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2012年02月09日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] コメントするほどのことではないんですが

  民主が“爆笑”人事!鳩山が外交、菅がエネルギー担当の噴飯zakzak )。いや、消費税増税などをめぐっての党内の反発勢力対応のため、各派閥を取り込もうとしての人事、ってのはあからさまなんでわかるんですが、よりによってこの布陣ですか。普天間基地問題をこじらすだけこじらせた前々首相と、原発事故の初期対応でミスしまくった挙句、その後のエネルギー問題でも周りを困惑させるだけで屁にもならなかった前首相を登用ですか。どう見ても「ミスマッチ」どころの話じゃないですわな。
 民主のド素人内閣ではまあ大体がどれも最悪かそれに近いものかと思ってたんですが、想像の少し斜め上を行ってましたな。どれだけ最悪に挑むつもりなんだろうなぁ、このアホ内閣は。

 と、もはややってることが政局以外のなにものでもないしその政局の目的が一部官僚にいいように丸め込まれての増税やらTPPやらで、野田総理の志の欠如、というか、民主党自体の志と能力の欠如がいい加減アホにもわかってもいい頃だとは思いますが、いいかげん みのもんた与良正男 やらは、口を開く前に死んだ方がいいと思います。反省もしない、責任ある立場から身も退かない、うわついた戯言ばかりを口にしてふんぞり返ってる。まあ、そんな連中の戯言に耳を貸した連中も死ぬほど反省した方がいいですがな。


2011年02月09日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 党首討論

  衆議院インターネット審議中継数ヶ月ぶり、菅首相としては初の党首討論 見てたのですが、首相の一方的なボコボコぶりに腹抱えて大笑いw
 いえ、一方的に虐められてるのだったりすれば、後味悪くて笑えないんですが、すっとぼけとも違う話の噛み合わなさ、具体性のなさに、遠慮無く大笑いしました。
 実際に運営する側にとっては、そもそも理想通りに行かないのは当然で、まっとうにやりあえば与党側が不利なのは当然なのですが、この討論はそれ以前の問題で。菅氏が目標を語るだけで、具体的な方法や実現への道筋について何一つ語れてないのですよね。マニフェストについても、実質破綻してることは認めていても政局上認められないってこともあるでしょう。でもそれを考慮してもこの空理空論ぶりはひどいw
 相手が実務家肌の谷垣総裁だから余計際立つのかもしれませんが、ホント実務能力がないんだなぁ、と。>菅首相
 あと、谷垣氏が結構言葉の端々で迂遠ながらも周到に外堀を埋めてて、意外とディベート上手いんだなぁ、と思ったり。

[アニメ] 兄好#5とドラクラ#5

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #4「ミスターX 兄襲(きょうしゅう)!」。エロ魔人に戻って今日も深夜のコンビニにお宝本あさりに抜け出た修輔。その帰り道パーカー姿の男とぶつかり、落とした本を相手のと間違えて家に戻ってきてしまう。だが持ち帰った本は男同士で絡み合ういわゆるBL(ボーイズラブ)本。狂乱のあまり本を破り裂いてしまうが、その翌日、下駄箱に「ミスターX」と名乗る人物からの脅迫状が……
 どうやら夕べぶつかった、BL本の本来の持ち主らしいミスターXは、修輔の本と引き替えに自分の本を持って来いと要求。しかし、肝心の本を破り捨てていた修輔はどうすればいいかわからず、AGE探検隊のメンバーに相談するのだが、修輔の行動を逐一監視してるかのようなメモが届き、戦慄する。
 一方、そんな修輔を見て何か厄介ごとに巻き込まれたかと、愛しい兄の浅ましい姿を想像して「ホンホン」する奈緒は、夜中に家を抜け出した修輔の跡を付け……

 三番目のヒロイン、ミスターXこと委員長・近藤繭佳登場。って、ネタバレだけどいいよね? 一番最後の放送だし。
 2話でもちらっとだけ出てきたけど、真面目で清楚な委員長……と思いきや、ディープなBL本マニアでその為には常軌を逸した行動もいとわない、ストーカータイプの奈緒や彩葉とはまたちょっと違った変人。間違って持って行かれたBL本を取り戻そうとして、修輔に正体がばれてしまうのだけど、修輔のエロ本を破くか家族に見せるぞと逆ギレ的に脅し、修輔にペットになるよう要求する。いや、この場合の展開、普通は男の方が脅すんでは……
 で、「エッチな命令とかされちゃうの!?」と下心丸出しで要求を飲んだ修輔だけど、翌日から早速朝迎えに来たり、手作り弁当を差し出されたりと、なんだか嬉しはずかしの展開……とは、多分ちょっと違うよな。これってむしろ文字通りペットの犬に対する態度では……
 奈緒は繭佳が兄に近づくのを快く思わないながらも、エロ本のことをばらさないように懇願する修輔の浅ましい姿やBL本を買いに行かされる姿にホンホンして、それなりに楽しんでるようなのだけど、もう一人のストーカー、彩葉はあからさまに面白くない様子。あの暗視装置姿は、いくら美少女って設定でもいろいろ台無しだろうw
 それと奈緒、修輔の中では大分美化されてるんだな……


  ドラゴンクライシス! #5「忌まわしき覚醒」。いや、この手のハーレムものでは主人公がモテるのに理由なんかいらない、ってのはわかるんですが、主人公への好感が持てないと、ついてけない感がつのるばっかりだよなぁ。マルガが主人公に惹かれる展開がご都合主義にしか見えない。むしろ先入観と実際に触れあった相手とのギャップに煩悶するジョージの方に好感が持てる。ISとかと同じ、「読者が自分に置き換えやすいように無色透明に近いキャラにわざとしてる」ってことなのかもしれません。でも「いちばんうしろの大魔王」の紗伊阿九斗なんかは、個人的に好感の持てるキャラだったですし、そっちの方が好きでした。この辺、個人差や男女差もあるとは思いますが。


2010年02月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ffftp更新

  Gumblar系マルウェアによりアカウントとパスワードが盗まれ、サイトが改変される原因になる窓の杜 )と報じられてたffftpですが、有志の手によりその問題への対応がなされた 新バージョンがアップロード窓の杜 )されたようです。対策としてffftpを削除はしたが、やはり使い慣れたものの方が……という方には朗報かと。


2007年02月09日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちっとも早い話でない。

  早い話が:星くずのブーメラン=金子秀敏毎日 )。あちこちで取り上げられてるので今更感もあるが、やっぱこの内容非道すぎ。
> 日本政府はこのデブリで中国を非難した。確かにデブリの発生は問題なのだが、よく考えるとデブリはブーメランのように日本自身に戻ってくる問題でもある。
 どこが? 日本も衛星破壊実験でもするの? と思いきや、
> なぜなら、宇宙空間を飛んでくる敵のミサイルを迎撃ミサイルで爆破するという米国のミサイル防衛(MD)システムに、日本は資金面、技術面で協力しているのである。
 ポカーン。「は? この人何言ってるの?」状態。「防衛するな」と言ってるの? 高高度弾道ミサイルは高いと地上1000kmくらいにまで達する。低軌道の衛星軌道とかぶるが、そのためにミサイルで人間がたくさん死ぬのと、どっちがいいか、って話だよなぁ。金子さんは「人間が死んだ方がいい」と思ってるみたいだけど。
 それに中国みたいに必要性が薄いのに「実験」と称してデブリを増やしたわけじゃない。単なる各国への威嚇のパフォーマンスじゃん。
> だが、これもブーメランである。衛星のミサイル攻撃を禁じたABM条約を一方的に破棄したのは、米国のブッシュ大統領である。ミサイル防衛に不都合だったからだ。
 ああ、だから中国様が低軌道衛生軌道上にデブリを増やしたのは米国のせい、と……なるほどなるほど……あれ? おかしくありませんか? 「出来るようにする」と「実際にやる」はまったく意味が違います。しかも前者と後者の主体が違うのに、後者の責任が何故前者にあると結論づけられるのでしょう?
> 一方、ジュネーブ軍縮会議で衛星攻撃兵器の禁止を提案してきたのは中国だ。
 でも、実際に攻撃実験をしたのは中国ですよね? 「ジュネーブで言ってたこととやってることが違うじゃないか」と言ってもいいくらいの話だと思うんですが。まあ、中国が提案していたのは米国がそれを破棄したのと同様、それが自国の都合によいからに過ぎず、自国の都合によっては実験と称したデモンストレーションでデブリを増やすことにためらいはない、と示されたわけですが。
>日本が中国の宇宙軍拡に反対しようとするなら、ミサイル防衛にも反対しなくては筋が通らないのである。
 余裕で通ってると思いますよ? 要は、単なる優先順位の問題です。この金子さんにとってはいざというときに人が死ぬことの方が重要度が低いようで。もっと言えば、実際に行われた必要性の薄い実験でのデブリ増加はさらにどうでもいいようで。
 「金子秀敏」で検索すると、異様な中国びいきのコラムが多いことがわかります。
 どうやら自分の投げたブーメランに当たったのは金子さんだったようですね。


  楽・清潔…自宅で小用、男も3割は座って読売 )。まあ、確かに姉と同居していたときに「飛沫が飛び散るから」と叱られた記憶はあるなぁ。でも、小さい方を座ってすると落ち着かないんだよなぁ。習慣的なものだからしかたがない。


  菅代表代行も失言「東京は子供の生産性低い」スポーツ報知 )。この人は本当に芸人だなぁ……政治で笑いを取られても困るんですが。まあ、この「ブーメラン」という言葉の使い方は金子さんと違って正しい。


  国旗・国歌に反対の都立高校の教職員ら1人当たり55万円の損害賠償を求める福島民友 )。「自由・権利」を履き違えた人間が多いようで。「業務」でしょ? そんな人間が教師やってるんだから、そりゃ履き違え人間が増えるわけだ。


  「都市伝説」またぞろ脚光 真偽よりもつながり求め朝日 )。「話題」ってのは一種のコミュニケーションツール、人と人との間でやりとりをする貨幣のようなものなんだよね。「流行」を引き起こすひとつの原因がこれ。つまり、共通の話題・価値を持つことでコミュニケーションを維持しよう、というわけ。それは意識して行われるとは限らない。無意識の不安から「本当に楽しい」「価値があること」と思いこんでしまう場合がある。だからその内容は、実際に楽しかろうが正しかろうが極端な話なんでも構わない。後から考えたり冷静になると「こんなのどうでもいいんじゃないのか?」と思ったりもする。「流行物は流行物だから流行ってる」というわけ。
 この辺のことは、みんなが話題にしてることがどうしても楽しいと思えない、話題にしてる人たちもそれそのものに価値を見いだしてるように見えなかったので昔必死に「なんでだろう」と考えたことがあるのだよね。
 まあ、罪のない都市伝説の類だったら別にいいんだけど(笑えるのもあるし)、風評被害につながる事柄については気をつけねばならないでしょうね。

[アニメ] 武装連金#19と銀鉄永分#17とストレイン#12とコードギアス#17

  武装連金 #19「君さえ守れれば」。再殺部隊編なのだけど、火渡の再殺部隊が戦部と根来の二人になり、他の円山と犬飼、毒島は楯山率いるビクター追撃隊に編成されてるなど、オリジナル要素が目立つ。その過程で、原作では終盤にあわただしく再登場した早坂秋水がこの時点で追撃隊に組み込まれて再登場。また、円山の能力「バブルケージ」の「接触して爆発させた相手の大きさを小さくしてしまう」という特性は削られた。
 多分、原作の構成を基本にはするとは思うけど、ビクターとの決戦までにはこの手の再構成が増えそう。つか、円山って女だったのか……おネエ言葉の男だとばかり。


  銀鉄永分 #17「未知への出発」。別宇宙へと転移してしまったビッグワン。管理局は各小隊に捜索の中止を決定し、皆不満と不安を抱えながらもその命令に従う他ない。
 一方、ビッグワンとシリウス小隊はフレルのいた宇宙へと無事移動するが、無限軌道も空間座標もない宇宙で、正体不明の敵に襲われたビッグワンは海ばかりの惑星に緊急不時着する。だがその惑星の海は生命体で、待避した島でも住民から武器を突きつけられる。

 フレルを送り返すため、また別宇宙のことを知るためにやってきたシリウス小隊だけど……海が生命体って、ソラリスかよ! って、別に精神攻撃はしてこないけどね。惑星「マレー」ってマーレ、Mareなんだろうけど。
 生命体である海と共生している、助け合って生きていると現地民の話を聞き、ビッグワンクルーに「何か手伝えることはないか」とフレルは言うのだが「気を遣わなくて言い」と子供扱いされてすねてしまう。フレル自身が不安なのだから、そこは必要じゃなくても、些末な用でもやってもらうのが大人の態度ってものではある。
 外敵から皆を守ったビッグワンを海も仲間と認め、フレルも料理の腕で皆から認められ、一員として受け入れられる。いつまでもお客さん状態じゃ、本人も居心地悪かろう。
 しかし銀河鉄道があると思われるのに、あんまり生活レベル高くない感じなのが……マレー限定なのかな? と思ったが次回もそんな感じ。辺境なのかね?


  ストレイン #12「リベルタットの攻防」。狂気に走り(って大分前から走ってたんだけど)ラルフがクンルーンでの特攻を敢行してくる。セーラたちはストレインでそれを防ごうとするが、回避しきれず衝突を許してしまう。全てのけりをつけるため、ラルフとセーラの兄妹の戦いが始まる。

 相変わらず、クオリティ的にはさほどでないのに人の死に方が容赦ないな。爆発に巻き込まれるは序の口。閉まる隔壁に挟まれて死ぬクルーも……先週勇んで出て行ったガンビー隊もほとんどが無意味に死んでったんだろうなぁ。
 さらに非道いのはラルフの方。エミリーのためと人類への復讐を敢行してきたのに当のエミリーは別に人類を恨んでおらず、完全に空回り。まあ、超時空間的に意識を共有する種だから、個体が死んでも端末がつぶれたくらいの感覚なのかもしれない。お兄ちゃん完全にはしごを外され状態。
 よくよく考えると本当に非道い話なんだけど、あまり高くない作画クォリティやセーラやロッティが恩讐を超えて成長してるので、結構その辺で薄められてる感じ。
 しかしメドロックは降伏損だったなぁ……


  コードギアス #17「騎士」。いずれ自分がナナリーの元にいられなくなった時のことを考え、スザクに彼女を託そうとするルルーシュ。だが、スザクの現状を知らぬゆえのこと。それが上手く行くわけもなく……
 妹を託そうと思ってた親友が目的遂行のための最大の邪魔者だった、ということがわかってしまう。しかも、標的の一人であるユーフェミアの騎士にまで任命されてしまう。まあ、ルルーシュの行動原理のひとつが復讐、しかも関係ない人間にまで類を及ぼそうってんだから、こんな状況に陥っても仕方なくはあるのだけどね。
 しかし扇は新婚ぼけしてるなぁ。


2006年02月09日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 理解の問題、だと思う。

  finalventの日記 さん経由で 【山形浩生】ライブドアの何がいけなかったの?IT-PLUS )。ライブドア報道で「株分割が云々」というのを聞くたびに感じていたもやもやが晴れた気分。 でも、株式市場で、バカが金を吸い上げられるのは悪いことか? みんなそういうもんだという理解の上に参加してるんじゃないの? 何がいけないの? これに尽きるかと。

  批判、中傷の手紙を公開 イラク人質事件の今井さん共同 )。う〜ん、中傷の的になってるのは大変ですね、なのですが、ブログのタイトル(「向き合いの中から生まれるもの、それは対話」)の割に、世間との対話が出来ていないような……折り合いと言ってもいいかもしれない。自分の主張を理解してほしいってのは比較的一般的な感情だけども、自分の文脈と受け取り手の持つ文脈が一致すると考えるべきではない。対話に自分の文脈を用いることを強要するなら、結局文脈の交換拒否というディスコミュニケーションに見える。まあ、「会話が通じてない」って状態に近いかと。何か空回り感が……

  伊福部昭氏、死去朝日 )。なにをかいわんや。謹んでお悔やみ申し上げます。

[マンガ][アニメ] 昨日(一昨日?)のノエインで何が怖いかって

 にこやかにいいお母さんをしているユウの母親が……笑顔の裏に何か隠れてそうで、サイコ入ってた時より怖いんですけど……あの笑顔のままで刺されそう。

 漫画ゴラク連載中の「喰いしん坊」、医療漫画でもないのに「幽門」なんて単語が出てくるとはちと意外でしたわ。普通聞きなれない単語と思うけど、胃の入り口にあたるのが噴門、出口にあたるのが幽門と名づけられている。幽門側は結構平滑筋が厚くなっており、胃の中に入った食べ物をまず胃の中で細かく粉砕するために幽門は閉じた状態で胃液の分泌と胃の蠕動運動が行われる。その後十分に食べ物がこなれると、反射により幽門が開き、十二指腸に送られる。つまり、胃の中いっぱいだった食べ物が十二指腸に送られて隙間が出来た、ってことなんですな。言ってしまうと「なんだそんなことか」な話。良く噛むとそれだけこなれるのが早いわけで、一見無駄に見えてもある程度の長期戦・大量の大喰いになると重要になるってこと。一見バカ漫画に見えて、結構ツボは押さえてるなぁ。

  舞-乙HiME #17。クーデターで政変で裏切りで都落ちで出生の秘密で大変ですよ! な回。クーデターが「無茶すぎ!」ってのはそういうものだとしても、仲間割れの原因が切れやすい十代過ぎるような。刺激的ではあるが、丁寧ではないなぁ……

  COMIC REX 三月号に載ってた「黒柾志西」氏って、「べんじゃみん」氏だよなぁ……


2005年02月09日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「ネットウヨク」という言葉

 なんだか「しがない記者日記」騒動の余波であちこちのサイトがぼやになりそうでハラハラしてるのだけど、普段はそんなに変なことを言っていない人まで「ネットウヨク」という言葉を使い出すのを見ると、大分妙な心持になる。この場合の右左の分け方ってどういう基準なんだろうか?
 多分、それ系の人から見れば私などもネットウヨクに含まれるのだろうけど、なにを罵倒しているのかよくわからない。どうも罵倒として用いているらしいことはわかるのだけど。「プロ市民」という言葉に対し一部左派が発明した「プロ奴隷」なる言葉と同じくあまりにまとはずれで、何も感じないか、使った相手の滑稽さを感じるのみ。
 ただ、レッテル張りと言えば確かにそうなのだけども、どうも大昔に使われた「新人類」と同じく理解不能の相手を便宜的に分類するためのカテゴリーであり、要は「なんだかわかんないからここに入れてしまえ」というものに過ぎない気もする。
 この手の話ってのは思想的立ち位置とかの話ではなく、限りなくジェネレーションギャップに近いカルチャーギャップの問題に思えてきた。そうだとすると、ある種の異文化論だよなぁ。
 まあとりあえず、どちらさんもおちついてお茶でも飲みなさいって。

[その他] びっくり

  セカンド・カップ はてな店 さんで知った話。 ニューズウィーク2/16 に、こんな記事が載っているらしい。 「妹よ、日本国籍を取れ−最高裁判決、原告は差別だと批判したが 鄭大均・都立大教授/在日韓国人・鄭香均」ふ〜ん、なるほどね。まったくもってもっともな意け……って、え〜〜〜〜っっ!? 兄妹!? 鄭大均氏と、鄭香均氏が!? 鄭大均氏というと現在の在日の立場や主張、特に強制連行神話や帰化せずに数々の権利を要求する姿勢を批判している人で、自身もすでに日本国籍に帰化済み。つまり、鄭香均氏とはまったく反対の意見を持っている。確かに名前は似てるし、「兄妹」という、根拠の示されない記述は見ていたけど、まさか本当に兄妹だったとは……どのニュースでもそんなこと流さないから、全然知らなかった。いや、別に家族構成をニュースで取り上げる必要はないのだけど。
 これには本当にびっくりした。

  朝日新聞に釈明求める 自民調査チームが見解産経 )。調査チームによると 見解は(1)安倍、中川両氏が圧力をかけた事実はなく報道は虚偽(2)番組に問題のあることがNHK内部で問題化し自主的に内容を編集した。(NHK幹部と)議員の面会は関係ない(3)朝日新聞は報道の根拠を示さず説明責任を果たしていない−と指摘している。だそうで、まあ、当たり前の結論ですな。特に(3)。どんなデタラメな(手法の)報道でもそれが通ってしまう、ってのは、なかなか難しい時代になってきたのかなぁ。

[アニメ] いつもの

  舞-HiME #17。舞衣に襲い掛かった、カラス型のチャイルドを操る謎のHiMEの存在がHiME同士の関係を一層ギクシャクさせだす。碧はそれでも軽率な行動をいさめるが、そんな時、紫子が奈緒に襲われたと訴える。しかしそれは……
 いろいろ妖しかった美術教師が最後の一押し。シスターを篭絡して、なんかよくわかんないけど「媛星の力」を私しようってんでしょうな。なんとなく小者っぽい。むしろ策略にはまってまんまと袂を別ってしまった奈緒に、謎のHiME(っつっても誰かは想像がつくけど)、なんだか神経の参りかけている雪之辺りがやばそう。テンパってく一方なんだけど、ちゃんと収拾つけられるんかいな? 最終回で無理矢理瞳キラキラさせて「未来へ!」ってのはナシですぜ。盛り下がることこの上なし。つか、聖ヴラスの能力ってなんだ?

  ファンタジックチルドレン #19。惑星ギリシアでの出来事回想編最終回。ティナの秘密を知ったソランは科学者たちを責める。しかもティナはいつ再度暴走するかわからない危険な状態だった。王の頼みだったとは言え罪悪感にさいなまれる彼らは、ティナを助けるために、一つの提案をする。それは、ティナの魂を地球に転生させることだった。しかしその作業中、王弟ゲオルカのクーデターが王城を襲う。
 ティナを地球に送り、再会を約束するソラン。しかしティナの入ったカプセルをクーデター軍が襲い、カプセルを守るべく姿を消す。そしてソランのものと思しき血糊が飛び散った後現れ、転送のスイッチを押したのは、セスだった。この下り、ティナ視線なのでソランに何が起こったのか、そしてセスがどのように現れたかがほとんど不明で、謎は残ったまま。ううむ、どうなるのか。気になる。

  UG☆アルティメットガール #05。巨乳の人は百合の人でした、そいでもって誤解がもつれて三角関係突入、ってな話。ウルト○マンってよりウ○トラファイトって感じな気も。セーラーファイターなんて言っても判る人は少ないか。しかし唯一つり目な巨乳の人が百合かぁ。なんとなく、第二話での変身前のやり取りでそんな気はしたけど。まあそれはともかく、ますますセクハラアニメに突っ走ってます。


2003年02月09日() 旧暦 [n年日記]

スキャナを買って来る

 ちょこっとだけ休日出勤して雑用を済ませた後、大須に出て壊れたスキャナの代替物を買う。大昔(5年位前)には大枚4万円くらいをはたいて買ったものだが、今では一万円以下で結構良いものが出ている。時代の趨勢はすごいですのう。結局買ったのは前から目をつけていた CanoScan Lide50 。なんだかんだでUSB2.0のワンプラグで済む、電源アダプタ要らずという部分にどうしても惹かれてしまった。楽なのがいいのじゃよ〜。
  仮面ライダー555 #03。真理は同行することを拒否する巧に「手を怪我した」と言って無理矢理東京まで同行させようとする。だが、嘘がばれて結局逃げられてしまう。元恋人を殺した東京の勇治は、スマートレディについていくが彼女のボスであるスマートブレイン社の社長は留守であるという。残されたデータカードには「王の眠りは深い」という、謎のメッセージが残されていた。一方九州の真理は逃げた巧を追って、クリーニング店の車と事故を起こしかける。壊れた車から出てきたのは、超が付くほどお人よしの青年、菊池啓太郎。「真っ白の洗濯物が配達できないと、お客さんもみんな不幸になっちゃうよ」と嘆く啓太郎に仕方なく配達を手伝う真理だが、お人よしの度を通り越している啓太郎に呆れるやら鬱陶しいやら。その啓太郎のメル友である東京の女子高生、長田結花は、養父母の家でも学校でも居場所のない少女だった。「みんなが幸せであることが夢」と書いて送る啓太郎に、「誰も傷つけあうことのない世界へ行くことが夢」と返事をする結花。真理と巧は三度、ベルトを狙うオルフェノクに襲われ、巧が変身して退けるが、その現場を啓太郎に目撃されていた……
 今回でOPに出てくる主要キャラのほとんどが出揃う。あと一人、オルフェノクと思われる蛇男が最後のメインキャラか? 噂では、 オルフェノクでも巧たちと特に敵対するでもなく、むしろ興味を持って近づいて来る らしいのだけど、さて。
 今回から登場の啓太郎は自分勝手な巧・真理とは逆に善意の固まりのようなキャラだけど、これもどっちかというとはた迷惑な善人のような。キャラ的には、 アギト の尾室に似ている。結花の環境は、わざとらしいって言えばそうなんだけど、養父母には苛められてるよりむしろ無視されてる、ってあたりが微妙にリアルでイヤン。
 2・3話で立て続けに「夢」という言葉が出てきているけども、それが一つのテーマになるんかなぁ。今のところローテンションだけども、もうちと線が一本につながるまで生暖かく見ていきますか。
  キングゲイナー #20。大都市「カテズ」で資材調達中に襲われたゲイナーとサラ。シベリア鉄道に追われて逃げ込んだゲームセンターで出会ったのはゲイナーのゲーム友達、シンシアだった。シンシアの手引きで無事シベ鉄の包囲網から抜け出す二人。が、キングゲイナーを見てシンシアの目の色が変わる。様子がおかしいシンシアを不審に思った二人だが、シンシアが呼び出したのはあの不定形オーバーマン「ドミネーター」だった。
 前回からシリアス風味。いつもどおりゲーム気分でゲイナーに戦いを仕掛けるシンシアだけども、実際の戦いに人が、それも友達のゲイナーが傷ついたことに深くショック受ける。終盤にかけてはやはりシンシアがキーパーソンになるのか? 一方、シンシアに取り入ったのかあっさりケジナンたちの上司におさまったロンドン・イマのアスハム。エリートの割には図太いな、こいつも……アスハムの言動からすると以前の「最強のオーバーマン」というのはやはり初代ミイヤたちが封じた「オーバーデビル」である模様。ドミネーターも、キングゲイナーも「オーバーデビル」の系統の機体らしいのだけど、似たところなんてないぞ? あと六話。そろそろスケジュールもつまってきたっぽいけど、作画の方は大丈夫かしらん?
  GA はAパートもそこそこだったけど、Bパートの女海賊が沢梅陽子……ドレス着て踊る沢梅陽子キャラが生きてるうちに見られるとは思いませんでしたわ。
  明日のナージャ は、評価の高かった「どれみ」の後番だけあって高いクォリティ。でも、あちこちお約束の描写に大笑いする私は多分心が汚れてます。ハイ。とりあえず、公爵のジジイもどうしてそんなに信用していない息子に後継者探しをさせるのか……
 とりあえずt.A.T.uのCD、試しに注文してみました。テヘ。


2002年02月09日() 旧暦 [n年日記]

ヘリコプターは全部ワルキューレ騎行かい!?

 と、とある紀行番組でヘリコプターの遊覧飛行紹介のシーンを見て、BGMに思わずつっこんだのことよ。似たようなものでは、ニュースで「 ココセコム 」を取り上げていて、実際に車の盗難防止に役に立った事例を流してる時には「キーハンター」だった…鍵こわしてたからだと思うけど。
 そんなわけで、ええ、見てきましたとも、「 地獄の黙示録・特別完全版 」。ワルキューレ騎行をガンガン鳴らしながら第一騎兵師団のヘリが突進していくシーンが有名っすね。3時間を越える大ボリューム、そんかわりお値段高め(2000円)って奴でして、ハイ。普通の映画なら二本上映できるところを一本に4時間も時間をかけるんだから、劇場側としてはこの価格設定もいたしなかたなし、というところでしょう。50分ものシーンを追加しての興行、さて、その意味は…
 以下若干のネタバレあり。 見終わった後の感想は、とにかく甘いものを食べたい、だった。笑いごとではない。そのくらい体力を消耗してしまったのだ。この映画は、刺激をふんだんに盛り込みながらも同時に哲学的に深遠ですらある。それが完全版ではさらに強化されてる。いうまでもなく、退屈さとは無縁だ。タイタニックでは1時間半で根を上げそうになった私が、お尻は痛くなったが、3時間半ものあいだ、飽きずにスクリーンに見入ってしまった。ベトナム戦争を題材にした映画は、いうまでもなく多い。ベトナム戦争によって人生を狂わされた兵士は多い。アメリカに戻っても神経を病み、アメリカでの日常になじめないというケースもあった。多くの映画ではそのような、ベトナム戦争を引きずりつづける兵士が描かれたが、それがどのようなものなのか、その狂気とはいったいなんであるのか、そこまで踏み込めた作品は少ない。踏み込もうとした作品がないわけではない。それが、今回の完全版を見て少し見えてきた気がした。一つのキーワードとしては、「日常」だと思う。戦争というのは一種の異常事態だ、平和の中で暮らす我々は大抵誰しもがそう思う。しかし、人間というのは、考える以上に、日常を、息を吸うように、水を飲むように、必要としてるのかもしれない。キルゴアがサーフィンに、シェフが料理に、米兵がプレイメイトに拘るのは、それが彼らの日常であるからではないだろうか。前線のことなどまるで考えていない命令が上からくだされるのも、前線にいないから、基本的に数字の兵力としか対峙しないのが日常だからだろう。日常がなければ人間はおそらく安定しない。キルゴアがあれだけサーフィンに拘り、敵の砲撃をものともしないのは、一見異常に見えるが、彼にとってはサーフィンは、そして戦争中は戦闘も日常である、それだけのことに過ぎないのだろう。普通はそのことを同居して考えさせないにすぎない。狂気ではなく、ちょっと常識のタガがはずれてるだけだ。しかし、この映画の主題、あるいは本当の主人公であるカーツ大佐は違う。カーツはキルゴアのように、ずぶとく、上手くはできなかった。真面目で、優秀な軍人で、洞察力に富みすぎていた。彼は自分の日常をベトナム戦争にしてしまった。ベトナム戦争にもっとも適した日常をつくりあげた。そうする能力があった。ある意味、ベトナム戦争そのものとなった。
 この映画のもう一つの面は、カーツ大佐がベトナム戦争を象徴する、あるいはそのものといってもいい人物だということだろう。ウィラード大尉はナン川をさかのぼり、カーツに近付いていく。その過程で、次第にベトナム戦争のもっとも苛烈な部分へ、部分へと近付いていく。カーツが最初に登場した時、圧倒的な存在感を放っているのは、必ずしもそのカルト的な彼の取り巻きと集落のせいだけではない。無論、マーロン・ブランドーの怪演は無視できないのだけど。観客の代理の視点であるウィラードは旅の初めから、次第にカーツのなかへとわけいっていき、その核心へと近付いていったわけだ。だから、カーツとはブランドーが演じているあの男のみではない。我々はある意味最初からカーツに会っているのだ。そのカーツは、自身がベトナム戦争そのものとなったが、しかし、アメリカも、ベトナムも、自分自身ですらベトナム戦争を必要としてないことに気付いた。ベトナム戦争の狂気、政治的な思惑、そういったものを傍におき、そのたった一つの結論が異彩を放つ。ベトナム戦争は誰も必要としていなかった。それがもっとも重要なことなのだろう。
 この映画が今、再編集され公開されるというのはなんらかの示唆を含んでるように思える。あるいは示唆なんかないのかもしれない。しかし、「裁こうとする心は、敗北を招く」というカーツ大佐の言葉は頭から離れない。アメリカという国は変わったのだろうか? それとも変わってないのだろうか? それと、この映画の前に戦争映画のCFを流すのは、どうも逆効果に思える。「 」などは、いかにもな主人公のセリフが非常に浮いた感じが否めない。この映画はやはり強烈すぎる。点数をつけるのがとてもおこがましく感じるが、2.5点。
 ちょっと違う話だけど、戸田奈津子女史には、ミリタリー関係のブレインをつけるべきではないかなぁ。劇中あまり気にならなかったけど、50calの口径を「50mm」と間違えていたようだし。あと、最後のカーツ大佐のセリフ「恐怖だ…地獄の恐怖だ…」というセリフは、邦題を考えてだと思うけど、原語では恐怖ではなく「hollow(空虚)」といってるように聞こえた。どう考えても原語の方がいい。第一、「地獄の黙示録」という邦題自体が無粋だ。原題の「APOCALYPSE NOW」の方が遙かに詩的で、なおかつ内容に適切だと思う。オリジナル版公開当時からの邦題だから、言っても詮無いことだけど。
 その「APOCALYPSE NOW REDUX」(スマン、やっぱ原題のほうで行かせてもらう)を意外なところで口にしたのは「ターンAガンダム劇場版」を公開したばかりの富野監督。詳細は ここ を見るべし。なんとなく、暗に「残念だけど、APOCALYPSE NOW REDUXに…」といっている気もするけど、「勝とうとした」というのが、興行規模や、収入とか、そういうことではないのは一目瞭然だと思う。正直、素直に「この人はすごい」と思った。
 すごいといえば、ガンダムつながりで 安彦良和氏のインタビュー 。別に特に好きとかそういうわけでアニメ業界に入ったわけでもやってたわけでもない、というのはガンダムエースのインタビューで読んでいたのだけど、仕事人としてのこの姿勢は、正直かっこいいと思った。かっこいいとかいうのも本当は失礼なのだし、自分のなさけなさを露呈してるようなものだけど、しかしそう感じてしまったのだから素直にそう書く。
  日本テレコムの掲示板 の大塚康生氏の書き込みといい、アニメ業界は御大のほうが精力的で、野心的な気がするのは、若手に対してやはり失礼な事なのかしらん?


2001年02月09日(金) 旧暦 [n年日記]

あ、はいった

 となんか拍子抜けしたマヌケな声を上げてしまいそうなほど、あっさりと 日本ゲーム大賞大賞ノミネート作品 として「 ガンパレード・マーチ 」が…
 まさかワシの アレ (↑)のせいとかじゃないよな……
 確かにWWWは注目度のわりに積極的参加人数ってのは少ないので、千人規模を突っ込めれば十分ノミネートくらいは勝算はあるという目測はあったのは否定はしないが、誰でも知ってる大作ゲームのドラクエ、FF、それに任天堂の目玉ゲームのゼルダ、DCの生産中止が決定して昨今勢いがそがれがちとは言え、年末のセガのキラーソフトだったPSOに並んで大賞ノミネートとは…
 ってここまで書いて気が付いたが、他の大賞ノミネート作って、みんな「続編」ばっかやん! 「面白いゲーム」ということは否定しないが、なんかそれって間違ってないか? 「売上本数が一桁から二桁は違うのに、いくらなんでも実際に大賞まではなあ」とかそういう話に持っていこうと思ってたけど、続編ばかりが売れる世の中なんて気に食わないので引き続き応援決定!
 先日、何故か全く無関係な二人から、ほぼ同時期に「今オタクに受けてるアニメって何かある?」みたいなことを聞かれる。そういわれても、私自身ここしばらくほとんどアニメを気を入れて見てなかったのだけど。しかし、オタクの中でムーブメントになってるようなアニメがないのはそんな私でもわかる。仕方ないので友人に「なんかあるのかねえ」と聞いて見る。やっぱり「特に無い」という答え。それだけならまだしも「東京ミュウミュウ」とか答えやがる。ってえか「東京ミュウミュウ」て何? と調べてみると「なかよし」で連載中の漫画らしい…って少女マンガかい!?
 「読まない方がいいよ〜、頭痛くなるから」という兆発に乗せられて店頭で立ち読み。見事に頭が痛くなりました。(^^;
 いや、なんでレッドデータアニマルやねん? とか何が「ご奉仕するにゃん」なのか、そもそもイリオモテヤマネコとネコは違うだろう、とか、突っ込んですりつぶして灰にして遠い海に流したい部分満載なのだが、それでも少女向けマンガとして、かなりツボをおさえていることは読み取れる。そう、 少女向けマンガとしては。
 だからおっきいお友達が萌えるっつーのは間違ってるんだって。(読むまではまあ許容するとしても)