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2013年01月02日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] あけましておめでとうございます。

 元日も明けて二日目ですが。
 とりあえず一日は完全に寝正月。二日目はちょっと自転車で走ってきたけど、二十キロも走ってないからなぁ。徐々に走りこんどかないと。
 まあ、正月は出歩く予定もないのでDVD借りたりで映画見たりとかしてますが。飽きてきたので、明日外に映画見に行こうかなぁ。まあ、そんなこんなでいつもどおりの正月で。今年もよろしくお願いします。


2013年01月05日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 幾つか見てきたんですが

 特にメモしておきたいのは「 ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ 」。2010年にこの世を去った「100万回生きたねこ」の作者、佐野洋子氏に関するドキュメント。特に氏の最も有名で今も読まれている絵本「100万回生きたねこ」にある孤独と、そこに描かれている愛に深く共感する読者、そしてそこに込められている作者の想いを、それぞれのインタビューで描こうとしてる。
 しかし、このドキュメンタリー映画の特異なところは、肝心の佐野洋子氏の存命中の顔が一度も映らないこと。それもそのはず、「顔は写さない」という条件で、作者の取材許可が降りたから。顔の映らないまま、淡々と語られる作者の声は、人生に対するある種の諦観、そして同作にことさらな特別の思い入れはない、という事を語る。でも、特別に込めたものはなくとも、作者の普遍的な思想はそこに確実に反映されていて、それは、作者の過去、生まれ育った北京の家、幼い頃亡くなった兄、エッセイで語られる死と生のこと、そして、生きることの意味についてのことで、浮き彫りにされようとする。
 言葉にすると合ってるような、何か違うような気がするんだけど、でもそこに込められた生きることの孤独が、多くの人の共感を得ているのは間違い無いと思う。その孤独故に、多くの人がこの本に寄り添うというのは、何か皮肉めいたものも感じないではないが。

 他には正月対策に借りてた「江分利満氏の優雅な生活」「ホット・ファズ」「戦略大作戦」。いや、最後のは明らかにがルパンの影響でまた見たくなりましたすいませんですごめんなさいはい。
 「江分利満氏」は、岡本喜八作品なんだけど予定してた監督が急逝したため急遽ピンチヒッターで撮ったもの。小市民がひょんなことからエッセイで直木賞を取ってしまうまでの姿を面白おかしく撮った喜劇……のはずなんだけど、最後の20分間、戦時中から戦後を経験した男の延々と続く管巻きになってる。戦争への強い忌避感は、原作者の山口瞳氏の強い主張でもあるのだけど、これは岡本喜八が入れた、最初の脚本にはなかった下りらしい。おかげで当時の喜劇映画にはない一種独特の雰囲気を持った映画にはなったけど、これじゃあ売れないだろうし、そりゃ上層部に怒られるわな……
 後の二作も、機会があればいずれ。


2013年01月06日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#45とウィザード#17

  ゴーバスターズ #45「謹賀新年 小さな強敵、再び」。復活メサイアを倒し、エンターもエスケイプも姿を消したが、メサイアカードの残りも不明で気が抜けないゴーバスターズ。新年早々バグラーたちが出現するが、あっという間に蹴散らしてしまう。しかしバグラーたちは密かにエスケイプのタブレットを回収していた。
 そんな時、ゴリサキが「大事な勝負の日なんだ」と言ってリュウジを連れ出す。どうやらリュウジにお見合い話しが持ち上がってるらしい。同じ頃、ヒロムに新年の挨拶をしていたリカが挨拶もそこそこに「今日は大事な勝負の日なの」と言ったことから、リカもお見合いなんじゃないかと気もそぞろではなく、結局正月休みのバスターズ全員が変装してリュウジとリカの後を付けるのだが……

 メサイアを倒し、いよいよ最終展開、というか、のっけから閑話休題エピソードなんですが……リュウジとリカのお見合いが心配で後を付けるメンバーたち。「二人がお見合いするんでは?」という疑問は早々に解けるのだけど、案の定心配し過ぎたメンバーが頓珍漢に過保護な方向に。
 しかも、エネトロン消費反応があったのをリュウジのためにと隠そうとしてまた右往左往。
 それで現れたメタロイドは出店の磯辺焼きがバグラーたちのミスでメタロイド化したモチロイド……って、ケシゴムロイドのリペイントやん! 小さすぎて気付かれないというパターンは同じなのだけど、それにリュウジのお見合いが絡んでのドタバタに。
 今回のモチロイドは火で膨らむと巨大化するので一応等身大の戦闘があったのだけど、まあ、情けない負け方には違いなく。
 今回は正月ということで特別にバスタービート・オン・ライオートライクが披露。まあ、一応サイズ的にはエースとコンパチだしね。
 そして今回はさておいて次回からは本当に最終局面。エンターとエスケイプが復活して、どうもエンターの中のメサイアカードが活性化するらしい。エンターがメサイアになるのかね?
 それと、新番宣伝で次のスーパー戦隊「キョウリュウジャー」がお目見え。ジュウレンジャー、アバレンジャーに続いて三番目の恐竜モチーフ戦隊なんだけど、ティラノの造形にもろにその当時の恐竜感が出てるよね。


  仮面ライダーウィザード #17「もう一人の魔法使い」。正月早々、餅の食い過ぎで苦しむ瞬平。魔法でなんとかしてという彼に、晴人は「病気や怪我を治す魔法なんてない」と一蹴。そんな時、ファントムに腹ペコの青年が襲われる。さっそく駆けつけてウィザードに変身する晴人だが、青年の様子が変。ファントムやウィザードに驚くどころか、食事の邪魔をされたと憤慨しだしたのだ。かまってる暇はないと凛子と瞬平に青年を任せ、マンティコア・ファントムをおびき出して戦うウィザード。しかし、最後のとどめを刺そうとした瞬間、隙を突いてマンティコアの尻尾の針が……マンティコアの必殺武器・サソリの尻尾の毒に、晴人は侵してされてまい、高笑いして去っていくマンティコアを追いかけられないどころかなんとか面影堂に戻るのがやっとという状態に。しかも、毒は変身を解いても晴人を蝕み続けていた……
 一方、瞬平たちは保護した青年を食事の邪魔をしたお詫びにとワゴンのドーナツ屋に連れて行っておごるが、ドーナツを目の前に、青年はやおらマヨネーズのボトルを取り出し、ドーナツの上にたっぷりと……重度のマヨラーらしい青年はそのドーナツを美味しそうに食べるが、マスターたちが大騒ぎしてるのをよそ目に立ち去ってしまう。だが、たらふくドーナツを平らげたはずの青年は、何故か「やっぱり餓死しそうだ」と呟いたのを凛子が耳にし、首をかしげる。

 二号ライダー登場。要所要所で一話完結を入れてくるのね、このシリーズ。
 二号ライダー・ビーストである仁藤功介は、飄々とした晴人と違い、危機的状況を認識しても「ピンチはチャンス」とまったく絶望しそうにないノリの軽いタイプ。しかもマヨネーズこそ至高の食品と豪語する重度のマヨラーで、誤解を解こうとする晴人の話を聞かない。根本的には人好きのする、イイヤツっぽくはあるんだけど……
 その彼が変身するビーストは、動物モチーフの指輪を使うタイプ。ウィザードのように全身が変わるわけではなく、右肩のパッドとマントだけが変わり、それにより色んな能力を使いこなすらしいけど、透明化やウィザードには出来ない治癒の魔法を使ったりと、ピンポイントながら使い勝手の良い魔法が多いっぽい。
 そんな彼は、どうも晴人のようにファントムになり損なってベルトでファントムの力を引き出せるわけではなく、古の力により(否応なく)変身できるようになってしまい、そのベルトか何かに封じられたファントムのためにファントムを倒して魔力を吸収し続けないといけないらしい。ウィザードも同じタイプと勘違いして一方的にライバル宣言して去ってしまうのだけど……憎めないタイプだけど、ちゃんと話に絡んで来るのかしらん?
 晴人も「自分がいなくてもファントムを倒せる奴がいる」ってことで絶望でもするかと思ったけど、いつもどおりっぽい感じ。うーん、ちょっとだけ肩透かし。晴人の飄々とした態度が崩れるところを見てみたかったのに。


2013年01月08日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 2013年春季新番組(地方民 最新放送・配信版)

 まあ、もう始まってるものもありますが。 こちら を参考にさせていただきました。


開始日
放送局備考
・僕の妹は「大坂おかん」12/22(土)13:00ニコ動
・ぷちます!1/1(火)0:00ニコ動一日のみの配信
・ヤマノススメ1/3(木)10:00ニコ動
・まんがーる!1/3(木)10:00ニコ動
・あいまいみー1/3(木)10:00ニコ動
・D.C.III〜ダ・カーポIII〜1/6(日)0:30BS11
・キューティクル探偵因幡1/8(火)24:30BS11
・戦勇1/8(火)1:40ニコ動
・ラブライブ!1/8(火)24:00BS11
・AMNESIA1/9(水)24:00BS11
・GJ部1/9(水)25:29日テレOD
・GDGD妖精s第二期1/9(水)ニコ動
・閃乱カグラ1/10(木)24:00BS11
・俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる1/11(金)0:30ニコ動
・まおゆう魔王勇者1/11(金)23:30ニコ動等
・みなみけただいま1/11(金)23:00BS11
・AKB0048 next stage1/11(金)23:30BS11
・ちはやふる21/11(金)日テレOD日テレオンデマンドの見逃し配信
・八犬伝 東方八犬異聞1/12(土)23:00BS11
・THE UNLIMITED 兵部京介1/12(土)23:00ニコ動
・ビビッドレッド・オペレーション1/12(土)24:00BS-TBS
・琴浦さん1/12(土)23:30ニコ動
・たまこまーけっと1/13(日)24:00BS11
・問題児たちが異世界から来るそうですよ?1/14(月)26:00TwellV
・僕は友達が少ないNEXT1/19(土)25:30BS-TBS
・ささみさん@がんばらない1/19(土)25:00BS-TBS

 BS11の頑張りぶりがすごいですな。あとはニコ動でほとんどまかなえる勢い。BS-TBSも一時期一ヶ月以上遅れだったのが信じられない環境の改善ぶり。社会の変化を感じますなー。


2013年01月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ジョジョ#13とラブライブ!とキューティクル探偵因幡とあとなんか。

  ジョジョの奇妙な冒険 #13「JOJO vs. 究極生物」。ついにサンタナ戦。「ハッピーうれピーよろピくね」はのりピー的な意味でどうかと思ったけどしっかりやったwwww なんかラップ調になってたけどwwwww
 身体がひしゃげたり身体を切断したりと、結構刺激的なシーンが多いけどもほとんど省略せずにやってるところが愛ですな。そして、シュトロハイムの世界一ィィィィィィィィ!な勇姿! でも、なんかシュトロハイム良い人っぽくなってるけど、捕虜と称して現地民を大量殺戮してたの忘れちゃダメだよ?w
 そして次回はついにシーザー登場! こりゃ盛り上がるなという方が無理ですぜ。

 その他、新番組。
  ラブライブ! 。なんかけいおん!っぽいかと思ったら、なんか妙なノリ。でもテンポはメチャクチャ良い! 学園アイドルが全盛で各校生徒集めにアイドルを活用してる世界で、廃校の危機にさらされた音ノ木坂学院を救うために主人公たちがアイドルを目指す、という設定。アイドルもの+学園ものってことで、アイカツ!と似たような感じではあるかも。原作は「電撃G'sマガジン」の読者企画らしいけど、さすがにシスター・プリンセスとかHAPPY★LESSONとかみたいなぶっ飛んだ設定ではないよね……多分。
  キューティクル探偵因幡 。髪の毛フェチな狼男探偵とその周囲の変態が巻き起こす騒動のギャグアニメ。なんというか、変態だらけすぎてどこから突っ込めばいいのか……とりあえずノリが肌に合えば、ノリだけで見流すタイプかと。
  GJ部 。ラノベ原作の、ひたすら部室でダラダラする部活動の日常物。原作新木伸って、確か、シリアスなラノベも書いてたよね……うーん。
 これもノリが会うかどうか次第だけど、BGV化できれば見続けるだろうけど、どうなのかなぁ……
 その他、ショートアニメ群。
 「僕の妹は「大阪おかん」」は「大阪おかん」の生態を面白おかしく解説した本が原作のフラッシュアニメ。キャラはオリジナルだけど。GDGD妖精sのスタッフが作ったということで、まあ、省力アニメなんだけどボケと突っ込みが定番で安定して見られそう。
 「ぷちます!」は「アイドルマスター」のスピンオフもの。4クール分放映するらしい。これって3DCGだよね? 毎日更新なので、なんか見逃しそう……
 「まんがーる!」はマンガ雑誌編集部を舞台にしたコメディ。ダメダメな編集長と曲者ぞろいの編集者ということで、定番の構図なのかな。
 「ヤマノススメ」はアウトドアものだけど、テントが出てきたくらいで、まだ全然山にのぼってない……製作がA-1 Picturesだけあって、クォリティは安定。
 「戦勇」はヤマカン監督の最新作。OPがJAM PROJECTってのは、明らかに狙ってるよねw 面白くなるかは様子見。下手にシリアスに行かずこのノリの方がいいのかな?
 「GDGD妖精s」。ある意味今期の本命w まあ、相変わらずのぐだぽよぶりです。適当でいい加減なノリを楽しめばいいかと。


2013年01月12日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 閃乱カグラと俺修羅とみなみけただいまとAKB0048 NEXT STAGEとまおゆう

  閃乱カグラ 。3DSの立体視機能をフルに変態方向に振り向けたアクションゲームのアニメ化。「爆乳ハイパーバトル新作」ってコピーだけども、新作も何も、そんなジャンルがあったのか……普通の高校生を装いながら忍者としての特別学科で修行する少女たちの秘伝書をめぐっての爆乳ハイパーバトル……なのだけど、まあ単純に今期の肌色枠その一ですわな。

  俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる 。とある事情から恋愛沙汰を毛嫌いし、医学部に進むために猛勉強にあけくれる主人公。しかしクラスに転入したばかりの美少女から突如告白を受ける。実は彼女は外面はいいが超絶腹黒で、主人公に告白したのもうっとうしい告白から逃れるため。弱みを握られ「偽カップル」として振る舞うよう強いられるのだが、かねてから彼に想いを寄せていた幼馴染が事あるごとに彼女に突っかかる、というある意味わかりやすい設定。なんかいろいろ微妙に混ざってる気もするのが気になりますが……料理の仕方次第かなぁ。様子見。

  みなみけただいま 。みなみけ第三……もとい、第四期。キャストなどはもちろんそのまま、監督は、今回は「にゃんこい!」などの川口敬一郎氏。日常物が得意だから、今回は安心して見られるかな。「おかえり」は原作ストックの都合もあって第一期との重複ネタも多かったけど、充電期間も十分で今回は新ネタ中心かな?

  AKB0048 NEXT STAGE 。賞味期限が切れるのが早いか最終回を無事迎えるのが早いかのチキンレースなシリーズの第二期。選挙とか、生臭いことやってるなぁ、というか……芸能とかそっちのけで内輪のセンター争いがメインになりそうな。これはこれでAKBネタとしては正しいんだろうけど……

  まおゆう魔王勇者 。なんというか……予測はしてたけど、これはかなり見るのがつらい。元々SSスレのパターンの一つ(RPG的世界で魔王と勇者の決戦前の会話のパロディ)が元なのだけど、ノリとか受けとかで話を続けていくものなので、キャラやら理屈付けやらが実際のトコロかなり破綻してる。小説化した時にそこを直せればよかったのだろうけど、アニメを見る限り、直せなかったのだろうな……色々突っ込むのは野暮なのでやめておくけど、ただ一点だけ、富の再配分についての魔王のご高説部分は行き当たりばったりの衒学的ハッタリにしてもメチャクチャすぎる。せめてそこだけは直して欲しかった。


2013年01月13日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#46とウィザード#18

  ゴーバスターズ #46「新たな融合と熱暴走!」。メサイアカードも残り一枚になり、ヴァグラスたちの活動も影を潜め、リュウジは戦いの後のことを考え、ヨーコの進路をしきりに気にする。だが、それが逆に過干渉になりヨーコに嫌われ、落ち込んでしまうことに……そんな時、新たなエネトロン流出反応があり、駆けつけるが、そこはいつもと違う森の中。リュウジはそのことに気づきいつも人工物のある街中ばかりだったのにと不審がるが、そこに消滅したと思われたエンターとエスケイプが出現。だが、エスケイプの様子が以前と違っていた。

 やっぱり生きていたエンターとエスケイプ。けど、エンターもエスケイプも何か様子が違う。特にエスケイプはゴーバスターズにまったく見覚えがない様子で、最初に登場したばかりのよう。無機質に戦いを求めるエスケイプによって熱暴走してしまったリュウジは、エスケイプもろとも橋から落ち川に流されてしまう。
 エスケイプにより強制的に暴走させられ続けるリュウジを助けようとするヨーコたちだけど、近づくことすら出来ない。しかし、13年前からずっとそばにいて自分を見守ってくれたリュウジのため、ヨーコは捨て身でリュウジもろとも海に飛び込む。リア充爆発しろ! まあ、完璧に保護者と被保護者の愛情なのでリア充とは言いがたいですが……あと、みんなから「やっぱりちょっとウザい」って言われてるけど。リュウジ、13年間一番頑張ってきたのに、報われないなぁ。
 エスケイプもライオバスターで倒すのだけど、エンターは目の前でJのクワガタからクワガタロイドを生成。のみならず、手にした花からエスケイプを復活、というより再生成する。以前のエスケイプは、あのメサイアゾードと一緒に消滅してたのか。
 エンターはメサイアとしての力をつけ、今までメタロイドにできなかった自然物までメタロイド化できるように。つまり、地球全体を取り込むことも可能だということ?
 ヤバイことになった上に次回はヒロムのウィークポイントがばれてしまう。いや、今までよくバレなかったと思うけど。


  仮面ライダーウィザード #18「魔力が食事」。新たな魔法使いビーストこと仁藤の出現に引っ掻き回される面影堂の面々。マヨラーでノリと気が良さそうで助けてはもらったけど、人の話は聞かない。晴人の負担が減るのか、それとも邪魔をするのか……ひとまずもっと彼のことを知ろうと話を聞くことに。
 ウィザードもファントムの魔力を必要としてるという誤解を解きつつ、仁藤がかつて古代遺跡で見つけた指輪とベルトでビーストになったこと、ベルトに封じられていたキマイラファントムの力を使い魔法を使えるようになった代わり、キマイラに魔力を与え続けねば仁藤の命が奪われることを、悲壮感の欠片もなく語られる。
 あっけらかんとした仁藤にあっけにとられる晴人たちだったが、仁藤がファントムの魔力がなければ死んでしまうことは事実。敵ではないながらも味方とも言い切れない状況を確認しただけに終わってしまう。
 しかし、その仁藤に目をつけたのはメデューサ。メデューサは自分から仁藤の前に姿を現すと、ウィザードがファントムの魔力を必要としないというのは嘘だと吹き込み、もし協力すればゲートの中のファントムを供給し続けると約束をする。
 ゲートが絶望することでファントムが生まれるということを知らない仁藤は、その話にあっさり騙され、絵描きの及川を襲うヒドラファントムを倒そうとしていたウィザードを邪魔し、逆に倒そうとする。

 ビーストこと仁藤は確かに強いけど、どうにも人の話を最後まで聞かない困った性格。キマイラはほとんど何も教えてくれなかったらしく、ゲートのことすらも何も知らなかったのだけど、「ファントムはゲートを狙う」と中途半端な知識だけ得て、それが何故かを理解せずにゲートは単にファントムをおびき寄せるエサだと考えてしまう。こんなんでよく考古学とかやってたなオイ。
 そこをメデューサにつけこまれるのだけど、やっぱり中途半端な誤解でいろいろ面倒くさい感じに……悪いやつではないんだろうけど、人のために、ってタイプでもないので、誤解が解けてもまっとうな共闘はしばらく無理か。
 それと今回はもう一人、ファントムらしい人物が……コヨミの前に現れ、危害を加えるでもなく黄色の魔法石を渡して去っていく。魔法石はワイズマンが生み出すらしいから、彼はワイズマンの使いってことなんだろうけど、ワイズマンの意図と、白い魔法使いの関係がより一層わからんことに……
 それにしても今回のゲートがマジ空気なのが、ちとかわいそうな気が……


2013年01月14日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガードアジアサーキット最終回とリンクジョーカー#1

  アジアサーキット 最終回。ヴォイドの力に飲まれた蒼龍レオンとの決戦。お互いサイクォリア使いである戦いだけど、この場合の定番、「よりカードと共鳴した者の勝ち」のセオリー通り、ロイヤルパラディンを取り戻す旅でより強い絆を結んだゴールドパラディン、そして駆けつけたブラスターブレードの力もあり、完全に闇に飲まれかけたレオンを倒す。まあ、結果的には結局クロスライドで勝つんだけどね?
 尖兵である蒼龍レオンの支配を失ったヴォイドは全クランの戦士たちの力で撃退、惑星クレイは救われ、後日正式に開催されたVFサーキット決勝でもチームQ4が優勝する。
 結局立凪タクトは何者か(ブロンドエイゼル?)に憑依されてたようで、これまでの記憶はすべてないよう。
 結局、ロイヤルパラディンを取り戻すためのアイチの旅だったのだけど、ロイヤルパラディンからの自立、という形で一応成長ものにもなってるのだよな。まあ、販促の都合上新クランに変更させたという見方もアリですが。
 心の支えであったブラスターブレードも金色パーツが増えて「ブラスターブレード・リベレーター」としてゴールドパラディンに加わったみたいだし、一応これまでを踏まえての成長、ということでいいのかな。
 でも、惑星クレイの危機を救って、次はどうするんだ、と思ったら、次は学園もの?

 と、いうわけで新シリーズ リンクジョーカー編 。VFサーキットも終わり、時は過ぎてミサキと同じ高校に通うようになった先導アイチ。しかし進学校ではカードファイトをする者もおらず、クラスでも浮き気味。そんなアイチを冷めた目で見ていた同級生の石田ナオキは、放課後アイチが楽しそうに何処かに行くのに興味を惹かれ、跡をつける。すると、そこにはカードキャピタルで学校とは打って変わって生き生きとしたアイチの姿が……
 世界を救った戦いの後で部活、というのも拍子抜けだけど、趣味をする際に一番重要なのは周囲の理解なので、案外といい展開かも。
 今回はアイチが素人のナオキを手ほどきしていくという形でゲームの導入を説明。部活ものの定番は、部員が五人必要なのがもっぱらなのだけど、アイチ、ミサキ、ナオキの他、もう一人男子生徒と、何故かコーリンが転入してくるらしい。つか、コーリン、15歳って、バイクに乗ってただろう……
 メインのメンツが入れ替わって、これまでのキャラはどうなるのかと思ったけど、OPを見る限りちゃんと出番はあるよう。カムイはとりあえずチーム男前に加入か?


2013年01月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] AMNESIAとちはやふる2とビビッドレッド・オペレーションと琴浦さん

  AMNESIA 。主人公(乙女)がいきなり記憶喪失を自覚するも、バイト中、というところから始まる。例によって美少年・美青年たちが親しげに話しかけ様子が違う主人公を気遣うのだけど、主人公は彼らのことがわからない。しかも精霊を自称する彼女にしか見えない少年が、「記憶が無いのをバレないようにして」と言い……
 いかにもゲームっぽいシチュエーションだな、と思ったら、案の定原作はPS3の乙女ゲー。シチュエーション的には面白げ。ただ、この場合、ひと通りの検査が済んだら入院じゃなく通院になると思うから、オリオン(精霊)の助言って意味あるのか……? まあ、そういう野暮天なツッコミはともかく、いかんせん乙女ゲー原作モノは、やはりちときついのだよな……

  ちはやふる2 。2年に進級し、新一年生に対し競技かるた部をアピール。目論見通り太一目当ての新入生が殺到するが、千早の期待に反し、競技かるたとは縁遠い、軽い気持ちで見学に来た女子ばかり。その中に、やはり太一目当てでかるた部に来た花野菫がいて、容姿に恵まれた千早をやたらと敵視する。
 期待の新入生到来、なのだけど、案の定競技かるたなんてマイナージャンルに来るのは、奏の戦略で太一に釣られてきたミーハー女子ばかり(一名のみ例外)。当然千早が空回りするのだけど、その事態は千早と新入生との間のギャップのみでなく、千早とかるた部部員それぞれとのギャップを明らかにする。
 都大会、千早の女王戦、太一のA級進級の上に新入生育成までこなさいといけない状況で、千早は例によってタフというかめげないというか、本当に全部こなせるのかな、と。千早の頑張りだけじゃなく、周囲の頑張りの部分も大きいので、どう転んでもそれぞれの成長になるだろうけど。周千早もりに気を配ってばかりの太一に、自分のことを大事にするように促したり、成長はしてるし。あとは、菫ともう一人の男子の新入部員がどう動くか、なのか?

  ビビッドレッド・オペレーション 。「示現エンジン」の発明によりエネルギー問題が解決した未来。エンジンの開発者健次郎を祖父に持つあかねは、妹と共に伊豆大島で暮らしていた。すべてが上手く行った平和な世界、と思っていた矢先、謎の敵が出現、大島へと進攻してくる。通常兵器がまったく通じない敵に、祖父・健次郎はあかねが着用できるパレットスーツのみが人類の希望だと言い……
 監督が「ストライクウィッチーズ」の人なので、それの延長線上。軍事ネタではなく、変身魔法少女もの、だよなぁ……祖父がスゴイ科学者とか、お約束のネタてんこ盛りで、いかにも邪道な王道という感じ。
 ここまではっきりと王道なネタを詰め込むからには、後の展開に自信があるってことなんだろうけど、今のところ事前情報ではそれは見えてこない。作画等はかなり力が入ってる。とりあえず様子見かなぁ。
 あと、ビビッドレッドって、赤ブルマのことかよ。

  琴浦さん 。生まれつき人の心が読める能力を持った少女・琴浦春香は、そのせいで家庭は崩壊、友人も遠ざかり、誰にも心を開かないで過ごしてきた。やっぱりなにも期待しないで転校してきた学校で、常日頃からエロなことしか考えない男の子・真鍋義久と出会う。最初は傷つくことを恐れ、真鍋を遠ざけようとしていた春香だったが、裏表なく(エロいことばっかり考え)、春香の力を知っても邪心なく近づいてくる彼に、次第に惹かれていく。
 タイトルからしてほのぼの日常系コメディ、と思いきや、のっけにかなりヘヴィな展開。彼女のことを受け入れ、気をつけていたら避けられた悲劇なのかもしれないけど、誰にでも裏表は隠したいものだものなぁ。
 前半目一杯使って家庭崩壊、周囲から人は離れ、内心では「嘘つき」「化け物」呼ばわり。誰にも心を許さず、人を見下したような態度しか取れなくなっていたところで、いきなり真鍋の妄想が……いや、あの妄想どうよ?
 前半はひたすらきつい展開だったのが、それが一気にすっとびましたわ。
 ただ、このきつい展開は前提として必要なものだったのだろうな。誰も信じられない、誰にも心を開けない中で出会った、心を開ける仲間、そして好きな人、という展開の。
 今期の伏兵ですね。とりあえず この人 を見てほのぼのしてみるといいと思いますw


2013年01月17日(木) 旧暦 [n年日記]

たまこまーけっとと問題児がなんとか

   文章タイトルラノベはウリがある意味わかりやすいのかもしれないけど打つのが面倒なので少しは自重していただきたいところです。
  たまこまーけっと 。「うさぎ山商店街」にあるもち屋の娘・北白川たまこは、もち屋にとって一番の書き入れ時の大晦日が誕生日。毎年あわただしく新年を迎え誕生日を忘れられてしまうたまこを、今年こそは祝おうと商売敵の家ながら幼馴染の大路もち蔵はじめ商店街の人々はこっそり準備を行う。ところが、言葉をしゃべる変なトリが北白川家に迷い込んでしまい……
 今期の京アニ枠。商店街の立て直しものか? と思ったら、特にそういうこともなく商店街を舞台にしたほのぼの日常もの?
 些細な日常の人間関係が一族の王子を探しに来たという変なトリ、デラ・モチマッヅィの出現に引っ掻き回されるのだろうけど、初回はひたすらほのぼのでまずまず? それにしても、塩沢兼人亡き後、この手のゴージャス形お耽美声は山崎たくみの独壇場だなぁ……

  問題児たちが異世界から来るそうですよ? 。心体共に人並み外れた能力を持つがゆえに日常に退屈していた逆廻十六夜。そんな彼の元に、誰が差し出したとも知れない手紙が……うんざりした日常を打破してくれるという予感を覚え手紙を開くと、いつの間にか彼は異世界に。そこには彼同様、人並み外れた能力ゆえに周囲から浮いていた二人の少女がおり、そんな彼らの前に「案内役」を名乗るバニーガール姿の少女「黒ウサギ」が現れる。自分で彼らを呼び出しておきながら予想外の能力の高さにビビり気味な彼女の言うには、この世界では「ギフト」を賞品としたゲームによる勝負がすべてを支配する世界だと聞かされ、十六夜はこれこそ退屈を埋め合わせてくれるものと予感、積極的にゲームに関わろうとする。だが、実は黒ウサギには彼らに隠してる本当の目的があった。
 異世界召喚モノなんだけど、何の力もない少年(少女)が召喚されて不思議な力を身につけたり身につけなかったりしながら異世界を救う、という定番パターンとは違い、呼び出される主人公たちがもうすでにレベルMAX状態なこと。で、黒ウサギの本当の目的は彼らの力を借りて、落ち目な自分たちのコミュニティを立て直してもらうこと。コミュニティが落ち目になった事情とかいろいろあるようだけど、その辺次第かなぁ。あと、主人公がその能力ゆえに超絶上から目線なんだけど、その辺もどんなふうに料理してくのか。


2013年01月21日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#47とウィザード#19

  ゴーバスターズ #47「リセットとバックアップ」。ヒロムたちの前でクワガタロイドとエスケイプを創りだしたエンター。エンターは自分自身の中にメサイアを取り込み、新たなメサイアになったのだ。いずれは人間も取り込めるようになると言うエンターは、ヒロムたちではもう勝負にならないと言い、ヒロムのウィークポイントを口にする。「ニワトリ」というウィークポイントがいつの間にバレたのか、驚愕する一同だったが、とりあえず退散。しかし弱点がバレてしまっては、ヒロムはヴァグラスと戦えない。そのため、ニワトリをどうにか克服しようと特訓するのだが……

 ただメサイアの力を手に入れただけでなく、エスケイプを何度も創りだしたり生物を融合したりと、パワーアップしているエンター。しかも、さまざまなデータを取り込んだせいか、「人間」に対しなみなみならぬこだわりを持ってしまったよう。エスケイプもデータをいじり従順に作りなおしたが、そのことに物足りなさといらだちさえ覚える。自分でやったのに勝手だなぁ。
 ~どうやらエンターは自分たちのデータをどこかにバックアップしてるらしいのだが、それよりまずはヒロムのウィークポイントの克服。でも当然そんな簡単に上手くいかず……
 でも、ヴァグラスとの戦いを止めるわけにはいかないヒロムは別の方法で解決をする。それは、ニワトリを見てフリーズしたらヒロムを攻撃して再起動させること。って、壊れたテレビかよ!
 仲間の助けを得てウィークポイントを克服?したヒロムたちだけど、その後、エンターから衝撃的な事実を知らされる。それは、エンターのバックアップはヒロムの中にあるということ。それだからヒロムのウィークポイントを知ってた? つか、一体いつの間に?
 このままだと、ヒロムが生きてる限りエンターを倒せないことになるけど……どうするの?


  仮面ライダーウィザード #19「今日の命、明日の命」。ウィザードが自分の獲物を横取りしようとしてると勘違いした仁藤はウィザード、ヒドラファントムと三つ巴の戦いを繰り広げた挙句、狙われているゲート、及川をさらって逃げ出してしまう。仁藤は直接及川のファントムを奪おうとするが、その方法がわからない。及川もファントムの話をされても荒唐無稽すぎ、信じずに帰ってしまう。
 仕方なしに及川についていった仁藤は、及川が妻を亡くし一人暮らしであること、それ以来絵を描けなくなってしまったこと、そして最後に描いた妻の絵だけが心の支えであることを知る。
 晴人たちも及川の自宅を知って訪れ、及川に事情を説明するが、ファントムはゲートが絶望することでゲートを殺して誕生すると知った仁藤は言葉を失う。ファントムがいなければ自分が死んでしまうが、そのファントムはゲートの犠牲により生まれる……悩む仁藤に、晴人は「明日の命より今日の命だ」と言うが……

 勘違いライダー、ビーストだけど、さんざんお騒がせをした挙句、ようやくファントム誕生の真相を知る。知らないのは無理もないだろうけど、それにしても人の話を聞かない……
 結構ノンキしてた仁藤も、ファントムはゲートの犠牲で誕生すると知って自分の命とゲートの命との天秤に結構マジに悩む。まあ、人の話を聞かないといっても基本、人の苦しんでるのを黙ってみてられる性格ではないので、結局及川を見捨てられず助けに入る。でも、及川の希望である妻の肖像画を破壊され、ファントムが誕生しそうになってしまう。ヒドラに手こずってアンダーワールドに行けないウィザードに代わってビーストが及川のアンダーワールドへ。今回の巨大ファントムはバンダースナッチ。「ふしぎの国のアリス」の中の容姿不明の化け物ですな。キマイラはドラゴンみたいなギミックはないのか。残念。
 ウィザードも前回ファントムがコヨミに渡した魔法石でランドドラゴンに。そして、ドラゴンクロウのスペシャルリングも。ただ、パワーアップしたウィザードを見て「もう引き返せない」とほくそ笑む例の青年姿のファントム……ドラゴンの力を引き出せば引き出すほどファントムに近づくってこと? そうだとして、ワイズマンの目的って結局何?
 仁藤も、瞬平の「ウィザードがキマイラファントムを倒せばいいんでは?」というアイデアを何故か拒絶。そもそも仁藤自身のファントムじゃないからそれで行けるのかわからないけど、なんで拒絶したんだろう? 凛子から晴人が自分を犠牲にしてゲートを助けようとしてると聞いたから、それが影響したのかな? 瞬平が珍しくいいアイデアを出したのに……
 次回は「近づく真相」だけど、真相って何の? ファントムの? ウィザードの?


2013年01月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] はがないNEXTとささみさん@がんばらないとリンクジョーカー#2

  僕は友達が少ないNEXT 。個性的な非リア充な面々が集う「友達を作るのが目的」の部活「隣人部」で繰り広げるドタバタラノベの第二期。原作の人気の割りにはちょっと第二期決定が遅かったかなというのと、監督変更とか(それ自体は珍しくはないんだけど)、キャラクターデザインがちょっと変更になったりとか、「ん?」と思う部分もあったり。話自体は夜空が髪を切った後+一期でやらなかったエピソードか。まあ、前期でパターンは確立してるので、様子見か。


  ささみさん@がんばらない 。「狂乱家族日記」以来の日日日原作の、うら若き青春を部屋に引きこもったまま過ごす少女月読鎖々美と、異常なまでに彼を溺愛する兄神臣の繰り広げる非日常的日常のスラップスティック。神臣の声がほーちゅーさんなんで、お兄ちゃんというよりおじいちゃんでも不思議はないんですが……週刊少年サンデーで先行でコミック化が連載されてるのでいろいろネタは割れてるんだけど、とりあえず様子見。新房演出も見づらくて見難くなるギリギリの相変わらずの職人技。


  カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #2。宮地学園の高等部に進学したアイチのクラスに、なんとアイドルグループ「ウルトラレア」のコーリンが転入してくる。ただでも初日から浮いていたアイチは、アイドルと知り合いというのでさらに悪目立ちしてしまうことに。ナオキもヴァンガードのことでアイチに話しかけようとするがコーリン目当てのクラスメイトに質問攻めにあっているアイチに話しかける機会を失ってしまう。
 カードキャッスルでもその話題で持ちきりになるが、コーリンに会いたいと歯噛みする森川に、井崎が「アイチの学校にもカードファイト部があれば交流試合という名目で会いに行けるのに、と言ったことから、アイチは自分でカードファイト部を立ち上げる決意をする。
 ところが、それを知ったコーリンが早速部員一号に入部、コーリン目当てで入部希望者が殺到するが、コーリンは弱気なアイチに代わって部を仕切りだし、「自分かアイチと勝負して勝った者でなければ入部は許可しない!」と言い出す。

 コーリン、基本的にはカードファイトが好きなんだろうけど、入部希望者を散々返り討ちにしてから「当面二人でやるしかないわね」と言ってるのは、なんか隣人部の夜空と同じ匂いがする……
 当然ヴァンガードに興味を持ち始めたナオキも入部希望なのだけど、自分目当てでないと察しても容赦しないコーリン。ヤル気を見込んでわざと負けるとかすると思ったら、本気でやるのな。大人げない……
 まあ、初心者丸出しのナオキだけど、運良く大事なタイミングでトリガーが引かれなかったり、たまたま特殊スキルが発動するライドをしたりでコーリンに辛勝。コーリンさん、なんか弱くなってません? つーか、かなりすぐ熱くなる性格ですよね……泣き叫んでスッキリしてみたらいいと思いますよ?
 それにしても立凪タクト、コーリンを高校に行かせるって、何を考えてるんだろう? ブロンドエイゼルが乗り移ってた以外は普通の人間だと思ったんだけど。あと、森川が例によってコーリンに会いたさに「俺は今からアイチのお父さんだ!」と言い出した時(宮地学園は生徒とその父兄以外立ち入りは禁止なため)のミサキの顔が……ヒロインポジションはないってことか?


2013年01月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#48とウィザード#20

  ゴーバスターズ #48「仕掛けられていた罠」。13枚目のメサイアカードはヒロムに仕込まれていた……すべてのメサイアカードのデータを集め、バックアップする13枚目のカードがある限り、エンターは倒されるたびより強くなって復活してしまう。しかし人類の技術ではカードを分離する方法はない……ヒロムが思いつめないよう皆が励ますが、自分が足を引っ張ってると感じたヒロムは、エンターと決着を付けるために仲間に黙って一人で戦いに向かう。
 そしてエンターも、もはやかつてのエスケイプを再生できないことに苛立ちを感じ、従順さを付与した改変を行わず、エスケイプを彼女の行うがままにさせる。暴走し、もはや動物レベルまでも吸収できるようになったエスケイプを止めるためにリュウジたちはヒロムの元へ向かうことが出来ず……

 エンターが明かしたその企みは、ヒロムが死なない限りエンターを消滅させることが出来ないという絶望的な事実を示す。しかも、復活するたびにカードが集め続けるデータを加えてますますエンターは強くなる。エンターもヒロムを殺せないという制約は負うけども、現時点ですでにヒロムではエンターに勝てない。そのためにヒロムが取った行動は、エンターに自爆攻撃を仕掛けるというもの……もろとも自爆し、カードが消滅すればエンターはもう復活できない。それを避けるためには、ヒロムからカードを取り出すしかない。もし作戦が失敗しても、ヒロムごとカードは消滅する……しかし、エンターの力はヒロム渾身の攻撃からヒロム自身を守り切るほどに強くなっていた。もうヒロムが死ぬしか手がない、ことはないと思うけど……
 そして今回退場のエスケイプ。エンターが命じたとおり、「いいもの」になるために無軌道にデータ化し融合を繰り返す。その姿はすでにキメラじみた化け物になってしまっていた。彼女との因縁が深いリュウジは完全に狂ってしまった彼女を見かね、自らの手で幕引きを行う。
 次回はヒロムからカードを取り除くため、一か八かの作戦を行うみたいだけど、予告で言ってた亜空間行きと関係があるのか?


  仮面ライダーウィザード #20「近づく真相」。ある晩、凛子は喧嘩の現場に出くわす。喧嘩というより酔っ払ったサラリーマンたちに因縁をつけた青年が一方的に叩きのめした様子だが、その青年はワイズマンからウィザードへの手出しを禁止されたフェニックスファントムのユウゴだった。
 そんなことがあったと知らない晴人たちは新たにファントムに狙われた主婦の志保を救出、彼女を保護しようとするが、志保は極度のコミュニケーション依存症。夫とは過剰なまでにラブラブだし、時間があれば友達に電話。安全な場所にいなければいけないという晴人や瞬平にも、「友達とのお茶会に遅れるからダメ!」と、かなり状況がわかってないセリフが飛び出す。仕方なしに晴人たちが同行するということでお茶会行きを許可するが、どうも友人たちの様子がおかしい。志保のことをあからさまに無視し、冷たい視線を向ける。傷ついた志保はめげずにダンス教室に向かうが、ダンス教室でも同じことに……それどころか、彼女を励ます瞬平まで突如彼女を突き飛ばし冷たい態度を取る。
 瞬平の様子を見てこれがファントムの仕業によるものと察した晴人は、ファントムを倒し志保を救おうとするが、そのファントム・ベルゼバブは空間を操り、ウィザードの攻撃も、駆けつけたビーストの攻撃もまったく届かない……
 一方、凛子はユーゴの正体を知らず彼のことを捜査するが、彼を知る人々は凛子が見かけたのと真逆の、おとなしい青年だと言うのに首をひねる。

 これまでファントムは「絶対悪」な敵で、その背景が描かれることはなかったけど、今回それっぽい話が。しかも、一番底の浅そうなフェニックス。そのフェニックスが、元は花を愛する心優しい青年だったというのにびっくり。今と真逆じゃん!
 ファントムは元になったゲートとは記憶は引き継いでるもの人格はまったく異なるから違ってても不思議はないけど、記憶は共通してるのになんで人格は変わるんだろう? ゲートに入れ替わる前の記憶とかあるのかな? それにこれまではゲートの記憶が影響してたことはないように思うけど(利用はしてても)、フェニックスが予告で涙を流してたのが気になる。でも凛子がユーゴの正体を察して、ユーゴも凛子が調べてるのに気付いて……もう凛子はゲートじゃないから、イライラの鬱憤ばらしで殺される?(ことはないとは思うけど)
 そして今回のゲートである志保。はっきり言ってウザいw ひたすら馴れ馴れしいのだけど、周りの人間がどんどん冷たい態度になってくのはまじめに考えると結構怖いので、こういうふうにコミカルな方がいいかも。
 それと、今回はからずもフォロー役の凛子と瞬平がちゃんと役割分担してましたな。これまで一緒に行動してたんで凛子の有能さと対比して瞬平のドジぶりばっかりが強調されてたけど、瞬平はあたりが柔らかいし人を思いやる気持ちが強いんで、ファントムに襲われて不安になってるゲートのフォローには適役なんだよなぁ。こういうのをやってくれればいいのに。


2013年01月31日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズムマイディア#42とリンクジョーカー#3

  プリティーリズム マイディアフューチャー #42「宇宙の果てへ Go!スカイハイ」。Prismmy☆も敗れ、ついにPurityのみになってしまったプリティトップ。阿世知社長は彼女らはあくまで預かり物と、これ以上の勝負を放棄、プリティトップを解散しようとする。しかし敗れたとはいえショウとユンスの作ったプリティリメイクの衣装がオリジナルのシンフォニアドレスでは飛べなかったロード・オブ・シンフォニアを飛べたこと、みあたちが最後に残したヒントから、今度こそすべてを取り戻すための勝負をしかけようとする。
 最初は反対していた阿世知も、プリティトップこそがミアたちの帰るべき場所だと信じる彼女らの姿と、親友であるミシルの励ましに、阿世知もこの勝負に賭けることを決意する。

 阿世知欽太郎の野望のため、ほとんど全滅状態になってしまったプリティトップだけど、結局最後に残ったPurityがこれまでの蓄積の上にMARsに勝利する。主人公のライバルチームの方が勝つってのは珍しいけど、各キャラの成長の上でだし、どうもこれで終わりではなさそうだし。欽太郎は一旦手にした勝利をご破算にされたけど、まだ何かを企んでるようで。どうでもいいけどマダム・Kと欽太郎の元夫婦漫才面白いなw
 韓国とのタイアップとか、ゲームのプレミアムアイテムを上手いこと仕込んだり(みあとヘインのシンフォニアドレスはリメイクが反映されてないけど、それがそれっぽい)、そこら辺の制約も上手く組み込んでる感じ。ここから本当のファイナルステージ、という感じか?


  カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #2「狙われたアイドル」。石田ナオキも加え、ついに三人になったカードファイト部。コーリン目当てに入部希望者が勝負を挑んでくるが、かたっぱしからあえなく玉砕。なかなか人数が増えない。
 そんな中、コーリンが事あるごとにどこかから視線を感じるという。アイドル目当てのストーカーかと思ったナオキは「そんな奴はこらしめてやる!」と息を荒くし豪語するが、三人で話すのを見てたまらず出てきた同級生、小茂井シンゴは、「憧れの人」に馴れ馴れしくするナオキに怒りを向け、カード勝負を挑んでくる。

 え〜、のっけからネタばらしですが、シンゴの言う「憧れの人」とは、コーリンのことではなく、アジアサーキット優勝チームリーダーであるアイチのことです。いや、アイチは一期の最初からずっとヒロインだったので全然驚くに当たらないというよりむしろ当然ですが。
 カードファイトに興味のない宮地学院で自分の趣味を周囲に隠してたシンゴは、専門誌も購読し、アイチに強烈な敬意を向けるマニアっぷり。マニアなだけでなく基礎的な実力も十分あり、前回はラッキーでコーリンに勝ったナオキも今回は初歩的な戦術ミスもあり、弄ばれて敗北。
 その実力とカードファイトへの情熱を見て、アイチはシンゴを部に勧誘。ナオキも負けて腐るようなことはなく、部に入って自分にもっとファイトのことを教えてくれと頼みこむ。ナオキは昔、アイチが宮地学院の初等部にいたときイジメられたのを思い出しそれに何もしなかった自分に負い目を感じてたようだし、かなりさっぱりしたイイヤツだなぁ。
 部に昇格の最低ラインである部員五人にはあと一人で、ミサキが入ればそれはクリアなはずなんだけど、ミサキはショップの店番を口実に部の参加に消極的な態度。実際はコーリンと親しげなアイチによそよそしい態度を取ったり、コーリンとアイチに嫉妬してるのが理由……なわけではなよな、当然。ナオキ曰く、「宮地学院の女番長」と噂されてるようで(やっぱり)、自分から人の輪に加わるのが極端に苦手で、親しくなったアイチが自分の知らない生徒たちとどんどん親しくなってくのに疎外感を感じてるってところか。アレですよ。周りから女番長と噂されてる強面の女子が、実は動物に優しかったり部屋がファンシーなグッヅで溢れてたりというお約束パターン。実はこっそりアイドル風の服やゴスロリを着ていても不思議ではない。
 まあ、とりあえず、番長の誤解を解くためにそのスカート丈だけはなんとかした方がいいのでは……
 次回はカード部設立に活動するアイチたちを煙たく思ってる勢力が出てくるよう。こういうのの定番の敵はとりあえず生徒会とブルジョア風の会長だよね〜