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2011年04月02日() 旧暦 [n年日記]

[映画][特撮] オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

 現れた怪人と戦うオーズ。しかし相手は攻撃してもメダルを落とさず、不審に思う。実は相手はモールイマジン。隙をついてモールイマジンは通りかかった少年を通して過去に飛んでしまう(イマジンは人間と契約してその契約が完了したらその人間の大事な過去に飛び、時間を変えてしまう)。わけがわからずうろたえてるところに、時間を旅する電車、デンライナーがやって来、そこからNEW電王・野上幸太郎とその相棒テディが降り立つ。
 過去に飛んだイマジンは自分たちが始末すると言って再びデンライナーで去ろうとする幸太郎だが、アンクは幸太郎と一緒にデンライナーに忍び込む。アンクの目的は、まだグリードが目覚めてない時代のコアメダル。その時代なら他のグリードの邪魔も入らずメダルが取り放題と目論んでの事だった。
 しかし、アンクの狙いとはうらはらに、NEW電王はあっさりとモールイマジンを斃してしまい、デンライナーを抜け出したアンクもモモタロスたちにより捕獲。事件は全部無事解決して、映司とアンクは現代に戻された、はずだった。
 ところが戻ったはずの現代は何かがおかしい。子どもたちが追いはぎをし、コアメダルを盗み出したのを追い掛け、スラムのような場所に迷い込む映司たち。しかもやってきた警察はショッカー戦闘員や怪人に変身し、映司や子どもたちを捕らえようとする。
 実は映司たちが戻って来た現代は、ショッカーにより支配されてしまった世界になっており、ショッカーに逆らう人間は細々とくらすしかなくなっていた。
 しかもその原因は、アンクが過去に落としてきたセルメダルのせいだった……
 仮面ライダー40周年記念映画。
 ただ、いろいろ近年作られてるライダーや劇場版を前提としてる部分もあるんで、ややこしいんだけど……
 まず、メインとして今放送中のオーズが出てくるのはいいとして、突然現れたNEW電王(電王ストライクフォーム)の野上幸太郎。彼は「仮面ライダー電王」の主人公、野上良太郎の孫で、やはり特異点で電王として活動している。
 電王の敵は「イマジン」という別の分岐をした未来の人間の精神体で、そのままでは何の力も持たないが、現代人と契約をする事で実態を得て活動出来、その目的は、自分たちの未来を確定させる事。契約して願いを叶える事でさらなる過去にジャンプでき、そこで時間を変えようとする。電王はそれを防ぐために時の電車「デンライナー」に乗り、イマジンでありながら電王を助けるモモタロスたちに助けられながら戦う仮面ライダー。
 しかし、イマジンが何故か1971年11月11日という、少年の知るはずのない過去に飛んで、そこでアンクがセルメダルを落としてしまった事で時間が変わってしまう。
 当時日本支配を目指し初代仮面ライダー一号二号と戦っていたショッカーは独自にコアメダルを入手、それを改造した「ショッカーコアメダル」を作り出していたのだが、それだけではなにも出来ないはずが、アンクの落としたセルメダルのエネルギーを与えて「ショッカーグリード」を生み出す事に成功。ショッカーグリードの力に敗れた一号、二号は再改造を経て完全な悪の怪人として、ショッカーの世界征服に貢献し、世界はほぼ完全にショッカーの手に落ちてしまった。
 メダルを奪った少年たちはショッカーの世界に反発し続ける者たちだった。最初は自分たちを迫害するライダーであるはずの映司に警戒心を抱くが、身を挺して彼らを護った映司に心を開く。
 そんなとき、時間の改変を知った幸太郎が再びやってき、あるべき時間に戻すために過去にアンクが落としたセルメダルを回収しようとする。ところが、やっぱり過去でメダルを漁ろうとするアンクや、ショッカーの支配する世界を変えられると聞いたスラムの少年、ミツルとナオキが乗り込んでしまう。自分たちにも何か出来る事があるはずという彼らや当時活躍していた少年仮面ライダー隊、そして一号、二号の手助けを受けてセルメダルを回収するが、セルメダルを拾ったブラック将軍の方が上手で、結局セルメダルはショッカーの手に。誕生してしまったショッカーグリードに苦しめられた上、カメバズーカの攻撃でデンライナーが大破寸前になり、やむを得ず緊急発進する。その途中で少年の一人、ナオキと彼を護るためにテディが過去に残されることになってしまい、歴史の再改変は結局失敗してしまう……
 もちろんこのままで話は終わるわけはないのだけど、それは本編を見てのお楽しみ。
 この映画の主人公は、NEW電王でも、オーズでもなく、仮面ライダーを信じる子どもたち。子どもたちがどう未来を変えるか、そしてその面々と歴史がどう影響するか、時間SFとしてはツッコミどころばかりだけど、その部分はかなり胸が熱くなる。
 出来るだけぼかして結論を書くと、「君たちのお父さんも、昔は君たちと同じように仮面ライダーに夢中になってた子どもだったんだ」ということ。そしてその歴史と想いが現実すらひっくり返してしまう。まあ、オールライダー登場のあたりはかなりテキトー設定だけどw
 そうは言いながらオマツリ企画。観衆コールの中での昭和ライダー、そして平成ライダーの登場だけではなく、キカイダー、キカイダー01、イナズマン、ズバットと、ついでに石ノ森ヒーロー便乗登場w いや、なんか今回のショッカーは他の悪の組織をも束ねる、本当に悪の組織中の悪の組織という感じで良かった。ディケイドの大ショッカーも良かったんだけど。
 そして、今回新造されたリニューアルブラック将軍とジェネラルシャドーもかなりの存在感。ブラック将軍は「日本一の斬られ役」である福本清三が顔出しで演じていて、残念ながらWでのゲスト出演の様に堂に入った斬られ姿は見る事は出来なかったのだけど、代わりにジェネラルシャドー先生が頑張ってくださいましたw
 ストロンガーの時も組織内権力争いに敗れ、責任を追及される形でストロンガーと戦い、破れ、それでも組織への愛を訴えながら散っていたジェネラルシャドーですが、今回もそこまで至らずとも最後まで組織への愛をアピールしてくださいましたw
 ツッコミどころは多々あるけども、とりあえずライダーオタは見とけ、ってな映画でしたね。見た後で他のライダーオタと語り合いたくなる事請け合いの映画でした。


2011年04月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#7とオーズ#28

  ゴーカイジャー #7「ニキニキ!拳法修行」。次なるスーパー戦隊の宝の鍵は、「虎の子」だと言われてまた首をひねるマーベラスたち。とりあえず虎の子を探すが、当然見つかるわけがない。
 そんな時にザンギャックの行動隊長・パチャカマックと遭遇。宇宙拳法の使い手であるパチャカマックに苦戦するが、レッド、ブルー、イエローは状況を見て対応し、パチャカマックを追い払う事に成功。しかし手も足も出なかったグリーンとピンク、ハカセとアイムは自分の力の足り無さに落ち込む。
 すると、公園で子どもたちに拳法を教える青年が……修行すれば自分も強くなるかもしれない、そう考えたアイムは自分も修行に加えて欲しいと青年に頼み込む。しかし、ハカセは元々の才能が違うと、修行もせずに強くなる事を諦めてしまう。

 今回のゲストはゲキレンジャーのレッド、ジャン。レジェンド大戦で力を失いながらも、子どもたちに拳法を教え続けている。4年たってるはずだけど、脳天気な笑顔は当時のままだなぁ。投影サイトによれば、4年経ってるのに撮影中に子どもたちが「ジャン!」と声をかけてきたとの事。明るいキャラだから好かれてるんだねえ。
 で、アイムと違い修行してもムダだと諦めてしまったハカセだが、一見なにもしていないと思ったルカたちが、実は人知れず努力をしていた事を知り、努力もしないで諦めてしまったことを恥じ、ジャンに頭を下げて修行に加えてもらう。
 そのことでゲキレンジャーの「宝」を手に入れたゴーカイジャーたち。これまでの宝と違って戦隊メカとの合体じゃなく、オープンしたハッチからゲキアニマルたちが飛び出すというもの。玩具のアイテム点数が増えすぎると在庫管理が大変になるから仕方ないのか。
 この次の戦隊はガオレンジャーらしいのだけど、もう少し先になるらしい。


  仮面ライダーオーズ #28「1000と仮面ライダーと誕生日」。仮面ライダー通算1000回記念の映画中に、伊達が戦いでケガをしてしまう。撮影の続行は無理かと思われたが、「映画で子どもたちに夢を届けたい」と伊達はメガホンを取り続ける。なんだか妙にアッパー系な雰囲気の中で撮影が続行することに……
 一方、仮面ライダーを倒す事に失敗した千堂は次こそはと息巻くが、弱いヤミーばかり生み出す千堂にカザリは呆れ気味。しかし千堂は戦闘員の誇りをかけてライダーを倒しショッカーを復活させると言い切る。
 その千堂の欲望に答えるかのように、ヤミーの卵からショッカー戦闘員型のヤミーが誕生。彼らを撮影に紛れ込ませ、隙を見てライダーを倒そうとするのだが……

 全体的に妙なノリの特別編後半。生み出された戦闘員ヤミーを撮影に紛れ込ませ、撮影用プロップガンを実銃にすり替えたり、ライダー抹殺を画策する。
 そしてライダー打倒の欲望がピークに達すると、歴代戦闘員が続々と……クズヤミーも戦闘員ポジションだと思ったけども、今回や映画では特に出なかったなぁ。
 しかし千堂は横から入ってオーズを倒そうとするカザリを攻撃、「ライダーを倒すのはショッカーの戦闘員だ!」と言う。しかし、カザリの目的は千堂の欲望から生み出されたセルメダルでしかない。自分やショッカーが馬鹿にされ利用されたことに怒る千堂。そしてその中で「ライバル」としてのライダーへの想いを語る。ツンデレですなぁ。
 しかしそれ以外でも妙なノリが多く、へまをアンクに罵倒されて「石にでもなってろ!」と言われた後藤がついに開き直り、「俺は石だ! 石頭だ!」と頭突きでカザリを攻撃したり、やはり失敗続きで落ち込んでた比奈が馬鹿力でオーズをサポートしたり、鴻上に手玉に取られるアンク……はいつも通りか。「アンク君、君は君のメダルの持ち主を知りたいと言った。私も知りたい!」「馬鹿にしてんのか!」は、アンクは切れて当然だわな……
 それと、もう一つの見所はバースの装備が全部合体し、サソリ型サポートメカになったCLAWs。かなり便利だけど、セルメダル千枚も使うんじゃ次また出るかどうかわからんな……
 最後に1000回記念に続いてライダー生誕40周年記念映画のアピールと、CMでもライダー生誕40周年の特別映像が流れ、一応映画の方も盛り上げ。
 次回はついにアンクのメダルの持ち主が現れるようなのだけど、一体どんな姿なんだ?


2011年04月04日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 日常#1とSTAR DRIVER#25(最終回)

  日常 #1「日常の一話目」。なんだかおかしな登場人物たちのなんだかおかしな「日常」を淡々と描くアニメ、らしい。登場人物のキャラとかテンポとか、人を選ぶところもある気がするけど、第一話はまあまあ行けたかも。
 ただ、京アニブランドとして過去のヒット作のようなヒットを飛ばせるかは……

  STAR DRIVER 輝きのタクト #25「僕たちのアプリボワゼ」。スガタが綺羅星十字団に寝返り、ついに王のサイバディ・ザメクとアプリボワゼしてしまう。スガタの真意がわからぬままザメクによる最悪の事態を止めようとするタクトだが、ヘッドが新たに得たサイバディ・シンパシーがザメクを乗っ取り、その力を我が物としてしまう。
 ヘッドの目的は、ザメクに地球の全てのリビドーを吸い取らせ、地球の未来と引き替えに好きな過去へ行ける時間移動能力を得る事。全ては自分一人のため、永遠の過去のためだった。
 その為に綺羅星十字団を利用したヘッドは、タウバーンが過去倒したサイバディたちを復活させ、それをも操りタウバーンを始末しようとする。
 自分たちが利用されていた事、地球の旅立ちのためと信じていた理想がヘッド一人の降伏のために踏みにじられたことに愕然とする綺羅星十字団のメンバー。
 だが、サイバディの力を復活させたのは過ちだったと後悔するタカシに、シモーヌは自分に呼びかけて来たダレトスの声を告げる。

 正直勢いだけのこっぱずかしい青春ものなんだけど、いいじゃん、勢いだけで最後まで突っ走っちゃって、という感じの最終回。
 最後の最後にヘッドの隠し球でピンチに陥るタクト。それを助けたのは、サイバディの声を聞き、そのシルシを宿し、綺羅星の誇りの下立ち上がった綺羅星十字団のスタードライバーたち。それも再生サイバディは倒すものの、ザメクの力を我が物としたヘッドの前には手も足も出ない。
 しかし自らの失敗した青春に拘り、他の者の青春を踏みにじるヘッドに怒ったタクトは王の柱をも突破し、ヘッドに怒りの一撃を食らわせる。
 が、決着が付いたと思ったのも束の間、ザメクはスガタごと地中へと沈んでいく……スガタの目的は、自分たちの代でサイバディを巡る愚かな争いを止めるため、ザメクを永遠に封印する事だった。
 その上でタクトが取った行動は……うん、まあワコの言う通り、タクトならそうするにきまってるよね。「ワコよりもスガタを取ったか!」と仰る向きもあるようですが、あれは要は「ワコを自分に譲って犠牲になる真似を放っておけるわけがない!」ってことだよね、どう考えても?
 勢いだけで押しまくってるとも言うけど、力の入った作画と言いキャラクター性と言い、なんとなく有無を言わせぬ説得力がありました。
 女の情念を感じさせたケイトも、結局世界のために、というよりワコのためのスガタの行動に、スガタの心がワコのものだと悟り、崩れ落ちるのはちょっと可哀相だけど。
 後日談が見たくなるところだけど、これはこれで良い終わり方だったかと。


2011年04月05日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 感想がおっつかない

 流石にちょっと消化が遅れ気味ながら最終回を見たアニメがいくつもありながら、感想が流石にちょっと追いついてない……順次なんとか消化していきたいと思ってますが、とりあえず一言、「ドラクラのあからさまなアイ当て馬エンドはないだろ!」とだけ。


2011年04月06日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] テガミバチREVERSE#25とSRWOGTI#26とリルぷり#52とドラクラ#12とRio#13

 流石に数が多すぎるので、全部簡単に。リンクもなしで。
 テガミバチREVERSE#25。原作ではまだ続いている件だけど、オリジナル展開で最終回に。結局ラグの正体はなんなのかとか、左目の精霊琥珀の秘密とか、原作で未解決な謎はそのまま。ただ、ノワールが記憶を取り戻せないながらもゴーシュの「心」を芽生えさせたり、人々の悲しみの心ではなく人を想う心で世界を照らす日が来ることが示唆されたり、結構いい終わり方でした。原作では館長がいろいろ大変な事になってたりするんですが。
 しかしそれより、震災の翌日、この番組が流れた事がどんなに励みになったことかわかりません。テレ東はテレ東のままでいいと思います。

 SRWOGTI#26。正直状況がごちゃごちゃしすぎてどういう敵対関係だったのかがw まあ、最後は「アインスト」に敵が集約された、ということでいいのかな? アルフィミィがアインスト化したエクセレンかと思ったんだけど(声が同じ水谷優子だし)、なんか違ったみたいで。と思って調べて見たら、やっぱりエクセレンのアインストによるコピーだったという設定が。その辺が番組ではわからなかったなぁ。あと、冒頭で意味ありげに出てきたのは、OGシリーズの別のメインメカ、コンパチカイザーらしい。コンパチってああた……また作る気満々なのかな? 出来れば今度は状況をわかりやすく(^^; (無理かな?)

 おとぎちっくアイドル リルぷりっ#52。おとぎの国が壊れていきほころび穴がどんどん大きくなり、ついにはおとぎの国ごと現実に落っこちてしまうと言う「月光条例」真っ青な最後の展開。でも、それをなんとかしようとする主人公たちをあくまで自分の美しさを追求し続けて結果的に邪魔する悪い魔女が、悪役なんだけど、世界の破滅じゃなくあくまで自分の欲望を追求し続けるのが、憎めない。鴻上会長なら「スバラシイ!」とハッピーバースデーしそうだ。
 結局世界中がおとぎの国の住人たちを忘れた中で、主人公たちが奇跡を起こして状況をひっくり返す、というのはお約束ながら、悪役の扱いとその後の別れとかが、結構いい読後感でした。主人公たちの演技は最後まで壊滅的だったけどw

 ドラゴンクライシス!#12。まあ、こっちもお約束。まあ、主人公とヒロインが心を通い合わせてライバルを打ち倒す、というのはいいんだけど、主人公の出自に秘密がありそう、というところを匂わせて終わるのは、ちょっと、なんかもやもやした感じ。アイが結局最後まで当て馬だったし。
 でも一番いいキャラだったのはマルガかな?

 Rio#13。最後まであんまりギャンブル的な頭脳戦はなかったけど(そもそも運勢を操る能力があるんじゃ、そんなもの意味ないわな)、これはこれで最後まで馬鹿っぽくて肩の力を抜いて見れたかも。最初は「駄目アニメすぐる」と思ってましたが、まあ、これはこれで面白かったかなと。
 あと、世界同時多発ラッキーが、人によって差がありすぎて笑ったw


2011年04月07日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 政府批判をしようにも

 わかりやすいポカばかりで自滅の道しか歩んでないんで、改めてツッコム必要がないという状態。
 つか、倒れるなら早いとこ倒れて。

[アニメ] ダンボール戦機(既に#6)と花咲くいろは#1

  ダンボール戦機 。レベル5とバンダイとあといろいろなメディアミックス企画な、プラレス三四郎。やっぱこの手の企画って購買意欲をくすぐるんだなぁ。っつーかなんか財前総理が同じくレベル5作製の「イナズマイレブン」からスピンアウトしてたり、スターシステムでなければイナズマイレブンってこの後の話になるんだよな。
 まあ、いろんな陰謀がうずまく、ってのはいいんですが、既に#5にしてタイトルにある「ダンボール」が意味をなしてないんですが、よろしいんでしょうか? スナイパーVSスナイパーは「極大射程」ばりにスナイパー合戦でけりをつけて欲しかったなぁ。

  花咲くいろは #1「十六歳、春、まだつぼみ」。母子家庭で育ちながら、ドラマチックな非日常を夢見る少女、松前緒花。ところが母の恋人が借金を作ってしまい、母も連帯保証人として追われてしまって、夜逃げする事に。ところが母が緒花を連れていかず、緒花自身は石川の祖母の元に預けられる事に。
 ところが、ドラマチックを期待して訪れた祖母の旅館では、まったく特別扱いはされず普通の従業員扱い。同世代の従業員もいるけども、ちっともなじめない中、よかれと思ってした事で、それがむしろ徒となってしまい……
 ごめん。これ個人的には無茶合ってますわ。むしろ冒頭に「銭の花は白い」とかぶせてもらいたいくらい。
 一部では「昼ドラか!」と言われてるようですが、むしろもっと昔のテレビ銀河小説でしょ。それも知らないヤツがごちゃごちゃ言うなと。まず見てから言えと。
 そう言ってしまうくらい、気に入ってはいます。


2011年04月10日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] Steins;Gate#1とスケットダンス#1とDOG DAYS#1

  Steins;Gate #1「始まりと終わりのプロローグ」。大学一年生の岡部倫太郎は痛々しい言動を繰り返しながら数少ない友人と一緒に「未来ガジェット研究所」なる組織を作り、マッドサイエンティストめざし日々活動している。が、彼が興味を持つタイムトラベル理論の講演会場で、いきなり人工衛星が振ってきたり、天才少女として有名な牧瀬紅莉栖が刺されて倒れているのを見つけたりと、予想外の出来事ばかりに遭遇する。しかし、帰宅途中、時々起こる違和感を不審に思いつつ、仲間たちと話をするとどうも話が噛み合わない。講演には行っていないことになったり、刺されたはずの紅莉栖が無事な姿を見せたり……倫太郎は自分の周辺で何か物理法則を越えた異常な事が起こっていると気付く。

 第一話見てもわからんことだらけだったので、ネットで解説を見てようやく状況と流れが把握できた、という感じ。原作プレイ組は絶賛らしく、たしかに面白げなんだけど、この判りづらさはやっぱ続くのかな?
 同じ原作スタッフの過去作「Chaos;Head」のアニメは原作組からは逆に評判が悪かったけど、個人的には結構面白かったし好きだったんだよなぁ。
 まあ、しばらく様子見です。


  スケットダンス #1「学園のSKETたち」。開盟学園高等部にある、生徒からの依頼で問題を解決する助っ人集団「スケット団」の活躍を描く学園コメディ……なんだけど、原作はあまり見てません。
 一度途中でなんかシリアスネタというかそういう展開になってて、重い展開だと気が重いなあと思って避けたというのもあるんですが。
 一応第一話では、わかりやすい少年向け学園もの。キャラがそこまで突出してはいないけど皆個性的で、割と良い感じなんではないかと思います。


  DOG DAYS #1「勇者誕生」。アスレチックが趣味の中学一年生、シンク・イズミは、目の前に現れた犬が剣をかざした途端、ファンタジーな異世界に引きずり込まれる。救国の勇者と呼ばれ、犬耳や猫耳の住人たちが、ファンタジーな格好で行なわれている戦争に参加するが、その戦争は、アスレチック大会?

 「なのは」の原作者の企画という事で、そういう方面を期待した人もいたようですが、ちょっと違ったようで。
 冒頭、キャラは犬耳猫耳のキャッチーなアレながら、深刻な戦争物かと思ったら、両国の雌雄を決する戦争がアスレチック大会というか、風雲たけし城というか。
 この後どう話をつなげるかは不明ですが、第一話の肩すかし具合は結構好きです。これで後の話が面白ければ、面白い事になるかも。


2011年04月14日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#8とオーズ#29

  ゴーカイジャー #8「スパイ小作戦」。度重なるゴーカイジャーの妨害に業を煮やしたザンギャックは、彼らが何故ザンギャックの邪魔をするのか、その目的を知ろうとする。
 そこで、インサーンが諜報に長けている部下、スニークブラザーズのエルダーとヤンガーをゴーカイガレオンに潜入させるのだが……

 なんじゃこりゃな今回w ハカセがすっ飛ばれるゴーカイジャーメンバー紹介といい、潜入したスニークブラザースのエルダーが適当な扱いされるお約束展開といい。
 なにより、スニークブラザースのエルダー(兄)が千葉繁で、ヤンガー(弟)が勇者王というこの配役w いや、めちゃくちゃ遊びすぎだろw
 つか、千葉繁と勇者王の組み合わせがこんだけ面白いとは思いませんでしたわw
 倒されて巨大化しても、ノリは結局同じ。っつーか「ゴーカイバット」って、そんなアイテムなかっただろ! 往年の戦隊と同じノリ。
 しかも普通なら前回のゲキレンの力でやるところが、今回はデカレンで。まあ、そこらへんは玩具売り上げとかの展開があるんだろうなぁ。
 次回はガオレンジャーで、ちょっと違う合体パターンらしい。


  仮面ライダーオーズ #29「姉と博士とアンクの真実」。新たに現れた鳥型ヤミーと、それとアンクの関係を気にする映司。しかし、アンクはなにも語ろうとしない。
 そんなとき、鴻上は誕生祝いにかこつけ研究所の真木を呼び、それとなくカザリとの関係を断つように匂わせる。危機感を抱いた真木はカザリにまだ取り込んでない他のグリードのメダルを取り込むように促すが、逆にカザリは真木にセルメダルを投入、新たなヤミーを生み出す。
 しかし、生み出されたヤミーは真木が常々言っている世界の終末と関係なく、女性に抱きつくばかり。真木の欲望の根源は、昔死別した姉となにか関係があるらしいのだが……
 真木は自分が生み出したヤミーがシャチパンダヤミーに進化するのを見つつ、冷静に「自分の理想は欲望ではなく、使命」とつぶやくのだが、シャチパンダヤミーが真木の姉に良く似たクスクシエの店長、知世子に近づこうとするその前に立ちはだかり、カンドロイドで立ち向かおうとする。

 アンクの秘密が明らかになる、話的なターニングポイント。
 鳥ヤミーを生み出しているのは誰なのか。それに拘るアンクと、アンクが何故ヤミーを生み出せないのか、他のグリードと違うのかを不思議に思う映司。
 それが、真木博士が鴻上会長にカザリとの関係を叱責され、グリードにメダルを集中させた結果どうなるかに拘るあまり、逆にヤミーの親にされてしまう。
 ここんところ強調されてた真木が知世子に拘るあたりが、急激にクローズアップされた展開。真木自身は「母性への欲求……珍しくもありません」と強がってるけど、明らかに昔の事を思い出して動揺してるなぁ。真木が滅びに拘る理由も、知世子にそっくりな姉と何か関係があるのかね?
 そして何気に恐竜系カンドロイドのプテラカンドロイドが登場。カンドロイドはコアメダルの絵柄に対応してるので、当然そのコアメダルも……
 それはさておき、シャチパンダヤミーに加え、新たなグリードも登場。しかも、身体の右側が紫に変色してるものの、アンクそっくりの左手を持つ赤いグリード。アンクの事を指し「見つけた……ボク」と……って、声入野自由かよ! しかも 東映オーズページ 見て、読みが「みゆ」だと、初めて知った! 読めねえよ!
 前々から噂されていた通り、「本当のアンク」の登場。そして完全体に近いせいか、アンクのセルメダルが吸い取られていく。二人の関係は? 右手アンクの秘密とは? というところで次回に続く。なんか真アンクってもっと威厳に満ちあふれた偉そうなキャラかと思ったら、意外にも子供っぽさのあるボクキャラ。なんかが欠如したような感じで、微妙にそこがよくわからない恐ろしさが感じなくもない。
 こっちのアンクが本来のアンクだとしたら、右手アンクってなんなんだろう? 予告ではオーズの力が暴走とか、なんかオーズ自身と関係が深そうだけど。それに他のグリードが右手アンクをちゃんとアンクと認識してたのは?
 それと最近ちっとも出てこないウヴァさんは?


2011年04月16日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 春の新番組

 溜まりすぎてるので、簡単に。

  そふてにっ #1「あされんっ」。「けいおん!」ラインの、四文字系部活もの。まあ、なんというか、かなり微妙ではある。好きなキャラがいれば、くらいかなぁ。

  神のみぞ知るセカイII #1「一花繚乱」。第一期からふっかつのじゅもんで再開。しかしドラクエIIの復活の呪文は念の為に三つくらい取っていても全部間違えて一つ前からやり直し、とかいう時があって悲しかった。それはともかく、原作でも結構人気のある女子空手部部長・春日楠のエピソード。軟弱なものを嫌う凛々しい春日だけど、駆け魂が入り込んでいるらしく、一体どんな心の隙間を持ってるのかと思いきや……今期からエルシィのライバル・ハクアも登場で、原作でも結構ブイブイ言わせていた時期をやるはず。結構楽しみ。

  アスタロッテのおもちゃ #1「出会いのえくすくらめーしょん」。人間に興味を持ったサキュバスの王女、アスタロッテが人間界からさらってきた人間の男(子持ち)と云々かんぬん、というラブコメディ。原作は「ロッテのおもちゃ」だったけど、ちといろいろ商標的に問題があったか。まあ、わがままウブな金髪ツインテールロリ姫が釘宮で、ベタなんだけど、まあ、楽しい事は楽しいかも。

  星空へ架かる橋 #1「クマならここで終わってた」。エロゲ原作のベタなラブコメ。身体の弱い弟の静養のために田舎にある旅館を営む伯母の元に身を寄せた主人公が、初っぱなからベタな出会いをする第一話。まあ、いかにもエロゲ原作なアレで、まあ、そういうポジションか、と。

  Aチャンネル #1「好き」。女子高生の仲良しグループがキャッキャウフフなアレなんだけど、四人グループの構成が「同じクラスの三人組+その中の一人を過剰に慕う下級生」ってのが珍しいかも。まあ、わりと好きです。

  まりあ†ほりっくあらいぶ #1「禁断の女子寮」。まあ、いつものアレです。第二期初回は、第一期アニメ化時に出た別冊特集に掲載された、読み切り。CDドラマにもなってたはず。おそらく今回はクライマックスにあのエピソードを持って来るんだろうけど、かなこが昔天后に来た事があるって匂わされてたアレは、まだ原作でも真相が明かされてないのだよなぁ。まあ、普通に楽しみです。

  Dororonえん魔くんメ〜ラめら #1「昭和だ! えん魔だ! 妖怪集合!」。「ドロロンえん魔くん」のリメイク……なんだけど、何度かのアニメ化で作品によっては現代になってたりするけど、これは原作当時の石油ショック当時の昭和が舞台。だけどこのノリは……当時の流行歌やテレビネタが多く使われてるのだけど、流石に「老人と子どものポルカ」は難易度高いだろう。ちょっとエッチなギャグバトルもので、それは昔の通りなのだけど、でもなんか変なノリ。嫌いなノリではないです。

[その他] 職場のごたごた

 ここしばらく日記が停滞気味でしたが、ちょっと職場がごたごたしてまして。
 要は新体制になるのですが、一体上がどういうつもりで動いてるのかがわからない。さらに基本的には皆いい人揃いの職場なのですが、一人兼ねてからおかしな人がいて、その人が出すノイズで大分職場が混乱してました。
 自分も皆のために動くつもりで逆に混乱してしまい、同僚や上司に気遣われたりなんだり。でもそのおかげですっかり落ち着きまして。まことに申し訳ない。
 他の人にも大分心配や迷惑をかけ、中でも師匠には無関係な事なのに大分迷惑をかけました。

 そんな中、師匠がしてくれた話が「マダカ釣り」の話。
 マダカというのはスズキの小さい頃の呼び名で、防波堤とかに釣り人が密集して糸を垂れるのだけど、これが針にかかると走り回る。当然そんな事態になったら、糸が絡まってごちゃごちゃになるわけで。
 そんな中で、マダカ釣りの釣り人の間で自然発生的に生じたマナーが、誰か一人の竿にマダカがかかったら、一斉に皆が竿を上げる、というものだそうで。
 皆がエゴを通したら、エゴを通そうとした人が酷い事になる。マダカがかかった人の為にスペースを空けて早く釣り上げさせれば、結局他の人もつり上げた後釣りがすぐ続けられ、得になる。
 で、昨日も事前になにも聞かされてなかった話が突然振ってきて、それに直撃した同僚が、普段はあまり動揺しないのに明らかに動揺してしまって。
 自分も流石に不安に陥ったのですが、先のような混乱には陥らなかったのですよね。直に自分の身に降ったわけではないのもそうなのですが、多分、「自分の周りにはマダカがかかったら竿を上げてくれる人ばかりだ」とわかったからかもしれません。
 で、落ち着いて考えると、大体事態が飲み込めてくるわけで。要は、環境の変化はあるけどそこまで不安に思う事態ではないと見えてきて。(ただ、懸念はあるのですが)
 同僚にはそれとなく、相談に乗ってもらうという形でその内容を伝えましたが、上手く自分は竿を上げられたかどうか。はてさて。


2011年04月17日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#9とオーズ#30

  ゴーカイジャー #9「獅子、走かける」。ナヴィの「次の宝の鍵は、天空に浮かぶ城」という占いに従い地球を何周もして空に浮かぶ城を探すゴーカイジャー。それらしいものはまるで見つからないが、ずっと同じ場所に同じ形の雲があることに気づき、その中へ。そこには占いどおり天空に浮かぶ島があったのだが、そこにいた赤いライオン型のメカに叩き出されてしまう。
 そんな折、彼らが天空の島の話をしてるのを耳にした通りすがりの獣医と名乗る男が、「お前たちには無理だ」と突っかかってくる。反論しようとした矢先、新たなザンギャックの刺客が。
 傷ついたアイムと彼女を介抱するハカセを置いて、三人でザンギャックを追い掛けるマーベラスたち。だがさっきの獣医が意外にも「手当をするからうちに来い」と言い……

 突然現れた獣医は、当然ガオレッドこと獅子走。当時は大学を出たばかりの獣医の卵だったけど、今は立派に一人前の獣医に。そして、宝への欲望だけのマーベラスたちではガオライオンは決して心を開かないと言う。
 それを否定したのは、アイムとハカセ。なにも出来ない自分たちを、人々を苦しめるザンギャックを倒したいという気持ちだけで仲間に加えてくれたマーベラスたち。その彼らが欲望だけであるはずがない、という。その言葉に応えるように、戦いの中仲間を気遣うゴーカイジャーたちに、ガオライオンは心を開く。そして、ガオライオンとケンタウロス合体でガオゴーカイオーに。一時期ガオライオンが巨大化してた時の合体ガオケンタウロスと同じパターンですな。
 次回はトランプ勝負らしいけど……このペースだと全部の戦隊出てこないよ? 大丈夫?

  仮面ライダーオーズ #30「王とパンダと炎の記憶」。もう一人のアンクに大量のセルメダルを奪われる右手アンク。映司の機転で水系メダルで目くらましをし、弱った右手アンクを連れて逃げ出す。
 セルメダルを奪われ弱ったアンクのために、伊達からセルメダルを借りようとするが、伊達は交換条件にアンクの知っていることを話せという。
 同じ頃、鴻上コーポレーションに戻りオーズとグリードのことを調べようとしていた後藤は、鴻上に招かれ800年前のオーズとグリードの真実を知らされる。
 800年前、そもそもグリードやコアメダル、オーズドライバーが生み出されたのは、世界の全てを手に入れようとした一人の王の欲望からだった。オーズとなりすべてのコアメダルを手に入れようとしたオーズに、オーズ有利と肩入れしたグリードがアンク。しかし、王はアンクからすらメダルを奪おうとし、全種類のコアメダルを吸収するが、あまりの力にオーズが暴走。他のグリードごとオーズは封印されてしまう。自分のコアメダルを取り戻そうとしたアンクだが、たまたま右腕だけが分離して封印。残った身体は意思を失い、バラバラになっている、そのはずだったのだが……
 何故か意思を失ったアンクの身体はそのままの状態で保管され、しかしその間に失った自分を取り戻したいという欲望から新たな意思が生まれた。
 鴻上はそれを見つけ、世に開放したのだった。
 一方、知世子に介抱された真木は、彼女をかつて住んでいた洋館に招待する。そして、かつて自分の才能を見出し、結婚式の前に火事で焼死した姉の思い出を語るのだが、その過去には「一つの嘘」があった。

 なんかハードな話になってきたなぁ。
 オーズは欲望をかなえるために生み出されたもの。しかも、暴走の危険性がある。コンボで激しく消耗するのもそのせいか。
 そしてアンクの残りの身体にやどったもう一人のアンク。アンクよりも持ってるメダルが多い上、その純粋な欲望は決して弱くはなく、合体したら弱い方の意思が消えてしまうという。
 そして、もう一つの意外な展開は真木の姉の真実。真木は小さい頃から気が弱く、姉としか話が出来なかったため、姉が結婚式の前日に暮れた人形にしか今でも話しかけられない。真木の天災を見出した優しかった姉の思い出を語る真木だが……
 実は、真木の姉は真木の言葉とはほど遠い人間。真木の才能にしか興味がなく、自分としか話せない真木を見下し、結婚式前日に突き放すように人形を渡した、冷たい人間だった。そして、その姉に対する愛憎入り交じった感情の結果、姉の寝室に火を放ったのは真木自身……
 「人はその人生を終えることでのみ完成する」。姉を殺し優しかった姉の思い出を「作り出した」真木は、知世子の優しさに触れ、逆に「世界がまだ優しいうちに終わりを迎えねば」と鴻上から離脱、カザリと行動を共にする決意を固める。結局真木自身の欲望は「母性」だけども、生きていた頃実の姉からそれを与えられず、死んで思い出の中でようやく達成した事で、「現実の母性」を信じられず、滅ぼす事でしかそれを得られないと信じてしまっているという救いのない構図。
 なんだかえらいことになってきたなぁ。
 来週は、オーズ暴走の危険性と「紫のグリード」が出てくるらしい。噂の恐竜系か。
 しかし、本当にウヴァさんちっとも話に絡まなくなったなぁ。と思ったら来週はウヴァさんが久々に登場か!


2011年04月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 春の新番組その2

 あいも変わらずテンパってるので、今回はリンクもなし。(胸を張るなよ)

 プリティーリズム・オーロラドリーム:「めちゃモテ委員長」の後枠。絵柄的には大分違うし阿澄佳奈を中心とした声優ユニットLISPがメイン三人を勤めたりと、声優ユニット売り出し企画にも見えるけど、オシャレがテーマの一つという意味では同じ。しかもフィギュアスケートとの組み合わせという……それが「オーロラショー」なるもの。よく判らないけど大人気のエンターテイメントなんだそうな。そのオーロラショーに、ド素人の少女あいらが足を踏み入れてしまう、という展開。基本、王道のアイドルものっぽいですな。3DCGによるオーロラショーのシーンは、まあ、それなりに違和感がない。ちょっとアイマスっぽいけど。

 へうげもの:山田芳裕原作の、戦国時代に生きる美術や風情に目がない奇人「数寄者」である古田織部を主人公とした変わった時代もの。第一話から戦国数寄者の代表のような松永久秀が出てきて、当時普及した文化と戦国が入り交じった作品なので、とっつきにくいけど変わってて面白い。あと、OPがIKZO(吉幾三)で、EDが斉藤由貴って辺りも高めの年齢層を狙ってるなぁ、という感じか。

 俺たちに翼はない:エロゲ原作のアニメその2。群像劇っぽいけど、アニメっぽい奇人変人が勢揃い。ただ、なんかこのガチャガチャした感じは嫌いじゃない。なんとなく覚えのある雰囲気の気もして、監督を確認したらウシロシンジ監督。やはりエロゲ原作の「祝福のカンパネラ」とか「乙女はお姉さまに恋してる」とかのスラップスティック系の作品には非常にはまる監督さん。多分大ヒットはしないだろうけど、地味に楽しみに出来るかも。

 よんでますよアザゼルさん:モーニング別冊から独立創刊したイブニング連載の、ギャグマンガ。性格の歪んだ探偵アクタベの事務所でバイトしてる女子大生が、アクタベが使役してるブタのようなイヌのようなちんちくりんな悪魔「アザゼル」を始めとして、いろんな悪魔やクセのありすぎる依頼人に振り回される話。もうなんというか、原作に忠実ですとしか言いようがありませんw

 青の祓魔師:ジャンプSQ連載の、学園オカルトアクションもの。岡村天斎監督なだけあって、めっさDARKER THAN BLACK臭か! 話作りに深く関わるとハイクォリティのオサレアニメになってしまうんですが、今回は原作付だからそういうことはないかなぁ、と思いたい。いや、でもマンガ見てもあまりピンと来なかった部分が、アニメだと天斎演出で妙なリアリティが生じて実に良いです。

[マンガ] STEEL BALL RUN最終回

 なんというか、実にしんみりしてしまう最終回でした。
 しかも、荒木作品にしては珍しく、最初の方の伏線もちゃんと回収してるのですよね。(ポコロコだとか)
 多分、週刊連載でとにかく矢継ぎ早に読者への矢を放たないといけなかったのと違い、初期を思い返しながら構成を練れるペースになった、ってことなんでしょうね。最強のはずのスタンド「ザ・ワールド」を、誰が、どうやってどうにかできるのかとか、遺体の行方、ジョニーがどうなったか、全部きちんとはまった感じの最終回でした。主人公がスーパー能力で悪い敵ボスを倒さないとすっきりしない、って人は、もやもやするかもしれませんが、そういう人も年月をおいて見返してみるといいと思います。
 そして既に次号にはジョジョ第八部の告知が! 舞台は二巡目の世界の杜王町、時は現代(?)、そして主人公はすきっ歯のジョジョ? しかもシリーズ名は決まっていて「ジョジョリオン」。内容が想像もつかんw


2011年04月20日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] アニメ四方山

 「 カードファイト!!ヴァンガート 」を見ると、相変わらず主人公が負けてばっかのアニメだなぁ、と。いや、実はこないだはじめたばっかで下の方の中級者には十分勝てる実力になってきて、上級者とも良い勝負をするようになってきてる、って描写がちゃんとあるんだけどね。主人公がヴァンガードにはまってるわりにはデッキやカードについて知識不足ってのは気になるけど、まあ、視聴者への説明も兼ねてるから、それはそれで。
 そいでもって気付いたら「 殿といっしょ 眼帯の野望 」が全国区で放映してる……フラッパー連載の、脱力系戦国時代ギャグアニメ。有名なあんな武将やこんな武将が奇人変人となって登場。絵柄というかキャラクターデザインはちょっとお耽美系なんだけど、基本しょーもないギャグで、割と脱力感が好きです。
 あと、ジュエルペットは毎年ごとにリセットする方針なのか? 初代はスラップスティックギャグ、第二段は魔法少女もの、そして 最新作 は学園ギャグアニメ、って……なんかこれはこれですごい方向性だな。今までパートナーは正当派だったけど、今度はぶっとんだ高飛車お嬢様系ってのが、わりと面白い。

[その他] ホント菅政権なんとかしてくれ

 震災の被害を語ろうとすると、もはや現政権への文句は避けずにいられない状況になってしまってるなぁ。
 対策会議やら委員会やらをやたらと立ち上げるけど、一向に結果に結びつかない現状を、ちっとも認識していないかのような数々の無神経な言動。村山総理の時と比較してる人もいるけど、あれよりさらに二つくらい輪をかけてると思いますが。首相が機転を利かせないといけなかった初動以外、自分の実務能力のなさを認めて連立与党の自民に丸投げしたし。
 小沢氏が首相の退陣要求に同調する動きを見せ、民主党自体がかなり揺さぶられてるだろうなぁ、と。こないだの統一地方選も民主党の名前を出さなかった民主候補も多く、「民主党であることのデメリット」が各候補者も確実に感じているはず。選挙政党なのに。現時点、民主党であるメリットは衆議における最大政党という以外ありませんが、それはもう確実に終わるのは目に見えてるわけで、逃げ出す機会があれば逃げだそうって議員も多いでしょうね。
 そこに小沢氏の発言ですから、もし本当に小沢派と自民の連立が成立したら、その勝ち馬に乗れるなら乗ろう、って考える奴も出てくるはず。自民も、どうにも話にならない菅よりは過去の遺恨があるし妖怪化けダヌキとはいえ小沢氏の方が組むメリットがある、と判断するでしょうね。あとはどういうタイミングで、だけだと思うのだけど、なかなか政治の世界もわかりにくいですから、はてさて。
 少なくともはっきり言える事は、今政権中枢にいるどうにもならない有象無象はこれで終わりだということ、そして一年半前の衆院選時に「自民にお灸」と言ってた連中は、そういう問題ではなかったと深く反省せねばならないこと、でしょうか。
 なんとなく気に入らない連中を攻撃してるから、なんて理由で同調して、その気に入らない相手が善悪含めて何をしてたか、攻撃してる連中が実はまるで中身のないことを言ってることに気づけなかった自分の罪と諦めてください。こっちはとばっちりです。
 実は 一年半前に「もう腹を括った。覚悟完了」宣言をした日記 を書いた時には、天災時のこういう事態も覚悟に含まれてたんですけどね。まあ、流石にここまでの規模で、ここまでの事態になるとは思ってませんでしたが、無能さ加減は想像通りです。


2011年04月22日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#3

  花咲くいろは #3「ホビロン」。やる気が空回りし、逗留してる自称人気小説家・次郎丸の原稿をゴミと思い捨ててしまうという失敗をしてしまった緒花。しかし、たまたま捨て損ねていたゴミ袋に見つけたその原稿を見ると、中は官能小説……その場を次郎丸に見つけられ、拉致されてしまう。
 事情を知らず突然消えた緒花を、「まさか逃げたのでは」と疑う喜翠荘。しかし菜子と民子に約束した復讐のまかないの準備途中であるのが見つかり、すわ、事件かと慌てふためく。
 しかし祖母でもある女将は落ち着き、館内をくまなく探すすように命じる。さらに、菜子にこっそり耳打ちし、ある事を指示する……

 「序」の部分がようやく終了。母の身勝手な都合で母が飛び出した実家の旅館に預けられることになり、そこで母と反目していた祖母により一従業員として働かされることになった松前緒花。ドラマチックな展開にあこがれていたとはいえ、波瀾万丈ながらもことあるごとにダメ出しされる事に反発しながらも具体的にどうすればいいのか、自分が何をしたいのかもわからない。
 不満を抱えた緒花は同年齢の従業員である民子と菜子に、逆にダメ出しをして、その復讐に二人の苦手な物を朝食に出す、と宣言した矢先の失踪事件。まあ、売れっ子小説家と嘘をついて宿代を貯め込んでいた次郎丸が当座の資金にと書いて破棄したエロ小説を、菜子が掃除不要という注意をしなかったため緒花が捨ててしまったことをきっかけに、捨て損なってたその原稿から嘘がばれたと察した次郎丸に緒花が拉致されてしまったんですけどね。
 しかも誘拐犯としても三流の次郎丸に同情し、原稿を読むのだけど、面白いかどうかはともかく、自分たちをモデルとしたそのエロ小説に、あることを気付かされた緒花。
 その矢先、次郎丸が誘拐犯だと従業員にバレ、次郎丸はパニクって宿の車を盗んで逃亡……それを追う喜翠荘の面々。おいおい、平日なのかもしれないが、ちょっと暇すぎないか?
 そいでもって追い詰められて状況に酔った事もあって次郎丸は岬から飛び込み自殺を図るのだけど……そこで菜子の意外属性の発動ですかw
 よく考えるとメインキャラ娘三人、「説教魔→輝きたいの!」「お前の魂いただくよ!→死ね!」「ケンコー全裸系水泳部→かっぱっぱ」と、初主演作にかぶってるのな。わざとか? わざとなんか?

[アニメ] TIGER & BUNNYと聖痕のクェイサーIIとあの日見た花の名前を僕達はまだ知らないとC

 と、タイトル並べると、どれがどのタイトルか境界がまるでわからなくなるな。
  TIGER & BUNNY 。NEXTと呼ばれる特殊能力者が出てくるようになった未来。その能力を悪用する者がいるように、正義の為に利用するヒーローも現れていた。そして商業社会の現代、それを企業が見逃すはずもなく、ヒーロー達はスポンサーを背負って活動し、それをPRするヒーローショーと化していた。
 五分間だけ常人の百倍の能力を発揮できる古参ヒーローでアリながらピークを過ぎているワイルドタイガーこと鏑木・T・虎轍は、所属事務所の倒産で、突然所属を移る事に。しかも新しい事務所では新ヒーローとして売り出し中のバーナビー・ブルックス・Jrの引き立て役としてコンビを組むように命じられる。
 NEXTとしての能力は同じだがクールで実力者ながら何から何まで正反対のバーナビーに、単純熱血漢の虎轍はことあるごとに衝突するのだが……

 実在企業をスポンサーとし、「ヒーローの活躍をショーとして売り出す社会」で、イマイチ冴えないロートルヒーローと実力はあるが跳ねっ返りの新人コンビのすったもんだを描くバディもの、というのが正しいのかなと。
 虎轍がヒーローになったのはそもそもNEXTとして能力を発揮して皆から疎まれてた頃に初代ヒーロー・レジェンドに励まされたからだとか、バーナビーが基本「正体不明」のヒーローの常識を破り素顔と本名をさらすあたりの事情とか、ちらほらと触れつつも基本は凸凹コンビの相棒者なので、楽しくも安心して見てられる。クォリティの高さでは、今期随一かも。


  聖痕のクェイサーII 。まあ前期のラストで振られた潜入調査編。サーシャが女装してたりなんだりと変態度合いはとどまることを知らずだけど、まあ、エロとか以前にアホとシリアスの微妙な入り交じり具合(シリアスも、まあ、そう深刻なアレではないです)は前期通り。この前は原作とは違う展開でラストを迎えたけど、それをどう納めるのか。


  あの花 。幼い頃はガキ大将だったが、とある事件からすっかりいじけてしまい、今では不登校の引きこもりになってしまった「ジンタン」こと宿海仁太。しかも、最近になって身近に昔の仲間の「メンマ」こと本間芽衣子がやたらとおしかけてくるようになっていた。メンマにはなにやらお願いがあるらしく、昔の仲間にも手伝ってもらってくれと言うのだが、一つ、大きな問題があった。
 メンマこと本間芽衣子は、幼い頃、事故で死んでしまっていたのだった……

 死んだはずの幼なじみが、そのことをきっかけにいじけてしまった主人公の元に訪れるという、基本暗めのアレ。でも、メンマもジンタンの妄想というわけではなく、本当に幽霊っぽい。その存在を忘れる事で日常を取り戻そうとする人たち、忘れられずに引きずり続け、挫折したり、とげとげしくなったりする人たち。
 今のところジンタンにしか見えない本間芽衣子が、彼らにする「お願い」とは?
 正直、このテーマは個人的にかなり来ます。葬儀ってのは死者の記憶を思い出に変える事で日常を取り戻す儀式ではあるのだけど、そうすべきだとはわかっていつつ、そう割り切れないのも事実で。だから忘れようとする側のゆきあつやつるこの気持ちも、忘れられず引きずり続けるジンタンの気持ちも、その間で揺れるあなるの気持ちもわかる気がするのです。忘れても傷つく、忘れられなくても傷つく。何がいいのか、正直判りません。
 でも、自分だったら傷ついても、忘れたくはないなあ、と思います。
 つかこの番組、戸松にあなる言わせたいだけだろw


  C 。今期一番精神的に来たのはコレ。ある意味前作の「東のエデン」と地続きのところはあるのだけど、お金は大事とは言え、ここまで明確にドラスティックに突きつけるかよと。「金融街」と呼ばれる異世界での超常バトルなのだけど、全然隠喩に隠されてねえw ダメージ受けつつ、目が離せないって感じですわ。
 つか、ノイタミナ枠は視聴者の精神削る方向で来たんか?


2011年04月24日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#10とオーズ#31

  ゴーカイジャー #10「トランプ勝負」。ガレオンの中でトランプで遊ぶゴーカイジャー達。しかし勝負はジョーの一人勝ちでマーベラスはボロ負け。ふてくされるマーベラスだが、ルカが本気を出せば自分でも敵わない、という。
 そんな時、ザンギャックの艦隊が襲来し、ジョーがその中に緑の戦艦を見つけ、攻撃をするなと言う。緑の戦艦はザンギャックの特別破壊部隊で、地球を破壊するための惑星破壊兵器・ギガロリウムを積んでいるという。お宝ごと地球を壊されてはたまらないと、ジョーとルカが潜入してギガロリウムを盗み出そうとするのだが……

 タイトルは、もしかしたら「必殺必中仕事屋稼業」のサブタイトルパターンかな? 同じ東映だし、テレビ朝日だし(正確には、放送途中でTBSから朝日になった)。時代劇なのに何故かトランプで勝負する話もあるし。
 特殊破壊部隊の隊長、ヨクバリードは賞金稼ぎでもあり、何よりギャンブルに目がない。ジョーとルカの潜入を見つけたヨクバリードは、勝負に勝ったら見逃してやる、とポーカー勝負を挑むのだが、ジョーの手札をオープンカードで配ったり、あからさまなイカサマをしかけたりとまともに勝負をするつもりがない。
 そこらへん含めて奇術じみたシナリオは見事。普通に話として見せる話だったなぁ。そして、トランプなので当然ゴーカイチェンジはジャッカー電撃隊。黄色はいないからルカがビッグ・ワンなわけね。
 次回はシンケンジャーらしいけど、シンケンジャーのメカは発売されてないのだけど……


  仮面ライダーオーズ #31「恩返しとたくらみと紫のメダル」。真木がついに鴻上ファウンデーションを離脱。その際に真木は研究所から鴻上がヨーロッパから持ち帰った謎のメダルを持ち去ってしまう。
 一方、姿を見せずにいたウヴァも、屑ヤミーを使い悪徳金融会社の社員からセルメダルを回収する仕組みを構築、人知れず大量のセルメダルを集め続けていた。
 事態は急展開を迎えるが、クスクシエでは比奈の友人の鈴香が相談を持ちかけていた。何者かが家のポストにお金を入れていくのだが、教師をしていた死んだ父の教え子が恩返しをしているらしい。その人物を捜し出して欲しいという依頼に、映司は鈴香の家の前で見張り、その人物、坂田に声をかける。坂田は鈴香の父の教え子で、悪い仲間から抜け出させてくれたお礼に遺族を支えようとしていたというのだが、なんだか妙に軽い感じ。鈴香と会うのも軽く承諾するが、意外にも鈴香は頭を下げて「もうお金を持ってくるのはやめてくれ」と言い出す。坂田のお金にすっかり依存してしまった鈴香の母は、仕事もやめ、欲望に歯止めがかからなくなり借金してまで買い物するようになってしまったという。
 自分の善意が裏目に出たと一瞬落ち込む坂田だが、「たまたまですよね!」とあっさり気分を切り替え。しかし映司は「坂田さんの善意は正しいし、今回はたまたま裏目に出てしまっただけだけど、そういうこともありうるってのは、考えた方がいいんじゃ……」とつぶやく。
 映司の言葉の意味が理解できない坂田だが、鈴香が借金取りに返済を待ってくれと頭を下げて謝ってるのを目にする。その借金取りは、ウヴァがセルメダル製造システムにしていた悪徳金融の社員で、しかもそのセルメダルを集めてウヴァに届けていたのは、坂田だった。簡単で割の良い仕事というので引き受けた事が、逆に恩人の遺族の家庭を滅茶苦茶にしていたと知り、坂田は金融会社に乗り込み鈴香の借金を待ってくれと頼むのだが、社員中に取り憑いていた屑ヤミーが現れてしまい……

 なんだか妙に軽いノリの青年、坂田。やってることは善行の美談には違いないのだけど、なんだか物事を軽く考えすぎてるふしが。そして案の定、すべてが裏目に出て恩人の遺族を助けるつもりが、逆にめちゃめちゃにしてしまっていた。
 それにウヴァのたくらみが絡んでいたと知る映司たちだけど、ウヴァは逆に坂田の欲望からヤミーを生み出す。そのアゲハヤミーは、銀行から金を奪い、そこら中にばらまきだす。浅ましく金に群がる人たちを見て、さすがの坂田も「これが、俺の欲望……?」と愕然とする。
 ウヴァの目的は他のコアメダルを取り込むというリスクを回避し、大量のセルメダルを吸収する事で自分を強化することだった。ウヴァさんキリギリスじゃなくてアリだったんすね。
 アゲハヤミーとセルメダル強化ウヴァに苦しめられるオーズとバースだが、タジャドルコンボでアゲハヤミーを撃退、次はウヴァ、というところで、突然飛来した紫のメダルが映司の身体に飛び込み、変身が解けてしまう。
 飛び込んできたメダルは、真木が持ち去った未知のグリードのもの。安定した十枚揃った状態で保管されていたのを、その中からメダルを奪ってしまったため活性化したのだが、何故グリード化せず、映司の身体に? 予告では「人間がグリードになる」と不吉なことを言っていたけど。
 意識不明に陥った映司にその過去の秘密と、新しい最強フォーム登場なのになんか不穏な雰囲気が満ちてますなぁ。

[映画][アニメ] クレヨンしんちゃん劇場版 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

 恒例のクレしん映画。今回はスパイもの。
 ある日、落ちていたアクション仮面マスクをかぶったしんのすけ。そこにアクション仮面の映像が流れ、しんのすけをアクション仮面を支える正義のスパイに採用するという。大喜びするしんのすけの前に現れたのは、先輩スパイであるスノモノ・レモン。とある大きな仕事をしんのすけにしてほしい、それをこなせばアクション仮面に会えると言って、しんのすけにスパイの特訓を施す。しかし、しんのすけを誘拐しようとする謎の男達も現れ、事態は妙なきな臭さを帯び始める。
 実はこの一件は、とある国の陰謀であり、レモンもそれに関与していた。
 スパイものだと「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」もあるのだけど、あちらは70年代前後のスパイ映画がベースなのに対し、こちらは近年のM;Iシリーズとかソルトとかのスパイものがベース。もろにM;Iシリーズのパロとかもあるし。
 で、今回のヒロイン、スノモノ・レモンはしんのすけよりちょっと年上で、しんのすけの天然行動にも動じる事なく突っ込みを淡々と入れ続ける、幼いながらも冷静なスパイ。でも、スパイとして厳しく教育されたため、一般常識や家族団欒というものにうとい面もある。
 そのレモンが、無邪気にアクション仮面に会えるとはしゃぎながらも頑張るしんのすけや、自分の知らない親子関係を見せる野原家に心を動かされていく。
 このレモンが次第にスパイとしての使命と、そのことでしか両親との関係がないことに疑問を抱き、しんのすけに心を開いていくのだけど、作中で二回だけ、笑顔を見せる。そのタイミングが実に良いです。
 監督は、「 キルミンずぅ 」などの増井壮一監督。子ども視点というのが何気に上手いよなぁ
 あと、サブキャラで「イツハラさん」というレモンの家に仕える家政婦さんが出てくるのだけど、最初中の人は本人かと思ってました。大原家政婦協会ネタはもちろん、日本昔話ネタも出てきて、かなり良いキャラですw


2011年04月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちっと更新が停滞します

 いえ、トラブルではなく、今回は予定が立て込んでるため。五月から普通に更新できると思います。


2011年04月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 帰ってきました

 けど、何故か疲れがどっと出たので(何もしてないのに)、今日はお休み。