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2012年10月02日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#31とウィザード#4

  ゴーバスターズ #32「ギャバンとの友情タッグ!」。ギャバンに協力してライノダブラー確保をすることになったバスターズだが、突然の宇宙刑事の登場にペースが崩されたのかバスターズ本部はいつも以上に調子っぱずれ。特に森下はわかりきってる無難なことを大事のように言って皆から総ツッコミを受ける。
 それに落ち込んだ森下だが、仲村からの励ましで通信不可能なマクー空間へのフォローを研究者たちに打診、共にマクー空間への通信・転送の方法を探るのだが、亜空間の消滅から生き延びていたエンターがライノダブラーに協力、その入れ知恵で優秀な人間をマクー空間に次々放り込むライノダブラーによって森下たちも捉えられてしまう。

 今回、ギャバンとのタイアップ後編だけど、それにも増して森下回でした。たまに突然の設定ですごいフォローをするのだけど、一生懸命感のある仲村と違い、「司令室のオペレーターA」になってしまう森下。今回は「バスターズを支えるのは自分たち!」と奮起し、マクー空間からの通信の方法を模索し、それがバスターズとギャバンの勝利に貢献する。
 それにしても、ちまちま「優秀な人間をさらえば地球は劣った人間しかいなくなる」ってエンターの入れ知恵を真面目に実行するライノダブラー、どう見ても騙されてますがな……
 そしてマクー空間も今回きりで出てこないので、せっかくの活躍も今回きりの森下。報われないキャラポジションで確定か?
 次回は生き延びてたエンターの暗躍が本格再開。メサイアの破片を集めようとしてるらしいのだけど……それに対抗し、バスターズもパワーアップ。バディロイドたちがパワーアーマーになるらしい。まあ、確かにそのままでは戦闘に不向きだけども……


  仮面ライダーウィザード #5「決戦のコンクール」。ケットシーにとどめを刺そうとしたところで魔力切れになってしまったウィザード。危うく逆にとどめを刺されるか、と思いきや、ケットシーの気まぐれでかろうじて助かる。
 ゲートの高木は偉そうなことを言っておいてと晴人を責めるが、そこのことでコヨミが負い目を感じてしまう。
 気を失ったままの晴人を連れて面影堂に戻った凛子と瞬平だったが、輪島がコヨミの身体の秘密を語る……

 コヨミが魔力で動く魔術人形、というのは前回メデューサが言っていたけど、誰かに作られたということではなく、何故かファントムが現れた後で記憶も命もなくした空っぽの器として残されたのがコヨミだったらしい。
 白い魔法使いにコヨミを託された晴人だったが、当初のコヨミは自分の現状に絶望しきって晴人をも拒否。だがそんなコヨミに最初の最後の希望になる、と約束をしたことでコヨミは運命を受け入れることに。
 高木もまた、かつての輝きを失いピアノを捨て去ろうとしていることをコヨミから指摘され、今の自分を受け入れようとコンクールに向かう。
 結果、コンクールは惨敗。しかし高木は憑き物がおちたかのように、新たに音楽の道を歩むことを決意する。
 そしてケットシーは相変わらずのままやられることにw
 ウィザード、三エピソード目ではっきりしたけど、レギュラーキャラに加えゲート、ファントムと複数の個性が入り混じることが必須になってるので、ドラマ作りが異様に難しいような……電王のイマジンみたいな「個性はあるけどキャラの深みはない」だったらまだ賑やかしにしやすいのだけど……


2011年10月02日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#32とフォーゼ#5

  ゴーカイジャー #32「力を一つに」。バスコの真の力にまったく太刀打ちできなかったゴーカイジャーたち。中でもハカセは自分が戦力的に劣ってると自覚し、せめて新しい武器を開発して仲間の力になろうとするが、中々上手く行かない。そんなとき、一人サッカーの練習をする少年と出会う。少年はレギュラーに選ばれるために練習してきたが選ばれず、努力するのがむなしくなってしまったという彼に、やってみなければわからない、お互い頑張ろう、と励ます。
 しかし新しいザンギャックの行動隊長シールドンが現われ、その盾の前にまったく攻撃が通じない。しかも開発したばかりのレンジャーキー二連裝ファイナルウェーブも通じず、ハカセは行き詰まってしまう。

 新武器登場。開発からやってるのってめずらしくないかい?
 複数のレンジャーキーのパワーを引き出す、まではいいのだが、開発途中で使ったため敵に通じない上に使っていた予備のシリンダーが壊れてしまう。新しい武器がこのままでは開発できないと悩むが、自分だけでなんとかしようとするのではなく仲間の力を借りることも時には大事だと気づき、仲間の武器を借り、ついに新武器「ゴーカイガレオンバsシャー」を作り出す。オーレンジャーの武器にインスパイアされたみたいだけど、見た目、それほど似てないような……
 次回は「気合いダァァァ!」のダイレンジャー。ダイレンジャーのリュウレンジャーはすでに劇場版で出てきてその大いなる力も受け取ってるのだけど、お披露目はまだ。やはり大いなる力を受け取っていても登場する過去戦隊もいるってことか。大いなる力を奪われた三戦隊も登場するのかな?


  仮面ライダーフォーゼ #5「友・情・表・裏」。再びクイーンとなった美羽の前に厚かましくも以前のごとく近づいて来た大文字だが、大文字の人間性を見限った美羽は歯牙にもかけない。勝手に押しかけ部長になった仮面ライダー部に入り浸っては賢吾やユウキと喧々諤々する毎日。
 そんなある日、フォーゼに返信する弦太朗を見てもう関わり合いになりたくないと言っていたJK(ジェイク)が弦太朗になれなれしく擦り寄ってくる。あまりのわざとらしさに流石に弦太朗も警戒するのだが、ギャルを紹介されて鼻の下を伸ばしてしまい、JKに強引にパーティへの参加を約束させられてしまう。
 したり顔のJKだったが、そのJKをユニコーンゾディアーツが襲う。駆けつけた弦太朗がフォーゼに変身するが、新しいスイッチ「エレキスイッチ」の力が強すぎて扱いきれず、逃げられてしまう羽目に。
 そしてJKのパーティに参加する弦太朗だったが、賢吾とユウキはユニコーンがJKを狙っていると踏み、JKが弦太朗を用心棒代わりにしようとしてるのではないかと推測する。
 その懸念通りパーティ会場を再びユニコーンが襲撃。新たなスイッチを使うが最初のときよりパワーアップしたユニコーンに苦戦を強いられ、エレキスイッチを使おうとするが、何故かエレキスイッチが見つからない。実はJKは弦太朗を用心棒代わりにしたばかりでなく、自分の武器にするためにスイッチを盗み出していたのだった。

 今度はJK編。学園一の情報通だが見た目だけでなく言動まですべてが軽薄なチャラ男のJK。調子よく弦太朗に先輩と言って擦り寄ってくるが、友情など微塵も感じておらず自分の目的のために利用しようとしてるだけ。
 どうもJKは同級生から恨みを買っており、そのため弦太朗を用心棒にしようとして、それだけではなくスイッチまで盗み出す。ベルトがなければ役に立たないと思うんだけどなぁ。
 それにJKを恨んでる同級生も、過去にJKと何があったのか。ああいう性格だから恨みは買いそうだけど、それにしても尋常でないような。
 JKはJKで、「友情なんて」と吐き捨てながらもいつもと違う表情を垣間見せる。もしかして過去に裏切られた経験が?
 今回は新スイッチが一気に三つも登場。特にエレキは新フォームのキーアイテムになるらしく、その分パワーも強力。まああっという間に使いこなされるんだろうけど。でもあんなにコンセントあっちゃ、どこにつないでいいかわからんよ……


2008年10月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ2#1

  のらみみ2 #1「キャラバス出発進行」。居候先と「お別れ」したキャラを次の居候先の子どもが待つ町へと送るハローキッズのサービス、キャラバス。一日添乗員になったのらみみは「こんなの楽勝楽勝」と言っているのだが、はじめてのお別れを済ませたキャラ・カブレロがいつまで立っても泣きやまない。回りのキャラたちも彼を慰め励ますのだが、カブレロが一向に泣きやまないどころか前の子どもの写真を未練がましく持っているのを見て、それまでなぐさめてたキャラの一人が「次の子どもがそれを見てどう思うと思ってるんだ!」と猛然と怒り出す。
 「ちるちるさくら」。急な紹介依頼で突然居候先が決まったのらみみ。裕福そうな家なのだが、そこの子ども部屋にはゲームはおろかトランプですらも遊ぶものがない。親の期待に応えようと受験勉強に明け暮れていて、遊ぶこともできなかったのだという。のらみみは仕方なしに一緒に散歩するのだが、河原の公園に置き去りにしてあるサッカーボールを見付け、日が暮れるまで二人で楽しむ。その翌日も何をして遊ぼうと期待に胸膨らませるのらみみだったが……

 個人的には今期期待度No.1。「12話じゃ短いよ!」とフラストレーションをためまくっていましたが、半年の充電を経て第二期放映。多分奇をてらわないタイトルになるだろうなぁと思ったら、やっぱりただ「2(に)」がついただけ。「ツー」ではなくわざわざ「に」と読みの指定までしてますよ。
 前半は原作にあったキャラバスの話。別れは誰しもつらいけど、その過去にばっかしがみついていては……とみんなわかっていてもやっぱりつらい。前の子どものことを思い出して一斉に泣き出すキャラたちに思わす「おいらなんか十年も居候してねえんだぞ!」と切れるのらみみに、みんな沈黙。痛々しすぎ。w
 後半はオリジナル。いきなりのらみみの居候先が決まってハローキッズに別れを告げるのだけど、もちろんのらみみの居候先がそんなにすんなり決まるわけはない。切なそうにしている半田が、前作最終回を見てると「自分の勤めを果たしたけども、胸に穴が空いてしまった」のだと思ってたらとんだミスリード。でも、これを見てるとやっぱり最終回は原作のあの展開か。
 のらみみの居候回数が「2」から「3」になるという、かなり大きな原作との変更だけど、のらみみの良さがわかる子がいたのはちょっと安心。まあ、ちょっと変な子だったけど。w
 次回は蒲公英とまめぺんが出るみたいだし、第二期はグラムとかおたまじゃくそんとかシンシアとか、出て欲しいキャラがたくさん出るといいなぁ。

[アニメ] ワールドデストラクション#13とセキレイ#12と乃木坂#12

 いずれも最終回。時間がないのでさくっと。
 ワールドデストラクション#13「未来には二通りある」。何故か幻で見せられた過去にモルテの弟がいたキリエ。そしてモルテから奪ったデストラクトコードを解析したワニ師は、重要な事実に気付き、ワシ師にデストラクトコードを引き渡す代わりに撲滅委員会を捕らえて寄越せと持ちかける。そしてやはり洞窟で過去の幻影を見たリ・アの話から、ナジャもデストラクトコードとキリエの秘密に気付くのだった。

 うわ〜、綺麗に終わったよ! デストラクトコードは何故各地の映像をキリエたちに見せたのか、何故キリエとデストラクトコードは反応するのか、どうしてリ・アは脈絡もなくキリエを見て頬を染めるのか……え? 最後のは関係ないだろうって? いやいや、それが実は伏線だったんですよ。演出上のミスだとてっきり思ってた。
 「本物のデストラクトコード」を見つけてしまったワニ師たち。そして「デストラクトコードの実在を信じる者の世界の滅びを強く願う心」に反応し、世界を元素の砂に返し始める真のデストラクトコード。自分が願ったとおりの世界の撲滅が始まったはずなのに、モルテが思い出すのは家族のこと、そしてこの旅のこと。そしてモルテは決断を下す。
 エンディングはこれまで出てきたキャラたちが、少しでも世界を変えようとする世界が差し挟まれる。
 プロダクションIGの割に作画はあまり良くないし少しへっぽこ感すら漂っていたけども、小品ながら楽しめ、綺麗にまとまったシリーズになりましたわ。最終回でも「くそタワケが〜!」も聞けたし。


 セキレイ#12「縁の鶺鴒」。原作の帝都脱出編をとりあえずのクライマックスに。多分、尺と展開から第二期を睨んで最初から第一期を作ってるだろうとは思ったけど、思った通り。原作者が意図的に何も考えないっで作ってる(ように見えるよう考えて作ってるのだけど)だけあって、色々こねくり回しすぎの番組が多い中で、何も考えずに見られましたわ。こういうのも重要ね。
 どうせパンツアニメならロザバンとかスト魔女よりこっちの方が気楽でいいわ。


 乃木坂春香の秘密#12「秘密です!」。え〜、超予定調和な終わり。以上。(いや、それ以外にホントに言うことないのよ……)


2007年10月02日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 瀬戸の花嫁#26とヒロイック・エイジ#26

  瀬戸の花嫁 #26「君が帰る場所」。魚人貴族である源義魚に攫われた燦を助けようと、永澄は海、ルナらと潜水艦で義魚の海底御殿へと乗り込む。貴族の権威を笠に、家訓で貴族に逆らえない明乃に理不尽な命令までしてやりたい放題の義魚に、永澄の怒りは爆発。仲間たちや潜水艦が突っ込んだ衝撃で牢から抜け出た瀬戸内組の面々も合流し暴れまくる。人間である永澄は帰れと言われるが、「燦ちゃんは、俺が迎えに行かなくちゃいけない気がするんだ」とその場に残る永澄の意気に、豪三郎も永澄が先に行くことを認める。
 間一髪、燦が義魚の毒牙にかかる前に救助に駆けつけるが、燦は魚人を催眠状態にする特殊な香で永澄の声が届かない。それでも必至に叫ぶ永澄の声に燦は意識を取りもどすが、逆ギレした義魚の放った凶弾が、燦を身を挺して庇った永澄に……

 良い最終回でした……え? 最終回じゃない? って最終回ですが。
 前半の折り返し地点が燦が永澄を助けに行って告白し、後半はそれが入れ替わるという形なのだけど、わざとらしさとか作為は感じられない。つか、感じてる余裕が……
 主要登場キャラ全員がそれぞれに見せ場があって、義魚の横暴に堪えていた明乃も永澄の叫びに遂に反旗を翻す。「裏切り御免!」だったら隠し砦なんだけど。藤代も「永澄君を食べて良いのは僕だけ?」と、何気に携帯の待ち受けが藤代から必死に逃げる永澄だったり、なんだかんだで愛着がありそう。ロードランナーに対するワイリーコヨーテのそれの気がするけど。サルの見せ場は……サル老師?
 そして最後、シリアス展開もぶっとばす自律型究極戦士w 「これは燦ちゃんの分! これも燦ちゃんの分! これもこれもこれもこれもぜーんぶ燦ちゃんの分だ!」って、エルメェス・コステロですか?
 原作ではねちっこい策略を明乃を使ってしていていたわりに、引き際が良すぎた義魚だけど、テレビ版では極悪非道になった代わりにキャラが立ったなぁ。つか、「やばくね?」とかってマジチョームカツク<おいおい
 最後に何時も通りのドタバタの日常だけどもちょっとだけ二人の間が変わったエピローグと、前半EDの曲とイラストが……明乃とエラ呼吸三兄弟も追加。
 まだ原作のエピソードがあるので続編も出来るけど、サルの妹のサトルはともかく、サーたんが出てくると全部持ってかれちゃうからなぁ……万能過ぎるキャラは使い所が難しいので、続編に関しては考え物。
 けど、全編息切れナシですっとばして、正直岸誠二監督を見直した作品でしたわ。スタッフに多謝。


  ヒロイック・エイジ #26「エイジ」。銀の種族と和解し、黄金の種族が外宇宙へと飛び立っていった「扉」も開かれるが、エイジは扉の向こうへと消えてしまい、生死も不明。銀の種族は残った四人のノドスと共に黄金の種族を追って旅立ち、ディアネイラは銀の種族の力を譲り受け、エイジとの約束、黄金の種族が最後に足跡を残したエイジの星の再生に力を注いでいた。そして二年後。ディアネイラはいずれ全人類に譲り受けた力を伝搬すべく、見込んだ者に力を与え、人類同士の愚かしい争いを止めることに尽力していた。エイジの星の再生も完了し、エイジの痕跡を求めるかのように惑星上から星を見ていたディアネイラだが、その星空に、「扉」が突如開かれる。

 大団円の最終回。いろいろ突っ込みたいところあるけど、多分それも全部折り込み済みなんだろうな。「それって無理矢理力で押さえつけてるだけじゃん!」って言っても「うん、そうだよ。それがなにか?」ってふうに。
 現代風スペオペって感じで、これというものもなかったけども安心して見れたのも事実。結局神様(黄金の種族)に運命を全部おんぶにだっこって当りがちとなんですが。

[アニメ] スケッチブック#1とD.C.II

  スケッチブック #1「スケッチブックの少女」。人見知りの激しい、「絵はわりと好き」な美術部の少女・梶原空と仲間たちの繰り広げる日常を描く。ってホント日常だな。テンポがごっつゆっくり。主要声優さんがわりと声優ずれしてない演技なんですが……まあ、名前を見れば納得。雰囲気アニメだけど、環境ビデオっぽく流してる分には悪くない感じ。監督が監督だけあって、ARIAとかあの系統。
 エンディングテロップに「福岡県立太宰府高等学校芸術科」とあったけど、実際にロケハンしたってことだろうか?


  D.C.II #1「小さな恋の季節」。正直、前作、前々作はほとんど目を通してないんですが、なんとなく、時間が異なってるのか舞台は同じでも登場人物が違うような。でも主人公は手から和菓子出すし、どっかで見たような顔のキャラもいるし、繋がりがよくわかりませんな。
 一話目は、ヒロインが主人公に告白して、受け入れられて、だけど、こっからどう転ぶかがようわかりません。このまま二人が付き合ってほのぼのな雰囲気で、ってことはないだろうけども、目玉な部分が早々に出てこないと、挫けそう。


2006年10月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 星雲賞非公式ノミネート関連

  星雲賞非公式ノミネート@Wiki2007年度星雲賞対象作品メモ を新設。「去年って、どんな作品があったっけ?」ってのがありがちなんで、とりあえず、BBS形式で。

[アニメ] 徹之進#38とおとぎ銃士#14とシムーン#26(最終回)

  徹之進 #38「てつのしんヒルズを追い出される」。犬山パパの会社「サンチャイルド」がネオの陰謀によって黒一に乗っ取られてしまい、ヒルズの犬山家にマスコミが押しかける。家族のピンチに初めて怒ったパパと、八本木の住人たちによってマスコミは除けられるが、それによって家族に犬山家が以前から家計の危機だったことがばれてしまう。海外旅行に行ってたお婆ちゃんもニュースを聞きつけ戻って来て、「離婚だ!」とすごい剣幕でまくし立てるのだが……

 この番組で誰しもが思ってた「犬山家の窮状、家族のせいじゃん」ってのが、お婆ちゃんに責められながら沈黙していたパパをついに見かねた執事さんの糾弾によって突きつけられる。そもそも堅実な生活を計画してたのに家計が逼迫したのは家族のわがままと無計画な散財のせいだと知らされ、さすがに一族の最高実力者のお婆ちゃんも沈黙せざるをえなくなる。まあ、もっと早く言ってれば、とは思うけど、今回の破綻はネオの陰謀だから、遅かれ早かれではあっただろうね。
 マスコミが犬山家の内情にあまりに詳しいことに裏があるとにらんだセトはハンゾウに調べさせ、犬楽園に白銀のスパイがいることを突き止める。だが、そのスパイが何者かまではわからない。これまでの描写を素直に見ればショコラだろうけど、今回、途中でどこかに行ってたポチの描写が妙にわざとらしい。そうこうしてるうちに、会社が破綻した犬山家は九州の実家に帰ることに……クラスメイトの中で唯一麗華が空港までやってきて憎まれ口を叩くが、見送りに来てくれたと素直にお礼を言うルミに、麗華もジョンもどこか寂しげ。ツンデレツンデレ。
 が、なにやら秘策を思いついたらしいセト様、徹之進に一日だけ帰るのを延ばしてくれと……いつになく頼りがいのありそうなセト様だけど、予告見ると、本当にあてになるのかなぁ。


  おとぎ銃士 #14「おかしな森の記憶」。「おかしな森」と呼ばれる森に赤ずきんたちと草太が入ったことを知ったグレーテルはヘンゼルに報告。かつておかしな森で暮らしたことのあるグレーテルは懐かしむのだが、ヘンゼルはその頃のことを覚えていないかのように素振りを見せ、そのことにグレーテルはヘンゼルがサンドリヨンに操られてるのではないかという疑念を抱く。そして、赤ずきんたちと接触し、フェレナンドを解放する代わり、「鍵」の力を使い、自分たちをサンドリヨンの元から逃げさせて欲しいと取引を持ちかける。

 グレーテル、裏切りフラグですか。サンドリヨンにはまったく忠誠心を持ってないけど、兄を慕うがためにその軍門に下っているグレーテル。そんな事情を知らない赤ずきんたちは、何かの罠ではないかと疑うのだが、草太だけは彼女を信じる。だが、グレーテルがそのことをうっかりヘンゼルに知らせてしまったため、ヘンゼルに急襲されることに……兄がサンドリヨンに従ってる限りは離反できないグレーテルは結局再びサンドリヨンの元へ。でも、それでも信じる草太を見たから、裏切りは確定かな?
 しかしこのパーティ、否応なく白雪がリーダーだな。
 次回はサンドリヨンの腹心トゥルーデが本格登場。「トゥルーデおばさん」じゃないけど、顔が黒いんですけど……てか、目元が怖いんですけど……


  シムーン #26「彼女たちの肖像」。アーエルとネヴィリルは翠玉のリ・マージョンを行うため飛び立つが、命令により嶺国の巫女たちの乗る古代シムーンが追ってくる。迎撃は避けられないか、と思われた瞬間、古代シムーンたちは予想外の行動を取る。彼女らは、旅立つ仲間を見送るリ・マージョンを行ったのだ。そして皆が空を見上げる中、アーエルとネヴィリルのシムーンは翠玉のリ・マージョンを行い、いずこかへ消え去った。それから数年、嶺国と礁国の間で戦争の危機が高まっている中、かつての仲間たちの姿が……

 結局翠玉のリ・マージョンとは何なのか、それによって何が変わるのか、変わったのかは不鮮明なままにされる。アーエルとネヴィリルが消えても、それによって何かが特に変わったということもない。彼女らのリ・マージョンが成功したのか、あるいはどこの時代に跳ばされたのかもわからない。しかし、古代に跳ばされたドミヌーラは、泉の選択を経なかったがために身体の崩壊が始まりつつ、再度の翠玉を望むリモネに応じ、再びのリ・マージョンを決心する。古代で行われる翠玉は一種人身御供的でもあり、それにより本当に何かが変わったのかはわからない。ただ、リ・マージョンがそもそも「祈り」である以上、その祈りがどこかへ、それもテンプス・パティウムの御許などという曖昧な話ではなく、未来か過去かのいずれかへ確実に届く、という、そのことが最も重要なのかもしれない。
 再度の戦争の暗雲の中、かつての仲間たちはそれぞれの道を歩む。ユンは泉で少女たちを迎え続け、モリナスはワポーリフと結ばれ、ワウフの経営する輸送会社に勤務、ロードレアモンは家を継ぎ、パライエッタの経営する孤児院のバックアップなどをしている。カイム、アルティは実家で家事手伝い、男になったフロエとヴューラには、それぞれ嶺国と礁国から赤紙が届く。
 時代は再び暗い波に飲み込まれようとしているが、彼女らの心の中にはかつて少女だった自分たち、そしてアーエルとネヴィリルの姿が焼き付いている。
 あくまで自分の解釈だけど、つまりはこの作品のテーマは「祈り」だったのだなぁ、と思う。それによって何が変わるとも言えない。だが、確実にどこかへは届いてる「祈り」。実はそういうものが人の支えになることもある。よく考えれば、これまでもそのことは何度も本編中で描かれてたっけ。カタルシスはなかったけど、ちとしみじみするラストでした。


2005年10月02日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日は手短に……

 先日「クレヨンしんちゃん劇場版 嵐をよぶ! アッパレ戦国大合戦」を放映した影響で、なぜかそれがらみの検索ワードが多い。これ放送するの初めてではないけど、まだ浸透してなかったんだなぁ。
 ここまで徹底して大人向けなのはこれと「オトナ帝国の逆襲」くらいだけど、他のも大人も鑑賞できる作品が多くあるので、これをきっかけに見てみてください。オススメは「ブタのヒヅメ大作戦」。
 そういや今日国勢調査の回収があったんですが、微妙に回収時間拘束されて不便というほどではないけど、隔靴掻痒っぽいというか。でも、ネットでとか郵送でとかなると、また費用がかさんだりってことはあるのかも。回収員の人件費とどっちが高いのだろう? まあ、国勢調査も 国勢調査:調査員が悲鳴 市民団体設置の苦情電話に相談 だなんてご時世になりましたが。なんだかなぁ。まあ、ヲイラみたいなダメ人間のこの程度のデータ、どうひっくり返っても悪用できないので私は気にしないで協力してますけどね。
 アニメだ特撮だはまた後日。響鬼は……楽しんでもいるけど、言及しにくいなぁ。


2003年10月02日(木) 旧暦 [n年日記]

きみがいつか、いなくなっても平気なように

 そろそろ ジェッターズ を騙ってみる試み。
 つっても途中から見始めてるし、あちこち語りたくなるけど部分部分を語っても語ったような気にならないのも事実。テンポ良いおバカなギャグも大事だし、行方不明の兄ちゃんを巡るシリアスなストーリーも大事。演出も良いし、BGMも良い。バグラーやムジョーやヒゲヒゲたちも、バーのママもメカードも、もちろんMAXやゼロも誰一人欠かせない。最後まで見終えると、ほとんどのキャラの姿が思い出せるし、懐かしく思える。最終回は勢いで風呂敷を畳んだ感はあるけども、シロボンや他の登場人物たちがマイティの死に対してどう向き合えるようになるのか、その一番大事なことが描ききられていたので、なにも付け足すことはないように思える。だから、言えることはひとつしかない。 「面白いからとにかく見てみろ!」
 評判は聞いてたけど、子供番組、しかも『あの』ボンバーマンということで視聴の二の足を踏んでたのを、最後の一押しをしてくれたroughboxさんには感謝してもしきれない。
 あと、所詮ヲイラなどは自分が面白ければいいというダメオタクなんだけども、それでも 子供たちが面白く見ていて喜んでる と聞くと、とても嬉しく思えてしまう。
 「宇宙船」と「HyperHobby」を立ち読み。 555 関連では、それぞれ今後の展開と巧の生い立ちについて少しだけ書かれてる。 巧は木場に「もしものときは、これで自分を倒して欲しい」とファイズギアを手渡し、巧のオルフェノク化は子供の時の事故が原因 だそうな。あれ? とすると、巧の生い立ちって、結局流星塾の連中と……?
 週刊チャンピオンは、「カオシックルーン」でああいう展開。普通の作家が描いてれば「まあ、なんだかんだで解除って展開だろう」と思うのだけど、山本賢治だと「まあ、あぼーんなんだろうな」と素直に思えてしまうところがステキ。「TWO突風」は、作者が単行本後書きで「女の子がほとんど出てこない」と書いてたけど、出てきたなぁ。でもやっぱりヤンキー。チーム名と肩書きが相変らず笑えるが、このくらい頭悪そうでないとなぁ。「サムライジ」は「まあ、ギャグなんだろうなぁ」と思えなくもないけど、それ以前の問題としてフキダシで無理矢理迫力つけようとしていて、結局絵と相殺されてしまってる。「ネームも絵の一部」という、あさりよしとおの言葉が思い出される。こないだから新連載の「ろぼこみ」は、面白い面白くないはともかく、「ロボ娘萌え〜」などと言ってる奴に見せてやりたい。まあ、人間だって皮一枚剥げば似たようなものではあるが。あと、原子炉内蔵でガイガーカウンター近づけるとぴーぴー鳴ったりすると完璧。
 深+のマスターに借りてたローレンス・ブロックの短編集二冊 バランスが肝心夜明けの光の中に を読了。たしかにマスターの言う通り非常に熟れた、上手い読みやすい文章なんだけど、ちっと好みではないかも。読後感もイマイチ良くないし。ただ、プロの手になるものだなぁ、とは思う。


2001年10月02日(火) 旧暦 [n年日記]

大雑把に言って

 アギトスペシャルの京本政樹は、評判が芳しくないよう。京本政樹は良く知られた特撮ヒーローオタクなのだが、特撮マニアからの評判は概して良くない。色んな理由はあると思うけど、特撮ヒーロー物に出たがるけど、演技が大根でキャラクターイメージを変えないという辺りが致命的なんじゃないかと思う。まあビジュアルが最大の武器の人だし(別に馬鹿にしてるわけじゃない。あのスタイルを維持してるのだって大変なことだと思う)、仕方ないと言えば仕方ないのだけど。
 話題転換。
 どこまでが妥当でどこまでが妥当でないか、判断するのはとても難しいのだけど……NYおよびペンタゴンのテロってのは本当に衝撃だった。方法、規模、どれを取ってもテロ行為として行われたものとしては、過去類を見ないものだった。不安になるのはわかる。そのため海外旅行のキャンセルが相次ぎ、旅行会社のダメージが非常に大きいと言う。これは無理もない。あの光景が脳裏を過ぎれば不安になるのも当然だ。
 だが同時に、だから飛行機の使用を控えなければならないということにはならない。当然安全対策を万全にすべきではある。しかし同時に、現代では飛行機がなくては経済も流通も既に成立しない。また、テロの確率を考えれば、殆どありえないと割り切るのもありだと思う。この場合、飛行機を怖がる人と気にしない人、どっちが正しい間違っているということはない。う〜ん、何が言いたいのだろう? つまり、一つの意見を考える時、その対案を考察するのは重要だということかな。つまり、今回の米国の報復行動にしても、賛成意見と反対意見がある。どっちにも正しい点があり、間違ってる点がある。例えば今回のテロは米国のやったことのつけが回ってきたという意見がある。アフガンの原理主義者が犯人だとすれば、それはある側面ではそうだ。しかし、だからテロをしても構わないと言うことにはならない。このテロの影響により、 1000万人が貧困層に陥ると言う試算 が出ている。イメージ戦略の部分が感じられなくもないが、しかし景気が悪化すれば途上国にも影響があるのは自明で、また同時に貧困と言うのは死に結びついている。このテロが殺すのはテロに巻き込まれた人たちだけではないのだ。
 自分の視点を持って様々な要因を考える。たかが一般人一人に何が出来るわけじゃないけど、逆にだからこそ、言いたい放題、無責任に賛成・反対を標榜するようなことはしたくない。何も決めないことが正しいわけでもなくって、それは個人個人がどう判断するかにかかってくる。そして小さな意見は結局まとまれば「世論」になるのだ。
 あ、ちなみに私は基本的に今回の軍事行動には反対です。言っても詮無いけどね。
 昨日結局見にいけなかったファイナル・ファンタジーの映画なのだけど、 案の定惨敗、スクウエア映画事情から撤退 らしいです。まあ判り切っていたことですが。映画を作ることは夢、というのは心情的にわからないではないけども、夢で会社を傾けるのは経営者としては失格。会社の下には何人の従業員がいると思っているのか。ファイナルファンタジーが受けるのはネームバリューも勿論だが、各作品ごとのキャラクターと言うのも大きい。それを使えば、受けるものだって作れないことはなかったのだ。そのほかにもやりようはある。何かを作る、組み立てる際には重要なことだが、好きな事、詰め込みたい事を暴走させればいいわけではないという教訓。