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2001年06月21日(木) 旧暦 [n年日記]

兄弟拳バイクロッサー?

 昨日 電撃大王紅鉄絢 氏の漫画が載らないかなぁとか書いたら載るみたいでした。リサーチ不足。がく。
  兄弟拳バイクロッサー ってことは、相方の乗ったバイクを担いだりするのか? それとも主題歌がうっかり八兵衛?
  謝罪の必要は認めません ということで、不遜かもしれないけどチョットだけ溜飲が下がったのは確か。何故そんな周知の事実を、しかも当事国に援助やらなにやらしてる国が顔色伺って謝罪せなあかんのだろうとちょっとだけ思ったり。いや、ホントにちょっとだけよ。でもまあ発言の前後関係がイマイチ意味不明なんで、出来れば穏便にね〜。
 結果が全てなのがプロ。とは言え この変わり身のすさまじさ は如何なものかと。いや、文句いう筋合いじゃないんですけどね。単にナベツネが大嫌ってだけなんですが。
 まだちゃんと読んでないけど、 クラッカーってどんな連中?  ウチにも時々アタックしてきてます。大体personal firewallで防いではいるみたいだけど。ADSLにしたらADSLルータにしよう…
 やっぱりちゃんと読んでないけど、 PS2 Linuxキットハードウェアレポート 。って本当に「ハードウェア」だけのレポート…


2001年06月22日(金) 旧暦 [n年日記]

「必要なのはファイティング・マシン、つまり闘う機械ってことだ」

 ギャビン・ライアルの「もっとも危険なゲーム」におけるもっとも危険なゲームとは、マン・ハントすなわち人間狩りだった(まんまやんという意見は却下)。では アメリカにおける危険なゲームというと…ドッジボール?
 アメリカと言わず、日本でも少年による凶悪犯罪が目立つ昨今、神経過敏になるのはわかるけど、ちとここまでやりすぎるのはねえ…
  ディズニー映画制作子会社会長の退任 というニュースはあるんですが、どうもイマイチ。別に誰かを辞めさせたいわけでなく、ディズニーのパクリを広く認知して欲しいだけだから、「ふーん」としか思えません。
  中国のサイトが閉鎖相次ぐ 。公金横領でマジで首が飛ぶ国ですしね(いや、それは関係ない)。前に中国のジャーナリストが、「当局の報道規制は勿論ありますが、でもそれは日本にだってあるでしょう?」とテレビで語ってるのを見たけど、ここまであからさまにはさすがにしません。(^^;
 なんか ゲイツちゃん世界一の富豪維持 というのも あざとい戦略の数々 で消費者から金を巻き上げた結果だと思うと、石の一つも投げつけてやりたい気分に…現ブッシュ政権は「マ社分割案は独占に効果があると思えない」とか言って和解で清まそうとするし。効果がないなら効果がある解決法を模索すりゃいいのに、これだから権力者って奴は…マイクロソフトがアメリカ政府もたらす利益の方が、競争を奨励するより大きいと考えてるのだろうけど、それにより利用者が被る損害というのは度外視というのが俺様ヤクザ国家アメリカらしいと言えばらしい。
 なんでこんな時事ニュースサイトみたいなことばかり書いてるかというと、私的なイベントがなんにも起こってないからです。しくしく。


2001年06月23日() 旧暦 [n年日記]

資料の検索性

 昨日の日記について、「『もっとも危険なゲーム』の『game』とは『狩の獲物』の意味だ。でないと話がつながらないでしょ。まだわからんのかこの馬鹿弟子が!」とのお叱りが某所から飛んできまして(いや、最後の一言は言われてない)、「あ、そういえばあとがきかどっかにちゃんと書いてあったな」と言われて思い出す鳥頭。
 「もっとも危険なゲーム」の原題はそのまんま“The most dangerous game”で、一般的に言うゲームは「(1) 遊び,娯楽,遊戯;楽しい出来事」なのだけど、タイトルで意図されてるのは「10 《集合的》 狩猟の対象になる動物 ,猟獣,猟鳥,釣魚;猟の獲物(の肉);(追求・攻撃などの)目標,的《 for... 》」の方でした。すいません。
 ってわけで「もっとも危険なゲーム」を引っ張り出して確認しようとしたら…みつからねえ。そう言えば先日ライフルの資料を引っ張り出そうとしてやっぱりこれもどこかにまぎれていた事を思い出す。検索性のない資料は存在しないも同然という言葉が身にしみる。たまにはちゃんと整理しよう。
 しかたないので書店の店頭で確認。後書きでなく、本文の方に「獲物」に「ゲーム」とルビが振ってある個所がありました。 シテオク 。そりゃ「もっとも危険な遊戯」と「もっとも危険な獲物」では意味が違うよなぁ。
 そう言えば読んだときにこの個所を見て「ああ、タイトルはそういう意味だったのか」と感心したことを思い出したのだが、何故かそれまでコロっと忘れていた。昔読んだときに日記に感想を書いといたのだが、引っ張り出して読み返しても酷く未熟な感想でものの役に立たない。ジョジョの単行本の作者近況を見て以来、たまに「ジャッカルの日」を「ジャッカルの目」と間違えてしまう程度の頭ですから。(それまでは間違えたことなんかなかったのに、もののはずみとは恐ろしい)
 読んでないならまだしも、ちゃんと読んで「ゲーム」の意味を勘違いしてたのだから言い訳が効かないよなぁ。頭の方の資料の検索性も必要か。「もっとも危険なゲーム」はそのうちちゃんと掘り出そう。
 そんなこんなで気が付くと、何時の間にか メモリの価格が急落中 だったり。512MBメモリの価格はどうなってるんだ?
  アトランティス全米初登場二位 らしいです。いや、それよりこのページの解説文、「夏の ディズニー・アニメにしては、強力な主題歌もなく、地味なたたずまい。吹き替えのキャストも、マイケル・J・フォックスの他はほぼ無名。 今回は内容で勝負だ 。」って、内容で勝負というのは 盗作の場合も内容で勝負 って言えるのでしょうか? せめて許諾ぐらいとれや。このサイトに苦情を送ってやろうかしらん?(送ってどうする?)
 ちなみに一位は「 トゥームレイダー 」。なんとなく最初の勢いだけで終わりそうな気もしますが。「 シュレック 」はちょっと面白そう。
 サンデー増刊で、 楠桂 の新連載が。伝奇もの漫画家としての面が前面に押し出てた「鬼切丸」から一転今度はコメディ。大島永遠の「女子高生」と云い、男性メインターゲットでも女性の生態をあからさまに書くのは最近の流行りか? でも絵柄が可愛いと「けど憎めない」という方向になるのが強み? ケン月影やバロン吉本の絵柄で同じことやっても同じようには絶対なりません。しかし登場人物の名前が「知立」「西春」「扶桑」と愛知県の地名ばっかなのは、さすが愛知在住の漫画家というところか。


2001年06月24日() 旧暦 [n年日記]

大陸浪人

 本日謎のイヤガラセグッズ購入。ある意味旬のものだけに時期をはずすと面白くも何ともないなぁ。さて、誰に送ってあげようか…
 本日の アギト はある意味今後のアギトとギルスの関係を決定付ける重要な話か。お互い変身前でも知り合いながら、お互いの正体を知らないままだからなおこんがらがりそう。しかしギルスが出てくると途端戦闘がドハデになる。 ジョン・ウー ? フィーラーはムチやヌンチャクってより「錘」的な使い方なのか。
  デジモンテイマーズ は子供向けのセンを抑えながらもきっちり面白く仕上げてる。小中構成、なかなかやるなぁ。
 ちょっと移動時間中に胡桃沢耕史「闘神」を読む。胡桃沢氏というと「とんでる警視」とかの軽いものの印象が強いのだけど(ってえかワシの印象がってことだな)、これは実在した「大陸浪人」伊達順之助の伝記。何でも胡桃沢氏は名刺に「注文随意 締切厳守」(どんな仕事でも受けます、締切は必ず守ります)と印刷していたそうで、これには舌を巻かざるを得ない。注文随意というのもすごいのだが、その上で締切は必ず守るというのだから。随意の仕事の中には、出版社が喜ぶ数が出るものも数多ではあったが、その一方でこういう骨太なものも書いてたから二重に吃驚。
 「大陸浪人」というのは、昭和の初期頃、アジア民族の自主独立や大陸での活躍を夢見て大陸に渡っていった若者たちのことを言う。それには華族や士族の非嫡子のような、食うには困らないが、出世の見込みや家を継ぐことがなく、身を持て余してた人物が多い。つまり、悪く言えば彼らの持て余した暇で増幅した勝手な夢で大陸に乗り込まれるのだから乗り込まれる方としては必ずしもありがたいわけではない。伊達順之助も、血筋的には嫡流ながら家系的に仙台伊達の傍流の宇和島伊達家の末子で、このでんに漏れない。が、少し変わってるのは別に必ずしも曖昧な理想のみで大陸に乗り出したわけでなく、行動が日本国内では収まらない規格外、まあ暴れ者過ぎてはみ出して大陸に行かざるを得なかったという事情がある。最初は有象無象の大陸浪人と同じく、大陸への漠然とした青臭い理想のみだった順之助が、朝鮮総督府、そして張作霖の軍事顧問と転々とするにつれ、彼なりにアジアの自主独立を真剣に考えていき、日本国籍を捨て中国人となるまでに到る。その姿勢は生涯変わらず、日本とアジアの掛け橋になる夢が破れた後も日本とアジアの将来を憂い、そして戦後戦犯として処刑されるまでを描く。
 順之助の一般的イメージと言うと馬上で活躍する馬賊というのが広く流布してるのだが、実際には順之助が馬賊であったことはない。あくまで時代錯誤の略奪集団だった中国の軍隊に徹底した軍規を持つ近代的方法論を持ち込んだ人物でもある。また満映の甘粕、石原莞爾など、当時の情勢を語る上で欠かせない人物らとの交流もあり、ただの腕力で押し通した乱暴者とは違うことがわかる。破格の人物の生涯を追うだけでも十分楽しめる。


2001年06月25日(月) 旧暦 [n年日記]

ウィルス以下

  恥も外聞もないですな。
 ファッショ的にも程がある。

拳銃稼業

 なんか最近友人たちと、アメリカの拳銃所持について議論が紛糾。身を守るために仕方ない、というYS氏、銃は危険すぎる、とMU氏。 私は規制すべきと思うけど、しかし拳銃所持が支持される社会的背景への理解と、可能な限りの対応策は必要だろうという一応ぶりっこ良識派。 ま、凶悪犯罪が増えてきたといっても所詮は安全な日本国内にいるからこそのお坊ちゃん的意見かもしれないんだけど、 でも本質は傷つけたり殺したりする為の道具なのだから、ないですむならそれにこした事はないのだ。と思う。
 てっぽのこととか調べたりするのはそりゃ相応に好きだけど、でもそれと実際に流通していいと思うかってのとは話が違うしね。
 ところでデジモンテイマーズのOPをじっと見て初めて気付いたんですが、レナモンってひょっとして♀?


2001年06月26日(火) 旧暦 [n年日記]

雑誌編集で見る

 今更まだガンダムでこれだけ商売が出来るというのは間違っている気もするが、「 ガンダムエース 」に安彦良和氏の「ガンダム」が。しかしそれよりやまむらはじめ氏の「私的黒歴史」が載ってるのにびっくり。そういえばずぅっと以前、そっち関係の仕事がどうとかと小耳に挟んだような気も。他の漫画は特に見るべきものは…沖一氏の「エース列伝」でものっけてくれればいいのに。
 増刊ヤングマガジンに新連載の「クラーマン」っつー漫画に、企画協力として「犬丸りん」が何故かクレジット。「犬丸りん」って、おじゃる丸の「犬丸りん」だよなぁ…
  イダタツヒコ 氏の「ゴルディアス」は、マーリオンが夢見る毒電波少女ぶりを発揮。多分怨念のこもった手編みセーターを贈ってきたりするタイプです。こええ。
 「 コミックガム 」は、ここ数ヶ月で幾つかの連載がバタバタと終る雰囲気。今にも潰れるという話も聞かないので、てこ入れの為の誌面刷新の準備か?
 と、バタバタと最近発売の漫画誌の気になったところを上げたりしてるわけだけど、以下それとは何の関係もない話。
 雑誌において雑誌編集の色というのは如実に表れる。それは情報誌の類のみならず、漫画誌においてもそうだ。(多分文芸誌もそうなのだけど、詳しい事は知らない。)
 漫画誌の場合、どのような作風の作家を起用するかのみだけでなく、作品によりけりだが、担当編集との共同作業的な部分もある。だから編集さんの手腕で作品の善し悪しががらっと変わるということは結構ある。特に、作風が固まりきるまでの期間、どのような編集さんと仕事をしたかはその作家のその後の作風を決定する事もままあるので、非常に重要なわけである。
 例えば、「ウルトラジャンプ」などは比較的そういう「育てる」のが上手い部類だと想う。具体名を挙げると齟齬をきたしかねないのだが、正直箸にも棒にも引っかからなかった某連載が、どうにか箸くらいにはひっかかるようになってきている。但し、これは「=雑誌編集の上手さ」とは限らない。長編連載において途中で過去の因縁話が挿話されるというのはよくあるのだが、さすがに同時期に何本もこのエピソードに入るのはちと問題がある気がする。その他にも、作品のカラー分けが明確に出来てないなど、雑誌全体のバランス取りは悪い所はある。例えば揚げ物ばかりの弁当を買ってる気分にはなる。もうちと口直しが欲しい気も。逆にそういう惣菜的な位置づけを目指してるのかもしれない。
 逆に、例えば「サンデーGX」などは、雑誌全体でのメリハリのバランス取りというのはポイントを押さえている。パラパラとなんとなくページをめくっていて、ページをめくり続ける気にはさせられる。弁当の彩りがあるのでつい手にとって箸を運んでしまうというところだろうか。しかし、明確な読者の想定が出来ていないのか、ピントがいまいちぼけたような部分がある。狙いが最大公約数的というか、なんかそんな感じがするのだ。一般的なオカズは揃ってるが、逆に誰を想定してるのかわかりにくい。所詮はマニア向けなので、それが腰の弱さにつながる。もっと明確にそれぞれの作品が「ここに突っ込む」という事がはっきりすれば、多分良い雑誌になるのだけどね。
 読者の想定でうならされるのは実は「電撃大王」。好きな連載が少なくなって来たし、そろそろ購読を止めようかという絶妙のタイミングで見たい連載が始まる(先日の紅鉄絢氏の件とかね)。一度なら偶然だが、何度かこれが繰り返されてるので一体どんな層が読んでいるか、そしてそれを掴む為に何を補わねばならないかの判断がきちっとなされているのだろう。もっともマニア層だから市場は広くないのだけど。それとトレカは要らん。(多分それもそういう「層」があるからということで補充されてるんだけどね)
 こういう試行錯誤を眺めてるだけでも、どんな作品が次に来るかのある程度の想定ができるし、編集さんも大変だというのがわかる。


2001年06月27日(水) 旧暦 [n年日記]

オチョーシものの血脈

 なんか前にも書いた気がするが、ウチの家系はオチョーシものの血が流れてる。(気がする)
 研究者って言ったら無口で誠実でなんて一般的イメージがあるかもしれないが、そんなのは錯覚である。この世界を見て御覧なさい。誠実でない研究者なんてそれほど山のように…ごほごほ。それはともかく、時々オチョーシものの血が暴走して後悔するが、最近もまた自己嫌悪。きゅう。
 でも数日したら忘れるんだけどな。(学習能力がないことを開き直った人間は性質が悪い)
 昨日古巣からHELPの要請があって久々に前の研究室へ。使用してる測定装置の調子がおかしくなったらしい。動作チェック。あれれ? 動くじゃん。何度か立ち上げなおしてみてチェックするが、ちゃんと動作する。なんだか釈然としないが動いたので良しとする。ま、こういう時もあるよね。
 最近実験が上手く行かないので、現ボスからお小言。つってもはっきり言って不可抗力なんですけど〜。それとカッツの話と研究のサイクルが云々とはちと相反する部分があると思いますが。別にヲイラも実験サボってるわけじゃないんすよ〜。そりゃ経験則的な部分も大事なのは認めますが、なんか物理出身者的じゃないのよね、そういうのに依存が大きいのは。強制されてるわけではないのだからいいのだけど。
 っつーか、どうでもいいようなことでも議論したい〜。う〜。
 なんかそろそろ Mozilla の0.9.2が出るはず。ちと気にとめておこう。
 忘れた頃にやってきたのは メーカーズマークのサイト でやってた クイズ の商品のTシャツ。申し込めば当たる状態だと聞いていたが、本当だった。今日び衣服代も馬鹿にはならないのである。
 今ニュースを見たら トーベ・ヤンソン女史が死去 だそうで。ムーミンの生みの親が…ご冥福をお祈りします。
  16歳だと思ったら44歳だった ってアンタは火星人刑事か!


2001年06月28日(木) 旧暦 [n年日記]

「(ぉ」撲滅推進週間

 ネットでのテキストには独特の文化があって、スマイリーマーク(「(^_^)」とか「:-)」とかの顔文字)や「(ぉぃ」とか「(笑」とかの表現があるわけっす。
 これもコミュニケーションツールという意味では一種の言語と言えば言語で、雰囲気や意志を伝達する以外に、スラングとかジャーゴンのように「同じ文化圏に属してる」という認識子でもある。ファッションとかと同じ。町中で外見見れば誰が同じ価値感を共有する文化圏に属してるのがわかるように、文章を目にすればどんな文化圏に属するかが判別できる。しかし、こういったものは認識子、言語としての意味以外にも目にして単純に「うざい」「うっとうしい」「センス厨房」(2ch用語。厨房=中(学生)坊(主)、転じて精神的お子様)といった感想を引き起こすこともある。特に異なる文化圏に属する人間が目にして、何度も何度も工夫も何もなく使われてるのを見ればバカにされてるのかと思ってしまう。そりゃ私も使わないわけではないが、一応相手によって使ったり使わなかったり、使うにしても頻度を変えたりとかそれなりに注意はしてる…つもり。
 特に「(ぉ」とか「(おい」とかは、要は自己突っ込みなのだけど、何度も何度も同一文章内で繰り返されてるのを見ると、まるでTV番組でつまらん芸人の芸に笑い屋の自動的な笑い声の効果音がかかってくるのを耳にするのと同じで「こっちは面白くもなんともないんじゃ!」とちゃぶ台の一つもひっくり返したくなってくる。
 「使うな」ではない。「少しは使いどころを考えろ」ということだ。こういうのも結局センスなのよ。
  PS2 Linux Kitハードウェアレポート に続いて 実際に動かしてみたというレポート 。基本的に普通のLinuxらしい。そりゃそうか。でもLinuxのCD-ROMが読めないのは痛い。
 関東では既に 光ファイバー通信が秒読み段階。おまけにADSLも値下げ だそうな。うらやましい。通信速度も最大帯域ではなく、実用帯域に言及してるのはさすがにNTTも分かってきたということか。
 ちと「レナモンはメスか?」という疑問に自分で答えるべく、検索で調べたらデジモンは生殖としての意味での性別は存在しない(データにしか過ぎないから)が、性格設定上は女ということになってるらしい。ストイックでクールな女戦士。吉原昌宏氏の描くキャラみたいやね。おまけに同性愛者だったりして。
  パワーパフガールズ は身体が入れ替わってました。(見てない人にはわからんぞそれ) なんつーか、間の取り方が非常にいい。アクションもチャーリーズエンジェル的で笑える。次回からは時間帯が移るのだけど、後番は個人的にはどーでもいい(どうでもよすぎる)ので見ないでしょう。
  ムリョウ は相変わらずペース配分が良すぎ。NHKというスポンサーがバックについてるからというのもあるけど、作画の安定だけでなくって展開のテンポ、キャラの見せ方も上手くはまってる。イチオシとかいう番組ではないけど、まず見て損はないという出来。


2001年06月29日(金) 旧暦 [n年日記]

おもいででぽろぽろ

 今テレビで「おもいでぽろぽろ」をやってるのだけど、なんと言うか、面白い、面白くない以前として、奇妙に違和感を感じつづける。キャラクターの動きとか絵の書き込み方が、実写を意識してるのがわかるのだが、だとすると何故アニメでこれをやるのか、という部分で合点がいかない。紅花畑のなかからおじさんやおばさんが笑顔で迎えて来るシーン、絵に描いたようなやさしい笑顔なのだが(そりゃ絵に描いてるのだけど)、なんというか、なんか違うと見てて感じる。夜が明けて畑に朝日が落ちるシーン、それも綺麗なのだが、なんかが違う。そりゃ本物ではないのだからあたりまえだ。しかし、何故アニメでなきゃいけないのか。これがどうしてもひっかかって仕方がない。実写でも十分出来るだろうし、むしろその方が良いのではないかと思う。とても綺麗ですごいのだけど、それでも実写映画の絵コンテを見せられてるような変な感じが付きまとう。まだ私のものを見る力が全然未熟ってことなのかなぁ…
 2chで伊藤明弘氏関連のスレッドをはじめて見る。多分あるだろうと思いつつ今まで探さなかったのは、書いてあることに自分がどんな反応をするか想像がつかなかったから。けど、なんかなんとなく探してしまった。まあ魔が差したというところか。一通り読んで、殆どが非常に妥当な意見であることに驚くと共に、非常に落ち込む。伊藤明弘氏の最近の問題点が実に適切に指摘されてるからだ。おそらく私もコアなファンの部類に属するとは思うのだけど、先鋭化したファン向けにどんどん作品傾向も先鋭化してくのは良いとは思ってない。自分のとこの掲示板でもそういう話ばかりしてる人間の言うことではないかもしれないけど、無条件の肯定が良いことだとは思わない。ただ、問題点を適切に、納得の行くように、尚且つ角が立たないように指摘することはとてつもなく難しい。意識的に排除したつもりはないが、結局そういう意見の出にくい環境というものを作り上げてしまっていたかもしれない。それを半ば意識してはいたものの、あえて特に変えようとしなかったのは、卑怯な言い方ではあるが、「ものを作るのは結局作家の作業で、ファンは所詮どこまで行っても傍観者である」という、どこか突き放した考え方をしていたからだ。それは今でも間違いだとは思ってない。けれどもこう歴然と「コアなファンだけが楽しむ作りにどんどん走っていってしまっている」という傾向が指摘されていると、コアなファンの影響がどれほど出てしまったのだろうかと心配になる。どれが間違ってたのか、どうすれば正しかったのか、どうすれば良いのか。多分万事についてそうなのだが、誰が悪いというわけでなく、なんか妙に悲しい。


2001年06月30日() 旧暦 [n年日記]

沈降継続中

 まだ落ち込んでます。ま、ここで落ち込んでてもわめいてても意味ないんだけどね。
 某誌に載ってた「 仮面ライダーアギト 」に近日登場予定のG3-Xのデザインを見る。G3-X本体よりも新装備「 GX-05 ケルベロス 」がイカス。折り畳み可能な大型携帯ガトリングガン。砲身も折りたたまれてるわけだけど、ボタン一つで変形というのは難しいのではないかなぁ、などと考えてしまうが、多分画面上ではその方が絶対にカッコイイんだろう。かちゃかちゃと一生懸命組み立てるG3-Xってのも見てみたい気もするが。
 って落ち込んでるって言っててまだこんなこと言ってるよ、ワシ。自己嫌悪。「他の誰が何と言おうと自分はこれがカッコイイと思うんだからいいの!」と開き直れってことだろうか…