不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2009年01月 来月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
HNS logo

2009年01月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] あけましておめでとうございます。

 慌ただしく帰省してばたばたとそのまま年越しですよ。お屠蘇飲んで昼飯食って自転車で二十キロくらい走ってきた後、三時間くらいバタンキュー……夕べも紅白途中で意識がなくなったし、どうにも疲れがたまってるのか。
 正月番組のほとんどがつまらないので年末にコンビニで買った「ブラッド・ダイヤモンド」のDVDを見たり、晩飯後に「釣瓶の家族に乾杯」を見たり。ひょっとしたら若干の仕込みがあるのかもしれないけど、素人のリアクションが面白すぎる。w こりゃ、民放が負けるわけだ。

[アニメ] 今日の5の2#13

  今日の5の2 #13「ユビキリ」。昔、チカとした約束の夢を見て目覚めたリョータ。それは、大人になったら結婚しようという、何もわからない子供のときの思い出だった。そのせいでリョータは妙にチカを意識してしまう。
 が、遅れて登校してきたチカもリョータと昔した約束の夢を見たと、妙にニヤ付いている。チカがその話をクラスメイトの女子にしようとするのを、リョータは気になり聞き耳を立てたりするが、結局聞けず終い。リョータは気もそぞろなまま放課後、話を聞いたらしいカズミから「今でもそうなの?」と聞かれて「今でも、ないわけじゃない」と答えるが、「カワイソウ」と言われたのにかっとしてつい絡み、脚をもつれさせて押し倒してしまう。その現場を折り悪く教室に戻ってきたチカに見られてしまう。
 一応廊下で二人のやりとりを聞いていたというチカだが、カズミとの一件の原因が自分が女子に話したリョータとの約束のことだと聞き、翌日リョータの機嫌を直そうとする。「そもそもリョータから言い出した約束だ」というのにかっとしたリョータは「チカの方から言い出したんだろ」と、またも言い争いに。だが、チカの言っていたのはリョータがおねしょをしたときの話。リョータは思わずチカの前から逃げ出し、学校でも一日上の空になってしまう。

 最終回。OPでも出てきたリョータとチカの「ユビキリ」のことで、二人の間に微妙に気まずい雰囲気が流れてしまう。まだ異性を意識するのはちょっと早かったリョータだけど、結婚のユビキリを思い出すことで妙にチカを意識する。そして、約束を意識していることをチカの前で明らかにしてしまい、チカもそれで言葉に詰まってしまう。でも、結局リードしていくのはやっぱりチカ。「立派な大人になったら、(結婚を)考えてあげる」と、おねしょをしてしまい泣いていたリョータに言ったのと同じことを言う。
 一足飛びに大人になるわけではないけど、ちょっとずつ着実に大人になっていく5の2の子供たち。体重を気にしてたメグミも実は同級生がびっくりするくらい発育してたり、ナツミがスカートをはいたり、男子は相変わらずだったり、でもちょっとだけ変わってたり。女子の方が先に大人になるけど、男子も少しずつ大人になっていってるのだなぁ。
 派手さはないけど、地味に面白く、しかも子供たちの成長を着実に描いていってなかなかに良作。最初はキャラクターデザインが個性的なのでどうなるかと思ったけど、ふたを開けてみれば手堅く着実に上手い作りでした。


2009年01月03日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 買ったもの

 ・ がらくたストリート(1)/山田穣
 ・ 萌ゆる古事記/鈴木ドイツ・田中松太郎
 ・ 魔乳秘剣帖(3)/山田秀樹
 ・ 不全世界の創造手(アーキテクト)/小川一水
 ・ 風の邦 星の渚/小川一水

 「がらくたストリート」はコミックバーズ連載の非日常系ギャグマンガ? いわゆるスラップスティック? 殺伐とはしてないけど、ほのぼのともしてないよなぁ……作者は元々別名義では山田XとかZERRY藤……うわなにをするqあwせdrftgyふじこlp。
 目の前の出来事に対して異様に肯定的な小学生御名方リントが宇宙人と会ったり神様に会ったりという 別になんということはない日常 を描く。どっちかって言うと個性の強すぎる一般人の面々の方が困ったものだというか。読者の突っ込みを先取りしてしまうので振り上げた合いの手の下ろしどころに困る。w 絵柄は書き込みすぎず軽くなりすぎずで良い感じに思えるのだけど、この内容では一般受けしないよなぁ。いや、別に私が楽しいから他のヤツのことなんか知ったことじゃないけど。

 「萌ゆる古事記」は、内容的にどうかなぁ、と思ったけど、マンガパートのネタでそこそこ楽しめたものの、ちょっとお値段分の価値はきつい。出てくる神様やら神話全体の統一性がない、ってところまでせめて突っ込もうよ!

 「魔乳秘剣帖」は、乳の大きさで女性の地位が決められる理不尽な世で、斬った相手の乳をしぼませてしまうという「魔乳剣」を操る魔乳一族(やぎ……もとい、まにゅういちぞく、と読んでください)が栄華を謳歌する中、魔乳家の鬼っ娘で唯一相手の乳を吸い取る技を使える、「魔乳千房」が一族の権力争いに巻き込まれ出奔し、追っ手を迎え撃ちながら陰謀の核心に近づいていく、という、アホなんだかなんなんだか非常に困るシロモノ。え〜っと、陰謀の核心に近づいてますよね? 多分? 設定的に巨乳を思う存分に放り出しつつも基本どうやってもギャグという、なんだかなぁ、というもの。この作品については、これは褒め言葉だと思うからこう書いておこう。アホだ。

 小川一水作品二作については、まだ未読。取りかかれるのは、今読んでるものの次くらいか。

[その他] 年末・新年の番組について

 寄席の録画ものとか昭和のヒット曲みたいな番組の方が見ていて面白いのはどうなんだ。いや、「鶴瓶の家族に乾杯」は面白かったけど。若手芸人をとにかく数出して安く上げようってのが見え見えのものばっかりじゃ、そりゃテレビ局の経営も落ち込むよなぁ。


2009年01月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 韓国(またも)終了のお知らせ

 昨日新年会で「韓国がえらいことになってるな」という話を聞いて「?」となったのだけど、 ホントに洒落にならない事態になってる らしい。現状の経済危機だけでもアレなのに、世界中の物流を敵に回したらそれこそ死亡フラグだろう。いや、なんだかんだでしぶとくまたも生き延びそうだけど、経済的なことはまだしもこういう話だと日本に泣き付かれてもどうにもならんからなぁ。しかし無駄なプライドばかりが高い国とはいえ、ホント、なんでこんなバカなことをしでかしたのか。

[特撮] ゴーオン#45とキバ#46

  ゴーオンジャー #45「初夢キカク!?」。ウィングス兄妹のさそいで温泉宿での新年会を開くゴーオンジャーたち。たまの贅沢にはしゃぐ皆だが、走輔の楽しみにしていた伊勢エビが消えていて騒動に。仲間を疑う走輔だが、犯人は妙な雰囲気の子どもだった。大翔の言うにはそれはこの宿に住み着いた座敷童だと言うのだが……

 まあ、小休止のキャラソン大会。でもどっちかというと、ヨゴシュタインを復活させようとするケガレシアたちの方が面白い。w 儀式のためにヨゴシュタインのかっこいいところを思い出そうとするのだが、ついゴーオンジャーの活躍ばかりを思い出して失敗ばかり。仲間甲斐のない連中だ。w
 実は女の子だった座敷童のご機嫌は男性陣が男性ユニットを組んでとりなすのだけど、おばさん呼ばわりされた挙句に逆ギレし、駆けつけたエンジンオーG12にあっさりのされるケガレシア……扱いひどいなぁ。
 次回はボンパーがへそを曲げて家出し、同じく家出してきたウガッツたちと意気投合するらしい。今やる話か?


  キバ #46「終止符・さらば音也」。キングの本性であるバットファンガイアに苦戦する音也。渡は自分がキバに変身しこれ以上音也をダークキバに変身させまいとするが、音也は「親子でする最初で最後の仕事だ」と無理を圧して変身。キングをついに倒すが、その直前に大牙が次のキングとしての力に目覚める。そしてすべての力を使い果たした音也も、ゆり、次狼たち、そして真夜の前へと現れ、最後の別れを告げる。
 壮絶な父の最後を目にして現代に戻った渡は、深央の墓前で大牙再会。自分たちの確執こそが深央を殺したのだと、大牙と決着をつけようとする。が、そこに大牙に謀反し自らが新たなキングを選ぼうとするビショップが、大量のファンガイアを連れて現れる。

 音也がついに退場。いや、「人間がダークキバに変身したら死ぬ」と言ってた割にはかなりしぶとく生き残ってましたが。キングは死にその力は大牙に受け継がれ、そして次狼たちと真夜に息子のことを託して真夜の膝の上で息絶える。彫像から元に戻ったはずの次狼たちがなんでまた彫像になってキャッスルドランにいるのか、次狼と音也との約束など、一応これで過去編はすべてけりがついたことになるのか。
 ただその一方で、現代編はビショップの謀反で一層混迷を深める。大牙を切り捨て、自分の意に沿うキングを復活させようとするビショップ。そのために街でライフエナジーをむさぼる行為をするビショップを、名護は阻もうとするのだが、その戦いの最中に負った怪我が元で視力に変調をきたす。嶋の跡を継いで青空の会会長になろうとしたり、成長はしてるんだけど、その態度はあまり変わってないという。でも、そのゴーイング・マイ・ウェイな名護もそんな危機を迎え、どうなるんだか。そりゃ成長した名護さんはおもしろみ半減以下だけど、退場はして欲しくないなぁ。いつまでもどこかしょーもない名護さんのままでいて。


2009年01月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ おかえり#1と屍姫 玄#1

  みなみけ おかえり #1「年の初めの」。内田と待ち合わせて初詣へとやってきた南家三姉妹。しかし引いたおみくじの内容があまり思わしくなかった千秋はややおかんむり。一方おみくじに書かれていたことは良かったものの、買い食いしすぎて夏奈からお金を借りて引いた内田は夏奈からの督促から逃げようとするが……
 まさかの三期目。っつーか原作のストック大丈夫? 制作会社は第二期と同じアスリードだが、あまり評判の芳しくなかった第二期の反省をふまえてかスタッフは一新。OPなんかも基本的に第一期の雰囲気を踏襲するらしい。でももうふじおか(ぬいぐるみの方)も出てるし、保坂も最初から変態全開だし、キャラは出来てるものとして始まってる。コンセプトは「原作に忠実に」らしいけど(第一期も微妙に忠実ではなかったけど、あれはあれで良かったのに)、OPで見覚えがあるようなないようなキャラが……だれだっけ? 三代目番長の人?
 初回はまあ様子見という感じだけど、第二期のような作り方を根本から間違えてしまった感はないので、大丈夫かな? 作画はともかく内容は上り調子だった一期に迫れるか、お手並み拝見。


  屍姫 玄 #1「光の道筋」。景世の死から半年。旺里は景世から受け継いだマキナとの契約を自分が果たすため、契約僧としての修行の真っ最中だった。一方、七星との戦いで穢れを受けてしまったマキナは浄化房で清められていたが、半年経っても穢れが落ちないどころか、死霊まで呼び寄せてしまう。それはマキナが無意識のうちに景世から受け取った気(ルン)を離すまいとため込み、それをよどませてしまっていたからだった。
 光言宗からはマキナの処分も取りざたされるようになった中、瀕死のマキナを見定めようとするかのように七星が動き出す。

 新番組、となってるけど、実質普通に第十四話です。ビジネスモデルがよくわからん。とりあえず第二期を先行して作っておいて、評判が良ければ継続、良くなければCSなどに新たな放送先を求めて、ということだったんだろうか?
 まあ、続きなので、景世が死にマキナとの契約を旺里が受け継ぐまでが区切りの前期から半年後、いまだに修行の成果が開花しないで焦る旺里から物語は再開する。一方マキナも景世にこだわる余り、旺里との契約に支障をきたすばかりか、屍姫としての存在の危機にまで立たされる。
 ここからは本格的に旺里が契約僧として(見習いかもしれんけど)活動し、七星との戦いがメインになるのだろうけど、光言宗の内輪争いとかもあるっぽいしなぁ。変な方向に話がずれなきゃ、面白くなると思いますが、ガイナックスだけに心配。


2009年01月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 年の初めの風邪っぴき

 ちと風邪がぶり返して軽く残業も入ったこともあってまだちょっと体調不良が尾を引いてます。諸々滞ってますが、しばしお待ちを。

[アニメ] イナズマイレブン#14とソウルイーター#39

  イナズマイレブン #14「伝説のイレブン!」。地区大会で宿敵帝国学園を下し全国出場を決めた雷門中。昨年の優勝校として全国大会出場枠の決まっていた帝国学園との再戦を約束し、しばし試合のことは忘れ雷雷軒で祝賀会が開かれてた。しかし会が終わった後でうらぶれた様子の男が尋ねてくる。男は監督である響木の旧友で、伝説のイナズマイレブンの一人・浮島。伝説の一人に会えたことに感動した守は無邪気にその事を口にするが、雷門中イレブンがイナズマイレブンのことを口にするたびに男は暗くうちひしがれ、「やっぱり戻ってくるんじゃなかった」とまで言い出す。男が言うには、「自分たちは伝説のイレブンなんかじゃない。一度の敗北から立ち上がれずサッカーを捨ててしまった負け犬だ」と……
 あこがれのイレブンのそんな様子に我慢できない守を見かねた響木はイナズマイレブンとの練習試合を決め、四十年ぶりに守の祖父を除くかつての伝説のイレブンが揃うのだが……

 伝説のイレブンのおっさんたち集結にワロタw つか、夏未に付き従ってるバトラーが驚愕の正体の全部をかっさらってしまいましたが。意外すぎるわ!w
 が、かつて帝国の罠にはまって不戦敗を喫してしまったことから皆サッカーを捨ててしまい、四十年のブランクがある彼らにかつての面影はまったくない。凡ミス連発のその姿に失望を隠せない雷門中だが、守は伝説云々よりサッカーに対して真剣に取り組もうという気が見えない彼らの姿に腹を立てる。
 そんなかつての伝説に活を入れたのが響木。守の姿に彼の祖父を見て復活した彼は、「自分たちにあこがれ、ここまで来た彼らにそれでいいのか!?」と怒声を上げる。サッカーに真摯な子どもたちの姿と響木の檄に再びかつての情熱を取り戻した旧イレブンは、それまでとは見違えたようなプレイを見せる。
 それこそ影の薄かった影野を浮島にからませたりとか、「伝説のイレブン」のていたらくと復活を早々に見せるとは、ちょっと意外でしたわ。打倒帝国を早々に果たしたのでかつてのイレブンが最終目標ではいけないのは理屈なんだけど、挫折した大人たちが子どもたちのためにもう一度奮起することでそれをフォローしたのはいいなぁ。
 それにしても「夏未ちゃん」と呼ばれて土門をにらんだお嬢様、あれ一瞬絶対に本気だったろうw?w


  ソウルイーター #39「クロナ、逃亡〜ください、君の微笑み?〜」。母・メデューサの命令で死武専を裏切り、マリー先生を媒介してシュタインの狂気を加速させていたクロナ。日々マカたちの笑顔に良心の呵責をつのらせていたが、シュタインのフォローで大変なはずのマリーが生徒たちへの気遣いを忘れていないことを目の当たりにし、ついに耐えきれず死武専を飛び出してしまう。

 4クール目突入を目前にして、そろそろオリジナル展開になってきたかな。まだアラクネー編が終わってない原作では逃亡して姿をくらませてしまったクロナだけど、アニメではマカが追いかけ、自分の優柔不断さを責めるクロナに「優しいクロナの悪口を言うな!」と死武専に連れ戻す。BJも退場してないし、鬼神阿修羅がアラクネ側に組み込まれるみたいだし、でも、メデューサが死武専に投降してきたりというのは原作通りで、原作を基本にアレンジしていくっぽい。ってことは、キムとジャッキーの武器職人チームも原作通り?

[アニメ] 続夏目友人帳#1とWHITE ALBUM#1

  続夏目友人帳 #1「奪われた友人帳」。季節は夏・秋から冬に移り変わって、ときおり妖怪に襲われたり頼まれ事をされたりと相変わらずの貴志。今日も友人帳を狙う妖怪に襲われ、途中小さな祠の縄を切ってしまう。用心棒のはずのニャンコ先生が助けてくれず、喧嘩をするが、夜戻ってきたニャンコ先生の様子がおかしい。全身が真っ黒なのだが、洗っても落ちない。しかも一言も口を利かないのを不審に思っていたところ、本物のニャンコ先生が……特に悪いことをするでもなくおとなしい黒ニャンコ先生をいぶかしみながら友人帳の無事を確認するが、取り出した友人帳を突然黒ニャンコ先生が奪っていってしまう。

 これも基本的に普通に続き。まあ、特に前期も区切りがあったわけではないし。ただ、内容紹介っぽく貴志の身の上と、友人帳、ニャンコ先生についての簡単な説明っぽい感じで話が進んでく。
 蝶の物の怪っぽい「紅蜂」が出てきたけど、一回こっきりのキャラなのかしらん?
 ところであれはどう見てもキツネの物の怪じゃないと思う……


  WHITE ALIBUM #1「そう、あの時はもう、スイッチが入ってたんじゃないかなあ」。さて、皆様ご一緒に。「冬弥 Uzeeeeeeeeeee!!」。原作通り、無意味なうざさ。いや、原作通りなんだから無駄じゃないし、うざいのは冬弥だけじゃないしなあ、どっちみち。キャラクター紹介を見るとどうも原作のあれこれ一番うざいところをちゃんぽんにしたシナリオ展開になるっぽいけど……耐えられるかしらん?
 ところで、原作と違い年代設定が1986年になってるけど、1986年って何かあったっけ? いや、キバットがどうとかではなく。 wikipediaの項目 見ても、「これ」って理由が思い当たらないのだけど……う〜ん?


2009年01月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ#14

  とらドラ #14「しあわせの手乗りタイガー」。文化祭も終わった大橋学園だが、大河の周囲の様子がヘン。クラスメイトたちまで大河に触ろうとしてくる。実は文化祭のプロレスショーで大河の場外乱闘に巻き込まれた観客が次々に幸運に見舞われたという噂が流れ、皆がこぞって大河に触ろうとしていたのだ。「だったら大河に一番触ってる俺が一番幸せになるはずじゃ?」と竜児は呆れたり微妙に期待したりと複雑だが、文化祭の記念写真販売でみのりと微妙に接近できた喜びをかみしめる一方、噂の元になった文化祭当日は大河は幸せとは無縁の状態であったことを思い出し、「じゃあ、大河はどうやったら幸せになるって言うんだ?」と自問してしまう。

 後半戦前の小休止。原作のスピンオフ短編「幸福の手乗りタイガー伝説」をベースに、アニメ化でこぼれ落ちた描写のフォローや、後半の伏線などが交えられる。一番直接的にすぐわかるのは、北村のアレかなぁ。予告での北村の壊れっぷりを聞いてると……鼻血大乱闘の映像化が楽しみですw
 他には、みのりなんかも原作で展開が動くまでいまいち不鮮明だったところが、アニメでは伏線がしっかり張られてる。大河なんかも実はちょっと微妙に……なんだけど、皆から「大人」とか「余裕がある」と言われ、友達のために自分からその役目を果たそうとしている亜美が、唯一竜児から「お子様だな」と言われ、少しだけ、仮面のほころびを見せた辺りが……張り詰めてたものが切れたときが怖い。
 あとは、独……ゆりちゃん先生のフォローを今回ちゃんとしてたりとか。ベージュはさすがにかわいそうだと思ったか。>アニメ版展開

[アニメ] 宇宙をかける少女#1

  宇宙をかける少女 #1「孤高の魂」。人類の文化圏が軌道上のコロニーに移ってかなりたった時代。名門獅子堂家の三女・秋葉は、当主である長女・風音にお見合いをすっとばして結婚をさせられそうになる。まだ高校生で将来の夢だって決まってないのに! と逃げ出すが、治外法権の学園の外に出れば獅子堂の追っ手に捕まってしまう。友人であるフリオとネネコの協力でほとぼりが醒めるまでコロニーの外にプチ家出することになるが、その途中で突然眼前に巨大なシリンダー型コロニーがワープアウト。コロニー中が大騒ぎになってる中、その漂流コロニーの中に不時着してしまう。その中にあった街並みを抜けていくと、そこには管制室らしい場所と、そこで一人悦に入っている人工知能「レオパルド」がいたのだが、このレオパルドがどうしようもない引きこもりニート+人格破綻者だったために彼の起こす騒動に巻き込まれてしまう。

 「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ。俺はテレビの前で『宇宙のステルヴィア』を見ていたと思ったらいつのまにか『 てなもんやボイジャーズ 』になっていた」
 と例のポルナレフAAを貼りたくなってしまう初回の感想。事前情報はまったく集めてなかったんで、としても展開つかみ所がなさすぎだろw
 出てくる情報の数は多いのだけど、主軸が提示されないのでどれがブラフかどれが本命かわからないうちにあれよあれよと第一話が終わってしまった。いや、高機動型コロニーとかどう聞いてもル○ーシュな引きこもりニートAIは受けたけどさ。w
 あまりにつかみ所がないので神凪いつきがQTアームズに搭乗する際、なんで胸の谷間+へそ丸出しスーツにキャストオフするのかとか、確実に本題ではないところばかり疑問に思ってしまった。いや、オーソドックスな頭からっぽ系「メカと美少女」の文脈だってのはわかってるんですけどね?
 第一話ではホントにギャグなのかコメディなのかそれともシリアスにするつもりなのかというのはよくわからないので、二話になって情報と方向性が整理されるの待ちですな。
 ところで「時かけ」は筒井康隆が「原作者が年を取っても稼いできてくれる親孝行な娘」というようなことを言ってたので、向こう二十年は記憶から薄れるようなタイミングはないと思う。(筒井康隆に仁義切ったのかは気になるけど)


2009年01月10日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日は一日死んでおり

 ここ一週間、熱はないけど体調がすこぶる悪く、今日は一日死んでました。どうも疲労が蓄積してたらしい……ほぼ丸一日寝てたので、どんだけなんだか。
 いろいろ滞ってるのはもう少しお待ちください。

[アニメ] まりあ†ほりっく#1とマリみて4th#1

  まりあ†ほりっく #1「戯れの接吻」。カトリックの名門女子校「私立天の妃(あめのきさき)学院」に転校してきた宮前かなこ。彼女の両親はこの学校の教師と生徒で、自分も両親のようにここで運命の相手を見つけられたら、と期待に胸を膨らませていた。が、実はかなこは男に触れられただけでじんましんが出るという真性の男嫌いでレズ。その反動もあってか美少女揃いのこの学園で気持ちばかりが暴走しまくる。
 そんな中で出会った毒舌メイド・茉莉花とその主人である美少女・祇堂鞠也。前理事長の孫でもある鞠也の可憐さに胸打たれ、学園案内をするという彼女の申し出をホイホイと受けてしまうかなこだったが、彼女に触れられてじんましんが出たのに不審を抱く。実は鞠也にはとんでもない秘密が……

 同作者の「破天荒遊戯」が破天荒すぎてついていけなかったけど、これは基本美少女ばかりの現代物。ただし出てくる人間はやっぱりみんなどこかおかしい。主人公のかなこからして「あたまがわるくて度を超した美少女好き」しかも美少女に興奮しては鼻血ばかりだしてるという変態ぶりなのだけど、やはり中心となるのは鞠也。一見可憐な美少女だが、その中身は実は少年。しかもドSで腹黒で自己中でナルシストという三重、四重苦。お付きの茉莉花も制御役というよりむしろ主人である鞠也を呆れて放置したり逆に煽ったりという極悪コンビぶりを発揮する(でもなんだかんだで問題が起きない範囲内に制御はしてるんだけど)。
 その他のキャラも100%ヅカキャラで空気が読めない隆顕様とか、自らをゴッドとかボスとか呼ばせようとする何故か猫耳のロリ寮長先生とか、程度の差はあれおかしなキャラばかり。一応友人たちは比較的まともなんだけど……
 演出は基本的に原作を新房流に咀嚼した感じで、いきなり茉莉花がシルエットだけになるとかの実験的風味演出はあるもののやや抑え気味。原作の暴走に預けてるという感じか。
 基本的に安心して見ていられるのだけど、元々の作風が作風だから、若干人を選ぶかも。
 しかし小林ゆう、ヒロイン役かと思いきや、結局女装少年。そのうち一昔前の沢梅陽子みたいに「この声だからこのキャラ男」と言われるんじゃなかろうな?
 ちなみにエンディングはYMOのヒット曲「君に、胸キュン」のカバー。しまった! この組み合わせはアリだ! HMO(初音ミクオーケストラ)のカバー版以来の衝撃。やられた!
 ところで公式見たら、OP曲タイトル「HANAJI」って……
P.S.そういや「てなもんやボイジャーズ」も同じ新房監督だったけど、同じカバーでもあっちのEDは「だれかが風の中で」(木枯らし紋次郎のテーマ曲)で、こっちは「君に、胸キュン」……えらい違いだ。


  マリア様がみてる4th season #1「学園祭はショック!」。え〜、すいません。原作は三巻止まりだし第二期、第三期も見てないんで、その間に起こったイベントとか登場キャラとかわかりません。けど、軽く説明されてることもあってなんとなくわかるのは脚本・演出と設定のうまさか。
 祐巳と祥子が姉妹になった一周年と、学園祭の演劇イベントにまつわるトラブルを併せて描く。知らないキャラもいるので幾つか事態が平行していくのはちょっと混乱するけど、それでも理解の範囲内。わりとわかりやすいキャラ立てだし。とりあえず見続けてみる。