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2011年02月01日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ゴシック#4

  ゴシック-GOSICK- #4「金色の糸はつかのまを切り裂く」。ミリタリー関連ではトリックにもならないワイヤートラップのトリックというネタが出だしで、「え〜」みたいなあいかわらず反応に困るアレ。一時期のタミヤラインナップを知ってるだけでミリオタでもなんでもない自分が「ワイヤーカッター付の軍用車両」でその存在を知ってるくらい、突っ込みどころ満載のアレなんですが。
 と、思ったら、次には「痴情のもつれっぽいあれこれからその相手に睡眠薬を盛って納骨堂に運び込んでその後に自分が自殺して納骨堂に埋葬された後、相手が目覚めて納骨堂から出ようともがいて息絶える」ってシチュエーションがワケ判らないんですけど。キリスト教って基本土葬ですよね? 納骨堂って、白骨化した遺体(あるいはその一部かも)を、収める場所ですよね? なんかいろいろおかしい。新登場したキャラのキャッチーさより(ショートでツリ目にもかかわらず)、そういう突っ込みどころが気になりすぎて何が何だか。そもそも自殺→埋葬のシークエンスまで絶対に起きない睡眠薬って何? その時点でいろいろおかしい。何が一番おかしいって、それが当然のごとく推理の前提に組み込むヴィクトリカだけど。
 やべ。突っ込んでて逆の意味で楽しくなってきたw


2011年02月02日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 兄好#4とドラクラ#4

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #4「妹が水着に着替えたら」。修輔をそそのかして海水浴に連れ出した奈緒。が、何故かその場には尋乃と晴華、そして彩葉が……「偶然じゃないよね?」と確信しつつ、お互い表面上は友好を装うが、どう見ても修羅場。修輔は煩悩と彩葉の脅しと奈緒への後ろめたさの三つ巴で翻弄されることに。

 水着回。奈緒の企みで修輔と二人きりで海水浴……のはずが、何故か奈緒の友人二人と彩葉と一緒になるはめに。もちろん偶然なわけはなく、ストーキングで海水浴のことを知った彩葉が仕掛けた妨害。つか、一体どんな手段でストーキングしてんのよ!?
 奈緒もようやく彩葉がアルバムの写ってた修輔の幼なじみと気付いたようで、より敵愾心を燃やして妨害に邁進するw 修輔もなんだかんだ言って晴華と尋乃の水着姿にふらふらしたり。でも、彩葉に対しては恐怖を抱きつつも直接接触に対しては煩悩を隠しきれない。で、ゴムボートアタックw
 後半は「しづるちゃん」との妄想と、リアルの奈緒・彩葉バトルなんだけど……妄想のあまりのダメさ加減と、奈緒・彩葉のバトルがあまりに楽しくてw 尋乃が修羅場を楽しんだり怯えたりで、立ち位置が安定しないけど、基本、賑やかしなんで、あまりに楽しみすぎてもいけませんわなぁ。
 次回は二話で顔見せした委員長が本格登場っぽいけど、関わり方が意味不明。今のところ、好意寄せる要素ゼロですよね? つか、ミスターXって?


  ドラゴンクライシス! #4「海辺の少女」。竜司のところに、ホワイトドラゴンの姫・マルガが訪れある依頼を……って、ちょっと待て。ドラゴンって、すごく希少でレア(重複。混乱してます)な存在なんだよな? それがいきなりホイホイ現れる? なんかおかしくないっすか? まあ、基本的には主人公への不自然なくらいのデレフラグの立てまくりの回です。ボウケンジャーの方がまだよっぽど話の筋が通ってた。


2011年02月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みつどもえ増量中#4とレベルE#4とこれゾン#4

  みつどもえ増量中 #4「ビューティフル・トラウマー」。プールでの悪ふざけが祟った話から捏造心霊写真、夏祭りと、一応夏縛りの話なのか。先週は運動会とかやってたのに。まあ、永遠の小学生なんで同じイベントが何度も起こるのは仕方ないか。
 しかしまあ、相変わらずどの話も酷いw 即興スライダーで水着のお尻が敗れたチーム杉崎と牝豚もといみつばがそれを隠そうとするのだけど、みつばが溺れてしまい、恥をかくのを承知で杉崎たちはみつばを助ける。けど、その後のみつばの態度……いや、これでこそみつばなんだけど。その他にも杉崎が酷い目に遭ったり佐藤が酷い目に遭ったり、ひとはが酷い目に遭ったり。いや、まあ誰かしら酷い目に遭うのはいつものことか。最後はなんか特別ED。どうでもいいところに力入れるなぁw
 しかし予告……佐藤母子の一人二役ネタはいいとして、ふたばの物まねする草二郎は、ちょっと流石にキモイw


  レベルE #4「FROM the DARKNESS」。林間学校で、何者かが女生徒の死体を廃屋に運び込み、骨も残さず食べ尽くすのを目撃してしまった板倉たち。翌日実際に女生徒が一人行方不明になってると知り、見ていたことがばれて自分たちも殺されるのではないかと恐れる。その時間単独行動をしていた生徒を調べ、犯人を何人かに絞り込むが、関わり合いになり逆に危険になることを恐れ、容疑者には近づかないようにしようと示し合わせる。が、彼らのうちの一人がその翌日から学校に出てこなくなる。パニック寸前の彼らは、少し怪しい知り合いである庵悟から、夢野九四郎という医者を紹介されるが……

 ホラーテイストな食人鬼編。もちろん宇宙人絡みで少し切ない終わりと思いきや、オチは原作通りw
 王子の目的は宇宙人の啓蒙とかより何より、単にクラフトたちへの嫌がらせのような気がする……原作ではこのエピソードには出てこなかった雪隆も登場。原作では他にも出てこないエピソードはあるのだけど、こういう形で少しは出てくるのかな?


  これはゾンビですか? #4「ちょ、俺輝いてる?」。う〜ん、なんかギャグもシリアスも中途半端な。もうちょっと滅茶苦茶なスラップスティックになるのかと思ったのだけど、なんか妙に綺麗な方向に落とし込もうとしてる感じ。はっちゃけ方が足りないのだよなぁ……


2011年02月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] フラクタル#3と放浪息子#3

  フラクタル #3「グラニッツの村」。フリュネを探してた三人組がクレインとネッサをさらい、連れ去ったところは彼らの本拠地・グラニッツの村だった。そこで三人組のボスである青年、スンダと会う。スンダは世界を不自然に支配するフラクタルシステムを壊すためにフリュネが必要だと語るが、当然彼女の行く先など知らないクレインはそのまま村に留め置かれる。そこでナノマシンを注入されずフラクタルシステムに組み込まれてない村人の素朴さを見、予想してたテロリストのイメージとの違いにショックを受ける。
 しかし、世界にとって重大な意味を持つ「星祭」の襲撃に同行させられたクレインが見たのは、思いもしない光景だった。

 あれ? なんか面白く感じるんですけど。
 二話まで悪い意味で何も起こらなかったのが、三話目でいろいろ動くのだけど、バイオレントな星祭の襲撃シーンと、ステレオタイプな三人組のうちの一人が退場したりと、今までで見せたステレオタイプな部分を崩して、どこか牧歌的なパターンかと思わせての展開は、かなり上手いと思った。
 そしてネッサそっくりな少女に、最後にしばらく出てこないかと思ったフリュネが登場。
 この路線でこの後も行くなら前話までの低迷を挽回できるかも。


  放浪息子 #3「ロミオとジュリエット」。学園祭の出し物で、修一たちのクラスは男女が役割を入替えた「倒錯劇」をやることに決定する。脚本は生徒からの公募になり、修一も脚本を書くことを決意する。

 前回仲直りしたさおりが、修一とよしののことをどう思ってか、倒錯劇を提案する。が、修一とふたりでお互いのアイデアを合わせた脚本を書くことになり、再び修一への感情がくすぶり出す。さらに修一が劇の役に自分とよしのを重ね合わせ、それを察してさおりがまたよしのへの嫉妬を再燃させたり。
 さらによしのがバスケ部の先輩にブラをつけるように言われたり、修一たちがどんどん男っぽくなってくことを嫌い女装して自分たちの声を録音しようとしてた所を真穂とその彼氏に見つかったり。
 女みたいに/男みたいになりたくないのに、どんどん身体が成長していく様にささやかな抵抗をしようとしつつ、空回りする姿はほほ笑ましくもあり、自分が変わっていく事へのとまどいと喪失感に共感もしたり。
 しかしさおりはその性格直さないと修一に振り向いてもらう以前のような。それとも襲っちゃうのか? 肉食系女子でも不思議はない。


2011年02月05日() 旧暦 [n年日記]

[映画] トンマッコルへようこそ

 朝鮮戦争で仁川上陸作戦が決行され、韓国軍側による北朝鮮への大反撃に出た時代、二国の間の山中に、世間から隔絶されて戦争のことなど知りもしない集落「トンマッコル村」があった。だがある日、戦争とは無縁の村に三組の「お客」がやってくる。ひと組目は墜落した偵察機に乗っていた傷ついた米軍の飛行士、二組目は戦場から逃れてきた二人の韓国軍兵士、三組目は部隊が壊滅し、命からがら山を越えてきた三人の北朝鮮軍兵士。
 村で顔を見るなりいきなり村人たちを挟んで銃を突きつけ合う韓国軍兵士と北朝鮮軍兵士。しかし銃も手榴弾も知らない村人たちはおしっこに行ったり畑の心配をしたりとのほほんとしたもの。そんな緊迫感のない雰囲気の中で一昼夜にらみ合っていた二組だが、ちょっと頭の足りない村娘が何かもわからず手榴弾のピンを抜いてしまった上、疲労から取り落としてしまう。
 かろうじて誰も怪我をしなかったものの、村の冬の間の蓄えのあった納屋が吹き飛んでしまい、しかもそれを責めるでもなく歓待してくれる村人への罪悪感から、お互いを敵視しながらも畑仕事の手伝いをする。
 ことあるごとに衝突しかける彼らだが、村人が巨大イノシシに襲われる危機を、期せず協力して助けたことをきっかけに次第にうち溶け出す。村の「子どものように純真」という名の通り、何も無いながらも毎日を楽しむ村人たちを見て、戦争の傷も次第に癒えていく彼ら。
 しかし戦争はそんな彼らと無関係に激しさを増し、戦争とは無縁のはずだったこの村も飲み込もうとしていた。
 2006年国内公開で、2005年韓国内の興行収入トップだったらしい。もっと言えば、元は舞台劇だったらしい。( 2002年の舞台の感想があった
 公開当時は、韓国の戦争映画、特に南北ものにはちょっと良いイメージが無く、それもあってスルーしたのだけど、人から勧められて改めて鑑賞。
 冒頭、激しい戦闘シーンから入るのだけど、戦場から命からがら逃れた兵士たちがたどりついたのは、戦争のことなど信じられなくなるくらいの別天地。村人は戦争どころか武器すらも知らず、銃を突きつけられても「棒で突くのがあんたの挨拶か?」といぶかしがるばかり。
 そのあり得ないくらい純真な村人ばかりの村で彼らばかりが戦争気分でいがみ合うが、次第に打ち解けていく、というのはまあ、パターン。最初言葉が通じない村人の好奇の目に辟易していた米軍パイロットのスミスでさえも、一緒にイノシシを倒したことから村人に馴染んでいく。だけどその様が一々ギャグっぽく、感性に合うかは人次第だろうが、私はバカバカしいシーンに抱腹絶倒。しかし、そんな中でもところどころに戦争の傷跡は顔を見せる。韓国軍兵士のピョ少尉は、北朝鮮の侵攻を防ぐためにまだ避難民が大勢渡っている橋を爆破するように命令された過去を持ち、村での平和な生活の中で時々そのトラウマがフラッシュバックする。
 そして、夢のような村での生活は、無残にも終わりを迎えようとする。連合国軍の誤解から村が北朝鮮の拠点と思われ、爆撃の準備が進められていた。
 そして話はクライマックスに向かうのだけど、村を救うため犠牲になる覚悟で爆撃のことを黙ったまま去ろうとする彼らと、村人たちのやりとりがまた泣ける。憎まれ口ばかり叩いていたばあさんが「勝手な連中だね! 出てくんなら来なければ良かったのに!」とツンデレぶりを発揮したり、彼らが(間違って)食料庫を爆破してしまったことから敵意を持っていた者も、雪の中出発しようとする彼らに防寒靴を手渡す。
 そしてなかなかハードなラストの後に、スミスが録画した、村人たちと彼らが村祭で楽しむ映像がテロップに重なって流れる。
 「理想でしかあり得ない、絵空事でしょ」と言われればそうだけど、絵空事であっても見たいからこその理想。お伽噺のような、楽しく、淡い映画でした。


2011年02月06日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#50とオーズ#21

  ゴセイジャー #50「星を護るは天使の使命」。仲間を犠牲に勝利することを拒否したアラタ。ブラジラはその圧倒的な力を誇り勝利を宣言するが、アラタたちはブラジラが踏みにじろうとしている地球のはぐくむ命こそ、護り、一緒に戦う自分たちの仲間であると断言する。それを鼻で笑うブラジラだったが……

 最終回。ブラジラとの最終決戦で、まあお約束の大団円。コロコロ敵組織が変わるのがどうかと心配はしてましたが、それなりにもとまってまあ安心。
 「地球のみんな! オラにちょっとだけ力を貸してくれ!」理論でブラジラは破るものの、ブラジラが最後の悪あがきで自分のダークゴセイパワーをくさびに注ぎ、地球を破壊しようとする。しかし、地球のいけとしいけるもの全てと共に成長していくという真理に目覚めたゴセイジャーたちの力の前に、楔は浄化されていく。
 アラタたちは望たちと別れつつも地球に残る選択をしたのは、次の戦隊のこともあるのかなぁ。それ以上に地球に愛着が湧いたからだと思いたいけど。でも、「俺たちも、ここで生まれた命だ!」ってのは、多分「ここで成長した」という意味だと思うけど、ちょっと強引。いずれにせよなんとかブラジラ編でまとまって良かったです。


  仮面ライダーオーズ #21「バッタと親子と正義の味方」。いまだバイト中の後藤も含め、買い出しに出ていたクスクシエの面々。その帰り道、大人に子供が突き飛ばされているところに出くわす。助けに入りとりなす後藤と映司だったが、原因は空き缶をポイ捨てした大人にその子が突っかかっていったからだという。駆けつけた父親が礼を言うが、彼は知世子の後輩である神林だった。久しぶりと懐かしむ知世子だったが、神林は気まずそうに挨拶もそこそこでその場を逃げ出すように去ってしまう。
 息子に、大人に注意するのはやめるように言う神林だったが、「悪いことを見逃すなと言ってたのはお父さんでしょ!」と言い返されて言葉に詰まる。神林は正義感の強さから司法試験を受け続けていたが、いまだ合格しておらず、自身の正義感と世間の現実との狭間で挫けかけていたのだ。
 だが、その彼の「正義」の欲望に目を付けたのはウヴァ。セルメダルを埋め込むと現れた白ヤミーは、すぐにバッタヤミーに成長する。
 ヤミーに寄生されたことに気付かない神林は街中でひったくりに遭遇。取返そうとするが、突き飛ばされて伸びてしまう。そこに神林の欲望に反応したバッタヤミーが出現、ひったくり犯をのしてしまうとバッグを奪い返す。
 ヤミーの気配に気付いてかけつけた映司とアンクだったが、奪われたバッグを被害者に返すヤミーに首をひねる。
 疑問のまま倒れていた神林をクスクシエに運び介抱するが、アンクは「そいつがヤミーの親だ」と。そして映司のつぶやきから、「正義という欲望から生まれたヤミーだ」と推測する。
 一方、バッタヤミーが自分の正義感に反応して出現し、悪人を叩きのめすことに気付いた神林は、その力で街で騒音を立てる若者たちを襲撃する。映司たちが駆けつけ、ヤミーを倒そうとするが、そのヤミーをかばい神林が立ちはだかる。「やっと正義の力を手に入れたんだ!」と言う神林を前に、映司は攻撃することも出来ず……

 バッタ、というと仮面ライダー一号、二号などのモチーフなのだけど、今回登場のバッタヤミーも「正義」への欲望から生まれてきている。でもその「正義」というのがかなり微妙で……神林は正義感は確かに強いのだろうけど、どっちかというと思い通りにならない世間にいらついてるという感じが……権力握ったら暴走するタイプだよね。
 しかしそんな父親の影響をもろに受けてしまったのは息子の隆。父親の言うことを素直に信じて正義感を発散させるが、教条的に従ってるだけ。でも子供特有の思い込みでそれを疑わず、父親が前と違うことをいうのにも腹を立てる。まあ、それは父親が司法試験に合格するまで家に帰らないと、一緒に暮らせない不満からでもあるのだけど。
 で、父親への不満、というか「子供が大人に注意するのはいけないの?」という質問をぶつけられた後藤は、「危ないから……」と、神林と同じ歯切れの悪い答えしか返せない。それを一番歯がゆく思っているのは、自分の信念が確立できていないと感じている後藤自身。真面目なだけに難儀なやっちゃなぁ。
 そして案の定正義の欲望を暴走させていく神林。「正義のために戦う怪人を倒して良いのか」という疑問に悩むのは、普通なら主人公なのに悩むのはむしろ後藤。映司は予告ではっきりと「正義のためなら、人はどこまでも残酷になれるんだ」と正義という欲望を否定。この辺、実に平成ライダーらしいよね。内戦に巻き込まれたことのある映司だからこそのセリフでもあるんだろうけど。それぞれの正義のためにライダーたちが戦い合う「龍騎」のメインライダーだった小林靖子らしいセリフでもある。
 しっかし伊達、鴻上会長相手にもマイペースだなぁ。鴻上会長のペースが崩されたのって初めての気が。


2011年02月08日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] スタドラ#18とGOSICK#5

  STAR DRIVER 輝きのタクト #18「ケイトの朝と夜」。夏休み最後のイベントである寮でのバーベキュー大会で、乱入してきたケイとコウのおかげで花火合戦になり、そのとばっちりでタクトの部屋が燃えてしまった。家財道具もろとも住むところがなくなってしまったタクトは、シンドウ家に居候することになる。昔スガタの使っていたという部屋で、子供の頃のアルバムを見つけ、ワコと一緒に見るタクト。その中には、幼いスガタ、ワコと共に、もう一人女の子が……彼女は、クラス委員のニチ・ケイトだという。今の冷たいカタブツな表情と違う、アイドルが夢だったという快活そうな幼い頃が意外だったタクトは、そのことをケイトに話すが、ケイトは「昔の話よ」とにべもない。しかしケイトの実家だと知らずにバイトに入ったカラオケ屋で、一人ノリノリでアイドルの曲を歌うケイトの姿を見てしまう。

 どうやら四人目の巫女であるヒガニシの巫女らしいニチ・ケイト。スガタたちとも幼なじみだったのだが、何故か今は人が変わったように取っつきにくくなり、疎遠になっている。綺羅星十字団に巫女であることを隠し身を投じているが、その真意はいまだ不明。スガタのことが好きなようだが、王の印を持つ者と巫女が結ばれるのであれば、彼女にもその資格があるはずなのだがスガタもワコも彼女が巫女であることは知らないよう。
 子供の頃の自分の夢を一笑に附すケイトだけども、実はいまだに未練たらたら。カラオケで振り付で熱唱するのを、タクトが目撃してしまうのだけど……それにしてもこの女、ノリノリである。
 その後サイバディがなかなか復元できず暇をもてあましたケイが第一フェイズで襲ってくるのだけど、まあこっちはあっさりスガタが返り討ちに。
 楽勝、と思いきや、王の柱を使うことはスガタにとって実は負担がかかるらしく、深い眠りについてしまう。そのスガタを訪れたのはヒガニシの巫女であるケイト。ジャガーもタイガーも彼女が巫女であることは知っているらしく、黙ってスガタの眠る間に通す。そして……どうも、リーダーが言っていた「ケイトの大事な仕事」というのはこのことらしい。以前タイガーがアプリポワゼしてる時にケイトが彼女に戦わせなかったのも、おそらくこの件が絡んでいるのだろうな。そして、彼女が巫女の身分を隠し、綺羅星十字団に身を投じている理由も……
 曲がりなりにも安定している状況が、ケイとコウの支離滅裂コンビに引っかき回され、ケイトが不幸になりそうでなんか不安。巫女の役目から解放されれば島から出られて、アイドルになる夢も実現可能になるのだけど、そもそもがスガタのための夢だからなぁ……


  GOSICK−ゴシック− #5「廃倉庫には謎の幽霊がいる」。納骨堂のミイラ騒ぎの中、転入生のアヴリルが納骨堂から一冊の本を持ち出したのを見てしまった一弥。彼女の行動を不審に思った彼は跡を付け、図書館に入っていくのを見る。ヴィクトリカに相談すると、彼女は図書館に隠したかの本の場所を推理し、見つけるのだが、特にどうということのない本だった。しかし中には未郵送の手紙があるだけ。アブリルの謎が一層深まるが、彼女は再び一弥に近づき、図書館の最上階にいる金色の妖精について、執拗に質問してくる。

 なんか最初の事件が意味ありげだったけど、特に本題の事件とは関わりなし。ミスリードなのか一弥にアブリルへの疑惑を持たせるためなのかはわからないけど、このへん殺人事件多すぎだろう。まあ行く先々で殺人が起こる頭は大人(以下略)とか探偵(の孫の)少年とかもいますが。
 アブリルは実は偽物でその正体はアブリルがある遺産を受け継ぐ資格があると知ってなりすましていた怪盗。本物を殺してしまえば後腐れなかったろうに、閉じ込めるだけとは……なんて爪の甘い。つか、本物のアブリルは金髪のショートなのは同じだけど、少し天然ボケ気味でタレ目じゃない。偽物の方が良かったなぁ……(いや、今回の本題はヴィクトリカと一弥の間が一歩縮まるってことだろう、っていえあまり興味がないんですけどね?)


2011年02月09日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 党首討論

  衆議院インターネット審議中継数ヶ月ぶり、菅首相としては初の党首討論 見てたのですが、首相の一方的なボコボコぶりに腹抱えて大笑いw
 いえ、一方的に虐められてるのだったりすれば、後味悪くて笑えないんですが、すっとぼけとも違う話の噛み合わなさ、具体性のなさに、遠慮無く大笑いしました。
 実際に運営する側にとっては、そもそも理想通りに行かないのは当然で、まっとうにやりあえば与党側が不利なのは当然なのですが、この討論はそれ以前の問題で。菅氏が目標を語るだけで、具体的な方法や実現への道筋について何一つ語れてないのですよね。マニフェストについても、実質破綻してることは認めていても政局上認められないってこともあるでしょう。でもそれを考慮してもこの空理空論ぶりはひどいw
 相手が実務家肌の谷垣総裁だから余計際立つのかもしれませんが、ホント実務能力がないんだなぁ、と。>菅首相
 あと、谷垣氏が結構言葉の端々で迂遠ながらも周到に外堀を埋めてて、意外とディベート上手いんだなぁ、と思ったり。

[アニメ] 兄好#5とドラクラ#5

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #4「ミスターX 兄襲(きょうしゅう)!」。エロ魔人に戻って今日も深夜のコンビニにお宝本あさりに抜け出た修輔。その帰り道パーカー姿の男とぶつかり、落とした本を相手のと間違えて家に戻ってきてしまう。だが持ち帰った本は男同士で絡み合ういわゆるBL(ボーイズラブ)本。狂乱のあまり本を破り裂いてしまうが、その翌日、下駄箱に「ミスターX」と名乗る人物からの脅迫状が……
 どうやら夕べぶつかった、BL本の本来の持ち主らしいミスターXは、修輔の本と引き替えに自分の本を持って来いと要求。しかし、肝心の本を破り捨てていた修輔はどうすればいいかわからず、AGE探検隊のメンバーに相談するのだが、修輔の行動を逐一監視してるかのようなメモが届き、戦慄する。
 一方、そんな修輔を見て何か厄介ごとに巻き込まれたかと、愛しい兄の浅ましい姿を想像して「ホンホン」する奈緒は、夜中に家を抜け出した修輔の跡を付け……

 三番目のヒロイン、ミスターXこと委員長・近藤繭佳登場。って、ネタバレだけどいいよね? 一番最後の放送だし。
 2話でもちらっとだけ出てきたけど、真面目で清楚な委員長……と思いきや、ディープなBL本マニアでその為には常軌を逸した行動もいとわない、ストーカータイプの奈緒や彩葉とはまたちょっと違った変人。間違って持って行かれたBL本を取り戻そうとして、修輔に正体がばれてしまうのだけど、修輔のエロ本を破くか家族に見せるぞと逆ギレ的に脅し、修輔にペットになるよう要求する。いや、この場合の展開、普通は男の方が脅すんでは……
 で、「エッチな命令とかされちゃうの!?」と下心丸出しで要求を飲んだ修輔だけど、翌日から早速朝迎えに来たり、手作り弁当を差し出されたりと、なんだか嬉しはずかしの展開……とは、多分ちょっと違うよな。これってむしろ文字通りペットの犬に対する態度では……
 奈緒は繭佳が兄に近づくのを快く思わないながらも、エロ本のことをばらさないように懇願する修輔の浅ましい姿やBL本を買いに行かされる姿にホンホンして、それなりに楽しんでるようなのだけど、もう一人のストーカー、彩葉はあからさまに面白くない様子。あの暗視装置姿は、いくら美少女って設定でもいろいろ台無しだろうw
 それと奈緒、修輔の中では大分美化されてるんだな……


  ドラゴンクライシス! #5「忌まわしき覚醒」。いや、この手のハーレムものでは主人公がモテるのに理由なんかいらない、ってのはわかるんですが、主人公への好感が持てないと、ついてけない感がつのるばっかりだよなぁ。マルガが主人公に惹かれる展開がご都合主義にしか見えない。むしろ先入観と実際に触れあった相手とのギャップに煩悶するジョージの方に好感が持てる。ISとかと同じ、「読者が自分に置き換えやすいように無色透明に近いキャラにわざとしてる」ってことなのかもしれません。でも「いちばんうしろの大魔王」の紗伊阿九斗なんかは、個人的に好感の持てるキャラだったですし、そっちの方が好きでした。この辺、個人差や男女差もあるとは思いますが。


2011年02月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 社説見てみたけど

 昨日の党首討論について、朝日と読売の社説を見てみたけど、どっちも主旨は同じ。「首相は攻められる一方だった」「しかし野党も攻撃ばかりでなく政権に協力すべきではないか」。あれだけ政権担当能力の無さについて責め立てたことについてはスルーです。なんつーかなぁ。
 中でもひどいのは朝日新聞で、「一度選んだからには四年間は政権を任せるのが政権交代時代の云々かんぬん」と意味不明なことを。二大政党制って言葉はどこに行ったんでしょうかね? あと、政権交代したから四年間居続けさせなきゃいけないって理由はまるっきりありません。
 外交は国益を損ねるばかり、経済政策もデタラメで無闇に国の債務も増えていく中、朝日新聞もどんどん広告収入が減る一方だろうに、マゾならマゾでいいんですが、そういうプレイはお一人で楽しむのが変態紳士のたしなみと思います。他人を巻き込むなって事ですな。

[アニメ] Rio#6とそげぶII#17

 どっちも簡単に。
  Rio -RainbowGate!- #6「ロードルーラー」。明確な敵が見えてきてこれからハワードリゾートの全権利をかけてのゲートバトルの連続……になるのかどうかはわからないのだけど、勝負のゲームが相変わらずルールが適当というか……まあこれはこのノリだと割り切れ、ってことなんでしょうな。でも自機を捨てて外に出て良いってルールもアレだけど、宇宙ザメ(?)を操って自機にして良いって、それもうピンボールじゃないだろw
 今回とか出てきたキャラってよく見たらOPとかにも既に出てたけど、気がつかなくてもまあ問題はなかった気が。

  そげぶII #17「罰ゲーム」。イタリア編が終わって次のエピソードの導入、というかインターミッション的な話なのだけど、なんつーか、ものすごく話の繋がりが悪い部分が。脚本を見ると水上基資氏。いつもの赤星氏だったらキャラを動かすことばかりを考えて繋がりや設定を思いっきりばっさり行くのはわかるのだけど、「オカ学」のシリーズ構成もやった水上氏もそういうことするのか、というのが。
 いや、その事が気になったから書いただけなんですが。
 それと一方通行ことアクセラレーターの戦闘可能時間が制限付きになったのは、鬼強の中ボスが仲間になったらパラメーターが明らかにガタ落ちしてるっていうアレですかそうですか。