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2010年11月02日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ミルキィホームズがひどすぎるw

  探偵オペラ ミルキィホームズ #4「バリツの秘密」。樹海で迷った女の子を捜しに行く話だけど、突っ込みどころだらけでどこから突っ込んでいいのかわからないw
 いろいろアレだけど、一番ヤバイのはジブリネタだろw つか、なんでバリツが滅びの呪文になってるんだよw この番組ずっとこの路線で行くのか? いいぞ、もっとやれw あと次回までに小衣は帰ってくるのか?

  神のみぞ知るセカイ #4「今そこにある聖戦」。今回は駆け魂集めとは関係なく、桂馬がとあるゲームを攻略しようとする話だけど……これがとんでもないバグ持ちのクソゲーで、ある場面でどうしてもループしてしまう。桂馬は全部の選択肢を潰してなんとかクリアしようと……
 気が狂ってますなw 本編の方も、ゲームヒロインなのに何故かキャラソンが入ってたり、ゲームの小ネタがやたらと細かかったり(臭作……)。しかも一応元ネタがあるらしいってのが、なんともはや。つか、誰だよ、 アンサイクロペディアにページ作ったヤツ


2010年11月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろいろと

  薄桜鬼・碧血録 。ここら辺はほんとグダグダの戦いなんだよなぁ。趨勢を決する大事なところは既に越えてしまってるのに、根拠の薄い望みを託してただただ撤退戦を転戦していく。その中に新撰組もいたわけだけども(もうこの頃は隊としての体をなしてなくて残党と言った方が良いのだけど)。戦術レベルの勝利を得ても戦略が追いつかないのでどうにもならない。つか、徳川慶喜自体がこの時点で政争からほとんど身を引いたも同然なのだけど。司馬遼太郎の「最後の将軍」では、「終末の美」というものを意識したという風に描かれており、「お〜い龍馬」とかでは自己保身のために部下を見切ったという風になってるけど、実際の所、やんごとなき育ちなので血みどろの徹底抗戦、ということは出来なかったのだろうなぁ、と思う。まあ、そもそもが官僚化してる体制だから、それをしても上手く行くわけもないのだけど。と、アニメを見ながらアニメ本編とは関係ない時代背景を思ってしまったり。

  百花繚乱 サムライガールズ 。直江兼続登場。だけど、直江兼続って、なんでそんな有名になったんだ? 確かにあの「愛」の兜はインパクトたっぷりで一目見て吹き出してしまうけど。この時代の「愛」は、キリスト教的な「愛」(博愛)という意味合いはなかったはずなので、それも大分間違った見方ではあるけど。
 調べると、愛然明王とか愛宕大明神の「愛」だって説が出てたけど、そっちの方がらしいよなぁ。なんか兜飾りの間違ったイメージで本人のイメージも捉えられてそう。

  とある魔術の禁書目録II 。今回、呪文(みたいなもの)をやぶるために万年筆で鼓膜を破る、って描写が出てきたけど、万年筆の筆先の大きさと長さってどのくらいだと思ってるんだろう……女性の内耳の穴より大きいのはもちろん、鼓膜まで届くかどうか。つか、なんでみんな万年筆二本ずつ持ってるねん。「ペンで鼓膜を破って相手の声を聞こえなくする」ってステレオタイプに囚われすぎ。つか、本物の狂信者は教義の矛盾点を言われようが気にするわけもなく。鼓膜破らなきゃいけない時点で狂信者失格。


2010年11月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘とか

  侵略!イカ娘 #5「宇宙人じゃなイカ?/学校に行かなイカ/買わなイカ?」。見かけはカッコイイ外人だけども、登場人物中でも最大級の変人、シンディ登場。三馬鹿も変態だけど、まあアレはアレで。イカ娘を宇宙人と決めつけてコミュニケーションなどの行動を取るのだけど、当然的外れ。でもあっさり洗脳されて自分が宇宙人と思い込んでしまうイカ娘……どんだけ単純なんだw
 二本目はイカ娘が登校日の学校に行く話。学校を知らない割になんか変な物は知ってるのな。この間違った知識はどこから来てるんだろう? あと、この後の学校話も出てくるのか?
 三本目は、単行本の巻末マンガをふくらませたもの。だけど、なんでこんな感動大作みたいなことになってるんだ?w ミニイカ娘の動きが異様に可愛いな。つか、なんでイカ娘がこんなに面白いんだ? いや、元々わりと好きだけど。


  海月姫 #2「スキヤキ・ウェスタン・マツサカ」。部屋に勝手に泊まってしまった恩人のお姉さんが男だということがわかってパニックに陥る月海。天水館のみんなにばれないようになんとかごまかしきるが、その男のお姉さん・蔵之介は月海をはじめ天水館のあまーずに興味を持ち、再び女装姿で遊びにやってくる。男だとはばれていないものの、おしゃれ女子を目の前に、月に一度のすき焼きパーティを邪魔され、あまーずの面々は蔵之介と険悪な雰囲気になってしまう。

 OP、 スターウォーズ雨に唱えばメリー・ポピンズ北国の帝王緋牡丹博徒007死亡遊戯卒業 、だよな。「北国の帝王」だけは異様にわかりづらい上マイナーだけど、手にハンマー持ってるしw(アーネスト・ボーグナイン演じる車掌の怖さって言ったら)
 前から気にかけていたクラゲのクララを蔵之介に助けてもらった月海だけど、彼女はあまーずが苦手なおしゃれ人間。と思ったらそれどころか男。感謝はしてるものの敬して遠ざけるに限る、と御退居願うものの、逆にあまーずに興味を持ってしまう蔵之介。男なのに女装してる(しかも別にゲイとかではない)という時点でかなり変わり者なのだけど、あまーずに興味を持ったのも、彼の家や生い立ちに関する秘密が……
 ということは関係なく、折角楽しみにしていた月に一度のすき焼きを、乱入してきた蔵之介のあけすけなトークで台無しにされ、次々と場を去っていくあまーずたち。自分が何か悪いことをしたのか、オタク女子の臆病さを理解できない蔵之介に、月海は再度伏して退居を願う。が、蔵之介は、家族で集まって食事をする団欒が、ものすごくうらやましく、楽しそうだったと語る。そして、蔵之介を送っていった月海がついたところは、地元でも有名な代議士さんのお屋敷。そして、残ってた松阪牛をエサに、あまーずの面々を餌付けする蔵之介……おいおい、欲望に忠実だな。
 蔵之介がなんで女装してるかとか、あまーずたちに興味を持ったのかとか、多分他にもいろいろありそうだけど、とりあえずは次回待ち、か?


 ところで、「えむえむっ!」を見た後に「伝勇伝」を見ると、アルファスティグマの暴走が単なるスーパーど変態への覚醒に見えてしまう罠。

[その他] 海保ビデオ流出の件

 なんかこの件、いろいろがっかりすること多すぎ。
 ビデオ自体は見たかったものだし内容も興味深くはあるけど、基本的に巷説に流布してた内容を補強する以上の意味はない。(一応映ってる船舶が当該中国漁船と巡視船みずきであることは検証済み) まあ、そのこと自体は別にがっかりではない。
 流出元がどこかは断定できないけど、状況的に検察か海保から流出した可能性も高い。特に、海保は現場レベルからも今回の政府対応に大きな不満を抱いてるだろうから「あり得そう」ではある。
 確かに、ただでも危険な任務を命がけで、国体を守りしいては国民の財産と生命・安全を守るために果たしている海保の人たちとすれば、明らかに中国漁船側の挑発行為である(しかも危険行為も含まれる)のに、政府上層部に「大したことない」と言われたり、あっさり釈放されたんじゃ、控えめに言っても「不満を抱え」るのは当然。私だってそういったものの上に成り立つ外交カードをバカ丸出しの手でことなかれでやり過ごそうとする(しかもそれ自体が外交というものがわかってない、国益を損なうバカな行為)のは腹が立つ。
 が、もし、そんな不満から海保の人間が映像を流出させたのだとしたら、ハッキリ言う。そいつは単なる国士気取りの卑怯者のアホだ。「内部告発」と言って擁護する人間もいるが、内部告発というのは所属する組織の犯罪を告発することで、今回の件は内部告発ではない。大阪地検の証拠捏造の内部告発とはまるで違う。単なる「職務上、外部に流してはいけない情報を『職務に反し』流出させた」というだけの、ただの犯罪だ。特に、ルールを守り、国民を守る立場の人間が絶対にやってはいけないこと。そんなことをした人間は、流出させた後、どの面下げて「ルールを守れ!」と他人に言えるんだ?
 匿名というのも卑怯。流出が発覚すれば、関係するあらゆる部署、人員に調査がかかり、疑いをかけさせることになる。その人間は仲間を隠れ蓑に自己保身を計ってるってことじゃないか。
 もし関係者が流出させたのだとして、自分の行動が正しいのだと信じるのなら、名前を出し、責任の所在をはっきりさせ仲間に出来る限り迷惑をかけず、その上で「自身にルールを守らせる立場としての資格なし」と職を辞した上でやるのならば、まだ筋が通ってる(犯罪には違いないが)。そうじゃないじゃん。「やったらまずいこと」という意識があるから、こそこそ隠れてやるんでしょ? やったらまずいことをなんでするのさ。なんで本人も悪いことと思ってることを賞賛できるのさ。
 まあ、これはあくまで「海保・検察関係者だったら」という話で、可能性としてはセキュリティをかいくぐって映像データを盗み出した第三者ってこともありうる。セキュリティ上の問題はあるが、まだそっちであることを祈りたい。特に、身体を張って職務に当たってる人間への敬意に、こんなことで曇りを生じさせたくなんかない。


2010年11月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#38

  ゴセイジャー #38「アリスVSゴセイナイト」。外国に単身赴任していた天知博士の妻で望の母親、裕子さんが帰ってくると言うので浮かれる二人。だが、マトリンティスのロボゴーグの右腕・メタルA(アリス)が地上を混乱させる。さらに特急を暴走させるが、その特急には帰ってくる予定の裕子さんが乗っていた。

 望母って、離婚してたり死別してたりしたわけじゃないのか。しかも相当な天然ボケらしい。つか、天然ボケで一人暮らしって、よく生活できてたな……
 そんな望母の危機にゴセイジャーとゴセイナイトが立ち上がるというお約束の展開。ゴセイナイトが来てようやく望との関係が機能し始めた感じだなぁ。
 人間ではないナイトだけど、家族のことを想う望たちのために「地球のために人類は減った方が良い」というメタルAと積極的に闘う。
 けど、メタルA、退場か、と思ったら復活。でも、ロボゴーグからの扱いはがた落ち。なんだか来週は例のヤツが出てくるらしい……マジかいな。

[アニメ] 神知る#5

  神のみぞ知るセカイ #5「IDOL BOMB!」。今回の攻略相手はアイドルの中川かのん。アイドルだけど純で努力家で礼儀正しくて……とまさしく絵に描いたような(絵なんだけど……って、何度書いてるんだか)理想のアイドル。ところが、当然三次元に興味のない桂馬はその存在すら知らず、眼中にない。それにショックを受けるかのんだが、桂馬が同じクラスだと知ってさらにショック。取り乱してスタンガンで桂馬を攻撃してしまうのだが、気を取り直して桂馬をファンにしようと屋上でワンマンライブまで始めてしまう。明らかに異常な行動なのだけど、プライドの高さから来るというにはあまりに切羽詰まっていて、その原因が掴めない桂馬は興味のない態度を継続して様子を見る。ところが、その作戦が裏目に出たのか、かのんの中の駆け魂が暴走、かのんの姿が忽然と消えてしまう。どうもかのんがかつて所属していた「シトラス」というアイドルユニットのことが原因らしいのだが……
 ところで、かのん、ギャルゲーの声も当ててたみたいだけど、桂馬、なんで知らないんだ? って、声優と言えども三次元に興味がないだけか……


2010年11月10日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 名乗りを上げましたか……

 尖閣諸島問題の動画を上げた人物が名乗りを上げたそうで。
 アップロードした場所の特定までされてとのことで、その上での行動だとは思いますが、最後まで逃げ続けなくて、安心しました。
 流出者は海保職員だそうですが、神戸だそうで。ご本人は他の人間の関与を否定してるそうですが、実際には違うでしょうね。自分以外の関与を否定してるところに当人の意地を感じますが、石垣海保と那覇地検にしかないと言っているビデオが神戸海保にある時点で、海保内ではある程度出回ってる、ということでしょうね。
 ただ、このことが刑事事件として取り扱えるかというと、微妙なところ。
 結局、この件って「政府が責任をもって取り扱ってない」のが根本的にあるのですよね。一番最初に「那覇地検の判断により釈放した」と言ってしまっており、その後もその発言を(そうじゃないのはバレバレなのに)踏襲している。ところが、那覇地検の判断を了とするということは、那覇地検の裁量内の事案だ、ということでもある。「政府の事案ではない」と言ってしまっているということ。つまり、「政府の権限において情報やら何やらを集中する」ということが出来ない。いや、だって那覇地検の事案なんだもの。
 そのくせ、菅総理や仙石官房長官は今回の流出を「反政府のクーデターだ」だのなんだのと言ってる。明らかな矛盾。那覇地検の事案ならば、那覇地検への攻撃ということになる。もし政府への攻撃と言うなら、政府が責任を負う事案でなければおかしい。
 じゃあ、那覇地検の事案ならば、どんだけの機密事項かというと……そう大したことはないんですよね。せいぜいが服務規程違反の処罰。裁判資料の流出という事態にも、現時点起訴しそうにないからなりにくい。
 そもそも、ビデオが非公開と明言したのは結構経ってからであり、その間の海保内に出回った分については、情報流出と言えるかどうかも疑わしい。つまり、政府事案として権限を掌握し一切の資料の提出が出来てなかった以上、単に「職場の資料の流出事件」以上のものではなくなっている。
 以前書いたことと矛盾してると思われるかもしれませんが、これは国家機密漏洩として処罰できないし、すべき問題でもないです。だって政府がそういう対処を取ってなかったんだし、法的にもそう処罰すべき根拠が見あたらないから。でも、当該職員は職業倫理としてすべきではなかった。職業倫理と個人的倫理とどちらが優先されるか、は、個別事例ですが、この場合の個人的倫理観は職業倫理に勝るものとは思いません。これは変わらずそう思ってます。
 閑話休題、もし政府がそれ以上の処罰をしたら、それは単なる私的制裁です。丁度 大津事件 の逆ですね。民主党政府は「法治国家としての日本」を土足で踏みにじることになる。
 それをわかってなさそうな、元弁護士の仙谷官房長官なのが頭が痛いところなんですが。小者の典型例すぎて、ホント頭が痛い。


2010年11月13日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘とミルキィホームズとトランスフォーマーアニメイテッド

  侵略!イカ娘 #6「ヒーローショーじゃなイカ?/勉強しなイカ?/恋じゃなイカ?」。一本目はヒーローショーの話。原作エピソードのニコイチが基本のこのアニメにしてはめずらしく一本のみがベース。しかも間伸び感なし。水島努、さすがすごいわ。そもそもの原作の能面ライダーって発想がかなり変w
 二本目は、イカ娘が実は天才だったと言うことが明らかに。ただし数学限定。調子に乗るイカ娘(だけど、イマイチ凄さがわかってもらえない上に侵略には役に立たないのがわかってしょげるw)と、イカ娘への敗北感と宿題を何とかするあめにイカ娘に数学必勝法をなんとかしてもらおうとする栄子のやり取りが。各キャラとイカ娘の数学のやりとりは、多分原作ではなかった気が。
 三本目、「海の家れもん」のバイトのサーフィン少女・渚が海で溺れてライフセーバーの悟郎に助けてもらったのが発端の話。過剰にイカ娘に怯える渚は、れもんの面々だけでなく悟郎までイカ娘に馴染んでるのを危険視し、助けてもらった恩に報いるためにも悟郎をイカ娘の洗脳から守る、と宣言するのだけど、イカ娘は唯一の理解者(?)渚を悟郎が奪おうとしてると誤解し、栄子は渚が悟郎に恋してイカ娘に嫉妬してると勘違いし……最後のオチはアニメオリジナルだけど、これは確かに早苗が関わらんわけにはいかんわなw


  ミルキィームズ #6「王女の身代わり」。シャロそっくりのマーロ国王女クラリスが、政略結婚を前に逃げ出し、一日だけでもあこがれていた普通の生活を味わうためにシャロに身代わりを頼む、まではまあ普通の話なのだけど……クラリス王女の婚約者の強烈な変態さ(しかも名前が「ペログーリ」って、田中康夫ディスってんのか?w)とか、あっちこっちの細かい小ネタが悪のりしすぎてて、もうなんなんだか意味不明状態の域までw
 とりあえず、「円周率は3ではありません!」のネタと、最後のオチは異常すぎて気に入りましたw つか、一城みゆ希をそんなふうに使う度胸が気に入った!w


  トランスフォーマーアニメイテッド #33「悲しき生命体」。元オプティマスの同僚で事故により有機生命とのハイブリッドになってしまったブラック・アラクニアが、ディセプティコンのスパイだったロングアームの陰謀で身代わりにされスパイとされてしまったワスプをさらうのだけど……
 まず、ダイノボットたち利用されすぎw いい加減こいつら拘束しろよw
 ワスプは、元々嫌味なヤツだったとは言え、濡れ衣を着せられ、とばっちりで未来を閉ざされた挙句、しまいにはアラクニアの甘言に乗って有機生命体との融合体の実験に利用されるという悲惨さ。
 でもそんな悲劇もすっとぶ衝撃が。
 ブラック・アラクニア(声:柚木涼香)に騙され、有機生命体と融合させられたワスプ(声:野島健児)が、ハチと融合させられワスピレーターになってしまうのだけど……
 ワスピレーター、声が加藤賢崇じゃん!w 口調がいきなり「ボクちゃん」とか「ブーン」とかになってるしw しかもこの一回だけのために!w さらに最後のオチにはチータスっぽいチーターが出てきたり、どんだけ過去作リスペクトなんだ、これw
 オートボット側の初の合体戦士、ジェットファイアーとジェットストームの合体時の決めぜりふが「おまんと、合体したい」だったり、もうほんとやりたい放題でどんどんビーストウォーズに近づいてくなw


2010年11月14日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#39とオーズ#10

  ゴセイジャー #39「エピック・ゼロ」。マトリンティス帝国のロボゴーグは、ゴセイジャーたちを倒すため、密かにある計画を実行に移す。一方ゴセイジャーたちは望の将来の夢の話から、自分たちの将来の夢を語り合う。しかし、アラタだけが具体的な夢を話そうとしない。そんなとき、マトロイド反応を感知し、出撃するゴセイジャーたち。そこにいたのは、時間を10秒間だけ巻き戻してなかったことにできるタイマーのバクトフージERだった。バクトフージERの特殊能力に苦しむゴセイジャーたちだったが、ゴセイナイトとの共闘でどうにか相手を追い詰める。しかし、そんな彼らの前に新たなマトロイドを連れたメタルAが現れる。そのマトロイドとは、ロボゴーグの手によって記憶を消され改造されて生まれ変わった元流星のブレドラン改め、サイボーグのブレドRUNだった……

 のっけがいきなりロボコップのパロだな。そして敵の元ネタはもちろん「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。まだこんな大物が残ってたか。そして10秒間だけ時間を巻き戻せるって、スティール・ボール・ランのリンゴォ・ロードアゲインのスタンド能力・マンダムそのまま。ただ、マンダムのような知能戦じゃなく、攻撃を無効化し徒労感を味あわせるという使い方しかしてなかったけど。
 そして完全なゴセイジャー抹殺兵器として生まれ変わったブレドラン。ただし、ゴセイジャーへの敵意以外の記憶は全て消されている。しかし、ゴセイジャーとの戦いの中で記憶が甦りそうになり、不具合を生じてしまう。
 結局はバクトフージERとの巨大戦になるのだけど、その時、バクトフージERを倒した瞬間に混乱したブレドRUNの攻撃が重なり、バクトフージERの能力が暴走、アラタの姿が消えてしまう。そして、アラタが目覚めたのは、まだ天の塔が壊される前の地球。もしかしたら天の塔を守り、歴史をやりなおせるかもしれない、と思うアラタだけど、そう簡単な話じゃないだろうなぁ。あと十話くらいなので、一応巻きに入るのか?


  仮面ライダーオーズ #10「拳と実験と超バイク」。映司たちの前に現れた奇妙な男、真木。アンクの言うにはヤミーの親ではないということだが、彼の言動からヤミーについて何か知ってると睨んだ映司は、タカカンドロイドに真木の後を付けさせる。
 一方で鴻上たちは自分たちの目的のためにメダルを誰に集中するのが良いかを決めようとする。後藤はグリードの危険さは言うに及ばす、映司の頼りなさからオーズに集めることも反対するのだが、鴻上はオーズに集めるのがよいと主張、真木も賛同し、結局はその方針が決まってしまう。しかし、真木にはまだ何か考えるところがある様子。
 タカカンドロイドが突き止めた真木の居場所、鴻上の研究所へとやってきた映司は、研究員の一人と擦れ違うが、その男、只野こそがヤミーの親。そのことをアンクから聞いた映司は只野を追おうとするのだが、只野の欲望により増殖したサメヤミーが現れ妨害。ヤミーは倒すものの只野は見失ってしまう。さらに映司の前に現れた真木は、ヤミーの観察を続けるために只野の追跡を中止しろと言う。犠牲者が出ると真木に反論する映司だが、真木は人は終わりを迎えることで真の自分として完成する、と持論を展開する。真木の異様さに萎縮する映司だったが、その言葉には従わず、只野を追い、遊園地に仕掛けられた爆弾を次々に解除していくのだが……

 映司のトラウマでもある爆弾騒ぎで、今までわりと飄々としていた映司の、本気で怒る姿が出てくる。爆弾に取り憑かれた男、只野に取り憑いたヤミーを観察するために、わざと彼とヤミーを泳がせていた真木。異様な生死感を持つ真木に、最初は戸惑う映司だったけど、これまでヤミーを放置していたのを一転、観察は終わったのでもう処分していい、と実験のように言う真木に映司の怒りが爆発。真木の近くの電源ボックスを叩きつぶす。真木はそれに怯えて人形を落として取り乱して逃げ出してしまう。腰抜け云々以前に、面白いキャラだな、これ。
 そんな真木が新たに開発したカンドロイド、トラカンドロイドは、巨大化してライドベンダーと合体するがこれがとんだ暴れ馬(虎?)。タトバコンボのオーズでも乗りこなせないが、ラトラーターコンボならば制御可能で、逆にラトラーターの強大なパワーも発散してくれるという便利アイテム。そのトライドベンダーによって大量出現したサメヤミーを撃破。アンクも久々の大量状態に大喜び。
 でも、クスクシエに帰ったらまた無理やり比奈に飯を食わされ、逃げようとすると女教師に扮した知世子にたしなめられることに……クスクシエ、やっぱ多国籍料理店じゃなくコスプレレストランだろw
 一方、オーズに対抗心を燃やす後藤は、なんか独自の動きをしそうだし、真木もオーズにメダルを集めることを了承はしたがその目的が「人類の良き終末」だったり、グリードの影が薄くなるくらい鴻上側が曲者揃いで、結局人間との戦いってことになりかねんよなぁ。


2010年11月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] まあそりゃそうですわな。

  衝突映像流出問題で逮捕断念 警視庁幹部と検察幹部、逮捕の可否について断続的に協議FNN )そうだよねー。国家の決定に一保安官が一個人の判断で水を注すのは明らかに問題で(さらに私はその行為の内容についてもまったく評価してません)、それはきちんと罰するべきなのだけど、罰することが出来ない。そりゃそうだ。だって情報が機密事項扱いされてなかったんだから。さらに実質政府の事案ながらそういう扱いにせず、検察や海保の事案としたままだった。その意図もわからないではないけど(つまり、政府対政府という深刻な形にしたくなかった)、それだけの腹芸をする力量がなかったんだよな。まあ、力量があれば政府の事案としつつことをなあなあに収めたんだろうけど。
 一部では「世論を気にした仙谷の意向で書類送検に留まった」って報道もあるみたいだけど、これは明らかな間違い。だって、提出経路の映像は接収したみたいだけど、その他に流れた映像は何にも把握もしてないし手も打った形跡がない。そもそも海保内の権限のもののままで置いたので、海保内で出回ることには法的に何の問題もない。件の保安官は「その職場の資料を流出させた」という以上の罪には問いようがない、ということ。
 もしそれ以上の処罰が可能なら菅・仙谷政権は逮捕し厳罰を処してるだろう。でもそれが出来なくなったのは、さかのぼるとそもそもの政権のこの件の取り扱い方の問題に行き着く。
 自民谷垣総裁とかも「海保保安官を賞賛すべきでない」と言ってるが、これはまったくその通り。しかも当の保安官はその重大さの自覚も覚悟もない様子なのがまた。
 民主政権の対応を考えれば気持ちはわからないではないが、決してやってはいけないことだったし、当人のその後の行動を見ても尊敬できるところはまったくない。DVDを埼玉の駅に置いた呼応者は必ずいるはずだけど、その人物のことは話してないのがかろうじてと言えばかろうじてだが、悲劇のヒーロー気取りというのが、この人の底の浅さを感じさせる。


  「自民は立ち直って」=岡田民主幹事長時事 )。うーん、人材の墓場の民主党にそんなこと言われましてもね……
 いや、岡田さんは、生真面目な性格故に面倒ごとを押しつけられて(でもその性格故に融通が利かず問題も多い)、大変だとは思いますよ。民主の中では思考が硬直化してるということ以外はまだマシな人材だと思いますし。
 ただ、民主が「菅の次に適当な人材がいない」なんてやってるところで若手の話をされましても。つまり、中堅がそもそもいないんですよね。まだ自民の方が人材はある。
 民主でも、若手で意欲的な方は結構いるんですが、所詮権力も経験もないですから、それが頭ごなしの政争で自分の意見も理想も発露できず、どんどんくされてく環境なんですよね。そもそもが党内抗争が自民以上に明確な党ですから。
 岡田さんは自民に皮肉を言う前に、民主に若手の意見をくみ取ったり経験を積ませる仕組みを構築することに尽力すべきと思います。まあ、多分そんなに党の余命はないと思いますが。


2010年11月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知る#6とか

  神知る #6「ワタシ平凡?」。自分を知らないという桂馬になんとかして自分を認めさせようと学校の屋上でプライベートリサイタルまで行なう中川かのんだったが、桂馬が一向に気のないそぶりなのに落ち込み、駆け魂が暴走したかと思うと、その姿が消えてしまう。慌てて桂馬がフォローして元に戻るが、桂馬はそのことからかのんが人から無視されることを極端に恐れてると察し、かのんに徹底的に付き合う作戦を取る。何時どんな呼び出しにも応じてくれる桂馬にかのんはどんどん心を開いていくが、「もうすぐ心の隙間もふさがりますね」と喜ぶエルシィに対し、桂馬は何か引っかかってる模様。そんな桂馬の懸念が当たったかのように、晴れの舞台であるコンサートを目前にかのんの姿が消えてしまう……

 かのん編、かなり尺取ってるな。まあ、無視段階も長かったので、ある程度攻略後編も尺を採らないとバランス悪いんですが。わざとらしいくらい態度を豹変させた桂馬だけど、対人関係に飢えてたかのんにはこれが大当たり。でも、桂馬には心を開いていくけど、昔の古傷はそのまま……その古傷というのは、かつてのかのんは影が薄く、クラスメイトや先生からも忘れられる存在だったこと。しかも、デビュー時に組んでたユニット「シトロン」が、かのんの人気が突出したために解散した形になったのが何かさらに輪をかけてるよう。
 結局桂馬に依存する形でその不安を紛らせてはいたのだけど、大舞台であるコンサートを前に不安がつのり、ついに駆け魂暴走に。桂馬によればエンディングは見えたらしいけど、その前に見えなくなったかのんを見つけないとw
 そして原作ではとっくに攻略済みになったかのんだけど、また最近大変な目に。ああ、桂馬にとって同時攻略は鬼なのね……妙なところで律儀だなぁ。


  薄桜鬼 碧血録 。今回は会津戊申戦争で斎藤一回。仲間がどんどん脱落していく中、懐刀的な斎藤までも、なのだけど、斎藤一、ちゃんとこの後も生きてるのだよなぁ。もちろん頬に十字傷の浪人とつるむなんてことはありませんが。


  百花繚乱サムライガールズ #6「大日本を覆う影」。半蔵覚醒か? と思ったらそんなこともなく。前回刺客としての使命を失敗し見捨てられた兼嗣がなし崩しで仲間?になったりとか。しかし、一応千姫と半蔵の友情が今回のテーマのはずなのに、こいつらどう見ても友人とか友情とかには見えない……どう見ても犬そのもの……
 あと、名前だけで書くとこいつら全員女性キャラだってことがちっともわからんな。


2010年11月19日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘#7とか

  侵略!イカ娘 #7「狙われなイカ?/研究しなイカ?/働かなイカ?」。渚話と三馬鹿登場と偽イカ娘(鮎美)再登場。渚を脅すときのイカ娘のノリノリの手つきが、もうなんというかw 完全に好きな子にちょっかいを出す小学生男子だよなぁ。二本目はシンディーが所属する宇宙人研究機関の他のメンバー登場。超有能だけど超バカ。シンディーですらバカにするのだけど、それも仕方ないかなぁ。しかもMIT主席のくせにイカ娘と子どもの喧嘩してるし。最後は、ライバル店「海の家 南風」の偽イカ娘とイカ娘が期間限定で交換の話。栄子って高一なのにいろんなキャラにため口聞いてるけど、吾郎とか渚とか鮎美とか、何歳なんだろうな? 吾郎は「仕事」って言ってるくらいだし、一応大学生くらいなんだろうか?
 そして浄化ソングすらぶちこわすエンディングの最後のオチ。今回は普通かと思ったのに……
 この様子だと、最終回は夏祭り話と田辺梢のニコイチかな?

  アマガミSS 。理穂子編になってもう後半なのだけど、このヒロイン、暇があるとずっと何か食ってばっかりなんですが……ええんか、こんなんで?

  海月姫 #4「水族館で逢いましょう」。前回の「魔法をかけられて」ってのは、英語で言うと「bewitched」。つまり、「奥様は魔女」の原題かなぁ。「魔法 かけられて」(ENCHANTED)ってのもあるから、どっちかはわからんけど。今回のはわからないのだけど、検索すると「厨房で逢いましょう」ってのがある。
 本編は月海と蔵之介と修のちょっと変な三角関係。月海に対し素材としてしか興味がなかったはずの蔵之介が月海と修が抱き合ってるのに嫉妬したり、修が月海の正体がクラゲマニアのオタ女子だと気付かぬまま恋に落ちてしまったり、月海も水族館で母親との思い出を蘇らせ涙ぐんだのを修にハグされて後から混乱してしまったり。方向性と程度の差はあれ、こいつらいろいろダメだなw

[マンガ] 「ジオブリーダーズ」16巻と「TAKE THE B STUDIO 完全版」12/10発売

 共に少年画報社から。「TAKE THE B STUDIO 完全版」は未収録の作品二本を加えての発売だそうです。一本はエリアルだろうけど、もう一本はなんだろう? ザブングル?
 それと、SBR、ヴァレンタイン大統領を倒し、後はエピローグか、と思いきや、全部位が揃った「遺体」を何者かが奪い去る。「遺体」を知る者はことごとく斃れたはず。ジョニーはすべての決着を自分が着けるためにも、遺体を奪った者の乗る馬のヒヅメの後を追うのだが、そこにいたのは……
 いや、まさかのキャラに加え、まさかの攻撃。これはちょっと予想外すぎ。さすがにこの攻撃は次元の壁も突き抜ける「牙(タスク)Act4」でもどうにもならないような……
 あと、ポコロコとがヒカシカタ・ノリスケとか忘れ去られてなかったのねw これでノリスケまでスタンド使いだとびっくりだけど。
 バーバ・ヤガーは最終コースを目前にリタイヤ。命拾いしたなぁ。


2010年11月20日() 旧暦 [n年日記]

[その他] こんなとき、どんな顔をすればいいかわからないの

 「  その国民を欺く「マニフェスト」の変節ぶりは、まさに嘘八百のオンパレード。我が国の与党史上、間違いなく“最低最悪の政権”と言い切れる状況なのである。 」( 週刊実話 )。今更何言ってるんだろ、この人たち。無知と貧困は人類の罪、って言葉がありますが、騙すヤツが一番悪いとは言え、あれだけ「騙されてるぞ」って情報がありながら、鼻で笑って聞く耳持たずにいて今更「騙された」はなかろうに。こっちは去年の総選挙前にもうどうにもならんと諦め、腹をくくったってのに。選挙の結果が出る前に とんでもない結果になるけどそれは民主に投票した人たち自身の選択だから と書いてはいたけど、やっぱ被害者面してるのを見るとムカツキますわな。民主党に怒りを向けるのはいいけど、その前に自身の昨年の投票に向き合って欲しいものです。「騙された」じゃないよ、まったく。


2010年11月21日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#40とオーズ#11

  ゴセイジャー #40「ストロング・アラタ」。天の塔崩壊前の過去に戻ってしまったアラタ。まだ、絆を結ばれる前の仲間たちにこれから起こることを必至で訴えるのだが、皆逆にアラタの必死さをうさん臭がるばかり。それでも天の塔の破壊を阻止しようと、一人で天の塔の破壊を防ごうとするアラタの前に、実はアラタ同様過去に飛ばされていたマトリンティス帝国のバクトフュージERが立ちはだかる。
 時間移動という大技の割に、アラタの初心探しに終わってしまったなぁ。甦ったブレドRUNが、メタルAをかばったりする描写もあったんだけど。これまでのブレドランの行動からするとそういうのはかけ離れてるし、利用するためだけの行動だったら、小者で終わるし、どうするんかなぁ、ブレドランの扱い。


仮面ライダーオーズ #11「旅人とアゲハ蝶と有名人」。映司は、クスクシエをたまたま訪れた旅先仲間、筑波と再会する。世界各国を回ってブログを書いてた筑波はその手記を出版したいと言うが、無名の彼を相手にする出版社はどこにもいない。映司や比奈には「マイペンライ」と、明るく振る舞うが、比較に出された旅ブログの澤田幸太郎に嫉妬し、独りごちてるところを、ウヴァに目を付けられ、その欲望をヤミーに利用されてしまう。
 筑波の欲望から生み出されたアゲハヤミーは、澤田や、他の旅ブログ上位ランキングの者からその才能を奪い取り、筑波に与えることで欲望を満たしていく。筑波の欲望から生み出されたとは知らぬままアゲハヤミーと対峙する映司だが、空を飛ぶアゲハヤミーに決定打が下せず取り逃がしてしまう。
 筑波ががどんどんヤミーにより欲望をふくらませていくのをほくそ笑むウヴァ。しかし、筑波のトークショーにウヴァが要るのを比奈がたまたま見てしまい……
 そしてまた、後藤も「世界を守る」という自身の希望を満たせず、いまだ鴻上の使いっ走りにされているのに不満を募らせていたのを、真木に唆されてしまう。

 子どもには難しいだろうなぁ。筑波の鬱屈は。
 多分、元々はそれだけじゃなかったはずなんだけど、長いつらい旅を支える妄想として、自身が有名になる姿を思い描いていた、ってのはあるはず。それは欲望の一部にすぎなかったはずなんだけど、出版社への持ち込みで否定され、それはわかりやすい比較対象への嫉妬と憎悪へと向かってしまう。
 これは後藤でも同じ。「世界を守るような大きな仕事をしたい」という願望をかなえるため警察をやめ鴻上に従ってるはずが、実際は彼の力はグリードやヤミーに及ばず、する仕事と言えば使いっ走りのようなことばかり。「オーズである映司と自分のどこが違うのか」と探すうち、「なんで映司が」という嫉妬にとって変わる。それを真木に突かれ、そそのかされて暴走することに……真木は単に人間の欲望がどれだけのものかを知りたいだけで、本気で後藤の願望を叶えてやろうとは考えていない。その意味ではグリードも真木も大差ないわな。
 次回は映司が「俺も後藤さんがオーズでいいと思う」と言ったり、そのへんの話をつっこんだことになりそう。
 そしてこれまで一枚も持ってなかったガメルのメダルのコンボが登場? いや、それいきなりすぎるんじゃ。

[アニメ] 夢パテとかSTAR DRIVERとか

  夢色パティシエールSP 。スイーツ王国編から今度は天王寺真理の話。天王寺の任されたニューヨークの店舗展開は不振で、このままでは経営を別の人間にすると最後通告をされてしまう。その理由は明々白々。天王寺がアンリの教えを忠実に守ろうとするあまり、本場フランス流に固執し、地元であるアメリカに合わせた経営をしようとしないため。そのことを何も知らずアンリにニューヨーク行きを言い渡された苺たちは、最初は浮かれていたものの、天王寺の実情をいち早く察した樫野からその事を知らされ、愕然とするのだけど……空気を読まずに登場した小城は、逆にいい刺激になると思うのだけどなぁ。こだわりもなにもなく、目的のためには手段を選ばないところとか。(あれ? これって褒めてるのか?)~   あと、ショーウィンドウをいつも眺めてる少女はどう絡んでくるのか。渋い展開だけど、この重めの展開に視聴者はついてこれるのかなぁ。

  STAR DRIVER 。あれ? むちゃくちゃ王道の青春ものの気がするんですけど、気のせいでしょうか? 王のサイバディ・ザメクとアブリボワーゼしてしまったスガタ。人が変わったようにタクトやワコと壁を作るスガタ。三人の関係が変わってしまったことに思い悩み、なにより、ワコが傷ついてることにより、タクトは心を決めてスガタに詰め寄る。
 タクトが「お前は自分にも他人にも興味を持ってないんだろう」と詰め寄れば、「お前も俺と同類だろう」と返すスガタ。お互い腹に溜めてたものをぶつけ合い、近親憎悪をむき出し西合う。が、その中で双方の接点となったのはワコのこと。ワコの気持ちをどうしてないがしろにするのかとタクトが問い詰めれば、何がわかるのかとスガタも返す。
 スカーレットキスが横恋慕してるスガタを操って自身のサイバディ・ペイジェントに取り込んでその力を使おうとするのが、逆にスガタがペイジェントを乗っ取ってタウバーンと殴り合いw まるっきり「夕日の川原で殴り合い」の構図。
 ようやく恋しい相手を手に入れたと思いきや思いっきり蚊帳の外のスカーレットキスは可哀相なんだけど、元々があこがれレベルだしなぁ。
 スガタは自身の宿命と力に怯え、他人と距離を取ろうとしてたという、言葉にすれば簡単なんだけど、普遍的な「人との接し方」に迷ってただけで、それがアブリボワーゼにより顕著化したってことだったんだよなぁ。それが、今回でタクトとお互い、本当に腹を割って話会った、特にワコの事を想い合ってるということで、ライバルなんだけど理解者ということがお互いわかり合う。あの決着が付いた後の呼吸のシーンのしつこさったらw
 あと、タイガーとジャガーの非対称性は上手いなぁ。護衛としていながら、監視者としての責務と、スガタへの想いの板挟みが強調される。
 それと、さかなちゃんこと東の巫女が解放され、島の外へ。ヘッドって表に立ってないけど、今んところ的の中心だよなぁ。まだ表だって動いてはないけど、今後にどう関わるのだろう。
 さかなちゃんの歌が今回で聞き納めかってのもあるけど、なんか今回、前回にちょっと出てきたキャラが今回顔見せで出てきたかも。予告によると、なんか姉妹(?)で次回出てくるみたいだし。北と西の巫女?


2010年11月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[読書] この命、義に捧ぐ〜台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡〜/門田 隆将

 なんだか仰々しいタイトルだけど、実際に中身を見るとこのタイトルが決して大げさでなく、その内容に圧倒される。
 今の台湾の成り立ちが、大陸中国内での国民党政府と共産党政府の内紛の結果、大陸から敗走した国民党政府が樹立したものであることを知らない人は流石にいないと思う。が、じゃあ、共産党は台湾に逃げ込んだ国民党を追撃しなかったのかというと、そんなことはない。追撃しようとしたが、抗戦され、長い均衡状態の後、実質的に「中華民国」である台湾を暗黙の内にその状態を認めざるを得なくなった。
 その天王山が「金門島」での戦いで、金門島はその後長らく中国と台湾のにらみ合いの最前線にもなる。そしてこの本では、その「金門島の戦い」に、元将軍である一人の日本人が大きな役割を果たしたことが綴られている。
 この本の主人公である根本博元陸軍中将は、大陸で敗戦を迎えるが、その時軍上層部からの「即時武装解除」という命令に逆らう。というのも、彼の任地の近くにはソ連軍が迫ってきており、ソ連軍に降伏した場合部下や民間人がどうなるかを察していたからだった。彼は麾下の「混成響兵団」を率い、ポツダム宣言受諾表明後にもかかわらずソ連軍と交戦、これを退け、国民党軍の到着を待って武装解除と降伏を行なった。
 ここごく最近の国際情勢だと、短絡的に「中国に降伏? とんでもない!」と考えるかも知れないが、根本の考えは違った。国民党軍は共産党軍との内戦最中でもあり、日本軍に対しては国共合策で休戦しているが、その後は内戦が再開されるのは目に見えている。国際社会からの援助のためにも非難されるような行動は取りづらい。また、蒋介石は恐らく戦後日本の共産主義防衛ラインとしての復興まで視野に入れ、その援助まで見越して日本に厳しい処置を取るまい、と計算してのことだった。
 この考えは正鵠を射ており、蒋介石は「暴に報いるには徳をもってすべし。恨みに報いるには恩をもってすべし」と、民間人及び軍人を日本に送り、自分への処罰を覚悟していた根本までも戦争の責任を問うことはなく、帰国させた。ソ連に下った部隊や、そこの管轄だった民間人がどのような目に遭ったかは、説明するまでもない。根本の慧眼と決断と覚悟があればこそだったのだが、根本は前述の算段があってのこととは言え、蒋介石の温情に深く感謝することになる。
 そして戦後になり、一番最初のような国民党政府の窮状が起こる。それからがこの本の本筋なのだが、何の権力も権限も持たない年老いた元軍人が、ただ「日本人と部下たちを助けてくださった蒋介石閣下の恩に報いるため、何もできなくともせめて共に戦い、死のう」と、決死の覚悟で台湾に艱難辛苦の密航をし、蒋介石への恩に報いるため、また戦禍に巻き込まれることになる台湾の人々のためにと戦列に加わる様は壮絶としか言いようがない。
 彼が台湾に密航したことは当時も取りざたされ、その渡航の内容がほとんど不明だったことからも彼の真意を理解しないマスコミにバッシングを受けるのだが、根本は生涯死ぬまでこの間のことを公言することはなかった。また、彼が助けたはずの国民党政府も、「国難に外国人、それもかつて敵であった旧日本軍人の力を借りたことは恥」と、根本ややはり旧日本軍人の義勇兵であった「白団」の存在は「なかったもの」とされていた。が、当時参戦した者や根本の努力により戦禍を免れた住民からの証言、また、根本に同行した者の証言により、その実像が明らかにされていく。
 根本は生涯誤解され非難され、助けた台湾からも忘れ去られながら、決してそのことを弁解するでも恨むでもなく、その人生を終える。タイトルの「この命、義に捧ぐ」が、大げさでもなんでもないという所以である。
 そしてこの恩を生涯忘れなかった人物がいた。他ならぬ蒋介石である。しばしば史料中ではしたたかな政治家としての姿が浮かび上がる蒋介石だが、その一方で、国際社会が国民党政府を見捨てた中、身一つで言葉通り「一緒に死ぬために」助けに駆けつけた根本のことを決して忘れることはなかった。
 詳細は実際に見ていただくのが一番良いのだが、政府の外交のまずさから周辺国との軋轢が高まり、経済不振も重なってそれら諸外国への攻撃的反応を「愛国心」と呼ぶ人間も目立つ昨今、本当に「国民の為」にその命を賭し、その国民を助けてくれた恩のために命がけの行動を取ったその姿を見るにつけ、昨今の愛国を理由に横紙破りする者のまがい物ぶりと、その背景にある人間性の薄っぺらさが対比されてしまう。


2010年11月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 戒厳令下の金門島

 昨日の根本将軍の本の流れ。金門島は長いこと大陸中国との最前線で、戒厳令が敷かれてた、って話だったんでその辺のを調べてたら、こんなのがありました。→ Defcon3:義の島−台湾・金門島の秘史と現代日本の忘我
 やはり「この命、義に捧ぐ〜」がきっかけになってるみたいだけど、戒厳令下の金門島の様子とか、件の戦いを知ってる人の話も入るみたいで、かなり貴重かも。


2010年11月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 北朝鮮のアレとか

 砲撃時は、民間人にも被害が出たと言うことで、再三の演習抗議に切れた一部の部隊が暴走したのかと思ったけど、どうもその後の北朝鮮の行動を見ると、上層部も込みでの行動みたいですね。おそらく、北朝鮮は「一部の暴走」で押し通すでしょうが。(そうしないと話の落としどころがない)
 目的は米国を中心として六カ国協議の再開を促すことでしょうが、民間人被害が出る行動に出たのは、北朝鮮としてもそれなりに危険を冒してるということ。そうならない可能性の方が高いとは言え、読み違えがあれば、六カ国協議どころか軍事行動を招く危険もありますから。切羽詰まってるということと、代替わりに際して「決して妥協はしない」という示威行為でしょうね。
 基本、戦争をしたら北朝鮮は終わりなのでするつもりはないでしょうが、どっちにしてもしばらく静観するしかないでしょうね。
 それと、民主党政権は完全に取ってる行動が片っ端から裏目に出てるような。
 今回の事件で朝鮮学校の無償化を撤回する羽目になったわけですが、それは「朝鮮学校は反日教育を行なう機関ではない」「子どもの教育と北朝鮮は無関係」というこれまでの自らの主張を自分で「間違いだった」と言ってるに等しいのだから。
 やり方がド下手で間違ってるとは思うものの、各種外国人学校も無償化する以上特別の理由なしに朝鮮学校のみ除外するのは法理上からおかしいと思うし、また、北朝鮮とのパイプという点で、その考え方自体はないわけではないです。ただ、国内の私立学校を差し置いてまで早急に実施しようとするなど拙速にすぎた行動の結果、それが完全に裏目に出てしまったわけで。やり方のまずさはあるものの、タイミングの悪さもあるというか。
 更に対応の遅さ、明確な方向を示せないことなども当然バッシングの対象に。官邸入りが砲撃開始から二時間後という報道は、いちおう注意してみましたが、実際に公邸から官邸に入ったのが4時5分とのこと。
 また民主党幹部が「このことは民主党にとって神風だ」と発言したという報道もあり(裏はとれてないので、歪曲報道の可能性もあり)、マスコミのバッシングが徐々に強まって来るでしょうね。
 先週末実家に帰省していて、久々にテレビのワイドショーやTBSの時事放談を見たんですが、どこもかしこも政局の話ばっかりなんですよね。いろんな法案やら外交やらさまざまな「政治」問題があるというのに、そんなの大したことはないというように「責任を取るのか取らないのか」とか、そんな話ばっかり。無論、それは視聴者がそういう話に飛びつくからであり、また基本的に人気商売である政治家もそれに合わせたコメントをするため、誰が一番悪いのか、というのは人それぞれで意見が違うとは思いますが、私はマスコミの責任が重いと思います。「報道の権利」「第四の権力」を錦の御旗に掲げるならば、それ相応の責任を負わねばならないはず。「視聴者が望んでない」とか、「ボランティアでやってるわけではない」と言い訳するのならば、錦の御旗を下ろすべきです。マスコミ自身にとっても、「大手マスメディア」というブランドを食いつぶしてるのに等しい状態で、それを見て見ぬふりを続けて同じ事を繰り返すなら、自分たちが批判してる「悪しき官僚」と同じ事です。
 一覧で良いので、その日の国会で審議された法案などを掲載するだけでもいい。そういうことをきちんとやっていかないと、マスコミの価値は凋落する一方だと思いますけどね。
 これは民主党政権をかばってるわけではなく、民主党政権は政局云々と言うまでもなく政権の座から引き下ろされる十分な理由があると思うから言ってるのです。でなければ、また次も、次の次も同じ事が繰り返されますよ?

[アニメ] 神知る#7と百花繚乱#7

  神知る #7「Shining Star」。かのん編の完結編。つっても半分はPV状態でしたが(^^; 大勢のファンを前に失敗したら……という不安から、透明になり、逃げ出してしまったかのんを探す桂馬たち。けど、散々探した挙句、エルシィ「駆け魂センサーで探せば良かったんだ!」。ホントにポンコツ悪魔だなw
 念願のコンサートだけども、かつていたシトロンの仲間たちはおらず、頑張ってきたつもりだけども自信の持てないかのんは桂馬に逃げようとするのだけど……ここでかのんを受け入れてもキスしてチャラになるから、そうしても良かったはずなんだけど、そうしないでファンたちと向き合わせたのは、桂馬は二次元アホでも鬼畜じゃなかった、ってことか。
 それと、かのんが攻略中の記憶を失った、という決定的な描写はなく、原作の現展開にもつなげられる終わり方だな。次は、一クール目最後の攻略ヒロインか。記憶にあまりないなぁ……

  百花繚乱 #7「忠の奴隷」。徳川慶彦が何事かを企んでることを知ってしまった千姫たちは、刺客の到来を予測して半蔵と又兵衛を宗朗にキスさせマスターサムライにすることを提案するのだが、半蔵と又兵衛は大困惑。そんなドタバタの中、十兵衛のように空から眼帯の女の子が降ってきて……
 「柳生義仙」って誰かと思ったら、柳生烈堂か。史実はそんなこともなかったみたいだけど、普通は「柳生烈堂」って言ったら、「子連れ狼」の裏柳生だから、もろ悪役っぽい。しかしそれはさておき、公式サイトで「性格は変態」って……確かに変態だったけど。
 あと、宗朗、同姓を名乗れば一族とホイホイ認めるのかよ。どういう常識だ……


2010年11月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ざくろ#8と禁書II#8

  おとめ妖怪ざくろ #8「あめ、徒々と」。たまたま一人での外出で一緒になった景と薄蛍。景は荷物持ちに薄蛍の目的地である折屋に同行するのだが、その店先で謎の少女二人組に出くわし、その術により眠らされていずこかへ連れ去られてしまう。
 妖人省では、ざくろが景が一人で外出してることに微妙にカリカリしていたが、折屋の主人、綾が軒先に薄蛍と景の荷物が落ちていたことから、何かあったのではと知らせに来る。ざくろは二人を捜しに飛び出ようとするのだが、それを止めたのはざくろたち半妖少女の育ての親でもある櫛松だった。櫛松は本人も知らないざくろの秘密を知っているようなのだが……

 これ、深夜にやる意味、ビジネスモデル的な意味以外全然ないよなぁ。つか、そういうのがかなり多いのが広告代理店の無能さの証しだと思うんですが。
 今回はたまたまの偶然で相方が入れ違っての行動になってしまう。それを起こした半妖姉妹は、女郎蜘蛛(乱杭)に騙され、利用されてるようなのだが……半妖姉妹の姉、百録は何か特別な力を持っており、それをざくろも持っている模様(ただ、ざくろ自身はそれをしらない)。敵対組織の姿が徐々に明らかになったり、景が一人で外出した理由が前回約束した笹巻きを買いに行くためだったと知ったざくろがデレたり、折り返しとしてはいい話だったんじゃないでしょうか。なんでこれを夕方とかにやらないのか……よほどスポンサー集めのできない無能揃いなんでしょうね、広告代理店って。(でなきゃ現行の民放システムが破綻しかけてる)
 さっさとネット同時配信にしちゃえばいいのに。(無理を承知で言ってみる)


 禁書目録II#8。いや、なんつーか、最初から最後まで意味不明でした。黒子が美琴のために頑張ったなぁ、ということ以外。特にキャラの行動原理がちっとも理解できん……「共感できない」ではなく。歳なのかしらん? 原作はもうちょっとマシなんでしょうか? それとも原作もこんなもん?


2010年11月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘#8と俺妹#8と海月姫#5

  侵略!イカ娘 #8「病気じゃなイカ?/新能力じゃなイカ?/ささなイカ?」。イカ娘の病気話と、ヒレ話と砂の城話のニコイチと、傘話。早苗が身体張ってるなぁ。エビの外見とは言えイカ娘が早苗に飛びつくとは(しかもキモイエビタイツ姿)、ホントに病気だったんだなぁ。早苗は別の意味で病気だけど。ヒレ話と砂の城話は、ちょっとニコイチにするには強引だったかも。しかし栄子、いつの間にイカ娘の発光を知ったんだ?(原作ではこの前にもう一度肝試し話がある) 三本目は、なんだか子どもの頃にかなりの人が覚えのあるような話。つか、段々ゲソ一号の名前だけがバージョンアップしてく……そしてこの話の後は、誰がどう言おうと「イカ娘が可愛かった」という感想に落ち着かざるを得ない。そしてエンディングでちょっとホロッとさせる。基本、マイナーチェンジだけなのに、毎回印象が変わるなぁ。


  俺妹 #8「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」。なんだか前回の話から一足飛びにアニメ化という話になってるので、「ああ、夢オチか」と思ったら、現実ですか……なんかいろいろすっ飛ばし過ぎじゃね? 原作と大分違う展開らしいけど、アニメ業界を揶揄したような内容。こういうのはただでも見てて気分がいいものではないけど、伊藤誠プロデューサーがこの描写に怒ってtwitterに色々書いたのもそれなりに話題になった。( その1その2その3
 実際見てみて、伊藤Pが怒るのも無理はない、というのが感想。元々、主人公が社会的には筋を外していても妹の苦難を身を以て庇う、というのが一つの軸なので、妹が窮地に陥るように話を組み立てるのは当然なのだけど、それにしても他のアニメ関係者まで揶揄するような真似を、何故? とは思わずにいられない。
 原作だと桐乃の小説を編集がパクる、という展開らしいのだけど、電撃文庫ではリアルで盗作騒ぎがあったばかりで、それに気をつかったのではないか、という説が出てる。もしそうだとすると、脚本家が毒づいて作品中の憎まれ役を一手に担う、というのは、脚本の倉田氏が自分と作中の脚本家を重なるようにして、自分が憎まれ役になった、というようにも見え、そうかもしれないと思える。
 けど、そんなのは中の事情であって、外には関係なく、もし原作出版社に気を遣ってアニメ業界全体を貶めるような内容にしたのなら、それは権利者・スポンサーに対するおもねりで、そんな事情とは無関係な業界関係者を貶めたということには変わりない。
 実際の所の意図はわからないので上記は「仮に」の話だけど、いずれにしても悪戯にスキャンダラスにしただけで、展開的にも急すぎたり無理やりに苦境にするなど、今回の話はいずれにしても評価出来ない。


  海月姫 #5「私はクラゲになりたい」。天水地区の再開発計画を知り、驚いて天水館に知らせに行く蔵之介。しかし尼〜ずの面々は馬耳東風といった様子。前から再開発の話は知っていた上、オーナーである千絵子の母は天水館を売ったりしないとタカをくくっていたのだ。が、千絵子の母が天水館の売却に乗り気だと知り、皆の態度は俄然一転。再開発の説明会にこぞって赴くのだが、スーツ姿のビジネスマンに囲まれ萎縮してしまった上、社会の落伍者丸出しの格好を見下され、歯牙にもかけられない。月海も、会場で修と再会するが、変身前後の月海が同一人物だと知らない修がそっけない態度を取り、月海はショックを受けてしまう。敗北感を抱いて天水館に戻って来た尼〜ずたちだったが、晩飯目当てにやって来た蔵之介が話を聞いて発憤、「趣味を変えろとは言わない! でも奴らと闘うために、武装しなきゃダメだ!」と言って、尼〜ずの面々をコーディネイトしだす。

 前回でなんだかややこしい三角関係が成立してしまったけど(月海→修だけど、修→変身後の月海で、変身前の月海は「キモイオタク女」としか思ってない、で、蔵之介→変身後の月海(自分で変身させた))、今回はそれどころではなく、天水館存続の危機に。
 天水館を追い出されたら生活力的にも社会適応能力的にも二進も三進も行かなくなる尼ーずの面々は大慌て。けど、惨敗で帰宅w
 月海は月海で修に素っ気なくされた挙句、再開発企業のデベロッパー・稲荷翔子が修を籠絡しようとしてるのを見てしまい、自分に恋愛とかなんとかは無縁だと思っていながらもショックを受けてしまう。
 そして、尼ーずの惨敗振りを見た蔵之介(当然女装中)が、怪気炎を吐いて「奴らと闘うための武装をしろ!」と、まずは三国志オタで普段からハイテンションにキョドってるまややを大改造ビフォアアフター。世間の女の子とは違う尼ーずのことを気に入り、そこにかつてない安堵を覚えながらも、見た目を重視する世間に対してあまりに無頓着な彼女らに、闘う術を教えようとするのだけど、それがどう出るのか。


2010年11月28日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#41とオーズ#12

  ゴセイジャー #41「爆発!仲間の絆」。記憶を消されロボゴーグの支配下にあるはずのブレドRUNが自分を助けたことに、生き物の想いというものが合理性よりも上回るのではないかという疑念を抱き始めたメタルA。彼女はマトロイドのニュートラルのアインIを改造し、ゴセイジャーたちに襲いかかる。しかし、戦闘もそこそこにメタルAは撤退。アインIだけが取り残されるが、アインIは敵意の欠片もないどころか子どものように何もわからぬ様子で戸惑うばかり。そんな姿を見たエリはアインIを庇い、しばらく一緒に過ごして様子を見ることにする。エリが教えることに興味津々で無邪気な子どものように成長していく。特に、エリが教えた「なかま」という言葉に興味を持ち、エリたちと自分が違うことを悲しむ。
 ところが、データスによる解析の結果、アインIの身体の中には遠隔操作で起動する強力な爆弾があることが判明。エリたちはなんとか爆弾をアインIから切り離そうとするのだが……

 今回は「AI」ですか。定番の「敵の裏切り者」なのだけど、戦闘が苦手な敵というわけでも、油断させようという罠でもなく、仲間意識が果たしてどれほどのものかを知るためのメタルAの実験というのは面白い。
 アインIへの攻撃をためらうエリを見て、メタルAは「仲間意識など不要」と結論づけるのだけど、ゴセイジャーたちは爆弾を解除する要領でアインIの戦闘チップのみを破壊。メタルAは最後の手段とばかりにアインIを巨大化させ爆弾を起動、巨大な爆弾にしてゴセイジャーもろとも吹き飛ばそうとする。
 エリはその状況に責任を感じ、アインIを助けられなかったばかりか仲間までも巻き添えにしてしまうことは避けようと、ゴセイアルティメットでアインIもろとも上空へ……アインIと一緒に自爆する覚悟のエリだったが、爆破直前にアインIが再起動、エリとの思い出に感謝をしつつ、エリから離れて、一人爆発する。
 実験は失敗だったと最初は思っていたメタルAだったがその様子を見てロボゴーグへの忠誠と信頼に揺らぎが生じてきたよう。でも、ブレドRUNもそんなに信用できるのかなぁ。


  仮面ライダーオーズ #12「ウナギと世界と重力コンボ」。映司に嫉妬した後藤は真木に唆され、オーズへの対抗意識丸出しで独断行動を取る。が、その結果、ヤミーを狙った砲弾がオーズに命中し、折角のチャンスを取り逃がす羽目に。映司は自分が傷ついたことも気にせず後藤を気遣うが、後藤はそんな映司に反発するばかり。「俺にオーズの力があれば……」という後藤に、映司は「俺、後藤さんがオーズでもいいよ」と、あっさりオーズドライバーを手放そうとする。驚愕する後藤とアンクだったが、アンクによれば最初にオーズになった映司以外はオーズに変身できないという。
 結局、後藤は勝手な行動を取ったことを鴻上に叱責され、謹慎処分を言い渡されてしまう。自分のていたらくに怒りを隠せない後藤の前に、真木が再び現れ、挑発するような言葉を吐くが、後藤は映司の言っていた「自分の出来ることをするだけ」という言葉が気になり、謹慎にもかかわらずどこかへと出かけていく。
 一方、ヤミーを生み出したのが筑波だと知ってしまった比奈はそのことを映司に知らせる。ショックを受ける映司の元に、久々に筑波が現れるが、筑波は「映司の内戦の国での体験談を俺にくれ」という。ネタが切れた筑波は、自分の体験談としてそのことを話したいというのだ。呆れる比奈だが、そんなときヤミーが出現。映司は話も途中で飛び出していくが、比奈もまた、筑波に見せたいものがある、と彼を連れ出す。
 ヤミーが現れたのはとある撮影所。スターの沢山集まるそこでスターの輝きを奪い取ろうとするヤミーだが、オーズに変身した映司がかけつけ、それを阻もうとする。が、空を飛ぶアゲハヤミーに加え、オーズへの憎悪に萌えるウヴァやガメルまで現れ、手も足も出ない。
 その現場に、比奈に連れられてきた筑波は、映司を苦しめてるヤミーが自分の欲望から生まれたのだと知らされ、その為に多くの人が苦しんでると知りショックを受ける。さらに、映司が「あの話、筑波さんにあげてもいいよ。有名になるためでもなんでも、内戦の悲惨さを少しでも多くの人に伝えられるなら」と言うのを聞き、筑波は自分が本当は世界放浪の旅になど出ていなかったことを告白。自分をバカにした人々を見返したいだけで嘘のブログを書き、出来ることもせず努力して成功した人をねたんでいたことを恥じる。
 そして、後藤もその現場を見、世界を守りたいと言いながら、自分が世界を守るために出来ることをしてなかったことを自覚する。

 筑波、すげー偽モンすぎてなんとも言えないw 世界放浪も嘘で、嘘の体験談で有名になろうとしてたって……意外とかそういうレベルの話じゃないわw
 でも、人を傷つけてまで有名になりたいとまでは思ってなかったようで、自分の欲望で多くの人が傷つくのを見て、自分のしてきたことが間違いだったと気付く。
 後藤も、真木に散々そそのかされるが、あっさりオーズドライバーを渡そうとしたり、自分の体験談を筑波に渡そうとする映司を見て、「自分にできること」すらしていなかったことに気付き、映司をサポートする。
 そのサポートは微妙に役に立ったり立たなかったり程度なのだけど、主にグリードたちの連携の悪さでガメルから三枚のコアメダルを奪うことに成功。そのメダルでサゴーゾコンボに変身する。
 サゴーゾコンボはパワー主体の重量級の上、ゴリラメダルの胸のドラミングの衝撃波だけで相手にダメージを与え、更に必殺技は相手に超重力をかけて引き寄せ、両腕とサイメダルの頭部で攻撃するという、アゲハヤミーの飛行能力など簡単にキャンセルしてしまうもの。
 おこぼれでウヴァのコアメダル一枚もゲットし、これで三つのコンボがいつでも可能になったのか?
 ひとまず後藤は映司を認めるようになり、筑波も偽ではない、本当の体験を得るために北海道への自転車旅行に旅立つ。
 でも、どうもカザリと真木が手を組んだっぽくって、かなり妖しい。その上、次回予告では「時代遅れのグリード」と呼ぶ存在が出てくるっぽい。新世代グリードか何か?~   そもそもコアメダルを生み出した存在ってのが、いまだに明らかになってないのだよなぁ。


2010年11月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] スタドラ#9

  STAR DRIVER 輝きのタクト #9「そんなミズノの初恋」。スガタの覚醒と同時にサカナちゃん(キタの巫女)が退場し、新展開というか新キャラ登場。ピンク髪の双子姉妹で、今回メインになるのは妹のミズノの方。
 学園の人気者である姉のマリノとは反対に、「学園一の不思議ちゃん」として、ある意味あまりありがたくない有名人となってしまってる彼女だが、本人は気にするふうでもない。仲よくしてるカラスのカー助の子供を助けてもらったことでタクトにこれまで男の子に感じたことがない興味を持ったよう。偶然見かけた副部長を追って迷い込んだ演劇部「夜間飛行」でタクトと再会、そのまま入部してしまう。
 安定期に入ったタクト、ワコ、スガタの三角関係を揺さぶる存在になるか、と思いきや、綺羅星十字団にも新たな動きが。綺羅星第二団ヴァニシングエイジのリーダー「ヘッド」が休養を宣言。やっぱサカナちゃんと別れたのが響いてるのかねえ。その代りにリーダー代理になったのは、新顔の女、マンティコール。って、どう見てもマリノなんですが。しかも、普段と違って大分テンション高いんですが。
 新顔の彼女がリーダー代理に就任した理由はただ一つ。彼女が、もの探しに長けたサイバディ「アインゴット」のスタードライバーになれたため。アインゴットは破壊された状態で発掘されたが、プロフェッサーグリーンたちは既に壊れたサイバディを修復する技術をほぼ完成、アインゴットの復活も秒読み段階。彼らは銀河美少年タウバーンを倒すためにはニシの巫女を捜しもう一つ封印を解いて第三フェーズに移行する必要があり、そのために綺羅星十字団はアインゴットを必要としていた。
 が、翻弄するようなミズノ=マンティコールの真意は、ニシの巫女を守ること。そのニシの巫女とは、他ならぬ双子の妹、ミズノ……
 今回、これまで戦闘に参加してなかったヴァニシングエイジのメンバーが登場。つか、エリート意識が強いだけの、激しい雑魚臭が……ただ一人「リョウスケ」と呼ばれる男だけが他のメンバーと距離を置く。さらに、シンドウ家に飾られた絵と同じ「R」の署名がある絵を自分の作品のように扱う。この署名にはタクトも何か思い当たる節があるようだから、一歩退いた立場だけどキーパーソンなんだろうなぁ。
 マンティコールの団員を翻弄するような言動も、ニシの巫女であるミズノを守るためなのかな? ニシの巫女を捜す手段であるアインゴットを自分が抑え、さらに出来る限りサイバディを消耗させようってことなのか。でも、サイバディ修復技術は実現目前なのだから、時間稼ぎにしかならないような。最終的には裏切るのかしらん? この番組に限って、そう単純な展開にならないとは思うけど……


2010年11月30日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今更大江戸ロケット

 いや、「そういえばアレって、サブタイトルが時代劇のサブタイトルのパロディだったなぁ」というのを思い出し、何話がどの時代劇だったか調べようと思ったら、まとまったサイトがすぐに見つからない。
 仕方ないので自分でリストを作ることにする(本末転倒)。

1.大江戸に咲く紅い花火/必殺からくり人血風編
2.男は待っていた/ 斬り抜ける
3.縁に縛られた銀ノ狐/ 無用ノ介
4.ドキドキ無用/新必殺仕置人
5.論/ おしどり右京捕り物車
6.決闘大初恋/助け人走る
7.トンデモない飛んだ女/ 新十郎捕物帖 快刀乱麻
8.恋も殺しもやるってさ/ いただき勘兵衛旅を行く
9.恋愛で勝負/必殺必中仕事屋稼業
10.怪異猫変化/ 妖術武芸帖
11.埒もねえ!/必殺剣劇人
12.もしも悩むのが嫌だったら/必殺仕切人
13.あんた こいつらどう思う/必殺仕業人
14.一筆啓上 明日が見えた/必殺仕置屋稼業
15.突然!正月に大空爆/江戸特捜指令
16.あたしがアレよ!/ 緋剣 流れ星お蘭
17.黎明の殺し節/ 影同心
18.相手は神君の隠し穴/必殺まっしぐら!
19.とち狂って候/暗闇仕留人
20.難儀に微笑む女/?
21.脱線は三度まで/?
22.たった一夜の夢だった/ 素浪人月影兵庫・素浪人花山大吉
23.剣舞に花火をどうぞ/必殺からくり人
24.○○をのっとれ!/若大将天下御免!(?)
25.匠の仕事が月に哭いて…/?
26.なんだかんだのリフトオフ/ 賞金稼ぎ (?)
 サブタイトル全体/必殺仕置人

 末尾に「(?)」があるのは自信がないもので、赤字タイトルは未見のもの。あかん。候補すらわからんものが三つある。わかってる中にも生まれる前のものも結構あるとは言え、なんか悔しいなぁ。