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2013年03月17日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#5とウィザード#27

  獣電戦隊キョウリュウジャー #5「ドゴォーン!ムシバのアンキドン」。ようやく五人揃ったキョウリュウジャーだったが、気ままなイアンが生真面目なソウジには癇に障りまくり。知識と実力は認めてはいても、すぐにスタンドプレーをするのはやはり許せない。そんな時、街中にデーボモンスターの反応が……ところがそのデーボモンスター「デーボ・パティシエ」は美味しいケーキを作って人間たちの喜びの感情を集めるのが目的。とまどうキョウリュウジャーたちだったが、突如パティシエのケーキを食べた人たちが虫歯で苦しみだす。これには上司のキャンデリラも驚くのだが、その戦いの最中、イアンがソウジを盾にし、攻撃を避ける。あまりに身勝手な行動に切れたソウジは状況も忘れイアンに突っかかっていくが、それが却ってピンチに陥ることに……

 設定的なネタとしては、虫歯のある恐竜の化石も見つかってるってのが元ネタか?
 話としては、性格的にもっとも合いそうにないグリーンとブラックの話。ただ、イアンは本気でソウジを利用したりしてるのではなく、その実力を信用してるから。基本メンバーの年齢差がもっともあると思われる戦隊だけに、こういう世代間の食い違いってのも出てくるのか。まあ、イアンがストレートに考えを示さない、照れ屋なキャラだってのもあるけど。
 そして今回のもうひとつの目玉は、獣電竜アンキドンの登場と、その相棒ラミレスの登場。キョウリュウシアンを名乗るラミレスだが、実は既に死んでいる、過去のキョウリュウジャー。演じてるのはセイザーXなどでもセミレギュラーで出演したロバート・ボールドウィン。道理でノリノリなはず……相棒のアンキドンを現キョウリュウジャーに協力させるべく復活したのだけど、アンキドンは虫歯で完全にコントロールを失ってしまう。
 あと、デーボ・パティシエは特に邪心なくケーキを作ることが目的だったようなのに、なんで暴れはじめたんだろう? 最後にアンキドンの上に現れたデーボ・モンスターが原因なのか?


  仮面ライダーウィザード #27「姉と妹」。ゲートであるのは多香子だったが、その同級生、真由はメデューサを生み出したゲート・美紗の妹……慕っていた姉がファントム誕生の犠牲になったという事実を受け入れきれず、美紗の心はまだメデューサの中に生きてるのではないかと言う彼女に、晴人は沈黙で返答することしか出来ない。
 多香子は仁藤と瞬平が護衛し、面影堂メンバーは美紗のフォローをすることに。ゲートではないとはいえ、メデューサが真由にどう行動するかがわからなかったからだ。
 実際、メデューサは気が抜けたようにいつもより一層気だるげになり、ゲートを絶望させる役目はグレムリンにまかせると言い出していた。彼女の真意は……?

 フェニックスの件で、ファントムは元になったゲートの記憶と容姿は引き継いでいるものの、性格や人格はまったくの別物らしいというのははっきりしてるのだけど、今回はメデューサ。しかも、容姿が瓜二つの妹が直接接触では……って、一人二役なんだけど。今回、ホンモノの美紗も含めれば三役。ようやるなぁ。
 多香子の護衛をめぐって仁藤と瞬平がいつもの漫才をやってる裏で、メデューサの呼び出しを受けた真由が、彼女の中に姉がまだ残ってるのではないかと淡い期待を抱いて、晴人たちに黙って彼女に会いに行ってしまう。
 だが、当然そんなわけはなく、メデューサの思わせぶりな態度は、真由にもう姉はどこにもおらず、両親もメデューサが手にかけたことを、最愛の姉の顔で告げるため……そう、真由もまた、ゲートだった!
 多香子を襲うグレムリンにウィザードとビーストが引きつけられている間、残酷な事実を告げられ、美紗からの贈り物の家族を模したストラップを壊されて絶望する真由。なんのつもりかそれをグレムリンから教えられたウィザードが駆けつけるが、アンダーワールドに潜ろうとしてもメデューサに邪魔されそうすることができない。
 必死に真由に駆けつけようとするウィザードだったが、その手は真由に届かず、真由はついに絶望し、新たなファントムが生まれることに……と思いきや、絶望のふちのギリギリで、彼女の中にあった美紗の言葉、「始まりも終わりも、決めるのは自分」が彼女の希望をつなぎとめる。
 つまり、彼女もまた絶望を乗り越え、魔法使いになる資格を得たということに。それを見極めたかのように、白い魔法使いが一同の前に現れ、メデューサを吹き飛ばすと真由に「魔法使いになりたければ、一緒に来るといい」と手を差し出す。自分と同じ定めを背負ったものを増やしたくない晴人はやめろと叫ぶが、真由は結局、その手を取り、白い魔法使いと一緒に姿を消してしまう。
 女ライダーの布石なわけだけど、レギュラーでの女ライダーはこれまで出てないから、映画版なのか? それとも史上初のTV登場の女性ライダーになるのか? フェニックスといい、思わせぶりな伏線ばらまいてますな。
 次回はまたも仁藤メイン。パワーアップエピソードらしいけど、入学シーズンに合わせてるのがまた財団Bらしいwwww


2012年03月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズム#49

  プリティーリズム オーロラドリーム #49「舞い上がれ!オーロラの翼」。今回はプリズム杯の決勝戦。大有力候補と見られてた久利須かなめだけど、すべてを捨てなければオーロラライジングは飛べないと言われ、しかしジャンプの最中に最愛のママである神崎そなたの秘めていた感情を知り、中途半端なままジャンプを終わらせてしまう。そして逃げるように彼女を連れて会場を去ったそなたを追うこともせず、りずむは「ママに伝えたい事がある」とそのまま競技続行、オーロラライジングの完成形を見せる。
 って、こないだからジャンプするとニュータイプになってしまい新時代が開きそうな展開ですが、まあ、山場だからなんでもありか。
 りずむの見せた完成形のオーロラライジングは競技場にとどまらず、空港へ向かうそなたのところまで広がる。むちゃくちゃやな。
 その後はスレ違い親子の再開タイムだけど、せれなもすっかりお助けキャラが板についたなぁ。
 でも、オーロラライジング完成形は成功させるものの、競技途中で飛び出してしまったりずむは失格。ジャンプを失敗したかなめ同様優勝圏外に。あとはみおんとあいらの一騎打ちだけど、「オーロラライジングを越えるジャンプ」って、あの無茶苦茶さ以上のものってできるんかいな?


2010年03月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンパイアバンド#09

  ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド #09「ロストボーイ」。人間と吸血鬼の対立を煽り立てようとする組織「テロメア」。その走狗のヒステリカにより吸血鬼化した人間たちが街に暗躍する。その目的は大規模テロを起こし、ヴァンパイアバンドを潰そうというものだった。
 人間に紛れ地下鉄で自爆テロを起こそうとするヒステリカの「子供」を、ミナの姪により地の一族「ベイオウルフ」たちが狩り出す。アキラもベイオウルフの一員としてテロリスト吸血鬼を狩り出す任務に当たるが、彼が見つけたヒステリカの手先は、吸血鬼になって姿をくらませた級友、彦坂だった……

 ヒステリカ編の結末。テロメアの凶行により吸血鬼化してしまった生徒会長・東雲ななみの行方を、彼女を慕う幼なじみのユズルから「ななみお姉ちゃんを捜して」という依頼から彼女を手下にしていたヒステリカの陰謀が明らかになる。って、自爆テロってかなり際どいネタの気がするけど、それが吸血鬼の血と反応し爆発する「アグニの血」がイマイチピンと来ない演出のせいであまりインパクトがないのが良いのか悪いのか。新房作品は緊迫感とかサスペンスとかとは折り合いが悪いよなぁ。スタイリッシュなんだけど。
 ななみとユズル、アキラと彦坂、そしてヒステリカとヴェラの三組の関係がそれぞれこの事件の結末を迎えるのだけど、原作ほどの叙情性は感じなかった、というのが正直なところ。これはこれで無難なアニメ化なのだけど。


2008年03月17日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オーバン#25

  オーバン #25「思いもかけぬ同盟」。カナレットの復活により神殿がことごとく破壊され、オーバンの地表も爆発で一掃されてしまう。地球チームはアロー号に乗って無事だった神殿に逃げ込んだが、モリーは自分の選択の結果に呆然としてしまう。最悪の事態になすすべのないモリーたちだが、そこに傷ついたアイカ王子が運ばれてくる。アイカはサティスの今際の際の言葉を伝える。「心の神殿」でモリーがアバターの力を受けつがないと、カナレットがアバターの力を自分のものにして銀河を滅ぼしてしまうと言う。モリーは諸々の悩みを振り切って神殿に向かうが、途中で出合ったオーが、導くようにモリーたちを誘導する。しかし、神殿で罠に出合ったモリーたちはオーの仕業かと疑うのだが……

 敵か味方か不明だったオーが今回参戦。しかし、コミュニケーションの全く取れないオーに警戒するモリーたちだけども、オーはモリーたちを神殿の奥に行かせるために犠牲に……つか、オーの機体(?)、あんな変形するのかよ。w しかしジョーダン、疑いを抱くのは仕方ないにしても、自爆までしたオーに「あいつ味方だったんだな」の一言だけってのはひどくないかと。w
 命からがら飛び込んできたアイカからのっぴきならない事態を聞き、もはや後悔も躊躇もしている場合ではないと神殿に向かう。そんな全銀河のために自分を犠牲にしようとする娘を見て、ドンは止める代わりに、再会して初めて娘への素直な愛情を口にし、モリー=エバもそれに答える。事情を知らないジョーダンたちは目を白黒させるばかりだけど。
 けど、神殿の中にはすでにカナレットが侵入している模様。アバターの力も奪わずにモリーを待ってるのはなんでだろう? 次回はカナレットがモリーに衝撃的な事実を突きつけるらしいが、さて、最終回どうなることやら。


2007年03月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] コードギアス#21と地獄少女二籠#21とゴーストハント#23と妖奇士#23

  コードギアス #21「学園祭宣言!」。ゼロの正体バレフラグも立っていよいよ第一期最終展開かな、と思ったらお気楽学園祭……開会の合図が「にゃーん」って……スザクに正体がばれたカレンは、学園では説得をしたいというスザクの考えで正体が伏せられることに。扇はヴィレッタを連れて学園祭にやってくる。元教師ってのがなんか意外だけど、反ブリタニア活動に身を投じるきっかけになった親友の死ってのは、カレンの兄なのだろうな。ヴィレッタは記憶のないまま扇と一緒になってもいい、と言ってるけど、いよいよ記憶を取り戻す布石としか思えん……
 ルルーシュもユーフェミアとひとときの語らいをするが、その直後、ユーフェミアがお忍びで来てることがわかり学園は混乱、その混乱に乗じ、ユーフェミアは独断で「行政特区日本」の構想を発表する。まあ、理想と志は買うけど、混乱を招くだけだろうなぁ……ただ、懐柔策としては正しいけど。
 他には何気に復活しそうなオレンジ卿だとか、以前試しにギアスの能力をかけられて壁に印を付けてる女生徒だとか……忘れ去られてなかったのか。


  地獄少女二籠 #21「紙風船ふわり」。骨女の過去編。骨女は元々薬種問屋に奉公していたが、そこの若旦那に惚れて欺され、遊女として売り飛ばされていた。更に、妹分を気遣って足抜けしようとしたが妓楼の用心棒と出来ていた妹分が裏切り、足抜けを手伝おうとしたなじみの客ごと斬り殺されてしまう。けど、そのなじみの客が「鉄」って……坊主頭の骨接ぎかと思ってしまった。
 で、子供を身ごもったにも関わらず男に裏切られた女の依頼で動くのだけど、それにはその骨女の過去も絡む。枯獲鳥、って、確かに子を亡くした女の霊が変化したものだ、と言われてるけど、結構妖怪化してるのね、この世界。
 次回は以前登場した拓真が再登場。地獄流しに関わった人物が再登場って、第一期の柴田親子以来じゃないのか?


  ゴーストハント #23「File8 呪いの家#1」。こっちは間違いなく最終展開か? 今回は老舗料亭からの依頼。代替わりするたびに身内に死者が出続ける家のお払いを頼まれるのだけど、祟りの元の悪霊は一筋縄では行かなさそう。おまけにナルまで憑依されるし……しかし、純粋な命の取り合いならリンもかなわないナルって、何者?


  妖奇士 #23「印旛沼古堀筋御普請」。まあ、そりゃ「妖怪」なんて言われた鳥居耀蔵だって正しいことも言います罠……現実の鳥居も儒家思想に凝り固まって功名欲が強かっただけで、けっして物事が見えなかった人物ではないし。ただ、持ってたものが明らかに時代に逆行してたんですな。ただ、アトルも奇士たちも妙に物分りが良く、印旛沼の普請に理があっても、普請に借り出された人足の待遇の悪さの正当化にはならんだろうに。


2005年03月17日(木) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 「新必殺からくり人」まとめ

 まあ、「新からくり人」の全話感想を書いたのはネット上で皆無だったから(&無視されるほど駄作ではないから)ってな理由だったんですが(多分「富嶽百景」はやらない)、 Umikazeさん新からくり人の総評を述べられてる ので、自分もちょこっと。
 コンセプト:からくり人シリーズの特徴「史実を背景に」を依頼人の広重、仲間の一人の高野長英ということでクリア。また、最初に広重が一括して依頼を行うことで依頼シーンなども省略している。もっとも大きな特徴は「旅」。これは「五十三次」というモチーフとあいまって成功している。ただし、「旅」以外のコンセプトは省力化という背景も見え隠れする。
 登場人物:重鎮にお艶、ブラ平、コメディリリーフに塩八、若い未熟なキャラとして小駒、正義感として蘭兵衛を配置。ただし塩八が半ばで退場し、また蘭兵衛もキャラとしては固く、感情移入しにくいのが難点か。反体制な逃亡者、という蘭兵衛の視点を随所に出せば、もっとシリーズの統一感が出たとも思える。
 殺陣:ケレン味が高い反面、わりともっさりした印象が強い。また、実質ほとんど蘭兵衛とブラ平がメインになってしまっている。ブラ平の火吹きは、悪党がのた打ち回るシーンが長いのでその分一瞬の爽快さに欠けてしまっている部分も。蘭兵衛の殺陣は流れるような勢い以外に特に特徴はないが、スタッフの演出がそれをカバーしてる部分も散見される。
 各話:各話ばらつきはあるものの、「見れないほどひどい」話もない(「桑名」は悪役の善兵衛の悪辣さがあまり出てないし、「鳴海」は意欲が空回りしてる感はあるが)。依頼シーンがないので話の自由度が高く、通常の時代劇に限りなく近い話もある。
 総評:過去の意欲的な挑戦作と比べると、「旅」以外わりと「特徴がないのが特徴」的な感じもする。その中でやはり「依頼が浮かび上がる絵」というアイデアは秀逸だろう。また、特徴がない、と言っても質が低いわけではなく、逆に丁寧な仕事ぶりが映える回も多い。模索の方向性がそれまでと違い安定性にあるように感じられるところや、また一つ前のシリーズの「新仕置人」が異様に印象的だったために損をしてる部分はあるが、その後の「旅物」の系譜などを考えても、必殺の転換期の作品の一つとして、重要な位置づけではあるだろう。
 ところで、メインタイトルは「新必殺からくり人」で各話サブタイトルが「東海道五十三次殺し旅 ○○」かと……

[必殺] あんたこの掠奪どう思う

 必殺仕業人第十七話。 DVD下巻
 定火消し *1 の竜神組は旗本の威光を嵩に着て、町火消しの邪魔はするわ町娘にちょっかいを出すわとやりたい放題。組頭・巳之吉の母親おふみも、バックについている五千石の旗本・乾に働きかけ積極的に悪事の揉み消しを図っている始末。
 そんな巳之吉に目をつけられた花火職人頭の娘おきよ。恋仲の花火職人・仙太と一緒にいるところを巳之吉らに襲われ、乱暴される。彼女の父親の松造は怒り、主水を通じてなんとかしてくれと頼む。
 主水は旧知の同心・安田を炊きつけることに成功するが、乾が町奉行を通じて横槍を入れ、さらにおふみに入れ知恵して松造を騙し、おきよを巳之助の嫁にするという念書を取ってしまう。無論、おふみ・巳之助にはそんなつもりは毛頭なく、訴訟を取り下げさせるための方便に過ぎない。
 許婚であれば乱暴狼藉にはならない。それをいいことに再度おきよを廃屋に連れ込んで乱暴する巳之助。念書の事を知った仙太は竜神組の屋敷に一人乗り込みおきよを取り戻そうとするが、乾により無礼討ちとして斬り殺される。
 おきよが廃屋で首を吊って死んだことを知った松造は自分の間違いを悔やみ、おふみが支度金と称しておいていった金で恨みを晴らしてくれと主水に頼むのだった……

 旗本の威光を嵩に着た連中の狼藉話なのだけど、これにバカ親がからんでくる。個人主義者の又右衛門でさえ半ば脅されるようにおふみにやいとを据えるために竜神組に連れ込まれ、「あたしゃあの親子見てるとムカムカしてくるんだ」と言わしめるほどのバカ親ぶりには確かに腹が立つ。
 被害者の側の仙太も、最初匕首で脅されてすごすご逃げ出すのはなんだ、と思わないではないけど、普通はそんなものかもしれないし、なんと言っても仕業人ですから。でもその事を後悔する仙太は、再びおきよがさらわれそうになると今度は必死で食いつき、終いには竜神組の本拠地に乗り込んで斬り殺されてしまう。
 仕業人的には露天で買ったところてんをはたきおとされて竜神組にからむお歌や、おきよが連れ込まれた廃屋が剣之介たちのねぐらで、戻ってみるとそこでおきよが首を吊ってるのがそれっぽいか。
 話的には中だるみの凡作だが、やはりスピーディな殺陣と美容に効果があるやいとだと言って又右衛門がおふみを仕留めた後、「もうこれ以上皺は増えねえ」と言い残していくところは胸がすく。
 しかし、松造がおふみから渡されたのは切り餅一つ分(25両)だけど、主水は五両しか取ってないような。なんだか微妙にフォーマットに拘りすぎの気もする。
 あと、この回からレギュラーだった主水の同僚の老同心・島忠介が、演じる美川陽一郎氏の体調不良により登場しなくなる。すさんだ雰囲気を和ませる(かつ、増幅させる)役割として重要だっただけに残念。
*1: 江戸には「大名火消し」「町火消し」そして旗本の構成する「定火消し」の三種類の火消しがいた。


2003年03月17日(月) 旧暦 [n年日記]

とりあえず

 反応しなきゃいけないこともあるんだけど……
 とりあえず 自転車創業 のひとが名大出身者、しかも 大丸ラーメン の常連だったと聞いてちょっとびっくら。大丸ラーメンのオヤジに直接聞いたんですけどね。
 大丸ラーメンがもうそろそろ店たたもうかと考えてると聞いて二度びっくら。大丸ラーメンオフでも企画しようかしらん?


2002年03月17日() 旧暦 [n年日記]

井上さん、あんたキャラ立てすぎ

  仮面ライダー龍騎 はなんじゃこりゃー!? な回。今回は一話からのメインライターの小林靖子さんがお休みで、代わりに アギト のメインライター(ってか、50/51書いたんだけど)の井上敏樹氏。この回を見ると、井上氏と小林氏の違いがはっきりわかる。なんつーか、無茶苦茶キャラが立ってる。「アンタ誰?」ってくらい。なにせ、インタビューで「テレビシリーズではキャラが立って絡みがおもしろければ、ストーリーなんてなくても成立する」と断言した人だからなぁ。その言に違わず、優衣のおばさんやら由良悟郎やら、メインキャラでもないのにやたらとキャラが濃いい人たちが……こりゃ、プラスにせよマイナスにせよ反響あるだろうなぁ。
 まあ、テイマーズとギャラクシーエンジェルは、特には。今日からミュートス編の009は見逃した。ぎゃふー。
 お昼は、自転車の手入れ。チェーンやギアの、こびりついてる埃をぬぐって、油を注す。なんとなく、脳内になにやらかがあふれてくるような楽しさが。思わず「うふふふふ」などと奇異の声をあげて、通行人に怪訝な目で見られる……あぶないあぶない。
 ふと、シアワセについて考えてみる。手のしわとしわをあわせてシアワセ……節と節をあわせるとフシアワセ……うふふふふ(もうええっちゅーねん)
 NHKで、イスラエルで兵役拒否をしたヤイール・ヒロくんの特集。イスラエルと言うのは軍事力で無理矢理作り上げた国だ。そして、軍事力がなくては維持が出来ない。だから、武力がなくては困る。それはわかる。しかし、同時にそれではどん詰まりと言うことも事実なのだ。争い、紛争と言うのは、「あいつと自分が違う」から起こる。違っていても、本当は違ってないはずなのに。


2001年03月17日() 旧暦 [n年日記]

ショック

 「ゴーストハンターズ」録画予約ミスでとり逃し。ショックで寝込みます。よよよ。
 ここのところ予約ミスが多いなぁ。こんなことではあいてー時代を生き残れませんわ。意味がわからなくともよのなかあいてーなんですもの。日本はあいてー国家になるらしいですわよ。おほほ。
 …っつーか、首相もITってのがどういうことなのか、ちゃんとわかってから使ってもらいたいものである。なんてーか、聞いてると無能とか口が滑るとか以前に、機械音痴のおじさんたちが「うちでもね、パソコンでインターネットはじめたんだよ。インターネット。インターネットでホームページ見るのなんて簡単だね」と覚え齧りの用語を駆使して(おまけに微妙に間違ってる。)自慢するというアレを、全世界規模でやられてるのと同じである。いや、別にそれが悪いとかバカにしてるとか、そういうことではないんですけど(全く新しい事を始めるのだから、用語を最初は間違ってしまうのは当たり前。逆に好奇心と柔軟性が当たり前な若いうちならともかくある程度の年齢以上で、ビデオ録画のしかたも良く知らないご年配の方が一生懸命勉強して新しい事を覚えるという意欲と努力には頭が下がります)、一国の首相の発言としてはなんというか、もう少し勉強していただきたいというか、言葉の意味もわかってなければ先の見とおしも無いということがまるわかりというのはちょっと見てて自分の家族の恥を全世界に発信されてる気分である。
 ま、首相の愚痴なんざ言ってもしかたないのでそれはこれくらいにして、次。

雑誌の色

 雑誌には「色(カラー)」というものがある。これはパソコン誌でもファッション誌でも同じだし、同業他誌が存在する以上、かえって「色」を強く押し出す事でシェアを獲得していくというのも珍しくない。
 漫画誌も当然然りである。漫画誌としては(というより雑誌全体としては)最大発行部数の週刊少年誌においても、その色は顕著である。ジャンプのカラー、マガジンのカラー、サンデー、チャンピオンのカラーと、全て違う。無論他誌の人気連載の真似をするというちょっとえげつない手もあるにはあるが、基本的に雑誌のカラーというのは存在している。
 カラーと言うのは掲載作品、すなわち作家の性質による場合も少なくなく、創刊間もない雑誌では、初の人気連載により雑誌の方向性が確定されることも多い。
 さて、ここで問題。何故週刊少年誌が他の漫画雑誌と比べて最大の発行部数を誇るか。まず、「子供」という層を取り込んでいるということがある。子供社会と言うのは、かなり特殊な社会である。学校と言う閉鎖社会で、かなり限定された付き合いをしていかねばならない。以前ちらと書いたが、ドラクエ、ポケモンなどのゲームが個人的なエンタテイメントツールとしてのゲームそのものの価値以外に、子供社会における価値ある情報、一種の貨幣を生み出すツールとしての価値を持つ。漫画もそれと同じ機能を持っている。テレビドラマ、アニメなどもそうだ。だが、大学生や社会に出るとどうか。ゲームや漫画のコミュニケーションツールとしての意味合いはとたんに薄れる。無論同じ趣味を持った友達同士では共通の話題になるが、同じ職場で働く同僚が、自分の見てるのと同じドラマを見てなかったり雑誌を見てなかったと言っても、それが阻害の原因になることはまずない。しかし子供社会ではそれがグループからの阻害の原因となりうるのだ。この意味から、子供は「趣味」以上に共通の話題を確保する事はわりと差し迫った背景がある。もっとも基本的には面白いから、というのは違いないのだが。(でなければ週刊少年誌を大学生以上が読む理由は薄い。現にマガジンは大学生以上を強く意識することで部数を伸ばした)
 純粋に趣味となると、共通性を意識する必要が無い。自分が好きなものを読めばいい。そうすると起こるのは「分化」である。人の読んでる物と自分が読んでる物が同じである必要は無い。そうすると種類が増え、種類毎の発行部数が減るということになる。どういう層をとり込むか、それをどれだけ安全牌として確保出来るかが重要になってくる。
 ここで雑誌の色と読者層という関係が、週刊少年誌よりかなりはっきりした形で現れることになる。その層の一つがマニア層である。マニアと言っても色々な種類、色々な深度があるが、一般にマニアはそうでない人より事物に固執する。つまり、マニアを獲得するとある程度部数の維持をしやすい。ただ逆にそれ以外の層からマニアックということで敬遠されることがあるので長短両方がある。また基本的に限られたシェアである。
 しかし過去数年、マニア層の金離れの良さに目をつけた出版社が次々にマニア向け漫画誌を出している。飽和状態と言ってもよい。その分浮き沈みが激しく、数号で廃刊なら良い方で、創刊1号にして廃刊した雑誌と言うのも幾つか実在している。こういう限られたシェアでパイの奪い合いをすると、雑誌のカラーの作り方と言うのは難しい。一般性のあるカラーにすれば多くの人間が読めるものになるが、熱心なマニア層への求心力は弱くなる。からと言って方向性を強くすれば、逆にそれ以外の読者から敬遠される恐れがある。(両方兼ねるのが理想だしそういうものもあるにはあるが、そうそうは上手く行かない)
 私が講読してる雑誌の中にも、この色が決定しきれていないもの、他誌との分化が曖昧なものが結構ある。マニアの限られた財布の中身を巡ってどう攻防が繰り広げられるか、楽しみでもあり、ちょっと先行き不安にもなる。はてさて。