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2008年01月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 呆けてます

 帰省から帰ってきました。日記のネタがとりあえず思いつきません。ぼーっとしてます。ぼー。  とりあえず、メ〜テレ、「もっけ」はやってくれたな。「朝生」での遅れをそのまま放置して最終的に6週遅れにしたテレビ局だし。あと、デルトラクエスト、2年目続行か。
 あ、それとあけましておめでとうございます。


2008年01月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] やっとかめ#13とオーバン#14

  やっとかめ探偵団 #13「ゴミ袋にご用心」。ことぶき屋常連のスポーツお婆ちゃん、早坂さんは今日も早くからジョギング。たまたま出くわした登校途中の舞ちゃんたちにゴミ分別の講義をはじめかけるが、分別がちゃんとしていないゴミ袋を整理していたところ、中に人の手が入っているのを見つけ、ニュースにまでなってしまう。
 話を聞いたまつ尾婆ちゃんは切断された手が入っていた可燃ゴミ福の中にカップ麺の容器も入っていたと聞き、これだけ計画的に犯行を行う人間にしてはずさんすぎると、犯人はゴミ分別の仕分けが名古屋と違う地域の人間ではないかと推理する。案の定、被害者は神奈川県の人間であることがわかるが、容疑者である夫にはアリバイがあり、その行動圏からは死体を分解したなら出るはずのルミノール反応もないという。鷺谷刑事からその話を聞いたお婆ちゃんは、容疑者が勤める住宅メーカーのモデルハウスへ様子を見に行く。

 今回は簡単な時間トリックと、「どこで死体をバラバラにしたのか」が鍵。後者の答えは、実はちゃんとゴミ繋がり。確かにそれは思い付かんかったわ。
 しかし鷺谷さん、ルミノール反応が出ないからって首をかしげてるのはまだまだ甘いですな。洗剤で念入りに洗っても落ちませんが、○○を使うと簡単に……げふんげふん。
 他にも毎回まつ尾婆ちゃんに職業上の情報を流して、ホントにええんかいなという気が。いや、相手がまつ尾婆ちゃんだから信頼もしてるんだろうけど。
 それにしても、今回もバラバラ死体殺人、浮気のメイクラブなど、アングルとか演出で直接的な描写は避けてるにしても、日曜朝の番組とはやっぱ思えん。w 面白いからどんどんやれ。w
 次回はナレーションの三遊亭円丈師匠と原作者の清水義範氏との新春名古屋対談。どんだけマニアックやねん。w


  オーバン #14「オーバンへようこそ!」。予選をくぐり抜けオーバン星の本戦へやってきた地球チーム。しかし、着いた先は華やいだレースとは無縁そうな人気のない遺跡のような場所だった。遺跡の中央へと、モリーとジョーダンが招かれるように入っていくと、そこには各予選をくぐり抜けたレーサーたちが……グルーア星の代表もいたが、トロス大佐は地球チームに負けた責任を取らされ首に。代わりに責任者のゼロス将軍がレーサーとして出場していた。科学技術とは無縁そうな魔法のような文化に翻弄されながらも緒戦が開催されるが、予選とはまったく異なるレースに地球チームは戸惑う。

 年末の一時間スペシャルで放送された後半。ついに本戦が始まるが、予選以上に癖のありそうなチームたちに加え、オーバン星の様子もまったくこれまでと異なり、モリーたちはそれに慣れないままレースに臨むことに。全チーム参加のレースを九戦行い、一戦ごとに上位三チームのみに得点が与えられるという形式だが、観客もなく、事前にコースもルールも知らされていない戦いに、地球チームは五位。モリーは「大いなる報償」で母を甦らせるために必死だが、それ以上にグルーアが優勝してしまうと地球が本当に終わりということになってしまうそうなんだけど……こんな様子の掴めないレースばかりで、大丈夫かなぁ。

[その他] 鯨は殺すと可愛そうだけど、牛は可愛そうじゃない?

 と、いつもの疑問が出てくるわけですが、 【日豪】今度は領事館の外で「日の丸」陵辱デモンストレーション…日本領事館で赤インクを撒いた豪・反捕鯨団体痛いニュース )。はいはい、いつもの連中ね。というのはさておいて、 こんな映像 を見つけたり。IWCでの通訳を依頼されたのがきっかけで捕鯨活動保護に乗り出した通訳の三崎滋子さんのお話。「カメラ近っ!」とか「動画重っ!」とかはおいといて、話の内容自体は大変面白い。会議で日本側が出したデータを、自分たちはデータを出さない反捕鯨勢力がその場で切り貼りして自分たちの都合の良いようにデータを「改竄」する現場を見て、三崎さんはそれまでは捕鯨反対寄りであったのが一転、捕鯨支持になって仕事を超えてその活動にどんどん身を投じていったという。
 外交が汚いなんてのは当たり前の常識なんだけど、見てると日本の科学的態度と生真面目さに反して、科学データを参照せずにただヒステリックに反捕鯨を繰り返す多くの人間と、それを承知で政治的手段を用いて反捕鯨の方向へ持って行き、寄付金その他で荒稼ぎする自然保護団体の一部の人間という図式が丸見えなのが、いつものことながら「ろくでもない世界だなぁ」と思える。
 海外でもそれに反対してる人たちがいるというのが救いだけど。
 それにしてもなんでこの手の人たちってすぐに脱いで抗議したがるんだろう?


2008年01月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] やっとかめ#14とオーバン#15

  やっとかめ探偵団 #14。今回は新春特別企画でナレーションの三遊亭円丈師匠と原作の清水義範氏との対談。主に話題は名古屋。「いまどきこんな言葉はお年寄りでもめったに使わない」と言いつつも、まつ尾のモデルの大叔母が生き返ったようだと親戚に言われると結構嬉しそう。アニメの方も、舞の出番が大きくなっていたりというアレンジがいいとか、現代風になってるとか結構誉めてました。まあ、基本名古屋を持ち上げっ放しなのはそういうものとして受け取るとして、まあ、とりとめはない対談だったんだけどローカルすぎてなかなか楽しめました。w
 しかし、三遊亭円丈師匠って、「サバッシュI・II」の作者だったことを、プロフィール調べて初めて知った。


  オーバン #14「凶暴なファーター卿」。決勝緒戦でポイントが取れなかったことで、ドンから檄を入れられるモリー。思わずくさくさする気分を転換するかのように、ジョーダンを連れて遺跡の探検に出かける。だが、そこでファイナリストの一人・ファーター卿と出くわすが、自らの流儀を「海賊流」と言うファーター卿は、レース前にモリーたちを亡き者にしようとする。そこを突如襲った地震と原住生物により助けられる。
 一息吐く暇もなく第二戦が行われるが、序盤、有利に試合を展開していたモリーたちに、復讐に燃えるファーター卿がチェックポイントを無視して追いかけ、アロー号を乗っ取ろうとする。

 いやぁ、「故意にパイロットを狙ってはいけない」ってルール、完璧に有名無実化してるなぁ。なんだか迫力がない海賊のファーター卿だけども、やり口はえげつない。試合前に人知れずモリーたちを抹殺しようとしたり、チェックポイントを無視しても地球チームの機体を乗っ取ればOK、という強引な手段も。どちらも原住生物に救われることになるのだが、最初に助けてくれた生物が、なんだか知能がありそうで気になるなぁ。
 試合は一時はトップにまでなるが結局ファーター卿の妨害で今回もノーポイントに。責めるドン・ウェイに「飛べる限りはチャンスがある」と答えるモリー。それは図らずもモリーの母がかつて口にした言葉だったため、ドンは逆に動揺してしまう。
 次回は悪魔みたいな外見の女二人組のファイナリストに絡まれるらしいが、それぞれエアバイクみたいのに乗ってたけども、そういうのもありなの?

[特撮] 電王#47

  電王 #47「俺の最期にお前が泣いた」。年が明けて新年に浮かれまくるデンライナー。いつもの光景に見えるが、皆どこか無理をしてはしゃいでいる。カイとの決着がつけば結果はどうあれ別れが訪れることを気付いていながら、気付かない振りをしているのだ。しかしギスギスした空気は隠しようがなく、ウラタロスとモモタロスがとっくみあいの喧嘩を始めてしまう。コハナの仲裁で喧嘩は止まるが、いつも以上にドンとかまえたキンタロスが、良太郎に何か新年の抱負はないのか、と尋ねる。「いつまでもモモタロスたちと一緒に戦いたい」と言う良太郎に、「まかせとき!」と請け負うキンタロスだが、タロスたちの身体の崩壊は徐々に進行していた。
 そんな時、カイが出現させた大量のモールイマジンが過去へ飛ぶ。わざわざカードを投げてよこしたカイの行動に策略を感じる良太郎たちだが、罠があると知っても愛理を守らないわけにはいかない。良太郎は過去へ飛び、侑斗は現代で愛理を守ることに……
 しかし過去で暴れまくる大量のモールイマジンに、数で圧されて苦戦する電王。しかも現代から案の定守りが手薄になった愛理をカイとその手下のイマジンが襲っているという連絡が。その良太郎を助け、電王ベルトとパスをその手からもぎ取ったのは、何故か実体化したキンタロスだった……

 「何故愛理が分岐点の鍵なのか」と、良太郎の消えた記憶の謎、特に何故8月に時計を贈る手続きをしてたのか、結婚式の日取りの記憶違いなどがまだ明らかにならないまま、ついにキンタロスとの別れが。キンタロスは新年の抱負にかこつけて良太郎と契約。イマジン特有の強引な解釈で願いを叶えたことにして、実体化しなおかつフリーになった身で、良太郎を現代に戻すために過去で一人大量のイマジンを食い止める。良太郎から離れてしまったキンタロスは、もはやデンライナーの乗客でいることが出来ない……身体を張って良太郎を現代に戻そうとするキンタロスを、それでも良太郎はやはり見捨てていくことが出来ない。しかし、そんな良太郎に、「俺は本来とっくに消えとったんや! それだけやない! 良太郎は過去のない俺たちに、『時間』を、思い出をくれた」と……モモタロスも苦渋の思いで良太郎にデンライナーに戻るように言う。良太郎たちが貼り付くように窓から見る中、一人過去に残り、手を振るキンタロス……
 でも現代ではついにカイの魔の手が愛理に……どうも、「どうして愛理が鍵なのか」の核心に迫りそう。そして、デンライナーでも異変か? ウラタロスが裏切る? 何か裏があるとは思いたいけど……


2008年01月07日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ#13

  みなみけ #13「恋のからまわり」。「おかわり」の方じゃないですよ。オリジナルを交えて、年末も無意識に男どもを振り回す南家三姉妹。つか、前回カナのサンタになりそこねた藤岡の哀れさと、保坂先輩のあまりに空回りな男らしさが……(でも変態) つか、このシリーズでこれだけ保坂先輩のキャラが立つとは思ってませんでしたわ。原作では変態の割に影が薄いんですが……やはりBGMと効果音を得ると変態は強いなぁ。最後はトリまで持ってっちゃうし。あ、マコちゃんはいつも通りでした。w
 最初作画とか安っぽいんでどうかと思ったけど、なんだか原作の間を上手く表現していて楽しめるシリーズになりました。
 次回から(つか、東海圏では今晩)キャストはそのままにスタッフと製作会社を変えての次シリーズが。いったいどんな大人の事情なのか……ネットでの評判見てると、不安だなぁ。

[その他] そんなん言われても

  来年は「アルスラーン戦記」の最新刊に取りかかって、中国ものも出ます毎日 )。そんなこと言われても、話がどこまで進んだかすっかり忘れてますがな。う〜ん、完結させる気あるんだろうか? ないのならいっそのこと放置で……

   政権発足から百日余となった福田康夫首相が、庶民の苦悩をよそに、高級レストランや日本料理店などで、財界人や側近などとひんぱんに飲み食いをしていたことがわかりました赤旗 )。赤旗は、それより共産党幹部の贅沢ぶりをすっぱ抜いた方がいいのでは? 不破哲三御殿とか、自分の身体のサイズに合わせて作らせた特注家具とか、党の金で料理人まで雇ってるとか、有名ですよ?

  捕鯨監視船、今週出港 豪外相が発表中日 )。どうでもいいけど、攻撃とか直接妨害仕掛けたら外交問題なんですが。おかしな過激自然保護団体の行動と違うんですから。近くで大声で嫌がらせとか? 一国が国の名前出してやることじゃないよなぁ。

  温暖化防止:「生活レベル下げられる」49%…毎日調査毎日 )。ホントは地球温暖化防止とか言うのだったら消費エネルギーを減らすところから考えなきゃいけないんですが、「できる」と言う人も、ホントにできるのかなぁ、というのは甚だ懐疑的な目で見ております。ハイ。

  会図書館の本、全国で閲覧可能に・3000万冊をデジタル化日経 )。おお、それは大変期待したいです。でも、ビューアは工夫してね。(^^;
#この手のはビューアが悪くて使いにくいことが多いんだ。


2008年01月08日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけおかわり#1と俗・絶望先生#1

  みなみけおかわり #1「温泉、いただきます」。スタッフと製作会社を変えての第二期シリーズ……なのだけど、作り手が違うとやっぱ変わるなぁ、というのが如実に。悪いとはまだ言えないけど、間の取り方が明らかに変わってるので違和感が。前はオチの時点でスパッと切っていたのが、今回のは引き延ばす感じ。これはどっちが悪いという話ではないので、慣れるしかないのだけど。前は笑い処がはっきりしてた分、ちとその差が響いてくる。絵は綺麗になったんだけど、いつもの絵柄とシリアス顔の落差が付きにくくなってるという面も。
 とりあえず、監督が細田直人氏になったので「どう動かすか」というのが作り手の焦点にもなってるようなのだけど、ちょっとツボを外してるという感じのところも(チアキがハルカの隠し芸に期待して拍手するシーンとか。叩いている間はハルカの頭で隠して動画を省略してるのだけど、逆に誰が叩いていたかすぐにはわからないし。OP、EDのカナの動きもちょっと不自然な気が)。ただ、細田監督だけに無駄にエロくなった点は文句なしによろしいです。ええ。冬馬の照れっぷりとかな。ただ、カナが筋肉質すぎるような。
 あと、第一期シリーズでは原作にあった藤岡と冬馬の接触は省かれてたのだけど、この話ではすでに知り合ってることになってるのは、まあスタッフが違うから仕方ないのか。

  俗・さよなら絶望先生 #1「ほら、男爵の妄言」「当組は問題の多い教室ですから、どうかそこはご承知ください」。何事もなかったかのように第二期。つか、普通に続いてるよな。前半は絶望先生が転任してくるまで。って大嘘ですが。後半は、第一期ではさらっと流された日塔奈美のメイン話。に、かこつけた登場人物紹介。キャラが濃い連中ばかりだから目立てないのは仕方ないけど、比較的キャラが薄い藤吉晴美にも完全に負けてるのは、もう諦めた方がいいと思う……
 それと、今回も当然のようにOPは未完成です。EDはなんだか一昔前のお耽美少女マンガみたいな絵柄に。

[アニメ] ARIA THE ORIGINATION#1

  ARIA THE ORIGINATION #1「その、やがて訪れる春の風に…」。アニメシリーズ三期目(だったよな、確か)。え〜、前作までと同じく雰囲気アニメなので特に言うこともないのですが……おそらく固定ファンのあるシリーズだし、作る側も慣れているから、ということもあるとは思うのですが……いや、正直、いくらなんでも毒がなさすぎるかなと。出来れば「スケッチブック」第二期をやってほしいです。そんな私はデトックスした方がいいのでしょうか?


2008年01月09日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#13

  もっけ #13「マメオトコ」。製作局なのに一週間遅れに。やる気ないなぁ、メ〜テレ。なんで「代替放送」という手段が出来ないのか……
 それはそうと、今回は静流に片思いしている男子生徒・有田がゲスト。しかし有田にはおかしなものが憑いていた。最初は夢の中に現われ、次第に日中も出てきてはささやきかけるようになる。そいつにけしかけられるように静流に積極的にアプローチする有田。静流は有田に憑いているものが見えるので気になりはするのだが、強引な有田に困惑気味だった。有田自身も、静流と近づけたのは嬉しいのだが、無理に静流の趣味に付き合っているわりに静流との距離が近づいている気がせず、悩んでいた。そんな有田に、幼なじみで静流の友人でもある信乃が有田に「そんなの不純だ」と言葉を荒げる。信乃は実は昔から有田のことが好きだったのだが……

 有田の青臭い片思いぶりが実に身につまされて……あの年頃ってああなんだよなぁ。そんな有田を煽る「マメオトコ」。有田はけしかけられてるのか勇気をふるわされてるのか曖昧なまま静流にアプローチするのだが、それが静流の友人たちからはなれなれしいと取られて悪い印象を与えてしまう。信乃はそんな有田を心配もし、また有田が静流に惚れているのに気付いて心中穏やかでない。つい、静流に近づくために詩を書いたり文芸部に入ろうとする有田に「らしくないし、不純だ」と言ってしまう。
 有田もまた手段にのめり込みすぎて目的を見失いかけたところで静流の前で大失態をしてしまい、創作ノートも放り出してしまう。そのノートを届けに信乃は有田を励まそうとし、公園で二人が昔見たことがある光景を再び目にする。昔から知ってる人も昔のままではないけど、それでも無理をせずとも新しい関係や自分が出来ていく、ってことかな。
 しかし、マメオトコっていったい何なんだったんだろう?

[アニメ] 狼と香辛料#1

  狼と香辛料 #1「狼と一張羅」。各地を旅する行商人のロレンス。行商先の一つであるバスエロ村にやってくるが、村は収穫祭の真っ最中だった。しかし、旧態然として豊穣の神として狼を祀っていたこの村にも変化が現われていた。新しい領主の元商取引が活発になり、新しい農耕技術も取り入れてどんどん古いものが消えていく。上機嫌の村人に適当にお愛想を取るロレンスだが、祭で浮かれる村を出て行こうとした彼の馬車に、裸の娘が潜り込んでいた。しかし、その娘には獣の耳と尻尾が……バスエロ村の狼神の名「ホロ」を名乗る娘に、ロレンスは本物の狼神なのかと問うロレンスだが……

 原作は、細かい考証は抜きにすればまあ雰囲気はあるのだけど、最近のシリーズはマネーゲーム寄りになりすぎてるのが……昨今の風潮を考えれば仕方ないのか。
 アニメは、作画が美麗とは行かないまでも一話ということもあって頑張ってると思う。演出もまあまあ。主題歌・BGMも雰囲気に合ってるかな?
 原作通りなら導入だけだとホロとの出会いが一番のインパクトだったのだけど、このへんはアニメオリジナルキャラのクロエが結構上手く働いている。
 まあ、この分だったら、期待できるかな? まあ、期待して見ておきましょか。


2008年01月12日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#1とPERSONA trinity soul#1

  のらみみ #1「居候の世界」「うたうコトリ」。ドラ○もんやオ○Qのような居候キャラがあふれかえった世界。そんなキャラたちに居候する子供のいる家庭を紹介する「居候先案内所」『ハロー・キッズ59号店』。そしてそこにに居着いているキャラ、のらみみ。イマイチぱっとしないために居候先が見つからず、住み込みで働きながら居候先が決まる日を待ち続けているのだ。
 そんなハローキッズ59号店にはいろんなキャラたちが居候先を求めてやってくるのだが……

 IKKI掲載のマンガが原作らしいけど、読んだことないです。でも、なんつーか冒頭からすさまじいカオスっぷり。w 藤子F不二雄に訴えられたらヤバイぞ。って、既に故人ですが。
 世界中にあふれかえったキャラたちは子供といないと満足感が得られないらしく、居候先を常に求めている。人気のあるキャラ、ないキャラや、その居候先を紹介する紹介所もたくさんできてるわけで……って、どこから報酬を受けるんだろう? やっぱ紹介先の家庭からなのかな?
 のらみみ自身は見た目印象の薄い生意気そうな小坊主キャラなこともあって居候先がなかなか見つからない。元は雷小僧キャラだったらしいが、そうは見えないよなあ。いつも水飴ばっか嘗めてるし。
 前半は、いつまでたってもキャラ離れ出来ない子の元で16年過ごしてしまったくまキャラが、キャラ離れさせようとその家を飛び出す話。「フツーの所員」更科さんが「結婚相談所で、彼女でも探されては?」と実にドラスティックな答え。しかも、照れて好みのタイプを言おうとしないそのメガネ青年に、くまキャラがメガネ青年の実にドリーマーな好みを言ってしまうという……のび太のダメな成長後みたいで痛々しすぎる。w
 後半は、のらみみが公園から連れて帰った幼い小鳥キャラの女の子。居候をしたことがないというその子を、しばらくハローキッズ59号店に置かせてあげることになるのだが、先輩風を吹かせていたのらみみが、水飴を分けたりとなんやかやと世話を焼くようになる。
 まったく期待していなかったけど、実は今まで見た今期新番組中では一番インパクトが強いし面白かったんですが。これはゴールデンタイムにやっても良いのでは……いや、やっぱ色々アレか。


  PERSONA trinity soul #1「特A存在」。地方都市・綾凪市へやってきた慎と洵の兄弟。今まで身を寄せていた叔母に彼氏が出来たのをきっかけに、綾凪市で警察署長をしている長兄・諒と一緒に暮らそうと引っ越してきたのだ。しかし綾凪市では被害者の身体の中と外が裏返るという、人間業とは思えない連続猟奇事件が起こっていた。その事件にかかりきりのせいもあってか、久々に会う諒とぎくしゃくする慎たち。だが、事件には超常の能力が絡んでおり、諒もその能力を秘めていた。そして、弟である慎にも……

 ペルソナ3の世界観を元にした初めてのアニメシリーズ(公式によると十年後の話らしい)。あ、ちなみに「女神転生はアニメ化してるだろ」ってツッコミはなしね。
 元々学園ジュヴナイルな側面の強いシリーズだけど、アニメの方もそんな感じ。まだ事件が起きてることがわかるのみでメインキャラもそんなに印象が強くない。ただ、洵に双子の姉妹がいたらしいこと、そして兄弟たちの両親は大分昔に亡くなっていて、なんらかの家庭の事情で離ればなれになってることはわかるのだけど……諒も兄弟を大事にしてないわけではなさそうなのだけど、事件の重圧と離れて暮らした年月からどう接して良いかわからないところもあるよう。
 主人公の「ペルソナ」が発動したばかりで、まだこれからどうなるかわからないけど、様子見。
 ちなみにEDの映像はなかなか良い感じ。

[アニメ] ロザリオとバンパイア#1とAYAKASHI#1とtrue tears#1と破天荒遊戯#1

  ロザリオとバンパイア #1「ロザリオと新生活」。ことごとく受験した高校に落ち、高校浪人直前な青野月音(つくね)。しかし、父親がたまたま拾った高校の入学案内のおかげで、「陽海学園」なる学校になんとか入学することが出来た。おまけに入学初日から赤夜萌香(もか)というかわいい女の子とお近づきになれて有頂天になるのだが、萌香は自分がバンパイアだと言う。しかも、陽海学園は人間御法度の怪物専門の学校で、もし人間がいたら秘密保持のために抹殺されると聞き、月音は学園から逃げようとするのだが……

 休刊した月刊ジャンプ連載で、今はジャンプSQ連載の人外ハーレム漫画が原作。とはいえ、まあ、どうでもいいというか……
 基本的に初回から作画のアラをパンツで補う作りでした。補えてねえけど。
 色々言いたいことはあるが、とりあえず一言。ロザリオってのは数珠の部分が本体で、十字架とかは付属品だ! と、「まりあ†ほりっく」を読むまで私も知らなかったんですが。


  AYAKASHI -アヤカシ- #1「始まりの血」。久坂悠は超能力のような不思議な力を持っており、それを種にスプーン曲げの見せ物などをして小遣い稼ぎをしていたりした。悠の力を知る幼なじみの薬師寺陽愛(ひめ)はそれを気にして悠に忠告をしていたのだが、校内を締める不良の真田恭平に目をつけられてしまう。ごまかそうとする悠だが、真田も同じような力を持っており、執拗に迫ってきた。カマイタチのような能力を発揮する真田に怯える悠だが、悠にとどめを刺そうとするのを、やはり不思議な力で止めた少女がいた。

 エロゲ原作、らしい。原作は知りません。
 まず、間違ってる感想ながら、これとペルソナTS見て思ったことを言わせてください。
 スタンドバトルを発明した荒木飛呂彦って、やっぱ偉大だったんだ! いや、どっちも普通にスタンドバトルだし。
 そして、ロザリオとバンパイアとを見て思ったことは言わせてください。
 水樹奈々、妖怪ヒロイン専門かよ!
 まあ、どうでもいいんですが。
 どうでもいいついでに言わせて貰えば、ちとねえ、いくら超常の能力を持ってるって言っても、ヤクザが簡単に高校生に命乞いをするってのは考えづらいですわ。ましてや、いきなりナイフを振りかざして襲ってくる兄貴分ってのは、冗談にもなりませんわ。
 まあ、それはやりたいことはわかるし、「あくまで演出上の云々」とするとしておいて、まあ、血が派手に出るわ鼻をそぎ落とすわで、結構悪くはなかったですわ。妖怪がペルソナの悪魔というか、寄生型スタンドというか、そういうのなのはどう転ぶかわからないですが、まあしばらくは見てみようかなと。


  true tears #1「私…涙、あげちゃったから」。
 ストーリーを把握して説明するのももはやまだるっこしい。これもエロゲ原作らしい。主人公が酒蔵の息子って設定らしいのだけど、ちょっといろいろ、描写が。爺ちゃんが造り酒屋に入り浸ってた人間をなめるな?
 そして、最も言いたいのが、メインのヒロインらしいのがエキセントリックなだけで魅力の欠片もないのが。意味不明のまま敵意と好意を示すのは、混乱の元になりこそすれ魅力にはつながらん。昨今、そんなのが多いなぁ。


  破天荒遊戯 #1「永遠のともしび」。どんな話だ、と言われても、すいません。原作見てないのでよくわかりません。
 いきなり家を追い出されて世界放浪の旅に「出ざるを得なくなった」女の子と、それに付き従う美男二人の話、ってのがかろうじてわかったくらいで。遠藤海成作品は、まりあ†ほりっくしか見たことがないので。まあ、いや、確かに破天荒だなぁ、というのが第一話の印象で。それなりに楽しめはしたものの、何をやりたいのかまではわかりません。原作は読んでませんから。以上。


2008年01月14日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#48

  電王 #48「ウラ腹な別れ」。キンタロスが敵を食い止め過去に残ってしまい、意気消沈するデンライナー。それでも愛理を守るため急いで現代に戻ろうとするが、デンライナーにもイマジンたちが潜り込み、爆弾を仕掛けていた。ウラタロスがそれを見つけるが、ウラタロスは意外にもイマジンたちと共謀、デンライナーから良太郎たちを叩き出し、過去に置き去りにしてしまう。何故かデンライナーの外に出ても実体化しているモモタロスたちだが、それを不思議に思う余裕もなく、ウラタロスの裏切りに呆然とする一同。良太郎だけは「みんなおかしいよ。ウラタロスと過ごした時間のこと忘れちゃったの? 僕は心配なんかしていない」と言うのだが……
 一方現代では愛理に迫ったカイが愛理の身体の中から何かを引きずり出すのだが、それを見て逆にショックを受けて逃げ出してしまう。そしてデスイマジンを呼び出し、この時間のすべてを吹き飛ばそうとする。
 そして過去に取り残された良太郎たちも、過去の愛理から欠けていた良太郎の記憶に関する、重大な秘密を明かされていた。

 デンライナーに仕掛けられた爆弾を見てあっさり裏切るウラタロス。単純なモモタロスはそれをすぐに信じてしまい、リュウタロスはおろおろするばかり。良太郎はウラタロスを信じようとするが、それでも混乱は避けられない。
 もっとも、それはもちろんイマジンたちを油断させて爆弾を解体するためのウラタロスの嘘だったのだけど。そしてデンライナーを動かすにはパスが要ると嘘を吐き、良太郎たちを抹殺しようと見せかけ、ナオミに合図でデンライナーを奪還させる。まあ、基本モールイマジンがバカばっかで良かったというか。
 デンライナーが戻ってきてウラタロスの真意をモモタロスもようやく悟るが、早く乗るようにという良太郎の呼びかけに、ウラタロスもキンタロスのように敵を食い止めるために居残ってしまう。「もう少しでクールな僕じゃなくなるところだったよ。時間を手に入れるのも善し悪しだよね」と言いながら。
 デンバードにまたがり必死でデンライナーを停止させようとするモモタロスが、こいつらがタロスたちの中で一番友だちに近かったんだなぁ、と。
 そして愛理から明かされた良太郎が忘れていた秘密というのは、愛理の中にいた赤ちゃん。特異点である良太郎がいれば時間は復元されていくが、もし、ゼロノスカードで良太郎が桜井に関する記憶の一部ごと赤ちゃんのことも忘れてしまえば、その再生された時間の中には赤ちゃんは復元されない。全てが終わるまで、良太郎の記憶を消して赤ちゃんをカイの手から守ろうというのが愛理と桜井の計画だった。そしてそこまでして守ろうとした赤ちゃんは、良太郎と同じ未来の特異点。つまり、時間復元の起点となりうる赤ちゃんが生まれてしまえば時間の分岐はほとんど確定してしまう、ということか。そして、結婚式が四月ではなく二月に早まっていたのも、良太郎が結婚とは関係なさそうな八月に時計を贈る手配をしていたのも、そのせいなのだろうな。
 しかし、おそらくその事実を知ったカイは何故か混乱して一気に時間を消し去ろうとする。愛理の子供に、まだ何か秘密があるのか?
 そして次回は最終回。良太郎がついにモモタロスに望みを言うことになるのだが、その内容は一体なんだろう?

[アニメ] オーバン#16

  オーバン #16「神経質なニンとスクン」。二戦連続でポイントが得られたなかった地球チーム。ドンもモリーに檄を飛ばすが、流石に堪えているよう。モリーも「大いなる報償」を得るためになんとしてもポイントを得ようとする。次のレースは巨大な蓮の生い茂った密林のコースなのだが、序盤、モリーたちは有利に試合を運ぶ。が、悪魔のような外見をしたニンとスクンがアロー号に絡んでくる。

 生中なレースではないことはわかっているものの、やはり決勝戦だけあって一筋縄ではない相手ばかりが揃っている。今回絡んでくるニンとスクンは、女悪魔のような外見の二人組。二台に分離する期待を操ってアロー号を襲ってくるのだが、ツメで外壁を切り裂いて内部にまで侵入してくる……これは流石に「故意にパイロットを狙わなければ」って範疇を超えてるだろ。
 それはジョーダンがなんとか撃退するのだが、合体したニンとスクンの機体から発射された熱追尾弾に、ゴール目前で回避を余儀なくされ、結局今回も入賞を逃してしまう。
 ホントにまともにレースしてるのってアイカ王子と地球チームくらいだなぁ。
 気晴らしをするようにアイカ王子と共に原住生物の不思議な集会を見に行くモリーだが、ジョーダンもレース前に不慮の事故からモリーに抱きついてしまって妙にモリーに女を意識してしまい、これまで以上に明確にアイカへの嫉妬心を出してしまう。まあ、当のモリーはアイカに惹かれている部分はあるものの、母を復活させることで頭がいっぱいだし、またジョーダンはちょっとは意識しだしたところもあるのだけど。
 しかし、原住生物って、魔法のようなやり方で石を動かして神殿を築いたり、どうも知能の低い存在ではなさそう。オーバン星の秘密と関係あるのかな?
 それと、モリーが熱追尾弾を避けた軌道を見て、ドンは思わず動揺。チームメンバーはいつものモリーへの怒りと、参戦連続ノーポイントのショックかと思っていたようだけど、実際は、その軌道はかつてモリーの母でドンの妻であるマヤがショーで見せた軌道と同じだったから。ドンはそのことでモリーに対し娘のエバではないかと疑問を持ち始めたようだけど、過去から逃げてきたドンにとっては、積極的には肯定したくない模様。でも、家族を捨てたと言いつつも家族の写真をまだ持っているのだから……

 それと、「やっとかめ探偵団」は放送打ち切り確定。種々の情報を見ると、どうも2クール以降のスポンサーが付かなかったことが原因らしいのだけど……確かにアピール力は弱いけど、サスペンス&推理物としては、某半ズボン探偵なんかよりずっと面白かったのだけどなぁ。なんとかならんものか。


2008年01月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんだこりゃ

  大人が選ぶ、泣ける映画ベスト30TV朝日 )。いや、これって、ホントに大人が選んだ映画なの? 深+の映画の日にこのラインナップ挙げたら、多分「愉快な」評がずらずら並びますよ。確かに面白い映画も中にはあるんですが……こういったランキングを元に「売れる映画」が企画されてるのだとすれば、最近映画館に行こうという気力が湧かない理由も納得。

  【独女通信】独男に蔓延する「何もかもが面倒くさい」病とは?livedoor news )。「もてたいのだったら自分を磨け」という理屈はある程度は納得行くが、この記事の中での主張はイマイチうなずけないのは気のせいなのかなぁ。「 とにかく彼らにはもっと新しいことにアンテナを張って、引き出しのある人になってほしいというのは、独女のワガママ・・・なのかもしれない」。これって、詰まるところ「私の乗ってる流行の話を面白くできる人であって欲しい」ってことで、その欲求は悪くはない、というか自然だし、まあ、狙ってる相手ならそういう努力も必要だろうね。でも、そうではなかったり、また、他に広がりのある話をしても憑いて来れない人、ってのも、それなりにいるような。情報誌で情報を集めるのもいいけど、それ以前にもっと広い方面に好奇心を持つだとか、知的な遊びをする余裕を持つとか、そういうのも面白そうではない? マーケティングによる商業主義に特化した情報収集の消費パターンが、破綻してきてるってことでもあるんじゃない?

[アニメ] ヤッターマン#1とARIA THE ORIGINATION#2とみなみけおかわり#2

  ヤッターマン #1「ヤッターマン誕生だコロン」。ああ、ホントにやってるよ……正直、懐かしいとも思ったし、楽しみもしたんですが、狙いがあまりにあからさまで、概ね後ろ向きなのがなんとも……キャストはじめスタッフの方々が頑張ってるし効果が上がってるだけに、なんだかやるせない。それでも三悪のやりとりが懐かしくて仕方ないのが、しょうもないなぁ。
 それはともかく、話としては旧作との繋がりは完全になし。ヤッターワンはガンちゃんのお父さんが作りかけのままだったのを、ガンちゃんが完成させたことになってる。
 まあ、とりあえずしばらく見てみます。
 OPについては、山本正之のコメントを見た後では後出しもいいところなので評を控えます。
PS.書かないと言ったけど、一言だけ。山本氏のコメントを読んで「アニメがなんだ」を思い出しましたよ。何年前の曲だ、あれ? つか、当時と状況ホントに変わってないのね。

  ARIA THE ORIGINATION #2「その 笑顔のお客様は…」。内容はどうでもいいんですが、ゲストキャラの声が杉山加寿子なのが、やっとかめ探偵団が放送休止になった直後だと堪えますなぁ。そこは名古屋弁で話してくれよう。「アクアはやっとかめだもんで、ちいとばかり案内しとくりゃーせんか?」とか。しくしく。

  みなみけおかわり #2「味は受けつがれていくもの」。う〜ん、やはり動くところと動かさないところのバランスが、やっぱまだイマイチ違和感が。一期の「どこがおかしいかはイマイチよくわからないけど、なんかおかしい」ってところが薄れてしまったなぁ。でも、まあそう悪くもない感じ。けど、ほとんどがオリジナルだけども、この話の元になった原作エピソードではケイコが珍しくカナに逆襲して成功するのだけど……それはなくなってしまったか。浮かぶ瀬がないなぁ。いや、弄られて花、か。

 もひとつおまけにロックマントライブ。響ミソラの動きが気合い入りまくりすぎてワロタw


2008年01月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウエルベールの物語第二幕#1(#14)

  #1(#14)「再会の章」。前期はメ〜テレがネット局だったけど、第二期はメ〜テレでネットしてません。w でも、Gya0でネット放送してますけど。
 ふつーに続きですわな。公式でも「第二期第一話」ではなく「(通算)第十四話」として紹介されてるし。
 前期は戦争の危機回避のための旅だったわけだけども、今期はティナの復讐の旅。「シニガミバチのタトゥーの男」を求めて新たに旅立つティナ。そして、立場の違いからリタを旅に誘うことを一度は諦めるのだが……
 今回は以前のメンバーに加えてガラハド、ジンを加えて、道中はにぎにぎしくなったようで。でも、ティナにベタ惚れのジンに、影のある色男のガラハドも一緒なのだから、そっち方面でもごたごたしそう。まあ、シェリーはミルクとあまり変わりないのはデフォで。
 しかしグリーダム王妃、むっちゃ物わかりのいい人だったなぁ……サンガトラス国王の逆襲がありそうと踏んでたのだけど、それは今回はなし?

[アニメ] もっけ#14と狼と香辛料#2

  もっけ #14「ツエザクラ」。いつも通り、道すがら何かに憑かれないかとびくびくする瑞生。だが、そんな時たまたま落ちていた杖を手にすると、身体に力があふれて瑞生に取憑こうとしていたものが消えてしまった。大喜びでお爺ちゃんに杖を見せる瑞生だが、お爺ちゃんが言うにはそれは杖ですらなく、単に落ちていた棒に布が絡まって杖のようになったものだろうと言う。しかし、瑞生が杖と見たことで力が生まれたのだろうとも言われ、喜んで翌日からその杖を持ち歩く。だが、静流にはその杖から花が咲いているのが見えていた。そんなことも知らずに瑞生はその杖のお陰で物の怪にも憑かれず、学校での勉強も順調と喜ぶのだが……

 静流は瑞生が物の怪を退けたり学校で指された問題がわかったりしたのは、杖の力ではなく元々の瑞生の力ではないか、と疑うのだが、お爺ちゃんはそんな静流に杖桜の話をする。
 瑞生も最初は杖のお陰で調子がいいことを単純に喜んでいたが、だんだん力を増す杖を不気味に思い、手放そうとする。が、何故か手を離すことが出来ない。静流の目には、杖から瑞生の手に根が張られているのがはっきりと見えていた。
 結局お爺ちゃんに頼ることになるのだが、杖を瑞生の手から話す準備をしながら、「杖もいつまでもあるわけじゃない。俺もいつまでも生きてるわけじゃない。その時、お前はどうするつもりだ?」とドキッとするような言葉を投げかける。
 お爺ちゃんが杖を否定しなかったのは、杖桜の盲人に杖が必要だったように、物の怪への対処の仕方がわからない瑞生にも何か支えが必要なこともあるとわかっていたから。でも、杖も自分もいつまでも瑞生と一緒にいてやれるわけではない……お爺ちゃんがしばしば二人に突き放したような態度を取るのは、自分がいなくては、瑞生や静流たち一人きりではどうにもならないようになってはいけないから、ということなのだな。
 静流はそういう寂寥とした祖父の優しさに感づいたようだけど、瑞生はまだそこまでは行っていない。ただ、誰かに、何かに頼らず自分一人で歩けるようにならなければならないとは漠然と感じたよう。


  狼と香辛料 #2「狼と遠い過去」。なし崩し的に少女の姿をした狼ホロと旅をすることになった行商人のロレンス。見た目は少女だが中身は何百年も生きた妖怪狼のホロに、手もなく振り回され続ける。そんな時、一夜の宿を求めた修道院で、若い行商人ゼーレが儲け話を持ち込んでくる。近々とある銀貨の回収が行われるという極秘情報を掴み、それで一儲けしよう、と言うのだ。胡散臭さを感じるロレンスは、「嘘がわかる」と言うホロに相談するのだが……

 まあ、改めての話だけど、やっぱ基本的に作者はマネーゲームの人だなぁ、と。「農民は空気に正確」という言葉は、ロマンティックで説得力を持ちそうだけど、実際に農業やアウトドアをしてる人間だったらこういう言葉は逆に出てこない。何故なら、実際にはそんなことはないから。「歴」がそもそも農業上の必要性から発達したことでもそれは明らかだし、空気ではなく長年に培われた自然観察と経験によるものなのだけど。
 ま、それはともかく、今回はロレンスとホロのやりとりが中心。これがこの作品の柱でもあるのだけど。狼が云々かんぬんというところでも突っ込みたいところはあるけど、まあそれはあまり話の幹とは関係ないので控えておく。雰囲気はそれなりに出てるし、面白いことは違いないので。


2008年01月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#2とペルソナ#2とロザリオとバンパイヤ#2

  のらみみ #2「はじめての代キャラ」。病気やその他よんどころない事情により子供の世話が出来なくなったキャラに代わって別のキャラを派遣するサービス「代キャラ」で数日居候をすることになったのらみみ。久々の現場に緊張しまくるが、その家のキャラは別にどこかに行ったわけではなく、イモムシキャラのためにサナギになったのだという。ところが当のその家の子供はのらみみにも、サナギになった自分のキャラにも関心なさそう。聞けば、そのキャラは年一回いつもサナギになって一回り大きなイモムシになるだけだという。実は内心わくわくしていたのらみみはがっかり。しかしそのイモムシキャラと話をしてると、何か様子がおかしい。翌日、二人の目の前で羽化がはじまるのだが……
 「オヤジ参観」。子供に居候キャラをせがまれ続けてるお父さん。しかし、キャラに不信感を持ってるお父さんはキャラの居候に消極的。それでも仕方なく「ハローキッズ59号店」に登録に行くのだが、登録と簡単な説明だけ聞いてさっさと引き上げてしまう。ところがその帰りに寄った喫茶店に、ハローキッズ59号店で見かけた妙にオヤジ臭いたぬきキャラがいて、キャラへの不信感などを世間話で打ち明けているうちにすっかりうち解けてしまう。

 基本的にいい話でまとめてきたなぁ。前半は、昔は小さかったからどこに行くにも一緒だったけど、すっかり大きくなってしまったので一緒に遊べないことを不満に思っていた子供。キャラがサナギになっても「また一回り大きくなるだけだろ」と冷めた目で見ていたのだが、のらみみにキャラとの関係を突っ込まれたりして昔を懐かしむ。そして、サナギから出てきたキャラは、今までのイモムシキャラではなく……その子は既に六年生。どうも中学進級と同時にキャラ離れするのがあたりまえらしく、イモムシキャラはそれまでの残り少ない時間を二人で遊び回れるようにとでも言うように、蝶のキャラに羽化する。
 後半はキャラに不信感を抱いてるお父さんがメイン。お父さんの不安は異分子を家に入れるだけではなく、子供がキャラになついてしまい、自分がなおざりにされないか心配だから。しかし、妙に世慣れしたオヤジ臭いたぬきキャラと出会い、意気投合。キャラへの不審を打ち明けつつ、相手からも単身赴任の父親が帰ってきて自分だけおいてけぼりで家族旅行に出てしまったという不満を打ち明けられ、妙に気があってしまう。
 酔った勢いで「うちに来なさい!」と言って連れて帰るのだが、夜が明けて妻から「あんなキャラいやですからね!」とお説教。どう切り出したらいいものかと悩んでいたお父さんだが、たぬきキャラが昨日のことなど覚えていないかのように、今日、家族が帰ってくる日なので、迎えに行くと意気揚々と帰って行く。お父さんはそれを見て、子供と一緒にキャラ選びに行く約束をする。
 しかし、「国から認定を受ける大食いキャラ」ってあいつか!? 頭に毛が三本しか生えてないあいつか!? 

   ペルソナTS #2「影抜き」。夜コンビニへ買い出しに行く途中、苦しむ男から抜け出た魔神の像に襲われた慎。しかし、慎の身体からも剣を持った魔神が現われ、その魔神を消し去ってしまう。わけのわからぬまま立ちつくす慎の前に新たに二人の男女が現われ、女の方から現われた魔神に襲われる。無我夢中で逃げおおせた慎だが、夜が明けてもそれが意味することがさっぱりわからない。さらに、兄の諒からは「手続きはするから、それが済み次第街から出て行け」と言われる。
 魔神のこと、兄のこと、わからないことだらけのまま新たな学校に通う慎だが、新しいクラスメイトたちが話す中に「影抜き」という言葉が出てくるのを耳にする。そして、クラスメイトの一人拓郎が「影抜き」をしたとおぼしき現場に出くわしてしまう。そして、拓郎から「影抜き」をしてくれとせがまれるのだが……

 街で起こる怪奇事件に加え、子供たちの間で流行るオカルトめいた儀式「影抜き」。普通は精神の浮遊状態をもたらすだけのようだが、それが原因で行方不明になった子もいるという噂が立つ。さらに、せがまれて慎が拓郎に「影抜き」をすると、拓郎の身体から「魔神」の像が現われ、慎からも現われた魔神と戦い出す。
 慎は「あの出てきたの、なんだ?」と拓郎に問われ、怪人物(イゴール)のつぶやいた言葉「ペルソナ」を口にする。慎のペルソナって、クフーリン系だよな、多分。
 事態が「ペルソナ」を中心に回りだし、しかも茅野めぐみが前回関わっていた男に襲われ、無理矢理「影抜き」されそうになる。
 しかし、この「影抜き」は、きわどい表現抜きにいろいろ表現できる、いいアイデアだなぁ。それと、叶鳴(カナル)が、「あなたに、影抜きして欲しくて」と拓郎に迫る、結構アレなキャラだったとは。


  ロザリオとバンパイア #2「夢魔とバンパイア」。いや、いろいろ言いたいくてその気力すら萎えるところではあるんですが、せめて一言。「田中公平の無駄遣い」。


2008年01月20日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#49

  電王 #49「クライマックスは続くよどこまでも」。カイがついに時間ごとすべてを消し去ろうとする。キンタロスとウラタロスがいなくなって戦いに怖じ気がついたリュウタロスをデンライナーに残し、良太郎とモモタロスはカイを止めるために戦いに向かう。その途中で、良太郎はモモタロスに「望み」を口にする。「最後まで一緒に戦って欲しい」と……しかしその行く手を数多のイマジンたちが阻む。一方、愛理がいる病院を守ろうとデスイマジンと戦うゼロノスだが、圧倒的なデスイマジンの力を前に追い込まれてしまう。そして変身が解けるが、ホルダーに残ったゼロノスカードはすでになかった。ベルトを投げ捨て徒手空拳で戦おうとする侑斗だが……

 電王最終回。電王は最後まで電王でした、という電王らしい最終回。愛理が分岐点だった理由は愛理の胎内にいた(そして桜井と愛理の計略により存在そのものが隠された)次世代の特異点だったことを知って、カイが暴走して時間のすべてを吹き飛ばそうとするのは……だったら最初からもう一度そうしてればいいじゃん、とか思ったりするけど、まあ、、その辺が電王だからなぁ。カイが時間を吹き飛ばそうとするのはライナーフォームになった良太郎がビルの屋上からカイごと飛び降りたことで阻止。飛び降りた良太郎はやっぱり居ても立ってもいられなくなったリュウタロスが受け止めて助かる。しかし、銃使いのライダーは弱体化するのが平成ライダーの常とはいえ、リュウタロス、ホントに弱体化しちゃってるなぁ。分別を覚えたってことだろうけど。
 もう一度この時間を吹き飛ばす前に邪魔な良太郎たちを消してしまおうと、デスイマジン率いるイマジン軍団がカイの命令で襲ってくる。デネブから「桜井の記憶の最後のカード」を受け取った侑斗も参戦するが、多勢に無勢。しかしそこにデンライナーが降り立ち、ナオミが過去から回収してきたウラタロス、キンタロスを降ろす。いや、そんなんでいいんかい。w(好意に解釈すれば敵イマジンを全て倒した、あるいはカイが良太郎たちを襲わせるために引き上げさせてしまって、立ち往生したのを回収したってことだろうけど) 更に、「たまたま居たんでついでに連れて来ちゃいました」と、ジークまで……なんでもアリすぐる。w
 最後は四フォームに次々変身した後でソードフォームの繰り出した「俺の必殺技・ファイナルバージョン」でデスイマジンたちを撃破。次の特異点である桜井と愛理の子供・ハナ(まあ、良く考えればハナは消えた自分の時間を戻すためにデンライナーで時間を遡ってやってきたのだから、それは順当ですわな)が守られ、時間の分岐が確定して野望が潰える。しかし、それは同時にイマジンの未来が途絶されたということでもあり、カイと共にすべてのイマジンが消滅する……と思いきや、何故かちゃっかり生き残ってるタロスたち+ジーク。チャーハン旗倒し対決で奇跡の勝利を遂げたオーナーが言うには、「時間の分岐点に依拠しない、彼ら自身の良太郎との過去が彼らを存在させ続けた」と、まあ、やっぱりね、なのだけど、無闇にしめっぽい終わりになるよりは予定調和な方がいいですわな。最後に「残さず食べてね」というメッセージと一緒にゼロライナーの中に残されていたしいたけたっぷりのキノコご飯を泣きながら頬張っていた侑斗の前にも、デネブが。
 結局侑斗は過去に戻り、「桜井さん」ではない桜井侑斗としての未来を築くことになり、良太郎もデンライナーと一緒にタロスたちとの別れが……だが、「また会おうぜ!」「いつか、未来で」と言い交わす。
 アラやらなんやらもあったけども、「戦いはノリの良い方が勝つんだよ!」とばかりにノリで突っ切りました。玩具展開の関係上付けられたギガントの設定が序盤以外関係なくなってしまったりとかがあったり、ヒロイン役が途中で謎の降板をしてしまったりとか、いろいろありましたが、一年間遺憾なく楽しませていただきました。
 次シリーズは「 仮面ライダーキバ 」。今度のライダーは吸血鬼がモチーフとか。笛でモンスターを召還しフォームチェンジやらするという玩具ギミックらしいけど、それよりも、主人公とその父の話を並行して進めていく、というのが気になる……大丈夫か知らん?


2008年01月21日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オーバン#17とオマケ

  オーバン #17「冷血漢オンダイ」。地球チームは三戦で三連敗と、後がない上にドンはモリーが自分の娘エバではないかと疑い出す。そんな中での三戦目。今度は氷原のレースでゲートも一箇所あるだけ。純粋なスピードレースか、と思いきや、あれだけクリーンな勝負を望んでいたはずのアイカ王子がアロー号を攻撃。そのために大きく出遅れ、勝利は絶望的になってしまう。まあ、アイカ王子もクロス元帥に家臣や国民を盾に脅されて、やむなく取った好意なんだけど。
 でも、アイカの裏切りを受けた上四戦目も逃したか、と落胆するモリーは、ゲートのシグナルが氷原ではなくその下から出てることに気付く。事実、ゲートの反応がある場所にクロスたちが着いても何も見つけることが出来ない。怪我の功名とモリーたちは氷原の下の大空洞を見つけゲートを目指すのだが、最初からゲートが地下にあると気付いていたオンダイと一騎打ちに。レーサーとしての腕はともかく、ロボット故の演算能力からあらゆる攻撃を予知するオンダイに苦戦するが、逆に自らの演算能力に酔いしれて自滅。結局ゲートを見つけられなかった他チームを出し抜いて、地球チームが一人勝ちする。
 その夜、初の勝利に酔いしれるチームだが、いつになく真面目なドンがモリーに切り出したのは、「お前は私の娘、エバなのか?」と核心を突く質問だった。ドンは地球に問い合わせてエバが寄宿舎を飛び出したことを確認して疑惑を強めたのだが、その質問にモリーは「違う」と答えてしまう。父から認められないまま家族であることを明かすことをプライドが許せなかったのか。しかし、その意固地な態度から逆にドンはモリーがエバであることを確信してしまう。チーム内部で精神動揺させることやって、どうするんだか。今後にも響きそうだなぁ。
 ところで、「オンダイ」って、「オノ・センダイ」のもじり?

 それとは関係なくプリキュア5見てて思ったのですが、デスパライア様はそんなに絶望がお好きなのならば、糸色望先生をスカウトすればいいと思うのですよ。世の中の全てが絶望に!(主観では)


2008年01月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#3とARIA THE ORIGINATION#3

  みなみけ おかわり #3「もてなしの夜、そっと出し」。なしくずしてきにチアキのクラスメイトがお泊まり会。そして隣に新しい隣人が引っ越し。前期ほどのテンポの良さはないものの、これはこれと思えばこれはこれで結構楽しめるかと。しかし、ちょっとエロス方面が桜庭コハル的ではないなぁ……絵はきれいなんだけど。
 それと、越してきた隣人はオリジナルの新キャラ。チアキと同い年くらいかな? 父子家庭でキャラ薄めなんですが、大丈夫なんかいな? 安っぽい感動ものとかは入れて欲しくないのだけど。


  ARIA THE ORIGINATION #3「その こめられた想いは…」。開始後一分しないうちに突っ込んだ。それはオムレツなのか!? フライ返しを使うのはいいとして、フライパンの内径とオムレツの径が違いすぎるだろう。どうやって作ると思ってるんだ、オムレツ?
 内容は、平たく言ってしまうと「ガラスの器にチョコを入れて売っていたお兄さんが、ガラスの器だと割れてしまうと悩んでラッピングに包装を変更する」というもの。いや、そう言ってしまうとすごくたわいない内容なんですけど……実際にそうなんだけど、でもそれをここまでもったいつけるスタッフの手腕はある意味すごいのかもしれない。そうでないのかもしれない。


2008年01月23日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] その言いぐさはどうかと

  「人間の尊厳を傷つけかねない」 フジ「江原」番組をBPO「断罪」J-CAST )。「 「スピリチュアル」に関する部分についてフジ側は、「江原氏の、所謂『霊視』と言われるものを基にしたコメント部分に関しては、目に見えるものではなく、当事者しか認識し得ない部分ですので」断定と肯定を避けるため「伝聞調」にしたりテロップに「?」を入れるなど「配慮した」などと主張していた。」。それは「配慮」じゃなく「逃げ口上」でしょうに。登場した素人さんははっきり「違う」と言ってることを無視して、事実と違う江原氏の方を重点的に取り上げておいてこの言い訳が通じると思ってるのかしらん? 正直、江原とか細木とかもういいよ。
 そんなのより 怪しい伝説 を地上波でながそうぜ。

  弁護士の小倉秀夫氏に聞く ネットでの誹謗中傷問題(中)J-CAST )。この方も懲りないというか……数年前は「IT関連に詳しい弁護士」ということで売り出して支持も受けていたものの、「ネット実名制」など、利用者からは「?」な発言もしばしばしており、また「IT関連に詳しい」という触れ込みにもかかわらずネットに関する基礎的な知識が欠如してたりしたことが露呈。ブログが炎上すると「コメントスクラム」という言葉を発明し、その後もアレな対応を繰り返して炎上が煽られる結果になってしまったのだけど。
 それはさておき、もし実名で「大新聞社の情報が間違ってる」と出した場合、あるいは「名誉毀損」をちらつかされる可能性があります。もし個人側が間違ってなくても、訴訟と言うことになれば個人と企業という経済的体力差から、すぐさま引っ込めてしまう可能性も高いでしょう。
 小倉氏については、以前から「実名制の有無が問題ではなく、発言の責任を問うならトレーサビリティをむしろ重視すべきだ」と思ってるのだけど、この人も相変わらずなのだよなぁ。
 まあ、要は「嘘を嘘と見抜けない人には(以下略)」

  県内喫茶店 “嘆きの朝”「モーニング」パン値上げで打撃岐阜新聞 )・ 日本の温暖化対策、先進国で最低レベル産経 )。関係ない話題のようだけども、そうでもないのですよね。パンの原材料である穀物の価格が上がっているのは燃料エタノール需要による食用作物生産量削減のため。日本のCO2排出量が多いのは、石油利用を石炭利用で補ってるため。つまり、どっちも行き着くところは「石油」なんですよね。これで「石油枯渇に備えて石油使用量を減らしましょう」という話ならまだ素直でいんですが……まあ、私みたいな無知が判断できる部分だけでも、日本は翻弄されてるなぁ、という印象。

[アニメ] もっけ#15

  もっけ #15「ミノムシ」。梅雨になり、町に闊歩する物の怪も増えてくる。静流にとっては湿気に加えて見たものを話したくても話せない鬱陶しい時期。その鬱憤を文芸部の冊子に書いて晴らすのがせめての慰みなのだが、それを「すごい想像力」と誉められると、逆に「実際に見えているものなのに」と後ろめたくなってしまう。ある晩、庭先にいた女の姿の物の怪のことを書き、再び友人の信乃に誉められる。静流はつい誰にも話せない鬱憤と良心の呵責から「本当に見たことだ」と明かそうとする……

 「見えているのだけど見えないふりをする」。静流は人に話しても信じてもらえないものが見えるゆえ、そうすることが当たり前になってしまったのだが、物の怪が活発になる時期になると天候もあって自然と気分が塞ぐ。そのため、たわいのない芙美の「何かが後ろにいる」という言葉にも「ひょっとして見えてるの?」と過敏に反応したり、信乃の賞賛に後ろめたさを覚えたり。そんな中、通りすがった家に何か良くないことが起こる予兆が出ているのを見たのに、見てみないふりをしたことで落ち込んでしまう。まあ、確かに誰かに言っても信じてもらえないからねえ。そのこともあって信乃に自分が霊視体質だとばらそうとしてしまうが、そのことで友人関係が壊れてしまう壊れてしまうのが怖くて、結局できない。しかしその帰り道、「簑火」を見て、その幻想的な光景に思わず心躍らせる。
 「鬱々とした毎日にも楽しみはあるってこった」というお爺ちゃん。ちょっと戸惑いつつも少し気分が明るくなった静流と、その静流に話をせがむ最も身近な理解者である瑞生。瑞生が静流を頼ってるだけじゃなく、静流も瑞生に助けられてるのだなぁ。

 ところで素敵探偵、紅茶ゼリーを食べて神智開眼って、ナオミの特製ブレンドを飲んでクライマックスフォームよりアレな気が……しかし新しい彩の秘書さん、ツッコミのノリがいいな。


2008年01月24日(木) 旧暦 [n年日記]

[読書] 「影と陰」「血の流れるままに」/イアン・ランキン

 
 エジンバラ市警にホームレスの青年があばら屋で死んでいるとの通報が入る。たまたま担当警官が留守で現場に向かったジョン・リーバス警部は、通報通り死体があるのを見つける。しかし、死体の脇にはロウソクが立てられており、壁には魔法陣が描かれていた。被害者は麻薬常習者だったことが判明し事故死と片付けられそうになるが、そうは思えないリーバスは捜査を開始する。そして「ハイド」という謎の人物の陰がちらつきだす。
 ( 影と陰
 市長の娘が失踪し、身代金を要求してきた二人の青年を追っていたリーバス警部。しかし追い詰められた犯人二人は崖から飛び降りて自殺してしまう。市長の娘も見つからないうちに、次は市議の元へ釈放された受刑者がやってきて、市議の前で猟銃自殺を遂げる。怨恨かと思われたが、不思議なことにいくら調べてもその受刑者はまったく市議とのつながりが出てこない。捜査をするリーバスだが、上層部から捜査を中止するようにという横やりが入り、リーバスは無理矢理静養休暇を言い渡されてしまう。それでも独自に捜査するリーバスは無関係に見えた二つの事件のつながりを見つけ、そして政経界の大物が加わったスキャンダルに巻き込まれていく。
血の流れるままに
 「紐と十字架」から始まったリーバス警部シリーズの二作目と七作目。七作目と言っても日本で訳出されているものとしては時代順には三番目になる。八作目の「青と黒」の方を先に読んでたのだけど、こちらも面白い。周囲からの圧力があっても真実を見いだすまで決して捜査をやめないリーバス警部。しかしそのために周囲とは常に軋轢があり、付き合う女性とも常に上手く行かない。そんな中年男が悲嘆し身もだえしながらも悪を暴いていくというのがこのシリーズの魅力。
 二作目では一作目でくっついたジル・テンプラーと破綻してるし、七作目では上司になってしまい、独断捜査をするリーバスに保身から苦言を呈するという有様。う〜ん、ジルは上昇指向は強いと思ってたけど、七作目の嫌な奴さが……
 作風としてはエジンバラの陰鬱さを反映させたかのように湿度が高く、暗いものなのだけど、リーバス警部の燃えるような呼吸が伝わってくるかのような錯覚を覚えるのがやっぱいいなぁ。
 まあ、好みによりけりだとは思いますが、最近のミステリでは大変面白いと思えるシリーズです。

[アニメ] のらみみ#3とペルソナTS#3

  のらみみ #3「のらみみサンシャイン」「ぼくのスーパーロボ」。前半は残暑厳しい日中にお使いに出たのらみみだが、途中で毛むくじゃらな変なキャラを見かける。
 紹介したキャラへのサービスがあったりとか、勝手に家を抜け出して放浪するキャラがいたりとか、変なのが多いなぁ。その変なのの極みが今回のゲストの「へいほうこん」。伸びる手足に蓑虫みたいな毛むくじゃらなカッコウで、のっそりのっそり街中を動いているのに何度ものらみみは出くわすが、実は今日新しい居候先に紹介されるはずで、半田が探し回ってた。しかし、散髪が嫌で逃げ回ってるってのは……のらみみはまた嫉妬かとおもったけど、新しい水飴にご機嫌でどうでも良い模様。しかしクマエモン、一回こっきりの登場じゃなかったのか。

 後半は、人気の高いロボットキャラを居候させた男の子。いろんな機能を持ってる9Bに喜ぶが、突然動かなくなってしまい「ハローキッズ59号店」に修理を頼むのだが……
 「ロボットキャラは本当のロボットというわけじゃないし、これまで壊れたなんて話を聞いたことないので、修理はちょっと……」と言われ、自分で直そうとする少年。でもメタボな弟の横やりで一層壊れることに。途方に暮れて河原に埋めようとしたところで、前の持ち主がやってくる。まだ9Bとつきあい始めて日が浅い少年に9Bの隠し機能や注意点を教えて「よろしくな」と去っていく。大事にしてたおもちゃを譲ったみたいな感じか。
 しかし、一層壊れてしまった9Bを運びながら走馬燈のように思い出が駆けめぐる……はずが、まだ一ヶ月だからあまり思い出がないってオチが。w
 今度はなんかツンデレっぽいキャラが出る模様。


  ペルソナTS #3「マレビト」。カラオケボックスで質の良くない連中にからまれ、部屋に引きずり込まれてしまっためぐみと叶鳴(カナリ)。グルの店員に一服もられていてめぐみは意識を失うが、何故かカナリには薬が効かない。そして、カナリが無理矢理抑えつけられた瞬間、轟音が発生。音を聞きつけた慎と拓郎は意識を失っためぐみと自室呆然としたカナリ、そしてカナリを押し倒した男が「裏返し」になってるのを見つける。
 警察から参考人として話を聞かれる慎だが、署長である兄の諒によって早々に聴取は切り上げられ、さらに「今すぐこの町を出ろ」と言われる。

 いよいよ本格的に スタンド ペルソナバトルがスタート。他人の「ペルソナ」をはがして取り込める「ペルソナ使い」たちの集団「マレビト」。どうもペルソナ使いを使ってやろうとしてることは基本的には同じ事のようだけど……諒が28才にして署長などと言うあり得ない地位にいるのもその関係らしい。そのことを諒の秘密主義を快く思わない刑事から吹き込まれ、慎は諒のコンピュータを探って「特A存在」のリストを見つけてしまう。
 それにしても「裏返り」はペルソナがはがされた被害者らしいのだが、ペルソナをはがされかけただけで廃人同然になる人間もいるというのに、慎の場合は相手のペルソナをはがしても裏返りはおろか廃人にもならない。なんだか不思議な存在が慎の動向をうかがってるようだけど、単に「特A存在」なだけではないのか。


2008年01月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 仮面ライダーキバ#1

  仮面ライダーキバ #1「運命・ウェイクアップ!」。1986年、教会での葬儀中、棺桶から死体が甦り、参列者の精気を吸い取ってしまう。クモの怪物に変身した甦った死体は他の参列者も襲い出すが、そこに一人の女性が立ちはだかる。
 22年後、マスクとゴーグルで魚の骨を集める青年がいた。常に異臭がただよう屋敷で暮らすその青年・紅渡はバイオリン職人だった父親に近づこうと屋敷に閉じこもって研究を繰り返していたが、近隣の住人からは「お化け屋敷のお化け太郎」と呼ばれ気味悪がられていた。しかし渡には甦った死体の化け物・ファンガイアと戦うキバとしてのもう一つの顔があった。

 今度の仮面ライダーのモチーフは「吸血鬼」。もう一つ、物語上の仕掛けとして現代の主人公・渡の話と、渡の父・音也の22年前の話が並行して進められていくという形になってる。いや、正直「この世アレルギー」とか言われてもちょっと困るのですが……
 平成ライダーのメインキャストは演技力があまり重視されないというか、若手登竜門的な面が強いのだけど、電王の佐藤健が若手なのに上手かったせいで、流石にその後にこれを見るとなかなかギャップが……
 なんか文句が多めだけど、ゴシックホラーがモチーフということでその辺りとか、久々に派手なキック技を持ってるという辺りはちょっと期待かな。

 それはそうと、電王の方はVシネマで続編、というか、特別編が作られる予定らしい。どういう内容かは不明だけど。情報ソースは主演の佐藤健のブログから。


2008年01月28日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オーバン#18

  オーバン #18「怪物ムイール」。モリーが自分の娘エバだと気付いたドンは、次のレースが硫黄の崖に塩酸の河という危険なコースであると知り、次のレースはリタイアすると言い出す。モリーの身をおもんばかってのことだが、「大いなる報償」を得て母親を甦らそうとモリーは意地になって参加する。序盤は有利にレースを展開するモリーだが、クロスの挑発により逆上したムイールに襲撃され、モリーはムイールの機体に連れ去れてしまう。

 モリーの正体がドンにばれ、ドンは突然現われた娘に戸惑ってしまう。親としての感情を思い出し、モリーに無謀なレースを辞めさせようとするのだが、モリーは半分以上意地になって聞く耳持たない。
 実際、ドンの反対を押し切って出たレースは序盤は有利に進めていたのだが……って、塩酸の河に入ると三秒で機体が溶けるって、どんな材質よ? 軽量化のために化学耐性は低いのかなぁ。
 そいでもってクロスが無意味にいじめたムイールに何故か逆ギレで追いかけられて、詮無いに連れ込まれてしまう。クロスはドSだからいいにしても、ムイールは一体何がしたかったんだろう……怪物にしか見えない種族が実は愛情や思いやりを持ってるってのは、スピリットに続いてなのだけど。ただ、話としては失った大事な人のために大いなる報償を得ようとしてるのは自分一人ではないと知ってしまったモリーが、他人を押しのけてまで勝手を通していいのか、失ったものをそうやって取りもどすのが正しいことかを迷うきっかけになってるのだろうね。
 そいでもって、いよいよ地球のピンチでレースに勝つしかないと大統領に発破を掛けられるドンだが、娘のモリーをそのために犠牲にするほど非情に徹することが出来ず、苦悩する。
 この次はオーバン星の秘密が少し明らかになるらしい。そんなコースを設定するなんて、オーバーロードは一体どういう意図でこのレースをやってるの?

[特撮] ゲキレンジャー#47

  ゲキレンジャー #47「ピカピカ!俺の道」。攫われたメレを助け出し、全ての黒幕だったロンをゲキ・リンの共闘で撃破し、大団円……のはずなんだけど、サンヨが倒されてなかったようで理央とメレの今後どうなるかも含めて次回で決着か? そういえば幻獣拳に入門した者は「輪廻の業」を負うとかって言ってたけど、それはどうなってるんだろう。
 しかし、メレ様、ツンデレのデレが壊れた領域に達してるぞ……大丈夫か?

[その他] まあ、別に日本人に限った話ではないとは思うけど

  だまされやすい日本人産経 )。いや、よくわからんけどありがたみがありそうな言葉に騙されるのは世の常なんだけど、これほどマイナスイオンとか水クラスターとかがのさばってるのを見ると流石に情けなくはなっては来ます。っつーかなんでもかんでもマイナスイオン付けるなよ。その分安くしろ。
 これは国民全体の理系的教養が不足してるってことでもあるだろうけど、まず第一にはマスコミだよなぁ……こういった出鱈目に便乗することに躊躇がないのだもの。マスコミの自浄作用だなんて、これ見てるだけで期待できないのがわかります。トホホ。

  フセイン元大統領、「ビンラーディンは狂信者」と供述Y!hl )。フセインの供述は面白い(興味深い&笑える)ものが多いなぁ……ここら辺の実際のところが明らかになると、大変面白いのではないかと思える。


2008年01月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#4と俗・絶望#4

  みなみけおかわり #4「片付けちゃっていいですか?」。ぐーたらな妹たち(主にカナ)を見かねて町内清掃への参加を申し渡すハルカ。そして何故かいつもの面々まで巻き込まれる。
 う〜ん、オリジナルキャラのフユキがやっぱり浮いてるなぁ。暗いからとかではなくって、なんか他のキャラも違和感があるのだけど。視点の違いかな?
 しかし、フユキ、方言キャラだったとは……最近は方言ショタって流行ってるんですか?  神霊狩 の古森太郎といい。

  俗・絶望先生 #4。今更ながら気付いたんですが、各サブタイトル画面の枠外に原作の話数と掲載年月日(但し昭和換算)が書いてあったんですね。今まで気付かんかった……内容は、相変わらず原作では表現できないサービスシーンぶりとタガの外れた迷走ぶり。「心ない王様」ネタは前シリーズで使っちゃったけど、かまわず使うのね。

 そういや電王のアイテムムックを読んでて気がついたのだけど、キバってプロデューサーが白倉氏じゃなくなってたのね。白倉氏が電王でライダーのPを離れることについて「(平成ライダーシリーズって)端から見てると駿馬のようだけど、その実ものすごい暴れ馬。こんなのを人に押しつけちゃっていいのかなぁ(笑)」的なことを。キバのちょっととっちらかってる感はそのせいか。


2008年01月30日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 狼と香辛料#4ともっけ#16とARIA ORIGINATION#4

  狼と香辛料 #4「狼と無力な相棒」。ゼーレンの背後に黒幕が居て、実際には改悪する銀貨を商人たちに買わせて一儲けを企んでいるらしいと気付いたロレンス。しかし自分一人では大きな儲けにつなげることが出来ないロレンスは、ミローネ商会に話を持ちかける。ゼーレンのバックを探りメディオ商会、さらには貴族の影があることを探り出し、ロレンスの話の信憑性を確認したミローネ商会は承諾、ロレンスにも情報量として多額の謝礼を約束する。
 商談のまとまった帰り道、「これで店が構えられる」と大喜びのロレンスだが、ホロは浮かない顔。ロレンスが店を構えて旅をやめてしまえば、また一人に戻ってしまうのが耐えられないのだ。珍しく心情を素直に吐露するホロにロレンスは故郷にたどり着くまでは一緒に旅をすることを約束する。
 しかし、その夜二人の泊まる宿をメディオ商会の手の者が襲う。逃げ出す二人だが、ロレンスはミローネ商会へと逃げ切れたものの、ホロは捕まってしまう。ホロを捕らえたメディオ商会の目的とは……

 一巻を四話くらいでやるのかと思ったら、これは5〜6話ペースか? ラノベ原作にしては、異例のペースだなぁ。全12話なのに、このペースで大丈夫なのかな? OPを見る限りノーラが出てるから2巻まではやるのだろうけど。2巻までで1クールなのかな?
 で、話のからくりは銀の含有量が増えると言って現在値で銀貨を多くの商人に集めさせて、実際には銀の含有量が減り銀貨の価値が下がった後で放出させようというハラ。どうしてそれが儲けになるのかの話は原作を読んでれば知ってるのだけど、以後の展開のために伏せておく。
 そしてそれを逆用して儲けてやろうとミローネ商会は銀貨を買い占め出すのだけど、裏があることを知ったロレンスたちを、メディオ商会の手の者が襲撃する。ロレンスはからがら逃げ延びるが、おとりを買って出たホロは相手の手に。
 ミローネ商会にホロを助け出すよう掛け合うロレンスだが、既に投資をしてしまった商会はロレンスの「ホロを助けてくれ」という訴えに耳を貸そうとしない。これは単純に非情なのではなく、損得勘定から。しかし、今更ロレンツたちの身柄を抑えても既に遅いことを指摘され、ロレンスはようやくメディオ商会の真の目的がロレンスではなくホロだったことに気付く。
 これはホロが人外の存在だということを盾にミローネ商会を脅そうちうことなのだけど、それには多分視聴者が忘れているあのキャラが関わって……まあ、それは次回以降。


  もっけ #16「ソラバヤシ」。友人たちには聞こえない音楽が聞こえだした静流。その音源の音楽準備室で、古関という生徒に出合う。静流ほどははっきり聞こえないらしいが、その音楽がなんとなくは聞こえているらしい。しかも、古関は授業をすっぽかす問題児らしいのだ。
 音楽に引き寄せられ再び音楽準備室を訪れ、やっぱり音楽が聞こえる古関とうち解ける静流。音楽と、自分と同じものを共有する古関との関係にのめり込む静流。
 しかし、お爺ちゃんに「たまにはいいが、のめり込みすぎるな」と言われたのが気になり、古関との距離を取り始める。それを古関に誤解され、「あの音楽を独り占めしたくなったんだろう」と言われてしまう。そうこうしてるうち、古関は登校しくなってしまい……

 密度濃いなぁ。好きなことではとても楽しげに話し、それにのめり込む、ってのは、非情に身に覚えのあることで。お爺ちゃんも「たまには気晴らしにもなるし」といいつつ「のめりこむな」ということを言う。さらに、そのことを危惧した態度を古関さんから「音楽を独り占めしようとしてるんだろう」と勘ぐられてしまい、「見える」静流はその感情がヘビの姿に見えてしまう。
 それで悩むある日に、「音楽」のセッションが聞こえて楽しむ静流。でも、深みに誘われてもその一線を越えることは躊躇する。それこそがお爺ちゃんの忠告した、大事な一線だということ。
 古関さんもなんだかんだで再び登校して静流とは適度にいい関係を築き、静流も他の人から見えない、聞こえない存在との関係を模索しだす。
 この次は瑞生の話ですかね?


  ARIA THE ORIGINATION #4「その 明日を目指すものたちは…」。話的にはアカリが「自分はアリシアさんの役に立ってるんだろうか?」と悩みつつ、自分の実力は結構あるだとか、他のウンディーネも悩みつつ頑張ってる現場に立ってそれを実感するという話。
 それはそれでいいんだけど、自分、白石涼子の男前の女の子声に弱いと自覚しましたわ。作画的にはあゆみよりアトラに大分力が裂かれてたし、正直あの作画は惹かれましたが。
 アトラもツリ目だったしな!