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2012年11月04日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#35

  ゴーバスターズ #35「黒と白の花嫁」。浮かれるヨーコの「結婚式」発言に動揺しまくりのウサダ、リュージ、黒木司令。実は小学校時代の恩師の結婚式への招待状が届いたという話だったのだが、ヨーコから「初恋の人」という言葉が飛び出て、保護者欲丸出しのリュージとウサダは大人気なく嫉妬丸出し。
 同じ頃、エンターの行動に苛立ちを覚えていたエスケープは、自分がメサイアを復活させるとばら撒かれたカードの一枚から生まれた「ティアラロイド」を操り、式を上げるカップルから「愛」のデータを奪い、次々と破綻させていく。
 動きを察知したゴーバスターズだったが、この事態に結婚式を延期するカップルが続出。ティアラロイドが現れそうな結婚式がまったく行われなくなってしまう。そこで、ヨーコの恩師に協力を仰ぎ、偽の結婚式でおびき寄せようとする。リュージもウサダも心穏やかならざるまましぶしぶその作戦に参加するのだが……

 リュージ、ウサダの親馬鹿回w 黒田司令はまだまともなんだけど、この二人、親馬鹿すぎる……
 ヨーコの「初恋」発言に狂乱してしまう二人(一人+一体)なのだけど、そのヨーコに絡むのは意外にもエスケープ。エンターに不信感をつのらせ、「お父様」ことメサイアをエンターに利用させないためにも自分がメサイアを復活させようと、ゴーバスターズとの戦闘(「いいもの」とのお楽しみ)を後回しにしてでもメサイア復活のデータを集めようとする。どうしてそこまでするのか、と問うバスターイエローに、「「いいもの」との楽しみと同じくらいお父様が大事だから。理屈じゃない」と答えるエスケープ。その言葉に、「愛」について真剣に考え始めるヨーコ。大人の階段を登りはじめたヨーコを前に、まったく大人気ないリュージとウサダw
 ゲスト怪人のティアラロイドの声は豊崎愛生。まあ、いかにもな萌え声……エスケープはその決意を反映したかのように、怪人態へと変身。うーん、展開とは合ってるんだけど、人間体のまま最終決戦まで行って欲しかったってのはあるかも……


2010年11月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろいろと

  薄桜鬼・碧血録 。ここら辺はほんとグダグダの戦いなんだよなぁ。趨勢を決する大事なところは既に越えてしまってるのに、根拠の薄い望みを託してただただ撤退戦を転戦していく。その中に新撰組もいたわけだけども(もうこの頃は隊としての体をなしてなくて残党と言った方が良いのだけど)。戦術レベルの勝利を得ても戦略が追いつかないのでどうにもならない。つか、徳川慶喜自体がこの時点で政争からほとんど身を引いたも同然なのだけど。司馬遼太郎の「最後の将軍」では、「終末の美」というものを意識したという風に描かれており、「お〜い龍馬」とかでは自己保身のために部下を見切ったという風になってるけど、実際の所、やんごとなき育ちなので血みどろの徹底抗戦、ということは出来なかったのだろうなぁ、と思う。まあ、そもそもが官僚化してる体制だから、それをしても上手く行くわけもないのだけど。と、アニメを見ながらアニメ本編とは関係ない時代背景を思ってしまったり。

  百花繚乱 サムライガールズ 。直江兼続登場。だけど、直江兼続って、なんでそんな有名になったんだ? 確かにあの「愛」の兜はインパクトたっぷりで一目見て吹き出してしまうけど。この時代の「愛」は、キリスト教的な「愛」(博愛)という意味合いはなかったはずなので、それも大分間違った見方ではあるけど。
 調べると、愛然明王とか愛宕大明神の「愛」だって説が出てたけど、そっちの方がらしいよなぁ。なんか兜飾りの間違ったイメージで本人のイメージも捉えられてそう。

  とある魔術の禁書目録II 。今回、呪文(みたいなもの)をやぶるために万年筆で鼓膜を破る、って描写が出てきたけど、万年筆の筆先の大きさと長さってどのくらいだと思ってるんだろう……女性の内耳の穴より大きいのはもちろん、鼓膜まで届くかどうか。つか、なんでみんな万年筆二本ずつ持ってるねん。「ペンで鼓膜を破って相手の声を聞こえなくする」ってステレオタイプに囚われすぎ。つか、本物の狂信者は教義の矛盾点を言われようが気にするわけもなく。鼓膜破らなきゃいけない時点で狂信者失格。


2008年11月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 電話という発明品

 ピアズの「悪魔の辞典」で書いてあった気がするんですが、「電話は悪魔の発明」というのがあって、要は相手の都合などかまわずにいつでも呼び出すから、という、便利さと一緒にある弊害を揶揄った表現な訳ですね。携帯電話が出来てさらにそれが加速したわけですが、今日たまたま Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる企業ホームページ運営の心得「価格と客層の関係。高いものを選ぶ富裕層の考え方」 というのを見つけて読んでまして。
 これはこれでとても納得がいく話だったんですが(なぜ納得が行ったかは、別の機会にでも)、 バックナンバー を見ていたら Web担当者は電話にでるな。時間泥棒に注意せよ という記事があり、これが先の悪魔の辞典の電話の記述まんまでして。要は便利な道具なために「後から聞く」「メールを出す」「メモを残す」などの適切な手段があるにもかかわらず「めんどくさいから」という自分の都合で緊急性のない内容で電話をして来て、外出先でそれが頻発して困ったことが多々あった、という筆者の経験による対応策。むろん、「時間のロスになる確率が高くても電話にでないといけない」という職種もあるでしょう。営業や、クレーム対応などですね。でもどうでもいい連絡、即対応を迫られない連絡で仕事が滞るのは本末転倒なわけで、その対応策をいくつか上げているというのがこのコラムの内容。
 この筆者のコラムをいくつか見ると、「あえてハードルを多少もうけることで価値の低い情報が簡単にやってくることを防ぎ、多少のハードルがあってもそれを乗り越えるだけのモチベーションがある情報だけ届くようにする」という戦略をとっています。最初の「高いものを選ぶ富裕層の考え方」なんかもそうなわけです。
 また電話だとその場でのほぼ100%の対応を迫られ、メールのように後で精査するという余裕がなかなか取りにくいです(とれないことはないけど、再度連絡を取らなければならなくなる)
 前に紹介した「奇跡の無名人たち」の戦略とちょっと異なる考え方ですし、どんな職種にも適用できる、というわけではないですが、場合によってはこのような戦略もある、ということは念頭に入れておいて損はないと思います。
 なんか最近こういうビジネス系のTIPSのコラムを読むのが結構楽しいなぁ。

[アニメ] 今日の5の2#5と巌窟王#20

  今日の5の2 #5「エガオ/ナガレボシ/キガエ」。笑顔を知らない女相原カズミ。そんな彼女を笑わせようと、今日もクラスメイトは日夜暗躍する。ってことはなく、小学生らしい、おばかな作戦ばかり。それがややエロっちいことになってるのはいつもの通り。
 エロっちいというと「ナガレボシ」もそうなのだけど、リョータはどうやって相手を眠りにさそってるんだ? どんな手練手管が毛布の中で!?
 最後、「キガエ」は女の子バージョンと男の子バージョンの両面収録。男子の技はいろいろあるのは知ってたけど、女子でもあんな技があるんだ。いや男子だとむしろ気にせず脱いじゃう奴が結構いるけどね。つか、普通に人に借りればいいのに。


  巌窟王 #20「さよなら、ユージェニー」。モンテ・クリスト伯の策略によりアルベールは身分や名誉、そして最愛の友を失い、あげく婚約者のユージェニーまで金目当ての結婚をさせられそうになる。最初は自暴自棄になっていたアルベールだが、友人であるルノーとの対話、そして心ならずも策略の片棒を担ぎはしたが、「愛する人のために、何かしたい」というピッポのひたむきな訴えにより、ユージェニーを救い出すことを決意する。

 災厄のタネであるモンテ・クリスト伯を招き入れたばかりでなく、自らの浅慮により最大の親友まで失ったアルベール。しかしすべてを失い、それでもまだ周囲に残っていた人たちにより、本当に大事なものに気づく。
 ようやく少年時代から脱却し成長したアルベールは、恨みでではなくもう一度モンテ・クリスト伯に会わねばならないと決意する。でも、憎悪と遺恨に充ち満ちた大人たちの行動は、どんどんエスカレートしていくばかりのような……
 それにしてもピッポは男気を見せたなぁ。いや、女気か? いや、男気でいいような気もするし……う〜ん。


2007年11月04日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ダウン

 週末はちょっと用事で長野の山奥へ。疲労と回復気味だとはいえ体調不良とでちょっと今日はあきまへんわ。
 録画の消化をなんとかしたかったのだけどなぁ。


2005年11月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] どーだろなー

 目上の人間をバカ呼ばわり……それも「仕事しろ」と言われただけなのをそう言ってるのは、はたで聞いてるだけでも気分が悪い。悪いが切羽詰っても助けんぞ。

  女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行朝日 )。主張がしたいのはわかるが、手段が……迷信と言うのは簡単だが、他者の生活スタイルに土足で踏み込み踏み荒らすことが正しいとは、到底思えない。他にやり方があるだろうに。

  麻生外相:交代式で「いつの間にか中道、穏健派になった」毎日 )。いや〜。それはどうだろう? 世の中の流れの変化とかもあるとは思いますが。

  南京大虐殺巡り日中が発言 ホロコースト議題の国連総会朝日 )。ビミョーに朝日新聞の日本大使の発言の引用のし方が要領を得ないというか、恣意的な誘導性を感じますが、実際はなんと言ったのだろう? 中国様の発言は相変わらず。中国のしてることもアジアは忘れないと思いますよ。多分。

[マンガ] 今日買ったものとか

  スティール・ボール・ラン(6)/荒木飛呂彦
  武装錬金(9)/和月伸宏

 スティール・ボール・ランは相変わらず刊行ペース速いなぁ。武装錬金は、増刊号掲載分まで収録。ここまでで一巻にまとめるのか。う〜ん、どうなんだろう。本来はこの掲載分でけりを付ける予定だったのだろうけど。余計なものを盛り込もうとしすぎて、本当に書くべきところが冗漫になってるのだろうな。パターン化に囚われてることを自覚しないと、ちと作者さんはブレイクスルーするのは難しいんじゃないかと思う。
 週刊少年チャンピオン連載の「サイカチ」は、甲虫王者決定戦「サイカチ」大会の存在が明かされるも、真夏少年のクワガタ「力丸」は、二度と戦闘の出来ない致命的な傷を負う。傷を負わせてまで虫を戦わせるってのは人間のエゴなんだけど、そういうエゴとそれのもたらした結果をきちんと示したのは偉い。
 「バキ」は……いや、なんかもうこのパターン飽きてきた。

[その他] もう笑うしか

 2chの 某所 で見た書き込み。
203 名前:北海道臣民 投稿日:2005/07/23(土) 07:09:11 ID:FhFGR75z
漏れは見てしまった…
羽田空港JAL・ダイヤモンドプレミアムラウンジ麻○大臣
「ローゼンメイデン」? を読んでいた姿を…

329 名前:北海道臣民 投稿日:2005/08/26(金) 21:09:27 ID:PLsW9bHI
>>328臣民たん
 ご心配おかけしました。すぐ終わると思った人大杉が1ヶ月も続くとは思わなかったよ・・・

 羽田ラウンジローゼンメイデン事件の詳細

 朝6時半頃、漏れは旭川行の始発便に乗るためJALダイアモンドプレミアムラウンジで
モーニング珈琲を飲みながら、サービスのパンを頬張っていた。
 すると、 テレビに見慣れたフロッピーたん が、秘書を伴って入場してきた。
ダイアモンドプレミアムラウンジはJALの最上級会員しか利用できないラウンジだ。
まぁ、年間50回以上JAL便を利用するか、それに相当する利用をしてJALに認定しないと
利用できない、極めて上級なラウンジと思ってもらったら良い。
 フロッピーたんは大臣だから、SPや秘書を引き連れていたに違いない。しかし
このラウンジは同伴者は1名に限定されている。たぶん残りの者は、ラウンジの周囲で
警護していたのだろう。

 秘書たんは黒鞄を2つ持っていた。そしてフロッピーたんは
 書 泉 ブ ッ ク タ ワ ー の包装 を破って、ごく自然に珈琲を飲みながら
ローゼンメイデン? を読み始めたのだ。高級背広に身を包み、足を組みながら・・・
 読書時間は20分くらいだっただろうか。その間秘書たんは携帯電話ブースを
往復しながら、忙しそうにノートパソコンを叩いていた。フロッピーたんは自分で
珈琲をお変わりしながら、じっくりと何度も?巻をを読み返していた。
 秘書が耳打ちをしたのが7時20分頃。書泉の袋に単行本を戻したフロッピーたんは、
袋を秘書たんに渡して、ラウンジ嬢に会釈をしつつ悠然とラウンジから姿を消した。
じっつに男前 だった。読書中は 凄いしかめっ面 で怖かったよw
 さすが週10〜30冊のマンガ誌を読む男! その中に コミックBIRZ は含まれてないみたいですが。
注:当時は総務大臣です。


2004年11月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 最後(?)の必殺(その1)−一番強いの、誰?

 こないだ知人友人連に(無理矢理)仕置人を見せたときに「こいつら個人戦闘能力高すぎ。多分必殺中最強」と言ったのだけども、この辺、実際には色々異論が出そうではある。必殺シリーズはコンセプト上一対多というシーンは少なく、普通はせいぜいが主水が二三人を相手にするとか。仕置人で鉄が(かなり八つ当たり気味に)ダンビラを持ったヤクザ数十人を相手に骨をはずしまくるというシーンは必殺ファンの間では有名だが、逆に鉄の一対多はこのくらい。雲右衛門や鬼岩といった強敵に苦戦することもあった。一対多のシーンがあるということとなると、映画やスペシャル版が数多作られた仕事人がやはり多く、そうなると仕事人のいずれかが最強か、ということにもなる。
 が、ここですっかり忘れていたが、映画でもスペシャルでもなく、多人数相手に毎回立ち回りを見せている必殺シリーズがあった。いや、あまりに荒唐無稽で(必殺シリーズ自体が荒唐無稽なのだけど)、同じ俎上に並べるという発想自体が抜け落ちてたのだけど。
 なにかと言うと、シリーズ30作目、シリーズの有終の美(を飾るはずだった)「必殺剣劇人」。これ、特に放映当時は賛否両論だった。まず、主人公は元義賊、かるたの綾太郎、早縄の清次、すたすたの松坊主の三人。三人は義賊としての最後の大仕事で大金を手にしている。つまり、金のために殺しをする理由はない。その彼らが殺しをする理由は、彼らが愛した女性の忘れ形見で、三人のうちの誰かが父親でもあるお七のため(この辺、「スリーメン・アンド・ベイビー」をそのままパクっている)。正義感が強く鉄砲玉な彼女を危ない目に遭わせないため、また、彼女の夢をかなえるために世直しとして行う。とは言え必殺ではあるので、申し訳程度に三途の川の渡し賃として四文銭だけを受け取る。これだけでも必殺シリーズとしては「なんじゃそりゃ」なのだけど、もっと必殺シリーズ離れしてるのが殺陣のシーン。彼らは義賊時代の衣装に身を包み、なんと真正面から敵に乗り込んでいく。それも「よらば斬るぞ!」「おととい来やがれ!」「むふふ、バカめ!」などとキメ台詞付で歌舞伎ばりに見得まで切る。もちろん敵の手下とかもいるわけでその中に切り込んでいって、ばったばったと峰打ちでなぎ倒し、標的だけを殺し、最後は大蝦蟇に乗って消え去るという、人をバカにしたと言えばこれほどバカにした展開もない。事実、最終回にゲストとして出てきた主水は「裏の稼業をなんだと思っていやがるんだ」とボヤく。
 が、こんな荒唐無稽な必殺が出てきた当時の背景を見なければならない。以下、続く。

[その他] サムライ・ハラキリ

 職場の休憩部屋で中国人のDさんとLさんがT助教授と雑談をしていて、日中の昔の服装や習慣、文物のことを話していた。そのとき「昔の日本人は頭の天辺を剃っていたのは何故か」という話になり(「月代(さかやき)」という言葉くらいは出て欲しかったのだが……)、T助教授も知らないようだったので、つい私がいつもの要らんことしぃで「あれは戦国時代、頭の天辺を剃っていた方が兜の座りが良かったのでそうしていたのが、そのまま習慣として定着した」と説明。いや、中国の二人はともかく、日本のT助教授まで感心してないでくださいって。「へえ」ボタンも要りませんって。(別に押してないけど)
 しかし、最近の人はわりとそういう時代劇の初歩知識というか薀蓄も知らんものなのだなぁ、って、あちらの方が私より大分年上だけど。
 まあ、こういう薀蓄とか雑学なんて、所詮こういう時にしか役に立ちませんけどね。国際交流と思っておこう。

  菅直人氏「間違いを認めない軍事超大国アメリカとの付き合いは難しい」 。菅氏の日記、ネタの宝庫だなぁ。「中国や半島とは付き合えないってことですね?」と突込みが殺到すること受け合い。不謹慎なことさえ言わなければ、この人のこういうしょうもなさはむしろ愛嬌なんだが。
 ネットでちょっと、いや、かなりむかつく文章を見た。具体的には書かないが、日本語の読解能力か人として当然の気遣いのいずれか、あるいはその両方が欠けた行動を取っていた。普通はつけいる隙があると煽って遊んだりするのだけど、この件に関してはあまりにも心底嫌悪を感じたので、煽る気にもならない。
P.S.以前からネタにしようと思って忘れていた、 某澤さん向け携帯電話 。ボタンは普通の電話機と同じだけ。液晶なし、ネット閲覧機能・メール機能はおろか、電話帳すらない男らしさ! これでもう心配要りませんね?

[その他] ネガティブ「良かった探し」

 どうも米大統領選はブッシュ氏勝利で決まりだとか。アメリカの大統領選のシステムはどうもわかりにくくていかん。
 知人友人にはケリーを応援していた人も結構いて、だからというわけじゃないけど、どちらにせよ前途が心配と言う意味ではあんまり嬉しくもない。
 それでもどこかほっとしているわけで、何故だろうと考えたら、もうひとつ、ケリー候補が大統領になったら確実に困ったことがあった。別にケリー候補自身の政策とかのことではない。それは、民主党(日本)が勢いづくこと。
 あたしゃ別に小泉支持者でもないし、民主党(日)が政権獲ってもいいんですよ、別に。民主党にまともな政権担当能力があるなら、ですが。ケリー氏の政策どうこうより、こちらの方がよほど日本にとっては不幸の原因になるかもしれない。ケリー氏やケリー氏を応援していた諸氏には悪いが、その意味で私は今回の米大統領選の推移に安心している。まだ気が早いけど、いやはや、本当に良かった。


2003年11月04日(火) 旧暦 [n年日記]

もうなにがなんだかワヤ

 いや、あんま時事ニュース(しかも事実関係かなりあやふや)に反応するのはどうかななんだけど。
 中国の西北大学の日本人留学生の出し物に対してのデモに関するニュースで、なんだかなぁ、と思って報道とかも見てたのだけど、それで一部ネットで反中国の意見が頻発してるのを見て、また、なんだかなぁ。
 一部報道を見たけども、確かに酷い報道で、「日本人留学生が中国を侮辱するような出し物を出した(らしい)」「それに怒って中国で抗議デモがおきて、無関係の邦人も襲われたりしてる」とか、邦人留学生に対し「何しに留学してるんだ」みたいなコメントをつけ、実際にその学園祭で留学生達がやった出し物についての事実確認が取れず、また、言ってしまえば「たかが出し物」で無関係の邦人まで危険を及ぼしてるデモ参加者がおかしい、ということはまったく言わない報道もある。このデモ自体が奇妙に不自然なもので、それはそれでおかしいとは思うのだけども、逆にそれで「(あんな反日の)奴らと仲良くできるわけがない」とか、かなり過激な言動が頻発してるのも気になる。いや、私が言えるこっちゃないけどさ。中国の人たちが煽られてる可能性はあるのだけども、同時にそういう反中の意見もまた、逆に煽られてる可能性があるのだよなぁ。中国への贖罪意識を持たせることで得する人もいれば、逆に反感を煽ることで得する人もいるわけで、さて、どれがどんな勢力図でどう動いてこうなってるかとなると、なにがなにやらもうさっぱりワヤなわけで。ネットが普及したことによりマスコミの影響外の勢力が築かれるのかも、とも思ったけども、逆に要素が入り組んでどういうことなのかますますわかりにくい世の中になったわけで。メディアリテラシーとか以前に、ただ単に信じたい人が信じたい情報を信じてるだけ、という世の中の気もしてきたり。私も含めて、ね。
 まあ、結局「マスコミがこう言っていたにすぎない」と、突き放して物事を見るのが一番健康的なんでしょうな。
 あ、ちなみに研究室の中国人留学生の人とは、そんなことは関係なく今日もマターリ会話をしておりました。ま、世の中そんなものよ。
  PS2、11/13から1万9800円に値下げGAMES )。う〜ん、どんどん値が下がってきてるなぁ。PSXと、どっちが得なんだろう?
  ワンダフル・ライフ/スティーブン・ジェイ・グールド を読み始め。有名な「アノマロカリス」や「ハルキゲニア」といった、摩訶不思議な生き物たちが発見された「バージェス頁(けつ)岩」で見つかった生き物たちをきっかけとして、「単純な生物相からだんだん現代のような複雑さを持っていった」というような旧来の進化観を覆していく。まだ、読み始めだけども、文字密度高い割に読みやすいし読み応えもある。でも、「週刊少年チャンピオンは漫画界のバージェス頁岩」って表現はどうなんだろう……(注:本書中にそんな表現はありません)
 こないだ四巻(最終巻)が脱稿したらしい「導きの星」の現在刊行分をようやく読了。すいません。マウンテンサイクルに埋もれてました。四巻が出る前に発掘できて良かった。
  魔法の国ザンス15ゴブリンの姫と魔法の杖/ピアズ・アンソニー が出ていたので、購入。そういえばすっかり忘れてた。ところで、「巷説百物語」が平積みになってるところに手書きポップで「アニメ化!」とか書いてあるのってどうよ? いえ、某大学医学部生協書籍部なんですけどね……ギャフン。


2002年11月04日(月) 旧暦 [n年日記]

飲んだ、酔った、潰れた(トホホ)

 土曜から三連続で生物物理学会。まあ、発表しないから気楽と言えば気楽なんだけど。やはり、境界領域であるせいか、ジャンルとしてかちっと定まっていない(いいかげんとも言う)せいか、不真面目ということではないけどもやはりどこか遊び的なところがあって楽しい。これって単なる先入観ではないと思うのだけど。
 で、週末にかけてビデオがたまる。どうにか消化しないとなぁ。
 土曜日には、それとはちょっと別口で飲み。 林氏 と、東京から来たM山氏と、いつものO川氏。今回は集合場所が金山だったので かんなみせ で飯を食った後(料理はともかく、メニューが見づらいと不評でした。トホホ)、 深+ へ。マスターに「 パッサーズ・ラム 」って奴を飲ませてもらう。ラムのことを一名「ネルソンの血」とも言うけど、このパーサーズ・ラムは英海軍御用達の酒でもあり、まさしくトラファルガーの戦いで戦死したネルソン提督の死体を防腐のために漬けていたラムがこれだということになる。最近、輸入店が変なことをして味が落ちてしまったが、珍しく非正規輸入ものでいいのが入ったらしい。ラムは変な奴だと癖が強くってあまり得意ではないのだけど、これは変な癖がなくするすると飲めてしまった。もうひとつは オールド・オーバー・ホールト 。これもちゃんとした奴が手に入りづらくなったらしい。ライ麦の香ばしい香りがとても良いお酒だった。いい酒はどんどん飲めなくなるのかなぁ。
 この日に話したことはちょいとちょいと日記に書けないネタもあるのだけど、書けるネタとしては林氏が「 コンバット・デジQ 」(T−34/85)を入手してそれを見せびらかしていた。林氏は完全自律戦闘をやらせるよう改造したい、とのことだったが、素のままでもかなり遊べる。これを深+に持っていったら、別のお客がコンバット・デジQのパンターを持っていて、にわかにコンバット・デジQ大会。なんつーか、相変わらず深+は何が飛び出すか読めないなぁ。
 飲んで潰れたのはこのときの飲みではなく、翌日の学会での飲み。いろいろ迷惑をかけたので、後で菓子折りのひとつでも持っていかないと。さすがにテキーラ一本あけたのはまずかった。


2001年11月04日() 旧暦 [n年日記]

なんか調子が出んの〜

 こんなじゃいかんと自分を叱咤しつつ。
 今日は アギト がないので気が抜けて何時もより寝坊。まだ PPG 見てないや。デジモンテイマーズ見てからスーパーの日曜特売へ。む、特売の赤玉一パック88円が既に売り切れ。しかし特売で色々安いのはいいのだけど、その分世間が貧乏性になってることの反映だと思うと複雑な気分。貧乏性なのは、私みたく本当に貧乏な人だけにしといてください。それにスーパーばっかじゃなくて、植田には八百屋さんがあるのでそこも利用して欲しいものである。特売と同じくらい安いし、オマケにフレンドリーである。うむ。
 そのデジモンテイマーズだけど、スローモーションな画面効果を意図したのかもしれないが戦闘シーン、テンポが悪い。でも今回は作画も話もそんなに悪くなかった。この程度の作画の安定で安心してしまう辺り、普段の作画がよほど非道いということでもある。作画監督が原画を全部手がけるという体制はやはり無理があるのでは…
 新作の「サイボーグ009」は、確かに良い出来。手堅く作ってるというのは評価できる。でも、刻印のようにわざと原作のイメージをあちこちに意図的に強く残してるのはどうなんだろう。手塚アニメのように、「石森アニメのスタンダード」を作り上げようとしてるのかもしれない。石森プロが生き残るには、そういう業務展開も睨まなければいけないのだろうなぁ。
 先月末に、深夜に「タフガイ」と云う映画をやっていた。最後の列車強盗として30年の懲役を喰らい、漸く仮釈放が認められて80年代の娑婆に出戻ったドイルとロングの二人組。今度は心を入れ替えてまっとうに生きようと決心する二人の目の前に現れたのは彼らのファンを自称する監察官。それだけでなく、ショットガンを手になぜか彼らを狙う老眼の殺し屋も現れて初っ端から波乱の幕開けになる。息巻いて社会復帰に臨む彼らだが、30年も檻の中にいた彼らは既に68と72の老人に過ぎない。紹介された職場や老人ホームにも馴染めず、昔馴染みもみんな死ぬか腑抜けるかして、彼らの昔気質のタフガイっぷりはなかなか通じない。老人として、前科者として社会のルールや思い込みを一方的に押し付けられた彼らは遂に切れてしまう。そんな彼らが目をつけたのは、30年前彼らが強盗に失敗し、ちょうど引退記念セレモニーが行われていた急行列車だった。
 正直、話としては、映画の日に見た「キャッツ&ドッグス」より面白い。なんか深夜にテレビつけてたらやってたのでなんとなく見たのだけど、意外な拾い物。終盤のカタルシスにかけて二人の不満が蓄積してく様が当然描かれてるけど、二人のキャラクターのお陰で悲惨にならずに済んでいる。手堅いけど、エンタテイメントってこういうものだよなぁ。1.5点。
 最新号のOURs、連載陣の中で終わっても最も惜しくない連載「ローンウルフ」が終了。しかもかなり無理矢理っぽく。いえ、別に若い連中が勢いだけで突っ走る話が悪いとは言いませんよ。最後に何の説明もなく裏切り者が出たり、突然ひこーきが砂金をばらまいても、まあ構いませんよ。でも、その背景にあるべきドラマがちっとも盛り上がらない、シチュエーションを提示しつづけただけ、というのは間違ってないかい。シチュエーションの連続だけではドラマは築かれないし感動もしないといういい勉強になりました。