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2010年12月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] コミックリュウをパラ見してたら

 見覚えのある絵柄が目に入ったんで名前確認したら見間違えじゃなかった。突然だったんでちょっとびっくり。
 何はともあれ、受賞おめでとう。

[読書] ゴールデンタイム(1) 春にしてブラックアウト/竹宮ゆゆこ

 多田万里(ばんり)は一年の浪人期間を経て東京の大学に合格。慣れない東京での新生活に戸惑いつつも、柳澤光央という友達も出来、どうにか明るいキャンパスライフが送れそうだと思っていた矢先、突然ゴージャスな美人が二人の前に現れ、彼女の持っていたバラの花束で柳澤もろとも張り倒される。
 狐につままれた心境の万里だったが、柳澤によると、彼女、加賀香子は彼の幼なじみで、子供の頃虐めから庇ったのがきっかけで、柳澤を生涯の伴侶と決め猛烈なアタックを繰り返してきてるのだという。思い込みが激しくやることなすこと的外れな香子の「人生設計」に振り回され続け辟易した柳澤は、進学を機に彼女と地元から逃げて来たのだ。
 端から見ればうらやましいようなそうでもないような話に、最初は柳澤に同情するばかりだった万里だが、見た目は完璧なお嬢様なのに柳澤のこととなると我を忘れて暴走してしまい、大学に入っても友達が出来た様子もない香子を見て可哀相に思い、彼女に近づいて友達が出来るように働きかけようと決意する。
 10月発売だったんだけど、一刷目は瞬殺で見つからないなあと思って忘れてたところで見かけたので。
 「とらドラ!」作者の新シリーズで、今度の主人公は大学生。片思いの女の子を放っておけず、彼女の恋を手伝ううちに……というのはとらドラと同じパターンかぁ、と思っていたら……
 主人公は取り立てて取り柄も特技も目立つところもない、人当たりが良いだけの一浪大学生で、案外と普通だなぁ、と思ってたら、途中で唐突に記憶喪失過去属性が明らかに。これまた唐突でいきなりな設定だな、と思っていたのだけど……
 万里と香子が「香子にお友達作ろう作戦」で参加したサークルの新入生合宿が、悪徳新興宗教の新入生囲い込みだったことに参加後に気付き、勧誘に引っかかったふりをしながら他の新入生を逃がした後、自分たちも逃げ出したことをきっかけに、本当に心中を打ち明け合う仲になる。
 宗教合宿から逃げ出し山の中で迷っていたところを助けてくれた先輩、林田奈々ことリンダ先輩の所属する日本祭事文化研究会、通称「おまけん」に恩義もあって一緒に入部。心底嫌がり逃げ回る柳澤をどうやって振り向かせるかの作戦を立てるうちに、思い込みが激しく突然とんでもない行動に出てしまうが一途で不器用で一生懸命な香子の良さに気付いていき、それにみなが気付かないことに苛立ちを覚えるようにもなる。
 結局柳澤は同じ映研に入った岡千波に惹かれだしたことから、これまでの関係を断ち切ることを決意。香子に対して彼女の幻想は独りよがりで自分も香子自身も幸せにしないと、きっぱり突きつける。
 十年来の片思いが木っ端微塵にくだけた香子は、リンダ先輩の顔見知りからもらったチケットでライブハウスに乗り込むと、やけ酒の勢いもあって大暴走。香子が心配でついていった万里も止めようとして巻き添えを食らう。騒ぎの後、ぐでんぐでんになった彼女をとりあえず自室に運び、なぐさめ話の流れで自分がいつのまにか香子に惹かれていたことを告白してしまう。
 まだ混乱したまま帰宅する香子を見送った後、つい勢いで告白してしまった万里は、香子と向き合うためにも記憶を失った一年前からずっとつきまとい続けている、「失われた過去の自分」と対峙するため、静岡の実家に帰り、記憶喪失以降封印していたアルバムを開く。しかしそこにいたのは高校のクラスメイトの写真の中にあった林田奈々の顔。のみならず、二人きりで写った親しげなたくさんの写真も……
 これはヒキが卑怯すぎるくらい卑怯だw 続きが気になるが、来年春とは……その間悶々とし続けるのか。


2009年12月21日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] もういい加減KY連呼はどうかと

  「鳩山心理学」という新分野産経 )。
首相は「KY」の対極にあり、場の空気を読みすぎる。加えて、その場その場で、相手をよけようと必死になる。そして、ぶつからないために、ついには、立ち止まることが最善だと思い込む…。
 マスコミはネットで「KY」って言葉を発見してから妙に気に入ってそれが免罪符のように中身のない政権攻撃に使ってきたけど、もういい加減「KY」連呼は飽きた、というか、「KY」という言葉が入ってるとまともに取るに値しない記事だと認識さえするようになってるのだけど。
 それと、鳩山氏は空気が読めるから言を左右にするってのは、間違いでしょ。
 鳩山氏の場当たり的な発言は、心理学とかなんだとか以前に、ウッディ・アレンの映画「カメレオンマン」を思い出すのだけど。周囲の人間に合わせて話し方や性格どころか外見まで代わってしまうゼリグという男を追ったドキュメンタリー……風に撮ったコメディ映画。ゼリグは子どもの頃にクラスで自分だけ「白鯨」を読んでないと言えず、読んだと嘘をついたのをきっかけにそうなってしまい、ずっと孤独になることを恐れ見た目まで変化させて他人と迎合し続けていた。鳩山氏の姿は、その「カメレオンマン」ゼリグの姿と重なるのだけど。
 孤立を恐れ自分でもそうしようと思わないまま自分を偽り続けるゼリグは結局「カメレオンマン」になってもその孤独を埋め合わせることができない。そこも鳩山氏と同じだと思うのだけどなぁ。
 どっちにしても首相がカメレオンマンでは困る。


2008年12月21日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#44とキバ#45

  ゴーオンジャー #44「聖夜ヲマモレ」。倒したと思った掃除大臣キレイズキーは、お掃除七つ道具のうちのひとつ、無限ゴミ箱の中に入ってゴーオンジャーたちの必殺技をかわしていた。さらにとまどうゴーオンジャーたちを無限ゴミ箱に吸い込み、世界のあちこちに飛ばしてしまう。ゴーオンジャーたちは三組ばらばらにされ、走輔、連、軍平たちは強盗が立てこもった幼稚園、早輝、大翔は薄暗いススキ野原、範人、美羽はサンタと一緒にどこかの海岸に飛ばされてしまう。

 クリスマス商戦展開。キレイズキーはそのために割を食ってしまった感じだけど。走輔たちのグループはまあ予想通りの展開だけど、一番意外なのは早輝と大翔のグループか。完璧だけどお化けだけは苦手だという須塔兄弟。怖がる大翔を、早輝が博多女のど根性でしかりとばす。距離を置いて尊敬するだけだった早輝が大翔の弱点を見ることでちょっと違った感情(恋愛感情と言うより、保護者的感情のようだけど)を持つ。大翔が怖がってたお化けの正体は、お約束ということで。範人と美羽は、まあ、ポジティブコンビで無難に。
 続々と集まってきて巨大ロボ四体勢揃い、というのは、今の時期ならではか。バルカ、ガンパード、トリプター、ジェットラスの腕メカは、交換可能なのでそこらへんのプレイバリューもそこはかとなくアピール。
 最後はエンジンオーG12でとどめなのだけど、G12、大きさ対比すると巨大化したキレイズキーとは大人と子どもほども差が……こりゃ反則だ。
 期待してたキレイズキーがあっさり倒され、失意のうちに飲んだくれるキタネイダスとケガレシア。このボスなき中間管理職敵幹部二人、なんだか段々かわいそうになってきた。


  キバ #45「ウィズユー・最後の変身」。22年から来た渡とともにファンガイアを撃退した音也。だが、音也の前にキングが現れ、彼を抹殺しようとする。闇のキバの変身を解いて本来の姿までさらけ出し音也を亡き者にしようとするキングを、渡が割って入ってなんとか撃退する。音也は渡に感謝しつつも、繰り返し真夜とはもう会わないようにという要求は「お前に俺の自由を束縛する権利はない」と頑として拒否する。このままでは自分が深央を殺してしまう未来は変わらないと、どうすればいいのか途方に暮れる渡の前に現れたのは、音也と別れを告げたゆりだった。
 一方、真夜に会いに行った音也はキバットバットII世を通じて真夜から「もう会わない」と告げられる。合点が行かない音也は真夜に会いに行くが、実は真夜はキングに大牙を人質とされていた。再び音也を亡き者にしようとするキングだが、キバットバットII世は真夜に卑怯な真似をしたキングに謀反する。キングに対抗するには音也が闇のキバをまとうしかないと言うその言葉に、人間が変身すれば命はないという真夜の言葉に耳を貸さず、闇のキバに変身してキングから大牙を取り戻そうとする。
 22年後の現代、深央の死に悲嘆に暮れ続ける大牙だったが、ビショップが慰めようと意外な真相を告げる。実は深央にとどめを刺したのは、キバの必殺技ではなく崖下に落ちた深央を追ったビショップだった。深央と渡、二人の邪魔者が消えた今、キングとしての役目を粛々と果たすようにうながすビショップだったが大牙はそれを聞いて逆上、ビショップを怒りのままに殺そうとする。命からがら逃げたビショップは、自分がキングに取って代わろうと街中で見境無しにライフエナジーを集め出す。

 怒りに狂った大牙がラスボスかと思ったら、なんだか意外な展開になってきましたな。
 過去編では人質にされた大牙をめぐり、キングが音也、真夜を引っかき回す。キングとしてのプライドを傷つけられたからなのか、それともキングらしからぬ嫉妬なのか。しかし必要以上に真夜と音也を痛めつけようとする浅ましいその姿にキバットII世がキングを見限る。キバット族は別にファンガイアに従属してるわけじゃないのか。「人間が身につけたら死ぬ」と言われながらも音也がしつこく何度も変身するのはちょっと笑ってしまったが、音也が死んだ理由ってのは大体明らかになってきましたな。でも、渡を作る前に死んじゃうの? それとももう作った後?
 現代編でもキングとビショップが離反、ビショップは暴走しはじめるけど、ボスキャラとしてはいまいちのような。それに深央を殺したのはビショップだとしても、渡に対してのわだかまりが消えたわけではないだろうし。また、渡の側も嶋を踏みにじり殺した大牙を許すのか……渡なら許しそうだなぁ。
 深央の死を克服できない渡を立ち直らせるのは、意外にもゆり。「お前がいなくなってもきっとその子は喜ばない。何故なら、お前と出会うことができなくなるからな」と、音也と別れ、しかしそれでも出会ったことを後悔しないと自らの心情に見知らぬ深央を重ねる。それを聞き、渡は「すべての起こってしまったこと」をようやく受け入れる。
 音也は渡と一緒にキャッスルドランに潜入し大牙、そして像にされた三モンスターを救出するが、キングがそれに気づかぬ訳もなく、再び闇のキバに変身して対峙することに。投げ出されて像から元に戻った次狼たち三モンスター。キングと闇のキバが戦ってるのを見て「なんだかわからんがこりゃチャンスだ」と一目散に逃げ出す……おいおい。いや、確かに今闇のキバに変身してるのが音也だって知らないから無理もないけど。
 名護さんは嶋の意志を引き継ぎ暴走するビショップを倒そうとするけど、結局倒しきれずに逃がしてしまう。そして、なんか次回名護の身に何か起こるっぽい。
 それにしても「753 Tシャツ」、欲しいなぁ。


2006年12月21日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] おとボク#11

  おとボク #11「戸惑いの練習曲」。学園祭も終わった学園で、年の最後のイベント、ダンスパーティが待ち受ける。瑞穂は生徒会から相手のいない子のパートナー役を依頼され、快諾する。だが生徒会主催の劇でキスして以来瑞穂を意識しまくりの貴子はまともに瑞穂の顔も見られない。一方、まりやも気持ちに振り回されて、引いた風邪をこじらせてしまう。そんなまりやを看病する瑞穂に、これまでにない戸惑いを見せる。貴子もまりやも高まる自分の気持ちが押し隠せなくなっていた。思い詰めたまりやが瑞穂のことを知るためにデートを申し込む。だが、その帰りに誘拐に遭った貴子と遭遇してしまう。

 瑞穂正体バレ展開。やはり貴子VSまりやが最終展開のよう。まりやはこじらせた風邪を瑞穂に介抱してもらい、これまでになく取り乱す。そして自分の気持ちに整理をつけるべく瑞穂にデートを申し込むのだが、ふざけあって瑞穂との距離を再確認をした帰り、貴子が誘拐されかける現場に出くわす。
 瑞穂はそれを助けに入るのだが、ナイフに切り付けられた胸から、パットが覗いてしまい、瑞穂が男だと貴子にばれてしまう。
 一見横暴にも見える貴子だが、実際は生徒会長という役目に生真面目すぎるくらい真面目なだけ。でも、瑞穂に想いをよせてることを自覚した今、単純に瑞穂を糾弾するとも思えない。単にかばうだけとも思えないけど。
 次回は最終回、かな?

[その他] おととい地震があったらしい

 帰途に地下鉄に乗ると、ダイヤが乱れてるわ混雑してるわで、明らかに変。車内アナウンスを良く聞くと、地震があったために徐行運転で運行しているらしい。
 で、家に帰り、風呂を沸かしてメシを作ろうとすると、どっちも火がつかない。あれ? と思ったら、地震感知器に引っかかって元が止まってましたわ……どんな地震だったんだ。


2005年12月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[マンガ][アニメ] 漫然と漫談

 サンデーで始まった「グランドライナー」。絵がこなれてるのはよろしいことなのですが、「世界には秘密が隠されている 気がする 」で家族を捨ててしまった父親ってのはどーよ? 「 気がする 」で家族を捨てられたんじゃ、世界にどんな秘密があろうが、そりゃ許せんわな……
 「堂士郎でござる」が次回最終回、とわりと突然な感じが。ほとんど超人な堂士郎より、ヘタレな普通の高校生が知恵と勇気をふりしぼってるのが結構好きだったんだけど。

 そういや、コミックボンボンでその他のインパクトが(ネタ的に)あまりに強かったのですっかり忘れてたが、いつの間にか石垣ゆうき氏も描いてたのね……MMR(マガジン・ミステリー・リサーチ)で(あまり良い意味ではなく)一時代を築いたが、やはり妙な印象が付きまくっちゃったんだろうなぁ。絵柄的には今でも受けの良さそうな絵なのに。

  ノエイン 。母親からは中学受験を強制されなくなったが、ユウは自分の意思で東京の進学校を受験する事を決意。ユウと離れ離れとなる事に少なからぬショックを受けたイサミと口論になってしまう。異世界のユウとイサミであるカラスとフクロウは一旦痛み分けするが、龍のトルクであるハルカを勝手に殺そうとしたコサギへの処分が先送りにされるほどの緊急事態が起こる。もはや龍のトルク奪取に一刻の猶予もなくなったフクロウは、進学について口論するユウとイサミを優しく見守る。そして同じく二人を見守っていたカラスと、親友同士としての最後の語らいをする。
 親友同志だからの諍いと和解。それと対照的に繰り広げられる、それぞれの義務のための別離の決意。ユウ・イサミとカラス・フクロウの対比が切ない。イサミの家の家庭事情が今回初めて明らかにされる。両親共に死亡(事故?)し、兄弟三人、祖母の家で暮らしている。熱血馬鹿っぽい兄貴がいいキャラクター。迷えるイサミにずばっとアドバイスを下す。もう一人、妹がいるらしいが、これも登場するのか?
 一方、ハルカの方も話が進んでいる。量子テレポーションの説明は冗長だが、行方不明の重要人物の黛博士が実はハルカの父親だということが判明。絶対臨界計画阻止委員会の内田は危険なプロジェクトの中止のために、ハルカを介して黛博士と接触しようとする。嵐の予感。かつ、すげーまっとうに面白い。

[その他] 「もし本当だとしたら」

 「本当だとしたら」ということで未確認情報で話をする事の責任を逃げている、という話があったので、自分の日記を「本当だとしたら」「本当なら」で検索してみる。前者は一件、後者は八件。ただし、後者は全然時事とかの感想じゃないのも含まれてる。基本的にそれで糾弾調にはなってはいないといえ、ちと反省するなぁ……
 最近強度偽造問題で個人の日記サイトで議員やら当事者やらのタレコミを受けて情報をのっけたとか騒がれてるけど、それって単純にそのサイトがその彼らに都合のよい情報を流す大衆扇動装置として機能してるってだけの話だよなぁ……しかもそのサイトは噂話レベルのことを「この話が本当だとしたら」と後に続け、その後に「こんなに酷い事が起こってるということになる」と提示、そして糾弾、ということをお決まりでいつも行っている。おいおい。お前はMMRか? というツッコミのひとつも入れたくなる。仮定で糾弾かよ。
 その手のサイトは「もし本当だとしたら」と危機感を扇動するが、「もし本当ではないとしたら」どうするつもりなのか。ってどうするつもりもないのはその手のサイトのその後の話題の取り上げ方(端的に言えばスルー)を見てればわかる。
 それで扇動する方も扇動する方だが、される方もねえ……

 それにしても天気予報でまた雪が降るっつってんですけど……


2004年12月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ][漫画] ちょんまげ音楽を聴いてみる

 自転車で冬の街頭のない夜道を走っていると、死にたくなりませんか?(挨拶)
 いや、死ぬ死ぬ言ってる奴に限って大抵は死ぬ度胸がないものですが、私もその伝なのでご心配なく。家に帰ってあったかいもの食ったら落ち着きました。
 実は大分前に届いていて、さらに実はとっくに聞いていた「 ちょんまげ天国 」なのだけど、改めて聞いてみるとまとまりはいいのだけど、なにか一つ物足りない。あの、時代劇に特有な男臭さがあまりない。もしや、と思ってリーフレットを見てみると、案の定、選曲者は女性。必殺必中仕事屋稼業から主題歌「さすらいの唄」ではなく「夜空の慕情」を選んでることや、仕事人IIIの「冬の花」がが入ってるところ、杉良の遠山の金さんに思い入れがあるようなところ、中村梅之助の金さんはスルーしてるってところから、なんとなくそんな気がしてたのだよなぁ……これはこれで悪くないけど、ガツンと思いっきり男臭い選曲も聞いてみたい気がする。
 「時代劇ファン」連載の黒鉄ヒロシ「伝説 日本チャンバラ狂」が「木枯らし紋次郎」の舞台裏の話。市川昆が映画「侠客」製作を条件に引き受け、その要望から背が高く、面長の新人・中村敦夫が大抜擢されたこと、その副作用として時代劇の殺陣などまるっきり出来なかった中村敦夫の為に、殺陣の素人でもできるようにと、あの滅茶苦茶でがむしゃらな殺陣を生み出したというのは知らなかった。「リアルだ」と評判を呼んだ殺陣だけども、最初から意図してたんではなかったんですな。「必殺」の舞台裏もそのうち書いてくれないかなぁ。
  舞-HiME #12は無口で内気だと思ってた幼女が意外とキツイ性格でしゃべくりまくり。無口ならみやむーの声も違和感無いのかなぁ、と思ってたが、こういうことならミスキャストではないかも。また、シスターに続いて新しいHiMEも発覚。コミック版でもHiMEな人物だけど、チャイルドが名前も姿も能力もまったく違う。これで執行部合体はまずなくなったわけだけど。姿は、冬虫夏草のセミタケの一種がモデルだろうなぁ。しかし、シスターのチャイルドはユニコーンだったか。前回は気付かなかったけど、エレメントである弓も、ユニコーンが意匠になってるんですな。
 国内メディアは報じてないみたいだけど、中国湖南省の市場で火事があって、中国メディアではかなり大きく報じているらしい。隣席のDさんにネットの記事を見せられて、私も初めて知ったんですが。市場内の建物(ショッピングセンター?)がかなり激しく燃えたらしい。写真を見たら普通ではあまり考えられないような出火だったので、消防法(かその類)の違反とかあったのかもなぁ。だとすれば、急成長の副作用と言えるかも……ってのは、極論すぎか。
  「遺族に会って謝りたい」=加害男性、収入から慰謝料−神戸連続児童殺傷事件Y!hl )。漫画アクションに「モリのアサガオ」郷田マモラっていう、死刑囚の担当になった刑務官の漫画が連載されてるんですが、被害者側は言うに及ばず、加害者側の心中ってのも、傍からは計り知れないのだろうなぁ、などと。弁護でなく、加害者が改心したとか主張するつもりもなく、ただ、本当にわからないのだろうなぁ、と。
 あ、そうだ。冬至だというのに、かぼちゃ食うの忘れた。orz


2003年12月21日() 旧暦 [n年日記]

ゴミ捨て

 宵の口に突然気持ち悪いくらいに眠くなり、ちょっと横になって、目を覚ますと真夜中。
 うわ、明け方になる前にゴミ捨てに行くか、と思い、ついでだからたまってた雑誌類も、とりあえず切抜きとか必要のなさそうなのをまとめるか、と作業したら……すいません、それだけで一時間経ってますた。雑誌はやっぱこまめに処分しないとダメね。
 昼には飯喰いついでに大須を覗くか、と大須に行ったのだけど、あんまり体調が回復してない上に腹ペコでちょっとふらつき気味。メシに入った料理屋では、注文しようと店の人を呼んでも全然来ない。店員数のわりに客が多く忙しそうだったし、ちょっと注意が届きにくい席だったのは確かなんだけど、何度も呼んでも全然来ないってどういうこっちゃ。腹立ったんでなにも注文せずに店を出ようと思うも空腹で動けず。腹を立てながらも注文して食ったのだけど、空腹だったはずなのに腹立ってたので味もなんもようわかりませんでした。なんか損した気分。
  555 は、照夫少年は三原たちに保護されて菊池家に。海堂は照夫少年とも別れてしまい、何もすることがなく木場に連絡しようとするが木場は電話に出ない。おなじころ、スマートブレインでは村上の社長退任決議が役員会議でなされようとしていた。新しい社長として花形が役員たちに紹介したのは、なんと木場勇治だった。追い詰められた村上はオルフェノクの運命を握るオルフェノクの王さえ確保して操れば、と、自ら照夫をさらおうとする。ファイズとデルタが照夫を守るが、村上=ローズオルフェノクの圧倒的な強さにデルタギアは奪われ、駆けつけたカイザと村上デルタの一騎打ちに……
 地下の教室でオルフェノクの運命について花形と対峙する村上。先週の「オルフェノクの秘密」ってのは、なにか避け得ないオルフェノクの破滅についてのものらしいけど、なにか脱力もののアレでないことを祈る。ここからガタガタに崩れるってこともないだろうけど、井上先生ですから。誰が悪のボスってことではなくって(村上も悪い奴ではあるけど、自身がオルフェノクの運命に翻弄されてるようなものだし)、まるで悪の首領もなく人間社会に放り出された怪人たちが右往左往しているようで、「あ、確かに最初の発表通り、敵側にスポットライトが当たってるな」と思う。アギト、龍騎では怪人そのものにほとんど人格がなかったことに対しての反省なのだろうけど、クウガみたいな、個性はあるけど「とにかく悪い奴ら」より好みではあるし(警察の描き方とかドラマツルギーとかはアレだけど)、前回より良いもの、前回より良いもの、と前を踏まえて進化してて、すごいなぁと思う。進化というと、この手の番組ではクリスマス商戦も過ぎてる上、次の番組に子供の興味が移ってしまうのでクライマックスのわりに予算が割けず、アギトとかはもろにそれが出てしまってた。だけど、龍騎でやった「予算の(比較的)ある映画版でクライマックス用の造型とかして、それをテレビでも使う」をファイズでもやる模様。次回予告では映画での量産型ライダーだったライオトルーパーが出てたし、「劇場版のみのライダー」と明言されてるサイガはともかく、もう一方の「帝王のベルト」は、予告の木場や花形の台詞からも出そうな感じだし。しかし、破滅を受け入れているならば、なんで花形は木場をスマートブレイン社長にしたてたんだ? あと、巧も滅びるってこと? それと、次回のテレビ欄用のタイトルが……最終決戦前に「彼」が退場?
  アバレンジャー もようやく五人揃ったようで。つか、揃うと思わなかったYO!(YO言うな) 「強くてワルくてカッコいいミコさまじゃなきゃだめなんだ!」っていうリジェエルに胸キュン? 古い戦隊ものファンにはあまりウケが良くないみたいだけど、面白いと思うんだけどなぁ。
  ふたつのスピカ は、アスミのスーパーマンぶりがそろそろ出てくる辺り。こういう「実は一番すごい奴」みたいなのはイヤミっぽくってちょっと好きでないのだけど、スピカは元々の話の素朴さに加えて、才能があるとか元から恵まれてるとかじゃなく、ライオンさんに宇宙飛行士に必要なものを聞いて小さい頃から頑張ってきた成果ってあたりでかろうじてOK。そのライオンさんが見えること自体、別に宇宙飛行士になる運命とかじゃなく、単に(って言うのか?)霊感があったからだから、作劇的反則スレスレだけども、まあ、OK。
  プラネテス は「タバコを吸わせろ!」という話。あ〜、そっか。原作にもこういうバカ話あったっけなぁ。ってことは、宇宙忍者のあれとかも、はじけちまった分アニメスタッフの勝ちってことか。現実の方でも、自分はタバコ飲みでないけど、ここんとこの嫌煙の動きってちと過剰な気がするなぁ。無論、マナーは大事ですが。
 「鋼の錬金術師」のコミックをようやく既刊分読む。確かに良く出来てるし面白いんだけど、個人的なツボからはやっぱはずれてるかな? 例の「喋る合成獣」の話も読んだけど、なるほど、原作ではこうだったか。「ショックを与える演出」としてはアニメが上だけど、エピソードとしての完成度は原作の方が上だなぁ。