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2006年12月11日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] そのりくつはおかしい

 こないだに続いて「ローマ人の物語」文庫版を消化中。
 だが、19巻で妙なことが書かれていた。
 イギリスやその他の帝国主義国家を批判する前に、われらが日本はどうであったかを思い起こす必要がある。朝鮮や台湾の人々に、帝国議会の議席を与えたであろうか。日本国政府への参加を認めたであろうか。(「 ローマ人の物語19 悪名高き皇帝たち[三] 」P138〜139)
 ええ!? 与えてたよ!? つか、朝鮮半島出身の議員がいたことは有名だと思ったんだけど!?
  こっち 参照。
 半島や台湾からの立候補が出来なかっただけで、でもそれは本土以外在住の本土人でも同じ事。それでも半島や台湾からも立候補できるようにすべきだ、という主張だとすると、それはローマも属州になって間もない地域にはすぐには元老院を出す権利を認めなかったことを非難しないことと矛盾する。
 半島や台湾からの立候補を認めるつもりがあったのかなかったのかわからないうちに日本の治世が終わったのでなんとも言えないのだけど、その可能性は結構あったのではないかと思う。とは言え、歴史にIFはないのだけど。
 まあ、当の議員周りの思惑がどうだったかとかもあるだろうけど、少なくとも権利自体は認められてたことは間違いはない。
 この巻で描写されているクラウディスの評価は大変面白かった、というか共感すらできるので楽しく読んだのだけど、こういう妙なところでミソを付けられるのもなぁ。塩野七生の戦時中の日本観、なんか微妙に変な気がする。


2006年12月12日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ここんところ忙しくて

 アンテナ巡回とアクセスログの参照先を見るのをうっかり怠ってた。
  西遊記日本版DVD-BOX出てたんだ 。つか、あ〜、そういやそんなニュースも聞いた気がする。同時代の「うらごろし」DVDで満足したせいか、すっかり忘れてたけど。まあ、香取版西遊記とのタイアップ的要素が大きいのでしょうが、とっくに出てて良さそうなものなのになぁ。シリーズ話数が多いので、様子見してたのかな?


  安倍止まらぬ支持率急落…政権発足以来初50%割れzakzak )。まあ、安倍政権の政策方針、中でも派手に打ち出したものは実現性も具体性も欠けてるってのはわかりきってたんで、当然の結果か。インパクトのある小泉政権の後で、それを真似しても上手くいくわけがないのはわかりきってるのになぁ。つか、民衆もそのくらい見て取れるだろうに、とは思うけど。取れないものなのか。そいでもってそういう民衆の上で上手くやってくのが政治か。


  著作権保護期間、死後50年から70年への延長を巡って賛成・反対両派が議論impress watch )。いや、まあ、多くは語らないが吉ですが、松本零士御大のお言葉がいろいろ痛々しい。
 つか、敬意とは金を払い続ける期間の長さで決まるものなのですか? 勿論生活があるわけですから生存中からそれを無料開放しろとは言いませんが、先人の事物や作品にインスパイアを受けた以上、後進にもインスパイアとして繋いでいきやすくするのが、先人に対する敬意ではないでしょうか。ねえ。宇宙戦艦「ヤマト」や「銀河鉄道」999の作者の松本先生?


  「正しい和食」認証制度に米メディア猛反発産経 )。ん〜? 国粋主義って、国の名前が出てるんだから、ある程度しっかりしたものを出して欲しいってのはある意味当然と思うんですが。「アメリカ人」とふれこんで他国人がいい加減な商売やってたら、アメリカ人だっていい気はしないでしょう? 他国人じゃなくても、アメリカ人自身がいい加減な商売をしてても信頼が落ちるわけで。別に誰もカルフォルニアロールとかを否定はしてないと思うけども。
 基準は一考の余地ありだけども、ちゃんとした商売をしてれば問題ないでしょ。つか、こんなんで「国粋主義」とか言われてもなぁ……

[アニメ] おとボク#10

  おとボク #10「二人のジュリエット」。学園祭での、瑞穂と貴子が主演する生徒会主催の劇がついに目前。瑞穂を意識しつつも彼女(彼)に対する評価を定めかねてる生徒会長の貴子に、前回瑞穂に八つ当たり的に怒ってたことを自分らしくないと反省したまりや。だが、まりやはやはり二人が劇でカップルを演じることに心中穏やかでなく、劇の練習の相手役をしてる最中に、キスシーン目前であわててやはりらしくなく心を乱す。文化祭中も過剰に落ち込んだり浮かれたりで調子が戻らない。そして生徒会の劇から逃げようとするようにクラスの企画のプラネタリウム司会を引き受けるのだが……

 あ、まりやVS貴子ってのが最終展開なのか。原作ゲームでは紫苑がメインヒロインっぽいけど、この構成で紫苑がメイン、ってのは無理があるから納得。
 結局、自分の瑞穂に対する気持ちを確かめようと劇の会場に向かうまりや。だが、見に行ったときに丁度アクシデントをごまかすため、瑞穂が本当に貴子にキスしてしまう様を見てしまう。そのことで動揺した自分に、ようやく自分の気持ちに気付くまりや。一方、貴子も完璧にデレスイッチが入ってしまい、瑞穂をめぐってのこの二人のドラマってことになるのか。
 でも、まりやは瑞穂が男だって事を知ってるけど、貴子は知らないわけで。そうなると、普通は結論は大体そっちになるだろうけど、お手並み拝見といきますか。


2006年12月13日(水) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ライオン丸G#11

  ライオン丸G #11。獅子丸の努めるホストクラブに、真影という男が新人ホストとしてやってくる。真影はやってきた客を片っ端から奪ってめろめろにしただけでなく、獅子丸ラヴのブス二人組まで奪ってしまう凄腕。だが、その手腕はどうも尋常のものではない。
 そんな時、前回サオリにキスされたことで「責任を取るために、付き合う!」と意気込んだジョーが獅子丸に相談。獅子丸は自分がサオリに襲いかかったところをジョーが助けるというベタな作戦を提案する。ところがサオリはジュニアから獅子丸のキンサチを奪うように命令されていた。のみならず、手はず通りその場で待ちかまえていたジョーを、真影が不意打ちし、めった打ちにしてしまう。


 あからさまに怪しげな新人ホスト真影は、案の定豪山の刺客。獅子丸の立てた作戦の不意を突いてキンサチギンサチを奪ってしまう。そして、何故か二人以外に抜けない両刀を抜き、異形の怪人・シシトラに変身。ついに怪人登場。っつってもキンサチとギンサチ、両方奪われてんじゃん! 主人公変身できないじゃん!
 変身できない二人を、現れた果心居士が救うのだが、それこそが豪山の狙いだったらしい。残飯をあさって食あたりした果心居士を、獅子丸は憎まれ口を叩きながら助けたのだけど、なんとなく爺さんやばいかも。
 ジュニアは豪山の息子ながらその真の目的も、正体も知ることがなくって、変身できるがゆえに豪山に目をかけられた獅子丸とジョーに嫉妬を抱いているのだが、次回、予告の台詞と映像を見る限りではそのジュニアが大きく関わることになるらしい。
 ところで真影、二枚目もエキセントリックも似合うと思ったら、唐沢充でしたわ。流石こういう役似合うな。


2006年12月14日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日も疲れた

 殺生仕事は堪えるわ。でも懲りずにヲタ話をする漏れw
 ところで「文庫版ローマ人の物語」の21巻が見つからないんで仕方なく購入して読んだら、以前11巻当りと間違えて読んだ巻でしたわ。だからどっか山の中に埋もれてるはず。わはは。

[アニメ] ブラクラ#23とストレイン#8

 疲れてるんで、簡単に、になりますが。
  BLACK LAGOON #22「Snow White's Payback」。組を存続させ皆を守るため跡目を継いだ雪緒だが、高砂会は自ら言い出したにもかかわらず雪緒の継承を認めず、高砂会とホテルモスクワの両方に追い詰められる鷲峰組。偽善者であることを助けようとした雪緒に糾弾され悩んでいたロックは、よりによってバラライカに詰め寄る。

 ロックがある意味自分の立場を俯瞰して、「趣味的偽善者」であることを宣言してバラライカの興味を買う。でも、バラライカが高砂会を潰しても、破滅を望んでる連中を止められるわけがないんだよなぁ。
 帰郷編は、登場人物の行動ロジックはわかるけど、どいつもこいつも破滅しか向いてない、しかもカタルシスのない破滅なんで、どうにもこうにもなんだよなぁ。
 そもそも、雪緒が組存続にこだわってるのも、ごく個人的な、ただ一人に向かってる感情故だし。


  ストレイン #8「グォール空間補給廟」。間違って回収されたゴミに紛れてしまったエミリィを探し、寄港したグォールに降りたセーラ。仲間たちも一緒になって探すが、エミリィは見つからない。何故自分のためにこんなに一生懸命になってくれるのかと問うセーラとカリスがいい雰囲気に。さらに、謎の少女がセーラにつきまとう。だがそんな状況も一変、グォールに敵が来襲したため、出撃命令が下る。そしてその敵とはセーラの兄、ラルフだった。

 前回のおバカ回とうってかわってシリアス。カリス、キャラが立ってないわりに一気に死亡フラグが立ったと思ったら、その回で本当に死亡とは。この番組、そのへん本当に容赦ないなぁ。ラヴィニアは帰還命令を無視してセーラの元に。いや、良心の呵責はわかるけど、それはやっちゃだめでしょ。それを聞いてロッティもセーラの元に向かうのだが、そのためにラルフとセーラの話を聞き、セーラが兄を殺したラルフの妹だと知ってしまう。あ〜、早々に爆弾破裂ですか。1クール作品はやっぱ展開早いのう。それと、ラヴィニアがシリアスモードなんですが……死亡フラグ?


2006年12月15日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ええ〜!?

  宇宙基本法案、2月に国会提出へ 与党PTが方針朝日 )。ここしばらく国政ニュースから目を離していたんで全然しらなんだ。個人的には上手いこと宇宙開発の予算に貢献するのなら面白げと思うのだが、実際のところはどうなんだろう? 宇宙開発方面なんて、はっきり言って強い勢力じゃないから、いい加減に扱われるんじゃないかという気も……


  米バーガーキング、日本に再上陸日経 )。そっか、撤退のニュースからもう五年も経ってたのか。一度も行ったことがなく、噂に聞くビッグワッパーとはどんなもんだろうと思ってたんですが。でも、本国のメニューと同じとは限らないんだよな。ロッテの系列になるみたいだし。でも食ってはみたい。


  法人減税、検討課題でも触れず 与党税制大綱朝日 )。景気の上向き感が協調されてた企業へは減税で、実感できないと言ってた一般家庭は無視されるってどういうことよ!?
 というとありふれた井戸端会議的愚痴なんですけどね。んなもんで満足するわけもなし。
 いや、企業減税は、実を言うと別に反対ではない。経済活動を活発にすることにより、市場を活性化させる、というのは、一概に間違いではない。けど、それは企業利益が末端、特に従業員の経済貢献にフィードバックされる政策とパックなら、という前提で。じゃなきゃ、企業減税のあおりはどこに回されるかというと……経済を全体で見てない感じがひしひしと。

[アニメ][その他] 川城和実氏について

 いや、ちょっと前から気になってたんですが、この方ってどういう方なんでしょう?
 見てるアニメでプロデューサーをやってられることが多いのに気付いたのがごく最近。でも、どこの社員でどういう形で関わってるかってのが、まったくわからないんですよね。なにをされてるかってのがわからないんでなんとも言えないんですが、それなりに気になる作品に名を連ねてるという事実自体が気になる。どういう人なんだろう?


2006年12月16日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 徹之進#49と地獄少女二籠#10とおとぎ銃士ちょっとだけ

  徹之進 #49「てつのしん 宇宙で大切な友を失う」。ショコラが死に、ハンゾウをはじめ犬楽園の仲間たちも怪我を負ってしまい、徹之進も落ち込んだまま。だが、ネオは手をゆるめず、密かに打ち上げたキラー衛星によって八本木を壊滅させると宣言してきた。それを防ぐためにヒルズロボをセトの犬魔法で宇宙に上げ、衛星を破壊しようとする。比較的軽傷だったリニアとイワンが名乗りを上げ、そしてイワンがはっぱをかけるために徹之進をつれていく。

 いきなりロボが3Dになってるよ! リニア、死亡フラグ立つの早っ! っていつもながらどこから突っ込んだらいいんだか。宇宙に上がったロボを待ち受ける偽ロボ。オリジナルにはない肉球光線を持つ強敵に、ハカセ、頭を残してあっさり自爆で相打ち。おいおい……ロボ送った意味ないじゃん。
 頭だけでキラー衛星に乗り込む徹之進たちだが、迎え撃つ衛星内の迎撃システムを簡単に撃退してしまうイワンとリニア。イワンはともかく、リニア、三解してるよ……でも徹之進も役立たずではなく、最後のセキュリティの合い言葉をノリで正解させてしまう。これまで散々伏線が張られてたけど、やっぱネオと徹之進の関係って……
 でも、衛星に爆弾を設置するのには成功したが、迎撃システムが行く手を阻む。リニアが追っ手を引き受け、イワンが嫌がる徹之進を無理矢理連れ出す。いつも通り「バカ!」という徹之進に「リニアの犠牲を無駄にしたらホントのバカだ!」と答える。
 そしてイワンは、徹之進一人をヒルズロボの頭部に乗せ、自分は衛星の外に頭部を押し出すために残る。最後にわざと「バカ」と言わせるイワン。道化役が多かったけど、本当は全部を承知して進んで道化をやってる大人だったんだなぁ。
 しかし児童番組で、確かにやってることはいろいろおマヌケにやってるんだけど、本筋は本当にハードになったなぁ……次回は歯が欠けるようにメンバーがいなくなった犬楽園がネオを倒すために、生き残りのうち一人に犬魔法を伝えようとするらしい。誰なのかはまあ最初からわかってるようなものだけど、ほぼ確定したも同然の徹之進とネオの関係が、最後にどう響くのか……


  地獄少女二籠 #10「曽根アンナの濡れた休日」。曽根アンナって誰? と思ったら「ほねおんな→そねあんな」かい(笑)。
 今回は千葉繁声の映画青年崩れのダメ男哲郎がメイン。骨女を主演に映画を撮りたいとナンパしてきたのがきっかけで、哲郎とその奥さん、そして同棲相手と奇妙な交友関係を結ぶ。何をするにもいい加減で臆病者で中途半端で、周りに迷惑をかけてばかりの哲郎だけども、悪気のなさと愛嬌ゆえについつい付き合ってる女たちも許してしまう。小さな事件は起こったが、特に殺したいほど憎んでる、という人物はいないはずなのに、その哲郎の地獄送りの依頼がやってくる。哲郎は骨女に地獄送りを告げられても「男と女をテーマにしてきた俺だから、そのくらいの覚悟はできてる」と諦め顔だが、実は依頼の理由はさらにろくでもないことだったり……
 毎回通り一辺倒でない話が続くけど、今回もまた奇妙な話だったなぁ……哲郎のダメ男ぶりと、それをついつい許してしまう女たちの奇妙な関係が甘ったるく腐ってて、でも心地よく、とてもおもしろい話でした。60〜70年代ロマンポルノっぽい雰囲気?
 本当は映画を撮る夢なんてとっくに風化してて、残滓でその夢を語ってると自分でも半分気付いてる男と、ろくでもない男に呆れつつも、その男が作り出す空間に奇妙になじんで居心地の良さを覚える女たち。そんな幻想の空間を破綻させるきっかけになったのは、哲郎の夢を大まじめに受け取り、思い込みで実現させようと暴走させてしまった若い女。形もろくでもないが、哲郎はそこで最後の駄目押しのように自分にはもう映画を撮るつもりがないことを思い知ってしまう。そして人生を郷里でやり直そうと、女たちと旅行に出た先で……
 今回細かいギャグが入ってて、珍しく口にした冗談がすべって赤面する閻魔あいとか、 「豊田六八」って名前とか……そんな理由で地獄送りかとか。運がないときはないんだろうけど、それでも今回の地獄送りは悲惨そうではなかったな。


 おとぎ銃士、白雪も本当に「姫」だったのか。故郷を継母に乗っ取られて、出奔同然なのだけど。あと、「たがめとげんごろうの夫婦」って……田亀源五郎先生?


2006年12月17日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#42とカブト#45とその他

  ボウケンジャー #45「クエスターの時代」。オウガによってシルバーが石にされたことに加え、クエスターの目覚めさせたホムンクルスの圧倒的な力に、ダイボイジャー、アルティメットダイボウケンまで破壊され、クエスアーたちになすすべのなくなったボウケンジャー。そんなクエスターたちに、レッドは唯一無事だったサイレンビルダーをホムンクルス共々自爆させて倒そうとする。だが、そこにレッドの意図を悟った仲間たちが駆けつける。

 クエスターの大侵攻編、今回で終了。あと一週かかるかと思ったんだけど。ネガティブの中でも暴走気味だったクエスターだが、ホムンクルスの圧倒的な力にボウケンジャージャーはなすすべがない。レッドが特攻を覚悟するが、それを押しとどめるのはこれまで築いてきた仲間の絆。映士も、偽りの安らぎを打ち破り仲間の元へ。ぎりぎり修理の間に合ったダイボイジャー+ダイボウケンでホムンクルスを撃破。そして、クエスターとの最終決戦。
 手ごわい敵だったクエスターたちはこれでさすがに最後だろうけど、そうなると、「ネガティブシンジケート」という不特定多数が相手だったボウケンジャーの戦いは、どういう形で締めになるんだろう? これからがいよいよ最終章?
 でも、次回、美少女サンタって……ヲタ方面に影響受けすぎだって。


  カブト #45。身を挺しての行動で、ついに岬の心に訴えた神代。陸によりネイティブの幹部らしい根岸に引き合わされた天道も、神代をZECTに参加するように勧める。だが、ZECTに入った神代の行動は、岬本位主義。以前と同じとあきれながらも、岬もまんざらでもなさそう。クリスマスのデートの約束までとりつけてしまう。
 だが、そんな神代と岬に心穏やかでないのは、神代の正体がワームだと知っている加賀美。神代の正体を告げるわけにもいかず、勝手にしろと逆切れして飛び出してしまう。
 だが、神代と岬のデートの当日、倒したはずの乃木が再び現れる。そして神代は岬を守ろうとサソードに変身するのだが、乃木に圧された神代は、岬と、駆けつけた加賀美、天道の前でスコルピオワームの本性を現してしまう……

 じいやが久々に出てきたよ! って、それよか、神代が最後のキーパーソンになるらしいってのがびっくり。加賀美とじいやだけが知り、ひた隠しに隠してきた神代の正体がついに明らかにされてしまう。神代自身もそれを知ってしまうってのが……神代自身はバカだけど憎めない奴だけに、この展開はきついなぁ。自暴自棄になった神代は、次回、ワームの側に立ってしまうらしいが、これまでの神代から、それで終わるとは信じたくないなぁ。
 なんか今回主役は神代っぽいけど、今後の展開に向けて擬態天道が乃木の誘いを受けたり、天道がひよりに行動を擬態天道と共にした理由を聞いたりとかもある。その中で変なのは、陸もへりくだってるのにやたらと低姿勢な根岸に、「もうZECTを手伝わない」と、自ら鎖で縛るネガティブ兄弟たち……矢車の姿に感動して「すごいや、兄貴!」と自分も倣う影山、絶対おかしいよw
 次回から本当に本格的な最終展開らしい……このままで終わるとは思えない神代といい、いまだその真意が不明なネイティブとマスクドライダー計画の全容が、今後の展開で明らかになるんだろうか?


 ところで、仮面ライダーの次シリーズは、「電王」って情報があるんですが……使う武器によって四つのフォームを使いこなす、ってのはまあいいんですが、電車に乗ってくるって話は、本当かしらん? さすがにそれを「ライダー」と呼んでもええのかどうなのか……

 同様にプリキュアの新シリーズは「プリキュア5」って……「ふたりは」じゃないんかい! 結局戦隊パターンに落ち着くのか……まあ、ええですけんど。


2006年12月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] くよくよするときもある

 っつーか最近しっぱなし。多分環境変化にもろもろ気持ちの整理がつかず、奥底にためたストレスが変な形で出てしまい、それでまた自分の行動に落ち込む、という悪循環。
 でもそんな時、おかしなことを言ったり書いたりしたら殴りに(いや、拳で、じゃなく言葉で、ですよ)来てくれる友人・知己がいるのは本当にありがたいと思う。
 自分でも自分の行動をどう抑えて良いかわからず、とっちらかってる時にきちんと付き合ってくれると、話してて段々自分の気持ちに整理がついてくる。
 人から見てほめられたものじゃない人生を送ってますが、こういう知人友人がいるってのは、本当に身に余る幸せだと思う。


2006年12月20日(水) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ライオン丸G#12

  ライオン丸G #12。獅子丸と錠之丞はキンサチ・ギンサチを真影に奪われ変身できないばかりか、真影がキンサチギンサチを使って変身したシシトラになすすべがない。そこへ助けに入ったのは果心居士。だが獅子丸たちも予想しなかった果心の強さにもかかわらず果心は傷を負い、またサオリも何者かにさらわれてしまう。助けに行こうとする獅子丸だが、「今は耐えて錠之丞を連れて逃げろ!」という果心の言葉に、涙をのんで傷ついた錠之丞を連れて逃げる獅子丸。
 果心はシシトラに追い詰められ、もはやこれまでか、と思われたところで突然シシトラが苦しみだし、変身が解ける。唐沢充、案外とあっさり退場。のみならず、真影の姿は爛れたようになっていた。真影は豪山の作り出したスカルアイの完成形「アカアオ」で操られており、豪山はこのアカアオを日本中にばらまいて日本を支配しようとしていたのだ。果心居士は豪山との直接対決を覚悟する。
 一方、サオリを連れ去ったのはジュニアの手下。サオリからキンサチギンサチを横から奪ったのは父・豪山の手下と知り、また豪山から余計な手出しをするな、と言われ、自分が父から何も期待されていないことを実感し、暴走、部下を撃ち殺し、サオリを連れて豪山の元へ向かう。

 クライマックス目前にして急転直下。キンサチギンサチを奪われた獅子丸とジョーは無様に逃げるしかなく、果心居士は豪山と直接対決。そしてこれまで蚊帳の外だったジュニアは、何をしても父の愛が得られないと悟って暴走して豪山を殺そうし、返り討ちに遭ってしまう。
 逃亡先で落ち込むジョーを獅子丸は一生懸命おどけることではげまし、ついにジョーも獅子丸に心を開く。獅子丸はジョーに女を知らないことを打ち明けられ、童貞を切るためにソープに連れて行くことを約束する。ジョーはそのお返しに獅子丸を鍛えて強くしてやる、と言う。お互い笑い会う二人を見ると、最初の頃と比べて信じられない変化だな。
 だが、悲痛な叫びをあげて殺されたジュニアに続き、果心までも豪山に打ち倒される。果心はサオリとコスKにキンサチギンサチを預けることで、獅子丸とジョーに最後の望みを託す。
 豪山が獅子丸とジョーに何をさせたかったのか今までよくわからなかったけど、子飼いにしようとしてたのか。だけども獅子丸は俗物ながら根本的なところにある純粋さで、ジョーは獅子丸と出会ったことで殺人機械から人間に戻ったことで豪山にコントロール不可能と見なされたのか。しかし豪山、マスターといい意外な知り合いが多いな。そのことごとくに離反されてるのがアレだけど。
 次回はついに最終回、だよな。ジョーの親の仇といい、単に豪山を倒して決着、という以上のものはあるのかな?