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2014年04月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル

  烈車戦隊トッキュウジャー仮面ライダー鎧武 の、 平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊 のプロモーションも兼ねてのスペシャル番組。戦隊とライダーのテレビスペシャルって、ディケイドとシンケンジャー以来なのかな?
 話は紘汰たちの住む沢目市にトッキュウジャーたちがやってきて、映画の敵である地下帝国バダムの怪人と戦う、という流れ。トッキュウジャーはまだ始まったばかりだし一応時間軸的にはこの前のカチドキアームズを手に入れた直後くらいで、番外編だけどもストレートに見られる。
 前半はトッキュウジャーメインで、モグラ怪人が間違って呼び出したインベスと対戦、後半は野望を明らかにしたモグラ怪人が舞を人質にして鎧武たちの動きを封じようとする。
 話としてはかなり大雑把。沢目市にいたのでは危ないからと何故か舞だけトッキュウレッシャーに乗せて逃がそうとしたり(他の身内や他の市民はいいの?)、危機に陥った際の秘策が特になくってノリで逆転だったり。
 まあ、あくまでお祭り特集ってことで深く考えずに見てね、なんでしょう。


2012年04月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

 いやもう新番組もいろいろ始まってたり消化が大変なんで急ぎ足で。

  ヴァンガード 。鈴ヶ森レンとの最終決戦。圧倒的なレンの攻勢に加えサイクォリアに溺れる自分との葛藤に悩まされるアイチ。しかし、櫂の一言をヒントに、自分自身を見つめ直す。
 ヴァンガードファイトの背景には壮大な星の運命をめぐる攻防が秘められていた……けども、メインキャラたちはずっと秘められたままw。 カードゲームやらがなんか世界の命運を背負う、って設定は多々あるけど、当事者がまったく自覚してないってのは多分初めてのパターンかと。
 アイチは力に溺れる自分を忌避しつつも、力に覚えれる弱さも持つのも自分、純粋にゲームを楽しむのも自分と、自分の持つ全てを受け入れ、白黒双方のパラディンデッキを使い、最終兵器を。アイチに示されたスイコの選択の答えはこれか。もし白のみを選択してたらどうなったんだろう?
 レンもアイチに自分ができなかった弱さもすべてひっくるめて自身を受け入れることを示され、ただ強さを求めることはやめたようだし、そもそもサイクォリアも消えたよう。見届け人としてのウルトラレアの役目も終わったみたいだけど、新シリーズでまた何か出てくるんですかね?

  べるぜバブ 。原作の悪魔野学園編の序盤で無理矢理切り上げての最終回。うーむ。ただ、最終回のアホノリは楽しかったですな。タイアップとかしづらい作品なんでここで終了なのもいたしかたないかもしれないですが、なんかちと惜しいです。

  ファイ・ブレイン 。ヤンデレラスボスでアッー!な最終回。求める正解なきパズルに構造物を壊して解法を求めるという力技は相変わらず。でも、本気で裏切るかとおもったギャモンがカイトと真剣に対等になるよう向きあう為にPoZに身を投じていたり、なかなか面白い展開でした。そして息つく暇もなく第二期へ。第一期では完全なオーパーツだったオルペウスの腕輪をめぐっての展開になるんですかね?

  デジモンクロスウォーズ 。歴代主人公総動員ながら、タイキが斃れての最終回。タギルがその跡を継ぎ、という展開なのだけど、一番びっくりしたのはそもそもの発端の時計屋のオヤジの正体。え!? そんなんアリなの? っつーか「弟」(ぶっちゃけて言うと、ダークナイトモン)を見つけた後はどうするの? という……過去主人公総登場、という点では微妙でしたが、ココらへんの展開で全部OKでした。つか、だったらなんで時計屋のオヤジは人間界に飛ばされたの? うーん。


2011年04月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#7とオーズ#28

  ゴーカイジャー #7「ニキニキ!拳法修行」。次なるスーパー戦隊の宝の鍵は、「虎の子」だと言われてまた首をひねるマーベラスたち。とりあえず虎の子を探すが、当然見つかるわけがない。
 そんな時にザンギャックの行動隊長・パチャカマックと遭遇。宇宙拳法の使い手であるパチャカマックに苦戦するが、レッド、ブルー、イエローは状況を見て対応し、パチャカマックを追い払う事に成功。しかし手も足も出なかったグリーンとピンク、ハカセとアイムは自分の力の足り無さに落ち込む。
 すると、公園で子どもたちに拳法を教える青年が……修行すれば自分も強くなるかもしれない、そう考えたアイムは自分も修行に加えて欲しいと青年に頼み込む。しかし、ハカセは元々の才能が違うと、修行もせずに強くなる事を諦めてしまう。

 今回のゲストはゲキレンジャーのレッド、ジャン。レジェンド大戦で力を失いながらも、子どもたちに拳法を教え続けている。4年たってるはずだけど、脳天気な笑顔は当時のままだなぁ。投影サイトによれば、4年経ってるのに撮影中に子どもたちが「ジャン!」と声をかけてきたとの事。明るいキャラだから好かれてるんだねえ。
 で、アイムと違い修行してもムダだと諦めてしまったハカセだが、一見なにもしていないと思ったルカたちが、実は人知れず努力をしていた事を知り、努力もしないで諦めてしまったことを恥じ、ジャンに頭を下げて修行に加えてもらう。
 そのことでゲキレンジャーの「宝」を手に入れたゴーカイジャーたち。これまでの宝と違って戦隊メカとの合体じゃなく、オープンしたハッチからゲキアニマルたちが飛び出すというもの。玩具のアイテム点数が増えすぎると在庫管理が大変になるから仕方ないのか。
 この次の戦隊はガオレンジャーらしいのだけど、もう少し先になるらしい。


  仮面ライダーオーズ #28「1000と仮面ライダーと誕生日」。仮面ライダー通算1000回記念の映画中に、伊達が戦いでケガをしてしまう。撮影の続行は無理かと思われたが、「映画で子どもたちに夢を届けたい」と伊達はメガホンを取り続ける。なんだか妙にアッパー系な雰囲気の中で撮影が続行することに……
 一方、仮面ライダーを倒す事に失敗した千堂は次こそはと息巻くが、弱いヤミーばかり生み出す千堂にカザリは呆れ気味。しかし千堂は戦闘員の誇りをかけてライダーを倒しショッカーを復活させると言い切る。
 その千堂の欲望に答えるかのように、ヤミーの卵からショッカー戦闘員型のヤミーが誕生。彼らを撮影に紛れ込ませ、隙を見てライダーを倒そうとするのだが……

 全体的に妙なノリの特別編後半。生み出された戦闘員ヤミーを撮影に紛れ込ませ、撮影用プロップガンを実銃にすり替えたり、ライダー抹殺を画策する。
 そしてライダー打倒の欲望がピークに達すると、歴代戦闘員が続々と……クズヤミーも戦闘員ポジションだと思ったけども、今回や映画では特に出なかったなぁ。
 しかし千堂は横から入ってオーズを倒そうとするカザリを攻撃、「ライダーを倒すのはショッカーの戦闘員だ!」と言う。しかし、カザリの目的は千堂の欲望から生み出されたセルメダルでしかない。自分やショッカーが馬鹿にされ利用されたことに怒る千堂。そしてその中で「ライバル」としてのライダーへの想いを語る。ツンデレですなぁ。
 しかしそれ以外でも妙なノリが多く、へまをアンクに罵倒されて「石にでもなってろ!」と言われた後藤がついに開き直り、「俺は石だ! 石頭だ!」と頭突きでカザリを攻撃したり、やはり失敗続きで落ち込んでた比奈が馬鹿力でオーズをサポートしたり、鴻上に手玉に取られるアンク……はいつも通りか。「アンク君、君は君のメダルの持ち主を知りたいと言った。私も知りたい!」「馬鹿にしてんのか!」は、アンクは切れて当然だわな……
 それと、もう一つの見所はバースの装備が全部合体し、サソリ型サポートメカになったCLAWs。かなり便利だけど、セルメダル千枚も使うんじゃ次また出るかどうかわからんな……
 最後に1000回記念に続いてライダー生誕40周年記念映画のアピールと、CMでもライダー生誕40周年の特別映像が流れ、一応映画の方も盛り上げ。
 次回はついにアンクのメダルの持ち主が現れるようなのだけど、一体どんな姿なんだ?


2010年04月03日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] HEROMAN#1とB型H系#1とトランスフォーマーアニメイテッド#1

  HEROMAN #1「ビギニング」。未来のアメリカで祖母と二人きりで暮らす少年、ジョーイ。生活費を稼ぐためのアルバイトに追われる彼だが、裕福な家庭のウィルのグループから常に目を付けられていた。ウィルは妹のリナがジョーイに好意を寄せているのが気に入らないのだ。
 それでもジョーイは友人のサイやちょっと変わり者の科学教師デントンに囲まれ明るく毎日を過ごしていた。そんなある日、ウィルの仲間が最新のトイロボットを壊してしまい、惜しげもなく捨てるのを目にする。トイロボットが欲しくても変えなかったジョーイはそのロボットを拾ってアルバイトの合間に修理、動きこそしないものの外見は元に戻ったそのロボットに「ヒーローマン」と名付ける。
 しかしそんな日常を送る地球に、デントンが宇宙に向けて発した電波を受信し、地球侵略をもくろむ宇宙生命体「スクラッグ」が迫っていた。さらにそれに呼応するように落雷を受けたヒーローマンが大きなロボットの姿に変貌する。

 スタン・リー、最近日本進出をいろいろやってるなぁ。元々日本のマンガやアニメは好きみたいですが。あの東映の「スパイダーマン」も絶賛してたくらいだから。(ただしレオパルドンは意味不明だったらしい)
 で、「アメフトの選手とチアリーダー」というステレオタイプなアメリカの理想の学生像とちょっとずれたところにいる気弱でちょっとオタクっぽい主人公、というのは氏の代表作「スパイダーマン」そのままだなぁ。次回は「持てる者の責任」と、スパイダーマンで力に酔いしれたピーターがそのとばっちりで叔父を失うことで得た教訓そのままの話らしいし。
 王道展開を志してるっぽいけど、そのわりにはヒーローマンが何なのか、意思があるのかないのか、そういった辺りとかよくわからないのはマイナスのような。まあ、しばらく見てみますか。


  B型H系 #1「ぼーい♂みーつ♀がーる あなたの『初めて』私にちょうだい!!/放課後大作戦!とりあえずキスしましょ」。高校入学早々学校中の注目を集める美少女・山田。高校での目標はHトモ(セフレ)100人という彼女だが、実はその中身はエロ妄想はたくましいがまだキスすらも経験のないバリバリの乙女。目標を達成するためにはまず初めてを済ませてしまわねばと焦る彼女だが、妄想こそたくましいものの根は純な上初めてとバカにされることが怖くて彼氏すら作ることが出来ない。
 そんな彼女は書店でたまたま同級生・小須田と出くわし、そのあまりの凡庸さ、人畜無害さ、押しの弱さに「こいつなら大丈夫!」と目を付ける。そこから小須田で初体験を済ませるべく、アタックの日々がはじまるのだが、恋愛経験皆無の彼女のやることなすことピントがずれまくっていて、逆に小須田は引きまくることに……

 ヤングジャンプでもう結構長いこと連載してる、基本は純愛ラブコメなんだけどエロ妄想女子高生のせいでそうは見えない「B型H系」のアニメ化。美少女だけどピントがずれまくってる山田に小須田が振り回されつつも二人の仲が進行していく、というパターンが確立して安定してる原作だけど、アニメ化も結構良い感じ。流石に原作の「セクフレ」はコード的に際どいのか、「Hトモ」になってるけど。
 作中では過激な描写はないけどはしばしで赤裸々な設定や物言いがあるので、その辺がどう処理されるかが心配ではあるけど、いかにも乳だので視聴者を釣ろうとする萌えアニメな印象とはうらはらに、ラブコメとしてちゃんと楽しめそうな感じ。製作は吸収されたけどハルフィルムメーカーみたいだし。
 でも山田の声が田村ゆかりなのは、ちょっと微妙だ。


  トランスフォーマー アニメイテッド #1「新章!トランスフォーマー」。ディセプティコンが追放され長い平和を過ごしてきたオートボットたち。その中で、宇宙辺境でのゴミ掃除という冴えない任務を受けた、オプティマス・プライムの部隊があった。しかしその任務の最中に、不思議なエネルギー体を見つけてしまう彼ら。メンバーの中で前の戦争に参加した経験のあるラチェットによると、それはディセプティコンとの争いの原因にもなり、宇宙に廃棄された奇跡のエネルギー体「オールスパーク」のひとつだと言う。即刻捨てるようにというラチェットの提言を退け本部に指示を仰ぐオプティマス・プライムだが、時既に遅く、ディセプティコンのリーダー、メガトロン率いるディセプティコン軍団がオールスパークを奪うべく迫ってきていた。攻防の結果、オプティマス・プライムたちはオールスパークを守り抜くことに成功するが、宇宙船もろとも地球に落下してしまう。

 固有名詞を日本オリジナルからアメリカ側にものに準拠するようしたみたいだけど、やっぱ呼びにくいよ、オプティマス・プライム……オプティマス・プライムは歴代オートボット司令官に与えられる称号、という裏設定を知ってるとトレーラー型じゃないのになんで「コンボイ」なのか、ってのがわかるんだけど。これまで消防車やジェット戦闘機やゴリラまでみんな「コンボイ」だったし。まあ、個人的にはそれより呼びやすさ優先だと思うんですけどね。プップーでもういいじゃね?
 ちなみにOptimus Primeってのは、多分ローマ皇帝の称号の一つ「Optimus Princeps」が元ネタじゃないかと勝手に思ってますが。
 しかし日米共にどういうスタッフが作ってるのかわかりませんが、アニメ第一作の第一話の映像が「グレートウォー」の記録映像として流されたり、ディセプティコン側にビーストウォーズで聞いたような声が……予告はすでに暴走気味だし。
 今回のメガトロンは若本規夫だけど、意外にもこれが初メガトロンだったのね……


2009年04月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回を見たもの3

  • マリア様がみてる4thシーズン――祐巳は、バレンタイン企画で祥子が譲るような形でデート権を得た瞳子とデートをすることに。そしてすべての誤解を悟り、自らの祐巳への思慕を認めた彼女から「妹にしてください」と告白されるが、同時にその返事はデートの後にしてくれと言われる。デートの当日、瞳子が祐巳を連れて行った場所は、彼女の祖父が地方で営業する病院だった。シリーズ完結編。まあ、「お互いの気持ちはみんな分かりきってるのに素直になれない」という、王道の展開でしたが、それをてらいもなく丁寧にやってたので好印象。最後、祐巳が瞳子を妹にする決意をして、そのビジョンを見せることで終わりにしたのも、余韻が残る上手い終わり方。
  • ソウルイーター――4クールに入ってオリジナル展開になり、原作の独特の「イッちゃってる感」がなくなったのは残念なのだけど、これはこれで上手い終わり方だと思う。特に、放映時間帯を考えれば。ただ、「二人で強くなっていく」存在だったはずのソウルが結局マカの成長のダシになってしまったことだけは残念だけど。退魔の波長とかマカの鎌化とかいろいろ出しておいて、最後はアレなのはアレだけど、アシュラの「なんだ、狂気と同じじゃないか」の一言で非常に収まりは良かったと思う。
  • 続夏目友人帳――カイは妖怪としての自分を忘れてるのかと思ったけど、そうではないので、いろいろおかしな部分はあるんだけど、まあ、人と妖怪、どちらも選べず、どちらも選ぶというのはこの作品らしい終わりだと思う。ぬるいと言えばぬるいんだけど。最後に、ニャンコ先生が貴志の元に来た理由、本心を明かすのはちょっとホロッと来た。
  • WHITE ALBUM――前半戦終了。美咲先輩の原作ルートは既に終わってるから、後半はその他のキャラになるのかな? まあ、メインの対抗馬はいずれにしても理奈なんだろうけど。美咲も脱落というわけではなさそうで、半年後にまたやるらしい続編でどれだけ引っかき回されるかだなぁ。
  • 源氏物語千年紀――源氏の君都落ちまで。萌え系ばかり氾濫してる中でこういうのを見ると安心できて良い箸休めになったのだけど、わりと中途半端なところで終わったような。第二期はあるのかなぁ。
 あと、最終回とは言いにくいけど、ヤッターマンとイナズマイレブン。どちらも時間帯を変えて放送継続。ヤッターマンは、ゴールデンタイム撤退だけど、野球中継やコナンスペシャルに潰されてひと月近いブランクが何度かあったことを考えると、こっちの方がいいかも。それに、二年目継続と言うことだろうし。
 イナズマイレブンは、神様チームも倒して、今度は宇宙チームらしいけど、その次は異次元チームとかかしらん? どこまで行くつもりなんだろう。あと、メインヒロインはマネージャーじゃなくどう見てもお嬢様だよな。
 それにしても新番組の予約してて思ったけど、「毎日母さん」とか「花咲ける青少年」「グインサーガ」と、放送してすぐの再放送多いな……って、 電脳コイル も7日からNHK-BS2で20:00〜再放送するらしい。これは本気でコンテンツ不足だな。

[その他] 北朝鮮のアレ

 考察、というほどの大層なこともないのだけど、現在受けてる印象を漠然と書いてみる。
 ミサイルか衛星か、ということであれば、衛星打ち上げの可能性が高いと思う。ただし、いずれにせよそれを軍事的な威圧に利用してるのはほぼ間違いない。判断がむずかしいところだが、もし「頭上を通るものがロケットだから看過しろ、ということを通してしまうと、それは日本、そして安保同盟国である米国の北朝鮮とのせめぎ合い上、かなり問題となる。個人的には他国領土内を打ち上げは避けるのは当然と思ってるので(君子は李下に冠を正さず)、北朝鮮のはロケットでもミサイルでも「撃ったら落とす」という態度は間違ってないと思う。つか、官僚、政治家が「ミサイルではなくロケットの可能性が高い」という認識であったとしても、「ミサイル」と断定してマスコミに公表、対応するのは、正直間違ってないと思う。
 むしろまかり間違って他国領土に墜落したら一番まずいと思ってるのは北朝鮮自身だと思う。それほど自信があるか、追い詰められてるか。金正男の発言も、幾通りか意図が解釈できるのだけど。
 ここまで言ってしまった以上北朝鮮もそう引っ込みはつかないだろうし、逆に日本も別の意味で引っ込みがつかない。落としどころは双方どう考えてるんだろうなぁ、という感じ。

[その他] ねとすた第二期一回目

 調子ノリノリ気味な白石稔と天の声とか「アキネーター」とかのネタも捨てがたかったけど、とりあえず野尻さん、仕事汁w


2008年04月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] A-10はイナバ物置?

  さすがA-10、胴体着陸してもなんともないぜTechnobahn )。ホント、流石A-10というべきか……映画「トランスフォーマー」でも大活躍だったし、まだまだ現役?

  <フジテレビ>江原さん出演番組で報告書公表毎日 )。フジテレビサイトで公開されてるというので見に行くと、見当たらない。サイト内検索でようやくわかった。> ■「FNS27時間テレビ「ハッピー筋斗雲」について」(2007年7月28日放送)
 わかりづらいのもアレだけども「2・番組プロデューサー・アンケートの実施」を見て唖然とする。
 一部抜粋ですが「 今回の最大の問題点は、一般の方に“どっきり”という演出手法をとったことだ。」「 一般人に「勝手にどっきり」を仕掛けているわけで、それは「よけいなお世話」になると思う」「 放送後に出演者から抗議が来るということは、放送前の話し合いやコミュニケーションが欠けていたとしか思えない。」「 収録内容には納得、しかし編集上がりには不満足という、出演者とテレビ局の間にありがちな揉め事になってしまったのではないか。」。
 なんか、一般的な感覚から乖離しすぎてると思うのですが……問題は「江原氏が事実とは違う糾弾を行い、それにより出演者が精神的苦痛や風評被害などの被害を受けた」という点だと思うのですが。
 一方で、「 テレビが極めて「暴力的」で「危険な」メディアにもなり得ることを、スタッフは慎重に考えなければならない。」「 局の思いや企画意図がどうあれ、結果的にAさんやAさんの周りの方が不愉快な思いをされた時点で、この企画に不具合があった。」「 非科学的な根拠の薄いテーマを題材にした番組制作に対する一層の注意喚起が不可欠であることを実感した。」などのもっともな意見もあります。
 が、「 放送に私事が乗ることが、その人の人生を左右する(あるいは、すると感じる)ことがある。一般の方に協力いただく場合は、そこまで注意しなければならない。」は非常にまっとうな意見なんですが、逆に言えば「それって当たり前すぎることじゃない?」であるわけで、その当たり前のことがいまさらのように出てくるというのはやはりおかしいんじゃないでしょうか?
 とりあえず、こんなの流すんだったら地上波で 怪しい伝説 を流せと何度言えば(ry

[アニメ] ドラゴノーツ#25とシャナ2#24

  ドラゴノーツ #25「共鳴 ―永遠に響き合うように―」。ドラゴンを汚す存在として人類を抹殺しようとしていたタナトス。それを思い直すように説得しようとジンとトアはタナトスに乗り込むが、二人が見せた絆にタナトスは考え直すものの、その結論は「興味深い存在として人類をすべて同化する」というもの。地球に60億のオストルムが襲撃する。それをクロムウェルたちが撃退しようとするが多勢に無勢。人類の命運は再びタナトスを説得しようと乗り込むジン、トアそしてギオにかかる。

 毎回予想外、というかやや斜め上の展開続きで、どっちに行くのか右往左往させられた感のあるシリーズもこれで終わり。元々「プローブ」として作成されたのに過ぎないトアの寿命が迫り、ギオがトアを助けるためにタナトスの後継者になる。トアと別れるか、それとも一緒にいて寿命を迎えてしまうかの選択を迫られ、別れてでもトアを助ける方を選ぶが、トアを助ける方法とはタナトスとの同化。ジンとトアは大事な人と同化することと一緒にいるということは違う、違う存在同士だから一緒にいたいのだということをタナトスに必死に訴える。
 まあ、話としてはオーソドックスなテーマの主張がなされてたのだけど、ウィドーが寿命を迎えてカズキがいきなり黒カズキから裏返って、「ギオはカズキを守りたい俺の願望だ!」とカミングアウトしたりってのはちょっとはっちゃけすぎ。それどころか、ジンの妄想の世界でウィドーがカズキの彼女って……流石にそれは年齢やらなんやらでげふんげふん。
 胸の大きさに比例して存在感のなかったアキラが途中退場で盛り上げる要員だったり、それがいきなりタナトスと同化してたり、またオペレーター3人娘がムダに戦闘力が高かったり(一名除く)、あれこれいまいちまとまりはなかった気がするけど、その右往左往ぶりが逆に楽しかった気も。なんだかんだで登場人物たちも結構好きだったし。
 ファーストコンタクト∽恋愛という結構不動のパターンを上手くまとめてたとは思います。


  灼眼のシャナ2 #24「守るべきもの」。悠二の零時迷子がバルマスケに奪われ、御崎市に巨大な徒が生み出されようとする。御崎市を守るため、なによりこのままでは存在が消えてしまう悠二を助けるため、バルマスケから零時迷子を奪い返そうとするシャナたちだったが、敵はあまりに強大だった。

 って、ぱっと見壊刃サブラクの方が苦戦してた気がするのは気のせいでしょうか? でも余計な説明はあまりなしにアクションシーンで見せてたので、クライマックスとしては結構楽しめた気も。
 アクション的な方面よりも、吉田が池の告白を受けてそれにはっきりとした答えを見せたり、悠二がシャナと吉田の二者択一を迫られたりというラブコメ部分の区切りの方がシリーズの区切りとしては大きいのかな? 結局どちらを選んだかは明示せず、「シャナを選んだらしい」ことを暗示するシャナの笑顔で締めてるわけですが。
 悠二が御崎市を旅立つまで、あるいはその必要がある状況が解消されるまでは続けられるので第三期もあり得るのですが、実際作れる作りになってるし。第三期前提での第二期終了?<おいおい
 アニメとしては台詞による設定解説のハッタリが強く、それは前期のままなのだけど、作画が上がった分、楽しめたかなぁ、という感じ。
 今期こんな感想ばっかですね。すいません。


2007年04月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ひまわりっ!!#13(最終回)とセイントオクトーバー#13とヒロイックエイジ#1と瀬戸の花嫁#1

  ひまわりっ!! #13「決戦!主従の契りは永遠に」。最終回。唐突にしきみが改造忍者になることをよしとしてしまったり、特に演出なく先生方が操られていたり、この脈絡のなさがひまわりテイスト。でも、ひまわりを思いやってるのかやってないのかイマイチよくわからない俗人丸出しのハヤト(ある意味、俗人ではないか)とひまわりのやりとりが楽しいのもテイスト。
 二人は椿と共に小型艇で脱出した後、椿の操作ミスで墜落、脱出するが、二人分しかないパラシュートの一方を当り前の顔して使って脱出する椿……恐ろしい子!(まあ、忍者なら当然か) ハヤトは落下しながらひまわりにそれを使わせ、自分は落ちていくのだけど……「ハヤトのことだから何か持ち出してそうだなぁ」と思いつつ、何もそれらしいのが思い当たらなかったので、「まさか、ホントに自己犠牲? ハヤトが?」とびっくりしたら、以前使ったアザミの折りたたみ式パラボラでした……すっかり忘れてた。でもホッとした。ハヤトのセコさに(笑)。
 空中でもつれ合ってる最中にハヤトとひまわりの唇が触れたりしてちょっとだけそういう展開も暗示してるのだけど、ひまわりはともかく、ハヤトは無反応なのがやっぱり脈無しなのか、最後までお約束の空気を読まない男だ。安心した。


  セイントオクトーバー #13「ロリ慟哭!悩んで迷って、超乙女!」。自分がソフィアを二度目のジャッジメントで消滅させてしまったと知り、落ち込む小十乃。そして復活(笑)。いや、復活はいいのだけど、ユアン君の慰めが微妙だ……いや、人間じゃないから、人間と同じ価値観、感情を持ってると思っちゃいけないのだけど……でもまあさくっと復活。
 で、クルツの力で暴走させられたカフカを新ジャッジメント。今度は消去せずに悪しき意志だけを消滅。いや、それができるなら……って、小十乃が成長しなきゃ使えないのか。なんだか矛盾気味な力だなぁ。
 なんだかんだで丸く収まったところで二度目のジャッジメントで消去したオルロックの妹が再登場。「復讐するでち」と、不穏な事を……復讐って、小十乃にだよなぁ。クルツの意図が小十乃の完全消滅と知り、悩む猟平が彼女と組まされて、ようやく話が動き出すか?


  ヒロイックエイジ #1「滅びの星」。「蒼穹のファフナー」のスタッフが結集しての新作アニメ……というのが売りらしい。ファフナーは一話目か二話目で切ったのでわかんないけど……
 今度はスペオペで、かつてこの宇宙にいた「黄金の種族」という高等種族の呼びかけに応えた三つの種族がいて、黄金の種族が去ってから遅れて呼びかけに応えた人類が、宇宙で黄金の種族を求めてさまよってるらしい。黄金の種族によって「鉄の種族」と名付けられた人類は、王女ディアネイラに率いられ彼らを求めるが、補給のため途中立ち寄った荒れ果てた惑星で、「黄金の種族」に育てられ、「英雄の種族」の力を身にまとえる唯一の人類、エイジと出会う。
 って、ゲキレンジャーのジャンに引き続いてこいつも野生児かよ! いつ「ニキニキ!」とか言い出すかと思ってしまいましただよ。
 これまでのところ、まだちょっと設定が把握しきれずなんとも言えないというところ。スペオペの風味は結構効いてて楽しみなのだけど、どうなるのか、イマイチわからない……


  瀬戸の花嫁 #1「極道の妻」。平凡な中学生・永澄は、祖母の住む瀬戸内に遊びに来、海でおぼれてしまう。その彼を助けたのは一人(匹?)の人魚、瀬戸燦。人間に正体を見られた人魚は泡になって消えるか、見た相手を消すかしかないのだが、結婚して二人が身内になれば見られたのは身内ということでどちらも助かる、ということで結婚を迫られる、というのはありがちお約束。ただ、ありがちでないのは、その相手が人魚の極道一家の一人娘ってことだけで……
 「任侠と書いてにんぎょと読むっ!」って読まへん読まへん。
 監督が「ギャラクシーエンジェる〜ん」ですべりまくってた岸誠二氏で、「どないなもんかなぁ」と思ってたら、暴走ありきな演出が結構いい方向に暴走してたと思う。(って、いい方向の暴走ってなんやねん)
 原作未読で、木村太彦というと「我が名はズシオ」しか目を通してないのだけど、まあそういう作風だし。(多分)
 OPが結構はまってたので、期待してもいいかなぁ、という気に。いや、テンション高すぎて台詞聞き取れないんだけど。(笑)
 しかし、モモーイの声を久々に聞いた気が。


2006年04月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エウレカセブン#49、50

 エウレカセブン#49「シャウト・トゥ・ザ・トップ!」、#50「星に願いを」。最終回で二話一挙放映。この形式、今期多いね。
 指令クラスタをついに破壊されてしまったレントンたち。このままでは指令クラスタによって眠らされていたコーラル・スカブが目覚め、クダンの限界が訪れてしまう。レントンとエウレカは最後の手段として自分たちが新たな指令クラスタになってコーラル・スカブを眠らせようとするが、それすらもデューイの罠だった。デューイを止めようとするホランドの目の前でデューイは自ら命を絶ち、その生命反応が途絶えたのに連動してエウレカとアネモネのしていた首輪の仕掛けが発動する。それはデューイが死んだと同時にどちらかが指令クラスタになって、コーラル・スカブを自滅させるようにプログラムされていた。なす術なくエウレカを目の前で失ったレントンは落ち込むが、エウレカはプログラムに必死で抵抗し、スカブを目覚めさせまいとしていた。それを知ったゲッコーステートはもう一度エウレカに直接語りかけるため、エウレカのいるスカブの樹に急ぐ。しかし目覚めつつあった抗体コーラリアンが月光号を襲う。このままではエウレカが意識を失うまでに間に合わない。レントンは最後の手段で、満身創痍のニルヴァーシュに呼びかける。すると……
 この二話だけ見るとエウレカセブンが傑作だったんじゃないかと錯覚してしまうほどに良く出来てました。元々ポイントポイントの話のテンションは異様に高くはあったのだけど、今回は今まででも群を抜いていた。絵的にも月光号の高機動戦闘といい、ニルヴァーシュ最終形態のバカみたいな戦闘力といい、実に爽快。
 結局デューイの思惑にはまったまま、終末を迎えようとするレントンたち。しかし、エウレカを助けたいと言うレントンの気持ちが奇跡を起こす。最終形態になったニルヴァーシュは抗体コーラリアンを殲滅。一気にエウレカの元へ向かう。エウレカにもう一度気持ちを打ち明け、エウレカの為に一緒に人間でないものになっても構わないと断言するレントン。二人で指令クラスタになろうとしたその時、ニルヴァーシュの右目にレントンと同じ青い色の光が宿る。エウレカの心とレントンの心をアミタ・ドライブに刻み込んだニルヴァーシュは、二人の代わりに指令クラスタとなる。そしてコーラルスカブの大部分と指令クラスタに取り込まれた人々を連れ、時空の裂け目から新たな宇宙へと旅立っていく。そしてレントンとエウレカを放出し、「この星で二つの種族の共存を導き、より良き進化を遂げよ」と言い残す。これこそがセカンド・サマー・オブ・ラブだ、と月光号で実はコーラリアンであることを明かしたゴン爺がゲッコーステートに告げる。一年が経ち、アクセルの元で暮らす子供たちは、アクセルと一緒にレントンとエウレカの帰りを待ちわびていた。空に浮かぶ月にはハートマークにレントンとエウレカの名が刻み込まれていた。そして、二人が帰還することを示唆して話は終わり。
 レントンは結局世界を救った本物の英雄になったけど、レントンにとってはそんなことよりエウレカたちと生きていくことが大事だろうし、そういう終わりになっていた。
 最終回の最後の声は「つづく!」ではなく、きっと「おしまい!」だと思ってたけど、やっぱそうだったなぁ。まあ、シリーズ構成ははっきり言ってかなりメタメタだったと思うけど、終わり良ければすべてよし。見事にみっともこっぱずかしい青春ものであることを最終回で貫いたのは立派。
 ところで最近ようやく気付いたが、エウレカの服って「怪奇大作戦」でSRIのお茶くみ女子職員がごく初期に着ていた服なのな。

[アニメ] 牙#1とマイメロシャッフル#1

  牙-KIBA- #1「運命の風」。風の吹かない、空気のよどんだ街。そこに住む少年ゼッドはその乱暴さと扉やドアを壊しまくるという奇行ゆえに学校からも警察からも鼻つまみ者扱いされていた。唯一幼馴染のノアだけは彼のことを気遣い、何か理由があるのだと庇い続ける。だがついに学校はゼッドを退学させるつもりで補導するが、突然担当の教師がゼッドを補導した生活指導の教師を不思議な力で殺し、続いてゼッドにも襲い掛かってきた。そのゼッドを「シャード」と呼ばれる不思議な力で救ったのは、記憶喪失で入院していた彼の母だった。
 近未来風異世界からはじまるのに、いきなりファンタジー風異世界に飛ぶってのはちょっと戸惑う。神林長平風と思えば別にどうということはないのだけど。ちょっとエキゾチックなおかんが飛んだり跳ねたりするのもちとびっくり。しかし、大味な台詞回しや作劇なのに妙に個人的な趣味に合うなぁ、と思ったら、脚本が井上敏樹氏ですた……げしょ。

  おねがいマイメロディ くるくるシャッフル #1「マイメロに会えたらイイナ!」。クロミが解放してしまったダークパワーを退散し、人間界での役割を終えたマイメロ。歌と涙の別れをするが、マリーランドで罰として牢屋に閉じ込められていたクロミが、再びクロミキーを奪って人間界へ脱走してしまう。人間界では柊家に恵一の弟・潤が留学先のイギリスから帰ってきていて、クロミの持っていたギターピックを手に入れてしまう。
 前回異様なテンションを毎回保っていたマイメロの二年目シリーズ。システムは若干変わったみたいだけど、クロミが騒動を起こしマイメロが解決するという基本パターンは同じ。この手のもので無理矢理に延長したものは失速するものが多く、新しい悪役?の潤が兄の恵一に比べて貫禄不足なのも不安だけど、それ以外は今のところ大丈夫かな。柊恵一の関わり方も通り一遍等ではなさそうだし。でも、お助けキャラのマイメロママのすさまじい毒舌ぶりにごまかされた気もなきにしもあらず……


2003年04月03日(木) 旧暦 [n年日記]

Mozilla 1.4α Release

 1.3のα版でポコポコ落ちまくった苦い経験があるにも関わらず、ヒトバシラーとしてのさがが避けて通らせてはくれませんでした。けど、使ってみると案外と良い感じ。今のところ描画周りで細かいバグはあるみたいだけど、かなり安定してる。Bookmarkまわりが結構変わっているみたいなので、念のためBookmarkのバックアップを取ってからインストールしたほうがいいかも。 新ロードマップ によると、1.4をとりあえずの安定版として、1.5はかなり大きな方向転換が加えられる模様(って、実は /.JPの記事 を読んだだけで、元のロードマップはちゃんと目を通してなかったり。スマソ)。ブラウザ部分は(重いし、メモリリークはあるけど)そんなに悪いとも思わなかったのだけどなぁ。
 ここんとこSARS、SARSと騒がれていて、一体何かと思ったら、 南アフリカ国税局 のことでしたか。嘘です。ゴメン。 重症急性呼吸器症候群(Severe Acute Respiratory Syndrome) です。ウィルス性だということは確か判明したはずですが、決め手となる予防法は見つかっておらず、患者が増えてきてニュースに取り上げられてきた時期が時期なんで「よもやバイオテロか?」と勘ぐったりもしたのだけども、なかなか洒落にならないことになってきてますな。海外渡航の予定のある方はくれぐれもお気をつけて。
 昨日とかに書いた NewsWeekのワンダフルデイズ持ち上げ記事 。( NewsWeek Japan )記事掲載号から一週間たったのでネット上で公開されたのだけど、まー、参考程度にということで。
  「島津奔る」に司馬作品との類似部分。回収・絶版へ朝日新聞 )。うーん、パクリは問題なんだけど、1998年に発表され、1999年には賞まで受賞し、多分気付いてる人は気付いていたんだろうけど、去年指摘されるまではなんの問題にもなってなかったわけで。そんな絶版にしなきゃいけないほどなのかなぁ。
  うででん の後番は佐藤竜雄監督の新作 宇宙のステルヴィア 。みずへび座の超新星爆発により地球は壊滅的打撃を受け、太陽系は緑がかったガスに包まれた。それから約二世紀後、一人の少女・片瀬志麻が宇宙への憧れと漠然とした将来への希望を胸に、衛星軌道上に浮かぶ学園ステーション「ステルヴィア」へと上がる。とりあえず校長の声が堀勝之祐。堀勝之祐。ほりかつのすけ。かつのすけえ〜っ! いや、それはおいといて、作画レベルも、物語の導入としての引き込み方もかなりの出来。冒頭の進路を挟んでの母娘の確執を残しての別れから、希望と不安の両方に彩られた学園に足を踏み入れるまでのシークエンスは自立の第一歩のお話として見事。佐藤監督の前作「学園戦記ムリョウ」は出来は結構良かったにも関わらず地味すぎて商業的にはコケた部類だったのだけど、今度は大丈夫なんだろうか? あと、どうして宇宙に人間の暮らすインフラが築かれたのかとかはなおざりにしてはいけないと思うけど、描かれるんだろうか? 今、無重量状態での生理的な影響について論文を読んだりして勉強してる最中ってこともあるけど、基本的に人間は宇宙で暮らすようには出来ていない生き物で、それがリスクをおして宇宙での生活のインフラを築くという、それなりの理由は欲しいと思ってしまう。(やはり宇宙ものの ストラトス・フォー ではそのために大流星群と撃墜組織という設定をされてたけど) 最後にもうひとつだけ付け加えれば、OP/EDを歌う angela のキーの高さがすごい。
  THEビッグオー の最終回。前もって聞いてはいたけど、ちとこれは…… 小中千昭氏 の暗黒面出まくり? ロジャーが「私が何者なのかが大事なのではない」という結論に至るのは別にかまわないのだけど、それじゃそれで延々中盤引っ張りまわされた視聴者は……世界の謎か、ロジャーの正体の秘密かの一本に的を絞ってほしかった。
 あ〜、昨日の日記について、「言葉遊びに足を踏み外しかねない」ってのは、私の論が、ってことです。相変わらず言葉足らずで申し訳ない。ついでに昨日の論をまとめてしまえば、私の基本的な立場は、「別にマクロな視点を否定するわけではないけども、人間が常に上からマクロに見下ろしている存在ではなく、結局自身がミクロな存在である以上、そのこと自体は忘れてはいけないんじゃない?」ってことです。それ以上でもそれ以下でもなく、完全な個人の意思尊重を唱えてるわけでも衆愚政治を正当化してるわけでもないっす。


2002年04月03日(水) 旧暦 [n年日記]

花見小隊設立

 実験中、修士課程のK田君と「ウチの研究室って、花見とかやらないねえ」という話をする。いや、もう花なんて散ってるって、と突っ込むものの、なにも季節のイベントがないというのはあまりにも寂しい。誘えば喜んで参加する人は多そうである。じゃ、今週末か来週末にやる? とかなり勢いで花見の開催が決定。飲みの参加強制は良くないけど、人間社会に潤滑油ってのは必要よね〜。ずいぶんアルコール度数の高い潤滑油だけど。
 ちょいと秘密な入手経路で、「デジモンテイマーズ」最終回を入手。作画的にきびしいところや、サクヤモンが美人に描けてねえ! とか、語り足らずで舌ったらずなところはあるのだけど、それでも良かった、と言っておこう。別れ、もしくはなんらかの痛みを乗りこえてこその犬と少年ものである。それがきっちり描けていた。子供たちとデジモンを別れさせる結果になるとわかっていて、あえてその方法を選択せざるをえなかった大人たちも良い。テイマーズのテーマがわからないってヤツは(好きか嫌いか、評価が高いか低いかは別として)ものが見えてないんじゃないかと言いたい。と言っても、私がベタ褒めしてるのは好みだからという以上の意味では、あまりないけど。
 ゆうべ、ハッピーレッスンをやっていたのでなんとなく見てしまう。なんだ、OVAの一話じゃん。一話のみOVAと同じで、後は完全に別か。なんか、変な戦略だなぁ。
 三月末までどうしようもなく鬱だったのに、四月に入ったとたん、躁転する現金な性格。しかも、反動のせいか躁状態がかなりひどい(多分、わからん人には酷い躁ってのがどういうことか分からないと思うけど)。せいぜい自重しないと。
  NHKの「人間講座」において、京大霊長類研の松沢先生が出ていた 。一回目の内容を見る限り、一年前の学会で聞いた公演と同じ筋立てのようだ。この先生はチンパンジーにかなり思い入れを持っていて、サル呼ばわりすると「チン・パン・ジー」(音節でちゃんと区切る)と訂正する、なかなか愉快な先生。多分、次回以降もなかなか面白い話が聞けると思う。
 大須の グッドウィル に、かの有名な生首ゲー Tomak が山積み。男気と洒落心は買うけど、ねえ……
 いろいろと消化しないといけないものがあるなぁ……頑張らないと。


2001年04月03日(火) 旧暦 [n年日記]

従者の危険な日々

 え〜、端から片付けてかないとね。(ってパヴァーヌは?)
 ジョディ・フォスターが映画化権を買ったというクリス・ファーマン著「放課後のギャング団」。原題はDENGEROUS DAYS OF ALTER BOYS。ALTER BOYってのはカトリックのミサとかで神父さんにくっついて補佐する役目の従者の少年のこと。これは主人公たちがカトリックの街に住み、カトリック系の学校に通っている事と、あともう一つ意味がある。主人公はヘルニアをわずらってて、「ゴッドファーザー」を読んで友達とギャング団を作ったりするちょっと悪ぶろうとしている13歳の少年。しかし根は素朴でやさしいところがあり、クラスのいじめっ子が学校の鶏を苛めてるのを止めさせるようなところがある。その主人公とギャング団が、学校の課題の絵画でポルノコミックを描いてしまったのが問題になり、退学させられそうになる。たかだかポルノコミックで卒業させられるなど不名誉の極み、とばかりにいつもろくでもない計画を思い付く参謀格の少年が、豹を捕まえてきて学校に放すというロクでもない計画を思い付く。これに主人公が密かにあこがれてた下級生との恋も絡んできて…
 田舎町の少年たちのちょっとした冒険、そしてその顛末が綴られる。
 少年たちはわるぶってはいるけども、あくまでワルのスタイルにあこがれてそれらしくぶっているだけ。行儀のいい教会のしつけにウンザリしたり、イヤないじめっ子や大人たちも出てくるけど、基本的に皆普通の人間でどうしようもなく悪い奴は出てこない。淡々と、どこかで見たような風景、出来事、感情が描かれる。
 舞台となる時代は70年代。懐かしく、そしてラストはほろ苦い、大人の為の子供の冒険物語である。その意味ではスタンド・バイ・ミーを思い出すかも。ま、あくまでノスタルジックにひたることがメインの小説だと思う。