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2006年12月21日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] おとボク#11

  おとボク #11「戸惑いの練習曲」。学園祭も終わった学園で、年の最後のイベント、ダンスパーティが待ち受ける。瑞穂は生徒会から相手のいない子のパートナー役を依頼され、快諾する。だが生徒会主催の劇でキスして以来瑞穂を意識しまくりの貴子はまともに瑞穂の顔も見られない。一方、まりやも気持ちに振り回されて、引いた風邪をこじらせてしまう。そんなまりやを看病する瑞穂に、これまでにない戸惑いを見せる。貴子もまりやも高まる自分の気持ちが押し隠せなくなっていた。思い詰めたまりやが瑞穂のことを知るためにデートを申し込む。だが、その帰りに誘拐に遭った貴子と遭遇してしまう。

 瑞穂正体バレ展開。やはり貴子VSまりやが最終展開のよう。まりやはこじらせた風邪を瑞穂に介抱してもらい、これまでになく取り乱す。そして自分の気持ちに整理をつけるべく瑞穂にデートを申し込むのだが、ふざけあって瑞穂との距離を再確認をした帰り、貴子が誘拐されかける現場に出くわす。
 瑞穂はそれを助けに入るのだが、ナイフに切り付けられた胸から、パットが覗いてしまい、瑞穂が男だと貴子にばれてしまう。
 一見横暴にも見える貴子だが、実際は生徒会長という役目に生真面目すぎるくらい真面目なだけ。でも、瑞穂に想いをよせてることを自覚した今、単純に瑞穂を糾弾するとも思えない。単にかばうだけとも思えないけど。
 次回は最終回、かな?

[その他] おととい地震があったらしい

 帰途に地下鉄に乗ると、ダイヤが乱れてるわ混雑してるわで、明らかに変。車内アナウンスを良く聞くと、地震があったために徐行運転で運行しているらしい。
 で、家に帰り、風呂を沸かしてメシを作ろうとすると、どっちも火がつかない。あれ? と思ったら、地震感知器に引っかかって元が止まってましたわ……どんな地震だったんだ。


2006年12月22日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 電車で通勤してて

 気持ちが落ち込むこと。乗るとことごとく目を閉じてうつむいてたり、ってのは、まあみんな元気なさ過ぎとも思うけど、疲れてるのだろうなぁと思うし、自分も疲れてるときはやってしまうからわからないでない。けど、少し詰めればもう一人座れるのに詰めるどころか大股広げて目を閉じてたり、そのちょっとの隙間に、自分のもの予約したとばかりに荷物を置いておく人を見るとね……疲れてるのはしかたないし、それで電車の中で眠りこくる、ってのもしょうがないかもしれない。でも、些細な自己利益獲得にそんなみっともない真似を晒すのを見るのは、見てるこっちまで嫌な気分になりますわ。
 って、注意すればいいんだろうけど、そこまでの度胸はないチキンな漏れ。


  国旗国歌で「不起訴は相当」議決 「公務員の職務遂行を」と検察審査会Y!hl )。別に安倍首相の教育基本法改定は支持しませんが(教育基本法改定自体は別に否定しない)、まあ、まっとうな判断じゃないでしょうかね。社歌を歌わないどころか「歌わないようにしましょう」なんて呼びかけられて、注意されても行為を続けたら、業務妨害と見なされても仕方ないよなぁ……
 いや、自分も実は中学生時代辺りは口パクして歌ってませんでした。積極的に反対ってより、納得が行かないままで歌いたくなかっただけですが。今なら、ちゃんと歌うと思います。でもその時も他人に同じ対応を押しつけようとはまったく考えもつかなかったなぁ……


  人口が減ってどこが悪いのでしょう日経BP )。どうつっこめばいいんだ、これは。「中国の方が人口密度は低い」って、中国の問題は人口密度ではなく、人口自体や人口の偏向と移動度などに関する問題なんだが。抱える問題の質が違うのに、同じ観点で見てどうする。人口密度自体問題にされてないのに。つか、中国の方が一人っ子政策のせいで今後の老後問題はもっと深刻だろう。
  「日本には生活に適する地域が少ない」と解釈する専門家が多いようですが、技術力と経済力を備えればインフラ整備が進み、住めない土地も人間が住めるようになるケースが多いです。
 ……砂漠化に汲々として、森林資源の伐採をどうにか抑えようとしてる国に対する言葉とも思えませんが。第一、経済力ってことは金が集まるってことですが、その金をどこから集める気なんだろう?


  右翼抗議 皇室劇中止の舞台裏 タブーに挑戦 下品さで自滅東京新聞 )。さすが東京新聞、というか、見事に話の焦点がずれまくってる。 全面降伏”した劇団関係者は「『反論権のない方に対しやるのはおかしい』という抗議に、その通りだと納得した。」って言ってるんでしょう? だったら何故 週刊誌挑発、踊らされ…って副題が出てくるのか。つか、話題にしたのは週刊新潮一誌のみだったのでしょう? しかも当人が抗議に対し非を認めてる。つか、反省のコメントと謝罪文の内容がずれてるのもおかしいんですが、それはさておき、 新右翼団体・一水会顧問の鈴木邦男氏は「週刊新潮が一番悪い。抗議した右翼の話を間接的に聞くと『あそこまで書かれてしまったら、やらざるを得ない』ということだった」とメディアの責任に言及する。って、反省コメントの指摘された点と、主張してる内容が違うんですが。誘導したいけど、半端に理性が働きどっちつかずの散漫なコラムになった、という感じ。


  【ニセ科学】 「マイナスイオン、根拠なし」「ゲーム脳、親のしつけの問題」…菊池教授、NHKで批判(動画あり)2ちゃんν速 )。よくぞやってくれた菊池さん。まあ、これで迷信が一掃されるわけでもないでしょうが。

[アニメ] BLACK LAGOON#24と地獄少女#11

  BLACK LAGOON #24「The Gunslingers」。ロックがバラライカに持ちかけたのは、鷲峰組の徹底的な壊滅。組という軛を破壊することで、雪緒を解放しようという意図だった。だが、高紗会も壊滅させ、仕事が終わってロアナプラに帰ろうとするロックたちを襲ったのは、雪緒と銀次だった。

 日本編完結。そしてシリーズ最終話。救いのない展開は原作と同じだけど、場面とか、ボニー&クライドな行動とか、アレンジが結構効いてる。そのことで雪緒は単に銀次との生存もしくは破滅を望んでいただけで、それを「傷」になろうと見届けることで「夕闇」に立ち続け、ロアナプラで生き続ける決意をすることを印象づける。
 原作ではちと救いがないのが大きく、エピソードとしてはその救いのないのが放り出しっぱなしという印象だったのだが、アニメではロックの成長がメインになってる。あれは成長と言っていいかはむずかしいところだけど。
 しかし、原作ではいくら銀次の腕が立つっても、銃対刀は無茶だろう、と思ったけど、アニメで動きがあると、殺陣の付け方にもよるけど結構見栄えしますな。
 原作ストックがないから即第三期はないだろうけど、続けようと思えば続けられるだけに、ちょっとは期待してしまうかな?


  地獄少女二籠 #11「遠い隣人」。いきなり藁人形の赤い糸を引く場面から始まり、依頼の経緯がつづられていくのだが……
 正直、「なんで閻魔あいと愉快な仲間たちが犠牲者を苦しめる側に回ってるんだろう」とか、「最初に依頼が成立して、時間がさかのぼって経緯が説明されていく、というのは、先週もやったのに」と思ったのですが、正直やられた。まさか、そういうことだったとは……要は、別に時間はさかのぼってなかったんですな。平凡な話かと思ってたんで、最後の地獄流しで完全にやられました。依頼の対象も、猫が憎くて嫌がらせしてたんじゃなく、たった一人(一匹?)の友達を奪われたと逆恨みして、ってのが、やるせない。最後に依頼対象の部屋に入り、その中に猫の写真が一面飾られてるせつなさと言ったら。


2006年12月24日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 徹之進#50とコードギアス#11

  徹之進 #50「てつのしん犬魔法を受けつぐ」。ついにセト、メグ、ビクトリア、ポチ、ジョン、傷ついたハンゾウとハカセ、そして徹之進だけになってしまった犬楽園。目の前でショコラを、そしてリニアとイワンを失った徹之進はネオへの復讐心に燃え、セトに犬魔法を教えてくれと懇願する。セトはそんな徹之進の姿に危ういものを感じつつ、ポチ、ジョンと共にテスト。結局一匹だけ適正のあった徹之進に犬魔法の修行を行うのだが……

 修行がなんの意味があるのかよくわからないが、わりとスターウォーズリスペクトだということは理解した! 修行を段々こなしては行くものの、今一歩習得しきれない徹之進。セトはそれを「犬魔法にとって一番大事なものを忘れてる」からだと言う。「なら、セト様はなんで犬魔法を習い始めたの?」と聞く徹之進に、「一人前になったら教える」とはぐらかすセト。が、セトが教えたかったのは、「ネオを倒す」ためにではなく、「仲間を守る」という気持ちだった。
 まあ、徹之進の行動原理は常にそれだったし、見えてはいたんだけど、その辺は大事なポイントだよね。
 ついに犬魔法を習得し、セレブナイトの姿で居ることも三分を超えた徹之進。瞑想で力を蓄えたネオをセトと共に迎え撃つのだが、その戦いの途中、ネオから重大な事実を明かされてしまう。それは、ネオが徹之進の息子だという事実。セトすらも知らなかったその事実に、愕然とし戦意を失いつつも、共に世界を支配しようというネオの誘惑にあらがう徹之進を、「犬楽園の者はみんな自分の子供のようなものだ!」とネオを退けるセト。そしてセトは、徹之進を守るためにネオもろとも玉砕してしまう。その間際、犬魔法に入門した動機を「きまっとるじゃろ。もてたいからじゃよ」ともらすセト。セト様、やっぱりろくでもないけど、それがセト様なんだよな。
 しかし、セト様までいなくなってしまうとは……次回は最終回だけど、ちと帰省中になるんで、見るのは年明けになってしまうなぁ……残念。

  コードギアス #11「ナリタ攻防戦」。前後編なのに後編だけの感想ってのも変だけど。「日本解放戦線」の本部を攻めるブリタニア軍を、大胆な作戦で逆に追い詰める黒の騎士団。キョウトにいる大スポンサーから渡された「紅蓮二式」の力もありコーネリアの部隊を圧倒するが……

 グリグリ動くメカ戦と言い、突っ込みどころ満載ながら妙に外連味があったりと楽しい。今回はCC(シーツー)の過去の断片が示される。限りなく不死に近い身体といい、その能力といい、胡散臭いことこの上ないが、最初からそういう存在ではなかった模様。つか、こいつもツンデレか。
 しかし、相変わらずキレるのかツメがあまいのかようわからんな、ゼロ=ルルーシュ。結局CCに助けられることで窮地から抜け出したし。まあ、あのくらいの作戦で圧倒的すぎると、逆に敵をマヌケにしすぎという気もするが。紅蓮二式とランスロットが能力を互するってのは、リアルに考えればどうとは思うけども、黒の騎士団側はかなり問題抱えてるし、このくらいで丁度良いのか?
 まあ、端々で「なんなんだろなぁ」と思いつつ、楽しんではいます。はい。

[特撮] ボウケン#43とカブト#46

  ボウケン #4「3危険な贈物(クリスマスプレゼント)」。メンバーに乞われ人気店のケーキを買って帰るレッド。だが途中で空から振ってきたサンタの格好をした女の子に潰されてしまう。「イブ」と名乗るその子はそそくさと立ち去ってしまい、メンバーはレッドの話を誰も信じようとしない。だが、イブの持つプレシャスを狙ってゴードムの大神官ガジャが暗躍していた。

 恒例?のクリスマス話。しかし美少女サンタって、どっち方面狙ってます?
 そのサンタ少女イブがかっこいいロボットのおもちゃが欲しいと願った子供に、一夜で国を滅ぼしたプレシャス「ゴーレム」を渡してしまったことが発端で、レッドが巻き込まれることに。わがままなイブをなだめすかしつつ、レッドはゴーレムを見つけるのだが、ガジャに一歩送れ、ゴーレムを手にされてしまう。
 emeth(真理)の最初一字を削ってmeth(死)にするってのは元の伝承に忠実なんだけど、ゴーレムが目からビーム出したり、とかってのはわりとあれな図だな。
 イブとデートもどきな探索をするレッドにピンクが嫉妬したりして、閑話休題的な回だったけど、ガジャが再びゴードム文明のプレシャスを求めそうな雰囲気で不気味。
 次回はダークシャドウとの対決か?


  カブト #46。岬の目の前でスコルピオワームになってしまった神代。その場にカッシスワームの乃木も居合わせ、手を組もうと神代に申し出る。だが、知らなかった自分の正体に混乱した神代は乃木も加賀美も振り切って駆け出し、海へと身を沈めていく……
 神代を捜す加賀美は、乃木と出くわし戦闘状態に陥るが、そんなとき海から再び神代が姿を現す。しかし、神代は加賀美を助けるどころか乃木と共に加賀美を襲い、更に乃木に毒を打ち込み手下化、「ワームの頂点に立つ」と言いだし、「すべての人間は俺が倒す」とまで宣言した……

 神代編、完結編。これまではた迷惑ながらまっすぐに進んできた坊ちゃまの、最後の晴れ姿。つか、乃木の弱体化はげし! 一番最初の能力「フリーズ」が強かったんでないの? おまけに神代に部下にされちゃってるし。
 自分こそが姉の敵であるスコルピオワームであることにショックを受け、まるで居直ったかのようにワームを率い、説得に来た加賀美すらも人質にとってすべてのゼクターを引き渡せと天道に要求。天道はホッパー以外の全部のゼクターを引き渡してしまう。
 プレスで潰されたと思ったゼクターだが、復活して天道と加賀美の手の元へ。前回自分で鎖で縛っていたネガティブ兄弟も、「もう一度、光を目指すか」と参戦。神代+乃木×2VSカブト・ガタック・ダブルホッパーの戦いに。
 最初はサソードに変身してカブトに対抗する神代だが、変身を解かれ、スコルピオワームの姿になってカブトに向かっていく。だが、人間の姿に戻った瞬間、その手首に岬がプレゼントしようとし、加賀美が神代に渡して目を覚まさせようとしたブレスレットが輝いているのを岬は見てしまう。それで、本当は神代は自分を見失ってなどいないことを悟り、天道を止めようとするのだが、「約束を果たせ」という神代の言葉に、パーフェクトゼクターでスコルピオワームを貫く。神代の目的は、ワームたちを集め、そして自分もろとも天道たちに倒されることでワームを一掃することだった。天道はそれを知って、じいやから頼まれ、そして神代自身とも約束したことを果たした。
 最期の力を振り絞り、じいやの元に姿を現した神代。「眠っていいかな?」という神代に「じいやがいつまでもついています」と答える。じいやが神代の正体を知りつつ変わらず仕えてきたのは、その中に生き続けてる神代を信じてのことだったのだなぁ。
 神代の行為もあってワームの活動は一気にそがれるが、まだ生き延びている擬態天道が最後の活動を起こすらしい。


2006年12月25日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] きな粉パスタ

 少し前の「ためしてガッテン!」で料理には使いにくい食材であるきな粉の利用法という特集をやってて、コクを出すのに使う、特に麺類に絡めると良い、というのをやってた。特にカルボナーラに使うと、チーズと卵を使わなくてもコッテリ感が出るとか。
 で、試す。ベーコンの端切れを焼いて、とりあえず買ってあった豆乳をちょっと煮詰め、チーズちょっとと卵黄、そこにゆでたパスタを投入し汁気がなくなるまで和えた後、きな粉をまぜ、粗挽きコショウと塩で味付け。
 出来たものを試食すると……いや、やっぱりきな粉の味なんですが。でも、カルボナーラと別物の、カルボナーラ風のものと思えば、行けないことはない。学生時代に貧乏な後輩が作ってた牛乳パスタなぞよりよっぽどいい。あれ、口の中に牛乳のえぐみが残るんだよなぁ。
 というわけで行けないこともないということがわかった。
 しかし、これでベーコンの代わりに薄切りしたテンペを使い、パスタの代わりに緑豆春雨でも使えば、豆ばっかのパスタが出来ますな。


 それはそうと、気遣いってなんなんだろう、と最近ちと思ったり。自分も気遣いはそれなりにしてるつもりだけど、私の場合良く言えば浮世離れしてる、有り体に言えば常識知らずなところのある性格なので、どの程度気遣いになってるか、というのがまず疑問。
 もうひとつ、端から見てて例えばAさんがBさんを気遣ってるな、とわかるのに、Bさんの方はまったく感じ取ってないらしいことが結構あるのに。感じないものなのかなぁ、と思うが、そういうものらしい。ってことは、逆に言えば私自身そうと認識してない気遣いを受けてる可能性が高い、というか多分たくさんあるだろう、ということ。老子だったかで「気遣いと思わせないのが本当の気遣いだ」みたいな言葉があった気がするが、それにしたって他の人のおかげ、ということに無頓着なのもいけないので、気をつけよう。

[アニメ] 最終回ものとか

  銀色のオリンシス #12「銀色の未来」。月の執政官コーイチと思っていたのは実はコーイチを元に作られたアーティのアルで、本物のコーイチは千年前にアルによって殺されていた。コンプレックスと嫉妬の固まりの本性をむき出しにしたアルとの最終決戦。ちょっとだけオリンシスマシンを起動できるのはアーティだけなんだから気付よ、テア、と思わないではなかったけど、アルのことも忘れてたらしいから仕方ない。
 背景は地球人皆殺しとかいうことではあるが実質きわめて身内なごたごた、というのは、場合によりけりだけど、1クールという長さにはこのくらいのスケールが丁度いいかも。それでも説明不足、経過不足、ツッコミどころの部分はあるけど、ようがんばってたと思います。エリスとシュバルツの正体が、予想の方向性はあってたけど予想外。つか、あれがああなるってのは、ちと無理がないかと……
 主人公二人の生死は不明だけど、エリスが云々ってことは、まあ無事なんでしょう。ペンダントもこっちの世界に残ってるみたいだし。
 安っぽい部分とか説明不足のガジェット投入も、バロックSFを現代風に作ってみた感じで、結構雰囲気的に好きでした。

  夜明け前より瑠璃色な #12「お姫様と……」。オリンシスと同じく、おそらく予算面からくる厳しさが伝わってくるのだけど、それなりにまとまった、というか一定のスタイルを貫いたオリンシスとの差は一体なんなんだろう……と言うにとどめておきます。はい。


2006年12月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 年賀状書きが

 ってわけで日記書く時間が足りませんわ。なので、感想のみ。(って待て)

[特撮] ライオン丸G#13

  ライオン丸G #13。ついに果心居士も倒されてしまい、もはや豪山を止める者はいない。キンサチギンサチを届けに来たサオリたちから果心居士の最後の言葉を聞かされ、獅子丸は泣きながら特訓を繰り返す。だが、獅子丸たちが雌伏しているしている間に豪山の手下が獅子丸由来の人間たちを片っ端から殺していく。傷が癒え、連絡を取ろうとした獅子丸が見たのは、死体になって転がる仲間たちの姿だった。
 怒りに燃え豪山に立ち向かう獅子丸とジョー。だが、変身しても豪山の圧倒的な妖力にはかなわない。キンサチギンサチも力を失ったかのように変身が解け、それでも何度も立ち上がる獅子丸がとどめを刺されようとするが……

 多分、獅子丸とジョーが二人で豪山を倒してめでたしめでたし、なんてありきたりには終わらないだろうなぁ、と思ってたが、登場人物ほとんど皆殺しという展開はちと予想してませんでしたわ。ホストクラブ「ドリーミー」や常連のブス二人、喫茶ゼットのマスター、夜間教師オザキと、ことごとくが殺されていく。ただ獅子丸とジョーを挑発するため、理不尽に殺された人たちを見て怒りを爆発させるが、それでも豪山にはかなわない。
 で、ひょっとしてこのまま悪に倒されて終わりかと思ったら……ジョーさん、そう来ますかい。っつーか、そういう話ではないのはわかるが、この決着キンサチギンサチ意味ねー! とちょっとつっこみたくなってしまった。
 いや、まあでも本当はそうではなく、キンサチギンサチがあったから獅子丸はヒーローとして正義に目覚め、ジョーは獅子丸と出逢い人間らしい心を取り戻したのだけど。結局獅子丸は仲間を守れずヒーローにはなれなかったのだけど、キンサチギンサチを手にネオ歌舞伎町をさまよう姿で、ヒーローの志を捨てたわけじゃないことを暗示させる。
 と、そういうことではあるんだけど、でもあれで倒せるならキンサチギンサチに頼る必要はなかったのでは……あと、サオリの最後の一言がすげーいい話台無しで、さすがライオン丸G。

[アニメ] 最終回ものとかそのに

  ギャラクシーエンジェる〜ん #13「ワルワる〜んエンジェる〜ん」。ミルフィーユ桜庭再びゲスト登場。つか、あんたらが滅ぼした星の数は百や二百どころじゃなく、宇宙そのものを滅ぼしたことも何度かあったろ!
 そんなツッコミはともかく、最終回にして旧GAの基本ガジェットだったロストテクノロジー登場。つか、今回面白かったんですが……一体どうしたの!? ロストテクノロジーを出したからってわけでもあるまいが。
 旧GAでは、さすがにアベレージではないが、最終回とかではなくこのくらいの悪のり話がちょくちょく出てたのだから、つい比較もしたくなるよなぁ。いや、余計な味噌をつけるのは嫌な視聴者ですな。最終回は素直に面白かった、と言わせていただきます。あと、司令のうなじもよろしかった、とだけ。


  はぴねす! #12「幸せの魔法」。主人公が潜在能力を発揮して笛をぴひゃら〜、と吹いて事態を解決、と言ってしまうと身も蓋もないか。#10での怒濤のネタ晴らし、というかほとんど伏線も張られてなかった過去の秘密の暴露大会になったのは、さすがにびっくりしたが。
 作画も悪くなかったし、一話一話のアベレージも低くはなかったのだけど、全体の構成ではちと難が目立つかなぁ、という感じです。普通にわいわいやってる話のが楽しく、無理に大きな話にもってく必要があったのかなぁ、とも思うが、でもないと視聴者も収まりが悪いだろうし、難しいところ。


2006年12月27日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] おとボク#12(最終回)

  おとボク #12「ラストダンスは永遠に」。瑞穂が実は男だと知ってしまった貴子。学園内は貴子を瑞穂が颯爽と助けた話題で持ちきりだが、当の貴子は事情を聞いて欲しいという瑞穂に、お礼もそこそこにそそくさと立ち去ってしまう。瑞穂は学園を去る決意をしつつも、エルダーとしての最後のつとめとして、ダンスパーティのエスコート役だけは最後に果たそうとする。

 イベントイベントで貴子の心情の揺れを拾ってきたんでそうかもとは思っていたけど、やはり貴子エンド、ということらしい。体調が悪いという名目でダンスパーティを欠席していたが、瑞穂を否定して欲しくないまりやが貴子を説得し、出席することに。
 でも男でも女でもかまわない、と開き直って良い雰囲気になったところでまりやが横からかっさらう、というかグダグダに。w
 恋愛ものというより異分子の入った女子校ものでまとまってて、そのせいか罪がない話と言えなくもないが楽しかった。どのヒロインエンドにするかというと選定が難しいだろうけど、生徒会長としてことあるごとに絡む貴子にしたのは、学園生活をまんべんなく描くには正解だったと思うし、キャラクターのツボも押えててギャルゲーのアニメ化としては上手い作りだったと思う。原作ゲームではメインヒロインポジションだったらしい紫苑が、生徒会活動を軸とした学園生活にあまり関われなかったのは、まあ仕方ないか。キャラ自体を削るわけにもいかないし。

[アニメ] ヤマトナデシコ七変化#12,13とゴーストハント#11、12

  ヤマトナデシコ七変化 #12「Oh!, my sweet home」。丁度一年前のクリスマス直前、父親の転勤のせいで下宿にやってきた雪之丞。だが当時の武長と蘭丸は今と違って他人と関係を持とうとしないか、女にしか興味がないかだった。雪之丞は皆とうち解けようと奮闘するが、空回り。そんな時、大家のおばさんが狂犬のような目をした恭平を拾ってくる。

 クリスマス話。美少年四人組のなれそめだが、雪之丞が実は一番まともだったのか。武長かと思ってた。家に押しかける女の子たちからかばってもらいながら雪之丞を小馬鹿にする恭平を、武長と蘭丸が「そのちびっ子に庇ってもらってるお前はなんだ」と叱りつける。それで初めてひねてた恭平が誠実な態度に出ることに……いや、その後の対応があまりにお嘆美ですが。しかし、家とは疎遠な恭平はともかく、資産家っぽい武長や蘭丸までなんで家賃で汲々言ってるのかわからなかったのだけど、すべてはおばさんの愛の鞭だったのか。多分。

 #13「ウィ、ムッシュゥ!」。スナコが雪之丞のもらってきた怪しげなキノコを食べて、それまでの根暗な性格から一転、乙女らしい、四人組にも恥じらいを見せる性格になってしまった。四人はこれで家賃タダと喜ぶが、性格が反転したスナコは壊滅的な料理の腕に。それでも我慢しようとする四人組だが、いつもと違うスナコに段々居づらさを覚えてきてしまう。

 まあ、お約束の性格反転ネタだけど、やはりスナコの具体的容姿が想像つかん……武長が出て行こうとする理由が「女の子と同居してるという自覚が出てきて、野依に申し訳ない」ってのが……この二人付き合ってるのか付き合ってないのか。


  ゴーストハント #11「公園の怪談!?」、#12「サイレントクリスマス#1」。#11は、息抜き話? 公園で誰もいないのに水を浴びせられるアベックが続出。SPRの面々が調査に乗り出すのだが、正子が事件を引き起こしてる悪霊に取り憑かれてしまう。つか、取り憑かれた正子が面白すぎるんですけど……悪霊は男に二股かけられ、自殺しようとしたがことごとく失敗、自殺もあきらめたところで間抜けな事故によって死んでしまったという、おマヌケ幽霊だけに、いつものクールな正子の面影もないw 正子には微妙に優しいナルちゃんに嫉妬を覚える麻衣も面白いが。

 #12はいつも通り。クリスマスに孤児院を運営する教会で起こった怪異。不幸な事故で亡くなった子供の霊が次々と子供たちに憑依する。だが、憑依された子供が近くの森に隠れてしまう以外、特に悪事をするわけではない。それでもこのままにはしておけないと根本的な除霊をしようとするのだが、霊が悪霊化する兆候を見せ、その霊の境遇に同情した麻衣に憑依してしまう。
 いつものノリに戻ってますな。ただ、ゴーストハントは後の話になればなるほど悲惨になるらしいので、どうなるのか。


2006年12月28日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] これもリメイクですか

  東雲さんの崩壊日記 経由で 獣装機攻ダンクーガノヴァ公式サイト 。いや、話は聞いてたんですが、 なんで綾波とアスカがダンクーガに乗ってるんですか?  というのはともかく、 メカの説明 が。
「戦場、紛争で一方が負けそうになると現れて、戦局をイーブンに戻して去っていく」……無茶苦茶はた迷惑な存在なんですけど?
#戦局を膠着させ続けてどうするんだ。


  くじびきアンバランス #12「ゆめをかなえてみよう 9点」。元々の企画が「げんしけん」の作品内作品で、オタク文化を揶揄するようにエキセントリックなキャラと設定を断片的に出していた。そのため、設定をまともに考えようとするとどう考えても収まりきらない。げんしけん付属のOVAではそれをスラップスティックコメディということで吸収し、今回のテレビアニメ化は変なものは変なものとして、で設定を構成した。どちらがいいのかは良くわからないが、正直、こういうようわからない企画を、結構まともにまとめ上げたんじゃないかと思える。
 水島努監督の妙なハイテンションな動きと日常的なやりとりとの緩急や、妙ちきりんな設定につじつまをあわせようとすると破綻するのでそのままで扱ったことなど、スタッフは本当にがんばりました。「それで作品は……」ということになるのだけど、見てて単に目が飽きなかったし、おかしな設定だけに、話の筋はオーソドックスにしたのか、奇をてらったところがなくわりと面白かったです。はい。


2006年12月29日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] そらあかんでしょう

  宙戦艦ヤマト「ありふれた表現」 著作権侵害認めず朝日 )。いや、裁判長の判断もどうかと思うんですが(旧日本海軍戦艦状の飛行物体の先端から光線兵器が発射される映像はありふれてる、としても、それは明らかに「宇宙戦艦ヤマト」から派生したものだろうに)、それに輪をかけてるのは松本御大。まあ、ビジュアル的なものは御大の貢献が大きいのは確かなんですが、他人の著作物であるのも確か。こないだ著作権保護期間延長について「先人に敬意を払えば当然だ云々」と言った人と同じとは思えませんな。他人の著作物には敬意を払わないが自分の著作物には敬意を払え、ではなぁ……この人も本当に老いた。


  「君が代」斉唱時に起立せず事実上解雇された都立高校元教員十人の裁判が結審しんぶん赤旗 )。……あいかわらずツッコミどころ過ぎて、どこからつっこんだらいいんだ、この記事。
 「 都の通達による強制命令に服従したら、戦争のできる国へと逆戻りさせてしまうと思った」……いや、先の戦争の原因は全然そういうところじゃないんだが。
 「 子どもも教職員も安心して、本音で語り合える学校にするための判決が求められている」。子供はともかく、教師は本音じゃかならずしもいかんと思いますが……だってそれが子供に対する大人の態度ってもんでしょ?


  フセイン元大統領、死刑近く執行か・イラク法相「恩赦ない」日経 )。「一両日中か」という情報があったり錯綜してますが、法律では判決後30日以内に執行されるそうで、日本から見ると冤罪の名誉回復の余地もなくて無茶苦茶だなぁ、とも思うわけですが。この30日以内って、新政府が定めたのか、サダム時代に既に成立してたのか不明ですが。まあ、体制がひっくり返ったときってそんなもんだとは思うんですが。判決後すぐに引きずり出されて銃殺されたチャウシェスクよろしく。


  「窒息死は残酷」「苦痛なく低コスト」 アライグマ殺処分論争産経関西 )。炭酸ガスによる窒息死はある大きさ以下の動物だったら動物愛護を意図した殺処分の基準にかなってるんですけどね。大きすぎるとたしかに意識を失うまでの時間がかかり苦痛を伴うといわれてはいるんですが、そのへん、反対者はふまえてるのかな? 「そもそも殺すこと自体が残酷」なのだけど、そうも言ってられない現実があるってことをふまえないと。


2006年12月31日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 年の最終日ですが

 特別なことは書きません。つか、思いつかねえ。


  アル・ジャジーラ、フセイン元大統領の死刑執行の映像を放映読売 )。まあ、諸々の事情でそうなるかなぁとは思ってましたが、あっさり執行されると、逆になんの感慨も沸かないのがショックですな。メリットデメリット、意図的な部分と不慮の部分は多数あるでしょうが……多くの人を翻弄した人物もまた、翻弄されたかと思うと、なんとも言えません。


  夕張を桜1万本の名所に ニトリ提案北海道新聞 )。う〜ん、北海道夕張市までわざわざ桜を見に行く人がいるかというと……しかも、一ヶ月に満たないごくごく限られた期間だし。あくまで志、ということかもしれませんが……


  キレる酔客 新幹線で急増 警察でお正月…ご注意産経 )。酔ってたって、他人に迷惑はいけませんな。え? お前はどうなのかって? いや、警察沙汰はないですよ。警察沙汰は……それ以外は……すいません。


 ううむ、そこそこ書きたいことがある気もするが、時間と余力がない。それでは良いお年を。ったってあと一時間もないが。