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2011年02月21日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] スタドラ#20

  STAR DRIVER 輝きのタクト #20「描かれたあの日の虹」。ヒガニシの巫女の所在を知りながら、封印を破ることもその正体も知らせることもしないヘッドの思惑を巡り、バニシングエージがわずかに動揺を見せる。その中で元々のメンバー中唯一サイバディが破壊されていないキャメルスターが、その第一フェーズを使い、動物に憑依しヘッドを含めた秘密を抱えた人間の周辺を探る。

 ヘッドの過去話と、いろいろな事情ばらし回。
 ヘッドの本当の名前はツナシ・トキオと言い、当時サイバディの完全復活を目的に立ち上げられた「綺羅星十字団」に、そのメンバーであったカタシロ・リョウスケを通じて接近する。ツナシ、ってことは、タクトと関係が? と疑問を持つのは当然の流れで、リョウスケの婚約者であったソラに接近し、親がきめた婚約者同士とわだかまりを持っていた二人の間に付け入り、ソラを結果として奪い取る。そしてソラはタクトの母親……
 しかし、実はソラのことを想っていたリョウスケだったが、トキオにソラが奪われるのをそのシルシの力で知りながら、彼自身トキオに惹かれ、未来を見まいとして片眼の視力を失ってしまう。
 トキオは何故か島外の者ながら「シルシ」を持つ父が自分にシルシを譲ろうとしないことから、シルシと、サイバディの本当の力を得るためにやってきたのであり、ソラもその手段の一つにすぎない。って、特にソラを寝取る必要があったとは思えないのだけど……ソラには、何か秘密がある? でもタクトを身ごもって島外に出れたのだから、巫女ではないのだよな。
 そして、トキオ、リョウスケ、ソラの関係は、タクト、スガタ、ワコの関係に類似する。身ごもったソラは島を出て行きトキオの父、つまりおそらくはタクトの祖父の元へ身を寄せたということだから、この流れだとタクトの父はトキオことヘッド(何故かヘッドは当時から外見が変わっていない)っぽいのだけど、タクトが持っていた母の唯一の形見である懐中時計は、島を出る少し前にリョウスケが秘めていた自分の想いと共にソラに渡したもの。お互いを想いながら、家同士の約束で従ってるだけと勘違いし擦れ違った想い人を想い持っていたのだろうけど……ここで大逆転でタクトはリョウスケの子ども、ってのも面白いな。
 そしてヘッドが欲しがっていたシルシを持つ、眠り続けている青年。つか、どう見てもホモだちです。本当に(ry
 キャメルスターはケイトがヒガニシの巫女であることを含めかなりの情報を得るけども、ヘッドが巫女の封印を解きフェーズを進めない理由が、サイバディ再生のリスクを恐れ新たなシルシを得るまでの時間稼ぎと考えたようだけど、どうもそういうことではないような気が……そしてデバガメのキャメルスターは勝手にワコの封印を解こうとして、マドカのサイバディが復元されてないことでそれを止めようとしたコウに邪魔されて、結局敗北。ワザとダーツ勝負に負けてサイバディを温存してたのに、詰めが甘いなぁ、キャメルスター。
 それと、何気にケイとの母は死去してることが明かされた(ゴシキは伯母)けど、それも今後の展開に関わるの?


2011年02月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みつどもえ増#7とゴシック#7

  みつどもえ増量中 #7「みそじもえ?」。またサンタ話とか、ひとはと仲良くなりたい宮なんとかさん(いまだに原作でも舌の名前が出ないな)とか、風邪で声が出なくなったふたばに隣のクラスの三十路の(いやその手前なんだけど)海江田先生が振り回されて酷い目にあったり、みつばが相変わらず自業自得で酷い目にあったり、夏にカーリング大会だったり。
 寺田はるひ声の海江田先生を「結婚はまだ?」とからかうみつばだけど、多分自分が三十路前には結婚できずにジリジリするタイプだよな……最近支配者気取りよりどんどん食い気が勝って牝豚化してるし。そして光るゲ○。
 いよいよ調子が出てきたところだけど、次回で二期は最終回。もうちょっと見たかったなぁ。DVD売れないだろうけど。


  ゴシック-GOSICK- #7「夏至祭に神託はくだされる」。ヴィクトリカの母の故郷である灰色狼の村にやってきたヴィクトリカと一弥。かつてヴィクトリカの母コルデリアは村長を殺したとされ、追放されたという。彼女とそっくりのヴィクトリカを恐れる村人たちに迎えられながらも、母の無実を晴らそうとするヴィクトリカだったが……

 ハーマイニア、ヤンデレすぎるだろうw なんで一々目を剥いて発狂するの?
 ヴィクトリカの目的は過去の事件の真相を解き明かし、母の無実を晴らすためなのだけど、この状況だと一番疑わしいのは一人なのだけど……相変わらず断定が早いな。
 あと、一人目の犠牲者はトリックの謎解き待ちとして、二人目は明らかにおかしいだろ。犠牲者ももう一人も声も上げずに、狙って出来るわけがないのだけど……

[その他] サンデル教授の世界一受けたい授業?

 昨日テレビで「これからの正義の話をしよう」などで有名なマイケル・サンデル教授が出ていて、初めてその「講義」の様子を見たのだけど……
 頭の回転は確かに速いし話し方も上手いのだけど、結論と展開が斬新、というより、場の雰囲気の掌握のしかたと結論の誘導のしかた――つまり、「丸め込み方」が圧倒的に上手いという印象。
 いろいろな状況の例を出してその答えを求めていたのだけど、ハッキリ言えば、その状況がきわめて曖昧で、前提をもっと煮詰めないと意味のある答えが出せないものばかり。石場議員が不足分の前提を規定して答えてたけど、それが一番最良の答え方だったように思う。
 しかしいろいろ上手いのはわかるんだけど、一流の哲学者というより、超一流のディベート技術者、ですな。持ち上げすぎ、崇拝しすぎには注意、かな。


2011年02月23日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 党首討論II

 本日、党首討論の第二弾。なんつーか、質問に質問に返す(で、聞かれたことは答えない)上に、「国民のためにも一日も早く予算を〜」「解散とばかり言ってるのは国民の利益に云々」と、一見ご立派なことを言ってますが、2年前のことを思い出せば「お前らにそれ言う権利ないでしょ?」としか言えない。さらに予算についても、自民はおろか福祉政策に重点を置いてることをアピールしてる共産、公明でさえも対立して予算関連法案がことごとく不成立の見通しなのに、調整もできず「お前らが折れないと国民が困るぞ!」と脅しのように繰り返すしかないとは……
 揚げ足取ろうとして、谷垣氏がきっちり答えた挙句予算案の杜撰さを指摘、「この予算案では賛成できない。だからきちんと現実的な予算案になるよう議論しましょう」と言われ、その後の討議がもうボロボロ。自分たちには具体案がないことを明らかにして、他人のせいだと言ってばかり。相手が相手なんで谷垣総裁がものすごく頼もしく見えますw
 朝日新聞も菅政権の支持率が20%を割って、さすがに記事では菅政権に対し内部からも退陣の声が出ていることを書いてますが、社説は相変わらず。自民側が「収支的に到底容認できるものではない」と言ってることは無視です。明日の社説ではどう書くかな? かなり楽しみ。

[アニメ] 兄好#7とドラクラ#7

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #7「兄たちのAKIBA」。今回はオリジナル話。秋葉にお宝本探しに出かける修輔たちAEG探検隊の後を付ける奈緒と彩葉。今回は繭佳の出番ナシか……
 で、エロ本の趣味について意見が対立し喧嘩別れするAEG探検隊。しかしお互いの趣味を認め合い、再度絆を深め合う……これ、いい話なのか?w
 しかしオリジナル話にはありがちだけども、既出の原作話のつぎはぎっぽいところがどうしても目立ち、これまでよりも落ちる印象……う〜ん。次回はザブーンランド回だけど、原作連載に追いついちゃうぞ……
 原作というと、「コミックハイ!」本誌に短期集中連載してるんですが、扉のコピーが「BL少女繭佳☆まじか!」って、ここの担当本当にフリーダムだな……


  ドラゴンクライシス! #7「狼たちの真実」。怪盗オッドアイ編後編。アイはいろいろ、マスターに騙されてましたよ、という流れなんだけど、テンプレすぎる……マスターは実は過去に恋人が見殺しにされた恨みで云々、というのも、今更いい人になられましても……原作ではマスターは消えず普通にタイーホ、拘留だったそうなのだけど、この改変は意味があったのかなぁ。まあ、今回はアイがかわいかったからいいや。


2011年02月24日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「国民の生活が云々」ってのがキャッチフレーズじゃなかったっけ?

  菅首相、法案反対の自民にやいば…持久戦模索か読売 )。
 民主党内では、予算関連法案が参院で否決された場合、衆院での再可決をしないまま11年度に突入し、国民からの批判が野党に向かうのを待つ「持久戦」に持ち込む案もささやかれる。この日の首相の強気の発言を、その戦術の表れとする受け止め方もあった。
 この件で、「自民もやった」みたいなコメントを見かけたけど、恐らく一昨年の自民政権下でのねじれ国会の予算審議での参院時間切れでの通過を意識してるんだと思います。
 でもあの時は、与党の具体的予算案に対し与党は具体案を出さずにあからさまな引き延ばし戦術の(意味不明な)審議拒否を繰り返していた。今回は野党が妥当な案を出しているのに対し与党は収支的に明らかにこれまで以上にバランスを崩した予算を検討しており、予算案の練り直しを要求されるに十分な理由がある。
 ちなみに、自民政権時代の予算案については、民主党政権下で再検討をした挙句結局それを引き継ぎ、野党時代の審議拒否による引き延ばしを含めたタイムロスにもかかわらず一定の効果があったことから、民主の反対に抵抗してでも通過させたことのある程度以上の妥当性、および、具体的な理由も対案も示さず反対していた民主党の不誠実さ、非論理性が証明されたことになる。
 なんつーか、「俺の言う通りにしないと国民の生活を脅かすぞ!」って言ってるのと同じですな。野党時代も、与党時代も。

[その他] あっちこっちで革命騒ぎ

  娘の名前はフェイスブックちゃん産経 )。これって、どうなんだろう……日本で言えば、DQNネームのたぐいにならないんですかね? もしくは愛称で呼ばれる? FACEBOOKだから、FxCK'Nちゃんとか……ないな。
 それはさておき、フェイスブックやトゥイッターで暴動・革命(この二者を特には区別してません。あしからず)が起こるってのが時代ですな。まあ、民衆の不満が溜まっていたとは言え、閾値が低くなったのかなぁ、と思うと、対岸の火事としては、却って微妙ですが。それだけ世界全体が政情不安化しやすいってことだからなぁ。良いことなのか悪いことなのか、微妙です。まあ自分勝手な感想ですが、「抑圧された人々が反旗を翻すのは良いことだ」というようなありがちで実感のこもらない反応に反逆してみましたw


2011年02月25日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] いかにもな……

 ニュージーランドの震災、いまだに救出を待つ方々も多数おられるようで、一日も早い救出と復興をお祈りします。
 しかし、この手の時の常ですが、マスコミの過剰な取材活動の話が幾つも……この手の大事件の時にはかならずありますな。しかも、国外でって、この人たちには「良識」とかは通じないんだなぁ……
 全部が全部ではないでしょうが、それでも「他がやってるから自分たちももっと!」と加熱してるのはあるでしょう。何故か事実の正確な伝達よりも重視される「臨場感」信仰に囚われている、というのもあるでしょう。(本末転倒なことに、事実を曲げたり捏造したりしてまで)
 でもそんなことより、まずは被災者やそのご家族に対する敬意ある態度が第一でしょう? やってることは火事場泥棒となんら変わらない。その上のテレビ局のお偉いさんも、高級取ってふんぞり返っているけども、やってることは「火事場泥棒の上前はね」にすぎない。自分たちのやってることがそういう下衆なことだと自覚できないなら、世間がそう認識すべきと思います。

[アニメ] Rio#7とフラクタクル#5と放浪息子#5(それぞれちょっとだけ)

  Rio RainbowGate! #7「エース」。ゲートバトルの連戦、そして案の定の裏切り。リナは小さい頃からねじくれてたんじゃなく、慕っていたリサが母から父を奪い取ったと聞き、慕っていたぶん、その裏切りに憎悪を抱いたっぽい。でも、それをリナに吹き込んだのがリナの伯母であったカルティナ。ここんところがどうも怪しそうだけど……
 しかしカルティナの仕掛けた連戦のゲートバトルに加え、衝撃の事実を知らされたリオはゲームどころではなく消耗して敗北。心理戦は確かにギャンブラーの常かもしれないけど、「格下」と豪語する相手にこれはないよなぁ。どろどろの愛憎劇も加わってきてちょっと話が面白くなってきた。
 予告はそんな本編に関係なくいつもの脳天気さで笑ったw


  フラクタル #5「旅路の最中で」。スンダたちグラニッツ一家と行動を共にすることになったクレインたち。だけども何故かネッサはフリュネのことを避け続ける。そんなとき、グラニッツ一家の船が突然異常を起こす。

 なんつーか、のんびりしてますなぁ。関係の構築を丁寧にやるのは、必ずしも悪くないとは思いますが。もっとも、キーパーソンであるネッサ(ドッペルの方)とフリュネが主人公側にいるので、いつでも結果には急展開できるってことなんでしょうが。基本的に嫌いじゃないんで様子を見続けたいところ。(って、もうすぐ折り返しだけど)


  放浪息子 #5「夏の終わりに」。学園祭で演じる「倒錯劇・ロミオとジュリエット」のためになぜかみんなでシナリオを作ることになってしまう。修一はいまだに微妙に気になり続けるよしのと一緒なこともあるし、みんなと一緒に作業できるのが嬉しいのだが、さおりは修一と二人きりだった作業に皆の存在が割り込むのが腹立たしい。そんなとき、さおりに気のある文弥がやって来、修一の女装趣味をみんなの前でばらしてしまう。

 文弥、なんつーか天然なんだけど、悪意のある天然ってのがたちが悪い。真摯でない上に他人の気持ちに無神経というのが、人によってはほほ笑ましく思えても無神経な人間が嫌いなさおりのカンに触っているよう。
 そのせいで修一の秘密を知らなかった仲間にまで秘密がばれてしまう。でも、新参二人組の主導権を持ってる千鶴がそういうことを気にしない割に他人の前でしゃべる無神経な人間ではないので、なんとか救われた形になる。
 そして肝心の劇は、担任がくじ引きで配役を決めるとしてしまったことで、誠とさおりがロミオとジュリエット役に……誠は自分の女装が似合わないと卑下しつつも、それでも「ジュリエットをやってみたい」という気持ちがあり、その板挟みになる。そんな彼に、いつもの辛辣な言葉ながら後押しをするさおり。基本相手を見下す態度だけども、真摯さと誠実さを持ってる相手はちゃんと認めてる感じ。
 微妙なそれぞれのかみ合い具合、かみあわなさ具合がとても心地良いです。
 でも、さおりが不満を持ったようにみんなで話あえばいいシナリオができるということでもないのだよな……学生らしくはなるだろうけど。それと、安那は主人公たち世代のキャラの中では一番いい女っぷりだと思います。次点は千鶴で三位はさおりね。


2011年02月26日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 「マクロスF 恋離悲翼 -サヨナラノツバサ-」と「ヒアアフター」と「エリックを探して」

  マクロスF 恋離悲翼 -サヨナラノツバサ 。マクロスFの劇場版前後編の後編。キャラクターの成長ものというよりファーストコンタクト+政治ミステリーの色が強くなってる構成で、さらに劇場版ということでライブシーンや戦闘シーンもものすごく力が入っている。ただ、テレビみたいに「一話にここが見せ所」みたいな構成が出来ないので、ちょっとメリハリはつけにくいかも。全編ゴージャスみたいなとらえ方の方がいいかもしれません。
 で、おおまかな設定・プロットは変わらないんですが、ドラマ部分がかなりテレビシリーズと変わっています。この部分の「テレビシリーズと映画の違い」というのは、河森氏がかなり意識してることがパンフインタビューにも書いてあり、そういった部分というのはスタッフもほとんど同じだけにわかりやすいと思います。演出などだけでなく、「映画とは何か」ということで、考察するのには大変面白いと思います。その他でも各所が楽しめます。

  ヒアアフター 。なんだか死後の世界に拘ってしまった登場人物たちの話と言うことで、イーストウッドもオカルト方面に行っちゃったかぁ、と思ったら、別にオカルトとんでも映画ではありませんでした。
 要は、人生で傷ついたバラバラの人生を歩んでいた三人の登場人物が、「死後の世界との交信」という一点で、ほんの一瞬交わり合いで癒やしを得る、という話でした。
 結構いい話だったんですが、いつものイーストウッドの淡々とした感じで、周囲のカップルはわりと退屈そうでした。こういう演出に耐えられるようになると、いろんな映画が楽しめるんですけどねえ。
 しかしマット・デイモンって基本的にあまり好きじゃなかったんですが、若さがなくなって枯れた感じになってきたら、結構良い感じに思えます。

  エリックを探して 。社会派のケン・ローチ監督の最新作で、しかもコメディ。かつては輝いてた時期があったものの、今は女房にも逃げられ、息子二人は悪い仲間とつるんで言うことを聞かないわ、仕事でもいいところなしの風采の上がらない初老の男が主人公。
 そんな彼が息子が隠し持ってたハッパをきめて、あこがれのエリック・カントナの幻影を見る。幻影のカントナは彼に発破をかけ、いろいろ上手く行きかけるのだけど……
 カントナってのは70年代あたりにイギリスサッカー界で活躍した名サッカー選手らしく、日本ではあまりピンと来ないけども、これってたとえばダメ親父の元に長島茂雄が人生指南に来るって感じなんでしょうか? 公式サイトを見てみると、カントナを演じてるのは本人らしく、往年を知るファンならまたテンションが上がるのでしょうね。
 基本地味な範囲で起こる事件の映画なので、地味目の映画には違いないけど、ダメな親父が頑張る映画ってのは、なんか妙に癒されます。最後のギャングへの仕返しも、親父たちの悪ふざけっぽくて、爽快と言うよりほほ笑ましかったです。


2011年02月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#3とオーズ#24

  ゴーカイジャー #3「勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜」。ゴーカイジャーはザンギャックの地球侵攻に巻き込まれまいするが、包囲網が厳しく地球から脱出できない。しかも隠密作戦行動中のザンギャックに出くわし、問答無用で戦闘することに。そんな中、マーベラスとハカセが攻撃ではぐれてしまう。そして意識を取り戻した彼らの前に黒いローブ姿の男が会われ、宇宙最大のお宝のありかを知っているというのだが……

 過去戦隊とのコラボ第一弾にして、ゴーカイグリーンであるハカセの初回クローズアップ回。
 ハカセはメンバーの中でも頭脳派だけども一方で慎重すぎる、というかかなりビビリ。宇宙最大のお宝のことを知ってるという黒ローブの男を追い掛ける途中でも、滅茶苦茶なマーベラスに振り回されっぱなし。
 そいでもってその黒ローブの男とは、マジレンジャーのマジレッド、小津魁。マーベラスのピンチに勇気を振り絞ったハカセを見て、レンジャーキーの本当の力の一端を示唆して去って行く役所。
 そしてその力とは、マジドラゴンとゴーカイオーのコラボ、マジゴーカイオー。ネタバレでは次はデカレンジャーのパトストライカーとのコラボになるらしい。ってことは、次に出てくるのはデカレンメンバー? 脚本がゴーカイと同じ荒巻氏なので作品性は掴みやすいだろうけど、同じスーパー戦隊でも海賊と刑事のコラボってのは、面白くいじくれば面白い事になりそう。w
 しかしマジレンジャーは比較的近作だったし魁役も当時かなり若かったので違和感があまりなかったけど、古い戦隊だとどういう登場になるんだろう? 近作中心になるのかな? メカとのコラボも、アイテム点数があまり増やせないだろうし、近作で代表的なものが中心になるのかな? でもデンジロボとはコラボして欲しいなぁ。


  仮面ライダーオーズ #24「思い出と恋と海のコンボ」。ヤミーの親となり美しく変身した優美。欲望が暴走した彼女は社長を務める妹を失墜させ、自らが社長に就任してしまう。
 一方、アンクたちはヤミーの毒気に当てられて優美に惚れ、腑抜けになってしまった映司をどうするかで頭を悩ませる。そこに伊達がやって来て、優美に取り憑いたヤミーを倒すために後藤に協力を要請する。
 伊達は優美の記者会見を見て、彼女を元に戻そうとしていたのだった。何故彼が生まれ変わった優美の美貌の虜にならないのか、問いかける彼女だったが、それに「昔のお前の方がずっと美しかった」と、アフリカで共に砂まみれになって働いていた頃の優美の方が輝いていたと語りかける伊達。
 伊達に美しく見られたいために欲望を膨らませた優美はその言葉に動揺し、エイサイヤミーが分離、バースに変身した伊達がヤミーに大ダメージを負わせるが、エイサイヤミーからさらにエイヤミーが分離して建物を破壊し、その瓦礫で優美が重症を負ってしまう。

 ヤミーの能力にやられたとはいえ、今回の映司のふがいなさに比べ伊達のキャラがかっこよすぎる……つか、第三世界で医療チームを組んでたって、チームドラゴンですか? 医龍ですか?
 伊達が稼ごうとしてる一億円というお金も、それに関わる事なのかな? 一億ってえと、ちょっと高価な医療機器を買えばすぐにすっとんでしまう金額ではありますが……あと、写真の映司に見覚えがあるってのも、なんか関係があるんだろうか? もしかしたら、映司のトラウマにもなってる内戦のことと関係が?
 完全にドラマの蚊帳の外に置かれた映司たちだけど、なんとか無理やりオーズに変身させることで正気に戻る。が、カザリ+エイヤミー相手に苦戦。そんなオーズの苦戦にアンクがピンポイントでシャチメダルを奪うように指示。そんなことが出来るのなら、今までもっと有利に戦いが進められたのでは……
 なんにせよ、これでシャチ、ウナギ、タコのメダルが揃い、水中戦に特化したシャウタコンボが完成。これで五体のグリード全てのコンボが登場したわけですな。シャウタはブラックRXのロボライダーのように肉体の液状化能力があるうえ、タコ足を発生させて相手を拘束したりそのまま攻撃に使えるという、イロモノなデザインと能力にしてはかなりの強力コンボ。必殺技もウナギムチで相手を拘束してタコ足をドリルのようにして相手を貫くキック系。イロモノとは思えないかっこよさ。まあ、タコ足は玩具のように元の足がタコ足になるのではなく、腰の周りに足の吸盤模様から発生したタコ足が付くという形ですが。さすがに下半身がホントにタコになったらかなりアレだ……
 この次は何故か鳥系のヤミーが登場。左腕を壊したボクサーの欲望に取り憑いてるらしいのだけど、鳥系グリードはアンクのはず。まさかアンクがヤミーを? とまた映司とアンクの関係を揺さぶる話になりそう。タイトルも「ボクサーと左手と鳥ヤミー」で、左手ってのは、ボクサーの壊れた左手なのか、それも「右手」であるアンクに対応する何かが?