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2012年02月18日() 旧暦 [n年日記]

[その他] なんかずれてる気もするけど

 同時に、なんか腑に落ちる部分もある気がする。
  岡田斗司夫氏、「東のエデン」を見て疑問を抱く「『エデン』と『まどマギ』、どっちも登場人物の描写が薄く感じるのはなぜ?」オタニュース速報 )。「東のエデン」は主人公の物語と言うより、この閉塞感漂う日本への疑問がメインだったし、「まどかマギカ」は、魔法少女ものに対するちょっと意地の悪いアンチテーゼを突き詰めたもので、時代感だったりメタな視点だったり、「それを楽しむもの」という意識があったので、岡田氏が何故このように腑に落ちないかと言うのか、イマイチピンと来ない。
 でも同時に人物ではなくキャラクターである、という指摘はなるほど、とも思う。まあ、「東のエデン」はテーマを進めるためのコマとして、「まどマギ」は「キャラクター性の追求」という意味合いで、それぞれ違うけど。
 でも、なんでそこでゴッドマーズ? 北斗の拳を比喩にしつつ、比較の対象はゴッドマーズ。ちょっとわけわからない。
 ただ、これはドラマと絡めてあらためて考えるべき話かもしれないと思うと、興味深い。

[アニメ] プリズム#45

  プリティリズム #45「光訪ねてブエノスアイレス」。今回のメインはみおん。母親の因縁を背負ったりずむ、そのりずむの因縁の元を作ってしまった阿世知の意思を受け止めたあいらに対し、みおんは「ただの天才」なので、ザ・因縁ウォーズ的にはかなり立場が弱い……みおんは自分のアイデンティティでもあるブエノスアイレスに行き、両親と再開。でもそれは純の仕組んだ発奮剤で、しかもまだ序盤。つか、みおんがただ一人誕生日が違うことにちょっと落ち込んでた伏線がここに来るとは。
 そのことは一人どこか疎外感を抱いていたのを、あいらとりずむとの繋がりを確信させたのだけど、りずむはMARsとも翼とも関わりも過去も捨て去る決意をしたことを、みおんはまだ知らない。
 って、早速次回りずむとあいらの対決ですか? それって本戦での対決じゃなくて? そもそもみおんはこの対決に絡めるの? なんかもう噛ませ犬役以上では完璧なくなったせれのんコンビはともかくとして。
 アーケードゲームとのタイアップ企画にも関わらずまるで大映ドラマばりの展開ですよ、これ?

[その他] 「はがない」今更全巻読んだ

 いや、コミックとアニメは見たものの、原作を「流行りのラノベに飛びつくなんて!」という意味のわからない見栄も若干あって(いや、それだけじゃないんですよ。それだけじゃ)読んでなかった「僕は友達が少ない」(はがない)を、なんか日常のストレスもあって一気読み。
 キチガイ狂宴のスラップスティックだった序盤が、五巻あたりから主人公を中心とした典型的ハーレムラブコメになり、「いや、そっちの方向性望んでない……」と思ってたら、メインヒロインである(ハズ)三日月夜空がどんどんボロボロになってくのが、結構面白くて。(お前、最悪だな)
 夜空は主人公・小鷹の子供の頃の親友(ただし男の子と思われていた)で、小鷹は気づかなかったものの夜空の方は気づきつつも打ち明けられず、現在絶賛ディスコミュニティ同士なのをいいことに、「友達を作る部活を作る」という名目で誰も入りそうもない部活をでっち上げ、二人きりの空間をつくろうとする。が、誰も入るわけのない意味不明の部活を作ったはずが、次々友達がいない連中が部活に入り、しかも小鷹に好意を寄せる美少女揃い(最初男と思われた幸村も何故か女と判明)。「実は幼馴染でした」という事実で精神的優位性を保っていたものの、周囲はそれでもあからさまな熱烈アタックを仕掛け(小鷹本人のみが気づかない(あるいは気づいてないフリ))、自身の優位性の根拠だった「幼馴染」でさえもライバル?の星奈がそれ以上に幼馴染どころか「許嫁」(と言っても両親同士のその場の勢いの口約束。星奈の父親だけが覚えてて固執してた)だと知り、行動が支離滅裂になりパクリまでしてしまい、仲間内の評価もガタ落ち。しかも、読者の「お前らとっくに友達じゃん」ってツッコミを理科が代弁してしまったことにより、「隣人部」という集まりの前提が崩れる。
 隣人部自体が内輪化してったのはただの流れなのだけど、本気で友人を欲していた者や、成り行き上参加した者もいても、実はホントに隣人部で友達をつくろうとしていなかったのは夜空だというオチで。
 同じツッコミをしても星奈とかは「こんなのあたしの思い描いてた友達じゃない!」とか言いながら「こんなのはナシ! だからホントの友達が出来るまで部活を続ける!」とか言いながら部活を続けようとするだろうし、理科あたりは「まー、そうなっちゃったんだからいいんじゃないですか?」でいいと思うだろうし。夜空と、「友達がいない者同士の集まり」という前提でしか集まれない小鷹だけがそのことで本気でアイデンティティが崩壊するんだけど、小鷹がそのことを自覚してることを認識しちゃったし、夜空は小鷹にこだわるあまり自身も楽しんでる隣人部の集まりに拒絶反応を示してるし。
 世間では「肉」の人気が高いみたいだけど、構造的にどう見ても肉は当て馬ポジションなのだよなぁ。
 なんか最初読者が望んでた方向からずれてる気もしないでもないけど、この展開の続きは気になるから最後までは追ってみる。


2011年02月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 政治ネタ続いてすいません

 いや、政局がどんどんどん詰まりになっていくとその周辺も大変面白いことになっていってるのでw
  あらたにす の朝日編集コメントが、以下のもので思わず吹いた。
政局から目が離せなくなってきました 。民主党の小沢元代表を支持する衆院議員16人の会派離脱騒動によって、新年度予算関連法案成立の見通しが立たない情勢です。民主党内には関連法案の成立と引き換えに菅首相の退陣もやむを得ないという声が出始めています。小沢元代表は「菅ではもうダメだ。民主党もダメだ」と、蜂起した議員を励ましました。野党側には菅政権が崩壊しつつあるとの見方が急速に広がっています。(旬)
 え〜っと、わずか一ヶ月ばかり前に「  自民党には、通常国会での新年度予算案と関連法案の審議にあたって、国民の生活と将来不安とを人質にとって政局をもてあそぶようなことの無いよう願いたい。その動向を国民は真剣に見ている。(啄木鳥) 」だなんてコラムをのっけてた朝日新聞様が「民主の政局からは目が離せない」ですか。たしか党首討論の論評でも「自民は政局に持ち込もうとしてばかり」と批判してましたよね?
 もし政局闘争が悪だとしても、それはきっと「そんなことばっかから目が離せないあなたがたの責任」が非常に重いと思いますよ?
 特に今日は外交絡みの四方八方からのシャレにならない失敗の報道が続いてますが、多分朝日さんはじめ多くのマスコミが特に触れることはないのでしょうね。シーシェパードごときビジネステロリストにしっぽを巻く決定をしたり、米国から米軍基地絡みで圧力欠けられたり、ロシアに北方領土絡みで頭に乗られたり。
 そいうや昔、 外交は自民、内政は民主 という調査結果を乗せてたのも朝日さんでしたよね。外交は思ってた通りの弱さでしたか? 内政は想像通り上手く行ってますか? このアンケートで「内政は民主」と言っていた方々に今の意見を聞いてみたいものですな。だいたい当時から民主の質疑って良くて問題の追求だけで対案なんか何もなく、ひどけりゃただの勉強不足のイチャモン、なんてのも少なくなかったんですが、国会中継を多少なりとも見てればそういうツッコミはいれられましたよね?
 ほんと、順調に報道機関の名に値しない「扇動チラシ」化してってますね。
 その体質を直さないと部数の右肩下がりは加速してくばっかだと思いますよ。

[アニメ] Rio#7

  Rio -RainbowGate!- #7「アントライオン」。ハワードリゾートをめぐってのゲートバトルの二戦目。相変わらず勝負は「どこがギャンブルやねん」なんだけど、ダービー兄も「なんだって賭けの対象になる」と言ってるからなぁ。仕込みのイカサマ込みですが。
 でもむしろ勝負よりも話の展開が面白くなってきたり。休む間もない連戦を仕掛けられ、広い困憊のリオを気遣うリナだが、リナのリオへの鬱屈が見え隠れしたり。
 カルティエも本当の目的はハワードリゾートではなくリオそのものというハワードオーナーの推測もあり、単純に卑怯な乗っ取りということでもないのかも……カルティエとリオとの因縁、は多分ないよなぁ。予告で触れられてるカルティエの「エース」がリナであることは想像がつくけど、ここで裏切りが出ても、尺的にまだ何かありそうな。


2010年02月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] はな幼#6とソラヲト#7とデュラ#6

  はなまる幼稚園 #6「はなまるなプール はなまるな作戦/はなまるなお兄ちゃん はなまるなお泊まり」。前半はプール話。土田に水着を見せようと張り切る杏だったが、当の土田は何故か間違ってビキニを持って来てしまった山本先生に釘付け。なんとか杏は土田の気を惹こうとするのだが……そりゃ、ロリコンでもない限り戦闘力に差がありすぎますわな。しかし山本先生、PTAから素で苦情が来かねないレベルですな……
 後半は土田の妹来襲。お約束通り兄の悪口を言いながらもやたらと気にするツンデレ妹。だらしなくって頼りないとばかり思ってた兄が、意外とちゃんと仕事をしてることに気付き、デレタイム突入。そういえば妹の声優の「廣田詩夢」って読み方わかりませんでした……最初「時夢」と空目して、まさか「ひろだ たいむ 」って読むんか? と思ったけど、正解は「しおん」でした……いくらなんでも読めねえよ!!


  ソラノヲト #7「蝉時雨・精霊流シ」。季節はすっかり夏。うだるような熱さの中、隊長のフィリシアの様子が少しおかしい。洗濯当番を代わってくれと頼んだり、食費の計画を無視してスイカを衝動買いしてきたり。それだけでなく、心ここにあらずといった様子。セーズの街で行われる死者を慰める祭に関係ありそうなのだが、ちっとも理由を話してくれないフィリシアに、カナタは不安を募らせていく。

 「フィエスタ・デ・ラ・リュミエール(光の祭)」と名付けられたセーズの精霊流しは正式には異端扱いらしいのだが、地方だとそこらへんの縛りはゆるくなるらしい。司祭も一緒になって 灯籠作ってるし。が、フィリシアはお盆の時期に還ってきた死者の魂のために流す送り火の祭で、昔のことを思い出してしまう。って、なんだかシリアス展開。どうも不似合いな技術(でも多分タケミカヅチの劣化コピーに過ぎない多脚戦車)に、通信機もなしにラッパで伝達をせねばならないというのは、ツッコミどころというより、もう本当に人類もその技術も残滓で部分部分でレベルがまちまちってことなんだろうな。そして今回「本当にいるのか?」とさえ思った敵が登場。つか、人間なのか、これは? 一瞬、廃ビルの窓に巨大な羽の生えた飛行体が映り込むし。
 しかし部隊はあっけなくフィリシアを除いて全滅。生き残ったフィリシアは戦場を彷徨うが、敵とも味方ともわからない銃砲撃におびえ、挙句地下空間に落ち込んでしまう。そこにいたのは旧時代の兵隊のミイラ。彼との夢とも現ともつかない会話で、「もう世界は終わっている。今生き残っているのは人類の残滓だ」と言われてしまう。
 フィリシアがどうして軍紀無視で砦の生活を皆に楽しませてるか、かつていた彼女の同僚たちはどうなったのか、の、匂わせておいて明らかになってなかった部分が明らかになる。
 更に、クスハが孤児(おそらく戦争孤児)であること、リオがどこぞのお嬢様どころか家を飛び出た皇女殿下であることが匂わされる。あと、昔カナタが出会ったラッパ兵もその関係?
 唯一ノエルのみが灯籠を作らなかったけど、これはこれで何か意味ありげ。
 あとそれと、皮膚を「切る」のではなく「削いで」しまった後の出血の仕方がリアルで、ちょっとさぶいぼ立った。(傷跡全体から血が出るのではなく、削いでしまった皮膚と地肉の境目から血がたくさん出て、肉の表面からはぷつぷつと血玉が出来て、段々それが大きく……うぎゃー!)


  デュラララ!! #6「東奔西走」。今回のメインは門田京平、遊馬崎ウォーカー、狩沢恵理華、渡草三郎の四人組。正臣にダラーズのことを聞かれた時には「俺も詳しいことは知らないが……」と言っておきながら、彼らは実はダラーズ。と言っても、ある日突然送られてきたメールにあるパスワード付き掲示板に入ることだけがその証明で、組織の全容も、また組織から何かしろと言われてるわけでもない。その意味では「詳しいことは知らない」は嘘ではない。
 彼らは巷にあふれる「自称ダラーズ」と違い自分からダラーズとは名乗らないが、旧知の不法大罪外国人カズターノが人間狩りに攫われたことから彼のために「東奔西走」する。まあ、その人さらい連中は一話のあいつらなんですが。しかも門田たちがカズターノを救おうとする理由が下らなさすぎて吹いたw
 結局カズターノは救出し諸悪の根源らしい相手を突き止めるが、今回はこれまで。
 ところでチャット画面の「田中 太郎」は帝人、セットンはセルティ、なのは確実として、甘楽って、臨也?


2009年02月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] これはひどい

  週内の予算案採決見送り 辞任問題で審議一時空転47news )。これはまったくすごい。民主「中川氏が辞任しなければ審議拒否」→中川「審議に影響を与え国益を損なうので辞任します」→民主「謝罪しなければ審議拒否」。結局審議拒否しかしないんじゃん。
 二次補正予算も定額給付金はまったく益のない悪いもの、という風潮になって(何故かその益のない悪いものを世界各国が行い、GDPを一時的にとは言え押し上げてたりしますが)「そんな定額給付金を押し通そうとするから民主が審議拒否をする。自民が悪い」的な報道をされてますが、これ見る限り(というか以前から見え透いてるとおり)定額給付金をはずしても別の理由をつけて「審議拒否」なのは見え見えですね。何故かほとんどのマスコミが審議拒否について民主を糾弾する論調を見せず、不思議なことに「自民の指導力がないのが悪い」とかいうことになっていますが。
 あ、言っておきますが、私は「自民を信じてる」わけでも「民主を特別信じてない」わけでもありません。ただ行動を見てるだけです。そしてその行動とそこから推測できる次の行動で、「民主を支持しない」と言ってるだけです。つか、主義主張は人それぞれだけど、この現状で「今の状態は自民のせいだから民主に交代した方が良い」と言ってる人の判断力は疑いますね。まあ、それは一昨年の選挙の時から思ってますが。その時想定した最悪レベルのシナリオを、現状はほぼ踏襲しています。予想外だったのはマスコミの思った以上の偏向っぷりかな? 結果的に自分で自分の首を絞めてるとしか思えませんが。(景気対策が遅れて景気が低迷し続ければ、広告収入が回復するわけはないのに)
 中川氏の辞任についても、マスコミや経産省官僚がはめたんじゃないか、って話もありますが、まあ、そこは憶測レベルなのでアレ。

 私がわざわざこんなこと書いてるのは、別にこれで世間の流れを変えられると思ってるからじゃありません。あまりの頭の悪い展開に愚痴を言いたい、というのもありますが、基本、アリバイ工作のためです。「自分はこの頭の悪い展開には荷担していませんでした」と将来言うための。荷担した人の中には、そのうち「だまされた」と言う人もいるかもしれません。おそらく大半はそれすらも言わず、別の犯人捜しをするでしょう。悪いけど、私はその頭の悪い行為に加わりたくありません。だからここでアリバイ証明です。
 まあ、こんなことが必要ない展開になればいいのですが、わりとそうなる可能性が高いのですよね。こんなことが無駄に終わって私が笑い者になることを、心の底から願います。


2008年02月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 言葉が出ない(でも出してるけど)

  服役中の自死権認めず 仙台地裁、受刑者の請求棄却河北新報 )。チングレクトミー手術の遺恨で意思の家族を殺害、って、やっぱ これ か! 殺したのがたまたま不在だった当の医師ではなくその留守を預かっていた妻と母なので判決自体は妥当としか言いようがないけど、それでもあんまりだといえばあんまり。強制的に施されたロボトミー手術で人生が狂ったのは、明らかに不当とは言えるのに。

  松本人志「もう餃子のこと騒ぎすぎだって」 高須光聖「日本政府が中国を叩きたいだけでしょ」痛いニュース )。こいつら、頭大丈夫か?
 別に「毒食料流す中国を庇うなんて非国民!」と言ってるのではない。「騒ぎすぎ」と言っても実際に一時意識不明に陥った子供が出た上でのこと。松本人志は自分の子供に同じ餃子を「あまってるんだから食え」と食わせるんでしょうか? また「日本政府が中国を叩きたい」という発言もバカすぎ。現在の日中関係はきわめて良好で、日本政府の対応は過剰でもなければ不足でもない適切なものと言える。むしろバッシングをしてるのは各マスコミ。これが「日本マスコミが中国を叩きたいだけでしょ」ならまだ意味は通るが、この状況で日本政府の責任にするのは頭のおかしい陰謀論としか言いようがない。芸人は「毒」があっても面白ければいいという部分はあるが、面白くも何ともない「毒」は有害でしかない。
 他にも「ちゃんとあれをチェックしてどっかの業者がちゃんと売れよと」ってこいつ、チェックってどうやってやるのか知ってるのか? チェックってのは普通多数の中からサンプル抽出してそれを調べる。もちろん、調べたものは売り物にはならない。つまり全部チェックしたら全部売り物にならない。もし、仮にそれがなんとかなったとして、全品検査の手間、再包装の手間、それらのコストが上乗せされた「問題の餃子ですが検査してあります」なんてものが、商品として(コスト的に)成立すると思ってるんだろうか? 芸も能もなく、頭のおかしい陰謀論と「毒」しか吐かない芸能人ってのは何て言うべき何でしょうね?

[アニメ] オーバン#21

  オーバン #21「不気味なオー」。ドンはいよいよ苛烈になっていくレースからモリーを辞退させるために、モリーが娘のエバだと知っていることを明かす。そのことにショックを受けるモリーだが、娘だと認めて貰ったというのにドンへのわだかまりは解けるどころかますます激しくなる。どうして捨てたのか、会いに来てくれなかったのかと問い詰めるモリーに、ドンは妻のマヤを失ってからの日々を語る。

 不吉な予感がありながら出場を止められなかったばかりにレース中の事故で妻を失ってしまったドン。失意のどん底で自暴自棄になり、また呵責の念が強すぎるために娘までも近くに置けば不幸にするのではないかと不安になり、捨てるように寄宿学校に預けてしまう。過去を捨てて放浪していたドンはリックと出合うことでレースマネージャーとして復活するが、呵責は消えず、また長らくほったらかしにしていた後ろめたさもあり、モリーのことを意識することを避けていた。
 モリーに問い詰められてわびることしかできないドン。だがモリーは許すことが出来ない。それは、レースからの辞退を懇願するドンの願いも聞かず、「大いなる報償」を得ようとするほど。大いなる報償でマヤを生き返らせれば、家族も元通りになると思ってのことだが……
 何が何でも優勝しようと気負ってのレース。途中までは順調に進んだが、クロスが攻撃で挑発したオーの反撃の余波を喰らい、アロー号は谷底に……ドンは再び自らのせいで大事なものを失ったと苦悩するが、原住生物が大破したアロー号からモリーとジョーダンを助け出し、介抱していた。
 次回はいよいよオーバン・スターレースの本当の目的と、大いなる報償の正体がわかる? 多分どっちもモリーが考えているようなものではないのだろうけど……


2007年02月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゲキレンジャー#1と電王#4

  ゲキレンジャー #1「ニキニキ!激獣拳」。いきなり野生児がパンダと格闘するところからはじまるのは、もうなんなんだか。で、その野生児ジャンは激獣拳の使い手でスポーツメーカー「スクラッチ」の重役の美咲が、運んでいた「拳魔の腕輪」を狙う「アクガタ」の手下「リンシー」に襲われるところに出くわす。結局腕輪はリンシーを率いるマキリカに奪われるが、ジャンは激獣拳の才能を美咲に見いだされ、スクラッチに連れて行かれ、マスター・シャーフーに激獣拳への入門を許可される。
 事前の情報から結構クールなのを予想してたけど、主人公、アホですなw つか、野生児なんだけど。しかもなんでかパンダと格闘してるんだけど。パンダって、結構凶暴だと聞いたような。
 それはさておき、今度の変身アイテムはグラブってのがわりと新鮮だった。おもちゃはいろいろギミックも仕込みそう。
 他には、闘気が激獣の姿をしてるのが、巨大ロボとの整合性を意識してるのかな? 激獣がメカっぽいのは、スクラッチの技術が関与しているからなのか。
 主人公のアホっぽさがマイメロシャッフルの準に似てるな。


  電王 #4「鬼は外!僕はマジ」。モモタロスが勝手に泥棒の手助けをしたことに良太郎は大激怒。モモタロスの力はもう借りない、と宣言する。一方、カメレオンイマジンに「死ぬほどの金」を願ってしまった山越は、カメレオンイマジンが盗んできた金に埋もれながら、「本当は金が欲しいんじゃなかったのに」と後悔する。だが、それでも契約が成立したとみなしたカメレオンイマジンは山越の後悔の時間へと遡る。良太郎はそれを追うが、モモタロスの力を借りることを拒否したままカメレオンイマジンと戦おうとする。それを見かねたモモタロスは……

 山越がかなり獅子丸と重なってて、すんなりと役に感情移入できる。山越は半年前、仲間とやっていたバンド活動にけりをつけるべく最後のオーディションに挑んだが、会場に向かう途中、迷子の女の子を見て過ごせず、結局遅刻。オーディションを受けられないままバンドも解散し、不完全燃焼状態で「金さえあれば、きっとデビューできる」と不満を責任転嫁していた。それをイマジンに突かれたわけだけど、基本はやっぱり悪い奴ではない。
 一方、良太郎は、自分が酷い目に遭うのはかまわないが、人の物を奪ったり人を傷つけたりすることに怒り、モモタロスに絶交を宣言する。モモタロスも、悪意があったわけではなく、弱っちいプラットフォームのままカメレオンイマジンになぶられ、それでもモモタロスの力を借りることを拒否する良太郎を見て、その根性を認め、自分の非を謝る。まあ、悪い奴なんじゃないんだよな。
 次回は良太郎に二体目のイマジンが取り憑く。って、桃太郎の次は浦島太郎?


2005年02月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[読書] クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子/西尾維新

  与太郎戦記 はまだ読み中なんですよ。すいません。

 今度は哀川潤によって名門・澄百合高校からそこの学生である紫木一姫の救出に協力させられた「いーちゃん」。ところがその学校は特殊な人材を育成する機関で、一姫と接触するも学園内で追われることに。さらに理事長が完全な密室の中でバラバラ死体にされていて……

 まー、なんつーか、ライトノベルだなぁ、と言うか。これを新書サイズで売るのはちょっと(かなり)インチキだなぁと思ったけど、よく考えれば新書サイズだからって中身があるわけじゃないし保障されてるわけじゃないから、いいのか。
 感想は、と言われると、「ライトノベルだね」としか言いようがない。面白いかどうかと聞かれれば、「電車の吊り広告の字数を数えるよりは暇つぶしになる」としか言えない。電車の吊り広告の字数数え並の本も世の中にあふれてるって前提での話ですが。でも、暇つぶしのレベルには違いがない。
 感想というほどのものもないので個人的にちょっと思ったところを書き連ねると、この作者、アクションシーンを書くのは控えた方がいいと思う。マンガやアニメやゲームや小説の焼き直しで肉体感覚が欠如してるから。他には 途中でちょっと好みのタイプのキャラが二人出てきたけど、描写が薄いから多分すぐ死ぬんだろうなぁ、と思ったら、やっぱり死んだ。この人のパターン、大体つかめてきたかも。一応、誰が真犯人(?)か、ってのは、まあ大分最初に読めてたんで意外性とかはなし。ふぅ。
 四冊目を読むかどうかは、ちと考えどころですな。とりえあえず与太郎戦記が先だ。


2004年02月18日(水) 旧暦 [n年日記]

帰ってきたノートPC

 二週間ほど前に轟沈したノートPCがようやく帰還。結局HDDとっかえ。今度は最初から異音のことなどを強調しておいたので、すんなりとやってもらえたみたい。まあ、レストアすらできない状態だから、異音云々をおいといてもそれしかないんですが。で、環境再構築中。
 今年の初めに交換しておいてくれれば。
 今年の初めに交換しておいてくれれば。
 ブツブツ。中開けたら補償がきかないなんてけち臭いこと言わず(いや、けちくさいとかそういう問題では)、勝手に中身をいじらせてくれれば自分で交換したのに。というわけにも行かないのだよな。1.8inchディスクだから。まあ、なにはともあれ快癒したわけで。ノートPCの異常に際し、アドバイスを下さった方々、ありがとうございました。
 今日はこれで手一杯。む〜。


2003年02月18日(火) 旧暦 [n年日記]

本日わかったこと

 ロベルタはミクラス、と……
  サンデーGX は「FACTORY Z」が巻頭。嫌いではないんだけど、ちと各々の利害関係とかポリシーとかがわかりにくいきらいがあるのだよなぁ。「ワイルダネス」は大銃撃戦中篇。全然役に立たんかと心配したケンケンが意外としぶとく活躍……って、やっぱ役に立ってないかも。あのグレネードは梅崎とかも使ってたアレか? 恵那は窮地を脱するも、よく考えたら恵那がアメリカに来た理由って、友達の死がきっかけだったんだよなぁ。目前の、自らの手による「死」に対してどう反応するかが……しかし、今月だけでキラーズが半分脱落とは。きっとS部さんのせいでしょう。(笑) 個人的には「鉄人」面白いと思うのだけども、常に後ろ側の位置キープというのはどういう意味なんだろうか。不人気だから、ということではないと思いたいが……「ジャジャ」の社長の言葉「職人は言葉の代わりに物を遺す」にちと目頭が熱くなった。ちと私のツボがずれてるのか、正しいツボなのか。大手自動車メーカーのデザイナーだった(らしい)えの氏だから説得力を持たせられる台詞だなぁ。「吼えよペン」は前号限りと思っていた富士鷹ジュビロ再登場。無駄に熱いマンガ家二人の無駄な意地の張り合い再燃。これまでの「吼えろ〜」も「燃えよ〜」も、ライバルマンガ家は炎尾燃と同じタイプの熱血マンガ家だったけども、藤田…もとい、富士鷹ジュビロはちと違うタイプの熱血なんで、またちょっと違うパターンで面白い。この上なく爽やかな笑顔で「できないと思うならやるな」の辛らつな台詞に熱血とドス黒さの同居が……いいキャラクターだなぁ。(笑)
 「マリオガン」の「サバイバル云々」という辺りを見ててふと思ったのだけども、 キングゲイナーWOLF’S RAIN もどちらもテーマは「野生」というか、「たくましさ」なのだろうけど、描かれ方というのは随分違う。キングゲイナーの方は実際にたくましい、図太い人間の視点なのに対し、WOLF’S〜の方は憧憬対象としてのたくましさ、野性味に見える。まあ、どっちも好きなんだけどね。
 その「マリオガン」に出てきた小学校、モデルは 灘高らしい 。2chであの赤い銃は「 ピースメーカーのパクリじゃねえのか? オリジナリティねえなぁ 」とか書いてる名無しさんがいたけど、どちらかと言うと 1851 NAVY に近くないか? 少なくとも ピースメーカー とは全然シルエットが違う。っつーか、「独立戦争時のピースメーカー」ってなんだよ? アメリカの独立戦争は19世紀にあったのか?
  韓国の地下鉄にて火災があったとのこと 。放火によるものらしい。ニュースサイトを見ていて時々刻々と死者の数が増えていく様は、例のサリン事件を連想して慄然とした。逃げ場のない空間で、出口に重なり合うようにして焼け死んでいたという被害者たち、助けを求めていたのか携帯をかけながら亡くなっていたという女子高生など、事件の惨状を聞くにつけやりきれなくなる。あえてこの言葉を使う。負傷した方の一日も早いご回復と、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
  拉致被害者救う会会長、「日本も核持つべき」 。外交上で相手になにかを求めるときには、なんらかの力が必要になる。拉致被害者を救いたいと強く願う気持ちはわかる。だが、核攻撃力の保持は下策であると思う。核を持つということは、ただ持っている、ということにとどまらない。持っているを正当化しうる他の力が必要になる。軍事力? 経済力? 核を持つということは、強い代償も求められるということを念頭に入れねばならない。


2002年02月18日(月) 旧暦 [n年日記]

カスミンは全26話

 コメットさん早期終了で一部ファンは大騒ぎしてましたが、四十数話も放映されてなにが不満なのだろう。っつーか カスミンが2クール だということは寝耳に水。あれを通年でできたらたいしたものだとはおもってたのだけど。
 最近は 龍騎 だとか、デジモンテイマーズだとか、子供向け番組に日記の傾向が流れていることはお気づきと思いますが、理由はとくにありません。あえていえば、高年齢視聴者向けの番組は、つまらないとまではいわなくとも面白くないものが多くなった、というところです。「面白くない=つまらない」ではないことは、「つまらなくない=面白い」でないというのとおなじ。面白い・つまらないは主観の問題であるので私個人の感想は、すなわち、番組の質が低いということではないですが、要はそういうことです。
 イマイチターゲット層がつかめない新刊漫画誌「ワル蔵」の創刊二号に イダタツヒコ 氏が夢枕獏氏原作で「ころぽっくりの鬼」を読みきり掲載。もともとホラー畑出身だけども、「ゴルディアス」や「美女で野獣」だのでは作風を170度くらい転換していた作者ひさびさの本格ホラー。読みきりだったからでもあるけど、キレは良かった。
 急激に「ライジング・インパクト」が終了。微妙な位置だとは思っていたけど、エピローグで主人公達の成長後の姿を書いちゃったから、今度は復活は無理なのかなぁ。テイマーズファンでレオモンファンだという一事で、鈴木央氏は私内部ではいい人に決定している。無論、お会いしたことなぞありません。
  こんなところに モビーディック 。モビーディックってのはなにかっていうと、そのむかし伊藤明弘氏がコミカライズした「バトルガール」ってオリジナルビデオがあって、それを作ってたのがこのモビーディックだったのだけど、ビデオのほうは、噴飯ものというかなんというか、苦笑なしには見られない出来だという。そうか、映画自主制作集団の制作だったのか。自主制作集団といっても実力はピンキリだからひとからげにはできないけど、なんとなく納得。


2001年02月18日() 旧暦 [n年日記]

雪の進軍氷を踏んで

 どうも、「プロジェクトX」より「その時、歴史が動いた」の方が面白いと感じる今日この頃。226事件のアレなんかは、世の中陰謀と策略と裏工作で動いているのだとわくわくしてしまうではないか。昨今の浅はかな政治家に見習わせたいものである。
 面白いといえば、クウガの後番として色々過剰な期待とかなんとかを背負って始まっている アギト だが、個人的にはクウガより面白い。無論、この面白さはクウガのお膳立てがあってこそ、という面があるのも否定はしないが。
 主演クラスの役者達の演技をどうこう言う人も多いけど、何故かワシの場合気にならない。多分演出とケレンの魅力が役者の未熟さを上回っているからだろう。
 クウガの時は変身ヒーローと警察のマッチングというアプローチに対して、主人公が戦う理由というのが腑に落ちない部分があったのだが(主人公ののーてんきさで演出的にはカバーできていたが)、アギトの場合、典型的石ノ森ヒーローの系譜を継いでいる。つまり、自己のアイデンティティ模索、人間(じんかん)にいながら本質的に世界の異邦者であるという矛盾、そういったものを抱えた主人公ということである。ダークサイドのヒーローであるギルスも救いの少ない展開になりそうで○。正直「三人のライダーが出る」と聞いた時には不安だったのだけど、この調子だと期待できそう。

 ディスカウント酒屋の「三祐」で平行輸入品のジャックダニエルを買ってくる。やはりこっちの方がサントリーのものよりずっと口当たりが良い。こういう珍しいものが置いてあるのは良いなぁ。ただしこの店、アイリッシュがブッシュしか置いてないのがちとタマに傷なのだけどね。