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2010年06月25日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] デュラララ#23と四畳半神話大系#9

  デュラララ!! #23「千錯万綜」。ダラーズの解散宣言をした帝人。しかし法螺田が扇動する黄巾賊の過激分子の凶行は留まることを知らない。
 そんなとき、自分の知らない親友たちの顔に戸惑い、そして疑念が渦巻く正臣に法螺田からの電話がかかってくる。法螺田は正臣の追放を宣言し、自分がブルースクウェアの残党であることを明かす。古株の仲間たちが法螺田の手にかかったばかりか、帝人の正体がバレ、その身に危険が迫っていることも知る。
 2年前、沙樹が人質に取られたことを思い出す正臣だが、本当に大事なこと、恐怖に負けて足をすくませた結果がどうなるか、それを知った正臣は、今度こそ正しい選択肢を選ぼうとする。

 いよいよクライマックス。ブルースクウェアが壊滅した後、その中核にいながら逮捕をまぬがれていた法螺田。彼が黄巾賊の乗っ取りを企んでいたのが今回の動きなのだけど、小物の法螺田だけで当然出来るわけがない。背後には臨也の影がちらつく。それも法螺田自身も自分が良いように利用されてるということに気付かない方法で。
 臨也も法螺田が小物だと見なしてたみたいだけど、彼の目的は池袋に血みどろの抗争を起こすことで、それにおあつらえ向きに帝人たちがいたので利用されただけという。まあ、多分ダラーズを帝人の意に反して大きくした段階ではそんなこと考えてなかっただろうけど。
 ダラーズが息を潜めて入れば今回の件もそのうち収まると思っていた帝人も、親友と想い人がそれぞれ渦中にいるということをセルティから知らされ、今回の件が「ダラーズ」のことではなく、「自分たちのこと」であることを初めて知り、事実を知る決意をする。
 躊躇したり迷ったりしてる男どもにくらべて一番思い切りがいいのは杏里だけど、まあ、杏里は精神状態やら能力やらがちょっと特殊だから置いとくとして、今回は過去を振り切って走り出した正臣が主役だろうなぁ。小物丸出しの法螺田に、たった一人傷ついても大人数に責められても構わず迫っていく。それに応えてか、三ヶ島沙樹もまた、臨也の思惑に反した行動を取り出す。
 つか、正臣、バールのとがった方で相手突いてなかったか? 思い切りやったら刺さるだろ、それ……
 しかし、静雄どんどん化物化してくよなぁ。人類、って、まず嘘だろ……


  四畳半神話大系 #9「福猫飯店」。京都の大学に在籍する「私」はバラ色のキャンパスライフを夢見ていたが、中でも特に妖しい「秘密結社・福猫飯店」に入会する。秘密結社とはなんの冗談かと思っていたら福猫飯店は本当に幾つもの組織を傘下に置き大学を裏から支配する秘密結社で、とりあえず「私」は「図書館警察」に配属される。しかし同じ鴨川幽水荘に暮らす樋口という人物からの取り立てがままならず、同じ福猫飯店で知り合った腐れ縁の小津がトントン拍子に組織内で出世していくのとうらはらに、どんどん組織内での評価を下げていく。ところが小津が組織内でクーデターを起こし、それまでの福猫飯店の代表だった相島を追放、自身が代表の座に納まったことで「私」も自転車整理軍の責任者に任命されることに。
 権力と金を欲しいままにして女も贅沢もよりどりみどりになるが、「私」はこれが本当に自分が望んでいた大学生活なのかと煩悶する。そんなある日、ずっと取り立てをして本を回収できなかった樋口が読み終えとその本を携えて訪れ、「私」の悩みを聞くと、「バラ色の世界などというものはない」と一刀両断。あり得ない可能性に惑わされて今いる自分を認めなければ満足できるわけがないと諭される。
 さらにその後出くわした羽鳥さんから小津に彼女がいて一途に想っていることを聞かされるのだが……

 今回はどう考えても小津が主役。「私」にことあるごとに絡み、意味不明の騒ぎを起こしていく小津。しかし、彼の起こした騒動がたったひとつの目的のためであることが明かされる。
 テニスサークル「キューピット」で出会った小日向さんと一緒に五山を同時に見るために、「福猫飯店」に入会し自転車整理軍や印刷所で実績を積みつつ同時に映画サークル「みそぎ」の城ヶ崎先輩とも近づき福猫飯店の相島の懐刀を装いつつその追い落としを計っていた。それもすべてソフトボールサークル「ほんわか」の母体である健康食品会社の所有する飛行船を奪取し、小日向さんと上空から五山を見るため……
 自分が学生生活の無為さを嘆いている間に同じ立場と信じていた小津はあくまで精力的に、その無為さの中でその純愛の限りを邁進していたと知り、ショックを受ける「私」。ここで学生生活を満足できないのは置かれてる状況のせいでも小津のせいでもなく、樋口師匠の言う通り「無限定な他の可能性にばかり目を奪われている自分自身のせい」ということが示唆されるのだけど、その事に気付いても「私」が選んだのは、「四畳半から出ない選択」。
 さて、いよいよ佳境ですかね。


2009年06月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今更何を

  「国連事務総長に存在感なし」 米英誌が酷評産経 )。いや、国連事務総長の身内への利益誘導なんざ日常茶飯事だし、潘基文氏の能力においてやなにをかいわんや……ただ、顕著な話としてはあれだけ「国連中心の外交を」と言ってた民主党が、ここ1,2年ぴたっとそのセリフを言わなくなったことですかね。まあ、何か下手なことされるよりおとなしくしていてもらった方がいいという考え方もありますが……しかし、ホントに国連の存在感薄くなりましたねえ。

  鳩山民主党代表への献金否定 収支報告書記載の3人47NEWS )。例の「故人献金」の続報なんですが、生きてる人の名前もやっぱり無断で使っていた模様。与謝野氏の迂回献金疑惑もあるんですが、これに関してはテレビはガン無視のようで……わかりやすい。与謝野氏の迂回献金にしても、西松事件があるから泥仕合と言うかなんと言うか。鳩山氏の違法献金(偽名での虚偽献金だから、違法なのは確実。誰がやったか、誰が関わってたかだけで)の場合、額こそ大きくないものの「本当に献金したのは誰?」というのが問題になるわけですが。
 それに関係するのか、鳩山氏は来週の党首討論をキャンセルしたそうです。身内どころか、自分の話だものなぁ。

P.S. 「迷惑掛けた」政治資金虚偽記載疑惑で民主・鳩山代表産経 )。
ただ、事実関係に関しては「実務担当の秘書の行為とは分かったが、正確を期さなければならず、調査している」と述べるにとどめた。調査結果の公開については「それほど長くかからないので、しばらく待ってほしい」と述べた。
 まあ、これを真に受ける人がどれだけいるかは知りませんが、 鳩山由紀夫幹事長は4日夕、党本部で、小林温自民党参院議員の議員辞職を受けて、「辞任は当然。むしろ出納責任者が逮捕された段階でお辞めになるべきだった」とコメントした。民主党 )。だそうです。  

[アニメ] バスカッシュ#10、11とうみものがたり#1

  バスカッシュ #10「ノンストップ・ジャンプストップ」。エクリップスとの一戦を引き分けに終えたダンたち「チームバスカッシュ」。しかし盛り上がった試合とは裏腹に、ダンが微妙に調子を崩しはじめる。そんなダンの前に謎の少年・スラッシュが姿を現す。戯れに勝負を持ち出す彼にアランと一緒に挑むダンだが、試合の最中、ダンが明らかにおかしな行動を取り始める。実はダンは、、エクリップスとの試合でルージュが事故に巻き込まれたふりをしたのがきっかけで、ココの事故のことを思い出してしまっていた。
 ダンが過去の何かを引きずっていることを女の勘で気付いたルージュは、ダンを過去に対面させるため、生バスケでの勝負を申し込む。
 #11「イン・ザ・ナイト・ビフォア」。追放されたはずのOCBからチャンピオンリーグの招待状を受けたダンたち。予選会場であるタービンシティに向かうが、その名前を聞いたセラの表情が曇る。試合のために街を下見するダンたちだが、セラだけは下見もせず、とある古びたアパートに立ち寄る。実はタービンシティは彼女の生まれ育った街であり、街の実力者である父から見捨てられた母が、息を引き取った街でもあった。

 二話連続、と言っても、監督変更の途中段階なので微妙な感じではあるのですが。製作体制の立て直しが交代劇の理由らしいので、やっぱ#10は作画が結構落ちてるなぁ。
 ココを事故に巻き込んでしまった記憶のトラウマを蘇らせ、苦しめられるダンだけど、そのトラウマが視覚化した姿が「虎」と「馬」って……ベタだなぁ。勢い任せはダンのプレイスタイルだけど、トラウマのせいでむしろ自棄に陥っているのを助けたのはルージュ……ではあるのだけど、スラッシュがそのお膳立てをする。過去、ダンはスラッシュに似た人物にバスケを教えてもらったようなのだけど、その姿は明らかにスラッシュより年上。爺さんもスラッシュの名前に聞き覚えがあるようだし、父親……というベタな話では多分ないよなぁ。
 #11はサラメインの小休止。街の知名度アップ及び再開発も兼ねて、いくら壊してもかまわない、と言う父親に、街に残る母との思い出もあり反発をあらわにするセラ。女であるが故に跡取りになれず、そのために母も捨てられたと思ってるようだけど、なんかそういう話でもなさそうな気が。
 でもそれ以外にも、アイスマンはファルコンとの確執を清算するためか、ホテルマンの振りをして彼の部屋へ忍び込む。ダンも、優勝賞品が月面リーグへの出場だということを聞く。が、その話よりダンは試合に向けて高ぶる街を感じ取り、試合への期待を募らせる。
 これから、というところでの監督交代は、どう影響するのか……

  うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 #1「海の心・空の心」。海底で穏やかに暮らす海人(うみびと)たち。海人の少女であるマリンは、海上から落ちてきた指輪を拾う。その美しさに心を打たれ、持ち主に返しに行こう、と決意した彼女は、彼女を心配してついてきたしっかり者の妹・ウリンと共に海上の世界「そら」へと向かう。
 彼女らが「そら」と呼ぶ地上では、一人の少女が占い師の母に無理矢理祭の出店の店番を任されていた。しかしその少女・夏音は落ち込み、暗いを通り越して邪悪なオーラを発する始末。その原因は、つきあっていた彼氏にふられてしまったからだった。貰った指輪も海に投げ捨ててしまい、落ち込み続ける彼女の耳に、指輪の落とし主を捜すマリンたちの声が届く……

 まあ、パチンコ原作なんですが、気にしすぎても仕方ないのでキニシナイ!
 冒頭の入り方とか、水が多いビジュアルとか、ARIAを連想したんですが、監督が佐藤順一氏。道理で。
 どんな話になるのか期待も事前情報もなく見てたんですが、マリンたちが海中からはじめて顔を出す表情とか、油断するとすぐ落ち込んで邪悪なオーラを発する夏音とか、佐藤順一らしい作りで安心して楽しめる雰囲気。話としては「邪悪な存在が蘇ってしまい、違う世界の二人の少女が協力してそれを封印してく」というものらしいけど、一方は純真だけど天然ボケすぎ、もう一人は基本的に悪い子じゃなさそうだけど心が弱くすぐ安易な方に流される性格のようで、その二人がどう関わっていき、変わっていくのかが、佐藤監督だからメインになるのだと思う。パチンコ原作と偏見持たず、しばらく見てみますか。

 あと、最終回がいくつかあったけど、それはまた後ほど。


2008年06月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] クリブレ#12と潜脳調査室#12

  クリブレ #12「EPISODE・12」。アルファの弱点がサラの血だと知ったシュウは、アヤマナが止めるのも聞かずアルファをとらえられていたサラごと撃つ。サラの血を浴びて結晶化し崩れていくアルファ。だがすべての元凶であるキトーは新たなスポンサーの寄越したヘリに乗って逃げ去ろうとしていた。シュウは決着をつけるためにヘリを追う。

 う〜ん、なんつーか、この消化不良感はなんだろう。というか、まあ「へっぽこ感」なのだけど。軽い軽い、すべてが軽い。けど、やりたいこととできたもののこのギャップが楽しくもあったりするのが末期だなぁ、自分。
 結局キトーはシュウの猛追にこれまでの報いを受け、ポリリンも新しいスポンサーを見つけこれまで通りラグスタウンを運営し続ける。シュウが急所を外して撃ってたので驚異的な回復力で生き返ったサラはポリリンのお店でバーテンダーとして働くことに……エエエエエエエエ! そんなんでいいの!? いやだっていろいろあったじゃん。ガラス化の件とか、男が触れるとショックが走るとか。全部投げっぱなしでgdgdなオチ!?
 アヤマナは前の居場所から逃げ出してきた自分から脱却できてラグスタウンを「卒業」するのは順当なのだけど、これじゃアヤマナの話にした方が良かったような……じっと研究所で潜伏して生き延びていたジェイジェイが、ソフィアの死を遅ればせに知ってずっと泣き崩れてるとか、キトーが自分の乗ってるヘリに突っ込むシュウの車を不適な笑みのまま見つめるとか、結構おもしろくできる要素もあったのになぁ。
 まあ、だからこそのへっぽこアニメなんですが。


  潜脳調査室 #12「光のない朝」。ミナモはある日電車から海に身を投げようとしている少女を見かけ、あわてて電車を降りて彼女を止めようととびかかる。が、それはミナモの勘違い。その少女は生まれついての全盲だったのだが、最近目を擬体化し視力を得たのだという。だが、これまで存在しなかった「視力」というものが自分の世界に割り込んできたことで彼女は自分と世界との関係、ひいては自分の存在に混乱を感じていた。波留のところでその話をすると、久島が全盲の人間にはそうでない人間と同じようには感覚野が成長せず、後天的に視力を得ることは未だに困難を伴うことを説明する。波留はちょうど久島から音信不通になった正体不明のメタルアーティスト探索の依頼を引き受けていたのだ。
 その翌日、学校に行くとクラス中が色めき立っている。サヤカとユキエに聞くと、ミナモの転入と入れ替わりにこれまで休学していた全盲のクラスメイトが、擬体で視力を得て復学するという。しかし、彼女は結局姿を現さなかった。サヤカの見せた写真でそのクラスメイト・エイミが例の海の少女だと知ったミナモは、先日の海辺で彼女と再会する。


 エイミ=行方不明のアーティスト・イリスなのは言うまでもないんですが、なんか今回、そこかしこでネタが多いんですが……エイミによく見られようと外見のメンテナンスに余念がないクラスメイトの中で「思ってたより太ってるって言われたらどうしよう」とため息をつくユキエに「気にしてたんだ……」と突っ込むサヤカや、イリス探索にメタルに潜りっぱなしの波留を久島が心配し、「成果は上げて欲しいが管理もきちんとして欲しい」とホロンを叱るのを聞いて、波留が「すまん、実は入り浸ってるだけなんだ」とこっそり謝ったり。w
 でも、波留がイリスの作ったメタル作品に入り浸ってたのは理由があって、それは地球律の感覚にとても似たものだったから。イリス=エイミは視覚のない中で築いてきた独自の世界観をメタルと直結することで、「地球律」を無意識に感じそれを作品に反映させていたのだった。しかし、視力を得たことで逆に感覚のバランスを失い、世界観を崩壊させてしまったことで作品が作れなくなってしまったばかりか、脳がオーバーヒートを起こしてしまう。
 波留に助けられたエイミは、新しく得た世界に順応して生きていこう、と「視覚者」らしく生きようとするのだが、それが本当に彼女のためになるのか、ミナモは疑問に思う。だがある日、自分の目を擬体化した父とじっくり話し合いわかってもらうために、家族と一緒に父の赴任先へ行くことになる。寂しさを覚えながら、きっと彼女が本当の自分を取り戻せると確信するミナモ。それは、若さと自由な身体を失った波留にも希望があることを示してるかのようでもある。


2007年06月25日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゲキレン#18と電王#21

  ゲキレン #18「シャッキンキーン! 身体、強い」。ゲキシャークがドカリヤに乗っ取られてしまったゲキレンジャーだが、バット・リーとエレファン・キンポーが加勢に入り、ドカリヤの憑依したゲキシャークを撃退する。しかし敵に身体を乗っ取られたシャッキー・チェンは二人の先輩拳聖に叱られ、信念だった強靱の肉体も否定されてすっかり自信を失ってしまう。ジャンは一生懸命シャッキーを慰めようとするが、自分はジャンの師匠でいる資格がないと思いこんだシャッキーに破門を言い渡されてしまう。
 そんなとき、何者かがマスター・シャーフーに闇討ちを仕掛ける。闇討ちは失敗するのだが、美紀が「シャッキーを近くで見かけた」と言ったことから、シャッキーがまた操られたと思い、バットとエレファンがシャッキーを止めようと襲いかかる。

 冒頭のロボ戦で負けたはずなのにメレ様がやけに自信満々に引っ込んだことでもわかるとおり、ドカリヤが負けたと見せかけたのは罠。シャッキーをオトリに他の拳聖やゲキレンジャーを惹きつけている間に、美紀に乗り移ってシャーフーを亡き者にしようとしていた。でも、ジャンは「サメはゾワゾワじゃない!」とシャッキーは取り憑かれていないことを見破り、裏をかこうとしたドカリヤの策をはばむ。マスター・シャーフーもシャッキーが犯人じゃないことに早くから気づいていたみたいだけど、ジャンに行動させることでシャッキーに師匠としての自信をつけさせるということだったんかな? まあ、ジャンは「シャッキンキーン!」でドカリヤの臨拳を破ってしまうのだけど。ある意味、師匠の立場なし?
 で、今回ゲキシャークとゲキトージャの合体「ゲキシャークトージャ」が登場……って頭でかいよなぁ、やっぱ。単に双剣型ってだけではなく、水中戦に特化はしているらしい。しばらくはラゲクの配下が襲ってくるはずだから、これがメインになるのか? それにしても頭が……(しつこい)


  電王 #21「ケンカのリュウ儀」。とある時間と共に消えたはずのゼロライナーに乗り、ゼロノスに変身する侑斗。どうやらその消えた時間とはハナがいた時間のようなのだが、少年の侑斗が本当に愛理の婚約者の侑斗と同一人物なのかも含めて謎のまま。中でもリュウタロスは大好きな愛理の婚約者(かもしれない)侑斗に、激しく敵愾心を燃やしつつあった。
 その侑斗は再びミルクディッパーに姿を現し名前を告げるが、侑斗の記憶はすべて失っている愛理が特別な反応を示さないのを見て、憤慨して飛び出してしまう。ところが飛びだした先で路上でお菓子を売っている会社員が倒れたのに出くわし、超善人のデネブが勝手に侑斗の身体を乗っ取って彼を助けてしまう。侑斗は怒って「助けたければお前が勝手にやれ!」と言い、デネブは着ぐるみを着て手伝うことに。
 実はその会社員はただの二日酔いだったのだが、これ幸いとデネブに仕事を押しつけてベンチで横になりつつキツイ仕事をさせた上司の愚痴を言っているところをイマジンに憑依されてしまう。
 様子を見に来た侑斗が彼にイマジンが取り憑いたことに気付き、見張っているように命令してその場を離れるのだが、今度はリュウタロスに取り憑かれた良太郎に襲われる。侑斗を亡き者にしようとするリュウタロスからなぜか逃げる一方の侑斗だが、侑斗を庇いに来たハナがリュウタロスの攻撃で傷ついたのを見て一転、ゼロノスに変身して戦い出す。

 侑斗が何者かは謎、なのだけど、愛理に対する言動からするとやはり「桜井さん」の過去、あるいはそれとパラレルの存在ではあるのだろうな。場合によっては元々「消えた時間」の住人であったのかもしれない。
 で、侑斗の謎もさることながら、今回はずっとリュウタロスが悶々と。「婚約者ってことは、愛理お姉ちゃんはあいつのこと好きなのかな?」と(モモタロス以外に)聞きまくるが、うっかり答えればどんなことになるか目に見えている皆はひたすら答えをはぐらかす。けど、昼寝を邪魔されたキンタロスが口をすべらせたばかりに、リュウタロスは侑斗抹殺に……さすが空気を読まないイマジンNo.1(笑)。
 今回はリュウと侑斗の二人に食われっぱなしの間に何気に契約を完了させてしまったタートルイマジンだけど、底の浅そうなあの会社員の過去ってなにかあるのかな? つか、史上もっともくだらない理由のライダーバトルを繰り広げている二人はちゃんとイマジン退治するんかいな?

[アニメ] 電脳コイル#7とグレンラガン#13

  電脳コイル #7「出動!! コイル探偵局」。ヤサコとフミエにメガ婆からの招集がかかる。町内会の友達からの依頼で、電脳ペットを探して欲しいという。しぶる二人に引き受けなければメタタグの値段二倍とおどし、さらに見つければ電脳ペットにありかが隠してある「光り輝くモノ」を三割お礼にするという。その「輝くモノ」が特別高価なメタバグ、「キラバグ」だと思ったフミエは考えを一転、引き受けることに。
 一方、廃工場で大黒黒客がイサコの指示で地面に書かれたプログラムを守らされていた。イサコは例によってイリーガルを狙っていたのだが、イサコの狙いがわからないダイチたちはその狙いがキラタグではないかと邪推する。そこに、電脳ペットの反応を追ってきたヤサコとフミエ、キョウコがやってきて黒客ともめるのだが、プログラムが誤作動してヤサコとフミエは電波の遮断された部屋に閉じこめられてしまう。

 ツンツンしとるけど、ホンマはええコや〜。
 前回の次回予告からイサコ女王様大活躍、かと思いきや、ヤサコとイサコの密室ものに。イサコは相変わらずヤサコに「あんたは嫌われたくないから他人を受け入れてるだけ」と手厳しいが今度はヤサコも「天沢さん、絶対幸せじゃないでしょ」と反論。イサコはイサコで極端に他人に自分を合わせることを嫌がっているようだけど、やっぱ理由があるのかな。
 で、イサコがヤサコに話したイリーガルの話。イサコは脅しにすぎない、というポーズを最後に取ったけど、本当かな。もし本当は話したことが事実ならば、「食われてしまった子」というのは、ひょっとして「ミチコさん」? やっぱイサコは「ミチコさん」と関係があるのかな?
 で、実は誘電波体質だったヤサコに変なポーズを取らせることでなんとか外と接続。扉を開けるけど、電脳ペットをつかまえたキョウコが崩れる足場に取り残されたのを、イサコが間一髪で助ける。やっぱ単に人間嫌いじゃないのか。おまけに捨て台詞でヤサコにデレ台詞まで……こんなに早くデレるなんてダメだってばうわ〜ん。
 この次はタマコおばさんやらハラケンやらが絡んでもっと背景が明らかになってくるのかな。


  グレンラガン #13「みなさん、た〜んと召し上がれ」。自分一人がダイグレンの中で仕事がないことに不満を感じていたニアは、ヨーコが食事をちゃんと取らないシモンに「食べるのも仕事のうち!」と怒っているのを見て、料理係を志願する。大グレン団は皆ニアの料理を楽しみにするが、完成目前になって空から疾風のシトマンドラの駆るダイガンテンが襲ってくる。
 何故か朝から倒れてしまっていたロシウに変わってヨーコがグレンに乗り込む。空中からの敵に苦戦する大グレン団だが、グレンラガンが敵の飛行ガンメンを取り込み空中戦でも圧倒。そこに、復讐に燃えるヴィラルが立ちはだかり、一騎打ちを挑む。しかしグレンラガンに乗っているのがカミナだとばかり思っていたヴィラルは、実はカミナが既に死んでおり、今はシモン一人で戦っていると知って衝撃を受ける。

 ヴィラルがカミナの死を知り、それを乗り越えて大きく成長したシモンを見て「人間は獣人に劣っている」という信念が揺らいだことと、ヨーコが本格的にカミナの死を受け入れ、一人の男として成長したシモンに心動かされたのが大きな流れかなぁ。って、ニアが現われた今シモンに心動かされても、それはそれで辛いことにしかならんとは思うけど。
 で、もうひとつの流れのヴィラルの方。ついにカミナの死を知ってしまったのだけど、今まで戦っていたのがシモンと知り、シモンを一人の戦士と認め、さらに人間の底力を目の当たりにし、今まで信じてきたものに疑問を持つ。ヨーコを人質にしたシトマンドラの命令にも逆らい、処罰のため螺旋王のところに引っ立てられることに……しかし、そこで意外にも「人間とは何か、本当に知りたいか?」と……獣人が闊歩する世界の謎が明かされるのかな。あと、獣人がなんで夜明けから日没までしか活動しないかも明らかになったわけだけど。二交代制にすればいいのに。(待て)
 今回はダイガンテンの中の決闘もさることながら、ダイグレンジャンプと流星キックが見たかこのド迫力。マンガだもんね。
 ダイガンテンの飛行機関「飛び玉」を入手したけど、やっぱ組み込むのかな? リーロンのことだから組み込むんだろうなぁ。
 話のオチは、まあ、なんというかベタというか……


2006年06月25日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 実家にて

 今週末、ちと、実家で新規購入した事務用PCのセットアップを行ってきました。概ねOKなはずなんだけどね。
 で、ついでにちと電波環境が悪かった無線LANルータに外部指向性アンテナ付けたんだけど……微妙かなぁ。壁を挟んでるので、その影響が強いっぽい。流石にカタログスペックは出ませんわ。ほんのちょっと改善したけど。
 別の無線ルータ導入してどうこうとかしないと、これ以上の改善は難しいだろうなぁ……(一番確実なのは、線ひいちゃうことなんだけど)
 番組の録画分はボウケンとカブトは見た! でもまだ消化していないのが……あと、食い扶持関係もあったりなんだり。実家の方ではボウケン、カブト、血+が遅れて放送してるので、帰省後のフォローが……でもデジモンセイバーズはきちんと放送してるんだよなぁ。名古屋はほぼ一週遅れ+しょっちゅう日にち変更しまくりなのに。


2005年06月25日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] こっちもいろいろ混ざってる!

 変身ヒーローもので怪獣もので昆虫もの *1ムシキング 。「もう一人の少年」ソーマ登場。今回もさほどトラウマ展開ではなかったけど、ニヒリストのソーマにポポは反発を覚える。現実主義の上、他人への感傷を一切拒否するソーマに、ポポはやがて反発を覚える。姿を変えられた母親を置いて出たポポを責めるなど、根っから悪人ということではないようだけど、どうもその行動が必ずしも悪と言い切れないことの気がするアダーたちとの絡みもあるので彼の立ち位置は気になる。しかしのっけの岩山にはりつくチョークのカメラアングルがきわどいんですけど……でもおばさん。(笑)

  ハチミツとクローバー は、今回も面白かった。よく見ると総集編なんだけどそうとは感じさせない作り。作画も乱れないし、上手い。ただここまで出来が良いと、あのOPだけがやはり気になる。はぐ美の殺人料理を表してるようだけど(「かぼちゃのミントアイス盛り」があった)、なんでわざわざそれだけ見せつけるのか……芸大だからオブジェってことでもあるのか? でもやっぱあれはなぁ……

 それにしてもムシキングと言いハチクロといい、最初スルーしてしまって後から見ると面白かった、ってものが結構あるな、今期。「おねがいマイメロディ」はこないだもう一度見て、面白く出来てるのだけど個人の感性とはちょっとずれててズビシとは来なかった。

  絶対少年 は、ややフェチ復活。バンザイ! あと、狙ったような歩きゅん萌えシーンあり。
 毎日啼沢川の上流に向かう歩。しかしやはりわっくんは現れない。それと同期するように田菜では電化製品の不調が繰り返し起こる。歩はそれが自分がわっくんとの約束を破ったことが原因ではないかと思ってしまう。そして歩の過去について、もう一つの事実が判明する。
 「世界の皮膜が薄くなる」ことで田菜には様々な怪現象が起こる。平五郎はそれを「良いことでも悪いことでもない」と、歩にこの事件に最後まで関わり続けることを促す。そしてもう一人、亮介が実は昔歩と会っていたことが判明する。
 そうした歩とわっくんを中心としたやりとりの周囲で、他の人たちも事件に巻き込まれていく。再び田菜を訪れた須河原晶と、拓馬に拒絶された潮音の前にも妖精が現れる。潮音はタルトと二人きりのときが一番素直で可愛く見えるのに、どうしてああいうふうに自分を振舞わせるんだろう? それが潮音ってキャラクターなんだろうけど。
 あと、テレビの不調で昼ドラが見られず嘆きまくる深山父が可愛すぎる。(笑)
*1: 昆虫ものなんてジャンル、アニメにあるのかって? ほら、いろいろあるじゃん。「ミ○ロイドS」とか「ミク○イドS」とか「ミクロ○ドS」とか……

[マンガ] 電子遊戯黙示録/マツダ

 いや、なんとなく。
 なんと説明したらいいのか困る漫画だけど、ゲームギャグというのかコメディというのか。主人公の元にクソゲーを薦めるゲーム悪魔と名作ゲーを薦めるゲーム天使が現れるのだけど、普通ならゲーム天使がヒロインになりそうなところがゲーム悪魔の方がメインだったりといろいろ微妙なズレ方が楽しい。作者はセガ好きらしいのだけど、セガ信者じゃないところも個人的にはとっつきやすい。
 ただ、ゲームマンガのところで出てきたタイトルがコロコロばっかってのはちといけませんな。「ファミコン風雲児」とか「ファミ拳竜」とかのボンボン系もあるじゃんかさよう。
  こちら の作者のサイトで雑誌掲載分は読めるようです。

[その他] 気が利かない

  ネコミミ付新幹線朝日 )というニュースを見てなにか気が利いたコメントのひとつもつけてみたくなったが、おちゃらけたコメントも真面目なコメントも思いつくものは一通り言われているようだ。ふむん。

  “日本優遇”に中韓が難色 核融合炉誘致撤退の見返りで産経 )。こいつら本当に何様なんだろうなぁ、と時々本気で思う。いや、言っても意味ないことはわかってるんだけど。

  北方領土、露世論調査 4島返還51%賛成 中国を警戒、「対日改善」増加かgoo )。「遠交近攻」は外交の基本、ということで。いや、ロシアも隣国なんだけど。別に中国を攻めようってことでもなくてね。こういう世論は上手く生かして欲しいなぁ。

  岡田民主代表の外交ビジョンを評価=中国次官Y!hl )。これって喜ぶことでも自慢することでも全然ないと思うのだが、とりあえず。

  イラクの自衛隊車両を狙ったテロ産経 ) は、やはりいろいろ心配。今回は人的被害はなかったけど、今後もテロがないかというのが真っ先に懸念される。同時にこのテロはおそらくサマワ住民の民意ということはありえないだろう。自衛隊が撤退し、民間のボランティアが入ればテロがなくなると能天気な意見をいう向きもあるけど、そんな寝言を真に受ける方がどうかしてる。しかしやはり同時に自衛官の方々には無事も祈る。とにかくご無事で。

  「米国を語る」座談会、高遠さんら26日開催朝日 )。はあ、劣化ウラン弾ですかそうですか。このくだりだけで(講演者の如何に関わらず)まともに受け取る気が失せる。


2004年06月25日(金) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 魔窟に潜む紅い風

 必殺からくり人血風編第一話。時は幕末、官軍が江戸に攻め上ろうという頃。品川宿の白濱屋の女将・おりくは裏では恨みを金で晴らすからくり人の元締め。ある日悪辣な目明しを始末した河原で半死半生の男を拾う。献身的な介護により男は一命を取り留めるが、「土左ヱ門」となどあからさまな偽名を名乗り、身元を話すのを渋る様子から官軍か幕軍の密偵では、と疑う。そんな中、小田原から江戸にやってきたという母娘が白濱屋を訪れる。官軍の密偵の進入を防ぐため、江戸には通行手形がないと入れない。裏で十両も出せば手形の都合はつくが、国に戻って出直して来たら、というおりくの助言を何故か聞かず、母親は白濱屋で飯盛り女 *1 として働き出す。なにか事情ありと睨むが、案の定、彼女は幕軍の兵士の前で思わず薩摩弁を飛び出させてしまう。その場はおりくがかばうが、話を聞けば国許から薩摩屋敷にいる夫に娘を預けるために江戸に出てきたという。からくり人の一人・玉ころがし *2 の直次郎が夫の居場所を探り当て妻子が品川まで来ていることを告げるが、会わない、と意外な返事をもらう。聞けば妻が国許で上司に手篭めにされ、女敵討 *3 を決心した矢先、薩摩屋敷の焼き討ち *4 で重症を負って動けなくなったのだという。敵を討てない負い目から会えないという夫の言葉に対し、妻も娘を預けた後、身を汚されたことを詫び自害するつもりだと決心を吐露する。その覚悟を聞き、「くれぐれもはやまった真似はしないよう」という言葉と共におりくは夫の居場所を告げる。が、裏から通行手形を斡旋した目明しが幕軍に彼女のことを密告し……

 諸事情から製作予定だった「新必殺仕置人」の製作が遅延し、急遽作られたシリーズの第一話。が、とても急造のシリーズとは思えない出来である。世の中がひっくり返ろうという中で誰も彼もが心がすさんでいる時世、すれ違いが生じる悲劇、そして虐げられた弱者のための、ぎらついたまでの怒り。今回のメンバーは元締おりくに足技で相手をしとめる直次郎、ピーター演じる含み針が武器の新之助、白濱屋の飯盛り女おいね、そして薩摩の密偵の土左ヱ門。おりく役の草笛光子は「必殺必中仕事屋稼業」でも元締めを演じているが、多分にウェットだった仕事屋のおせいと異なり、おりくは金をもらうことを前提としており、ドライな印象を受ける。またメンバーも、土左ヱ門を巡って仲間内にも打ち解けないものが感じられるが、しかし話が進むにつれ根底に熱いものが流れた物語が展開していく。土左ヱ門を演じるのは山崎努だが、必殺シリーズでの当たり役・念仏の鉄とはまったく違った役作りにもうならされる。初期の必殺シリーズ全体に言えることだが、この話も目の演技がものすごい。
*1: 旅籠にいる遊女のこと。
*2: 遊女の斡旋業
*3: 妻の敵を討つこと
*4: 史実。 庄内藩兵が1868年に火を放った

[その他] 「人気」

 さて、表題の字はなんと読むでしょう?
 居残りで実験をしてる最中、やっぱり居残っていた同室の留学生のDさん(中国人)に「今日は部屋にニンキがありますね」と言われ、「?」となった。部屋が人気、とはどういうこっちゃ、と悩んでいたのだけど、よくよく聞いてみると「ひとけ」のつもりで「にんき」と言っていたらしい。確かに漢字は同じだ。漢字の本場出身だけあってか、同じ漢字でも読み方が違うとまったく違う意味になる、という概念を良く知らなかったらしい。
 で、意味の違いを説明したのだけど、よくよく考えると「ひとけがある」を英語で言い直そうとしても、適当な言い回しが思いつかない。「ひとけがある」というのは「ひとがいる」という意味の言い回しだけど、直接誰かと会ったとか、誰かと話をしたとかではなく、話し声や人影、物音で人がいる気配を察しているという、微妙な距離感の言葉である。
 ううむ、こうしてみると読み方を間違えてたとは言え極めて日本的な言い回しを使いこなしたDさん、あなどりがたし。
 それはさておき、 朝日調査で「小泉に首相続けて欲しくない」31%朝日 )。う〜ん、続けて欲しい、欲しくないは置いといて、じゃ、誰がいるの、と言うと……「次の選挙では年金と自衛隊イラク派遣が焦点になる」なんてことも言ってるが、「日本海の海底資源とかは?」とか言いたくなる。まあ、社説見てると、日本が海底資源の所有権を主張すると困ることがあるみたいですけど。朝日さんは。(「主張するばかりではいけない」って、その言葉を中国に言える・言ったことがあるのか、こいつらは?) 一党支配がいいとは思えないが、政権担当能力があるのが一党だけしかないというのが現実だものなぁ。この状況で自由党ばかりを持ち上げてるマスコミは本当になにを考えてるんだか(社会党が政権取った時の惨状を思い出す)。
 そういえば、見て大笑いした サヨクのフレーズスレ朝日新聞が良く使うフレーズのまとめ 。具体性ってものが欠片もない……この新聞は一体なにを言いたいんだ???
  カバヤ、水野晴郎が選んだ洋画を同梱する「DVD付きお菓子」ImpressWatch )。315円という価格はおどろきだが、 ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントも「買えば買うほど得をする」というキャンペーンをやっててImpressWatch )、ラインナップのDVDが一枚目は2600円ほど、まとめ買いすると二枚目は半額の1300円くらい、三枚目はさらに半額の650円となる。DVD普及のために低価格路線に出たのはいいが市場が低価格を当たり前と認識してしまったことと、DVD所有枚数五枚以下が市場の七割ということで、可分所得の争奪戦にそれだけやっきになってるということだろう。それだけではなく、低価格化するための工夫(映像特典ディスクのあったタイトルもそれを省略する、など)もしており、企業努力が間違った明らかに方向に向いてる音楽業界に見習わせたい。
 しかし、水野晴郎の方のDVD、「シベリア超特急」がラインナップにあれば、迷わず買うのに……


2003年06月25日(水) 旧暦 [n年日記]

PHS受難

 先週末、PHSが壊れていて人様に迷惑をかけてしまい、個人的にもないと大変不便なので、DoCoMoショップに修理に持っていく。補償期間内なので無料交換してもらえることになったのだけども、611Sなんてえ古い種類の端末なので、いい加減買い換えようかなぁとも思う。思うけども、データ通信と普通の電話とに使える端末というとそうそう換えはない。似たような端末は DataScope くらいなのだけど、流石に大きさが……119x29x57mmって、いったい何時の携帯やねん。携帯電話というより、携帯電話もかけられる簡易PDAという気が。最近のまるっこいデザインに媚びてないデザインはいいのだけどねえ。
  どうやら マルドゥック・スクランブル−The Second Combustion−燃焼/冲方丁 が出たらしいので、書店に寄って購入。同時に小川さんの新刊 第六大陸 も出ていたので購入。今、 ソラリスの陽のもとに/スタニワフ・レム を読んでいるので、その後か。その前には 柳生忍法帖/山田風太郎 を読んでいたのだけど、一応読了。会津藩加藤家家臣堀の一党が、あまりに不条理な主人に対し反旗を翻したため、一族一党、ことごとくが虐殺されるところから話は始まる。その先鋒となっているのは「会津七本槍」と呼ばれる尋常ならざる武芸者七人。その手は尼寺に逃げ込んだ堀の女達にも迫るが、後見人である千姫により、かろうじて堀の女たちは事なきを得る。が、尼寺に押し入り殺生まで行いか弱い女たちを殺そうとした七本槍の所業に怒りを感じた千姫は、三代将軍家光の師とも言われる沢庵に協力を求める。そして、堀の女たちに一族の仇をうたせるべく沢庵が呼んだ助っ人は、父・柳生但馬守に勘当を申し渡され流浪の身となっていた柳生十兵衛だった。忍法帖シリーズでは奇怪な(相対的に)技を使う忍者が出てこず、普通に活劇時代小説な作りになってる。けど、堀一族の女たちが人外の技とまではいかないまでも人並みはずれた兵法者である七本槍を一人、また一人と討ち果たしていく様、また、会津集の逆襲に窮地に陥る十兵衛と七人の女たちがどう窮地を逃れるか、と十兵衛は「七本槍には手出しをしない」という約束で動いているので、これが良い意味で非常に面白いことになっている。微妙な色恋や人間同士の機微が読者をひっぱるように配置されているのは、さすが山田風太郎というところか。また、忍法帖シリーズの中ではわりあいと後味の良い終わり方になっている。普通の時代小説の感覚で読める。
  産経新聞 のサイトを見たら興味を引く話題が幾つか同時に載っていた。 漫画家の山根赤鬼さんが死去 。「え!? カゲマンの山根青鬼氏が!?」と思ったら、弟君の方でした。すいません。しかし、双子だったんすね。
  t.A.T.u.来日 。SARS騒ぎがピークだった頃(今も終わったわけじゃないんだけど)、ユーリャの体調の関係で来日スケジュールがキャンセルになったけど、ようやく来日か。これで日本でCDがもう少し入手しやすくなればなぁ。海外に注文するのは微妙にめんどい。
  英王立化学会「おいしい紅茶はミルクが先」 。こんな研究をしてるなんざ、さすが戦場にまでティーセットを持ち込むトミーどもなだけはありますわ。
  読売60式自走無反動砲をイラク派遣の自衛隊に なんて記事があったのだけど、 自衛隊のイラク復興支援スレ では「んなワケないじゃん」と一笑に付されてる。あんまり笑えないのだよなぁ、実際。
  これが私の御主人様 にリンクを貼ったら、なぜか リンクを貼られてしまった のだけど、いや、どうして名前が出ただけで……ガンガン本誌で、第一話が読み切りで載ったのは読んだかなぁ。と、いう程度の覚書だったんですが。つか、主人公がどうしようもない鬼畜なダメ人間なのは良いとして(良いのか?)、あんなフレンチメイド(メイド風娼婦)ばりの格好でメイドメイドと喜んでるなんざメイド好きの風下にも置けませんぜ? メイドがガーターベルトしてたら怒れ! それが最低基準だ! ただしワイルダネスの下着メイドは除く! 君と僕との約束だ!
 それはそうと、 リンク先の日記 で、「武装錬金」について「ヒロインがかなたに似てる」というところを「ヒロインがかたなに似てる」と読み違えてしまった。いや、何も疑問に思わず、すぐに「まあ、顔に傷あるしなぁ。 ハジキ × カタナ とか言ってるおねえさんがたにしてみりゃヒロインか?」とか思ってしまいますた。


2002年06月25日(火) 旧暦 [n年日記]

最近自信はなくなってきたけど

 今でも自分は韓国嫌いではないと、たぶん思います。いろいろショックを受けて、あれやこれやとヒステリックにもなりましたが、韓国が世界中を敵にまわそうが、それは韓国の問題なのでもうあまり気にはしません。一昨日の日記で「もう触れない方がいいのかなぁ」と書いたのはそういう心理もあってです。日本をまきこむなとは思うけどね。 ここ もわざと扇動的なコンテンツを一緒に載せて、冷静に海外報道や試合の分析を読ませる雰囲気でないのは感心しません。そもそも、こういうのって本来はきちんとしたマスコミが冷静に、色んな見解を出しながらすべきものであり、その意味で日本のほとんどのマスコミがこのコンテンツより下とは言いませんが、少なくとも上回ってはいない、というだけのことです。まあ、マスコミに期待なんて最初からしてないのでたいして失望はしてませんが。
 私が今思ってるのは「誰も本当に恐怖を感じないの?」ってことです。私も日曜にテレビで見るまで、「マスコミなんざ、無視すりゃいいじゃん」という心境でした。でも、別に国家権力が圧力かけたわけでも、会社の危機というわけでもないのに、あっさりと、どの局も、お笑いタレントが笑いのネタにすることすら出来なくなってしまう状況というものに寒気を覚えました。
 「たかがサッカーのことで」かもしれません。でも、じゃあたかがサッカーでこれなら、本格的に圧力をかけられたらいったいどうなるの? マスコミは歯止めをかけるどころか、保身のために圧力をかける主体が望む以上に行動を加速させうるでしょうね。ここを見に来てる人くらいなら「いまどきマスコミのいうことを鵜呑みにする奴なんて多くないって」と思うかもしれませんが、本当にそう思います?
 あたしゃ、以前見た この文章 を思い出しましたよ。
 今、反マスコミの行動をしろなんて思ってません。ただ本当に誰も怖いとは思わなかったの? ってのが疑問なんです。


2001年06月25日(月) 旧暦 [n年日記]

ウィルス以下

  恥も外聞もないですな。
 ファッショ的にも程がある。

拳銃稼業

 なんか最近友人たちと、アメリカの拳銃所持について議論が紛糾。身を守るために仕方ない、というYS氏、銃は危険すぎる、とMU氏。 私は規制すべきと思うけど、しかし拳銃所持が支持される社会的背景への理解と、可能な限りの対応策は必要だろうという一応ぶりっこ良識派。 ま、凶悪犯罪が増えてきたといっても所詮は安全な日本国内にいるからこそのお坊ちゃん的意見かもしれないんだけど、 でも本質は傷つけたり殺したりする為の道具なのだから、ないですむならそれにこした事はないのだ。と思う。
 てっぽのこととか調べたりするのはそりゃ相応に好きだけど、でもそれと実際に流通していいと思うかってのとは話が違うしね。
 ところでデジモンテイマーズのOPをじっと見て初めて気付いたんですが、レナモンってひょっとして♀?