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2006年05月21日() 旧暦 [n年日記]

[その他] うっかり料理

 昨日チリビーンズを作ってたら、煮込んで一時間目くらいでチリビーンズなのにチリを入れるのを忘れてたのに気付く……ビーンズ?
 慌てて刻んだタカの爪とチリパウダーを加えるが、ちと加えすぎたかも……
 今日は今日でニガウリが安くなってたのでいい加減なゴーヤチャンプルを作ったら、具に入れたしいたけのもどし汁を加えたところ、量が多すぎた……orz
 煮詰めると具に火が通りすぎるので一旦具をざるに上げ、汁だけ煮詰める。で、煮詰めるついでに水切りした豆腐を炒めて煮汁を染み込ませたり。まあ、結果よければだけど、うっかりしすぎ。
 ニガウリは以前二週間くらい毎日のように買って料理の仕方を研究したことがあるのだけど、結局苦味を調整するには1)ワタを取る2)塩もみして苦味を出す3)よく炒めると苦味か消える、という、基本的なことが判った。逆に言えば苦味が欲しい時もそこらを調整すればいいということ。だから火を通しすぎるとダメなんだよなぁ。塩もみと炒めに関わるのが切る際の厚さで、そこらへんで苦味を調整してもいい。ってお料理教室じゃないんだって。

 ここんところ家からのネット接続の調子が悪すぎるのでネットワークカードのドライバとかいろいろ入れ替えたりしてたが、どうにも埒があかないのでADSLモデムのファームウェアをバージョンアップしてみる。って、去年の9月にバージョンアップしてたのか……いつからバージョンのメンテしてなかったんだか、自分。入れ替えたら急激に快適になったけど、一時的なものの可能性もあるので様子見。でも春先まで別段問題なかったのに、なんで急に調子が悪くなったんだろう?
P.S.やっぱり直ってなかった。レスポンス自体は良くなってるみたいだけど……どこが悪いのか、こうなると見当がつかない。

  民主党の小沢代表、党の基本政策に「食料自給率100%」NHK )。う〜ん、日本国土で食料自給率100%は机上では不可能ではないらしいが、実際に可能かと言われると……まあ、あくまで「方向性(食料自給率を上げる→農家保護)」ということではあろうが……

  バンコクで初のメイド喫茶「アキバ」が開店産経 )。タイだと金持ちとか外国人赴任者とかでメイドとかはあまり珍しくもなさそうだけど(まあ、年齢とか容姿とかは知りませんが……)それでも需要が出来るものなのか?
 それはともかく、このニュースに限らず「秋葉原と静岡の秋葉山って、何か関係あるのかな?」と思っていた。そしたら Wikipediaによると 、かつてそこにあった「鎮火社」を火防の御利益で有名な「秋葉大権現」と明治時代に混同され、「秋葉っ原」とか「秋葉の原」とか呼ばれ、鎮火社も秋葉神社に改名。そのまま「秋葉原」として地名に認定されてしまったとか……うわ、なんていい加減なんだ!(笑) あと、火難避けの秋葉のお札は、やっぱ秋葉山のもので良かったのか。

[特撮] ボウケンジャー#14とカブト#17

  ボウケンジャー #13「甦る過去」。イエローの過去話に見せかけてイエローとブラックのラブラブ話でした。はいはいご馳走様。

  カブト #17。風間をZECTに引き込むため、三島からの指令で影山は風間の相棒の少女ゴンを狙う。誰かに狙われていることを訴えるゴンだが、風間は仕事も上の空のゴンにいらつき、すげなく扱い、しまいにはコンビ解消まで宣告してしまう。しかし、影山にさらわれたゴンの安全と引き換えに、心ならず脅されるままに天道と戦うことになってしまう。
 記憶喪失だったゴンの過去が少しずつよみがえる。あ、こっちも今回は記憶喪失のキャラがメインか。どうやらゴンはワームの犠牲者で、母親と一緒に乗っていたバスが襲われた模様。その時のショックで記憶を失い、その後風間に拾われたらしい。メイクアップ技術とナンパ以外は生活力なさそうな風間だけに「ちゃんとお役所方面の手続きはしてあるのかな?」とか心配にはなる。
 メインキャラたちは、加賀美は先週の手柄が天道のバックアップのおかげと気付かず調子にのって自慢話を繰り返したり、天道はゴンに味噌汁を「まずい」と言われ何気にショックを受けてたり、相変わらずな様子。


2006年05月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] お医者の話

 そういえば 有名進学校の東大理系進学率が下がった ( 読売 )ってコラムがちょっと前にあった。いままでそれほどではなかった地方校が「ドラゴン桜」などの影響で東大志向が強まったのと、有名進学校が東大非医学部よりむしろ他大学医学部への志望が高まった、ということらしい。他のコラムよれば「資格」という安定性に惹かれている、という分析もあるようだ。それと直接関係ないかもしれないけど、医学部(医者)の就職活動というのを数年前に見たことがある。
 希望する病院のウェブのフォームに必要事項を記載し、募集開始時間と同時に送信ボタンをクリック。ただそれだけだった。ひょっとしたらその後面接とか一応あるのかもしれないけど、話を聞くと基本的にそれで終わりらしい。いや、見ていてちょっと本当にびっくりした。全国の病院でそうとは限らないのだけど、浮世離れしてると自覚してる私から見てもちょっとあまり一般的ではないなと思った。
 そのことから批判を展開どうこうというつもりはない(だって知ってる例があまりに少ない)。ただ、医者界隈ってのはどうもいろいろ変な業界なんじゃないか、ということを、上の話と併せて漠然と思った(いや、医者がすべて変って意味じゃないですよ)。また、「資格」「手に職」と言っても、都市部やある特定の分野に人材が集中し、地方やある分野などでは人手は不足する、という事態も起きて久しい。手に職の仕事であっても、業界としては安定、ということではないと思うのだけどなぁ、などと思ってしまう。

  給食費滞納へ法的手段 呉市 無責任保護者に業煮やす中国新聞 )。困った親が多い、という話。「 義務教育なので、支払う必要はないはず」って、根本的に義務教育の意味を勘違いしてるアホがおりますな。「ローンの支払いで……」ってのも、一見仕方ないように思えるが身の丈に合った人生設計をしてないということでもある。まあ、人生設計甘々な自分が言えることでもないが、それで済むほど人生甘くもないのだよなぁ。


2006年05月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 萌え化の波

 嫌な波だ。
 書店で学術書関連の棚をなんとはなしに眺めていたら、「おや?」と引っかかるものがあってちょっと一冊手に取ってみた。よくある学生向けの大学物理の解説書で、別にタイトルとか著者とか帯のコピーとかに惹かれたわけじゃない。俗なことに気を惹いたのはイラスト。昨今ではさほどでもないが、一昔前なら真面目な解説書の表紙にはそぐわないと言われそうなものだ。どうも絵柄に見覚えがある気がしてカバーをめくってみると、「表紙イラスト:竹」。あ〜、 戯言シリーズ のイラストの人ですか。
 氏が表紙イラストを手がけてるのは 理系なら知っておきたい物理の基本ノート[電磁気学編]理系なら知っておきたい化学の基本ノート[物理化学編]大学生なら知っておきたい物理の基本[力学編] の三冊(注:中のイラストは手がけてません)。他にも 中経出版 の「基本ノート」シリーズはあるが、(いずれもマンガ絵ながら)表紙イラストは別の方のようだ。
 ちょっと氏のファンでもここまで押さえてる人はあまりいないんじゃないだろうか、と思ったので日記に記すと共に、編集の趣味なんかなぁ、という感慨で強引にシメ。

[その他] 自分のことは?

 ここんところネットで炎上中の 日テレ薮本アナのブログ 。同社炭谷アナの盗撮事件に対し、「無警戒な女性の方も悪い」ってなことを書いてしまったんだから、そりゃ炎上もするよなぁ。まあ、それ単体だったらそういう意見もあるだろう、ってだけだ。まあ、若い女性へのやっかみ、と取られるかもしれないが。だが今回のタイミング的には、「擁護ではないが」と言っても身内への擁護と取られてもいたしかたない。それが正しいかは別として、批難のコメントが多くよせられるのは簡単に予測できるだろう。でも、個人的には「ただ単にそういう話」と思い、別にコメントしたり日記で取り上げて批難しようとは思わない。
 じゃ、なんで日記で取り上げたかって? 薮本アナは 本日のエントリー で、こう書いている。
おとといだったかな、このブログに盗撮のことで思うことを書いたら、
何だか大変な勢いでコメントが入って収拾がつかなくなってしまった。
とても全ては読みきれなかったけれど、非常に不愉快なものが多かったので
申し訳ないですけれど、本文ともども、削除させていただきました。
 要約すれば自分の迂闊な行動による結果は見たくない、ということだ。一方 薮本雅子ブログ:盗撮で思う ではこう書いている。
やってしまった行為を擁護するわけではないのだけど、
おばさんは思う。
(中略)
基本的には男っていうのは、女の子のパンツが見たい。
目の前にパンツが見えそうなかわいい子が歩いていたら、
必死になってのぞこうとするのが男だ。
触れるものなら、触りたい、脱がしてやりたい、と思うのが男。
目の前でパンツを見せられたら、
どうにかなってしまう男がいたっておかしくない。
 と、被害者側の不注意をも批難する調子だ。それを否定はしない。そういう意見もあるだろう。だが、自分でそう言ったからには自分の不注意も自ら批難し、反省して欲しい。自分の行為と他人の行為とで適用する規範に異なるものを(意識してできるだけ)使わないで欲しい。まあ、それだけ。


  大須デンキガイ さんで知ったのだが、一昨日大須のスクランブル交差点で事故があったらしい。ニュースソースのCBCニュースは既に削除されているが、 2chのスレ によると、 午後1時半頃、中区大須3丁目の交差点で軽自動車と乗用車が衝突し、その弾みで軽自動車が道路沿いのパソコン店の入口に突っ込んだ。とのこと。大須でスクランブル交差点は二箇所あるが、角にパソコン店があるというと、赤門通り前の方だろう。二、三年前にスクランブル交差点に切り替わったが、これが結構あぶなげ。スクランブル交差点に慣れてないので、歩行者や車が交差する道路の信号が赤になった瞬間に見切りで進みだす、ということがよくある。
 うちの近所(住宅街)にもスクランブル交差点があり、そちらは地元住民ばかりなので早々に慣れ、そのような光景はあまり見られないが、大須の方はいつか事故を起こすんじゃないかと思っていたら、やはり案の定だった。被害者の怪我が軽い様子なのがせめてものなぐさめ。

[アニメ] シムーン#7

  シムーン #7「公海上空にて」。今回で二人の補充人員が到着することで、正式の編成にようやく復帰。もっともその補充人員のマミーナがまた自分の力を過信&誇示する奴で、まあ確かに実力はあるんだけど、中心であるネヴィリルを欠いてバラバラのコール・テンペストを見下し高飛車に出ながら、とっくにその威勢を見透かされててなんだか微妙にマヌケで可愛かったり。とげとげしかったモリナスやドミヌーラもいつの間にか馴染んで仲良しさんになってるしな。でも、マミーナや他のコールから見下されお荷物扱いされても、なんとなく慣れてるコール・テンペストって……一応、元エリート舞台だったろうに。
 そんなコールテンペストの状況を見て、いつまでもコールに復帰しようとしないネヴィリルに、上は無理矢理パルを組ませようとマミーナをけしかけるのだけど、結局ネヴィリルの意は変えられず、隣国との秘密和平会談後解散の決定が……あれですか、校長室に呼ばれて「廃部だっ!」パターン?
「艦長! この艦長室に、翠玉のリ・マージョンを飾りたいとは思いませんか!」
 なんだかだめぽ。
 冗談はともかく、この作品って、未知の存在としての異性(男性)が出てないから、結局美少女だらけに見えて実はジェンダー性が逆に薄いのだよな。そんな作品の演出・意図はわかるが、設定の性質上男性キャラも女性声優が演じてるのは、ちとキャラの性別がまぎらわしい……

[その他] 買ったもの

 ・ 怪物王女(2)/光永 康則

 登場キャラが増えたこともあるけど、一巻より段々良くなって来てますな。今回で怪物三人組勢ぞろい(ってチガウ)。

 ・ 涼宮ハルヒの憤慨/谷川流
 ・ 魔物を狩る少年/クリス・ウッディング

 裏表紙のあらすじ見て、「ああ、創元がまた勘違いしてるなぁ」とか思いつつ。後書き読んだら作者は日本アニメのファン(オタク?)なんだそうな。


2006年05月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「軍国化」って?

 そういや「軍靴の足音が」とか「軍国主義の復活」とか「軍国化の懸念」とかってフレーズをしばしば聞くけど、そもそも「軍国(化)」ってなによ、と思い広辞苑で調べると、
ぐん‐こく【軍国】
(1)軍隊と国家。軍事と国政。
(2)戦争をしている国。
(3)軍事を主な政策とする国家。
→―‐しゅぎ【軍国主義】
 まあ、(1)は違うでしょう。(2)もおそらくややずれてると思うので、おそらく意図としては(3)だと思われる。一応「軍国主義」の項を引くと、
ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】
国の政治・経済・法律・教育などの政策・組織を戦争のために準備し、軍備力による対外発展を重視し、戦争で国威を高めようと考える立場。ミリタリズム。
 これを一見すると、多少なりとも近代から現代の歴史の流れを追った人なら感じると思う。「時代錯誤だ」と。
 時代錯誤とはどういうことか。「現代の情勢には合わない」ということだ。つまり、そんなことをするメリットはない。メリットがないってことは、そうする理由がないってことだ。少なくとも、二次世界大戦時のような軍国主義は。そもそも当時の「軍国主義」ってのがどういう流れで発生したのかわかってないのでなければ、「当時と同じような軍国主義になる」なんて言えないと思うけどね。(注:当時あった問題は現代も残ってるのは間違いない。が、それが具現化するのは当時の軍事化とは違う形で起こるだろうことは、ちょっとものを見ている人間なら推測できる)
 国家間の軍事力行使を伴う衝突の可能性というのは、まあいつの時代もあるものだし、避けられるものなら避けた方がいいので、懸念するのはそれはそれでいい。でもそれを「軍国化」と脅すのは、事態に対し間違った(不正確な)印象を広めようというプロパガンダなので、好きではない。そんな阿呆なプロパガンダは「当時と同じ体制になるには、システム的に不可能」という一言で切って捨てられる。それにより大元の「軍事衝突の可能性の上昇」への危惧まで共に切り捨てられるのは、本意ではないでしょう?
 こういう安易な言葉の使い方をすると、中心の部分の危惧まで安易に軽く捉えられるので注意しましょう。最悪、物笑いのタネになりますよ?

[アニメ] まじぽか#8とBLACK LAGOON#7とオマケちょっとだけ

  まじぽか #8「今夜の呪文は吸血鬼」「夢の呪文は一日だけの魔法」。前半。近所で人間が次々に吸血鬼に襲われるという事件が発生。「パキラのような人影を見た」とパキラが疑われるのだが……なんつーか、真犯人の宇宙人親子が……子供はミニサイズの3mの宇宙人チックなのに親は美人だな、と思いきや、こっちはサイズが3mでした(^^;。あんだけ血を取られて、三人大丈夫なんか?
 後半は鉄子が検証で当てた「一日だけなんでも描いたものが本物になるチョーク」の話。ゆうま、パキラ、りるは持ち主の鉄子の意向を無視していい男を出そうとするのだけど、それは話の枕。鉄子の希望で「生身の身体をくれるアンドロメダの駅」まで連れてってくれる、「銀河電車」を具現化させる。どっかで似た話を聞いたような? けど、たどり着いた駅では、身体の交換に一日かかると言われて、みんなと一緒に地球に帰るために諦める鉄子。今回はどっちも「ぽか〜ん」とか「ゆるゆる」というより、「ほのぼの」の話だったなあ。わりと予告映像がフェイクだったし。

  BLACK LAGOON #7「calm down, two men」。「two men」か。「man and women」じゃなく。これまで特に立場も、矜持もなかったロックがラグーン商会とロアナプラで生きていく自分の立場をはっきりさせだすと共に、レヴィに対する立場もはっきりさせる。確かに、レヴィの言いようはズルかったのだよな。都合の良いときだけ、体験を盾に悲劇のヒロイン面することで相手の発言を封じる。それを真っ向から指摘したロックと角を突きあわせる。けど、逆にこれをしないとロックはレヴィに受け入れられなかったのだよな。で、最後は男の友情の証、 大門点け で締め。って男の友情かよ!

  ARIA THE NATURAL #8。暁が水の中にぶちまけたバラの花がゆっくり流れてく画面が出たとき、「綺麗」と素直に思わず「水が引けて、腐ったらタダのゴミだよなぁ」と思った自分は心が汚れてます。でもそんな自分が好き(笑)。


2006年05月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 最近の年寄りは大丈夫か?

  メードカフェの流行「いい若い者が大丈夫か」と胸ぐらを揺さぶってやりたい毎日 )。それは逆で「いい若い者」だからそういう痛い場所への出入りも許容されるんでしょ? いいおっさんが通ってたら痛々しくてしょうがない。っつーか、イメクラ・キャバクラとの違いはいかほどのものか、という話。
 この記事見てると、理解できないものを「理解できない。キモイ」と言ってるようにしか見えない。いや、キモイはキモイでいいんだけどさ。「どうしてキモイのか」が抜きで「生理的にキモイ。説教をしてやりたい」だけじゃあねえ……全国紙の記者さんとは思えない。女子高生感覚でそのまま大人になった女性の記事と読める。


  すい星墜落で大西洋に大津波発生と警告=仏研究家ジュリアン氏Yahoo!hl )。「 米連邦緊急事態管理局(FEMA)も5月23―25日にかけて津波警報演習を行う予定があることや、ノストラダムスやマザー・シップトンなどの預言者、聖書の記述などもすべてこの時期を示唆しているとしている」だそうで。あたまいたい。


  中国狙い撃ち再考を 分担率見直しで国連総長共同 )。アナン事務総長は「日本狙い撃ち再考を」と中国には言ってみえられたのでしょうか? いろいろと気になりますね。お金の動きとか。親族会社の取引先とか。


  「ローマの休日」著作権 50年?70年? 激安DVD差し止め申請産経 )。欲の皮つっぱらかせた業界が変なことするから……まあ、儲けようってハラなのは権利主張側も廉価版販売側も同じなのだろうが、結局製作に携わった人に還元されてるかは、ねえ?

[アニメ] ウィッチブレイド#8といぬかみ#8

  ウィッチブレイド #8「互」。斗沢に変身後の写真を突きつけられ、一連の事件の真相を迫られる雅音。だが雅音はのらりくらりと斗沢の追求をかわす。同時期、都内にははぐれエクスコンによるネオジーン襲撃事件がまたも起きていたが、そのエクスコンは今までと様子が違い、たまたま接触した雅音もこれまでにないウィッチブレイドの反応に戸惑う。
 雅音のスットボケ方が実に大人げねえ! 一児の母とは思えねえ! マリ子さんのところでしんみりした表情で飲み始めたと思ったら、チョーさんの乱入で飲み会→酒乱大発揮に……過剰に大きいバストを揺らしまくりだし。でも雅音は雅音で梨穂子と梨穂子との生活を守ろうと必死ってことか。スクープのためにロクデナシっぽい言動を繰り返す斗沢も、六年前の震災で家族も恋人も何もかも全部失い、マリ子の店に飾ってある写真を最後にかつての志を見失ってしまっていた。そして捨て鉢にパパラッチとしての生活を送っている。でもかつての情熱の残り火はどこかで燻っている。震災で何かを無くした者同士、という意味では斗沢も同じなのだろう。斗沢の依頼で仕事を手伝っていたところをエクスコンに襲われた雅音は、とぼけきれないと見て斗沢にすべてを明かすことと引き換えに、発表に猶予をくれと持ちかける。ある程度は斗沢のことを信用したってことかな?
 一方、NSWFの玲奈が独自に梨穂子に接触。ウィッチブレイドそれ自体には関係ないはずなのにってのと、会った後に拍子抜けしたように「こんなものなの?」とつぶやいた台詞から見て、やっぱ玲奈・梨穂子実の母娘説ってのが具体的になってきたのかねえ。鷹山の前から震災のしばらく前に姿をくらませていたことといい、回想シーンの玲奈が抱えていた包みが赤ん坊くらいの大きさに見えたことといい。
 なんとなく次回以降に引きそうなのは雅音を襲った今回のエクスコン。これまでのエクスコンと違い襲おうとする衝動に抗ってるように見えたり、ウィッチブレイドがあまり強く反応しなかったり。「エクスコン」ってのが単なる「兵器」ではないってことなのかもしれない。

  いぬかみっ! #8「こすってしっぽっ!」。今回のゲストキャラは……メガネ? どっからどう見てもうる星やつらのメガネなんですが。声も千葉繁だし。タイトルの「こすって」ってのは「コス(プレ)」にかけてたんですな。体重を気にしたようこは(何故か)しっぽのダイエットを決行。しかし街で尻尾丸出しで跳ね回るようこをみかけたメガネが、その(ふくよかな)尻尾に魅せられて、次の同人誌の(タヌキ娘の)参考にしようと啓太に頼み込む。ところが、人の強い願望に反応して他人の衣装を変化させてしまう鶏型の魔道具が乱入してきたことで話はややこしくなる。
 まあ、当たり前なんだけどメガネは微妙にうる星のメガネとはポジションというか、キャラが違いますな。あの欲望を妙に理論武装した似非インテリじゃなく、ただの薀蓄オタクになってるのがちょっと不満なところ。話自体は変なテンション+変態ノリで面白かったですが。北斗神拳ネタは、千葉氏が北斗の拳でナレーション&雑魚キャラの声をあてられてたことからかな? しかし、公式サイトの「特別ゲスト」欄には名前は載っておらず……載せたっていいのに。
 今回の騒ぎの大元である魔道具を作った「赤道斎(字は違うかも)」ってのが、もろもろの黒幕ってことになるのかな?


2006年05月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他][マンガ] それ、何の冗談?

 「女子高生 GIRL'S-HIGH」が恋愛ゲーム化だとか……いや、世の中でギャルゲーとは最も対極の位置に存在するものだと思うんですが……

 新大久保の駅で韓国人留学生がホームから落ちた女性を助けたというニュース、どうもニュースが錯綜しててわけがわからん……落ちた女性は 酒に酔ってた とか 貧血だった (共に Y!hl )とか記述が一定しないし、助けに入った周囲の情況もよくわからない。もし電車が来る直前だとしたら、助けに入ることは却って危ない。余裕があるのだとしたら、駅員を呼ぶのが一番いい。なんだかマスコミの「他人に無関心な現代の日本の中で、勇敢な行動に出た留学生の青年」という「物語」を作ろうという意図は感じるが、実際がわからないのでわからんとしか言えないよなぁ……

  ジオブリーダーズ(12)/伊藤明弘 購入。ページめくって冒頭、現在の進行から頭を巻き戻すのにしばらく時間がかかってしまった……一応、「改造化け猫四号」の件はカタがつき、ついに神楽の秘密に迫る展開へ。この巻の展開だけでも十分重くなってきてるけど、連載中の本編はさらに重くなりそうな予感。

[アニメ] デモンベイン#2とストロベリーパニック#8とデジモンセイバーズ#8と涼宮ハルヒ#8

  デモンベイン #2「EVIL SHINE」。う〜ん、今回は悪かった。演出も展開ももっさりしてた。部分部分の演出も思い切りが悪く中途半端だったが、デモンベインが必殺技を出すのを敵はただ「むむ〜」と唸って待ってるだけだったり、主人公は知人が瀕死の重傷(?)を負ったのに、それをどうにかしようとするではなく、ただ敵に戦いを挑んだりして……同じプロットでもちょっとした演出などでずっと良くなるだろうに。 *1
 「スチームパンクな都市で、巨大ロボが活躍する」という意味では、「THEビッグ・オー」のインパクトとハッタリに完全に負けてしまっていた……ハッタリ命なんだからもっとハッタリ効かせなきゃ。

  ストロベリーパニック #8「紫陽花」。え〜、なんつーか、本編の内容云々より千華留様はっちゃけ過ぎ。いささか怪しいところはあるし、でっかいリボンを頭につけてはいるものの、比較的常識人かと思いきや、先日は可愛い子にコスプレさせるのが大好きなことがバレ、今回は悪乗り……「現場百回」って……やたらと無意味にポーズつけるし。
 
  デジモンセイバーズ #8「ヨシノ玉の輿ゲット!? クリサリモンの影」。ヨシノとアイドルの熱愛発覚!? と思いきや、そのアイドルがデジモン犯罪に関わっている可能性があり、たまたま幼馴染だったヨシノが潜入捜査を行っていたという話。でも、ヨシノも幼い頃気が弱く優しかった彼がそんなことをするわけがない、と庇うのだが……
 マサルは別に嫉妬とかしないから、恋愛感情は完全皆無ですな。ただ、ヨシノの気持ちを慮って相手のところに乗り込んだりするのはバカはバカなりにヨシノを気遣ってるのか。
 それにしても本編がはじまり、しばらく何かがおかしいと思って見ていたら、開始後9分にしてようやくOPが流れてびっくりした。ARIAのような深夜帯ならともかく、子供向け時間帯でこういう大胆な構成をやるとはちょっと驚いた。

  涼宮ハルヒ #8「孤島症候群(後編)」。原作を上手い事アレンジし、演出とかもいろいろ凝っている。何より、キョンが不作為の殺人に関与したと思い込みキョンを庇おうとするハルヒと、ハルヒが本当に殺人事件を望んでそれを現実化させることがあるわけがないと信じるキョンに比重を置かれ描かれてて、全体の構成を考えてもわりと大事な印象を与えている。
 次回は第14エピソードでアニメオリジナル……一体どんな構成だ? 笹の葉ラプソディはやらないのか?
*1: そういや、前期の必殺シリーズでは、第一話に力を入れるのは勿論、第二話で今井健二氏や津川雅彦氏のような、インパクトの強い悪役を持ってくることが多い、ってのを思い出した。視聴者をきちんと掴むには二話目がかなり大事、ということだったらしい。戦力配分とかの関係もあるだろうけど、二話目で手ぇ抜かれると、ねえ……


2006年05月27日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 意味が違う

  「靖国は不幸なこと」 リー氏が小泉首相に共同 )。タイトルを見てリー(・クアンユーシンガポール元首相)もやっぱり靖国を憎んでるんだ、と思った人は早とちり。記事によると「 「(日中、日韓関係の)基礎は強いが、靖国問題は不幸なことだ」と懸念を表明、その上で「アジアとの経済関係や人とのつながりを乱すものではない」とも指摘した。」だそうで、記事見出しのミスリーディングっぷりと言ったら。
 さらに「 元首相から靖国も中国が心理的なプレッシャーをかけているだけで、日中友好の底流は変わらないと(言われた)」だそうで、中国側の事情だ、という見解のよう。ただし、「中国が悪い」と言っているとかいうことは、少なくともこの記事を読むだけではそう読めない ので注意。


  グーグル検索:「知」結集で価値評価し大躍進も事実の見極めも必要毎日 )。部分部分の言ってることは納得が行くのだが、論旨がなんだかおかしい気がする、と見て見ると、タイトルに『「知」結集』と書いたり『「世界の知を管理する神」とすら呼ばれることもある』とか(そんなフレーズ初めて聞いた)、「googleの検索結果に知性が関わってる」という前提で話をされているような気が。無論、検索エンジンのシステムには知は関わってるのだけど、それぞれの内容について吟味するような仕組はgoogleにはない。そんなものは検索エンジンには搭載されてるわけがない。その上でマスコミ等との比較をしているからおかしな論旨になる。確かに検索で引っかかった情報をうっかり鵜呑みにしがちなのは注意しなければならないんだが、ちょっとそれとは話が違う。それぞれ情報収集ツールに過ぎず、各々性質、利点や欠点がある。それだけのことなんだが。マスコミや専門家も間違えないってことではないしね。


 新大久保の駅の話は、駅に問い合わせた方によると、申さんが助けたらしいのは事実らしい。その問い合わせの答えの状況としては、1)緊急停止ボタンが押されたことにより異常を察知した駅員がホームに向かう。2)その時には既に女性はホームに引き上げられていた状態だった。3)誰が引き上げたのかは確認はしていない。4)女性が軽傷を負っていたので救急車を呼び、病院へ移送した。ということらしい。なんだかこれも情報が錯綜してるなぁ。
 助けたのが韓国人留学生の申さんというのはおそらく警察発表による事実ではあるのだけど、 他の情報 によると、a)女性を助け上げたのは申さんを含む複数人。b)一人で女性をホームに上げることは不可能(まあ、意識を失ってる女性をホームに上げるのは普通一人では難しいでしょう)などといった証言もあるという話で、少なくとも一部マスコミの論調は正確ではないようです。
 助けた申さんは純粋な善意、あるいは義侠心で行ったのだろうしそれを勘ぐるのはちと邪推が過ぎていてきちんと評価すべきと思うのだけど、「ホームから線路に誰かが落ちたら助け上げるのが人として当然」というマスコミの論調は個人的には害悪だと思います。(助けに入ってもろとも撥ねられたらどうするんだ)

[アニメ] ゼーガペイン#8とガーゴイル#7とひぐらし#4

  ゼーガペイン #8「水の向こう」。守るべき世界が虚構であることを知ったキョウは戦う意欲を失っていく。そんなキョウに喝を入れるために、シマはメイウーとペアを組み舞浜サーバへ向かわせる。
 メイウーがかなり辛辣なキャラになってますな。ちっぽけな舞浜サーバを見てショックを受けたこともあり、敵がゼーガを襲おうとしてるのにキョウはエンタングル・アウトして一人で逃げ出してしまう。でも、サーバの中で日常を営む友人たちを見て、キョウはバーチャルであろうと世界を守ろうと決心する。
 メイウーもただ上海サーバを失った後の心無い言葉の恨みを晴らしたかっただけじゃなく、彼らの守るべき厳しい現実を受け止めさせようとしてたみたい。ショートでつり目はやっぱいい奴だ。でも15歳なので守備範囲外。残念。って、人格データだけだからこれ以上成長もせんのか。
 傭兵夫婦のクリスとアークは腕はたつのだけど、ウィザードであるアークの挙動が不審。データが壊れてしまってるんだろうか?

  吉永さん家のガーゴイル #7「梨々恋しや首なしデュラハン」。梨々がいないことを寂しく思ったデュラハンがハミルトンの元を脱走、百色と一緒に暮らす梨々の元へやってくる。最初はいぶかしまれるが、純粋に梨々を慕っているらしい様子に、御色町の人々も次第になじんでいく。しかしハミルトンが梨々もろともデュラハンを取り戻そうとして……
 ハミルトンがちっと切ないなぁ。妻を亡くし、狂気を暴走させてしまい、完全に悪人化。娘を利用してるけど、娘の幸せを望んでないわけではなさそうなのだが。ともあれ、これでハミルトン関連は完全にけりがついたのかな? 今回は原作にないオリジナル回だったそうだけど、流石にそつなく上手くこなしていて違和感はない。

  ひぐらしのなく頃に #4「鬼隠し編 其の四歪」。う〜ん、シーンシーンのインパクトは確かにあるんだけど、なにをやりたいのか、どういうこっちゃかさっぱりわからんな……シーンのインパクトが笑えるほどなので取りあえず見てしまってるが、そういう見方でいいのかな?

 それと いぬかみ のメガネは、原作では準レギュラーですか……ハルヒのPC研部長とかと似たような扱い(適宜に事件を起こすためのサブキャラ)かな?
 ちなみに「ゲスト云々」と書いたのは ここ の「キャスト(スペシャルゲスト)」のことです……

[その他] 買ったもの

 ・ Strike And Tactical Magazine vol.15

 89式小銃のマガジンポーチが付いてるってのが、太っ腹と言うか。ミリタリー誌系統でこの手のオマケがついてるのは珍しい。縫製とかもしっかりしてるっぽい。
 本誌の中身は THE戦闘糧食 の管理人M氏による各国レーションの紹介記事の連載が開始。多分、日本国内ではもっともレーションを詳しく紹介しているサイトの管理人氏なので、これからも濃ゆいレーションが紹介されるんではないかと思える。レーションの写真も自身で撮られたのかな? 流石本職。
 と、小林源文氏の「新オメガ7」に、個人的にちょっとどこかで見たような顔が出てるんですが……


2006年05月28日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 新大久保駅の救出劇・暫定結論

 いくつかJR東日本に電突等をしたサイトがあり、その中で 棒太郎の備暴録 さんの もの が要点がまとまっているようなので、それをリンク。
 こちらによると、緊急停止ボタンで事態を察知したのではなく、感知マットの反応でホームからの転落者に気付いた模様。また、落ちた女性は泥酔状態だったという話は他でもいくつか出ており、どうもそちらの信憑性は高そうです。まあ、未成年の女性が酔っ払って落ちたとなるといろいろあれなので、貧血と言う情報で報道した可能性もありますが、事態(救出の周囲状況)にはそれほど本質的ではないのでこれはそんなに注目することもないでしょう。
 で、結局ダイヤの遅延もないということで、特にプレスリリースはしなかったとのこと。と、いうことはどこからこのニュースが発信されたのか、ということになります。これは今後の疑問点(最初の報道どおり警察の可能性が最も高いが)。
 また、棒太郎の備暴録さんのエントリによれば、やはりホームから線路への転落の対応としては正しくない(ありがたくない。二重事故になる可能性が高い)ということで、申さんの善意は疑いませんが、行動としては軽率であったとは思います。
 被害者女性については 朝鮮日報の5/25の記事 によると女性の意識はあったそうで、それならホームに無理に上ろうとし続けるよりはホーム下の避難場所に避難させ、駅員を呼んで対応を待つ、というのが正しいように思えます *1 。場合によってはやむを得ない場合もあるかもしれないけど、どうも状況はいまだ不透明の部分が多く、そうであった、とは断定できません。が、少なくとも「ホームから人が落ちたら助けに降りるべき」という風潮を作られるとJRおよび他の鉄道会社も迷惑でしょう。
 マスコミは「美談」を必要以上に作りたいようですが、むしろすべきは「このような場合には本来どのような対応が正しいか」を知らせることだと思います。
*1: 新大久保駅のプラットホーム下は十分な避難スペースがないそうで(一応、ぎりぎり身を隠せるくらいのスペースではあるようだが)、今回の件も仕方ない部類である可能性はある。

[特撮] カブト#18

  仮面ライダーカブト #18。ゴンの記憶編後編。ゴンを人質にとられた風間はZECTの影山に脅されるままにドレイクに変身して天道=カブトを襲撃する。風間の心中を察した天道はやられたと見せかけ、ゴン救出作戦を目論み、無事救出する。再びZECTがゴンを狙うことを防ぐには、ゴンの記憶を取り戻し親元に返すことが一番だと考えた天道と風間は(この理屈もようわからんが)、ゴンが飲んだことがあると言う味噌汁の味を頼りに、彼女の身元を調べ始める。
 やたら無意味に食べ物を大事にする男、天道(笑)。ゴンの監禁場所がZECTの保養所だと知り、まかない係として潜り込んで職員の食事に睡眠薬を盛ろうとする加賀美を、「食事の時間は天使が降りてくる、神聖な時間だ」と止める。いや、子供番組としては正しいけどさ……結局ひよりお手製の至福の鯖味噌に夢中にさせてる間に鍵を奪取、ゴンを解放する。無茶苦茶やがな。
 結局ゴンのお味噌汁の記憶から、風間を取材していた女性雑誌記者がゴンの母親と判明。「昔の記憶を取り戻せば、風間と一緒にいた間の記憶は失うかもしれないぞ」という影山の脅しにも屈せず風間はゴンを母親と引き合わせる。ゴンは母親を見ても記憶を思い出さないが、そこを急襲したワームから自分を庇う母を見て、記憶を取り戻す。ZECTに逆らうカブトとドレイクを抹殺しようとザビーに変身し襲い掛かる影山を、これも二人のコンビネーションで撃退。
 後日、母親と二人で歩くゴンの前に風間が現れるが、ゴンは風間のことを完全に忘れてしまっていた。しかし寂しさを押し殺し、「それでいい」と立ち去る風間。しばらくドレイクは退場かな? でも次のライダー、ザソードが次回に登場予定。どうも天道同様に自信過剰でイヤミな唯我独尊男みたいだけど……
 ゴンと別れを告げる風間が、クロックアップを使い気付かれないように立ち去ったのが、ちょっと粋だった。一方、影山はとことん小者扱いで哀れ。
 ちなみに毎年恒例の映画のCMも流れはじめた。どうも今回もアフターエピソードらしく、映画のみのライダー「ガタック」がちょっとお目見え。


2006年05月30日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] まあ、そりゃそうなんでない?

  都立板橋高の卒業式「妨害」、元教諭に罰金刑 東京地裁朝日 )。学校側の提訴内容が正しいなら確かに業務妨害で、まあ、そうだと判断されたんならまったく妥当な判決内容でしょう。生徒の卒業式を見に来たはずなのに、肝心の式には出ずに(出られずに)一体何やってるんだか。


  俳優の岡田真澄さん死去朝日 )。個人的には「ダンディが服を着て歩いている」というイメージだった。コメディ方面にもわりと出てたが、それもあってかユーモアのわかる人、というイメージもある。惜しい方を亡くした、ということで取り上げてることもあるのだけど、 Wikipediaの岡田眞澄の項 で、「 コペンハーゲンの人魚姫像のモデルは岡田眞澄のおばにあたる」というのを初めて見て、これがびっくりしたので。
 しかし、もう70だったのだなぁ……お悔やみ申し上げます。


  4カ国の海保が合同訓練 中韓は直前キャンセル朝日 )。韓国は中国追従かな? 中国としては、わりと微妙で無難な政治的判断かな? やっときゃいいのに、とかとも思うが。

[アニメ] SPEED GRAPHER#9〜12

  SPEED GRAPHER #9〜12。神楽が残り半年の命と知った雑賀は、DNA検査の結果が出るまでの間、神楽の両親のゆかりの温泉宿に身を寄せることにする。経済界の大物足利雄一郎と結婚した母・神泉だったが、その前に恋に落ちた相手との逢引にこの温泉宿を使っており、神楽は自分の本当の父はその男ではないかと期待していた。神泉に虐待されてなお、自分が愛のない子供だとは思いたくなかったのだ。事実、駆け落ちの期日に宿に来ず、神泉が去った後で彼が来たことを宿の女将から聞いた神楽は喜ぶが、それとは裏腹に雑賀の表情は晴れなかった。男が自分を裏切ったと信じたままで、日に日にその男に似てくる娘への憎悪を募らせた神泉の気持ちが察せられたからだった。
 一方、雑賀が天王洲グループの水天宮に狙われていることを知った銀座ひばりは、水天宮の縄張りを荒らした詐欺を手土産に水天宮と取引をしようとするが、歯牙にもかけられない。思い余ったひばりは直接神泉と接触、神楽を連れ戻す代わりに雑賀の無事の保証を求める。
 雑賀は旅館の女将の話から、神楽の父が勤めていたという研究所跡地に、神楽の父の足跡を求めて訪れる。しかし、そこへ水天宮が直々に急襲。雑賀は神楽を逃がすが、自身の血液を自在に操る水天宮の能力に、命からがら逃げ延びるもその途中でひばりと出くわし、気絶させられた挙句に車のトランクルームに放り込まれる。
 雑賀とはぐれた神楽も雑賀の知り合いの刑事ということでひばりを信用、神泉が危篤に陥ったとだまされ、神泉の元へ連れて行かれる。元気そうな神泉の姿を見てだまされたことを悟り、さらに水天宮と神泉が結婚すると知り水天宮の野望を必死で訴えるが、嫉妬したひばりと、神泉の憎悪になすすべもなく、水天宮に療養のためとその身柄を託される。が、水天宮に連れて行かれたのは洋上のタンカー内に設置された研究施設で、そこで神楽はユーフォリアの覚醒を促す体内物質分析の素材として扱われた。しかし水天宮と神泉の結婚を防ごうとする神楽は隙を見て施設を脱走、水天宮ビル屋上の屋敷へと向かう。そしてその中で気がふれて屋敷内に密かに幽閉されていた神泉の恩人豪徳寺を見つける。
 神泉は水天宮の野望に気付かず、ついに水天宮との婚姻届にサインをしようとする。神泉は保証人として豪徳寺を水天宮に引き合わせようとするが、そこで神楽を見つけ、水天宮の野望を聞かされる。だが、娘も信じない神泉は、神楽と水天宮がつるんで自分を裏切ったのだと思い、女中たちに二人をもろとも始末させようとする。しかし本性をあらわした水天宮は女中たちを返り討ちにし、更に豪徳寺も殺され、そして神楽の父親から受け継いだ水天宮の左腕によって神泉が息の根を止められる。
 必死にいまわの際の神泉にすがりつき父の裏切りの誤解を訴える神楽。水天宮はそんな二人に無関心に、神泉の死により天王洲グループのすべてを受け継いだ神楽との決意を部下に表明する。

 ここらへん、ストーリーの根幹に関わる過去の話や展開が多くって簡単にまとめられないですわ。男に裏切られた(と思い込んでいる)神楽の母・神泉の過去といい、水天宮の野望といい、急速に昼のメロドラマ臭が強まってまいりましたよ? 個人的には女の嫉妬むき出しのひばりたんが良かったですが。(笑)
 その一方で水天宮自身がユーフォリアであることが明確にされ、なおかつユーフォリア誕生に神楽の父も関わっていたことが示唆される。神楽の父が開発した新種のウィルスに感染したものが神楽の体液に含まれる特殊な物質に触れることにより、ユーフォリアとして覚醒するのだという。水天宮の身体は、その神楽の父と深い関係があるようなのだが……
 この四話では神楽のアップダウンが激しかったかも。雑賀と二人の逃避行を楽しんだり、神楽は自分の父が母を裏切っていなかったことを知り、喜んだり。しかし、雑賀が奪われたと嫉妬に燃えるひばりの憎悪に晒されたり、実験施設で水槽につけられた挙句変態チックな研究員になでまわされたり。また父の無実を神泉にも訴えるが、その声が届いたのか届かなかったのかわからないまま、神泉は絶命する。そして神楽は唯一の肉親を失い失意のどん底のまま、政略結婚させられようとする。
 話的にも二転三転急直下。大ボスかと覆われた天王洲神泉は折り返し地点にして退場、いかにも怪しかったとはいえ水天宮が真のラスボスとしてその野望を実現させ始める。愛を求めながら愛に裏切られその反動で娘を憎悪し、最後は微かに愛する男の面影を重ねた水天宮に殺された神泉、哀れ。
 襲い来る敵の 変態超人 ユーフォリアは、どっかで見た微笑みの貴公子に似た百合丘蘭がちょっとだけ御目見え。刺青のユーフォリアらしく、身体に彫ったクモやナイフの刺青を具現化させ、雑賀を確保したひばりに襲い掛かる。
 急展開に合わせてか、OPの映像も本編使い回しではなくちゃんとした独自のものに。エンディングも次回で変わってしまうらしいけど、それはちょっと残念かなぁ。


2006年05月31日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 塩辛はやっぱ難しいにゃぁ

 おととい塩辛を漬けたのだけども、味見をしてみると塩がきつすぎる感じ……むむむ。前に漬けたときもそう言えばそうだっけ。なんでそうなのかはちょっと理由がわからない。ただ、最初はかなり塩を弱めにしておいて、漬け込みながら味を見て調整すべきなのだろう。まあ、これは元々調味料に使うのをメインのつもりで漬けたので、塩きつめでもいいんだけどさ。ただちょっと自分の学習しなさ加減に絶望した!


  富町無防備平和条例6月2日に直接請求へ/条例化めざす会八重山毎日新聞 )。やっぱり「無防備都市宣言」という制度を、根本的に勘違いしているとしか思えない……まあ 法文をお経と勘違いしている方々( 大分合同新聞 )みたいな人たちもいるわけで *1 、本質的には結局そういう「魔術的思考」のたまものなんだろうなぁ、と。とりあえず、大前提として「今日本は戦時下の交戦状態ですか?」と。


  北方領土 露TVで四島返還論 専門家発言「対日同盟が国益」Y!hl )。ロシアってえと、わりと最近中国と組むことが多い印象があったけど(無論、世論の対日感情も結構いいのだが)、やはりロシアはロシアで外交にいろいろ四苦八苦してるのだなぁ、という感想。いや、詳細に分析するだけの余力ないっす。


  「何者かが写真をダウンロードした形跡」 海兵隊民間人射殺疑惑産経 )。事件の内容そのものが気になったのではなく、「 その後、写真を消去したが、それ以前に何者かが写真をカメラからダウンロードした形跡を見つけたという」ってくだりが。デジカメからPCなりにデータを移し、その後消したけどそのPCに誰かが不正アクセスした形跡があったってこと??? 具体的に何をどう分析して「形跡」を見つけたのかさっぱりわからん。


  「日本にすしにされた」=サッカー・ドイツ代表に不安指摘−大衆紙Yahoo!sports )。すいません、試合内容自体は見ておらず、結果報道だけ聞いた状態なんですが、「日本と言えば寿司か!」ってのが……日本イレブンは強敵相手によくやった、と思いますが、カブトの緒を緩めることもできないのだろうなぁ。
*1: 「憲法に守られているのは国民」のくだり。戦争は避けるべき悲惨な事態だというのは同意だが、実際には戦争を回避するのは外交・内政上の努力に他ならない。憲法が守ってくれているわけではない。神様ですら自らを助けぬものは助けないって言ってるじゃん。

[アニメ] まじぽか#9とBLACK LAGOON#8

  まじぽか #8「絶好の呪文は色男さんいらっしゃーい」「白の呪文はクリスマス」。前半、夜焼き芋を買いに出たときに不良に絡まれてるハンサムさんをたまたま助けたりる。うっかり狼(犬?)に変身してしまい、惜しいことをしたと残念がるのだが、その彼がりるにお礼をと、四人の住むがらくたハウスを訪ねてきた。ところがパキラがその男に横恋慕。りるをまた変身させて二人の邪魔をする。色男をパキラに取られそうになったりるはゆうまに変身を強制的に解除する魔法をかけてくれと頼むのだが……最初の変身解除の失敗姿はともかく、二番目のは上半身だけ上手く出せばごまかせたのでは? いや、下半身はグロいんだけどさ。つか、モザイクがかかっててよくわからなかったのだけど、一体どんな姿だったんだ??? 自分の魔法の失敗を逆ギレするゆうまはいつもどおり。
 後半は、クリスマスネタ。願い事をかなえるってことで、ちと七夕話のマイナーチェンジっぽかった部分も。ただ、どう見ても空き巣のおじさん(正体はホームレスだったけど)をサンタと勘違いして歓待するって部分は大きく違ってたか……鉄子が、靴下作ったり(普段は素足?だから)、クリスマスの料理を作ったりと頑張った割に全然むくわれなかったのは、そういうポジション確定か。


  BLACK LAGOON #8「Rasta Blasta」。バラライカの姉御と並ぶ本作の人気キャラ、最凶最悪メイドのロベルタ登場。今回はその凶悪ぶりは最後にちょっと出ただけで、もっぱら機械的かつ嘘くさそうな応答っぷりが目立ったのだけど、ぼっちゃんと腕相撲してびくりとも動かなかったときのロベルタの腕の筋肉の盛り上がりっぷりときたら……ロベルタの能力&過去を考えればそのくらいであって当然なのだけど、メイド服がぱつんぱつんでした。ぱつんぱつんと言っても、多分、全然萌えない方向に。(笑)
 あと、傘スパスはやっぱ動画になっちゃうと不自然さがどうしても気になっちゃいますね……いや、マンガのあれのアイデアは「良い嘘」なんだけど、普通の傘のサイズではやっぱりどう考えても収まらない……いや、実際にスパスのモデルガンを傘に仕立てたドアホウな一品(誉め言葉)を見たことあるんですけどね。まあ、傘自体のサイズもさることながら、傘の先端がスパスの銃口のサイズってのがまず不自然……それを言っちゃあおしまいよ、なんですが。傘をもっとデフォルメチックに大きくすれば、不自然さは多少回避できたかなぁ。