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2012年04月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#6とフォーゼ#29

  ゴーバスターズ #6「合体!ゴーバスターオー」。バスターマシン三体が合体した「ゴーバスターオー」への合体シミュレーションが上手くいかない。原因はヒロムにありリュウジはそのことに心当たりがあるらしいのだが、ヒロムは手を借りずに自分で解決しようとする。そんな時、メガゾイドの転送反応と共に基地内にメタロイドが侵入。鹵獲したメガゾードγを奪い返そうという企みを、ゴーバスターたちはメタロイドを迎撃しようとするのだが……

 ついに巨大ロボ合体。ゴーバスターエースが基本になっての完全な高下駄合体なのだけど、敵の攻撃がある前提での合体と、これまたお約束破り。でも、その合体のタイミングがなかなか上手く行かず……その原因が自分にあることがわかってるヒロムは何が原因かを自分一人で探そうとするのだけど、本当の原因は「自分一人でなんとかしようとし、仲間を信じ任せるということをしなかったこと」。敵の攻撃最中はゴリラとウサギのパーツが周囲をガードすんのか。確かにこれなら攻撃されても大丈夫だわな。敵前合体も「エネトロン消費量ゆえの活動時間の短さ」という理由付けもされてるし。
 ゴリラが足とボディアーマー、ウサギが両腕と背面パーツ、そしてそれぞれの顔パーツがフェイスマスクとして合体。そして合体後はヒロムがメインでリュウジが機体制御、ヨーコが索敵と役割分担するし、戦隊としてはかなり型破り。
 強力なゴーバスターオーが登場してこれで戦いも有利に? と思ったら、次回早速壊れるらしい。おいおい……


  仮面ライダーフォーゼ #29「後・輩・無・言」。新入生で賑わう天ノ川学園。弦太郎は早速友達になろうと声をかけまくるが、そのうちの一人、ハルを強引に講堂につれていこうとすると、やはり新入生の女生徒に投げ飛ばされてしまう。蘭というその少女は気弱なハルの保護者を辞任し、彼を過剰に守り続けていた。
 しかし、そんな自分に嫌気が差したハルはリブラに目を付けられ、スイッチを渡される。スイッチを押すかどうか迷っていたハルだったが、蘭から「ハルはずっと自分が守る」と言われ、ついにスイッチを押してしまう。
 ハルが変身した蝿座のムスカ・ゾディアーツはその跳躍力で街で大暴れ。準と美羽から連絡を受け、現場へ向かうと、ハルと蘭のやり取りを密かに見ていた流星もメテオに変身し駆けつけるが、ムスカの戦闘力はからっきし。「もっと強くなりたい」と言い残しムスカは姿を消すが、駆けつけた蘭がムスカを「ハル」と呼びかけたことで正体がハルと知る。
 蘭はハルが怪物化したことに異様に動揺し、それでもハルはスイッチの力でおかしくなっただけ、とかばうが、それを聞いたハルは「今度はボクが蘭を守る」とつぶやくと、ムスカは姿を変え、進化してしまう。進化したことで大量のハエに姿を変える能力を得たムスカに苦戦するフォーゼだが、その頃ラビットハッチでも思わぬ危機が……

 新入生が入ってきて心機一転、弦太郎も新入生獲得に意欲を燃やすが、友子は「今のままがいい」とぼそりと。単に人見知りの性格ゆえなのか、直感の鋭さ故に何かを感じているのか? 基本、友子は残念系だからなぁ。
 そして今回のゲストキャラは気弱なハルとそんな彼を守ろうと過保護すぎる友人・蘭。幼馴染の女の子に世話を焼いてもらえるって、それだけで人生勝ち組では?
 そいでもって、自分の無力感と屈辱感からハルがゾディアーツ化、暴走していくのはいつもながら、どうもその原因は中学校時代にある様子……? このままだと単に蘭がモンペなだけだものなあ。
 そいでもってもうひとつのピンチは、弦太郎たちのクラスの担任になった大杉が賢吾たちをつけ回した挙句、ついにラビットハッチを見つけてしまう。そのためにライダー部廃止の危機に陥るらしいのだが……? まさか大杉が顧問に、ってことはないよなぁ? この上なく鬱陶しいだけだし。
 あと、前回キャンサーが退場したのだけど、今回のハルが新たなホロスコープスになってしまうんか?


2012年04月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

 いやもう新番組もいろいろ始まってたり消化が大変なんで急ぎ足で。

  ヴァンガード 。鈴ヶ森レンとの最終決戦。圧倒的なレンの攻勢に加えサイクォリアに溺れる自分との葛藤に悩まされるアイチ。しかし、櫂の一言をヒントに、自分自身を見つめ直す。
 ヴァンガードファイトの背景には壮大な星の運命をめぐる攻防が秘められていた……けども、メインキャラたちはずっと秘められたままw。 カードゲームやらがなんか世界の命運を背負う、って設定は多々あるけど、当事者がまったく自覚してないってのは多分初めてのパターンかと。
 アイチは力に溺れる自分を忌避しつつも、力に覚えれる弱さも持つのも自分、純粋にゲームを楽しむのも自分と、自分の持つ全てを受け入れ、白黒双方のパラディンデッキを使い、最終兵器を。アイチに示されたスイコの選択の答えはこれか。もし白のみを選択してたらどうなったんだろう?
 レンもアイチに自分ができなかった弱さもすべてひっくるめて自身を受け入れることを示され、ただ強さを求めることはやめたようだし、そもそもサイクォリアも消えたよう。見届け人としてのウルトラレアの役目も終わったみたいだけど、新シリーズでまた何か出てくるんですかね?

  べるぜバブ 。原作の悪魔野学園編の序盤で無理矢理切り上げての最終回。うーむ。ただ、最終回のアホノリは楽しかったですな。タイアップとかしづらい作品なんでここで終了なのもいたしかたないかもしれないですが、なんかちと惜しいです。

  ファイ・ブレイン 。ヤンデレラスボスでアッー!な最終回。求める正解なきパズルに構造物を壊して解法を求めるという力技は相変わらず。でも、本気で裏切るかとおもったギャモンがカイトと真剣に対等になるよう向きあう為にPoZに身を投じていたり、なかなか面白い展開でした。そして息つく暇もなく第二期へ。第一期では完全なオーパーツだったオルペウスの腕輪をめぐっての展開になるんですかね?

  デジモンクロスウォーズ 。歴代主人公総動員ながら、タイキが斃れての最終回。タギルがその跡を継ぎ、という展開なのだけど、一番びっくりしたのはそもそもの発端の時計屋のオヤジの正体。え!? そんなんアリなの? っつーか「弟」(ぶっちゃけて言うと、ダークナイトモン)を見つけた後はどうするの? という……過去主人公総登場、という点では微妙でしたが、ココらへんの展開で全部OKでした。つか、だったらなんで時計屋のオヤジは人間界に飛ばされたの? うーん。


2012年04月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その1

  聖闘士星矢Ω #1「星矢が救った命!甦れ聖闘士伝説!」。聖闘士星矢新シリーズ。まあ、チャンピオンシリーズでいろいろやってるんですが、時代背景がわかりづらいってのは相変わらずだったり。
 なんかいろいろ年齢設定的に考えてしまう展開なんですが、よく考えると聖闘士星矢時代でも沙織や星矢は13歳。新主人公の光牙は星矢が射手座の黄金聖闘士になった後に光牙が拾われて、なので、沙織さんも多分二十代後半? それよりむしろシャイナさんの年齢が気になります。星矢が子どものころから聖闘士でさらに云々かんぬんなので年齢は最低でもそろそろアラフォーげふんげふん。
 なんか男女雇用均等の波か女性聖闘士も素顔を晒せるようになってるみたいだし、どうなるんですかね?

  しばいぬ子さん #1「フツーの中学生?」。以前から芳文社4コマアニメの情報コーナーに出ていたしばいぬ子さんのアニメ化。しば犬です。ええ。逆にこんだけストレートなシチュエーションなのが清々しいです。余計な虚飾なし。

  ZETMAN #1「未熟な感情」。なんか昨今桂絵を見るとタイバニを想起してしまうんですが、そもそもの連載はそれよりも大分早かったのですが。
 原作はちらちら見る程度で、なんかわかりづらい展開だなぁという印象なんですが、その印象からそう大きくずれず。原作を更にはしょってるので、もっと大人キャラの心情がわかりづらいです。そもそものこの作品のテーマって何だろう? それがまったくわからないのが……

  宇宙兄弟 #1「弟ヒビトと兄ムッタ」。こちらも原作はチラ見程度で、映画化があったり、賞を受賞したりなんですが、「ふたつのスピカ」や「度胸星」、「MOONLIGHT MILE」のような先行と比べ、明確な売りがよくわからないんですよね。
 支持を受けてるからにはなにかしらあるとは思うんですが、ちょっととぼけた雰囲気がいいな、以外には、特には何も感じられず。大仰な演劇的なところがいいのかなぁ、とか思ったり。
 ちょっとなんとも言えず。


2012年04月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その2

  Lupin the Third〜峰不二子という女〜 #1「大泥棒VS女怪盗」。 日テレオンデマンド(要登録)にて最新話無料配信 。不二子をメインに据えてのルパン新シリーズ。先のスペシャル版から、キャストも一部を除き刷新してますな。雰囲気は第一期……というか、原作に近いけども、ルパンはちとテレビ寄り。人殺しは避けるけども、それは倫理観というよりゲームとしての難易度を上げるためみたいな感じ。
 銭形もこれまでのどのシリーズより原作のストイックな感じに近い。ただ、感情的になったときはさほどでもないけど、平時はやっぱ山ちゃんの声だね。>銭形
 オリジナルキャラとして銭形の部下にオスカーという銭形に心酔してるらしいキャラが出てるのだけど、原作とかでこれに相当するキャラっていたっけ?
 短期のシリーズであれば、ルパンメインでいろんなシチュエーションを出すより最も身近なライバルである不二子との対決シリーズにしたほうが確かに秀逸な気が。でもこれって次元や五右衛門が出てくる余地があるのかなぁ……

  これはゾンビですか? OF THE DEAD #1「はい、今再びの魔装変身!」。前期からそのまんまの続き。なんだか親父臭い幼女の新キャラも出てるけど、まあ、最初から設定のインフレーション状態なので何が降って湧こうがあまり関係なしですわな。
 そして前期一話の焼き直しのようにいたしかたなく全校生徒の前で魔装少女に変身、全校生徒のドン引きの視線を受けるのだけど、今回は魔法のチェーンソー・ミストルティンが砕け、記憶消去ができないハメに……
 魔装も解け完全変態として衆目にさらされる中、サラスは非常にブレない歩の尻への執着。ある意味ハーレム構成なんだろうけど、これはちとどうなんだ……


2012年04月07日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その4と新番組その3

 最終回。
  ハイスクールD&D 。リアスが賭け試合に負け、意にそまぬ婚約を強制されることになってしまう自分の無力さに落ち込む一誠。しかし周囲の人達の励ましで、リアスを取り戻すことを決意し、婚約披露パーティーに乗り込んでいく。
 リベンジの再戦、そして代償を払っての力で得る勝利、とお約束なのだけど、一誠の払っただいしょうというのがイマイチぴんと来ないのが……ただ、お約束展開としては展開の山あり谷ありで結構面白かったです。仲間との絆も強調して、単に一誠が一人いいところを見せたんじゃない、って展開だったし。
 ただ、ギアの声が立木文彦なんで、「ブースト、マキシマムドライブ!」とか言いそうなのが気になって仕方ありませんでした。やっぱりこの学園はいい風が吹くなぁ!

  BLACK☆ROCK SHOOTER 。これもこれでお約束。精神世界という、内向きの展開な上、それぞれの問題がさほどクローズアップされてなかったのでお飾り的なものだったけど。BSRというキャラクターありきの展開としては、まあ結構キレイにまとまったと思います。ただ、やはりキャラクターものという感は否めません。

  戦姫絶唱シンフォギア 。なんというか、かんというか。世界観の広がりもないまま、中二っぽい話で終わってしまい、敵キャラの語る裏設定も完全に空回りという……
 狙いが絞りきれてないというか、力の入れどころが明後日の方向というか。うーん。
 へっぽこアニメ、と言うほど全力の空回りでもなかったのが、個人的にはちと。


 そして新番組。
  プリティーリズム ディア・マイ・フューチャー #1「ハローマイフューチャー」。前作から三年後、名実ともに業界のトップになったMARsに憧れる新主人公たちが彼女らを乗り越え、プリズムクイーンを目指す。
 新キャラは前期の実写コーナーでプッシュされてたprismmyの四人を元にしたキャラ。まあ、そのへんの作為性はさておいて、前期の主人公だったあいらと違い、今度の主人公は空気を読まずにひたすら突っ走る猪突猛進タイプ。ただ、あいらのような才能の欠片とかはなしに、ひたすらに「こいつ、なんかやるかも」ってオーラだけなんですが。
 まあ、これはこれで面白いからいいか。
 そいでもって、今期から韓国側とのタイアップで、韓国キャラが大きく絡むようで。国内市場というよりおそらく韓国市場展開の絡みなんでしょうね。それはそれでいいんですが、韓国の名前って、男性なのか女性なのか、どういうイメージの名前なのか、まるでわからないので、もうちょっと名前の選定をして欲しかったところ。

  ゆるめいつ3でぃ #1。大学受験に失敗し、予備校通いのため上京してきた浪人生・相田ゆるめ。しかし入居したメゾン・ド・ウィッシュはとてつもないボロアパートだった上、入居者は変人揃い。しかも、ここに入居した浪人生に一人の合格者も出ないという曰くつきの物件だった。
 登場キャラが高校卒業者に見えない、ってのはさておいて。なんというか、すげーダメな一刻館って感じ? いや、一刻館もダメだったんだけど、これはこれで別の意味でダメ。多分この物件、家賃無茶苦茶安いだろうなぁ……


2012年04月08日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#7とフォーゼ#30

  ゴーバスターズ #7「エース整備不良?!」。バスターマシンの活躍を支える整備員達。その中の一人、新人整備士の小山は初めてゴーバスターズに会えて舞い上がるが、ゴーバスターズはドジばかりで落ち着きのない小山への不安を隠そうとしない。そんな中、電車の電線からエネトロンを奪うメタロイドが出現。さらに同時にメガゾードの転送反応も検出される。メタロイドがエネトロンを集めれば、もう一体メガゾードが転送されてしまう。いつものようにメガゾードはエースで防ぎ、その間にブルーとイエローがメタロイドを倒すという作戦を取ろうとするが、肝心のエースが小山のチェックミスにより出撃不可能になってしまう。

 画面の端々で登場している整備員をクローズアップの回。過去、似たような話はシンケンジャーの黒子話とかでもあったけど、整備員ってのは初めてかも。小山のミスはちと洒落にならないのだけど、ヒロムも自分の脳力を鼻にかけ整備員の仕事を軽視してる部分も。
 小山は自分の仕事がバスターズの生命と世界の命運に関わることを、ヒロムも自分たちの活動が小山たち多くのバックアップにより支えられてることを認識する。
 これまでの戦隊ものだと一度に多数の敵が出ないのは「お約束」で片付けられてたけど(再生怪人など例外はあり)、今回は「一度に多数の敵を出させない」ことも重要な作戦の一つという、逆転の発想なのか。
 次回はその流れでか、新バスターマシンの設計図と開発チームの話らしい。メカ戦隊好き歓喜のシリーズですな。


  仮面ライダーフォーゼ #30「先・輩・無・用」。ムスカゾディアーツになったハルはますます暴走。そのハルを止めようとする蘭に協力を申し出る弦太郎に、「先輩なんか信用しない!」と言って去っていく。
 しかも弦太郎がラビットハッチに戻ると、そこには大杉先生が……正体を明かし、仮面ライダー部が学園を守るために必要なものだと説明する弦太郎達。学園を守るという趣旨には賛同するものの、大杉は許可のない部活動は認められていないと、校長に報告しようと飛び出す。
 止めようとする弦太郎たちを振り切り逃げ出す多すぎだったが、その途中、夢中で掴んでいたネットスイッチを蘭に見られ、「あんたがハルにスイッチを渡した教師だったのか!?」となじられる。
 なんのことかわからない大杉だったが、学園内の教師に生徒を怪物にし、学園を危険に晒している人物がいると知り、仮面ライダー部廃部の決意が鈍る。
 そして同じ頃、タチバナから連絡を受けた流星は古巣である昴星高校に戻り現状を調べる。そこでは一見何事もないものの、リブラの影がちらつき、さらに何やら不穏な事態が……

 新入生編。ハルと蘭が弦太郎たちを拒絶するのは中学時代の先輩たちの裏切りが原因だったけど、ハルが蘭の行為を拒絶するあたりとか、描写が薄っぺらだったかなぁ。大杉がライダー部を知るあたりとか、昴星学園の状況とか、その他の要素も多かったのは確かなんだけど、大杉もうざくて勘違いだけども教師として学園の平和を願ってるって描写が、短くてもポイントを抑えていただけに残念。
 ハルに人間性を取り戻させるための蘭の行動がちと安易だったのも……
 どうも大杉の顧問化、それと昴星学園の状況に関する次回以降の展開への布石がメインだった感はあるのだけど、ちょっと息切れしてきたかなという感じは。
 そろそろフォーゼのパワーアップなんだけど、盛り返すかなぁ。
 そして、昴星学園では流星が探していたアリエスのゾディアーツが登場。リブラが影で暗躍していたらしいけど、ゾディアーツはザ・ホールのある天ノ川学園でしか覚醒しないみたいなのに、どうして他校に勢力を伸ばせたのかとか、どうも消えちゃったらしい次郎君との関わりとか、そのへんの話になりそう。
 それと、今回仮入部のハルと蘭の二人、今後の出番はあるんかいな……?


2012年04月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その4

  緋色の欠片 。今期の乙女ゲー枠。っつーかここしばらくなかったので久しぶりなんだけど。>乙女ゲーアニメ
 展開としては、田舎の祖母の元に預けられることになった主人公がこの世ならざる者からこの世を守る重大な責務を託され、それを守るための四人の美少年に囲まれる、というオーソドックスなもの。
 いや、内容はベタな乙女ゲーアニメとしか思えないのだけど、とりあえず杉田が王道の「何あいつ良い奴かとちょっと思ったけど信じらんない!」系のキャラを演じるとは。それが一番びっくり。

  ファイ・ブレイン 神のパズル第二期 。PoZの歪みを正し、親友ルークの心を取り戻したカイト。今はPoZが過去に作ってしまった「愚者のパズル」を一つ残らず解いて潰して回っていたが、そんなカイトに新たな魔手が迫る。
 キレイに完結していたかに思えた前期。だけども肝心の「オルペウスの腕輪」の謎やら、ジンが元に戻らないなど、解決していないことがいろいろと。今回はほのぼのムードで始まったものの、今度は「オルペウス」に関わるらしい連中が登場。しかもカイトの周囲の人々をオルペウスリングで刺客として仕立て上げるという行為に出るらしい。その第一弾は軸川会長に面倒事ばっかり任されていた副会長・千枝乃タマキ。OPを見るかぎりノノハにもなんかありそうだし、今期も楽しみですな。

  黒魔女さんが通る! 。友だちとキューピットさん占いをしていた小学生・黒鳥千代子。ところが、風邪で鼻声だったため、間違って黒魔女の「ギュービッド」を呼びだしてしまう。ギュービッドは千代子を黒魔女に仕立てないと魔界に帰れないと、半ば無理矢理千代子を黒魔女にしようと指導する。
 え〜っと、なんか「おじゃ魔女」に設定が似てる気もするけどキニシナイ! しかしなんつーか、やたらと絵柄がキャッチーですなぅ。内容的には特筆すべきところはないですが……しかしギュービッド、全身フード付きマントで身を包んでるからか、魔女と言われてもイケメンに見えてしまう……ここは早いところキャストオフしてキャッチーな衣装を見せていただきたいところ。ボンデージ歓迎!

  銀河にキックオフ! 。「なんやねん銀河って。最終的には銀河サッカーでもやるんか!?」という感じでタイトルで引いてたのですが、いざ見てみるとめちゃ面白いですわ。所属してたクラブチームの小6が自分一人になってしまい、小6チームの解散を宣言されたベンチにも入れない主人公が、なんとかチームを再築しようと奔走する中、引っ越してきたばかりのサッカー少女と出会い……というもの。
 主人公はサッカー下手だけどとにかく体当たり! というのもいいし、実は主人公は観察眼と視野の広さという才能を秘めてるっていう演出も面白い。
 なによりサッカー自体の面白さをダイレクトに出してると思う。これは意外に今期のダークホースかも。あと、主人公が画伯w


2012年04月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] 新番組その4

  めだかボックス 。西尾維新原作のジャンプ漫画のアニメ化。つか、見るまでガイナックス製作だと気が付かなかった。まあ、なんというか、ジャンプ漫画のパターンをメタ化して「王道」をやってるという特異な連載なので、当然深夜アニメにしかなりようがないですわな……メタ的な原作をメタ視点特異なガイナックスがアニメ化、ということで、はじければ面白いことになりそうですが、今のところ「無難なアニメ化」の範疇ですね。
 しかしそういや最初は不知火小袖がメインキャラだったんだよな。今やすっかり影が薄いけど。不知火半纏とかどうなったんだ。

  這いよれ!ニャル子さん 。今までのフラッシュアニメから大出世、今度はちゃんとしたセル?アニメです。のっけから(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! とやたらとOPが耳に残り延々脳内リピートする最終兵器ぶり。原作はパロネタのひたすらの羅列なので、ストーリー性どころか「萌え」からすら程遠い「オタクのへのくすぐりとしてのパロ」が手段でなく、目的と化した極北のシリーズになってます。
 やっぱまとまり自体は数分のフラッシュアニメの方がショートコントでキリは良かったですね。でもネタの応酬がひどすぎて目が離せないという、ついていけない人は完全切り捨てぶりw クトゥルーとかSAN値の説明のあたりでもう完全ついてけない奴拾う気ないだろw
 クトゥルーなのにガンダムネタやライダーネタが多いですが、ライダーネタは平成のが原作当時の時事ネタっぽくてまたw サンライズ・東映は見逃してくれるのか?
 あと、阿澄佳奈、やたらとイキイキとしてるな。この番組の半分はその阿澄佳奈の演技に依っているのだけど。

  アクセル・ワールド 。ニューロリンカーという端末により誰もがネットワークにアクセスできるようになった世界。いじめられっ子で体型肉丸くんのハルユキは、現実の鬱憤を仮想現実のゲームで晴らすしかない毎日を送っていた。しかし、ある日、仮想現実の中で憧れの先輩である黒雪姫の誘いを受ける。
 主人公がとにかくネガティブ。しかも体型肉丸w 特殊な力を得て特別な世界のバトルに巻き込まれる、というパターンなのだけど、その自虐言動のことごとくに身に覚えがありすぎてwww
 設定とかバトル展開とかよりも、そっちの展開の方が気になりますな。

  非公認戦隊 アキバレンジャー 。東映によるスーパー戦隊セルフパロ。非公認という割には公式の戦隊ネタが出まくりですが。のっけにデカレンとは。なんか力が入ってるのか入ってないのか微妙ですが、シリーズ構成・脚本が荒川稔久、監督が田崎竜太、音楽が川井憲次というガチ体制。おいおい……戦隊ネタも楽しかったですが、ブルーのスレてなさっぷりが良かったです。あと、スーツ明らかにブルーとイエローの胸の大きさ変えてるのがわかってるのかわかってないのか。
 あと、イエローの子、オーズ劇場版で敵の先兵であるベル役をやった荻野可燐だよね。


2012年04月14日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その5

  ヨルムンガンド 。「目的は世界平和!」と嘯いてやまない兵器商人、ココと愉快な仲間たちの繰り広げる血みどろの地域紛争と武器を巡る欲望の世界。ネタはかなりマニアックなんですが、原作の線を結構忠実に再現してますね。ただ、無難なアニメ化、という感じではあります。ネタ的に結構切り込んだバックグラウンドなんですが、そういった背景の見せ方が原作をなぞらってるだけっぽいような。
 きわどければきわどいほど面白いネタなんだけどなぁ。

  夏色キセキ 。夏海、紗季、優香、凛子の女子中学生四人組。紗季が急に距離を置きだしていたことから関係がギクシャクしていたのだが、実はそれは夏休み明けに紗季が引越しをしてしまうことが原因だった……
 基本、ソフィアの四人ありきの企画。基本は夏海と紗季の二人の関係なのだけど、その二人がいろいろごちゃごちゃすると、なんかすこしふしぎ系の奇跡が起こる、ってことっぽい。
 ソフィア売り、ってのは微妙なところではあるけども、展開自体はそんなに嫌いじゃないです。


2012年04月15日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#8とフォーゼ#31

  ゴーバスターズ #8「マシン設計図を守れ!」。エネルギー管理局内にエンターが侵入したとの警報を受け、現場に駆けつけたゴーバスターズたち。エンターの狙いは開発中の新バスターマシンの設計図で、それは辛くも守るものの、開発チームの一人、カズヤはリュウジのかつてのクラスメイトだった。二人は共にエンジニアになる夢を抱いていたが、リュウジは事故に巻き込まれ、夢をあきらめざるを得なくなってしまった。夢を叶えたカズヤを祝福するリュウジだが、カズヤは表情を暗くして夢と現実の違いをぼやく。そして、再度設計図を狙いドリルロイドとメガゾードが管理局を襲撃する。

 いろいろ突っ込みたいところがあるけど、まず、カズヤ。夢見た開発者の現実に失望しエンターの誘いに乗りスパイになった、ってのはまあいいけど、その後の展開が……設計図が奪われるのは何かの伏線なんだろうけど、どんなに公開しても社会に出たらやっちゃいけないし、やったらもうお終いってことがある。産業スパイはその最たるもの。子供向け番組として「悪いことをしたら逃げずに謝れ」ってのは正しいのだけど、これは「御免で済まない」って話なのだよね。やるのなら手錠をかけられるところまで描写すべき。デカレンじゃその域までちゃんとやってた。
 あと、リュウジだけでなくヒロムもカズヤの嘘に気づいていたけど、リュウジに任せた、ってのは、感情優先の判断すぎ。このあとの展開で設計図を盗ませなきゃいけないってのが優先されてて、プロとしての自覚が欠如した行動が今回は大過ぎましたな。
 チーム内で年齢差があることで生まれる立場の違いと、『はじめる年齢』がどう変わるか、ってことを描写してるのはなかなかによろしいと思います。


  仮面ライダーフォーゼ #31「昴・星・王・国」。流星が元いた昴星高校に異変が起こってるらしいことを察知した仮面ライダー部。「ザ・ホール」のある天ノ川学園の生徒しかゾディアーツ化できないのでは……? 可能性があるのは、流星と交換留学で昴星に行った山田の可能性が高い。それを調べるために、昴星高校に短期留学した仮面ライダー部の面々。この前流星が感じたような異様な雰囲気はないものの、やはり学園の様子がおかしい……その原因は、やはり山田が変身したアリエスゾディアーツによるものだった。学園を箱庭とし、自身の思うままの劇を作ろうとする山田。それに反発しスイッチを手放させようとする弦太郎だったが、アリエスゾディアーツの能力は「眠り」。攻撃した相手の生体活動を低下させ、無力化させてしまうアリエスにフォーゼも手も足も出ない。
 流星もメテオに変身してアリエスの前に立つが、アリエスが逆に昏睡状態の人間を目覚めさせることも出来ると聞き、そのまま立ち去ってしまう。
 惨敗した仮面ライダー部は山田の「劇団」に組み込まれてしまうが、現太郎は密かに山田の学園支配に対抗しようとしていた流星のガールフレンド芽以に助けられ、再びアリエスの前に立つ。
 アリエスの特殊能力を理解したフォーゼは今度は有利に戦いを展開。止めを刺そうとするが、その前に立ちはだかったのはなんとメテオ。親友を助けるためにアリエスの力が必要だと言うメテオは、なんとフォーゼに必殺技を放ち、止めを刺してしまう。
 フォーゼと協力してアリエスのスイッチを奪え、という指示を出していたタチバナは、命令違反とメテオシステムを強制解除。突如晒されたメテオの正体にライダー部の面々が驚愕する中、ようやく流星の本気のぶつかり合いが出来たことを喜びながら、弦太郎は事切れてしまう。

 まさかの主人公死亡確認! いや、40番目のスイッチ「アストロスイッチ」が出てるんで、パワーアップの布石なのはまるわかりなんですけどね。
 流星については、なんかすんなりと感情移入できない。ライダー部に友情も感じてるみたいだし、苦渋の選択の末、ってのは描かれてるんだけどなんでそんなにモヤモヤするのかと思ったら、親友の二郎とのことがほとんど描かれてないので、流星が二郎にそれだけ友情を感じてるのが腑に落ちないのだよな。
 流星の素は相当上から目線でひねくれてるので、それだけ友人を大切にする、ってのもよくわからない。
 それだけではなんなので、面白かった点も。
 芽以が流星に「借りてた本」と言って渡したのハインラインの「人形つかい」。町が宇宙からやってきた知能を持つ寄生生物に取り付かれ世界に拡散しようとしていた、というもので、原作発表当時の世相を反映して世の中の赤化に対して警告を発していたとも言われる。でもこれって、ラストはみんな裸になろうぜ! ってことだよね?(まあ、ハインライン作品のかなりはヌーディストネタなんだけど)
 あと、芽衣のひたむきさは萌えるのだけど、なんでそんなに流星に入れ込んでるの? やっぱイケメンだからか!(嫉妬)
 この芽衣を演じたのはシンケンジャーで本当の志葉家当主を演じた夏居瑠奈。感じが全然違う……


2012年04月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その6

  謎の彼女X 。椿明のクラスに突然転校してきた卜部美琴。他人を拒絶する、というかまるで他人に興味がないマイペースな彼女に、あっというまにクラスの歓迎ムードも薄れ、完全ぼっちになるが、それも気にする様子もない。明も最初は彼女を遠巻きに見てるだけだったが、放課後、机に突っ伏し寝ている彼女のよだれを何故か衝動的に舐めてしまったことから、彼女の不思議な世界に巻き込まれていく。
 植芝理一の独特なフェチ世界観のマンガが原作のアニメ。よだれを舐めて恋に落ちるとか、なんとかかんとか。まあ、少年が道を踏み外して変態の世界に落ちていくとも言いますが。
 結構頑張ってると思いますが、特に美琴の声がアニメ声とか美少女声ではないのがよろしいですな。非現実世界のごちゃごちゃ感はもうちょっとごちゃごちゃしてて欲しいかも。

  咲-saki- 阿知賀編 Episode of Side A 。人気を博した女子高生麻雀漫画「咲-saki-」の外伝的スピンオフマンガのアニメ化。咲の第二期の方をやりたいのだろうけど、なにぶん作者の筆が遅いからなぁ。ただでも連載ペースの遅いヤングガンガン連載だし。
 で、こっちの作画は「BAMBOO BLADE」作画の五十嵐あぐり。キャラクターデザインは小林立っぽく揃えてますな。
 昔和(のどか)と一緒に麻雀を打ってた子たちが、またのどかと麻雀を打つために全国を目指すという、麻雀ということを忘れれば王道のスポコン物。「咲-saki-」も実はメインキャラの布陣がスラムダンクだって指摘があったしなぁ。
 今回は進学の関係もありばらばらになった穏乃と憧がのどかのインタージュニア優勝を知ったことをきっかけに、和との思い出の場所である阿知賀女子の麻雀部復活、全国出場を目指すというもの。本編と同じく第一話はOPがEDの変則仕様だと思うけど、咲のラスボス感がひどいな……まあ、スピンオフだからどうしたって負けるんだろうけど。


2012年04月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その7

  黄昏乙女×アムネジア 。ガンガンジョーカー連載のめいびいの一般向けオカルトマンガが原作。「一般向け」と書いてるのは、「一般向け」じゃないのもあるわけで、まあそのことはげふんげふん。
 大沼心で、映像としてはキレイなんだけど、なんか空間の感じがしないのは相変わらず。師匠の新房監督は省力演出ながらわりと空間感覚はあるんだけどなぁ。
 前半で夕子が見えないももえ視点で、次に夕子が見える貞一の視点で同じ場面が再度繰り広げられる演出は、見える人と見えない人の落差と幽霊だけど怖くない夕子を端的に示すのには良かったかも。夕子の声は原由実。アイドルマスターのあのキャラの声にしか聞こえない……まあ、個人的には霧江イチオシですが。

  クイーンズブレイド リベリオン 。開き直りすぎた肌色設定アニメ「クイーンズブレイド」の原作別展開シリーズ「リベリオン」のアニメ化。旧キャラも出てるけど、完全別世界設定ですな。
 あと、このシリーズ監督が金子ひらくじゃない……この手のアニメ化って金子ひらく監督が定番じゃなかったの?


2012年04月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] しろくまカフェ#1とエウレカセブンAO#1と未来日記#26(最終回)

  しろくまカフェ #1「しろくまカフェへようこそ」「パンダくんの就職」。家でゴロゴロしているばかりのニートのパンダくん。ママからアルバイトくらい探せと言われ、渋々情報誌でアルバイトを探すが「働かないでお金をもらえる求人はないですか?」とニート丸出し。
 そんなパンダくんが迷い込んだ良さ気なカフェ。そこではしろくまのお兄さんがマスターをやっていて……
 福山潤、櫻井孝宏、神谷浩史、中村悠一、小野大輔と腐女子垂涎のキャスト揃えて何やってるんだよw
 パンダくんのダメさ加減もかなり逝ってるけど、何気にしろくまのマスターが辛辣。シュールでゆるい感じで、ぼーっと見るのは良い感じ。

  エウレカセブンAO #1「ボーン・スリッピー」。2025年の沖縄。親がなく医者のトシオに育てられているアオは、周囲から外人扱いされていることもあり、トシオの愛情にも関わらず「自分はよそ者」という疎外感を抱き続けていた。幼馴染の島のユタであるナルに相談するのだが、病弱な彼女に逆に叱咤される始末。そんなアオがある夜海岸に出ると、イリーガルな運び屋連中の無謀な運転に巻き込まれかける。かろうじて無事だったものの、運び屋の荷物はとんでもないもので、アオは運命的な出会いを迎える。
 「交響詩篇エウレカセブン」の直接の続編らしいのだけど、何故か舞台は西暦。パラレル設定?とも思うのだけど、アオがイメージで見る母親は、どうもエウレカ本人っぽい感じ。「日本軍」だとか、なんか世界情勢が妙な感じではあるけども、微妙な地元感とかは悪くない感じ。旧作とこれがどうつながるんだろう?

  未来日記 #26(最終回)「初期化」。原作と同じどんでん返し。神の力を分け与えられたナインスのバトルも含め、出来はかなり上々。なんだけど、原作からのアラ「三巡目の世界の崩壊は解決してない」とか、「オヤジはクズのまま」とか、それはそのままなんだなぁ、と。原作はなんとなく一気に乗り切ってしまった感なんだけど。
 で、その一番の原動力だったエピローグが削られてるのが一番の問題。劇場版か何かはわからないけど、それで一番大事な演出削っちゃダメだろう。出来はいいのに、なんかどこかでずれてる感じ。


2012年04月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その8

  坂道のアポロン 。60年代、父の仕事の都合で一人博多に転校することになった薫。元々人見知りが激しい薫は周囲からの好奇の目と環境の変化に耐えかね、教室で吐き気を催してしまう。慌てて屋上に向かった薫は、そこで周囲から一目を置かれる不良っぽい同級生、千太郎と出会う。

 二人の少年のジャズを通じて繰り広げられる青春劇、と非常にわかりやすいコンセプト。でもド直球で王道を真正面からやってます。インテリっぽいけど負けん気の強い少年・薫が不良っぽい千太郎によりジャズを知り、それにのめり込んでいき、また同級生の女の子に心惹かれたりの恋愛模様が展開。でも、王道ながらも一筋縄ではいかない模様。久々にノイタミナっぽい番組ですな。

  つり球 。祖母の仕事の都合であちこちの学校を転々としているユキ。しかしそのせいか極度の緊張症で、テンパるとおもいっきり人相が悪くなってしまう上、水の中で溺れるような感覚になり混乱してしまい、どこに行っても友だちができない。
 そんなかれが今度転向したのは江ノ島の高校。今度こそは上手くやろうとするユキだが、やはテンパり癖が出てしまう。だが、そこに飛び込んできたもう一人の転校生、ハル。いかにも不思議ちゃんなハルが彼に向けて水鉄砲を撃った瞬間意識がなくなり、気がついたらハルと一緒に江ノ島温度を踊っていた。お陰でクラスで浮かないで済んだものの、異様になついてくるハルに警戒。しかし、それでもハルは釣りをしようと無理矢理ユキを貸釣具屋へ。そこにはやはりクラスメイトになった夏樹がバイトとして働いていた。

 こっちも最初に転校生w まあ、いきなり始まるには説明とか不要でわかりやすいし。なんだか本当に宇宙人らしい不思議ちゃん・ハルと、コミュニケーション不全なユキ。なんか地球を救ったりするらしいけど、基本は釣りを通じて友だちになっていくのが趣旨なんだろうなぁ。
 監督は「空中ブランコ」「C」で独特の世界観を見せた中村健治。それらしく、キャラはほとんどが独特なのばっかり。結構こういうのは好きです。
 あと、「C」、尺の都合でかなり語り足らずに終わってしまった感があるけど、あれの続編とかはやらないのかなぁ。


2012年04月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#9とフォーゼ#32

  ゴーバスターズ #9「ウサダ奪還作戦」。ヨーコの成績をめぐって喧嘩してしまったヨーコとウサダ。本来二人で行う任務にウサダ一人で出かけてしまった隙に、ウサダが誘拐犯にさらわれてしまう。エネトロンを要求する犯人だったが、素人丸出しの犯人でウサダの識別信号がバレバレ。楽勝かと思えた事件だったが、そのやり取りを傍受したエンターがその犯行を横取り、事態は一気に悪化する。

 ヨーコとウサダ回。と見せかけ、実はチームワーク回。対外的にはヨーコベタ褒めのウサダだけど、ヨーコのお馬鹿さ加減に実は悩み中。まあ、歳相応と思うんだけどねえ。
 そのなんでもない喧嘩のせいで、ウサダがピンチに。それに見せるのが意外なヨーコの策士ぶり。もっとも詰めが甘いのが「らしい」んだけど。
 そして、今回の作戦の要はオペレーターたちも含めた囮作戦。「ゴーバスターズは俺たち三人だけじゃない!」ってところでサポートロイドたちもゴーバスターズだ、と言うかと思ったら、司令室の面々、整備士たちも映像に含めてるのが、このシリーズらしいなぁ。
 メカ戦は久々に合体せず各メカでの戦闘。合体しないと子どもには不満かも。でも、こういう活躍もやってくれるとおっきいお友達には嬉しい。


  仮面ライダーフォーゼ #32「超・宇・宙・剣」。二郎のために弦太郎に止めを刺してしまった流星。その裏切りに怒ったタチバナはメテオシステムを解除し、メテオの正体が白日のもとに晒される。口々に流星を責めるライダー部だったが、アリエスの眠り攻撃で皆意識を失い、賢吾もまた、アリエスに眠らされようとしたところをタチバナが無線操縦するメテオスターによる弦太郎の遺体と一緒にその場を逃げ出す。
 囚われたライダー部の面々は反逆分子と共に本当に生命をかけた「処刑ごっこ」を演じさせられそうになるが、JKが「処刑側」の役を拒否したのを皮切りに、全員が拒否。逆にライダー部員たちが処刑される側に配役転換されてしまう。
 一方、アリエスは約束通り二郎の意識を目覚めさせ、流星は二郎自身にゾディアーツスイッチを切らせることができるが、一目見て流星の苦衷を見ぬいた二郎は、「俺はお前のように強くなりたくてスイッチに手を出してしまった……」と言い残し、再び意識を失う。
 二郎の言葉で自分の本心に向き合えなかった自分の弱さに気づいた流星は、その弱さに立ち向かうため、ある決意をする。
 弦太朗を連れて逃げ出した賢吾はラビットハッチで必死の蘇生作業をするが、メディカルスイッチでも弦太朗は蘇らない。そんな時、消耗した賢吾にタチバナから緊急連絡が入る。

 フォーゼ最終強化編後編。けど、流星さん株落としっぱなしですなあ。最後に叶わないのを知ってて生身でアリエスに立ち向かうのが見せ場だけど、JKの「俺もたいがいクズだけど、こんなクズ脚本みたことねえっす!」と言ってアリエス=山田の目の前で脚本を破る方がかなり男気。臆病で卑怯者なJKだけに、勇気を振り絞った感が、かなり。
 流星の取り扱いってやっぱ難しいよなぁ。今回でメインのモチベーションが消えてしまっただけに、なお。
 そして、タチバナの通信をきっかけにラビットハッチの外側の父の残した岩に刻まれた遺文を目にする賢吾。仲間との絆が不可能を可能にするというその言葉に、現太郎のしていたことこそが、父の遺志に沿うものだったと知り、最終ステイツの起動に足りなかったのは自分たちライダー部の弦太朗を信じる心だということを悟る。って、おいおい、そんなんでいいの? メディカルスイッチでも蘇生不可能だった弦太朗も復活しちゃうし。
 最終ステイツはとんがり頭はそのままに、青のメタリックボディにロケット型の剣を常備。全部のスイッチの力を取り込み、スイッチの能力を組み合わせることが出来るというかなり反則な能力(ランチャー+フリーズで、爆発すると周囲を冷凍させるミサイル、など)。
 そしてコズミックステイツのお披露目にあっさり雑魚のように撃破されるアリエスさん。まあ、眠り攻撃さえなければあまり強くないって描写はあったからなぁ。
 でもそれでも「ヴァルゴの能力に近づいてる」レベルのようで。この次はレオも出てくるし、「アリエスなどホロスコープスの中では所詮は雑魚」ってことか? その雑魚に翻弄された校長、ヤバスwww
 次は修学旅行編で太秦映画村。時代劇も復活すればいいのにねえ、東映。


2012年04月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組とか

  シャイニング・ハーツ〜幸せのパン〜 。シャイニングシリーズの最新作。で、なんでパン屋? 主要登場人物があらかた揃っているのでやり取りは困らないのだろうけど、でも各キャラのスタンスがわからんよなぁ……シャイニングシリーズのアニメ化って基本ことごとく微妙だけども。
 エルフキャラの頭の羽飾りは、まあ、tonyっぽいなぁと。

  超ロボット生命体 トランスフォーマープライム 。トランスフォーマーシリーズの最新作。まあ、韓流のOPはスルーするとして、これまでのシリーズの下地がないとちとわかりづらい導入かと。実写劇場版の影響はかなり色濃い設定かなぁ。
 とりあえず、これまでのシリーズでそれなりに名前が出てきた「アーシー」がメインキャラ、ってのは、今までなかったような。でもトランスフォームしたら明らかにかさ増えてね?

 ガンダムAGE。第二部終了。いやもう、なんて言えばいいのか、「 子供だましにもなってねえ 」ってのが最終評価だと思う。素人創作でまっさきに指摘される「キャラが都合で動かされてるだけ」の典型だもの。キャラも全然立ってないというか、どうでもいい。現場に脚本にダメ出しされて修正されるレベルだし、完全に素人仕事です。ネタにすらならねえ。
 ゲームならその場その場のノリでOKってのはあるかもしれないけど、まあ、これは全然ダメですわな。そしていきなり革命で、最後が結婚式。何がやりかったんでしょうね。日野社長。
 「ゲーム」「世代交代」でやるんだったら、日野社長じゃなく「俺の屍を越えてゆけ」の桝田省治氏と組むべきでしたね、サンライズ。日野社長はもうゲーム以外に出て来ないでください。

  ファイ・ブレイン 神のパズル 2nd season 。前回は副会長・千枝乃タマキが刺客になってたのだけど、今回はパズル部のマスコット兼お荷物、水谷アイリ。オルペウス・オーダーの誘いに乗ってしまい、オルペウスリングの影響下に置かれてしまうアイリだけど……〜   ノノハを人質にしたかと思いきや、暴走してもアイリの人畜無害さが反映された結果に。いや、そもそもノノハをどうやってそこに詰め込んだんだよw
 今シリーズは一期の脇役キャラが当面刺客になるっぽいのだけど、脇役・オブ・脇役のアイリがここで使われて、後どうするんだ? ギャモン妹は来るにしても、その他にめぼしいのいたか……? 武田はオルペウスリングはめても一蹴されそうな気がするし。


2012年04月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 小沢氏、無罪

 「なんで?」って言う人もちらほら見るけど、別に小沢氏が手を回したとかではなく、無理筋すぎただけのこと。「なんで?」と思った人は、何故そう思ったのか、きちんと考えてみたほうがいいと思う。マスコミの垂れ流しに操作されてるだけの可能性があるので。
 なんにせよ、判決文でその捜査方法を批判されるってのは、あまりにも前代未聞と考えた方がいい。検察、政治に横槍入れすぎましたな。
 まあ、政局の方もこれでいろいろかき回されるでしょうな。野田首相と野党が手を組まないといいのだけど。小沢氏は自民に対し過去だまし討ちやりすぎてるからなぁ。


2012年04月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 日本海呼称問題

 いや、これだけの労力をかけて、韓国がなにをやりたかったのかがまるでわからない結果に。どっちかというと国内向けのアピールだったってことでしょうか?
 なんかちらほらと「自然の地形に、どちらの国のものか争うなんてナンセンス!」というような意見も見られますが、今回は領海問題ではないのでその認識はちとどうかと。
 今回は「世界共通の地図(実用品)の地名を変えろ」と韓国側が議案を提出してきたわけですが、まあ、その主張がことごとく根拠の薄いことで、さらにそれには日本のイメージを損ねる主張(ほぼ完全な捏造)もあったわけです。さらに、世界各国にねじ込むことで韓国側は「併記」を広めて、それにより既成事実化を推し進めようとしたわけです。
 それを見て、「ああ、韓国の主張通り日本が酷いことをして地名を決めさせたんだな」と思う単純な方がそれなりにいそうなのは、領海問題かなにかと勘違いしてる方が実際出てることで充分有り得そうです。
 まあ、自国の民族感情とかなんとかは置いとくとして、一方的に嘘の悪口を言いふらされてる状態で、国のイメージを損ねることはいずれにしても「ブランドイメージ」の損失ですし、それがいいがかりならなおさらです。
 ですので、今回を通して行った日本政府側の対応「おもいっきり上から目線で淡々と追い詰める」は実に正しい対応でした。権威に対してはまず反発すべし、みたいなスタンスもダメというわけではないですが、なんでもかんでも権威に反発する、という色眼鏡はどうかと思います。特に今回の件、日本側が折れる理由も折れることの利益も何もありませんでしたし。
 ああ、でも一部日本の国民側のヒステリックな民族意識的な反応はよろしくないと思います。理屈が通ってるかどうか、それだけが大事なのであって、どっちの民族がどうこうだなんてそんな色眼鏡は要りません。