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2013年02月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#1とウィザード#23

  獣電戦隊キョウリュウジャー #1「でたァー!まっかなキング」。突如地上に現れた人類の敵、デーボス軍。世界中に出没する彼らに人類の平和は脅かされた。やはりデーボス軍の出現に驚きながらも人々を守ろうとする冒険家の青年、桐生ダイゴかつて滅ぼされた恐竜たちのスピリッツを受け継ぐ獣電竜ガブティラの協力を得て、撃退することに成功する。しかし続いて現れた半鳥半人の神官トリイの言うことによれば、かつてデーボスに滅ぼされた恐竜の魂を受け継いだ充電竜たちが人類を守るための戦士キョウリュウジャーを探し、ダイゴはその一人なのだという。しかし、デーボスの最初の攻撃から数ヶ月が過ぎても、ダイゴはガブティラから戦士として認められていなかった。トリンはガブティラに認められない以上、一般人であるダイゴを巻き込むわけにはいかないと、ダイゴをキョウリュウジャーにすることを諦めようとするのだが……

 ゴーバスターズに続く新戦隊。お約束を踏まえながらも従来とは違う雰囲気だったゴーバスターズと変わり、今年はド直球もド直球。恐竜モチーフは三作目だけど、タイトルからして恐竜と入ってるのだから、ストレートすぎ(漢字表記は強竜者らしいけど)。もう一つのモチーフは充電池。キョウリュウジャーが力を発揮するための「獣電池」は恐竜スピリットの詰まったアイテムで、それを武器や獣電竜に差し込むことで様々なギミックが動くというオモチャ連動の設定。ロボットやアイテムが少なめだったゴーバスターズと違い、今年は容赦なく搾取に来るようですな。
 今回はダイゴがガブティラに認められキョウリュウレッドになり、他の仲間達と最初の敵を撃退するまで。でも、他の仲間は「一緒には戦うけど、プライベートは別にしようぜ」と正体を明かそうとしない。「ゴーバスターズVSゴーカイジャー」でも、カメオ出演した時は全員一斉には揃わず結構マイペースでワガママなふうだったけど、やっぱり本編でもそんな感じか。ラテンなノリなので、チームプレイよりもそれぞれがクセの強さを発揮するタイプなのかな?
 ロボはまだ出てないけど、合体パターンはガブティラが頭、胴体、足、肩に、その他のロボが腕になり、基本は腕を交換してくというもの。なので基本は三体合体。でもロボはちゃんと人数分五体出てくるのだよな。全合体パターンがあるのか?


  仮面ライダーウィザード #23「決戦」。パワーアップしたフェニックスの攻撃に窮地に陥るウィザードだったが、駆けつけたビーストにより辛くも難を逃れる。凛子はなんとか救出するが、満身創痍でしばらく入院することに。自分を責める晴人だったが、その前に国安ゼロ課の木崎が現れる。彼は落ち込む晴人を慰めるどころか、「お前が巻き込んだ人間すら守れないとは」ときつい言葉を浴びせる。だがそれは木崎からの、晴人への彼なりの叱咤激励だった。
 一方、歯止めが効かなくなったフェニックスはウィザードをおびき出すために街を破壊し始める。ビーストが駆けつけるが、ウィザードとの対戦しか目になく暴走したフェニックスはグールたちに相手をさせ立ち去る。「指輪の魔法使いに、初めて闘った場所まで来いと伝えろ」とメッセージを残して……

 フェニックスとの最終決戦。凛子の怪我は自分のせいと自分を責める晴人だけど、その彼を立ち直らせ、もう一度何のために魔法使いになったのかを思い出させたのは木崎の一言。そして、コヨミの彼のお陰で自分やみんなが救われたという言葉だった。
 フェニックスの根本的な破壊衝動を示すことでファントムが完全に人間と相容れないバケモノということを示してるのだけど、これまで「敵とも分かり合えるかもしれない」というシリーズもあったから、これはこういうシリーズという前提で見るしかないのだろうなぁ。まあ、野生動物に勝手に思い入れをしたみたいなことなんだろうし。
 仁藤もふざけながらもなんだかんだで晴人のサポート。完全に空気読めないということじゃないのね。
 そして、凛子の気持ちを(意図してはいなかったけど)踏みにじったフェニックスへの怒りを爆発。ドラゴタイマーで四体分裂の後、全部のスタイルの武器(ドラゴンヘッド、羽、しっぽ、爪)を備えた中間最強形態オールドラゴンに。圧倒的な力でフェニックスを上回り、彼にフィニッシュを放つ。フェニックスは必殺技を受けながら、「それでもまたよみがえる」とせせら笑うのだが、ウィザードは「お前は倒さない。不死であることを呪え」と捨て台詞を残すと、なんとフェニックスを太陽まで吹き飛ばす。太陽の中で、永遠に焼きつくされる苦痛を味わうわけだから、なんとも残酷な……でもそのうちとてつもなく強くなって帰ってくるんじゃないかって可能性があるんだけど……晴人さん、大丈夫?
 ともあれ今回フェニックスが退場したのだけど、彼を炊きつけ裏で動いていたグレムリンが、新たに幹部怪人に。ウィザードのオールドラゴンを見て「これで一人完成した」と白い魔法使いがつぶやいてたのだけど、グレムリンは明らかにこれに加担してたのだよな……とても味方とは思えないけど、そうすると白い魔法使いは実は敵ってこと? でもワイズマンと同一人物ということでもなさそうなのだけど……


2012年02月19日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#52とフォーゼ#23

  ゴーカイジャー #52「さよなら宇宙海賊」。戦隊の力を守るため、自分たちだけの力でザンギャックに立ち向かうことを選んだゴーカイジャー。しかし苦戦する彼らの前に、ナビィがバスコの船フリージョーカーで援軍に駆けつける。
 体勢を立て直し、ジョー、ルカ、ハカセ、アイムたちにダイランドーを任せ、マーベラスはガイと共にフリージョーカーで旗艦ギガントホースを強襲する。

 35番目のスーパー戦隊にして、お祭り企画、堂々の最終回。とは言え、基本は戦隊なんですが。主人公戦隊たちが過去の戦隊の歴史をたどりつつ、戦隊としての自覚に目覚めていくという形で、基本は成長していく戦隊というもの。過去の戦隊もの出演者が多数出演で、ファン的にも満足度が高かったかと。
 とは言え基本は戦隊モノのフォーマット。最後は主役戦隊が力を合わせてボスを倒す、というフォーマットは崩さず、戦隊フォーマットとお祭り企画を上手く組み合わせたかと。
 最後の最後でアカレンジャーも出てきたし。
 ただ、アカレッドはどうなったのかが気になる。あと、結局使われなかった「大いなる力」がなんだったのかが……


   仮面ライダーフォーゼ #23「白・鳥・同・盟」。クラスで、人知れず人々を助けるヒーローのことが噂になりだす。が、それはフォーゼではなくキッグナスと言うらしい。そのキッグナスのコスプレで啓蒙を行う江口の誘いで、キッグナスファンクラブの集会に参加する弦太郎達。流星もそのキッグナスがゾディアーツではないかと疑い、一緒についていく。
 ところがその途中、鬼島が進化したキャンサーが現れ、フォーゼへの借りを返そうと攻撃してくる。強力なハサミと甲羅を持つキャンサーに手も足も出ないフォーゼ。そこへ、白い羽を舞い散らせながら噂のキッグナスが登場。意外な伏兵の登場に、キャンサーは逃走。からくも窮地を抜けだした弦太郎はキッグナスに例を言うが、ダチになろうという彼に「ヒーローは孤独なもの」と拒み、立ち去っていく。
 疑問に思った流星はタチバナに「正義のゾディアーツなどいるのか」と質問するが、タチバナの返事は「愚問」。やはりキッグナスは正義の味方などではない。ならば、キッグナスの目的は?
 流星が疑問に思う内、キッグナスファンの集会に到着した弦太郎達。ところがファン会長のミサは人を人とも思わない罵詈雑言で弦太郎たちにダメだし。それでも見学を許可してもらったが、キッグナスファンの集会とは名ばかり、ミサの支配する自己啓発セミナーのような集会だった。アホの弦太郎とユウキはささやかな善行報告に感動するが、流星は呆れるばかり。そんな中、友子が具合が悪くなり、会場を出ようとするがミサがそれを許そうとしない。「具合の悪い人間に無理強いして善行も何もあるか!」とミさの言葉を歯牙にもかけず友子をつれて会場を出る流星。友子の言うには、会場の雰囲気がかつて所属してた選民意識丸出しのオカルトサークルの閉塞感に似ていて、気分が悪くなったのだという。
 そんな時、再びキッグナスが登場。キッグナスを愚弄したと流星を攻撃しだす。流星は逃げたふりをしてメテオに変身、友子に襲いかかるキッグナスと戦うのだが、キッグナスはこともあろうに友子を楯にする。「俺はフォーゼとは違う」と構わず攻撃しようとするメテオだったが……

 前回ホロスコープスの仲間入りをした鬼島。もはや歪んだ魂を隠そうともせず、水迫校長にも「同等なんだから命令口調はやめてください」と言って放つ。校長、どんどん落ちぶれてく……
 そして今回のゾディアーツは「ヒーロー怪人」。歪んだ正義の味方怪人ってのは最近だとコックローチドーパントやバッタヤミーなんかか。今回のは「ヒーロー扱い」されることが目的で、JKの調査によると人助けの裏で自分に批判的なことを言った生徒を次々に襲っているという。あからさまにファンクラブ会長のミサが怪しいのだけど、次回予告であっさりばらしちゃってるよ……相変わらず怪人の正体バラシに躊躇がない。
 いや、そもそもバレエのチュチュを着て白鳥の湖を踊りながら登場してる時点でちょっと常軌逸してますけどね、ミサ……
 で、そのキッグナス、邪悪な姿がバレてフォーゼと交戦中、「今まで私はお前の分身だった」と意味有りげな言葉を。もしかして、フォーゼの活躍を見て、それに憧れたというか、嫉妬したのがきっかけ? あと、キッグナスに憧れてるにも関わらずささやかな親切もできない江口の挽回の場面はあるのか?
 一方、勘の良さを発揮する友子だけど、流星との絡みが多いなぁ。メテオに仮面ライダーのあるべき姿を説教したのも友子だったし、流星の方も、仮初の仲間のはずが、いつの間にか楯にされて攻撃できなくなってしまってるし。
 今回新登場のスイッチは「ビッグフット」。ただのデカ足かと思ったら、局地的に重力増大させて相手を押しつぶすアイテムだったとは。なんかむちゃくちゃすごくありません? それと比べて大文字さんの出番ときたら……


2010年02月19日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 藤田まこと氏死去

  藤田まことさん告別式…ファンから「主水ー!」サンスポ )。たびたび体調不良を訴え、入退院も目立ってたことから覚悟はしてました。してましたが……知人が「ビックリはないけどガックリ」という表現をされてましたが、まさしくそんな感じです。ニュースの直後は「ああ、そうか。ついに」と比較的素直に思ったのですが、段々不在が重くのしかかってきます。
 作品の思い出とか書き連ねるところなのだろうけど、ありすぎてどれを書けばいいのかわからないし、思い出と画面の中の藤田氏の姿を見ると亡くなったという実感が逆に湧きません。今はただ合掌を。

[アニメ] バカテス#7

  バカテス #7「俺と翔子と如月グランドパーク」。明久たちの策略で翔子と遊園地デートするはめになった雄二。翔子に脅しをかけられてる上、面白がった明久たちの仕掛けは強引で無茶苦茶なものばかり。精も根も尽き果て、最後は出来レース見え見えの抽選での模擬結婚式イベントだったが、その最中、雄二は自分たちにもイベントをやらせろと乗り込んできたDQNカップルの言葉で翔子が傷ついたのを見て……

 雄二を翔子をくっつけようという明久たちのお節介作戦、にしてもバレバレなのがアレなんだけど、一度やると決めたら徹底的にやる秀吉には惚れそうになるw
 本編のドタバタと雄二が翔子をどう思ってるかのくだりはそれはそれとして、今回はEDが女の子バージョン。元女の子や女の子じゃないのや第三の性やらも混じってますが。あれ、姉の方じゃなく秀吉だよな? あちこちいつものEDを意識した構図があるけど。鳥瞰アングルで最後のキャラが見上げてるカット、これだけのために愛子が……(ムッツリーニの位置=愛子)


2009年02月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ#20

  とらドラ! #20「ずっと、このまま」。みのりにふられたショックもあって年末年始をずっと寝込んで過ごしてしまった竜児。新学期の初日にはなんとか投稿できるようになるが、クリスマス以来ずっと竜児を避けてた大河は「私がいつも竜児と一緒にいたからみのりは誤解しただけ! 私がしっかりして自立すれば誤解も解ける」と言い切る。そんな大河の声援もあって竜児は頑張っていつも通りにみのりに挨拶しようとするのだが、朝教室前でばったり出会ったみのりは、クリスマスのことなど何もなかったかのように、まったくいつも通りに挨拶してくる。逆にテンパった竜児が逃げ出してしまう始末。みのりの意図がまったくわからない竜児は、放課後、ハワイでの写真集の撮影から戻ったばかりの亜美とばったり遭遇。何故かこれまでにない棘のある言葉を投げつけられるが、亜美と待ち合わせしていた大河から話を聞いた亜美は、「ついに大やけどしちゃったんだ」と……そして竜児の顔を見ていたくないとばかりに去ってしまう。
 不自然に変らないみのり、不自然に変った亜美と大河に戸惑う竜児だが、相も変わらぬ大河の励ましで、沖縄から雪山になってしまった修学旅行でみのりの本当の気持ちを聞いて現状打破することを決意する。

 修学旅行編突入。
 竜児への気持ちに気づいてしまった大河だが、それを押し殺し、自分が自立することでみのりと竜児をくっつけようとする。みのりはみのりで、竜児が告白する前にそれを拒絶したのだが、不自然なまでに以前通りに接してくる。だが、ふとしたはずみに見せる竜児への表情はすでに以前通りではない。二人して同じ事考えてるんだなぁ。
 亜美は亜美で、ねじれにねじれた不自然な状況が、なんとか避けようとしていた事態になり、なんだか投げやりに。竜児に対しても「バカだから顔も見たくない」とけんもほろろな言葉を投げつける。自分の気持ちを殺してでも守りたかったものが、結局誰もわかってくれなかったばかりに予想したとおりに壊れてしまったのを、もはや自嘲気味に見つめるしかしない。
 でも、それには気づかない、気づけない竜児。一番全体を俯瞰してるのは亜美なんだけど、亜美はもはやあきらめ気味だし。
 で、修学旅行。本当は沖縄だったはずがホテルが全焼。雪山スキーという展開に……南の島から一気に雪山じゃ、気分も萎えるわなぁ。能登や木原なんかのサブキャラも北村と大河をくっつけようとしたりそれを防ごうとしたり。まあ、春田は相変わらず空気を読まないアホキャラぶりだけど、こいつが狂言回しにならないと進まない場面ってのが多々あるんだよなぁ。
 それにしても独もといゆりちゃん先生の「人生、思い通りになると思うなよ?」は重みと含蓄があるw

[その他] 嘘はいけませんね。確かに

  「社会変革の運動を失速させたのは間違いない。しかし、彼らがいたから、今でも日本には徴兵制がなく、日本人は戦争に行かずに済んでいるのではないか」毎日 )。……どこをどう考えれば「日本に徴兵制がないのは連合赤軍のおかげ」になるのかまったく理解できませんが、まあ、「あーちすと」だから面白いものを作ればいっか、と思ったのですよね。ええ、確かにいっときはそう思ったんです。
 でもよくよく考えたら、連中のしたことって……(参照: やる夫はあさま山荘を攻略するようです【山岳ベース編】 まあ、わかりやすくしたまとめなので、正確さに問題はありますが、流れはつかめるはず)
 これも基本は「赤軍側の証言」です。「権力におもねらない」という態度は立派だとは思いますが、それは「権力側の見解を全否定する」ではないはずなのですよね。一方からの見方では偏りがでるから、多くの視点が提示された方が良い。それは確かです。が、おかしいものはおかしいのです。映画は見てないので、偏ってるかどうかはわかりません。が、やはりこの日本赤軍の正当化は明らかに間違ってる、とは言えます。それは曲げるべきではないのですよね。


2008年02月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#7と俗絶望#7

  みなおか #7「かめばかむほど甘くなるんだよ」。これはひどい。一話二話ならともかく、ここまで原作の雰囲気台無しの話が続くと……何がいけないのか考えると、いくらカナがいれば話が動かせるとはいえ、カナを便利使いしすぎなのじゃないかと思う。カナは確かに勘違いで周囲を振り回すキャラだけど、それだけで話を動かすとカナが「それだけ」のキャラになってしまう。そうすると、当然チアキも嫌味を言ってばかりのガキになってしまう。まとめ役としてのハルカも統制が出来ない影の薄いキャラになる。そんな話が連発しては……
 後発でオリジナル中心に話を作らなきゃいけない不利はわかるけども、もうちょっとやりようってものがあるんじゃないの?

  俗絶望 #7。うわ、のっけにリリキュアですか。w 新房監督ならいかにもやりそうだったけど……その後のAパート「百万回言われた猫」は普通(って言うのか?)だったけど、藤吉晴美のマイノリティ無自覚ぶりが微妙に痛くて……自分にも。Bパートの「絶望チャンネル」は元ネタがよくわからない……タイトルの「赤頭巾ちゃん、寝る。気をつけて」は「赤頭巾ちゃん、気をつけて」が元ネタなんだろうけど。Cパートの「津軽通信教育」。これは原作複合ネタか。受験生優遇の日本に載ろうとする望が本末転倒に資格マニア化してしまうのだけど……けど、いろんなアニメの手法を再現。Cパートで実験的演出をするって方針なのか。

P.S.ああ、そうだ。こう言えばいいんだ。
「絶望した! 雰囲気台無しのみなみけおかわりに絶望した!」


2007年02月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 精霊流しで渡します

 必殺シリーズ第二十弾「必殺渡し人」第六話。テレビ東京系11:35からの「 時代劇アワー 」にて放送中。全十三話。
 表商売の鏡研ぎに上がった家で、美人局に引っかかってしまう惣太。憤慨するお直に濡れ衣だと訴えるが、逆上したお直は相手に殴り込みに行ってしまう。
 その美人局をした音松の妻お甲が、忍の診療所へとやってきて、不妊手術をしてくれと頼み込む。亭主がヤクザ者になってしまったので、子供が出来たら子供がかわいそうと言うのだ。その場はいなして事なきを得るが、殴り込みに行ったお直がヤクザをやめさせようとしたお甲と耳を貸そうとしない音松の諍いを聞き、逆に相談に乗ろうとする。しかしお甲は頑なに助力を拒む。
 それでも放っておけないお直は、銀平に頼み込んでカモになってもらい、わざと  をお上にしょっ引かせることで更正させようと目論むのだが、バカなことをやめさせようとした惣太と大吉に妨害される。だが、お甲がうっかり敵対する組のヤクザ者を引っかけてしまう。音松はのされ、お甲は犯された挙げ句、川に放り込まれる。お直らに助けられ解放されるが、音松が杯を受けた政五郎一家が余所のヤクザにコケにされた落とし前をつけようとお甲を探し回る。
 今回、誰を始末するのかというのが読みにくいが、美人局をやらせていた政五郎と、手を組んで悪事を働いていた同心・江尻。お甲は音松を説得し、音松も散々親分や兄貴分に責められたことでヤクザ稼業に向いていないことを痛感し、ヤクザ稼業から足をあらうことを決意する。が、そう簡単に足を洗わせて貰えるわけがなく、お甲は政五郎が江尻とつるんで悪事を働いていたことで脅しをかけるが、逆にそのために心中に見せかけて殺されてしまう。この辺はちと安易な流れか。
 でも、一人前になろうと焦ってお甲に無茶をさせてしまう音松と、音松の焦りを理解してその無茶に付き合おうとするお甲の夫婦仲、特にお直の心配をつい突っぱねてしまう意地っ張りな様がなかなか人間の弱さと愚かさ、それでも突っ張っていく意地を演出してて、結構良かった。
 やはり夫婦者が中心になると、メインキャラの夫婦関係がひとつの見所だけあって、割と良い話になるなぁ。

[読書] 紐と十字架/イアン・ランキン

 元SAS隊員の部長刑事ジョン・リーバスの元に、差出人不明の謎の封筒が届けられ続けていた。中には結び目を作った紐と、マッチ棒で作られた十字架が入っているのみ。誰かのいたずらと気にもとめないリーバスは、エジンバラで起きている連続少女殺人事件の捜査に加えられた。しかし署内でも浮いているリーバスに回されたのは地味な書類調査……上司のアンダーソンからも嫌がらせを受けるが、事件とリーバスに思ってもいなかったつながりが浮かび上がったとき、リーバスの封印された過去の記憶がよみがえる。
 ジョン・リーバスシリーズの第一作。って、シリーズは読んだことないんだけど。スコットランドのエジンバラを舞台にした警察小説というのが珍しい。
 主人公のリーバスはとある事件をきっかけにSASを除隊、陸軍の斡旋で警察に再就職するが、あまりのつらさゆえにS記憶に封印したSASの出来事ゆえに時々感情の抑制を失い、他人からはうち解けない印象を与え、警察内部では浮いてしまい、妻とも離婚することになってしまった。
 完全な失敗者の人生。だが、忘れ去ったはずの過去が、エジンバラを震撼させる連続殺人事件と結びつき、その真の標的が自分だと知って、追いすがってきた過去との対峙を決意する。
 以後シリーズ化されはするのだけど、元々はシリーズ化を考えて書かれた作品ではなかった。そのため、この第一作ではリーバスは元SASの精鋭ではあるけども超人的な活躍をするわけではない。決着を付けねばならない自分の過去にけりをつけるだけだ。完成度的には甘いところは散見されるが、心に取り返しのつかない傷を負った男が自分の誇りにかけて立ち上がる、そこに込められた怒りは、斜に構えたような文体と共に心の琴線に響く。
 とにかく最後の対決の文章がかっこよすぎ。こういうのはシリーズ化してしまうと、中々できないだろうけど。


2006年02月19日() 旧暦 [n年日記]

[その他] サボリ宣言

 すいません、今日は妙に疲れがたまってて(実際、ほとんど全日死んでた)、ここの更新まで手が回らないので今日はサボリます……
 とりあえず ボウケンジャー は巨大ロボの武器がスコップとピッケルなのが笑った。いやいや、あのスコップはきっと塹壕戦用にヘリをするどく研いであるのですよ。最終的には定番武器の剣になるのがむしろ残念。
 ウルトラジャンプの「SBR」はリンゴォ・ロードアゲイン編が終了。週刊ペースではもう難しくなっていた濃密な頭脳戦が完全復活か? 久々に純粋にストレートにカッコイイ敵だったなぁ。
 マイメロは予告の衝撃とかに比べて、かなりグダグダな内容。う〜ん、ちと今回はひどかった。


2004年02月19日(木) 旧暦 [n年日記]

環境再構築中

 だいぶんノートの環境再構築が進んだけど、でもまだ一部未構築。いつになったら完全復活できるかなぁ。
 ちょっとあちこち回ってたら見つけたのが バーチャルネットサージェント軍曹様35歳 。え〜、リー・アーメイのケツの穴をなめれるという人、もしくはちゃんと冗談を冗談と思える人でないかぎり、見に行かないように。
  ネット上にゲームを違法アップロードした少年に13億の賠償を求刑産経 )。いったいどういう計算なんだろう? 内訳が気になる。まあ、この訴訟自体が任天堂お得意の見せしめの訴訟ではあるのだろうけど。
  君が代伴奏の強制で第二東京弁護士会が勧告Yahoo!hl )。卒業式と入学式という業務で、伴奏をやりなさいと言ったら「自由の侵害」。なんか馬鹿馬鹿しいにも程があるのですけど……そんなことを騒ぐ弁護士会も弁護士会という気が。
  玄人志向が組立式のファイルサーバ発売 。搭載できるHDDは一基だけだし、ただそのまま家庭内LANのディスクスペースとして使うのでは、そんなに面白くないよなぁ。Buffaloから出てる類似機種は ハックして簡易ホームサーバーにできる みたいなので、やるならやっぱそっち狙いか?
  F/A-18ホーネットがネットオークションにCNN )。実物は コレ 。あ〜、マッコイじいさんが入札してたりするんでしょうか? もっとも、200万ドル開始と言っても、入札後輸送費と、組み立て費用(900万ドル)が要るそうなので……本当に誰か買うのか?(世界には度し難い金持ちがいるから、買うのかもしれない)
 漫画サンデー見たら、湯けむりスナイパーが突然最終回だった。本当に突然。う〜む。


2003年02月19日(水) 旧暦 [n年日記]

胸の痛み

 治りますた。なんのことかわかんない人は二週間くらい前に遡ってくらはい。一時はまともに夜も眠れなかったからどうなるかと思った。(結局病院には行ってません)
  任意団体日本音楽著作権連合GASRAC 。ネタサイトなんだけどね。笑うにはちと微妙なネタが多いんだけど「口笛による被害」「ハミングによる被害」「ものまねによる被害」の辺りはわりとニヤリと来る。 JASRAC 自体はいささかやりすぎとも思える対応で反発をされがちだけど、そのすべてが悪いとは思わない。だけど、 こういうトンチンカンなこと (FAQの一番最後)を言ってるようではなぁ。それじゃ、ワーグナーやリンドバーグ(太平洋横断飛行の)が好きなら、ナチスも好きにならなきゃいけないんか? JASRACは良くも悪くも著作権の管理を委託されたエージェントに過ぎない。アーティストが好きならエージェントのやり方にも無批判でいろ、というのは、あなた、実は全体主義者ですか?  アドルノF尺度 でも調べてみますか? と思う。ちなみにヲイラは2.6666…の惰弱な自由主義者でありますHerr。懲罰部隊行きモノですよ? Hanschen、Hanschen〜♪
 組織の性質はちょっと違うけど、似たような反発をユーザーから受けがちなのが コンピューターソフトウェア倫理機構 。コンピューターゲーム流通の自主審査機関なのだけども、ネット上ではその機構をあるメーカーが脱退したことがわりとニュースになってる。 せかいのまんなか さん見てもトップを独占してたものなぁ。個人的にはなにもコメントできない。だってなんで脱退したのかわからないんだもの。ただ、規制のがんじがらめで思い出した例は、 アメコミのバッシングによる衰退 の事例。なにかてえと、フレデリック・ワーサムってえ心理学者だかなんだかが、アメコミの過激な描写の子供への影響を(魔女狩り的に)叩いたのがきっかけとなり、アメコミ業界はかなり厳しい自主規制を敷くに至った。その結果、アメコミの独自の方向性も生むのだが、全体としてはアメコミは没落の道をたどる。現在、その自主規制は有名無実化している。規制がそのメディアの勢いを殺してしまった典型的な例だ。が、逆に、規制をしようという気持もわからないではない。要は「ケース・バイ・ケース」って当たり前のことなんだけどね。
  なんだかむやみにわかってるっぽいMBSガンパレページのスタッフ (一番下の書き込み)。何時間睡眠時間を削ったクチでしょうか?
 つい読んでてうるっと来てしまった ダイノボットの最期のシーン 。あの話はマジで泣けた。 ビーストウォーズ の真の主人公はダイノボットだった、と言っても個人的に差し支えない。続編の ビーストマシーンズ の国内放映は難しそうだけどナー。
 今年公開されるらしい 魔界転生 は、どうやら魔界衆は五人に減らされて、森宋意軒とか由比小雪は出ないみたいです。まあ、まともに二時間未満の映画にするには明らかに登場人物多すぎだものなぁ。でも、荻窪洋介が天草四郎ってのは……ペコですぜ、ペコ? 原作の面白さは「戦国末期〜江戸初期の剣豪VS柳生十兵衛」という夢の対決の部分がかなり大きかったのだけど、原作どおりでないにしろ、ラスボスにはもうちょっと妖しい雰囲気が欲しい。原作じゃ全然ラスボスじゃなかったんだけどね。関係ないけど、幼少のみぎりに見た「魔界転生」のインパクトのおかげで、小学校のとき学芸会の演劇で戦国〜江戸時代の成立の台本を書かされたとき、ラストは島原の乱で締めましたよ、あたくしは。ちなみに内藤泰弘版「サムライスピリッツ」では森宗意軒は勿論、知恵伊豆まで出てましたぜ? このぐらいの気骨は欲しい。


2002年02月19日(火) 旧暦 [n年日記]

尻拭い

 昨日から続いてひとさまの尻拭い。ひとの尻拭いは、最終的な責任はその当事者に降りかかるから気楽なぶん、あまりこちらのプラスにならないのでいい気分というわけでもない。こうなる前にきちんと注意をしておくべきだったが、去年の10、11月となるとこちらもテンパってたからなぁ。
 フルメタルパニック!、とりあえず欲望には忠実なアニメである。おねてぃほどではないけど。そういうアニメなのだから、とやかくいうことではない。せっかく料理次第なのに、と私が思うこともさして意味はない。そういうアニメも、需要があるからにはおそらく必要とされている。癒しとは概して欺瞞であったりもするが、欺瞞も必要なことはある。…フォローしてるように見えんな。してるつもりなんだけど。
 スピードスケートショートトラック寺尾選手の予選失格について、 ISUは強固に裁定の再審議を拒否 。いまどき、ビデオ判定も拒否するだなんてのは頑固という話ではない。はっきりと客観的に判断できるようになっては困る、というだけの話だ。誰が困るのか、いうまでもない。その困る誰かのために、寺尾はこれまでの研鑚を無に帰された。たいしたことではない。この世の中のどこにでも転がっている、クソのような連中の胸糞悪くなる話というだけのことだ。
 今日は「ナビィの恋」をBSでやっていた。とにかく、ジジイとババアがイカス映画。中でも健達じいじがお気に入り。
 シルバー・ゴールド劇場では岡本喜八特集の最後のプログラム「どぶ鼠作戦」がはじまっている。明日見にいきたいが、間に合うかな?


2001年02月19日(月) 旧暦 [n年日記]

非常識

 自分が非常識であることはわきまえてるつもりだけど、最近はどこが非常識かわからないけど非常識なはずだ、と思うようになってきた。ただの被害妄想ってこともあるかもしれないけど、あとから「あ、あの部分は非常識だったな」とか「自分はバカなことやってたな」と思うと言うのは昔から変わらない。そういうのは多分誰にでもある事なのだと思うけど、自分がその「誰にでもある」の誤差の範囲内にいるかどうかというのがわからない。
 もし、自分が誤差の範囲内にいると思ってしまうと、そのうち自分のすることに何の疑問も持たなくなってしまうかと恐くなる。逆に、気にしすぎてそれに振りまわされるのも恐い。ま、この状態が振りまわされてるのかもしれないけど。
 自己嫌悪に陥るのはたやすいのだけど、それより先に次の一歩を考えなければならない。
 多分読んでも何のことかわからないと思うけど、自分の考えを整理したかったので。