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2013年02月04日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズムマイディア#43とリンクジョーカー#4

  プリティーリズム マイディアフューチャー #43「立ち上がれスタァ!」。阿世知欽太郎の野望を打ち砕いたPrismy☆、Purrityたちだが、欽太郎は最後のあがきでかつて自分が阿世知社長の優勝のために行った数々の不正の暴露だった。すべては社長の知らないこと裏で行われていたことだが、自らの栄光の影に踏みにじられた多数のプリズムスターがいることに罪悪感を覚える社長は何も言い返すことが出来ない。人々の心はプリズムショーから離れていき、公演もキャンセル続出。プリティトップは活動の無期限休止を決定するが……

 グレイトフルシンフォニアの野望を打ち砕かれた阿世知金太郎がとんでもない爆弾を投下。しかも、その直後に倒れてしまうし。不正が行われたこと自体は事実だし、阿世知社長も一切の弁解をしないまま世間の批難を受け続ける。Prismmy☆たちも活動の休止を言い渡されるのだけど、こういう時に動くのが主人公なわけで。まあ、ご都合主義的お約束展開ではあるんだけど、彼女らの姿に励まされた阿世知社長はかつて純真だった頃の欽太郎が目指した「皆を幸せにするグレイトフルシンフォニア」を行うことを決心する。次回はセンターオーディションだそうで、え〜っと、総選挙ってこと? 欽太郎も含めたハッピーエンドへの展開か?


  カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #3「アメフト部の刺客」。学園もののお約束で、生徒会がカードファイト部をつぶしにかかってくるのだけど、生徒会長はこれまたお約束のエリート主義の坊ちゃんキャラ。まあ、どことなく憎めないふうではあるけど。
 そいでもってややマヌケな参謀役の副会長の策略で送り込まれた刺客がアメフト部。いや、なんでアメフト部がカードファイターやってるの? ともかく、実力的にもかなりの強者で、アイチも結構窮地に追いやられる。でも、アイチが強くなったんで以前みたいな負け展開はなさそうでハラハラ感はないかな? それに、アイチも逼迫した感じはなく学園内にカードファイトが好きな生徒がいて勝負できることを喜んでる方が強いみたいだし。
 次回は直接生徒会が介入してくるようだけど、ミサキはまだカードファイト部には参加しないの? アメフト部とのファイトも見に来てたし、実際にはかなり心惹かれてるみたいだけど……


2012年02月04日() 旧暦 [n年日記]

[映画] ハラがコレなんで

 原光子は黒人の彼氏についてアメリカまで行き、でも捨てられて、日本に戻ってきたものの貯金を底をつき、アパートを出るはめになった24歳妊娠九ヶ月の妊婦。出産費用どころか生活費すらもままならない。ところがそんな悲惨な状況なのに本人は自分のことより他人のことを心配してばかり。テレビに出てきたリストラ社員に同情して大泣きしたり、金もないのにありったけの小銭を困ってるひとに渡したり。というのも光子の価値基準は「粋」か「粋じゃない」か。ひたすら極端な行動に走る光子は、ふらりとボロ長屋に流れ着く。そこはかつて光子が暮らしていた場所で、光子が義理人情と粋を教わった場所。しかし、かつて貧乏ながら活気にあふれていたそこにもはや人影はなく、光子に粋を教えてくれた大家のおばさんは寝たきりになって「早く死にたい」とぼやくようになっていた。
 それを聞いた光子は「おばちゃん、こんなのちっとも粋じゃないよ!」と一念発起。唯一長屋に残っていた幼なじみの陽一とその叔父の経営するレストランに乗り込み、ひたすら「粋」で困ってる人を助けようと周囲を振り回す。
 光子が長屋を離れてから十五年間ずっと彼女のことを思っていた陽一ですら「困ってるのはお前の方だろ!」と呆れるが、しかしそんな常識的諦観などどこ吹く風、次第に光子の「粋」は行き詰った人たちを集め、周囲を元気にしていく。
 「川の底からこんにちは」「あぜ道のダンディ」の石井裕也監督の最新作。人生どん詰まりの人たちの笑いと涙が暴走状態の人情喜劇というのは「川の底から」と同じなんだけど、あっちは卑屈だった主人公がその卑屈さと開き直りを武器に逆襲するのに対し、こっちはなんだか勘違いした江戸っ子みたいなヒロイン。なんでもかんでも「粋」か「粋でない」かで判断し、臨月のボテ腹を抱えて走りまわってあちこちに首を突っ込み、話を引っ掻き回しては一方的に話を中断して「よし、わかった、オーケー。とりあえず風向きが変わるまで昼寝しよう」とマイペースなのかなんなのかワケがわからないが、とにかくゴーイング・マイ・ウェイ。そしてヒロインを演じるのは、「時をかける少女」の仲里依紗。
 「どーせみんな風に流されてるんだ。風向きが悪かったら昼寝でもして、風向きが変わったらどーんと行けばいいのさ」という光子の言葉は、まさに不況・災厄のコンボの続く日本に向けてのエールとしか思えない。つーか確実にそう意識してるんだけど。でも、確かに自分の環境がちょっと悪くなったからと「他人を助ける余裕なんてない」なんて言ってる人間は、風向きがいい時にだって人を助けなんかしやしないのだよね。光子みたいに自分のこと度外視して、ってのはさすがに極端だけど。
 でも、そんな光子の行動は確実に周囲を変え、そしてついに迎えた出産のときに、そのことが逆に彼女を助ける。そして、赤ん坊に話しかけた光子の言葉が、日本に向かって、これからを生きる子供たちと大人たちに向かってのメッセージだと思う。いや、もう終盤はハチャメチャなんだけどw  絶妙の間といい、現代版の人情喜劇。そして「これからいいことなんてないんだろうなぁ」だなんて思わずぼやいてしまう人にこそおすすめの映画。


2011年02月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] フラクタル#3と放浪息子#3

  フラクタル #3「グラニッツの村」。フリュネを探してた三人組がクレインとネッサをさらい、連れ去ったところは彼らの本拠地・グラニッツの村だった。そこで三人組のボスである青年、スンダと会う。スンダは世界を不自然に支配するフラクタルシステムを壊すためにフリュネが必要だと語るが、当然彼女の行く先など知らないクレインはそのまま村に留め置かれる。そこでナノマシンを注入されずフラクタルシステムに組み込まれてない村人の素朴さを見、予想してたテロリストのイメージとの違いにショックを受ける。
 しかし、世界にとって重大な意味を持つ「星祭」の襲撃に同行させられたクレインが見たのは、思いもしない光景だった。

 あれ? なんか面白く感じるんですけど。
 二話まで悪い意味で何も起こらなかったのが、三話目でいろいろ動くのだけど、バイオレントな星祭の襲撃シーンと、ステレオタイプな三人組のうちの一人が退場したりと、今までで見せたステレオタイプな部分を崩して、どこか牧歌的なパターンかと思わせての展開は、かなり上手いと思った。
 そしてネッサそっくりな少女に、最後にしばらく出てこないかと思ったフリュネが登場。
 この路線でこの後も行くなら前話までの低迷を挽回できるかも。


  放浪息子 #3「ロミオとジュリエット」。学園祭の出し物で、修一たちのクラスは男女が役割を入替えた「倒錯劇」をやることに決定する。脚本は生徒からの公募になり、修一も脚本を書くことを決意する。

 前回仲直りしたさおりが、修一とよしののことをどう思ってか、倒錯劇を提案する。が、修一とふたりでお互いのアイデアを合わせた脚本を書くことになり、再び修一への感情がくすぶり出す。さらに修一が劇の役に自分とよしのを重ね合わせ、それを察してさおりがまたよしのへの嫉妬を再燃させたり。
 さらによしのがバスケ部の先輩にブラをつけるように言われたり、修一たちがどんどん男っぽくなってくことを嫌い女装して自分たちの声を録音しようとしてた所を真穂とその彼氏に見つかったり。
 女みたいに/男みたいになりたくないのに、どんどん身体が成長していく様にささやかな抵抗をしようとしつつ、空回りする姿はほほ笑ましくもあり、自分が変わっていく事へのとまどいと喪失感に共感もしたり。
 しかしさおりはその性格直さないと修一に振り向いてもらう以前のような。それとも襲っちゃうのか? 肉食系女子でも不思議はない。


2010年02月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ソラヲト#5とデュラララ#4とバカテス#5

  ソラヲト #5「山踏ミ・世界ノ果テ」。ある日、突然カナタ、クレハ、ノエルの若年組が呼び出されて、フェリシアから「遠足」を言い渡される。しかしそれは旧時代の監視装置の運転確認と、重装備での強行軍である実質上の「任務」。カナタたちは「重い荷」を背負いながらも任務を全うしようとするのだが……

 あれ? ネットでの反応とか特に見られなかったけど、普通に面白かったような。「助けを呼びたかったらラッパを!」「発砲を許可する!」のくだりとか。ただ、自動装填なのに特に装填手とかポジション的に存在するんでしょうかね? 他の部隊ではそういう兵器が普通とかいうことかもしれませんが。
 まだかいかぶりかもしれないけど、「砦の乙女」が、「ノーマンズランド」との境界の「世界の果て」近くで赴任してること、そこで軍紀とは逸脱した生活を送ってるってことには、何か意味があるのかなぁ、と。単にこのままダラダラ終末世界の日常生活で終わるのかも知れませんが。


  デュラララ #4「形影相弔」。今回は都市伝説の中心的存在、首なしライダーことデュラハンのセルティ・ストゥルルソン。つか、彼女(?)と同居している岸谷新羅が主観。アイルランドの妖精である彼女が何故日本に来たか、どうして首なし馬から乗り換え黒バイクのライダーになったかが語られるが、一番おどろいたのは、首なしライダーのセルティに声があったこと(つっても肉声ではなく、独白の心の声だけど)。しかもみゆきちですか。
 ある日気付いたらどこかに消えていた自分の首を求め、それが日本にあると漠然と感じて渡航してきた彼女。密航してたのをみつけた新羅がその事を告げた父・森厳により保護され今日に至るのだけど、保護の条件が「一度解剖させてみてくれ」ってのが……しかも息子にも解剖させる始末。その新羅は新羅で、かつて彼女を見たらしいホームレスの画家が彼女の首の美しさにとりつかれつつも描けず悩んでるのを「首なくてOK!」と言い切る変態度合い。まあ、変態だらけの作品だからなぁ。
 化物なのにも関わらず、現実主義で意外と常識的なセルティと好対照と言うか。


  バカテス #5「地図と宝とストライカー・シグマV」。学園長のとある(興味本位の)意図でいきなり開催されたオリエンテーリング大会。解いたテストの答えが賞品の場所を示すというルールに意気消沈気味のバカのF組だけども、とある理由で明久は俄然張り切る。

 壊れてしまった葉月のストラップの代わりをゲットするために、同じストラップが賞品になってるオリエンテーリングでやる気を見せる明久。でも、バカだから基本的にどうしようもないんですが。
 本当にこいつらバカなんだなぁ、としか言いようが……解決手段が鉛筆転がししかないのが、また。しかし何気にこれでF組でもバカのランク分けが分かったのと、明久がなんか特殊アイテムらしいリングを得たのが重要なのか。


2009年02月04日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#5と屍姫玄ちょっと

  みなえり #5「楽しくなる」。夏になってまもなくプール開き。しんどいプール掃除も夏のプールを思えば楽しく……ならないのは泳げないチアキ。消極的ボイコットから地味にプール掃除妨害をしだすのだが……
 あっという間に季節は夏。何度かめぐってる気もするけど気のせい。プール掃除の妨害のはずが、なんだか単なる遊びに。そいでもってマコちゃん登場。やっぱり当たり前に出てきてる。まあ、バカの子が出てくるとチアキの攻撃性がとたんに高まるからなぁ。でも、一番最初のエピソードの最後の、マコト別に悪くなくね? よく考えるとこのオチは別のエピソードのだったような。いろんなエピソードを微妙に融合してるんだなぁ。
 そいでもって誘うの誘わないの。必死にアイコンタクトを送るフジオカとリコだけど、まあ、カナ相手に通じるわけはないわな。あと、やっぱり冬馬の性別には鈍感なフジオカ。割とボケてるからカナとはお似合いかもねえ。(って、ボケてないキャラがいるのかってのはアレ)
 あ、そういや今回オチが保坂じゃない。


 屍姫玄、「屍姫、いや屍王子か」って言ってたけど、よく考えたらかつては年頃の娘さん以外も契約する術があったわけで、それはなんて呼んでたんだ? ただ「屍」だけではかぶるから、「屍若」とか「屍殿」とか。あ、「屍人」で、いいじゃん。でもそうすると、なんで「屍姫」って名前が別にあるんだ? う〜ん。(まあ、深くは考えてはいけない)
 つか、残ってる術はかなりマニアックだよな、正直。

[その他] ダメだこりゃ

  「100万円払うので内定辞退を」1月7日、届いた手紙朝日 )。え〜、まことに心中お察しイタします。この時期、このようなことを言われるのは大変ショックでしょう。その前から会社の状態もあぶないという話は聞いてたとはいえ、ショックでないということはないでしょう。が、
 「麻生、出てこい」

 麻生首相は経済対策はスピードが大事だという発言をしていた。今ごろになって身にしみた。「雇用、経済対策を早くしてほしい。何がスピードですか? 遅いですよ。政治が生活に直結していること、実感しましたよ
 党利党略のやりとりで完全にではないですが、主に採決を滞らせてるのは民主党なんですが……しかも言ってること二転三転させてるし。文句を言いたい、誰かに怒りをぶつけないとやりきれないという気持ちはわかりますが、筋がかなり違ってる気が。つか、ホントにこんなこと(東京タワーの展望室で叫ぶ)やったんですかね? なんか無理矢理麻生批判に持ち込むため、結構話を作ってる気が。

  小沢外交「政権取れば豹変」=民主・長島昭久氏インタビュー時事 )。
 米国の知人から「インド洋での海上自衛隊の給油活動などに反対する民主党はめちゃくちゃだ」と心配されるが、「小沢代表は必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」と答えている。そうでなかったら政権運営できない。
 「君子豹変す」ってのは、「君子は間違いに気づいたらそれまでの考えや態度でもすっぱりと変えてしまう」というような意味だと思ったのですが、「現時点で間違いに気づかない」のであれば多分この先も気づかないでしょうし、立場によってそれまでと言うこともやることも変えるというのならそれは「君子豹変」ではありません。つか、普通に「嘘を言ってる」って言ってない? 小沢氏のフォローのつもりなんだろうけど「今言ってることと政権とったらやることは別です」って公言するって、フツーに政治家としてダメじゃん。


  衆院予算委:「首相はやるやる詐欺の常習犯」前原氏が非難毎日 )。え〜。……ここはやっぱ「お前が言うな」と言うべきなんでしょうか? なんか民主も完全に手詰まり感が。まあ、マスコミもだけど。


2007年02月04日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] コードギアス#16

  コードギアス #16「囚われのナナリー」。マオ、死んでなかったんか。その理由が「ブリタニアの医学はすごいねえ」。「あ〜、死ぬかと思った」並に何でもアリな台詞だな。今度はナナリーを人質に取ってルルーシュの心が読める範囲に潜伏。チェス勝負を再び挑む。で、そのマオにルルーシュが取った対抗策は、スザクに爆弾の解除方法を教え、自分自身にギアスを使ってそのことを記憶から消してわざとチェス勝負に挑むことで時間稼ぎをするというもの。自分にも聞くのか、ギアス能力。
 でも、追い詰めたマオが逆ギレしてスザクの心を読んで秘密を暴露してしまう。それは、ブリタニア侵攻時に徹底抗戦を唱えた父親を、そうすれば戦争が止められると思って殺してしまったこと。まあ、予想はされてたけど、その罪の意識で過剰な正義感と死に場所を求め無謀な行動に出るようになってしまったということか。秘密が明らかにされただけじゃなく、ルルーシュが知るに至ってしまったわけだけど、フォローのしようがあるのかねえ。
 他には案の定同棲状態になってる扇とヴィレッタ、それと平和な庭園でのコーネリアとユーフェミアの会話が……ルルーシュを云々と思ってたのは主に父親の皇帝だけで、クロヴィスですら別にルルーシュを嫌ってなかったのか。まだ出てこない第一・第二皇子、第一皇女はどうだか知らんが。悲劇展開の伏線貼りまくりだなぁ。  

[特撮] ボウケンジャー#48と電王#2

  ボウケンジャー #48「恐怖なる大神官」。パンドラの筺の封印を解いたガジャは、プレシャスの力を吸収することで力を増し、破壊し損ねたゴードムの心臓を使って自身がゴードム神になろうとする。これ以上ガジャを強力にさせないためにミスター・ボイスはそれ自身がプレシャスであるパラレルエンジンで動くゴーゴービークルの封印を決定。その力で変身していたボウケンジャーも変身できなくなってしまう。ザコ敵にすらまともに立ち向かえなくなったボウケンジャーたちはバラバラになって逃げまどう。

 ガジャ様、ガジャ様らしくね〜(笑)。なんか強いガジャ様はらしくない。主人公たちは変身できず、危機に陥り、その逆境でより結束を深める、という展開なんだけど、ダークシャドーの風のシズカとゲッコウが関わるとは思ってなかった。まあ、ネガティブの中では破壊や人類を害することが目的ではなく、ただ単に金儲けしてただけだからなぁ。
 もうひとつ吃驚は、ミスター・ボイスの正体。「この期におよんでまたもや新キャラか?」と思ったのだけど……まあ、いきなり見捨てるかのごとく通告もなくパラレルエンジンを停止するなど、外見が萌えキャラだろうがやっぱりミスター・ボイスは非道いんだけどさ。そりゃさくら姐さんも「トンガリ野郎!」って言いたくもなるわさ。


  仮面ライダー電王 #2「ライド・オン・タイム」。デンライナーに戻った良太郎は、ハナとモモタロスから自分の身に何が起こったのかを聞かされる。一方、倒したと思っていたバットイマジンが生きていて、鈴のついたキーホルダーを持つ人間を片っ端から襲っていた。それを知り、良太郎はハナが拾っていたキーホルダーをテツオに返しに行く。だが、そのことは完全に裏目に出、バットイマジンは「契約成立」と見なし、テツオがそのキーホルダーを母の形見として受け取った過去へと飛んでしまう。
 過去でバットイマジンに乗り移られ、タンクローリーを奪い暴走するテツオを、良太郎たちはデンライナーで追いかける。

  東映公式 もいつの間にか立ち上がってるわけだけども、基本的に陰湿なところがない(敵味方がはっきりわかれてるし、イマジンもその意図は悪いことしようとしてるし)で、カブトの後だと肩が凝らなくていいですな。次回予告でバイクに乗る姿が登場してたけど、最初はバイクがデンライナーと連動、バイクでデンライナーを操縦するってのが新鮮だった。いや、デンライナーが本当に電車である必要があるのかとかあるんですが。まあ、男の子は電車とか好きだものなぁ。
 デンライナーは移動手段なだけじゃなく、暴走し巨大化したイマジンを内蔵する武器で攻撃もする。今回は桃太郎がイメージのモモタロスだったから、「イヌ、サル。キジ」だったけど、他のイマジンに乗り移られたときはまた別の形に変形するらしい。
 モモタロスはイマジンの当然の行動として良太郎と契約しようとはするのだけど、ただ暴れたいだけじゃなく、デンライナーの進路の先にいた女の子を良太郎と連動して助けようとするなど、心底悪い奴でもなさそう。そいでもって最後にちょっとだけ良太郎は、テツオが母親の死に目に会えなかった過去を変える。なるほどねえ。これが基本パターンか。
 次回はモモタロス憑依の良太郎と意気投合する、売れないギタリストとして波岡一喜が登場。獅子丸ちゃん、ホストからミュージシャンに転向したの?

[アニメ] おとぎ銃士#31と妖奇士#17とマイメロシャッフル#45

  おとぎ銃士赤ずきん #31「ふたりの絆」。頭ではヴァルのせいではないとわかっていても、それでもヴァルがきっかけだったことと、ずっと自分の正体を明かしていなかったこととで不信に陥り、他の仲間とも連携がバラバラになる。それを見たヴァルは、自分一人でジェドを倒そうとする。
 また、今度はヴァルの視点から村がジェドに襲われた日の事が語られる。やはりヴァル(カイン)母子はジェドから逃れてきたらしいが、ジェドがヴァルの事を「呪われた子」と言ってるのは、何か根拠がありそうなヒキ。一応、雨降って地固まるではあるんだけど。


  妖奇士 #17「幽世」。幕府要人狙撃を裏で糸を引いてた山崎屋。その目的はサンの民など国津神の末裔たちを復権させるため、世間をひっくり返す事。史実とオリジナル設定が入り交じってるんでなんだけど、概ねそんな思い詰めるような話じゃないと思うんだけど。
 まあ、そんなことよりやっぱり鳥居耀蔵は狙撃されてナンボ。出来れば役者は岸田森で。


  マイメロシャッフル #45「キスできたらイイナ!」。ダーちゃんに乗っ取られた大臣の口車に乗せられた事もあり、ダークパワーに目覚めてしまった潤は歌たちの制止も聞かない。クロミは兄弟を和解させれば全ては丸く収まると信じ、その願いを叶えるため黒音符を再び集め出す。

 柊はクロミに黒魔法を使わせようとしてるけど、これってウサミミ仮面を呼び出す機会を増やして、早いところスタンプカードをいっぱいにしたい、ってハラだよな……やっぱ柊が一番悪い奴の気がしてきた。イケメンだしな!
 今回は黒魔法もパワーアップしてるのでお助けキャラも苦戦。というか、マイメロママが初めて敗北を喫する。いや、相手がなぶられて喜ぶ変態さんじゃなぁ……
 潤はダークパワーに満ちた自分が歌とキスする事でマイメロとのつながりを断とうとするのだけど、それを駆が再び防ぐ……って、それしか防ぐ方法ないんかい!w 校舎の屋上にまで上った二人のところまで行くのに、真菜に「あそこまで投げ飛ばしてくれ!」ってのも……「お前なら出来る!」って、普通できんって。

[その他] 選挙いてきた

 今日は愛知県知事選挙だったので、行ってきました。柳沢厚労相の発言を巡る莫迦騒ぎ(敢えて「莫迦」と書くけど)にまつわる諸々もあったので、それも考慮しようかどうしようか迷ったんですが、最終的にはまっとうにマニフェストの比較で決めました。
 と、言っても、どの主張に賛同したかとか、どれが一番良いことを言ってるかってのはわりと二の次三の次。「実現可能性の低いものがどれだけ含まれてるか」を比較したのですよ。
 「マニフェストは所信表明みたいなもので、あくまで方向性」と捉えてる人もいるかもしれない。でも、基本的に「実行します」という前提でのもののはず。努力して出来なかった、ということもあるかもしれず、やむを得なければそれで「公約破り」なんて言うつもりもない。でも、最初からどう見ても「これ、不可能だろう」と思えるものを平気で掲げてるってことは「ほぼ実現不可能なのは明らかなのに、実現しますって言ってる」ってことじゃない? つまり、最初からやる気なんかないんですよ。いくら口先で立派なことを言ってたって、自分はそんな奴に投票しようなんて思いません。口先で言ってる立派なこともどれだけ本当かわかったものじゃない。
 たとえば「一クラス三十人学級」なんて、まともに考えたら巫山戯てますよ(あ、誰に入れなかったのかこれでばれたか)。一クラス当りの人数が減るってことは、クラス数が増えるってことになる。じゃ、そのために必要なものは? 設備、教材、教員……etc.真面目にやればどうしたって負担が増えるし、やったところで肝心の教員と教育の質がどうにもならなければ大して意味はない。つまり、こんなもんで騙せると有権者は莫迦にされてるんですよ。しかも公然と。こちらがそんなこともわからないと思ってる程度の莫迦に入れようとは、私は思いませんね。騙すならもっと上手く騙せ。
 しかし、mixiの愛知県知事選スレ見てると、失礼だけども「なんだろなぁ」と思えるコメントが結構……騙す奴が一番悪いのは間違いないけど、こちらだって騙されないよう気をつけるべきなのに。

 柳沢厚労相の発言に対する反応についても、いろいろ頭抱えてるんですけどね。そりゃ失礼な表現ですが、野党が騒いでるほどのものじゃ全然ない。第一、「女性は子供を産む機械だ、と言った」ってマスコミの報道を鵜呑みにする人たちの多いこと多いこと。これは「実際にはどう言ったか」というのは最初の報道直後から流れてたし、前後関係も最近では出てきてる。表現は良くないし他にしようがあったかもしれないが、「少子化を防がなければならない」という目的下では、言ってる内容はきわめてまとも。っつーか当たり前のことすぎる。生命が無生物から生まれる、あるいは赤ちゃんが木の股から生まれると思ってるなら知らないけど。
 それを「少子化の問題を女性が頑張らないせいだと言ってる」とか、「産みたくても産めない状況をわかってない」とかと言ってる人たちは、失礼だけど冷静さを欠いてるか、さもなきゃ文章読解力が根本的にないですわ。 この本 でも読んでください。


  現実主義の落とし穴 週のはじめに考える中日 )。「 敗戦を機にゼロから歩みだし、半世紀余で大いに進展したはずだった日本の民主主義は」。この社説子の中では「大正デモクラシー」以降の流れはなかったことになっているようです。つか、日本は戦時中も民主主義だって。(ってことはファシズムだの独裁国家云々なんてところに問題はないと気付いてないってことで、いい加減にせえよ、ってことなんですが)


  日本がやられた時は米国が助ける。米国がやられた時に日本が逃げることで通るかどうか日経 )、 麻生外相:米イラク政策「幼稚」 講演で発言、日米関係に影響も毎日 )。どちらも当たり前すぎる発言で、何か問題があるのかと思いますが。まあ、後者についてはなんで当時言わなかったということはあるでしょうが、いずれにしても米国が手を引いたらイラクは二進も三進も行かなくなるんだし。


2006年02月04日() 旧暦 [n年日記]

[その他] まあ、ゲンダイに言ってもしゃあないんですが……

  靖国神社「遊就館」に行ってみたゲンダイネット )。 遊就館 は実は去年見に行ったんですが、まあ、確かに展示にバイアスはかかってます。それ言ったらバイアスのかかってない展示なんてあるのか、というのは正論なんですが、そういう話じゃありません。バイアスのかかってるのが当然としても、それを別のバイアスから批判するのは必ずしも間違いではないですから。問題は 遊就館を見る限り、兵隊さんは喜び勇んで戦地に行ったとしか思えないなどと記者が結論付けていること。アホかい。
 まあ、館のコンセプト上勇壮に称揚しているのは確かなんですが、個々の展示物を見ると数多くの遺品、弾丸の貫通した鉄帽と、まっとうな想像力を持ってればその意味がいくらかつかめるものも多く展示されてます。一階エントランスに展示されてるカノン砲にしたところで、装填手、射手がいたはずのところに弾痕が集中してるんですよ……これがどんな意味か、どういう意図で寄贈されたか想いを巡らせられないほど想像力が貧困ってこともありますまい。いや、別にそれでもわかった上で展示を批判するのは構わないんですよ。私も実際日支戦争、太平洋戦争は特にバカバカしいことの積み重ねの結果だと思ってますから。ただ 遊就館を見る限り、兵隊さんは喜び勇んで戦地に行ったとしか思えないだなんて結論しか導けないのははっきり言って「阿呆」だと思います。

  Global Poll: Iran Seen Playing Negative RoleGlobalScan )。BBCが世界33ヶ国において、世界の各国が世界の情勢に良い影響を与えていると思うか悪い影響を与えていると思うかを調査した結果。日本は33ヶ国中31ヶ国で「良い影響を与えていると思う」が「悪い影響を与えていると思う」を上回ったと言う結果。あ、そうでない二ヶ国ってのは想像がつくと思いますが、韓国と中国です(笑)。もっともこの二ヶ国、未回答率も極めて低いので良くも悪くも無視できないと思われてるってことでしょうね。韓国は特に否定的評価も多いけど、肯定的評価も実は多いので、面白いです。
  産経 とかでは 世論調査「世界に最も良い影響与えている国」日本が1位に とちと大げさに伝えてますが、微妙にニュアンスが異なるので注意してください。
  日本についての集計結果 を見ると、やはりインドネシアを始めアジア、環太平洋地域における好感度が強く、その他は未回答率もそれなりなので、イメージとして良い、ってくらいでしょうか。それでも全般的に良いのは大したものだと思いますが。また、イラクにおいて否定的なのが14%なのに対し肯定的なのが54%なのを始め、中東地域での好感度の高さも目立ちます。イランにおいては否定的意見が33%だけども、これは米国追従と見られてることが影響してるのでしょうね。それでも肯定的なのが57%なんだけども。
 他にも中国の評価はどうなのかとか内容を見ていくと、各国のつながりや思惑が仄見えたりして、結構面白いですよ?

  おでん 味変化東京新聞 )。
 都内で急増しているのが静岡おでん。十店近くあるという。牛スジのだしで煮るのが静岡流。関東にはないイワシを使った黒はんぺんが自慢の具で、お好み焼きのように青のりと削り節を振りかける。
 はんぺん言うたら黒いのが当たり前じゃろが、ゴルァ!(静岡出身) でも、青のりと削り節は知らんなぁ……名古屋だとはんぺん(当然黒いの)が売ってなくって、アレな感じなんですよ。

[アニメ] Fate#4とおゆい#4

  おゆい の勝ち。
 よく考えるとおゆい、東海圏では金曜だから「朝生」で月一度は必ずつぶれるんですな……江戸時代にタイムスリップした各キャラの反応でキャラを立たせてる。キャラクターを見せるって点においては、かなりしっかりやってるなぁ。今回おゆいが初変化する回だけど、戦いのためじゃなくって友達を助けるためってのが、らしい。

  それゆけ徹之進 。今回は出演料目当てで映画オーディション。女の子キャラがどれもまともな奴がいないのが萌えなくてよろしいですな。(褒めてます) 女キャラだけじゃなく、男キャラも二枚目でもすぐ脱いだりとかオカマだったりとか、変なのばっかですが……

 あ、ところで「怪物王女」の光永康則氏って、サンデーGXで「トラフィッカー」って連載をやってましたので。案外と知られてないような……


2005年02月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他][漫画] 意外とがんばる

  ヤングガンガン 、「多分すべるだろうなぁ」と思っていたのだけど、意外と頑張っている。エロ方面の作家を読みきりや短期連載で引っ張ってきたりと微妙なこともしてるのだけど、あくまで短期で収め、のっけから連載という冒険は犯さないところや、実力のある新人と他誌で定評のある新人〜中堅を積極登用、あと、スクウェアーエニックスであることを利用して、「こんな戦略の上手い編集さん、いたんだ」と正直意外。昨夏の質の平均自体は、下手すればガンガン本誌やガンガンファンタジーより高いかもしれない。数年前にわずか数号でつぶれた「コミックバウンド」は一体なんだったんだ(いや、あの失敗があればこそなのか?)。

  靖国参拝:「8月15日に行くべき」 民主・中津川議員毎日 )。な、なんだってー!?(AA略  中津川博郷でのgoogle検索結果 。ざっと見たところ、中津川氏のこの手のことに関する政治的信条がどのようなものかは、ちょっとわかりませんでした。民主党は結局反自民の寄り合い所帯だから、こういうことがおこるんだよなあ。

  米海兵隊中将:「人間を撃つのは楽しみ」と発言毎日 )。非常に衝撃的なタイトルで、しかも記事中に 「アフガニスタンに行けば、ベールをかぶらないという理由で女性を殴るような男たちがいる。そういう連中は男らしくない。やつらを撃つのは非常な楽しみだ」とマティス中将の発言が載せられているんですが、 AP通信記事 を見てみると、どちらかと言えば人が撃つことが楽しみ、というより、アフガンで女性弾圧をしていた連中への怒りを(海兵流に)あらわにしている、というニュアンスの方が正しそうです。だって主語が「You」で、呼びかけだし。まあ、アメリカの、しかも一部の一元的な価値観で他の文化圏を批判できるのか、ってのはありますが、毎日新聞の記事は、相手が「海兵もしくはそれに近しい人間だ」という前提がすっぽり抜けてはいます。そりゃ「以後気をつける」程度の話だよなぁ。

  NHK改変問題、中川氏「全関係者は公の場で説明を」読売 )。まあ、ここまで「言った」「言わない」の話になってしまった以上、記者は当然第三者ではありえず、出てこないということは説明責任の放棄、とみなされてもいたしかたないでしょうなぁ。

[アニメ] テンパってる

  ファンタジックチルドレン #18。王弟ゲオルカの陰謀により暴走するティナ。許婚である幼馴染セスの呼びかけにも反応せず、セスは重症を負う。しかし、かけつけたソランの呼びかけに応えるようにティナの開いたゾーンが消え、事態は収まる。が、自分の声は届かなかったのに、ソランの呼びかけはティナに届いたのを見、一旦は二人の仲を祝福したはずのセスは……
 人間の心の闇ってそんなものだよな。セスは立派な人物で、またつとめてティナのために立派な人物になろうとしていたけども、それもティナと自分とのつながりを信じていればこそで、それを否定されたかのような現実を前に、一体次回、どうなってしまうのやら……善人と悪人の境界なんて、多分そんなにはっきりしたものじゃない。

  舞-HiME #17。媛星の災厄から地球を救うためには、HiME同士が最後の一人になるまでお互いのチャイルド同士を戦い合わせるしかない、しかし、チャイルドが消えればそのHiMEの一番大事に想う人が消えてしまう──炎凪からHiMEにまつわる真実を聞かされる舞衣たち。碧からは凪の口車に乗って戦わないように、と釘を刺されるが、HiMEたちの関係はギクシャクしだす。そんな中、巧の心臓移植の準備が出来たと医師から知らされ、喜ぶ舞衣だが病院で楯と出くわしてしまう。楯の口から舞衣の力にもなれず、先走った挙句詩帆まで怪我をさせてしまった罪悪感を語られ、二人の間の亀裂は決定的に。その帰り道、舞衣に殺意をむき出しに見せる、ラスのチャイルドを操る白無垢のHiMEが舞衣を襲う──
 コミック版はわりとお気楽な展開なのだけど、アニメ版はいろいろテンパってきている。しかも次回はもっとドロドロしてくるらしいし。全体の三分の二あたりからガンガン盛り上げていくってのは正しいのだけど、ちゃんと収束できるかどうかが心配。変なお茶の濁され方とかされたくないものなぁ。


2003年02月04日(火) 旧暦 [n年日記]

我、悪をなすもの

 悪の定義ってのがなにかって問題はあるが、人が悪いことをするときには二種類ある。悪いことと自覚してやるか、自覚せずにやるか、だ。自覚せずにするというのは一種の「無責任」である。たとえば、昨日の「 魔法遣いに大切なこと 」の主人公とかはこの類。もう一人身近にこういう人物がいるのだけども、具体的には口が裂けても言えない。ただ、無自覚というのは気付かないから無自覚なのであり、この罠に陥っている可能性は私を含め誰にでもある。「自信」というのは無神経という副作用を招きかねない諸刃の剣でもある。
 自覚して悪いことをする場合にはさらに二つ種類がある。責任を転嫁するもの、転嫁しないものである。まあ、どっちがどっちということはないのだけども、責任転嫁というのも実にたちが悪い。これまた身近にそれの激しい例がいるのだけども、これもやっぱり具体的には言えない。たとえば、別の例だと、悪徳商法の勧誘員がカモをひっかけながらこう考える。「こういう騙されやすい人間は自分じゃなくてもいつか騙される。それがたまたま自分だっただけのことで、自分は悪いわけではない」。あるいはルサンチマンからの犯罪を起こす人間はこう考えるかもしれない。「悪いのは自分をこういう境遇においやった社会だ。自分は可愛そうな人間だ。犠牲者だ。だから悪くない」。無論、そんなわけはないのに。
 なんでこんなこと書いてるんだろう? ひょっとすると、自分でも気付かないうちにその身近な二人にたまらなく腹を立てているのかもしれない。
  THEビッグオー #18話「The Greatest Villain」。パラダイム・シティ一の建設業者ヨシフラ・ヤカモト工業に招かれたロジャーが消息を絶つ。三度刑務所を抜け出したベック一味により誘拐されてしまったのだ。誘拐の交渉を受け持つはずの交渉人が誘拐されたことにオタつく軍警察のダストンを尻目に、R・ドロシーは自分が交渉を請け負うと言い出すのだが……
 今回はしょっぱなから「なんじゃこりゃ?!」。最初から最後まで徹底してギャグってのは、ビッグオーじゃ初めてじゃないのか? 日系企業「ヨシフラ・ヤカモト」(どんな字だ?)の「ヤカモト」はどうやらモンティ・パイソンのスケッチに出てきた、ヴィスコンティに化けていたけどもLとRの発音が聞き分けられずに偽者とばれる日本人監督「ヤカモト」かららしい。けど「ヨシフラ」がよくわからん。その名前からもわかるとおり、(わざと)間違ったジャポニズム全開。負けずにドロシーもチャリで車をブッチぎるは、再度再度メモリーを奪われている額のCDトレイにはメモリ着脱防止用のバッテンはつけられてるは、日本的合体ロボのベックロボは見栄切りの間に飛び道具であっさりやられるは。しかし、ベックがロジャーとビッグオーの関係を知ってることを不思議に思うより、いつの間にダストンがロジャーがビッグオーの操縦者と知ったのかの方が記憶にないんですが……メモリー・ロスト?
 あまりおおぴらに宣伝はされてないけども、 ファイズ も複数ライダーであったりする。で、その第二のライダーの 流出情報 (例によってネタバレ注意)。う〜ん、今回のライダーはモチーフこれで行くんかいな?
 ところで、2chで「アギトの涼はファイズの勇治と似た境遇だったのに、ぐれなかったのな」という書き込みを見る。そう言われればそうだ。
 コロンビアの空中分解について、なにかを書くべきかと思いつつ、結局あらかたはどこかで言われており、あえて自分が付け加えることもなく、ならば自分にとってこの事故はなんなのかと考えた。有翼宇宙往還機の非効率性、宇宙開発の必要性・無用性、その他の死と対比することのできる七人の宇宙飛行士の死、いろいろ考えるが、すべてをまとめることなど到底できない。犠牲があったのだからやめるべきなんてことも、「七人の犠牲があるからこそ、より宇宙開発を進めるべきだ」的な物言いも好きではない。どちらにしても人の死を自分の欲望・利益の方向へ誘導する材料に使っているみたいだから。宇宙開発への影響は、まだ待たねばわからないだろう。ならば、今のところ自分にとってこの事故は七人の命を奪ったいたましい事故以上ではないし、以下でもない。アメリカがイラクでもっと多くの罪なき人を奪うかどうかの瀬戸際だとは言え、この七人の死を悼んではいけないということにはなるまい? 百万人が死んでいるからと言って一人の死が軽くなるということはないはずだ。


2002年02月04日(月) 旧暦 [n年日記]

打ち上げ成功?

 一日延期した H2Aの2号機 が今日昼に打ち上げ。とりあえず成功……だと思う。断言できないのは、今回打ち上げられたMDS-1とDASH、二つの人工衛星?のうち、DASHはフェアリングからの切り離しに失敗した公算が強いからだったりする。個人的にはH2Aの輸送能力等が実証されたという意味で、成功と言ってもよいと思うのだけど、友人などは「失敗」と言っていた(無知な友人ではなく、宇宙開発にそれなりの興味と知識を持ってる友人である)。もろ手をあげての成功でなかったのはたしかで、その点では残念だった。でも、日本の宇宙開発の先行きは決して暗くはないと思う。技術への先行投資として考えると、必ずしも宇宙開発を特別あつかいすべきでないという知人も多いし、そのとおりだとは思うのだけど。
 きのう漬けておいた、キムチのような偽キムチだけど、まあまあ。キムチの代用品としては、使えなくもない。少なくともふすまパン(ふすま(麦のもみがらを製粉したもの)で作ったパン)や代替コーヒー(大豆を炒って作ったコーヒーの代用品)よりはマシだろう。どっちも口にしたことないけど。もうひとてま加えると、それなりのものにはなるかもしれない。本格的なキムチをつくるのも大変そうだからなぁ。
 密かにROM(Read Only Member。読むだけの人)してる掲示板で出てきてた URLテレビ愛知 による、大人のアニメ視聴についての調査。案外と大人のアニメの知名度、視聴のわりあいが高い。知名度が高いのはやはり昔やってたアニメのリメイクだったり、ジャンプとかで話題のものだったりするのだけど。でも、よく考えると、テレビ東京系で今楽しみなアニメって特にないような。「七人のナナ」は注意してるけど、これからどうなるかだからなぁ。テレ東は、例のポケモン事件以降の異様に厳しい規制(一説には年頃の息子を持った役員が、「子供にこういうものを見せたくない」というのを便乗してごり押ししたという話もあり)が、確実に作品をつまらなくしてるのだろうなぁ。うーん。「規制が新しい表現・文化をつくる」というのも必ずしも間違いではないが、ただ単なる作品への無理解ってのはどうしようもない。子供のためと称して、子供だましにもならないことをやるのはやめてほしい。予算もなし、規制だけたくさんでは…


2001年02月04日() 旧暦 [n年日記]

クラミジア…

 「 八月十五日の開戦 」は角川書店刊、1700円だそうな。見つけたら考えるか。
 最近色々物騒なので、NortonInternetSecurityを導入したら、IEを含む一部アプリケーションでのネット接続が出来なくなりました。まあIEはどうしようもない時しか使わないので被害は大きくないのだけど、すっきりしないなぁ。ユーザー登録が済まない内はサポートへの連絡もままならないし。うむ〜。
 なんか、十代女性の半数がクラミジアだというニュースをどっかで見ました(ニュースソース忘れた)。 クラミジア っていうと所謂寄生虫で性感染症なんですが。やはり一度きっちり性教育(性感染症予防も含めた)しといた方がいいんじゃないでせうか? ところで「十代女性の半数」となってるけど、男はどうなんだ?
#後注:「検査に来た女性の半数」なのだそうです。びっくりした…(2/14)
 ちなみにここ一日で「屈折リーベ」「西川魯介」で検索してこの日記に来た人が二人もいます。そんなに注目されてたんか?