不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2010年03月 来月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
HNS logo

2010年03月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] CR-Zって

 最近mixiで「CR-Z」ってハンドルに付けてる人が多いんで何かと思ったら、HONDAのCR-Zのキャンペーンで、アプリに登録してハンドルに「CR-Z」って付けると抽選でプレゼントがもらえる、ってキャンペーンの流れっぽいですな。 参考Internet Watch )。
 いや、非難するつもりもないけど、なんつーかユーモアが感じられなくてこれはちょっとなぁ。「物欲に釣られてます」ってタグをつけて見せて回ってるようなものだと思うのだけど、世間的な見方としてはどうなんだろう?

[アニメ] キルミン#21

  キルミンずぅ #21「湯煙の向こうに猫又の影!?」。家族揃って猫又温泉にやってきたリコたち。ところが楽しみにしていた夕食の味噌鍋が盗まれてしまいガッカリ。ここは探偵団の出番と宿の番頭さんに話を聞くが、この辺には猫又の言い伝えがあり、その猫又の仕業だと言う。それを聞いて「そんな悪い猫がいるわけがない!」とリコが憤慨、猫の名誉を晴らそうと、猫又探しに乗り出すのだが……


 今回はまったり方面よりの話か。リコたちの回りを怪しげな影が暗躍し、番頭さんはそれを「猫又だ」と言うのだけど、その正体は御子神家の様子をミサの命令で探りに来た牙組の三人。でもその行動は腹が減って鍋を盗んだり、ビデオカメラを忘れたんで直接潜入して監視しようとしたり、いつもの間抜けぶり。
 パパはパパでマイペースでミジンコの採取をしてるし、リコたちもドタバタの末に猫又の正体は結局分からずじまい。
 ただ、今回、リコたちのレベルが上がったことについて御子神博士のビデオが見つかり幾分解明されるのだけど、どうもレベルの上昇には単に別の形態になる以上のものが隠されていそう。ミジンコの話は関係あるのか? それとケンはカピパラになるのか?


2010年03月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 仕事の軽減

 職場でちょっと負担が減った。というか、減らしてもらった。量的にはそれほどでもないのだけど、種類が多くてちょっと全部に注意を行き渡らせることができない状態だった。ある一定数以上になると、たいしたことない仕事でも加速度的に負荷になるのだなぁ。「監督」だったらまた別の話なのだろうし、それはそれで別の苦労があるのだとは思いますが。
 まあ、職場のタスクの全体量は増加なのは目に見えてるのだけど、量が増えても数が減るのはありがたい。
 つか、今日の仕事は楽勝だったはずがあちこちから仕事が舞い込んできて結果を見ると昼飯食う時間を確保するのがやっとに……一体何なんだ。

[その他] 意味が分からん

  地域でGWが1週間ずれる?大型連休分散に法改正検討産経 )。ごめん。本気で何考えてるかわからん。大型連休時の交通渋滞緩和には幾分役立つだろうけど、一時的な経済効果以上に意味がないと思うけど。つか、日本全国での一斉休みがあるから日本のあちこちから行く、ってあると思うんだけど。分散したら逆効果じゃね? また、全国的な会社ではあちこちで大型連休が分散したら困るでしょ。本当にどういうつもりなんだ?

 ところで今テレビで韓国観光のCMが流れて「おもてなしの心のある国」と言ってて、まあそれはとやかく言うつもりはないのだけど、最後に「カムサハムニダ」とペ・ヨンジュンだかが言ってた。でも、「カムサハムニダ」って日本統治時代にできた、日本語の「感謝」が元の言葉なんですけどね……まあなんと言うか。

[アニメ] イナズマイレブン#72

  イナズマイレブン #72「ビッグウェイブを乗り越えろ!」。何故か宇宙チームとの対戦の後に世界大会という流れですが(いや、宇宙人ってのは嘘だったんだけど)、今回の久遠監督は選手一人一人の特徴を掴んでそれを最大限に生かす采配を行うタイプ。余計な説明とかなしなのでその分反発も強かったけど、一回戦でその実力を見て、選手の態度も変わるのか。久遠監督の過去に関する誤解も今回あっさり解かれてしまったし。ただ、最大の不安要因である不動が今回起用されず反感を抱いてるみたいだし、実力はあるものの妙に一歩引いてチームとの壁を作る虎丸、光るものは時折見せるが基本的にド素人な飛鷹と、まだ色々悶着ありそうな。それに、夏未が調査に向かった件もあるし。


2010年03月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] デュラララ#8とソラヲト#9

  デュラララ!! #8「南柯之夢」。かつて首があった頃の自分の夢を見て起きるセルティ。そのせいで、久々の二人水入らずの休日に浮かれる新羅をよそに、妙にそわそわする。そして結局首をめぐって口論をしてしまい、家を飛び出してしまう。あてもなく首を求めて街を探し回るセルティだが、街には他にも探し物をする人々の姿が……

 探し物は何ですか、見つけにくいものですか、というフレーズで井上陽水を思い浮かべるか斉藤由貴を思い浮かべるか、はたまた「彼氏彼女の事情」を思い浮かべるかは人それぞれと思いますが、探すこと自体が現在の存在意義みたいになってるのは首を亡くしたデュラハンのセルティ。しかし新羅との生活にそれなりに安住をしかけてるのが逆に不安になるのか、休日だから日頃のお礼に手料理を作ると言いつつも、味見が出来ない彼女の料理を新羅がベタ褒めしたことにカチンと来て、「首なんてなくていい」と言う新羅を置いて家から飛び出てしまう。
 けど、街には探し物をする人々が他にもいて、靴をいじめっ子に隠された杏里、携帯を落とした遊馬崎、その遊馬崎を探す狩沢、矢霧製薬の裏を探す門田、空き地に前は何があったか思い出そうとする静雄、そしていろんなものを探した帝人。そんな彼らに「探し物を書いてください」とスケッチブックを差し出す街角の女性。そのスケッチブックには色んなものが書き込まれる。セルティは改めて自分の「探し物」についての意義を考えるが、謝りに来た新羅の「自分が二人分頼む。一人で食事をするのは寂しい」という言葉が、首と天秤にかけるほどの価値を持ってはいるよう。そして帝人は女性のスケッチブックに「つながり」と書き込む。その後見つけた靴を届けに行った杏里にそっけなくされるんだけどw
 そしてセルティの夢の中のセルティの首、それは誠二と一緒にいた少女と同じ顔。誠二は彼女のことを「セルティ」と呼ぶし、二人の関係は……と、ネタバレだから書かない方がいいのか。
 ところでED見てたら原作四巻以降に出てくる折原臨也の双子の妹、九瑠璃と舞流の名前があったんだけど、どこに出てきたの!? 気付かなかった……
P.S.見返したら、メイド喫茶でウェイトレスやってた二人か!


  ソラノヲト #9「台風一過・虚像ト実像」。秋もすっかり深まったある日、カナタは先日の電話から様子がおかしいと感じ気にしていた。クレハに相談しても取り合われないが、不安は消しきれない。
 折しも季節外れの台風が近づき、リオへの伝令を持ってやってきたクラウスは砦に足止め、彼にあこがれるクレハはそのことに浮かれていたが、台風直撃の中、教会の孤児院の子供が行方が知れないと緊急連絡が来る。小隊全体で捜索に参加し、クレハとクラウスが見つけて救出するが、強まる雨脚の中、足場が崩れて二人は崖の下に取り残されてしまう。クレハは窮地でもクラウスを無条件に信じ不安を見せないが、実はクラウスには彼女に隠してる秘密があった。

 今回はクレハ、それとリオがメインか。あこがれのクラウスが台風が過ぎるまで砦に足止めと死って喜ぶ彼女。彼女の父は戦車兵で、それをカナタにも自慢していたが、実は両親とも物心つく前に亡くなっていて本当はどんな人なのかほとんど知らない。その亡き父親の姿を重ねてクラウスにあこがれる彼女だが、実はクラウスは彼女が思い込んでいた英雄「砂漠の狼」ではなく、単なる同姓同名の別人。はしゃぐ彼女を前に、クラウス当人がそれを言い出せずに引きずりつづけてしまっていた。
 しかし、窮地の中でも無条件に彼を慕うクレハにそのことを明かそうとするが、彼を頼りにして気を張る彼女を前にして、クラウスが選んだのは嘘を吐き通すことだった。
 小隊が救出に奔走する中、クレハのためにただの気の弱い中年男の精一杯の意地を見せるクラウス。彼に抱きかかえられる時、本物ならば胸にあるはずの入れ墨がなく、真実に気付くクレハ。だが、クレハは「やっぱりあなたは私のあこがれです」と断言する。
 もう一方のリオはもう少し引きずりそう。父親からの連絡、死んだ皇女、そしてリオが子供を嫌う理由。遅々として進まない休戦協定の会議も関係してくるのかねえ。最後は戦争になるのか?


2010年03月05日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バカテスト#9

  バカテスト #9「キスとバストとポニーテール」。明久の家に突然バスローブ姿の巨乳痴女が訪れる。彼女は明久の姉の玲。どこかが根本的にずれた上に明久を過剰に溺愛する彼女の用事とは、一人暮らしする明久の生活態度の調査。必死でまともな生活をしてるように取り繕うが、隠してたエロ本に姉萌え本がなかったり女の子の友達がいるというだけで理不尽な減点を食らい続け、テスト結果で挽回するしかなくなる。それでも久しぶり姉弟水入らずだからと、玲の好きな料理を作ろうとする明久に、玲は「そんなことをしてる暇があるんだったら、勉強なさい」と厳しい一言を。結局自分を点数でしか見ないのか、と逆上した明久は、これまでにないくらい必死に勉強をするのだが……

 なんつーか、こういう姉キャラが最近は人気なのか? あちこちでこういうタイプを見かけるような……
 汗だくの姿で会いたくないからと電車の中でバスローブに着替えるくらいずれた玲。「不純異性交遊はダメだけど、不純同性交遊は認めます」と採点基準も微妙におかしいのだけど、そうでなくとも厳しい目で見るため、明久は強制的に健康的な生活を送らざるを得なく、へろへろに。そんな明久の様子がおかしいと、雄二たちが大挙して部屋に押しかけ、その中に姫路たちもいたせいで逆に明久がピンチに……
 明久が普段塩と水だけの生活をしてるくせに実は料理が得意なことが判明するけど、せめて得意な料理で玲をもてなそうとすると、玲の冷たい叱咤が飛ぶ。逆にそれに反発して必至になるのだけど、肝心のテストで「名前欄」に一問目の回答を書いて以後ひとつずつずれてしまい、結局テストは0点に。それさえなければそれなりの点数だったと弁解する明久を玲は「努力は過程にすぎない。結果を出せずに過程を誇るようになっては本末転倒」と冷たく持論で突き放す。
 だが、冷蔵庫の中に料理が苦手な玲の作ったパエリアの数々があるのを見つける。影で努力をし、そのことを決して料理下手の言い訳にしようとしない彼女に、彼女の厳しさは自身にも向いてること、明久に厳しいのも明久のことを想ってのことだと知る。
 と、なんとなくいい話で終わったけど、今回もホモネタ多かったな。あと、ジョジョネタも微妙に多くないか?


2010年03月07日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エレメントハンター#34

  エレメントハンター #34「カー博士の決断!コロニーへの降臨」。地球とネガアースをつなぐポータルが事故で閉じられてしまった。ネガアースに置き去りにされた地球とコロニーのエレメントハンターは、一時休戦しまずはこの状況を生き抜くことを優先する。そんな中、ハンナが一人で離脱しようとし、彼女を心配するホミは心臓の不具合を圧して彼女を連れ戻しに出る。
 一方、地球ではアリーが予期せぬとは言え自分の行動が元でポータルを消失させてしまったことを思い悩み、カー博士はレンたち救出のわずかな可能性を模索しようとしていた。そのためにはコロニーの協力が必要不可欠であり、彼女はコロニーの評議会の前に姿を現すことを決意する。

 これまでは地球からポータルを通じてエネルギー供給されていたので無尽蔵にツールを使えたが、今回はそうも行かず、非常用の食料もさほどない。これまでと違いQEXに襲われても元素回収どころか命からがら逃げ延びるのみ。そんな中、レンだけが唯一「第三のパーツを探そう」と言い出す。保守的なロドニーは大反対するが、レンの発言は絶対に救出の手立てを模索してくれているとカー博士を信頼してのものだった。
 逆に川嶋への不信感と絶望で心を占めてしまっているハンナは、ただ一人でネガアースでの消失を待とうとする。それを追うホミだが、やり取りを聞いてたトムが二人の関係を知ることに。トムもいつものいい加減な態度だけども、実はおもちゃのエアクラフトで太陽電池の発電効率を調べていたり、ネガアースで生き抜くことを模索していた。さすが仕事は「意外と」きっちりやる男。
 一方で地球ではカー博士たちがレンたちの帰還の可能性を模索。そのためにはネガアースへの連絡が不可欠だが、連絡に必要な原子核表面に情報を記録する方法は、コロニー側にしかなかった。それで何十年も地下にこもっていたその身をさらして協力を要請することに。たって、CGなんだけど。レンたちはもちろんハンナたちまでも見捨てようとする川嶋は一人気を吐くが、カー博士の説明を聞いて、コロニーの科学者たちの意見は救出協力に傾く。
 が、実際の作戦には、ある人物の犠牲を必要とした。
 予告がいつも通りなんだけど、いつも通りなだけにこりゃきますわ。

[特撮] ゴセイジャー#4とW#25

  ゴセイジャー #4「響け、天使の歌!」。天知天文研究所に住み込みで働き始めた護星天使たちだが、折り合いはイマイチ。そんな中スカイック族同士のアラタとエリはマイペースに和気藹々……なのはいいのだが、明らかにアラタがエリの気まぐれに振り回されている。「よく怒らないな」と半ば呆れて言われるアラタだが、アラタは気にした様子もない。
 そんな時、新たな星人マズアークが現れる。彼の不快な歌声は人間たちはもちろん、ゴセイジャーたちにも影響を与え、苦戦することに。そんな中でも無根拠に「なんとかなる!」と言うエリに無制限の信頼を寄せるアラタを、仲間たちは不思議な目で見るのだが……

 今回の敵はマーズアタック!ですか。ネタがシリーズ中持つんだろうか? あと、今回で気付いたけど名前のモチーフはSF映画で、デザインと星人名のモチーフは昆虫なのか。(ベラスカ星人ミゾーグ→スカラベ(フンコロガシ)・未知との遭遇、グバイデレ星人ザルワック→レディバグ(テントウムシ)・猿の惑星、ガリュース星人ユウゼイクス→?・遊星からの物体X、トッケリク星人マズアーク→クリケット(コオロギ)・マーズアタック!)
 話はなんと言うか、マジレンジャー以来のゆる展開……いやまあ、いいんですが。
 あと、サポートロボが不自然なデザインなので何かと思ったら、カードゲーム筐体ですかそうですか。
P.S.ひょっとしてスーリュガはユスリカ? 英名じゃないのか。いい加減だな。


  仮面ライダーW #25「Pの遊技/人形は手癖が悪い」。亜樹子は探偵事務所にやってきた小さな依頼人・リコから、「人形の声を聞いて」という不思議な依頼を受ける。いつの間にか現れていつの間にか消えていた彼女を不思議に思いながらも、亜樹子は彼女から受け取ったメモに書かれていた住所に向かう。そこにいたのは書評家の唐木田。亜樹子はついでに最近はまっているベストセラー小説「少女と人形の家」について尋ねるが、唐木田の評価は「親馬鹿が娘を美化した最低の小説」とけんもほろろ。が、唐木田に送られた差出人不明の人形が唐木田を襲い、唐木田は窓から転落。人形はいつの間にか消え、亜樹子が容疑者に……
 人形が動いて襲ったと言っても信用してもらえないが、竜だけがこれまでも同様の事件が怒ってることから彼女の言葉を信じ、共同戦線を張ることに。
 フィリップの検索で被害者は皆「少女と人形の家」を酷評していたことがわかり、作者の堀之内の元を尋ねる。会うや否や、小説のことをボロクソにけなす竜。竜は堀之内が娘をドーパントにして小説を酷評した者を襲わせてると睨み、自分を襲わせようとわざと挑発したのだ。
 案の定、怪奇捜査課に人形が送りつけられ、その場にいた刃野たちを襲い出す。丁度刃野に亜樹子が竜べったりなのを愚痴っていた翔太郎と待ち構えていた竜が変身、人形を倒そうとするが、的が小さい上にすばしっこく中々攻撃が当たらない。手を焼きながらもなんとか人形を倒すが、人形からはメモリは排出されず、人形も動かなくはなったが人形のまま。
 竜が戸惑う中、翔太郎は物陰に潜む何物かに気付きルナトリガーで攻撃。物陰から出てきたドーパントはあっさりと変身を解くと、その正体は小説家の堀之内だった。

 冒頭にいきなり新しいメモリとガジェットの設計図が届くけど、ガジェットって市販のパーツで作れるものなんだ……いや、性能的にはともかく、強度や耐久性とかはどうなのかと。
 今回は特撮ではめずらしく人間より小さな敵。っつーかぶっちゃけてチャッキーと言うかエボニーデビルと言うか。ジョジョネタ好きだよね、三条陸。
#ジョジョと元ネタが共通してると言うよりはむしろそっちだと思う。
 竜たちは堀之内が小説を酷評した人間を逆恨みして娘をドーパントにして襲ってると思っているようだけど、人形を倒しても人形のまま。人形のドーパントではなく、人形遣いのドーパントだったことがわかるのだけど、どうも竜たちが思ってるのと様子が違うっぽい。
 一方、ダブリューのメモリの男の元に通い詰める冴子だが、彼女は彼にある依頼をする。それは妹の若菜のこと。選ばれた者であり組織の一員としての自覚がまったくない彼女に苛立ち、彼女を自覚に目覚めさせるように頼む。若菜のメモリはクレイドール。それと人形遣いのドーパントの組み合わせとなると、展開は予想が付くのだけど、フィリップも若菜もお互いの正体を知らない状態でそれって、どうなるのか。

[アニメ] どうでもいいことで大変気になったんですが

 ハートキャッチプリキュア、存外に面白いんですが、基本的に突っ込み入れて楽しむのがこのシリーズの伝統。今回の話で、

・支店出すからには人を雇わなきゃいけないのだろうけど、社長が初日から二号店に出る、ってのはまあいいとして、二号店の店長がいないってのはどういうこと? 一号店は店員に任せきりで留守? それとも一号店を店員に任せて社長は二号店に移るってこと? 妙にしっくりこない。
・「新装開店」は改装した時に出す言葉で、この場合は「新装」は要らないと思う。

 一番目はアキラ君とお父さんのすれ違いがメインの話だから余分な要素を入れたくなかったということで納得はできるのだけど、二番目は明らかに単純ミスだよなぁ。とは言え、キュアマリンの「なんか決まらない! 次までになにか考えとくよ!」とか、大変面白いのですが。EDの3DCGとモーションキャプチャーの組み合わせは2.5次元的キモかわいさを狙ってるのか、微妙なところ。


2010年03月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 季節の変わり目に

 先週末妙に体調が悪かったのだけど、よく考えたら季節の変わり目はいつもそうだっけ。
 特にここ数日暖かかったりまた冷えてきたりと結構寒暖の差がはげしかったからなぁ。でも不整脈が起きたのが自分でもわかったのはちょっとヤバイかも。

  一緒に考える思いほしい…自民に対し防衛相読売 )。は? 何言ってるのこの人たち? 頭どうかしてるんじゃないの?(割と本気で)
 自民政権がまとめてた案を一方的に破棄、それを交渉材料に米国から有利な条件を引き出すならともかく結果としては党内で右往左往して米の態度の硬化を招き、二進も三進も行かなくなったら野党である自民に泣きつくって。
 それに国士が聞いて呆れる。昨年の予算審議の時に対案もなしに審議拒否を続け悪戯に景気対策を遅らせたのは民主党。今回の件と比べものにならないくらいこれは酷かった。
 予想してたとは言え、本気でどうしようもないな、こいつら。

 と、さっき政府公報のCO2 25%削減のCMをやってたのだけど、よくもまあ既に指摘されまくってるデマ映像を恥ずかしげもなく流しまくるなぁと。いや、政府が嘘を吐くのは今に始まった事じゃないけど、IPCCでの不祥事が続く中、完全に空気が読めてないと言うか。(空気が読めてないのも今に始まった事じゃないというのは言いっこなし。額がでかすぎるし)

[アニメ] キルミンずぅ#22

  キルミンずぅ #22「アライグマがやってきた!?」。このところナンパの成績が良くないと、ミサにお仕置きを受ける牙組の新井。あまりに(彼にとっては)過酷なお仕置きに耐えかね、屋敷を逃げ出すが動物の姿のまま行き倒れ、そこをなんとリコたちに発見されて御子神家に運び込まれる。
 ミサたちと因縁がありそうな御子神家だったが、大事にされてすっかりその気になり、居着く気満々になってしまう新井。そんな彼の前にパルスが現れ、「ここはお前のいるべきところじゃない」と、屋敷に帰るように忠告していく。
 聞く耳を持とうとしない新井だが、新井がどこかのペットのアライグマだと思い込んでるリコたちは、以前アライグマの目撃情報があったという特別自然公園の近辺に新井の飼い主がいるのではないかと、新井を連れて公園へ。しかしそこには、たくさんのアライグマたちが暮らしていた。

 牙組では最年少(なのかな?)の新井。アライグマの習性に従って汚れたものを見ると洗わずにはいられない彼だが、ミサの拷問で洗い物を前に檻に閉じ込められるという目に……いや、それって拷問か?
 扱いの酷さについに見切りを付け、家を飛び出し転がった先が御子神家。御子神家は彼がアニマリアン牙組だとはついぞ気付かず、親身になって世話をする。それにすっかり気をよくした新井だが、リコたちが本気で自分や人間たちの勝手な都合で野生化したアライグマのことを心配してるのを見て、これ以上迷惑はかけられないと御子神家を出て行くことに……でも「また遊びに来ます」って書き置きしてるから、またやって来る気満々?
 屋敷に戻った新井を、牙組の仲間たちは温かく迎えるが……いや、それって体よくおさんどんに利用されてるだけでは?


2010年03月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 「非実在青少年」って、揶揄で言ってるのかと思ったら

  漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案ITmedia )。「 その上で、「青少年性的視覚描写物をまん延させることにより青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべきでないこと」を都の責務だと規定している。」いかにも頭の硬いおっさん、おばさんどもが言いそうなことだなぁ、という印象です。そもそも基本的に議員なんて票を求めて本能で動く動物みたいなものなんで、期待なんかしてないんですが、大笑いしたのはここ。
改正案は、漫画やアニメなどの登場人物のうち、服装や所持品、学年、背景、音声などから「18歳未満として表現されていると認識されるもの」を「非実在青少年」という新語で定義する。
いよいよ「フィクションの人物の人権」が云々される時代になったのですね? って冗談はともかく、そもそもそんな新語作るような物か。つまり「けしからんと思うから規制」ってことで「18歳未満と見られるものはダメ」って書けばいいのに。これは条例文を考えたのは相当「原理主義的」な連中なんでしょうな。
 でもこれって、「源氏物語もダメ」ってことですわな。当然。紫の上はもちろん、藤壷だって入内したのが14歳なんだから。
 これに賛成してる都議や推し進めてる団体って、その程度の教養もないって自己宣伝してるってことですね。

[アニメ] 怪談レストラン#15ちょっとだけ

 なんでも映画化とか。公開時期は夏。怪談だからなぁ。今回、最初の話の作画がちょっとデジモンっぽかった。子供向けにはこのくらいの、あまり萌え絵過ぎない方がいいと思うんだけどなぁ。
 で、今度の放送は4/13だそうで。番組改編期の低予算お手軽スペシャル番組に巻き込まれたか。まあ、アニメってのはそもそもそういうポジションなんだけど。

[その他] だから何?って話

  「欺き続けた責任重い」=被爆者らが憤りの声−広島、長崎時事 )。正直、いまさらというかどうでもいいというか、なんだかなぁ、だったのだけど、 まとめサイト にあった2chのコメントが笑えた。
90 :名無しさん@十周年:2010/03/09(火) 21:37:18 ID:8qh5E/4+0
  密約のあった期間中、平和が維持された事実のが重要だろうに。
 端的に言って、そういうこと。


2010年03月11日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] あんた、この世をどう思う?

  どうってことねえか?  と宇崎竜堂のナレーションをしてみたり。
 いや、日中NHKなんて見れないんで改めてチェックしてなかったんですが、ここ最近国会会期中だというのにNHK-BS2で昼に普通に映画流しまくってるらしいのが気になって調べて見たら、 本気で国会中継放送してないんですな。
 いや、衆議院のサイトでは見られるんですが、この一点を見ても異常だと普通は思うと思うんですけどね。
 まあ、それ以前に鳩山氏やら民主党各位の発言に「もうこいつらには何言っても無駄だ」と思われてる節もないではないけど(自民もないとは言わないが、民主の発言の奇矯さには到底及ばない)。普通なら国民目線の政治とか散々言ってたんだからむしろ積極的に報道して欲しいものと思うんですが、逆の状態と言うことは「よっぽど国会中継して欲しくない」のが本音なんでしょうね。
 いまさら「誰のせい」とか言う気もないけど、自分たちの選択の行く末くらいは目を逸らさず見ておこうぜ?  あんた、それでも生きてんの?
 ここ一日二日だけでも、
  子ども手当、正しく支給される? 外国人の海外の子も対象中日
 厚労省によると、児童手当の受給児童は2008年度は1290万人で、支給総額は約9980億円。このうち海外居住の外国人の子どもの人数や額は把握していない。
(中略)
 委員会終了後、本紙の取材に「地方自治体で、外国に本当に子どもがいるかどうかを確認するのは難しいにもかかわらず、国が政策を進めようとしているのは問題」と訴えた。

  首相の公邸入居費用、さらに清掃費など280万読売
 鳩山首相が公邸に入居した際にかかった費用が、政府が公表した413万円ではなく、実際は約700万円にのぼっていたことが10日、政府関係者の話でわかった。
(中略)
 鳩山首相の場合は「内装補修」だけを公表し、過去3代の首相の支出額には含めた「点検・清掃」費約280万円を外したことになる。「点検・清掃」費を除いた過去3代の首相の支出額は数十万〜百数十万円にとどまっている。

  さらに言えば、民主主義も揺らぎだ 11日の鳩山首相朝日
 ――総理は民主党代表だった1997年ごろ講演などで「民主主義の本質は揺らぎ」とおしゃった。国民の声を取り入れて主義主張が変化することがあるという考えを示していたということだが、総理は今でも民主主義の本質はゆらぎだと思うか。

 「物質の本質が揺らぎなんですよね。そういう意味で、あらゆるこの地球も、とか宇宙というものの本質は揺らぎだという風に思っています。で、人の心もあるいは、人間そのものもですね、さらに言えば民主主義自体も揺らぎだと。一つのものにすべてが、何か核心的に決まっているということではなくて、ある意味で民主主義というのは多くの皆さま方の意見を聞かせていただきながら、その思いを大事にしていくという過程の中で、揺らぎ、全く人の意見を聞かなければ揺らがないかもしれませんが、いろんな意見を聞きながら、そしてその揺らぎの中で本質を見極めていくというのが宇宙の真理ではないかなとそのように思っていたわけで、そのことを申し上げた時期があるということであります」
 いや、子ども手当とか誰の意見を聞いてるのかと。これまでの行動を見る限り会う人ごとに意見をころころ変える変節漢以外ではありえませんが。

 順調に過去の山出し革命軍の轍をたどってるようですね。つか、普通ならとっくに致命的になってることがいくつも出てるんですが、無関心ってのはどうなのかねえ。ちょっとむかっ腹が立ってます。

[アニメ] ソラノヲト#10とデュラララ#9

  ソラノヲト #10「旅立チ・初雪ノ頃」。季節も冬に移り変わろうとしていた頃、砦に教会のユミナが客を連れてきた。彼女は山で一人暮らす「マダム」と呼ばれる老女が数日姿を見せないのを心配しており、カナタとリオがマダムの様子を見に行くことに。しかしカナタにはリオに関して気になり続けていることがあり、リオもまた何事か気にし続けていた。
 マダムの家にたどり着く二人だが、マダムは体調がすぐれないのを圧して新しい家を建てようとしている。なんのつもりだと詰問するリオに、マダムは「いつか迎えに来ると約束した恋人と息子と一緒に、暮らすための家だ」と答えるが、リオはそれを聞いてさらに感情的に老婆を問い詰める。それは、老婆の境遇と彼女の母親のそれがあまりに似ていたからだった……

 リオが皇女だってことはこれまでも示唆されてたし、父親と確執があること、そしておそらくは姉であるイリアとは腹違い(髪の色から)ということも薄々は察していたけど、妾腹と言うより、むしろ隠し子的な存在だったとは。とは言え公にされてなかっただけで、姉であるイリアはリオを心配してよく訪ねてきていたようで、そのためにイリアに対する思慕は非情に強く、母を最後まで一人にした乳に対する反発と同じくらい、イリアを死に追いやったものにも強い怨みを抱いていた。
 そんなリオの事情を薄々察し調べようとするカナタ。が、そんな二人はある老婆に出会う。
 もはや先が長くないことを分かっていながら決して来ないと分かっている恋人を待ち続ける彼女。当然彼女の生き方を母親と重ね否定しようとするリオだが、「約束する以外、何が出来た?」「あの人を愛した記憶があるから、生きて来れた」と強く語る彼女に、リオは何も言い返すことが出来ない。
 そして初雪の降った夜、老婆は迎えに来た恋人の幻影に導かれ、リオたちが泊まった彼女の家から姿を消す。雪原に途絶える、足跡だけを残し。
 老婆と出会ったことでリオは母親の生き方、イリアの生き方、そして自分の出生を受け入れ、カナタたちに全てを話し、父親の求めに応じ、砦を離れていく。おそらくは、敵国との和平のための政略結婚をするために。
 けど、タケミカヅチが段々完成してきてるし、不穏な動きがこれで収まるって事はないような。次回のサブタイトルは「萌ユル雪原」だし。


  デュラララ #9「依依恋恋」。誠二の姉である、矢霧製薬の開発主任、波江。弟に無尽蔵の愛を注ぐ彼女は、監視下に置いていた弟と「彼女」の消息が途絶えたことに苛立ちを隠せない。
 誠二は昔叔父の家で見た「女の首」に魅入られ、波江は首と弟を引き離すためだけに叔父の経営する矢霧製薬に入社し、首を実験材料にするという名目で弟から引き離したのだった。しかし、ある日高校入学を目前にした誠二が「首」を盗み出し、部屋に隠してあったそれをストーカー女に見られ、殺してしまったと連絡があったことから彼女の愛は更に暴走することになる。
 波江は弟と「彼女」を探し続けるが、その「彼女」を、セルティが見つけ、ないはずの顔色を変える。「彼女」の傷のある首から上、そこに収まってるのは、まぎれもないセルティ自身のなくした首だったからだった。
 「首の女」を追おうとするセルティ、逃げる「首の女」、彼女を守ろうとする誠二。状況はもつれにもつれ、何故か「都市伝説の首なしライダー」セルティから逃げる「首の女」をたまたま通りかかった帝人が保護することになってしまう。

 いよいよ一巻分、というか、首なしライダー編とでも言った方がわかりやすいか、とにかくセルティの首探しについて佳境……つったって、これまでが淡々とした個別のエピソードの連続だったので、話を掴みかねてると分かりづらいかもしれないけど。
 で、今回の語り部はあまり出てきてない矢霧波江。セルティの「首」の、失われた後の話が語られる。そして、誠二の首に対する愛と、波江の誠二に対する愛、もう一人の人物の愛……みんな変なんだけどね。
 しかしそれなりに取れていた平衡が、セルティが「首」を見つけてしまったことで崩れる。セルティを見て悲鳴を上げ逃げる首の女、それを追うセルティ、そのセルティを阻もうとする誠二、友人であるセルティのために誠二を止めようとする静雄。
 って、愛のために静雄の太ももに平然とボールペンを突き立てる誠二もやっぱり異常だけど、その誠二を簡単に引っこ抜いてぶん投げる静雄もいつもながら異常w もっとも一番異常なのは、静雄がボールペンを突き立てられてもキレないことなんですが。しかもセルティに「『俺は大丈夫だから、先に行け』一度言ってみたかったんだよな」とセルティに気遣ってかっこつけてみせるのがまたらしくないというか、実は静雄の本質はこっちなのかなとか。でも、「相手のことを知らないって、それで運命の人ってのはどういうことなんだ!」とキレてぶん投げるのは相変わらずなんだけどw その後、誠二が「俺は俺の愛を行動で示す! だから彼女を守る!」と静雄の目を狙ってボールペンを突き立てようとするのを、「臨也より気に入った!だからこれで勘弁してやる!」と頭突き一発で済ませていますが。~
 取りあえず、すったもんだの末に「首の女」は、帝人の元へ。取りあえず事情が分からないまま彼女を保護する帝人だが、事態を俯瞰して面白がってるのは臨也。全部の事態を掌握してるわけではないけど、事態を相当複雑なことにしそうな。


2010年03月14日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#5とW#26

  ゴセイジャー #5「マジカル・ハイド」。共同生活を始めたものの、性格の違うメンバーはあちこちでギクシャクが続く。特に顕著なのは慎重で理論派のハイドと猪突猛進でまず実行のアグリ。夕食の買い出しに行っても適当に買おうとするアグリを止めて、近場のスーパー全てを回って買い物の計画を立てるハイドに、振り回されたアグリは疲れ果てる。そんな時、女性の悲鳴が聞こえ、駆けつけると女性がウォースターの星人ウチュセルゾーに襲われていた。
 その場は撃退するが、その女性、敷島蓮子は内閣直属の研究機関の科学者。彼女は今巷ではやっている頭が良くなってしまう風邪「天才風邪」と呼ばれる新病がウォースターの陰謀であることに気付き、その特効薬を開発していたのだが、それにはウィルスの元となったウチュセルゾーの体液が必要だと言う。そうこうしているうちにも、子どもに良い点を取らせようとする親たちにわざと天才風邪を感染させられた子どもたちが激増し、ウォースターの思うつぼになってしまう。

 ゴセイジャー、つまらないわけじゃないけど、感想が書きづらいなぁ。シンケンジャーが若干ひねりが入っていたために今度は典型的なパターンにしてしまってるからか、イマイチモチーフがピンと来ないからか。
 取りあえず今回はハイドがメインで、クールで慎重だけど実は熱いところもあるという一面と、新しいゴセイマシンの活躍が描かれる。って、ゴセイマシン、追加のは基本的にヘッド部分のみなのか。頭まですげ替えとは思わなかったからちょっとびっくりした。
 今回の怪人の元ネタは「宇宙戦争」で、モチーフは多分カメムシ(スティンクバグ)。
 あと、どこかで見たようなスーパーが出ていたような……


  仮面ライダーW #26「Pの遊戯/亜樹子オン・ザ・ラン」。変身の解けた堀之内に「娘を利用するなんて」と亜樹子は詰め寄るが、「娘を愛してない」とまで言う彼女に「お前に何がわかる!」と堀之内は逆上。再度変身して襲いかかるが、本体の戦闘力は高くないパペッティア・ドーパントはあっさりWとアクセルに追い詰められる。が、そんな時、「ウェザー」のメモリ音声と共に俄に濃霧が起こり、収まった時には堀之内の姿は消えていた。
 まだ怒りが冷めやらない亜樹子だったが、風都にやってきたすぐ後にリコと一度会っていたことを思い出す。その時、亜樹子はたまたま人形を拾ってあげたリコに人形と話が出来るふりをして元気づけていた。自分が言ったことを信じて依頼をしてきたリコを心配するが、再び現れたリコは「人形の声を聞いて」としか言わない。亜樹子はもどかしさのあまり、「人形なんてどうでもいい!」と言ってしまう。リコは再び姿を消し、例の人形だけが残されていたが、亜樹子は逃げるようにその場を去ってしまう。
 が、更に竜の調べで堀之内の娘である里香子は一ヶ月前に事故で死んでいたとわかる。それでは、亜樹子に依頼したリコと名乗る女の子は何物だったのか。もしかして人形が理香子の代わりに依頼をしてきたのか? そう思った亜樹子はゴミ収集車に回収されてしまった人形を必死になって追いかけ、どうにか追いつき取り戻する。
 そこに人形の代わりにクレイドールを操ったパペッティアが現れ、自分の愛を否定したと亜樹子を襲う。

 今回はちょっとホラー仕立て。亜樹子が依頼人と思ってた里香子は既にこの世にはおらず、人形が里香子の姿で代わりに亜樹子に依頼をしてきていた。最初それに気付かず人形のことを否定してしまった亜樹子だが、人形が、持ち主だった里香子の気持ちを代弁して依頼してきたのだと気付くと、一転して我が身を省みずゴミ収集車に回収された人形を追いかける。「たかが人形に……」と不可解を隠さない竜に、「それが亜樹子なんだよ」と亜樹子の優しさとおやっさんから受け継いでいる探偵の魂を見る翔太郎。後でフィリップが亜樹子に「君のことを一番理解してるのは翔太郎だよ」と言って、怪訝な顔をされてたけど。
 今回、堀之内は亡くした娘との思い出をせめて永遠のものにしようと本にしたが、その本が批判されたことで娘との思い出も愛も否定されたと暴走、事件を起こした。クレイドール、そしてアクセルを操ってWを追い詰めるが、新ガジェットを使った作戦で撃破される。妻も娘も失い、復讐も出来ず全てを失ったと悲嘆する堀之内だが、亜樹子から人形からのメッセージを聞き、渡された人形を抱きしめ号泣する。
 今回影で暗躍してたのがウェザーの男、井坂。パペッティアを助けたり若菜に何かしかけてたり。その目的は「ガイアメモリの真の可能性の追求」らしく、メモリに浸食されないようにするためのドライバはむしろメモリによる進化の邪魔と、若菜のドライバに細工、これまでにないパワーを与えると共に、直差しと同じく次第にメモリに浸食されるようにしてしまう。そんな井坂に流石に冴子も恐れを抱き始める。
 次は透明になれるガイアメモリの暴走で意図せず透明になってしまう女マジシャンが出てくるらしいけど、むしろ本当のメインはついに姿を現すウェザードーパントか。つか、タイトルの「D」って何の頭文字?


2010年03月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[映画] 時をかける少女

 母子家庭で育った芳山あかりは、無事大学受験を終えたばかり。薬学者である母の和子とお祝いもして、ささやかな幸せに浸っていた。が、誕生日のその日、突然和子が交通事故に遭い、自失呆然に陥る。大きな外傷はないはずなのに意識が戻らない母をひたすら毎日見舞うが、ある日、和子がほんのわずかな時間だけ意識を取り戻す。和子は古い写真を手渡し、「私の代わりに、私の研究室にある薬で1972年4月の理科準備室に行って、深町一夫に伝えて……」とメッセージを託すと、再び意識を失う。
 半信半疑ながら母の必死の頼みであり、またそうすることで母が目覚めると信じてあかりは薬を使う。と、果たして彼女の意識は遠のき、いつの間にか過去へ……だが、そこは母の言った1972年4月ではなく、1974年2月。たまたまその理科準備室にいた溝呂木涼太から日付を聞き、あかりは叫ぶ。
「跳ぶ日を間違えた!」
 アニメ版「時をかける少女」のヒロイン・紺野真琴を演じた仲里依紗がそのまま原作のヒロイン・芳山和子の娘を演じる、4つめの「時をかける少女」の映像化作品。キャスティングやヒロインの性格から、アニメ版の成功を受けての企画でありその影響も強いと思うけども、アニメとはまた違い原作を受けての続編的位置づけになる。原作では1972年って年の指定はなかった気がするし、原作の発表は1965年だし、と思ったら、初の単行本かとNHK「少年ドラマシリーズ」での「タイム・トラベラー」のタイトルでのドラマ化が1972年。少年ドラマシリーズの続編のつもりだとしたら、意外とマニアックだなぁ。
 原作やその映像化作品では意図せずタイムリープしてしまったり、アニメでは意図的にできるけどろくでもないことに使ったりだったけど、今回の映画ではタイムリープは基本的に一回につき一度だけで、間違って飛んでしまった時間で母のメッセージを伝えるべく右往左往するあかりが描かれる。が、何気に話の中心は芳山和子の方。
 予定より二年近く後の時間に飛んでしまい、既に中学を卒業してるとおぼしき深町一夫を探すが、出身校に行っても誰も知ってる人間がおらず、仕方なしにまだ高校生の和子に会って聞いてみても、写真を見て「こんな人、知らない」と言うばかり。
 脳天気なりに途方に暮れるあかりを支えるのは自主製作映画を作る大学生の涼太。自主製作のSF映画を撮っていて(それが絶妙なしょぼさ)SF好きもあってあかりが未来から来たというのを信じて、生来の人の良さもあって深町一夫探しを手伝うのだが、彼のアイデアのおかげでなんとか深町一夫にたどり着くことができる。が、予想だにしていなかった深町の正体と、そして彼によって突きつけられる過酷な選択に、あかりは涼太に抱きかけていた思慕故に苦しむことになる。
 即物的で現実的ないかにも現代的なあかりのキャラクターと、1974年の丁寧な描写で、「昔は良かった」ではない、また「あのころ描いてた未来と違う」でもない、あの時の人たちも一生懸命生きていた、というのが賛美でもなんでもなく、さりげなく描かれていくのはとてもいいと思った。それに久々に映像で「ソゴル・ケン」の名前を聞けたのも嬉しかったし。ただ、それだけにラストはちょっと微妙なところ。和子の話とあかりの話を同時に描いたために、和子にちょっと焦点が当たりすぎた上に初恋がある意味報われた和子に対比して、あまりにあかりの方は茫洋として、しかも救いがあまりないのが……これはこれで余韻があるのだけど。
 現代っ子のあかりと1974年とのふれあいが結構出来が良かっただけに、残念。


2010年03月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#23

  キルミンずぅ #23「ラブラブオカメインコの暗号!?」。神浜キルミンズの中で唯一キルミンフォーゼできないタマオ。仲間からはそれなりに頼りにされているが、やはり一人だけ仲間はずれな感じがしてしまう。相談したナギサから、「動物と触れあってみるのがいいんじゃない?」と言われ、学校のニワトリ小屋で特訓するが一向に効果がない。そんなある日、タマオの家に一羽の鳥が迷い込んでくる。生き物を飼ったことがないタマオはおっかなびっくりだが、オカメインコだということがわかり、リムに似た声で「ダイスキ」とさえずるその鳥に愛着が湧いて「リムちゃん」と名付けて面倒を見ることに。
 仲間にも内緒にしていたが、タマオの様子がおかしいのに気付かれて怪訝な目で見られてしまう。密かに想いを寄せてるリムの名前を付けている気恥ずかしさもあってごまかすタマオだったが、オカメインコのリムが「サラワレタ」と言うのを聞いて、背後に何か大きな事件があると、慌ててキルミンズの仲間たちに相談する。

 また唯一変身できないタマオの話。コンピューターやハイテク関連では活躍するもののどうして自分だけ変身できないのか悩むタマオだが、ナギサに言われて動物と触れあうことから初めて見ようとする。ケンも最初はネズミなのが微妙そうだった割に早々にネズミとなじみ、その辺は実際に関係ありそう。タマオは普通に鳥が怖いみたいだし。
 が、そこに迷い込んできたオカメインコを世話することで、キルミンフォーゼする手がかりが得られるのではないかと考えたタマオ。おっかなびっくり世話しながら、リコたちに内緒で相談したママさんに「生き物を飼うと言うことは一時であっても命に責任を持つこと」と言われ、下心で世話をしようとしてた自分を戒める。
 けど、本気で感情移入してきたところで、オカメインコの言葉を真に受けてしまってまたドタバタなことに……誘拐事件と騒いでいたのはタマオの早とちりだったけど、オカメインコのリムに愛情を注いでいたのは本当で、ほんの少しだけキルミンコンパクトもレベルがアップする。なんで変身できるかより、なんでタマオだけが変身できないのかの方がキルミンの秘密に関係ありそう。キルミン深度が深くなるのがいいことばかりとも思えないし。
 今回もカノンは当て馬だったけど、次回は久々にビューティバットが登場らしい。
 けど、あのストリートミュージシャンのおっさん、あの外見で怪しむなと言う方が……


2010年03月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンパイアバンド#09

  ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド #09「ロストボーイ」。人間と吸血鬼の対立を煽り立てようとする組織「テロメア」。その走狗のヒステリカにより吸血鬼化した人間たちが街に暗躍する。その目的は大規模テロを起こし、ヴァンパイアバンドを潰そうというものだった。
 人間に紛れ地下鉄で自爆テロを起こそうとするヒステリカの「子供」を、ミナの姪により地の一族「ベイオウルフ」たちが狩り出す。アキラもベイオウルフの一員としてテロリスト吸血鬼を狩り出す任務に当たるが、彼が見つけたヒステリカの手先は、吸血鬼になって姿をくらませた級友、彦坂だった……

 ヒステリカ編の結末。テロメアの凶行により吸血鬼化してしまった生徒会長・東雲ななみの行方を、彼女を慕う幼なじみのユズルから「ななみお姉ちゃんを捜して」という依頼から彼女を手下にしていたヒステリカの陰謀が明らかになる。って、自爆テロってかなり際どいネタの気がするけど、それが吸血鬼の血と反応し爆発する「アグニの血」がイマイチピンと来ない演出のせいであまりインパクトがないのが良いのか悪いのか。新房作品は緊迫感とかサスペンスとかとは折り合いが悪いよなぁ。スタイリッシュなんだけど。
 ななみとユズル、アキラと彦坂、そしてヒステリカとヴェラの三組の関係がそれぞれこの事件の結末を迎えるのだけど、原作ほどの叙情性は感じなかった、というのが正直なところ。これはこれで無難なアニメ化なのだけど。


2010年03月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] デュラララ#10とソラヲト#11

  デュラララ!! #10「空前絶後」。首に傷のある女をかくまうことになった帝人。正臣に相談するが、ベタなラブコメ展開と茶化し、あまり深刻に受け取ってる様子がない。しかもそのことを放っておいて隣のクラスにいるヤツがダラーズかどうか確かめに行こうと言いだす。果たして、彼、滝口はダラーズかと聞かれてあっさりと肯定。だが彼の語るダラーズの姿は巷の恐ろしげな噂と異なり、各人が自由でいられるゆるやかな繋がりのようだった。
 滝口との会話に満足した帝人だったが、杏里と下校しようとしたところで時代錯誤なヤンキーに絡まれてしまう。どうも以前杏里に絡んでたいじめっ子が、彼氏を連れて仕返しに来たのだ。
 青ざめてうろたえる帝人だったが、突然現れた黒バイク、そして臨也が助けるというカオスな展開に……
 黒バイクの目的が首の女と気付いて帝人はごまかして逃げようとするが、ひたすらついてくる彼らに、思い切って用件を尋ねる。案の定黒バイクの目的は首の女だったのだが、本物の都市伝説と会話し、その出自を聞いて興奮する帝人。黒バイク=セルティが悪人ではなさそうと、家にかくまってる首の女に会わせる約束をする。
 が、何故か彼女は家から消えており、清掃業者のふりをした二人組が帝人に襲いかかり、彼女の居場所を吐かせようとする。

 いよいよ前半の山場に向かっていろいろ動き出す。って、なんで突然ダラーズのメンバーが出てきてるの? しかも、なんだか結構自由人な感じで、門田が正臣に脅したような不穏さのかけらもない。ただし、ある日知らないメールが届いて勧誘された、というのは一緒。怖がりながらもダラーズに興味津々な帝人は目を輝かせてその話を聞くが、事態は首の女を巡って急転直下、動き出す。
 彼女を追ってたセルティ、そして何故現れたのかよくわからない臨也が勝手に家までついてこようという良くわからん状況になるが、用件を聞いてみたセルティがいい人(?)の上に都市伝説通りの人間ではない異形で、非日常にあこがれる帝人はテンションが上がりまくる。
 が、首の女は姿を消しており、代わりに彼女を捜す矢霧製薬の手下がいて襲われるはめに。外で待っていたセルティたちが異常に気付いて事なきを得るけど、彼らが矢霧製薬の関係者だと臨也から聞いて、帝人の頭の中でバラバラだった出来事の全部がつながる。
 そして帝人が取った行動はまったく意外なもの。セルティたちに「私に協力してください」と、これまでの平凡な学生とは思えない落ち着いた雰囲気を漂わせる彼に、臨也は「疑い半分だったけど、大当たりだ!」と大喜び。前にも帝人にわざわざ会いに池袋まで来たみたいに言ってたし、臨也にとっては帝人は「重要人物」なのだろうけど……
 それはともかく「あいうぉんちゅー!」「ふぁいあー!」「あいるびーばーっく」は笑えたw


  ソラノヲト #11「来訪者・燃ユル雪原」。すっかり季節は冬になり、真っ白い雪原になった中をパトロールするカナタとクレハ。彼女たちは崖下に傷つき気絶した少女を見つける。が、彼女の着ているのは敵国であるローマの軍服。和平も遅々として進まない中、敵の兵隊が何故こんな辺境に? 疑問を持ちながらも彼女に手当をする小隊。しかし意外にもノエルがカナタ以上に熱心に彼女の看病をする。不思議に思うクレハに「罪滅ぼしなのかもしれない」と意味深なことを……
 やがてローマ兵士は目を覚ますが、言葉がまったく通じず尋問も出来ない。しかし本部に引き渡せばこの情勢下、どのような目に遭わされるかわからない。ひとまず様子見することに決まるが、骨董屋のナオミと教会のユミナが砦を訪ねてくる。カナタたちがローマ兵を砦に運んでいるところを街の住人に見られてしまい、事情を聞くために二人がやってきたのだ。
 安穏としてるような街も戦争と無関係ではないことを改めて知らされるカナタたちだが、ローマ語が話せるユミナの通訳により聞いたローマ兵の話は、意外なものだった……

 こっちも急転直下。国を救うために皇女として出来ることをする決意で砦を去っていたリオ。しかしリオの覚悟にもかかわらず、ローマとの関係は日増しに不穏さを増していく。そんな中突然現れた敵国兵士。さすがに戦争と直結してる事件だけに、これまでののんびりした空気は消え失せてしまう。中でも特に様子がおかしいのがノエル。異様にかいがいしく世話をし、フィリシアはそんな彼女の行動を「罪滅ぼし」と言うのだが、どうもノエルは昔軍の研究施設にいてなんらかの兵器を開発、その兵器が大量のローマ兵を苦しめ、命を奪ったことをトラウマとしてるらしい。って、「見えない死神」って、ミシオの母親の命を奪った生物兵器じゃなかったっけ? あれってノエルが開発したの?
 のみならず、ユミナの通訳で語られる敵兵・アイーシャは意外な事実ばかり。アイーシャの祖母はローマ軍の捕虜になった昔の「砦の乙女」で、「天使の化石」「砦の乙女の伝説」など、これまでの伏線が一気にまとめられてく。おいおい、ほんと急展開だな。
 しかも敵兵がいることを聞きつけたいかにも人相の悪い大佐が大隊を引き連れ、引き渡しを求めて砦に押しかけてくる。とぼけてごまかそうとするフィリシアだったが、アイーシャがノエルの名前を聞いて「見えない死神」という単語を発した途端錯乱、そのノエルを追おうとしたアイーシャも見つかってしまう。
 さらに最後の最後で、ローマ軍がノーマンズランドから責めてきてるという伝令が……ほんと、一気に動きすぎだろう。こんな展開、とても面白いです、ええ。www


2010年03月20日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エレメントハンター#36、37

  エレメントハンター #36「時空を越えた奇跡」シェイプシフター・トリ族の失われた最後のオーパーツを求めて海底へ潜ったレンたち。そこは100%の純鉄で出来た洞穴だった。その奥に眠っていた最後のパーツを入手するが、入手直後に洞穴が崩壊、キアラの、そしてレンのブースターウェアのバッテリーも切れてしまい、危ういところだったが間一髪脱出することが出来た。三つのパーツを組み合わせれば帰還の方法と元素消失の謎がわかるかもしれないと、組み合わせた瞬間、完成したパーツから出てきたのは……ユノ?
 #37「あした、十一次元へ」。まだ開かれていた三つ目のポータルを教えられ地球に戻ってきたレンたち。研究所で待っていたカー博士に早速コロニーに連れて行かれる。初めて行くコロニーに驚く暇もなく、コロニーと地球が協力してパーツを解析し、元素消失を止めることになったと聞かされ、喜ぶレンたち。しかし、姿の見えないユノのことが気になって聞いたレンたちは、彼らを救出するためユノが犠牲になったことを聞かされる。そしてなおもユノのためにも元素消失を止めようとする彼らの行動を、大統領への野心のために潰そうとする川嶋長官がハンナに無理やり計画を妨害させようとしていた。

 二話連続なのに、先週のしんみりしたのはなんだったんだYO! と言いたくなるオーパーツの正体に思いっきり脱力する一話目。先週、ユノはレンたちを助けるために元素消失が頻繁に起こっている地球の核付近に向かい、元素消失現象をモニターしてその情報から脱出方法を検討しつつ、元素表面に情報を書き込むサブアトミック技術で自分の身体を構成する元素に脱出方法を記し、最後に自らの身体を溶かしてその元素をレンたちのメッセージとするための犠牲となった。レンたちやアリーとの思い出を「書き込む必要のない、私だけの宝物。だから私だけの中にしまっておこう」と言い、しかし任務を遂行すれば自分ごとそれが消えてしまう、肉体だけではなく、自分の中の思い出までも消えてしまう、それこそが「死」であると理解して初めて涙を流す。(なんでアンドロイドに涙を流す機能があるのかってのはそれはそれとして)
 アリーはそんな彼女に「あなたは人間になったのよ」と最後の通信で言ったのだけど……ネガアースでレンたちがオーパーツを全部集めたら出てきたのはそのユノの立体映像でしたw しかも変な歌で場をあっためようとするし。つまり、オーパーツはシェイプシフターがポジ元素の謎を調べるうちにレンたちより四千年前のネガアースに飛ばされたユノの身体の残骸を見つけ、そこにある情報から再構築して作り上げたものってことか。あんな緊迫した状況でこんなこと吹き込んでたんかいw
 が、それがユノの最後のメッセージだということを知らず、呆れながらも感謝して地球に戻ってくるレンたち。
 で、結局カー博士とコロニーの研究者たちが協力して元素消失を止める方法を探すことになり、ユノがもういないことを知らされたりしながらも元素消失が十一次元にいる生命体の仕業であることがパーツに記されてた情報から判明する。そのために十一次元に行く方法もわかるのだけど、それを邪魔しようとするのが川嶋長官。火星での元素消失を隠蔽していたことがわかり更迭されるが、流石あきらめの悪い悪役。牢獄の中から自分の命令に逆らえないハンナに作戦の妨害をさせようとするのだけど、ハンナは会って長くないのに自分に無私で肉親の情を注いでくれるホミのためにも必死でその命令にあらがい、作戦に参加拒否して彼らを守ろうとする。しかしあらがいきれずハンナの代理として作戦に参加するはずだったアリーを襲ってしまうが、襲われたアリーはあくまで「私の代わりに作戦を実行して」と懇願するアリーにホミの声が重なり、苦しみながらもポータルへと向かう。
 次回はいよいよ十一次元なのだけど、なんだか三次元の時間や空間がごちゃごちゃなおかしな世界らしい。つか、なんでレンがウルトラマンになってるんだ? スタッフ遊びすぎだろう。
 それと今回もダイヤの劈開とか純鉄の不思議な性質とか、何気に科学ネタが。
 あと二話冒頭のアレはユノにコピーされた博士の記憶だったのか。どんな生い立ちなんだか。


2010年03月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#6とW#27

  ゴセイジャー #6「ブレイクアウト・ゴセイジャー」。逆上がりが出来ず学校でバカにされた望。練習しても出来るようにならずくさっていたところをアラタに励まされる。望はふてくされて「逆上がりが出来たって何の役にも立たない」と言うが、アラタは「地球には無駄なことなんてないと教わった」と無邪気に言って逆上がりを使用とするが結局出来ず、望に呆れられてしまう。
 そんな時、ウォースターの新たな星人ヒドuが現れる。超スピードで文字通り目にも見えない攻撃を繰り出してくるヒドウに苦戦するが、アラタが空気の動きを読んで相手の動きを止めることに成功する。しかしウォースターの幹部デレプタが現れ、アラタの負傷していた腕を攻撃、その隙にヒドウは逃げ出してしまう。
 強敵デレプタにどうやったら勝てるのか。ハイドたちはアラタのやったことを元に対策して自分たちがヒドウを受け持つから、アラタはデレプタを止めろという。アラタは苦手意識を克服しようと、出来なかった逆上がりを一生懸命練習し出す。

 いや、そりゃなんじゃ、と突っ込み入れずにはいられませんわな。まあ、子供向けの定番と言えば定番なんですが、望を励ますのは王道としても、対デレプタ特訓で逆上がりの練習はありませんわな……そりゃ突っ込まれるわ。
 今回の星人はトンボ(ドラゴンフライ)モチーフで、名前の元ネタは「ヒドゥン」。B級SF映画の傑作なんだけどなぁ。2は半分は1のダイジェストというトンデモ映画だったけど。


  仮面ライダーW #27「Dが見ていた/透明マジカルレディ」。タダ券をもらって探偵事務所の三人は竜で手品ショーにやってきた。竜が当たり前のようにいることに翔太郎は不満たらたらだが、竜自身はすっかり事務所の面々となじみ、割と楽しそう。が、その手品ショーに出てきた女マジシャンが、顔は美人なのだがひどいドジ。これじゃメインのショーも期待できない、と思ったが、脱出ショーで見事に姿を消す。だが、舞台では妙にざわついてどうも様子がおかしい。何かトラブルがあったのだが、手品は成功したはずなのに、と翔太郎たちは首をひねる。
 事務所に帰ってきた翔太郎たちがフィリップが作った第二の新ガジェット「デンデンセンサー」を試してると、デンデンセンサーが誰もいないのに事務所の玄関に向かって反応。おかしいと翔太郎が何かにぶつかったかと思うと、手品ショーの例の女マジシャン、リリィ白銀だった。彼女自身が言うには「自分はドーパント」らしい。彼女は往年の名マジシャンである祖父に厳しく手品を仕込まれたのだが、上手く行かず悩んでいたところ、身なりのいい紳士にガイアメモリをもらい透明になる能力を得たのだが、最近姿を思ったように消したり現したりすることが出来ず、更にメモリ自体も体内に入ったまま出てこなくなってしまったらしい。
 人間態のままメモリの能力が使えることに不審を抱くフィリップだが、翔太郎は彼女の「メモリをくれた人をなんとかして探して欲しい」という依頼を受ける。調査の結果その男が開業医の井坂であることがわかるのだが、彼を同行しようとする照井竜の名を聞くと、竜の父が最後に竜の名を呼んでたと言い、Wのメモリを見せる。
 目の前に突然家族の仇が現れ竜は冷静さを失い、ウェザードーパントに変身した井坂に突っ込んでいくがウェザードーパントは強力でアクセルの必殺技もWの必殺技も効かない。さらに、何故かリリィがウェザードーパントを庇う。彼女は井坂を捜し出してメモリを取り出して欲しかったのではなく、また使えるようにして欲しかったのだ……
 リリィを連れて、嵐を起こして消えてしまうウェザードーパント。井坂の病院に行こうとする竜に翔太郎は共闘を申し出るがもはや怒りにとらわれた竜は聞く耳持たず、翔太郎を邪魔者扱いすらする。
 竜に置いてけぼりになったものの、亜樹子が井坂が前にゆきほが運び込まれた病院の医者だと思い出し、駆けつけると、まさに竜と井坂が一触即発。しかも井坂がリリィに改造メモリを渡した理由は、リリィを犠牲にして自分が能力を取り込めるメモリを生み出すためだと聞いて翔太郎も怒りを覚える。しかし竜は相変わらず暴走し、Wを邪魔者と攻撃する始末。
 連携どころか足の引っ張り合いになってしまいウェザーに歯が立たず、地面を舐めさせられた竜が仇を討てず流す悔しさの涙を見て、翔太郎はフィリップが止めるにもかかわらずメモリ二本を使ったダブルエクストリームを強行するが、暴走した力で翔太郎は苦しみの声を上げる。

 すっかり竜も仲間になったかと思いきや、仇を目の前に出会った頃の復讐鬼に戻ってしまう。しかしあらゆる天候現象を操るウェザーは超強力。電撃、冷気、熱波、嵐、でアクセルもWも翻弄されるが、さらにアクセルがすっかり我を失ってしまい、余計に歯が立たない。Wはダブルエクストリームを繰り出そうとするが、それはかなりの禁じ手らしく、フィリップに止められる。この辺、新フォームへの布石なのかな?
 さらに井坂が若菜のドライバを勝手にいじったことを琉兵衛が知り、明らかにやりすぎな井坂への制裁を決意したよう。こりゃ井坂と翔太郎たち、ミュージアムの三つ巴になるのか? 井坂がいくら強力でも、さすがに園崎家を敵に回して大丈夫とは思えないけど。若菜への影響もどうなるのか。
 で、井坂を庇い、メモリを直してもらうリリィ。だけどそれは祖父の引退興行を成功させたい一心であり、それを井坂に利用された形。そして井坂の目的は過剰適合であるリリィの中で改造メモリの能力を熟成させ、その死と引き替えに自分がメモリの能力を吸収すること。井坂は複数の能力を得ることに執着しウェザーのメモリを得たのだが、それだけでは満足できなくなっていた。
 そしてアクセルの暴走はWに危険なダブルエクストリームを行わせることに……多分成功せず翔太郎はダメージを負うのだろうけど、それで竜の暴走が止まるとは思えないし。う〜ん。


2010年03月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#24

  キルミンずぅ #24「守れ!ふれあいのヒツギ!?」。母のミサから一向に重要な任務を任されないカノンは、ミサがパルスと「棺」の入手について話してるのを聞き、自分がその「棺」を手に入れれば母親に見直されると考える。が、棺というのがなんのことだかわからないカノンは、リコたちにビューティバットとして予告を出せば勝手に探してくれると予告状を投げつけるが、予告状は掃除のバケツの中に。なんとかリコには受け取らせるが、またもや字がにじんでしまい、「ひつぎ」を「ひつじ」と読み間違えたリコたちは学校で買ってるひつじを守ろうととんちんかんな方向に……
 しかし、予告状は読み解いたもののナギサの表情は暗い。なぜならば予告の晩は友達が気を効かせてパルスと流星を見に行く約束の日だった。

 またもやビューティバット登場。だけど、棺ってなんだっけ? そういえばこれまでもちょっと名前が出てたような……神浜市のお宝を探してるみたいなことも言ってたし。ミサが怪盗をやってるのも資金集めの他にそれが目的?
 けど棺の正体についてはやっぱりわからずじまい。前回と同じドタバタだけど、今回はナギサがパルスがあるのに探偵団の仕事の方を優先さる。パルスも、ナギサと距離を置こうという態度ながら、つい強引にさせられた約束通り、夜の公園にやってくる。
 空気を読まない子どもたちのドタバタに巻き込まれつつ、遅れながらも待ち合わせにナギサが行くと、そこにはパルスの姿が……カノンのデタラメ情報のせいで会話は噛み合わないながらも良い感じに。でもこれ、大学生と中学生のカップルなんだよね、冷静になると。いやまぁセーラームーンだってそうだったけどさ。


2010年03月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ソラヲト#12(最終回)とデュラララ#11

  ソラノヲト #12「蒼穹ニ響ケ」。ホプキンス大佐にアイーシャが見つかり、敵兵をかくまってた罪で1121小隊は拘束されそうになるが、ホプキンス大佐の目的がアイーシャをローマ軍の前で惨殺することで講和をぶちこわし、再び戦争を起こすことだと聞き、フィリシアはホプキンス大佐を人質に取って砦に立てこもる。
 今後どうするか話し合うカナタたちだったが、ホプキンスがあざけるようにノエルの過去を暴露する。ノエルはかつて旧時代の生物兵器「見えない死神」を復活させた張本人だった。自分のせいで多くの人が死ぬのを見たノエルはその過去にさいなまれ、刻告げ砦に逃げるようにしてやってきたのだった。
 ホプキンスを幽閉して今後の相談をするが、その最中にホプキンスが逃げ出す。彼は軍を動かし始めるが、カナタの耳に停戦信号のラッパが聞こえる。耳のいいカナタにしか聞こえなかったが、これでホプキンスの暴挙も止まるかもという淡い期待もむなしく、軍は進軍を止めない。
 街を守るはずの砦の乙女なのに、と嘆く彼女らに、アイーシャがローマに伝わる炎の乙女の真実を語る。それに勇気づけられた彼女らは、修復の完了したタケミカヅチで単身戦争を止めるために行動することを決意する。

 お約束と言えばお約束だけど、色々伏線を回収し大団円へ。
 「戦争こそが文明と科学を発展させる」という大義名分を掲げ、ローマとの和平をぶちこわしにしようとするホプキンス大佐。しかもノエルのトラウマの原因。人類にかつての栄光を、って言ってるけど、旧時代の兵器を見て子どもがおもちゃに興奮するみたいにそれに入れ込んでるだけに見えるなぁ。
 でもローマとの講和は軍内部でも不満を抱いてる者が多いのか、彼に呼応してる人も多いっぽい。
 戦争は止められないのか、と悩むカナタたちに語られた、ローマに伝わる砦の乙女の伝説。それは炎の乙女と異なり、人類を滅ぼすために降臨した天使の、傷ついた一体をかくまっていた彼女らは街の人間に見つかり天使ごと火をかけられ殺されるが、天使の総攻撃に生き残った最後の一人の乙女が天使にもらった金の角笛を吹き、天使たちを戻らせた、というものだそう。どうも人間同士の戦争と言うより異星人か何かの攻撃があり、撤退信号を持ってた一体から託されてそれを発した、ということではないかなと。
 今度のはそんなではなく人間同士の戦争だけど、カナタのラッパが金の角笛の代わりを果たす。
 でもそんなことよりタケミー(タケミカヅチ)の多脚歩行戦車ぶりですよ! ガッシャンガッシャン崖を駆け登るわキモイ慣性制御で砲弾を受け流すわ、車庫から足を大きく上げて這い出てくるわ、いやぁ、実に気持ちのいいキモチワルイ動きでした。多脚戦車はこうでなきゃ!
 最後は誰も犠牲になることもなく大団円だったけど、全滅エンドよりこっちの方で良かったと思う。嘘くさいったって、作り事くらいは幸せな結末でいいじゃない?


  デュラララ! #11「疾風怒濤」。首に傷の女をめぐりトラブルに巻き込まれた帝人。しかし矢霧製薬が関わってると聞きそれまでの怯えた態度が消え、落ち着き払った態度でセルティらに協力を請う。
 一方、傷の女の行方がまた知れなくなった矢霧波江は苛立ちを隠せなかったが、そこに帝人からの電話がかかってくる。首の女の件で会いたいという申し出に待ち合わせ場所の街角に行くが、そこで引き渡しの交換条件に金ではなく彼女の弟、矢霧誠二の自首を求められる。矢霧誠二は彼のストーカーだった張間美香を誤って殺してしまい、姉の波江がそのことをもみ消した挙句、彼女の遺体を使い、セルティの首を継ぎ合わせた……そう帝人の推理を語られた波江だが、慌てることなく人混みに紛らせていた部下を迫らせる。
 しかし帝人が携帯でメールを送信した瞬間、波江の周囲で着信音が鳴り出す。最初は一人、二人、やがてそこにいる人間全員の携帯が……そこに池袋最強のカラーギャング「ダラーズ」初の集会が、創始者「竜ヶ峰帝人」により始まった。

 ってワケでセルティの首編もいよいよクライマックス。矢霧製薬のやったこと、そして自分に危害を加えようとしたことが許せず動いた帝人。その自信の根拠は、彼の最大の秘密……「ダラーズ」の創始者であるということだった。
 最初はネタで始めた本当は実在しない伝説のチーム。しかしそれが実態を伴うに従って一緒に作った仲間は怯えて逃げ出し、帝人だけが管理をし続けていた。しかも誰かが煽ってメンバーを勝手に増やしたり、ダラーズの噂を煽ったり……どう考えても臨也だけどな。
 帝人が逃げ出さなかったのは責任感からか、それとも意図せず手に入れた非日常に酔うところがあったのか。少なくともとまどいはあったようで、池袋に来てからダラーズのことを気にしていたのは自分が作り上げてしまった「ダラーズ」とはどんな組織なのか、それを知りたかったから。ごく少数の好ましくない人間はいるものの、大部分は人とのつながりやちょっとした非日常を求めて集まってきた人たち。それを知った帝人は初めてその「集団の力」を振るう。
 つか、集まったメンツの中にはこれまで出てきた連中のほとんどが……静雄にサイモン、臨也の「敵に回しちゃいけないトリオ」に、普通の人たち、門田たち、そしてセルティ……門田みたいないかにもってのは逆に少数で、「どこにでもいる圧倒的な数の人たち」というのがダラーズの強みか。
 流石の異常事態に波江もうろたえるが、それを上回るセルティの登場。帝人の段取りで門田たちが保護してた「首の女」に会うことが出来たが、名前を聞き、「セルティ」と答えるのを聞いて逃げ出すようにその場を駆け出し、事態の渦中に身をさらす。首のないその身体を見せつけるように……
 既に「自分と別個の存在」となってしまった首を目の当たりにし、セルティは絶望と共に「首のない自分」を認め、受け入れ、それを人々に見せつける。
 「怪物」の乱入に、集まったダラーズも波江の部下も逃げ出す群衆の一部と化すが、帝人の前にメスを握った誠二が。ピンチを脱したと思ったらまたピンチ、で次回へ。次でとりあえず一区切りか。


2010年03月28日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#7とW#28

  ゴセイジャー #7「大地を護れ!」。大荷物を持ったおじいさんを街で見かけ、手伝おうとするエリとアグリ。しかしその老人・丈太郎はエリにはデレデレするのにアグリには逆ギレして老人扱いするなと怒鳴る。さらにエリをかけて相撲で勝負とまで言い出す。
 つい受けてしまったアグリは相手を怪我をさせないように、とばかり心配してたが、逆に丈太郎に上手投げで負けてしまう。景品としてエリが連れてかれそうになるのを止めようとするが、もし返して欲しかったら言うことを聞けと言われ、丈太郎の家に連れて行かれる。
 そこはたくさんの畑のある農家。アグリは農作業を手伝わされ、仕事のきつさに段々嫌気がさすが、エリに「天使が一度した約束を破るなんてダメ」と言われ、渋々つきあうことに……気むずかしい丈太郎も逃げずに約束を守るアグリに徐々に心を開いていくのだが、ウォースターの次の星人「研究のアバウタ」が地球から緑をなくし人類を一掃しようと企み、攻めてくる。

 いやまあ、なんというかこのはずしっぷりは……でも、最初は憎たらしい老人にしか見えなかった丈太郎が、段々そのわがままさとめちゃくちゃさも含めて愛嬌が出てくるのが結構楽しい。いや、根本的に困った爺さんなんだけど。
 今回の敵は「研究」の二つ名の通り、まず最初に相手を研究してから対策を立てるという厄介な敵。一度わざとゴセイジャーの攻撃を受け、連携のパターンを見切ってしまう。が、アグリが農作業で鍛えた技でアバウタの知らない攻撃を繰り出し、逆転する。って、「農作業で強くなるわけないだろ!」って自分で突っ込むか。ゴセイジャーはセルフ突っ込みが持ちネタか。でも、逆上がり修行よりはよっぽど修行らしいと思うんだけどなぁ。
 今回のズテラメドロプ星人・研究のアバウタの元ネタはヘビトンボ(学名:プロトメテロ・グランディス)と「アバター」。まあ、アバターはナヴィが複眼だから無関係でもないのか。


  仮面ライダーW #36「Dが見ていた/決死のツインマキシマム」。フィリップの制止も聞かず、二つのメモリを使った危険なツインマキシマムドライブを行う翔太郎。しかしツインマキシマムでもウェザードーパントは倒せず、翔太郎は過大な負荷のダメージで倒れ、一層の危機に陥るがそこにテラードーパントが現れ、ウェザーを連れ去ってしまう。
 皮肉にも敵のおかげで助かった翔太郎たちだが、竜は仇を目の前に完全に復讐に取り憑かれてしまい、フィリップが調べた「リリィ白銀を助ける方法」の実行を拒否、それどころか井坂の居場所を検索しろと要求する。竜を、リリィを助けるために自分の身を犠牲にした翔太郎の気持ちを踏みにじる竜に怒り、詰め寄るフィリップだがその言葉は竜には届かず、殴り飛ばされてしまう。
 テラードーパント=琉兵衛に連れ去られた井坂だが、冴子との協定のことをおくびにも出さず、逆にその度胸が気に入られて園崎家にかくまわれることになる。
 そうとは知らない竜は唯一の手がかりであるリリィの家を張り込みするが、彼女の祖父であるフランク白銀に招かれ、家の中に。リリィが何か不正なことに手を出したのを薄々感じ、心配するフランクの姿に心をゆらせる。
 その時リリィが帰ってくるが、竜の姿を見るなり逃亡。姿を消し逃げ延びようとするが、アクセルの攻撃で姿を見せて捕まってしまう。ガイアメモリーに手を出し祖父を心配させている彼女を叱りつける竜だが、リリィがメモリーに手を出したのは、引退する祖父のはなむけに大きなマジックをやってみせ、祖父を安心させたいからだと聞き、思っていたような身勝手な理由でなかったことを知る。さらに「そのためには自分は死んだっていい!」と言う彼女に、「自分の事ばかり考えてないで回りを見ろ!お前を心配する家族のことも考えろ!」と口にし、それが意図せず翔太郎が自分に言った言葉と同じだと気づき、愕然とする。

 ツインマキシマム、強力なようだけどそれでもウェザーには通じないのか。メモリ自体が強力なのにせよ、さらに井坂が強化してるのだろうな。その井坂は全身にコネクタを付けるほどメモリに偏執している。しかも、冴子や若菜も畏怖する琉兵衛を前に大メシを平らげる肝の太さ。というより、異常さか。しかしこの喰いッぷりは中国人留学生のリー君かと言いたくなるな。
 その井坂はリリィが死んで出てくるメモリを回収しに彼女のところへ行くのだけど、一足先に来た竜が、フィリップの調べた方法でリリィからメモリを取り出してしまっていた。って、電気ショックか。でもそれって機材があればアクセルじゃなくても出来るんじゃない? まあ、翔太郎たちに機材調達のツテがあるとは思えないけど。
 計画を邪魔されて怒った井坂に、アクセルとWファングジョーカーが対抗、二人のライダーのツインマキシマムで井坂を撃退するが、井坂を仕留めることはできなかった。どんだけ強力やねん、ウェザー。
 竜も失った家族と同じくらい大事な仲間が出来たことに気付き、復讐の件はこれで一応のけりがついたよう。けど、シュラウドが影で見ていて彼らが強くなってることを喜ぶのだけど、その時フィリップのことを「ライト」と……それって、ミュージアムでのフィリップの呼び名じゃなかったっけ? 実は園崎家の関係者? 園崎の母なんだろうか?
 あと、今回のサブタイトルの「D」って何だ?


2010年03月31日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回あれこれ

  こばと。 :まあ、普通にハッピーエンドと言うか。幼稚園絡みの話がもうちょっとドラマを掘り下げられそうだったし、思わせぶりの設定が思わせぶりにしかなってなかった気が。でも作画とかは終始良かったか。
 悪いとは言わないが、良いとも言えず。点数で言うと……ま、やめときましょ。

  おまもりひまり :終始テンプレ通り。いや、この手の需要もあるんでいいでしょうが。ただ、何一つ突き抜けたところがない作品だったなと……背伸びして失敗してるへっぽこアニメは妙に好きだけど、これは背伸びすらしていないのが、ちょっと。

  エレメントハンター :最後の「元素消失の発端は子供のころのカー博士だった」ってのは、一応伏線は張られてたながらも唐突の感は拭えない。けど、何気に良作の多いNHKの科学系教育アニメとしては十分にその系譜として合格だったかと。十二分に楽しめました。
 最後のユノを」ご都合主義と見るかは微妙なところだけど、個人的には救いだと思う。

  れでぃ×ばと! :お色気イロモノでやるんだったらこのくらい振り切ればおまひまも面白くなったろうに。(それでは地上波で放送できんか。)
 ハーレム部分はテンプレとしても、おまひまと違いその他のドタバタラブコメ部分がちゃんと楽しめるようにできてまし~た。スタッフの実力の差ですかのう。

  天体戦士サンレッド(第二期) :第一期と同じく最後はちょっとマジバナのほのぼの。かよこがどうしても断れないと言われ地元にお見合いに帰り、サンレッドがイライラしたり気の抜けたようになったり。
 しかしムキエビは本当に空気読めないなあ。w

  極上!!めちゃモテ委員長 :最後二話は「伝説のヤンキー」北上未海が「パーフェクトな委員長」を目指すようになった中学時代のエピソード。もっと隠すかと思ったら、あっさり自分で話したな。東條が運命の人だった、ってのはお約束だけど、そもそもなんでヤンキーになったんだ?
 で、視聴率が順調だったのか「second collection」として二年目に突入。CG人形劇に割と慣れた自分がいたり……

  ジュエルペット :人間を憎悪し、魔女に封印されたディアンだが、リンコのために人を信じようとし始める。しかし様々なすれ違いのせいで、ディアンの負の感情が良いディアンの感情を飲み込んでしまい、暴走してしまう。
 「マイメロ」シリーズほど突き抜けた展開ではなかったけど、キャラが多い割にきちんとまとめたなぁという評価。おかしなキャラたちやルビィの最後までゆるいけどリンコに対する信頼とか、しっかり笑わせて押さえるところは押さえてました。ハーブ団も最後に復活してたし。
 二期目はあるけどジュエルペットキャラだけ引き継いでの別物らしい。う〜ん。

  クロスゲーム :原作も最近終わったけど、こちらも原作準拠で無事終了。あだち充が面白く感じる歳になったか、といろいろアレだけど、見てると同じようでいて実は巧みな作り方だってのがようやくわかるようになってきた。だから好きかどうかは別なんだけど。
 結構佳作だったんじゃないかと、わりと思います。はい。