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2006年01月11日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] 昨日に比べりゃ平和

  ノエイン 。カラスとの戦いに乱入した「ノエイン」により消失したフクロウ。カラスも重症を負い自己回復が不可能な状態に陥っていた。ハルカとユウは担任の雪恵と友人たちに助けを求めるが、カラスを救う方法がわかるわけがない。しかし、イサミたちはたまたまトビとアトリに出くわす。アトリにびびりまくるイサミだが、アトリはデコヒーレントの影響か、傷のせいか、記憶をなくして完全に無害化、ミホを妹の「サラ」と勘違いする。その彼らによれば、大量に喪失したレイズを補給することが出来れば、カラスを助けられるかもしれない、という。ハルカたちは雪恵の車でトビの指し示すレイズの収束ポイントへ向かうが、フクロウを殺したのはカラスと勘違いしたコサギが、再び彼らの前に立ちふさがる。
 いや、すげえびっくり。アトリが生きていたことにもだけど、まさかこういう展開とは……子供のようになって「サラ」という子に異様に執着するが、その子がアトリの歪みっぷりになにか関わってたんだろうか?
  復讐心と憎悪をカラスにぶつけようとするコサギは、フクロウを殺したのはカラスではないというハルカの言葉にも、龍のトルクは終局からまだ遠いこの世界にあってこそ次元を救うかもしれないというトビの言葉にも耳を貸そうとしない。そのコサギに「約束だから」と相対するアトリ。おいおい、急激に泣かせキャラになってますよ?
 そしてカラスとフクロウとの別れ。ラクリマ世界でのアマミクの反応は出なかったけど、フクロウは粛々と自分の運命を受け入れた様子。毎回毎回切ないシーン入れてくるなぁ。
 ラクリマ世界には残り二人となった竜騎兵のうちコサギは聞く耳持たず、クイナはシャングリラと通じてる。ラクリマ世界の崩壊は、もう確定してしまったもののような……
 来週はアトリとトビがハルカんちに居候? その上ハルカママの過去話?

  ムシキング 。ポポのウジウジも、長いですなぁ。でもきちんと自分の意思を持つよう、段階を踏んでる。助けを求める者があり、そして力をどう使うかを決めるのは結局自分だということ。いい加減、悩みのトンネルもこのくらいで抜けて欲しいところだけど、アダー陣営にも異変あり。デュークが造反? チョークは昔受けた恩義に則り、あくまでデュークに着いていくつもりのようだけど、実の息子と言うポポを襲うデュークを、ソーマはあくまで信用しない。デュークは本当にポポの父親?
 次回は新エンディングに登場していたキャラが登場、そしてセランに大きな転機が?

  「555ファイナル」イベントレポート 。1/8に開催された、 半田健人 ファンクラブ開始とのタイアップ企画? 番組終了後二年を経て行われたイベントですが、おもちゃを手にした子供さん連れもたくさん来て大盛況だったとか。二年たっても子供のファンがたくさんいるってのは、素直にすごいことかと。私も大人なんで「番組放送中に『子供無視のマニア向け自己満足番組』なんて言った奴出て来い!」だとか言いませんよ? いえ、本当に。プロモーションにアジア各国を回ったときの熱烈な歓迎(ライダーとかは放映されてるけど、出演者がプロモーションに行くことは稀らしい)ぶりとかも面白いんですが、それ以上にあいもかわらぬ物凄い建築物マニアっぷりが……(^^; 公式サイトにも こんな日記 があります。


2006年01月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] イメージ戦略

  陸自に感謝を伝える長野、新潟両県知事Y!hl )。アニメタイアップ広報では空海に遅れを取っている陸自ですが、こういう人々の生活に密着した活動を行ってるわけで、こういうのはきちんと流して欲しいっすね。
 でも、陸自って確かにアニメとかとのタイアップの相性悪そうだよなぁ……この手の災害救助活動は重要かつ身近だけど、災害救助物にはしにくいし、戦闘をやっちゃうとリアルすぎるし、怪獣映画では時間稼ぎとかやられ役が多いし、かと言ってまおちゃんは……つか、あれ日本の戦車じゃないだろ……いかん、なんか涙が出てきた。大丈夫、「ガメラ2」があるさ……

 そういうイメージ戦略は、大事だと思う反面、イメージが先行してなんだかなぁ、と実は思うときもないではない。と、言っても私が抱いてるのも実はイメージに過ぎず、世間とのイメージのズレに違和感を抱いてるのに過ぎんかもしれないけど。
 最近映画で話題になってる戦艦大和も個人的にはそういうイメージのずれがあったりするのだけど、閑話休題。とはいえ、自衛隊の広報タイアップはやってる業務を知ってもらうってのもだけど、「見慣れてもらう」ってのが大きいのかもなぁ。ヒステリックな拒絶反応の一部は、良くわからないものに対するものであろうし。

[アニメ][マンガ] エウレカセブン次期OPとか

  エウレカセブン の新主題歌(OP)に NIRGILISの新曲「sakura」がなることが発表されたbounce.com )そうな。って、シングルCDは3/1発売って……つか、ぶっちゃけ NIRGILIS って知らないんですが、オフィシャルサイトで曲の視聴をしてみたところ(「sakura」はありません)、明るくポップで結構いい感じかと。ところで「ポップ」って日本語でどう表現するんですかね? 「ポップコーン」のポップとは違うよな。popularの略だろうし……

 週刊チャンピオン。このところわりと気になってる連載「サイカチ」はヘラクレスオオカブトを使って虫の「怒り」を制御する練習を。クワガタが一瞬で怒りにスイッチが入りオフするのに対し、カブトムシはなかなか怒らないが一旦怒ると静めにくいという差が有るのを利用して、制御しにくいカブトムシを御することで怒り状態の甲虫のコントロールを特訓しよう、という理屈らしい。流石にこういった虫の生態に関することはコンピューターゲームとかじゃ出てこない。ヘラクレスオオカブトを選んだのも、単純に人気だからということじゃなく、ツノを使ってのはさみ方がクワガタの大あごの挟み方と似てるから、という、それらしい説明がなされている。なにより驚いたのは、練習試合の相手なんですが……第一話のヤンキー虫使い・タカアキが、ヤンキーはヤンキーのままだけどまっとうな虫使いとして再登場。ヤンキー仲間からは呆れられながらもしっかり虫を愛する虫狂いとしていい奴になってる。甲虫相撲の様子も巨獣対巨獣といった雰囲気で、前肢を折りたたみファイティングポーズを取るところなんか迫力。連載当初はムシキングによる甲虫ブームの乗っかり企画の雰囲気のあった連載だけど、いや、これ面白いですわ。
 「無敵看板娘」。新キャラ・ゲストキャラ投入を極力抑えて定番キャラの絡みだけでテンションを保っているという、コメディとしては驚異的な連載なのだけど、なんと今回はあがり症マジシャンの辻君が卒業! 確かにあがり症は徐々に克服されてきてたけど、新キャラ登場どころか、成長による卒業があるとは……つくづく侮れない。
 「フットブルース」はフットサル大会で強敵と相対するけど、上背のあるそこのエース、なんか雰囲気が妙だと思いきや、実は……王道王道。つか、相手チームの男の子たちの反応がまったく面白い。(笑)
 「ガキ警察」。痴漢冤罪編後編。過去のゲスト女の子キャラが続々登場。読者サービスでもあるけど、新年一発目のスペシャル版的でいい感じ。出てくる相談に来る子たちも決して綺麗な身じゃないけど、それでも救い、というかやり直しができると雷が示すところがこの連載の醍醐味かね。
 「ナルトヤ!」はなんとなく掲載位置的にも展開速度的にもちょっとヤバ目かも。ヤンキーラーメンは力及ばず敗退してレースから脱落。その相手とナルトヤが勝負することになるのだけど、これまたひと波乱ありそう。


2006年01月13日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ソースにならないニュース

  小泉総理帰国の途に 中東和平の思惑かなわずY!hl )。 小泉総理大臣は、トルコ訪問を終えて、13日に帰国します。イスラエルのシャロン首相の緊急入院で、中東和平の仲介役を果たせず、年始めの外遊は思惑外れとなりました。え〜っと、他の報道を見ても、特に「失敗だった」という報道はないのですが、ANNは一体どのへんでそれを判断したのでしょうか……?  小泉首相トルコ訪問 現地メディア 破格の扱いにY!hl )と、唯一の訪問先となってしまったトルコではかなり歓迎ムードだったようで、それは無視なのだなぁ。シャロン首相の緊急入院は仕方ないことでさらに外遊前にわかっていたことなのに、それを今強調する意味がよくわからない……

  ドラクエ:発売から20年で初の欧州上陸へHotwired )。記事中にも書かれてるけど、意外。今回販売されるのはドラクエ8らしいけど、市場のタイプが違う欧州でどのように受け取られるのかな?

  民放の根幹を揺るがす、ある“深刻な”事態(1)〜テレビCMの限界が見え始めたnikkeiBP )。う〜ん、確かにテレビCMの有効性は以前から疑問視されていたけど、最近は番組自体をCM化する手法が多いんじゃないかな…… (参考: あるある大事典のニセ実験と洗脳 ) いずれにしてもこれが周知化したら、テレビ放送の形態は大きく変わらざるをえないよなあ。

[アニメ][マンガ] 新番組ラッシュもあともうちょい

  半分の月がのぼる空 。ウィルス性の肝炎で入院していた主人公と、転院してきた少女の恋愛もの? 事前情報何もナシだったのでナニか超能力とか妖怪とかが出てくるのかと身構えてましたが、そういうのはないようですな。その分地味というハンデがあるわけですが、それをフォローできるなにかがあったわけではないのが残念……おそらく原作は丁寧に二人の関わりを描写していったのだろうけど、原作第一巻を一話にまとめたそうで、そりゃはしょりすぎだわ、という感じでとにかく話が流れていったという印象しかない。う〜ん、スタッフには申し訳ないが、あまり原作を大事にした企画とは思えなかった。

  かしまし〜ガール・ミーツ・ガール 。世間では「あかほりさとる原作 なのに 面白い」とか「作画担当(桂遊生丸氏)に丸投げだかららしい」とか、褒められてんだかなんだかわからない評価ですが(実際はどういう作業分担なのか知りません)、キャラクターメイキングとかいきなり宇宙人とかいう呆れるくらいあざとい部分は確かにあかほり作品っぽいのだけど、それ以外の部分、作風とかは全然違う。噂も存外的を射てるのかも……第一話は女の子っぽい容姿がコンプレックスの主人公・はずむが想いを寄せてた女の子と仲良くなって、周囲の後押しもあって思い切って告白したのだけど玉砕。未練を断ち切るために植物採取に良く出かける山に入ったのだけど、そこで宇宙船と衝突、命を落としてしまう。宇宙人は規定によって死んだはずむを再生させるのだけど、その際性別を間違えてしまい、はずむは男から女に……
 まあ、ぶっちゃけ、そういったスラップスティック的要素よりも、突然女になってしまった少年を中心に、男だった時に告白されたけど男を意識できないが故に拒絶した少女、ずっとそばにいて密かに想いを寄せていた幼馴染など、ジェンダーの転換によっておこる関係の変化を結構きめ細かく描いている。スタッフもその辺の妙を心得てるようなので、安心して見れそうな部類かな?

  おろしたてミュージカル練馬大根ブラザーズ 。「落語天女おゆい」と並んで今期「鬼が出るか蛇が出るか」な新番組。「はれときどきぶた」以来、強すぎる作風の個性のためにイマイチぱっとしなかったナベシンことワタナベシンイチ氏の、個性的というか個性の強すぎる新作。メインライターに新ルパンの頃からのベテランの浦沢義雄氏を迎え、しかも主演は松崎しげる氏。「ミュージカルコメディ」というただでも難しいジャンルにアニメで挑もうというのは意欲的。どうなるかと思っていたけど、看板に偽りなくブルースブラザースばりと言っては言い過ぎかもしれないけどとにかく歌って踊って細かいことはノリでふっとばし、松崎しげる氏もかなりノリノリで演技していた。監督特有の下品なギャグも、シンプルな線のキャラと勢いであまり浮かずに済んだのが勝因? そういや、松崎氏ってアニメアフレコはこれが最初じゃないんだよな……「コブラ」の劇場版アニメで宇宙海賊コブラを演じてたっけ。テレビ版とは違ってたので違和感があったけど、独特のやんちゃでイナセな感じが結構良かった記憶があり、これも時は経ているけど同じ印象。心配なのはミュージカルを標榜している以上動きまくることになるのだけど、製作体制がどれだけついていけるかが……
 って、オープニング作詞が「石井竜也」って、カールスモーキー石井?
P.S.作曲が金子隆博氏だから、まず間違いないよ……>カールスモーキー石井

 今日の買い物。 サイカチ《真夏の昆虫格闘記》(1)/藤見泰高・カミムラ晋作
 週刊少年チャンピオンで連載中の本格昆虫格闘マンガ。原作の藤見氏は昆虫ライター兼マンガ家だけあって、虫の生態や格闘テクニックに詳しく、なにより虫への愛にあふれ、変に擬人化してないところが良い。新人のカミムラ氏も絵柄がややこなれていないところもありながらも、虫相撲の迫力を描ききる実力の持ち主。わりと女の子キャラが多くツンデレ幼馴染からドジっ子ダサ系けどナイスバデ年上、高飛車女王様までそっち系のニーズにも対応してます。


2006年01月14日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 久々の連絡

 知人から久々に連絡がありまして……このところ音信をとってなかったのですが、その知人の勤める会社が結構いろいろ大変な仕事をしてるのは知ってまして、どうしてるかなぁと思っていたのですが、その矢先、人伝で彼がその業務に配置転換になったことを知りまして。大丈夫かな? と思ってましたら、その知人から、今日久々にメールがありました。
 状況がわかんないのもそうですが、便りがないのが一番不安を煽っていたので、大変安心いたしました。それに加えて、しばらく音信を取ってなかったにも関わらずこのような気を遣っていただけたことにひたすら感謝感謝なわけで。
 大変であることには変わらないけど、安心し、なおかつなんか嬉しかったです。

[アニメ][マンガ] 新番組ラッシュもラスト?

  フェイト/ステイナイト #1。ん〜、予想通りの出来。つまり、悪い意味での予想通り。
 つってもこれはスタッフの力量不足が必ずしも原因ではないだろう。原作の骨格構造が悪いのだから、その構造を維持したままではどうやってもある程度以上には出来まい。原作作り手側が自分が作っているのがジャンクフードと気づかず、フルコースのつもりでいるというのが一番の問題だろう。ジャンクフードが悪いということではなく、ジャンクフードはジャンクフードとして供し、また食べるべきもので、フルコースぶった上にごてごて山盛り出すのは間違い。単純に言えば、登場人物も設定も多すぎで完全に作り手側からして消化不良を起こしてる。ゴシック様式を目指しているはずなのに、原作者がそれを自覚せず、その様式にあまりに無知すぎセンスもないのでただごちゃごちゃしたものだけが出来た。
 それが第一話の出来の根本原因。スタッフも大変ですね、としか言いようがない。これで「原作をダメにした」とか、文句言われたらたまらんわなぁ。でも、演出面でまだ余地がある気がするけど。
 とりあえず伝奇アクションとしてはノエインさんの爪の垢でも煎じて飲むべきですね。
 見る人が見ればわかると思いますが、今後良くなる予感ってのはあまりさせない。設計ミスによる破綻の兆候があちこちに見て取れるので。スタッフに神が降りてくれば別ですが……
 あと、これは好みの問題と言えなくもないが、どうにも主人公の薄っぺらさがなぁ……話を引っ張る中心の存在がコレなのは、やはりいかんでしょ。

  落語天女おゆい #2。圓朝が活躍してた時代ってことで、江戸時代編は調べて見ると安政から文久の間くらいみたいですね。つまり、必殺で言うと暗闇仕留人と必殺からくり人血風編の間くらい(って、必殺で言われてもなぁ)。
 前半の現代編はまあ、結構楽しく見れる。メインの一人妙が内気を通り越して陰気なところとか、小遊三師匠の落語シーンとか。唯の素人仕事との対比は良かったけど、ただ、落語シーンは最初から爆笑させすぎだったかな? これは演出の問題。最初はくすりと笑わせて徐々に、とやった方が良かった。江戸時代編も、美術は思ったよりがんばった形跡があるけど、戦闘シーンがかなり弱い。う〜ん、やはり美少女バトルとかなしで、現代のみを舞台にした方が良かったかも、と思ってしまうのだけど……

  ワンワンセレプ〜 それゆけ!徹之新 #2。タイトル間違ってました。「ワンワンセレブ」と思ってたら、「セレブなトイプードル」で「ワンワンセレプー」なんですな。それはそうと明日の生活費にも困る飼主の犬山家のために金策をどうにかしようとする徹之進。自分の身を売ってまで金策しようとする姿に打たれたセト様はじめ犬楽園の犬たちの協力により、値上がり確実の株を調べ上げる。それをパパに知らせるために、セト様の魔力により徹之進は人間に変身、セレブナイトに……
 って、そう来ましたか。子供番組なのにええんかなぁと個人的に少し思わないでもないけど、ま、これも昨今の時事風俗だし、隠すようなことでもないのでしょう。楽してあぶく銭なのは、まあ、子供番組ってのと尺の関係ってことで。でも、金銭感覚狂いっぱなしのおばあちゃんと奥さんは……なんかこの二人を禁治産者もしくは準禁治産者にした方が早い気がしてきた。って、心神耗弱者じゃないとダメなんだっけ?

 現在発売中の赤マルジャンプで「武装錬金」の完結編「武装錬金ピリオド」が掲載。「感動の」ではないけど、ひとまず綺麗にまとめましたか。


2006年01月15日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日はあったかい

 なんだか昨日からあったかい。暖房をつけてると暑いくらいにあったかい。ここんところの寒さが嘘のよう。天気予報を見ると、どーも明日明後日まで暖かくなりそうで……急に暖かくなられると調子が狂うなぁ。一昨日に大根を買ってきてせっかくふろふき大根作ったってのに。今日は今日でナベいっぱい煮物を作りましたが。

[アニメ] 無敵家族?

  エウレカセブン 。レントンはエウレカが父アドロックと面識があったと知り、どうして今までそのことを言わなかったのかとつい責めてしまう。エウレカは「父親」をめぐる感情のレントンとのギャップに悩むが、その様子を見たヒルダとギジェットがレントンに無理やり迫られたせいだと勘違い。一方レントンの方もノルブに「(特別な存在として意識するのではなく、普通の女の子としての)エウレカとどうなりたいか」と問いかけられ、マシューとムーンドギーを巻き込んで話は頓珍漢な方向に……
 久々のバカ乗り。ムーンドギーの空気を読まない「レントンとエウレカって……できるの?」発言には爆笑。エウレカの発言を誤解したホランドも暴走。なにこの期に及んでのこのノリ? と思ってたら、ちゃんと話の展開につながってました……なるほど。
 状況自体は悪化の一途。情報戦を制し首都を制圧、三賢人も排除したデューイに対し、もはやなすすべがない。ストナーは捏造された真実を覆す方法を求め、人間のレントンとコーラリアンのエウレカが一緒に写った写真に光明を求める。エウレカがコーラリアンと知られれば多分大変なことになるわけで、それでもまっすぐに立ち向かおうとするのはレントンたちの無知さゆえか、幼さゆえの強さか。
 しかしノルブのダンボールハウスは……(笑)

  マジレンジャー 。次の神罰執行神、ティターンは優しい神だった? その優しさを見抜いた芳香の言葉により神罰を取り止めたティターンだったが、絶対神ン・マ転生の依り代として選ばれてしまう。ティターンが死ねば、その魂を生贄にン・マが蘇る。ン・マ転生を防ぐためにティターンが向かうのは……?
 って、「アフロちゃん」はねーだろ、「アフロちゃん」は(笑)。ティターンが命の尊さに目覚めたり芳香との間に友情が芽生えるのは、流石に駆け足すぎ。ティターンが異色な神ってのは、先週匂わせてたけど。暗黒神のワイバーンは普段の好青年っぽい態度をもはや繕おうともせずウルザードに傷つけられた怒りを露にしてティターンやマジレンジャーたちに迫る。暗黒神はティターンを除いてもあと四柱いるんだけど、きちんと決着つくのかな? 次回予告では赤いウルザードが出てるんですが……

  響鬼 。重病に冒された直美にパネルを見たいとせがまれ、その練習のため一旦鬼の修行の中断をヒビキに申し出る明日夢。それが自分の進むべき道かと問いかけるヒビキに、明日夢は「それはわからないけど、明日死んでも悔いがないよう、精一杯生きたい」と答える。
 ヒビキが師匠を持ってないってのは、以前の発言と齟齬があるような……まあ、製作体制交代時に組みなおしたコンセプトとは一致してると思いますが。ヒビキが師匠としては実は不完全な存在とすることで、弟子・師匠双方の成長を描こうってことだろう。
 桐矢は明日夢の選択が理解できず、パネルの練習をする明日夢に食ってかかる。こんなに気取ってない桐矢ってのは初めてだな。思いもかけない明日夢の答えに逆に師匠としての自分の道を悟ったヒビキは、イブキ、トドロキを置いて一人で清めの儀式の場へ……ハイパー童子・姫も自己の存在への疑問に目覚め、創造主に反逆、崩壊の憂き目を見る。それぞれがそれぞれのピリオドを迎えつつ、次回最終回。

  ゾイドG 。奪還したトラフの街を拠点に、体制を組みなおすディガルド討伐軍。各地の抵抗勢力もトラフ奪還の噂を聞きつけ続々集まりだす。その中には無敵団の姿も……一方、トラフの再占拠の命を受けたザイリンは、バイオボルケーノとバイオラプトル・メガラプトル軍団を率いてトラフの街へ。巧みな戦術により城壁へのボルケーノの侵入を許すが、ルージがその前に立ちはだかる。しかし、ムゲンライガーでもバイオボルケーノには敵わず、徐々に圧されていく。そして危機一髪というとき、突如ボルケーノの中のザイリンの意識が朦朧となり……
 趣味の悪いカラーリングのモルガでバレバレな通り、無敵団再登場、しょぼ! と思ったら、いきなり「無敵兄者!」「無敵妹!」ってなんだよ!(笑) 今まで地味に脇を抑えた役どころだと思ってたティ・ゼの部下、ア・ランがア・カンの兄とは……っつーか、あのノリは家系かい! ルージたちも久々にもかかわらずちゃっかりポーズを取ってるし。ってか、確認の方法がそれかい!(笑) しかし前回は作画が良作画だったのに、無敵団は作画にめぐまれないというジンクスがあるんか?
 そんなアホノリとは裏腹にザイリンはトラフ奪還の作戦を練る。単純な作戦じゃなくちゃんと二重の作戦を取ってるところは、本当に無能なわけじゃなかったんだなぁ、と改めて感心。とは言えゾイド乗りとしての矜持が強すぎるところが、司令官としては失格か……戦闘シーンは偵察・斥候から通信手段、守備の対応など、しっかり描いてる。個対個では弱いシリーズだけど、こういう戦闘シーンはちゃんとやってるなぁ。戦闘中の食事シーンてのは、本当に珍しいんじゃないか? 実際に食事係が敵に狙われながら血まみれの握り飯を届けたりという情景は、兵士の手記などにも描写されてる。
 ザイリンはボルケーノでムゲンをあと一歩というところまで追い詰めるが、ボルケーノ操縦の負荷により意識が遠のく。ところがボルケーノが勝手に動き出し、バイオメガ粒子砲でルージを仕留めようとする。このことが、ザイリンのボルケーノとジーン総司令に対する疑念を引き起こした?
 細かいところではボラー司令官への処遇の情状をトラフ市長みずから嘆願したり、トラフの戦略的重要性を強調したりというあたりか。って、それじゃジェネレーター壊して使い物にならなくしちゃダメじゃん!>フェルミ


2006年01月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ライブドア家宅捜索

  東京地検、証券取引法の風説の流布の疑いがあるとしてライブドアの関係先の一斉捜索へFNN )。が、Livedoor側の発表は ライブドア、証券取引法違反により捜索を受けたとの報道を否定Y!hl )。どっちが本当だ?
 と思ったら 東京地検、証券取引法違反容疑でライブドアを捜索へ日経 )。  「NIKKEI NET」で16日午後4時過ぎ、「東京地検、ライブドア捜索・証券取引法違反容疑」との記事を一時配信しましたが、その時点で家宅捜索の事実はありませんでした。当該記事は既に削除済みです。ということで、第一報の家宅捜索は間違い、証券取引法違反容疑の為に地検が動いた(捜査令状を取った)のは事実、ということか。(18:04の時点で) よく見りゃFNNのも「家宅捜索の方針」だったか。で、現在→ 東京地検、証取法違反容疑でライブドア本社など家宅捜索日経 )。
 まあ、別にこれが即堀江社長失脚ということにもならんのでしょうが……


2006年01月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なーんかライブドア関係がすごいことになってるようで

 関連会社が軒並みストップ安だとか、なかなかすごい状況になってますな。昨日の日記に「これが即堀江社長失脚にならないだろうけど」と書いたけど、ちょっと予想が甘かったのか? まあ、後から立て直して反発するのかもしれないですが……マジで先行きが読めん。
 でも、マスコミがかなり糾弾調なのが驚いた。糾弾調というか、正確には「あ〜あ。だから言わんこっちゃない」てな感じか。「強引な手法でマネーゲームを演出」とか、別にマネーゲームを云々批判はしませんが、昨日今日わかったことでもあるまいに、今更すぎて、それはそれでなんなんだかなぁ、と思ってしまってもしかたないでしょう? 結局、堀江社長はプラス側マイナス側どっち方向に振れようがマスコミ的にはトリックスターってことなんでしょうな。

  「バターン死の行進」記事、ユダヤ人団体が文春に抗議読売 )。なんだかよく意味のわからないニュース。当時の行進と現在のこのレポートをまったく同じに比較するというわけにいかないのも確かだが、なぜユダヤ人団体が??? そりゃ、当時の捕虜の中にはユダヤ人もいただろうけど、なんか妙な感じ。 愛・蔵太の気ままな日記さんの1/16 にあるとおり、バターン関連の書籍を出版してるレスター・テニー氏へのつながりがいろいろアレそうですが、まあ、二番煎じだし確証はなさそうだしで深く突っ込む気もナシ。ただ、過酷な状況には違いなかったけど、日本軍の受け入れキャパを遥かに超えた投降だったとか、日本軍自体物資不足、特に衣料品が大きく不足していたとか、行進そのものは捕虜を苦しめるための虐待、というイメージは、異なっているような気はします。一方でそういうレベルではない話も一部にあって、そこにいろいろ胡散臭い名前もあったりして、批難がまったく正しいとも思わないけど、まったく非人道的行為がなかったというわけでもない、もっと込み入った状況だったようです。まあ、極限状態を現時点の基準だけで云々するのもどうかとも思いますが。

  民主党:対中政策で折衷案 「国の脅威」否定で調整へ毎日 )。まー、民主党も苦しいところですな。まったく同情はしませんが。少しでもまっとうな政治方針を打ち出してくれれば、応援する気にもなるんだけどねえ。

[アニメ] 新番組二話目

  よみがえる空 #2。北陸沿岸を襲った地震に、内田の配属された小松航空救難団にも出動がかかる。内田は非番だったが、隊に出頭。正規パイロットが捻挫していたこともあり、本郷三佐に挑発されて予備パイロットとして現場に出ることになる。UH-60Jで彼らの向かったのは被害の大きかった東うるま島。そこでは、避難場所になった小学校に多くの被災者が助けを待っていた。怪我人の収容を内田も手伝うが、被災者が家に忘れた薬を取りに行ったついでに、家にいた猫を連れて帰る。ところが、それを見た女の子が両親に言われ家に置いて来た飼い犬を連れて来ようと、家に向かってしまった。内田は自責の念から制止の声も聞かず飛び出してしまう。
 日常から一転、被災の現場に。一話でなにも起こらない情景を描いていただけに、そのギャップが浮かび上がる。「航空救難隊にいる意味」をなにも持たない内田だが、この事件を通してそれを掴んでいくのだろう。ただ、ちょっと引っかかるのが救難隊の中心となる本郷三佐の描き方。「新人を鍛え上げる鬼軍曹」という役どころだが(三佐なのに軍曹ってのもなんだけど)、どちらかと言うと今のところ小うるさい生活指導係の先生のように映ってしまう。ハートマン軍曹みたいなキャラの場合、徹底的にしごきあげ、これまでの常識やプライドをこそぎ落とすと共に苦しい課題を与え、それを乗り越えたことによる自信と誇り、引いては組織に対する帰属意識を身につけさせるという意味がある。どうも本郷三佐の言動から、どこまで考えているかが見えてこないものが結構あるのだが……(特に自転車云々のあたり。隊や現場での言動は、そうは感じないが)
 内田を鍛え上げる本郷三佐はじめ周囲の描き方が、この作品がどうなるかの肝かな?

  タクティカルロア #2。「護衛艦狩り」に襲われた漂介の乗る「パスカルメイジ」。正体不明だった敵艦は、軍から奪われた最新鋭の実験艦だった。姿の見えない敵に、暴風雨の中にあえて突っ込むことでかろうじて勝利し拿捕する。しかし奪われたとはいえ軍の艦に損害を与えたことや、パスカルメイジを快く思わない保険部担当官の濱口の報告により乗組員は全員艦内に謹慎、艦長の七海は事情聴取のために軍本部に向かう。七海が本社についた矢先、本部で爆発が起き、銃を持った女が七海たちの車を乗っ取る。彼女は「護衛艦狩り」の仲間で爆発も軍本部に収監されていた護衛艦狩りによる襲撃だった。
 あれか。濱口レマラは政治将校か。いや、監査役だけど。ま、民間組織だから採算は取らんといかんのだけど、交渉可能な相手だとは……戦闘シーンは、絵はそんなに悪くはなかったけど、相手がマヌケで勝ったという印象が……敵との攻防をどう描くかってのは、重要なんだけどなぁ。ゾイドG程度でも結構「おお」と思ったりするものだけど、それは望むべきもないか……? 監督によれば一話目はコメディ方面、二話目はシリアス方面に振っているらしいけど、まあ、シリアスに振ってもここまでか、と示している気も。基本的には女の子を見せるアニメだから、見所は勘違いしてはいけないのだろうなぁ。ってワケで護衛艦狩りの仲間のゴスロリ女ハァハァ。
 翼をからかってた男キャラはこれからもからむのか? しかし、翼にマジギレされてとまどってたが……基本的に生真面目な相手にあれで怒らないと思うってのは……
 今回、もっとも引っかかったのは、最後の七海が泣き崩れるくだり。これまで強がってたってことと、クルーは部下というより家族のようなものということなのだろうけど、ちょっと弱みさらしすぎというか、変という印象は免れない。まあ、女の子を見るアニメというところを間違えなければ、多分それなりに楽しめるんでしょうな……


2006年01月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 好きよ好きよも

  北岡悟選手、『おねがいマイメロディ』で声優デビュー!PANCRACE )。
  おねがいマイメロディ ファンで番組を見て思いついた自身の技に「メロディマーク」と名づけたパンクラスの北岡選手が声優として登場するそうな……ファン冥利には尽きるでしょうな。

 なんか昨年末、自宅&職場の比較的近くに125kg型の不発弾が見つかったそうで、21日に撤去作業が行われるんだそうで。職場に区から来た通知が回ってきました。こういうところでも陸自。でも、うちや職場は避難区域に入っていないとはいえ、当然不発弾の周辺は当日立ち入り禁止で……一人でも市民が残ってると作業が行えないそうで、流石に見物なんぞに行けるわけもなく。でも見たいなぁ。もちろん行きやしませんが。

[アニメ][マンガ] ノエインさん+2

  ノエイン 。レイズの補給により助かったカラス。アトリとトビは野鳥保護のNGOという名目でハルカの家に下宿する。いつもの面々を交え、なごんだひと時を過ごす一同。しかしユウはカラスと仲良くするハルカの姿に嫉妬する。ユウの様子に気づいたカラスは木の上で二人きりの話をし、もし自分がハルカを守りきれずに斃れたときにはユウがハルカを守れ、と言う。一方、ハルカは壁にある、電話線の繋がってない古い電話がなるのを聞く。受話器を取ると、出たのはハルカの父、黛拓也だった。しかし、その声は母と離婚する前のもの。そのとき龍のトルクが発動し、ハルカは父と母が離婚直前の過去の時空へ。いさかいをはじめた二人に、ハルカが悲鳴を上げると、時間が巻き戻りまた同じ光景が繰り返される。だが、何度も繰り返すうち……
 今回はひとまず小康状態? でも、きっちり切なさ炸裂。ユウはカラスに嫉妬の気持ちをぶちまけるが、ユウがいつハルカに恋し始めたか、カラスとは違っていたのか意外な顔。自分と相同の存在だけどそうじゃない。ハルカもカラスの知ってるハルカとは違うけども、それでも守り続ける。ハルカもまた、相同の世界を、両親の破局しない世界を求めて、さまよう。きっとどこかにはそういう世界もあるのだけども、その世界を見つけてもハルカの世界は変わらないし、きっとそこには異なる現在があるはず。ハルカは時をさらにさかのぼり、両親の出会いを見て、過ちだから、辛いからと過去を変えてしまうことは正しくないことだと知る。きっとカラスも過去をやり直すためにではなく、このハルカたちの未来を守るために戦ってるのだろう。そして、別の時空の未来のハルカからの「大好きなユウを守って」というメッセージ。それはあるいはラクリマのハルカの……?
 しかし事態は急を告げ、シャングリラの手がこの時空に伸びてきた兆候が。絶対臨界回避の方法を求め、ハルカに会いに来た黛と接触しようとする内田、郡山とカラスの対決、そしてアトリにも異変が? サブタイトルはズバリ「シャングリラ」だけど、シャングリラは一体どういう時空?

  ムシキング 。アダーを排除し、自分がすべて事を進めようとするデューク。デュークのやり口にどうしても従えないソーマはデュークと決別するが、やはり自分の価値を求め、守護者の証をめぐってポポとの決着を求める。一方ポポたち一行は、石炭や石油でいっぱいの化石の森にさしかかる。引火の危険があるため火が起こせないこの森で、突然セランが水晶の結晶のような繭をつくり、閉じこもってしまう。セランの変化を感じ駆けつけたグルムによると、セランは真の姿と力を得ようとしているという。化石の森で繭を守りながらセランの目覚めを待つポポたちだったが、そこにソーマがギラファクワガタを引き連れて現れる。
 ソーマの件も、これで解決かな? 目覚めたセランは広いデコとつぶらな瞳にその痕跡を残すけどもぐっと頭身の上がった美少女に。ポポの持つ守護者の証は森の力を吸い取りムシキングに与えるものだが、セランの力は「癒し」。守護者の証による黒い森化を食い止める鍵? しかし、セラン、羽は生えてるし繭は作るし、森の民じゃ絶対ないよな……造反によりデュークの正体がまた不明になってきたけど、アダーもこのまま退場とも思えないし、三つ巴の争いになるのかな?
 次回、素手で甲虫と戦う男って……マスターアジア?

  アニマル横丁 。新キャラであみちゃんのともだちのくーちゃん登場。常識人だけど、趣味の編み物はカバーばかりというちょっと変なところも……華がないのを気にしてるクマのケンタがくーちゃんに一目ぼれするが、くーちゃんはケンタをぬいぐるみだと信じていて、本当のクマは怖がるので言うに言えず、うさぎのイヨにそこを徹底的にからかわれることに。
 基本定番キャラの密室劇だけど、毎回よーやるなぁ。すごいやね。

 で、買い物。今日じゃないけど めもり星人/海野蛍 とか、 夢幻紳士 幻想編/高橋葉介 とかサンデーGXとか。


2006年01月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他][マンガ] まーいまさら言うてもしゃーないですが

  NET EYE プロの視点:日本外交の失われた10年日経 )。のっけの見出しが「中国の台頭を無視し続けたチャイナスクール」と、産経と見まがいそうなコラムですが、日経です。っつーか、いまさらそんなこと言ってもな風味もありますが、言ってることは概ね正しいのかと。中国と外務省を絡めて仕事をした人が「どこの国の外務省だ!」と怒ったという話も聞きますしね……中国を敵対視するのではなくむやみな友好を口にするのでもなく「正しく評価する」ってのが必要。コラムの分析にもあるよう、今日対中強硬路線を打ち出さなければならないのも、この過去の過剰に中国に甘い路線が原因の一つでしょうね。まったく本末転倒ですが。

  「チワワCM中止を」=広告審査機構に申し立て−アイフル被害対策全国会議Y!hl )。これは、テレビ局に品位のかけらでもあるならそうすべきでしょうね。つまり、現状を見るにテレビ局の品位というのは、そういうことだということです。それに乗る方も悪い、というのは一見正論だが、人間はそもそもそんな頭のいい生き物じゃなくって統計学的振る舞いに従う程度単純な生き物だって事。性質の悪いのは、自分もそんな人間の一人だということを往々にして忘れがち。そしていいように食い物にされる。

  公明党の神崎武法代表は格差拡大を明確に指摘共同 )。え〜、 経済格差「確認できない」 内閣府、関係閣僚会議で共同 )ってニュースもあるんですが、内閣の示したデータに別のデータできちんと反論したのでしょうか? 単純に格差問題を選挙で展開したい公明党と、そうでない自民との意見の相違にすぎないように見えるんですが。まあ、具体的な論の展開がわからないと断定は出来ませんけどね。

 人に薦められてから購入まで半年ばかり、読み始めるまでこれまた半年ばかりと言う積読ぶりの 福野礼一郎の宇宙 甲 を読んでるのだけど、タバコの話が出てきてて、一度禁煙したときはタバコの臭いがきらいになったりして、常にイライラしていた、ってな感じのことが書かれてた。自分はタバコは吸わないけど、基本的に煙がもろにかからなければ気にしない。だが、元喫煙者とかの反応とか見てると、確かにそういうのはありそうだ。嫌なら嫌で「やめてくれ」ってのは至極まっとうなんだけど、禁煙禁煙言い出す前は、こんなにピリピリした世の中じゃなかったんじゃない? というのが個人的にはイヤってのはなくはない。第一、そんな副流煙を気にするまで長生きしたいか、とも個人的には思ってるし。

 「最強伝説黒沢」で、チーマーに狙われたホームレスに決起を促す黒沢が、戦争ものとか読んでるとすげえぞ、命がかかってるのにうかつなんだ、と力説してたが、確かに、とうなずいてしまった。確かにそんなものなんだよなぁ。相変わらずまったく無意味に才能を開花させてる主人公だ。ホームレスたちの打てど響かず笛吹けど踊らずぶりも相変わらず。(笑)

 「サイカチ」は、老け顔のチーマー虫使いタカアキがいかにカブトムシ使いとして更正したか、という前半と、ヘラクルスとコーカサスのバトルの後半。コーカサスって、あんな行動取るのか(ガトリングパンチはやりすぎにしても)。変にゲーム向けの必殺技作らなくても、十分虫の生態、面白いじゃん。


2006年01月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 韓流パチンコって……

  練馬大根ブラザーズ #2。前回は美少年好きのゲイの社長が悪役のゲイ能界編だったが(某ニーズを連想するが、それは言わぬが華)、今回は某韓国スターそっくりの店主が経営する韓流パチンコ。店員に韓流スターのそっくりさんを揃え(実は整形)、韓流に入れあげるおばちゃんたちから出玉を吸い取る悪事を働く。って、各所からヤバイヤバイという評判は聞いてましたが、無茶苦茶毒が効いてますな……パチンコ(パチンコ経営者には半島系が多い)、整形(韓国では整形が多い)、あるいは他人の土地を勝手に私物化とか……見る人が見たら、かなりキワドイネタですわ。アニメ業界、韓国スタジオには苦労させられてるだけあった黒い黒い。
 と言っても結構上手いこと処理してて、これらのネタは「韓国だから」という関連付けはどこにもされてない。ライバルでロシアパチンコとかインドパチンコとか中国パチンコ、メキシコパチンコと、経済的に成長株の各国を出してみたり、第一店主も韓国人とも日本人とも言っていない。だから、表層的には単に「韓流を利用してあくどい真似をする奴を懲らしめる」というだけに過ぎない。これより、毎回流れるであろう消費者金融CMネタの方がヤバイかもしれない……某フルのCMソングは流れるたびに「忘れないでお金よりも大切なものがある」ではなく「忘れないでお金よりも大切なものはない」と脳内変換されてますから……実は悪の親玉は消費者金融で最終回で対決とかやったら、まさしく神扱いですな。
 某ヨンジュンそっくりのパチンコ店店主の声が、80年代アニメの美形主人公御用達の井上和彦なのが、ナイスマッチというか。しかし前回の偽オーディションに騙された宇宙人たちはともかく、今回のおばちゃんたちは自業自得(しかもヒデキの畑を荒らしてるし)だよなぁと思ったら、最後におばちゃん対自衛隊の地域紛争に。ワロタ。
 風刺ってほど時事問題特異的じゃなくって、言ってみれば市井の愚痴的なものだけど面白いことは面白い。次は病院が舞台だそうだけど……

  かしまし 。女の子になってしまったはずむは、戸籍も変わり着るものからすべて女の子として生活することに。マスコミの好奇の目には晒されるが、級友や友人たちははずむを快く受け入れる。しかし、女の子になってしまったことを素直に受け入れた様子のはずむに、彼(?)への恋心を自覚したばかりのとまりは苛立ちを隠せない。「見た目が変わっても変わらない」と言うはずむに、とまりの苛立ちはさらにたかまるが……
 あかほり氏の上手い(?)ところってのが、あからさまに作風の違う作家の原作になってみると、はっきりとわかりますな。要は、はずむの周囲の人々(それもごく狭い)だけに焦点を合わせ、それ以外ははっきり言って舞台装置であり、背景でしかない。どうでもいいというわけじゃないが、引き立たせる以上の役割ではない。無茶苦茶な割り切りよう。だからそれ以外のキャラの行動がパターン過ぎるとか、ありきたりだとか、まあどうでもいいことなんでしょうな。でも、「オネニーサマ」ははげしく要らんと思いますが。
 今回はとまりがはずむが自分の知ってるはずむでなくなったことにとまどい、まずは受け入れるまでの話で、お見舞いから逃げてコンビニで時間を潰すなどのシーンは、作画の桂遊生丸氏の感性の方だろう。

[その他] その文脈を今更使うか

 テレビを何気なくつけていたら、NHKのニュースでライブドア関連のニュースを流していたのだけど……「やっていたことは企業経営ではなくマネーゲーム」「手法が強引」などなど、お定まり(事実に反しているということではない)の文句が。まあ、それはいいんですが、「法に触れない限り、儲かればなにをやってもいいという姿勢が問われた」というコメントを集めてきたのには参った。今まで散々それを容認し、スルーしてきたのに今更それを言うか。今までその文脈を大々的に使ったのはテレビ局への買収攻撃時くらいで、概ねスルーしてたくせに……視聴者にそういう価値観を提示してこなかったくせに、都合の良いときだけその価値観に乗っかろうとする。畑を耕してないのに収穫できるわけないだろ。まったく。

  米国産牛肉、再び禁輸に 成田の検疫で危険部位発見朝日 )。NHKの報道とかでは牛肉輸入再開を急いだ小泉総理の責任が問われるみたいなことを匂わせてたけど、むしろ対応の早さを評価すべきでしょう(適切さ、ではない。これらはそういう文脈上で語るべきものではない)。対米外交としてはこれがどう使われるのか、興味津々ではある。アメリカ側のチョンボという形であり、交渉的には無茶苦茶有利なので、これを上手く使わない手はないのだが、国内の世論がそれをわかっているかどうかだな。