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2012年04月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その4

  緋色の欠片 。今期の乙女ゲー枠。っつーかここしばらくなかったので久しぶりなんだけど。>乙女ゲーアニメ
 展開としては、田舎の祖母の元に預けられることになった主人公がこの世ならざる者からこの世を守る重大な責務を託され、それを守るための四人の美少年に囲まれる、というオーソドックスなもの。
 いや、内容はベタな乙女ゲーアニメとしか思えないのだけど、とりあえず杉田が王道の「何あいつ良い奴かとちょっと思ったけど信じらんない!」系のキャラを演じるとは。それが一番びっくり。

  ファイ・ブレイン 神のパズル第二期 。PoZの歪みを正し、親友ルークの心を取り戻したカイト。今はPoZが過去に作ってしまった「愚者のパズル」を一つ残らず解いて潰して回っていたが、そんなカイトに新たな魔手が迫る。
 キレイに完結していたかに思えた前期。だけども肝心の「オルペウスの腕輪」の謎やら、ジンが元に戻らないなど、解決していないことがいろいろと。今回はほのぼのムードで始まったものの、今度は「オルペウス」に関わるらしい連中が登場。しかもカイトの周囲の人々をオルペウスリングで刺客として仕立て上げるという行為に出るらしい。その第一弾は軸川会長に面倒事ばっかり任されていた副会長・千枝乃タマキ。OPを見るかぎりノノハにもなんかありそうだし、今期も楽しみですな。

  黒魔女さんが通る! 。友だちとキューピットさん占いをしていた小学生・黒鳥千代子。ところが、風邪で鼻声だったため、間違って黒魔女の「ギュービッド」を呼びだしてしまう。ギュービッドは千代子を黒魔女に仕立てないと魔界に帰れないと、半ば無理矢理千代子を黒魔女にしようと指導する。
 え〜っと、なんか「おじゃ魔女」に設定が似てる気もするけどキニシナイ! しかしなんつーか、やたらと絵柄がキャッチーですなぅ。内容的には特筆すべきところはないですが……しかしギュービッド、全身フード付きマントで身を包んでるからか、魔女と言われてもイケメンに見えてしまう……ここは早いところキャストオフしてキャッチーな衣装を見せていただきたいところ。ボンデージ歓迎!

  銀河にキックオフ! 。「なんやねん銀河って。最終的には銀河サッカーでもやるんか!?」という感じでタイトルで引いてたのですが、いざ見てみるとめちゃ面白いですわ。所属してたクラブチームの小6が自分一人になってしまい、小6チームの解散を宣言されたベンチにも入れない主人公が、なんとかチームを再築しようと奔走する中、引っ越してきたばかりのサッカー少女と出会い……というもの。
 主人公はサッカー下手だけどとにかく体当たり! というのもいいし、実は主人公は観察眼と視野の広さという才能を秘めてるっていう演出も面白い。
 なによりサッカー自体の面白さをダイレクトに出してると思う。これは意外に今期のダークホースかも。あと、主人公が画伯w


2011年04月10日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] Steins;Gate#1とスケットダンス#1とDOG DAYS#1

  Steins;Gate #1「始まりと終わりのプロローグ」。大学一年生の岡部倫太郎は痛々しい言動を繰り返しながら数少ない友人と一緒に「未来ガジェット研究所」なる組織を作り、マッドサイエンティストめざし日々活動している。が、彼が興味を持つタイムトラベル理論の講演会場で、いきなり人工衛星が振ってきたり、天才少女として有名な牧瀬紅莉栖が刺されて倒れているのを見つけたりと、予想外の出来事ばかりに遭遇する。しかし、帰宅途中、時々起こる違和感を不審に思いつつ、仲間たちと話をするとどうも話が噛み合わない。講演には行っていないことになったり、刺されたはずの紅莉栖が無事な姿を見せたり……倫太郎は自分の周辺で何か物理法則を越えた異常な事が起こっていると気付く。

 第一話見てもわからんことだらけだったので、ネットで解説を見てようやく状況と流れが把握できた、という感じ。原作プレイ組は絶賛らしく、たしかに面白げなんだけど、この判りづらさはやっぱ続くのかな?
 同じ原作スタッフの過去作「Chaos;Head」のアニメは原作組からは逆に評判が悪かったけど、個人的には結構面白かったし好きだったんだよなぁ。
 まあ、しばらく様子見です。


  スケットダンス #1「学園のSKETたち」。開盟学園高等部にある、生徒からの依頼で問題を解決する助っ人集団「スケット団」の活躍を描く学園コメディ……なんだけど、原作はあまり見てません。
 一度途中でなんかシリアスネタというかそういう展開になってて、重い展開だと気が重いなあと思って避けたというのもあるんですが。
 一応第一話では、わかりやすい少年向け学園もの。キャラがそこまで突出してはいないけど皆個性的で、割と良い感じなんではないかと思います。


  DOG DAYS #1「勇者誕生」。アスレチックが趣味の中学一年生、シンク・イズミは、目の前に現れた犬が剣をかざした途端、ファンタジーな異世界に引きずり込まれる。救国の勇者と呼ばれ、犬耳や猫耳の住人たちが、ファンタジーな格好で行なわれている戦争に参加するが、その戦争は、アスレチック大会?

 「なのは」の原作者の企画という事で、そういう方面を期待した人もいたようですが、ちょっと違ったようで。
 冒頭、キャラは犬耳猫耳のキャッチーなアレながら、深刻な戦争物かと思ったら、両国の雌雄を決する戦争がアスレチック大会というか、風雲たけし城というか。
 この後どう話をつなげるかは不明ですが、第一話の肩すかし具合は結構好きです。これで後の話が面白ければ、面白い事になるかも。


2010年04月10日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] HEROMAN#2

  HEROMAN #2「エンカウンター」。自分が作ったヒーローマンが巨大化し、動き出したことに不安を覚えるジョーイ。ヒーローマンの力はすごいが、そんな力を自分が持っていていいものか。思い悩んだ彼は親友のサイに相談するが、その話を信じ切れない様子ながらもサイに「どうすべきかより先に、ジョーイがヒーローマンをどうしたいのかじゃないのか」とアドバイスをされる。
 そんなとき、セントラルシティにスグラックと名乗る宇宙人が襲来、破壊活動を始める。そしてスグラックは傍受した電波の発信元であるデントンを捕獲しようとする。デントンの危機を目の前にして、ジョーイはついに決断をする。

 第一話はなんとも判断がつかなかったけど、二話目はオーソドックスながら良い感じですな。ヒーローマンはあまりごちゃごちゃと秘密とかなしに、どうやらあくまで「突然与えられた力」という位置づけらしい。
 ジョーイはそのヒーローマンの力にあこがれが目の前に現れた興奮を覚えるが、同時に強大な力が手に余るのではないか、自分がこんな力を持っていていいのかと思い悩む。
 それに対し、出した答えはシンプルなもの。ジョーイはデントンを攫おうとしてたスグラックを倒し、みんなを守る。スグラックって倒すとあのでっかい甲羅みたいな形になるのか。
 でもスグラックはまだまだたくさんいるし、ジョーイのことを快く思ってないウィルもジョーイの秘密を知ってしまい、なんだか悶着がありそう。ウィルも心底悪い奴ではなさそうではあるのだけど……

[映画] 第9地区

 南アフリカヨハネスブルグに突如巨大な宇宙船が襲来、だがその中にいたのは、弱り切った数知れぬ異形のエイリアンたちだった。
 なんらかのトラブルで母星に帰れず地球にやってきたらしい彼らを地球人は保護するが、その実は「第9地区」と呼ばれる宇宙船直下の地域に隔離しており、あまりに人類と異なる彼らとのトラブルも耐えないのが現実だった。
 そして彼らの襲来から二十年。エイリアンの管理を委託されている軍事企業MNUは、市民からの苦情や激化する排斥運動を受け、エイリアンを校外の新しい難民キャンプに移動させようとする。
 その責任者となったヴィカスは武装した傭兵たちを引き連れエイリアンたちへの立ち退き勧告を行っていくが、訪問したエイリアンの家で発見した黒い液体を浴びてしまう。それが、エイリアンと人類にとって一大転換期の始まりになるとも知らずに……

 無名監督の比較的低予算映画ながら米国を席巻したということで話題の映画。宇宙人が集団で移民・難民としてやってくる、というアイデア自体は「エイリアン・ネイション」を始め多数あるのだけども、それが南アフリカ、しかもゴミ溜めのようなスラムに押し込められてるという図はかなり衝撃的。作風もセミドキュメンタリー形式で、記録映像風に作った映像を多用しリアリティを増している。
 映画の基本アイデアや筋自体はヘタをすれば陳腐になりかねないのだけど、この演出により臨場感を生み出し、先の展開を読みにくくしている。いや、中盤以降の筋を説明するとひどく陳腐に聞こえてしまうだろうから、説明はしないけど、中盤以降も大変面白かったです。
 この徹底したリアリティ演出は、かなり興味深かったですわ。


2009年04月10日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組いくつか4

 相変わらず魔の木曜日。
  • シャングリ・ラ:大量消費経済が崩壊し、二酸化炭素の産出、消費が経済の基幹となった世界。東京は二酸化炭素経済のために森に覆われ、一部の特権階級のみが巨大構造都市アトラスに住むようになった未来を部隊に、その施策に反対する反政府組織「メタル・エイジ」の次期首領として育てられた女子高生・北条國子の活躍を描く。っつーか、こないだ原作読みましたが、実に作者が行き当たりばったり。後半出てきていきなりキーパーソンになった涼子が最初から出てたりと、再構成はされてるみたいですが……原作がキャッチーな設定の矛盾を勢いと展開の速さで押し切るものだったので、さて、どうなるのか、という感じ。
  • アラド戦記〜ステップアップパーティー〜:MMORPG原作に当たりなし! ただしMaster of Epicは除く! と、使い回しのネタを。いや、MOE、あのグダグダさ加減は結構好きだったんですよね。何より高島雅羅の演じる萌えキャラなんて、あれくらいでしか見れませんでしたから。それはさておき、なんかいろいろ置き去りにされてる感はあるけど、基本ギャグタッチなのでわりと楽しんで見られるかなぁ、という感じ。まあ、展開によりけりですかね。
  • Pandora Hearts:え〜、すいません。文脈がわかりません。いや、話の筋はわかるんですが、何を誰に訴求させてるとかが、直感的にピンと来ないと言うか。多分、おっきいお姉さん向けなのかなぁ、とは思うんですが。作品の善し悪し以前に、完全に私が視聴者の対象外、ってことですね。いや、それ抜きにしても良い作品ではないとは思いますが。黒執事はなんとか耐えて見たんですが、これまでそこまで頑張ろうとは思いません。特に2クールとかって、あり得ない……腐女子ターゲットの商法がある程度確立しつつある、ってことなのかなぁ。
  • ハヤテのごとく!!:前シリーズは26話までで挫折しましたすいません。善し悪し以前に、まくし立てる場面で「ピー」「ピー」鳴り響くのが耐えられなかったんですが。内容が薄いのは、作者が自分の持てる武器を最大限に生かしてるのがわかって好感ではあるんですが(でも面白いかどうかはまた別ですが)。絶対可憐チルドレンはスタッフの悪ノリも面白く感じたのだけど、ハヤテは、イマイチ面白いと思えないのだよなぁ……ベタからほんのわずかはずしたところをやり続けるというのは、上手いとは思うのだけど。上手いかと面白いかは、ホント別なのだなぁ。


2008年04月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イタズラなKiss#1,2と紅kure-nai#1と仮面のメイドガイ#1と我が家のお稲荷さま#1

  イタズラなKiss #1「運命のイタズラ」#2「アブない同居生活」。女子高生の相原琴子は意中の相手、入江直樹に告白して大玉砕。しかも「頭悪い女はキライなんだ」と駄目押しの一言まで貰う。琴子は劣等生の集まるF組、入江は成績優秀者の集まるA組、それどころか入江は全国模試一位の成績でもあった。「身の程知らず」と笑われる中、友達は琴子を慰めようと新築したばかりの彼女の家にお祝いに来るが、実は欠陥建築だった新居は震度二の地震であっけなく倒壊。宿無しになってしまい琴子は親子で父の学生時代からの親友だという人の厄介になることにするのだが、なんとそこは入江の家だった。

 ご存知多田かおるの原作コミックのアニメ化。なんでも今回、遺された構想メモなどから作者逝去により未完になっていた原作に結末をつけるというのがウリ。って、多田かおるの死因、今回調べて初めて知った……う〜ん。
 まあ、いろいろツッコミどころはあるけど王道に一々ツッコミ挙げてくってのも野暮でしょ。てか、ツッコミながら見てはいるんですが。まあ、金之介は良い奴だよね。アホだし女の子にはもてないだろうけど。
 しかし、これって平日夕方にやってもいいんじゃないの? コードギアスが日曜夕方で、のらみみやこういうのが深夜帯か……テレビ業界も狂ってるよなぁ。(別にコードギアスがいかんというわけではなく、視聴者を育てようという気が皆無なのが)
 ちなみに全番組ののらみみに続いてこれもCBCがキー局なんですが、一週遅れかと思ったら今週一挙二話放映してました。このやる気を羊の皮を被ったどこぞの局にも見習わせたい。


  紅 kure-nai #1「極夜」。紅真九郎は学生生活を送りながら同時にあらゆる揉め事を解決する揉め事処理屋で生計を立てている。ある日、尊敬する業界の先輩である紅香から一人の女の子を依頼で預かることになる。日本人形のような外見に浮世離れした立ち振る舞いのその女の子・九鳳院紫は、実は紅香がとある事情で大財閥九鳳院の屋敷から密かに連れ出した娘。その事情を知らない真九郎は、彼女を家に残して登校するのだが、帰ってくるとその姿が消えていた。真九郎は紫を探して夜の町を駆け回る。

 コミック版しか見てません。つか、のっけから邪気眼なんですが。レベルたけぇなw(誉めてません) 絵はとてもきれいなんだけどなぁ。
 コミック版の印象では、主人公やその周囲の人間は強かったりすごい能力を持ってたりはするけど、激しく日常は逸脱しない話かと思ったら、そうでもないのか。懸念してた紫役の子役も結構良い演技してるのになぁ。つくづく惜しい。
 でも、銀子のためにしばらく視聴継続。


  仮面のメイドガイ #1「はじめましてだ、ご主人!」。高校二年生の富士原なえかは、人並み外れた巨乳以外は一般家庭の普通の女子高生……でもなかった。彼女の祖父・大富士原全重郎は日本どころか世界指折りの大金持ち。孫娘の剣道の試合の応援のために学校も急遽休校にさせてしまう常識はずれの感覚を嫌い、なえかは徒党との幸助と両親共々普通の生活を送っていたのだが、その両親がしばらく前に行方不明になっていた。ここぞとばかり自分の屋敷に来るようにと押しつけるような全重郎の申し出を全力で断るなえかだったが、家事の才能ゼロのためにゴミ屋敷と化した富士原家を見かね、全重郎は二人のメイドを置いていく。二人のうちの一人・フブキは家事万能で才色兼備の普通のメイドだったが、もう一人のメイド・コガラシはメイドと言いつつもメイド服と仮面に身を包んだマッチョマン、すなわち「メイドガイ」だった。

 メイドガイ、声は誰かと思ったら小山力也ですかい。ハマりすぎてて恐ろしい。w
 姿形も異様だけど、能力・行動は更に輪を掛けて異様なメイドガイ・コガラシ。つーか「メイド」と「ガイ」ってそもそもくっつくものじゃないだろう。いや、まあそんなツッコミは半万年ほどいまさらですが。
 その行動は妖怪じみているほど有能と言えば有能なのだけど、根本的に自分が異様であることをまったく理解してないのと、その全能力を持ってデリカシーのなさを発揮するため、なえかはおろか「メイドガイテイマー」であるはずのフブキでさえも振り回され気味。それはED見てもわかることだけど。
 けど、実はコガラシとフブキが二人のそばに使わされた真の理由は、全重郎の財産相続権第一位となったなえかを、他の相続候補者の暗殺謀略から守るため。って、コガラシが近くにいる方が一万倍くらい危険な気はするし、実際コガラシの方が脅威なんですが……
 作画も原作に近づけて、原作に忠実なアニメ化という印象。バカバカしいけど見てしまうだろうなぁ。

  我が家のお稲荷さま。 #1「お稲荷さま、封印解かれる。」。母の実家の三槌家に呼ばれた高上昇と透の兄弟。三槌家をとりまとめる大ばば様が危篤だと聞いて駆けつけたのだが、それは二人を呼び出すための真っ赤な嘘。三槌家はそもそも五行の内の「水行」を祀る家系であり、大ばば様が透が何か妖怪に狙われているのを知って二人を守るために呼び寄せたのだ。だが、相手の妖怪が木気の精だということがわかり、五行相克の理から、三槌家が祀り、また封印してきた金精の大妖怪・天狐の空幻の力を借りることになる。

 まあ、ハーレムでアレなライトノベルのアレ。(←真面目に筋を説明するのがめんどくさいらしい)
 原作未読ですが、第一話は第一巻の内容なんでしょうかね。しかし、狐は普通陰の獣であり、水気か土気の精とされてるのだけど、空幻が金気の精ってのは、天狐だからなのかね。
 木気の雷を水を使って感電させるってのはありがちの定番だけど、定番過ぎて、なんというか。そもそも雷が木気なのは、雷は作物や樹木の成長を促すということから。昔から「春の雷は豊作の徴」と言われてるし。これは雷により窒素化合物が生成され、土壌に窒素が豊富になるからと言われてるけど、本当なのかなぁ。
 閑話休題。どうやら空幻は今後「ぐーたらお姉さん」として家に居着いて騒動を起こすらしいけど、このままだとあまり見所が……せっかくの狐耳なのに。

[映画][マンガ][その他] 原作絶賛荒らし中

  映画「カムイ外伝」2009年上映予定 。エエエエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!?????(主に否定的な意味で)


2007年04月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] どうでもいい話

 ふと気になって 「グレンガラン」でぐぐってみた


  4/10の中日春秋中日 )。「 この言葉がよく使われるのは「有権者のしっぺ返し」というように選挙のときか」。そーか?


  TBS「お得意」の取材拒否 週刊現代にも「発動」J-CAST )。「 TBSが同一人物が4回にわたって出演していたことを報道各社に対して認めたが、「『やらせ』や『仕込み』はなかった」「バラエティー番組の”アクセント”」などと釈明した」。バラエティって言うなら、「報道」を名乗って「報道の自由」と口にするのはやめた方がいいですねぇ。むしろ、「これはバラエティです。実在の人物・団体とは関係ありません」とお得意のテロップでも流した方がいいかも。


  石原都知事:兵庫・井戸知事が不快感、震災発言「失礼だ」毎日 )。石原都知事の発言もいつもながらあれなんですが、兵庫県知事の発言もかなり問題。「 阪神大震災の問題は、不意打ちだったということ」。不意打ちだからこそ、直後の対応が重要なのでは? そしてそれを次の教訓として生かすことも。不意打ちが問題なのではなく、不意打ちにどう対処するかが問題なのでは? 「 自衛隊派遣の有無と犠牲者の数は脈絡のないこと」自衛隊は要救助者救出はしてないんでしょうか? 「どのくらいが助かったか」と具体的な数字は簡単に出せないでしょうが、対応が遅れたことが失策ではないことにはなりません。
 必要以上の部分に批判を加えると地金が見える、ということでしょうかね。鶴亀鶴亀。


2006年04月10日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] .hack//Roots #1とデジモンセイバーズ#1

  .hack//Roots #1「Wellcome to "the World"」。 .hackシリーズ の最新作。ネットゲーム「The World」を始めたばかりのハセヲ(PC名)は早速PK(プレイヤーキラー)に遭遇したところを、オーヴァンという上級プレイヤーに助けられる。しかしオーヴァンがハセヲを助けたのは偶然ではなく、彼のギルド「黄昏の旅団」はあり得ないあるアイテムを探すために結成されたギルドだった。オーヴァンはハセヲを黄昏の旅団に誘うつもりなのだ。黄昏の旅団の活動再開を嗅ぎ付け、敵対的な巨大ギルドであるTaNがオーヴァンの真意を探ろうとハセヲに接触してくる。
 .hackだねえ、というのが第一印象。特にオーヴァンの印象を「不思議な人」と答えたハセヲに、「『ビミョー』と同じく便利な言葉」と返すのは、いかにもシリーズ構成・脚本の川崎美羽氏の師匠?の伊藤和典氏脚本っぽい(絶対少年第一話で稀代先生が「『ビミョー』とか言ってみる」と言って息子の歩に「(若者っぽい言葉を使おうとして)無理してる」と言われたやり取りを連想する)。
 巨大ギルドTaNと旅団の対立の原因が不明だけども、「黄昏の旅団」という名前ってことは、探してるアイテムってのは「黄昏の腕輪」なのかな? 対立の原因もその辺?
 「The World」自体は一連の事件の為に最初のバージョンは閉鎖され、今は新しいバージョンに移っているらしい。PKが蔓延してギルド同士の抗争もあって初心者には敷居が高い、というのは昨今のMMOPRGの状況を反映か。TaNとか、いかにもRMTやってそうだしな。
 主人公のPC名「ハセヲ」ってのは間違いなく「指輪物語」のアラゴルンのあだ名「馳夫」からだろうな。斜に構えながらもちょっと半可通を気取ってる感じ。

  デジモンセイバーズ #1「俺が大だ!コカトリモン襲来」。東海テレビでは民主党の代表選特報で潰れた放送の代替放送(二話以降は木曜16:00〜)。デジモンなんだけど、主人公の年齢が14歳と高め。過去四作のテレビシリーズでは11歳前後だった。年齢引き上げの意図はちょっと読みきれない。昔のデジモンユーザー層取り込みを狙ってるのか、プリキュアの成功で中学生が主人公でも小学生にアピールすると確信を得たのか。
 ヒロイン?のヨシノは18歳でマサルたちとは大分年齢が離れてるから、恋愛方面はなしか? 初回はマサルとアグモンに振り回されっぱなしだったが、基本的にズボラお姉さん系のよう。
 のっけに主人公の大(マサル)がデジモンと素手で殴り合ってるのは唖然。「デジモンと拳で語り合うな〜!」とマジツッコミ入れてしまった。おまけに「喧嘩番長」とか名乗ってるし。今のご時勢喧嘩番長かよ……番長だったら学ランだろ!(それも違う)
 今回の設定はデジモンの侵食を防ぐための公的な組織があって、アグモンと(拳で)交流した主人公が素質を見出されスカウトされる、というもののよう。まあ、ツッコミはおいとこ。子供とペット的な旧作に対し、相棒的な側面が強くなったけど、それがどう出るのか。あと、初回からジオグレイモンになるなどバトル主体であることを明示している。でもただのグレイモンじゃなくジオグレイモン? 何が違うの?

 あとは吉宗くんと少女チャングムの夢を録画はしてあるんだが……

[その他] 靖国だなんだ

 小沢一郎氏がA級戦犯の靖国神社合祀に物申したそうで。で、小泉首相は 「政府が言うべきことではない」Y!hl )、安倍氏も 「靖国神社は宗教法人であり、政府が合祀(ごうし)の取り消しを申し入れるにしても、憲法に規定する信教の自由の侵害になる。政教分離の原則にも反する」朝日 )。A級戦犯とされた人たちをどう捉えるかは個々の自由だけど、合祀撤回の強制については、小泉首相、安倍氏の言ってることが理屈が通ってるな……もうちょっと面白いところは、小沢氏は こちらの報道Y!hl ) によると
「靖国神社は戦争で亡くなった人の御霊(みたま)を祭るところ。 本来の靖国神社に戻し 、天皇陛下も首相もちゃんと参拝すればいい」
 え〜っと、本来の靖国神社って、どういうこと? 国の管理下に戻すということ? それってもろに政教分離に反してるんですが……小沢氏、しばらく表舞台から遠ざかってる間にすっかり民主党のネタ体質が染み込んじゃったのかなぁ……
 一応自分の立場を表明しておきますが、靖国の件は内外共にほっとけばいいじゃん、って立場です。どっちにしたって大していい結果にならないんだし。

 ビブロス社が倒産したニュースは今更だけども、 出資してた自己出版会社の経営破綻が原因新文化 ) だそうで。一部では「超人ロックの呪い」とか言われてますが、まあそれは置いといて。
  ZAKZAK記事 によると本社の経営自体は順調で、ワンマン経営の投資による煽りらしい。で、特に堅調だったBL系の作家や編集が引っ張りだこになりそうだという話……


2003年04月10日(木) 旧暦 [n年日記]

クルドの星

 思い込んだら試練の道を、とは何の関係もなく。
  フセイン政権が倒され産経 )、現在は幹部クラスの残党狩りが進められているが、一方で クルド人が油田を占拠し、クルド人を国内に抱えるトルコがクルド人勢力の独立を懸念する産経 ) など、イラク国内勢力の分裂の兆しが早くも見えはじめている。
  クルドの星 ってのは安彦良和氏が書いた漫画( 解説 )で、私が一番最初に「クルド人」という存在を知った作品でもある。作中ではクルド人は誇り高く、過去の経緯から外部勢力を常に疑いの目でもって見る、同族以外にはなかなか心を開かない頑なな部族として描かれていた。幾つかの雑誌や書籍の記事を見るに、その描かれ方はかなり事実に近いのではないか、と思えた。クルド人は世界各国に無視される一方、国際紛争において自治独立をちらつかされて利用され、裏切られつづけてきた、という歴史を持つ。( クルド人問題研究
 クルド人問題は顕著な例だけども、権益を必ずしも一致させないこういった集団が、中東には多く存在する。個人と個人の対立ならば、その主体である個人が死んだりすれば、そう長くは続かないが、氏族や部族・宗派の対立というものは、首長が死んだところでまた新たな首長が立つだけで、気が遠くなるほど延々と続いていく。イラク戦争前にブッシュ大統領はイラクを第二次世界大戦時の日本・ドイツに喩え、「日本・ドイツも民主化したのだから、米国はイラクも同様に民主化できる」と演説したが、愚かと言うしかない。ドイツは第一次世界大戦の多額の賠償金の負担から歴史上名を残す独裁者を頂き、日本も困窮と指導層・軍部の愚の多くから戦争に突入したが、両国は元々民主主義国家としてそれ以前は道を歩んでおり、また、綿々と続く権益集団同士の血を血で洗う抗争があったわけでもない。今日のイラクと戦後の日本・ドイツとは、似たところを探す方が難しいだろう。戦争突入直前の報道番組で、ブッシュ大統領のこの演説を受け「戦前の日本と今のイラクはまったく違う。この演説は少しも当を得ていない」と言い切ったのは、外国人コメンテーターのみだった。
 このカオス状態に好き好んで手を突っ込んでしまったのは米英、そしてそれを支持した日本なのだ。日本の米英支持は、国益を考えればまったく正しい。が、一方で手を突っ込んだ責任は取らねばならない。
  韓国アニメ復興の決定打 。「五歳庵」というアニメーションの紹介で、作品自体はこの記事のスナップ一枚しかまだ知らないので何にも言えないのだけど……「復興」って? それ以前は「隆盛」していたみたいな言い方だなぁ。まあ、ある意味三文字作画は「隆盛」してましたが。
 で、その三文字作画も目立った 宇宙のステルヴィア #2(一応フォロー。韓国の下請けアニメ製作会社が皆が皆レベルが低いわけではありません。でも入学式のシーンの作画はちょっと……)。授業が始まり、履修を選択していく志麻たちステルヴィアの新入生。期待に胸を膨らませながらも、人間関係、学業、両方の不安がのしかかってもくる。しかし、宇宙船オーバビス・マシンの実習授業で、志麻はとんでもないミスをしてしまい……プログラムには驚異的な才能を垣間見せながら、志望のパイロット適性では教官からも「ダメ出し」されてしまう。前途が不安な学園生活の開始だが、引っ込み思案な志麻にも友達が出来、悪いことばかりではない。本編は主にステルヴィアの中の生活をダイジェストで見せながら、作品背景の一部、「なぜ宇宙に人間の暮らすインフラが作られたか」という理由や、堀勝之祐……もとい、校長が地球から持ち帰った「人型の宇宙船」といった謎振りもされている。佐藤竜雄監督独特の妙にとんがったところの少ないエキセントリックさが目立つところもあるけど、今後の展開に期待は抱かせる。
 それよか、あたしゃはじめて XebecがProduction IGの関連会社 だと気付きましたよ。ちなみにムリョウ第一話の再放送は録画し忘れました。トホホ。
 昨日の「識者ってナニ?」に対して、「識者って色者(イロモノ)って読むんじゃないの?」とツッコミ。
  いろもの (色物):(2)寄席演芸のうち、中心にならない物。現在の東京の寄席では落語以外の漫才・音曲・曲芸・奇術などをいい、大阪では漫才以外の落語などをいう。
 「中心にならないもの」か。なるほど。
 追加。 アリアン5の打上げは無事成功 。良かった。


2002年04月10日(水) 旧暦 [n年日記]

いや、とくにこれと言って何もなかったんですが……

 昼に前の研究室のS木さんから電話。何かと思えば「野球見ない?」 はぁ?
 なんでもI田さんがなんだかんだでもらった中日・横浜戦のチケットが一枚余ってるのだということ。
「いや、今晩実験するから無理っすよ」
「そういうときに限って実験するのね」
 ……そういうとき以外も実験してます。
 いやいや、期間限定とはいえ、明日のおまんまに不安のない生活というのは良いものです。わりと本気で。
 アフタヌーンの別冊、「シーズン増刊」に新人の漫画「ORDINARY−+」が掲載。女子高生エージェントと女子高生凶手のアレでコレな話。ちとなんだというところもあるけど、上手く行けば化けてくれそうな予感。先が楽しみ。
 あずまんが大王補足。OPとEDは大変面白かったです。うーん、中身は仕方ないのかなぁ。
 気の迷いでHAPPY☆LESSONの二話目を見てしまう。存外まともな出来。まともって言っても、元の設定がかなりアレなのでそれ以上はどうしようもないのだけど、そもそも。OVAはキャラクター商品と割り切ってたってことなんだろうなぁ。
 フルメタルジャケットならぬフルメタルパニックは、先週前半部ほどではないものの、まあ悪くはない出来。
 ゆうべ、イスラエルの思想的徴兵拒否者ヤイール・ヒロ君のドキュメントの再放送を行っていた。イスラエルとパレスチナがかなりナニなことになっている現状で見ると、少し感慨が変わってくる。「ブラックホーク・ダウン」を読んでも思ったのだけど、軍隊内で兵を支えてるのは連帯意識とプライド、その二つなのだろう。それそのものは間違っているわけではない。しかし、それが何かのはずみで志向性を持った攻撃性を加速してしまった時には悲劇になる。無論、兵士は大局的な決定を下す立場ではない。彼らの意識に共感するところもないではない。しかし、外側の人間としては共感しすぎてはいけない。「仲間が傷つけられた」「仲間が殺された」その意識ゆえに(それだけではないが、そういった「彼らと我々」の無意味な区分が一因であることは否めない)泥沼の戦いを繰り返している国が、いくつもいくつも存在してるではないか。逆の立場から見れば、彼らこそ仲間を傷つける敵に他ならない。憎悪の連鎖は断ち切らねばならない。でも、どこで?


2001年04月10日(火) 旧暦 [n年日記]

池波正太郎のかわいいところ

 池波正太郎って言うと、どうもイメージ的に「江戸の暗黒街」とか、どうも人間のほの暗いところからおこる悲劇と言うか、明るい面も暗い面も淡々と描くというイメージがあったのだけど、「忍者丹波大介」ではこのイメージとちょっと違った。
 主人公の丹波大介は、裏切り、下克上が横行する戦国時代の、中でも忍びなどという暗いところを一手に担う存在であるのに、信義にそむくような頭領のやり方に反発して甲賀を離脱、己の思うままに生きようと、上田の真田昌幸・幸村に身を寄せる。石田三成も立場を利用し横専を欲しいままにしたわけでなく、大名の合議を確立させようとした人物として描かれてるし、主人公の立場が豊臣方だから家康はそんなに良くは描かれてないが、だからと言って完全に嫌らしい野心家に描かれてるかというとそうでもない。そして、主人公達に作者が言わせる、「死別生別のない世界がくればなあ」という言葉は、なんとなく作者の真情であるように思える。
 物語はハッピーエンドでは必ずしも終らないが、池波の描く「人情」が、ある意味舞台が戦国ゆえに際立った小説だと思う。