール話。土田に水着を見せようと張り切る杏だったが、当の土田は何故か間違ってビキニを持って来てしまった山本先生に釘付け。なんとか杏は土田の気を惹こうとするのだが……そりゃ、ロリコンでもない限り戦闘力に差がありすぎますわな。しかし山本先生、PTAから素で苦情が来かねないレベルですな……
 後半は土田の妹来襲。お約束通り兄の悪口を言いながらもやたらと気にするツンデレ妹。だらしなくって頼りないとばかり思ってた兄が、意外とちゃんと仕事をしてることに気付き、デレタイム突入。そういえば妹の声優の「廣田詩夢」って読み方わかりませんでした……最初「時夢」と空目して、まさか「ひろだ たいむ 」って読むんか? と思ったけど、正解は「しおん」でした……いくらなんでも読めねえよ!!


  ソラノヲト #7「蝉時雨・精霊流シ」。季節はすっかり夏。うだるような熱さの中、隊長のフィリシアの様子が少しおかしい。洗濯当番を代わってくれと頼んだり、食費の計画を無視してスイカを衝動買いしてきたり。それだけでなく、心ここにあらずといった様子。セーズの街で行われる死者を慰める祭に関係ありそうなのだが、ちっとも理由を話してくれないフィリシアに、カナタは不安を募らせていく。

 「フィエスタ・デ・ラ・リュミエール(光の祭)」と名付けられたセーズの精霊流しは正式には異端扱いらしいのだが、地方だとそこらへんの縛りはゆるくなるらしい。司祭も一緒になって 灯籠作ってるし。が、フィリシアはお盆の時期に還ってきた死者の魂のために流す送り火の祭で、昔のことを思い出してしまう。って、なんだかシリアス展開。どうも不似合いな技術(でも多分タケミカヅチの劣化コピーに過ぎない多脚戦車)に、通信機もなしにラッパで伝達をせねばならないというのは、ツッコミどころというより、もう本当に人類もその技術も残滓で部分部分でレベルがまちまちってことなんだろうな。そして今回「本当にいるのか?」とさえ思った敵が登場。つか、人間なのか、これは? 一瞬、廃ビルの窓に巨大な羽の生えた飛行体が映り込むし。
 しかし部隊はあっけなくフィリシアを除いて全滅。生き残ったフィリシアは戦場を彷徨うが、敵とも味方ともわからない銃砲撃におびえ、挙句地下空間に落ち込んでしまう。そこにいたのは旧時代の兵隊のミイラ。彼との夢とも現ともつかない会話で、「もう世界は終わっている。今生き残っているのは人類の残滓だ」と言われてしまう。
 フィリシアがどうして軍紀無視で砦の生活を皆に楽しませてるか、かつていた彼女の同僚たちはどうなったのか、の、匂わせておいて明らかになってなかった部分が明らかになる。
 更に、クスハが孤児(おそらく戦争孤児)であること、リオがどこぞのお嬢様どころか家を飛び出た皇女殿下であることが匂わされる。あと、昔カナタが出会ったラッパ兵もその関係?
 唯一ノエルのみが灯籠を作らなかったけど、これはこれで何か意味ありげ。
 あとそれと、皮膚を「切る」のではなく「削いで」しまった後の出血の仕方がリアルで、ちょっとさぶいぼ立った。(傷跡全体から血が出るのではなく、削いでしまった皮膚と地肉の境目から血がたくさん出て、肉の表面からはぷつぷつと血玉が出来て、段々それが大きく……うぎゃー!)


  デュラララ!! #6「東奔西走」。今回のメインは門田京平、遊馬崎ウォーカー、狩沢恵理華、渡草三郎の四人組。正臣にダラーズのことを聞かれた時には「俺も詳しいことは知らないが……」と言っておきながら、彼らは実はダラーズ。と言っても、ある日突然送られてきたメールにあるパスワード付き掲示板に入ることだけがその証明で、組織の全容も、また組織から何かしろと言われてるわけでもない。その意味では「詳しいことは知らない」は嘘ではない。
 彼らは巷にあふれる「自称ダラーズ」と違い自分からダラーズとは名乗らないが、旧知の不法大罪外国人カズターノが人間狩りに攫われたことから彼のために「東奔西走」する。まあ、その人さらい連中は一話のあいつらなんですが。しかも門田たちがカズターノを救おうとする理由が下らなさすぎて吹いたw
 結局カズターノは救出し諸悪の根源らしい相手を突き止めるが、今回はこれまで。
 ところでチャット画面の「田中 太郎」は帝人、セットンはセルティ、なのは確実として、甘楽って、臨也?


2010年02月19日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 藤田まこと氏死去

  藤田まことさん告別式…ファンから「主水ー!」サンスポ )。たびたび体調不良を訴え、入退院も目立ってたことから覚悟はしてました。してましたが……知人が「ビックリはないけどガックリ」という表現をされてましたが、まさしくそんな感じです。ニュースの直後は「ああ、そうか。ついに」と比較的素直に思ったのですが、段々不在が重くのしかかってきます。
 作品の思い出とか書き連ねるところなのだろうけど、ありすぎてどれを書けばいいのかわからないし、思い出と画面の中の藤田氏の姿を見ると亡くなったという実感が逆に湧きません。今はただ合掌を。

[アニメ] バカテス#7

  バカテス #7「俺と翔子と如月グランドパーク」。明久たちの策略で翔子と遊園地デートするはめになった雄二。翔子に脅しをかけられてる上、面白がった明久たちの仕掛けは強引で無茶苦茶なものばかり。精も根も尽き果て、最後は出来レース見え見えの抽選での模擬結婚式イベントだったが、その最中、雄二は自分たちにもイベントをやらせろと乗り込んできたDQNカップルの言葉で翔子が傷ついたのを見て……

 雄二を翔子をくっつけようという明久たちのお節介作戦、にしてもバレバレなのがアレなんだけど、一度やると決めたら徹底的にやる秀吉には惚れそうになるw
 本編のドタバタと雄二が翔子をどう思ってるかのくだりはそれはそれとして、今回はEDが女の子バージョン。元女の子や女の子じゃないのや第三の性やらも混じってますが。あれ、姉の方じゃなく秀吉だよな? あちこちいつものEDを意識した構図があるけど。鳥瞰アングルで最後のキャラが見上げてるカット、これだけのために愛子が……(ムッツリーニの位置=愛子)


2010年02月20日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エレメントハンター#32

  エレメントハンター #32「突入!地底への挑戦」。シェイプシフター三部族との接触で最後のトリ族を残すのみになった。コロニー側では火星移住を推し進めるために接触を阻もうと、長官がハンナに爆弾で接触の妨害を指示する。また、ロドニーとトムにも地球チームがシェイプシフターから託されたオーパーツの回収と、圧力のための身元判明を命じられるが、ロドニーは彼らを説得するからと猶予をもらう。
~  先週、レンの祖父がカー博士の実験の被験者となってその事故で亡くなったことが明かされ、信頼関係がゆらぎかけるが、これまで築いた絆で乗り切った地球チーム。
 元素消失の謎を探るため、シェイプシフターと名付けられたネガアースの無機生命体と接触しようとする。何故か彼らは地球チームとのみ接触するのだけど、コロニー側の上層部がいろいろ思惑が重なって地球側を追い詰めようとする。
 それの防波堤になろうとロドニーは交渉役を買って出るが、レンたちは「自分の親たちはそんな脅しに屈しない」とはね除ける。先週のレンの父親の、祖父に対する想いを聞いた後だからなおさら説得力があるのだけど、でもそれで逆にロドニーは困ってしまう。
 ロドニー自身上層部に不信感を持ってるのだけど、だからこそ敵対関係をなんとかして協力して状況を打開できないかと考えているようだけど、具体的なビジョンはないよなぁ。情熱が先走ってる状態で。
 その情熱のままにキアラをかき口説くのだけど仲間からのからかいの対象にしかなってない。w
 もう一人の注目はハンナで、高性能爆弾を渡されシェイプシフターとの交渉を邪魔するようにと命令される。そのことで、所詮自分は使い捨てだと意識してしまうハンナだが、足場が崩れてマグマだまりに落ちそうになるところをホミに助けられる。「自分は一人」ということを無理に思い込もうとしてるハンナに、これが影響するのかなぁ。
 結局トリ族との接触はするが、第三のオーパーツは別の場所。お互い理解しかけてたのに、結局一部の大人の思惑に振り回されて対立することになるのか?


2010年02月21日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#2とW#23

  天裝戦隊ゴセイジャー #2「ファンタスティック・ゴセイジャー」。天の塔を破壊され護星界に戻れなくなった見習護星天使たち。地球にあるというゴセイマシンの伝説の話が出るが、伝説を当てにするわけにもいかない。取りあえずハイドとエリが天の塔にあった場所に行って戻る手立てを調べることになる。
 天の塔のあった場所を調べるがやはり何も見つからず力を落としかけるハイドたちだが、テンソウダーに護星界のマスターヘッドからの通信が……わずかに残った次元の隙間を通って来た通信によると、もうすぐ起こる200年に一度の太陽フレアの大爆発の瞬間、五人が力を合わせれば護星界への道を開けるかも知れないという。
 そのことを知らせようとするハイドだが、UFOに変身する星人ザルワックが人々をさらい、アラタたちは人々を取り戻すために戦っている最中だった。もうすぐ太陽フレアの爆発が起こるというのに、人々を守るか、護星界に戻るか、迷った末のハイドの選択は……

 話自体はわりとお約束。ただ、メンバーが未熟なのにそれを導く長官役がいないのが、どういう風に話を進めるのか? たまにマスターヘッドから連絡が入ったりするのかな?
 そいでもってアラタが望を家に送ったところで ヴァンプ将軍 山田ルイ53世登場。まるっきりまんまヴァンプ将軍なんで笑ったw たまにいきなり悪になって「ククク、ゴセイレッド。今日が貴様の命日だ」とか言い出してゴセイレッドにタコ殴りにされたりするんでしょうかね?(ないない)
 あとは、ザルワックの変身したUFOがオーソドックスにアダムスキー型なのがなんだか笑えた。きちんと古典は踏襲しないとねえ。
 で、かなり展開早めにロボが登場。普通なら今週はメカだけ出てきて来週に合体の流れなのに。ギミックとしては各マシンの頭の部分が飛ばせたり取り外し出来る機構なのかな? あと、今回も手足取り替えパワーアップなのかな?


  仮面ライダーW #23「唇にLを/シンガーソングライター」。鳴海探偵事務所に女子高生情報屋のクイーンとエリザベスがやってきて、依頼をしたいと言う。なんでも風都のローカルオーディション番組「フーティック・アイドル」であと一週勝ち抜けばCDデビュー、というところで、挑戦者に負けて締まったのだという。「不正があったに違いない」と騒ぐ彼女たちに「単純に相手の方が上手かったんじゃねえの?」と素気ない翔太郎。だが、「それなら聞いてみればいい」と言われて路上で歌うその挑戦者・ジミーの歌を聞いた翔太郎はあまりのひどさに頭がクラクラ。ジミー本人とアラサー風のおっかけ、ゆきほだけが絶賛している。
 審査で何が起こってるのかを調べようと、次の「フーティック・アイドル」の会場にやってくる翔太郎とフィリップ。相変わらずひどい歌を歌うジミーだが、何故か審査員は絶賛。フィリップは真相を確かめようと翔太郎を巻き込んで飛び入りで挑戦するが、結果はジミーの勝ち。翔太郎たちが首をひねる舞台裏で、竜がスタジオの天井裏で暗躍していた怪人を見つける。
 実は竜は「風都タワーの道化師」と呼ばれる詐欺師の事件を調査していた。案の定ドーパントだった道化師をアクセルに変身して追い詰める竜だが、メモリブレイクして倒したはずが、破壊したガイアメモリと思い持ち帰ったのは酢昆布の箱。出し抜かれプライドを刺激された竜はフィリップに道化師の正体を検索させる。
 その一方で、翔太郎もドーパントが何故関わってるのか、唯一のファンであるゆきほの身辺を調べるが、彼女は何故かお金を稼ごうと重労働の過重シフトで働き続けていた。ついに倒れたゆきほだが、彼女は医者から処方される薬代すら節約しようとする。
 実はドーパントのメモリの正体は「ライアー(嘘つき)」。言葉の針を相手に飛ばし、その言葉を信じさせてしまう特殊能力で、アクセルを出し抜き、またゆきほからの依頼でオーディションの審査員を操っていたのだ。
 残酷にも「金が足りない」と三週目もジミーを勝たせてくれというゆきほの依頼を拒否。怒った翔太郎は変身し駆けつけたアクセルと共にライア−ドーパントを追い詰めるが、とどめを刺そうとするのをゆきほがすがりついて止める。「この人がいないとジミーは優勝できない」そう言うゆきほに翔太郎は「また挑戦させればいいだろう!」と言うが「ジミーにはそんな実力はない!」と……が、その言葉を、ライアーに呼び出されていたジミーが聞いてしまう。

 実力がないのに自己陶酔してるジミーが自分に似てると感じ、同族嫌悪でイライラが止まらない翔太郎。w でもまあ、翔太郎の場合は認めてくれてる人たちもいるからねえ。
 そんなジミーの唯一のファン、ゆきほは彼をオーディションで勝たせようと、無理やりお金を作ってライア−ドーパントに依頼していた。が、彼女の心を弄ぶように最後の最後で依頼を反故にする外道ぶりを見せるライアードーパント。しかも戦闘力的には大したことはないものの、「相手に嘘を信じさせる」という特殊能力とその卑怯な性格が相まって、Wたちは大苦戦することに……なんとなく正体は今回出たストリート詩人じゃないかという気がするけど。みんな、そんなにみつををうさんくさく思ってるのかw
 今回オーディション番組の審査員には主題歌を歌う上木彩矢とTAKUYA、それと大御所役で水木一郎。まあ、この人にダメ出しされたら有無を言えませんわな。なんとなく存在感というか無意味な説得力的にw

[アニメ] 夢パティ#20と聖クエ#7とれでぃばと#7ちょっとだけ

  夢パティ #20「強敵!?パリからの転校生」。今回登場は下級生のチームれもん。年下ながらエリート揃いの対戦相手に危機感を抱くが、珍しく冷静な安堂が対戦相手に京都の和菓子の名店・九条の跡取り息子がいると聞いて冷静さを欠いてしまう。無名の実家と比較しての気後れのせいだが、そのために逆に気負いすぎて寝不足になり、最悪の隊長のまま勝負に望んでとんでもない失敗をしてしまう。
 樫野と花房は僅差ながら安定した勝ちだったけど、いちごはれもんの策略で課題のフルーツゼリーで大失敗。キウィやパイナップルは含まれている分解酵素のために生で使うとゼラチンが固まらないってこと知らなかったのか。科学担当の安堂、ここでも大失敗ですな。つか、明らかに実力的には格下のいちごにそんなえげつない手を使わんでもいいと思うが。

  聖痕のクェイサー #7「漂泊の生神女」。アデプト十二使途の狙う失われたイコン「サルイ・スーの生神女」が「おじ様」の別荘の閉ざされた部屋にあるのではないかと睨んだまふゆは、燈にも黙って別荘に向かう。前回の条件と引き替えに美由梨も何故か一緒にくっついてくるのだけど……なんかこいつら、実は仲良くね?
 途中、アデプトの手先のクエイサーに襲われ、鳳とリジィという二人に助けられるのだけど、こいつらあからさまにクエイサー……検索すると鳳はSodiumのクエイサーらしいのだけど、発火はともかくそれでなんで痛み止め? と思ったら、よく考えたらSodiumの語源は頭痛薬を意味するsodaからだっけ。でも痛み止めになるのか? それともsodium ionをコントロールして痛覚神経の伝達を阻害してるだけ?
 これで一応OPに出てる連中は全員出たのだろうけど、ボクとかの一人称の前に、リジィが女だと名前で気付よ……

  れでぃばと #7「れでぃ×まじかる」。こっちもOPに出てくるキャラがようやく勢揃い。今回登場したのは日本のアニメをこよなく愛するオタクな王女だけど、北欧の小王国ってパターン、ジュエルペットと言い流行なんかな……?
 アニメにかける情熱はよろしいんですが、いやでもやはりきわどいコスプレ写真集は、学園的にもまずいような……って、理事長がアレだから問題ないのか。


2010年02月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#20

  キルミンずぅ #20「恋するウサギと吸血鬼!?」。長い間使われてなかった洋館に、少年が怪しげな執事と共に引っ越してきた。リコたちの学校では「吸血鬼に違いない」と噂になるのだが、リムはその少年・アキトと仲良くなり、一目惚れしてしまう。が、アキオの飼ってるウサギが元気がないのが気になり、夜中にキルミンになって忍び込むが、危うく見つかりそうになり、ウサギに変身したところをアキオに捕らえられてしまう。一方、すっかりのぼせたリムの様子に、「きっと吸血鬼にたぶらかされてるに違いない!」と言い出したタマオは逆にリムの怒りを買ってしまい、吸血鬼の正体を暴こうと躍起になる。

 今回はリムのパワーアップ。だけど……地味っ! まあ、基本的にウサギは身を守る術に長ける方向に進化したのだから、当然と言えば当然だけど。隠密性は上がったのかな? 段ボールをかぶる程度には。
 今回は子どもたちが勝手に吸血鬼騒動を起こすのだけど、当然吸血鬼なわけはなくて勘違い。アキオの飼ってるウサギも、寂しくないようにと回りに置いたぬいぐるみが逆効果だったり近くで鳴らすピアノの音に参ったり、狭いケージの中に閉じ込めきりだったりが原因。ウサギになってその状況が良くわかったリムはそれをアキオに伝えて良い感じになるのだけど、アキオはすぐにイギリスに引っ越してしまい、結局傷心。
 あと、カノンたちも噂からアキオがアニマリアンじゃないかと館に潜入するのだけど、完全に大外れ。パルスは番犬に追い回されるナギサたちを狼に変身して助けるのだけど、ナギサが匂いで正体に感づき始めたよう。
 今回、リムが長時間動物でいすぎて戻れなくなりかけてたけど、以前もケンとリコがちょっとなりかけてたはず。あのゾウガメは戻れなくなった爺さんなんだろうけど、本当に戻れなくなる展開があるのかな?


2010年02月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[読書] デュラララ!!(1)(2)/成田良悟

 ラノベを読むのも久しぶりの気が(そうでもないのか? 少なくとも印象には残ってない)。
 そうです。アニメが気に入ったので買って来ました読みました。
 いやまあ、その前にネットで古本で買った「不肖・宮嶋 南極観測隊ニ同行ス」を読んだりとかしてるんですが。それはそれで面白かったけどそれはそれで。
 で、原作の方のデュラララ!!ですが、黄巾賊とか、罪歌とか、その辺は一巻の後の事なんですな。1クール目で一巻の展開にけりをつけるのか、2クール全体を一巻を基本にして他の話を混ぜるのか、なんとなく後者の気がしますが。
 それにしてもデュラハンであるセルティの事とかはともかく、「罪歌」の辺りはいよいよ中二病っぽいけども、基本は超能力者とか化物のバトルじゃなく、化物もいるけど人間と人間の社会の話、なのだな。多分、その辺があまり中二病と感じず読める理由かも知れない。西尾維新は二巻で投げ出したけど。
 これは久々に気に入ったので、三巻目も買って来ました。

[その他] いや、あんたそれはどうかと。

  「小泉元首相が1番許せない」 ソーリが噛みついた理由J-CASTテレビウォッチ )。太田総理は見てないし爆笑問題太田氏の発言はむしろどうでもいいんでえすが、「え?」と思ったのは「日本をダメにした人」についてのアンケートの結果。賛否あるにしろ一位の小沢氏はそれだけの影響力がある人物なのでわからないではないのですが、二位の「朝青龍」ってなんだよ! 朝青龍がどう日本をダメにしたのか、まったく意味がわからない。三位にしても「酒井法子」ってなんだよ。本気で意味が分からん。単にマスコミが叩いてる名前を上げてるだけちゃうんかと。むしろこんな回答をした奴らが日本をダメにしたんでしょうな。


2010年02月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「驚愕」、ようやくお目見え?

  涼宮ハルヒの驚愕がついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!ニュー速クォリティ さん)。この写真がコラでなければ、いよいよ分裂の続きが出る訳か。まあ、本物だとしても一部「しか」できなくて、本編は永遠に出ないという可能性もあるわけですが(どれだけ警戒してるんだよ)。まあ、再始動であれば素直に喜びましょう。

  講談社の純損失57億円J-CAST )。落ち込み比率で言えば広告収入の落ち込みが激しいわけですが、それも折からの不況に雑誌の売り上げ部数減少が響いてるからこそでしょうな。ぶっちゃけて言えば、買いたたかれ状態。新雑誌を作ってはいるけども、どうも印象としては狙いが不鮮明でぱっとしないし。
 講談社と言えば少年マガジンなわけですが、帰省した時に姉と話をしたのを始め、最近同年代くらいとマガジンの話をすると「読むものがない」という話が判を押したように出てくる。本当にまったく読まないわけではないのだが、決まって読むものは一つか二つ、という感じが多いみたい。「それは感覚が古くなってるだけでは?」という突っ込みもありそうだし可能性は考えるけども、ジャンプ、サンデー、チャンピオンでもマガジンよりは読んでるものが多いよう。いや、サンデーは微妙だけど。
 それと関係あるのかないのかわからないけど、最近のマガジンに目を通していて気になったことが一つある。「女性作者が増えたな」ということ。ちなみに一応久保ミツロウがコミックス等でトッポイ兄ちゃんを自画像に描いてた時から「この人、どう考えても女なんだけど、おかしいな」と思う程度には鼻が利きます。念の為。
 いや、別に女性作者がいけないわけではないし、女性が少年誌に描くことがあまりタブーでなくなって久しいし、描いてはいけないと思ってる、ってことでもない。ただ、読んでて「『少年』マガジン?」と首をひねることがしばしばある。
 おそらくジャンプ等がある程度意識してやってる「女性層の取り込み」かと言うと、そうでもないのだよなぁ。
 マガジンはある程度昔から編集が原作してある程度絵の達者な新人に描かせる、という戦術をかなり頻繁に行ってきた。ただ、それがいつからかはわからないが、その作画の傾向がある程度「女性的繊細さ」を好むものになってきたように思える。それがいけないことというわけではない。だが、大体その時期から「どんな読者を想定してるのか」が、なんだかよくわからなくなってきた。二十年くらい前ならかなり明確で、ヤンキーものがかなり全盛、そういうのにあこがれを持つ中高生くらいが背伸びして読んでる、という感じだった。だが、今はわからない。女性作家の多用とそれがなんの関係がある、と言われても困るのだけど、なんか「少年週刊誌」という名前にふさわしいものを作ろうという意気込みが感じられない。別に女性作者を排除したからってそれがなされるわけではけっしてないけど、単に自分たちの思い通りに作画する人間を使ってるだけで、誌面作り、雑誌展開、すべてにおいて戦略とコンセプトが感じられない。過去の「売れたもの」のパターンでどうにかしようとあがいているように見える。
 これはそこを直さないとどうにもならん気がするのだけど。


2010年02月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] デュラララ!!#7とソラヲト#8

  デュラララ!! #7「国士無双」。今回の主人公は「池袋最強」と噂される平和島静男。予告を聞いた時「俺は暴力が嫌いだ」で大笑いしたけど、どうやらそれは本気のよう。本人が極端なまでにこらえ性がないだけに。そのこらえ性の無さに、何故か身体が壊れつつもついて行ってしまったのが本人の不幸。普通にしてれば普通のイケメンなのに、外見不相応に強靱な骨格と筋力を持つことに……
 でも本人は苛立ちを抑えられない自分自身に嫌気がさしてたところで出会ったのが岸谷新羅と折原臨也。新羅はともかく、臨也は静男の神経にことごとく障る男で、仇敵の仲に……
 でも、そんな静男の心の支えになるのは、弟の平和島幽(かすか)。実は最近人気を伸ばしてる実力派若手俳優の羽島幽平その人。こらえ性のないどうしようもなく暴力そのものの自分を肯定してくれる人間がいるということに、安心を覚えているよう。絶対的な恐怖の対象でありながら、人との関係を求める。だからこそ、ダ……おっと。これはまだアニメでは出てなかったか。
 原作の三巻まで読み終わりましたが、どうも原作三巻を基本に構成する様子。とすると、大体前半で帝人の話を終わらせ、後半であと二人の話をするんでしょうな。


  ソラノヲト #8「電話番・緊急事態ヲ宣言ス」。中央との緊急連絡回線の保守任務に就くカナタだけど、その内容は「電話番」。いつ来るか分からない確認の電話を、日がな一日待つ任務……と、それはタイトルで理解できたし、冒頭部の、電話を前にやたらもじもじしてるカナタは、立ち並ぶ空き瓶で「ああ、お漏らし話だな」と理解は出来たんですが……あの格好は何?
 となんか2chではやたらと受けてたみたいだし。それらの人々の嗜好についてはとやかく言いませんが、受けたなら、DVD・BR購入は検討しような?
 それはともかく、カルバドス密造がいつの間にかバレてたり(DVD特典?)、リオの皇女疑惑が確定の上リオを中心に話が急展開しそうだったり、何気にあれこれ唐突というか、面白げな展開を見せてるんですが。
 取りあえず、カナタの「らめぇ!」には、みさくらなんこつはつくづく商標を取っておくべきだったと思いました。


2010年02月28日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#3とW#24

  ゴセイジャー #3「ランディックパワー、分裂」。護星界に戻れなくなったアラタたちは望の父の天知博士が働く天知天文研究所で住み込みで働かせてもらえることになる。
 一方、共闘に完全には同意していないアグリとモネの兄妹は山にこもって特訓をするが、モネを一人前扱いしないアグリに、彼女が反発、兄妹喧嘩をすることに。ただでも連携を取ろうとしない二人がさらに勝手に動いて、現れた星人に苦戦することに……

 山田ルイ53世演じる天知博士が本格登場。温厚な人柄ながらかなりの天文バカで、靴下の左右がバラバラでも気にせず、望に注意される始末。カリスマ主婦ヴァンプ将軍を連れてくれば、一発で解決なのに。本人対決w
 そいでもって今回出てきた星人はユウゼイクス。冷気攻撃を行うのだけど、この名前って「遊星からの物体X」? 敵キャラ、全部この路線で行くのか? 一話のミゾーグは「未知との遭遇」、二話のザルワッグは「猿の惑星」か……


  仮面ライダーW #24「唇にLを/嘘つきはお前だ!」。ライアードーパントの企みでジミーの合格が唯一のファンであるゆきほが依頼しての不正であること、そのゆきほもジミーに才能が無いということを認めていたことを本人が知ってしまう。ショックを受けて追いすがろうとするゆきほも拒絶し、音楽すら捨てると言ってその場を駆け去るジミー。そんなジミーに翔太郎は「一番の嘘つきはお前だ」と言い切る。誰にも理解されなくてもお前が音楽を続けて来れたのは誰のおかげだ、と……
 一方、検索に戸惑うフィリップだったが、竜からのヒントでライア−ドーパントが涙をぬぐった和紙から正体が路上詩人の沢田であるとわかる。が、沢田は既に姿をくらましてしまった後。どこにいるかもわからないフィリップたちは、沢田をおびき出すため彼がファンである若菜に協力してもらうことに……

 ライア−ドーパントの趣味的な嫌がらせで自分の音楽が完全否定されてしまい、得意の絶頂からどん底に突き落とされてしまうジミー。そのジミーに自分を微妙に重ね合わせてる翔太郎は、海岸にギターを捨てる彼をとっつかまえ、音楽を諦めようとする彼に説教をするのだけど……って、なにこの海辺の追いかけっこw
 そしてジミーの選択は、もう誰にも理解されないということを知りつつも「フーティック・アイドル」に出る事。案の定審判の評価は最悪だったのだけど、ただ、その情熱だけは皆に伝わる。
 一方姿をくらました沢田が、彼の口にした言葉から若菜のファンであると推測。若菜に協力してもらい、若菜が偽の「道化師」に会いに行くというお膳立てをして、嘘つきの沢田を逆に騙しておびき出すことに成功する。
 たちの悪い嘘の針攻撃も、スパイダーショットをセットしたメタルロッドで糸を飛ばし、針をはき出す口を塞いで、W、アクセルの連係攻撃で撃破。
 ジミーも音楽を続けるのか続けないのかはわからないけどゆきほの行動を受け入れ、ひとまず地道に働くことに。めでたしめでたしなのだけど、亜樹子がおびき出し作戦で若菜の偽物を演じたのが自分ではなくフィリップということにショックを受け、微妙に鬱陶しいことにw
 あと、今回ダブリューのメモリの持ち主らしい男が登場。「ドーパント専門の医者」と名乗り、ドーパントの身体にしか興味を示さず冴子の野望も見透かすが、どこかその言動は異常性を感じさせる。本当に「ウェザー」のメモリの持ち主だとするとこの性格に加え凶悪な能力という最悪の組み合わせだなぁ。