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2009年01月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 続夏目友人帳#3とWHITE ALBUM#3

  続夏目友人帳 #3「妖怪退治 湯けむり行」。夏目と同じように妖怪が見える数少ない人物・名取。だけど妖怪に対する態度は夏目とかなり違う。妖怪のことについて唯一嘘を吐かなくてもいいはずの相手だが、夏目はやはりどう触れていけばいいのかいまいちわからない。それは名取の方も同じで、夏目をさそった温泉旅行が妖怪がらみだったことを黙っていて、それがばれてしまう。そして名取の目的である封印されていた妖怪が友人帳に名前を取られた妖怪で、殊勝に夏目にお願いをしたことから、妖怪が本来の力を取り戻し、二人共が危機に陥る。
 それを救ったのは、夏目が前の日に何気なく助けた物の怪。夏目は裏切ったり律儀に恩を返したりする妖怪に接しつつ、見えるからには、関わらずにいられない自分の立場を改めて自覚する。それと同時に、名取も夏目を利用したわけではなく、夏目と同じように相手に近づきたいが、どう接して良いかわからず、ぎこちなく不器用に振る舞うしかできなかったことがわかる。同じ力を持っていても立場や考え方が違い、すべてを話すことができない失望、だけどもお互い触れあおうとしていることがわかる救いが、ちょっとだけ描かれる。
 まあ、世間的に見てほとんどホモカップルですけどね?(それがオチかよオイ)


  WHITE ALBUM #3「手と手,肩と肩,背中と背中,それから。服の上からだっていいんだ」。平手打ちされてうっとりした顔で「里奈ちゃん、大好き」と語る由綺がちょっと受けた。レズの上にマゾ?(いや、違うって)
 しかし、演出的には結構いいのだけどいろいろはしょりすぎて展開のつながりが悪いところが……原作の記憶もかなりおぼろげだから、ちょっとこの辺がなぁ。

[その他] なんだか疲れたよ、パトラッシュ

 う〜ん、今年に入って風邪を引いてからこっち、なんだか妙な疲労感・倦怠感が続く。体調が悪いわけではないので風邪をまた引いたとかではないのだけど、なんか出鼻に躓いていろいろアレになってる感じ。
 ま、世の中こんなご時世だし、倦怠感の一つや二つ、でてもしゃーねーか。今日はさっさと寝よ。
(こんなちょうしでかいてますが、あたまのなかみはほんとはとってもねがちぶです)


2009年01月22日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ#16

  とらドラ #16「踏み出す一歩」。突如生徒会長選挙に立候補した大河。自分が生徒会長になって学園をめちゃくちゃにすると生徒を脅せば、見かねた北村が生徒会長に立候補すると踏んだのだ。だが、期待に反して北村は候補届け出を出さない。締め切りが明日に迫り、焦る大河と竜児だったが、竜児のところに生徒会の者だという電話がかかってくる。その電話を聞いた竜児は血色を変えて「北村を殴りに行く!」と大河を置いて家を飛び出る。電話の伝えたことは、北村が会長選挙に出ない理由は、彼が現生徒会長である狩野すみれに想いを寄せており、そのすみれが次期会長が決まったらすぐに海外に留学してしまうためではないか、ということだった。
 色恋沙汰でさんざんみんなに迷惑をかけたのかと憤った竜児だったが、途中の河原で、顔を腫らしてたたずむ北村を見つける。ついに父親に怒鳴られ、殴られたと言う北村は、自分の行動が子供っぽいことを認めつつも、「立派な生徒会長になって、現生徒会長に認められた上で、想いを告げて笑顔で送りたかった」と、すみれに認められないまま別れが来ることに幼稚でも反抗をしたかったことを告白し、選挙に出るかちゃんと自分で考えて決めることを約束する。
 翌日、髪の色を戻して登校してきた北村は、大河のパフォーマンスに「好きにはさせん!」とパフォーマンスで返して大河を安心させる。が、放課後、北村が締め切り直前だというのに立候補届を出していないことを聞き、竜児は北村を問い詰めるのだが……

 会長選挙編後編。北村がぐれた理由、それは納得の行かないまま突然すみれと別れなければならないことへの、子供っぽい反抗だった。まあ、亜美が突き放すのも道理だけども、竜児も珍しく怒って、殴ろうとまでする。でも、既に父親にボコられた北村を前に出鼻をくじかれ、すみれへの想いが純粋で大きい分、落胆が大きく、反抗の仕方もわからず不器用に回りを騒がせるしかなかったことを理解する。が、同時にそれは大河の想いが実らないということでもあり、竜児は複雑な表情に……
 そしてすみれの発破でぎりぎりになって立候補届を出した北村は、なんと全校生徒を前にした演説ですみれに告白。だが、場が騒然とする中ですみれはそれを軽くいなしてしまう。
 全校生徒の前で取った必死の行動が大空振りに終わり、打ちひしがれた北村を見かね、竜児はすみれに食い下がるが、そんな竜児を止めたのはなんと大河。今北村の側にいて励ませるのは自分ではなく竜児だと、自分の替わりに北村の側にいてくれと懇願する。
 が、北村を傷つけたすみれを大河が許すわけがなく、木刀を手に殴り込みに行く。何故か機嫌の悪かったすみれもそれに応じ、まったく容赦のない応酬が繰り広げられる。そしてお互いの得物を失い、鼻血を流してまでの大乱闘の末、ようやく引き出したすみれの本音。それは、自分が北村への想いを明かせば、そうして欲しいと言ってしまえば、北村は何もかも犠牲にしてでも自分についてきてしまう、だから大河たちのような直進バカには自分はなれない、という嗚咽だった。
 兄貴な生徒会長、規格外の優等生という仮面の下の、年相応の女の子の素顔を見た北村は、後のことを任せてくださいとばかりにすみれを送り出す。北村の告白、そして失恋はこれでようやく決着が済んだけども、同時にそれは、大河の恋の実質的な終わりでもある。さらに、すみれに殴り込んだ大河の姿を見守るみのりに「罪悪感はなくなった?」と棘のある言葉を投げつける亜美……そろそろ亜美もいろいろテンパってきたなぁ。
 今回ちょっといろいろ原作からはしょられてるけど、その第一が生徒会の村瀬から来た電話。一番の用事は、大河たちの意図を生徒会でも察していて、もし北村が立候補しない場合、生徒会から別の候補を出すこと、大河の立候補は取り消せることを伝えるためで、北村の事情を教えたのは、そのついでというか、村瀬の独断だったんだけど。
 あと忘れてはならないのは、今回のエピソードで教職者としての立場をまっとうした独……ゆりちゃん先生。実はいい縁談のお見合い話もあったのを、それを蹴ってまで飛び出した北村を捜しに行くなど、単に大河におびえ結婚を急ぐ行き遅れかけの女教師から、何気に成長を見せてる。
 この次はクリスマスイベントだけども、この辺から結構重苦しくなってくるはず……


2009年01月23日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ドルアーガ(2)#3

  ドルアーガ(2) #3「夢の国メルトランド」。あっという間に塔最上階・金剛の宮直前まで来たジルたち。そこにいるはずのメルトとクーパをひとまず頼ろうと、極寒の地獄へと踏み出そうとしたのだが……そこは半年前の記憶とはまったく様相の違う、スノーリゾートの一大メッカに。しかもあちこちにメルトが経営するレジャー施設の看板が。メルトはこの地でビジネスを初めてそれが大当たり、この付近一番の大富豪になっていた。極貧貴族だったかつてのメルトとはまったく違う姿だが、相も変わらぬバカさ加減を第一秘書であるクーパに突っ込まれてるのは以前と同じ。ジルたちは歓待されるが、その豪華(?)な夕餉の最中、ウラーゴンと黄金騎士団が乗り込んでくる。メルトが彼らと通じ、ジルたちを売り渡したのだった。そのことを知らされてなかったクーパも抗議するのだが、メルトはどこ吹く風。カイは黄金騎士団によって確保され、ジルたちはメルト邸の地下牢に押し込められることに……

 タイトルの表記がとても困るw 全部書くと長いし。
 で、メルトとクーパ再登場。予告で「寄るな! 貧乏がうつる!」と言っていたのでもしやと思ったら、メルトは商売が当たって金持ちに。でも、その商売というのが(砂)ネズミ講。あの〜、それってもろ破綻確実では? いや、だまされる連中も相当アホだけど。あ、でもネズミ講で破綻した国もあったしなぁ。
 そいでもって、そのネズミ講商売のお墨付きを得るためにあっさりジルたちを裏切るメルト。いや、メルトならやってくれると思ってたw それ以外のことはどうでもいいと思ったのか、やっぱりカイのこと以外はどうでもいいウラーゴンがジルたちの処遇をメルトに丸投げしたのを勘違いして、抗議してたクーパも「ジル様たちを助けるためだったのですね!」と誤解してるし。まあ、ホントにジルの命がヤバイとなったら、さすがにメルトも躊躇する……はずだよね? 多分?(信用がない)
 メルトの裏切りによって地下牢に押し込められるジルたちだけど、そこは労働力としてこき使われているローパーたちの牢。ローパーも逃げだそうと床石の下をスプーンとかで掘り進めるのだけど……ジルの妄想がちょっとマニアック、というか、この世界「大脱走」はないはずだよな、多分? ローパーを見て触手に絡まれ「らめぇ!」と叫ぶファティナも妄想してるけど、そこはGJということで。
 が、そんな地道な努力も、うっかりローパーの子供を踏んづけてしまったウラーゴンのおかげでまったく無意味に……堂々とナウシカネタかい。暴走したローパーが合体した巨大ローパーが地下を突き破り雪崩を起こし、メルトランドを一瞬にして雪の下に。普通なら大惨事になるはずだけど、大人の姿に一瞬戻ったカイが、雪崩に飲み込まれそうになった人々を守る。メルトの損害は甚大みたいだけど、まあ、人死にが出たら損害補償がとんでもないことになるしなぁ。
 で、逆ギレメルトがジルたちにを攻撃してくるのだけど……ま、繰り返しは笑いの基本だよね?
 そいでもって、アバンタイトルナレーションで予告されてた「雪崩オチ」……すまん、ちょっと突っ込みようがない。w
 でも、メルトたちはジルのパーティではなく、黄金騎士団のカイ追跡に徴用されることに。ってことはこれからも出てくるのか。メルトに不幸は似合ってるけど、金持ちでも貧乏でもクーパは気苦労が絶えなさそう。


2009年01月24日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 獣の奏者エリン

  獣の奏者エリン #1「緑の目のエリン」。真王によって治められるリョザ神国。そこは闘蛇と呼ばれる巨大な生き物を駆る大公軍により、他国からの侵略を頑強にはねのけ続けていた。そして、エリンの住むアケ村はその闘蛇を育てることを代々の生業としている。エリンの母も闘蛇を育てる仕事に就いており、村一番の獣医でもあった。が、元は「霧の民」と呼ばれる放浪の民であった彼女は、その腕を買われつつも、一部の村人からは嫉妬と猜疑の目で見られ続けていた。
 そんなある日、飼育池に放したばかりの闘蛇の赤ん坊の姿が消えるという事件が起こる。闘蛇は村の宝であり、国の宝。その闘蛇を逃がしたり殺してしまったりということがあれば、その罪はとても重い。そして最終的に池に移す許可を出したソヨンがその罰を受けることになる。村人総出で探す中、エリンは母を助けるために子供の立ち入りは禁じられた飼育場に潜り込む。
 #2「医術師のソヨン」。危険な毒草であるヤギゴロシが大量発生し、女子供総出でそれを駆除しているアケ村。そこに荷車に乗せた闘蛇を連れて男がやってくる。男は大公軍の兵士で、自分の騎乗する闘蛇が病で弱り、あちこちの獣医に診てもらった果てに、腕の良い獣医がいると聞いて最後の希望を託しに来たのだ。間違いなく村一番の腕を持つソヨンがその闘蛇の世話を見るが、薬を与えようにも弱った体力では与えられず、何故か闘蛇は新鮮な山羊の肉も拒むため体力回復の見込みが立たない。おまけに治療用の池に移した闘蛇が突然中毒症状を起こす。治療の糸口が見つからないソヨンだが、エリンは闘蛇の持ち主である兵士の行動から、解決の糸口を見つける。

 「精霊の守り人」と同じ上橋菜穂子原作の、オリエント色の強いファンタジー。制作はプロダクションI.G.だけども、絵柄や物語の視点などは明らかに子供向きを意識している。とは言え、(抽象的な絵で表現はしているが)戦場で闘蛇が敵兵や馬をかみ殺すシーンや、国防の戦力として闘蛇を必要とする側面、大事な闘蛇を守るために厳しい掟を課す村、放浪民出身のソヨンに対する無形の差別など、大人の世界の暗い面もきっちり描いている。あと、闘蛇がワニ型の足の付き方なのも、ちょっとかっこ悪くて泥臭いリアルさを醸し出してる。
 制作発表時「21世紀のハイジを目指す」との発言があったらしく、現時点ではエリンは聡明な子供ながらも、世間の流れとは縁薄い村で無力な子供の視点から現実を見ていくという感じ。エリンは母同様闘蛇の獣医になることにあこがれつつも、戦争の道具として、また人の社会に適応させるために闘蛇を矯正していくことに、抵抗を感じていく。軍事上の必要性から闘蛇が必要とされてることは示唆されてるし、上橋菜穂子原作でしかも原作者自ら制作に深く関わってるから、「軍隊反対!」なお花畑展開にはならないと思うのでそれは安心してますが。
 しかしこのご時世この手の地味目の話に全50話とは、NHKも思い切ったことするなぁ。


2009年01月25日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#48と仮面ライダーディケイド#1

  ゴーオン #48「正義カイサン」。ヨゴシマクリタインの必殺技「正義カイサン」によって光になって消えてしまった範人、軍平、ガンバルオー。憤る走輔だが、それとは逆に早輝と連は意気消沈し、おびえすくんでしまっていた。そんなバラバラなゴーオンジャーを見て、走輔には冷静にと、連と早輝にはあきらめるなと励ます須藤兄妹だったが、屋敷に戻ると引っ越し準備が勝手に行われていた。兄妹がゴーオンウィングスであることを知った両親が、危険な戦いから手を引かせようと須藤財閥の本社があるスイスへと引っ越す手続きを勝手に進めたのだ。
 しかし、走輔たちを見捨ててスイスへ行くことなど出来ないと、二人はじいやの制止を振り切り、再び戦いへと向かう。

 息子であるヨゴシュタインのことすら負け犬呼ばわりするヨゴシマクリタイン。このままでは自分たちの立場も危ういと必死になったケガレシアとキタネイダスが協力して生み出した最強の蛮機獣。その名も「ケッテイバンキ」……いや、過去の蛮機獣の寄せ集め再生なんだけど。でもこれが意外にも協力で、範人と軍平を欠きチームワークもぼろぼろのゴーオンジャーを圧倒する。しかし須藤兄妹の励ましにより立ち直った三人は、共にエンジンオー、セイクウオー、キョウレツオーで立ち向かい、ゴーオンジャーたちが攻撃の的になっている間にセイクウオーがスピードで翻弄、最後は必殺技の合体攻撃で倒すコンビネーションを見せる。
 が、エネルギーの充填を終えて現れたヨゴシマクリタインがキョウレツオーに「正義カイサン」を。さらにエンジンオーにも放とうとする。範人と軍平の最後が頭に焼き付きおびえてすくんでしまった連と早輝の乗るエンジンオーを突き飛ばし、身代わりになったのはセイクウオーだった。自分たちの身代わりになって消えていく須藤兄妹たちをたちすくんで見るしかないゴーオンジャーたちだが、大翔はボンパーに「この現象のデータを全部取れ!」と指示する。
 一応復活フラグは立ったけども、最初の三人だけにもどってしまい、さらに正義カイサンに対抗する手段があるのかというのが……あ、それとケッテイバンキが倒されて自分たちの身に危険を感じて逃げ出したケガレシアたちは、一応生存決定と言うことでいいのかな?


  仮面ライダーディケイド #1「ライダー大戦」。光写真館の看板娘・夏海は夢を見ていた。それは様々な仮面ライダーたちが何者かに立ち向かっていくが、その攻撃を受け、爆炎の中に次々と倒れていく夢……すべてのライダーが倒れた後、その攻撃の中心に立っていた唯一の仮面ライダーが現れ、夏海は「ディケイド……」とつぶやくが、自分が何故そのライダーの名を知っているのかわからないまま、目を覚ます。
 しかし目を覚ましても写真館は大騒ぎ。押し寄せてる客の言うには、街で記念写真を撮ってもらったが失敗写真しか撮れてないというのだ。「また士(つかさ)ね……」犯人に心当たりのある夏海は街へ飛び出していく。
 その頃、公園でやくざ風の一団に居丈高に記念写真の申し込みをする青年がいた。だが、撮れた写真は歪んだりハレーションを起こしていたり。「この世界は俺に撮られる価値がない」と高飛車に言い放つ青年はヤクザと揉めかけるが、やってきた夏海が取りなして事なきを得る。
 失敗写真の犯人である士に抗議する夏海だが、本人はどこ吹く風。士はそれよりもさっき写真のファインダーの中に現れた青年と「あなたの世界が今日終わる」という彼の言葉が気になっていた。
 そんな時、突如ビル群が崩落していったかと思うと、周囲がオーロラのような壁で分断されてしまう。士と夏海も壁で隔てられて別れ別れになってしまうが、士の目の前に先ほどの青年――キバである渡が、世界に危機が訪れてることを告げ、それを防ぐには士の力が必要なのだという。
 一方、一般市民と一緒に逃げまどう夏海。ビルが崩壊していくのみならず、街のあちこちに怪人が現れ人々を襲い、一層パニックが起こる。そんな時、崩れたビルの跡で埃にまみれて落ちていたバックルとカードケース。そのバックルは夏海が夢で見たディケイドのバックルそっくりだった。思わず拾って逃げまどい、ようやく士を見つけるが、二人は壁で分断されたまま。さらにワームが現れ、夏海がピンチに。しかし夏美がバックルを持っているのに気づいた士は、それを受け取り、ディケイドに変身。壁を突き破る。クロックアップで高速移動しだしたワームを、カードとバックルでさらにカブトに変身して同じくクロックアップして倒す。
 何故自分が戦い方を知っているのか、疑問を抱いたまま光写真館に帰ろうとする士。だが、途中で今度はオルフェノクと魔化魍に襲われ、それを555と響鬼に変身して倒す。謎が深まるまま光写真館の前までたどりつくが、やはり怪物たちにより混乱に陥っていた街で、大爆発が……目の前で人々が巻き込まれそうになった瞬間、世界の動きが突如止まる。
 制止した世界の中で普通に何故か動ける士と夏海の前に再び渡が現れる。彼によると今起こってる世界の危機は士たちの世界だけのことではないらしい。別々に存在している九つの仮面ライダーの世界が融合しつつあり、その結果このままではすべての世界が消滅するのだという。
 自分がちゃんと写真を写せる世界が見つかるかもしれない、そんな想いもあって士はディケイドとして戦うことを決意するが、夏海は夢のことがやはり気になっていた。もしあの夢が本当ならば、ディケイドは世界を救うどころか、反対の存在なのではないか? そう考えて彼女も士の旅に同行することにする。
 とは言っても、どうすれば他のライダーの世界に行けるのかがわからない。頭を抱えたまま入った光写真館で、記念撮影用のバックスクリーンロールに別の世界の風景が……外に出ると、そこは見慣れぬ街並み。士の服装も一般警官のものになっていた。そして着けていた無線から「未確認生命体が出現」との声が流れる。そこはクウガと警察がグロンギと戦う、クウガの世界だった。

 廃品利用……もとい、過去の資産を利用しての新シリーズ。今度のライダーは過去すべてのライダーに変身できる。おもちゃの方はガンバライドと連動してカードが使えるみたいだけど。
 ライダーのベルトって必殺技とかのギミックが入ってることが多いから、他のライダーに変身しても必殺技とかどうするんだろう、と思ったら、そういうのは全部カードでやるらしい。ちょっと残念な気も。でも久々に555とオートバジンが見れたのは良かったかな。(手カシャはなかったけど)
 けど、初回はカブト、555、響鬼に変身したものの、一度使ったカードはライダーの姿が灰色になって効力を失ってしまう。どうも能力をちゃんと取り戻すにはまだ何か足りないらしい。とりあえず今回行ったクウガの世界は、やっぱりクウガが警察と協力してグロンギと戦ってるのだけど、知ってるクウガの世界とちょっと違う……? まあ、今オダジョー出すとギャラとかが大変なこともあるだろうけど。一条さんにあたるのが八代という女刑事になっていたり。まあ、「そのもの」ではなく、「それぞれのライダーのパラレルワールド」的な位置づけなんだろうな。でも、そうすると比較的近作の電王や本人ノリノリで出演を快諾しそうな555とかも同様に別キャストなのかな?
 それと、次回はクウガの世界のはずなのに地獄兄弟が……いや、映ってたのはライダーだから中の人が出るかは知らないけど。それぞれの世界で完結する訳じゃなく、ちょっとずつ入り交じるのか。

[その他] 最近買ったものとか

 すぐに思い出せる限りね。
ジャバウォッキー(7)/久正人
もののけ草紙(1)/高橋葉介
神様ドォルズ(4)/やまむらはじめ
人類は衰退しました(4)/田中ロミオ

 いや、他にも確実に買ってるはずなんですが、すぐに出てこない……
 ジャバウォッキーはひとまずこれで完結。どうもマガジンZ休刊に伴い、編集部も解散するのでその担当だったジャバウォッキーも連載終了、ということらしい。ネット連載だから関係ないかと思ったら。
 その最終刊のエピソードは、帯に「人間はこれから100年殺し合え!!」とあるように、人類滅亡をもくろむ恐竜勢力「翼ある蛇」によるとある陰謀をめぐる話。今回もエジソンなどやっぱり実在の人物が多数出てくるのだけど、特にエジソンの描かれ方はかなり極悪人。ニコラ・テスラとの件がもろ出てるし。最終エピソードだというのに「人類をこれから100年殺し合わせる策略」に結局は乗せられてしまうという展開で、快刀乱麻な爽快感はない。けど、「全部それが悪い」ということではないけど、それは現実を反映してるのだよなぁ。その現実が「恐竜人間の陰謀」という着想はやっぱり面白い。(わざと肝心な点をぼかして書いてるので何のことかわからなくてもごめんなさい)
 ともかく、これで最後なのは残念。マンガとしての読みづらさはあるにしても、この独自性はやはり何らかの形で続いて欲しいのだけど。


2009年01月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] あれこれ

  神は多分いない…英国で走る「無神論バス」朝日 )。日本だとアレなんですけど、キリスト教国家だとやっぱ反発する層もあるだろうからなぁ。けど面白いですわ。w~
 オバマ氏の大統領就任演説とかも、「なんかの宗教団体?」とか思ってしまうものなぁ。でもそれは日本人の感覚で、多民族多宗教国家とは言え基本的にアメリカはキリスト教国家ですから。でもなんでもかんでも神様持ち出されるのは、やっぱちょっとなぁ……

  定額給付金の寄付呼び掛け 茨城県医師会、民主候補に献金47News )。なんつーか、やってることが幼稚と言うか……自民の医療関連の政策に反発して、でしょうが、まあどこ支持するのも自由なんですが、もうちょっと考えて言動をしていただきたいところ。

  『ヘタリア』のイタリアに対するイタリア人の反応聖地日本 さん)。先日の某半島で騒いでた件の関連で紹介されていたので。概ねステレオタイプ的に結構正しい、という評価。イタリアは笑って見逃す度量があるのに、同じ半島なのにお隣と来たら……


2009年01月27日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#4とまりほり#3

  みなみけおかえり #4「あるべき秩序が」。いつのまにか当たり前のように南家に出入りするようになったもうひとつの南家の紅一点・トウマ。男兄弟ばかりで女の子らしくない彼女が三人姉妹の家庭で女らしさを学ぶかと思ってたのに、逆にどんどん男らしくなっていっていくのが疑問だとアキラに言われ、カナは何故かトウマをジェントルマンにしようととんちんかんなことを……さらに次男のナツキもトウマが男らしくなっていくなら男らしく接すると、どんどん意味不明な状態になっていく。

 「みなみけおかえり」、で「みなえり」って略は無理があるか? でも「みなおか」だと「 みなみけおかわり 」と区別が付けられないんだよなぁ。
 今回はなんだか兄バカというかただのバカ気味なトウマの兄たち、特にナツキ中心の話。高校に入るまでは結構やんちゃだったが、保坂にバレー部に入れられてからおとなしくなった……とのことだけど、なんかそのせいで別の方向に道を踏みはずしている気がしないでも。そんなナツキを(ハルカ以外では)唯一手玉に取るナツキマイスター(で、多分二代目番長)、ヒトミ登場。ああ、OPでワンカットだけ出てた、前二期では出てなかったキャラはこれか。つか、すっかり忘れてた。無表情なナツキの考えを目で読み取るという特技を持ってるのだけど、なんだかそれに対するリアクションがいちいちずれてるという……どうもナツキに惚れてるのか、いろいろ微妙に勘違いが多いんですが……まあ、この番組に出てくるキャラだから。
 しかし保坂の妖精っぷりが毎回すごいことになってるな。なんとなくどこかで誰かに小さな幸せをふりまいてる。もっとも、確実にハルカ以外にだけど。(そしてマキには気持ち悪がられる)


  まりほり #3「被虐の若芽」。隆顕を慕う女子たちに誤解からやっかみを受け、嫌がらせをされるかなこ。だけども鞠也の嫌がらせの方がずっといやらしいのと、なんだかイジメのピントがずれてるのと、元々図太いせいでまったくめげることがない。しかし彼女らがかなこの鞄に再度嫌がらせをしようとしていた現場にたまたま遭遇。逆ギレされ、鞠也から借りたロザリオを教室の窓から投げ捨てられてしまう。それは鞠也が敬愛する亡き祖母のものだと(もちろん嫌がらせで)念押しして貸してくれたもので、かなこは教室を飛び出して捨てられたロザリオを必死で探すのだが……

 原作より謎の生物になんだかいろんな属性が増えてますよ? そいでもってツンデレな穂佳さん登場。いや、この辺の話が終わるとただのクラスメイトその1とか、ツンデレ親切な通行人になってしまうんですけどね? そして何故猫ミミを持っていたのか不明。
 十字架のことをロザリオだと思ってたかなこに、鞠也が呆れて素でレクチャー。すいません。自分も原作でこの話見るまで十字架の首飾りのことをロザリオと言うと思ってました。すいません。(大事なことだから二度謝りました)
 でもいつも通りかなこいじりで始まった朝も、茉莉花がかなこの持ってた十字架と鞠也のロザリオの十字架が似てることに気づく。そういえば、この辺伏線が張られてたんだっけ。ちっとも回収される様子はないけど。w
 そいでもってかなこは半ば以上嫌がらせで借りさせられたロザリオが中にはめられてるアレクサンドライト・キャッツアイだけでも1500万円はくだらないと聞いて戦々恐々。それを投げ捨てられた(実際は振りだけだけど)ので半狂乱になって探す。でも、値段とかよりも実際は鞠也の大事な人の形見が見つからなくて必死で、最後には泣き出してしまう。それを助けたのは桐奈々美。おまけに自分とかなこがつきあってるからとウソまで吐いて親衛隊の誤解をやめさせてしまう。ええ、もちろんウソですよ? おまけに思い込みが止まらない隆顕が、かなこの護衛をすると言いだし……最初の数話は、隆顕がここまで面白いキャラになるとは思ってなかったよなぁ。
 そして引っ張り続ける増えちゃうわかめネタ。いつまで引っ張るんだ。
 あと、 まりほりのwebラジオ 聞いてみたけど……小林ゆうが壊れてる。つか、壊れた小林ゆうが真田アサミを振り回しとる。

[その他] そういやオートバジン

 ディケイドが変身した555がさらにバイクを変化させたオートバジン、CGだと左腕のホイールはあるのに、着ぐるみだとない……なくしちゃったの?


2009年01月29日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ!#17

  とらドラ #17「クリスマスに水星は逆行する」。狩野すみれへの殴り込みで自宅謹慎を受けてた大河も無事に停学が解けた。久々に学校に向かう大河は街にあふれかえるクリスマスの雰囲気にうきうき。「サンタさんが見てるから私は良い子になるの」と「エンゼル大河」宣言をしたりと似合わない大河の態度と言葉に何かあったのかと、竜児はいぶかしむ。
 その大河も北村が「失恋大明神」を名乗ったりと学園の久々の雰囲気に面食らうが、何よりもみのりの様子がおかしい。いつもながらおかしな行動で周囲の笑いを取ろうとしても空振り。部活の試合で大ポカをやらかしたというが、竜児からわざとらしくよそよそしく逃げようとしたりとそれだけではなさそう。「エンゼル大河」となった大河は、竜児とみのりを生徒会主催のクリスマスパーティでくっつけてやる、と約束するのだが……

 今回からOPとEDが変更。それが象徴するかのように鬱展開に突入。orz
 みのりは前回の亜美の一言で調子を崩し、部活でボロ負け、それだけではなく、竜児に対しての様子もあからさまにおかしい。って、部活でポカやらかしたみそぎが禿げヅラかい……
 あきらかに調子を崩してる上に大河がお膳立てしようとしたクリスマスパーティ準備委員会(竜児も強制的に参加)も、部活を理由に断るのだけど、そのくせバイトを理由に勉強会を断ったのに、そのバイト先に出ていなくてあからさまに竜児が原因。大河は「私がいない間にみのりんとケンカでもした?」と聞いてくるのだが、学園祭の時に仲違いしたもののまた元に戻ったはずなのだから、竜児に心当たりがあるわけもない。むしろ亜美の一言が原因なのだけど、亜美は今回クリスマスパーティに絡むばかりでその辺は噛んでこない。と、言ってもパーティを敬遠してるみのりをダシに「場を盛り上げて引っ張り出すなんてお手の物だから、自分に優しくしといた方がいいよ?」と竜児にからかい半分の言葉を。やっぱ行動がちぐはぐになってきたなぁ。自分の気持ちと自分がやろうとしてる役割、そのギャップが段々音を立てて軋みだした感じ。
 そして今回はおとなしめだったけど、なんだか妙なクリスマステンションの大河。これにはもちろん理由があるのだけど、もちろんあまりハッピーな理由ではなかったり。
 このエピソードの最後はバニラソルトへのフェードインでやって欲しかったのだけどなぁ。残念。
 しかし失恋大明神のゆりちゃん先生の告白……いや、この後のマンション話フラグに必要だから流さないといけないんだけど、悲惨だのう。

[その他] 斜め上特集

 普段この手のものは聞かないのだけど、まりほりwebラジオを聞いてたりします。小林ゆうの斜め上ぶりの噂を耳にして、ちょっと聞いてみてるのだけど……予想以上に斜め上w 原作者の遠藤海成も、パーソナリティ二人に無理難題を押しつける出題者としてたまにスタジオ脇にいるらしいのだけど、その原作者の人の悪い無理難題にですら斜め上のリアクションを行ってしまうと言う、これ、多分マジで天然だよね? 計算でやってたらすごいけど。もう一人のパーソナリティである真田アサミが一生懸命話題を着地させようとするのだけど、放棄することもしばしば。人前で聞いてるとうっかり吹き出すからヤバイヤバイ。

  福島瑞穂談話「死刑は人道と社会正義に反する」 。いや、人道についてはいろいろ議論があるからまだわかりますが、「社会正義に反する」って。ああた、法律家じゃなかったでしたっけ? いや、死刑廃止派なら廃止派でいいんですが、法的な刑罰が「反社会正義だ」ってのは、なんつーか……

  「100年に一度」が増幅される日本と「試練は克服」の米国ダイヤモンド・オンライン )。「 実体経済の厳しさが影響している面がもちろんあるが、マスメディアの影響も大きい。」と書いておいて、「 麻生首相は「100年に一度の経済危機のときに、国会を解散して景気対策を止めるべきではない」と頻繁に話している。「100年に一度の危機」を首相が強調することで、マスメディアを通じて中高年の消費マインド悪化を増幅させた面もあるように思われる。」と、麻生批判に無理矢理つなげる斜め上ぶり。ぽかーん。いや、それ以前にマスコミ報道の不況のあおりっぷりったら、ないでしょうに。それに、麻生氏は不況を強調しただけではなくって「日本が一番傷が浅い」「我々が最初に不況から抜け出す」などの発言もしてるのだけど、それは無視ですが。なんなんでしょうね、このマスコミの「麻生氏を叩けばなんでもいい」的な風潮は……定額給付金についても、各国で類似の政策が行われようとしてることにはほっかむりで一生懸命批判してるし。この「なんでもでかい声でわめけば勝ち」的なのはなんとかならんものか。


2009年01月30日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#4とドルアーガ#4

  まりほり #4「悦楽の代償」。石馬隆顕様親衛隊の嫌がらせは解決したものの、それを知らない隆顕はかなこのボディガードを買って出る。授業中だろうと寮内だろうと構わず張り付く隆顕に、かなこはちょっとお得感を味わいつつも困惑する。が、和解した親衛隊の子たちのことを告げ口するような真似も出来ず、隆顕に迷惑だとはっきり言えもしないまま、隆顕に群がるファンの子たちにぼろぼろにされる。だが、かなこの部屋に泊まりでガードに来た隆顕から、何故彼女がここまでかなこの事を気にかけるのか、その理由を寝物語に聞かされる。

  まりほりwebラジオ は相変わらず小林ゆうが暴走しています……じゃなくって。
 最初ただのヅカっぽい端役の先輩と思っていた石馬隆顕が、どんどん面白いことにw
 正義感が強いのは間違いないのだけど、その表現の仕方がとてつもなく直球でしかもとどまるところを知らない。先生やゴッド(寮長先生)に怒られれば一応退散するものの、かなこを守る使命感を放棄することはない。けど、かなこの部屋に泊まった隆顕から聞かされた、彼女がここまでする理由。それは、彼女の幼い頃の苦い思い出と、何も知らずに守られていた無力で無知だった自分への怒りからだった。隆顕はかなこを守るのと同様、かなこを虐めることで虐めた子たちも歪んで傷つくのを止めようとしていたと気づき、隆顕の誰にでも向けられる優しさとその裏の決意を知り、ちょっと浮かれていたかなこは自省する。まあ、問題は解決してて本当に火に油状態なんですけどね? 穂佳さんツンデレ爆発。
 やることが裏目に出る隆顕に間接的かつ無自覚に酷い目に遭わされつつも、護衛を断ることができないかなこ。だけど、それをまたも斜め上のやり方で救ったのは、桐奈々美だった。自分とかなこが同性愛嗜好のカップルだと嘘を吐き(かなこがレズなのは嘘じゃないけどw)、自分に関する悪い風評が広がる危険も顧みず、熊たん先生に言われた「かなこさんをよろしくね」の一言を愚直に守ろうとする。
 ってわけで次は隆顕フラグから奈々美フラグへの移行。つか、よく考えると自分への風評被害も気にしてないけど、かなこへの風評被害も全然気にしてないよな……


  ドルアーガ #4「幻影の中へ」。ついに最上階「天空の宮」にたどり着いたジルたち。だが、そこは前と同じく幻の塔への入り口はおろかモンスター一匹もいない廃墟になっていた。失望しかけるジルたちだが、カイが唱えた呪文に呼応するようにドルアーガが出現する。ドルアーガを初めて目にするヘナロや、ジルたちを追いかけてきたウラーゴたちはおびえおののくが、そのドルアーガは明らかに以前より弱っていた。「これなら今の自分たちだけでも勝てる」と戦いを挑むジルたち。だが、その戦いの最中に突如幻影の中に誘い込まれるジル。彼は大人の姿になったカイから、塔とギルガメス王の秘密、そして彼を裏切ったカーヤの本当の目的を知らされる。

 めんどくさいんでタイトル表記これで。
 幻の塔の門番であるドルアーガ(の虚像)を倒し、話的にはこれからが本番、ってところか。
 こんなところで変などんでん返しはないと思ったけど、まあ順当にカイは伝説の巫女でギルガメス王妃のカイ。だけど、今は本来の肉体を失ってかりそめの肉体で活動しているという。口ぶりからすると、単純に死んだ、というわけではなさそうだけど、「老婆の姿になったことがない」と言うから、少なくともその出来事はほぼ失踪直後に起こったらしい。
 そしてカイから語られた幻の塔の秘密、それは、ドルアーガによってギルガメスにかけられた「不死の呪い」に関わることだった。死ぬことも出来ず二つの大国を無理矢理まとめた人工国家と言ってもいいウルクを束ねるための象徴として、また実際に善政も敷いてきたが、その間に起こった裏切り、不幸の連続にその魂はむしばまれていた。隠遁どころか死による退位もありえないギルガメスは、ついに限界を超え、良識が蒙昧となった暴君となりはじめていた。ケルブもそのことを独自に調べて、ショックを受ける。けど、ジルやケルブが受けたショックはそれだけではない。カーヤがギルガメスとカイの血を引く者だという事実が明かされる。カーヤの目的は幻の塔の頂上にいる「もう一人のギルガメス」を殺し、暴君となりかけたギルガメスを解放し、またウルクを救うことだった。しかし一度幻の塔に足を踏み入れれば二度と戻ることは出来ない。だからジルを裏切り、自分とニーバだけで幻の塔へと入っていったのだった。
 けど、ニーバ、そしてジルたちを出し抜き幻の塔へと入っていたグレミカたちの目的は、どうもカーヤと違うし、また塔から戻らないつもりでもなさそう。単純に考えて、塔の中のギルガメスを排除し、自分が不死の王として君臨すること?
 ヘナロとカイはグレミカに人質に取られ、ファティナ、ウトゥたちだけになってしまったジル。塔の真実を知って、ファティナたちは戻るようにうながすが、ファティナははっきりきっぱりと一緒に行くことを宣言する。無論まったく無策ではなく、ニーバたちの様子から何か戻る手段はあると睨んでのことだけど、いずれにしても恋した乙女は強いねえ。それだけじゃなくだまされた怨みもあるんだけど。ジルとの痴話喧嘩は笑える。
 ウラーゴたちも何も考えずにジルを追いかけ、乗り気でないメルトもそれに強制的に同行させられることに。だけど、その前にメルトが「私の従者は残していきたい」と、クーパのことをそれとなく気遣う。天空の宮に入ったときの物憂げな感慨の表情といい、アーメイとの「もっとクーパに優しくしてやれ」という約束を忘れてなかったんだなぁ。
 そして何気にヘナロの尻がエロい。


2009年01月31日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ディケとかイドとか

 月末は特撮誌・おもちゃ誌の発売が集中するので、ちょっと見てみたら、やっぱ今の時期は新ライダー・新戦隊がメイン。シンケンジャーは、敵怪人のデザインが結構いいかも。でも、ピンクが「天」なのはどうなんだろ。比較的簡単で左右対称な文字で考えないといけないからなのかな。
 それはそれとして、ディケイド関連でもいろいろ情報が露出。最初はクウガの世界だけど、放送順に話が進むわけではなく、次はキバ、その次はカードつながりで龍騎、剣の順に話が進んでいくらしい。基本的に一つの世界を二話ペースで進めてくらしいけど、それだと半年経つ前に消化してしまうような……半年のシリーズって噂もあったけど、ホントなのかな? あと、やはり出てくる世界は放送されたライダー世界そのものではなく、ちょっと違った世界らしい。そいでもってその世界のライダーはディケイドのカードで、乗り物に変身するらしい。orz
 とりあえず玩具誌で紹介されてたのは、クウガがゴウラムに変身するもの。アギトだとマシントルネーダースライダーモード、龍騎だとドラグランザー、555はオートバジンなのは間違いないだろうけど……バイクに特徴がない剣だとか、キバはブロンブースターなのかキャッスルドランなのかとか、電王はマシンデンバードなのかデンライナーなのかとかが……
 あと、ゴーオンゴールド役の 徳山秀典氏のブログ によると、明日はスーパー徳山タイム、らしい……え? もしかして、ガワだけじゃなくって声か何かも出るの?>地獄兄貴

[その他] 買ったもの

 ・ヤングキングOURs 2009年3月号
 ・ 放課後プレイ/黒咲練導

 OURsは、神楽第二の殉職者が……覚悟はしてたとはいえこうも淡々とメインキャラが消えていくのを見ると、もう言葉を絶するしかできないです。
 「放課後プレイ」は、何気なく久々に電撃PSを立ち読みでめくったら、これの続編の「放課後プレイsadistic」がツボにはまったので……絵的には荒いんだけど。マ、マゾなんかじゃないんだからね!? つか、単行本の方、最後までやっちゃってるよ……