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2011年12月04日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#41とフォーゼ#13

  ゴーカイジャー #41「なくしたくないもの」。ワルズ・ギルが倒されたことでザンギャック皇帝アクドス・ギルが側近を引き連れ自らゴーカイジャー討伐に現れる。しかしまず現れた星の破壊神の異名を持つ側近の一人、ザツリグの姿を見たアイムが我を忘れたかのように挑みかかる。実はザツリグはアイムの故郷ファミーユ星を滅ぼし、アイムの両親である国王王妃を始末した相手。アイムは敵を取るために一人無謀な戦いに向かおうとする。

 初期の五人の中では一番最後に仲間になったアイム。元お姫様で海賊らしからぬ立ち振る舞いだが、そこには生き残り散り散りになったファミーユ星の人たちに希望を与えるため、海賊となって自分が生きていることを手配書という形で知らせるためだった。仇を前にそのことを忘れたアイムだが、彼女の異常に気づいたマーベラスたちが無謀を止め、皆でアイムの仇討ちを手伝う。いや、一対多数ってのは、ずっとなので、卑怯とかそういう話にすらならないのが戦隊モノのいいところ。
 実際胸のところの目が開くたびに様々な攻撃を繰り出すザツリグに、六人がかりでも大苦戦。五人が体を張った囮作戦で攻撃を引き付け、その間にアイムが目を潰す。まあ、ありがちな作戦だけど、その後各メンバーとのコンボでザツリグに攻撃は、各メンバーとアイムの繋がりを見せる展開でなかなかよかったかも。
 マーベラスの「なくしたいもの=アイム」ってのは、深読みも出来るけど、これまでの描写見る限りはアイムに限ったことではなく「仲間」ってことだろうなぁ。
 巨大化戦も胸の目は復活しておらず普通にカンゼンゴーカイオーでフィニッシュ。次回、ザンギャックはバスコと共にワルズ・ギルを守れなかった罪で投獄されていたダマラスがコンビで襲ってくるらしい。あまり出撃がなかったダマラスだけど、実力はどんなもんかいな。
 そしてそれに対するゴーカイジャー側の切り札は……ハカセ? 勇者ってどういうこと? また勘違いネタだったりするんだろうか?
 それと、来年オールライダーとオールスーパー戦隊共演の映画って……無茶しやがって。
 さらに来年の戦隊、久々に「ジャー」じゃない、っつーか結構過去のスーパー戦隊から外れてる感じ。しかも名前が ゴーバスターズ って、ゴーストバスターズ?


  仮面ライダーフォーゼ #13「学・校・拒・絶」。相次ぐ怪物騒ぎに学園に抗議する父兄が殺到(そりゃそうだわな)。大杉や生徒の静止をなぎ倒す生徒の母親たちの前にさっそうと現れ、あっという間に説得してしまったイケメン。彼こそがこの学園の校長、迫水公平だった。「生徒は必ず守るので安心して下さい」という彼の言葉に感動した弦太郎はゾディアーツ化し心に傷を負った生徒のケアをしようとするが、JKや美羽はシラケムード。友子も校長からスコーピオンゾディアーツに通じる何かを感じ、協力を拒否。結局、弦太郎とユウキ、それと三浦をゾディアーツ化に追い込んでしまった自責の念に駆られる大文字が三浦の恋人と三浦を迎えに行く。
 しかし三浦は弦太郎たちを拒絶。学校生活の楽しさを思い出させれば三浦もまた学校に来るだろうと考えた弦太郎はその前で三文芝居を打つが、三浦は「学校に行きたくないのではなく、学校にはスイッチがあるから行けない」と訴える。弦太郎が「スイッチは全部俺がぶっ壊すから安心しろ」と言うのだが、三浦はそうではない、と何かを言いかけ、再び弦太郎たちの前から逃げ出そうとする。
 しかし、その三浦の前に再びスイッチを持ってスコーピオンが……赤い目の男こと学園理事長が、スイッチを手放したものが再度スイッチを使えるか、実験をさせようとしていた。追いついた弦太郎たちはフォーゼに変身し、スコーピオンと彼が出現させた戦闘員ダスタードに苦戦するが、スコーピオンは逃すもののなんとかこれを撃退する。しかし、破壊されたダスタードが星の欠片となって散るのを、恍惚と眺める三浦……その様子に愕然とした弦太郎たちの前で、三浦は、自分が怖いのはスイッチではなく、スイッチを求めてしまうようになった自分なのだと吐露する。
 スイッチに魅せられてしまった自分と戦い続けていた三浦。その彼をどうやれば助けられるのか、弦太郎たちにはわからない。しかも、さらに執拗に三浦を狙いスイッチを渡そうとするスコーピオンの正体とは……

 学園ものなので、コミュニティが固定してるのだけど、今回はゾディアーツ化から回復した人間が焦点。三浦はあの後退院した後も学園に出ておらず、不登校状態。それをなんとかしようとするのが今回のミッションだけど、基本他人に無関心なJKと、自分を乗り越えようとしない者に厳しい美羽、それと校長に不振なものを感じた友子は協力拒否。賢吾はいつもの調子で、ユウキと、意外に積極的なのは大文字。大文字は三浦を追い詰めてしまったことに心を痛めており、さらに学園に抗議する父兄の中に三浦の母がいるのを見て弦太郎に協力する。しかし三浦が学園に出てこない本当の理由はゾディアーツを恐れてのことではなく、スイッチの力に魅了されてスイッチを探し求める自分が怖かったから。これにはさすがに弦太郎もどうすればいいのかわからない。いやでもサイドキックスの子は普通にすぐに登校してたんだけど、図太さにもよるんだろうか。予告を見ると、なんか大文字が活躍しそうな感じだけど。
 敵側としては、今回ついにスコーピオンの正体が判明。前回も怪しい態度を見せてたけど、皆から慕われる優しい教師、園田先生。名前からして「園田紗理奈(そのださりな)」で、「さそりなのだ」のアナグラムだとは言われてたけど、順当に最初の中ボスでした。でも、これで退場となるとあとは無駄に濃くてうざい大杉だけになるので、これは倒された後ゾディアーツに関する記憶をほとんど失ってライダー部顧問、って形か?
 そして、何よりもダディ登場! 仮面ライダー剣(ブレイド)で二号ライダー(っつーか、設定的には一号ライダーなんだけど)ギャレンこと橘朔也を演じていた天野浩成が若きイケメン校長として登場。逆に爽やかすぎてうさんくさいのだけど、どうもこれもゾディアーツ側の幹部らしい。名前(迫水公平)や、他人の発言に「重い」「軽い」と批評を加えることから、どうもてんびん座のゾディアーツじゃないかと言われてますが。ってことは、しばらく準レギュラー的な登場ですな。このペースで幹部が出てくると、どう考えても尺が足りないですが。あと、滑舌は良くなってましたハイ。
 しかし三浦の彼女役、結構可愛いと思ったら泣く演技でクシャクシャ顔になったり結構いい演技したり、頑張ってます。


2011年12月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガード#47とまじ恋#9とファイブレ#10

  カードファイト!!ヴァンガード #47「もう一つのフー・ファイター」。全国大会予選最終戦、倒れたアイチを気遣いフー・ファイターの二軍「ブリリアントスター」とアイチ抜きで勝ち抜こうとするカムイ、ミサキ。しかし二軍とは言えフー・ファイターの実力者にカムイもミサキも苦戦する。

 初戦はカムイVSヒロミ。アイチと同じロイヤルパラディンデッキ使いで、入念に準備した上で圧倒的戦闘力を一気に使う戦術に、勢い任せのカムイは苦戦。しかし、アイチの戦いのパターンを思い起こし、引きの良さもあってなんとか勝利。だが続くミサキは力及ばず敗退。結局大将戦に持ち込まれるが、休んでいた医務室から抜けだしたアイチは、カムイとミサキに傲慢な言葉を吐く。アイチ、完全に力に飲まれてますな。
 鈴ヶ森レンはアイチが自分と同じ道にハマっていることを喜び、レンに認められようとアイチに敵愾心を抱く美童すら意に介してない様子だけど、このまま暗黒化したままアイチが勝って、ってパターンになるのか? アイチと正面から向かい合うと決心したカイもまだ出てないし、でもファイトの最中我を取り戻したらピンチだし。うーん。


  真剣で私に恋しなさい #10「真剣で私にカミングアウトしなさい」。声優陣はわりと豪華ではあるが内容が薄っぺらい、のはそういうものだとしても、それに浅薄な社会風刺(にすらなってない)が加わると、流し見の素材にすらなりにくくなってきますな。この展開は作者かスタッフか、誰が決めてるか知らないけど、何か思想があってやってるわけじゃなく、おそらく深みを出そうとして社会風刺ネタを取り込もうという意図なのだというのはわかるのですが、自分の額に「浅薄」と書いてまわってるようなものなのに、自分だけが気づいてない状態。まあ、痛々しいんですが、ドヤ顔でそれされるとイラッとしますわな。
 普通、この手の社会ネタ、時事ネタを取り込むのが上手い人は、元ネタとか出さず「ひょっとしたら」くらいで、批判とエンタテイメントの折り合いがきちんとついてるのだけど(島本和彦とか上手い)、これは実名出しまくりの割に的はずれなことばかりなので、もう、どうにもこうにも。
 90式が砲撃の時に砲塔と車体が違う動きをするのもまあアニメ的デフォルトと解釈できなくもないけど、その他いろいろ見てるとまともに調べも考えもしてないのに自分を偉そうに見せようとしてるのが見えるので、ちとこれはダメですわ。はっきりとダメ出しさせていただきます。


  ファイ・ブレイン #10「女王の国へようこそ」。今人気急上昇中の新進気鋭のアイドル、姫川エレナ。「頭脳派アイドル」としてパズル番組も持つほどで、カイトも一般参加者として応募しては落選を繰り返していた。ところが、アイドルとかにはまったく興味のないギャモンがゲーセンで対戦していた相手、それこそが忙しいスケジュールの隙を抜け出し、お忍びで遊びに出ていたエレンその人だった。~   エレンを探すプロダクションの人間がエレンに害意を持ってると勘違いして彼女をかばうギャモンに、「他人のために何かするなんて信じられない! 偽善者に決まってる!」とギャモンの行動を否定するエレン。ところが彼女はPOGの誇る最高クラスのギバーで、カイトを打ち倒すために彼女に次のパズル勝負の指令がやってくる。

 まめぐ、マクロスF以降もそれなりに仕事結構してますな。だんだん少しずつだけど上手くはなってきてるし。
 で、今んところノノハ一筋のギャモンに花が咲きそうな話でもある。けど、ゲーセンでパズルゲーム対戦してたエレナを「仲間だから守ろうとした」というその言葉にエレナ自身が異様に反発。支部長の支持に従いカイトにパズル勝負を挑むが、それも「仲間を犠牲にすることでパズルの難易度が下げられる」という内容。エレナ自身はギャモンたちの化けの皮を剥がすだけのつもりで、実際に危害を加える気はなかったのだけど、支部長によりシステムが書き換えられ、エレナの緊急停止も利かない状態に……
 結局、仲間を信じ続けたカイトたちが勝利するのだけど、それまでの価値観が揺るがされたエレナは、次回さらに逆襲するらしい。なんか映画・特撮パロっぽいけど。
 二回コッキリの登場とは思えないし、同世代らしいので、学園に転入してきて仲間になるんでしょうかね。学園自体が暴走しているPoGの主流派に反対するPoGの反主流派だし、その展開は十分ありうるかも。
 しかしキュービック、BLどころか単なるホモキャラになってるよな……


2011年12月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] たまゆら#10と銀翼のファム#6

  たまゆら〜hitotose〜 #10。前半はカオちゃんこと塙かおるの悩みの話。他の仲間はやりたいこと、打ち込んでることがはっきりしてるのに(まおんは若干違うんだけど)、自分はポプリづくりがせいぜいで、何か打ち込んだり、やりたいだとか、特技だとか、何もなくて自分の指針がないことに悩む。
 いずれ終わるモラトリアムの中での悩み。だけど、それは全部をきっちり決めなくてもいい、やりたいことをとりあえずやって、それがダメだったら別のことに変えてもいい、ということに、カオは気付かされる。仲間の中では特に生真面目というかツッコミ役だっただけに決めた事柄や役割に忠実にいようと自縄自縛の所があったのだけど、それからちょっと脱却して「今自分がしたいこと」で考えたことが後半に。「私たち展」って名称はどうかと思うけど、いつもほんの少し新しいことを見つけるポッテたちが、自分たちがどれくらい進んだか、もしかしたら進んでないか、ちょっとだけ外に開ける良い機会なのかも。という意味でも佐藤監督、やっぱり上手いなぁ。

  LAST EXILE 銀翼のファム #6「Over step」。シルヴィウス略奪に失敗し拘束され、解放の条件として戦艦十五隻を捕縛することを約束させられたファム。アンダーグラウンドの賭けレースで、貴族手持ちの戦艦と、美少年に変装したミリアの身柄を引換の勝負をするのだけど、相手側にはグランレース決勝進出経験者がいて……

 敵方が、国家元首のサーラといい、他の人間も基本的に自分の正義と、それが臣民のためと信じての行動で、にくめないのは確かなんだけど、その結果を見ると、どこかゆがんでる。
 ファムたちの賭けの相手ロジャナクは、かつては領主の血筋でありながら保身から領土と領民を譲渡し連合の貴族としての身分を保証してもらった人間の一人。その彼女がトゥラン復興の掛け声を「夢物語」と言うのだけど、現実的にも必ずしもそうではないですわな。この点、ゴーカイジャーのアイムの展開は案外とそれはアリですわ。
 ちと展開がぶつ切り気味なところはありますし、敵方もきれいごとすぎる、ってのはあるんですが、でもまあそこそこ。ついAGEのどうしようもなさっぷりと比較してしまいたいけども、それはそれで別の機会に。


2011年12月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いやまあ、どうでもいいことなんですが

 「ちはやふる」の千早って、「キレイなハルヒ」だなぁ、と。いや、ハルヒが美人じゃないってことじゃないんですが。でも、競技かるたの描写も面白いんですが、三角関係がかなり絶妙なバランスでかなりセンスがいいですな。


2011年12月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ぐだぽよ〜 その他

  gdgd妖精s #9「趣味」。うん、まー、なんていうか、毎回いろいろアレな上にいろいろアレなパロが随所に差し込まれてるんですが、もういつもの「アフレ湖」では完全開き直って、ネットラジオの世界と化してます……とりあえず予告が黒執事パロってどうよ?

 灼眼のシャナF、最終決戦で若干設定がすっきりしてきてるのもアレなんですが、三期目で出てきたレベッカが非常にいいですな。メインのシャナと悠二がgdgd(妖精sではない)というか冗長になってきてるので、すごくわかりやすい行動原理のキャラにやっぱり視点が移りますな。いや、ショートでつり目だからってんじゃなく。多分……
 しかし、一美がかろうじてフォローされてるものの、基本、もう空気化してますわな……


2011年12月11日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#42とフォーゼ#12

  ゴーカージャー #42「宇宙最強の男」。息子を失ったザンギャック皇帝アクドス・ギルの直々の指揮によりいよいよゴーカイジャー討伐は激しさを増すが、そのことごとくを撃退する。
 たかが一海賊団に手こずっていたという認識を新たにするザンギャックは、皇子であるワルズ・ギル戦死の責から高速していたダマラスを開放し、改めてゴーカージャー討伐の任を命じる。
 一方、ゴーカイガレオンでは、女性週刊誌「女星セブン」を見ていたアイムが、記事にある行方をくらませた銀河の英雄が、ハカセことドン・ドッゴイヤーそのものであることを見つけてしまう。成り行きで海賊団に参加したものの、実は過去の記憶がなかったことを告白するハカセだが、ゴーカイジャーの中でも空気なハカセが宇宙に名を馳せた勇者ということに、単純なガイ以外半信半疑で……

 ゴーカイジャーの中でもいじられ役で、賞金首にもかかわらず「こんな奴いたっけ?」とか「こいつはどうでもいい」とか言われまくってたハカセが、実はいくつもの星を滅ぼしたドラゴンを倒した勇者……って、どう考えてもそんな訳ありませんわな。勇者姿のハカセがどう見ても 勇者ヨシヒコ だし。
 でもその真偽はともかく、特に強い動機が見当たらないの参加したハカセの俄に湧き上がった勇者疑惑に、主にガイが勝手に盛り上がる。
 過去の記憶がなくいろいろ自信がないハカセもそれなりにその気になってしまう。
 でも、ワルズ・ギルの復讐に燃えるダマラスと、そのダマラスに実力で協力させられるバスコにより、ゴーカイジャーは全滅。マーベラスとハカセ以外は倒され、マーベラスは連れ去られてしまい、ハカセはただ一人取り残される。
 多分勘違いオチなのだと思うけど、これまで頭脳役でしか目立てなかったハカセの見せ場か? それより東映は女性セブンに訴えられないか?


  仮面ライダーフォーゼ #12「毒・針・猛・襲」。フォーゼによってゾディアーツスイッチの呪縛から解き放たれたはずの三浦。しかし再度の誘惑に我を忘れそうになる自分を恐れ、引きこもるしかできない。
 その三浦を助けようとする弦太郎だが、スコーピオンゾディアーツは三浦を再度ゾディアーツ化しようと画策する。それを退ける弦太郎だが、実はスコーピオンゾディアーツの正体は生徒からも優しく理解のある先生と親任を得てる担任の園田先生。そのことを知らない弦太郎は、園田の罠にはまってしまい、スコーピオンの毒を受けてしまう。
 スコーピオンの毒により苦しむ弦太郎はフォーゼに変身するどころか身動きもままならない。新しく開発した「メディカルスイッチ」でなら弦太郎を治せる見込みはあるが、そもそもスイッチはフォーゼドライバーを介してしか使えない。そんな時、友子の提案により危険を伴う方法でメディカルスイッチの効果を弦太郎に与える方法が考え出されるが、その間にも弦太郎は三浦を助けようと自分の体を顧みずラビットハッチを抜けだしてしまった。
 三浦は、スイッチを恐れつつもその力を求めてスコーピオンの指定した場所に来てしまったのだが、JKの情報によりその場所を突き止めてやってきた弦太郎に、恋人の麻里が撮っていたかつての輝いていた自分の写真を見せられる。そんな三浦になおもスイッチを押すことを迫るスコーピオンだったが……

 スコーピオン一時退場。でも顧問にはならなかったのか。残念。
 学園がゾディアーツの幹部「ホロスコープス」の巣窟であることがいろいろ判明した回。理事長が大ボスで、園田先生が最初の中ボスなのはもちろん、新たに登場した校長の速水が十二星座の一人の天秤座「リブラ」だったことが明らかになったことで、経営陣との対立構造が明確になってきた感じ。
 つか、橘さん=速水校長が敵って、「オンドゥルラギッタンディスカー!」
 本編はゾディアーツスイッチの呪縛から解放されたものの、その誘惑に悩む三浦が、スコーピオンの毒に侵されながらも三浦を助けようとする弦太郎と、弦太郎が持ってきた恋人からの視点の輝いていた自分の写真に、スイッチに頼ることは本当に自分が輝くことではないと誘惑を退けたことと、弦太郎を助けるため自分への負担を顧みず友子のアイデアを実行する賢吾ってあたりが主眼ですか。JKは相変わらずですが、それでこそJK。でもキングは三浦がラグビー部から離れてOKなの? まあ本人が良ければそれでいいんだけど。まあ、宇宙ライダーキックも意味を持ってきてるんですが。今回前回の月から太陽になったので、どんどん範囲が広がってく予定?
 次回は幹部が蠍座=スコーピオンから天秤座=リブラになって新展開っぽいっけど、予告ではなんか搦め手っぽい感じ。それも、相手はユウキって、ライダー部でも一番の単純バカっぽい気がするのだけど……


2011年12月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[映画] 仮面ライダー×仮面ライダーフォーゼ&オーズMOVIE大戦MEGA MAX

 恒例の仮面ライダー共演映画。今回は放映中のフォーゼと放送が終わったオーズの共演。なんですが、のみならず、今回は裏で糸を引いてるのが財団Xということもあって、Wもかなりガッツリと出ています。
 冒頭は宇宙から飛来した隕石が世界各地に落ちるところから。その隕石から何かを採取しようとする財団の手先を、昭和ライダー七人(一号〜ストロンガー)が防ごうとするけど、隕石についていた謎の物質「SOUL」は財団の手に落ちてしまう。
 同時期、東京湾上に現れた時空の穴から、見たことのないメダルの力で変身する仮面ライダーポセイドンが現れる。ポセイドンは四十年後の未来の仮面ライダー。怪物を生み出さないコアメダルの研究を続けていた鴻上会長が開発したらしいのだが、真木との戦いの末に時空の彼方へ消え去ったコアメダルや大量のセルメダルを吸収したことで、装着者の意志とは別にひたすら戦いを求める人格が誕生してしまっていた。その時代最強の戦士「仮面ライダー」を求めて、バースを撃退した後急遽呼び戻された映司を狙うポセイドン。しかしコアメダルを失い、変身できない映司はあっさり倒されたかに思われたが、その映司は偽物。ポセイドンの中からコアメダルを奪うと、本物の映司に渡す。その偽物の映司の正体は、なんとアンク。どうやって復活したのか、語ろうとしないアンクの事情は後回しにして、ポセイドンと戦うオーズ。しかし、一瞬ポセイドンが見せた不思議な挙動に、映司は装着者の意思は本当は戦いたくないのではないかと察し、装着者の本当の意思を引き出そうとする。
 フォーゼ編の前に、幕間は風都に現れた財団Xを追う左翔太郎。何かを運んでいるらしい財団Xの企みを防ごうと、変身しようとするが、 じゃっぱ汁 にはまって調べてるフィリップのせいでWには変身できず、ロストドライバーでジョーカーに変身して応戦。屑ヤミーやマスカレードドーパント、カマキリヤミー、クワガタヤミーを撃破し、財団Xは倒すものの、輸送していたものはケースからどこかに消えさってしまっていた。
 そしてフォーゼ編。学園祭で盛り上がる天の川学園高校。仮面ライダー部は「都市伝説研究会」として都市伝説「仮面ライダー」の発表をするのだが、全然盛り上がらない。そんな中、突然空から他校の制服を着た美少女が降ってくる。彼女を助け、介抱する弦太郎。学生手帳から「美咲撫子」という名前はわかったのだが、彼女は何も言葉を話さず、身振り手振りも通じる様子はない。対処に困った仮面ライダー部だが、突然彼女を狙うかのようにダスタードが出現。学園祭を滅茶苦茶にしながら彼女を追い掛け回す。それにフォーゼに変身して対抗するが、それを見たなでしこもフォーゼドライバーによく似たベルトを取り出し、どこかフォーゼに似た姿の仮面ライダー「なでしこ」に変身。翻弄するようにダスタードを倒していく。撫子の正体の謎はいよいよ深まるが、そんなこととはまったく関係なく弦太郎の様子がおかしい。どうやら弦太郎は撫子に恋をしてしまったらしい。恋話に盛り上がる女性陣に後押しされ、撫子をデートに誘う弦太郎。しかし撫子は人間離れしたところをたびたび見せ、さらに高いところに行きたがる彼女をラビットハッチから月面に連れ出すのだが、撫子はヘルメットを外しても平気……撫子の正体は宇宙から飛来してきた不定形生物「SOUL」そのものだった。
 そしてオーズとフォーゼが合流し、「MOVIE大戦MEGA MAX」へ。ポセイドンのメダルとSOULに蓄えられていたコズミックエナジーを使い、全ての黒幕であるレム・カンナギは「超銀河王」に変身。財団をも裏切り、世界の支配者となろうと企てる。時間を超えたコアメダルの力とコズミックエナジーで時間をも操る超銀河王に一方的に押されるオーズとフォーゼだが、未来の仮面ライダー、アクアから贈られた超タカ、超トラ、超バッタのコアメダルで、暴走を抑えコンボの力を百%引き出した「超タトバコンボ」に変身したオーズと、撫子が残した「S-1スイッチ」で両腕にロケットモジュールを備えた「ロケットステイツ」に変身したフォーゼの協力により超銀河王を打ち砕く。
 今回、ゲストライダーのポセイドンとアクアが水に関わるライダーということもあってシャウタコンボがかなり活躍。TVでは諸般の事情で流れなかったテーマソングも初めて劇中で流れる。オーズ編では、また水上バイクアクションが見られ、いつものバイクアクションとはかなり違った感じで面白い。
 フォーゼ編ではテレビではまだ見登場の幹部怪人ヴァルゴ(乙女座)ゾディアーツとレオ(獅子座)ゾディアーツが登場。その正体はまったく不明だけども、やっぱ十二星座全部出てくるのかな。あと、新ライダーメテオも顔出し。どうも惑星をモチーフとした技を使うみたいだけども……
 それにしても財団X、ゾディアーツスイッチにも関わっていたとは、手広くやってるなぁ。下手すりゃ鴻上ファウンデーションと繋がりがあっても不思議はないよな。あんまり直属の戦闘部隊とかないだけに、大ショッカーとかとも違い、結構長く使えそうな組織だなぁ。
 あと、翔太郎の弦太郎へのリアクションがおもしろすぎるw 熱血バカの行動派タイプってあたりはたしかにそっくりだよな……


2011年12月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガード#48とベン・トー#10とマケン姫#11とへうげもの#35

 それぞれ少しずつ。
  カードファイト!!ヴァンガード #48「孤独なファイト」。ブラック化したまま迎えた予選最終戦。アイチを倒せばAL4のメンバーにしてやるとレンに言われ、レンに目をかけられてるアイチに敵意をむき出しにする美童だけど、アイチの手の上で弄ばれて無残な敗北を喫する。カイも窮地と思われるところから過剰なまでの攻撃で勝利することはあったけど、それは別にいたぶろうとしてるんじゃなく、勝利のために真剣に戦ってるからこそだと思うのだけど……
 次回はそんなアイチにカイが野試合を申し込むみたいだけど、今のアイチに太刀打ち出来るんかいな。話数的にそろそろ復活の端緒がつかめないと、やばいと思うのだけど……

  ベン・トー #10「それは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal」。双子の狼「オルトロス」編だけども、なんつーか、物理法則無視なアクションシーンや変態いじりのジャンク感でまあまあこれまで見れたんだけど、二対一でしかもふいうちに近い形がOKって、それじゃこれまで物量にものを言わせてきた連中とか、どうなんだという……
 そもそもノリだけで引き伸ばしてるシリーズだし、あと二話だし、まあ最後まで付き合いますか。

  マケン姫っ! #11「まかろん限定サービスデー」。女性キャラみんなメイド姿でサービス回、と思いきや、これまでちらほら見えていた黒幕の姿が明確になってきた回。ったって、次で最終回なんですけどね? 原作じゃVENUSの連中と×××のはずなんだけど、いや、これどう考えてもあと一回で終わらんだろう……それと、予告で自分を「金髪ロリババア」って……

  へうげもの #35「新・ギルティーパートナー」。自分の侘び数寄を受け継ぎつつも越えるかもしれないと期待していた山上宗二を殺され、秀吉への恨みに燃える利休。侘びの世にするため南蛮ごのみの信長を秀吉に暗殺させるべく暗躍していたのが他ならぬ利休だと知り、二人の間の因縁に絶望感を抱き半ば諦観する織部。それでもたった一人の同じ闇を抱える者として秀吉が利休を許すかもしれないと思いながら、新たな陶作に励むのだけど……
 新たな絵付け茶碗の創作にはげみながらも、利休に「己が何者なのか、それを探しなさい」と言われ、迷う織部。しかしそんな織部の真鍮とはかかわりなく、織部が新たに作った絵付け茶碗は名物とまで評価されないものの、どこか使う人間の心を和ませる器として人気を博す。それがどこか嬉しくありつつも戸惑う織部だけども、政情は唐入りの負担を強いられた諸将の不満を加速させる石田三成の過剰なまでの綱紀粛正と、秀吉と諸将の調整役として活躍していた秀長がその心労から倒れ逝去したことで揺らぎ続ける。そこに利休の裏工作と、末期の光秀から信長殺しの真相を知り秀吉の天下を滅ぼすと密かに決めた家康の雌伏が重なる。
 こっちも残りあと4回だけど、やはり利休の切腹までが描かれることになるのか。織部が自分が何者なのかはっきりと認識する展開でもあるから、それをどう描くかだなぁ。


2011年12月17日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 野田総理「原発事故収束」発言

  首相 “冷温停止状態”達成宣言へNHKニュース )。まあ、ざっと見る限り「これで安心だ」って風潮はなく、「何が収束なのか」という雰囲気の方が強いので、とやかく言うこともないかと思ってたのだけど、ウチの親とかの反応とか見てると、何が問題なのか、微妙にピントがずれてる気もするので、自分自身の考えの整理も含めて書いてみる。
 まず、冷温停止状態を持って行程表の第二ステップの達成とする、というのは、急に出てきたことではなく、以前から野田総理が口にしていた。で、その 冷温停止 ってのは、リンク先にある通り、「容器内の冷却水温が100℃未満」で、原子炉のスイッチが「停止」あるいは「燃料交換」にある状態。しかし、今回のは「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」。かなり言葉の遊び的な部分が大きく、「容器底部が概ね100℃以下」で、「放射性物質の放出量が大幅に抑制されてる」というもの。まず、「放射性物質の放出が大幅に抑制されてる」が、 政府の行程表 (pdf)を見ると原発敷地境界の放射線量を基準にしているが、それが何をもって基準を設けているのか、その他の地域における線量はまったく触れてない、というのは不十分にすぎ、さらに大量の冷却水漏れなどのことも加味して考えると「収束」とはまったく云い難い。
 しかし、ある一定目処の「基準」として設定するならば一定段階を達成した、と言うのはそこまで悪くはないと思う。問題は、ひどい言葉遊びによる誤魔化しの意図が隠し切れないところだ。
 正直、野田総理は組織の取りまとめとしては、結構頑張ってると思う。つか、前の二人が最悪にひどすぎたってことではあるんだけど、それと比較すると組織を運営していく上での気配りの意識がある、って時点で僥倖に思えてしまうのだから、まあ、前の二人がどれだけ酷かったんだか、ってことなのだけど。その後を継いで大変なのはわかる。けど、野田総理の問題は、組織の取りまとめに腐心するあまり、組織内勢力に寄りすぎている、ということになる。
 独自の用語の定義をあてはめ、それを用いた独自の基準を作り、それによる結果をのみ宣告する。何か苦情や異論があれば「そういう基準ですので」としか答えない。これは完全に日本の「お役所」「役人」の行動パターン。問題点は、使われる用語が一般的に使われるものもあり、一般でのイメージと行政の定義とがかけ離れていること、そしてその乖離を理解していても無視し、自分たちの定義をのみしか見ないこと。
 つまり、自分たちの基準を持ちだして「事故は収束した」と言っても、実際は強制的な冷却が必要なことは変わりがないし、放射性物質の拡散もまだ起こってるし、それによる汚染をどう解決するかも明確に示されていない。
 「収束」という言葉のイメージから来る「これで一安心」という状態とはあまりにかけ離れた状態、としか言いようがない。
 それでも、途中段階としてならばその基準も宣言も別に構わないのだけど、「収束」とはかけ離れた状態で「収束」という言葉を使っていること、そして 官公庁なども冷温停止状態での収束を強調した公報 をしているあたり、「早いところ収束ということにしたい」という各省庁や東電などの団体の意図に唯々諾々、もしかしたら押し切られて、かもしれないが、どっちにしてもその意を第一としてるようにしか見えない。
 正直な話、本当の「収束」は数十年レベルでしかありえない。その後もその影響は残り続けるにしても、物理的に言って燃料が外部からの働きかけなく安全な状態になるにはそこまでかかる。国民が「早く安全を」と願っていても、それは冷然たる事実であり、それが自然であり物理というもの。早く何とかしろ、と言ってなんとかなるものではない。
 政府が本当にしなければならないのは、国民全員の人生において、この事故と向きあわねばならないという事実の周知に他ならない。小手先の安心感を与えようとしての姑息なごまかしではない。
 そして、マスコミの報道も悪戯に政府の揚げ足取りをして無責任に騒ぐのではなく、冷静に、状況と事実を告知するのが本来のジャーナリズムであり、そうでなければやってることは駅前で自分勝手な主張をわめいている酔っぱらいと同じだ。
 政府も小手先の誤魔化しでとりなそうとするのではなく現状と向きあわねばならないし、マスコミも政府批判してればいいというスタンスではなくその先まで見なければならないし、なにより国民は事実を把握し、それに対し覚悟を決められるか。結局誰に限らず事実を事実として受け止められるか、どれだけ覚悟できるか、ってことに過ぎない。
 国民は政府や東電への不満、あるいはマスコミの報道内容に不満を持ちそれを批判するだけでよしとするのではなく、自分で調べ、考え、そこから導きだされた結果にどう向き合うか、ただそれだけの話。


2011年12月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#43とフォーゼ#13

  ゴーカイジャー #43「伝説の勇者に」。マーベラスが連れ去られ、他の仲間も倒されただ一人かろうじて軽症で済んだハカセ。ナビィに励まされるが、実は「伝説の勇者」記事は自分が仕組んだ悪戯であることを吐露する。戦いでいつも足を引っ張り気味な自分が、銀河最強とうたわれたダマラスからマーベラスを助けだすことなんて出来ない、と悩むハカセだが……

 ハカセ編後編。ハカセが伝説の勇者というのは、いつも雑用係扱いしてるみんなを驚かせようとしたハカセのいたずら。雑誌まで偽物を用意して、どれだけ無駄に才能発揮してるんだ……
 でも実際は勇者でもなんでもないハカセが尻込みする中で、思い出したのは最初の戦いの時にマーベラスの言った「自分に出来ることだけすればいい。後は他の奴がやる」という言葉。でも他にやる奴がいないハカセが取った選択は「自分ができる限りのことをやる」ということ。無謀にもダマラスたちに正面から突っ込み、その隙にナビィがマーベラスを助けるという作戦が功を奏するが、作戦はそこまでで包囲網を突破するのはマーベラスを信じて力づくで強行突破、と思われた矢先、倒されたと思ったジョーたちが……
 実は謎の目的からまだマーベラス達を生かしておきたいバスコが、ダマラスの攻撃から彼らをこっそり助けていた。と言ってもバスコはやっぱり仲間ではなく、マーベラス達に解放して欲しい「大いなる力」があるそうなのだけど……サンバルカンとファイブマンの大いなる力も手に入れているのに、マーベラス達にしか開放できない大いなる力ってなんだろう?
 バスコの不意打ちもあってダマラスは倒され、巨大化戦。それも順当に仲間の力で倒すのだけど、クリスマス商戦だけあって玩具の出てる大いなる力総登場ですな。
 次回は最終決戦前小休止のクリスマスネタみたいだけど、なんかゴーカイレッドとグリーン半々の姿が……どういう状況が?

  仮面ライダーフォーゼ #13「聖・夜・合・唱」。スコーピオンゾディアーツは倒したものの、無理な必殺技二連発でロケットとドリルスイッチがしばらく使えなくなってしまった。ユウキが調子っぱずれな歌でスイッチを応援するのだが、それを聞いてユウキに土下座してたのみこむ三人組が……
 彼らは天高のグリークラブ(聖歌合唱隊)の部員。もうすぐ幼稚園でのクリスマス慰問があるのだが、今年は男性部員ばかりで子供たちをがっかりさせたくないと、変な歌を恥ずかしげもなく思い切り歌うユウキに女性ボーカルとして入ってくれと言うのだ。
 わけのわからぬまま巻き込まれうユウキを送り出す弦太郎。ところが、そこに新たなゾディアーツ出現の連絡が……
 ビルをむやみに破壊するそのゾディアーツをフォーゼに変身し止めようとする弦太郎だが、強力な剣と触ったものを石化する左手を持つ上、狂ったように暴れるそのゾディアーツに手も足も出ない。しかも、出会いしなに「お前も俺を邪魔するのか!」と言う。ライダー部の他にゾディアーツと戦ってる者がいるのか……?
 なんとかそのゾディアーツ、ペルセウスを退けるが、神話の通り強力な剣とメデューサの石化能力を持つ強敵に、対抗策が浮かばない。そもそも目的も不明なのだが、そんな時、弦太郎は学園の屋上でイーゼルに向かって一心不乱に筆を運ぶ学生に出会う。美術部の部長、元山はクリスマスに幼稚園の子供達に送る絵を描いていたのだが、子供たちに喜んでもらうために完璧な絵を書こうと、逆に異常なまでに神経質になっていた。その絵の見事さに見惚れる弦太郎だが、描かれた絵の中にペルセウスが破壊したビルが描かれていることに違和感を感じる。
 さらに、JKがこれまで密かに幾人もの生徒が石のようになってしまったという情報を持って来、ペルセウスの正体が絵を描く妨げになった者を排除しようとしている元山ではないかと案ずるのだが……

 今回は、スコーピオンが倒されリブラが黒幕となっての新展開。リブラの正体である速水校長は、スコーピオンである園田先生に「やり方を教えます」と、ペルセウスを育てる自分のやり方を見せるのだが……
 その途中でわかったのは、園田は速水のかつての教え子で、子犬座のゾディアーツであったこと。そして「ラストワン」からさらに進化し、十二星座のスコーピオンとなったこと。そもそも、ホロスコープスの目的は適正のある者をゾディアーツとして進化させ、十二星座を全員揃えること。現在はまだスコーピオン、リブラ、そして劇場版で顔見せしたヴァルゴとレオの四人しか覚醒していないとのこと。でもシルエットは出てるので、これから八人覚醒するってこと? そして、理事長は十二星座ではない別の存在ってことになるのだけど……
 そして、今回の怪人の正体である元山。子供たちに喜んでもらう絵を描きたい、という願いは純粋なのだけど、それが「完璧な絵を描かなければ」と強迫観念になり、それを妨げる者は見境なく襲うようになってしまっていた。
 でも、これって下手くそでもおもいっきりのあるユウキを助っ人にと頼んだグリークラブと真逆のような……実際、グリークラブの部長、阿部は元山の幼なじみで、ペルセウスと化した彼がフォーゼと戦う一部始終も見ている。弦太郎と「ダチの証」までした彼が、次週に関係するのは間違いないのだけど、元山はラストワンの状態で倒されたにも関わらずゾディアーツ化は溶けず、十二星座化する可能性が……どうやって目を覚まさせるんだろう?
 それにしても今回ユウキ、「はやぶさくんの歌」をフルコーラス歌ったり、アクションを見せたり(ユウキに擬態したリブラだけど)、大活躍でしたな。
 そして、グリークラブ部長阿部役は「仮面ライダーアギト」で主人公津上翔一の下宿一家の長男美杉太一を演じてた田辺季正。大きくなったなぁ。津上翔一役の賀集利樹はすっかり普通にオッサンですが。


2011年12月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 金正日死去

 今年もあと二週間を切ってのこの時期に、とちょっとだけびっくり。あの国の体質だから公式報道されてる日時に亡くなったということはなく、それ以前ではあろう。これはまず間違いない。けど、それが一週間前なのか、それよりもっと前なのかは見当もつかない。北朝鮮放送の看板女性アナが姿を見せなくなった、というニュースがあったが、見せなくなった時期に何かあったのかもしれない。いずれにせよ、「情報筋」どころではなく国営放送でも報じられているので、金氏が亡くなったというのは事実だろう。
 さすがにしれっと「ご冥福を」とはなかなかに言う気にはならない人物だが、北朝鮮という複数国の思惑が重なる場所の重要人物が亡くなるということは、当然バランスが崩れることを懸念するわけで、実際韓国は非常事態宣言を出し株価が暴落したけど、実際の死亡から発表までに間を置いている可能性がある、ということは、北朝鮮側はそれなりの準備をして発表をしているはず。各国に内々に打診すらしてるかもしれない。
 北朝鮮はトップの交代で現在のバランスを崩すことを望んではない。そうなれば、国が完全に崩壊するから。「何をするかわからない国家」というイメージもかなり意図的に行ってる部分がある。だから、北朝鮮がうかつな行動をすることはありえない。そして指導者の交代はかねてからの国家最大の懸念だったわけだから、入念に対応を検討しているはず。そしてその前後に報道関係を始めとして不可解な動きがあったとなれば、まず死を伏せて発表の準備、つまりトップ交代の準備を進めていたと考えるのがしっくり来る。
 なんというか、感慨よりも先に「あの国はわざとそういう行動をとってありそれを維持するためにそういうシステムが構築されてる」という考えが実際に証明されつつある方が興味深くて、特に首領様が死んだことについてはあまり感情がうごかないなぁ。ちょっとだけびっくりした、くらいか。


2011年12月23日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 年末のせいか

 八ッ場ダム開発再開の流れを受け、テレビ局で政権・与党バッシングの機運が高まってますが、そもそも二年半前の報道を思い起こせば、主要マスコミにそんなこと言う権利があるとは到底思えない。いや、言うのはいいけど自分の過去の報道くらい省みて欲しい。
 ま、それはともかく、世間で「実現できない公約を云々」と言うのを、「でもそんなの政権交代前からわかってたよね?」と事例を上げて言うと相手が黙るのは、現状で数少ない楽しみですな。
 ところで日テレ系で原発事故に関する再現ドラマをやったみたいですが、東電社長が冷却ポンプの代替電源を自衛隊機で輸送しようとしたら菅政権が「民間が自衛隊を勝手に使うな!」とストップしたって話はやったんでしょうかね?

[アニメ] ダンボール戦機#42

 レックスが黒幕で、ってのはまだしも、動機と主張がなんというか。まあ、それはパターンなのでいいとしても、シリーズ通して違和感あったのが、メカに対しての思い入れ描写が徹底して皆無なこと、ってのが今回はじめて気づいた。これは批判というより、コレまでの定番との大きな違いとしてびっくりしたところ、というのが正しい。だいたいこの手のものとしてはロボットやメカに対し主人公が擬人化したような思い入れを持つ、というのがパターンなので。メカやロボじゃないけど、ヴァンガードなんかはその王道パターン。
 これで売れてる、って戦略が、これまでの既存のパターンの考え方に固執するんじゃダメってことだろうなぁ。でもやっぱりガンダムAGEはちと空振りだと思うけど。


2011年12月24日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズム#38とましろ色シンフォニー#12(最終回)

  プリティーリズム #38「ミラクルスノーの降る夜に」。伝説のプリズムストーンをめぐる最後の大会「ハイヒールカップ」も終わり、クリスマスのショーを最後にMARsとしての活動はしばらく中断し、個人エントリの大会のために集中するという阿世知社長の意向。というのも、天才少女久里刷かなめの背後にいるのが姿を消したかつての伝説のプリズムスターでライバルだった神崎そなたがいると知ったから。しかもその捨てた娘がりずむだったとようやく気づく。遅いよ!
 今回と次回は小休止的にクリスマスと新年ネタみたいだけど、月影先生みたいなマダム(そなたのかつてのコーチ?)の元を純が訪れ、三人の写真を置いている。ってことは、月影先生の特訓編になるのか。
 しかし先週の展開で一番びっくりしたのは、神崎そなたのこととかじゃなく、純が阿世知社長の弟だってことだったり……やたらとキャラの濃い姉弟やな。

 ましろ色シンフォニー#12。終わりだけ見ると、まあけっこうきれいにまとまったかなと。ただ、各ヒロインのエピソードをそのまんま詰め込み過ぎたのか、ストーリー構成がとっちらかってた印象はやはり変わらず、だったら最初からぬこ部を話の柱にした方が良かったんじゃないかと。みうよりキャラが立ってる紗凪が完全当て馬状態なのがやはり読後感としては良くなかったり、最初の無双ヒロインぶりの愛理が後半完全に空気になってたりとか。
 あちらを立てればこちらが立たずで難しいんだろうけど、上江州誠の卓越した構成能力を見た後だと、やっぱ無理でもないんじゃないかと思えてしまう。


2011年12月25日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#44とフォーゼ#14

  ゴーカイジャー #44「素敵な聖夜」。クリスマスで盛り上がる街に、クリスマスのことなど勿論知らないゴーカイジャーたちは訝しむ。ガイから説明を受けるが「良い子はサンタからプレゼントを貰える」という部分にのみ反応したルカがプレゼント目当てで地上に降りるが当然空振り。むくれる彼女の前にクリスマスツリーの飾りつけをする幼い姉弟が現れるが、ザンギャックの新たな刺客、ビバブーが現れる。ビバブーは人々を次々人形に変えてしまい……

 クリスマス編で、メインはルカ。クリスマスにあまり興味を持たないルカだが、喧嘩していても人形にされた弟のために体を張って戦おうとする姉に、かつての自分を重ね見たのか、体を張って人々を戻そうとする。
 そして、前回の緑一色(オールグリーン)に続いて今回はオールイエロー。イエローは男も女もまざってるからやりやすいよなぁ。
 そして、ビバブーを倒して子供たちの笑顔を取り戻したゴーカイジャーたちにもプレゼントが……バトルフィーバーの大いなる力が、いつの間にかレンジャーキーに。いつバトルフィーバーが出たんだよ! と思ったら、サンタに扮して子供たちにプレゼントを配ってたのがバトルケニアの曙四郎でした、という……わかりづら!
 なんでバトルケニアかというのは、演じた大葉健二がデンジブルーの青梅大五郎として春の映画で登場してたり、今度「ゴーカイジャーVSギャバン」でギャバンとして登場するので、なのかな。
 予告で出てきた赤緑半々のゴーカイジャーはクリスマススペシャルと称してガイが二人のレンジャーキーを無理矢理合成して変身した姿。ジョーが言ってたとおり、何でもありだな、ガイ……


  仮面ライダーフォーゼ #14「正・邪・葛・藤」。リミットブレイクで倒したはずのペルセウスゾディアーツが復活してしまう。ラストワンを超えたペルセウスはもはや一筋縄ではいかない敵になっており、パワーアップしたメデューサの左手から放たれた光線で、フォーゼの左手が石にされてしまう。
 弦太郎は、リブラゾディアーツに従い完全を求めるために人間を捨てるというペルセウスに「幼稚園の子供達に絵を届けるという約束はもういいのか!」と呼びかけるが、その言葉を振り切るようにペルセウスは姿を消してしまう。
 リミットブレイクで倒すこともできず、肝心の弦太郎も左手が使えない状況で起死回生の一発になるかも、と期待した新スイッチも足が筆になるだけというもの。がっかりするライダー部員たちだが、新スイッチを見た弦太郎は、他にも方法はあるとペルセウス化した元山を探しに飛び出る。
 ペルセウスを見付け出した弦太郎が、申し出た勝負とは……

 リブラ編になって最初の敵の解決編。弦太郎に無理矢理呼び出されて(しかもその呼び出し方が「出てこないとはやぶさ君の歌を歌い続ける」という滅茶苦茶さ……)、弦太郎の描いた絵を認めたら人間に戻れ、という勝負に乗ったペルセウス。当然弦太郎の絵は子どもの落書きみたい。当然ペルセウスが認めるわけもなく、破り捨てようとするのだけど、なぜかその手が止まる。完全からは程遠い絵なのに、その絵から何かを感じてしまったからだった。
 しかしそこにリブラが現れ、揺らいでいたペルセウスをゾディアーツ側に引き戻してしまう。弦太郎の絵も破かれ、弦太郎も完全に石化させられたかと思えたのだけど……
 ペルセウスは最後の人間の心の象徴である富士山の絵を幼稚園に置き、さらに耳障りだと言っていたユウキの歌を止めようと乱入しようとするのだけど、完全でないユウキの歌に楽しそうにしている園児たち、さらに去年送った絵の周りに、つたないながらも一生懸命園児たちが書いた絵がかざってあるのを見て、自分の満足のためだけに完璧さを求め、園児たちのことを考えていなかったことに気づき、改心する。
 弦太郎も実はペルセウスの心の奥底に残っていた良心の葛藤から石化光線が不十分だったため無事で、二人は友情の握手を……って、ゾディアーツ態とするのは初めてだな。
 まるで使えないと思ったペンスイッチも、実は文字を書くと墨(?)がその形に塊、攻撃を防いだり進路を妨害したりと結構トリッキーに使える便利アイテムだし。
 その後リブラが乱入してペルセウスを無理矢理操り、という展開なのだけど、二対一で劣勢に立ったフォーゼを助けたのは新たな仮面ライダー、「メテオ」。劇場版では先行で顔見せしてたけど、その時は目立たなかった怪鳥音を上げてのカンフーっぽいアクションに、惑星モチーフの必殺技、また賢吾も知らないスイッチを使うなど、謎の多い存在。今回は結果的にフォーゼを倒しはするものの、目的は人助けよりもホロスコープスを倒すことっぽいのだけど……
 次回からその正体も出てきて本格参入らしいのだけど、正体を明かせない事情があったり、なんかいろいろありそうな感じ。メテオドライバーを提供した人物とかもいそうだし。
 次の日曜は元旦なので、ゴーカイともども次回は1/8。


2011年12月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガード#50とマケン姫っ!#12(最終回)

  カードファイト!!ヴァンガード #50「戦いの果てに・・・」。力に飲まれるアイチを取り戻そうとアイチと戦う櫂トシキの脳裏によぎったのは、かつての自分とフー・ファイターの新城テツ、そして鈴ヶ森レンのことだった。転校先で彼らと知り合った櫂は同じヴァンガードファイターである彼らと意気投合、チーム「フー・ファイター」を立ち上げる。しかし、天然気味ではあるが良い奴だった鈴ヶ森レンは謎の力に目覚めてから、人が変わったように冷酷になり力のみしか目に入らなくなっていた。ただの友人同士のサークルだったフー・ファイターもレンの野望で歪に膨らみだし、それについていけなくなった櫂は再度の転校を期に彼らとの関係を絶っていたのだった。
 しかし、力不足からレンの暴走を止められず見捨てたという自責の念に駆られていた櫂は力で相手をねじ伏せるようなファイトに傾倒していき、かつてのように純粋にファイトを楽しむこともなくなっていた。
 そんな時に出会ったのが、ファイト素人だったアイチ。自分より強い者にも勇気を出して立ち向かい、決して勝負を諦めず、そしてどんなときでもファイトを楽しむ。実力的には弱くとも、そんなアイチのひたむきさに櫂もいつしか救われ、ファイトを再び楽しめるようになっていたのだった。
 そしてそれこそが本来のアイチの強さだと言うことを思い出させるために、櫂はサイクォリアを駆使し圧倒的優勢でファイトを進めるアイチに果敢に立ち向かっていく。

 どのタイミングでどのカードが現れるか、ゲーム展開を予期できるサイクォリアの力に、櫂は勝てるんかいな、と思ったけど、これまでのような計算ずくの余裕あるファイトではなく、捨て身の、全身全霊をぶつけての戦い方を見せる。ダメージが蓄積するのも構わずノーガードで手札を貯めつつ、最後に弄ぶようにファイナルターンに入ったアイチの猛撃を、その全ての力を出して防ぎ切り、サイクォリアの見せたイメージを打ち破る。
 能力などなくとも果敢に立ち向かう櫂の姿、それこそが櫂が伝えたかったものであり、かつての自分の姿だったと知り、アイチはブラスター・ダークと決別し、再びブラスター・ブレイドを手にする。
 ようやくアイチの暗黒化が解けて、安心できる。でも、最強状態だったサイクォリアのアイチがそれを捨てて、レンに勝ち目があるんかいな、と思ったけど、サイクォリア自体は失われていないよう。圧倒的な力を手にして、それでどう変わるか、変わらないか、ってことなのかな?
 レンも同じ力を持つアイチが必ず自分の方に来ると思っていたようで、それでも表面上は期待が外れても平然としてるようだけども……
 と、こんないいところで次回は久々のショップ大会。相変わらずの面々が出ているようだけど、あれ? ニンジャマスターMとマケミがそれぞれ大会に出てる? しかも予告ナレーションからすると、まさかまさかの大活躍!? いや、それはありえんだろ……ありえんだろ……


  マケン姫っ! #12「楽園を守るもの」。いろいろあって最終回。つか、キャラクターやらが出揃ったところで時間切れで無理矢理最終回にした感はぬぐえません。原作通りの展開ではあるんだけど、キリが悪すぎるというか、でも、だらだら2クールやるほどの求心力があるかと言われると……というか。
 それなりに楽しめましたが、でもやっぱり最初から消化試合っぽい作りだったという感じ。もうちょっと作りようがなかったのかなぁ。無謀覚悟で2クールでつくるとか。


2011年12月30日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろその1

  たまゆら〜hitotose〜 #12「新しいひととせ、なので」。いよいよ始まった「私たち展」。出だし、人が集まらずどうなるかと思われたものの、これまで関わった人たちが、持ち込みも含めて大盛況に終わる。そして新年、これまでの出会い、そして新たな出会いに助けられてることを実感しながら、あらたなひととせを迎える。
 「私たち展」とか出てきたときには大丈夫かいな、と思ったけど、プロとしてのクォリティーとかじゃなく、出会った人々に支えられ、今自分ができること、そしてそこからどこへ行くのかを再認識するという、それを中途半端な甘えではなく、誰にでもある通過地点という形で示した最終回。相変わらず佐藤監督、このさじ加減が上手いなぁ。
 強烈なところはないシリーズでしたが、続きが出るなら是非見たいですなあ。

  真剣で私に恋しなさい #12「真剣で私に恋しなさい!!」。え〜っと、なんと言えばいいか。キャラとしては割と立ってるのに、政治軍事ネタが安すぎてもう……原作ともまた違う展開のようですが、この展開にした意図がかなり不明。安易な政治風刺ネタは浅薄さをさらけだすことにしかならないのに……作品としてのダメさ加減とは別に、そこがあからさまに余計な部分でしたね。
 原作のキャラを大事にしたのかもしれないけど、悪役がこんだけ安易な作りではそもそもが台無しでしょう。


2011年12月31日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今年も終わりです。

 ここ数年、毎年何か大きな事件がありますが、今年は極めつけでした。自然の摂理とは言え、亡くなった著名人もまた惜しんでも惜しみ切れない方ばかりでした(そうでないのもいますが、そこはソレで)。今年最後の極めつけに内藤陳氏が亡くなられたのは、人づてに様態がかなりはかばかしくなさそうだと聞いてたとはいえ、やはり肩ががっくり落ちてしまいます。
 今年のことは忘れ、とはいかないことばかりです。しかし、気持ちは切り替えていかねばなりません。悪いことばかりではなかったはずです。それをひとつずつ思い起こし、その上に積み重ねる来年を目指していかねばならないでしょう。
 それでは皆様、良いお年を。