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2011年10月02日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#32とフォーゼ#5

  ゴーカイジャー #32「力を一つに」。バスコの真の力にまったく太刀打ちできなかったゴーカイジャーたち。中でもハカセは自分が戦力的に劣ってると自覚し、せめて新しい武器を開発して仲間の力になろうとするが、中々上手く行かない。そんなとき、一人サッカーの練習をする少年と出会う。少年はレギュラーに選ばれるために練習してきたが選ばれず、努力するのがむなしくなってしまったという彼に、やってみなければわからない、お互い頑張ろう、と励ます。
 しかし新しいザンギャックの行動隊長シールドンが現われ、その盾の前にまったく攻撃が通じない。しかも開発したばかりのレンジャーキー二連裝ファイナルウェーブも通じず、ハカセは行き詰まってしまう。

 新武器登場。開発からやってるのってめずらしくないかい?
 複数のレンジャーキーのパワーを引き出す、まではいいのだが、開発途中で使ったため敵に通じない上に使っていた予備のシリンダーが壊れてしまう。新しい武器がこのままでは開発できないと悩むが、自分だけでなんとかしようとするのではなく仲間の力を借りることも時には大事だと気づき、仲間の武器を借り、ついに新武器「ゴーカイガレオンバsシャー」を作り出す。オーレンジャーの武器にインスパイアされたみたいだけど、見た目、それほど似てないような……
 次回は「気合いダァァァ!」のダイレンジャー。ダイレンジャーのリュウレンジャーはすでに劇場版で出てきてその大いなる力も受け取ってるのだけど、お披露目はまだ。やはり大いなる力を受け取っていても登場する過去戦隊もいるってことか。大いなる力を奪われた三戦隊も登場するのかな?


  仮面ライダーフォーゼ #5「友・情・表・裏」。再びクイーンとなった美羽の前に厚かましくも以前のごとく近づいて来た大文字だが、大文字の人間性を見限った美羽は歯牙にもかけない。勝手に押しかけ部長になった仮面ライダー部に入り浸っては賢吾やユウキと喧々諤々する毎日。
 そんなある日、フォーゼに返信する弦太朗を見てもう関わり合いになりたくないと言っていたJK(ジェイク)が弦太朗になれなれしく擦り寄ってくる。あまりのわざとらしさに流石に弦太朗も警戒するのだが、ギャルを紹介されて鼻の下を伸ばしてしまい、JKに強引にパーティへの参加を約束させられてしまう。
 したり顔のJKだったが、そのJKをユニコーンゾディアーツが襲う。駆けつけた弦太朗がフォーゼに変身するが、新しいスイッチ「エレキスイッチ」の力が強すぎて扱いきれず、逃げられてしまう羽目に。
 そしてJKのパーティに参加する弦太朗だったが、賢吾とユウキはユニコーンがJKを狙っていると踏み、JKが弦太朗を用心棒代わりにしようとしてるのではないかと推測する。
 その懸念通りパーティ会場を再びユニコーンが襲撃。新たなスイッチを使うが最初のときよりパワーアップしたユニコーンに苦戦を強いられ、エレキスイッチを使おうとするが、何故かエレキスイッチが見つからない。実はJKは弦太朗を用心棒代わりにしたばかりでなく、自分の武器にするためにスイッチを盗み出していたのだった。

 今度はJK編。学園一の情報通だが見た目だけでなく言動まですべてが軽薄なチャラ男のJK。調子よく弦太朗に先輩と言って擦り寄ってくるが、友情など微塵も感じておらず自分の目的のために利用しようとしてるだけ。
 どうもJKは同級生から恨みを買っており、そのため弦太朗を用心棒にしようとして、それだけではなくスイッチまで盗み出す。ベルトがなければ役に立たないと思うんだけどなぁ。
 それにJKを恨んでる同級生も、過去にJKと何があったのか。ああいう性格だから恨みは買いそうだけど、それにしても尋常でないような。
 JKはJKで、「友情なんて」と吐き捨てながらもいつもと違う表情を垣間見せる。もしかして過去に裏切られた経験が?
 今回は新スイッチが一気に三つも登場。特にエレキは新フォームのキーアイテムになるらしく、その分パワーも強力。まああっという間に使いこなされるんだろうけど。でもあんなにコンセントあっちゃ、どこにつないでいいかわからんよ……


2011年10月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ4

 多すぎるんで、簡単に。

  猫神やおよろず 。結局桜井監督のいつもので終始してしまったような。可愛いキャラがガチャガチャやってるだけでも楽しいは楽しいんですが、この原作でという意味合いが薄れてしまてるような。「会長はメイド様」はいつもとパターンが違った原作だったからかその影は多少薄かったんだけど。

  神様のメモ帳 。どうも本来は最終回展開は原作の1巻の相当分だったらしく、構成を変えていたらしい。道理で日常ヒロインの影が薄いと思ったら……主人公がニート探偵になる動機が曖昧だったのも謎だったけど、本当はここで彩香の身に起きたことを自分の「罪」と感じてアリスの助手になるわけだったのだな。
 やむを得ない構成の変更とは言えるかもしれないけど、ちとデメリットも大きかったかも。

  夏目友人帳 参 。妖怪との距離を置こうとしつつ、ついつい彼らをほっておけないで面倒ごとに巻き込まれる夏目。かつては霊感が高いことで周囲から気味悪がられていたが、塔子さんのところで自分を受け入れてくれる人たちに出会い、妖怪たちにもかつてのように畏れたり疎んじたりするのではなく、彼らのために親身になったりし、人間、あやかし、両方に慕われるように。
 祖母の玲子のように悪霊を退散させる強い霊力はないけども、玲子の望んでいた友人を得ていってるってのは、玲子が見たらどんな気分なんだろうなぁ、と思ったり。

  神様ドォルズ 。非常に高レベルのアニメ化だったと思うけど、やはりどうしても中途半端なところで終わらざるをえないのが。暴走マガツヒとの戦いまでで、ラスボス相当のアマテラスは顔見せ程度。最後にククリのコントロールを奪ってたのが匡平ってのもわかりづらかったし。
 とは言えここで終わってしまうのはあまりに惜しいので第二期に期待したいところ。

  ロウきゅーぶ 。いや、まあなんつーか。いろいろ開き直った設定でしたが、とりあえず何事もなく終えたのでそれで良いかと。この際主人公補正とまともな作戦を立ててるのが主人公サイドだけだったというご都合主義もスルーします。流石にもう「小学生は最高だぜ!」とかは勘弁してください……

ダンタリアンの書架 。原作との改編がどうなってるのかはわからないですが、なんかもういろいろ詰め込みすぎてよく判らないとしか……別の読み手と焚書官とか、関係のわからないまま放置状態で、いかにもガイナックスの1クールっぽい終わりで。2クール目が出来るようにという戦略かもしれないけど、それで中途半端に過ぎては本末転倒のような……


2011年10月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その1

  境界線上のホライゾン #1「境界線前の整列者達」。のっけからいろんな設定がいきなり説明もなく出ずっぱりですが、ようはすごく遠くの未来で日本が属国として虐げられてるのを主人公たちがひっくり返そうとする、ということみたいですな。魔術の発動のしかたとかは結構面白いんですが、いかんせん登場人物が多すぎて把握し切れん……なんかキャラクターデザインがめちゃくちゃ適当(風味)なのもいるし。
 まあ、様子見ですか。

  C3・シーキューブ #1「布団に移るものを知らない」。押しかけ居候系。それも幼女。「これはゾンビですか?」と同系統と考えればいいのかな? それよりはバトル分多めっぽいですが。
 なんかかなりゆるめの雰囲気。これも様子見。

  侵略!?イカ娘 #1「侵略しなイカ?/恋敵じゃなイカ?/クラゲじゃなイカ?」。監督が変わっての第二期。OPが電波系じゃなくなったのが一番痛いか。ただ、監督変更で懸念された作風の変化は特にはなく、基本原作の話をニコイチで一話×3なのも変わらず。第一話は自称侵略者としてのイカ娘の立ち位置強調と基本設定とキャラ総ざらえってところ。まあ、安定して楽しめそう。

  たまゆら hitotose #1「わたしの始まりの町、なので」。OVAで作製された佐藤順一最新作のTVシリーズ化。瀬戸内の島の田舎町を舞台にした、佐藤監督得意のゆったり日常系ですな。このへんは監督の独壇場なのでもはや何をか況んや。


2011年10月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ5

  BLOOD-C #12「わすれじの」。それが自分の使命と信じ、人間を食う化物「ふるきもの」を倒し続けてきた小夜。しかしその使命も日常も全て作り物だったと知った時、すべての崩壊が始まってしまう。
 ゆるゆるグロ展開だったのが、一気に大殺戮グロ展開になったのは、結構急展開で面白かったかも。ただ、黒幕が何をしたかったのか、ホントにようわからん……本当に興味だけだったのかな? いわゆる「ふるきもの」を兵器として転用するという実利もあったみたいだけど。
 しかしこの展開に持ってくのに前振りが長すぎたような。双子と不良の本性のゲスぶりはなかなか面白かったですが。双子は売春斡旋とリンチ、それとやり過ぎて致死までやらかしちゃった、ってところでしょうかね? しかし唯一人間味を持ってるのが委員長だけとは……あの犬の正体もようわからなかったし。映画への前振りとしては、ちと長すぎたような。う〜ん。
 ところで最終回で大量虐殺をしてたふるきものって、なんか「 ケモノヅメ 」っぽい。
  バカとテストと召還獣にっ! #13「バカとテストと召還獣っ!」。召還試験システムが不調で召還獣が妖怪・モンスターになってしまった最中に三年生の常夏コンビから喧嘩を売られたことから、三年対二年のオバケ屋敷対決に。常夏コンビの手段を選ばないやり方に、二年生は次々脱落。雄二も作戦を講じるのだが、しかし、明久達を馬鹿にする常夏コンビに作戦を忘れて明久の姫路のために、明久もついに本気を出し……
 三角関係の話は最終回前にエピソード持って来て、最後は三年との対決(っつーか常夏コンビとの対決)で締め。かつて明久と雄二に痛い目に遭わされた(っつっても自業自得)二人が、復讐のために勝負を挑んでくるのだけど、この二人、到底人望なさそうなのに他の三年生よく話に乗ったなぁ……
 前のエピソードで美波と明久の間が近付き、このエピソードで姫路との間が近付いた、ってことで、三角関係のバランスを取った感じか? しかし、美波の態度で気持ちに気付かない明久って、致命的にバカのような……

[アニメ] 新番組その2

  ましろ色シンフォニー #1「ましろ色の出会い」。ギャルゲ(というかエロゲ)原作枠。まあ、美少女ばっかのところに主人公が転入し、といういつものアレです。経営難で女子校と併合することになった学校から試験的に先に編入して、ということで、合併話がなくなるかどうか、というアレはあるんでしょうが、特に代わり映えしません。イマイチキャラが立たないヒロイン群もテンプレ通りです。
 まあ、そんな感じです。

  WORKING'!! #1「ぽぷらの意地」。昨年結構穴的なヒットだったアニメの第二シーズン。佐藤順一監督と組んだりして地味にいい仕事を残した平池芳正監督から大槻敦史監督・吉岡たかを脚本に変わって、どうかと思いましたが、出だしは順調。大槻監督ってあまり気にしてませんでしたが、「かのこん」「れでぃ×ばと」「もっとTo Loveる」など、XEBEC製作のお色気系日常アニメが結構多いんですね。それなり以上に安定した出来のものばかりなので、その変は安心していいのかな? 吉岡氏は手堅さでは問題ないし。
 ひょっとしたら前期よりポップさが変わる可能性はあるのかもしれませんが、「れでぃ×ばと」のOPを見てる限りは大丈夫かなぁ、と。

  マケン姫っ! #1「天を契んだ日」。盛大にパンチラありの、ハーレム系美少女バトルもの、なんですかね。原作はエロマンガ出身の作者が一般商業誌なのに派手にヒロインのアヘ顔(性的興奮で表情が崩れてるのを指す言葉)を晒してることで有名らしいですが。
 とりあえず冴えない主人公(でもなんか血筋にいわくがありそう)と、三人のヒロイン(年上幼なじみ、遺恨を晴らそうとするロリ体型上級生、不思議ちゃん系自称許嫁)が同居、までが第一話だけど、属性が強すぎてキャラの関係が整理できてない……
 まあ、多分今期のお色気パンチラ枠ってことでいいのだと思いますが、前期が超イロモノ(のわりに意外にちゃんと時代劇のお約束を踏襲してた)「魔乳秘剣帖」だったので、太刀打ちできますかどうか……


2011年10月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ジョブス死去

 先日、Apple社元CEOスティーブ・ジョブス氏が亡くなられたわけですが……かなり末期の癌だという話は前々から流れてはいたので、「ついにか」というのが正直な感想ではあります。無論、一時代が終わったな、という感慨はあるにしろ。
 ただ、その早い死を悼む声があふれかえるのは当然にしろ、その中に少なからず「?」となるものが多いのですよね。こちらの認識してるジョブス像と食い違いがあるというか、なんか「オーバーテクノロジーを生み出した!」みたいな論調というか、なんか教組様でもあがめるみたいなというか。
 まず、ジョブスのすごいところは「発明」をしたところではなく、既存の技術の組み合わせを「調整」し、人間に寄り添ったものを作ったところです。電子情報端末はそれそのものはクセがあり直感的にはなかなか扱いづらいものですが、それをいかに直感的に扱いやすくするか、それが氏の最大の功績だと考えます。兵器に喩えると違和感を覚える向きもあるかもしれませんが、カラシニコフ氏が開発したAKが実は近いのではないかと思います。
 もう一つ、実は最近のiPhone、iPadの開発などに、それほど大きくは関わってなかったのではないかという可能性。おそらく今年の春のiPad2の発表に姿を見せたのもかなりギリギリで、マネジメントの方向性の指示くらいはあったかもしれませんが、そうハードな仕事が出来たとは思えません。実際物資の調達など継続性が必要なタフな仕事は大分前からすでに現CEOティム・クックが行ない、実質的な指揮は彼が行なっていたという話もあり、クック氏がむしろギリギリまで「革命児」のイメージを活用していた、という見方も出来ます。ジョブス氏本人の了承なしに出来ることではないので、それは双方合意の上ではあるでしょうが。
 ついでに言えば、新型iPhone発表の翌日にその死が発表されたというのも、実際には経営上の判断という可能性もかなり高いとは思います。発表で安心して容体が急変した、という可能性もあるでしょうが。
 うがった見方であるのは承知の上ですが、そういう可能性もありうるしそんな可能性も考えない人間にはなりたくないので。
 Apple製品は一つも持ってませんが、実は一番最初に触れたGUI端末がNeXT stepなので、感慨や思い入れがまるでないというわけでもないのです。が、なんかその死までイメージ戦略に使われているような気がし、それはそれで本人も本望なのかもしれませんが、勝手な思い入れで嘆き悲しんでる姿を見せつけるような真似をする気にもならないのです。あくまで個人的な思いですが。


2011年10月09日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#33とフォーゼ#6

  ゴーカイジャー #33「ヒーローだァァッ!!」。バスコから受けたダメージがようやく回復し、戦線に復帰したガイ。お祝いにごちそうをと買い出しに出るが、そこでザンギャックの行動隊長、ザキュラがありったけの食い物を食ってしまう。変身するガイ達だったが、逃げ足の速いザキュラはあっという間に逃げ出してしまい、しかもその際に食べ物と一緒にガイのゴーカイセルラーまで飲み込まれてしまう。
 折角怪我が治ったのに変身できなくなってしまい、落ち込むガイだったが、町でたまたま出くわしたのがダイレンジャーのリュウレンジャー、天火星の亮だった。

 ダイレンジャー編かつガイの当番回。初夏の映画でもう出てきていて大いなる力はマーベラス達に渡したダイレンジャーの亮だけども、今回も同じく中華料理屋の店主として登場。変身できなくなり落ち込むガイは彼に本当に大事なものをさとそうとかまう亮に思わず悪態を吐くのだが、亮は大人の余裕でそれを気にせず、ガイに身をもって「変身できなくとも、世界を救えなくとも目の前の人たちを救うヒーローにはなれる」ということを示す。
 そういや、ダイレンジャーの最終回からするとこの何十年か後にはダイレンジャーの孫達がダイレンジャーになるはずなんだけど、亮、結婚してるんかな……


  仮面ライダーフォーゼ #6「電・撃・一・途」。エレキスイッチをなくしてしまい、ピンチに陥るも弦太朗はそのことを賢吾に言うことが出来ない。そんな弦太朗の姿をほくそ笑みつつ、スイッチ探しを手伝うふりをして弦太朗を用心棒として利用するJK(ジェイク)。
 しかし再度JKを襲ったユニコーンゾディアーツの新田が、かつて親友と擦り寄ってきたJKに利用された挙句裏切られたことを語り、さらにエレキスイッチを盗んだのがJKだということがばれてしまう。
 JKに騙されていたことにショックを受けてJKをさらわれてしまう弦太朗は、さらにエレキスイッチが奪われたことを知った賢吾に、「どうして黙っていたのか」と責められてしまう。しかし、JKは新田から「もし誰か一人でも友人と思ってる奴が助けに来たら助けてやる」という賭けを挑まれ、仲間から見捨てられ窮地に陥っており、それを知った弦太朗は「あんな奴だから助けてやらないといけない」とラビットハッチを飛び出す。

 美羽、いつの間にか無茶苦茶ライダー部に馴染んでるな。
 それはそうと、JK編の後半。友情を信じず利用価値だけが人間関係のすべてだと思っているJK。ユニコーンゾディアーツの正体である新田は過去そうやってJKに利用されインターハイ出場まで棒に振ってしまっていた。ウカツにしろ、まあ、普通にJKの方が悪いわな。
 弦太朗もJKの裏切りの上に価値観の全否定にショックを受けるが、そんなJKだからこそ、自分を曲げず、JKの歪んだ部分も全部込みで受け入れると、JK救出に向かう。
 そいでもって新フォーム、エレキステイツ登場だけども、見た目が金ぴかになるのは派手だしビリー・ザ・ロッドも面白いのだけど、フォームチェンジの必要性があまり感じられないというか……基本、他のスイッチとは連動が特にあるわけじゃないみたいだし。ステイツで能力が強化されるスイッチとかあれば面白いけど、そういう話ではなさそう。
 JKは過去特になんかトラウマがあったわけではなく、単にアホなガキだった模様。そして次回はキング。ゴス子の方が先だと思ったんだけどなぁ。つか、クイーンである美羽は女王としてのプライドと学園の星であるという矜持があったけど、キングである大文字は何が軸なんだろう? 単なるお調子者にしか思えないけど。


2011年10月11日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その3

  ベン・トー #1「ネバれ、納豆オクラ丼ぶっかけチーズトッピング弁当 440kcal」。烏田高校に入学した佐藤洋は、スーパーで鬼を失い倒れていたところを気が付く。体中に怪我を負ってはいるが、弁当を買いに来たこと以外はいったい何があったのかは良く覚えていない。一部始終を見ていたらしい同級生らしい白粉花は理由を知っているらしいが、なんだかちっとも要領を得ないうちに窓の外から彼を見ていた少女であらぬ妄想をし、鼻血で失血して救急病院に運び込まれることに。
 結局何があったかわからぬま登校する洋だったが、学校についた早々出くわした昨日彼を見ていた少女、槍水仙から「スーパーの半額コーナーにはもう近付くな」と警告を受ける。意味のわからぬままに放課後に再びスーパーに弁当を買いによる洋だったが……

 半額弁当をかけて行なわれる熾烈な戦い、なのだけど、うる星やつらとかなら一話で消費されそうなネタのような……大体この手のは恥を知らないおばちゃんたちに敵うモノがないだろうし。
 キャラのクセは強いけど魅力的とまでは言えず、板垣伸監督によるアクションシーンが今のところの見所か。まあ、様子見ですが、あまり動作画はそこまで異様な気合いではないので、バスカッシュのような早期降板はないとは思います。多分。


  機動戦士ガンダムAGE #1「救世主ガンダム」。UEという正体不明の敵に襲撃を受ける地球。その戦火のため孤児となったフリットは、死んだ母の残した設計図を元に、対UE用モビルスーツの開発に協力していた。そんなある日、フリットの暮らすコロニーをUEが出撃。軍のモビルスーツでは歯が立たず、フリットは開発していたモビルスーツ「ガンダム」で出撃しようとする。

 「進化するガンダム」とか、もうなんというか、完全にゲーム的な世界観。それもそのはず、脚本が「レイトン教授シリーズ」「イナズマイレブン」「ダンボール戦機」などのゲームを作った日野晃博氏。そして企画協力がレベルファイブ。
 最初から三世代まで登場するとか、そういう引きはあるものの、同時にもう何も言う気をなくす設定でもあるわけで。ストーリーテリングがよほど面白くなければマウンテンサイクルに埋めたくなりそうな。つか、セリフのはしばしが薄っぺらくて、もうあまりにひどいというか、子ども騙しのレベル。いや、それでも別に狙いによってはいいっちゃいいんだけど、そういうセリフ回しの方向性なら、ホントガンダムにする必要まるでないと思うんだけど。いや、ガンダムブランドで金稼ぎするためだってのはわかってるんですけどね?


  Fate/Zero #1「英霊召還」。アニメにもなった人気ノベルゲーム「fate/stay night」のスピンオフ小説のアニメ化。元は同人小説で、後から公式化したような感じ。著者は最近では「まどか☆マギカ」で一躍名が知られるようになった虚淵玄氏。
 で、「fate/stay night」の前日譚というか、そのメインキャラたちの親たちが主人公。で、メインキャラの幼い頃とかも幾人かは出てるのだけど、基本的に多くは前作では名前は出ていても未登場のキャラがほとんど。名前も出てないキャラも多いので、本当にスピンオフですね。英霊もセイバーとあともう一人以外は総入替えだし。つか、男性キャラ分がかなり多め。
 第一話は多くが説明に割かれたような感じで、話がどう転がるかは二話目以降って感じか。様子見だけど期待度は高めです。


  君と僕。 #1「僕らの17回目の春に」。四人の男子高校生によるゆるい日常を描いた……まあ、ホモ臭いけどホモ臭くない、でもちょっとだけホモ臭い作品です。基本、アブノーマルなアレコレはなさそうです。
 あくまで女性から見た創作としての日常なので、男性から見てると違和感があるというか共感は皆無とは思いますが、まあそれはあくまで性的ファンタジーってことで見逃すのがよろしいかと。
 しかし公式サイト見てびっくりしたのは主人公が「春」ではなく、双子の兄の方だったとは……


  未来日記 #1「サインアップ」。天野雪輝は、誰とも深い関係を持とうとせず、回りからも無視されながらも過ごす中学生。趣味と言えば部屋でするダーツと、携帯で目にしたものをひたすら記録し続ける日記と、空想の中で自分で作り上げた世界の支配者「デウス・エクス・マキナ」と会話すること。
 ところがある日、彼の空想の中の存在だったはずのデウスが雪輝の考えてもいないことを雪輝に語り出す。彼は本当は雪輝の想像の産物ではないこと、彼の後継者を探すためにとある「ゲーム」を行なおうとしていること、そして雪輝がそのゲームのプレイヤーの一人に選ばれたこと……
 あまりに突拍子もない話だったが、次の日の朝、「その日一日の日記」が携帯に記されていることに気付く。寝ぼけて入力したのかと思っていた雪輝だったが、日記の記述通りの出来事が起っていき、その記述が真実であることを知る。
 万能の余地の力を手に入れたと喜びそれを躊躇なく使う雪輝だったが、それこそがデウスがゲームのためにプレイヤーに与えた力「未来日記」であり、十二人のプレイヤーによる生き残りをかけたつぶし合いのゲームの始まりでもあった。

 かなり尖った設定とヒロイン「我妻由乃」の異常性から人気を博した原作のアニメ化。「東のエデン」のセレソンがらみの設定は多分この辺が元ネタだと思われる。(特殊な機能を持った携帯、十二人のプレイヤーによるつぶし合い、など)
 動作画には一話から力が入っており、2クール構成とのことで、今期では本命のうちの一つかと。ちと頭脳戦でわかりづらい部分もあるので、その部分をどう表現するかが鍵かなぁ。


  真剣(マジ)で私に恋しなさい!! #1「真剣で私にかかってきなさい!!」。エロゲー原作のアニメ化。文武両道を旨とした学園で繰り広げられるラブコメバトル、なのかな?
 メインヒロインが完璧超人、というか最強武人というのが珍しいパターンか。個人的には補正のかかりまくった無敵ぶりと傲岸不遜な言動は好きではないけど、逆に言えばヒロインとしてはあまりないタイプなのでそれがファンに支持される理由でもあるのでしょうね。
 エロゲ原作なので主人公のモテ度を含めたそういった理不尽さは気にしてはいけないタイプの番組でしょうな。同じエロゲ原作の「ましろ色」よりはキャラが立ってます。


2011年10月13日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その4

  ペルソナ4 the Animation #1「You're myself, I'm yourself」。両親の都合で一年のあいだ田舎町である稲葉市の伯父の元に預けられることになった鳴上悠。しかしその町では猟奇的な殺人事件が連続していた。また、学生の間ではそれと関連するかのように、雨の夜に映るという「マヨナカテレビ」の噂がのぼっていた。
 悠もまた、町に入った直後から違和感を覚えており、その「マヨナカテレビ」らしいものを見てしまう。そして、その事を話したクラスメイトの陽介と千枝に引っ張られ、「マヨナカテレビ」の噂を確かめるのに付き合わされることに……

 ペルソナシリーズ最新作のアニメ化。基本、ゲーム画面っぽい場面転換や、効果っぽい漫符の多用は、ゲームを忠実に再現してるっぽいです。まあ、悪くはないですが、つい「 ペルソナ -トリニティ・ソウル- 」と比較はしてしまいますわな……まあ、こういう比較に意味はないのはわかってるんですが。
 作画はきれいだし、ゲームのアニメ化ということでは及第点ではあると思うので、視聴継続。
 そういや、田ノ中勇氏がなくなられて、イゴールの声を誰がやるのかと思ったら、特別出演ということで田ノ中氏の名前がクレジットされてましたな……多分、ゲームの音声からの転用なのだとは思いますが。トリニティ・ソウルの出演が本当にギリギリだったんだなぁ……


  灼眼のシャナIII-FINAL- #1「失われた存在」。シリーズ完結編。前シリーズはバルマスケの陰謀を阻み、クリスマスの晩に坂井悠二がシャナと吉田一美のどちらを選ぶのか、というところで終わったけど、新シリーズはその晩に祐二はどちらの元にも行かず、姿を消したというところから始まる。普通のトーチのように、久世の輩のことを知らない人間は悠二の記憶すら残っていないのだが、シャナと一美の元に届いた手紙だけはそのまま残っている。しかも何故かバルマスケの首魁として悠二の姿が……
 原作通りなのかはイマイチわかりませんが、最終シリーズと言うことで、どう決着つけるのかは、多少楽しみかな、くらいで。


  牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜 #1「花火」。パチンコで人気が出たからなのか、まさかの第二シリーズ。前シリーズを見てないので人間関係とかはまったくわからないんですが……
 初回は竹中直人がゲストに出てたりと、かなり豪華め。前シリーズはフルCGシーンがちと辛くて一話で見るのやめたんですが、今シリーズはちょっと見てみて、面白そうなら前シリーズも見てみようかなぁ。


2011年10月15日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その5

  まよチキ! 。実質の最終回は前回で終わりで、今回はオマケ。残念すぎる外見が特徴的なわりにキャラが埋もれがちななくるがメイン。つか、なんだかようわからんキャラと思ったらいろんな萌え要素を詰め込んだつもりのデザインだったのか……
 作画や演出のレベルは高いのだけど、イマイチキャラがなじめないシリーズだったので、うーん、という感じ。ぼーっと見てる分には楽しめるんですが。

  デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国 。二年続いたシリーズも終了。二期目になってすっかり出なくなっていたぜんじろうとあかりも最後の最後でちょっとだけ活躍して、あと、一応あかりがヒロインってのを強調したのかな? この後主役入替え、キャラ一部受け継ぎで新シリーズ「時を駆ける少年ハンターたち」がすぐに開始。
 でも、失われた命は戻らないって言ってる割に、奇跡の復活たくさん起きてるよな……あと、メルヴァモンデレすぎ……

[アニメ] 新番組その5

  ラストエグザイル 銀翼のファム #1「Open file」ヴァンシップで「クジラ(空中戦艦)狩り」を行ない生計を立てる旅団に所属する少女、ファム。世界では長らく続いた二大国の巻き起こした戦争もようやく収束を迎え、小国トゥランも連邦との和議を結ぶことになっていた。しかし、連邦の裏切りによりトゥランの二王女の乗る船が艦隊により攻撃を受けた。
 それに出くわしたファムは、かねてからの連邦への反感から王女たちを逃がすために連邦艦隊を攪乱しようとする。

 8年前に作製された「ラストエグザイル」の続編。一部キャラは受け継いでいるものの、基本はほとんど新キャラ。っつーか、前の話あまり良く覚えてないんでそのまま続きやられると逆に辛いんですが……いきなりディーオが出てきたのはちょっとびっくり。洗脳されて前作では一番酷いことになった一人だったけど、どうも正気に戻ってるよう。他には公式を見るとタチアナとかも出るもよう。クラウスたちは出ないのか……
 萌えキャラ比率が高いのは気になるけど、第一話としてはキャラの立ち位置と急転直下の状況とウリの飛行戦闘シーンがしっかり描かれ、結構良く出来てたかと。萌えキャラ多めなのは、これまで萌えとか軽視して経営を傾けたGONZOの反省によるものだと思うし。CBC久々の単独制作ってこともあり、ちょっと期待したいところ。


  デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち 。デジモンクロスウォーズの新シリーズ。デジタルワールドに平和が戻り、タイキたちも普通の生活に戻ったが、タイキたちのストリートバスケのチームメイト、タギルがデジモン絡みの事件に巻き込まれる。
 主人公はタイキから変わってタギルに。そして戦いの舞台はデジタルワールドではなく、現実と少しずれた部分に出来てしまった「デジクォーツ」。そこにひそむデジモンたちをハントするデジモンハンター同士のバトルが基本になるらしい。
 早々にライバルチームも登場し、タイキ、ユウがタギルの仲間としてチームを組むことになるみたい。
 ルールも多少変わり、基本は一体だけしかデジモンを呼び出せず、超進化でパワーアップしての戦いになる。が、デジモン一体だけはデジクロスさせることができ、どういう能力付加をするかが鍵っぽい。一体だけってことは、シャウトモンX4とかは出せないのか。
 まあ、一応様子見。


2011年10月16日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#34とフォーゼ#7

  ゴーカイジャー #34「夢を叶えて」。夕食の買い出しに出かけた際、ザンギャックに襲われるルカとハカセ。だが、そんな彼らの前に颯爽と青年が現れ、ザンギャックに大金を手渡し、買収して立ち去らせてしまう。ルカになれなれしく話しかけるその青年、カインは実はルカの幼なじみ。彼は若くして財をなし、海賊をして夢を叶えようとしているルカの足を洗わせるために地球へとやってきたのだという。
 ハカセはいぶかしみながらもルカに促されて先に帰るが、やがてルカはカインのことなどなかったかのように戻ってくる。しかし、夜中に起きたルカは、密かにガレオンに爆弾を仕掛け始める……実はルカを誘い出したのはカインに化けたザンギャックの行動隊長ヴァンナイン。ルカを誘い出して今度はルカに化け、ゴーカイガレオンを内側から破壊しようという作戦だった。

 ルカ話。ルカが金にがめつい理由は、ザンギャックのために親を失った子どもたちが安心して暮らせるよう、惑星を一つ買い取るためなのだけど、ルカの幼なじみでそのことを知る青年実業家カインが現れる。
 それはザンギャックの罠で変身能力を持つヴァンナインが化けたものなのだけど、カインがとんでもない資産を持つのは本当。ルカの夢を共にかなえようと地球にやってきたのをつかまえられて利用されたのだが、カインは偽ルカをあっさり見破るほどの仲間の団結を見て、人の力で夢を叶えることを受け入れるわけがないと引き下がる。まあ、一話完結なので一回こっきりの登場なのは仕方ないのだけど、もうちょっと引っ張ると状況的に面白いキャラだったかも。
 次回はゴーオンジャー編。大いなる力は既に手に入れているけど、登場は次週か。久々に玩具連動の大いなる力だけど、なんか妙に優遇されてるような……


  仮面ライダーフォーゼ #7「王・様・野・郎」。アメフト部の全国大会出場を記念して記念像の建立と式典が行なわれていたが、メインはやはり大文字隼。しかし晴れの舞台だというのに、大文字の顔色はすぐれない。美羽は仮面ライダー部の活動に夢中でチア部としての壮行に参加しなかった上、父親からプレッシャーを掛けられ続けていたのが重くのしかかっていた。
 その仮面ライダー部だが、またテストしていた新しいスイッチに振り回される弦太朗たち。のみならず、弦太朗、ユウキ、賢吾は超問題児ばかりが集められる特別補習に出席せねばならないことに。
 ところがその特別講習、野座間友子はともく、新しい彼女を侍らす大文字の姿が……
 弦太朗たちをクズ呼ばわりして挑発する大文字と相変わらず一触即発状態だが、その中、新しいゾディアーツが出現したとの報告が……弦太朗は飛び出そうとするが補習担当・佐竹に阻まれた上、さっさと補習を終わらせたい大文字にも邪魔されてしまう。賢吾が抜け出してパワーダイザーでハウンド・ゾディアーツを止めようとするが、賢吾の体力不足で相手を逃してしまう。
 賢吾が戻り再び補習が再開されるが、そこで大文字が「及第点以下だった者は以後毎週補習ということにしては」と提案し、弦太朗を目の敵にする佐竹はその提案を了承、弦太朗はこっちの方でもピンチに。
 一方、ハウンドゾディアーツの正体を探っていたJKは逆に見つかって襲われてしまう。それを聞いた弦太朗は今度は大文字も振り切りフォーゼに変身してハウンドと戦おうとするのだが、それを弦太朗たちが騒ぎを起こしてばかりなのについにキレた大文字に邪魔されてしまい……

 学園のキング、大文字隼編。学園トップの矜持があった美羽と違い、こっちは父親にたたき込まれた帝王学に従い、他人を徹底的に見下し責任感とか皆無の嫌な奴にしか見えないんですが……ただ、その父親の要求になんとしてでも応えようとしたり、その極端な行動にはなんか父親に対する鬱屈した感情がありそう。とはいえ、もう周囲の状況がまるで目に見えない滅茶苦茶な行動は逆に笑えて来ますが。今回の賢吾の体力不足の描写からすると、パワーダイザーの操縦担当になるの? でも、到底簡単に仲間になるような性格とも思えないけど……
 今回は新登場のスパイク、スモーク、ウィンチのスイッチ。スパイクはキック力強化でチェーンソーとかぶるけども、スモークとウィンチは結構使い勝手が良さそう。とくにウィンチはつかまえた上でエレキステイツでの電撃攻撃が可能で、こういったところはさすが三条陸といったところ。
 また、今回登場した佐竹先生は、龍騎で教授を演じた神保悟志氏。もう十年くらいたってるからイメージ変わって当然だけど、かなり厭味な生活指導っぽくって面白いです。  


2011年10月18日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] fate/zeroで一言言いたい

 いや、内容云々じゃないんですけどね……
 主人公?の武器がトンプソン・コンテンダーで、のっけに弾詰め替えを持って来るって、どう考えても「 ハード・ターゲット 」の敵の傭兵隊長やりたかっただけだよね? Wikipedia 見ると色々理屈つけてるけど?


2011年10月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ピングドラム#14

  輪るピングドラム #14「嘘つき姫」。多蕗への想いは現実逃避から生まれたものであり、晶馬への想いに気付いてしまったりんご。しかし、晶馬はその生い立ちから、その犠牲となったりんごの想いを受け止めることが出来ず、彼女を拒絶してしまう。
 想えば想うだけ晶馬を傷つけるだけ。その事実に嘆くしかないりんごだったが、そんな彼女に優しい言葉をかけたのは多蕗と結婚したゆり。かつての恋敵に傷心を打ち明けるが、ゆりも実はピングドラムを狙う勢力の一人で……

 日記を手に入れたと想っていた夏芽真砂子が実は半分しか入手しておらず、バイクで通りすがりに日記を半分引きちぎって奪ったのは誰なのか、ということだったのだけど、案の定ゆり。しかも、多蕗と同じく桃果の同級生。しかも、身体的に何か秘密があるらしく、それを知ってなお受け入れた桃果に実は異様な執着を持っていた。日記を奪ったのもそのためで、姉妹故に良く似ているりんごを桃果とみなして強引に手に入れようとする。まあ、なんかどっかやばそうだとは想ったけど。
 けど、多蕗はそのこととか身体の秘密とか、知ってるの? つか、身体の秘密ってそもそも何? フタナリとか?(じゃなくて普通にありえそうなのが実は男、だよな)
 冠葉の方も冠葉の方で、もはや帽子の力でも延命が果たせなくなった陽毬のために、眞悧の怪しげな薬の対価として大金を準備する。が、その現金の受け渡しの時に真砂子に襲撃される。
 真砂子も弟のためにピングドラムを入手しようとしており、本人がかなりのストーカー気質ということを除いてものっぴきならないやり取りになりつつあるような。


2011年10月20日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その6

  HUNTERxHUNTER #1「タビダチ×ト×ナカマタチ」。くじら島に住む十二歳の少年、ゴンは生まれてからずっと行方知れずの父親を追い掛けるため、世界各国で様々な特権が認められた冒険者「ハンター」を目指す。育ての親のミトを説得し試験会場行きの船に乗るが、そこには同じくハンターを目指す試験受験者たちがいっぱい。しかし、その中でも並々ならぬ雰囲気を身にまとわせる二人がいた。

 一度フジ系でアニメ化してるけども、再アニメ化。続きと言うことではなく、完全に最初から新作として作製されてます。キャストも一新。
 今からなら原作ストックはたくさんあるので引き延ばさなくても一年くらいは大丈夫だと思うけども、クラピカやレオリオは今まったく出てきてないけど、どうするのかなぁ。キメラ=アント編の中断がかなり長かったし、インフレがいろいろひどいことになってたし。
 しばらく様子見というところですが、クラピカが沢城みゆきになってるのがちょっとおどろいた。


2011年10月23日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#35とフォーゼ#8

  ゴーカイジャー #35「次元ノムコウ」。ゴーカイガレオンにロボットが突然飛び込んで来た。助けを求めて訴えてきたそのロボットはボンパー。「炎神戦隊ゴーオンジャー」と共にガイアークと戦ったのだが、ガイアークの生き残りが異世界「ガンマンワールド」を支配し、元ゴーオンレッドである走輔に助けを求めてきたらしい。
 その話をゴーカイジャーたちから聞いた走輔はすぐさまガンマンワールドを助けに向かおうとするが、マーベラスは「助ける理由がない」と協力を断る。しかし、「走輔は協力しないからと言ってレンジャーキーを返せとは言わなかった」とアイムに言われ……

 ゴーオンジャー編。劇場版で大いなる力自体はゴーカイジャーが受け取ったものの、一度も使ったことなし。そのゴーオンジャーの炎神たちが異次元世界を侵略しようとするガイアークの生き残りとの戦いで力を失い、助けを求めたのが発端。
 スピードル、バスオン、ベアールVはガンマンワールドを支配したチラカシズキーに倒されて閉まってたのだけど、それを助けに向かって聞いたのは、スピードルとベアールVが結婚してたという事実! 普通に意味わかりません。「アバレンジャー」の三条とえみぽんの結婚以上に唐突ですよ? しかもいつの間にか子どもが出来ていて、その子がぐれまくって爆走中という……
 チラカシズキー自体は倒したものの、その裏にいる黒幕がガンマンワールドに作った次元の亀裂を閉じてしまい、元の世界(ヒューマンワールド)に戻れない事態に。その鍵を握るのが絶賛ぐれまくり中のスピードルとベアールVの子ども、マッハルコンみたいなのだけど……最後の玩具連動みたいだし、これはこれでおもしろいけど、ゴーオンジャー、やっぱ妙に持ち上げられてね? 三大臣たちの絡みがむしろ見たいのだけどなあ。


  仮面ライダーフォーゼ #8「鉄・騎・連・携」。ハウンドゾディアーツをもう少しのところで追い詰めながら、大文字隼の横槍で機会を失い、さらにスコーピオンの介入で取り逃がしてしまう。
 しかも、弦太朗たちは補習を抜け出していたために、追加の課題で校庭のローラー掛けを命じられる。しかしその課題を受けたのは弦太朗たちだけではなく、弦太朗たちを邪魔するために補習を抜け出した隼も。補習担当教官の佐竹は「隼ももはや黒と混じって灰色になった。白でない以上、洗い流す」と言うのだが、隼はそんな屈辱を受けたにもかかわらず一人でグランド整備をしようとする。
 隼が学園のキングとしての立場に固執し、弦太朗たちを目の敵にする理由。それは、学園理事である父親からの欲求に答えようとしていたからであり、しかし父親の言うがままにすればするほど、周囲の人間を傷つけ、回りから人が離れていくことへの苛立ちの裏返しだった。

 仮面ライダー部メンバー候補で、一番難しそうな大文字隼のエピソードの後編。これまで高圧的に弦太朗たちに接していたのだけども、その理由は父親からの抑圧。父の期待に応えようと、ガールフレンド選びから部活の方針まで、全部言うがままになっていたのだけど、当人がそれに疑問を感じていた上、その歪みから部員との軋轢が生じ、暴力沙汰になったのがそもそもの今回の特別補習の理由。
 父親に従う以外の道を知らないながらも父親の言うがままになっていたために回りの人間が離れていく自分と、トラッシュのはずなのに段々人が周囲に集まっていく弦太朗との立場比較して嫉妬してってのはあったのだろうけど、単純に嫉妬してるだけだったのではなく、美羽ですら身体を張って学園を守ろうとしているのを見て、そんな自分に疑問を持つ。
 そいでもって父親の呪縛を離れて操縦に体力を要するパワーダイザーのパイロットになるのだけど、まずパワーダイザーがそんだけ活躍するかってのと、大文字って歪んでるからこそ面白いキャラだと思うのだけどなぁ。早々に歪みが解消されたら、今後どうなるんだろう?
 いや、今回は面白かったから全然ノー・プロブレムですが。

[アニメ] 新番組その7

 すいません。ちょっと引っ越しで時間がないんで概要だけ。

  UN-GO 。ノイタミナ枠。坂口安吾の推理小説が原作のようなんですが、舞台設定は近未来になり、戦後日本を投射したような世界観。そこで「敗戦探偵」と呼ばれる結城新十郎と、彼の助手っぽい少年「因果」が、社会の裏に隠れた事件の真相を暴く、という方向性のよう。正直、わりと好み。本性は人外っぽい因果の位置づけとか、主人公の厭世的妥協的なポジションにいて、その歪みをどんどん押し付けられそうだとか、面白そうです。
 戦後に投射した世界観の始末のしかただけが気になりますが。


  ギルティクラウン 。これもノイタミナ枠。これも「GHQ」とか出てくるあたり、戦後の世界観が基本らしいのですが……正直、全然わかりません。巻き込まれ型の主人公で、まあ、いろいろあるっぽいのですが……ノイタミナ枠でこういう敷居が高いのをやるってのは、結構アレだなぁ。


  僕は友達が少ない 。蓋を空けてみれば、今期では一番の期待枠かも。監督が「そらおと」の斎藤久ってのは、関係あるのかどうなのか。
 個人的には良いアニメ化と思いますよ?


2011年10月31日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#36とフォーゼ#9

  ゴーカイジャー #36「相棒カイゾク」。ガンマンワールドをガイアークの手から救ったものの、それはもともとガイアークの二代目大統領・ババッチードの罠で、ガンマンワールドにいる間にヒューマンワールドに「鎖国バリヤー」を張られ、ゴーカイジャーたちはヒューマンワールドから閉め出されてしまう。
 ガイアークとの戦いで力を消耗したスピードルたちにバリヤーを破ることは出来ず、スピードルとベアールVの息子である炎神「マッハルコン」を頼りにするしかない。しかし、マッハルコンは両親が世界の平和の為に飛び回り自分が放っておかれ続けていたことで、すっかりグレてしまっており、文字通り暴走」中で……

 ゴーオンジャー編後半。今回は次元の壁を破るためにグレているマッハルコンを説得しようとするのだけど、走輔の説得が、もうまるっきり走輔で……ゴーオンジャーが総勢でツッコミ役に回ってしまうほど。まあ、この時期の戦隊レッドは熱血天然ボケ系が多かったのだけど、走輔はその最たるものだったしなぁ。
 で、まあいつもの通り海賊流で説得、何故かそれで説得されてしまったマッハルコンgゴーカイジャーの相棒になるのだけど……炎神ソウルセットのギミックもあるし、なんか異様にゴーオンジャー優遇されてない??? 売り上げそんなに良かったっけ??? つか、ゴーオンジャーの戦隊史上記録は、12体合体で「タワー」と称された、ロボの最終形態だと思うのだけど……まさかマジドラゴンから全部合体ギミックが? ……いや、それはないか。


  仮面ライダーフォーゼ #9「魔・女・覚・醒」。今日もユウキとじゃれあいのように競争して投降する弦太朗。そんな二人を見て野座間友子は「超無意味」と冷笑する。彼女は10年後には世界は滅びると予言されてるというのだが、賢吾は「ゴスロリ趣味者のオカルト趣味」と相手にしない。しかし、友子はあくまで「月面の魔女」なる予言書と魔術を信じ、ユウキにも魔女にならないかと集会に誘う。しかも友子の尊敬する先輩、律子が実際に魔術を使うところを見せつけられ、賢吾ですらショックを受ける。
 弦太朗は友子とも友だちになると言ってはみたが、言ってることがまるで理解できない上に、しかも本当に魔女なのかと、どう対応したらいいかわからない。とりあえずユウキについて魔女の集会を見学するのだが、律子たちに邪魔者扱いされるばかり。しかし友子はロールアウトしたばかりの二十番スイッチ「ファイアスイッチ」を見つけると「これが私たちを邪魔する」と予言する。実はファイアスイッチはエレキスイッチと同じく特別な力を持ったスイッチで、それを看破したことに賢吾も驚く。
 魔女たちは仲間の一人ゆりが復讐すると言い水泳部に行くのだが、そこで実際にゆりはプールの水を操り、水泳部員たちに危害を与える。半信半疑で見に来ていた弦太朗は、たまらずフォーゼに変身して彼女を止めようとする。しかし相手の正体がわからず、カメラスイッチで画像を収めるのが精一杯。
 弦太朗たちは友子が付き合ってる連中が本当にヤバイ奴らとわかり、友子を気にかけるのだが、彼女が言うには、霊感があったため回りから浮いてオカルト趣味に走っていた友子を、オカルトショップで知り合った律子が初めて仲間に迎え入れてくれたのだという。
 しかし、弦太朗たちの心配通り、他のメンバーがまた復讐をすると言い、友子も否応なく巻き込まれることに……

 野座間友子編+新ステイツ「ファイアステイツ」登場編。
 これまでもちょくちょく出ては狂言回し的な役割をしてた友子だけども、ようやく本格的に参戦。これまでの感じだとネット関係に強いオタク、という感じだったけども、今回は見た目通り完全なオカルト趣味全開。霊感があって、そのせいで回りから避けられていたというパターン。夏目友人帳?
 で、その友子が心酔するオカルトサークルの先輩・律子が、今回のゾディアーツ。Wのときみたいに「怪人の正体は誰だ!?」ってやらないわけね。まあ、探偵じゃなくてあくまで怪人の悩みを解決して友だちになるのが仮面ライダー部の活動だからなぁ。
 でもまあ、友子の場合、その律子から復讐をしろと迫られ、さらに新たにスイッチをスコーピオンに差し出されて逡巡してるのだけど、友子の場合恨みというより純粋に寂しさが行動原理に思えるから、他人を傷つけることは良しとしないんじゃないかな。月面に旅立ちたい、って行ってるから、ラビットハッチに行けば願いは叶うわけだし。
 しかし前回部員になった隼も父親の呪縛を振り切ったせいかめっさ良い奴になってるし、JKもいつの間にか完全部に馴染んでるし、最初から馴染みまくりだった美羽はともかくとして、なんだか部室が良い感じに和気藹々になってきたなぁ。友子が部員になったとして、今後、部員の結束が試されるみたいなエピソードもあるんだろうか?  それにしても弦太朗、ホントに人の話真に受けやすいな。つか、なんで蝉の抜け殻でそんなにショックを受けるの???