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2011年09月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] セイクリッドセブン#9とシュタゲ#22と神メモ#8とぬら孫千魔#9とバカテスに#8

  セイクリッドセブン #9「転石するイシ」。なんつーか、登場する悪石は面白いw デザインや動きだけじゃなく、一種小型怪獣なんだけど、そう言う場合にどうするのか、って考え方あたりが。
 でも、作戦がちょっと残念。お嬢様側が軍隊的組織じゃないのは明白なんだけど、戦術がかなりTRPG的。足止めのしかたとか、もっと他に方法はあると思うんだけどね。
 いや、一応アルマがいつの間にか全学園に受け入れられてたとか、そういうのはあるんだけど、こういうのも嫌いじゃないんだけど、どこまで考えてるか、なんだろうなぁ。

  Steins;Gate #22「存在了解のメルト」。まゆりを助けるためには時間干渉の全てをなかったことにするしかないが、それは紅莉栖が刺されて死ぬ歴史に戻すと言うことでもあった。悩み、行き詰まった末にそのことを紅莉栖に告げる岡部。
 紅莉栖もおぼろげながらこれまでの改変された歴史のことを覚えており、自分が死んでいたはずなこと、岡部がまゆりが死ぬ度に悩み苦しんで自分に相談してきていたことを覚えていて、元の歴史に戻すように言う。度重なるタイムリープで、紅莉栖に対し相談相手以上の感情を抱くようになっていた岡部だが、紅莉栖の覚悟も受け入れ、最後の決断を下す。
 他のキャラも時間改変の記憶が多少ながら残ってる、ってのは、ちょとご都合主義でそこが話のキーになるってのがアレなんだけど、まあ、紅莉栖がメインヒロインと言うことであれば致し方あるまい。

  神様のメモ帳 #8「僕は運命を信じない」。途中で察しが付いた通りのヒソンの顛末。つか、同名の韓国女優がいて、漢字だと金「喜善」なので、まあなんというか。知ってた人にはあからさまなアレコレ……
 しかしあれだけやらかしといて殴り合いだけの怪我で四方八方納得させるって、ちょっと無理があるでしょう……

  ぬらりひょんの孫 千年魔境 #9「灰色の陰陽師」。正直、ちょっといろいろ新勢力が出過ぎてて、グダってる感は否めず。花開院流は内部事情もあったりでさらにアレだし。この辺りが掲載順番下げた理由ではあるんでしょうが。とはいえ、妖怪ものはやっぱそれなりに燃えるのです。

  バカとテストと召還獣にっ! #8「ウチと日本語と知らない言葉」。美波がいきなり明久にキス、で終わった前回から、ドイツからの帰国子女である美波が明久に惹かれた経緯の過去編。美波ってホントに帰国子女だったんだ。ただのバカだと思ってた。で、意外とバカでなかった美波が真性バカの明久に惹かれるんだけど、え〜っと、これってどう収束するの?


2011年09月04日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#28と仮面ライダーフォーゼ#1

  ゴーカイジャー #28「翼は永遠に」。残る大いなる力を求めるゴーカイジャーだが、彼らの前に次なるザンギャックの刺客が。ザンギャックが雇った宇宙賞金稼ぎキアイドーは誰にも負けたことがないという強敵。のみならず、過去にマーベラスを倒しながらも、つかまえる価値もないと見逃した過去があった。過去の因縁から萎縮してしまうマーベラスはなすすべもなく倒され、今度も以前と同じように見逃されてしまう。
 屈辱を感じるマーベラスだったが、実際には胸の内にはキアイドーへの恐怖心が刻み込まれていた。
 そんな時、大いなる力を探すゴーカイジャーたちの前に謎の男が次々現われ、力尽くでゴーカイセルラーを奪っていくということが立て続けに起こる。マーベラスたちの前にもその男が現れるのだが、マーベラスでさえも手もなく扱われ、セルラーを奪われてしまう。その男は、ジェットマンのブラックコンドル「結城鎧」を名乗るが、何故か一緒にいたガイにはその姿が見えていない。
 ジェットマンのメンバーの現在を調べるが、他のメンバーは戦いから離れているものの、結城鎧だけが行方がわからない。しかし再び現われ、「自分の弱さに向き合えない今のお前には戦う資格はない」と告げる鎧を追うマーベラスは、追っていった先の墓地で、結城鎧の墓を見つける……

 いや、なんつーか「知っているか!」ですか。脚本、井上敏樹だからって遊びすぎ。
 で、やはり最終回通りチンピラに刺されて死んでたことになってる結城鎧。他のメンバーはすっかり戦いから離れていても、鎧のお墓参りは欠かさないなど、今でも仲間の絆を失っていない。鎧もそんな仲間を戦いに戻すようなことはさせまいと、地上に舞い戻ってゴーカイジャーたちからセルラーを取り上げる。
 過去の負けの恐怖心からキアイドーに本気を出せなかったマーベラスも、死しても仲間たちを守ろうとする鎧の姿に、自分の弱さを乗り越えることこそジェットマンの大いなる力、と悟り、キアイドーを倒す。いや、いい話だけど、それって別に大いなる力である必要ないよね……
 次回は、アバレンジャーの話。って、あれ? でももうアバレンジャーの大いなる力は手に入れてたよね? つか、予想した通りゴーカイオーと豪獣神の合体? あと、アバレブルーと笑里が結婚してたって、いつの間に!?


  仮面ライダーフォーゼ #1「青・春・変・身」。個性的な面々ばかりが集まる天ノ川高校。そこにトンガリリーゼントと短ランの見るからにぶっとんだ格好のヤツが転入してきた。彼の名前は如月弦太朗。時代錯誤な不良のようなナリをしながらも、スジの通らないことは大嫌いで学園の生徒全員と友だちになるのが夢だという。小学校の時以来の幼なじみ城島ユウキとの再会を喜ぶも、初日から女の子に貰ったラブレターを投げ捨てた歌星賢吾を見とがめトラブルを起こす。のみならず、学校の階級のこと知らず、高校のキングである大文字隼の席に座り、キングのグループともめてしまう。
 ユウキを人質に取られながらも相手の陰険なやり方に腹を立て、あくまで一歩も譲らない弦太朗だったが、彼が制裁を受けてる現場に、オリオン座のような模様を付けた怪人が現れる。さっさと逃げた隼を尻目に弦太朗はユウキを守ろうと立ち向かうが叶わず、あわやユウキが襲われるというところで、巨大なパワードスーツが現われ、怪人を撃退する。
 そのパワードスーツの中から現れたのは、いけ好かない例の賢吾。賢吾はこのままでは一時凌ぎにしかならないといい、「フォーゼ」になるというのだが、生来虚弱でパワードスーツの操縦ですら消耗しきった彼を、ユウキは必死に止めるが、話を全部聞いていた弦太朗は、自分がその「フォーゼ」とやらになると言い、変身ベルトを奪って再び現れた怪人の前に立ちはだかる。

 トンガリ頭にもこもこスーツのかなりぶっ飛んだデザインやら、主人公が時代遅れの不良スタイルというあたりで発表時から唖然とさせた新ライダーの第一話。
 アメフト部部長のチアリーダを頂点に学園内のヒエラルキーが厳密に存在してるアメリカドラマ・映画みたいな学校に、「生徒みんなと友だちになる」という不良が転校してくるというのだから波乱は確実。のみならず、学園内に怪人が登場するという先の読めない展開。その怪人ゾディアーツを倒してアストロスイッチを回収するのが、賢吾たち「仮面ライダー部」というわけ。
 ゾディアーツは星座をモチーフになっているらしく、多分ゾディアーツという名称から、中ボスはゾディアック(黄道十二星座)なんだろうなぁ。
 ロケットなど宇宙開発関係のものがモチーフなのは一目瞭然なのだけど、ほかにも面キャラのネーミングが昭和仮面ライダーのアナグラム。「歌星賢吾」は「本郷猛(一号ライダー)」、「城島ユウキ」は「結城丈二(ライダーマン)」のもじりだし、「大文字隼」の「大」は「一文字隼人(二号ライダー)」の一と人の字を組み替えてるし、「風城美羽」は「風見志郎(V3)」、「JK」は「神啓介」、「野座間友子」の「のざま」は「amazon」のアナグラム。どうも弦太朗を加えたこの七人がメインになってくのだと思うけど、隼と美羽とはあからさまに敵対してるし、JK、友子は遠巻きに見てるだけの傍観者。学園のピンチに力を合わせる、って展開になるのか? JKとかはあまり想像が付かないけど……
 戦闘シーンも、アイテムを多用したアクション中心で、面白いんだけど特撮予算が持つのか知らん?


2011年09月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガード#34

  カードファイト!!ヴァンガード #34「夏だ!合宿だ!ヴァンガードだ!」。全国大会なのに主人公いいところなしで予選敗退というかなりビックリな展開に。自分に足りなかったものがあることを感じつつ、それが何かわからないアイチは、「カードキャピタル」の合宿に参加。いつもの面々が全員参加のみならず、チームカエサルの三人も合流。その練習試合で、アイチは「勝利のイメージに乏しいデッキ」と指摘される。要は「決め技がない」ってことなのか?
 しかし海回なのに水着なしとは……まだ次回にも続くみたいだから、期待していいのか? のか?


2011年09月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 野田なのだ!

 野田政権、今のところニュースを見てると、「バランスを取りつつ舵取りするのかなぁ」というあわい期待をことごとく裏切られてます。閣内不一致な民主党政権の当初の姿が甦っただけというか。まあ、菅政権よりはおそらくマシですが、さっさと潰れた方がいいには違いなさそうという印象。
 野田首相は松下政経塾の出身と言うことですが、折角育てた人材がこれでは幸之助翁もうかばれまい。第二次世界大戦時の参謀本部と同じで間違ったリート意識で凝り固まった学閥集団でしかなさそう。

[アニメ] シュタゲ#23

  Steins;gate #23「境界面上のシュタインズゲート」。まゆりの確定された死とSERNに支配されるディストピアな未来を、紅莉栖の犠牲で回避したと思いきや、β世界線の鈴羽から連絡が来る。いわく、岡部の世界線の修正により、第三次世界大戦が起こる未来になってしまったという。それを避けるために再度の時間修正を求められるのだが、幾度ものまゆりの死と、紅莉栖の覚悟を経験した岡部はそれを受け入れがたく……

 いよいよクライマックスなんですかね? 最初の方のジョン・タイターの存在だとかが結実してく展開。紅莉栖の死を避けようとして裏目に出てしまい、なんとか奮い立たせた心がまた折れるも、未来の自分と、まゆりに励まされ、再度の時間修正に挑むことに……
 まあ、いろいろおかしいんだけど、それはそこ、ノリということで。結局SERNも第三次世界大戦を避けるために管理社会にした、ってことなんかなぁ。
 とりあえず貧乳助手のための最終展開ということで個人的にはオールOK。できれば同じ声でも黄河の歌姫の方がいいけど。


2011年09月11日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#29とフォーゼ#2

  ゴーカイジャー #29「アバレ七変化で新合体」。風邪をひいてしまったザンギャックのワルズ・ギル。ギルは風邪を治すため、地球人の新婚の幸せエナジーを行動隊長のワルズ・ギルに集めさせる。
 ダイヤールの悪事を見つけ倒そうとするゴーカイジャーだが、伸縮自在のダイヤールにゴーカイオーや豪獣神も翻弄されて逃げられてしまう。そこでアイムとガイが新婚のふりをして結婚式を挙げ、ダイヤールをおびき出そうとするが、彼らの戦いを見て、「もしかして、彼らはアバレンジャーの大いなる力の本当の使い方を知らないのでは……」とつぶやく男女の姿が……

 アイムの当番回+アバレンジャーふたたびのゲスト回。今回は三条幸人とえみぽん。って、いつの間に結婚してるの!? いや、先週書いたけど。
 海賊って雰囲気ではないアイムをマーベラスが仲間に迎えた理由を疑問に思うガイ。その理由を示すかのようにおてんば姫ぶりをいかんなく発揮、なんだけど、羽目を外しすぎてるような……まあ、今回モチーフのアバレンジャー自体がそんな感じだったけど。
 アバレンジャーの大いなる力の真価を発揮するためには、豪獣神だけではなくゴーカイオーにもレンジャーキーを使わないといけないという。でも、アバレンジャーにピンクポジションのキャラがいない……って、そこでアバレピンクかよ!w アバレンジャーは編成のイレギュラー具合では歴代随一だったしなぁ。
 そして豪獣神の本当の力。それは……ゴーカイオーと腕交換だけっすか……いや、ゴーオンジャーみたいにタワーみたいな合体しろとは思いませんけどね。
 今度はライブマン回らしい。順調に大いなる力の回収が進んでますな。って、 東映サイト 見たら、階段落ちがあるって……

  仮面ライダーフォーゼ 「宇・宙・上・等」。ゾディアーツを倒したのにいきなり怒り狂った賢吾に責められる弦太朗。賢吾によれば、ゾディアーツを倒しても本体である人間を見つけてアストロスイッチを回収しなければまたゾディアーツは現れるという。フォーゼとしての資質がないと言われた弦太朗が、対抗心から自分が本体を見つけ出すと、勝負を挑む。
 頑なな賢吾の態度に反発しながら手当たり次第怪物の正体を尋ねて回るも、あまりに無計画なので収穫なし。意気消沈し再びラビットハッチにやってきた弦太朗は、窓を開くと外に地球が見えてることにびっくり。何故か宇宙に浮かぶ地球に理由もわからず涙を流す弦太朗の前に、ユウキが現れる。
 ユウキは賢吾に勝負を挑んだ弦太朗の態度はらしくもないし、自分がフォーゼドライバーを渡した意図がわかっていないとも言い、ラビットハッチの外に弦太朗を連れ出す。そこは、月面世界。ユウキは大きな事故跡のクレーターを見せ、そこでかつてアストロスイッチの開発に関わっていた父が、アストロスイッチを悪用するため奪った悪党たちが起こした基地爆発に巻き込まれ死亡したこと、その父の遺志を継ぎ、アストロスイッチを悪用されないために回収しようとしてることを語る。
 賢吾の背負ってるものの重さ、それを真剣に抱いているがゆえの態度を知った弦太朗は、自分が言い出した勝負を反古にしてでも、賢吾への協力を申し出る。最初は弦太朗の言うことを歯牙にもかけない賢吾だったが……

 大体基本的な構図は固まってきたかな?
 良いバカ、弦太朗が、単純に友だち勝負を仕掛けるのだけども、そんな軽い話じゃないと知って賢吾の背負ってるものを自分も背負う覚悟をする話。
 いきなりバイクが出てきたりと力業の部分もありますが、基本、いいバカの話ですなぅ。
 今回は学園ものとからめて「仮面ライダーが部活動」というかなりアレなコンセプトなので、仲間意識的な部分が重要で、弦太朗と賢吾、その仲立ちをするユウキというところでまずまずなリフトオフ。
 特撮部分も冒頭ということもあってかなり力が入ってる。アクションもだけど、パワーダイザーを使ってライダーを打ち上げ→宇宙からライダーキックという……宇宙ライダーキックは初めて? カブトの映画版があった?(GOD SPEED LOVEは見てない)
 メインキャラのキャラ立ちとかで、まあまあの出だしかと。次の仲間候補のゴスロリ娘もまあまあのキャラ立ちだし、早々にヘタレを見せてる学園のキングとか、ここからどう学園ドラマに膨らませるのかが楽しみなところ。
 ゴスロリ娘こと野座間友子が仮面ライダーの命名をするところで、歴代ライダーの映像を見せたのはまだしも、もろに「風都タワー崩壊」の記事があったのは、否応もなくボルテージ高まりますわ。平成ライダーはこれとクウガだけなのがなんですが。


2011年09月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] っつーか政治家は政治がお仕事で、マスコミは事実の報道がお仕事のはずなんだけど

 違うと言うのならそうだと明言した方がいいと思いますよ。
  鉢呂経産相「放射能うつしてやる」発言 ネットでも「さすがにこれはアウト」Livedoorニュース )。まあ、この通りだと思います。確かにフレーズだけ取り上げればどぎつく意図を捏造することは可能ですが、発言全文を見れば特におかしなことを言ってはいません。問題だとするにしても、新聞一面で取り上げるようなことではない。その後の「放射線つけた」は流石に擁護のしようもないしする気もないですが。後者はオフレコのつもりだったにしろ公人が公衆の前でするに相応しい発言ではないですが、後者は完全に言葉尻。自民政権時代に散々行なわれたことを思い出し、マスコミの拙僧の無さ、頭の悪さ、煽り屋でいることを良しとする気概のなさに唖然とします。
 まあ、後者にしてもやめるまで行くべきものかとは思うのですが、本人が打たれ弱かったのか、なんらかの圧力がかかったのか、なんとも言えないので。
 政治家は政治がお仕事、とは言え政争はどうしても起こるのでそれはある程度仕方ないのですが、前総理のようなパフォーマンスだけしか考えられないような、アホ丸出しの価値観ではいけないし、マスコミもそのつもりで国の政治に口を出さねばならないのですが、マスコミは完全に「他人事」ですね。権力だけ与えられて責任は取らなくていいシステムだと、そうなるのが当然なんですが。
 民主政権はさっさと交代して欲しいと思ってますが、こんな衆愚政治なシステムで交代したところで同じ事の繰り返し、ということはちゃんと理解すべき。


2011年09月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ピングドラム#9といろは#24とシュタゲ#24(最終回)

  輪るピングドラム #9「氷る世界」。陽毬が一度死んで、甦るまでに起こった出来事。と言っても現実なのかまぼろしなのか、それすらもよくわからない展開。で、本編にも出てきたアイドルユニット「ダブルH」と陽毬にはやはり関係があったよう。(EDで一緒だからそうだろうとは思ったけど)
 で、肝心の晶馬は前からどうなったのか不明。冠葉は前々からなにか怪しげな連中と接触があったことが今回も。キーパーソンでありながら、実はりんごが一番の部外者???


  花咲くいろは #24「ラスボスは四十万スイ」。東京で孝一と再会した緒花。孝一は翠から働く緒花の姿を見せられたことで緒花への気持ちを再確認し、覚悟を固めたことを伝えようとするのだが、緒花は孝一の気持ち、自分の気持ちをどう整理し、伝えたらいいのか、わからず混乱して、「ぼんぼり祭に来て!」とだけ伝える。
 喜翠荘に戻った緒花だが、喜翠荘のみんなはついに女将に反旗を翻し、なんとかして継続する方向で動こうとする。緒花も女将に直談判して決意を変えさせようとするのだが、連れて行かれた祖父の墓参りで、女将が喜翠荘を閉じる決意をした理由を聞かされる。
 女将も皆のことを想ってのことだと知った緒花は、どちらが正しいか迷いながらもぼんぼり祭に向けて全力で頑張ることを誓うのだが……

 やはり、女将が宿を閉じようとした理由は、自分の意地を通して喜翠荘という「重荷」を縁や皆に背負わせたくなかったから。せめてマイナスからではなくゼロからのスタートをさせてやりたい、ということだったのだが、緒花は「みんなにとっても喜翠荘は夢」と訴える。訴えるのだが、女将の気持ちも理解できる。
 そして意固地になって地域のぼんぼり祭の手伝いに出ようとしない皆から冷たい視線を浴びながら、手伝いを買って出ることに。
 なんか気持ちが擦れ違ってるだけで本当はみんな喜翠荘を大事に思ってる、ということを、緒花だけが知ってる状況で、緒花、孤立するんじゃなかろうか。ってそんなキャラでもないか。
 それと今回、孝ちゃん、ちゃんと宿が取れるのか?
 あと、次郎丸が昔手がけたマンガ原作が徹と民子が板前にあこがれきっかけって……これは二人にとってあんまりだw


  Steins;Gate #24「終わりと始まりのプロローグ」。第三次世界大戦が起こる未来の自分からのメッセージで、牧瀬紅莉栖を救いながら世界の未来も変える方法を思いつく。鈴羽と共に再び過去に飛ぶのだが、手違いから窮地に陥ってしまう。

 最終展開。割とご都合主義的な窮地と岡部の献身だったし、誰もが前の世界の記憶が少しだけ残ってるというあたりで、岡部の孤独な戦いの悲劇性は薄れてしまったのだけど、まあ、ハッピーエンドにしないと後味悪いしね。元々厨二病がテーマの作品だし。
 同シリーズの「Chaos;Head」では主人公が変態なのを開き直ってしまったのが面白かったので、そういう面白さはなかったですが。まあ、きれいにおわったのではないかと思います。きれいに終わりすぎたきらいはありますが。


2011年09月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#30とフォーゼ#3

  ゴーカイジャー #30「友の魂だけでも」。次なる大いなる力の手がかりは「スケボーが得意なライオン」。ガイによりそれがライブマンのイエローライオンだということはわかったが、結局今彼がどこにいるかわからず、いつもと同じ手当たり次第の宝探しに。
 しかし、その途中階段から落ちる乳母車を見つけたジョーはそれを助けようとするが、同時に手を伸ばした男が……しかもジョーと同じ名前……
 大原丈と名乗るその男の態度に何かを感じるジョーだが、ザンギャックの科学者・ザイエンがプロボクサーをさらおうとしているところに出くわす。変身しザイエンを退けるが、その際、何かの設計図を落としておく。その設計図とは、バリゾーグの設計図。ザンギャックはトップアスリートたちをさらい、その身体能力を増幅させたバリゾーグを量産しようとしてるのだと気付くと共に、バリゾーグを元に戻せるのではないか、と希望を抱く。

 今回はライブマン編。というか、 そもそもゴーカイジャーで毎回オリジナルのキャストにご登場いただくというコンセプトのきっかけになったのが、今回のイエローライオン役の西村和彦氏だとか 。で、それもあって登場してるのだと思いますが、今回そのイエローライオンと絡むのはイエローのルカじゃなく、同名のジョー。ライブマンは主人公たちが道をたがえた友人たちと戦うことになったシリーズで、ジョーも尊敬する先輩が改造人間にされ戦うというジレンマを抱いてる。
 そんなジョーに、丈は「助けたいと思い、あがくのは当然だ。助けられなければ、せめて魂だけでも助けようと思ってる」と、自分が進んでいる道でジョーに道を啓示する。
 そしてライブマンの大いなる力は、ゴーカイオーのライブロボ化。記念なのはわかるけど、かなり微妙な。
 次回はまたバスコが登場で、大いなる力を奪ったりという話らしい。って、流石にバスコには奪われないとは思うのだけど、バスコの処遇をどうするんだ?


  仮面ライダーフォーゼ #3「女・王・選・挙」。仮面ライダー部を立ち上げ、新しいスイッチのテストをする仮面ライダー部。しかし、新しいスイッチ「ホッピング」が全然ダメだったことから賢吾は「使えない」と判断。それに対し、弦太朗は「価値のないものなんてない」と反論する。
 そして天ノ河高校ではミスコンの最中。大本命の風城美羽が、ファンのプレゼントをないがしろにするのに怒った弦太朗が、美羽に勝負を挑み、美羽がクイーンに選ばれなかったら友だちになれと言う。
 しかし美羽に対抗できる候補などそうそう用意出来るわけがなく、学園一の事情通JK(ジェイク)に紹介してもらった候補も、なんとかその気になってもらったが、その矢先彼女が姿が見えない何者かに襲われる事に。
 フォーゼに変身してなんとか姿の見えないゾディアーツを撃退するものの、別にさそり座のゾディアーツが現われ、敵の正体を掴めないままに。
 とりあえずゾディアーツがミスコン候補を狙っているらしいということがわかり賢吾も協力してユウキを対立候補に仕立てるのだが、見栄えはともかく宇宙オタク丸出しのユウキでは話にならない。
 そんな状況で圧倒的優位にアピールを進める美羽だったが、例の姿の見えないゾディアーツが現われ妨害されてしまう。さらに、それにも関わらずパフォーマンスをしようとする美羽だったが、身内しか知らないはずの発言が流されてしまい……

 今回は美羽、そしてサブでJKのキャラ立て回なんでしょうかね。
 学園のクイーンとして君臨する風城美羽。言動も態度も非常に高慢で、居丈高な美羽。でも、地道な努力してたり、志のなさを否定してたりと、単純に高慢なキャラではないのが。
 つか、ユウキのミスコンアピールが、はやぶさコスって……妙にそっち方面で「フォーゼ気に入った!」って反応が多いと思ったら。
 JAXAに出入りする宇宙オタ、って設定は事前に知ってましたが、もろそのネタで来るとは……
 はやぶさネタの映画が立て続けにあるからこそ可能な展開とは思いますが、それに対して、わかりやすい美羽のパフォーマンス。と言っても、それも日頃の努力があるからこそ……それを理解しはじめた弦太朗の目の前で起こるゾディアーツの襲撃。しかも、その後美羽のファンからのプレゼントに対する暴言の数々が流れ……ゾディアーツの本体って、どう考えても取り巻きのあの子だよなぁ。
 弦太朗が賢吾に否定されたホッピングスイッチを「無駄なものなんてねえ!」と言って使いこなした展開といい、一度地に堕ちた美羽が頑張り、それを弦太朗が認めて勝負とか関係なくなる展開だと思うけど。
 あと、今回のゾディアーツってカメレオン座だよね? 聖聖矢?


2011年09月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[映画] 世界侵略:ロサンゼルス決戦

 突如現われ世界中の都市を襲撃し始めた宇宙からの侵略者。圧倒的火力差にロサンゼルスもあっという間に壊滅する。
 ロサンゼルス近郊の基地にも出撃命令が下り、先の作戦で部下を死なせた失意から除隊を決意していたナンツ二等軍曹にも取り残された民間人の救助部隊に加わるよう、指令が下る。
 ナンツは小隊内に知れ渡った悪評から孤立しつつも、警察署に避難した民間人の救出に向かうが、想像を絶する敵に身動きが取れなくなってしまう。
 なんか予告編では 1942年のロサンゼルスの戦い 云々、ってのがあったような。これは日本軍がやってくるって情報に米軍が翻弄された事件らしいけど、本当はエイリアンの侵略との戦いでした、って話かと思ってたのに。
 で、内容は海兵隊大活躍映画でした。「ブラックホーク・ダウン」や「ハートロッカー」のようなリアリズム指向(?)の戦争映画のテイストで、特別な力とかそんなものがない海兵隊の小隊がロス脱出に右往左往したりなんだり。画像もハンドカメラ的なものを意識して、臨場感を演出してました。
 で、話の筋としては過去部下を失ったナンツの行動。部隊内にその時死なせてしまった部下の弟がいて、ことあるごとに敵意を見せるのだけど、それに対する返答、そしてその事を悔いて除隊まで決意していたナンツがどういう行動を取るかが、なんというか、きっとハートマン軍曹も絶賛してくれます。
 戦争なんてそんな綺麗なもんじゃないでしょ、といわれればそうなんだけど、まあ、娯楽作としてはよろしいんじゃないかと。
 軍隊絶賛映画としても受け取られかねず、また、破壊描写ゆえに震災直後の公開は見送られた映画ですが、被災地で救助活動した沖縄の海兵隊は、戦闘ではなく人助けの作戦で、しかも被災者たちから純粋な感謝を示されることに、厳しい環境にもかかわらず喜んで「トモダチ作戦」に参加したようです。その意味では、海兵隊の気質をある意味的確に示してるのではないかと。

[映画] パレルモ・シューティング

 売れっ子写真家のフィンはデジタル加工やセットの私用などを多用しつつ、自分の人生の実感を得られず生に対する希薄さを感じ続けていた。そんなとき、撮影を終えたミラ・ジョヴォヴィッチから「人工的な背景ではない中での撮影をして欲しい」という注文があり、イタリアのパレルモをその舞台にする。
 撮影も無事終わるのだが、フィンはパレルモの雰囲気が気に入り、そのまま滞在し続ける。仕事やプライベートのことで神経をすり減らしていたフィンはそこで人生の意味について再び見つめ直すのだが、たまたま撮影した写真に映り込んでいた灰色の老人に、ことあるごとに狙われ矢で射貫かれようとする幻影を見る。
 ヴィム・ヴェンダースの最新作。多分に観念的なのは、いつもの作風なので見たいという方はその点注意。眠気には誘われます。
 ただ、つまらないかと言われると自分としては面白いです。
 死に追われる男が、生と死の意味について考える、という構図で、その死の象徴がデニス・ホッパーというのもなかなかに説得力があります。ただ、それ以上にこの映画のもう一つのテーマがデジタル化により失われた写真・映像のリアリティであり、いまや映像が実在の担保たり得ないという嘆きでもあると言うこと。
 これって映画の根本にも関わる話なのだけどね。
 この映画はアナログフィルムで撮影されてデジタル加工されたようだけど、そこらへんの感覚があるなし、ってのは、今後大きく関わってくる気がする。
 ちなみに、この映画、デニス・ホッパーの遺作っぽい(2008年公開の出演作は他にもあるので確定ではない)上、ミラ・ジョヴォヴィッチが本人役で出演してたりとか、そういう点でも微妙に怪作です。


2011年09月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 避難勧告が出てますが、私は大丈夫です

 いや、もう避難勧告も解除されたんだけど。
 職場からも「すぐに帰るように」というアナウンスが流れるほどの避難勧告の規模だったんですが(実際氾濫が起きたり電車が運休する地区もあったのですが)、夕方以降、市内はすっかり落ち着いて宵の口からは台風が近づいてるとも思えない穏やかな天候です。
 とは言え油断はできないんですが。
 そもそも今回の避難勧告のタイミングの速さと規模の大きさは、十一年前の東海集中豪雨で日和見的な対応から避難勧告等の対応が遅れたことの反省を受けてのもので、「だから気にしなくてもいい」ということは勿論ないのですが、その辺の感覚がわからないと、「東海地区どんだけひどいことになってるの!」ということになってしまうと思います。でも、今回も今のところ被害の規模は騒がれるほどでないにしろ、かなり大規模な豪雨だったので、必ずしも過剰な対応とは思いません。
 まあ、こちらも油断せず続けて警戒したいと思います。


2011年09月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] クロワーゼ#12(最終回)とツインエンジェル#12(最終回)といろは#25

  異国迷宮のクロワーゼ #12「屋根の上の猫」。店と町にもすっかり馴染んできた湯音。しかし、手伝いをしようとしてクロードの父の形見の手袋を触ってしまったことで、クロードにまた怒られてしまう。店のため、クロードたちのために自分に出来ることは何もないのか、と思う湯音だったが……

 最終回。またクロードが一人勝手にトラウマを刺激されて湯音に頑なな態度を取ってしまい、それを自分のせいだと責めた湯音が思い詰めて行動する、のパターン。いや、クロード、悪い男じゃないんだけど、他人との歩み寄りをしようとしないというか、職人気質というか。良くも悪くも。
 で、自分の事を語らず、湯音のことも踏み込まずを決め込んでたクロードが、グラン・マガゾンに反感を抱いてる理由だとか、亡き父に対する屈折した思いを語るようになる。
 これって湯音の成長より、クロードがどう成長するか、ってのがメインだよなぁ。微妙にそのちぐはぐさかげんが残念ながらも、環境アニメとしてはそこそこ楽しめました。


  ツインエンジェル #12「最終決戦!みんなの笑顔を取り戻す!」。劇中各所で「え〜」というキャラの声がありましたが、見てる側としても「え〜」というのが、正直な所。
 とは言え、それなりに楽しかったというのが微妙なラインです。
 「いや、それはないだろ」とツッコミを入れざるをえないながらも、ご都合主義な大団円に向かい、力業で収束してく展開は、それはそれでありかと。ブラックトレーダーのモチベーションが不明だったのがなんともですが、それはそれで、テスラ・ナイン姉妹への愛情もあったという不明瞭さでごまかすのは定型としてはそれはそれとしてありかと。
 一番のトリックスターというか、なんとも言いようがないのがミスティナイトなんですが……ホント何者?


  花咲くいろは #25「私の好きな喜翠荘」。喜翠荘を閉じると言う女将に反発し、無理にでもお客を撮ろうとする縁たち従業員。しかし女将が縁や従業員の将来を気遣って宿を閉じようとしてると知った緒花は、女将に味方してるみなされ孤立してしまう。

 「勝ち負けとかの問題なんですか?」っていう緒花の予告のセリフに全部が集約されてるような。
 女将への反抗心のあまり、喜翠荘らしさを見失ってくみんな。それに異を唱えたくても、女将の味方をしてると思われて聞く耳を持たれない。でも、その状況に感覚的に違和を感じ、声を上げたのは菜子だった。品質は最重要。効率も、勿論大事。でも、喜翠荘が提供するのはそれ以前に心遣いだったはず。
 喜翠荘で仲居としての頑張りと実績を初めて買われた菜子が、そんな喜翠荘が変わっていくのに耐えられず、緒花の代わりに声を上げる。
 最初は反発心が強かった他の面々も、ともえが足をくじいたピンチヒッターに女将が自ら名乗りをあげたことから、喜翠荘本来の姿を思い出していく。
 次回、最終回だけど、ぼんぼり祭がその舞台になるのかな? 孝ちゃんもいまだ姿を現してないし。


2011年09月23日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ

  セイクリッドセブン #12「セイクリッドセブン」。研美の野望が明らかになり、最終決戦、なんだけど……ううむ、なんとも。1クールという尺の短さもあるのだろうけど、なんともメリハリのない展開になってしまったような。キャラ立ちだけで引っ張るタイプだったけど、そのキャラ立ちもしきらないうちに終了という感じで、なんかちょっともやもやです。
 いや、 西田亜沙子のつぶやき が最高でしたがw

  うさぎドロップ #11「はじめの一歩」。りんを看病してくれたコーキママが風邪で寝込んだと知り、うろたえる大吉。ちょうどその時期にりんの上の前歯がぐらつきだし……
 何か大きな事件が起こるわけではない最終回。でも、何か大きな事件がなくても、子ども成長と変化、ハプニングに右往左往することが大事件で、それによりいろんなことを学んでいき、それを喜びと感じられる、というのが一番この番組の大事なところだったんでしょうね。原作の第二部の話をちらほら聞くと、なかなかに微妙なところはあるんですが、それはさておき、素敵な子育てアニメではなかったのではないかと。

  No.6 #11「伝えてくれ、ありのままを」。え〜っと、なんというか、もう語りたらずというか……突然紫苑が豹変したり、なんだりかんだりと、なんかいろいろ説明不足。怒濤と言うより、ぽかーんと言わざるを得ないというか。作られた都市の中と外の少年の友情、ってのが一番の軸だったんだろうけど、なんかいろいろ語り足らずでぶれてしまった感じです。

ゆるゆり #12「みんなでポカポカ合宿へ」。最終回っぽい話は前回終わって最後は普通にゆるくゆり。つか、あかりの扱い、最終回で一層ひどくね? いや、逆に出番があると言うことで喜ぶべきか……
 「みつどもえ」では微妙に視聴者に退かれてしまった太田監督ですが(個人的にはあの振り切れぶりは好きだった)、今作は原作との相性もあるのか、かなり評判が良かったようで。それが何より嬉しいかも。


2011年09月25日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#31とフォーゼ#4

  ゴーカイジャー #31「衝撃!!秘密作戦」。ナビィのお告げで次の手がかりが「うあお」と聞いたゴーカイジャーたち。意味がわからず「何かの叫び声?」ととりあえず絶叫マシンのある遊園地に行ったところ、プラカードを立てて「大いなる力要りませんか〜」と言ってる女性の姿が……彼女はU.A.O.H所属の元超力戦隊オーピンク、丸尾桃だった。
 彼女のよれば大いなる力を渡すためにゴーカイジャーを探していたというのだが、渡す代わりにとわがまま放題な彼女に振り回されるゴーカイジャーたちは疑問を持ち……

 オーレンジャー編+バスコ編。オーピンクがゴーカイジャーに接触を持つ一方で、オーレッドはバスコに取引を持ちかける。その目的とは、大いなる力をエサにバスコをおびき寄せ、彼から既に奪われた大いなる力を奪い返すこと。桃の役割は作戦を邪魔されないようゴーカイジャーを足止めすることと、万が一作戦が失敗した場合、大いなる力を奪われる前にゴーカイジャーに渡すこと。
 が、作戦はバスコに見破られ、ゴーカイジャーも桃からオーレンジャーの力を漫然と渡されることを拒否する。
 宝は自分で手に入れてこそ価値がある。そういうゴーカイジャーは力を奪おうとするバスコを阻止。力を託され、バスコの召還したサポート戦士たちも撃破したのだけど……バスコはそれまで隠していた本当の姿を見せると、ゴーカイジャーたちを一蹴。既に奪っていたフラッシュマン、チェンジマン、マスクマンの力を見せつけ、わざとゴーカイジャーを見逃し去って行く。
 現在の大いなる力は、ゴーカイジャーたちが手に入れたのは「ゴレンジャー、 ジャッカー電撃隊デンジマンゴーグルファイブダイナマンバイオマン 、ライブマン、 ターボレンジャー 、ジェットマン、ジュウレンジャー、ダイレンジャー、オーレンジャー、カーレンジャー、 ギンガマン 、ゴーゴーファイブ、タイムレンジャー、ガオレンジャー、ハリケンジャー、アバレンジャー、デカレンジャー、マジレンジャー、ボウケンジャー、ゲキレンジャー、 ゴーオンジャー 、シンケンジャー、ゴセイジャー」(青は入手しても使ってないもの)、バスコが入手してたのが「チェンジマン、フランシュマン、マスクマン」で、まだ入手してないのが「バトルフィーバーJ、ファイブマン、カクレンジャー、メガレンジャー」ですか。チェンジマン、フラッシュマン、マスクマンいいところなし……


  仮面ライダーフォーゼ #4「変・幻・暗・躍」。クイーンフェスティバルがカメレオンゾディアックに妨害され、更にその招待が撮影したとおぼしきファンのことをあしざまに言う美羽を盗撮したビデオが流れ、イベントは大混乱。美羽の人気は地に堕ち、たった4票ながら得票したユウキがリードするが、勝負に勝てそうなのにもかかわらず弦太朗は浮かぬ顔。確かに行動に問題はあったが、誰よりもクイーンになるために努力していた美羽がそのままで良いはずがない、という想いに狩られていたのだ。
 賢吾は美羽を襲ったゾディアーツの正体が美羽の取り巻きの二人のうちのどちらかだと睨み調査を開始。その最中、再び美羽が襲われる事態が。しかし駆けつけた賢吾により、その正体が取り巻き二人組のうちの一人、珠恵であることが暴露される。美羽にあこがれ、嫉妬し、彼女に成り代わりたいという欲望がつのり、それをアストロスイッチに付け込まれたのだ。
 彼女を止めようとするも、スコーピオンゾディアーツも現われ取り逃がした上に美羽は怪我を負ってしまう。
 学園中から見放された上、怪我まで負った美羽は弱気にもエントリーの辞退を口にするが、そんな彼女を弦太朗が「あんたはそんなんじゃないだろう!」と檄を飛ばす。
 クイーンフェス最終日、最後のアピールであるスピーチの日、追加エントリーした珠恵は美羽が姿を現さないことにほくそ笑むが、勝ち誇ったかのようなスピーチの最中、松葉杖をついた美羽が姿を見せる。周囲のブーイングを松葉杖の一閃で黙らせると、彼女は自分の正直な想いを口にする。人は誰しも自らの夢に向かい、努力すべきであること、努力もせず他人に夢を勝手に託した挙句、独りよがりな行為を押し付ける人間が嫌いなこと、自分は夢の為ならどんな努力も惜しまないし、誰からも逃げないと、宣言する彼女に、弦太朗が拍手し、それが次第に全校生徒に広がっていく。
 自分の企みが完全に失敗したことを知った珠恵は欲望の行き所を失い、ゾディアーツ化の最終段階に達してしまう。カメレオンゾディアーツとなった珠恵は美羽をさらい会場外へ。それを追う弦太朗だが、美羽を盾にされ手も足も出せなくなってしまう。

 美羽編後編。弦太朗をトラッシュ呼ばわりし常に高飛車な態度の学園のクイーン風城美羽。しかし、彼女はクイーンでいるための努力を惜しまず、他人にも厳しいが自分にも厳しいその姿を弦太朗は理解し、激励する。
 多少価値観は歪んでるけども目標のために努力するものは認め、真っ正面から全力で向かってくる者を受け入れる度量はまさに学園の女王。それにくらべて大文字さんのクズッぷり……実は男を見る目だけが最悪?
 人質に取られながらも弦太朗がなんとかすると信じ、珠恵をわざと挑発し、自分を遙か下の地面に投げさせて、かろうじてフォーゼのマジックハンドスイッチで救い出されても眉一つ動かさず、「woops」。性格は歪んでますが、肝も据わってますなぁ。
 結局女王の貫禄と志を見せた美羽がクイーン三連覇。のみならず、結果的に勝負に負けた弦太朗に交換条件としてラビットハッチのことまで洗いざらい話させる。しかもいきなり仮面ライダー部の部長宣言。いやはや、なんつーかむちゃくちゃですな。
 次回はJK(ジェイク)がメインの回らしい。享楽的で事勿れ主義の姑息な情報通、なのだけど、こいつにはこいつの一本スジが通ったところがあるのかねえ?


2011年09月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろその2

  TIGER&BUNNY #25「Eternal Immortality(永久不滅)」。全ての黒幕マーベリックの謀略により、窮地に陥ったヒーローたち。彼らを救うためにも圧倒的な力を持つアンドロイドに立ち向かうバーナビーと虎徹だったが、歯が立たず、虎徹の決死の行動でなんとか倒すものの、虎徹は自分の力が減退していることを隠していたため、犠牲になってしまう。一旦は危機を脱したもののマーベリックはさらにヒーローたちを抹殺すべく追い詰めるのだが……

 まあ、いろいろ甘いところが多いんですが、基本キャラものなので。
 でも、記憶を取り戻す下りで、普通に楓のネクスト能力でってのはひねりがなさすぎというか。「ワイルドタイガーってコードネームは本名が鏑木・T・虎徹だから」ってのが伏線になってれば面白かったのに……キャラ物でもそういう細やかさは欲しかったかも。終盤、大分大味に過ぎてたものなぁ。
 とはいえ王道展開の後、同じく能力減退の境遇で自滅したミスター・レジェンドと違い、自分の弱さを認めてなおヒーローとしてできる限り活躍すると決めた虎徹の姿は、まあなかなか。
 しかし第二期の噂もある中、このまま虎徹が能力回復しなかったらどうするんだ。


  日常 #26「日常の二十六」。基本オムニバスなのでなにをもってカタルシスとするか難しいんですが、ロボであることにコンプレックスを持っているなのを中心に、まあ、いろいろ周囲もアレなのかどうなのかな展開で。つか、タイトル通り「日常」なので、特になんか大きなことがあるわけでなく、日常のちょっとしたことを描き続けるというか。このスタンスを貫いたのはすごいよなぁ。
 狂言回しで空気を読まないトラブルメーカーながらも時折無類の天使ぶりをはっきするゆっこが、やはりこのシリーズのキーだったなぁ、と。単に空気を読まないだけなら嫌なキャラで、ときどきフォローのようにいいことをするだけだったらいやらしいのだけど、妙にその両方が同居してたからこそ、のキャラなんでしょうね。
 特別な盛り上がりは一切なかったけど、安定して楽しみに出来てた気はします。


2011年09月28日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろは

  #12「マジLOVE1000%」。なんつーか、予定調和というか。
 乙女ゲー原作にしてはめずらしく楽しめたのだけど、攻略対象のイケメンがグループになるというのに妙に協調性がなく個性的なままなのに対し、ゲーム原作だからなのか主人公が個性がなく印象が強くないのがやはり最後の最後で腑に落ちなかった原因か。
 ただ、乙女ゲー原作は基本苦手なのだけど(薄桜鬼ですらちょっと辛かった)、どうして最後まで見つづけられたのかはよくわからない。各キャラの悩みが(ノーテンキなのから深刻なのまで)ヒロインを無理に持ち上げるものではなく、解決のきっかけを与えたくらいなのが厭味がなかったのかもしれない。あとは全体的なセンスの問題かなぁ。


  花咲くいろは #26「花咲くつぼみ」。ぼんぼり祭需要の山を乗り越えた緒花たち喜翠荘の面々は女将に誘われ、祭りにに出向く。それぞれの希望を綴った望み札を手に、祭りを回る面々。そして緒花は喜翠荘への想い、孝一への想い、関わったみんなへ想いを見つめ直していく。
 そして、緒花が関わった多くの人々も……

 うん、無粋なのを承知で、まず言わせてください。
 万が一の時の対応人員なしで職場空にしてるんじゃねーよ!
 いや、まあ、シリーズ通してそういうところは結構おざなりされてたので、一応そこは言っておかないと、ってだけなんですが。意図的に二の次にしてるのはわかります。
 それはさておき、夢を持つ人、持たない人、かなえようとする人、挫折した人、誰も否定せず、無碍の肯定もせず、でも、夢を持つことを後押しする、それは伝わってきて、それがこの番組で一番の主軸だったんだろうなぁと思うし、それでいいんじゃないかと思う。
 スイの志はともかく、やり方に問題がなかったとは言わないけど、自分が進むべき道を見出すことがなにより大事という象徴として君臨してたし、意図しなかったし道はそれぞれ分かれたとは言え、みんな道の水先案内人となり、そして緒花がそれを認識してそれも含めてスイのようになりたい、と言ってるのだよな、多分。
 終わりでもなく始まりでもない、不思議な余韻、あえて言えば「目的地への中間ポイント」というような終わりで、でも中途半端な感じでもなく、心地良い余韻が残るラストでした。