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2011年08月07日() 旧暦 [n年日記]

[映画][特撮] 劇場版仮面ライダーOOO(オーズ)将軍と21のコアメダル/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船

 仮面ライダーオーズ
 ドイツでコアメダルに関わる遺跡を発掘していた鴻上会長。しかし、そこから復活したコアメダルやオーズドライバーを作った錬金術師の一人、ガラは鴻上たちを人質に取ると、周囲一帯を東京に転送、そこを拠点に800年前に封印された時からの野望、世界の破壊と支配を実現させるため、使い魔としてベルを生み出し、人々の欲望を集めさせる。
 その欲望が集まった結果、東京の一部が江戸時代と入れ替わってしまい、それに巻き込まれた映司たちは江戸時代に飛ばされ敵怪人と彼らを不審がる江戸の人々との板挟みになる。しかし、その中で映司らが悪人ではないと見抜いた人物がいた。その人物は、「貧乏旗本の三男坊、徳田新之助」と名乗り、映司たちと江戸の人々との橋渡しをする。

 ゴーカイジャー
 ある時、トレーニング中のガイが空飛ぶ不審な飛行物体を見つける。異様な雰囲気を感じたガイは豪獣神で立ち向かうのだが、その難破船にも似た飛行物体から降り立ったゴーカイオーそっくりの巨大ロボットに歯が立たず、敗退してしまう。
 ガイからの連絡を受けたゴーカイジャーたちはそれが伝説の宇宙幽霊船らしいと知る。その幽霊船には一つだけなんでも願いを叶えるお宝「ゴッドアイ」があると、幽霊船に乗り込むのだが……

 今年の仮面ライダー劇場版。今年は40周年記念のライダー映画があったり35周年のスーパー戦隊映画があったりしたので、東映特撮の映画がやけに多いですな。
 そして今回はなんと仮面ライダーと暴れん坊将軍が競演。最初報道を聞いた時は誤報かと思ってたけど、事実だったんで笑っちまいます。
 元々子ども向けということもあるけども、今回は特にエンターテイメントのファミリームービーに特化してますね。話のキーになるゲストが小学生の男の子で、家族の絆が一応話の縦糸。そこに800年前にコアメダルを作った錬金術師、ガラが復活するのだけど、ガラが自分好みの世界に作り替えようとして行なった作戦のために東京中にちょんまげ頭が氾濫したり、見る側を飽きさせない展開を心がけてるのがわかる。敵キャラも、どこか道化じみてるというか、マスカレードっぽい感じだし。
 一応、時系列的には公開開始時のテレビシリーズより少し前、アンクはいつもどおり映司のサポート役でカザリは生きてるし、バースの正式装着者も伊達さんのまま。ただし、アンク(ロスト)は何故か登場しておらず、伊達さんがいた時には真木に合流してなかったウヴァが他のグリードと共にいる。
 他に示唆されていたのは、鴻上会長はどうも800年前にコアメダルを作らせた「世界を欲しがった強欲な王」の子孫だということですが、テレビシリーズの展開には関係あるのか、ないのか。
 で、ガラが世界を一旦滅ぼす手段として、人々の欲望を集めその力で東京のあちこちをいろんな時代と入替える。で、それに映司たちが巻き込まれて江戸時代へ……
 もちろん他に巻き込まれた人たちもいて、自動車やら格好やらで面食らった江戸時代の人々は怪しがって石を投げつけたりなんだり。そこに映司を追って来たガラの手下であるヌエヤミー(ヒヒ、トラ、ヘビの合成ヤミー)が現れ、映司はコアメダルをガラに奪われていたためバースに変身して江戸の人々も含めて守るのだけど、変身するのを気味悪がられて逆効果。ところが、映司が江戸町民を身を挺してかばったのをめざとく見つけ、町人たちをなだめる人物、それこそが徳田新之助こと、暴れん坊将軍・徳川吉宗。「どうやら彼らは悪人ではなさそうだ」といつもの調子で一発で騒ぎをおさめてしまう。さすがは新さんw
 そして吉宗はこぼれ落ちたセルメダルを見て、何か心当たりがあるよう。最近徳川家に献上された西洋渡来の黄土色のメダル、それが今回の劇場版限定フォームであるブラカワニ(コブラ・カメ・ワニ)コンボ。爬虫類系怪人ってそういや出てなかったか。もちろん、吉宗もいつものあの格好で参戦。おなじみの「成敗!」の決めぜりふもちゃーんとありますよw
 話の縦糸はゲストキャラの男の子と母親の家族の絆なんだけど、テレビシリーズとの一貫性で言えば、映司の「手」がテレビと劇場版をつなぐ糸。最初は不審がっていた江戸っ子たちも吉宗の説得をきっかけに現代の人たちと打ち解けていき、最終的には手に手を取り合ってガラの手先に立ち向かう。江戸の人々と現代の人の手と手、そして、ガラの中から シュンのお母さんを助けるために伸ばした手、それって映司の「手の届く範囲を助けるのが精一杯」という言葉と、紛争地域で助けられなかった女の子の手を掴もうとして掴めなかった手と重なる。つか、映司にとってオーズの力、紫のコアメダルの力ってのは、手が届く助けられる範囲が広がる、ってことで、多分それがナイトメアヤミーの回の時に引き出された映司の夢(地球)なんだろうけど、今回はファミリームービーということでその実現の一端がかなり甘めに提示。
 ファミリームービーとして結構気軽に楽しめ、テレビシリーズのテーマもきちんと踏まえたものになってました。子どもたちの暴れん坊将軍への反応も気になるところ。

 ゴーカイジャーの方は、尺が短いのでどうしてもショートストーリーですが、短い中にも幽霊船に乗り込んでのお宝探し、過去戦隊ものの登場キャラとの絡み、そして巨大ロボ戦でのCGアクションと、結構見せ場を盛り込んでます。過去戦隊からは、雑魚戦闘員の合体戦闘員とか、ゴレンジャーから野球仮面(声:永井一郎)とか、エージェントアブレラ(声:中尾隆聖)とか、G3プリンセスとか。G3プリンセスがなんで出たのかよくわかりませんが、ゴーオンジャーは主人公側のキャラが弱かった割に敵幹部の三大臣が、彼らは彼らなりに自分たちの世界の仲間たちのために戦っていたってのが出てて、それが良かったのでケガレシアが出てきてちょっと嬉しかったり。
 CGでのロボ戦は、流石にアバターのフュージョン・カメラ・システムを導入したトランスフォーマーのようにはいきませんが、ところどころのためとか見栄の切らせ方とかは、やっぱり日本人の感性には合ってます。まあ、向こうはリアル指向でこちらはもっとフィクションというか演劇よりというのがあるんですが。

[特撮] ゴーカイ#24とオーズ#45

  海賊戦隊ゴーカイジャー #24「愚かな地球人」。ゴーカイジャーとの戦いに敗れ、ザンギャックから見捨てられたジェラシットは粗大ゴミとして廃棄され、地球のゴミ捨て場に捨てられる哀れな立場になってしまっていた。地球人のおばさんからも生ゴミ呼ばわりされ、町を彷徨うジェラシットは空腹のあまりたこ焼きを盗もうとして、そこの主人のペットにまで墜ちてしまう。
 ガイの勧めでたまたまその屋台を訪れたゴーカイジャーたちはジェラシットと再会してびっくり。しかし、いろいろめんどくさくて無視しようとするも、地球人にザンギャックの強さを宣伝することで降伏させようとする攻撃隊長センデンがそのあまりの情けなさに怒り屋台のオヤジたちを攻撃する。

 もう、完全にギャグ回。インサーンに恋して何故かカーレッドに恋の指南を受けたジェラシット、ザンギャック帝国から見捨てられ地球でたこ焼き屋に拾われるのだけど、その変遷が「たこ焼き屋台のオヤジのペット→弟子入り→師匠の母親から認められず四苦八苦」という……いやもうめちゃくちゃとしか言いようがないですわw なんでペットやねん。最初から弟子じゃいかんかったのかと。いや、その滅茶苦茶さ加減が面白いんですが。
 ジェラシットも、インサーンへの恋慕もどこへやら、宇宙で最初のたこ焼き屋になる! と決意したり、なんか妙に地球人にフレンドリーになったり……挙句にあのオチかよ! ちっちゃいお友達おいてけぼりにもほどがあるだろ!
 まあ、今回は今回として、次回はレジェンド戦隊としてハリケンジャーが登場。しかも、ハリケンジャー三人とも。久々に玩具連動ギミックも出るっぽい。


  仮面ライダーオーズ #45「奇襲とプロとバースと愛の欲望」。ほとんどのコアメダルが奪われてしまい、バースドライバーもダメージを受け修理中で行き詰まってしまった映司たち。状況を打開するには、奇襲しかないと、なんとかバースの試作型を使い、グリードたちの巣である真木邸を襲撃する。が、最初は意表を突いたものの、結局は襲撃を予測していた真木により手持ちのメダルを奪われ、相手のメダルも幾ばくか手に入れるものの状況は悪化。
 特に、奪われたメダルによりガメルとメズールが完全復活。メズールはこれまでごっこ遊びのような関係だったガメルがすがってくるのを振り切り、真実の自身の欲望を求め始める。
 その結果、メズールは街中の母子を無差別に襲い集め、それを卵のようなカプセルに閉じ込めてしまう。

 今回を除いてあと三回、のはず。で、順当にグリードとの決着を付けてく、って形なんですかね。~   で、今回はメズール。完全体になったメズールの欲望の行動は母子を収集しその感情を味わうこと。これまで、ガメルとの関係で擬似的におこなってきた「ごっこあそび」の実感を得ようとしてる、ってことなんだろうけど……
 完全体となったメズールにはラトラータコンボの灼熱閃光も通じず、なんとかプロトバースとの連携でプトティラの能力でメズールの意識をやどすメダルを破壊……って、完全体って案外と大したことない? それと、これテンプレ化してる???
 真木側に寝返ったアンクだけど、他のグリードたちのグリードとしてあるべき行動を見て、違和感を感じているよう。グリードには命なんかない。ただのコアメダルにやどっただけの意識だ、ということを、自虐的に再認識する。コアメダルを集め完全体になること、ひたすら強欲であること。それがアイデンティティであったはずのアンクに、明確な変化が訪れてるような……
 次回はガメルの退場回かな。だとすると、ウヴァ、真木(ギル)、アンクと、グリードはまだ他に三体……数が合わないな。つか、次回映司もついにグリード化するっぽいけど、真木とはまた姿が違うんだけど。


2009年08月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 著名人の行く末あれこれ

  大原麗子さん自宅で死去=2週間超経過、病死−東京時事 )。かつてはおっとり系美女の代名詞みたいな方でしたが、闘病の末、自宅で孤独死とは……連絡が取れないということで家族から警察に通報があったみたいですが、病気なのに一人暮らしだったのはなんか理由があったんでしょうか? いずれにしても最盛期の姿を憶えている身としては愕然です。合掌。

  【酒井法子逮捕状】逮捕の夫「妻も使っていた」という趣旨の供述産経 )。いやまあ清純派アイドルなんてものを額面通りに信じるほど昔も初心じゃなかったつもりですが、もう何やってんだか、という感じです。最初はマスコミ逃れに姿をくらませたのかと思ったけど、警察が携帯電波を追跡してるという報道を見て「?」。ダンナがあっさり口を割ってしまったというのが、供述が本当にしろ嘘にしろ、なんだかなぁ。これって酒井法子関連のフィルムは放送自粛になるのか? 主演クラスでもない限り、そこまで神経質になるとは思いたくないですが……

[アニメ] バスカッシュ#17

  バスカッシュ #17「ジャイアント・ステップ」。闘技場から逃げ出したダンは、賞金目当ての追っ手から逃れてアンダーグラウンドの最下層へ。が、そこで謎のビッグフットに襲われる。しかし殺し合いをあくまで拒絶するダンはバスカッシュを通じて相手と理解し合う。お互いの健闘を称えようとビッグフットを降りたダンの前に姿を現したのは、巨大な顔……彼、ナヴィガはビッグフットなどではなく、作業スーツを着た、月で見た巨人たちの仲間だった。
 度肝を抜かれるダンだが、バスカッシャーに悪い奴はいないとナヴィガに地上に行こうと口説くが、ナヴィガが連れて行った場所は巨大な墓標の群が一面に広がる大空洞だった。

 相変わらすもったいぶらずに矢継ぎ早にギミックを出してくるなぁ。。前々回出た月の巨人族。その張本人が早速登場。砂漠の町や月の裏側の遺跡を構成している「アルティマイト」という鉱物を採掘するために連れてこられたらしいのだが、アルティマイトの毒性に強いという巨人も長い年月で毒に犯され、ナヴィガを残し仲間は皆死んでしまったという。地上でバスカッシュをやろうというダンに、ナヴィガは死んだ仲間たちを置いていけないと、これまで通り孤独に鉱石を掘ろうとする。が、そんな彼にダンは、もし自分が死んで同じ事をココがしてくれても、人生を台無しにまでしてそうしてもらっても嬉しくないだろう、と言う。これまでココのために自分の人生を大事にすることのなかったダンとは思えない言葉だなぁ。
 ダンの言葉にナヴィガが心動かされたところで、ダンを探して地底に降りてきたミユキたちと合流。中でもセラがナヴィガに対し何だか妙な反応だけど……マイクローン化技術とかないと、さすがにカップル化はむずかしいような。つか、巨人ってゼントラン?
 更に牢屋で会った殺し屋・プライスがヤンの依頼でダンを襲う。
 ちゃんと地上に出られるんかいな?


2008年08月07日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#5と潜脳調査室#18とイタKiss

  ワーデス #5「男には二通りある」。森で野営中、トッピーそっくりの影に襲われてしまうキリエとモルテ。その一帯はコロシアムに出すために人間を狩る、危険な一帯だった。無理矢理獣人との決闘をさせられるキリエたちだが、モルテのおかげでどうにか勝ち抜き続けていた。
 一方、キリエたちとはぐれたトッピーは街で二人の行方を捜していたが、ならずものに絡まれていた女の子を助けた直後、同じチビくま族の獣人に出会う。彼は、勇者になると言うトッピーと志を同じくして故郷を出てきた旧友のヤッピー。旧交を温め合う二人だったが、ヤッピーは勇者の夢に挫折し、コロシアムのための人さらいを繰り返す小悪党になりさがっていた。それを知らないトッピーはキリエたちがコロシアムに囚われてると知って助けに入るのだが、興業主の金を盗もうとしていたヨッピーにはめられ、コロシアムに捉えられてしまう。

 今回、世界救済委員会の二人、出てこなかったなぁ。
 話はトッピーの因縁話。だけど、トッピーそっくりの旧友の声が……いや、わざとやってるのはわかってるんだけどね。語尾が「ベア」って……
 過去、誤って殺人をおかしてしまったことで夢に挫折した彼は、昔通りトッピーが理想の勇者になったために女の子を助けたのだと思い、助けようとしても動けなかった自分と比べてしまい嫉妬する。
 そのため、自分の手で彼を始末しようとすらするのだが、興業主の金を盗んだことがばれそうになったとき、トッピーが「世界撲滅委員会」を名乗り、自分の仕業だと宣言する。
 トッピーは立場が重要なのではなく、その志を失わない限りどんな境遇でも勇者でアリ続けられると言い残して去っていくのだけど……やっぱ声・台詞と格好が似合わねえw
 あと、チビくま族って無茶苦茶強かったんだな。
 次回は人間と獣人の共存を理想としてろ象師のところに行くらしいけど、額面通りに受け取っていいのかどうか。


  潜脳調査室 #18「ジュタの森」。今回波留の元に持ち込まれた依頼は、自然公園に指定されている南海のとある小島の調査。メタルも十分につながらない人の手もほとんど入っていない僻地だが、そこから奇妙な信号がメタルに流れ込んでいるのだという。世界の各地で植物の異常成長が報告されており、その森でもそれが観測されていることからそれとの関係も疑われ、波留に実地調査が持ち込まれたのだ。たぐいまれな地球律との共感能力があるとはいえ波留は老人、しかも足が不自由とあってソウタは反対するのだが、ホロンのサポートもあるとなって押し切られる。
 島に到着した一行は科学技術を拒絶しあざ笑うかのような島の自然に圧倒されるのだが、島からはやはり不可思議な波動が流されていて、波留とソウタの電脳が影響されて二人は不調に。しかも、無事かと思えたホロンまで体調を崩したように倒れてしまう。

 ミナモ、どんどん野生児化してるな。w
 文明に依存すればするほど自然を感じられなくなる、というオチかと思いきや、どうもそう単純な話ではないようで。ソウタは電脳テロの可能性を訴えるが、そうでもなさそう。地球律がらみかと思ったけど、波留やミナモは特に何も感じず、電子機器の固まりのホロンが真っ先に深刻な影響を受ける。具体的に電脳が介在してる現象なのか。
 しかも、この前の話(「透明な力」)以来、アンドロイドらしからぬ表情を時々垣間見せていたホロンだけど、分析的な発言だけではなく、情緒的とも取れる発言を繰り返す。それにソウタも気付いたのか、妙に気にし続けてるようだけど……ああ、ホロン風俗もあったし、そっちの能力も一応あるのか。
 今回は直接地球律が作用してるわけではなさそうだけど、前後編って、結構重要な話なのかな?


  イタズラなKiss 。入江と琴子が婚約したと思ったら入江母の強引なやり口で結婚させられたり(でも、ずっと婚約状態だとささいな喧嘩で婚約解消とか騒ぎになって回りが振り回されるのは目に見えているので入江母の判断は正しいと思う)、金之介がついに琴子一筋からクリスに方向転換したり(琴子に「すまん」と言ってからクリスを追いかけるのが妙に律儀なところだよなぁ)、結構長い連載を2クールにまとめるだけあって怒濤の展開だけど、旧友グループが卒業に向かい琴子も看護科に編入したこともあり、今回からOPが旧友グループから看護科グループに。これまた癖が強そうなのが。
 なんだかんだでイヤミのない王道で、するすると楽しめて見てしまえるのは流石と言うべきか。


2007年08月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 瀬戸の花嫁#18と絶望先生#5

  瀬戸の花嫁 #18「肉体の門」。何の前触れもなく唐突に修学旅行になだれ込む永澄たちのクラス。それでも浮かれるクラスメイトたちとうらはらに、燦は宿泊先の大浴場では否応なく人前で湯船につからざるを得ないので、正体がばれるのではと心配していた。そんな燦に容赦なく修学旅行中も審査に含めると告げる明乃。こっそりついてきた巻がいきり立つが、永澄は旅行中にも一人きりの明乃を見かねて、一緒に観光をする。だが、二人きりのところを明乃の尻尾を出させようと巻が水鉄砲で攻撃。永澄のフォローもあって人前で正体をさらさずに済んだ明乃だが、永澄が自分を騙して罠にはめたのだと誤解してしまう。

 唐突にも、おもいっきりサービス回。入浴シーンはもちろん、足が水に濡れて尻尾になるのを我慢して身もだえする明乃とか……極めつけは貸し切りの風呂場で足が尻尾になるのを我慢する訓練をしていた燦と明乃の会話がまるっきりエロトーク。原作では明乃がサービスシーン担当と呼ばれてるらしくその本領大発揮だけども、何気に今回は巡も活躍。風呂場で委員長相手にオヤジ趣味丸出しにしたり、燦と明乃の特訓を不純同性交友と勘違いして(勘違いもするわな)風呂場に突貫かけたり、挙げ句にごまかそうとした永澄の「俺だけを見て欲しい!」(って、なんてごまかし方やねん)という言葉に身もだえしたり。
 次回もまた修学旅行。今回は欠席だった留奈が出てきて、あと、明乃も怪しい動き? 巡は再び要らない子化? 「ルナちゃん、最近見ないと思ったら」って、13話をピークにこっちも存在感が薄くなってきてるな。
 って、DVDのCM……政さん、似合いすぎ。


  絶望先生 #5「シミと毒だし」。最初、OPがまた変わったのかと思ってしまった。しかし相変わらず無駄に美術がすごいなぁ……内容が内容でなければ、深夜にやるものじゃないのに。でも、その毒が抜けたらどうなるか、が後半の話。確かに箸にも棒にもかからなくなってしまうなぁ。

[その他] 国民の期待?

  民主・社民・国民新、郵政民営化見直し法案の共同提出検討日経 )。「 民主党の鳩山由紀夫幹事長は会談後、記者団に「3党で協力できる部分を法案として(提出し)、国民の期待に応える」と強調」。え? 誰が期待してるの? 郵政民営化なんて、先の選挙では微塵も争点ではなかったはずですが。つか、「郵政民営化」を争点にしていた小泉政権が支持を受けてたことは、民意から排除ですか。いつものことだけど、なんだかなぁ。これだから自民に期待できなくとも民主には投票できないのだよなぁ。


  TBSの不二家報道でBPO、「取材・演出に問題」朝日 )。ただし、一方で 「証言者は実在し、内部告発自体に捏造(ねつぞう)はなく、告発内容を信じる根拠が存在した」と判断日経 )。え〜? 「告発があった」こと自体は捏造ではないかもしれないけど、内容をまともに検証せずに信憑性のない証言を事実のように報道したのに「信じる根拠が存在」ってのもどうかと。検証委は告発者の特定すらしてないみたいだし。調べれば信憑性が疑わしいことがわかるのに、「信じる根拠」と言われても。
 また、 また、4月の謝罪放送についても、「番組はみの氏独特のキャラクターに依拠しているが、その発言には訂正やおわびに類する言葉が一切ない」などと批判している読売 )。みの氏は「ボクが取材したわけじゃない」と言っていてそれはそうなんだろうけど、「番組の顔」として仕事をしてる以上、「番組の顔」として謝罪をしていただきたいところ。マスコミのこの無責任さはなんなんだろう


2006年08月07日(月) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 江差追分は母娘の別れ―北海道・江差―

 必殺シリーズ第十六弾「必殺仕舞人」第四話。現在テレビ東京系にて時代劇アワー(月〜金 11:35〜)で再放送中。(これは先週金曜放送分)

 依頼で江差に入った京山一座。町は横暴な網元の江差屋に支配されており、浜辺で網を引きながら江差追分を歌う漁師の女房たちの表情も暗い。その江差追分を、悲しげな表情で聞く娘がいた。
 娘の名はおしん、今回の仕事の依頼人だった。恋人の伊之吉が江差屋に雇われていたのだが、タコ部屋同然の扱いに耐え兼ねたところをつかまり、殺されたのだという。依頼を引き受ける京山だが、顔役の江差屋と上がりの件で折り合いがつかず、三日間の興行しか認められなかった。わずかな期間のうちに江差屋を仕留めなければならない……京山たちは急ぎ裏を探るが、驚いたことに江差屋の屋敷でおしんを見かける。なんとおしんは江差屋の妾にされていたのだ。彼女を妾として口を聞いたのは母親のお栄。流れ芸者をしていたお栄はそのおかげで料亭を持ち腰を落ち着けることが出来、娘にも因果を含めていたのだ。
 一方、晋松は江差屋のタコ部屋に潜り込み、伊之吉のことを調べようとする。タコ部屋では扱いの酷さに耐えかね、逃げ出そうとしている連中がいた。ところが彼らの逃亡は事前に内通され、全員殺される。内通を裏で手を引いていたのはお栄。実は、お栄は伊之吉の脱走も密告していた。それを知ったおしんは……

 今回は脚本が良かった。お栄・おしん母娘がメインになるが、お栄が脱走者の密告を行っていたことがわかったことで、メインキャラ三人のマトが誰かということもミスリードに利用している。単に見てる側を騙すのではなく、ところどころで幼い頃のおしんがお栄に手を引かれながら寒風吹きすさぶ浜辺を歩くシーンが差し挟まれ、母娘関係がどうなるのか、ということも興味を引き続ける。
 お栄の悪人ぶりも、流れ流れ苦労し、すれっからしになってしまった、あまりに現実的な悪人ぶり。誰かを酷いめに合わせるのが目的ではなく、あくまで安定のために江差屋に取り入ることがすべてなのだ。おしんにも酷い目に合わせようとしてるのではなく、江差屋の囲われ者になって生活が安定していた方が幸せだろうと思っているふしがある。
 ところが、母が恋人が死んだ原因であることを知ったおしんが江差屋を去ることによって、江差屋の上前をかすめていたことがばれたお栄も用済みと着の身着のままで追い出される。最初、おしんを見つけみっともなく「江差屋にお戻り!」と言い出すお栄だが、はっとしたように気づき、おしんに江差屋に見つからないように逃げるんだよ、と言い残し別れ去っていく。おしんはその後ろ姿を見、昔の自分たち母娘を重ねる。そして思わず走り出し、「一緒に逃げよう!」と抱き合う。様子を見て場合によってはお栄を始末しようと伺っていた京山も、それを見て得物のかんざしを収める。
 母が娘の恋人を殺していて、娘の依頼で母を殺す、の方が直接的な悲劇だろうが、なぜかその場合よりもこの方がやるせなく、胸を打つ。おそらく恨みも愛情もすべてを含めて、二人で生きていくことを決意したからじゃないかと思う。
 その母親を最初軽い調子で「殺っちまいましょうよ!」と言う直次郎だが、様子見するという京山になおも食い下がり、晋松に殴られる。そして、倒れ込んだ後そのまま雪で顔を洗い、「へへっ」といつもの笑いを浮かべ、そのまま立ち去る。ちょっとぞっとしたシーンだった。こいつもただ、屈託のない男ではないなぁ。

[その他] ネズミ裁判

  顧客提訴 反響よぶ会社の訴訟支援東京新聞 )。これ見て最初に思ったことは、「あ、2chのタレコミって本当だったんだ」ということ。 こちら 参照。特に「ネズミ裁判と呼ばれるでしょう」だなんて、最初みんなが見て「なんのこと?」だったものなぁ。理由を見ると、更なる補修が必要と示してきた積水側の理由が「ネズミが石をはこんでまた排水溝をふさぐから」ということだから。唖然。アホらしい。
 コラム自体は作りを見るとむしろ後半部分を示したかったのだろうが、結果的に「両者の言い分が食い違ってる」ということを提示したに過ぎず、その事実と筆者の持っていきたい結論が結びつかないので、おかしな話になっている。第一 徐さんは、なぜ名前にこだわったのか。生い立ちを抜きにしては語れない。ってのは、事件の経緯を考えるとここで持ってくるのはおかしい。営業が、名刺を出すたびに自分の生い立ちから語って説明するのだろうか? あるいは名刺だけ見てわかることを当然と期待するのだろうか? それはちょっとありえない。だから、「無条件で人種差別的発言をした方が悪い」という結論にはならない(実際にそういったやりとりがあったのかは、不確定だが)。個人同士のトラブルから無理矢理普遍的な「罪」を抜き出して裁こうとしているように見える。掲載されてる材料自体は面白いが、新聞社説としては最低の部類。


 マンガ家の 飛竜乱 氏の 日記 、8/4にゲド戦記の感想が載ってて、「無駄な移動のシーンが多すぎる」というのに、これは確かに、と思った。監督は建築家だから空間配置はより気になったのかもしれないが、アレンがテルーを探しに行くシーン(で、裏の原っぱで歌ってるテルーを見る)で、庭を歩き、門を開け、外に出て、歩く、というシーンが、かなり冗長に思えた。それでいて、特に機能しているシーンではない。言ってしまえば、ぱっと移動させて「どこをどう移動してきたか」を納得させる演出力(と自信)が不足してるということなのだが、これはやはり場数が必要だろうなぁ、と思う。
 けど、飛竜氏の日記、ゲド戦記の件に限らず結構個人的に同意できることが多く書いてあるなぁ。いや、作品自体はそんなに好きな作家さんじゃないんですが。(^^;


2005年08月07日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] 一つ以外は概ね良好

  エウレカセブン 。これまでのエウレカの不機嫌の理由がヒルダ姐さんのおかげであきらかに。なるほど、友達が別の友達に取られちゃったんでイラついてたのか。青春青春。ニルヴァーシュは女の子だったんだな。ニルヴァー子キボンヌ。しかし三角関係の修羅場も、一頂点がメカだとなんだなぁ。話は月光号の修理に必要なリフレクション・フィルムを調達しに、ケンゴーの古い知り合いのフィルム職人を訪ねる。でも、軍の方でもなんか動きがあるらしく、異変を予感させる終わり方。ここでようやく、レントンの父アドロック・サーストンとデューイのつながりがおぼろげに浮かび上がる。
 作画はいつもとちょっと違う感じだけど良好は良好。作画監督は「真庭秀明」氏。昨今、作画監督が作画監督として機能せず総作画監督がその役目をしている現場も多いらしいが、この作品はそんなこともなさそう。

  ゾイドジェネシス 。ルージたちとはぐれたラ・カンたちは傷を負い、辺鄙な村ピクルに隠れていた。しかしディガルド帝国軍の執拗なまでの追跡が迫り、それを知って恐れた村人たちにより捕縛、帝国軍に引き渡されそうになってしまう。
 村人たちにしてみれば無理からぬところで、それ以外に方法があろうはずがない。それでも怒ったレ・ミィ様、村を丸焼きにする宣言。流石丸焼きの達人。なんでも丸焼き。でもそれ、ディガルドと同じと言うよりまんま悪役の台詞ですから。残念! ところで牛とか豚とかの大型の獣の丸焼きって大変なんだけど……
 バイオラプターによりラ・カンがあわや処刑、というところでルージ登場。無敵団との一件を通して成長したところも見せている。で、次回は村を守る話? とムラサメライガーパワーアップ話、かな? 主人公の成長に合わせてパワーアップ、これ王道。

  響鬼 は、もーなにがしたいんだかさっぱり。作り手の盛り上げようって意思が汲み取れないんですが……これはまったりとかそういう次元をすでに突き抜けてる。

 一方 マジレン はいつもどおり良好。「風穴」の呪いワロタ。そういう副作用があるなら最初に説明しときなさいよ、ヒカル先生! って、その前にウルザードの邪魔が入ったのか。翼の担当回かと思ったけど、前後編でヒカル先生の話っぽい? ミーメがマジシャインとウルザードの対決を「因縁の対決」と言っているということは、ミーメはウルザードの正体を知ってるんだろうか?

 ちなみに先日から 仮面ライダー THE FIRST の公式サイトで予告編の配信が始まってます。心配してる方はこれを見て安心するなりさらに心配するなりしてください。


2004年08月07日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 百万の挫折

 百万とは大げさな数で、実際今日味わったのは数十くらいの挫折にすぎないのだけども、その背後には百万回くらいは挫折するようなことがあるだろうなぁ、という想像力程度は持ち合わせてる。けど、挫折感を味わったくらいで絶望するわけにもいかんのよ。特に今日びは、おちおち、ね。

[その他] 台湾ラーメンを食べに行こう!

 職場のN助教授の発案で、七事、もとい、八事の「味仙」の台湾ラーメンを食べに行く。「味仙」は名古屋市内で幾つも支店を出している、ローカルでは有名な台湾料理の店で、名物は「台湾ラーメン」と呼ばれる、その実台湾には存在しないラーメン。醤油ベースのスープにニラ、ニンニク、唐辛子でいためたひき肉を乗っけるというシロモノなのだけど、何故かそれを食いに行こうという話になったらしい。どうしてそうなったのかはまったくあずかり知らない。
 なぜか台湾ラーメンを食べようという名目の会だったのに、その主催者兼スポンサーのN助教授が料理を頼む頼む。覚えているだけで、青菜炒め、あさり酒蒸し、豚足、小袋、牛筋、餃子、ニンニク炒飯、ビーフン、唐揚、カエル、ホルモン、豚の耳、え〜っと、他にもまだあったような。これに、ボトルで頼んだ焼酎が付く。テーブルいっぱいに並んだ料理だなんて、マジで初めて見ました。
 で、締めに台湾ラーメン。ところがN助教授がまた悪戯心を出して、注文の際に「全部、限界まで辛くしてね」と……参加者五名中、二名が脱落。残る三名のうちでも、スープまで完食したのは一人きりでした。その一人は実は私で、言いだしっぺのN助教授はスープまでは飲み干さなかったというのがオチなんですが(麺は全部食いました)。いや、たしかに今まで食った味仙の台湾ラーメンでも、最も辛かった部類だとは思うのですが。
 その後のカラオケで、もう一人の完食者がトイレに駆け込み、食いすぎで苦しんでた私に「胃腸が丈夫」とか言いました。
 確かに腹を下すことはなかったんですが、出てくるげっぷがやたらとのどにつらいんですけど……カプサイシンの臭いが、粘膜に……
 で、あれやこれやしているうちにアジア杯の決勝で日本が中国を下したとか。スコアしか知らず、試合内容や両チームの実力はさっぱりなのだけど、通り一辺倒な発言になってしまうけども、日本チーム、おめでとうございます、と。
 願わくば、これが双国のナショナリズムに利用されないことを。スポーツはスポーツとしてただ楽しまれることを。


2002年08月07日(水) 旧暦 [n年日記]

それでもやっぱり今日も暑い

 暑いしか言うことないんかと自己突っ込みの気力も湧かないほど暑い。昨日よりは涼しいけど、それでも最高気温は37度を超えてます。うだる。
 あっちこっちで話題になってる ジャンプの人気漫画家が児童買春の容疑で逮捕 。最初「ジャンプの漫画家が児ポ禁法違反で逮捕」と聞いて「言論弾圧!?」とびっくりしたのだけど、違いました。逮捕の段階では「容疑者」に過ぎないし(法的には裁判で確定するまで犯罪者ではない)、コスモスの太陽クンの件で少し懲りたので余計なことは言わないでおきます。でも、自分から小遣い欲しさに買春をもちかけて来た場合でも買った方が犯罪者ってのはアンバランスな気もする。相手が16歳とのことで、16歳はそのような形で保護されねばならないのかどうか、とか色々考えるけど、強制的な売春とかを考えた場合、自動的に犯罪となった方がいいのかもしれないとも。私にはそういう趣味はないので関係ないですが。
  2ちゃん ハングル板の なんだかなぁなスレ 。まあ、立ち消えかなあと思ったら、1が戻って結果報告。事前に不穏な動きに気付かれたのか学校側から妨害を食らい、ブチキレ1が嫌がらせをしたところ、教師や生徒の大多数から大反発、生徒会長を降任させられそうだという。……まあ、 やってること 厨房だものなぁ。でも、議論の余地なく無理やり当時のことをよく知らない生徒に謝らせるという茶番をやらせる教師とかもそれ以上になんだかなぁ。この教師たちはなにをしたかったのだろうか。まあ、学校教育なんてそんなものと言ってしまえばそれまでですが。
 それよりかはこのことで 彼女にふられた というのが妙に切ない。
 ちなみに研究室は今日も静か。


2001年08月07日(火) 旧暦 [n年日記]

熱が出ている

 昨日から微熱が出てたけど、今日になるといい加減無視しきれない自覚症状が出てきた。
 気温は低すぎないのに鳥肌が立つ、冷や汗が出てくる、立ちくらみがする。身体がぎしぎし言って痛むし、目もなんかひりひりする。これが緩急つけてご来訪してくれる。昼には外せない用事があったので空元気を出してなんとか乗り切ったが夕方になるとほとんどぐったりしてるだけだし、エアコンの風が身体にきつくなってきたので早めに切り上げる。帰る途中でふらふらしたりして思わず小休止入れたり階段を上るのがおっくうになったり、わりと洒落になってない。でも体温は37度2分でほとんど変わってない。ワシってば昔から発熱に弱い。
 涼しい風は気持ちいいのだけど、同時に体温を奪われていくようなのでジャージズボンとどてらを引っ張り出して、夏だというのに着込む。当然汗が噴出すけど却って気持ちいい。蒸し暑いのも気持ちいい。身体は何を欲してるかちゃんとわかってるのだなぁ。暫くして熱を見ると37度を切るか切らないかくらいにまで下がっている。このぶんなら今夜無茶しなければ明日には治りそう。っつーか気合で治す。