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2011年10月16日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#34とフォーゼ#7

  ゴーカイジャー #34「夢を叶えて」。夕食の買い出しに出かけた際、ザンギャックに襲われるルカとハカセ。だが、そんな彼らの前に颯爽と青年が現れ、ザンギャックに大金を手渡し、買収して立ち去らせてしまう。ルカになれなれしく話しかけるその青年、カインは実はルカの幼なじみ。彼は若くして財をなし、海賊をして夢を叶えようとしているルカの足を洗わせるために地球へとやってきたのだという。
 ハカセはいぶかしみながらもルカに促されて先に帰るが、やがてルカはカインのことなどなかったかのように戻ってくる。しかし、夜中に起きたルカは、密かにガレオンに爆弾を仕掛け始める……実はルカを誘い出したのはカインに化けたザンギャックの行動隊長ヴァンナイン。ルカを誘い出して今度はルカに化け、ゴーカイガレオンを内側から破壊しようという作戦だった。

 ルカ話。ルカが金にがめつい理由は、ザンギャックのために親を失った子どもたちが安心して暮らせるよう、惑星を一つ買い取るためなのだけど、ルカの幼なじみでそのことを知る青年実業家カインが現れる。
 それはザンギャックの罠で変身能力を持つヴァンナインが化けたものなのだけど、カインがとんでもない資産を持つのは本当。ルカの夢を共にかなえようと地球にやってきたのをつかまえられて利用されたのだが、カインは偽ルカをあっさり見破るほどの仲間の団結を見て、人の力で夢を叶えることを受け入れるわけがないと引き下がる。まあ、一話完結なので一回こっきりの登場なのは仕方ないのだけど、もうちょっと引っ張ると状況的に面白いキャラだったかも。
 次回はゴーオンジャー編。大いなる力は既に手に入れているけど、登場は次週か。久々に玩具連動の大いなる力だけど、なんか妙に優遇されてるような……


  仮面ライダーフォーゼ #7「王・様・野・郎」。アメフト部の全国大会出場を記念して記念像の建立と式典が行なわれていたが、メインはやはり大文字隼。しかし晴れの舞台だというのに、大文字の顔色はすぐれない。美羽は仮面ライダー部の活動に夢中でチア部としての壮行に参加しなかった上、父親からプレッシャーを掛けられ続けていたのが重くのしかかっていた。
 その仮面ライダー部だが、またテストしていた新しいスイッチに振り回される弦太朗たち。のみならず、弦太朗、ユウキ、賢吾は超問題児ばかりが集められる特別補習に出席せねばならないことに。
 ところがその特別講習、野座間友子はともく、新しい彼女を侍らす大文字の姿が……
 弦太朗たちをクズ呼ばわりして挑発する大文字と相変わらず一触即発状態だが、その中、新しいゾディアーツが出現したとの報告が……弦太朗は飛び出そうとするが補習担当・佐竹に阻まれた上、さっさと補習を終わらせたい大文字にも邪魔されてしまう。賢吾が抜け出してパワーダイザーでハウンド・ゾディアーツを止めようとするが、賢吾の体力不足で相手を逃してしまう。
 賢吾が戻り再び補習が再開されるが、そこで大文字が「及第点以下だった者は以後毎週補習ということにしては」と提案し、弦太朗を目の敵にする佐竹はその提案を了承、弦太朗はこっちの方でもピンチに。
 一方、ハウンドゾディアーツの正体を探っていたJKは逆に見つかって襲われてしまう。それを聞いた弦太朗は今度は大文字も振り切りフォーゼに変身してハウンドと戦おうとするのだが、それを弦太朗たちが騒ぎを起こしてばかりなのについにキレた大文字に邪魔されてしまい……

 学園のキング、大文字隼編。学園トップの矜持があった美羽と違い、こっちは父親にたたき込まれた帝王学に従い、他人を徹底的に見下し責任感とか皆無の嫌な奴にしか見えないんですが……ただ、その父親の要求になんとしてでも応えようとしたり、その極端な行動にはなんか父親に対する鬱屈した感情がありそう。とはいえ、もう周囲の状況がまるで目に見えない滅茶苦茶な行動は逆に笑えて来ますが。今回の賢吾の体力不足の描写からすると、パワーダイザーの操縦担当になるの? でも、到底簡単に仲間になるような性格とも思えないけど……
 今回は新登場のスパイク、スモーク、ウィンチのスイッチ。スパイクはキック力強化でチェーンソーとかぶるけども、スモークとウィンチは結構使い勝手が良さそう。とくにウィンチはつかまえた上でエレキステイツでの電撃攻撃が可能で、こういったところはさすが三条陸といったところ。
 また、今回登場した佐竹先生は、龍騎で教授を演じた神保悟志氏。もう十年くらいたってるからイメージ変わって当然だけど、かなり厭味な生活指導っぽくって面白いです。  


2007年10月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ#2とD.C.II#3とスケッチブック#3

  みなみけ #2「おかしな学校」。頭の悪い子、マコちゃん登場。初回からカナばりの頭の悪さを発揮してますが、彼のスペックはまだこんなものではありません。三姉妹に絡む男子の中でダントツのキャラ立ちしてますので、今後の彼(彼女?)の活躍にご期待!
 話は、カナが口にした「男と女がいると起こる変なこと」にチアキが「変な事ってなんだ」と聞いてきたことから「変なこと」についてお茶を濁し続ける話。しかし今回、シリアス顔多用だったなぁ。


  D,C,II #3「ファーストレッスン」。先週から出てきたアンドロイドの美夏がポンコツで、あらゆる意味で作品の雰囲気を代表してるような。バナナミンってなんやねん、と恐らく原作から既にやり尽くされたと思われるツッコミを今更してみる。
 しかし、幼なじみで同居(下宿で同居してるだけだけど)中の年上ヒロインとつきあい始めたばかりだというのに、いろんな女の子と接近のフラグ立ちってのは、どういう罠だ? 主人公が伊藤誠じゃ無くって良かった。


  スケッチブック #3「青の心配」。夏祭り。後の祭。っつーか、こういう姉がいたらいろいろ気苦労が絶えないだろうなぁ、確かに。ご飯が作れないのにご飯を作ると言い出したりとか、そうめんの具にかまぼこを切ってると変なことが気になって延々切り続ける……いや、こんなんじゃなくても姉には気苦労が絶えない物ですが。
 今回も特に何が起きる分けじゃないんだけど、変な登場人物たちが日常で見つける「ちょっとしたこと」が提示されてて、ぼんやり見ててもそれなりに面白い。
 あ、ちなみに青ってのは、主人公・空の弟です。w

[アニメ] キミキス -pure rouge-#1

  キミキス -pure rouge- #1「meet again」。高校二年になったばかりの真田光一の家に、見覚えのない美人が上がり込んでくる。勝手知ったる様子で居間に上がったりシャワーを浴びたりする彼女は、実は光一の年上の幼なじみ・水澤摩央だった。中学の時両親の転勤に付いてフランスに渡ったのだが、 単身帰国するに際し、光一の家に下宿することになったのだ。最後に会ったときはガリ勉のびん底メガネだったのにすっかり垢抜けた摩央に光一はドキドキするのだが、光一には同学年に他に気になる女の子がいた。
 光一と摩央のもう一人の幼なじみ、相原一輝もすっかり見違えた摩央との再会に驚くのだが、新学期早々、紙飛行機を窓から投げるクールな雰囲気の不思議な少女・二見瑛理子と出会い、「実験」と称しいきなりキスされてしまう。

 人気ギャルゲのアニメ化。原作やったことないけど、東雲太郎氏によるコミック化がかなり雰囲気出してるので、それと比較してどうかなぁ、というところは注目したいところ。
 本来一人だった主人公を二分割しヒロインの担当も二分割ですか。ちょっと今までにない形なので、これが吉と出るか凶と出るか。コミック版しか知らないのでどれだけ原作とずれてるのかわからないのだけど、摩央の事情をわざと伏せて後への布石にしたりとか、基本はそれなりに手堅い作り。そうなると、複数のヒロインのキャラをどれだけ立たせられるかだよなぁ……


2006年10月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 徹之進#40と009-1#1と妖奇士#2

  徹之進 #40「てつのしん犬猿の仲の意味を知る」。ネオたちとの抗争も一段落付いて、犬楽園の仲間たちは慰安旅行で温泉に。ところが地元の山に済む猿たちに弁当を奪われてしまい、取り返そうとするのだが……

 セト様と因縁のある猿たちが出てくるのだけど、ネオたちとは違ってこちらはほのぼのとしたもの。昔からのガキ友達って感じですかね。で、猿たちの中で特にいたずらでちょっかいを出してきた猿美の危機に、さんざんいたずらされたのに助けようとして共々危機に陥る徹之進は、いつもながら猪突猛進の一本気だねえ。もうちょっと周りが見えた方がいいけども。
 次回はネオがまたちょっかいを出してくるらしい。しかもセレブナイトの正体がばれる?


  009-1 #1「潜入者たち Infiltrators」。石森章太郎原作のお色気スパイアクション。っつーか009とくのいちの合体技?
 主演が釈由美子ということもあって不安があったのだけど、見てみると主役のミレーヌ・ホフマンの演技も問題はなかったし、冷戦下の東西対立をモチーフにした緊迫した情勢を背景に、スパイアクションもキレが良くって意外にも当り。「銀河鉄道物語」とかもそうだが、まつげがバタバタしてたりするデザインは今の「萌え」の風潮とは会ってないが、逆に先鋭化してパターンの幅を自ら狭めてる「萌え」界隈にはない快楽ってものがある。懐かしさを売りにしてるってんじゃなく、単純に面白い。
 しかし、ゼロ機関の女スパイは009のメンバーがモチーフなのだけど、009-7がツインテールになってるのが……


  妖奇士 #2「山の神堕ちて」。央太母子を追って南部から江戸へやってきた山の神。実は山の神が央太を追ってきたのには大変な理由があった。

 う〜ん、どうして央太が心変わりして異界に行くのをやめたのかが……かなり唐突な気が。それ以外は、まあ普通に落としたかな、という感じ。往壓が加わったことで蛮社改所がようやく本格始動することになるのだけど、その背後ですべてを掌握する鳥居がやっぱ一番面白いキャラだよなぁ。鳥居がどれだけ怪人物か次第かも。安易に異界と関わってるなんてなってほしくないなぁ。史実でも明治維新後まで生き延びるし。

[その他] 別に嫌みとかではなく

  PS3、初年度は苦戦と予測…ゲーム情報誌まとめzakzak )。発売後の苦戦は現時点の材料を見ていると自分のような素人でも予想はつくのだけど、「五年後にはWiiを追い越す」というのは、どのへんの材料からなのだろう? 発表の詳細が読めれば、わかるのかな?


  中川氏核発言に被爆者ら反発「被爆国の政治家か」長崎新聞 )。ん〜、被爆者の方のお気持ちはわかるんですが、発言にいろいろ間違いがあるのは、ちとなんだかなぁ、と思う。「核実験発表をした北朝鮮を国際世論が非難している中で、日本からなぜこんな発言が出るのか」というのは、まず「核実験を実行する」のと「核保有の可能性を否定しない」はまるで次元が違う問題です。「核保有の可能性を明確に否定している」国は世界にどのくらいあるでしょうか? また、そうでない国が問題となってるでしょうか?
 他にも、「保有すれば、攻撃対象になる可能性が高まるというのが普通の考え方だろう」とか……中国なんかは攻撃対象になる可能性が高いわけですか? ちょっと実情を見ない否定の仕方は、その心情は理解できるものの趣旨自体をゆがめかねません。
 あ、ちなみに私は核保有賛成ではありません。中川氏も言ってるとおり「核保有によるリスクもあり」ますし、それは論理的に考査すべきです。


  教師が自殺生徒に「いじめ」=「からかいやすかった」−福岡・中2男子自殺Y!hl )。いや、生徒のいじめに荷担するなんて、教師としてはあるまじきことではあるんですが……先ほどなにげにつけてた報道ステーションの報道の仕方が、ちょっと首をひねるものだったので。
 ご両親がひたすら学校側を厳しく叱責する映像が流れ、そしてその教師が他の生徒にも同様にひどい言葉を投げたと……
 いや、それ自体は確かに悪いことで、きちんと処分されるべきです。でも、いくつか疑問点も沸いてきます。第一にはその教師の言動と自殺の因果関係。報道では、さもそれが直接原因と言わんばかりでした。でも報道の材料では、それも一因かもしれないけど、はっきりとは因果関係および寄与はわかりません。件の教師の態度は問題だけど、自殺の原因をすべておっかぶせるような報道の仕方は恣意的に過ぎるでしょう。
 あと、ご両親が学校側をひたすら厳しく叱責する映像が流れたのですが、ご両親にはご子息は相談されてなかった、あるいは、ご両親は様子がおかしいのに気付いてフォローなどをしようとしてなかったのでしょうか? 実際のところはわかりません。気付いてフォローしようとしたけど、力及ばず、ということかもしれません。また、ご両親もご子息を救えなかった自分を激しく責めてるかもしれません。でも、あの報道では何一つわかりません。あの報道はなにをしたかったのでしょう? 拙い自分にわかるのは、生徒の自殺と担任教師の関連を印象づけようとしたことだけです。あるいはそれは事実かも知れません。でも、提示された材料では判断しきれません。報道の作り方自体が見る側に印象で判断しろ、きちんとした判断材料は提示する必要はない、というふうに思えます。


2005年10月16日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組まとめて

 手短に行くので、ちと辛辣っぽい書き方になるものもあるかもしれないけど御容赦。

  BLOOD+ (土18:00〜CBC)。劇場用中篇アニメ「 BLOOD:THE LAST VAMPIRE 」を元に、TVシリーズ用に再構成したもの。 舞台はベトナム戦争終盤の沖縄? *1  基地とかなんとかとは必然的に出るけども、妙なイデオロギー臭は今のところないので安心。主人公は一年以上前の記憶がなくなってて、自分の力に戸惑うというタイプ。美麗な作画と周囲とのやりとりが安心して見られるけど、事件にどんどん巻き込まれていった後で話がどうなるか、様子見。
 P.S.ところで小夜が病室で食ってた差し入れ、スパムおにぎり? SPAAAAM, SPAAAAM, SPAAAAM, SPAM

  舞-乙HiME (月25:53〜TVA)。「 舞-HiME 」の続編的シリーズ。ただし世界観的に繋がりはなく、スターシステムで、旧キャラは基本的に別人。出だしは前作(?)を踏まえ、旧ファンににやりとさせる部分を盛り込みながら、お気楽主人公で前より痛快娯楽っぽい感じ。まあ、悪くないので視聴継続。ところで主人公の声、デカレンジャーのウメコなのな(だから着替えるのか! *2 )。

  灼眼のシャナ (月26:53〜TVA)。人気ライトノベルシリーズのアニメ化。BLOODもそうだけど、セーラー服と日本刀って、なんかみんなトラウマでもあるんか? それはさておき、原作未読だが萌えとケレンに特化した娯楽作っぽく、悪くない感じではある。様子見。

  クラスターエッジ (火25:28〜TVA)。サンライズのおっきい女の子特化作品。空戦は、売りとするには……だけど、見れないほど酷いというわけではない。むしろ設定や台詞が唐突すぎて、ついていけない。突然「力より強いはずなのに」とか言われたって。主人公が純真と言うより、ただの頭の弱い子に見える。「わかる人にだけわかればいい」という作品の典型だろうか。多分次は見ない。

  ガンパレード・オーケストラ (火26:58〜メ〜テレ)。原作ゲームはSCEから発売予定だが、制作には前作制作のアルファシステムは関わっていない。それはさておき、主人公は新米士官で東北のダメダメ中隊に派遣されるというお約束なのだが、部隊の人間がダメ揃い。技術的に未熟なのはともかく、軍隊の上下関係すらちゃんと叩き込まれていない。まあ、主人公もクラスメイト気分なのはどうかと思うが。一度全員まとめてリー・アーメイにPTしてもらった方がいいと思う。作品的に壊滅的にダメということはなく、ダメな連中ということは作品内でも認識されてるようだし、作戦立案とかは結構まともなので、しばらく様子見。

  ノエイン もうひとりの君へ (火27:58〜TVA)。どことなく閉塞的な北海道の小学生の前に、未来からの刺客が現れる。さらに現れる男、カラス。実は彼は……という展開。いわゆる萌えとかとは方向性が違い、かなりヴィジュアル的には独特。ジュヴナイル的でもあって、ヒーローものってよりはそういう方向性で期待する。カラスの姿が白土三平チックで何時「フフフ……風下に立ったがうぬの不覚よ!」と言い出すかと……言いませんかそうですか。

  IGPX (水27:08〜メ〜テレ)。未来のロボットを使ったレースバトルものなんだけど……言ってしまえば、盛り上がらない。狙って淡々としてるわけではなく、Vシネマ的な盛り上がらなさ。レースやロボットバトルのダイナミズムを伝えようという意図も見えず、見ていて「どうしろっての?」と困惑する。多分、次は見ない。

  はっぴぃセブン ざ・テレビまんが (木25:58〜TVA)。これもライトノベル原作。原作未読。七福神の化身の女の子たちによるバトルもの? なんというか、へっぽこ感ただようのだけど、「極上生徒会」と違って、あまり楽しめないへっぽこ感。登場キャラが多いから、という次元ではないように思える。キャラの魅力が何で、それをどう伝えるかの模索がそもそも欠落してるように思える。表現って、まず表現したいということがないと表現として成り立たないのだな。一応次も見るが、次もダメならローテーション落ち。

  ARIA THE ANIMATION (目26:28〜TVA)。未来の火星(?)を舞台にした、ゆったりまったりアニメ。事件と言えるほどの大事件は起こらないし、特に悪人が出てくるわけではないけど、ドラマとしては下手なバトルものよりよっぽど見せる。雰囲気も悪くない。個人的な好みを言えば、もう少し黒さが欲しいが、それはこの作品には合わんのだろう。継続。
*1: 公式ページのストーリー紹介 見たら、現代の話ですた……いったいどんな世界情勢下なんだろう?
*2: ウメコは(自称)変装の名人


2004年10月16日() 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの親子をどう思う

 必殺仕業人第四話。 DVD上巻
 主水はつまらない美人局にひっかかり、金貸しの叶屋に脅される。牢内につながれている文次を一晩だけ外に出せというのだ。文次は約束どおり翌朝戻らされるが、きな臭いものを感じた主水は捨三にさぐらせると、どうやら紙問屋の藤屋になにかあるらしい。藤屋の女主人・遊に身辺を注意するようにそれとなく警告するが、身に覚えがないと笑ってやりすごされ、逆に彼女の息子の身辺を洗ってくれと金を渡された。
 実は主人を亡くし女手一つで店を切り盛りしている遊は、もう成人している丈太郎と一緒の布団で寝たりと、異常なほどの仲の良さ。しかし、近頃丈太郎は遊に対して反発的な態度を取るようになってきた。もしや、と思った通り、遊は街中で女連れで歩く丈太郎を見かけてしまう。
 一方、丈太郎と叶屋を調べ続けていた主水は丈太郎が女に入れ揚げ叶屋から金を借りていたこと、それも「死一倍」と呼ばれる方法で、遊の命を担保に金を借りていたことを知る。つまり、借金を返済させるために丈太郎をそそのかし、文次を使い遊を殺させようとしていたのだ。そのことを遊に告げる主水だが、あまりの事実に彼女は信じようとしない。しかしその晩、遊は番頭もろとも文次に殺される。

 親が子を殺す、というパターンだが、それを際立たせるためか、二人の恋人と見まごう仲睦まじさが目を引く。一旦亀裂が入った二人のやりとりもほとんど痴話喧嘩。嫉妬丸出しの遊に、うとましさを感じながらも未練を見せる丈太郎。しかし叶屋にそそのかされ、言われるがままに手引きをする。
 実際は丈太郎を女にはめたのも叶屋で、一から十までがその思惑通り。元侍という設定で主水との立ち回りも手に汗を握らせる。
 依頼主は自分のミスから遊を殺させてしまった主水で、丈太郎を調べてくれと渡された金を仕置料にする。第三話も、どうも主水が勝手に仕事にしてきたようであり、第五話もそうだが、依頼する人間が死んでたりテンパってて話にならならないのを勝手に仕事にするのが仕業人流か。しかし、明確な依頼主の意思がないのに勝手に殺すって、まっとうに考えると相当アレだよなぁ。
 また、この金の仲間への渡し方がかっこいい。主水の話を聞いて「ごめんだね。金のない仕事は一切お断りだ」とやいとやが戸口に手を掛けると、木戸に主水の投げた小判が突き刺さる。やいとやもニヤリ、とそれを抜き取り、淡々と仕事に向かう。仕業人の真骨頂。

[その他] 右や左のダンナ様

 ここ最近例の本宮ひろ志南京事件関連でいわゆる「リベラル系」の人たちの言動をネットで拾って見てるのだけど、なかなか面白い。なにが面白いかと言うと、 詭弁論理 の典型例みたいのが続出してるから。そしてブログとかの場合は、それをおかしいとも思わず賛同してる人が多いのも目を疑う。それらの人々は大抵反論されると最終的に相手をウヨク呼ばわりとかしだすのだが、おかしいのは主義主張じゃなくって論理の組み立て方だと言うことに、何故か気付かないらしい。で、ちょっとつつかれるとまた詭弁を吐き出したり幼児じみた罵倒を繰り返す。
 こういう悪趣味なことをしてるのって自分くらいかなぁ、とか思ってたけど、 spanglemakerさん もワッチされてるそうで、ちょっと安心。多分、幾つかは重なってるんじゃないかな? 面倒なのでどことか明記しないのは私も同じなのだけど、私の方が実はもうちょっとだけ悪趣味で、時折まぜっかえしを入れている。と言っても下品なあおりではなく、ちょっとした、でも基本的な部分への突っ込み。それへの反応がまた小児じみた罵倒の連続で、見ていて笑える。特に「お前らは何も愛してねえんだろう」はちょっとツボにはまった。
 でも逆切れの仕方が単純で、最近ちょっと飽きてきてるのも事実。


2002年10月16日(水) 旧暦 [n年日記]

人参チョコ

 人参と言ってもcarrotの方ではなく、朝鮮人参の方。お土産で研究室にいただいたものだけど、韓国土産だそうな。いや、味は普通のチョコでした。しかし……
 ふと、野菜のニンジンが朝鮮人参(高麗人参)と同じ名前なのは、やっぱ似てるからなんだろうかと思ったら、友達が見つけてきてくれたのが このサイト 。やはり、最初に渡ってきたニンジンは朝鮮人参と似ていたからみたいです。昔時代劇を見て「ニンジンニンジンって、なんであんなものがそんなに高価なんだ?」と不思議に思ったよなぁ。実際に物が出て「全然ニンジンじゃないジャン」とも……
 ワールドカップの時に韓国代表が大統領秘蔵の人参を相伴にあずかったということからも、韓国人の人参信仰ってのはおそらくかなりのものがあるんだと思う。西遊記でも「人参果」というのが出てくる話がある。諸星大二郎の「西遊妖猿伝」(どこかで再開しないかなぁ)では、 人間の赤ん坊を苗床に冬虫夏草のような菌類を繁殖させたもの、ということになっていた 。こういった「人参果」と「人参」の信仰はやっぱ関係あるのだろうか? 余談だけど、夫のために人外に身を変えてまで尽くす扶桑夫人の話は結構好きだったなぁ。
 以前、アポジモーターの酸化剤の枯渇により、寿命が短くなるのではないかという報道がなされた『こだま』だけども(実際は短くなってません)、 その酸化剤枯渇の原因が判明した らしい。業者による部品の取り付けミスですか……設計ミスとかではなかったとは言え、それはそれであまり誉められない気も。予算削減の煽りかなぁ。
 衛星がらみでもひとつ、 ひまわり五号の退役が来年四月に決定 。次の衛星が上がるまで、アメリカのを貸して貰うんですね、結局。打ち上げ予定はどうなってたっけ? 古い情報では、来年三月となってますが……(次のはH-2のと同じ、多目的衛星?)
 日本の気象衛星は日本だけではなく東アジア・オセアニア地域一帯の気象観測も行っているので、日本一国の問題というわけでもない。現代において精度の高い気象情報は各方面に重要なので、早いとこアメリカの間借りから抜け出したいものです。ちなみに各国気象衛星の様子は こんな感じ
  英国で軽油の代わりに使用済み調理用油でタクシーを走らせていた運転手を摘発 。いや、戦車のディーゼルエンジンは多燃料ディーゼルエンジンとは聞いてるけど、タクシーのディーゼルエンジンで……大活躍だな、フィッシュ&チップス。


2001年10月16日(火) 旧暦 [n年日記]

ロケット+爆発+打ち上げ失敗+鳩

 数日前の検索ワード。友人に「こんなんで検索してきた人がいるよ」と言ったら「最後の鳩はナニ?」と言われてしまった。多分、ゴルゴ13だと思うんだけどね。(ゴルゴ13で中国が鳩を使って宇宙開発事業のライバルになりそうな国の打ち上げを妨害していたというネタがあるのだ)
 話題は変わるが、なんにせよタイミングが悪いってことはあるものである。歯科医用の加工素材で「デンタルワックス」というのがある。義歯や入れ歯を作る時に使うロウで、硬度や形状が色んな物があり、実験用のちょっとした工作にも大変便利。何がいいかって、元々医療用に使うものだけに変な不純物が入ってないのでナマモノを取り扱う生理学実験にはこれ以上ないくらい重宝する素材なのだ。で、ちょいと私はそんなデンタルワックスの中で常温で硬度が柔らかいもの、手でこねて加工できるくらいのものを捜してて、取り扱い業者に問い合わせていた。それがおよそ一月前。ま、火急の品ではなかったし、その間なんだかんだでやることもあって忘れてた時期もあるのだけど、十日ほど前に突然思い出したように問い合わせた業者の一件がカタログのコピーを持ってきてくれた。で、他の業者もサンプルを持ってきてくれたりしたのだけど、望んでいたものじゃなくって、あれこれと「こんな感じのもので…」と説明しながら折衝して、今日ようやく最初の業者が希望のものを見つけ出してくれた。で、それを注文した二時間後に、もう一件の業者がその注文した商品のサンプルを手にやってきた。
「こういう感じなんですけど、イメージと違いますかね?」
 いえ、イメージ通りなんですよ。たださっき注文した品と全く同じ商品だって事で困ってるだけで。
 ここんとこで「ごめんなさい。さっき別の業者さんに頼んじゃいました」とはっきり言ってしまえばことは簡単だったのだけど、ちとうたた寝していてうつらうつらした頭で「うーん、困ったなぁ」と、「困ったのはお前だ!」な八方美人回路全開。結局そのサンプルをちょっと試して使ってみるという話で置いていってもらった。ああ、ごめんなさい。
 一応どんな商品かメモっておくと、「ジーシー ユーティリティワックス(赤)」。医療用具なんで一般には手に入りにくいと思います。
 またもや話題は変わって、なんか今日は午前8時くらいから、昨日の日記ピンポイントでミョーに参照元不明のアクセスが多くなったんで、なんか変だと思ったら2chにURLが貼られていたらしい。誰じゃい貼ったのは! ってアクセスログ見れば大体誰かは想像がつくんですけどね。ねえ、8時ちょっと前に日記にアクセスした関西方面のM・Nさん?
 いや、別に貼られるのは構わないんですけどね、こういう場合はちゃんと情報源に近いところに溯るってのが本当だと思うんですが。予想通り概ね2ちゃんねらーには興味が薄い話だったみたいなんで、どうでもいいことなのですけど。
 まあついでなんであの後更に調べた結果を書いておくと、 ドニゴール地方(エンヤやクラナドの出身地)の案内サイトクラナドの紹介ページ でも、先日紹介したサイトと同様の趣旨の事が書かれてる。ここは見ればわかるけど、当のゲール語でも記述されてるサイトで、そのサイトで「CLANNAD」という単語そのものについては特に他には触れてない事から、一般名詞でCLANNADという単語はないのではないかと匂わせる。また、格変化という可能性もあるのだが、今の所CLANNの変化系でCLANNADという単語は見つかってない。複数形という可能性もあったが、 CLANNの複数形はCLANNA である。他には友人が更に古い語でCLANNDという単語を見つけてきたが、CLANNADという単語そのものは見つかってない。
 もう一つ、 クラナドのモイア・ブレナンのインタビュー が見つかって、その中で"That "Clannad" translates to "Family" is no accident."と述べている。no accident(偶然ではない、必然、故意)という言い回しをするところから見ると、やはりCLANNADという単語は「家族」と言う意味そのものではない気がする。
 友人からは「ちょと過剰反応過ぎでは?」とも言われたが、激昂をすぐにおちつかせることが出来るのなら、そんなものは激昂とは言わないのである。調べれば調べるほど腹が立つ。