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2012年02月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[映画] 「ドラゴン・タトゥーの女」と「ミレニアムI ドラゴン・タトゥーの女」

 骨太の記事を載せることで知られる経済ジャーナリズム誌「ミレニアム」の看板記者、ミカエル・ブルムクヴィストは窮地に立たされていた。経済界の大物ヴェンネルストレムの不正を暴く記事を書いたのだが、証拠はすべて捏造とされ、名誉毀損の罪で有罪判決を受けたのだ。
 記者としての名声も地に落ち、賠償金により経済的に困窮するばかりか、発行人を務める「ミレニアム」の存続すら危ぶまれる最中、ミカエルの元に富豪一族の当主ヘンリック・ヴァンゲルからの依頼がやってくる。その依頼とは60年前に突如姿を消したヘンリックの姪はリエッタを殺した犯人を突き止めること。
 最初はあまりに怪しげなその依頼を断ろうとするのだが、切羽詰まった状況からやむを得ず引き受けることになる。
 ミカエルが富豪の奇妙な依頼にとりかかる一方で、ヘンリックが彼の身辺調査をする際に雇った調査員リスベット・サランデルは、契約が終了した後も個人的な興味からミカエルのことを調べ続けていた。しかし、精神に障害があるとされていた彼女は、良き理解者でもあった後見人のパルムグレンが脳梗塞で倒れ、新たに貢献になったビュルマンからは社会不適合の危険人物とみなされ威圧的な態度を取られるばかりか、彼女の財産管理を握っているのをいいことに、彼女に性的な行為を強要され続けていた。
 つながりを持ちようのない二人だったが、ハリエット殺しの調査が進むうちに、二人の運命は一本に収束していく。
 本国スウェーデンを始めとしてベストセラーとなったミステリーシリーズ「ミレニアム」の第一部「ドラゴン・タトゥーの女」の映画化。って、なんで二本あるのかって? 今上映中のものは ハリウッドリメイク で、もう一本、それより先に スウェーデンで映画化されたもの があるから。
 原作がそもそも上下巻の長編なので二時間半とは言えども尺が足らず、原作をかなり端折っているのだけど、その端折り方がそれぞれ違う。若干のアレンジはあるけど、原作に忠実なのは意外にもハリウッド版の方。ミカエルが禁固刑も受けたことがないことと、若干の違い以外、原作の展開を忠実に踏襲している。ただ、原作で描写されてた心理描写や周辺状況はばっさり切ってしまっているので、テンポと洗練されたスタイルで魅せる、という感じ。
 スウェーデン版は、ハリウッド版で端折った部分を拾っている一方で、展開の方に改変が加えられてる部分が多い。ハリエット失踪の手がかりに気づくきっかけが、ハリウッド版では原作通りミカエルの娘なのだけど、スウェーデン版はミカエルのPCをクラッキングしてリスベットが気づく、という展開になっている。概ねの展開までは変わらないのだけど、ハリウッド版でそぎ落とされた分が拾われている反面、原作で熱を入れて語られていた展開が逆に端折られたりする。でも展開重視なハリウッド版に対し、キャラクター同士の絡みや背景を重視したスウェーデン版、と見ることも出来る。特にスウェーデン版ではリスベットが「女を虐げる者への強い怒りを抱くこと」、そしてその原因となったものを匂わせる描写が残されており、よりリスベットに感情移入を訴えるものとなっている。ハリウッド版はよりエキセントリックなんだけど、最後のシーンを残していてよりリスベットの恋愛感情よりになっている。
 まあ、原作の意図を汲むなら改変があってもスウェーデン版なんだけど、やはりハリウッド流に洗練されたフィンチャーの映像も強い。つか、何より「移民の歌」が卑怯だ。あれ流れたらなんでもオサレになってしまうやん!


2011年02月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みつどもえ増#7とゴシック#7

  みつどもえ増量中 #7「みそじもえ?」。またサンタ話とか、ひとはと仲良くなりたい宮なんとかさん(いまだに原作でも舌の名前が出ないな)とか、風邪で声が出なくなったふたばに隣のクラスの三十路の(いやその手前なんだけど)海江田先生が振り回されて酷い目にあったり、みつばが相変わらず自業自得で酷い目にあったり、夏にカーリング大会だったり。
 寺田はるひ声の海江田先生を「結婚はまだ?」とからかうみつばだけど、多分自分が三十路前には結婚できずにジリジリするタイプだよな……最近支配者気取りよりどんどん食い気が勝って牝豚化してるし。そして光るゲ○。
 いよいよ調子が出てきたところだけど、次回で二期は最終回。もうちょっと見たかったなぁ。DVD売れないだろうけど。


  ゴシック-GOSICK- #7「夏至祭に神託はくだされる」。ヴィクトリカの母の故郷である灰色狼の村にやってきたヴィクトリカと一弥。かつてヴィクトリカの母コルデリアは村長を殺したとされ、追放されたという。彼女とそっくりのヴィクトリカを恐れる村人たちに迎えられながらも、母の無実を晴らそうとするヴィクトリカだったが……

 ハーマイニア、ヤンデレすぎるだろうw なんで一々目を剥いて発狂するの?
 ヴィクトリカの目的は過去の事件の真相を解き明かし、母の無実を晴らすためなのだけど、この状況だと一番疑わしいのは一人なのだけど……相変わらず断定が早いな。
 あと、一人目の犠牲者はトリックの謎解き待ちとして、二人目は明らかにおかしいだろ。犠牲者ももう一人も声も上げずに、狙って出来るわけがないのだけど……

[その他] サンデル教授の世界一受けたい授業?

 昨日テレビで「これからの正義の話をしよう」などで有名なマイケル・サンデル教授が出ていて、初めてその「講義」の様子を見たのだけど……
 頭の回転は確かに速いし話し方も上手いのだけど、結論と展開が斬新、というより、場の雰囲気の掌握のしかたと結論の誘導のしかた――つまり、「丸め込み方」が圧倒的に上手いという印象。
 いろいろな状況の例を出してその答えを求めていたのだけど、ハッキリ言えば、その状況がきわめて曖昧で、前提をもっと煮詰めないと意味のある答えが出せないものばかり。石場議員が不足分の前提を規定して答えてたけど、それが一番最良の答え方だったように思う。
 しかしいろいろ上手いのはわかるんだけど、一流の哲学者というより、超一流のディベート技術者、ですな。持ち上げすぎ、崇拝しすぎには注意、かな。


2010年02月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#20

  キルミンずぅ #20「恋するウサギと吸血鬼!?」。長い間使われてなかった洋館に、少年が怪しげな執事と共に引っ越してきた。リコたちの学校では「吸血鬼に違いない」と噂になるのだが、リムはその少年・アキトと仲良くなり、一目惚れしてしまう。が、アキオの飼ってるウサギが元気がないのが気になり、夜中にキルミンになって忍び込むが、危うく見つかりそうになり、ウサギに変身したところをアキオに捕らえられてしまう。一方、すっかりのぼせたリムの様子に、「きっと吸血鬼にたぶらかされてるに違いない!」と言い出したタマオは逆にリムの怒りを買ってしまい、吸血鬼の正体を暴こうと躍起になる。

 今回はリムのパワーアップ。だけど……地味っ! まあ、基本的にウサギは身を守る術に長ける方向に進化したのだから、当然と言えば当然だけど。隠密性は上がったのかな? 段ボールをかぶる程度には。
 今回は子どもたちが勝手に吸血鬼騒動を起こすのだけど、当然吸血鬼なわけはなくて勘違い。アキオの飼ってるウサギも、寂しくないようにと回りに置いたぬいぐるみが逆効果だったり近くで鳴らすピアノの音に参ったり、狭いケージの中に閉じ込めきりだったりが原因。ウサギになってその状況が良くわかったリムはそれをアキオに伝えて良い感じになるのだけど、アキオはすぐにイギリスに引っ越してしまい、結局傷心。
 あと、カノンたちも噂からアキオがアニマリアンじゃないかと館に潜入するのだけど、完全に大外れ。パルスは番犬に追い回されるナギサたちを狼に変身して助けるのだけど、ナギサが匂いで正体に感づき始めたよう。
 今回、リムが長時間動物でいすぎて戻れなくなりかけてたけど、以前もケンとリコがちょっとなりかけてたはず。あのゾウガメは戻れなくなった爺さんなんだろうけど、本当に戻れなくなる展開があるのかな?


2009年02月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#2とディケイド#5

  シンケンジャー #2「極付粋合体」。勢揃いしたシンケンジャー。だが、仲間同士のまとまりはばらばら。特にグリーンである谷千明は古式然とした上下関係にはっきりと反発し、忠誠心をアピールするブルーの池波流ノ介と衝突する。そんな中イエローの花織ことはの姿が消えてしまう。戦いが怖くなって逃げ出したのか? と疑いながらも探す中、ことはが一人鍛錬をしているのを見つける。本来シンケンジャーになるはずだった身体の弱い姉の代わりに、得意な武芸の腕で殿と人々のために役立とう、という純粋なことはの気持ちに打たれる流ノ介たち。そんなとき、街に外道衆のアヤカシ・オオツムジが現れる。シンケンジャーとして立ち向かう五人だが、急増チームなためにチームワークがばらばら。連携が崩れたところをつけ込まれ、レッドがピンチに陥ってしまう。自分の失敗を挽回しようと、身体を盾にしてオオツムジの攻撃からレッドをかばうイエロー。皆はそんなイエローを心配し駆け寄ってくるが、当のかばわれたレッドは「弱いのなら戦うな!」と言い捨ててオオツムジを追いかける。さすがにブルーまでもレッドの言葉に反発するが、イエローは「それは違う」とレッドをかばう。

 同じ使命を持ってはいるけど、君主と家臣という立場の違いがあるために、メンバーの仲はぎくしゃく。特に正反対なブルーとグリーンは意見がかみ合わない。レッドは家臣筋とかいうことは気にしてはいないようだけど、しかしその考え方はかなりスパルタン。力があるかないか、ということしか語らない。それにさすがに他のメンバーも反発するのだけど、その真意は、シンケンジャーは皆を守るために強くなくてはいけない、弱いのに戦い、無駄に命を落とすことがあってはいけない、ということだった。それによりひとまずレッドをリーダーと認める他のメンバー。そいでもって初めてのロボ戦。
 「シンケンオー」はオーソドックスな変形合体かな。配置パターンとしてはデカレンジャーロボと同じか。特徴的なのは合体バンクで兜をかぶったとき、緒が締まることと、巨大戦でも巨大化したザコが出てくることか。基本、「無双」系の「一騎当千」な感じがコンセプトなのだろうな。
 しかしこんなに早くまとまっていいのかなぁ。まあ、メンバー間のいざこざはこれからもあるんだろうけど。


  ディケイド #5「かみつき王の資格」。キャッスルドランの内部に乱入してきたビートルファンガイア。王座の間への道をはばむ者を排除していくと、王になることをこばむワタルの代わりに自分がファンガイアの王となり、人間との共生の掟も破棄すると宣言する。かけつけたワタルはキバに変身しビートルファンガイアを倒そうとするが、逆にキバットを奪われてしまう。無力な子供の姿に戻ったワタルをユウスケはクウガに変身してかばうが、その戦いの最中、ワタルはキャッスルドランから逃げ出してしまう。
 後から脱出し、ワタルにおいついたユウスケ。だがワタルは何もかも放りだして、ユウスケに玉座以外のどこかへ連れてってくれという。そのワタルに「本当に行きたいところならどこへでも連れてってやる。でも、本当にそれでいいのか?」と問いかけるユウスケは、どうしてそこまでしてくれるのか、と聞くワタルに「友達だから。誰かが側にいないといけないから」と答える。しかし、突如ワタルの顔にファンガイアの模様が浮かび上がると、血の本能に駆られて理性を失い、ユウスケのライフエナジーを奪い、むさぼり始める。

 キバ編、完結編。十年間王の座に就くことを拒んでいたワタル。その理由は、時折自分を襲うファンガイアの本能に苦しみ、こんな自分が人間との共生などと言えるのか、その資格があるのか、と思い悩んでいたためだった。しかしそのワタルから王座とキバを奪い取ったビートルファンガイアはファンガイアたちを操り、自分に逆らう者、すべてを抹殺し人間たちを襲わせる。
 一度はワタルに襲われながらもワタルを信じるユウスケは、クウガに変身して三モンスターを吸収したビートルファンガイアのキバ・ドカバキフォームに立ち向かっていく。圧倒的なパワーになすすべがないが、それでもワタルを信じるユウスケ。その姿を見たワタルは、「ユウスケのライフエナジーを奪って殺せば命は助けてやる」と言われても従わず、自分が王になることを宣言する。
 そいでもって駆けつけた士が後はいいところを持ってくのは、まあ、主役だからそうなんだけど、今回ほとんど仕事したのユウスケじゃんw
 キバットを奪い返し、キバに変身したワタルとビートルファンガイアを追い詰めるディケイド。最後のあがきにドランを操ろうとするのを、またもやキバを(強制的)超絶変身。……って、今度は武器に変身? キバットをモチーフとした巨大弓に……そっか、その作品に登場した乗り物とかに限らないんだ。じゃ、他のライダーどうなるのさ?
 結局、やっぱりビートルファンガイアはワタルの父である先代の王で、自分は挫折した夢にワタルを奮い立たせるためにわざと悪役に徹し、倒された、ということ。まあ、全体から見ればめでたしめでたしなのかもしれないけど、はた迷惑な親子だなぁ……まあ、この世界の場合音也はいなかったのだから仕方ないか。もちろん名護さんもな! まあ、名護さんは刺客ライダーとして「その命、天に返しなさい」と登場、そいでもって最後は劣勢になって「まあ、今日はこのくらいでいいでしょう」とか言って撤収する姿が目に浮かぶようですw
 刺客ライダーと言えばカイザ。最初はディケイドを追い詰めていたものの分身カードなどに追い詰められて、最後はかっこわるい捨て台詞で退散……いや、まあ草加ってそういうヤツなんだけどw 久々に襟をいじる仕草が見られたのはうれしかったかな。
 キバの世界もクリアし、次は龍騎の世界。けど、ライダー裁判って……世界の再解釈ぶり(のおもしろさ)にもほどがあるw

[アニメ] エリン#7と絶チル#46

  獣の奏者エリン #7「母の指笛」。大公からの大切な預かりものである闘蛇・キバが大量死し、世話をしていたエリンの母ソヨンはその責を問われる。故意ではなく原因不明の不慮の事故だったことが訴えられるが、役人は聞く耳を持たず、ソヨンは生きたまま野生の闘蛇に食われる刑である「闘蛇の裁き」がなされることが決まる。大人たちがそのことを話しているのを聞いてしまったエリンは、未明の闇の中を母を助けるために駆けていく。

 うわああああああああ!!!!! これはトラウマモノだわ。
 母を助けようと野生の闘蛇の沼へ急ぐエリン。手足を縛られたまま突き落とされた母を見て、後先考えずに飛び込むが、それはエリン自身も闘蛇の犠牲になるにすぎない行為だった。役人も、アケ村の人々ももはや命はないものと見ている中、エリンによって手足は自由になったソヨンは、不思議な指笛を吹く。飼い慣らされた闘蛇を制御する音無笛も効かないはずの野生の闘蛇たちは、何故か指笛によって一斉に動きを止め、ソヨンに操られる。が、ソヨンは一匹の闘蛇にエリンを乗せてそこから離れさせると、自身は固まった闘蛇たちの呪縛を解き、自らの身体を闘蛇たちのなすがままにさせ、引き裂かれていく……
 上橋菜穂子だから情け容赦ないとは思ったけど、情け容赦なさ過ぎ。直接はその描写はされなかったものの、水面で得物に群がり身を暴れさせる闘蛇たちの描写は、もう紛れもなく……さすがにこの描写は圧巻ですわ。


  絶チル #46「疑心暗鬼(ぎしんあんき)!その通りになるのです帳」。今回は非常に限定された条件でのみ力を発する超能力者が生み出した、書かれたことが本当になるアイテム「その通りになるのです帳」をめぐってのドタバタ……つか、露骨に「デスノート」パロw 「いいのか、そこまでやって」なネタがとどまることを知らない。スタッフやり過ぎだw あと数話しかないのに。
 あと、ティムとバレットのダメ人間ぶりが……さっきまでの苦悩してたお前らはどうしたw


2008年02月22日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 明日が早いので今日はこれだけ。

  NHK-BS2でカウボーイビバップを放送するらしい 。番組予約してて初めて気がついた。


2006年02月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ノエイン#19とムシキング#47

  ノエイン #19「オモイデ」。古いビデオの中の自分を、確認するように再生するハルカ。翌日、ハルカは東京にいたときの友達を街中で見かける。しかし、彼女の母はハルカのことを覚えていたが、その友達はハルカのことを忘れていた。ハルカは気丈に振舞ってもショックを隠せず、ユウはそんなハルカを慰める。一方、ラクリマではクイナがラクリマを危険に晒すかわりに龍のトルクを手に入れる最後の手段を発動させる。
 のっけにアトリの様子を疑ったコサギがアトリが正気づいたのではないかと確かめるが、コサギの蹴りを前に無力を装うアトリが影で見せた笑いが、すげー嫌過ぎる。(笑) どうやら完全にではないけど、ほとんど記憶を取り戻している模様。あえてそのことを隠す意図がわからないのが不気味……やはりろくなことをするつもりじゃなさそうだけど。
 内田は危険な計画を暴走させる篠原をとどめようと絶対臨界阻止委員会の責任者でもある恩師の佐々木教授に働きかけるが、裏目に出て逆に佐々木教授は辞任、内田の立場も危うくなる。郡山も内田の付き添いを解任されるが、かつて公務の前に同僚の死に何も出来なかった郡山が、今度は同じ過ちを繰り返すまいと仕事を離れて内田と動き始める。彼らの最後の望みはハルカの父の黛だが、ハルカを盾に篠原に脅されてる黛を動かせるんだろうか?
 ハルカはいつもの明るさを失ってはいないが、自分の存在が、みんなの記憶ごと消えるのではないかという恐れはやはり隠せない。その恐れは他人の自分にまつわる記憶だけではなく、自身も好きだった祖母の記憶を思い出すことがなくなっていたことに気付いたことにも根ざす。ユウはそんなハルカに「絶対に忘れない!」と力強く断言する。
 しかしそんなハルカを強制的にラクリマに招致するクイナの最後の手段が発動。ラクリマの量子コンピューターの全演算能力を注ぎ込み、シャングリラに対し無防備になるその手段は、クイナがシャングリラと通じていることを知らないラクリマの評議会を騙して実行させている。クイナ自身はノエインに見捨てられたと言ってもノエインがこの好機を逃すとは思えない。ハルカが攫われる瞬間、ハルカに飛びついたユウは一緒にラクリマ世界に向かうことに。
 いくらユウが強くなったと言ってもただの子供。やはりカラスたちがどう動くかにかかっているのだが、クイナがコサギのために置いていった使い捨てプラグがキーアイテムになるのか? アトリの出方も気になるが……

  ムシキング #47。最終回に向けていよいよ佳境か。チビキングが行方不明のさなか、デュークがムシキングを捕らえ、引き換えに守護者の証を渡せと迫る。しかしそれをあくまで拒むポポの目の前で、ムシキングを捕らえる檻に巨大なとげが次々刺さっていく。
 ムシキング=チビキングがついに明らかに。そしてやはり生きてたアダーがデュークたちの目論見をよそに、ほくそ笑んでいる。デュークの造反も、ポポたちの旅も計算の内だったらしい。そのアダーの意思に誘われるようにパムがアダーの元へ。そしてその後をつけたセランがアダーに森の意思を告げる。次回はそれもアダーの目論見か、パムがポポたちを輝きの森に誘う。輝きの森とはどういう場所で、何が起こるのか。


2005年02月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ニュートラル=情報の選別?

 ニュートラルの定義自体とあらゆる意味でニュートラルでいるってことが至難の業なのだけど、それはさておき。
 むしろ公正性ということで言えば情報収集の母集団より情報処理の方法とスタンスの方が大きく影響していると、経験則的に思うのだが。むろん、ちゃんとした情報をちゃんとした方法で処理するのが一番良いには違いない。
 しかし、日本のマスコミって本当に特定の傾向のニュースは情報が出ないんだよなぁ。どうひっくり返ったって表には出ない話というのもこの世にはあることは知っているが、そんなレベルの話では全然ない。
 私みたいな怠け者でも、少しはあちこちから情報仕入れないとやばいかなぁ、と思ってるくらいなのだけど。

[その他] 仏の顔も二度か三度目

 まあ、Let'snoteの故障の対応もさすがに三度目となると慣れてきますな。最初に店に持って行っても(そのシリーズの専門家であるわけではないので)メーカーの修理センターに送って、そこで調べて、という迂遠な手順にならざるをえない。だから、最初に修理センターの方にナシをつけておくことにしました。ただ問題は、ショップの延長保障がきちんと適用されるかが心配なのだよなぁ……されなかった場合、手痛い出費になるかも。

  もう野党と呼ばないで 民主、「政権準備政党」と自称産経 )。……そんなこと大真面目に協議してたんでしょうか、この人たちは? こどものごっこ遊び並。「 一部議員からは失笑が漏れた」とあるけど、そりゃそうだ。できればこの発想でいる限りは永遠に準備だけしていてもらいたいものです。

[マンガ] 酒

 「イブニング」の「農大物語もやしもん」を読んだら美味い日本酒が飲みたくなった。いや、美味い日本酒は本当に無茶苦茶美味いのだけど、探すの大変なんすよ、普通は。


2004年02月22日() 旧暦 [n年日記]

カレーが食いたい

 なぜか今日はカレーが食いたくなった。けど、自分で作るには時間がないし、なにより一人分作るってのは無理。近くのインドカレー屋はディナーはちょっと高いし(そんな高いわけじゃないけど)、CoCoイチ、ましてや吉牛に行く気もない。おまけに雨が降り出したので遠出しにくい。仕方なく、レトルトのカレーを買ってきてちょっと手を加えて食う。レトルトのカレーでも手を加えると結構いけるのだけど、でも物足りないよなぁ。ちゃんとしたカレーが食いたい。
 未読だった カエアンの聖衣/バリントン・J・ベイリー 読了。ワイドスクリーンバロックSFの代表作。多分下手なSFだと「外見に寄って自己同一性が云々」とともすれば陳腐な話になるのだと思うけども、これはそんなものはどこ吹く風、アイデアのごった煮でしかもちゃんとまとまってる。荒唐無稽なSFを楽しみたいならお薦め。
 夕べ、なぜか刑事ドラマの話をしていて、ふと「特捜最前線」のエンディング「 私だけの十字架 」を歌っていたチリアーノってどんな人だ? と気になって検索。 恐怖の追跡 バンド・アーティスト部門 で「イタリアの音大教授」であることが判明。その他「もともと番組用に作られた曲ではないが、作曲担当の木下氏宅にスタッフが訪れた際、木下夫人が『うちの人に作れる最高のものはこれです』と示されたのが『私だけの十字架』だった」とか……それにしても、クロード・チアリと勘違いしてた人って、やっぱり多かったんだなぁ。ファウスト・チリアーノ氏は一度115話「 チリアーノを歌う悪女 」でゲスト出演していたそうな。かすかに記憶はあるけど、どんな話か覚えてねえ。
  デカレンジャー は、重機っぽい巨大ロボ合体が結構好み。つか、巨大ロボで横っ飛びとかやるとは思ってみませんでしたよ……まあ、この部分は使いまわしのバンクになるのでしょうが。発砲前に上空に向かって威嚇射撃をしてるのが妙に芸が細かいと言うか。ただ、近距離用の武器が剣じゃなくって警棒だったら完 だったのに……あと、弁護士とかナシで簡易裁判で現場で処刑って、連中はワイルド7かなにかデスカ!?
   余談。森は面白かった。宿命は、ちとなぁ……


2003年02月22日() 旧暦 [n年日記]

さすが大日本技研

  天下のカラシニコフに、こんなツッコミをするとは! (撃たないときにはトリガーに指をかけてはいけません) いや、多分持ってるのは文鎮(無可動実銃)なんだろうけどね。(現時点では既に画像が変わっています。前の画像は「トリガーに指をかけるなぁ!」というものでした。)
  /.JPのスレッド では、カラシニコフ氏に対する批判が出ていたけど、そんな簡単な話ではないだろう。前線の兵士にとっては、壊れにくく、整備しやすく、確実に稼動する銃というのは生死をわけるものだというのは事実のはず。それが歴史上、不幸な位置に置かれることにはなったが、それが結果のみを見て簡単に否定できるものだとしたら、否定する人はよほど強い信念を持つか、幸せな世の中の見方しか出来ないのだと思う。 亀井秀雄氏の北朝鮮拉致報道に関するエッセイ に、「現実の微妙な襞」という表現がある。それを感じ取れる能力と言うのは、実は重要なのではないだろうか? 無神経な私が言ってもあまり説得力ないかもしれないけどね。
 ゆうべ、例の 確率クン のことでチャットで友達と盛り上がる。いろいろツッコミどころありすぎなんだけど、「昔の学者の書いたことは疑うくせに、どうして辞書や教科書や十進法の成り立ちや人間の認識のしかたについては疑わないのか」、やっぱり不思議でたまらない。別に疑わないことを推奨するわけじゃないけど、中途半端に疑うのは疑わないことより害が大きいかもしれない。こういう能力ってのは理系だからあるってわけではなく、文系でも、また学歴にも関係なく、私なぞよりよっぽど卓越した人がいくらでもいるのだよなぁ。なんとなく、 アドルノF尺度 で理系学生が数値が高い(権威に服従しやすい)というのが納得できる気もしてきた。
 「ワイルダネス」でセニョール・ペコからケンケンが奪ったグレネードランチャーだけど、知人からアレは アームスコーMGL40 で、流れ星が使っていたのは エクスカリバーMk.II だとの指摘を受けました。わざわざメール、ありがとうございました。これからも阿呆でも見るような生暖かい目で見守っていただけたらと。(^^;
  朝鮮民族学校卒に大学受験資格認めず 。で、朝日がこういう記事を載せてくるからには当然こう来るだろうと思ったら やっぱり来ました 。無理矢理なんでもかんでも北朝鮮問題に絡めようという努力が涙ぐましい。元の記事をよく読めば、WASCやECISの学校評価機関の評価を受けられない、ということが許可のできない理由である。もし、ここでそういった保証無しに許可をすれば逆に特別扱い、認定を受けねばならない各種学校に対して差別をしていることになる。「評価機関の設立を」というのならわかるが「差別だ、評価せずに許可しろ」というのは理論のすり替えである。
  キディグレイド は、きっかけと中間過程すっとばして結果だけ見せられてる気がする。なんつーか、ある意味面白いのかもしれないが、見ていて非常に腰が落ち着かないと言うか……
 うわ、NHK教育見てたら引きこもりの番組に滝本竜彦氏が出てた。一言一言、考えるように絞り出す言葉が、引きこもってきた期間の重みを感じる。
 本屋に寄って「エマ」二巻、「シャーリー」(共に 森薫 作)、「 エンブリヲン・ロード 」(やまむらはじめ作)七巻、「羊のうた」(冬目景作)七巻を買って来る。わりと散財だったけど、どれもそれだけの価値があった。シャーリーは実にすばらしいメイドっぷりだし、「エンブリヲン・ロード」は連載時にこまぎれで読んでいたときには気付かなかったこれまでの伏線とかが綺麗につながってることに気付いたし。SFとしても少年の成長物としても、申し分がない。(はっ! もしや星雲賞受賞資格あるんか!?) 「羊のうた」は、フィギュア付き買っちまいました……だって通常版が置いてなかったんだもの。いや、浅井真紀氏原型のフィギュアの出来は、確かにいいんだけども。
魔法遣いに大切なこと は主人公をアンジェラにした方が面白さが百倍増しになると思う。2000ペリカ賭けてもいい。


2001年02月22日(木) 旧暦 [n年日記]

時代劇の時代

 いや、カラオケ行って「夢ん中」とか「負け犬の歌」とか探すってよくやるよね?<やらねーよ
#第一ないし。
 なんかテレビで「八丁堀の七人」とかいう時代劇をやってたので横目で眺める。なんつーか、ひでえっつーか、お約束もここまでお約束だけだと見難いし醜いという例だなぁ。
 火付けが起こった、下手人は誰だ、火事で儲けてるのは材木問屋らしいぞ、じゃ、そいつが怪しい…ってオイオイ。疑うのはいいが、それだけで既に下手人扱いするなよ。
 しかも旗本の次男坊に、お前が疑わしいから来いとか出し抜けに言ってるし、これ見て誰もおかしいとか思わないかなぁ。むちゃくちゃ笑える。
 出鱈目なら出鱈目でもいいけど、仕置人とかみたいに、確信犯的出鱈目さとかやってくれればいいのに。「時代劇はこういうものである」という規制概念が固まってしまった為に、視聴者も製作者も頭が硬くなってしまったのかなぁ。ちらっと人と話をして、大岡越前とかで、定番の三方一両損とか子供争いとか、いわゆる講談が元の定番ネタでも、昔作った物の方が面白い、ってことが話題に出たりもしたし。確かにヲイラも時代劇がつまらなくなって見なくなってしまって久しいけど、再放送の物はちらちらと見てたりするものなぁ。固定化することで新しい刺激を加える事が出来ず、それで変な受け狙いばかり入れて、様式の美ですら存在しない。時代劇やばいっすよ。鬼平とか、面白いのもあるのだろうけど。
 あ、ところでファーストコンタクト(異星人との初接触)シミュレーションコンベンション、「 コンタクトジャパン 」の日帰り企画(普通は数日かけて行うのだ)、「 Day CONTACT 1in Nagoya 」が行われます。私はまだ参加したことがないのだけど、レポートを見るだけで感じる濃密な合宿企画の楽しさを、1日でどれだけの要素が詰め込めるか、というのが大変楽しみです。これが上手く行けば、もっと気軽にこういう企画が行う事ができるわけですしね。