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2012年05月31日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ここんところ生活保護の受給関連ばっかですが

 そもそも国の一大事を背負う国会のやりとりがこんな感じではそりゃそんなことばかりが話題になるのもやむなしですわな。
  首相、内閣改造を検討 自民の協力獲得狙い47news )。田中直紀防衛大臣の問責決議が出されたのっていつの話よ? すでに交渉カードとしては賞味期限切れです。つか、すでに よっぽどでかい追求ネタzakzak )を掴まれて、ワイドショーにも取りざたされてるのに、どんだけ周回遅れなんだと。
 そもそも野田がなんで首相になったのかも不明ですが、「消費税増税!」以外に特に何もなく、こんだけ世相に鈍いって時点で引きずり下ろすべきと思いますよ。ただの馬鹿だから。
 一体なんでこんな馬鹿が首相になることになったのか、ちと考えねばならんでしょうなあ。


2011年05月31日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ひさびさの政治ネタ

 ここんところちゃんと新聞も目を通し切れてないので状況把握としてはかなりアマアマです。
 不信任案出すぞ出すぞがいまだに続いてるようですが、まあ、そりゃこんだけごたごたが続けば視聴者の皆さんも嫌気が差すよな、と。
 ただ、周辺の状況を見てるといろいろなところがいろいろな思惑で動いてはいるよう。特に民主党内はどのタイミングで菅政権を見限るかを量りながら両天秤にかけてる、って感じでしょうかね。党内的な求心力は一層落ちてる状況のよう。そうなるとキーマンはあそこらへんだろうけど、予想を裏切るのが常套だから、近々自民が出すという不信任案には乗らない可能性も……
 さて、どうなるのやら。
 あと、学校行事で国旗掲揚時に不起立、国歌斉唱をしなかったことを理由に定年後に再雇用されなかったことが思想信条の自由の侵害と訴えた元教師の裁判で、最高裁で否決、上告も却下だそうで。
 個人的には「まあ、そりゃそうでしょ」という方向よりながら、微妙な話題ではあるんですが、そもそも定年後の再雇用が当然の権利、と思ってる当りが間違ってるよなぁ、と。民間企業だと「それだけの経験と技量」があると認識されるから再雇用されるわけで、正直、経歴だけが取り柄のロートルよりは、一人でも多くの新人を採用した方が将来のためには良い現状であるので、そこらへんは厳しくなるのが当然になるのですよね。
 老後の設計とか、再就職とかも厳しいだろうのでそれをどうするかってのは、心傷むながら別問題。特に、それを思想問題にすり替えられましては。
 そこまで強行に出る事か、と言われれば多少悩みはしますが、そもそもの訴えがいろいろ勘違いしており、戦略自体が間違ってたというのが私の判断です。


2010年05月31日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#34と夢パテ#34

  キルミンずぅ #34「オオカミなんて怖くない!?」。ある朝、学校へ行こうとしたところ家の前に傷ついたオオカミが倒れているのを見つけてしまったナギサ。やっぱ警察に届けないと、というパパに反対し、せめて傷が癒えるまではということで御子神家で介抱することに。しかし、ナギサはオオカミからパルスと同じ匂いがすることに気がつく。
 実はこのオオカミはパルス。御子神家を見張っていた彼は、不審な人物を見つけるも、その人物の攻撃に返り討ちにあい傷ついたのだった。
 そんなこととは知らないナギサはオオカミとパルスには何か関係があって、もしかしたらパルスにも何かあったのかも、と気が気ではなく、神浜キルミンズはパルスを探すために活動を開始する。

 懐かしい、石野真子かいなw
あれ は「狼なん 怖くない」だけど。
 ミサの命令で御子神家を見張ってるパルスだけど、謎の人物により傷つき、さらにハルカが昔自分を助けてくれた女性であることやナギサたちが動物が傷つくことに心を痛め、気持ちを通わせようとしているのを見て、御子神家を敵視するミサに疑問を持ち始める。同じ問いかけをパルスは迎えに来たカノンにするのだが、カノンは「お母様が言うんだから」と、まだパルスの言うことが理解できない様子。
 来週はカノンとリコが一緒に何かする話らしいから、ちょっとその辺の話が出るのかも知れないけど。
 それと、パルスを襲った人物のシルエット、どう見てもあの遊園地の宇宙人男。ミサの協力者のようだけど、どうもミサたちにも隠れて何かを企んでる様子。以前の獣人騒ぎも、こいつらの仕業?
 あと、何気に獅子山の名前を間違えたのをムキになって訂正するなど、ミサ様結構部下思いw


  夢色パティシエール #34「史上最強のコンビ!」。スイーツスピリッツのマロンは、バニラたちが人間界でパートナーを見つけ楽しそうにスイーツ作りしていることに興味を惹かれ、自分もパートナーを見つけるために人間界に。バニラたちからはマロンには良く似てる「オジョー」と気が合いそう、と揃ってたいこ判を押されるが、マロンが見たのはグランプリで天王寺に負けたショック(というより樫野に会いに行く口実がなくなってしまったショック)で、腑抜けたオジョーこと小城美夜の姿。自分のパートナーにはふさわしくないとさっさと見切りを付けたマロンは樫野たちスイーツ王子に粉をかけてみるが、なんだかんだで全員に振られてしまう。
 諦めてヨーロッパの本校でパートナーを見つけようとするマロンだが、調理実習室のオーブンから帰ろうとすると、練習に来ていた天王寺と鉢合わせ。彼女のプロ顔負けの手並みに彼女をパートナーにしようとするが、既に彼女にはハニーがパートナーになっていることを知ってガッカリ。しかし、そんな時、浮き沈みを繰り返した挙句元の調子を取り戻したオジョーが乗り込んできて……

 悠木碧主人公二連続なのは特に意味はありません。最初ちゃんとつきあって見れるとは思わなかったなぁ、この番組。なんだかんだで楽しみに見てますわ。
 しかし、全然良い子でもなんでもないけど、オジョー、異様に愛されてますな。歪んだ根性なら人一倍強靱に持ってるせいもあるけども。
 とにかく手段と過程は選ばないけど、一途さだけは本物の彼女に、今回は良く似たパートナーがつく。けど、「史上最強」というより、「史上最凶」が近い気が。
 ともあれ、マロンをパートナーにしたことでオジョーも少しステップアップし、精神的な弱点も補強……ってそれって単によりはた迷惑になっただけのような。
 前回のエピソードの夏希たちもそうだったけど、スイーツスピリッツってあちこちに取り憑きまくってるのな。


2009年05月31日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#16とディケイド#19

  シンケンジャー #16「黒子力」。志葉家の家宝の壺を壊してジイにしかられる流ノ介、千明、ことは。「少しは黒子を見習え!」と言われるが、「何故黒子を?」と合点が行かない。実は志葉家の黒子はご近所様でも気配りの利く親切な人たちと評判だった。「それなら、黒子より先に町の人の手助けをしよう!」と張り切るが、親切の押し売りになってしまったりで上手く行かない。そんなとき、アヤカシ・マリゴモリが現れる。黒子と対抗していた竜之介たちは対決に遅刻、おかげで結果は散々なことになり、またジイに叱られることに……
 そんな三人を庇いながらも、黒子の町の人たちからの信頼は一朝一夕のことではなく、シンケンジャーの戦いのサポートの一環として戦いの際の避難誘導などを行った結果だと言う。黒子たちはモヂカラを持たず戦えない代わりに、シンケンジャーたちに心置きなく戦ってもらえるよう、彼らなりの戦いをしていたのだと知った竜之介たちは、黒子の真似をするのではなくそれぞれ出来ることに全力を出すことが大事だと悟る。

 カジキ折神の時に続いて、黒子に焦点が当たった話。ハリケンジャーの時も黒子が出てたけど、あっちは関係者の記憶消したりとか後片付けとか、ホント雑用だったものなぁ。こちらの黒子さんはヴァンプ将軍並に近所の人気者w
 ジイの小言に振り回されたと見ることも出来るけど、ジイはジイで間違ったことは言ってないしなあ。
 黒子たちも直接は戦わないものの自分たちの仲間と知ったシンケンジャーは、役割分担に徹した攻撃で無敵の防御力を持つマリゴモリを撃破。二の目まで同じ倒し方というのは、まあ、マリゴモリに学習能力がなかったというか。「俺以外のみーんな不幸になれ!」って、こないだの「むしゃくしゃしてやった!」と言い、外道衆のアヤカシって厨房率高くない?
 しかしご近所さん、ちっとは黒子に疑問を持たないのか?
 次回は6人目の仲間登場? あれ? 十臓じゃないの? なんか寿司職人っぽいけど。


  ディケイド #19「終わる旅」。ヒビキがその正体とも知らず、突如現れた牛鬼にとまどいつつも迎え撃つ士だが、龍騎に変身して手も足も出ない。パワーで対抗しようと電王アックスフォームに変身するが、それでも足止めが精一杯。皆を逃がそうと身を挺するアスムを、見かねたトドロキとアキラが師匠たちの制止を聞かずにそれぞれ変身、協力して牛鬼を撃退する。
 牛鬼の出現に際しても流派争いをやめない師匠たちを見たトドロキたちは、このままでは音撃道の未来はないと、弟子たちで三流派の和解を模索し出す。
 一方、ダメージを負って人間に戻ったヒビキは、ユウスケたちにアスムを破門したり鬼を辞めると言い出した真意を語る。鬼の力が暴走しだしたことを察した彼は、近くにいるアスムを傷つけることを恐れ、またアスムも自分と同じ苦しみを持つことを恐れていたのだった。しかし秘伝の巻物を狙う海東からアスムが音撃道の未来のために頑張っていることを聞き、自分のように力に振り回されない優しい鬼になれるのであれば、鬼の道に進んで自分を倒して欲しい、とアスム宛のメッセージと共に変身音叉を海東に託す。
 威吹鬼流、斬鬼流道場では弟子たちが無断で結託していることが師匠たちに知られるところとなり、トドロキ、アキラたちが呼び出され叱責されていた。だが、そこに士が現れ、本当に音撃道のことを考えているのはどっちだ、と逆に一喝される。それにより味方同士の醜い諍いを起こしていた自分たちの愚を悟り、イブキ、ザンキは師匠の座をそれぞれの弟子に譲る。
 そして、アスムは海東によってヒビキに引き合わされ、その胸の内を確かめる。だが、それはヒビキの動揺をさそい巻物を奪う隙を作るための海東の罠で、更に海東によって完全に牛鬼として覚醒してしまったヒビキは、我を失いアスムたちを襲い出す。

 いろいろキャラの心変わりが唐突ではあるなぁ。士に一喝されたくらいでなんですぐ否を認めてしまうんだろう? そこで士の姿に音撃道開祖の姿が重なる、とかやれば演出的にベタながらも分かりやすい気がするけど。まあ、でも力業でなんだかんだで楽しめてしまいました。最後の一大セッションとか。関東十二鬼の着ぐるみも残ってるはずだから、それらも出せば良かったのに。
 海東については、音撃道の真の宝を見るために行動した、と思うことにしておこう。
 ヒビキは牛鬼に完全に意識を乗っ取られながらもアスムの呼びかけに一時的に意識を取り戻し、そのわずかな間でアスムに伝えるべき事を伝える。ヒビキの覚悟、そして彼の魂を受け取ったアスムは次代の「響鬼」として変身、牛鬼を倒す。
 でもディケイドが倒されなかったことに業を煮やした鳴滝は呼び出した王蛇にバケガニを復活させ、そのバケガニにディケイドを襲わせる。そして一大セッション。演奏で敵を倒す(浄化する)という少々まだるっこしい設定なのだけど、こういうセッションのような馬鹿馬鹿しいとも思える演出は合うなぁ。
 それにしても王蛇、中の人が荻野崇だったのはいいのだけど、謎棍棒でバケガニの封印されていた大岩を壊すだけ……「イライラするぜ!」とライダーバトルに乱入して極悪ファイトを見せて欲しかったものよのう。
 響鬼の世界で全部のライダー世界を攻略したはずだけど、また次の世界へ……って、最初の、夏美たちの世界か。怪人たちが現れ街がメチャメチャにされかけたまま凍結されているのだけど、本当に世界は救われている? ……わけはないはずなんですが。そして、次は音也が出てきてなんか重要な問いかけをするらしい。朝日公式サイトによれば、音也は相変わらず音也らしい。安心。
 でも、巡ってきたキバの世界には紅音也はいなかったはずだけど? 渡も子供だったし、その辺はどうなってるんだ?


2008年05月31日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ドルアーガ#9

  ドルアーガの塔 #9「イレブンナイン」。塔の攻略を順調に進めていくジルたち。しかし自爆モンスターのせいで崩落事故が発生。多くのパーティが仲間とはぐれてしまう。ジルたちとニーバたちも仲間とはぐれてしまい、どうにか合流しようとするのだが、それぞれ意外な相手と行動を共にすることになる。

 仲間とはぐれて急場のパーティを組むことになるのだが、その組み合わせがジルとファティナ、カーヤとニーバ、ケルブとアーメイ、メルトとエタナ、クーバとウトゥ・カリー……カーヤとニーバはそれぞれ事情を知ってるらしい含みのある者同士、ケルブとアーメイは過去に因縁がある者同士のようで。クーバたち基本的に脇役パーティとなんだかラブコメモードなジルたちはともかく、性格が正反対なのにメルトとエタナが意外と上手くいってる。メルトはダメ人間だけど鷹揚だし、エタナは大人だからなぁ。ダメ人間だけど邪悪なところのないメルトにエタナもそれなりに心を許していい雰囲気にもなるけど、結局はケルブLOVEの人だから。
 それぞれ道行きの最中ブルークリスタルロッドを手に入れてかなえたい願いを口にするのだけど、カーヤとニーバの会話ではそれが出てない、ってことは、そんな甘いお宝ではなさそう。ジルが単に正義感からドルアーガを倒したいだけでブルークリスタルロッドを手に入れてかなえたい願いがない、というのも響いてきそうだし。
 そうやってそれぞれが交流を深めあるいは真情をあらわにしている中、クーパたちのパーティがパズスと遭遇し、クーパとウトゥを逃がすためにカリーが犠牲になる。サブメインキャラでは初めての犠牲か。最初ニーバと合流できてうかれるファティナもカリーの死、そしてそのことを顧みようとしないように見えるニーバに、少なからずショックを受けているよう。ニーバの抱えているものも多分大きなものなのだろうけど、微妙に嫡子であるジルに対し、自分が庶子であることの劣等感が見え隠れするのが気になる。ジルたちの父親が敵前逃亡の汚名を着せられてるらしいのも気にはなるし。
 全12話だからこれからどんどんたたみかけてくんだろうけど、カリーの死を皮切りに明るくない展開になっていきそうだなぁ。
 追加:なんだかタイトルが気になったので 聖書協会 で創世記11章9節を検索したら、以下のようだった。
こういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである
 なるほどね。


2007年05月31日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 腹立つなぁ……

 「予断を持ってデータを処理してるからこんな結果になったんだろう」って、何の根拠も提示せず人を糾弾して、それこそが「予断」だろうに。自分のミスは認めず、他人に押しつけるってのが当世風なんでしょうかね。相手のことは尊敬してるが、これはちと腹に据えかねますわ。
 でも世の中のストレスの三分の一は自分を哀れむのをやめることで、三分の一は開き直ることで消えることを悟ったので、まあ、ええですわ。あと三分の一は、いずれどこかで返却させていただきますけどね。


  「弱い者は死ね」という社会に突き進む日本日経BP )。見出しはまあ、わりとどうでもいいんですが、「 憲法はそもそも国家の理念を定めたものだ。理念は時間が経っても変わるものではない。」って、理念は変わらないもの、って、誰が決めたんでしょうか? そもそも憲法も、広辞苑によると「国家の基本条件を定めたもの」としか書いてないし。基本条件と理念は違いますよね? 状況に適合しなくなった場合、基本条件自体を変えねばならない、というのは、別段おかしなことではないと思いますが。「憲法は理念」って、そして「理念は変わらない」ってのは、どこから出てきた言葉なのでしょうか? あはん?
 「 「米国軍が押しつけた憲法だから変えるべきだ」と言う人がいるが、それは理屈にも大義にもなっていない。問題は憲法が国民にとっていいか悪いかであって」あれ? 憲法は理念で、理念は変わらないものだから変えちゃダメ、じゃないの? 理念でも時代にそぐわなくなり国民に不利益なら変えてもいい、ってこと? どっちが正しいの、森永センセイ!


 それにしても年金記録問題ですが、民主が喜び勇んで叩いたら、記載問題があった当時の厚生大臣、菅直人氏だそうで……さすが芸人政治家。面目躍如。

[アニメ] 藍蘭島#9とらき☆すた#8

  藍蘭島 #9「魅せたくて、跡取り」。行人は滝で水浴びをしていたりんと出くわし面食らうが、島の女の子にしては珍しく恥ずかしがる態度に、逆に感動する。男勝りなりんの意外な一面に驚きつつ、りんに大工仕事を手伝ってくれと頼まれ快諾する行人。りん大好きなみことが行人を警戒し、ことあるごとにいやがらせを仕掛けたりもするが、りんの無自覚なお色気に慌てふためく彼の姿を、すずが複雑な表情で見つめる。

 ビミョーにポジションが一歩引けたところにいたりんのメイン話。っつってもメインヒロインのかませ犬っぽいんですがorz
 行人の負けず嫌いな性格に頬を染めたり、島の巨大ミミズから守ってもらったことで本気で行人にホの字なりん。母親に「いいところを見せていい雰囲気になれ」とはっぱかけられて真っ赤になりながらもどうにかいいところを見せようとするのだが、本職の大工仕事は上達しないで見習いのままだわ、露出が多い格好をして無自覚に見せ付けるわりに、自分にはかわいげがないと落ち込むとか……テラカワイスw
 そんなりんの無自覚な色気に行人が慌てふためいたり、料理と言う意外な特技に感心するのを見て、すずが微妙な表情を。みことに「このままでは行人がりんに本気になる」と言われてぴんと来なかったすずだが、二人の中の良さげな姿を見て、これまで覚えたことのない感情を抱いたよう。りん、どう見てもかませ犬です。本当に(以下略)
 まあ、微妙に一歩引いた性格的に、このポジションから脱し得ないんだろうなぁ……
 今回もみことが珍獣化して良いキャラでしたわw


  らき☆すた #8「私じゃなくても旺盛」。本編はともかく、ED。ゴダイゴの「Monkey Magic」を歌おうとして、長いイントロの後に「あ、これ英語じゃん……パス」なこなた。らき☆すたのオタネタって、オールドネタは単なるスノッブ臭がして好きになれなかったのだけど、これは「知ったかぶったけど実はよく知らなかった」ってのが、逆に初めて可愛げを感じましたわ……
 ところで西遊記はやっぱ香取じゃなくって堺だよね。


2006年05月31日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 塩辛はやっぱ難しいにゃぁ

 おととい塩辛を漬けたのだけども、味見をしてみると塩がきつすぎる感じ……むむむ。前に漬けたときもそう言えばそうだっけ。なんでそうなのかはちょっと理由がわからない。ただ、最初はかなり塩を弱めにしておいて、漬け込みながら味を見て調整すべきなのだろう。まあ、これは元々調味料に使うのをメインのつもりで漬けたので、塩きつめでもいいんだけどさ。ただちょっと自分の学習しなさ加減に絶望した!


  富町無防備平和条例6月2日に直接請求へ/条例化めざす会八重山毎日新聞 )。やっぱり「無防備都市宣言」という制度を、根本的に勘違いしているとしか思えない……まあ 法文をお経と勘違いしている方々( 大分合同新聞 )みたいな人たちもいるわけで *1 、本質的には結局そういう「魔術的思考」のたまものなんだろうなぁ、と。とりあえず、大前提として「今日本は戦時下の交戦状態ですか?」と。


  北方領土 露TVで四島返還論 専門家発言「対日同盟が国益」Y!hl )。ロシアってえと、わりと最近中国と組むことが多い印象があったけど(無論、世論の対日感情も結構いいのだが)、やはりロシアはロシアで外交にいろいろ四苦八苦してるのだなぁ、という感想。いや、詳細に分析するだけの余力ないっす。


  「何者かが写真をダウンロードした形跡」 海兵隊民間人射殺疑惑産経 )。事件の内容そのものが気になったのではなく、「 その後、写真を消去したが、それ以前に何者かが写真をカメラからダウンロードした形跡を見つけたという」ってくだりが。デジカメからPCなりにデータを移し、その後消したけどそのPCに誰かが不正アクセスした形跡があったってこと??? 具体的に何をどう分析して「形跡」を見つけたのかさっぱりわからん。


  「日本にすしにされた」=サッカー・ドイツ代表に不安指摘−大衆紙Yahoo!sports )。すいません、試合内容自体は見ておらず、結果報道だけ聞いた状態なんですが、「日本と言えば寿司か!」ってのが……日本イレブンは強敵相手によくやった、と思いますが、カブトの緒を緩めることもできないのだろうなぁ。
*1: 「憲法に守られているのは国民」のくだり。戦争は避けるべき悲惨な事態だというのは同意だが、実際には戦争を回避するのは外交・内政上の努力に他ならない。憲法が守ってくれているわけではない。神様ですら自らを助けぬものは助けないって言ってるじゃん。

[アニメ] まじぽか#9とBLACK LAGOON#8

  まじぽか #8「絶好の呪文は色男さんいらっしゃーい」「白の呪文はクリスマス」。前半、夜焼き芋を買いに出たときに不良に絡まれてるハンサムさんをたまたま助けたりる。うっかり狼(犬?)に変身してしまい、惜しいことをしたと残念がるのだが、その彼がりるにお礼をと、四人の住むがらくたハウスを訪ねてきた。ところがパキラがその男に横恋慕。りるをまた変身させて二人の邪魔をする。色男をパキラに取られそうになったりるはゆうまに変身を強制的に解除する魔法をかけてくれと頼むのだが……最初の変身解除の失敗姿はともかく、二番目のは上半身だけ上手く出せばごまかせたのでは? いや、下半身はグロいんだけどさ。つか、モザイクがかかっててよくわからなかったのだけど、一体どんな姿だったんだ??? 自分の魔法の失敗を逆ギレするゆうまはいつもどおり。
 後半は、クリスマスネタ。願い事をかなえるってことで、ちと七夕話のマイナーチェンジっぽかった部分も。ただ、どう見ても空き巣のおじさん(正体はホームレスだったけど)をサンタと勘違いして歓待するって部分は大きく違ってたか……鉄子が、靴下作ったり(普段は素足?だから)、クリスマスの料理を作ったりと頑張った割に全然むくわれなかったのは、そういうポジション確定か。


  BLACK LAGOON #8「Rasta Blasta」。バラライカの姉御と並ぶ本作の人気キャラ、最凶最悪メイドのロベルタ登場。今回はその凶悪ぶりは最後にちょっと出ただけで、もっぱら機械的かつ嘘くさそうな応答っぷりが目立ったのだけど、ぼっちゃんと腕相撲してびくりとも動かなかったときのロベルタの腕の筋肉の盛り上がりっぷりときたら……ロベルタの能力&過去を考えればそのくらいであって当然なのだけど、メイド服がぱつんぱつんでした。ぱつんぱつんと言っても、多分、全然萌えない方向に。(笑)
 あと、傘スパスはやっぱ動画になっちゃうと不自然さがどうしても気になっちゃいますね……いや、マンガのあれのアイデアは「良い嘘」なんだけど、普通の傘のサイズではやっぱりどう考えても収まらない……いや、実際にスパスのモデルガンを傘に仕立てたドアホウな一品(誉め言葉)を見たことあるんですけどね。まあ、傘自体のサイズもさることながら、傘の先端がスパスの銃口のサイズってのがまず不自然……それを言っちゃあおしまいよ、なんですが。傘をもっとデフォルメチックに大きくすれば、不自然さは多少回避できたかなぁ。


2005年05月31日(火) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] あんまり言いたくないことではあるけど……

 あまり綾観の管理者とかそういうこととは(できるだけ)関係なく。
 アワーズの平綴じ化で期待したのは実は増ページによる効果なのだけど、それは単純に「連載がたくさん載せられる」ということではなくって、ぶっちゃけ、これで「雑誌戦略の建て直し」を行うことを期待してのことだったりする。
 今のところ、それが上手く行ってるとは、というかそもそも行われているとはあまり思えない。
 最初は長期化してしまった連載陣が誌面を圧迫したせいかと思ったけども、冷静に連載数等を数えてみるとそうでもなさそう。 *1 と、すると雑誌編集の指針の問題なのか。
 どうすべきか、というのはアワーズの望む方向性というのがわからないとなんとも言えないが、兵隊・下士官はそれなりに優秀だが司令官にドクトリンが欠けている、効果のあった旧戦術を時勢や自組織の性質の変化を考慮せず無反省に使い続けたり戦力の逐次投入でその場をしのごうとしている、という印象 *2 があるのだよなぁ……え〜っと、これがどういう比喩かはご想像にお任せしまつ。

 それはそうと森山大輔氏はオタク向けヴィジュアリストとしては割と強い戦力とは思うけど、ストーリーテラーとしては今一歩(?)であるというのが正直な評価。化けてくれるかなぁ……
*1: 今月号で言えば全21作掲載中、五巻以上既刊があるものは6作品。特に多いというわけではない。ということは単純にメリハリの問題か?
*2: あくまで印象。

[アニメ] 「絶対少年」原作

  絶対少年 に原作があるような話を見かけたのであちこち調べてみると、 こちら が原作(?)らしい。道理で妖精(?)の造形が独特だと思ったら、あの妖精のデザインが先にありきの企画だったのか。納得。元の作品の方を先に知ってた人は、まさかこんなフェチアニメになるとは思わなかっただろうなぁ。

  ゾイドジェネシス のエンディングを見たら、動画はもちろん原画まですべて三文字 *3 だったのにちょっと驚いた。別に作画が優れていたわけではなく、言ってみれば「この程度」であるのだけども、「この程度」であれば問題なく(仕事上のアレコレなど、直接画面に映らない部分は知らない)任せられるようになったとも言える。でも、やっぱり韓国のアニメやマンガが本格的に日本のライバルになるとは(少数の例外を除いて)思えないのだけど。
*3: 韓国スタッフの名前は大抵三文字。たまにアルファベット表記にすることもある。

[その他] 小児救急医療

  日本の1〜4歳児の死亡率 先進国の3割増で「最悪」朝日 )というニュース中で 主任研究者の田中哲郎・国立保健医療科学院生涯保健部長は「小児救急体制が十分に機能していないのかもしれない。医師の教育研修なども含め、幼児を救う医療を強化する必要がある」と指摘する。とあるのを見て、そういえば前に「ブラックジャックによろしく」で云々と書いてあったっけなぁ、と思い検索。
 ちょうど先月に 救急体制再編へ、小児科医の配置拠点を病院に集約…厚労省が来年度から読売 )というニュースがあったのを今更ながら見つける。小児科医自体の減少傾向と分散による一病院あたりの小児科医の数が極端に減り、結局多くの病院で小児科があっても十分な体制が整っていない、ということらしい。 こちら に具体的なデータがある(注:平成十二年の記事)。う〜ん、やはりそういうことなんだろうか?

 ふとした拍子に、 ウィキペディア名古屋大学 の項目があるのを発見する。面白い、というか興味深いのは「施設」の東山キャンパスに関する部分。名古屋大学の代表住所は「不老町」になっているのだけど、実際はいくつかの町にまたがっている。多くの地図では名古屋大学東山キャンパスで仕切って描かれてるが、実際の区画分けでは敷地内に完全に埋没している形の「不老町」をはじめ、幾つかの町を含んでいる。その町の中には区をまたがってしまっているものまであるので、なんだかややこしい。つまりこの辺り、区画の再編成がなされていないのだけどもどういった事情があるんだろう。ちょっと面白い。


2004年05月31日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 言い訳

 え〜っと、いや、特に話題を振ろうとか思ったわけでなく、いや、まったく考えてなかったかと言えばそんなこともないんですが、どちらかと言えばひとりごちていたわけで。しかし、おかげさまで昨今の時代漫画(劇画)誌 *1 の流れはわかりました。
 というわけで下に続く。
*1: 厳密には時代漫画と時代劇漫画は分けられるべきものかもしれないが、その中間層の存在があまりに多すぎるので、あえてこの辺はいい加減な表現としておく(いいのか?)

[ドラマ] 時代劇考

 時代劇の潜在的需要がなくなったわけではないにも関わらず供給が行われなくなった(テレビで)、というのは私も前々から感じていて、それがかなり面倒な程度に膨れ上がった「お約束」が一因というのはありえそうなことだと思っている。
 けど、それですべてが説明できるかといえばそれも微妙な気がしている。
 まあ、時代劇をまじめに研究してるってわけではないので、ざっと過去を眺めた概観なんですが、覚書程度に。60年代以前の時代劇はさすがにちょっと守備範囲外。
 多分今の時代劇の直接的な先祖というのは60年代終わりごろから放映されている「水戸黄門」をはじめとする諸作品で、70年代半ばくらいまでの時代の作品は「お約束」というか「定形」や権威主義をかならずしも良しとしない、社会のはずれ者的・アウトロー的な主人公のものが目立っているように思える。 *2 「木枯らし紋次郎」(1972)や「子連れ狼」(1973)、「必殺仕掛人」(1972)などもこの時代。 *3 背景としては60・70年代安保など、反権威・反体制な活動が目立つ時代だったのも関係しているのかもしれない。
 しかしそれだけではなく、「大岡越前」(1970〜1999)や「大江戸捜査網」(1970〜1984)など従来どおり娯楽性の高い作品も製作され、きちんと統計は取っていないが70〜80年代前半が時代劇の一つの黄金期だったと思える。
 これが80年代に入ると様相が変わってくる。水戸黄門ではそれまで「権威主義だ」と多用されなかった「印籠」が定番化する。必殺もそれまでのどぎつい表現は次第に受け入れられなくなり、華麗な殺しをする二枚目や、ドラマ自体もコミカルでライトな方向に流れていく。これが80年前半から中盤にかけて起こった。時代背景としてはファミコンの流行、バブル景気など。
 軽佻浮薄への流れ、と言うと少し違うだろうが、体制への反発、社会のはずれものの代弁者としての役割は終了し、娯楽が増えた中で気軽に簡単に楽しんで見るものへと、求められるものが変わってきたように思える。「お約束の固定化」もおそらく、どこから見ても今どのあたりなのかがわかり、すぐに話を理解できるようにという流れで発生したものだろう。
 この辺の流れは、歴代遠山の金さんを見ると結構あてはまっているような気がする。 *4
 しかし同時に、この時代から高視聴率番組が極端に減っていく傾向が見られていく。急落後90年代まで小康を保つが、90年代半ばから再び30%越えの番組が再び激減する。
 「その原因は番組の魅力」と言ってしまうと曖昧にすぎるので、もう少し統計的なものの見方をすると、これは「連続してその番組を見ている人間が減った」ということになるだろう。連続して見てれば見てるほど、視聴の重なりが発生しやすい。逆に細切れだと重なりにくい。つまり、「どこから見ても構わない」というつくりが逆に作用しているのが一因と思える。
 もう一つの時代劇のマイナス要因は「お約束」そのものである。「お約束」を共通事項として認識している者には問題ないが、それを知らない部外者には入り込めない状態を作ってしまった。お約束が固定化しすぎ、その啓蒙も行われない。1970年前後においては、これをお約束の破壊などによって破っていった。が、同じことは現在ではやりにくい。集中してテレビが見られなくなったため、じっくり番組中で語るということは、なかなか勇気のいる決断になってしまっているのだろう。
 90年代以降になると渡辺謙主演の「仕掛人・藤枝梅安」(1990〜1994) *5 をはじめとする池波正太郎原作の時代劇シリーズなど、傑作は生まれてはいるが全体として没落傾向の感は否めない。
 ひとまずここまで。
*2: 「おしどり右京捕物車」(1974)は、下半身不随となった元同心が、元同僚から仕事を請け負いつつ妻の押す手押し車に乗って活躍するという、現在ではまず放映できない番組。「唖侍鬼一法眼」(1973)なんて、今ではタイトルそのものが放映できないものもある。
*3: それまでのテレビ時代劇では描かれなかったリアルな殺陣にニヒルな主人公の「木枯らし紋次郎」は好評をはくし、その対抗馬として「アンチ時代劇」を標榜した「必殺仕掛人」が製作、その後、更に「アンチ仕掛人」として「仕置人」が作られたという、なんとも挑戦的な時代だった
*4: 中村梅之助(1970〜1973)、市川段四郎(1973〜1974)、橋幸夫(1974〜1975)、杉良太郎(1975〜1979)、高橋英樹(1982〜1986)、松方弘樹(1988〜)。その他、1975年からTBS系「江戸を斬るII」で西郷輝彦も遠山金四郎を演じている(「江戸を斬る」の1は時代設定も主人公もまったく異なっている)
*5: 必殺仕掛人と同じ原作と紹介されることが多いが、必殺当時はまだ短編が数本しかなかった藤枝梅安シリーズと、その他の池波正太郎の殺し屋ものをミックスしたのが必殺仕掛人のベースとなっている。その後梅安シリーズが続き、1982年に一度小林桂樹主演で映像化されている


2003年05月31日() 旧暦 [n年日記]

雨の降る日は調子が悪い・最新版

 どうにも古傷が痛みやがる……ではなく。
 考えてみれば、昨日の朝から調子が悪かったには違いないんである。起き掛けに足がつって(しかも両足)、痛んだアキレス腱を引きずりながら仕事にいくと、終わりがけにすごい立ちくらみがして倒れかける。はやびけるわけにはいかなかったし、ごまかしごまかしできないわけではなかったので、結局その日の作業を終了させてから帰宅。こういう場合、無理にでもメシを食わんと死ねるので、なんとか胃袋に収める。で、とっとと寝る。朝起きても、まだ若干残ってる。ときどき鳥肌が立ったり、寒気がしたり、無性に汗をかいたり……熱は出てないんだけどなぁ。三匹連続でラットを殺したタタリなのかしらん?(つってもこっちの仕事は殺さんと話にならんわけだが)
 体調が悪いので、 マトリックス・リローデッド の先行上映に行こうと思ったけど中止。この体調ではしかたがない。
 HyperHobby誌を立ち読み。SIG版アギトが掲載されている。グランドフォームとフレイム・ストームのコンパチなんだけども、アナザーアギトよりのデザインがなされていて、口からはクラッシャー(牙)が見えている。なにより、最初のアギトであった翔一の姉・雪奈をイメージした女性体のアギトまで付属してるとか……SIGは興味がなかったけど、ちと迷うなぁ。
 他には、野中剛氏によるエヴァンゲリオン零号〜弐号機イラスト。え〜っと、エヴァに「胸」があるんですけど……(零号・弐号) なんつか、なんつーかねえ。面白くってよろしかったんですが。
 また、ファイズの新フォーム・アクセルフォームについて情報解禁。ファイズフォンのカードの部分に新カードを差し込むことで、「加速モード(アクセルフォーム)」が10秒間だけつかえる、ということらしい。「なるほど・ザ・ワールド、時よ止まれ!」ってなものですか? 外見は以前リンクした予想図とほぼ同じ。新バイク・ジェットスライダーについての情報はなし。新ウルトラマン「レジェンド」についても情報が載ってたけど、まああまり興味がないのでどうでもよろし。
 ウチの姉から先日日記に書いたCLAMPの「ツバサ」について、「『X』で既に同じことやらかしてる」と指摘。いや、そんなこた知ってるんですけどね。それでも、「売れればいい」という観点に立てば、売れれば正義なんですよ。でも、CCさくらだとかちょびっツだとか、数百万部という売上でしのぎを削っている、ある意味漫画業界最前線の少年週刊誌の取る戦略ではない、ということ。同誌で前後の文脈と隔絶して「スタープラチナ」を出してきた漫画があって、それも呆れたのだけど、どうしてそういうことを平気でするのかなぁ。プリミティブなものを自分が生み出す、そこまで行かずともプリミティブな部分を掘り下げる、ということをせずして、数百万人の読者とわたりあえるんだろうか? はじめの一歩だとか、3、3、ナナビョーシ! だとか、正統派の作品も生み出せるだけに……
  麻生自民政調会長「創氏改名は朝鮮の人が望んだ」毎日 )。昨今でこそこれらが全て事実であることが知られてますが、「朝鮮統治で日本は良いこともした」と言うだけで責任問題になってクビがとんだ時代を考えると、まさに隔世の感ではあります。日本人が朝鮮人を差別しなかったということはないかもしれないけども、その前後の歴史の動きや、日本がいったい何をやったか、を客観的に語れることが重要でしょうね。
 つか、 強要されたものではなかったとの主張も従来ある。 って、改名したのは(創氏は戸籍の作成上必要な手続きで従来朝鮮になかった「氏」という概念を持ち込んだだけで、何かをうばったわけでではないし申請しなければ自動的に家長の姓と同じになっただけ)80%で、朝鮮名のまま国会議員や中将になった人もいるんですが……強制って、何?
  田中審議官、ひそかに単独渡米、「金体制存続」を求める産経 )。いや、私人としてならなにやったってかまわないんですけど、アーミテージ国務副長官やケリー国務次官と面会したってことは、そうではないですよねえ。勿論、一蹴されたそうですが、アンタはいったいどこの国の外務官僚かと聞きたい。「田中均の持つ北朝鮮とのパイプは軽視できない」って意見もあるけど、そのパイプがどっち向きに流れているかが問題ですな。
 NHKでよど号花嫁による日本人拉致の特集が放映。「どうして今まで拉致に誰も気付かなかったか」ってのは、マスコミを含め、日本国民全体が「気付かないふり」をしてきたからなんですが。まあ、それでも今日取り上げられるようになったのはマシと言うべきか。有本恵子さんがよど号支援グループの代表に電話で「有本恵子を知りませんか」という言葉に「お前らのせいでよど号花嫁は指名手配されたんだ」という論調の返事が返ってきたのには唖然。せいぜい「知りません」「無関係です」くらいの返事だと思ったのに……
 続いて、ウズベクスタンで伝統民芸の復興に関する特集。ソ連統治下で、それらの伝統の継続は禁止され、失われた技術等を今、一生懸命よみがえらそうとしている。歴史とは一旦途絶えたら再び元に戻すのは大変な努力が要る。そのことは肝に命じねばならない。
 チャールズ・リンドバーグ著「孤高の鷲」の下巻に入る。1942年5月20日の記述に、クリーア大佐からの談として、フィリピン攻防戦における談話が載っている。スピルバーグが映画化するという「バターン死の行軍」に関する部分もある。病院に隣接する放送局を爆撃する前に日本軍が米袋に入れてそのことを連絡文として投下して通知、病院の退避後に放送局が爆撃されたことを伏せ、米国内では無警告に病院を爆撃、と報道されたこと、また、バターン攻防戦で多数の衰弱者とマラリア患者が出たのは米軍の兵站の失敗により食料とキニーネの備蓄が不足していたこと、など、日本軍の捕虜や降伏者への対応はどうか、と聞かれ、戦闘中は理性的な対応は期待できないが、降伏が事前折衝されたときにはそうではないことなど、当時の「生の声」として、参考にできるところが多い。


2002年05月31日(金) 旧暦 [n年日記]

多分、普通は怒るべきなんだよなぁ

 今朝、研究室に行く前に、たらーっと 2ch のスレッドめぐりをしていたら、とあるアニメスレッドにて、ちょっとした書き込みが目についた。「長文スマソ」とか書いてあって、「スマソなら最初からウザイ文章書くなや、ゴルァ!」と2ch的ツッコミを内心で入れつつ読み飛ばそうとしたが、ふと、どこかで見た粘着気質の文章の気がしてちゃんと読み直す。これ……先日ヲイラが日記に書いた文章、ほぼそのまんまなんですけど。(^^;
 多分、盗用ってヤツだよなぁ。転載というより、わざとひらがなで書いていた部分を漢字に直してたり、語尾をちょこっと変えたりして、自分の文章っぽく見せようとしてるし。う〜ん、こういうのって、恐らくは普通、怒って良い、怒るべきものなのだろうけど……すいません。思わず笑ってしまいました。(^^;; ほぼ完全なコピペ文章に真面目なレスがついてたりする様子を見ると、怒るより先に受けてしまって……
 その盗用された文章は、実はある特定人物の目に触れることを意図して書き、日記にのっけといたものである。そして、その目的は状況証拠的にはたされた、と思う。だから、あとはどう使われようが正直知ったことではない。両方を見た人間がその書き込みを見て、私が書き込んだと誤解しなければ、別にそれ以上はなにも求めない(その書き込み時間は爆睡してました)。相手をするのも結構手間なので、犯人がこれを読んだとしても、名乗り出てもらう必要はない。名乗り出てこられたら反応しなけりゃいけないし、そんなことをするほど大事なことでもない。ただ、多分それは私の知り合いの誰かだと思うので、一言だけ忠告。私は気にしないけど、気にする人もいるからそういう迂闊なことはしない方がいいよ。あとは、笑わせてもらったからいいや。
 「 突入せよ! あさま山荘事件 」を見てくる。事前に「装備やパトカーなどが、何故か当時のものでなく現行のもの」とか、「BGMの使いかたが下手」とかの評判を聞いていたので心配したけど、これらの欠点以外は欠点らしい欠点も特になく、楽しめました。長野県警と警視庁の間の面目のための対立、銃撃戦にただでも不慣れな日本警官に、発砲不許可という足かせ、不十分な装備とノウハウ。こういった不利な材料ばかりの状況の中で、異様な美化を行なうでもなく、登場人物たちのエゴをまるだしで事件が推移していく様子が描かれる。私が一番泣けたのは、長野県警の顔を立てるために突入部隊に長野県警機動隊からの「いけにえ」が必要となった場面。主人公とすれちがった志願隊員が、同僚に「パイプ爆弾は怖くないのか」と聞かれ、「怖ェよ。でも、誰かが行かなきゃいけないんだ。だから俺でいいんだ」と答えた場面だった。理屈にもなにもなってない。でも、それだからかえって胸が熱くなった。日本映画としては画作りといい、かなり上の部類に入る。装備云々も、まあ気にならない。ただ、BGMだけは本当に下手だった。1.5点。
 職場でボスと3ヵ月ばかり討論していた現象に関して、結論が出た。つまり「実験結果は間違ってない。ただし、検証方法は間違っていた」つまり、実験結果の解釈としては「それはおかしい」と言った私の方が正しかった。他には別になにも望まない。満足。
 今は見れなくなってるけど、龍騎の新フォーム、ディフォルメだけど見た。今と比べて「カッコイイ」といえるデザイン。多分、映画が先行するはず。楽しみ。


2001年05月31日(木) 旧暦 [n年日記]

いいなぁ、「コンゴ」

 テレ東系でやってた「コンゴ」を見てたり。いや、B級な映画なのだけど、結構面白かった。
 メインの登場人物は四人で、研究対象の手話を話すゴリラを故郷の森に帰そうとする科学者と、その科学者にゴリラの帰還の資金提供を申し出る謎の男、無理矢理にその旅に割り込んできた謎の女、そして現地で雇われたガイド。
 科学者は純粋で学者バカで心底そのゴリラの事を心配している。資金提供者は、実はそのゴリラがソロモンの財宝が眠る場所に行った事があると知り、その目的を秘めている。女は企業から派遣された調査員で、同じく財宝を求めて送られた先発隊が連絡を絶ったのを探すために紛れ込んでいる。加えるなら、その行方不明の先発隊には彼女の婚約者も含まれている。最後のガイドは、完璧にプロであり、チームの安全と旅程を考えるリーダーである。
 「失われた世界」からずっとありがちな秘境探検ものだが、ゴリラと科学者を自然と接点とし、財宝という形で秘境への憧れをわかりやすい形で表す。女は途中まで主目的が財宝なのかなんなのか不明だが、途中で恋人を探していると判明し、ミステリアスさと、ロマンスを担わせている。ガイドは、全員を守る父性であり、同時に自然に対する力である。つまり、チーム全体を守るガイドの父性とゴリラの母性(ゴリラが科学者を守るシーンが出てくる)の中に、自然と交流しうる純粋さと、自然を制圧しようとする欲望、そしてロマンス(これはジャングルに対する憧れの要素も含むとみなしうる)を内在させる。また自然とは、純粋さの象徴でもある。純粋さはそこに土足に立ち入る者を排除しようとし、人間は純粋さを求め、そこに近づきうるがそれを征服し所有することは出来ない。そしてありがちだが、最後に欲望は自滅し、その他が生き残る。最後にゴリラが自然に帰るのは、自然と人工が相容れない、距離を置かねばならないことであるのと同じく、欲望を抑える術を覚えた子供に母親の庇護が必要となくなることを示すのかもしれない。内在する別々の要素を、外周の父性と内周の母性、そして場所としての目的の一致で対立を抑えて、あくまでそれぞれの独立した行動でめいめいの立場を示し、最後の分裂に持っていく。小道具は陳腐極まりないが、各々の役割に徹して忠実に演じた人物と、構造としてはなかなか伝統的で堅牢なパターンを踏襲しているあたりで、結構楽しめた。
 あ、ちなみに今日から上についてるバナーはアトランティスの例のアレね。アトランティスに反発してるってより、純粋にネタとして面白いから。